「生まれはごく普通の中流家庭。一人っ子じゃないけどそこは非公開で(笑い)。小4頃まで男子と一輪車やローラースケートで遊ぶような活発な子でした。
 けど小5くらいで胸が急成長して“ビッグ”なんてあだ名がついちゃって。カップ付きのキャミソールを2枚重ね着して揺れないようにしてたけど、ませた男子が定規で突っついてくるのが本当にイヤで……」
 巨乳はコンプレックスだったが、中学ではテニス部に入部。
「放課後は毎日部活で自主練もしたりして、中学3年で副部長になった。けど部活一筋かというとそうでもなく、テニス部の隣で練習してるサッカー部の先輩を見てきゃっきゃしながら“先輩、素敵!!
”なんて言ったり、ごく普通の中学生でした」
中3になって部活動もマジメにやる一方で悪ぶった先輩とも遊ぶようになって。そのグループの一つ上の先輩が人生初の彼氏に。彼の卒業式の日に家に遊びに行き、流れで初体験(笑い)。
 私は本当はやりたくなかったから“えー”とか言ってるうちに終わっちゃって、こんなもんかーって。その時は“もっと気持ちいいかと思ったのに!!”って違和感が強かったです」
 その彼とは自然消滅し、高校進学は先生の薦めでややレベルの高い私立の女子校へ。風間いわく“暗黒時代”だという。
「高校は全然楽しくなかった(笑い)。校則は厳しく勉強についていくのに必死で抑圧されてましたね。5歳上の会社員の彼氏と遊んだりセックスするのが唯一の遊びでした」
 しかし当時はセックスの快感を知っていたわけではなかった。
「当時の彼とのセックスは鬱屈した日常からの逃げ場。もちろんクリ部分を刺激されると気持ちよかったけど、ズーンと深いものではない。セックスのよさを知ったのはもっと後です」