>>942
(頭の中に今までの思い出が去来する。屈託のない楽しそうな表情、私の横顔を伺う姿、お互いを求め合う濃厚なキス、心と身体の奥まで蕩けるような何度も重ねた夜。)
(亜弓さまもきっと同じ気持ちなのだろう。亜弓さまが私の名を呼ぶ声が聞こえると、知らず知らずのうちに涙が頬を伝う。その涙を拭い、虚無感と快感の間で揺れ動きながらも亜弓さまの腰をがっしりと掴み、パンパンと皮膚がぶつかる音を部屋に響かせる)

んあっ…、あああっ、いくっ…………
(激しい音とともに亜弓さまの最奥へと突き刺し、快感に全身が震えると熱いぬめりの中へ大量の精を解き放つ)
(そのまま最後の一滴まで絞り出し、引き抜くと亜弓さまの口元へペニスを持っていき、頭を抑えると、二人の粘液が絡んだペニスを遠慮なく亜弓さまの口の中へとねじ込んでいく)

亜弓さま…、よく味わって下さいませ
私と亜弓さまが絡んだ、最後の証でございます
(頭を抑えたまま腰を動かしはじめると、達して少し硬さを失っていたはずのペニスはムクムクと勢いを取り戻している)

(私ができるのはこうして亜弓さまの身体をボロボロになるまで求めることだけ。心を求めたらもう…、亜弓さまをどこかへ連れて逃げることしかできなくなる…)