【勇魔】勇者と魔王で８０１ Ｌｖ．３【魔勇】
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おお勇者よ、よくぞ来た。
古今東西、勇者と魔王、及びその周辺との関係に萌えるスレじゃ。
勇者か魔王が出て来るならば基本的にジャンルは問わぬぞ。
※エロゲは板違いになる、あまり話題にせぬ様にな。
※次スレは980を取った者、頼むぞ。
勇なまは専用スレッドがあるからの、ここへ行くと良い。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/801/1280405065/l50
他、該当スレッドがある場合は随時移動願うぞ。
過去スレじゃ。
【勇魔】勇者と魔王で８０１ Ｌｖ．２【魔勇】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/801/1238428205/
・初代スレ
魔王になって勇者犯したい。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/801/1198362551/ 萌吐き出し
魔物が数十年〜数百年のスパンで活性化
普段無害な弱い魔物でさえ何年かかけて増殖・狂暴化し人里を襲う
人々はそれを魔王の現れた兆しだと思っている
魔王討伐に行った人間は逃げ出した者以外誰一人戻って来ないが
討伐に向かわせて暫くすると魔王達の活動が突如として収束するので
最後に討伐に出た者を勇者と称し讃えている
実際は魔物の暴走の原因である障気を封じているのが魔王
溢れる障気(＝魔力的な負のエネルギー)を納めて外に出さないための器になれる人間が魔王と呼ばれているだけ
魔力保有量が少ない人間が障気を浴びてしまうと魔物と化してしまう
魔力保有量が多ければ多いほど長く保つ器になるが
大体数十年〜数百年で壊れはじめるので魔物の暴走が起こる
討伐に向かわせた勇者のうち魔力保有量の多い者が後継の器となり障気が収束・平和になっていただけ
っていう前提の
真実を知らずに英雄になりたい勇者×何も知らずに攫われて器にされたとっとと楽になりたい魔王
を妄想してﾆﾔﾆﾔしている 久しぶりに来たけど残ってて良かった！
男前最強魔王攻めと勇敢青年勇者受けの某DQみたいなカプ好きで
ずっと支援してるけど最近のまおゆう小説ってBL的な作品がなかなか無いもんだな…
基本魔王が美少女で勇者が青年ってパターンが多い
BL魔勇オススメとかあったら教えて欲しい 半角の男ふたなりスレで魔王に捕まってふたなりにされる勇者の話があったよ
確かにBLでまおゆうはあんまり見ないなあ
前ここで教えてもらったvipだかの魔王と勇者入れ替わりが消えてたんだが
どっか移転したりしたのかな >>219
魔王が俺も勇者やりたいって勇者と入れ替わる話なら、SS速報で2スレ目に入った
月イチくらいで細々更新続いてるよ 魔王 「会いたいんだ 今すぐに そのっかどーかーらっ 飛び出してきてくぅれまーいかっ♪
夏の魔物にはーこばーれーてっ 我の元へぇええー♪」
側近 「熱唱中のところ失礼します」
魔王 「うむ、許可する」
側近 「今、我々が居るのは魔王城最奥の大広間。
玉座から死角は無く、入り口は正面にしか御座いません。
勇者が飛び出してきそうな角は、まず無いかと」
魔王 「気分だ気分」ﾑｽｰ
魔王 「ところでそなた、改名する気はないか？」
側近 「夏という名前であれば全力で辞退させていただきます」
魔王 「……残念だ」
側近 「大体、勇者をさらうとなれば、イベント戦闘級の任務ではありませんか」
魔王 「では勇者にとって大事な人物を拉致して城に誘い込むか？」ｳｰﾝ
側近 「魔王城最短ルートではなく、世直しの旅を選んだあげく世界を一周して、
さらにカジノに入り浸りになりそうな気がするのは私だけでしょうか？」
魔王 「……あり得るな、あの男なら」
魔王 (´・ω・`)
側近 「まぁ、私もその歌に共感する部分はあります」
魔王 「む？」
側近 「魔王さまの思考を操る魔法の使い手が存在したら、と考えると怖すぎるでしょう」
魔王 「だよな！」(｀・ω・´) 良スレほしゅ
自分は勇者と戦士に萌えている
一緒に戦って旅して宿に泊まったりなんかしてて何もないはずがない
戦士の蒸れたヘルメット脱ぐ瞬間とか超エロいと思う 側近「魔王様、この過疎ぶりはどうにかすべきだと…、魔王様？」
魔王「いまジグソーパズルしてるから後にして」
側近「そうやって一人遊びばっかりしてどうする気なんですか、人気を勇者に持っていかれますよ」
魔王「人の評判なんてどうでもいいし……」
側近「大体、勇者を思い浮かべての一人遊びもほどほどにしてください、後始末大変なんですから」
魔王「勇者人形を剣で切りつけるという健全な遊びじゃないか、羽毛が飛ぶのはアレだが」
側近「そもそも勇者も勇者だ、何故魔王城に来ない」
魔王「さぁな、側近、茶」
側近「私はお茶ではありません」 ウィル・オー・ウィスプとジャック・オ・ランタン同一説が前提。
元ネタは↓のウィル・オー・ウィスプの話。
ttp://suwa3.web.fc2.com/enkan/minwa/sonota/19.html
魔王虐待注意。
勇者 「トリック・オア・トリート！」
魔王 「ひっ！？」ﾋﾞｸｩ!
勇者 「おい。魔族の王がハロウィンの仮装にビビるとか――」
側近 「勇者殿、魔王様はその仮装にトラウマがございまして……」
勇者 「カボチャマスクに？」
側近 「いえ、その元ネタの人間に」
側近 「むかし魔王様は人間の若者と、
魂を代償に大金を与える契約を結んだことがございまして」
勇者 「よくある話だな」ｷﾞﾛ
魔王 「ひぃ！」
側近 「勇者殿！殺気が駄々漏れです！」
側近 「……ともかく。金を渡した７年後、魂の取り立てに行かれたのですが、
その人間は魔王様に手から離れぬ魔法がかけられた大槌を持たせて
3日間放置するわ、椅子に固定して灼けた鉄の塊でなぶり続けるわ、
挙げ句に魔王様を騙して財布に入れ、中の金貨ごと火にくべ金床で連打するわ。
さらには当初の三倍以上の金額を迷惑料として搾り取るわで……」
勇者 「えげつねぇな」ﾄﾞｳｼﾞｮｳ ﾉ ﾏﾅｻﾞｼ
側近 「無論、そんな男ですから天国の門をくぐることは出来ませんでした。
かといって死霊系モンスターとして魔界に留まられても、
魔王様の精神衛生上よろしくないため、魔界を出禁にしたのですが……」 魔王 「人間どもは我が近づきたくない男がいるのだと知って、
ヤツをモチーフにしたランタンを魔除けとして作るようになってしまったのだ」
勇者 「あー……、そりゃ毎年思い出すわ」
[>そうび [>あたま [>カボチャマスク [>はずす
魔王 「どの町も派手に飾り付けよって、気軽に夜歩きもできん」ﾅﾐﾀﾞﾒ
勇者 「いいぜ。今晩はたまってる鬱憤、とことん聞いてやる。
オマエと食おうと思って、シナモンクッキー買ってきたんだぜ。ほら」
魔王 「勇者……」ｼﾞｰﾝ
側近 （勇者殿、その菓子はどう見てもクッキーではなく銘菓八橋にございます）
魔王 「感謝するぞ、勇者。
人間が皆、そなたのように心優しい少年であればよかったのに」
勇者 「……………………ア゛ァ゛？」
勇者 「今、なんつった？」
魔王＆側近 「「！」」
勇者 「誰がガキだつってんだよ、なァ」ｷﾞﾛ
側近 （あっ、禁句……）
勇者 「何度も言ってるよなァ？ 俺をガキ扱いすんなって……。
よォし、覚えられねェなら仕方ねぇ。
この聖剣(魔王特効つき)の腹で俺の年の数だけ殴る。脳にシッカリ刻みつけろ」
魔王 「は！？ 殴属性ダメージで30回弱のコンボと申すか！？」
側近 「勇者殿！ 後生ですからお慈悲を！！
せめてカボチャマスクを被り直すのはご容赦ください！！」 *おまけ*
[勇者11歳]
魔王「貴様のような子供、戦うに値せん」
勇者「子供とか大人とか関係ない！ 俺は勇者だから戦うんだ！！」
[勇者16歳]
魔王「こわっぱが……剣の使い方をおぼえよったか」
勇者「くそ！ ガキ扱いすんなっ！！」
[勇者21歳]
魔王「調子に乗るなよ、クソガキ」
勇者「俺はもうガキじゃねぇ！」
[現在]
魔王「王家との婚姻の話が出てる？ 貴様のような子供にか？」
勇者「……今なんつった？ ア゛ァ゛？」
側近 「出会った頃のイメージを引きずってしまうのは、
永きを生きる魔族の定番日常あるあるネタにございます」 >>231
勇者は現在いくつなんだろう。
縁談がくるぐらいだから、20代半ば〜アラサーくらい？
30過ぎだとあのキャラはキツいな。 >>232
そこに違和感を感じてもらえたら嬉しい
ぶっちゃけた話、
20代前半で「コイツだけには子供扱いされたくない」って意地になってるのも
アラサーで、若い頃と同じノリで喧嘩を売っても許される特別な相手扱いしてるのも
シニア入りして、何十年も繰り返してきたじゃれあいを楽しんでるもの
特殊な装備の影響で、肉体が老化しなくなって精神に影響が出てるのも
魔王の30回弱が正しいのも、少なく間違えてるのも、多く間違えてるのも、
30回弱が魔王にとっては正しくて勇者にとっては間違ってるパターンも
どのオチもおいしいような気がしたから、正確な年齢は決めないことにした
だから、好みのオチに合わせた年齢で読んでくれたらいいよ >>196>>198の魔王側近コンビのそろそろ○○ですね秋編
魔王様そろそろですよ
え？ハロウィン？なにほざいてるんですか
城までわざわざ訪ねてお菓子をもらいにくる子供がいるわけないじゃないですか、いても追い返されるだけです
勇者？ああ、来ないで欲しいとちゃんと連絡してあります
なんで連絡を取っているかってそれは、あ、だから火の魔法はやめてください冬が近いとはいえ溶けます
溶ければ将軍に魔力をもらえばいい？冗談じゃないあんな暑苦しいの、近くにいるだけで溶けますよ止めを刺すおつもりですか
話を戻しましょう、そろそろ万雪節ですね、万聖節ですよ万聖節、全ての聖人と殉教者を祝福する人間界の祭りです
何の関係があるか聞きたそうですね…、これは重要な話なのでその魔法のことしか頭にない頭に容量をあけてしっかり聞いてくださいよ？
あ、水の魔法ですか？そんなの効きま……すね、水を振動させて熱湯にしてそれを私の上にかければ…ｼｭﾜｧｱｱｱ
……どうも料理長さん、ご無沙汰しています、冷凍庫お借りしています っと魔王様今度こそ聞いてください、そう唸らずに
万聖節はつまり過去の聖人や殉教者たちが信仰心を得てかなり活発になります
その結果力を得た過去の亡霊たちがこの魔王城を襲撃します
一体一体はそこそこ強いだけで魔王様ならまばたき一つで倒せるでしょう、けれど数が数です、非常に厄介です
ん？なぜこれまでその報告がなかったかって？単純な話です、これまでは将軍や私が対処してきましたので
今年は将軍は自己鍛錬のために山に、私は休暇で海の方に行きますのでお守りできませんゆえ
怒らないでくださいよ、これまでまともに休みを取らせてくれなかったのは誰なんですか
もしかしたら勇者殿が助けに来てくださるかもしれませんね？
そう警戒しなくても門はさすがに閉めて行きますよ
そういえば最近勇者殿は遠見の魔法と瞬間移動の魔法を覚えましてね、教えたのは私ですが
ああ痛い、火力の低い火の縄で縛られるとなかなか痛いですね、あとじりじりと溶けます
魔力が少なくてもいいように部下に改良させた遠見と瞬間移動ですから勇者殿でも簡単に扱えるでしょう
覚えるのが難しいって？魔王様のお姿をいつでも見れていつでも傍に来れると教えたらはんぺんの様に吸収しました、はんぺんといえばそろそろおでんが食べたいですね
あの、火の縄の火力がじりじりと上がっているのですが、これはいつもと同じく溶けるんですねわかります、本当この瞬間の奇妙な感覚は忘れられませんね
……見習い君、できれば冷凍庫から出してくれないか、さすがにニ連続はきつかった
魔王：無口無言な暴力系俺様、最近側近がどうしたいのかわからなくなってきた、体は鍛えているが体を壊すため結局筋肉はつかない
勇者：脳筋、魔王が好きだから苦手な魔法ですら吸収しちゃうはんぺん系ワンコ、夏場に魔王様チョコレートが溶けてしまいショックで三日寝込んだ
側近：冷製、将軍からは冷酷だと唾棄されている、最近魔王様に溶かされる事が多いのが悩み、しかしからかうことはやめない
将軍：熱血、雪女はその性格を暑苦しいと蔑んでいる、非常に気さくでまた実力もあるが少々頭が足りない 面白い
これ好きだよ
また気が向いたら書いてほしい
次はクリスマスですかね おや、ご機嫌麗しゅう魔王様、万聖節の時は勇者殿と楽しいひと時を過ごされたようで
私の顔を見た途端不機嫌な顔をなさらないでください
先ほどまでは勇者殿との交合で主導権を握れたから機嫌よかったでしょう？
え？謁見の間で何をしているかって？魔界で最新の流行であるコタツでアイスですよ
意味が分からないって？私にも分かりませんが熱いコタツでアイスを食べると微妙な背徳感が来て楽しいですよ？
ちゃんと魔王様のアイスも用意していますよ、勇者殿と一緒にパ○コでも食べてきてください、あ、コタツの上においてます
ああ、そんな風に火の玉飛ばさないでくださいよ、アイスが溶けてしまいます
冬の間は私は魔王様よりも強いんですから溶けないんですよ？
だからって冬が終わったら溶かそうとしないでくださいね、悪い顔をしているので釘を刺しておきます
おや将軍サマ？こんなところで何を、ほう、私の行動を諌めるか？
そう怒るなよ、どうせ誰も来ない謁見の間なんだから、っと、近寄らないでくれます？いくら冬だとはいえ貴様に近寄られると反吐が出て溶けてしまいそうになる
それに魔王様の御前だ、礼節を払え、ったく
さてさて魔王様、そういえば冬ですね、もやしの魔王様にはきつい季節でしょう
ああ、熱湯を魔法で出現させて私にぶっかけようと、まったく…
ほら見てください、室内で雪が見れますよ、熱湯とはいえ今の私の敵ではありません
話を戻しましょう、これ以上だらだらしていれば将軍に叩ききられてしまいますから
さて、それではそろそろアレですね？
え？クリスマス？何をふざけたことを申し上げているのですか魔王様
サンタクロースなんてきません、プレゼントもなければパーティーもありません、その日も仕事です
そう露骨に傷ついた顔をしないでください、しょうがないですね、今の私は寛容ですから仕事変わってあげましょう、勇者殿とべたついてくればいいですよ
それと将軍サマ？大剣に手を掛けるのはやめなさい、魔王様の御前で剣を抜くつもりですか？ああ野蛮野蛮 さてさて、本題に移りましょう、そろそろ冬至です
流石に魔王様もよく知っていらっしゃるようですね、柚子湯に入り南瓜を食べるといった習慣でございます
これをすれば病にかからず健康に過ごせるといわれています
所によっては小豆粥を食べたり蓮根、饂飩などを食べたりするようですが、やはり一般的には南瓜が有名みたいですね
魔王様は確かにお強いですが多少不養生な点がありますので願掛けのような意味で試してみてはいかがでしょうか？
なんですか、そうむっとしないでくださいよ、言われたくないのなら時には外で散歩でもしてください
別に勇者殿とデートしてもいいのですよ？でもその分仕事は溜まりますが
そうだ、柚子湯も南瓜も用意いたしましょうか？冬場ですので熱いのも平気です
南瓜は煮つけが良いでしょう、冬場なら体を芯から温めてくれます
そうですね、どうせなら勇者殿も一緒に呼んでください、お二人には健康でいてもらいたいですから
手伝いに見習い君の手も借りましょうか……
ん？将軍サマ？なんでしょうか、貴様の分はありませんよ？自分で作りなさい
それに言うでしょう？馬鹿は病にかからないと…っと、危ないですね、殴りかからないでください
アイスが落ちてしまうじゃないですか、もったいない
そして魔王様？うるさいからといって魔法を使おうとするのはおやめください、今の私に熱いものは効かないと……
屈辱です、まさか将軍ともども氷漬けにされるとは、あ、料理長、氷の中からですみませんが電子レンジ借りています 魔王：無口無言な暴力系俺様、最近側近の機嫌がよくて気持ち悪がっている、結構不健康で病気がち、これまでは側近が看病してきた
勇者：脳筋、最近魔王に主導権とられたり取られなかったりしている、もちろん戦闘の話です
側近：冬になって絶好調、熱いものは効かないが氷漬けにされるとアイスバーンの如く体が固まり動けなくなるが絶好調なので固まった体のまま動く、気持ち悪い
将軍：寒かろうが暑苦しい男、氷漬けにされると自分で動けないため自然解凍を極寒のまま待ち続けたそうな、側近が眼に毒だからと外に放置していたのは秘密である
料理長：魔王城の料理を支える男、冷凍庫を占領されようが電子レンジを占領されようが怒らないが食事をおいしそうに食べてもらえないと落ち込んで引きこもる弱いメンタル
見習い：料理長の弟子で側近に妙に懐いている、また料理長を崇拝しており料理長が引きこもるとその原因を求めて包丁をもって魔王城を彷徨うことが知られている 側近にいいようにからかわれてる魔王様が面白すぐる
からかいいじめつつも面倒見のいい側近もディモールトベネっ おやごきげんよう勇者殿、本日も魔物退治ご苦労様でした
「なんで側近がここに？」と、と言いたげな表情ですね
説明をいたしますと暇つぶしです、昨日魔王様が私に休暇をくださいまして
理由になってないかと思うかもしれませんが側近たるもの勇者殿の動向も確かめておかなければと思いましてね
魔王様と将軍サマには秘密ですよ？うるさくやんややんや言われるのは嫌いですからね
大体魔王様は独占欲が強いのか弱いのか分かりませんが勇者殿と密かに連絡を取り合っているというと怒るのに見張りもつけず……浮気されても知りませんよ、ったく
あ、決して勇者殿が浮気性だとか言いたいわけではありませんよ？例えですからそう涙目で肩をゆすってまで否定しないでください吐き気が……おろろ
そして将軍サマにいたってはやれ勇者は敵だとかやれ密通者だとかお前が殺されたらどうするとか……、まったく、私を誰だと思っているんでしょうか、雪女ですよ雪女
なに勇者殿ショックを受けたような表情を？ああ、雪女ですが男ですよ、付くものはついてますし下半身に突っ込める穴は一つしかないですから
真っ赤になって照れなくてもいいのですよ？こういうことはあなた達の方がもっとディープでしょう？
ともかく夏ならまだしも冬のこの時期に私が勇者殿に殺されるわけないじゃないですか、まあだからといって勇者殿を殺すわけではありませんが
ですから安宿のドアの前で魔法の準備をするのはやめてくれませんかね、魔法使い殿、なんでそこまで魔族を毛嫌いするのか……
ん？そうだ、用件を忘れておりました
勇者殿、新年明けましておめでとうございます、こちらうちの料理長が作った栗金団です、魔王城で栽培した栗ですから勇者殿の舌にも合うと思います
魔法使い殿、毒なんて含まれておりません、買収でもありません、賄賂でもなければ呪いの品でもありません
いい加減うっとうしいですね、ほら瞬間移動っと
勇者殿あわてなくて大丈夫です、ちょっと雪山に飛ばしただけですから、死にはしませんよ
勇者殿は本当においしそうに食べますね、犬猫を餌付けしている気分になります
旅の途中ではそういったものを食べることも少ないでしょうけども
……はい？勇者殿はもう少し欲を出すべきだと思いますよ？まがりなりにも……っと、失礼いたしました ん？ああいえ、なんだか魔王様に『そろそろほにゃららですね』って言うのが習慣付いているのですが……
はっきり言ってしまうと一月は正月や新年に関する行事しかないのですよ
ですからそろそろではなく、もうというべきなのですよ
困ったものですね……ああ、七草ですか？食事は冬至の時にやりましたから二回連続はアレかなぁと思いまして
そうだ、成人の日ですね、かつては一月十五日固定だったそうですが今では一月第二月曜日が成人の日となったそうですよ
……でも話の広がりがありませんね、これだから一月は嫌いです、寒いだけが取り柄です
そういえば始めて勇者殿が魔王様に会ったときの話を私は聞いたことがないですね
いえ、まだまだ青二才のあなたが魔王城に仲間達と共に入ってきて魔王を打ち倒さんとしてきたのは知ってますよ？
その時玄関ロビーであなたたちの相手をしたのが私ですから、勇者殿以外は全員お帰り願いましたが
なんで勇者殿だけ通したかって？それはアレです、魔王様に活躍の機会を作らないとすねますから
まあ私としてはその後何年かを経て二人が結ばれるとは思ってもいませんでしたが……
………………でも『勇者』と『魔王』は
ああいえ何でもありませんよ、ただ次料理長になにを作って貰おうかと悩んでいただけです 勇者殿？そんなにしきりに窓の外を気にしてどうしたのですか？
……あ、魔王様？なんでこんなところに？というかなんで窓に張り付いているのですか？
ああ分かりました、外があまりにも寒いので人界に寄る辺を持たない魔王様は気温より若干暖かい窓ガラスに張り付いて暖を取っていらっしゃるのですね？
……魔王様？あれ、魔王様？
返事も出来ませんか？すぐに窓を開けますから少し待ってください
まったく、寒さのあまり手が窓ガラスに張り付いてしまっていたのならそういえばいいのに
っと、いきなりナイフを撃たないでください、刺さったら危ないじゃないですか
それでなんで魔王様がここに？もしや夜這いですか？別にかまいませんが仕事は？
目を露骨に逸らさないでくれますか？
……だからといって眼を合わせた途端目に向かって熱線撃たないでください、当たったら痛いんですから
しょうがないですね、この側近魔王様に仕えることが一番の至福ですから魔王様がサボった分もこの側近休日を返上し徹夜して魔王様の穴を埋めましょう
ん？なんでしょうか魔王様、何で私がここにいるのだと？
あ、仕事に戻るので魔王様、勇者殿、それでは
……ああ料理長、ちょっと水をお借りできますか？なぜか私の部屋が蒸し風呂になっていますから
魔王：夜這いしたら側近がいたが仕事を代わってくれるというので直接手出しはせず側近の部屋を蒸し風呂にした無口で暴力系な俺様
勇者：質素な食事が大好きで高級なものは逆に苦手という舌を持つ、わんこ系脳筋、ややへたれてるっぽい
側近：魔王の配下で魔王のフォローをできる実力はあるし普段は冷静、北欧神話のロキという神になんだか親しみを感じている
料理長：お菓子作りもできる常に優しいハイスペック料理長、かわいい物や甘いものが好きなど若干乙女的な面があるが外見は凛々しいそうな
魔法使い：魔族（特に側近）を敵視している勇者の仲間、露骨に敵視しているのは勇者達と魔王城に入って以来、なにがあったのか聞いても何も教えてくれない
将軍：別に側近の安否を心配しているのではなく、側近がいなくなれば自身の仕事も増えるため側近が殺されないか心配している、甘い空気なんてない 勇者可愛いな
そして反応がいちいち面白い
これは側近でなくとも構いにいきたくなる 鬼は外、鬼は外、ほら、鬼は外ですよ、外、ほら、外
いやですね将軍サマ、顔を真っ赤にして剣を抜かないで下さいよ
ちょっと炒り大豆をぶつけただけじゃないですか、鬼は外
え？なんでぶつけるかって？厄除けです、近寄らないでくださいと遠回しに表現しているのです
別にあなたの種族は鬼じゃないってしってますよ？ですがあなたの存在は厄なのでさっさと追い払おうと
で、何の要件ですか将軍サマ、魔王様がどこにいるかですか？
どうしてわかるかって？あなたが魔王様を探しているとおよそ三時間前に聞いたからです
そんなに怒らないでください、さっさと聞きに来ればよかったものを
それもこんな忙しい時間帯に、やっぱりあなたは厄です、鬼は外、鬼は外
はぁ……、で、どこにいるかですが勇者殿のもとです
なぜか？おそらく「そうそうそのまま飲み込んで、僕の恵方巻」的なことでもやっているんでしょう
ギャーギャーうるさいですね、魔王様だってもう大人ですし夜這いぐらいするでしょう、どっちが上かは知りませんが
……いい加減黙らないとその口に私の恵方巻ブチ込みますよ？
なにそんなに引いているんですか、私特製の鉄火巻きですよ、ああ卑猥卑猥、ああやだやだ
それとも何ですか？氷でつくった恵方巻を尻に入れられたかったですか？ それにしても……そろそろバレンタインですね
昨年は魔王様チョコレート像を作りましたが、あの二人の思いが成就した以上私が手出しすべきではありませんね
いっそ料理長と見習い君を結び付けましょうか……いや、あの二人は眺めているほうがおもしろいですね
……今年もバレンタインは予定なしですか、将軍サマも私も
え？何言ってるんですか？将軍サマ、その日は大規模演習ですので休みはありませんよ？キリキリ働きなさい
……鬼は外、近い、鬼は外鬼は外、溶ける、溶けますから離れ……あ
側近：だんだん暖かくなってきてけだるくなってきたできる側近、久々の融解オチ
将軍：魔法を使うことなく側近を溶かす程度の能力をもつ将軍、これからは彼の季節
料理長：城勤めの全員に配るチョコレートを誠意制作中、楽しそうでなにより
見習い：毎年料理長からもらえるチョコは特別製なのが誇り 一年と、そして一日でしょうか？
ご機嫌麗しゅう、魔王様、今日はお日柄もよく……ｼﾞｭｯ
……魔王様、さすがの私でも出会い頭に溶かされかけると怒りますよ
どうなされたのですか、何でもないといっても信じませんよ？
大方、バレンタインの日に勇者殿とすれ違いでもあったのでしょう？
落ち着いてください、そんなに睨み付けられるとこの側近、溶けてしまいます
魔王様、よく言葉にしなくても伝わるとか察しあえる仲とか言いますがそんなの普通ありません、言わなければわかりませんよ
私に判るのはせいぜい……
バレンタインの日に勇者殿からチョコレートがもらえると思っていたらもらえることはなくそれどころか勇者殿は魔王様からもらえることを期待していた
しかし魔王様がチョコレートを用意するということがあるわけもなくそれどころか自身がもらう気になっていた勇者殿がチョコレートを用意しているわけでもなく
バレンタインは女子から男子にチョコレートを贈る日、魔王様からすれば勇者殿から『女役』を押し付けられているような気がしてそこに腹が立った
だからチョコレートを貰いに行ったその場で暴言と魔法を浴びせかけてきてそれでも勇者殿は反撃せず悲しそうにしているだけで
まるで子供の様に当り散らしている自身に嫌気がさしてそのまま帰ってきて以来勇者殿と会っていない
ということしかわかりませ ｼﾞｯ
……魔王様、人に向けて熱線を撃つなと教わりませんでしたか？命中して入れば溶けてしまっていましたよ、もう冬じゃないですから
勇者殿の言い分をちゃんと聞きましたか、ほら、私、側近の目を見てはっきりと誓えますか？誓えませんね
魔王様、私の発言にはしっかりと耳を傾けなさるのに勇者殿の発言はなぜお聞きにならないのですか？
…………はぁ、まあいいです、重要なのはそこじゃないです、今は、ですが
魔王様、勇者殿が嫌いですか？
『ああ嫌いだ』……？魔王様、私にどれだけ暴力をふるってもかまいませんが嘘だけはつかないでもらえますか？
いいですか、絶対ですよ
……いやですねぇ、私そんな怖い顔してましたか？魔王様の方が常日頃から怖い顔だっていうのに
で、本当のところは？……よろしい、わかりましたよ、それが聞ければ充分です ところで話は変わりますが……痛いです、アームロックをかけるのはやめてもらえませんか？
魔王様、若干鍛えているんですね、勇者殿に後れを取りたくないからですかそうですか
けほっ、まあ話を変えますが、魔王様、そろそろホワイトデーですね
……なんですか？そのなんだそれと言わんばかりの表情は、まさか去年も意味わかってなかったんですか？
いわばバレンタインデーの一か月後にバレンタインでチョコレートをもらった相手にお返しをしたり返事をしたりする日です
お返しとして渡すものはビスケットやマシュマロ、キャンディーなどが主流ですね
ですがホワイトデーという風習はバレンタインの本場では見られないようなので知らなくても当然かもしれませんね……
私としてはこのような業界の策略に乗るような真似はあまり好きではないのですが、致し方ないですね
え？何をするのかって？
それは秘密ですよ、どうされたって教えませんから
まあ私だって責任を感じることはあるってことです
……一年程前に私が魔王様名義で魔王様のチョコレート像を勇者殿に送ったことで勇者殿が今年も送ってくれるのかと期待していた可能性もあるわけですし……
いえいえ、何でもありませんよ、とりあえず、ホワイトデーを楽しみにしてくださいということです
……ホワイトデーまで、あと九日ほどですよ、魔王様
魔王：無口無言で常に仏頂面、最近筋力が非力から微力に変わってきた来たことをひそかに喜んでいる
勇者：魔王の怒りを受けてもじっと耐える忍耐力も兼ね備えるワンコ、しかし怒りを受けても魔王が自身に強い感情を向けている認識して若干喜んでいるのはどうか
側近：節分のフラグなんてもの存在しない冷静で秀麗な存在、一年と一日なのは一年後に同じホワイトデーネタをやりたくなかった捻くれから 魔王様、ご機嫌麗しゅ……痛い、痛いです、何するんですか
まったく、殴ってくるなんて魔王様らしくない……何をそんなに激怒していらっしゃるのですか
勇者殿と仲直りもできたでしょう？それでいいじゃないですか
方法に問題がある？どこにですか？全て？
……それで、なんだというのです？
ただ私が二人を呼び出してちょっと二人とも殺そうとしただけじゃないですか
「魔王を弑し勇者を殺せば私はこの世界を手中に収められる！」といいながら
いやぁ、魔王様が勇者殿を庇った場面は本当に素晴らしいものでした、側近惚れ惚れしました
え？心配してくださっているのですか？別に問題はないでしょう？
なぜかって？それは……
……それは私、いえ、あなたの配下全員があなた……"魔王"のために生きているからですよ
"魔王"がいなければ私共は生きていない、"魔王"のためにこの体も心も精神も魂も捧げた意思を持つただの駒
まあ、"魔王"という座を見ているといわれてしまえばそれまでですが、一応"あなた"のことも非常に大切なのですよ？
でなければ恋路の応援なんてしませんしね？
とにかく、魔王様が幸せそうで何よりです……
さて！魔王様、溜まりに溜まった執務、全て終わらせてもらいますからね？
ふぅ……魔王様も手が掛かる……
……おや、将軍サマ？そんなところで何を……ッ！
……将軍サマ、これは何の真似でしょうか？胸ぐらをつかみあげて喉に剣をあてるとは、普通でしたら死んでしまいますよ？
ほう、私のことを調べたと、過去の経歴とかを、でも、何も出なかったでしょう？
ふふっ、そりゃそうですよ、だって……
記録なんて残ってないんですから
……それでは将軍サマ？今夜も独り身の寂しい夜をお過ごしなさいませ、では
魔王：勇者と仲直りしたけどその工程に不満がありすぎた魔王、中でもホワイトチョコレートでコーティングされたのが一番不満
勇者：側近が裏切ったと思い込んでしまったかわいそうなワンコ、側近にも何かあったんだとありもしない裏事情を探ろうとする
側近：愉快犯にして将軍が大っ嫌いなどこか変な雪女（♂）
将軍：やろうと思えばやる、ただ切った張った以上にやろうと思うことが滅多にない戦闘狂 やばい
このままでは落ちる
勇者はショタだが攻めというのがツボるんだが、お好きな淑女はいらっしゃるか？
見た目は攻めだが精神的に受けな魔王との、体の関係抜きでのショタ勇者優位の話を何処かで見たんだけど知ってる人は居ないのか
そもそも此処に人は居ないのか…？ その話はあいにく知らないがショタ勇者がいいことはわかる、わかるぞ！
できれば自分も知りたい >>256の言ってるのとはちょっと違うかもしれないけど、某音ゲーにそんなようなのあったかも
よく知らないから自信ないけど 勇者と魔王ってもっと需要があると思うんだ……
敵対関係って間柄、悪と正義っていう対比、そこから派生いろいろ
とりあえず自分は偉そうな雰囲気ただよっているのに結局勇者にボコられる運命な魔王様が好きです
負けた後になんやかんやあって押し倒されてしまえ 自分は魔王が圧倒的な力を持っていて、勇者を倒すのなんて鼻くそほじるより簡単なくらいの実力差がある設定が好き
勇者は主人公補正で何度酷い目に合わされて殺されても復活して魔王に挑んでいく
でも手も足も出せずに何度もやられて心が疲弊していく勇者、だんだん病んでいくけどそれでも諦めない
対して何度も来られていい加減鬱陶しい魔王がある時「なんでお前そんなに頑張ってんのよ」と聞く
「自分この世界好きなんすよ、だからあんたを倒さないといけないんすよ」と心情を吐露する勇者
ここからの妄想はその時の気分により「勇者に絆される」と「勇者の心をへし折る」のルート分岐かな 古き良き魔王と勇者のやり取りが見たいんだけども
最近のゲームその他だとあんまり無いイメージ
そんなに捻りも無くていいから、むしろストレートに
立場が違う二人の愛憎劇が見たい 自分は勇者と魔王の息子の友情が好き
小さい頃、なんかのきっかけで仲良くなって、それっきり。
十年後に会ったら、世界を救う勇者と世界を滅ぼす魔王軍のNo.2でした。 魔王×勇者が好きだ
無理やり犯されて屈服されるのもいいけど、天涯孤独で新しい親代わりにも虐待されて、王様側からも厄介払いみたいに勇者の使命を課されて街から追い出されて、
仲間もおらず1人で魔王城までやってきた勇者が魔王と戦うも敗れ、なんやかんやあって魔王の優しさに触れて冷たく凍りきった心が次第に溶かされていき......とかそういうのが読みたい...。
とにかく不遇な勇者が魔王のそばで初めてささやかな幸せを見つけるみたいなシチュが最高に好きだ...。 >>264
知ってるかもしれないけど、棚の保管庫にまさにそんな話があるよ
ひそかに崇め奉っている >>265
某クエストかな？何年か前に読んで
魔王×勇者に目覚めたクチです...
魔王と勇者でCP妄想する時はあれがベースになってしまうくらい理想でした
今でも時々読み返しています...本当に素敵ですよね 悟りきった魔王が好きだ
人類が身勝手な理由で絶滅したり、もとよりそんなに存在していない世界で
「魔法が使える皆から尊敬されているすごい人」的な立ち位置で
何千年も生きてる神様めいた心境の人が、ある日召喚されて祭り上げられた勇者と対面するっていうの
勇者はガチで正義感の強い奴でもいいし、現代から召喚されし一般人でもいい
とにかく魔王に敵愾心もって挑んでも生温かい眼で見られておうちに返されたり、
宿屋にかえされたり、中ボスがいい勝負して経験積ませてやった後倒されるフリするよう
仕向けてやって、あんまり相手にしてない感じ
イラついてた仲間も抱えている問題（親が病気→万能薬をそっとまわしてやるなど）
して「なんでお前だけそんな殺る気なの…？」になって
微妙に孤立無援になりつつも涙目で挑んでいく
最後は孤独だった魔王と和解するエンドでもいいし
魔王通り越して神扱いされることに疲れた魔王が
わざと勇者に花もたせて穏やかな死を迎えてもよい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
