一瞬ひるんだ部長もすぐに我に帰り迎撃を開始する。
 舌を激しく絡ませながら部長は器用にワシの制服のボタンを外し、シャツをずらして分厚い胸板をあらわにする。そのまま部長は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首の愛撫を始めた。
 先程まで派出所でプラモを作っていたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。それに塗料の匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。
 少なくとも塗料と接着剤の混ざり合った香りが世間一般で言う警察官の香りと間逆の物である事は確かだろう。でも存外部長は特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれている
のかもしれない。

そんなくだらない事を考えているうちにも部長の愛撫は激しくなってくる。
「んっ、うん、あっ…」
 自分でするのとは全く違う感覚にワシの嬌声は自然大きくなる。
 部長は攻め手を休めず残った右手の指をワシの菊門に進出させる。トランクスの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大きくなる。

「両津、弄るぞ。」
「はい…部長…初めてなので優しく…」
「了解。」

部長はそう言われた通りゆっくりとワシの菊門を触る。尻の割れ目に沿って指を転がし、弄り、確実にワシに快楽を与えてくる。菊門からは早くも愛液が染み出し卑猥にクチュクチュと音を立てていた。
「うっ、ああっ、部長…」
「濡れてきてるな。中に挿れても大丈夫かな…?」
 そう言って部長は中指を立てて菊門への挿入を始める。
「待ってください、心の準備が…」
 ワシもいい大人なので何度か自分でした事はあるが、怖くて直腸にまで指を挿れた事は無かった。

「…肩の力を抜いて、怖かったら目をつぶっておくと良い。」
「はっ、はい…っ、あぁっ、うぅん…」
 部長の指がワシの菊門に侵入して来た。初めての異物感に戸惑うが、やがてそれは快楽と興奮へと変化していく。
「ああっ…はぁ…部長、気持ち良いです。」
「それは良かった。痛かったらどうしようかと思ったよ。」