日本一ソフトウェア総合エロパロスレ7

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0001名無しさん@ピンキー2010/11/05(金) 05:29:56ID:sQZkRUxJ
日本一ソフトウェアのゲーム全般について、エロいコトいっぱい考えるスレッドです。

ハオ、マールからグリムグリモアまで、遠慮せずにドゾー!

※煽り、荒らしはスルーしましょう。
※SSを投下される方、ネタバレありの場合は宣告して頂けるとありがたいです。
※ネタバレ解禁は発売1ヶ月後です。

前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201888243/

日本一公式HP
http://nippon1.co.jp/index.html

ソウルクレイドル作品スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171020541/

sage、ageを強制すると荒れるのでお好きなようにどうぞー

0635クリミナルガールズ キサラギED後2014/11/30(日) 14:20:09.62ID:vB/KcMQm
 
「あ〜〜〜もうっ、シンのヤツ!」
 いつの間にかキサラギの怒りがヒートアップしている。あなたが沈黙を続けるべきか迷
っていると、キサラギは画面をあなたにつきつけた。
「人がせっかくノロケ返してやったのに、『そりゃ恋人同士ならそういうこともするでし
ょうよ』だって! 本当は羨ましいくせに! あの年増ぁ〜!!」
 キサラギは地団駄を踏んで悔しがる。あなたは思わず笑ってしまう。
 年齢はともかく、シンの言動は強がりではない、とあなたは直感した。あのわかりやす
いシンである。つよがりを言うなら『ふ、ふん!』から始まるなにがしかの抗弁が出てく
るはずだ。
 シンはキサラギが思うよりも早く、あなたとキサラギの関係を受け入れ始めているのだ。
 であれば、あなた達の関係は現世の常識に則したものへと変わっていく。
 シンとの関係が終わる日も近い。そんな確かな予感があなたにはあった。
「もうっ! お腹すいた!」
 先を歩いていたキサラギがあなたへ振り向き、強気な視線を向けた。
「誰かさんにひっぱたかれるし、お尻は痛いし、勝手に戻ってくるし! ヘルガールのク
レープおごってくれないと許さないから!」
 いくらでもおごる、と言ってあなたは頷く。いつものやりとりだ。シンのメールで狂っ
ていたキサラギの調子も戻ってきたようだった。
 さっきまで怒っていたくせに、キサラギは満面の笑顔になる。
「行こっ!」
 キサラギに手を引かれて歩く。
 たったそれだけのことなのに、あなたの抱えていた不安は消え、気持ちが穏やかになっ
ていく。
 キサラギはしっかりと手を握って離さない。シンへの心変わりを防ぐように。
 でも、あなたもキサラギも、本当は知っている。
 付き合いを誰かに認めてもらう必要なんかないことを。
 いちいち手を繋がなくてもいいことを。
 ただ名前を呼んで、返事が出来る距離にいてくれれば、そこがどこであろうと構いはし
ないのだ。
 あなた達は現世を歩き出す。
 あなたも、キサラギも、シンも、地獄にいた時よりも現世での思い出が増えていく。
 傷は消えずとも風化し、弱さは克服されていく。
 頭上には高く澄んだ秋の青空がどこまでも広がり、細長い秋雲をのんびりと漂わせていた。

0636クリミナルガールズ キサラギED後2014/11/30(日) 14:21:11.80ID:vB/KcMQm
以上です
お粗末さまでした

0637名無しさん@ピンキー2014/11/30(日) 21:46:53.57ID:Fz+dkRY2
おっつ!

0638名無しさん@ピンキー2014/12/05(金) 04:47:02.62ID:J27Jkp0G

0639クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:08:22.49ID:BIg5V44A
メリー……(手遅れ)

クリスマスは終わってしまいましたが、
投下します

0640クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:09:03.03ID:BIg5V44A
 
 ヒメカミこと姫上綾乃はかつて半罪人――罪人となるはずが罪を犯す前に命を落とした
者達の更生のため、彼らを導く騎士となるはずだった。しかし様々な運命の不遇から彼女
は心を憎しみに染め、更生を目指す半罪人たちを打ちのめすために暗躍する地獄の姫となった。
 あなたは時給3000円の文字に小踊りしながら応募し、気がつけばキサラギを初めとした
7人+αの少女達を導く(バイト)教官として、罪人たちが姿を変えたモンスター「クリミ
ナル」がひしめく地獄を乗り越えた。その道中で立ちはだかったヒメカミだが、キサラギ
たちの強い意思により憎しみを打ち払われ、ともに更生の道を歩んだのだった。
 更生半ばにして教官となったミウも加わり、様々にイレギュラーな事態がありながらも
地獄特別法による更生プログラム「ヨミガエリ」を達成したことで、ヒメカミたちは此岸
に生還を果たしたのである。
 黄泉帰りの門をくぐったとき、あなたは自分の部屋にいた。夢を見ていたような気分だった。
 半信半疑ながら地獄で約束した待ち合わせ場所に向かうと――全員の住所はかなり近か
った――じきに夢ではなかったとわかった。
 一番早く着いたのはあなただった。約束の時刻が近づくに従い、ひとり、またひとりと
不安そうな面持ちで見慣れた少女たちが向かってくる。彼女たちに手を振り迎えるたび、
ヨミガエリでの思い出が脳裏に浮かび、目に涙がにじんだ。少女たちは声を上げて泣いた
。泣き笑いながら少女たちは現世での再会を喜んだのだった。
 ただ、シンだけはニ時間も遅れてやってきた。キサラギはそれまでオロオロ心配してい
た態度から一転して、カンカンになって年上の親友を怒鳴りつけた。シンは遅れてきた理
由を「道に迷ったから」と言ったが、泣きはらした目元やや潤んだ瞳、いやに整った化粧
が事情を物語っており、キサラギもあまり突っ込めないままだった。
 その後連絡先を交換し、かけがえのない友人として全員と付き合いが続いている。
 ただひとり、ヒメカミとだけは友人ではなくなっていた。
 いい子であり続けることに強迫観念のあったヒメカミであったが、ヨミガエリから生還
してからは自然体でいることに慣れようと日々努力を重ねていた。
 そんなヒメカミの相談にのり、時には手を貸すうちに自然と親密になり、元々いい子で
あったヒメカミの美徳は自然体になることで更に磨きがかかった。
 互いの気持ちを深め、結婚はしていないながらも一緒に住んで半年が過ぎた。

0641クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:10:06.62ID:BIg5V44A
 
 太陽は薄雲の影に隠れ、気まぐれに通り過ぎる風に首をすくめるような寒い日だった。
 あなたは仕事からの帰り道、金曜日ということもあって足取り軽く、ヒメカミとともに
暮らすアパートの一室へと向かっていた。
 アパートと言ってもエレベーターがある四階建てで、小さなマンション風だった。小奇
麗なそこは、いつの日か迎えるであろう結婚の日に向かって暮らす二人の穏やかな日常が
あるのだった。
 四階までエレベーターで上がり、借りている部屋の扉の前に立つ。大学生であるヒメカ
ミはゼミで少し遅くなると言っていたので、扉を開けたところであなたの大切な女の子は
いない。
 せいぜい暖房でも入れておいて、軽く掃除でもしようと思いながら扉を開ける。
 室内の空気が放たれ、あなたの頬を暖かな空気が撫でた。
 家を出る時にエアコンを切り忘れたのか、と首をひねりつつ足を踏み入れると、あなた
を迎える声がした。
「あら、おかえりなさい」
 ミウこと、間名瀬美雨が、パーカーにジーンズ姿で我が物顔でくつろいでいた。ダイニ
ングテーブルにだらしなく肘をつき、湯気の立つコーヒーのマグカップを片手に雑誌をめ
くっている。
「早かったわね―」
 そう言いながらマグカップを傾けるミウは、どう見てもこの部屋の住人だ。しかし、彼
女はれっきとした隣室の住人であり、この部屋の鍵を渡した覚えもあなたにはない。
 とはいっても、このアパートのマスターキーを持つミウにはあまり意味が無いのだ。
 かつて地獄の鬼教官としてその名を馳せたミウは、このアパートのオーナーだ。
 ヨミガエリからの帰還により、ミウは18歳まで年齢が戻っていた。ヒメカミや他のメン
バーと楽しくも慌ただしい高校生活を過ごしたのち、ミウは現在大学生となっていた。
 ただし、並みの大学生ではない。地獄の教官として過ごした時間分の給料は凄まじく、
最大で時給10万円を超えるそれは、現世で口座を見てみれば一財産が出来上がっていた。
 ミウは受験勉強の傍らに不動産の勉強もこなし、資金を元手にアパートの運営と大学生
の二足のわらじで生活しているのだった。
 そういう経緯から、隣室に恋人たちを住まわせる一方で、傍若無人にからかいに来るよ
うになっていた。
 勝手に部屋に入ってくるのはよくあることなので、あなたは諦観の吐息をついてスーツ
から着替えるために自室へ向かった。
 ダイニングへ戻ってくると、ミウはコーヒーメーカーからおかわりを注いでいた。勝手
知ったる他人の家とはこの事だった。
「ヒメカミさんは遅くなるのかしら」
 あなたはヒメカミがゼミで遅くなることを伝えた。ミウは頷いて、新たなマグカップに
手を伸ばす。
 あなたの分のコーヒーを入れて、ミウはテーブルに戻る。あなたはダイニングテーブル
の、ミウの向かいに座った。
「ヒメカミさん、随分からかわれているみたいね」
 雑誌を脇にどかしながら、ミウは肘をつく。ヒメカミは大学の友達に同棲していること
を知られているのだが、あなたの写真すら見せようとはしないので、腹いせにからかわれ
ている。ミウはそれを聞いた時、「ヒメカミさんがどうして内緒にするのか、君にはわか
らないでしょうね」と言ったのだった。確かに、あなたには見当もつかなかった。
「答えは……まだわかってないみたいね」
 あなたは気まずげに頷く。ミウはいつもの様にからかうような、見守るような目つきで
あなたを見た。
「ヒメカミさんも苦労するわ」
 返す言葉もない。あなたは両手を上げて、降参のポーズをしてみせた。
「……ヒメカミさんはね、不安なのよ。あなたを取られるんじゃないかって」
 誰にも取られない、とあなたは言う。自分が好きなのはヒメカミだ、と。
 ミウの眉根が跳ね上がる。ごちそうさま。
「君は気づいていないんでしょうけど、ヨミガエリから帰ってきてから、君、自信と余裕
がついたみたいね。相変わらず女の子には優しいし。っていうか、女の子好きでしょ?
元々顔は悪くないし、服はあたしたちが選んでるしね」
 あなたは思わず鼻で笑いそうになる。服を選んだのではなく、あれはおもちゃにされたのだ。

0642クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:11:45.49ID:BIg5V44A
 
 しかし、ヨミガエリから帰ってから自信がついたのは本当だった。あの地獄の旅から帰
ってくると何があっても大して驚かないし、初対面の人にも遠慮なく親身になれた。ヒメ
カミたちのように、人には言えない悲しみを持っているかもしれないと思えば、当然の振
る舞いだった。
 しかし、そんなミウ自身が結構な人気者であることをあなたは知っている。高校時代、
男子からの人気ならトモエが勝っただろうが、男女年齢の区別なしで見ると、面倒見のい
いランを抑えてミウが一番だった。
 とにかく人のことをよく覚えている。名前も、何が好きかも。そして18歳とは思えない
巧みでおおらかな気遣い。揉め事の仲裁もミウが行けば自然と治まってしまうので、ラン
が立場がないとぼやくほどだった。
 当然大学でも人気があるものだとあなたは思っていたが、恋人の影もない。ミウに言わ
せれば、あなたをからかっている方がよほど楽しいらしいが、本当のところはわからなかった。
「だから、ヒメカミさんは君に会わせたくないの。万一、誰かが君を好きになったら……
ヒメカミさんは、そういうの苦手でしょ」
 地獄に来る前のヒメカミの環境を思えば、そういった関係が歪みそうな気配に敏感であ
ることは容易に想像できる。
 あなたはミウに頷いてみせた。あなたがヒメカミに信頼されるようになるべきだったし
、ヒメカミがそういった事態にきちんと対処できるようになることも必要だった。
 長丁場になる、とあなたは判断して、気合を入れるようにコーヒーを飲んだ。もう冷た
くなっていた。
「君には君の苦労があると思うけど、ヒメカミさんのこと、よろしくね。私の大切な教え
子だから」
 任せろ、とあなたは答えた。ミウは満足そうに笑い、よろしくね、と言った。
「まあ、誰と付き合っても君は苦労したでしょうけどね」
 誰と? あなたが尋ねると、ミウは呆れたようにため息をつく。
「キサラギさんたちに決まってるでしょ」
 あなたの呼吸が止まる。見ないようにしてきた現実に、無理やり対面させられたかのよ
うだ。いや、実際に突きつけられたのだった。
「みんなアピールがすごかったものね〜。誰だっけ、寝てる君にキスマークつけたの。も
う大騒ぎだったじゃない。騒ぎが落ち着いた後も一触即発。ヒメカミさんも気が気じゃな
かったでしょうね。色んな意味で」
 ま、私は犯人知ってるけどね、と付け加えるミウを、あなたは恨めしげに睨む。あの時
、殴りかからんばかりに問い詰められるあなたを見て、唯一ゲラゲラ笑っていたのがミウ
だった。結局はミウのとりなしで場は収まったのだが。
「ちょっと考えてみましょうか。もしキサラギさんと付き合ってたら今頃――――」
 ガチャリ、と鍵を回す音が聞こえた。続いてヒメカミの声。
「ただいま、先生。あ、ミウ先生も」
 本当に嬉しそうな笑顔でヒメカミは手を振る。あなたは姑じみたミウの待ち伏せに辟易
している部分もあるのだが、やはり直接の教え子の関係というのは強いようだった。
「少し待っていてくださいね。夕食、ミウ先生の分も用意しますから」
「いつも悪いわね」
「いいんです。いつでも来てください」
 いつでもは嫌だなあ、とあなたが思っていると、ヒメカミはすぐに着替えを終えて戻っ
てきた。うなじの見える白のセーターに黒いスカート姿であなたに微笑むと、キッチンへ
向かいながらエプロンをつけ始めた。1LDKという間取りなので、あなたとミウのいるダイ
ニングテーブルのすぐそばに立つ。

0643クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:13:34.47ID:BIg5V44A
 
「なんのお話していたんですか?」
「もし彼が他の誰かとつきあっていたら」
「…………」
「ここだけの話よ」
「ミウ先生、趣味悪いです」
 ヒメカミは眉をひそめて、プイと背を向けてしまった。包丁とまな板を取り出している
。会話に参加する気はないようだった。
「で、続きだけど。もしキサラギさんと付き合っていたら」
 ぴた、とヒメカミの動きが止まる。
 ミウはにやにや笑っていた。ヒメカミを指差し口の動きだけで、かわいいでしょ、と言う。
 素直に認めていいのか迷ったが、あなたは同意しておいた。
「……まあ、私の考えだけど、きっとシンさんと揉めるわね」
 何故キサラギと付き合うのにシンが出てくるのか、あなたにはわからなかった。
「キサラギさんとシンさんは似ている部分も多いし、あの性格だから結構張り合っちゃう
のよ。だから、どっちかと付き合ったら、付き合っていないほうが玉砕覚悟で君に告白す
ると思う。ケジメをつけるためにね」
 そうかなあ、とあなたは思う。確かにシンとキサラギはよくケンカしていたが、それは
仲の良さの裏返しだった。今の話を真に受けると、シン・キサラギ以外と付き合ったらど
うなるのだろう。お互いに慰め合うのか。あの二人が?
 その疑問を口にすると、ミウはあっさりとあなたの考えを認めた。
「結構ペアで動くと思うわ、あの子たち。クリミナルとの戦闘もそうだし。君が他の誰と
付き合ってもあきらめられるけど、あの子とならすんなりあきらめられない。そんな気持
ち、君にはわからないかしらね」
 あなたにはわからなかった。そもそもペアがいないのだ。強いて言えば教官仲間のミウ
だが、ミウが他の男性と結婚したらどう思うだろうか。多分、余計なことを言ってしばか
れるのが関の山だ。
 あなたがそう言うと、ミウは今にもあなたをしばきそうな顔つきになった。
「……言ってくれるじゃない。そうじゃなくて、私が男で、ヒメカミさんと結ばれるよう
な状況よ。どう?」
 一発でキメるか、たくさんしばく。
「目つきが変わったわよ。ま、そんな感じよ。それで話は戻るけど」
 話しながらミウはヒメカミに視線を向ける。全身を耳にしていて、微動だにしていない。
「シンさんとキサラギさんは玉砕した後、君と付き合ってる方の提案で、愛人になるわ」
 ミシ、と何かが軋んだ。ヒメカミの方から聞こえたが、あなたは聞かなかったことにした。
「キリの良い時まで……結婚かしらね。それまでに、互いの魅力で勝負しよう。そんな展
開になるんじゃないかしら。君にとっては嬉しい話よね」
 変なプレッシャーを感じて全然楽しめなさそうだった。そんな歪な関係の中で正気を保
てる気がしない。
「次はサコさんとユコさんね。ヒメカミさん、手が止まってるわよ」
 ビクッと肩をすくめて、ヒメカミは慌てて冷蔵庫から野菜を取り出した。
「き、今日はお鍋です」
「楽しみだわ」
 鍋が、とは言わないミウだった。

0644クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:14:25.45ID:BIg5V44A
 
「それで、あの双子は、さっき言ったみたいな愛人関係にはならないでしょうね。お互い
を尊重するって決めたから、互いの深い部分には踏み込まないでしょう」
 たかが予想とはいえまともな関係が築けそうで、あなたは安堵した。男女同士のことは
本人たちが納得していればいいとは思うが、あまり複雑な関係は不安しか感じない。せっ
かく更生して生き返ったのだ。絶対に幸せになってほしい。
「一回くらいはするかもね。君と。記念に」
 それを聞いて、なんとも言えない苦さが胸にこみ上げた。記念でするものか、とあなた
が言うと、ミウは鼻で笑った。
「女の子の恋の執念を甘く見ちゃダメよ。本当に好きになったら相手に恋人がいようが関
係ない。大切な気持ちを一度だけ交わして、それでさよならするの。一回で済む分、良心
的じゃない」
 良心的とかいう問題では無い気があなたはしたが、これ以上何か言うのはやめておいた
。鼻で笑うのを通り越して、ミウがドヤ顔しそうだ。
「残るはランさんとトモエさんね。この二人はすごいわよ〜」
 あなたはミウの肩越しにヒメカミを盗み見る。さっきから静かだと思っていたら、やは
り手が止まっていた。
「二人とも男性への評価が最低だったのに、君のおかげで一変したもの。価値観を変えら
れるって、まるっきり君の色に染まるってことよ」
 楽しそうに笑うミウ。台風や雷で酒が飲めるタイプだ、とあなたは確信する。
 しかし、あの二人はアプローチに関してはおとなしい方だった気がする。どちらかと言
うと諌める側だった。そんな二人がそうそう暴走するだろうか。
「君の疑問はもっともだけど、それがかえって危ないのよ。他の子より精神的に大人だっ
た分、のめり込むわよ」
 子供の好きと、大人の好きの違いだろうか、とあなたなりに理解しようとする。
 大人ほど割り切れないが、大人がするように深い好き。今の自分の価値観、自分の一部
にその人が入り込んだような思い入れ。もしその気持ちが受け入れられなかったら……。
 あなたは背筋が寒くなる。
「わたしの勘だけど、あの二人、お互いの気持の深さに気づいていたわ。だから君へのア
プローチが鈍ったでしょうね。結ばれなかったらどんなに傷つくか、よくわかっていたで
しょうから」
 あなたは額に手を当てて唸る。あまり考えたくはなかったが、しかし容易に想像できた
。抜け殻のように夕暮れを見つめるトモエ。朝日の差しこむ部屋で赤い目をしたまま膝を
抱えるラン。
 あなたの教え子たちは、基本的に"重い"のだ。
 頭を抱えるあなたを見て、ミウはケラケラ笑う。
「アリスさんだけはみんなから祝福されるところしか想像できなかったけど、どう? ヒ
メカミさんは安牌だったでしょ?」
 小姑がついてくるとは思わなかった、とあなたは言いかけて言葉を飲み込んだ。
 ヒメカミの両親は離婚しており、ミウが保護者代わりだった。彼女の心の支えになって
いることは間違いない。近くにいてくれるのはありがたいことなのだ。
 しかし、ヒメカミが安牌だというなら、自分たちの関係はなんだろうとあなたは思う。
ヒメカミと三人で、という条件はあるものの、ミウとは完全に割り切った身体の関係があ
るのだ。
 きっかけは全員が酔っ払ったことだったが、ミウのあけすけでサバサバした態度がセッ
クスを秘密の行為にしないのである。半月に一度ほど、三人は倫理にそぐわぬ爛れた関係
を持った。互いに入れ替わりながら、互いの体液を舐め、注ぎ、折り重なって眠る。
 妙なことに、ヒメカミはこの淫行について何も言わない。ミウと二人きりで行為をする
ことは明確に禁止したものの、いいとも嫌とも漏らさない。

0645クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:15:37.40ID:BIg5V44A
 
「今日は泊まっていくけど、明日すぐに帰るわ。土日まで邪魔するほど気が利かないわけ
じゃないから。うれしいでしょ?」
 泊まっていくとはつまり、三人でしよう、ということだ。
 あなたはヒメカミの横顔をそっと伺う。ヒメカミはいつもの様に、嫌そうでもなく、か
と言って歓迎する風でもなかった。それでいてどこか思いつめた表情をしている。
 あなたの推測でしかないが、ヒメカミはおそらくセックス自体ではなく、もっと根本的
な部分で言いたいことが言えずにいるのだ。
 それはヒメカミ自身の問題だった。それを口にして、解決への道を探る勇気を出さなく
てはいけないのだ。愛する人の悩みではあったが、何でも手伝えばいいというわけではな
かった。
 ミウは冷蔵庫からビール缶を二本取り出す。サッポロだ。あなたはあまり飲まないので
、ミウの好みが揃っている。
「ヒメカミさん、先に頂いているわよ」
「はっ、はい、どうぞっ!」
 慌てたヒメカミはどかどかと工事現場のような音を立てて野菜を刻んでいく。ミウは笑
みを浮かべてプルタブを引いた。
 一口で半分ほど喉に流し込む。満足気な吐息を漏らすと、もう一本をあなたに手渡した。
 あなたも遠慮なしにビール缶をあおる。冷たい炭酸が喉の奥に流れ込んでいくのは季節
を問わず爽快だった。
「わたしは女としての勝負なんて、興味ないわ」
 ビール缶の飲み口を見つめて、ミウはつぶやく。あなたもヒメカミも、ミウの次の言葉
を待った。ミウの言葉が、投げやりに生きるように聞こえるからだ。あれだけの旅をして
きてそんなことしか言えなくなったなら、助けが必要だった。
「もう、ひとりきりじゃないもの。競争なんかしなくても、十分幸せ」
 ミウは少し頬を染めて笑う。
 あなたは肩の力を抜き、ヒメカミは止まっていた手を動かし始めた。
 ビール缶を空にしたミウがあなたを見てはにかむ。あなたも同じようにミウを見ていた。
 身を乗り出したあなたは、テーブル越しにミウの手を握った。
 絶対に一人にしない。
 そう言って冬の湖のような色彩の瞳を見つめた。
 ミウは目を見開いてあなたを見返していたが、不意に目を背け、唇を噛みながら小さな
声で、ありがとう、と言った。
 指を絡めるように握り返してくる。耳はりんごのように赤かった。
 いつかの夜、ヒメカミとともに睦みあって眠ったことを思い出し、そのまま親指でくす
ぐったり、指を伸ばして手の甲で触れ合ったりする。ミウは恥ずかしそうに俯いたままだ
ったが、堪え切れない笑みが浮かんでいた。

0646クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:16:20.71ID:BIg5V44A
 
 突然、何かを叩き割る音が聞こえた。
 嫌な予感が吹雪のように、あなたの頭に吹き荒れる。
 ミウの手を離せぬままチラリと視線を上げた。
 すると、包丁を握りしめたヒメカミが、ヨミガエリの塔のラスボスのような顔つきであ
なたを見ていた。
 あまりの迫力に生唾を飲み込むこともできない。ミウすら気まずげに口元をひくつかせ
る程度だ。
 ヒメカミは包丁を置いてゆっくりとあなたに近づき、腕を掴むとすごい力で引っ張った
。あなたは椅子から転げ落ちそうになりながらも、引かれるままについていく。ミウの安
堵のため息が背後に聞こえ、あなたは羨ましくなった。
 隣室に聞こえたら壁ドンと思われそうな足音をたてながらヒメカミは廊下を進んでいく
。あなたは無抵抗のまま寝室のドアをくぐった。
 灯りのついていない、暗く、狭い部屋だった。寝るだけの部屋だ。背の低い棚とエアコ
ン。そして部屋の殆どを占めるキングサイズのベッド。購入の際、わたしも使うから、と
いう理由でミウも金を出し、キングサイズを指定してきた曰くつきだ。
 ヒメカミはあなたの腕を両手で掴み直し、そのベッドへ放り出した。自然な動きで足を
引っ掛けられたあなたは、つんのめった状態から綺麗に宙を舞って、背中からベッドに落ちた。
 あなたは仰向けのまま、引き連れ回される不安から解放されて一息つく。すかさず新た
な不安が沸き起こった。
 テレビに映るアイドルの水着姿を見ただけで冷ややかな視線を送ってくるヒメカミであ
る。先ほどのミウとの戯れはまずかった。ヒメカミが背を向けていたので、まるで二人き
りのようだった。それはヒメカミのルールに反する。
 ヨミガエリの塔で見たとおり、ヒメカミは怒ると怖い。少女たちの中でおそらく一番だ。
 忘れてはいけない。彼女たちは皆、"重い"。
「いけない先生」
 冷たい声だった。背筋が氷るようだ。
 恐る恐る顔を声の方に向けると、凍てついたような視線にぶつかる。あなたは氷の試練
で出会った時のことを思い出した。
「わたしの見てないところで、ミウ先生と楽しそう」
 言いながらヒメカミはシーツの上を膝立ちであなたに近づいてくる。たしか氷の魔法を
使えたな、と場違いな思考があなたの頭をよぎった。
「悪い先生にはオシオキ、しないと」
 窓から差し込む月明かりの中、ヒメカミの眉根がつり上がった。

0647クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:36:08.98ID:BIg5V44A
 
 ヒメカミはあなたの服に手をかける。あなたは手伝おうとしたが、「先生は動かないで」
と突き離されればおとなしくしているしかない。
 月明かりしかなかったが、慣れた手つきでヒメカミはあっという間にあなたの服を脱が
せてしまった。上着はいいが、ズボンとパンツを脱がされる時の気恥ずかしさは何度経験
しても慣れなかった。
 ヒメカミの表情から冷たい怒りは消えていないが、あなたを裸にしたことでやや満足し
たようで、口元に小さな微笑みが浮かんでいた。
 造り物めいた白さの指があなたの性器に伸びる。そこはぐったりとうなだれ、よく手入
れされた爪につつかれても目立った反応をしなかった。さっきまで包丁を握っていた手だ
と思えば、そんな気にもなれないあなただった。
 野菜の水洗いで少し冷たくなった指先があなたの亀頭をくすぐると、ヒメカミはくすり
と笑ってあなたの股間に顔をうずめた。溜息を付くように、はぁ、と息をかけられる。湿
度の高い暖かな風が亀頭を撫で、こころなしかヒメカミの体臭までが性器にまとわりつい
た気がした。
 ヒメカミは舌を出して鈴口に近づけ、そのまま息を吹きかけてみたり、玉袋に唇を寄せ
てキスの真似をしてみたり、呼気で暖めるように萎びた肉棒の上に顔を往復させたりした。
 ささやかだが淫靡な刺激にあなたの肉棒は血を巡らせはじめる。光景だけでも十分だっ
たのかもしれない。どちらにしても、肉棒はむっくりと身をもたげて天井へ向いた。
「エッチな先生。触ってもいないのに」
 そう言って冷たい笑顔を浮かべると、ヒメカミはあなたの両足の上にまたがった。黒い
スカートがふわりと広がり、すらりとした太ももの感覚が感じられた。
「触って欲しい?」
 あなたは素直に頷く。
「だーめ。お仕置きは終わってないんだから」
 ヒメカミは楽しげにクスクス笑うと、あなたの脇腹にほっそりとした指を乗せた。
つぅ、とへその下まで動かす。さらに足の付根、睾丸の根本までゆっくりとなぞった。淡い快
感が敏感な箇所を通ることでゾワゾワとあなたの背筋を騒がせた。
「先生、反省してる?」
 あなたは何度も頷いた。
「本当に? もうわたしの見てないところでミウ先生と仲良くしない?」
 しない、とあなたは言って謝った。
 ヒメカミはあなたの反省の弁を聞きながら、今度は複数の指を先ほどと同じように動か
した。ざわついた感覚が睾丸にまで走り、興奮の度合いは低いのに肉棒をさらにガッチリ
と勃たせた。
「謝っても、だめ。先生、悪い子なんだから。いい子になるまで、お仕置きしてあげる」
 そう言うとヒメカミは指の動きを再開させる。両手で行われるそれはあなたの腰に甘い
痺れを起こさせ、肉棒は操られたように勃起した。ヒメカミが気まぐれに弱々しく息を亀
頭に吹きかけるたび、勃起の度合いは強まり、ギチギチと音を立てそうだった。
 ヒメカミが何度目かの息を吹きかけた後、全く唐突に肉棒の裏筋をしなやかな指先で撫
で上げた。
 不意のまともな刺激にあなたは腰を浮かし、やや間を置いて射精した。その気はなかっ
たのに、促されて無理矢理出たようだった。びゅるり、と吐き出されたそれはヒメカミの
頬と黒いスカートを白く汚した。
「悪い子の素、出ちゃったね、先生」
 ヒメカミはわずかに紅潮した頬の精液を指で拭い、見せつけるようにぺろりと舐めとっ
た。あなたは荒い息をつきながら、その光景から目を離せなかった。肉棒は一度の射精に
もめげず、天井を向いたままだ。

0648クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:40:29.66ID:BIg5V44A
 
「なんだか、物足りない」
 そう呟いてヒメカミは服を脱いだ。脱いでいる時すら、あなたと目を合わせたままだっ
た。脱いだ服は投げ出され、ヒメカミの白く、均整のとれた身体が露わになった。
 誰が見ても美しい体だった。左右のバランスは良く、身体のパーツのいちいちが磨いて
作ったとしか思えないほど滑らかだった。乳房は手で覆うと少しはみ出るサイズで、髪の
色よりも薄い桃色の乳首をあなたに向けていた。尻も脚も彫刻のように張りがあり、ヨミ
ガエリの時のように、服を乳房に引っ掛けておけるほどだった。ヨミガエリから数年経過
し成人となった今、子供っぽい丸みは消え、両手両足がスラリと伸びて大人びた雰囲気を
醸し出していた。
 ヒメカミは身体をあなたに見せつけた。自慢をしたいのではなく、あなたの劣情を誘う
ためだ。あなたは美しさの方に目を奪われてしまっていたが。
 ヒメカミは膝立ちであなたの腰の上まで進む。股間に手を伸ばして秘唇を開き、なんの
ためらいもなく腰を下ろした。
 葡萄の実を押しつぶしたような音がして、あなたの肉棒はすんなりとヒメカミの秘所に
収まった。もう何度も挿入された場所だ。ヒメカミの膣もすっかりあなたの形に慣れてし
まっていた。肉ヒダが歓迎するように陰茎を撫でさすり、膣全体が優しく収縮して一つに
溶け合おうと愛液をにじませていた。
 先ほどまでの微細な刺激から一転して、強烈な快感だった。どこか操られていたような
勃起も今や湧き上がる女体への征服欲で内側から熱を放っていた。
 ヒメカミは目を閉じ、唇を噛んでいた。背中がぶるりと震えると、ようやっと目を開け
る。自然と開いた唇から悩ましげな吐息が漏れた。その目はもう冷たいだけではなかった。
理性の裏に潜んでいた淫らな地熱がじわじわと熱量を上げ、ヒメカミの頬を染めていた。
「……どう、先生? いい感じ?」
 声も冷たさを出そうとして失敗していた。唇がわずかに震え、今にも小さな喘ぎ声を上
げそうだ。
 あなたは負けを認めることにした。そもそも悪いのはあなたである上に、体の奥底から
湧き上がる欲望に耐えきれそうになかった。こんなケンカじみたやりとりはやめて、いつ
ものように睦み合いたかった。
 だが、降参の言葉を聞いても、ヒメカミは許してくれなかった。
「まだ根に持ってるんだから……」
 ヒメカミは言いながら肩を震わせて、切なげに眉を寄せた。目を閉じて吐き出す息に嬌
声が混じっている。それもそのはずで、子宮口周辺の膣ヒダは埋められぬ隙間を埋めぬ肉
棒に、憎らしげにキュウキュウと蠢いていた。
 あなたは作戦を変えることにした。ヒメカミに許してもらうよりも、理性を溶かすほう
が早そうだった。
 両手を伸ばし、中空に突き出された薄い桜色の乳首をつまむ。ひっ、と嬌声を上げかけ
るが、ヒメカミは声を押し殺した。

0649クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:41:23.54ID:BIg5V44A
 手を払われなかったのを幸いに、あなたは柔らかな乳首の根本をつまみ上げ、人差し指
で乳頭を擦った。指の動きに合わせてヒメカミの腰が前後に揺れる。左右交互に刺激する
と、ヒメカミはまるでベリーダンサーのように大きく腰を振った。左右両方擦ってみると
腰を浮かせて肩を狭め、ぶるぶるっ、と全身を軽く痙攣させた。
 その痴態もなかなかなのだが、唇を噛んでも漏れ出る声がまるで無理矢理犯しているか
のようで、あなたの獣性を誘った。
 張りのある乳房をふにふにと揉む。硬質の張りを持つくせに触れるとマシュマロのよう
で、手に溶けるように吸い付いた。病み付きになるほど素晴らしい感触だった。
 乳首いじりをやめると、ヒメカミは上体を曲げて荒い息を吐いた。気だるそうに開いた
唇がしっとりと濡れていた。
 腰を動かしたのは刺激に対する反射でしかなかったが、それはヒメカミ自身を肉欲の沼
へと沈める行為だった。唐突な肉体の反応は、わずかに浮かせて子宮口への刺激を避けて
いたヒメカミの防衛策をあっさりと無効化した。みっちりと子宮口に食らいついた亀頭は、
腰が前後に動くとそのまま子宮口をコリコリ弾き、子宮口周辺のボルチオ性感帯までを
押しつぶした。それはヒメカミの胸の奥底を熱くさせると同時に、脳の底をぐらぐら揺さ
ぶられるような快感だった。唇を噛んだままの口元が悦びに歪み、快感を悟られまいとき
つく閉じた瞼の裏はチカチカと明滅した。足の指まで広がる充足感は女の本能を幾ばくか
満たされたからだ。
 ヒメカミはゆっくりとまぶたを開く。その顔はヨミガエリの塔に君臨する地獄の姫では
なく、あなただけの女の子だった。
 ヒメカミはきらきらと光る瞳をあなたに近づけ、そのまま唇を重ねた。
 側頭部が痺れるような粘膜の快感、胸の中がふわふわ湧き立つような幸福感があなた達
を満たす。
 いつまでそのままでいたのか、あなたはかすかな気配を感じて寝室のドアに目を向けた。
 下着姿のミウがこっそりと寝室に入ってきていた。あなたの視線に気づくと、唇に人差
し指を当ててみせた。
 あなたがミウから視線を戻すとほぼ同時に、ヒメカミが名残惜しげに舌を出しながら顔
を上げた。
「先生、好き……」
 そう呟いて、今度はあなたの耳、首筋、鎖骨へ順々にキスしていく。ついばむだけでな
く、唇で挟みこむように、時には吸い上げて肌に跡をつけた。肩、腕、手、胸と続く。先
ほどまでの傲慢に似た冷たさはなく、気持ちのこもった奉仕だった。
 できるところには全てキスしてしまうと、ヒメカミは淋しげにあなたを見つめた。
 今度はあなたの番だ。
 あなたは上半身を起こし、ヒメカミと相対する。ヒメカミは幸せそうにはにかんだ。挿
入したままなので、頬が上気している。
 首を伸ばしてヒメカミの耳から首筋と、さっきやられた順でキスを返していく。ヒメカ
ミは首筋が出る服をよく着るので、キスマークは付けない。それがヒメカミには不満であ
るらしく、時折唇を尖らせて文句を言った。
 あなたがヒメカミの身体にキスするたび、白い肌がさっと赤くなる。ヒメカミの吐息が
官能的にうねるようになり、嬌声一歩手前まで近づく。固くなった乳首は避け、雪のよう
に白い乳房をねぶると肩を狭めてヒメカミは震えた。
 あなたはヒメカミに目で合図をして、体位を変える。
 寝転んだヒメカミの長い髪がさらりと流れ、ベッドの端に落ちる。横になってあなたを
見つめるその姿は裸体と言えど品があり、姫の名にふさわしかった。
 あなたはヒメカミの片足を下にして、今度はゆっくりと挿入する。力任せに突き入れて
も全く抵抗がなさそうなほど濡れていた。ゆっくり入っているためにうねるヒダの動きが
よく感じられ、あなたは危うくうめき声を上げるところだった。
「はぁ……ぅん」
 ヒメカミの満たされた声が甘い。あなたの耳朶を溶かすような響きがあった。少女の殻
を破った、女の鳴き声だった。

0650クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:42:20.94ID:BIg5V44A
 
「先生、熱い……もっと、温めて」
 あなたは抽挿を開始する。淫蜜でぬかるんだ膣のほうが熱かった。そこは抜き差しを繰
り返すたびにとろとろと愛液が染み出し、ぴちゃぴちゃと水音を立てそうなほど肉ヒダが
肉茎に絡みついた。音がしないのは膣全体が締めつけを強めているからだ。
「あっ、はっ、あうっ!」
 あなたはヒメカミの足を尻の下と脇腹に感じながら、子宮口の周りをほぐすように腰の
動きを変えた。
「あぁ、はぁぅ」
 子宮口周辺はほぐれるまでは刺激が弱い。あなたは身を乗り出し、ヒメカミのほっそり
としてなだらかな脇腹を手でなぞり、へその下を軽く押してみる。
「ひっ、あんっ!」
 コリ、と亀頭が子宮口をえぐる感触があった。膣の天井が肉茎にぴったり押し付けられ、
ヒメカミはシーツを掴んで悶えた。
「これっ、癖に、なるっ……!」
 掴んだシーツが波を打ち、ヒメカミの美しい長髪がサラサラと音を立てた。海辺で愛し
合っているかのようだった。
 悶える様にも気品があるヒメカミだった。芸術品が腰から下だけ生々しい女の性をむき
出しに迎え腰を遣っていた。高貴な身分の者が下層民に犯されているようにも見える。そ
れは怠惰と没落の淫靡な香りが漂っていた。
 あなたはヒメカミの幻惑的な気品を汚す喜びに猛っていた。紫色の薔薇の花弁を散らし
ていく、暗い喜びに。
 何十度目かにボルチオを突いた時、きゅう、と膣が締まって亀頭を包み込んだ。口の中
に飲み込まれたような感触だった。
「あっ、あぁぁぁぁ!」
 ヒメカミは目を見開いて快楽を告げる。あなたはもう一度子宮口をずらして突く。
「はぁぁぁぁっ、あぅ」
 ほぐれた、とあなたは判断した。そこからはもう簡単だった。
 あなたはヒメカミの両の手首を押さえ、遠慮なしの乱暴な腰使いを始めた。嫌がる姫君
を押さえつけているかのようだった。
「先生っ! だめ、これっ!」
 腕が抑えられているので腰の動きがそのまま乳房に伝わり、ぷるぷると誘うように揺れ
ていた。あなたは乳首に吸い付き、ヒメカミが望んだようにキスマークを付けんばかりに
吸い上げた。
「ふぁぁぁぁぁぁっ、あぁぁぁぁぁぁぁ!」
 窓から灯りが差しこむだけの薄暗い部屋で、ヒメカミの白い身体が踊っていた。新雪の
ように輝く肌と、薄い紫水晶の髪だけがこの部屋の色彩だった。
 その部屋の隅の方から、焼けつくような視線をあなたは感じていた。気配すら押し殺し
たそれは、確かな情念を渦巻いて少しずつ深みを増していた。

0651クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:42:52.42ID:BIg5V44A
 
「先生、せんせいっ! わたしっ、すき、ずっと……!!」
 ヒメカミの髪が自身の身体にまとわりついていた。囚われた姫君だ。囚えているのは悪
役ではなく、ヒメカミ自身の肉欲でしかないが。
 子宮を突くごとにヒメカミは理性を失っているのに、乱れた髪はますます煌き、よがり
涙は宝石のようだ。
「あっ、あぁぁっ、ひっ、はぁっ、やっ、せっ、せいっ!」
 あなたはヒメカミの瞳を見つめた。ふと気付いて、手首の押さえを外す。
 ヒメカミはやわらかな笑みを浮かべて、両腕をあなたの肩に巻きつけた。あなたはとヒ
メカミの間で離れがたい暖かな空気が生み出され、互いの気持ちをつないだ。
 引き寄せられるように口付け、唾液を吸い、流し込んだ。
 ヒメカミの膣がきゅう、と収縮したその瞬間、あなたは精を放った。
 白い足があなたの足に絡み、肩に回された腕は固まって動かなくなる。ヒメカミは遠く
の夜空を見つめるような目をして子宮から脳へ走る快楽と、例えようのない幸福感に陶酔
していた。
 あなたは均整のとれた女の体へ性を注ぎ続け、ぐったりと脱力したヒメカミの舌をむさ
ぼるように吸い上げた。舌先で小さな舌をつつくと膣がビクビクと痙攣し、歯茎をねぶる
とうねった。
 五分ほどそうしていた。あなたはグラスに注げそうなほど射精して顔を上げた。ヒメカ
ミはうっとりとしたままあなたにもう一度キスし、あなたを手をとって再び何度もキスした。
「いまの、またやられたらとろけちゃうかも。わたしは構わないけど……」
 言いながらヒメカミのまぶたが下りていく。ヒメカミは終わるとすぐに寝てしまう。
「せん、せ……もういっか、い……」
 あっという間にまぶたが閉じて、すぅ、とすぐに寝息が聞こえた。
 腰を引くと肉茎が抜け、閉じきらない蜜口から愛液と混ざって薄まった精液が流れだした。
 あなたは大きく息を吐いて部屋の隅へ振り向く。

0652クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:43:32.97ID:BIg5V44A
 
 ミウは下着を脱ぎ捨て全裸でベッドの上に立ち、あなたを見下ろしていた。その瞳はま
どろむように潤み、呼吸は平常より深く、早い。
 両手は股間に向けられ、左右の秘唇を愛液まみれの指がいじくり回していた。おろされ
た両腕は豊かに突き出した両の乳房を絞るように押し上げ、りんごのように赤い乳首を真
正面へ向けて揺らしていた。
「……っ、……っ!」
 ミウの呼吸に刹那の間隙が生じるたびに細い指から、ぽたり、と雫が垂れシーツに染み
こむ。ヒメカミのそれと違いサラリとしたそれは糸をひくこともなく、かき回す指の間か
らも飛沫となってシーツを汚し、足元のシーツには親指ほどのシミと無数の小さな点々が
広がっていた。それは揮発してミウ独特の香りをあたりに漂い、ヒメカミの体液と精液の
入り混じった性臭を追い払うかのようにあなたの頬を撫でた。
 その香りを嗅いだ途端にヒメカミに溺れていたあなたの意識は覚醒し、今度はミウとい
う女の魅力に絡み取られる。
 ミウと目が合う。かすかに開いた口元は空気が出入りするだけで何も言わない。だが、
ミウの瞳はあなたを急かしていた。
 ヒメカミとの幻惑的で静かに犯し合う濃厚な性の交歓を延々と見せつけられたミウであ
る。煮立った情欲に浸った理性はすっかりと茹で上がっていた。
 あなたは吸い寄せられるようにミウの足元へ這い、膝立ちになった。
 鼻先に見る性器はミウの両手に隠され、全貌までは明らかにならない。指の間から見え
るそれは愛液でてらてらと光り、指の動きに合わせて柔らかく広がり、指が離れれば音も
なく閉じた。濡れた薄いヘアは薄暗がりの中でキラキラ輝き、あなたの鼻をくすぐった。
 ミウの指はあなたに魅せつけるように動きを激しくした。少女たちの中でも特に色素の
薄いミウであるから、白い皮膚に赤貝のような媚肉がちらちらと覗くそのコントラストが
あなたの目を釘付けにした。淫液が塗り込められた秘所は葛のような透明感を持ち、吸い
付かれる瞬間を待ちわびているように見えた。
 あなたは更に顔を寄せ、ミウの両手が左右に最も離れた瞬間、広げられた秘唇の中央、
甘露滴る蜜口へと吸いついた。
「はあっ、ぅんっ!」
 ミウの声が裏返る。ミウは自ら秘唇を左右に広げた状態であなたの唇を受け入れた。
 あなたはまずは淫液を舐め取り、蜜口から陰唇までを清める。雫の一滴も逃さないよう
に秘唇の裏側まで丁寧に舌を這わせると、舐めとった後から愛液が再び滲み出し、蜜口に
集まって雫になった。その雫を吸い、蜜口の縁にたまった甘露までも舐め取る。
 ちゅ、じゅる、と汚らしい音が寝室に響く。
 水音はその倍の音量で、欲望に熱せられたミウの脳内にぐわ、と響いた。蜜口に吸い付
かれ、秘唇の裏側を舐めしゃぶられるたびに、背骨の内側を直接なめられたかのような快
楽に襲われる。ミウの腰から背中に甘い神経信号が走り、このままでは立っていられない
と警告する。
 警告とわかってもミウには何もできなかった。腰から背中に広がる悦楽は脳幹を突き抜
けて後頭部に達し、大脳新皮質をビリビリと痺れさせた。ミウは「ひっ、ひっ」と高い音
で鳴きながら、少しでも快楽を体外へ逃がそうと上体をそらした。ゆったりと揺れる乳肉
の上の赤い乳首を天井に向け、無理な姿勢なりに身をよじって肉体から快楽を追い出そう
とする。
 ミウの精一杯の抵抗にもかかわらず、それは無駄な努力だった。あなたが舌を動かすた
びにミウは上体を逸らしていたが、膝ががくがくと震え落ちていき、ややガニ股の中腰に
なっていった。己の陰唇を広げたままなので、誰がどう見ても陵辱されるために秘所を差
し出しているようにしか見えない。

0653クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:44:23.84ID:BIg5V44A
 
 蜜口は今や愛液ではなくあなたの唾液がまぶされ、その匂いを変えつつあった。サラサ
ラと透明だった愛液はいつの間にか白く濁り始め、どこか生々しい匂いを放ち始めていた。
 ミウは香りの変化に気づく余裕はなかった。あなたの舌が動くごとに、いや、ただ触れ
ているだけでも快楽の電流は腰から走り、逸らした背中のある一点に渦巻くように溜まっ
ていた。それは水をいっぱいに満たしたコップに似ていた。その縁から快楽が溢れる時が、
ミウの理性が決定的に崩されてしまう時だ。
 ちゅ、ぢゅる、ぴちゃ、ぬちゃ……。
 ミウの状態などあなたは知らない。ただ湧き出る愛液を舌で掬い、己の唾液をまぶす。
舌の動きはゆっくりなのに快楽はミウの閾値へグングン近づき、こぼした水が床に広がる
ように、なんの抵抗もなくあっさりとミウは絶頂した。
「はぁ、っく、う、ぁあっ!」
 無理な姿勢をとっているために、声もろくに出ない。蜜口は激しく収縮し、膣道にあふ
れていた淫液をびゅっ、びゅっ、と吹き出させた。
 背中に渦巻いていた快楽信号はダムが決壊するときのように勢い良く放たれ、子宮へと
降り注ぐ。ただ情欲に熱されていただけの子宮が、ドロドロの子宮汁を垂れ流しながら子
種を求めて蠢く種付けモードへと変質していく。その戦慄きにめまいに似た意識の混濁を
感じ、ミウは再び達した。
 ガクガクと膝が激しく震えたかと思うと、ミウはゆっくりと横に倒れた。真後ろに倒れ
なかったのは、膝が笑って重心がずれたためだ。
 あなたは顔にかかった淫液を腕で拭うと、虚空を見つめたまま荒い息を突くミウの尻を
眺めた。あれだけいじりまわしていた秘唇はほとんど閉じている。わずかに覗く蜜口が細
く長く息をするときのように、ゆっくりと収縮していた。埋めるべき空隙を埋められぬ寂
しさの吐息のようにも見えた。白く濁った本気汁が蜜口からとろりと溢れ、尻と太股を伝って
シーツに吸い込まれた。
 白く、柔らかく、温かな牝肉があなたを待っていた。本人の意志がどうあれ、その肉体
はあなたの雄を渇望していた。
 あなたはミウの腰骨に手をかけてうつ伏せにさせようとした。ミウとする時はいつも対
面座位か騎乗位が基本で、主導権があなたにあっても、常にミウのコントロールが効いて
いた。
 彼女が絶頂の余韻に浸っている今がチャンスだった。彼女の白い尻を掲げさせて上から
押しつぶすように媚肉をこねくり回し、犬のように喘がせる機会は他にない。
 だがあなたの腕をミウの白い指が抑えた。読まれた、とあなたは思った。きっとミウは
呼吸を荒くしながらも余裕を取り戻した表情でこう言う。悪く無いわね。でも、別のやり
方があるんじゃない?
 あなたはミウの表情を窺う。ミウがいつも浮かべている、あなたの反応を楽しむ気配は
なかった。欲望の支配から理性は解き放たれていたが、切なそうに、困ったように眉根を
寄せていた。
「今日は、その……前から、お願い」
 あなたはその申し出に驚いた。ミウは、正常位のようなありふれた行為は児戯と見て嘲
笑っているイメージがあった。
 今夜は何かが違うことにあなたは気づいた。ヒメカミとの行為を見せつけられて欲情し
ていたからだろうか? 行為の前に欲情していたことは前にもあったが、いまのようには
ならなかった。あなたはベッドの反対端で寝息を立てるヒメカミを意識する。ヒメカミ?
そう、ヒメカミが寝ている。
 いままでは、ミウとするときはいつも3人だった。そのときでもミウはヒメカミが多く
愛されるように気を回し、自身は愛撫やじゃれあいには参加するものの、本番はヒメカミ
が見守る中で手短に済ませてきた。ミウと二人きりでの性交は、禁忌だった。
 いま、ヒメカミは意識を失っている。しかしここにいることは事実で、ミウと二人きり
なわけではない。少なくとも、そういう言い方が出来る。
 あなたは今、どういう状況にいるのかやっと理解する。覚醒した視線が答えを求めて彷
徨い、仰向けになって足を広げたミウの視線と絡み合う。密やかな確信が交錯する。
 お互いに何も言わなかった。決して口にしてはいけないのだ。その瞬間に全てが終わる
のだった。

0654クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 01:45:36.17ID:BIg5V44A
 
 ミウは伸ばすようにして、足をわずかに広げた。二人きりの性交に恥ずかしさがこみ上
げ、頭の両側の枕を握りしめ、顔を埋めるようにして目元を隠してしまう。はみ出した耳
が赤い。
 あなたはミウの両足の間に体を滑り込ませ、かつてないほど固く突き出した肉棒を手に
した。鉄のように硬い陰茎は溶鉱炉から出てきたかのように熱い。熱病に冒されたように
興奮しているのに、心はひどく平静だった。恥じらうミウは美しく、ミウの発する音以外
なにも聞こえず、神聖な儀式を行うかのような敬虔な気持ちが沸き起こっていた。ミウと
するのは初めてではないのに、今から処女を奪うような、そんな不思議な感動があった。
 あなたは片手で肉棒を支え、秘唇に当てる。ミウの膝頭が上がり、あなたの目の前で両
の膝頭がくっついた。男慣れしないその抵抗を、あなたは空いている手を使って押し広げた。
 ミウの厚い秘唇を亀頭で押すと、ぬるりと動いて包みこもうとする。蜜口を感覚で捉え、
慎重に押し進める。
 圧迫感を伴う快感がミウの股間に広がる。処女のような素振りとは裏腹に、絶頂を経て
すっかりぬかるんだ膣壁が味わうように肉茎にまとわりつき、試すように、はねつけるよ
うに押した。
 あなたは息を殺して腰を前に進めた。そうしないと情けない声が出てしまいそうだった。
 ミウは体内をせり上がってくる圧迫感に、頬と耳が熱くなるのを感じていた。初めてし
た時はヒメカミが見ていたせいか、軽口を叩く余裕があった。いまは息をする余裕もない。
圧迫感がそのまま恍惚の波となって全身に広がり、頭と顔は熱くなる一方なのに、胸の
奥は糖蜜となって滴りそうなほど蕩けていた。その幸福感が目元をジン、と熱くさせ、涙
が浮かんだ。心の何処かで、もう思い残すことはない、と呟いていた。
 ちゅ、と子宮口が鈴口にキスをする音がミウの体内に響く。暖かな毛布に包まれた時の
ように肌がざわつき、足の爪をシーツに立てる。軽い絶頂が過ぎるとミウは大きく口を開
け、ぜいぜいと荒い息を吐いた。
 あなたは動きを止めてミウを見ていた。明らかに通常の感じ方ではなかった。膣ヒダも
いつもより強く絡みつき、いまでさえ舌先でもてあそぶようにあなたの剛直を責めている。
いつ動いていいのか、計りかねていた。
 ミウは荒い呼吸を繰返す。イッたのにテンションが下がらない。肉欲が霞になって意識
を混濁させている。引き潮のように消えていくはずの子宮の疼きは、ピン止めされたよう
に引っかかったままだ。
 全く動かない肉棒はズクズクと熱を放ち、子宮をジリジリと熱し、狂わせていく。ミウ
はたまらず、両膝をあなたの腰に当て、引き寄せた。顔を隠す枕を少しだけずらし、目を
合わせる。言いたいことが言葉にならず、数回口を開閉したあと、やっとのことで声が喉
から出てきた。
「ね……動いてよ」
 あなたは生唾を飲み込み、両手でミウの腰を掴む。ミウが驚きの表情を見える前に大き
く腰を引く。ミウの唇が、あ、の形のまま引き伸ばされ、あなたが腰を子宮まで押し出す
と声は止まり、動きを止められた虫のように全身ががくがくと震えた。
 あなたは欲望に突き動かされるまま、抽挿を開始する。ミウの肉ヒダは突き放すような、
誘いこむような矛盾する動きであなたの性感をたやすく操った。そのくせ、2,3度突い
ただけでたやすく痙攣し、性器の接合部からぴゅ、ぴゅ、と潮を吹く。
「あ、あっ!」
 ヒメカミに気を使っているのか、ミウはいつも声を殆ど出さなかった。あなたはヒメカ
ミが気を失っている今、ミウの声が聞きたかった。なんの遠慮もない、子宮がそのまま叫
んだような雌の本能の喘ぎを。

0655クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:13:38.44ID:BIg5V44A
 
 抽挿にうねりを加える。ミウは歯を食いしばって耐えていた。あなたは焦らず、子宮口
の周辺をえぐってミウの昂ぶりを待った。
 ミウは断続的に襲う軽度の絶頂に酸欠寸前だった。空気を求めて口を開いても、膣壁の
一番善いところを擦り上げて子宮を打つ、熱い剛直が快楽の電撃でミウの動きを止めた。
 イく。吸う。イく。吐く。声を漏らすまいと噛み締めた歯を緩めれば、少しは楽になり
そうだったが、ミウはそれはしたくなかった。ヒメカミが見ているからこらえていた、い
つもの癖からではない。自分の声でヒメカミが目を覚ませば、二人きりの時間が終わって
しまう……。
 ふと、体温を感じて、正体を確かめようと枕をずらす。覆いかぶさったあなたと目が合
い、視線が吸い込まれたように動かなくなった。
 すっ、とあなたは近づくと、ミウの唇に自分のそれを割り入れる。するりと舌を伸ばし、
ミウの小さな白い歯を通りすぎて奥で震える舌に触れた。唇も舌も、ミウの中は熱かった。
果実を割ったように唾液が溢れ、ミウとあなたの口元から混ざり合って光る雫が零れた。
 バチン、とブレーカーが落ちるようにミウの思考が消える。先ほどまでぐるぐると回っ
ていた思考の領域に、どっと快楽が流れ込み、銃弾に撃たれたようにミウはのけぞる。逃
げるように動くミウの唇を追って、あなたはミウに覆いかぶさった。抽挿しながらの口づ
けが完全にミウにとどめを刺し、彼女の両足は抽挿とは違うリズムでビクビクと跳ねた。
 ぷはっ、と、どちらのものかわからない声を上げて、二人の唇は離れた。
「はぁっ! あ、ぁ――――――――!」
 ミウの口元から蕩けた声が漏れ出す。軽度の絶頂が延々と続き、爪の先まで雌の歓びに
に浸った結果、喉から湧いてくる何かだった。
「あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ぁぁぁぁぅぅぅぅぅぅ……」
 激しい快楽が肉体作用としてミウの全身を支配していた。その肉体の刺激と反射作用の
裏側で、胸から溢れる幸福感が破裂しそうなほどに全身を満たす。幸福感と快楽が二重に
押し寄せ、ミウの意識が受け止めきれずにオーバーフローする。過剰な幸福感と快楽で肉
体も脳も破裂しそうだった。
 どうせ死ぬならいまがいい。
 ミウは狂喜する肉体に意識をすり潰されながら、そんなことを思う。
 両手はすでにあなたの背中に回されていた。顔を隠すものは何もない。ただ歓びの涙を
流し、口からたわ言を垂れ流していた。
「ぁぁぁ、すきぃ、ぅぅぅ、ぁぁぁぁぁ、す、いぃぃぃぁあっぁぁぁぁぁっぁ……」
 何を言っているのか、ミウ自身理解していない。胸の奥から、普段決して言えない何か
が漏れ、溢れ、解放できる満足感がミウの神経を焼くほど恍惚とさせた。
 再び互いの舌を絡める。幸福の粒子が、ぱっ、と飛び立って脳裏に染みこむ。目玉が裏
返りそうなほど精神的な刺激に支配され、一瞬、五感の情報があやふやになった。
 ミウの最奥を突く亀頭が膨らむ。身を捩るような動きに変わったので、射精が近いこと
をミウは知る。

0656クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:14:16.62ID:BIg5V44A
 
 白くドロリとしたそれが子宮に叩きつけられることを想像して、ミウの子宮がきゅう、
と収縮したような気がした。まるで精液を啜るかのように。
 子供がほしい、とミウは思う。赤ちゃんがほしい、今欲しい。心の底から愛する男の、
理性をなくすほど、死んでもいいと思えるほど抱いてくれる男の子供を産んで、何が悪い
のか。自分はこの男がいい――――。
 ミウは両足をあなたの尻にかぶせた。もっと、もっとと促すように尻を押す。ミウの口
元がうっすら笑みを浮かべる。
 ひときわ深い挿入が来た。精液が噴き出し、子宮を灼いた。それだけで快楽が四肢を断
絶するように走り、身体がばらばらになりそうな錯覚を覚える。さらに男の恥骨を押し付
けられたクリトリスがつぶされ、ミウは悲鳴をあげた。
 善がり殺される。
 ミウが叫ぶその寸前、あなたの唇がミウのそれを塞いだ。
「――――――――っ! っ! ――――――――!!!!」
 その時、ミウは受精するだけの生き物だった。絶頂で筋肉は固まったかのようにあなた
を引き寄せたままだ。手の指はそれぞれが別の曲がり方をし、足の指はぴんと広がってな
お足りないかのように小刻みに震えていた。
 子宮口は亀頭に吸い付いてちゅうちゅうと熱い精液を吸い上げている。肉ヒダはきつく
肉棒に押し付けられながらも優しく尿道に触れ、なおも射精を促していた。柔らかな尻肉
はぶるぶると震え、脚は蜘蛛の糸のようにあなたにピッタリとくっついていた。
「!!!! っ! っ! ―――――――! ――――――――!!」
 ミウはあなたの口の中で叫んでいた。いままでどんなに肌を重ねても、決してあらわに
なることはなかった気持ちがミウを狂わせていた。
 何十分もそうしていたような気がした。ヒメカミのときよりも長い射精が終わり、ミウ
の四肢が硬直から解き放たれ、だらりと伸びた。あなたは唇を離した。甘かったはずのそ
れは、いまは何の味もしなかった。
「あ……あっ、あっ、あ……ぁ」
 ミウの瞳はどこも見ていなかった。絶頂と幸福感の波に押し流され、法悦の海を漂って
いた。
 あなたは立ちくらみのような疲れを感じ、ミウの隣にどさりと仰向けになった。投げ出
した右手にさらりとした感触を覚える。ヒメカミがそこにいたことを思い出した。もうず
いぶん昔のことのようだった。
 あなたは右手を緩慢に動かしてヒメカミの頭を探り当てた。少し撫でるまでで限界だっ
た。あなたの意識は暗く、暖かな闇へと落ちていった。

0657クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:15:09.24ID:BIg5V44A
 
 目を覚ましたとき、自分がどこにいるのかわからなかった。
 けだるい朝の毛布のような暖かさが意識と現実の接続を阻んでいた。
 体が少しずつ現実感を取り戻していき、ずっしりとした下腹の感覚で五感が現実とつな
がった。
 ベッドの上。体がひどく重い。耳を澄ますと、ヒメカミの小さな寝息が聞こえた。
 自分が何をしていたのか、ミウは思い出す。裸の肉体は絶頂の狂乱から抜け出し、その
熱を治めつつあった。
 あなたはミウの隣でヒメカミの頭に手を置いたまま眠っていた。
 ミウはその光景を見つめ、天井に視線を戻した。胸の中にぽっかりと穴が開いたようだった。
 幸福感で肥大化した精神の外郭だけが残り、抜け殻のように虚ろになっていた。抜け殻
は過ぎ去ったものの大きさを実感させた。ミウは泣きたくなったが、涙は出てこなかった。
体液はさっき散々流したのだ。
 ミウは片腕を苦労して持ち上げ、目の上に乗せる。行為の最中に気持ちをさらけ出した
ことに、自分を殺してしまいたいほど嫌悪していた。
 ヒメカミは彼を慕い、彼はヒメカミを選んだ。生徒の幸せを壊すことは、教官として、
決して許されることではない。
 しかしヒメカミが気を失い、二人きりだと気付いたその時。タガは外れたのだ。
 それだけではなかった。射精される直前、自分はなにを思ったか。
 子供がほしい。教え子の想い人の、その子供が。
 寒けがぞっと背中を走った。
 自分に子供などできたら、教え子を不幸にするだけではない。ヒメカミと彼の人生を、
一生暗い影が落ちるものに変えてしまう。その先にどんな幸運があろうとも、その軋みは
崩壊に向かって大きくなるだけなのだ。
 ミウは下腹を手でさする。火傷の痕のように、まだ熱い気がする。そこは静かな笑みを
浮かべるほど、場違いに幸福な重みがあった。
 ピルを飲んでいてよかった。ミウはそう安堵する。絶対に飲み忘れることはできない。
これからも……。

0658クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:15:39.68ID:BIg5V44A
 
 ヒメカミがあなたと結ばれた時、ミウは素直に祝福することができた。そうして背を向
けた。だが、ある日ヒメカミが言ったのだ。
 3人で良ければ、一緒にいてください、と。
 やはりあれは、ヒメカミに救われたのだろう、とミウは思う。
 ただの頼りない後輩と思っていたが、共に過ごす内に心の奥底が揺らぐように惹かれて
いた。そんな気持ちを秘めたままの別れが、ミウの孤独を癒やすどころかいっそう深くす
ると、ヒメカミは直感したのだ。
 かなり悩んだが、孤独がある程度癒えるまで、という条件でミウは頭を下げた。正直な
ところ、あのまま別れていれば会いづらい気持ちが膨らみ、みんなと会う機会も減ってい
っただろう。ミウの孤独は深まるばかりだったはずだ。ヒメカミにはいくら感謝してもし
足りない。
 そこのところ、拡大解釈を重ねて三人でのセックスまで持っていったのは、結局自分の
気持ちに蓋ができていないのだ。
 それはもう、いい。この関係はセックスまでだ。それ以上は、絶対にいけない。命に換
えても。
 決意を新たにすると、ミウは体の向きを変える。疲れきった体には重労働だったが、ミ
ウには温もりが必要だった。女としてのわがままに、孤独に耐えるだけでは生きてゆけな
いのだ。
 ミウはあなたの頭を胸に抱えて瞼を閉じる。
 いまだけは、私の男。
 鋭い痛みのように走った独占欲が、教え子の笑顔を思い出して消える。いつか終わる関
係だった。だがミウは不思議と辛くはない。
 ミウの想いが叶えられなくとも、教え子が幸せになるとなればそれで満足だった。
 地獄へ落ちる前の自分には孤独しかなかった。つらい思いをしているのに得られるもの
は何もなかった。孤独は空虚でしかない。
 この関係は、つらさと引き換えに教え子の幸せが得られるのだ。
 それを人が笑おうとミウは気にしない。この関係に孤独や空虚の入り込む余地はどこに
もない。大切な人々とのつながりに満ちている。
 孤独でしかいられなかった自分の、なんと惨めで、なんと愚かなことか。
 ミウは、終わりの時まで楽しもうと決めている。人生も同じはずだ。いつかはわからな
いが、必ず終わりは来る。それまで自分にできることの、精一杯をやるしかないのだ。
 せめてもう少し、この温かな気持ちに浸らせて欲しい。
 そう願いながらミウはあなたの髪を愛おしそうに撫で、額にくちづけしてから眠りについた。
 凛とした目元に涙が浮き、すぐに枕に吸われた。
 閉じられたミウの長いまつげは、何事もなかったかのように涼しげだった。

0659クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:16:32.77ID:BIg5V44A
 
 ミウが寝息をたてはじめた頃、ヒメカミは瞼を開いた。
 両足を揃えたまま身を起こし、腰を覆うほど長い髪を手で背中へ払う。
 ヒメカミが意識を取り戻したのはあなたとミウの行為の真っ最中だった。その時起き上
がることができず、目を閉じたまま耳に届く音だけを拾っていた。
 窓の下の街灯の明かりが柔らかく、しかし冷たく差し込んでヒメカミの横顔を照らした。
あなたとミウの寝顔を見るそれは、あるべきものへの飢えが浮かんでいた。
 自分の時とは違う、性の本能に満ち満ちた性交だった、とヒメカミは音だけの記憶を思
い返した。
 せっぱ詰まった喘ぎ。軋むスプリング。肌が擦り合い、粘ついた体液があふれる音。声
にならなくとも伝わる、女の本能を溶かし、飲み込む悦楽。
 嫉妬の気持ちはあったが、大きくはなかった。それよりもミウの態度が気になっていた。
(ミウ先生は、やっぱり先生のこと……)
 普段からかうように接しているようだが、それだけとは思えなかったヒメカミにとって、
淫熱に浮かされたミウの告白はやはりとは思えど意外なことではなかった。
 そこまで気持ちを押し殺す理由にも見当がついた。ヒメカミが、ミウの教え子であるからだ。
 ヒメカミは陰鬱そうに視線を落とし、シーツを撫でる。あなたとミウへの嫉妬は、肉体
関係をもったことに対してではない。からかわれるだけの友人のようなやりとりが常で、
恋人のような振る舞いを必要としないのに、互いの体温がなければ生きられないような二
人の関係に対してだった。
 それぞれの生き方がたまたま重なっただけ、とでも言うような、言ってみれば大人同士
の付き合い方だった。相手に寄り添うヒメカミでは、決して築けない関係性だ。
 だからと言って、ミウをライバルや浮気相手とみなして憎むことはできなかった。両親
の離婚で家族を失ったヒメカミにとって、ミウはすでに家族同然だ。ミウと、あなたと過
ごす時間は、長年冷えきった家族関係しか持てなかったヒメカミにとって、得難いものに
なっていた。
 家に一人でいる時、ふとこの関係は数年内に終わるのだと実感し、泣きたくなる衝動に
駆られることもあった。
 そう、この関係は終わる。ミウはこんなに気軽に家に来ることはなくなるし、あなたも
気軽にミウの挑発に乗らなくなるだろう。それはあなたとヒメカミの関係が深まるからだ。
 ミウは絶対に自分に譲る。自身の気持ちを黙殺する。その確信がヒメカミにはあった。
教え子だから。家族だから、決して幸せを壊すようなことはしない。その気持はヒメカミ
にも痛いほどわかった。気持ちは同じだ。
 しかし、それこそがヒメカミの飢えを生み出しているのだ。
 女として、決着を付けたい。その渇望は日毎に大きくなっていく。
 その決着を付けないことには、ヒメカミはあなたの傍に居続ける自信がない。
 ヒメカミは選び、選ばれたかった。譲られたくなかった。あなたとミウと結ばれること
で二人が幸せになるなら、それでも構わないとすら思っていた。
 好きな人に幸せになってほしい。ヒメカミの気持ちはただそれだけだった。
 キッチンでのミウの予想。キサラギかシンと付き合ったら、という話を聞いた時、ヒメ
カミは心底羨ましく思ったものだった。
 考えて見れば、相手の気持ちに気付いて慮るのはランとトモエの関係に似ているし、理
由は違うが相手の奥底に踏み込めないのはユコサコに似ていた。そういう予想をしたのは、
ミウの中にヒメカミに対してそういう考えがあったからではないだろうか、とヒメカミ
は邪推してしまう。
 ミウと競いあいたい。お互いが幸せになるために。
 しかし、ミウは取り合わないだろうこともヒメカミは知っていた。いつか、ミウが身を
引いてこの温かな擬似家族は解散となる。そうさせずに、ミウと戦うにはどうすればいい
か、ヒメカミはずっと悩んでいたのだった。
 今はうまい手は思いつかいない。いつかは思いつくかもしれない。ヒメカミは悩むのを
やめ、再び横になってあなたに手を伸ばす。あなたの左肩が空いていたが、ミウと同じよ
うなことをしてはアピールが足りないと思い、脚にすがりつき、腰骨にキスした。自分た
ちを愛してくれた身体にお疲れ様を言う。
 いつかミウが終わりを言い出す日までに、いい考えを出さないといけない。戦い、勝つ
ために。
 そんな決心とともに、ヒメカミは目を閉じる。
 戦場で眠る騎士のように、どこか緊張感の抜けない寝顔だった。

0660クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:17:30.74ID:BIg5V44A
 
 深い海から浮かび上がるように、あなたの意識はまどろんだまま浅い覚醒を迎えた。
 まぶたが重くて開けられない。まぶただけではない。体中が疲れきって、ひどくだるかった。
体中が更なる深い眠りを欲していた。
 右手の感覚がよみがえる。昨夜の記憶が途切れ途切れに思い起こされた。ヒメカミの頭
を撫でたまま眠ったのだ。
 ヒメカミはあの後何があったのか、あなたの右足に抱きつき、腰に顔を寄せて眠っていた。
あなたはヒメカミの頭を撫でる。するとヒメカミは腰骨にキスをした。寝るといつも
ヒメカミは抱きついてきたし、眠っているときに頭を撫でるといつもキスをしようとした。
あなたはヒメカミが本当に寝ているのか疑っていた。
 あなたは自分の頭が柔らかく、暖かなものに押し付けられていることに気付く。これは、
おそらくミウだろう。彼女の両足があなたの左腕に、逃がさないといわんばかりに絡ま
っていた。
 ミウに対して、昨夜はずいぶん無茶をしたような気がする。だが興奮しすぎたあなたは、
昨夜の情事の記憶があまりなかった。加えてこの疲労で、まともに頭が働かない。いつ
ものように余裕たっぷりに弄ばれたのだろう。
 先程から錯覚かと思っていたが、ずっとインターホンが鳴っている。
 頭の中のカレンダーを緩慢にめくった。誰か遊びに来る約束だった気がする。昨日はヒ
メカミがアレだったので、話しそびれた。
 誰だっただろうか。ラン・キサラギ・シンで、アリスが遅れてくるのだったか。
 どちらにせよ入ってこれないだろう。あなたがそう高をくくって再び眠りにつこうとす
ると、インターホンは止んだ。ついでガチャリと音がして、ランやキサラギの声が聞こえ
てくる。気がする。
「なんで開いてんだよ、無用心だな。おーい、オヤジー」
 空耳だろう、とあなたは思う。今、起きているのか寝ているのか、自分でもわからない
ほど現実感が薄い。
 キサラギが、夕食の準備がされっぱなしであることに驚いている声がする。
 いや、しかし、そんなはずがない。人生いろんなことがあるとは言え、こんな最悪のタ
イミングで、一番来て欲しくない子たちが来るなんて、そんなことがあっていいはずがない。
 仮にラン達だとしたら、割と潔癖症の気がある子達なので、裸で、しかも3人で寝てい
ることの意味を一瞬で察知し、こちらがなにか言うより早く怒り狂うに違いなかった。こ
とに、三人で、という点に。
 曰く、不潔、色魔、女の敵、クソオヤジ、やっぱり男なんて、ヘンタイヘンタイヘンタ
イ――――。
 ヒメカミは眠い目をこすりながらも、ちゃんと謝るだろう。この場合、責められている
のはあなただが、ヒメカミはそういう娘だ。
 ミウはどうだろう。平然とした顔で挨拶をして、「寝室を開けるときはノックぐらいす
る!」と叱りつけるかもしれない。まあ、ミウは寝起きが悪いのでそれはないだろうが。
 あなたは自然と笑みを浮かべる。
 どたどた、と足音が近づく中、ヒメカミの頭を撫で、ミウの胸に頭をうずめた。
 この幸せなまどろみが、どうかいつまでも続きますように。

0661クリミナルガールズ ヒメカミ(ミウ)ED後2014/12/26(金) 02:23:42.92ID:BIg5V44A
以上です
お粗末さまでした

長くかかりましたが、だいたい全員書きましたね
ネタはまだ2,3本ありますが、全部非エロです
そのため、このスレへの投下は今回が最後になります

読んでくれた or 感想を下さった方々、ありがとうございました

0662名無しさん@ピンキー2014/12/31(水) 04:13:23.29ID:76TdzLNO

0663名無しさん@ピンキー2015/02/09(月) 21:40:01.41ID:CVmc2+dY
テスト

0664名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 00:21:17.08ID:sC6ojm74
ちょっと思い付いたまま、ディスガイアの戦士(女)×魔人を。

内容はオリジナル、夢(超)展開ゆえ気にくわなければスルーをお願いします。

あと、携帯ゆえ改行のバランスが不自然かと思われます。そこのところもあわせてご勘弁を。
名前欄には、テストSSと書いておきます。

0665テストSS・12015/02/27(金) 00:24:16.90ID:sC6ojm74
 ―始めは、単に自身が戦いに敗れたからだと思っていた。

 全身に力が入らず、相手の男にされるがまま、私は押し倒され、胸の革ベルトを剥がれて、露になった乳房や乳首をごつい手で撫でまわされた。
 無論(それなりの)抵抗はした。
 いかに戦いに敗れていようと、乙女の貞操を奪おうといきり立つ雄を前に、ただ黙ってそれを受け入れるほど
自分と言う女は人格者でも聖人ない。もっとも、それが無意味なものだと思っていたが故の、最後の抵抗ではあったが。

 魔人―

 この魔界における、最強の種にして存在。百年に一人現れるか否かの稀有な戦いに特化した超人。
 一介の戦士にすぎない私の敗北は、ある意味では戦う前から決していたとも言える。
 「ま、魔人でも…欲情するんだ…」
 「……」
 魔人は答えない。
 既に女戦士の身体は満身創痍。全身の傷の種類は裂傷、打撲、骨折など選り取りみどり―
 完全な無傷(深刻なものでない)箇所は頭部くらいなものだった。
 「っ!い!痛ッ〜…」
 女戦士の股間、秘所に痺れる様な痛みが走り、思わず声が漏れた。それは挿入されたが故にではなく、
たんに骨が折れている箇所を無理やりに動かしたからにすぎず、その様相はもはや拷問に近い有り様だった。
 しかし、そこまでしてなお、魔人は女戦士を殺そうとはせず、その身体に異様な執着を見せた。
 (…なにか、変だ)
 違和感が生じる。それはどちらのものだったか定かではなく―
 「くっ、あッ!…はぐ!」
 怒張した肉棒を子宮に挿入されたまま腰をぐいぐい動かされる。無傷の身体であったならば、単なる
卑猥な性行為でしかないそれも、今の女戦士には、死に至りかねないくらいの苦痛が伴った。

0666テストSS・22015/02/27(金) 01:08:29.43ID:sC6ojm74
 泣いていた。
 女は、明らかにその瞳に涙を浮かべている。まだ流れるには至らずとも、その顔の表情に余裕を残しつつも、
それが魔人、自分に対するせめてもの抵抗であり、痩せ我慢であろう事は明白だった―

 「…ヒールではその傷の回復には足らぬだろうに…」
 「な?!…わかってたの?」
 「骨が折れてから、すぐ立って歩けるなど、魔法以外に手だてがなかろうに」

 言われてみて、女戦士は少しばかり自身の迂闊さを恥じ入った。相手の言う通りだ。一応回復させている
素振りだけは隠したが…結果としてあり得ない行動力を見せれば、それはどんな手品にも種や仕掛けはあるんだと
吐露している様なものだ。
 「…はあっ…はっ…」
 ヒール。初歩の回復魔法。
 いつか通りすがりの僧侶から、回復魔法の一つも知らない事には、魔界では生き抜けないと言われて、
自分は戦士ではあるが、特別に魔法を嫌ってるわけでも禁忌視してるつもりもなかったから、気紛れに
習得していた数少ない回復魔法だった。
 「あきらめがついたか」
 「うっ…く!」
 女戦士は、確かに手詰まりを感じていた。回復魔法により、静かにある程度身体と体力の回復をしたら、
この交わりをはね除けて脱出を試みるつもりだった。その一瞬の隙を突くくらいの爆発力は出せるハズだったのだが―
 「ちょっ、そんな…ら、乱暴なっ!や…うっ!」

 「どうやら、回復魔法が逆に仇になったようだな」

 「う、嘘っ?!……そ、んっ!ん!?」
 回復魔法で回復したのは、単に傷だけでなく。自身の性感の部分までをも回復させてしまったらしい。
 魔人は今までも女戦士を犯す事を止めてはおらず。その振動、刺激は、少なからず女戦士をのぼりつめさせる布石になっていた。

0667テストSS・32015/02/27(金) 01:48:29.55ID:sC6ojm74
 魔人は、女戦士の身体の抵抗が弱まっている事に、納得と安堵、それと一抹の寂しさを覚えた。

 それを、魔人自身が一番驚愕した。
 目の前で犯しているこの女は、自身との戦いに敗れた単なる弱者にすぎないはずなのに―
 (俺は今、何を――感じた?!)
 その焦りにも似た感情を塗りつぶそうと、魔人は女戦士をより一層乱暴に扱い、犯す行為を一層激しいものへと変えた。
 「ッ?!あっ!…が!痛ッ!ぐ!あっ!ああぁぁああっ!!」

 まだ完全に治癒しきったわけでない身体の傷がひらき、痛みが女戦士を悶絶させる。
 魔人は、勢いよく女戦士を持ち上げると、その股を開かせてその真ん中に再びズブリと自身の肉を挿入した。
 そこからピストンを始めて繰り返す。
 「あうっ!あぐ!ううぅぅ!」
 「ふっ…ふっ!」

 女戦士は、激痛に見舞われながらも、自身の中に燻っていた、疼くような感覚を、魔人にさらけ
出させてもらったかのような錯覚を覚えた。
 (や、やっぱり…男の子は元気じゃない、と―)

 魔人は、女戦士は途中から嫌がるような抵抗をせず、自らが昂るような腰使いで動いている事に気づいた。
 魔人は、この時改めて彼女の身体を「美しい」と実感していた。
 そして、何よりも誰よりも、自分のものにしたい―と。

0668テストSS・42015/02/27(金) 02:22:56.52ID:sC6ojm74
 女戦士は、あえて魔人に逆らわず、凌辱される事を選んだ。逃げ出す機会を得るためには、もう
それに賭けるしかない、と判断したが為に。
 だが誤算が生まれた。
 「く!あっ!……」
 それは―
 信じたくなかったが、本気で自身が感じている、という事に気がついた事だった。
 (ど、どうして?―こ、こんな事って…ひゃあぅ!)

 女戦士は、ある種困惑していた。魔人と会ったのはこれが始めてのハズだと思いながらも、自身の
感じ易いところを、逐一探り当てて、先回りするかの如く手を這わせて、蹂躙してくる様は、かつての―――ようで
 「ん?!っ!」
 気づくと口の中まで許していた。
 自分でも信じられなかった。今さっきヒールをこっそり使ってた時にやられたら、恐らくはその舌に噛みつくくらいは
やってのけたと思えるのに。

 そこから、本格的に女戦士は魔人に身体を委ねてみようと決意を固めていた。
 魔人は、戦いだけにこそ価値を見いだす存在だと聞いた。ならばこの交わりが終わってしまえば、自分は首をはねられるか、
心臓でも抉られるかで終わるんだろうな、と自身の末路を思い浮かべ、最後に女を感じてから逝くのも悪くないだろう、と。
 そんな悲壮な思いを抱いたにも関わらず、女戦士は存外魔人を身近に感じ始めていた。

 まるで、かつて恋人であったかの様に―

0669名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 03:39:54.34ID:sC6ojm74
失礼、ちょっと休みます。

続きは、書けたら明後日の深夜からでも書いてみます。

その時も名前欄は同じにします。

0670テストSS・52015/02/28(土) 23:44:40.29ID:2j/C7hAB
 転生―

 魔界では、稀に生まれ変わって第二の生を生きる者がいる。 大概は偶然になるものなのだが、場合によっては
生前の無念、怨念で蘇ったかのような者も存在していた。

 魔人は今、生まれ変わる前の記憶を取り戻した。

 女戦士は、魔人の性行為が明らかに今までのものと違うものになっている事に気がついた。
 最初の粗暴で荒々しい強引さが成りを潜め、稚拙にして惰弱、巧みにして正確な接触が一転、
粗雑の極みの様な不器用さで、まるで別人に入れ替わったかと思うほどに様変わりしたからだ。
 だと言うのに―

 「っあ…」
 何故か、その不器用さが心地良い。
 単純な快楽を得るだけの手段としてなら、さっきまでの魔人の方が5倍は上手いと理屈では思えるのに。
どこか的はずれに這う舌や、不馴れな挿入感が、逆に女戦士の精神を昂らせる。
 「ここに…」
 さ迷う魔人の行き先を自らの身体で誘い、導く。
 「…こ、こうか?」
 女戦士がこくん、と頷く。
 その顔に微笑―

 いつか、夢にみた悲願。
 透き通るように鮮やかな緑の髪と、澄んだエメラルドの様な瞳を持つ孤高の女戦士。
 その彼女を(犯したい(護りたい)と―

 記憶の混乱と迷走。

 魔人は、慌てて結合していた股間を引きはなそうと試みたが、既に遅く。女戦士はその貌を悦楽に染めて、
ピストンを繰り返していた。
 「あッ…あっあっ!まだ…やっ…は、あっ!」
 「や、やめ―!もう、やめてくれ!―」
 
 (また「傷」が開いた)

 魔人は、転生前の戦士だった頃の自分が女戦士の「傷」を開いた事を思い出していた。

0671テストSS・62015/03/01(日) 00:23:49.24ID:xBXWxN09
 それは、とある蒸し熱い日の夜―

 男戦士の自分と女戦士が、今部屋には二人っきりだと気がついて。
 「…だ、誰もいない、ね」
 「そ、そうだな…」

 その後二人してすぐにプッと吹いた。今時中学、いや小学生か何かでもあるまいに、と。
 女戦士は、男戦士の首後ろに腕を回してそのまま抱き寄せる。接吻のオマケ付きで。
 「オマケはヒドいなぁ」
 「躊躇いが無さすぎなんだよ、アンタは…男の立つ瀬ってヤツも少しは考えてくれ」
 「面倒だからイヤ」
 すでに二人は寝っ転がって、その手でお互いを求めていた。
 「なら、後は言葉は要らないよな?」

 「…うん」
 一瞬の間。女としての本能の怖れと怯え。
 男戦士が、いよいよその硬くなったもので本懐を遂げる。
 「あ!う……ッ」
 体位は、俗にいう騎乗位に近いもので―
 始めは、勢いよく男戦士は女戦士を突き上げるように上下して動き、あとの細かな微調整は女側に任せる
スタンスで絡んで。やがて女戦士の股間から蜜が滴る頃、それは―起きた。

 惨劇。

 「―――え、?」

 そこには。
 血の池に踞っている男戦士の半死半生の肉体があった。

 絶叫の悲鳴。

 しかしそれは、加害者側の。

 女戦士は「また」やってしまったのか、と半分は理解し、半分はそれでも目の前の光景を何かの間違いだと、
無理矢理に現実から思考を逃避させる事に必死だった。

0672テストSS・72015/03/01(日) 01:36:09.73ID:xBXWxN09
 心的障害。一般的にはもはや「トラウマ」の呼称の方が有名だろう。
 女戦士のトラウマ。
 それはある意味でよくある、と言える過去の強姦、レイプの記憶だった。
 もっとも、それがキッカケとなり彼女は本格的に戦士としての道を志したわけでもあるが。
 それ以降、彼女は自らを傷つけたり、危害を加えてくる者に対して、見境なく無意識に過剰防衛を行う
本能のようなものが備わってしまい、今さっきの様に日常的な些事にさえ反応する時があった。

 この時の女戦士が異常なまでの強さを誇りながらも、あまり他との交流を持たず、人里離れた僻地で
ひっそり修行に明け暮れていた理由でもある。


 小高い丘に一人―

 「また一からやり直し、か…」
 剣の素振りを始める。

 飛び散っているのは、汗と何か。

 軽く2000回を超え、一息。
 あの後。
 男戦士は数少ない自分の親友の天使兵、ベスビウスが手厚く看病し、その一命をとりとめた。
 「助かった、の?」

 「ああ。これでも一応は天界に身を置いた者だ。回復系魔法の大概は
こなせる。しかし、これは一体…敵襲でもあったのか?デールよ」
 「違うわ。その…」

 女戦士は剣を置く。

 (所詮、自分は色恋沙汰と無縁な戦士だったって事よね…)
 そう結論づけて女戦士は自分を納得させる。
 まだ横になっている男戦士がいるであろう自身の隠れ家辺りに視線を向けながら。

 「全治3ヶ月、か」

 「ああ。全くヒドイもんだ」

 「だって、しょうがな―!?」

0673テストSS・82015/03/01(日) 02:30:13.33ID:xBXWxN09
 「よ!」
 ラフな挙手の挨拶。

 女戦士はビクリと震えた。

 何もそれは、相手の全身が8割超の包帯だらけで、顔にまで巻かれてたら間違いなくミイラ男だ!と
叫びたくなる姿だったからではなく―

 「だ、大丈夫なの?!」

 「ぶっちゃけ辛い」

 ならすぐに引き返して、まだ大人しく横になっていろ、と女戦士が追い返す様な仕草をする。

 だが―

 一歩。
 それでも近づいてくる。

 一歩。
 なんの躊躇いもなく。

 一歩。
 女戦士のすぐ側に来て。


 「言い忘れてた事があった」

 女戦士は今度、心をビクリと震わせた。
 「な、何を?―」

 「俺、アンタが好きだ」

 抱擁。

 「わ、私の事…こ、怖くないの!?また、またあんな風にッ!…」
 「そりゃあ俺だって好き好んで殺されたくはないさ。けど―」
 「?」

 「アンタに嫌われたまま、何の痛みもない人生を生きるくらいなら、いっそ殺される方がまだ諦めが
つくよ」

 「わ、私は…」

 泣いていた―

 痛みや悔しさとは違う理由で。
 いつ以来だったか。そうした理由以外で涙するのは。女戦士は、すでにそのいつかを忘れていた。

 「今度は最後までやろうぜ」

 「…かっこ良さ台無しよ、バカ」

 けれどもその笑顔には、相手への信頼が映っていた。

0674テストSS・92015/03/01(日) 03:25:43.34ID:xBXWxN09
 「ウソは…言ってないみたいね」
 「お前の名前と、愛用の武器を当てられた理由はそういう事だ」

 女戦士は言葉に詰まった。

 再び魔人と(今の)女戦士の時代。
 魔人は自身が転生する前から今までの経緯を、簡単に女戦士に話していた。
 「…私もその女戦士の転生体だというのね?」
 「ああ、間違いない」

 女戦士の名はデール。
 孤児だった生い立ちを持つ彼女の、自分の捨てられていた所に一緒にその道具が落ちていて―
 養父として自身を匿ってくれた者が、それを見て便宜的につけた名前らしかった。あまりに格好が
つかないので、そうそう口外していない。勿論改名を考えた事はあるが、戦士業を
こなす上では、カモフラージュになる事もあったりして、それ以降放置を決めた。


 「後は…私の伝説のコモンソードね」
 「(彼女は)武器は、格式よりも使い勝手と相性だと、口癖みたいに言っていたよ…」

 魔人は懐かしむ様に言った。
 「さすがにコレはケチり過ぎかな、とは思っていたんだけどね…」
 「ただその中身が別格、研ぎ澄まされている事は、お前にもわかったんだろ」

 「ええ。ツクモガミ、だったっけ?…よく使い込まれた道具には魂、神様が宿るってヤツでね」
 その剣もまた、彼女の生まれた(捨てられてた)時の、すぐ側にあったらしい。
 刃物ゆえ、最初は養父が隠していたが―

0675名無しさん@ピンキー2015/03/01(日) 03:41:54.61ID:xBXWxN09
これで一旦終了します。長々失礼しました。

説明不足に思われる所は、なるだけエロパロSSらしくエッチな展開を主体にしたいと言う思いから、
書くと長くなりそうな部分を無理矢理切ったがゆえ。

それでこの体たらく…

もっと単純に女戦士×男戦士、女戦士×魔人がガンガンs●xする話にも
したかったんですが。

何はともあれ、読んでくれてる人がいたらありがとう。

今回はこれで失礼します。

0676名無しさん@ピンキー2015/03/03(火) 02:25:46.91ID:B4CzQZTR
おつ

0677名無しさん@ピンキー2016/07/16(土) 01:45:53.76ID:nOXULUgM
誰もいないな……

0678名無しさん@ピンキー2016/09/07(水) 01:29:06.40ID:MdQFo4xm
ソルクレのリベアちゃんにみんな喰われちゃったんだよ

0679名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 23:09:36.11ID:IZd+/Las
食物的にですねわかります

0680名無しさん@ピンキー2016/12/06(火) 14:33:05.66ID:ByQtE3TD
喰性王「もぐもぐ」

0681名無しさん@ピンキー2018/06/08(金) 05:24:25.32ID:UOStFMXA
懐かしいスレが残ってるな
けどもう職人さんはいないか…

0682名無しさん@ピンキー2022/02/17(木) 01:12:22.24ID:vde2cQEd
まだここが残っていることに驚いてる
懐かしいなぁ

0683名無しさん@ピンキー2022/05/15(日) 23:10:34.13ID:3xdjgVa1
ラハールちゃんの話を書きたいけどD2やったこと無いんだよね
TSキャラなオレっ娘とか大好きなんだけどね

0684名無しさん@ピンキー2022/10/31(月) 22:59:44.29ID:11VAiHcF
ここってまだ機能してる?

0685名無しさん@ピンキー2022/11/01(火) 20:05:19.15ID:GlUgtUHj
機能はしてるだろ
カキコして反映されてるんだし

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