(おぼろに輝く月に目を細めていると)
ん…
(寄り添う身体の温もりに甘いため息をもらし)
こういちさん
(うれしげに名前を呼んで、男の頬を両手でそっと挟んで囁く)
おつきさま見るよりたのしいこと、する?
(ゆっくりと唇を近づけて)
ちゅう、してもいい?
お疲れかしら?
(いたずらっぽく微笑むと、男の瞳の中に官能を探して覗き込む)
だめ、かなぁ
(頬から首筋へとゆっくり撫で下ろしていく)