やだ、そんなこと言わないで…っ
そんなやらしいこと…言うのだめ……っ、耕司さんっ
ひゃあ……っ……
(下着がずるりとたちまち引きずり下ろされてしまい、後ろからの角度では大きく開いてぱっくりとと口を開けた膣の入り口までも丸見えにされてしまうと、また一滴、透明な糸を引いてこぼれ落ちる)
(こんな体勢で愛撫されるのは初めてではないけれど、言葉でも攻め立てられて恥じらう心を煽られ身を捩らせて)
ああ…あんんっ、男…ただの男じゃない……耕司さん……っ
ああああ、そんなに舐めちゃ、や…そこ、やだあ……っ、ああああ……っく、や、いく……っ!!
(いやらしい水音、クリトリスを集中的に舐められると、我慢することもできずにあっという間に達した)
(今の私たちはただの雄と雌に成り下がろうとしている。互いに愛しているのに。あえてあなたがそうしていることがわかる。だからこそ苦しく、切なくなり、そして歪んだ快感が押し寄せてくる)
(快感に溺れながらもそんな感情が渦巻いて、また涙が止まらない)
(秘部にすっと空気が触れたと思うと、あなたの顔が上にずれて、次の瞬間、私の微かに残っていた理性が壊れた)
あん、ああぁん…っ、おしり……あああ……だめだよぉ…っ…おしりぬるぬるしないでぇ……っ
入り口そんな舐めちゃだめっ…あああ…っ…
(膣からぽたぽたと汁が垂れてシーツを汚す。アナルは耕司さんの舌の動きに合わせてひくつき、唾液を塗り込まれて入り口が柔らかくなってきてしまっている)
ひぅん…っ…あぁん、や、や、だめだめまた…ああああぁんっ……!!
(アナルだけでまた達してしまい、恥ずかしさに目眩がする。耕司さんの表情を伺うと、余裕のない衝動的な劣情が浮かんでいた)
(その瞳は興奮の色をたたえながらもどこか痛切なものを感じ)
(もしかして、耕司さんがいきなり変わったのは…終わりにしようだなんて言い出したのは……自分の立場を……絶頂を迎えた直後のふわふわとした頭で考えられるのは、今はここまでだった)
(脚ががくがくと震える。膝をついているのが限界だった)