皇国史観とは、大日本帝国がアジア太平洋戦争で欧米の植民地だったアジア・アフリカを解放したという歴史認識。
だからアジアやアフリカは日本に感謝し尊敬しているらしい。悪いのは植民地支配した欧米だと。日本は正義の味方でアジア・アフリカの恩人ということになるそうだ。
しかしそんな好都合な歴史解釈はでっち上げ、日本にとって不都合な真実を隠蔽してるだけにすぎない。実際日本はアジアを侵略し、占領支配すると現地人を強制労働させたり、創氏改名などを行い、日本に抵抗できなくさせた。
そして日本は大虐殺や性奴隷など重大な人権侵害を犯した。日本は何もかもを奪い尽くした。
こうした歴史的真実を無かったことにして、自国の歴史を賛美までして正当化し、他国の民族の尊厳を毀損した。
今でも東南アジアをまるで子分のように扱い、日本の言いなりにさせている。開発援助という名の甘いアメをぶら下げながら、経済制裁という名の痛いムチを振るっている。
そして過去の歴史を反省することなく、未だに少女買春など性奴隷の性的搾取や、外国人技能習熟研修制度の名を騙り、彼らを強制労働させている。その中には虐待されたり、不法滞在を理由に国外退去や不当な拘束、拷問などを行っている。
日本人は全世界に対して謝罪し、永遠的に反省することで、贖罪意識を刷り込まねばならぬ。