竹宮惠子作品で801◆16冊目◆
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竹宮作品を中心にそこから派生した諸々(OVA/TVアニメ/CDなど)を語りあいましょう。
・このスレでは原作と派生作品(アニメ等)がある作品を同列に語って問題ありません。
・竹宮作品全般スレです。独自のルールを主張する人は他のスレでどうぞ。
前スレ http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/801/1285841371/ ウェディングライセンスのルスには幸せになってほしい
ケーコタンの漫画は女キャラが男×男カプの当て馬もしくは偽装恋人というパターンが
多いもんだと思ってたのに >>565-566
私が買った薄い本のジルは、確かに医者だが、法医学方面。
ギャップ萌え。
それにしても、たしかに、地球へ… の原作は、キース側(体制側)のキャラは
テレビアニメオリジナルの二人を除いては、全部風木から持ってきていたね。
竹宮作品ではないが、サイコパスシリーズなんかにジルがでてきても、それなりに
職業がもらえるんだろうなぁ。 >>572ですが
すみません。訂正です。
「原作は、(中略)キャラは」の後に「人数がとても少なかったので」がはいります。 >>569
まあ、先生の作品には、頭の悪いキャラってメインではめったに出てこないからねえ。
ジルだって家庭教師につく前は、勝手にオーギュストの書庫から本引っ張り出して、
さし絵を見ながら、自分で字を覚えたようなエピソードがあった。
自分で学ぶやりかたを知ってる子は、きっかけさえあれば、すごく知識を
吸収できるし。 でもそうして得ていた生きる上での努力が学院でパアになったわけか
まあそういうのはおいといたとしても彼がトシとった姿は想像したくは無い
あの話の世界だけで完結してほしいと願うけど
逆にその子供時代が全く想像できないようなゴルゴみたいな人間もいるだろうが
あのラオウですら画かれた子供時代のepisodeが一度も無い珍しい作品
survivalのサトルみたいなのかもしれないけど ジルが夭逝することは連載当初から想像がついていたけど、
セルジュのためにいろいろ無理し過ぎたことで…だと思ってた。
ああいうふうに堕ちていって、なんのために生きていたのか…
と、本人も回りも思うような逝き方をするのは予想できなかった。
先生のいろんな作品を読んでみるとわかるけど、真夏の夜の夢 でも
描いていたように、前へ進むために自ら行動しようとせず、
何かを待っているだけのキャラには容赦無く厳しい裁きを下すからねえ。 ヤク中アル中から更生できればもっと生きられたのかなとも思うけど
ジルが更生施設に入ったらその間にセルジュとパットの距離がますます近づきそうだし
そんな現実が耐えられなくてまた薬や酒に手を出して、って悪循環になる予感しかしない ジルは生きる意欲がなかったからね
17年の人生のうち13年虐待ライフだつたから仕方ないといえば仕方ない
保護者であるオーギュは自分だけに執着させようと将来の展望や目的意識を与えなかったし持たせようともしなかった
セルジュとの学園生活で更生してた間に見つけれられたらよかったんだけど期間が短すぎた オーギュは自分の思い通りに育てたジルを使って世間に復讐したかったんだよね
復讐なら子どもの人生巻き込まず自分でやればよかったのに
>17年の人生のうち13年虐待ライフ
こうして文字にされると凄い人生ハードモードだw 虐待されてないときも自虐に放蕩生活だしとんでもない人生だな 17も生きていたのか16歳かと思っていたけど
>>576
ハキハキした賢い道徳的な清く正しい美少年しか画かない&画かない竹宮サンと違い、
萩尾サンのほうは一歩引いたリアリズムで少年の生態そのものを表現しようとしている
故に少年だけでなく子供や少女たちの愚かさも表現できている
昔どこかの雑誌インタビューでも一番きれいな時期に最近の子は馬鹿だからとか
そう話していたしね 足りない子や無知な現代の少年達が許せないんだろうね
現実の少年たちにまで賢さや理想像勝手に押し付けるなと思ったけど
無垢で無知故に残酷なEgg standのラウルのような少年はこのひとには永遠に画けないだろうね 萩尾先生の作品を色々読んだことはないしラウルっていうキャラクターがどんな感じなのかわからないけど
よくよく考えると竹宮先生の少年もただただ清く正しいだけってではないと思うよ?
自分はセルジュが好きだから自分なりに考えたけど罪を犯すだけの価値とか愛するのに失敗したって言葉を使ってるあたり
損得勘定しっかりしてるちょっとずるいイメージもある、581が指摘したいことと趣旨違ってたらごめん 竹宮キャラは作中さんざん不良してても大人になると更正しちゃうんだよね
そのへんは優等生的
アフターファイブレボリューションで今までさんざん不良してた子たちが
大人の言うこと聞いて大学受験しますエンドでええーっと思った
だから更正が見込めなかったジルは死ぬしかなかったんだろうか ケーコタンとおモー様ってよく比較されるけど
おモー様の作品で今でも手元に残してあるの、ポーとトーマと
イグアナの娘と恐るべき子どもたち(これは原作が好きだから)だけだわ
語りたがり評論したがりの人が好みそうな作風ではあると思う
801板でやらんでいいけどね >>581
ケーコタンはご両親や妹さんとの仲は良好だったし、優等生でもあった。
モー様は、ご両親や姉妹との仲が悪…というより相性が悪く、
グレープフルーツという季刊誌(だったかな。インターバルははっきり覚えてない)に
エッセイでぶちまけるくらいだったからね。
まあ、オバちゃんの描く少年はリアルじゃないよ。
あなたがモー様に肩入れする気持ちもわかるけど、
オジちゃんの描いた少年漫画に出てくる少年をちゃんと見なよ。 比較でもリアル考察でも板チにならないよう801を絡めて話そう
フィクションに必要なのはリアリズムより説得力
荒唐無稽な話でもいかに筋道立てて魅せるかが作家の腕の見せ所じゃないかな
セルジルが惹かれ合う理由や打ち解ける過程のがっつり描写大好きだよ
ほのぼのターンが多ければもっと嬉しかったけど クリスマスシーズンですな
ロスマリネは幼少期、サンタさんの存在を信じるタイプのお子様だったと思う サンタさんに新しい木馬をもらって大喜びしたのに
三日後にはまたジュールを馬にしてまたがっているマリネ 木馬は成長出来ない男の証
某ドラマの冬彦サンの部屋にもあった そのうちジュールが大人のお馬さんごっこを教えてあげればいいと思うの ジュールはどしてマリネに惹かれたんだろうねえ
結構えぐいことされてるのにあのほっぺにキスだけでほだされるなんて相当ちょろいんじゃ なんか好みのタイプだった、とか
お母さんがマリネ父の愛人やってるってことは
親子で好みのタイプが似てる可能性も A.見た目が好み(白い金髪すみれ色の瞳)
B.王子様フェチだから
C.Mだから 腐女子ではないし、801にも全然興味ないのですが、ジルセルの物語りに心惹かれるのは、人物設定や物語の構成がものすごくしっかり出来ているからだと思います。 漫画殆ど読まない自分が、ジルセルには、はまった。竹宮先生はすごいと思う。 ジルには、虐待克服してほしかった。
心理カウンセラーとか今の時代なら、需要ありそう。セルジュは、音楽セラピスト。 風木ってそういう王道の成長物語じゃないからね…
成長したセルジュはジルそっくりの女の子と結婚してジルみたいな子供ができるけど
妻子放置して放浪して最後は学院に戻って講師になるし
セルジュも心の傷は克服できなかった 神の小羊≠風木だから
ifの一つとしてはアリでも正史扱いはノーセンキュー そもそもとっくに完結した物語のノベライズ版なんてよけいなもの作らなければいいのにと
オールドファンだのその手のパラレルワールドが見たいというヒト向けだろうが
そういうの続々作るとキリがなくなってくるから 同人ならまだしも
子孫がどうした家系がどうしただの有名児童文学シリーズでもあるまいし 学院の面会日、
何を見ている?とのオーギュの問いに対し
ロスマリネが
「息子を持つ親たちの奇態、特に自分がこの世で一番
息子とつながっていると信じている母親たちを」と答えている。
ロスマリネは、
オーギュに対して
「あなたも母親からうまれたのでしょうね? オーギュストボウ」尋ねているが、オーギュは無言のまま。
オーギュと言う人物の闇の深さを感じる。 自分は、リアルタイムの読者ではないけど、当時の読者たちは、どんな気持ちでこのシーンを読んだのだろう?
また、どんな母親になったのだろう? >>601
作者がそういう思考なんだと思うけど
一連の竹宮作品見ると日本が舞台でも母性ある温かい家庭の話がほとんどなく
現代教育社会の暗部ばかりが強張されている
オーギュそのものの意見というよりもまだ若い当時の気負っていた非婚主義の
作者の意見に感じる
夏への扉の娼婦に憧れるように少し凡庸な家庭ごっこに偏見があったのかも あの時代に腐った女子的なものはなかったのかしら
自分がちょっと金持ちのおばさんだったらあの二人絶対に囲ってるんだけど
セルジュに逃げられそうだがボナールよりはうまくできると思う 子供には、しっかり教育をつけないと、社会に出てから苦労する。 >>599
そっくりなあの子と結婚する までは正史だよ。
じゃなきゃ、なんで、連載の割と早期の場面でイレーネお嬢様が出てくる?
えーと、出典は、中島梓 ・著「美少年学入門」新書館発行 初版は1984年。
その中で、竹宮さんと中島さんが対談してる。p210から引用
竹宮 「一応セルジュは最終回で立ち直ってるわけ。
でも、本当に心の底から立ち直ってるわけじゃないってことを今度始める時に言いたいのね。
セルジュは、パットとじゃなくて別の女性と結婚するんだけど、
彼女はジルベールと顔形が瓜双つでね、性格は健康でフツーでね(笑)。
結局ジルベールの幻と結婚するようなものだから。それはいかんでしょう(笑)」
引用終わり。カギカッコはこちらでつけました。改行位置も原本とはかえてます。 私は増山版セルジュの設定でも特に文句ないんだけど
「作者による当初の構想」って所詮それ以上のものではないからね
お凉さまも処天について
当時は若くてああいう終わらせ方しか考えられなかったけど
今だったら王子が救われるラストにしたかもしれない、みたいな発言してたぐらいだし
まして神の子羊は別媒体で他人が書いたもの、
しかも出来はイマイチで現在は絶版のマイナー作品となれば
「あれを正史と言われましても…(困惑)」という人は当然いるだろうと思う 増山さんの続編は、なんかリアリティに欠ける感じがする。
続編はもういいから、ジルセルの良い時代の話しをもう少し、読んでみたい。
セルジュは、ジルに引き込まれてしまったが、もともとは健全な人物。セルジュによって健康的になったジルの姿が見てみたい。 正直増山さんはJUNE界隈でしか通用しないというか
創作者としてのレベルが竹宮先生と違いすぎて
風木の続編を書ける器じゃない感はあった
増山さんに風木の構想を語った時間は
竹宮先生にとって楽しいものではあったんだろうけども 人間の一番純粋な、ほんの僅かな時間を丁寧に、微に入り細に入り描ききった、竹宮先生は偉大です。 作品・派生作品・作者のインタビューやSNS発言などなど
風木に限らずどこまでを正史とするか人それぞれ分かれるよね 自分は作品だけ派
具体的ではなくともセルジュの将来の孤独はちゃんと漫画内で予見されてたからそれで十分 >>611
メール欄にsageって入れてくれると助かる
図書館の使い方覚えたくだりとかわざわざ大衆浴場に来ておしゃべりとか
イラストや外野視点でさらっと描かれた部分を2人のやり取りで見たいってすごく思う
あとアダムの一件が落ち着いてからの友人を交えた学園生活とかももっと見たかった そういえば、セバスチャンが兄のカールに言ってた
「パスカルとジルベールの舌戦が長引いちゃってね」てセリフだけど、
学力に関しては、パスカルは努力家でジルベールは天才のサボり屋 だから
そのシーンに居合わせて「どうやって止めたらいいんだよコレ」って困惑してる
セルジュやその友人たちや居合わせた生徒たちの様子観てみたいよ。
ただ、ケーコタンも教授職に専念してるし、たまの個展で出す新作でも
画風が変わっちゃったから、今の絵で見るのは辛いかな。 >>611
リアリティーといえば、ケーコタンは、ご両親や妹さんとの関係が、24年組にしては
珍しく良好なんだけど、家庭がらみのうまくいかない描写はリアリティーがあるよね。
下手なのは、女の情念かな。「紅にほふ」の…梅ちゃんの描写は上手かったけど、
咲ちゃん…だったっけ芸妓になって旦那との間に出来た男の子を認知してもらえなくて
置屋の主人の庶子として入れてもらった女性、あの人の描写がイマイチだったなあ。
板違いだけど、もう少し手を加えて誰かに脚本書いてもらって実写ドラマ化して欲しい。 >>612
増山さんは知識が物凄いんだよね。
だけど、その知識をさりげなく物語に溶け込ませるのが下手。
なんかウンチク自慢作品になってしまってる。
そもそも、増山さん原作の変奏曲シリーズの、ニーノとアレンの物語に
決着つけるってことで、既刊分を何処かの出版社が復刊して、
増山さんも自分のサイトに小説を少しずつ書き下ろしてたけど…逃げたよね。
ご家族のことで忙しくて が表向きの理由。 >>616パスカルとジルベールで
チェスの白熱戦とか、チェスの解説も織り交ぜて描いてほしい。 愛着形成不足で育つと
思春期を乗り越えて大人になるのが、本当に大変。
竹宮先生は、教育学部の講義受けながら、ジルセルのことを考えていたんだろうね。 ジルベールは、本来頭の良い子だから、毒親の支配を逃れて正常に脳が機能するようになったら、どんな風に変化した
だろう。 変奏曲だとエドナンからウォルフへの屈折した感情が好きだった
風木より女の子率が高いけど正直いらんと思って読んでたw 変奏曲といえばオーギュがボブみたいになれたら…
ジルも成長してエドナンみたいになれたかもなあと思う ≫623
ジルが毒親を乗り越えることが出来たら、社会運動とかしそうな感じもするね。
オーギュも支配されたことによる歪んだ感情をジルにぶつけるよりも、もっと良い方法を見つけてほしかった。 >>617
良好なのにならなんでまともに結婚できなかったのだろう
当人の気位の高さが災いして周りの男に対して常に見下してきてたせいか
しかしできても離婚したI先生やS先生みたいなのもいるけど
Iさんの場合は年下好きが高じてたのかもしれないが
BL作家ではないがこのIさんの画く少年キャラはどれも魅力的
「sandcastle」のFrancis達の寄宿舎生活描写なども風木ぽくてなかなか素敵だったし 良い家族関係の中で、恵まれて育ったからこそ独身を貫くことが可能だったのでは? 気位が高く男性を見下す感じになったのは、男性優位社会に対する防衛本能が働いてのことだろう。 作者の結婚観探りとか下世話かつスレチ
書き込む前にスレタイと>>1見て 作品になってるからここに書くけど
作者の男女観は「私を月まで連れてって!」シリーズとかでかいま見れる
子供の頃読んだ時は事件が起きて主人公達がドタバタする話の方が好きで
男女観が語られている話は全然ピンとこなかったけど
今ならすごい理解できて面白い 竹宮先生くらい少女漫画のジャンルを超えた、影響力の大きい作品を描く作家さんになると、どうしてもご本人の結婚観や人間性といったところにまで話が広がってしまう。 団塊の世代の女性は、「仕事もちょっと手を抜きつつ、家事もちょっと手を抜きつつ」って
いうことをしないから…。今なら共働きなら夫も家事育児が当たり前だけど。
「仕事ガッツリ、結婚したら家事も育児も完璧に」と思い込む、ある意味男性優位を認めてた。
あの世代にとって結婚適齢期だった頃が一番売れっ子で、彼女は可愛らしい顔立ちしていたから
モテたことはモテたらしいけど。仕事仕事で精一杯だったのでは?
「私はマンガと結婚しました」って小学館マンガ賞とったときに言ってたからね。 >>623
変奏曲は増山さんが原作だけど、「エドナンが大人になって毒親」設定と、
ニーノがおどおどタイプの子に育ってしまうのは、竹宮さんのアイデアじゃないかと思ってる。
ニーノの妹のフェルの成長もきちんと書いてくれれば、父親に真正面から反抗する、
父親そっくり顔の娘という楽しくも恐ろしい(笑)物語が読めたのに残念でしょうがない。 ここ801板だから該当しない話題は下記スレでどうぞ
竹宮惠子作品総合 【1】
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1251635980/
【ID表示】★竹宮惠子作品について語りましょ★part12
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1458661909/
念のため書き添えるけどカプ萌えや腐なパロ妄想はこのスレでね
住み分け大事 ジュールが裏番張ってたのは何となく理解できるんだが
オーギュはどうやって番長になれたんだろ?
学生時代は身体も小柄だと言われてたよね 私服登校に目を瞑られてることで多額の寄付金は誰の目にも明らか
それを傘に着ればどの生徒にも上手に立てるから
あとはオーギュが都合いいように立ち回ればいい
本人も言ってたけど学生時代が1番充実ライフ送れてたね 学園の面会日に、オーギュのところへは、誰が面会に行ったのだろう? そういや、BSマンガ夜話で、この作品を取り上げたとき、漫画家さんの誰だったか忘れたけど、
「男性視点から見ると番長マンガだよね〜」と言ってたな。
確かに、セクシャルな面を「乱暴な生徒にジルを女がわりの性欲処理的存在としてあてがった」
と解釈しておけば、学院の生徒のヒエラルキーやら暴力沙汰やらの描写で番長マンガだわな。
アスランがリンチ受けた時代も、なかなか凄まじい暴力沙汰で。
これ、時系列に沿ってきちんと辻褄合わせて描いていったら、
なかなか凄いことになってただろうなぁ。
本編は全然801的じゃないよ。 番外編の「幸福の鳩」だけが801だよね。
あれがなかったら、ジュールがロスマリネに抱いている感情は
いつか追い詰めて破滅に追い込んでやる だと思ってたもの。 >>635
なるほど、お金の力+立ち回りの巧さか
学院を嫌がっていたジルとは逆にオーギュは学院から帰りたくなかったかもね
休暇が近づいて配下のワルどもがウキウキと帰省の話題に花を咲かせる中
一人ブルーな顔をしていたかもw
>>637
ジュール自体がかなり複雑なキャラクターで本心がわかりづらいけど
セルジル駆け落ちの経緯を暴露してロスマリネを更に追い込むこともできたのに
黙っておくことを選んだのは、やっぱりロスマリネへの情がそうさせたのかなと思う 801と思って読んでなかった。虐待児育成漫画だと思って読んでいた。だからセルジュは、バットと結婚してまともになると思っていた。ジルベールは、どうなるのだろうと思っていたら、死んでしまったのでショックだった。 セルジルは801じゃないんだけど
脇で展開しているジューロスはめちゃくちゃ801だなと思いつつ読んでた ジュールってキャラが、作品に登場するのってわりと遅いよね。
連載中に、ロスマリネ以外にも学院で力のある生徒を出す必要があったんだろうね。
>>639
ジルとセルジュの駆け落ちに手を貸した経緯を見てたけど、
「僕はまだ生徒総監じゃないから」と、それを見なかったことにしてたよね。
単に学内のヒエラルキーの問題だと思ってた。
ロスマリネをオーギュストから守る為だとしたら精一杯の優しさなのかな…
確かにこの二人は妄想が膨らむ関係だね。 ≪639
オーギュの子分たちは、オーギュに面会に来る人物がいないことに対してどんな風に感じていたんだろうか? ペールなら、オーギュに会いたくてイソイソ面会に来るんじゃなかろうかw
そしてオーギュの手を取って舌なめずりしながらお手手なでなで
背後ではお目付け役のじいが青い顔
ジュールはアニメで存在をカットされたのが納得いかないわ わざわざ養子に引き取って稚児にするくらいだから人目のあるところではペールも大人しかったんじゃない?
社交界にも醜聞届いてなかったみたいだし
ジュールはアニメ化した範囲では漫画内でも出てなかったししょうがない ペールは、コンブラート学院の卒業生ではないよね。どこの学校でどんな学園生活を、送ったんだろう? アニメと言ってみてもただ一度ビデオ化されただけだけど
あの安彦さんも作画に関わっていたという
彼何故かセルジュがお気に入りで
今もどこかで聞かれるとそう答えるらしい スクエアな子が好きなのね セルジュは、ガンダムのアムロ・レイみたいに内にこもってウジウジしてないもの。
ある意味、腹が立つくらい前向きで、古い時代の少年漫画の正統派主人公だよ。
同級生が、暖炉に放り投げられた栗を拾え と虐められてるのを見ると
カッとして、自分の腕から手に大量の水ぶっ掛けて代わりに拾ってやるし。
上級生に素っ裸に剥かれようが、オーギュストにレイプされようが、
キリッと前向いて生きていけるんだから。
(長所と短所は表裏一体で、デリカシーがない という短所はあるけどね)
男の子ならこんな真っ直ぐな子に、自分がなりたかったな と思うんじゃないかな。
現実の世界ではに無理だからね。 そういや、originの過去編でシャア(キャスバル)とガルマが腐女子初心者さん大歓喜だったらしいね。
かつての腐女子である自分は、シャア(キャスバル)の狡猾さを此処までひどく描くかなあ…
と、唖然としたけど。 腐女子ではない自分にとっては、風木と親なるもの断崖が、少女まんがの二大衝撃作だわ。 竹宮先生、「自分が、パンドラの箱を開けてしまったのかもしれない」と言っていたね。 >>648
セルジュの出生設定は、アレクサンドル-デュマ・ペール(モンテクリスト伯の作者でいわゆるムラート)とアレクサンドル-デュマ(椿姫の作者)がモデルになっているね。アレクサンドル-デュマの方は、実際に若い頃にパイヴァのような高級娼婦と大恋愛しているし。 アレクサンドル-デュマ・ペールの写真を見るとセルジュが年とったらこんな感じかも、って思う。 風木とはまったく関係ない作品でデュマの出自知ったけど
そうかセルジュのモデルだったのか 竹宮先生は、当初セルジュの肌の色を、もっと黒く表現するつもりだったのが、編集部の意向で叶わなかったそう。 パイヴァはジプシー系で、アレクサンドル-デュマ・ペールの母親は、ハイチの人だから人種的には、異なっているけどね。 当時「ジプシー」という言葉は使っても差別用語ではなかったが、
今は「ロマ」と呼ばれる人々です。
ニュースでは「ロマ」を使いますが、今後この作品に再販がかかっても
ジプシー表記をロマ表記に変えることはないと思われます。 どうでもいいことだけど当時の連載群調べるとスゴ過ぎて驚かされる
いわゆる連載初期のころのだけど
楳図に牧野に上原にわたなべに大島と有名どころがひしめき合っていて実に
豪華絢爛ぶりでウラやましい限り
萩尾さんのトーマの心臓はこの2年前に終わっていたようだ
わたなべさんがこの中で一番のベテランだったかも 年齢的にも
竹宮先生もこの連載の直前までファラオの墓その他たくさん画かれていたのか
そしてその一話目の扉の地味さにも驚く
例のジルの独白から始まる... このあとにアノ場面が ファラオの墓はナイルキアいなかったらすげーホモ萌え作品として自分の中の金字塔になりそうだったw
でもあの作品の中で好きなのがナイルキアとアンケスエンだから困る
ここだと基本風木で盛り上がってるけど、個人的にルキシュとか好きだったな
なんか受けの塊みたいなキャラだった ナイルは可憐な少女だったよねえ。気弱で「兄さま兄さま」だったのが
スネフェルに恋をして、葛藤して、砂漠の鷹の正体が兄さまだと分かって
捉えられて…死の前の覚悟が素晴らしかったよね。
アンケスエンはお利口さん過ぎたかな。
今再掲載したら、男どもが競って、この二人の少女の百合物の薄い本出すと思う。 >>659
ケーコタン作品は美少年が傷ついたりいたぶられたりするシーンが多いせいか
ガチの同性愛ものじゃなくても性的に見えてしまう
ファラオの墓美味しかったです 萩尾作品は、なぜか自分には面白さがよく理解できない。ポーの一族とか退屈で仕方なかった。
竹宮先生の作品は、人間が生きてるっぽくて好き。性的描写は、少年を描くときには必須だと思う。
セルジュが、友情を踏み越えてしまい、ストップかからなくなる感じ、良くかけてるなー、と思う。 >>662
一言で言えば淡白で寡黙的
それがハギオ作品の特徴
そして饒舌、で説明過多なのがタケミヤ作品
友人同士なハズだのにまるで光と影のごとく好対照をなしている
タケミヤさんがいわば光(饒舌)、でハギオさんが影(沈黙)、と言ったところか...
どんなに暗い物語を描いたとしてもタケミヤ作品にはいつも明るさがあるので
重く陰鬱には感じないのだと思う
ネガとポジとのと違いのようにふたりがそれぞれ逆になることは絶対にない
とはいえ近年のハギオ作品は暗いながらもわかりやすくはなってきているけど
加齢とともに当人の中でなにかが緩和されてきているのかもしれない >>663
丁寧に教えてくださり、ありがとう!
そうだね、萩尾作品は何処か暗いというか、登場人物が過去にとらわれ過ぎている感じがして読みにくいと思うのかも、、。
竹宮先生の少年たちは、皆未来を見ていて前向きだね。ジルベールでさえ、自分の未来を真面目に考えて苦悶していた時期があった。 >>659
ルキシュは大好きなんだけど自分の中ではノンケゆえの魅力なのが歯がゆいところ
フレイアがうっかり男になればワンチャン?みたいな 私は萩尾作品は構成が好きだな
ポーの一族は執筆順に読むと時間も設定も未来に行ったり過去に行ったりしまくりで
これを設定に混乱を生じさせずに書いたというのにすごい構成力を感じる
文庫なんかで読むと時系列順になっててあまり感じないけどね >>665
ノンケなんだけどぶっちゃけティオキア相手に興奮するより
返り討ちにあって喘いでそうな雰囲気 竹宮さん、ご自身で「それを書いてた頃を思い出すのも辛い」といってる
フィギュアスケートマンガ「ロンド・カプリチオーソ」ですら、
この兄弟って共依存で破滅するんじゃないだろうかと思わせておいて、
アルベルもニコルも別な道を進み、幸せになる予感があった。 ロンド・カプリチオーソ描くのなんでそんな辛かったんだろう
竹宮さんは天馬の血族で兄弟、兄妹、姉妹ときょうだい関係は描き尽くした感ある 801って、「ヤマもオチもイミもない」って意味らしいから、誹謗中傷以外は、良識の範囲内なら許されるのでは? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています