っ…、本当?
それなら、許してあげる。
(布越しに触れさせられた望さんのものを感じると少し機嫌を直して)
(生意気な視線を返すと誘われるようなキスに応える)
ん……ふぅ、ん。
(ローターに触れる口元に見惚れていると、小さく開いた口に返されて)
(雰囲気に流されるように猫のように舌を這わせて舐めれば個室内に水音が響く)
うん……っ、んあ…やぁ、もう、早……くっ。
(小さく頷くとストッキングを破られる行為にもゾクゾクして、既に準備のできているそこはすぐにでも飲み込もうとするのに焦らされると羞恥に瞳が揺れる)
(舌の動きに腰が引けて、本能が逃げようとするも押し込まれたおもちゃは簡単に奥へと収まる)
…はい。お願いします……っ?!
(先程の行為とは別人の紳士的な振る舞いに戸惑いながらも火照った体は疼いたままで)
(突然の振動に慌てて口元を手で抑える)
ん……え、好きな魚?
ううん、何かなぁ。でも、水族館だと、シャチとか、観たいです。
(望さん指先も唇も全ての仕草に色香を感じて、チークとは別の赤みを帯びた頬と少し不自然に上擦った声がバレないかとドキドキして目をそらす)