>>944
んあああっ、や、あああっ……
(あなたの腰を打ち付ける力が増した。そのたびに愛の告白と、お別れを交互に言われたいるような気がした)
(襲ってくる快感はそんな心を包み込んでくれるかように、激しく熱烈に、欲望を剥き出しにして掻き消してくれる)

こうしさん、こうしさん、こうしさん…っ……っ
ああ、や、ああんっ…あ、あぅ…あああっ……いくっ、いっちゃうぅ…っっ
あぁああ……っあっ!!
(あなたの火傷しそうなほどに熱い精がどくどくと放たれるのが伝わった。狭い膣内、最奥までが満たされ、わたしは幸福を感じた。が、それも束の間だった。呼吸を整える暇もなく、ペニスは口元に寄せられて、口はこじ開けられていた)
んぐっ…っ…ふっ…
(無理やりに咥えさせられる。こんなことをされても、これまでならちっとも嫌じゃなかった。では今は?今は嫌なのか?わからない…少なくとも、幸福感で心が熱くなることはない)
(それなのにやはり、容赦されないことに僅かな悦びを感じるということは、わたしの嗜好のせいもあるが、耕司さんを愛しているから、求められていることが嬉しいからに他ならなかった)

んふ…ぅ…んんっ……ふ、う…ぁっ…ん
(あなたがわたしの口内てペニスを抜き差しすると、また硬さと大きさが回復してくる。わたしは嬉しくなって夢中で舌を這わせ、精液と愛液が混ざり合ったどろどろの液体を舐め尽くす)

耕司さ…ん、これが最後、なの…?
それならもっと、笑えばよかった
笑ってもらえるように…すればよかった
ごめんね、好きだよ
わたしのこと、壊してもいいよ
(あなたの瞳からこぼれた涙のあとに気づくと、無意識にそう口走っていた)