男装少女でなりきり8
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>>10
ん、は……はぁ、は……
(腰の奥に染み渡る熱に、じわりと性感を引き延ばされて、惚けた顔を傾けて)
(流石にシーツに押しつけたままでは呼吸がつらいと、ようやくその表情を覗かせて)
ん……ぅ、ん、宗也……
は、ん、やぁ……
(久方ぶりに背に感じる重みと、微かに鼻孔をくすぐる男の匂いに安堵を覚え)
(甘い余韻にとろりと半分まぶたを落としたまま、何度も呼んだ名前をもう一度呼び返して)
(触れるだけの口づけにくすぐったそうに首をすくめて、ますます顔を緩ませる)
ん、おれも、気持ちよかった……ふふ、いい女、か――うれしい、な
うん、まだ……っひゃ、うっ……
(髪を撫でる手つきと台詞に、幸せそうに微笑んで油断しきったところへ)
(性感の余韻に震える身体を撫でられ弱点を弄られれば悲鳴をあげて)
あーもー……抜いても抜かなくても良いから、大人しくハグしてろ
……しばらくは、抱き枕になってやるから
(まだまだ力の戻らない身体を、結局のところは抱きしめられていたいと)
(ひねくれた台詞で返した下僕に、主人が大人しく従ったかどうかは、また別の話)
【とゆー感じで締めでいかがでしょうか?】
【なんか今日は不調で文章がまとまってなくてすいませんでしたー;】
【また明日、楽屋で打ち合わせが出来れば、と言う感じですかね?】 【良いと思いますっ】
【いえいえそんなことはー!此方こそ纏められるように頑張りたいところです】
【そうですね、午後、とだけ言われてましたがどの位に楽屋を覗けば宜しいでしょうか?】 【そうですねー。2時とか3時あたりを考えてましたが、そちらは大丈夫そうですか?】
【午前中に所用を片付けてしまえば、21時くらいまでは空くと思いますので】
【そちらのご都合に合わせられると思いますよ〜】 【2時3時ですねー、では合間をとって2時半にしておきましょうか】
【もし何か所用出来てしまったりしましたらご連絡致しますので】
【本日もリミット過ぎてみっちりとありがとうございました〜!】 【はーい。それでは2時半に!】
【こちらこそありがとうございました〜!おやすみなさい!】 【司さんをお待ちして先に移動ですよーっと】
【場所を借りてお邪魔いたします】 【では、今日も使わせてもらいます】
【書き出しこちらからの方がやりやすいですかねー。司の部屋だし】 >>19
【そうですねー、お願いしてしまいます】
【司さんのやりやすそうな場面からで、どうぞ〜】 (夏休みが始まって数日。うだるような……とまではいかないが、蒸し暑い昼間)
(両親不在の司の家で、ゆっくり過ごそうと宗也が訪問してきた)
――よ、外すげー暑いな
とりあえずリビングは冷えてるけど……
(出迎えた司は二人きりだというのにしっかりとサラシを巻いていて)
(その上に黒のタンクトップと白い半袖シャツ、下にはモスグリーンのハーフパンツを履いている)
(冷えているリビングに男を案内して、客人を迎えようと飲み物の用意をしに台所に向かう)
(いかにも平然と、いつもどおりに振る舞ってはいるが)
(どうにもいまだ距離感がつかめず、内心ではどうすればいいのかと煩悶していた)
――ほい
宿題、手ぇつけた?
(冷えたグラスに麦茶を注いで手渡して、始めたのは世間話ともいうべき無難な話題)
(もう少し恋人らしくした方が良いのか―であれば自分の部屋に案内した方が良いのか)
(ぐるぐると回る思考を落ち着けるよう、男の隣に腰を下ろして自分のグラスを傾ける)
【ではこんな感じで。まったり雰囲気なので焦らず楽しみましょう〜】
【今日もよろしくお願いします!】 ん――暑いねー
そりゃいいや、早速涼ませてもらおう
(姿を見せた司に笑いかけると、汗をたらしそうだった額を拭って中へと踏み出す)
(ちらりと視線を向けたのは胸元が学校で見るようにぺたんとしていたから)
(特に今のところ文句を言うでは無いのは関係が深まった証、だろう)
(もう何度かお邪魔したことのあるリビングへと寛ぎ、冷たい空気で顔を扇ぐ)
(台所に向かう背中を見送り、今日はどうしようかと男も悩んでいたところ)
(戻ってきた司からの無難すぎる話題に若干肩透かしを食らいつつも、グラスを受け取った)
さんきゅ――
ん、あァ……とりあえず楽に出来そうなのだけ目処つけたよ
(とはいえまずは乾いた喉を潤す方が先と、ごくっごくっと喉を鳴らして)
(グラスの半分程も飲んでしまって、司へと視線を向ける)
……っつか、夏休み冒頭から俺と二人きりでその話題は無いだろ、ないない。
(それでも隣に腰掛けてきたことは評価しているのか、男の方から1歩近寄り)
(何やらぐるぐると思考をめぐらせている司の頬に、冷たいグラスをぺたりと当ててささやかなお仕置きとする)
折角夏休みでたっぷり時間あんだからゆっくりゲームでもしようぜ
司が一番熱くなれる奴がいいなァ、何かいいのある?
【此方こそ、宜しくお願いしますー!】 そっか。俺もとりあえず暗記教科はざっと埋めたかなー
(どこかよそよそしいほどひっかかりのない会話に、これはこれでどうなんだ、と悩み)
ぐっ……まぁ正直、自分でも無難すぎたとは―ひゃっ!
(まっとうすぎるツッコミにため息をつきながら、つらつらと言い訳を言おうと)
(思ったところで、頬にあてられたグラスの冷たさに声を上げ、思わず頬を手で押さえて)
う、うー……まぁ、それもそうだな
熱くなる、かぁ。パズルとか音ゲーかな。あとは地道にRPGだから一人向けだし
(提案に、一口麦茶を飲み込み自分を落ち着かせて、リビングのテレビに向かい)
(横の棚に収められていたソフトを取り出し、ひとつふたつ目星をつけて)
どっちがいい?
(いわゆる落ちものパズルと、キャラクターに人気のある音ゲーを見せる) ん、よろしいよろしい――
一番いい時期に遊べるように適当に手ェつけとけよ、俺も数年ぶりに頑張る
(――と、夏の予定の話と思えば別段間違った会話でもないのかもしれないが)
(司が頬を押さえて跳ねると、肩を揺らして笑いながらまたグラスを傾ける)
くくっ……いい声でいい反応くれるな、ほんとーに
――男友達にやられて同じような声、出したりしねェだろうな…?
(頬を押さえた手を取って、柔く薬指の腹辺りをぐにぐにと触れて)
(当たり前の返答を期待して――じ、と鋭い視線が見つめ)
んー……ま、対戦できる方だろ
っていうと、パズルの方か?音ゲーの方でも出来んなら構わないが
……悪いけど、ソレ系で司に負けたくねェなあ
(見せられたパッケージの一つを指すものの、)
(内容によってはと決定を家主たる司に委ねつつ、にやりと挑発して) ん……うん。そうだな。遊ぶにも、やることやっておかないと
(頑張る、と言う言葉がどこかくすぐったく、微妙に口元が緩む)
するわけねーだろ!けっこう頑張ってんだぞ!?
(かと思えばからかい混じりの問いに同じく頑張る、という言葉を使って)
……その。宗也の前では、油断、してるけど
(押さえられた指の意味を考えればそれ以上強くは言えず、逃げるようにソファを立つ)
ん。まぁパズルが無難かな。ルールも単純だし
……へー。負けたくないか、そっか……
(もちろん司にしても好きなジャンルとなればそれなりに負けず嫌いが顔を出して)
(指されたパズルゲームをセットして、コントローラーを手にソファへと戻って)
(ひとつを男に手渡しゲームをスタートさせると、対戦モードを選択して)
――言っとくけど。俺も負けたくないんだよね
ご主人様でも手加減はなしだからな
(密かに、というよりは露骨に闘志を燃やして、挑発を返す) これからも目一杯頑張ってくれたまえ、よ
俺も協力はするけどな――
(次に口元を緩めるのは男の番、)
(ふいと向けられる背中に暫く前から隠さなくなった喜びの声を投げて)
(彼女がゲームをセットして戻ってくるのを待つことにした)
単純にコレ好きなのもあるし、そうそう、主人としての威厳もあるし。
(案の定司からは身体を重ねるのとは別の意味で熱を上げた挑発の声が返ってきて)
(コントローラーを受け取りながら、男も自信とを持った笑みで横目に見やり)
むしろ主人だからって手心加えるような詰まらないそんないい子ちゃんなら
――今すぐコントローラーででも両手縛ってお仕置きの開始だぜ?
(床に垂れたケーブル部分をそっと――ぺしん、と鞭のように撓らせて)
(対戦設定を進めて行って、さあ後はスタートボタンを押すばかりの状態を整える)
じゃあ負けたくない同士、死力を尽くしてがんばろーか? っは、勝ちたいだけなら音ゲーでいいんだけど……
流石に慣れてないと勝負になんねーからな。フェアじゃない
対等な条件で――勝ってこそ、だろ?
(いつもの意地の悪い笑みにもひるまず返すあたり、普段の振る舞いがうかがい知れる)
っと、ちょっと待て
(言うなりばさりとシャツを脱いだのは、流石にサラシの上に重ねていては暑いと)
(気合いを入れる、という意味もこめて―ではあったのだが、本人は気付いていないが)
(前屈みの姿勢になって股上の浅いハーフパンツとタンクトップの間の肌が露出し)
(ちらりと――履き口だけでは男物かどうか判別はつかないが、下着も覗いていた)
うし。じゃ――いくか
(本人にしてみれば臨戦態勢をとって、スタートボタンを押し、いよいよ対戦が始まった)
っだああ、くそ、あと一息だったのに!
(一戦目は司が、二戦目は宗也が僅差で勝ち、実力伯仲、といったところで)
あー、ちょっとブレイク、飲み物持ってくる
(いつの間にか空になっていたグラスに気付き、何気なくぱたぱたと胸元を掴んで風を送り)
(グラスを手に立ち上がり、台所に向かおうとする) (正直に言ってこの状況下でよく戦った――と褒められて良いだろうと思った)
(すっかり火が灯ったのだろう、何処までも無防備に肌を曝して、)
(気合を入れた司を隣に一戦目は集中できず、二戦目は何とか死守したのだった)
はーぁ……ッ…んで、パズルゲーでこんな疲れさせられてんだよ…
(実際集中出来なさを除いても実力伯仲ではあったし頭を使うのだから疲れるのかもしれない)
(だがそうではなく――ちら、と司に視線を動かした瞬間)
(胸元を広げだらしなく風を送る彼女の姿に、)
……あ゛ー……
(暑さにやられたように目元に手を被せ、ソファへと背中を沈め天井を仰ぐ)
(満たしたグラスを手に司が戻ってくると仰いでいた頭をおろして、)
三戦目は――別のゲームにしようか
(司へと視線を起こしながら、グラスを置いた手を捕まえると)
(自分の隣、さっきよりも近く寄り添うようにソファへと雪崩れ込ませようとする) (深くため息をつく男の声を、別段気にかけることもなく)
(二つのグラスを満たして戻ってくれば、妙につかれた様子に首をかしげて)
どした?あ、暑い?
(テーブルにグラスを置き、エアコンのリモコンを手に取ろうとして)
――へ?
(手を捕らえられやけに近くへと座らせられて、間の抜けた声を上げ)
……あぁ、別に、いいけど……え?な、何?
(別のゲーム、と言う台詞に答えはするものの、どうにも様子がおかしいと)
(ぱちぱちと目を瞬かせて、ようやく警戒心というものを取り戻す) ――いい。
いっそ少し暑い位のが、ちょうどいいじゃんか
(リモコンを握ってしまうことがないように、捕まえた手と手で指を絡めて)
(所謂恋人繋ぎにして捕まえ、男の視線は露出した女の肌へと這う)
なァに、そんな難しい激しいゲームしようってんじゃないから
俺とお前、どっちの方が上手く口移し出来るか――ってゲーム
(少し強張ったようにみえる司の頬に手のひらを当て――)
(唇へと親指を当てて、挟ませるようにしながら上唇、下唇となぞって)
……はァ…司の所為で堪んなくなったんだから、異議は認めねェぞ
(今更になって警戒心らしきものを窺わせる彼女にため息を落とし)
(ハーフパンツからずっと曝されたままの太腿へと手を乗せ)
(下着が覗けてしまう履き口へと指を滑らせて――ちらりと覗けたそれがどちらだったのかを確かめようと)
俺が負けたら四戦目は、普通にあっちでいい
――負けだと思ったら負け。
……他に、ルールなり聞いときたいことは?
(そうでなければ始める、と男はグラスを手に、)
(司の逃げ場を奪いに股間へと脚を割り込ませ、片足に跨る形で見下ろす) ――え、あ
(慣れないつなぎ方に細い指も戸惑い、伺うように見れば男の視線は自分の肌の上を滑っていて)
くちうつ、し?え?何を……っ
(男の目つきが、すっかり友人から恋人のそれへと変わったことに気付いて)
(唇にまで触れられれば、ゲームの趣旨、というべきか、目的にも気付き)
いや、あの……え、う……っ
(身構え、それでも無防備な肌に触れられて、ようやくそのきっかけが自分だったと気付き)
(履き口にまで指をかけられれば、色気のない―けれど、一応は女物の)
(黒字に白い水玉の入った下着がのぞいていたことも知らされてぱっと頬に血が上り)
え、あ……お、俺が負けたら……?
(聞かなくても良いことだったかも知れない、と気付いたのは口にした後で)
(それでも、勝負の結果どうなるのか、心構えだけはしておこうと)
(さっさと自分の脚に跨がりグラスを手にして、臨戦態勢の男の返事を待つ)
(上から見下ろせば、タンクトップの中、汗ばんだサラシも目に入るだろう)
(油断するにも程がある、と自分の浅はかな行動をののしってもとき遅く)
(すでに勝負のついていそうな体勢ではあるが、勝負事となれば負けるわけにはいかない)
(なにより、その後を想像すれば、なおさら簡単に負けては後が怖い、というのが本音だった) オトモダチには――しねェんだもんな?
こんなカッコ。
(遅れに遅れ意図を掴んだ彼女を問い詰めるように、)
(薄いタンクトップの胸元に指を掛けて、パタパタと風を送ってやる)
(汗ばんで胸の形を浮かべるサラシに男の視線が這うのが感じられるだろうか)
……押し倒した後のこと言ってんじゃねェからな、一応。
友達には見せねェ姿に俺がゾクゾク来ても…――当然だよな
(慣れない繋ぎにじっとりと汗ばんでしまいそうな手を何度か握って)
(引き金は気合を入れて余計に肌を露出させた辺りなのだとご丁寧に解説を与え)
(パッと見色気のない、しかし直ぐに女物と解る喜びと信頼、それに少しの注意が混ざる)
司が負けたら?
……お前が負けた場合、は――、一層気をつけんのを肝にでも銘じとけ
(其処まで言うと言葉を切り、グラスをくっと傾ける)
(口が膨れぬ程度に麦茶を含むと、司の唇へと唇を押し付け)
(擦り寄るようにしながら視線で開けろ――と求めていく)
(本来は「逃げずに愛でられてろ」とでも言うつもりが、)
(思いのほか従順に勝負を受けた司に――勝負がそういう結果になったとして、命じるまでもないと思ったのだった) しないっ、あの、ほんとにっ……
……油断、したのは……だって、宗也だけ、だから……
(言い訳とも、遠回しな告白とも聞こえる声は、胸元を這う視線に次第に弱くなって)
(せっかくの冷えた部屋の中で、じわりと首元から熱が這い上がるのを感じる)
う、いや……そういう、のは……
(秘密を守る、と言う意味では出来る限り肌を曝さないように、気をつけてはいたのだが)
(自分の肌が、いつもより多く出ているくらいのことで男を煽るとは思っていなかった)
(――が、これまでの経験から言えばそろそろ自覚しても良い頃合いで、男の注意ももっともだ)
え、それだ――っ
(思いのほか強制力のない申し出に、ほっと胸をなで下ろす間もなく口づけられて)
(勝負の意図を察して薄く唇を開き、唾液と混じった麦茶を腔内へと受け入れる)
(片手は男に捕らえられたまま、もう片方の手は自分に跨がる男の脚の上で服をつかみ)
――――
(こくりと喉を鳴らして、わずかずつ腔内にためた液体を飲み下していく) ……しってるよ
――ん、ん
(全く警戒心が無ければ今頃自分だけでは済んでいないはずで)
(自分と見つかってから、「恋人」になってからもある程度注意しているのは認めた)
(それ以上は打ち切って口付け――、薄く開いた唇へと侵入させていく)
(申し出は自分が勝とうが司が勝とうが――従順な下僕ならば肝に銘じてくれるだろうと思ってもいた)
ふ……、…
(出来るだけ少しずつ、舌を伝わせ司の咥内へと注いでいって)
(腰掛ければまたタンクトップから見え隠れしているはずの腹部の肌へ)
(肌に触れるかと手を這わせ火照った肌を外気に曝すようタンクトップを胸下まで捲り上げる)
ん――…ん。
(男の大きな口とはいえ含める量は多くなく、その内、伝うものは)
(とろりと唾液ばかりになり――液体を溜めるのにこなれた咥内へと、舌が割り込んでいく)
(わずかずつ飲み下す咥内に溜め込まれた液体を、)
(司の舌と時間をかけて絡ませ、混ぜ合わせ、弄んでいて) ん……ん
(ゆっくりと、冷えた液体をぬるくするほどの速度で注ぎ込まれる内に)
(タンクトップをまくり上げられれば、腹部は白い肌が覗き、その上はサラシに隠されていて)
(前触れなく曝された肌は一瞬冷気に当たってぞくりと震え)
んぅ……
(注ぎ込まれるものが唾液だけになったと気付いても、唇を離すわけではなく)
(触れあっていた舌先が忍び込み、より深いところで絡み合って)
(ほとんど二人の唾液だけになったものを混じらせるうちに、徐々に力が抜けて)
(勝負だったはずの行為は結局のところ深い口づけに変わりなく、心地よさそうに目を細める)
――ん、く、んぅ……
(舌を絡め取られながらも腔内の液体を飲み下し、それを知らせるように自分から舌を絡めて)
(大人しく舌が自分の腔内へと収まれば、相手もそうとわかるだろう) んむ、んー……、
(サラシまで捲り上げてしまって、曝させた肌を早く覗きたいという欲もふつふつと湧く)
(それを堪えた男の手が肌を冷やす汗を拭い、)
(サラシのちょうど頂点辺りに指を掛け、それも――く、と先ずは片側だけズレさせて)
む……ん、ふ…――
(一応口移しという体裁を保つ為か、男は極力唇を深く重ねさせたままで)
(その為かお互いから絡めあうようになっても水音はごく小さくずっと秘め事のように響いて)
(咥内へと収まる舌にどろりと最後の唾液を注ぎ、ゆっくりと舌を抜いてから)
(唇を離し、触れていた腕を離して膝立ちで身体を起こしていった)
は、ァ……――俺ンのは…どうだったかな?
(心地良さそうに目を細め濡れた唇を露にしている彼女の頬を指で擽り)
(これ見よがしに舌なめずりしつつ問いかける――が、重ねるように言葉を続け)
ま、どうであれ一ターン目でってのは……ねェよなあ…
……ほら、司の番だぜ?
(それが例え早々なギブアップであったとしても司からの口付けも頂こうという魂胆)
(フェアに同じ高さか被さって出来るよう脱力した彼女の隣へとどっかりと腰掛け、グラスを手渡そうとして)
ただ、どうー……しても、負けだと思うなら、その時言えばいいぜ? ん、んっ……
(いつもよりは緩く巻かれたサラシは指先一つで簡単にずらされてしまい)
(敏感な先端を片側だけ露わにする、という卑猥な格好をとらされて)
(口移し、と言う体裁もほとんど忘れて、口づけに答えて)
ん、ふ、は……
(遍く腔内を犯しきった舌が退いてゆくのを惜しむように唇を啄んで)
(唇も身体も、離れていって初めてその熱に気付く)
あ……ん、どうって……悪くはない、と思うけど
(感想を求められてようやく勝負をしていたのだと思い出し、口をついたのは負けず嫌いらしい台詞だったが)
(口づけに酔っていたのは明白、流石に大人しく肌を曝されて降参とはいかず)
(しどけなくソファに身体を預けていたのを、姿勢を正しきゅっと口を引き結んで)
攻撃しないで負けるなんてありえねーだろ
(下僕の意地か、はたまた恋人としての矜持か。いずれにせよ負ける気などないようで)
(隣に改めて腰を下ろした男ににじりより、今度はこちらが片足をまたぐ格好になって)
――は、その台詞、そのまま返す
(実際は一つも自信などなく、どくどくと心臓が走り出してはいたが、もう引けないと)
(手渡されたコップを煽り、口いっぱいに含んで口づけ、受け入れるよう唇の間を舌でなぞる)
(薄く男の唇が開けば、舌を伝わせまずは一口、まだ冷たい液体を注ぎ込んで)
(思ったほど上手くはいかず、さらに深く口づけるよう首を傾けて、身体を寄せて)
(行き場の無い手は男の肩に、さらに男の上にのしかかるように胸を合わせ、体重を預ける) お前が悪くはない、んなら上出来――だな
(宜しくなければ宜しくないときっぱりと告げられるのだろう)
(とはいえ、口付けながらも離してからも、口付けに酔っていたのを)
(目の当たりにしていれば、負けず嫌いを通す司ににやりと笑みもこぼれようものだ)
おいおい、攻撃なんて言うなよ
どっちが上手いか――なんだから、乱暴にでもしたら即負けだぜ?
(男は大きく脚の間を広げて片足跨ぐ司を迎え入れる体勢で)
(さっきまで咥内を隅々まで犯していた舌をちらつかせて)
(男は待ちわびているのを隠さず、自分よりも余程口いっぱいに含む様子に、)
――たのしみだよ
(なぞろうと近寄ってきた舌に吐息を被せ、なぞられた後には素直に唇を開いた)
(渇いた喉に冷たい液体に喉を鳴らして飲み込んでいって)
(普段ならば男からも首を傾け身体を合わせて、とするのだが其処も勝負)
(甘えるようにも体重を預けられると漸く司の腰に腕を回して密着を深め身体を寄せさせて)
(合わさった胸板を擦りつけ、触れ合う脚をも擦り寄せて挑発していく)
【っと、今日はこの辺りまででしょうかー?】 わかってるっつーの
(舌をちらつかせ挑発する男に、む、と唇を尖らせてみせ)
――ん、ん……
(胸を擦り合わされば露わにされた片方だけの先端が擦れて気が散るが)
(勝からにはあっさりと終えるわけにはいかないと、もどかしいほどゆっくりと液体を注ぎ)
(合間に、伸ばした舌で相手の舌先をくすぐり、追いかけてくればするりと逃げて)
(まだ半分以上の液体を口に含んだままでは長くは続かないが、戯れな追いかけっこを続けて)
(自分の口の中に男の舌を引き込むと、ここぞとばかりに先端を吸って――)
んぅっ……
(再度注ぎ込む動きに移ろうとして、口づけの浅くなった一瞬に口の端からたらりとこぼれ落ちて)
ん、んっ……
(慌てて、自分で口の中のものを少し飲んでしまい――一度動きが止まる)
【はーい。それではこの辺でー】
【んー。逆襲はなかなか難しいようです。自分から挑発したようなものなので負けても文句は言えませんがw】
【次回日程は……ちょっと先になりそうですので、また楽屋でお知らせしますね】 【予期せぬところで手を出させられたりしてる時点で宗也的に第一手では負けですよw】
【何となくその内一本取られた逆襲をされそうな気もしてるので、楽しみにはしております】
【が、司自体が仕返すよりも、という感じなのでしょうかね!】
【次回については解りました、こまめに楽屋を覗く様に致しますねー】 【んー。やっと本人も自分の武器に気付きつつある、と思うので】
【そのへんはお楽しみに、という感じですね〜】
【それでは、今日もありがとうございました!おやすみなさい〜】 【お楽しみにしておりますよー、次回についてもその先も!】
【後はやり過ぎからのお仕置きにご注意を、ふふふ】
【お昼からありがとうございました、おやすみなさいっ】 【お借り致しますー】
>>44
【既にレスは作ってあるので、OKもらえたら投げますよー】
【そういえば宗也が困るようなハプニングは司も困るんじゃあ、とかその辺も問い詰めたいとこですが】
【まあその辺はまた打ち合わせする時にでも聞かせてもらいましょうw】 >>45
【はーい。準備万端整ってます!】
【あ、もちろん司も困ります。諸刃の剣ですw】 >>39
――ん……ふ
(司が口を尖らせようものなら、挑発は成功か)
(唇を押し付けあうに瞼を閉じるそれだけで、期待を帯びているのを窺わせる)
(しかし伸ばされた舌を追いかけていけば逃げられて、)
(司の咥内へと入るか入らないか、仕返しのように挑発を受けている気分になる)
む……っ、ん
(早く寄越せと薄く瞳を開けると舌を吸われ――)
(何処か甘い感覚に吐息をもらし、注ぎ込まれるのを待った)
(しかし、感じるのは極少量の液体とそれよりも口端から零れ落ちる雫)
んん、……――
(じと――と動きを止めた司へ視線を送るも、普段のように強引に舌を割り込ませることは無い)
(あくまで司のターンだと、口付けの浅くなった部分を改めて繋ぎ合わせ)
(降参への挑発か、それとも続きへの催促か、合わせ目を舌でなぞり)
(跨った太腿へと足を摺り寄せ――膝を上げ、ハーフパンツの中心へと当ててみようか)
>>46
【ですよねー。ともあれその辺りはまたゆっくり!】
【本日もお時間までよろしくお願いしますっ】 >>47
ん、ぅ……っ
(失敗、という認識が動きを止めたが、間近で視線をよこす男に降参する気はなく)
(差し出された舌を伝わせ、口の中で唾液と混ざり合い温んだ液体をゆっくりと、焦らすように注ぎ込んで)
――んっ
(ぬるりと、舌を絡ませ腔内をなぞろうとして、いたずらに動く男の脚の感触に気付き)
(じり、とわずかに逃げるように身じろぎしても、深く口づけを交わしたままではそうもいかず)
……っ、ん、ぅ……
(注いだ液体を吸い上げるように舌を吸って、解放してからはまた絡ませて)
(宗也がいつもするように、舌の根を撫でつけ、最後に甘く唇を食んで)
は……邪魔、すんのはルール違反だろっ……
(本人にすれば攻撃の最中、悪戯を仕掛けられたのは事実ではあるが)
(それ以前に、口づけそのものに酔っていたのもお互いよくよくわかっているだろう)
……まだ降参、なんてしないだろ?
【はーい。また次のネタも楽しみにしつつ】
【今日もよろしくお願いします!】 >>48
ふ、……っ…
(失敗だな――と言い渡すことよりもこの甘い口移しを継続することを選んだ)
(絡ませた舌を逃がさぬようにして、)
(汗かはたまた蜜か、湿り気の感じられるように思える股間を膝で撫でる)
(それはある意味、焦らすような注ぎに早くしろと急かす意図も、ほんの少し)
ッ――…ん、……ふは
(吸い上げた舌からは茶の味は薄く、尚ぬるい男の唾液を司へ渡し)
(自分を真似た丹念な名残惜しげな離れ際に、)
(満足そうなため息を吐きかけ、酔う口付けに緩んで見える司の頬を手のひらで包む)
……ハ、アホだなァ…
そこは、堪えられない程美味かったか――とか、有利に流せばいいのに
(ゲームの続きへと誘う挑発的な司の台詞に、)
(自分の胸板へと引き倒し、おかげさまで冷たいのか熱いのか良く解らない唇を弱点に当てて囁く)
(言葉自体は、男自身が言うべくして嗜虐的なモノで)
ンで、……勿論?
司が降参――って言うまで…なんど、でも
(再び司をソファへと押し付け、自分が跨る体勢を取り――)
(今度は初めから露にさせた乳房を掴んだ上で、液体を少量だけ含み唇を押し付けていく) >>49
っ……は、わざわざ本音を言ってどーすんだよ
(引き寄せられ重ねた胸はとくとくと興奮に近づく足音を聞かせていたが)
(耳をくすぐる台詞にもひくりと肩を跳ねさせただけ、言葉の上では退くつもりはなく)
(しかし一つ、宗也には言いにくい懸念も頭の片隅に引っかかっていて)
そーか、ならつきあってやる、けど……っ
(再びソファに沈められ、馬乗りになられて―白い乳房を揉まれると)
んっ……
(ひくりと、その先を求める身体は素直に反応したが、ぐ、と男の胸を押して)
(嫌がるそぶりを見せはしたものの、すでに始まってしまった口づけから逃れるわけにもいかず)
(押し返そうとした手で男の服をつかみ、すがるように身体を寄せる) >>50
ふ、ん――
(司の懸念など、言われなければ知るはずもなく)
(浮かべる笑みは――自分が告げたからには司に「そう」なってもらうという不敵なものに他ならず)
(胸を掴んだ手が、まだサラシに潰された乳房の部分を一揉み)
(やわらかさに物足りなさを感じたのか先端だけを出す片側を、ぐいっと更に肌を晒させて)
ん……、く、ん…
(縋って来る体へ熱を上げた肌を寄せながら、改めて揉みしだき始め)
(それに合わせたように重ねた唇も隙間を作り、舌先を伸ばしていって)
(今度は最初から少量の為にどろりとした液体を司の舌先へと伝わせて)
(直ぐにも舌先を根元から絡めとるようにして、音を立てて吸い)
(舌先と同じように晒させた乳首を指先で同じ方向へと転がし弄び、責め上げ)
(冷たい液体も無しに口移しじゃない――とは言わせぬ為か、絡める舌は普段以上に水音を帯びさせる) >>51
ん、ぅっ……
(サラシの中で窮屈にしていた小さな丸みは、むき出しにされその柔らかさを手に伝えて)
(一度は冷えたはずの身体が熱を持っているのを感じれば、つきつけられた欲情を無視することもできず)
(揉みしだかれるまま、単純にも快感を拾って、腰の奥を疼かせる)
んぅんっ……ん、んっ……
(注がれた液体は生ぬるい体液の感触を腔内に味わわせて、舌先を吸われればくぐもった息が漏れ)
(さらにうずき始めた身体を煽るように乳首を弄ばれ、そこを硬く尖らせて)
(男の下で口づけに答える身体を、小さな震えが邪魔をする)
(頭の芯がじわりと熱を上げていくのを感じながらも、意地っ張りな性格は素直に受け入れられず)
(わざとらしい水音を立てる舌に、軽く歯を立て反抗してみる) >>52
はッ……ふ、…
(肌を合わせていれば高鳴る鼓動も熱も知れ渡り)
(疼く腰の奥を更に煽ってやろうと、太腿を跨いだ腰を落として)
(熱の一部を太腿から下腹部へといやらしく擦り付け、既に解放を待つ猛りを教え)
…――ッく、…、ン
(もう唇に隙間を開けたからと言って零れ落ちていくような液体は無く)
(思うまま心地よく動いていた舌に抵抗を受け、痛みを覚えたような声を零し)
(躾けるように――というのには余程優しく、硬く尖った乳首を摘み上げる)
(もし本当に止めさせたいならば、回りくどくせず唇を引き剥がせばいい)
(そうはしない司の舌を今度は根まで吸うように深く口付け、)
(カラカラにした咥内を舌に乗せた自分の体液で残らず蹂躙して巡って) >>53
ん、んっ……
(擦りつけられた熱の塊は、司の予想以上に熱く硬く、その先を待っていた)
(そうと知れば腰の奥の疼きも理性で無視できるものではなくなっていって)
んぅっ、んっ……
(小さな反抗への仕返しは甘く心地よく、震えは肌を重ねる男にも伝わるだろう)
(そのうちに余すところ無く腔内を巡られれば舌の動きも弱まって)
(次第に力なく、大人しくなってしまう身体を意地で強ばらせるものの)
(思うような反撃は出来ず、結局はいつものとおり、弄ばれ身を震わせる)
() >>54
(熱に手を伸ばし解き放って来ないものか、と思う)
(思うだけで命じないのは口付けに夢中なのと、その頃合が司の負けの時間だと思うからで)
あァ、……っ、は…!
(お互いすっかりと吐息を唇から零し、)
(咥内を巡る舌が端に寄れば溢れた体液が司の頬を伝いそれもまた零れていった)
(強張りも身を震わせれば若干弱まりを感じ、そこへいつも彼女に促すように)
(腰を前後ばかりでなく左右、円まで描いて熱の塊で煽り立てる)
(おまけには乳首も共に、親指で乳房へと押し込んで甚振って嗜虐しようか)
んー……、ん…ん、ん…
(暫く焦らすように舌をまごつかせ、唇を摺り合わせるだけで居たかと思うと)
(司の顎を持ち上げ、より確かに唇を捧げさせる角度に整え――ドロドロに溜め込んだ唾液を移していこうとして)
(咥内ばかりでなく喉まで自分の体温で犯すつもりで、じ…っと見つめたまま)
(それを最後に誘いも兼ねてゆっくりと舌を抜いていき、)
(乳房を掴んでいた手も、頂点まで爪先を這わせ離れていってしまう)
―――ハ……ん
(そうして身体を起こすとどうだろうかと首を傾げて、腰を揺らがせて)
(言葉は無しに、彼女へ降参と続きを誘ってみる) >>56
っふ、んんっ……ふぁ……あっ……
(押しつけられ十二分に存在感を味わわせる塊の熱が移ったように下腹部が熱を持ち)
(同時に、僅かに痛みを感じるくらいに荒々しく弄られた乳首からも甘い痺れが背を駆け上がって)
(ソファに押し込められた身体を捩るが、逃げ出すわけではなく)
ん、ふ……は、んんっ……
(厭らしく腔内を弄んでいた舌が動きを止めれば、物足りなさを覚えて)
(自分から顎をあげようとしたところでさらに深く口づけられ、ぬめる唾液を流し込まれて)
(間近で見つめる視線に耐えきれず、ぎゅうと目を瞑って喉を鳴らし、唾液を飲み下して)
(それを最後に離れていく舌と手を、追い求めたいーと思う程に勝負を忘れていたが)
ふ、は……あ……
(ささやかな抵抗などなんの障害にもならなかったと、ぼんやりと考えながら)
……最初から、勝負する気、無いだろ……
(わずかに熱を上げたように感じる頬の色は、男にははっきりと赤く見えるだろう)
…………
(先ほどのように攻守逆転、と体勢を入れ替えるわけでもなく、かといって甘えるでもなく)
(ぎゅう、と男の胸を引き寄せて、額をおしつけ顔を隠して)
――ここ、じゃ、やだ……
(降参に等しい台詞を口にして、言外に自分の部屋へと移動したいと伝える) >>57
(お互い惜しむように舌を離せば、)
(やはり男女を繋げる卑猥な糸をつくり、ふつりと途切れた)
ん、…ん、ぅ?
(これみよがしに舌舐めずり、自分のターンだというのに起きない彼女に口端を上げ)
負けじとはしても、ンなこと解ってて受けたんだろう?
……最初から負けた時のことなんか、聞いちまって――
(事実上の敗北宣言に赤く染まった頬を見つめ、艶やかな喉に手を伸ばし)
(猫にでもするように指先で擽り、今更触れるだけの甘ったるい口付けを濡らした唇へ)
…――ン。
(引き寄せられるままに胸板を貸し、それだけで十二分に甘えた仕草だと、思う)
(堪えがたい衝動に、いくら隠してもどちらかは見える耳へ、噛み付いた)
……暑いんじゃ、ねェの?
別に……汗だくセックスも、多分、堪ンねぇけどさ
(身体を離すのを惜しみつつも、男はのそりと大きな身体を動かして立ち上がる)
(少し逡巡した後、そんなことを呟くと――わざわざ姫抱きで移動しようとするのは、「彼女」へのサービス) >>58
んんっ……は、ん……
(確かに、こうなるだろうという予想はついていたが、それでも挑まれれば拒めないのは)
(可愛げのない自分の性格ゆえ、と思っているあたり、掌で転がされていると気付いていないのか)
(喉をくすぐられれば甘い声を漏らし、触れあうだけの口づけに、どこか不服そうな眉も解けて)
ひゃっ……
(そのまま耳に噛みつかれれば、数分前には挑発を口にしていたとは思えない声を上げ)
(ひくりと震える肩はすくめられたまま、身を捩り背を丸めて)
う、あの……いや、タイミングが、というか……っ
(もごもごと口ごもる内に立ち上がり、抱きかかえられればますます言いにくそうに)
部屋に、行くつもり、で……だから、エアコン、つけてある……
(リビングで友人同士のように遊ぶだけではなく、恋人らしい時間を過ごすつもりだったと)
(口にするだけでますます頬を熱を持ち、男の首に抱きついて顔を隠す) >>59
ん……っし、と……
(肌を半ば晒した身体を丸め縮こまれば、)
(抱き上げながら――ああ確かに、女の身体に、においだ、なんて考えてしまう)
(と、自然とどうしようもない嗜虐、征服欲が男の頭の中で膨らんでいく)
……?……――
(いつだか詰まらない嫉妬に犯したことを思い出しながらボーっと歩き始める最中)
(腕の中の彼女がそれこそ女らしくも見える仕草で、)
(更に男を喜ばせる昂ぶらせる一言を放ってきた)
あァ、あー、……はいはい…
(何度も何度も愉しげに頷きながら、肩を揺らしながら、足早に)
(けれども、手触り良く露な太腿を付け根まで撫で回し愛撫を絶やさぬようにしたまま司の部屋へと歩みを進め)
くっく……ッ…流石俺の、…――恋人兼、奴隷だ
……ベッド?
(褒め称え、かつ羞恥を促す台詞を与え、その際にはちくりと内腿に爪が傷をつけて)
(暑さを残した廊下を抜け、「その為」に冷やされた司の部屋に入れば)
(許可さえあればその場でも続きを始めてしまいたいとばかり、抱き上げた姫を下ろす場所を尋ねる)
(その返答を受けた場所へ寝かすか、はたまた立たせてやろう) >>60
う、うぅ……
(自分の行動が間違いなく男を喜ばせている、となれば素直に喜べばいいのだが)
(それができない性格のせいで、顔を隠して呻くしか無く)
(移動中も脚を撫でられ昂ぶらされて、男の腕の中で熱を上げる)
ん……うん。ベッド、が、いい……
(余計なことを言うなだとか、言い返す事も最近は増えてきたのだが)
(恋人らしい自分の気遣いが思わぬ形で露わになって、今はそれどころではないらしく)
(ぼそぼそと返事をして、内腿に与えられた小さな痛みに一瞬身体を強ばらせて)
(顔を見られたくないと、俯いたままベッドに下ろされ上半身は起こしたままで)
(男の首に回していた手を離し――その手でまた、男の胸元を掴んで)
……リビング、じゃ……後で困ると、思って
(言い訳のように準備の整った部屋について説明して、ちらりと顔を上げ、男を見上げる) >>61
ベッドね、…司の気遣いに報いて、その位は俺も聞いてやろう
はいよ――っと
(本当はその場で立たせて立位で――なんて思わなくもない)
(ベッドに下ろした司から、胸元を掴まれるまでも無く離れる気も無い)
(脚を撫で回していた手で、ベッドへと落ち着いた腰――秘所をハーフパンツの上から撫でつけて)
……困るくらい、汚す位にヤるつもり、…だったワケだ
(どうせ自分と司が交わればどれだけ控えめでも避けられないだろう、とは知っていながら)
(言い訳の説明も女としての期待の現われでしかないと解釈の一つを囁き)
(見上げてきた司の唇へと顔を下ろし、奪って、今度は純粋な口付け)
(チュ、と音を鳴らし啄ばんで、続けざま恋人たる女の肌へと雨を降らせていって)
カッコは……ま、半々ってトコだろうけど…
(ハーフパンツの上から撫でていた指がちらつく裾から潜り、地味でも女物の下着を揶揄し)
(キスと、その間の胸への愛撫――それだけでどうなっていようものか、確かめに指を押し付けながら其処を覗く)
正直――…期待でいっぱいだったか?
(自身もベッドへと片足を乗せ半分膝立ちになり――窮屈そうな熱の塊をちょうど司の目の前へ)
(自らの隠しようのない期待を先立って突き付け、司にも答えを求める)
【そろそろお時間ですか?】 【そうですねー。今日はここまで、で】
【意地っ張りなせいで非常に手間がかかってすいませんw】
【えーと、次回は17日、土曜日が空く予定です。また近くなったら楽屋スレでお知らせしますね】 【手間だなんてなんのことやら!】
【じっくりとろけるまでというのは中々楽しかったですしw】
【はーい、17日のつもりで、お時間などの詳細お待ちしておりますよ。】
【本日もありがとうございました!楽屋、覗くようにいたしますね】
【それではお疲れ様です、おやすみなさいませ〜】 【ありがたいお言葉……!じっくりは楽しかったですね!】
【今日も楽しくありがとうございました。】
【それでは、お疲れ様でした。おやすみなさい〜】 【場所を借りてお邪魔いたします】
【司さんを待って移動してきましたよーっと】 >>66
【同じく移動してきました。今日も使わせてもらいます、と】
【それでは、準備してきたレスをば投下いたしますね】
【今日もよろしくお願いします!】 >>67
【ワクワクでお待ちしておりましたよー】
【こちらこそ今日もよろしくお願いします…!】 >>62
……っ
(下ろされた途端に脚の間へと滑り込む手の感触に、目を瞬かせて)
(じっとりと熱と湿り気を孕んだ様子は、服の上からでどれだけ伝わっただろうか)
そっ、それもある、けどっ……
――いや、親と……くつろぐ場所で、そーゆーのは……
(からかうような台詞も、間違いと言い切れるものではなかったが)
(もう一つの理由が、要するに思い出して恥ずかしい思いをすることになるからだと口にして)
(困る、とかなんとか、言いかけた唇を奪われ、それ以上の説明はないまま)
(半分胸をさらけ出したままの、厭らしい肌の上に落とされる口づけに、小さく息を吐き)
ん、ぅ……たまにアポなしで来る馬鹿がいるから、サラシとれねーんだよ……
(半々、という表現にいささか不満げに唇を尖らせて)
(その間にもハーフパンツの中に潜り込んだ指先が秘所にすり寄ると身じろぎ)
(下着越しであれば、よりはっきりと、いくら冷房を効かせても冷めることのない熱を知らせるだろう)
は……俺が、素直に頷くわけねーだろ……
……まぁ、期待に膨らんじゃったものは――なんとかしてやるけど
(かけられた言葉も目の前に突きつけられたモノも、隠すことなく期待を滲ませていると知って)
(生意気な台詞を口にしながらも、自分に向けられる情欲にはじわりとうなじを温めて)
(求められるより先に、男のズボンに手をかけ、いきり立った分身を露わにして)
(ちゅ、と先端に口づけ、満足げな反応が返ってくれば、そのままゆるゆると竿を握り刺激してゆく) >>69
――あァ、そりゃ納得……
(サラシの装着に対する言い訳に満足したらしく、ククッと肩を揺らす)
(服の上からでじっとりと感じられた熱と湿り気は――下着越しならば指に滲むようにも感じられた)
(息づくように思える割れ目の縁に指先を沿わせ、上下に撫で始める)
今日は、……来ねェと、イイなァ…?
(半分さらけ出させたままの胸へと視線を落として視姦を続け)
(空きの手が情欲の汗を浮かべたうなじの辺りを撫で、擽っての淡い愛撫)
(その手は命令するまでもなく露にさせ始める司の頭をわざわざ引き寄せるように力をこめて)
……ま、今日は来たところで無視――だけどよ
――ン、
(恋人との甘い時間を愉しみたいそんな口ぶりの反面――先日の電話を思い出させるように告げ)
(先ずはとばかりの躊躇いのない先端へのキスへ男自身も満足げな息を落とし)
(司の握る竿を脈打たせ太く硬く、腰の奥を犯す熱を作り上げていく)
そこまで言うなら……ッ
俺の期待が完全に治まるまで――部屋から出してやんねェからな…
(そもそも司の部屋ではあるが、恋人らしい時間は今日も濃厚な物に仕立て上げさせると情欲と意思を露に)
(撫で付けていた髪を軽く掴み、腰を押し出しいきり立った分身を濡れた唇へと擦り寄らせて)
(見下ろす視線を男に負けじと昂ぶった司の肢体へ這わせ、見えないハーフパンツの中では、)
(視線よりもねっとりと男の指先がいやらしく蠢き熱をあおって刺激していく) >>71
……っ
来たところで――
(緩やかで微かな愛撫に、くすぐったそうに肩をすくめて)
(言いかけた台詞はそのまま男の口から出てきて、ふ、と口元を緩め)
(奉仕を求めつつ先日の熱を思い出させる声に誘われるように、その唇で吸い付いて)
ん、んむ……ぅ、は、あむ……っ
(ますます硬くなって手を押し返すような楔に、まんべんなく舌で唾液を塗りつけて)
(てらてらと光り脈打つそれを、さらに押しつけられれば頬ずりするような格好になって)
(自分の唾液と先走りの混じったモノで口の周りと頬を汚し)
……は、ん……
(嗜虐的な台詞で煽る男に返事をするように、首を傾け裏筋に吸い付き、そのまま上下して)
(じりじりと熱を蓄え蜜を滲ませた秘所は、もどかしい刺激にひくついてその先を求め)
(いずれそこをかき乱すだろう肉棒の、彫りの深い傘を口に含んで)
(柔らかな唇で吸い付きながら扱き、それに合わせて細い指が根本を絞りあげる) >>72
……そんじゃ、取っちまうか?
それとも……あえてそのまんまにしとくか――
(唾液と先走りとで卑猥に汚れた司の口元に、まんまと楔は大きく脈打つ)
(ハーフパンツから抜き出すと滲んだ蜜に塗れた自分の指を舐めて見せ、)
(蜜と男の唾液の混じったモノで露にさせている乳房も汚させていく)
(返事は生意気か従順か、それとも強請るような台詞なのか――愉しみに、尖りを摘み上げ)
ククッ……なん、っつか…
指輪やらより先に…ッ……
(上下に吸い付く動きはそのまま頷きにも見えた)
(従順に奉仕を進めていけば髪を掴んでいた手も、うなじや頬を愛でるように動き)
(傘が咥え込まれると唸り声のようなものを零しつつ、咥内で堀をより深く膨張させ)
(腰を前後に司の唇を自らでも使って刺激を強めるように唇を犯しながら、ぽつりと)
首輪、を――ヤりたくなっちまう、じゃん
なくても、とかンな甘い甘いこと言うなよ?
(先を求めていた秘所を放置して胸元へと向かっていた指が股間へと戻る)
(司の家だからと、服を汚させることを厭わず―-改めて薄いハーフパンツの上から)
(秘所を撫で、圧して、ヒクつく中心を挑発するように爪をかける) >>73
は……どーぞ、ご主人様のお好きなように……っん、は
(辱めるような台詞に、返す言葉は相変わらず生意気に、けれど腰の奥は熱を上げて)
(胸の先端は硬く尖って刺激を喜び、ついたため息はすでに甘く)
んぅ、んっ……
(頬を撫でる手つきには機嫌良く目を細めて、のど元までふかく飲み込んで)
(上あごに先端を擦りつけ、喜んだ男の声を聞きながら、舌を押し当て上下させ)
(再び濡れそぼった場所に与えられる刺激に、ときおりひくりと震えながら)
(声を漏らす、よりも男を昂ぶらせることに集中して、いやらしい水音を立てて)
んぅ、んっ……っ
(夢中になって口淫を続ける様は、それこそ奉仕という表現がしっくりくるだろう)
【ごめんなさい、一瞬うとうとしてました;】
【もう頭すっきりしてるので大丈夫です!】 >>74
なら――まだ、このまんま、だ
楽しみは……出来るだけ取っといた方が美味いからな
(熱を上げる証拠に足元がもぞつくのが視界にチラつく)
(喜び震える既に露な先端を愛でるばかりでもう一方には触れず)
(胸の先端から自分の唾液でどろどろに汚させ、離れ際もぬらりと最後の一舐めとばかり)
……ハッ…ぁ……
(根元、とは行かないが膣とはまた違う中程までを包む感覚は心地よく)
(深く飲み込んだ頭を押さえ、腰を揺らがせはしたなく開いた唇を掻き混ぜて犯す)
そんなに美味ェか…?
(まさしくしゃぶり立てる音にそう呟いて責めて)
(目に見えて汚れた唇だけでなく秘所も似たようなものだろうと、指先はシミを広げに押し撫で続け)
今度、ホントに首輪買ってきて付けて…ッヤるよ…
(先走りがどろりと濃度を上げ、少し零れたような男の精の味を司の舌の上へ落とし)
…――イイな…?
(有無を言わせぬ様子で同意を求める言葉は吐精を受け止めろとの意味も込め)
(押し当たる舌ばかりでなく頬裏にも竿を傘を擦り付けるように前後させて、)
(根元を掴んだ細い指を跳ね除けそうな力強い脈打ちを起こす)
【おや、いったん休憩挟んで夜再開でも構いませんからね】
【無理なされぬように!】 >>
75
ん、は、うっ……
(はだけられたのも弄られるのも片側ばかり。それはもう一方への愛撫を求めさせるためだろうと)
(わかってはいるが、だからこその被虐感に疼きを忘れられず、甘いため息をついて)
んぅん、んっ……
(腔内を犯すように揺らぐ腰の動きに合わせて、傘をめくるように吸い付いて)
(じくじくと疼き熱を上げる腰の奥を震わせながら、主人を満足させようと首を動かし)
(下僕にふさわしい装飾を、と口にする主人の機嫌の良さに目を細め)
(そうやって飼い慣らされることを喜ぶように舌を這わせ、喉の奥まで飲み込んで)
ん、んむっ……んぅうっ……!
(一言、与えられた問いは命令に近く、頷くこともままならない中、先端に吸いついて返事をし)
(跳ねる肉棒をこれ以上なく高めようと、吸い付きながらの上下動に指も合わせて)
(少々きついぐらいに掴んでもなお暴れ回る雄を絞り、扱き)
(じゅくじゅくと泡を立てた体液で指を、口の周りをべったりと汚し)
んふっ……んんっ、んっ……!
(舌を絡ませ頬裏まで密着させるように吸い付いて、必死に奉仕を続ける)
【うー。ありがとうございます。すいませんでした;】
【とりあえずうとうとして頭すっきりしたので大丈夫そうです〜】 >>76
良いぜ、いい……俺のお気に入りの、顔だ…
(司自身は「だらしない」と称する蕩けた表情)
(己の肉棒を咥えながらそんな雌の顔をしていると、)
(堪らず吐く吐息と一緒に呟き――動きは半ば喉奥を突くようになっていく)
首輪にゃ、…はッ……リードも忘れないっこ…しねェと、な…!
(頭を一定以上下げられぬよう髪を掴むだけだった手が、)
(汗ばんだ髪をぐしゃぐしゃっと乱させ情景をより淫らに仕立て上げ)
弱点捕まえられて連れられる司ぁ、…どんな顔してくれるかッ……!
(飼い連れる際のことでも思い浮かべた言葉をつらつらと被虐趣味の下僕に零し)
(吸い付く舌を、唇を傘の方からこそ混ぜ返し、絡みつく唾液を司の肌まで散らさせる)
(もはや両手で頭を捕まえ、だらしなくもいやらしく歪む唇も瞳へと焼き付けて)
ッぅ、く……――っ…!!
(細い指がいくらきつく絞ろうとも雄は力強く押し返して脈動を激しくさせていき)
(やがて必死の奉仕に一気に競りあがる射精感に堪らず喉を曝す)
(喉奥へと雄の滾りきった熱さと濃厚な味を叩き付けるようにして射精を始めて)
(射精も半ばだというのに押さえる手を緩め腰を引けば、幾分呼吸は楽だろうも)
(白濁を口に溜め込んでいく姿を男は見下ろし、震える喉へと視線を這わせながら残らず搾り取らせようか) >>77
んぅっ、ん――!
(喉奥を目指し突き立てられる切っ先も、髪を乱す指も、被虐感を高まらせる言葉も)
(どれも下僕らしくぞんざいに見える扱いだが、全ては興奮を増すモノと互いに知っていて)
(多少息苦しくとも楔を刺激する手は休めず、グロテスクにも思えるそれに吸い付いて)
(見にくく歪んでいるはずのその顔を眺める視線を感じながら)
(いよいよ濃くなってきた雄の匂いに、もどかしい愛撫を受ける秘所もひくつき、腿をすり合わせ)
ん、んんっ――!
(反発するように脈動し跳ねる肉棒に、腔内を犯されるようにしながらも必死で首を動かし)
(飲み込むので精一杯の顎が、疲労を超えて痛みさえ覚えたところで、腔内へと吐き出された精にびく、と震えて)
(溢れそうな白濁を口の中に貯めながら、ゆっくりと、絞り出すように根本から吸い上げて)
ん、く……んぐ、ぅっ……
(退かれた腰のおかげで咽せることもなく、なんとか絞り出した精を飲み下して)
(男の顔を見上げるように顎を上げれば、ごくりと、動いた喉がよく見えるだろう)
は、はぁ……宗也……
(ぎゅうと、男の服にすがりつき見上げて名前を呼ぶのは、互いの体液に汚れた口で)
(同じように犯されたいと疼く秘所は、放っておかれても勝手に蜜をにじませていた) >>78
はっ、ぁ、は、はっ……っ…
(吐き出す快楽ばかりでなく、それに続いて吸い上げられる快楽がやってくる)
(最初の頃は直ぐに整っていた吐息も、最近になってこそ長く荒げるようになり)
(根元から余さぬように吸われていれば、唇から放たれた雄が猛ったままなのも自然なことだろう)
ン、……ぷは、ァ…――?
(絡むだろう白濁を唇も舌も使い受け止める様を見つめていた男の視線と、司の視線が交わる)
(動いた喉にもう一度目をやってから司の瞳へと視線を戻すと、)
(乱した髪を整えるように撫で――必死に奉仕して受け止めた彼女を言外にでも褒めて)
(司が縋り付くのと同じ頃、男はベッドを軋ませ完全に乗り上げた)
――、美味かったか?……てよ、聞いたじゃん
(肉棒を露にさせられるだけ下ろされていたズボンを降ろしきり、)
(雄の匂いを余計に広げつつ曝け出し、ひたりと頬を打って嗜虐する)
(その答えをまた待たずして上半身を屈め、見上げてくる汚れた唇へ――汚れも構わず口付けて)
ん、っ……司……
(いやらしく体液で光る乳房を掴むようにして司をベッドへと押し倒し、)
(答えを貰っていないと責めるように囁いてから、やっと彼女の唇を指で拭って)
(ハーフパンツまで蜜を染みさせていないだろうか――と、)
(卑猥な想像を抱きながら改めて秘所へ手を滑らせ一撫で、ハーフパンツと下着の両方の縁に纏めて指を掛ける)
(どうしようか、と告げる間もなく吐息と名前だけを与えて、ゆっくりと外気へ曝させていこうか) >>79
は、ふぁ、ん……
(髪を撫でられればまた表情が緩み、主人の手に頭を擦りつけるような仕草をして)
(甘えるようなこんな反応も、最近では素直に見せるようになっていた)
え、あ、う――っ
(粘つく体液の感想を求められ、さらに未だ硬く立ち上がっている性器を頬にあてられれば)
(先ほどまでの厭らしい奉仕を思い出させられて、頬を熱くさせて口ごもり)
(結局返事をするより先に口づけられれば、喜んで唇を食んで)
んっ……は、宗也……
……の、は……すき……
(押し倒されて小さく息をついて、さらに責める言葉に眉を寄せて)
(汚れをぬぐい取られた唇からは、甘い答えが漏れ出る)
っん、あ……
(一撫で、の後にゆっくりと下着ごとハーフパンツを下ろされれば)
(下着にぴったりと張り付いていた秘所から糸が引き、ふつりと切れて腿を汚して)
(冷えた外気にさらされることでいっそう熱を自覚させられ、視姦される興奮に震える)
(本人は気付いていないが、ハーフパンツの一部は蜜に汚れて色を変えていて)
(まだ開かれていない花弁の内側に、たっぷりと蜜を含んでいるのもわかるだろう) >>80
俺のは……ねェ…
…――他のは?
(甘い答えを間近で聞かされれば、それで昂ぶるようになってしまっていた)
(ベタで甘過ぎると思いながらも、独占欲を露にして尋ねる)
(満足の行く答えを急くように、手のひらに捕まえた乳房を絞り、体液を刷り込んで)
……、ハ。
(糸が切れるのを見やれば、糸を伸ばしていた秘所から蜜が溢れるのが見える)
(視姦へと明らかな興奮を示す彼女に愉しげに肩を揺らし、)
(下着とハーフパンツを足から抜き去り、視線をそちらへ動かせば更なる視姦となるか)
自分の家で良かったなァ……こりゃ
(雌の匂いの染み付いたその中を覗き、気になっていた外面も忘れずに)
(裏、表、返すように見ながら投げ出された司の足を跨いで割り込んでいく)
(男が見回す最中に、司にその一部をチラつかせることもあるだろうか)
(蜜を含んだ花弁への期待感から、膝を触れさせてしまわぬように気をつけすらして腿の中心へと陣取り)
――、一言、聞かせろ
(体位を取ってしまえば下着はいつものようにベッドの端へ投げ捨てる)
(膝の裏へと手を入れ、一層熱を解りやすく曝させながら上半身を近づけ)
(未だ繋がっていないというのに既にてらてらと光る肉棒を腿へ寄せて更に汚して)
(「降参」か、と尋ね強請りを求め――つぷ、とまともな前戯もしていないはずの花弁へと亀頭を宛がってみる) >>81
んっ、やぁ、んっ……
(自分でも甘い過ぎると知りながらも、嘘はつけず、かといってあけすけな物言いも出来ず)
(体液をすり込まれ湿った肌は気化熱にぞくりと震えて)
(それでも相変わらず、片側だけに集中する愛撫にもどかしげに腰を揺らし)
他のなんて、口に入れないもん……
(むう、と拗ねたように言うのも甘えの一つ。わかりきった問いにわかりきった答えを返して)
(その間に脚から抜かれた下着に刺さる視線にぞくりと腰の奥が痺れて)
や、あぅ……み、見ない、で……
(ぐっしょりと濡れた秘所の感覚からすれば、下着は蜜まみれになっているのが明らかで)
(その上に、愉快げに眺められるハーフパンツの内側も、その表情から汚れているのがわかり)
(羞恥に頬を染め、切れ切れにかける声は困惑と快感とをない交ぜにして震えていた)
(そのうちに脚を割られれば、その先の快感へと期待も高まって)
……や、あ
(膝を抱えられ足を開いた状態では、雌の香りを含んだ花弁もぱくりと割れて)
(生々しい肉色を光らせた秘所は、腿に擦りつけられる剛直を誘うようにひくりと疼き)
(指さえ迎え入れていない入り口に宛がったものの堅さも太さも、先ほど口で味わったばかりで)
(それが腰の奥に届く瞬間を待ち望みながらも、僅かに身を強ばらせて、問いに答えようと)
……降参、です
だから、して――下さい
(上気した頬を隠しもせず、男にすがったまま――片側だけ乳房をさらけ出し、脚を割られ)
(挑発的とも言える姿でありながら、強請る声は甘えを含んで幼げな響きで男の耳をくすぐる) >>82
…ぁー……ハ、……触りも、舐めもしねェな
(問いの答えは男の予想した満足の上を行く満足な答え)
(今すぐ犯したい、そんな荒々しい衝動に奉仕の時と似たように堪らないと天を仰いで)
(艶やかな色付きを見せる肌へ刺さる視線が、いっそう獣じみたものになってしまう)
……舐めないだけマシに思っとけよ
(蜜まみれの下着達は男から見れば舌を伸ばしてもいいとでも言いたげに笑み)
(チラつかせた舌は投げ捨てた下着の変わりに、)
(寄せた上半身に縋ってくる司の首筋へと這いより雌の香りの強い汗を蜜の代わりに舐めて)
ヨシ……って、
ま、ァ……甘えたのでも良かったんだが
(わずかずつ腰へと体重を掛け、花弁の奥で誘うように蠢いた膣口に剛直で口付け、)
(下着と同じように糸を引かせ甘いキスのような音を聞かせ蜜を誘い出して)
……イイ、心がけだ――ゾクゾク、きた
(赤く染まった頬に頬を寄せるのも、耳たぶへと噛み付くのも、)
(指定せずともその言葉遣いを選び甘く強請った司へのご褒美)
これからも、忘れんじゃねェぞ……?
(忘れなければこれからもご褒美を与えてやるんだからと、低い声で司の耳を擽り返し)
(膝を抱える手に力を込め――花弁を大きく雌の形に歪ませ、楔を打ち込んでいく)
(未だ挿入していないのに既に蜜に汚れた雄が卑猥に絡む音を立て、)
あァ……後、一層気をつけんの、も……な
(予想通り、前戯無しにもたっぷりと蜜を含んだ入り口の感覚に熱を孕んだ溜息を落としながら)
(思い出したように「降参」した時の要求も突き付け、剛直が腰の奥を叩くまで動きを止めずに)
(口で味わった時以上の堅さと太さ、加えて熱が膣肉を押し開き犯し始める) >>83
舐めっ……!?
(汚れた下着はあくまで汚れたモノ、という本人の認識とはかけ離れた答えに、驚きを隠しもせず)
(けれど目を瞬かせているうちに首筋をなぞる舌の感触に息をのんで)
(汗も、愛液も、男にとっては――司にとっての精液と同じなのだと知る)
ふ……は、ん
(ちゅくりと、小さな水音を立てる秘所の口づけはそれだけでぞくりと背を走り)
(じわりと蜜がこぼれる感触にため息をつく)
ん、ンッ……は
(頬をすり寄せ、油断したところへ与えられる弱点への刺激に、鼻にかかった声を漏らし)
(胸もとにすがっていた手が、満足げな男の首に回って)
……はい……
(肌を重ねるほど従順に、注がれる声に痺れ、花弁を割られため息をつき、水音にまた熱を上げ)
ん……あ……
――はい、ちゃんと、気をつけます……
(降参の条件を示したときの強気な姿勢は消え去り、抱えられた脚にも力はなく)
(妙な間を空けつつも、主人の言葉に頷き従って)
(じりじりと身体を割って進んでくる楔の熱さは、熱を孕んだ膣と違わず)
ん、くふ……んぁ、あ……
(濡れているとはいえ慣らされていない膣口に、剛直は遠慮無く押し入ってきて)
(しかし苦しげに、眉を寄せて呻くのは、傘が内側に入りきるまでの間のこと)
(きつく締まった胎内を押し広げる存在は、絡みつく襞を余すところ無く擦り上げて)
は、はぁ、あ……ん、はぁっ……
(剛直の先端が腰の奥へと届けば、呼吸こそ苦しげではあるが、表情には険しさが無くなって)
(緩んだ、そして興奮を露わにした表情で、首を抱き寄せキスを強請る) >>84
……ン?
(妙な間に不思議そうな声を漏らしたものの――進みだした楔は止まらない)
(しかし身体を重ねていれば目の前の弱点へ、何だ、と聞きたそうな甘噛みを二度、三度と与え)
(抱えた力のない脚を重そうにすることもなく、むしろ軽く更に左右に大胆に広げさせて)
……んァ、はあ……前戯、してねェのに……な
(探るような動きは愛撫ばかりでなく、膣を自分の形に作らせる剛直も)
(前戯の無かった分ある意味普段よりも犯している感覚は強く)
(遅々と胎内を擦りあげる中で、むしろ雌を煽るように普段以上の滾りに大きく跳ねて蠢き)
は……あ、ぁ…
(絡み付いてくる分だろうか、自分よりも熱く感じる膣内に包まれた傘は竿や根元以上に)
(咥内の時と同じように胎内で膨張し、そんな先端は腰の奥に届くと愛しげに切っ先を擦りつけ)
(溢れ出た蜜を結合部でお互いの腰へと刷り込み合うようにすることになって)
(キツく締まった膣の奥の奥に自分を刻み込むそんな快感に浸っていると――)
ッ――、ハ、……ぁ、む
(キスの角度を取って寄せられた、間近で見る彼女の蕩けた表情に強請られれば)
(肯きや承諾の台詞を挟む間も無く唇を重ね合わせ、)
(曝け出させた乳房も漏れなく胸板を摺りあわせ、胎内も含め全身でいやらしく繋がり)
くは、……っ、ん
(息継ぎに胸のサラシへと手を掛けると乱暴に引き剥がして解き放ち)
(改めて体重を掛けて密着し露にさせた両胸を潰しながら、)
(熱で満たした視線で見つめ濡れた唇に舌を這わせ、楔を小刻みに腰の奥へと打ち込んで更なるキスの続きへと誘う) >>85
っ、ひぁっ、やめ、みみ、やだ……っ
(嫌、と口にする割には、甘く微かな刺激にも腰の奥で喜んで、自分の返事を待っている――とは気付かぬまま)
(さらに脚を開かれあられもない格好で、首を横に振っても煽るだけと知っているのか)
っふ、ん、んっ……した、もん……キス、いっぱい……っ
(解されることなく身体を押し開かれた被虐感を味わいながらも、緩んだ口から漏れるのは)
(愛撫とは言えないようなスキンシップでも喜んでしまうのだと、甘い恋人らしい返事を聞かせ)
んく、ぅ……は、ぁ……
(ぎゅうと男を包み込んで、これ以上の余裕はないと思えるのに)
(飲み込んだ剛直はむしろさらに力を増し膨張しているように感じて)
(ただ押し込まれただけでも精一杯の身体を突き上げられればどうなってしまうのか)
(それは不安と期待を同時に覚えさせて)
(際奥に到達したそこは、幹の堅さとは違った柔らかさで内側を刺激する)
ん、んぅっ……
(求めるままに寄せられる唇を重ね、抱えられた脚と胸板につぶされる胸はすでに汗に濡れて)
(重ねる肌の熱さが互いの興奮を知らせ合って、まぐわう性器も喜び蠢く)
ん――ふやぁっ!?んうっ……
(離れた唇を追うように意識をそこに奪われていて、サラシを引きはがされ悲鳴を上げて)
(焦らされ続けた片方の胸も、愛撫を受けてた胸と同じく先端を尖らせていて)
(重ねる男の胸へと興奮を伝える)
んく、んっ、んっ……は、むっ……
(唇をなぞる舌に舌先を差し出し、軟体動物のように絡ませながら)
(腰の奥をノックされればそれに合わせて息を漏らし、身体も強ばらせて)
(舌の動きがおざなりになっては、それに気付いて舌を動かして)
(けれどそのうちに蕩けた腰から波及する快感にまた惚けてしまう) >>86
……なんで、間ぁ空いた?
(キスの合間、身体を摺りあわせる合間、)
(事あるごとに耳を啄ばんでは躾ける、ずり、ずり――熱い切っ先での際奥への刺激)
ハッ……そんなら、キスだけじゃなく…
奉仕も、いっぱいしたなァ……そんだけすりゃ、しょうがねェか…?
(奥へと突き付けた楔は蠢く襞の所為もあって不規則に脈動し、)
(包む雌の内側を擦り刺激して、期待の方を増幅させていこうとして)
(舌先がどれだけの司にとって性感帯なのか、絡ませたそれを吸い上げ、今更確認する)
ん、……ククッ…――
(息継ぎに離れた際には羞恥を誘うように動き、責める)
(しかし唇を摺りあわせ舌を絡ませてのキスを始めてしまえば、)
(いかにも女らしい甘い悲鳴を耳にした時も不敵に笑うだけで)
(息が切れるまでは夢中で舌を追い、漏らす息も逃さぬと食らいつくように求め)
――く、ン…っは……!
(絡めた司の舌が次第に動きを緩慢になり始めると、気付けに腿へと爪を立て)
(根っこまで絡め取るようにして、体液を奪いコクンと喉を大きく揺らすのを最後に)
(追ってくるのでもなければ、名残惜しくも一度唇を離してしまって)
(口付けの間に少しは慣れただろうか――ゆっくりと大きなストロークで剛直を動かし始め)
(深い堀が着実に蜜を掻き出し襞を捲り上げていく) >>87
っふ、ひゃっ……あ、う、みみ、だめ、なのっ……
――さ、最近、みみ、悪戯、されてっ……まえ、より、びくって、ふるえちゃ、って
(耳を啄まれ際奥を突かれ、繰り返す声は刺激以上に震えているようで)
(ようやく質問に答え始めるものの、びくびくと震えながらの答えは、男には予想外だろうか)
だ、から、みみ、だめっ……
(思い出し、口に出すだけでも恥ずかしさで頬が熱を持って、しだいに目も潤み)
(泣き出しそうな声は――切実ではあるが、男の嗜虐欲を煽るかもしれない)
ん、はぅっ……ん、しょうがない、から、ん、んぅっ
(大きく動く気配のない剛直は、どくりと跳ねる動きだけで膣をくすぐって)
(舌先を吸われれば、快感を覚える、というよりは身じろぎさえ封じ込まれてしまったようで)
ふは、んっ……ん、んっ……
(そもそもあれだけ強気で挑んだ勝負でさえ酔ってしまったのだから、睦み合うそれならなおさらのこと)
(腔内を犯され舌を吸われ、それに答えるように舌を伸ばし唇を舐め、忍び込む舌を吸い)
んく、んんっ……!
(荒い息づかいと吐息を交換する間も、疼く際奥を刺激されれば口づけへの注意も散漫になり)
(それをたしなめるように腿に爪を立てられてははっとして―先に膣が男を絞って返事をする)
っは、ふ……んんっ……!
(ようやく動き出した楔に襞を捲り上げられれば、待ち望んだ快感が背を走って)
(肌をすり合わせ蜜を塗り込んでいた結合部は、卑猥に濡れた姿を見せつけるように)
(雄と雌の混ざり合った匂いが二人の嗅覚を犯し、熱を上げさせる) >>88
あ、ァ……調教の成果が、出てきちまったわけだ……
で、――俺の前以外でも震えちゃった…てェ……話か?
(泣き出しそうな声に――半ばわざと、まんまと煽られる)
(低い声は虐める口調で、若干痛みを覚えさせるのも構わずに啄ばむ耳に淡く歯を立て)
(それまでキスに向かっていた舌が、そっくりそのまま耳へと矛先を変えて)
それとも…前より敏感になったから二人きりの時はもっと――って?
(軟体生物は耳たぶから縁まで執拗に、耳の裏までも忘れず)
(男の気分次第で―-左右の耳を行き来して嗜虐する)
こりゃ、キスはちょっとおあずけだな…ァ……!
(見せ付けるように姿を現し始めていた竿がまた、音を立てて――結合部へと消え)
(雄は不意に動きを強め、雌の襞を貪って際奥を突き、)
(またゆっくりとしたストロークで結合部と際奥の行き来を続ける)
前者だとしたら、初耳だし……ゆっくり聞かせて貰わねェと
(言葉は耳を舐る合間に、しかし雄の楔は絶え間なく膣内を掻き混ぜて)
(混ざり合った淫靡な匂いが鼻につく度剛直を揺らがせ、堀をしっかりと襞に掻けて責めあげる)
そうでないなら……
…俺に聴かせる為に前よりびくって震えるようになってんだから、
(「思い切り鳴け」と付け加え言葉を続けるにあわせ、腰をぶつけて子宮口を押し上げて)
(それは、彼女になら予想されるかもしれないと)
(そう解っていても言葉の節々にだけ、熱を上げる身体を煽るように荒く膣を犯し)
(自分もシャツを脱ぎ去り、雄の匂いを強め熱を誘いながら――耳穴まで舌を滑り込ませる) >>89
っふ、ん、うんっ……
(返事なのか漏れただけの音なのか、判別のつかない声を漏らして)
(嫌、と言うほどしつこく与えられる刺激に、次第に意識も集中して)
――は、あ、りょうほ、う……っ
ふぁ、ん、んっ……
(男の機嫌を損ねないように、被害の少ない方の答えを選べばいいのだが)
(際奥まで深く繋がり熱を上げて震えている状態では、そんな余裕もないらしく、正直に答えて)
(甘い口づけに“待て”がかかり、代わりに耳をじっくりと嬲られて)
(そこに気をとられていると、忘れられていようがどこよりも熱い際奥を突かれ)
(ゆっくり、じっくり、張った傘が肉襞をなぞり、えぐる快感に喘いで)
ひあ、あうぅっ……は、ぅ、ごめんな、さっ……
(重ねられる主人の台詞に、従僕らしくしおらしく謝る――だけでは済まず)
(熱い蜜を絡めた膣をゆっくりと、けれど確実に犯されたかと思うと)
っく、んあぁっ……!
(際奥まで突き上げる激しい攻めにびくりと首をのけぞらせて)
(それでも逃げ場など知れたもので、あっというまに耳はまた男の舌に遊ばれる)
ひあ、は、はー、あ、声、は、出さない、けどっ……ん
だって、震えるの、はっ、自分じゃ、おさえられな、い、ん、んんっ……
(耳を犯されながら何とか口にした説明は、快楽に墜ちた吐息を混ぜて)
(それこそ宗也にしか聞かせない声で理解を求めようとするが)
ふぁ、は、はっ、んんぅっ……
(弱点を舐られながら膣を抉られては息は乱れ、身体は震え、苦しげに身もだえ喘ぐ) >>90
へ、ェ――
(正直な返答は司を恋人にとまで深まった独占欲と征服欲とこそを刺激して)
(そんな部分も好みである――というのとはまた別に、)
(男の中でどうしようもなく滾っていく熱をぶつけ、耳元で蜜の絡みに負けない水音を聞かせて)
そういうことは、よ……!
(仰け反った首を引き戻そうかと際奥から直ぐに剛直は引き抜かれ、)
(ソレまでなら膣口までは退かずに突き入れていた楔を、息づく入り口まで抜いて)
出来るだけ早く、その日の内に言わんと、駄目だと思うぜ……?
(見ずとも解る程、熱い蜜が剛直から垂れていくのを感じながら腰に円を描かせ)
(抑えられないという司に与える快楽を抑え、最初は苦しげだった傘で入り口付近を嬲る)
(膣口を引っ掛けるようにして、入り口にたゆたう蜜を傘で好き勝手に掻き混ぜて)
……声を出さないのは……認めてやるよ…!
(若干の理解は示したように、躾は数分――と言っても此処まで昂ぶった最中では長いか)
(弱点も一度解放して上半身を起こし、快楽に惚けていた表情がどう変わったのか見下ろし)
(そのまま、再び自分にしか聞けない筈の声を求め――数分振りに際奥まで肉襞を掻き上げ楔で犯し)
……俺にだったら、触っただけで出るじゃん、――
(試すようにしてするりと濡れた耳へと指を沿わせて)
(その間は自らも際奥を押し上げる剛直を揺らさぬようにした上で、言いつける)
ん、ン――触られた位なら抑えられるようにもう一段階調教しような
…――今度、学校か、それこそリビングで
(雄の匂いを纏った身体を大きく被せ、何度目か、弱点へと甘い口付けを落として)
(「本当に、気をつけろ」――と恋人としての甘い言葉と共に、際奥をぐりぐり抉る腰遣いを見せ)
(抱えた足も含め力強く抱き寄せると、膣を犯すピストンを再開し、ベッドを軋ませ始める)
【うぁー、凄いお待たせしてすみません!】
【日付辺りといわれてましたので今日はこの辺りまででしょうか?】 >>91
【いえいえ、こちらがちょっと無茶ぶりでハプニングねじ込んだのでw】
【ご主人様の今後の躾に期待してますw下手すると修学旅行に絡んでくるのかも?】
【そうですねー。今日はこのあたりで】
【たぶん次は22日の夜が空くと思います。また楽屋スレでお知らせしますね】
【それでは、今日もじっくりお付き合いありがとうございました!おやすみなさい〜】 >>92
【ちょっと今後の躾の一案として練りこんでおきますw】
【修学旅行辺りになんかは、絡めやすいかも……しれませんね】
【22日はまだ不透明ですが、ひとまずご連絡お待ちしておりますね】
【此方こそ、じっくり有難うございました、楽しかったですよ!おやすみなさーい!】 【司さんを待って移動してきましたよーと】
【本日も場所を借りてお邪魔いたしますー】 【それでは今日もお借りします、と】
>>94
【準備オッケーでしたら投下しますねー】
【今日もよろしくお願いします!】 >>95
【オッケーですよー!】
【本日も宜しくお願いしますっ】 >>91
んっ、ふあぁっ……!
(ずるりと、解れきっていない内側を擦られ、きつい入り口まで退かれると)
(楔に絡みついていた蜜が掻き出され、どろりと腿やら尻まで汚して)
らって、さいしょ、そんな自覚、なく、てっ、ふ、あ、あぁっ!
(舌足らずな言い訳の“最初”という単語が、墓穴を掘ったらしいと気付くほどの余裕はなく)
(浅い部分を押し広げるように弄ばれ、奥とは別種の快感に抱えられた脚を震わせ)
(けれど、一度はその熱を味わった際奥は物足りなさに疼くばかり)
(快感に身もだえながらも、同時に心臓を掴まれるような息苦しさも覚えて、眉間にしわを寄せる)
ん、ぅんっ、こえ、はっ、でない、からっ
――っあぁあああっ!
(上気した肌も潤んだ瞳も、快楽に蕩けたというよりは、どこか呆然といった様子で)
(ようやく弱点への責めも止み、理解を示す言葉にこくりと頷こうとして)
(際奥を突き上げられ上げた悲鳴は歓喜の色もこめて、男を抱え込む腰の内側では筋肉が収縮し)
(きゅうきゅうと締め付けて刺激を与え、また自身への刺激を強請る)
だ、って、ひゃ……宗也、のは、気持ちいい、からっ……
(濡れた耳の縁を滑る指の感触に震えるのは、相手によって違うのだと)
(みっちりと膣内を埋められ、けれどまだ与えられない責めに耐えかね、自然と腰が揺れる)
――え。や、やだっ、そんなっ……!
んあぁっ、っひぁ、あ、あぁあっ……!
(嫌がる場所であえて、と告げられ、羞恥と困惑と、歪んだ興奮がさらに熱を上げさせて)
(続く甘い言葉と雄の匂いに、熱を帯びた身体をぞくりと快感と幸福感で満たして)
(ようやっと再開された責めに腰を震わせ、今度こそ苦しさのない蕩けた表情を取り戻して)
やら、そ、宗也ぁっ、っおく、いいっ……
は、あ、あぁっ、んぅ、宗也、の、気持ちいいっ……!
(シーツの上で脚を抱えられ、結合部から蜜を散らし、だらしなく喘いで)
(思い出すだけで顔が熱くなってしまうような恥ずかしいことをしているのに)
(快感と幸福感に逆らうことは出来ず、それを伝えようと切れ切れに声を上げる) >>97
……はァ…、ん…っ
最初――なら、二度目、三度目は……なァ、どうなんだよ
(理解を見せてやった矢先、言い訳は男の意識の隅にしこりを残す)
(濡れた声を堪える様子が嗜虐欲を湧き立たせるのは、それこそ暫く前に実証済み)
(やだ、と若干の困惑を見せながらも蕩けた表情を見せる司に、)
(抱えた腰を持ち上げ、より鋭角に際奥へとノックを繰り返し問い詰める)
やっぱダメダメ、無理だ、俺がヤダもん――…よっ!
(リズム良く腰をぶつけ蜜を弾けさせる、卑猥な腰つきとは不似合いな口振りで首を振り)
(自分の手は違う、と告げて啼く彼女の言葉は真実なのだろうが、)
(男の性分からすれば――徹底的にしておかなければ気がすまない)
喘いで無くても…絶対……俺も愉しめそうな顔してんだ、お前は
擽ってェとかできっちりいなせる様になるまで……いろんなトコで仕込んでやる――、っ
(心地よく、幸せ一杯――なんて思えそうな司の表情をジッと見下ろしながら、)
(大きく広げさせた脚の合間、結合部から見え隠れする楔は着実に膨れ上がって)
(必死に伝えようと舌を覗かせて啼く唇につい、お預けしていたのを忘れて)
(唇への「甘い口付け」を男から与えて、貪りついてしまう)
…ん、その、っ代わりと言っちゃなんだが……
訓練の後には、こうしてッ……奥、良くして注いでやっからな…!
(それなら頑張れるだろう――と卑猥な甘さを持った飴をぶらさげ、)
(胎内で大きく脈打ち煽った楔が、じゅぷっと一際水音を響かせて司をベッドへと沈み込ませにかかり)
(交わるための口実のようであっても、先立って告げた甘い言葉は真実で)
(男の視線は口付けで間近な司の瞳から逸らさずにいた) >>98
っふぁ、あ、っちが、らって、やぁあっ……!
(何がどう違うのか、鋭く膣内を抉られ際奥を突かれては、説明など出来ず)
(突き入れられるたびに締め上げ、緩んではねっとりと蜜を絡ませて)
っく、ちが、のぉっ……ひぁあ、あっ……!
(独占欲を露わに犯されるのは、頭の芯まで熱く蕩けさせて)
(じゅぷじゅぷと立てる水音に、荒い息と甘ったるい悲鳴を混ぜて部屋を満たして)
そ、やぁ……っん、んっ……
(躾は宣言通り場所を問わず、とだめ押しをされ、じわりと膨らんだ涙がこぼれかかって)
(それでも、喘ぐばかりで寂しがっていた唇を重ねられれば舌を伸ばし、深い口づけを強請って)
っん、んあぁああっ……!
(身体ごと深く沈み込ませるような一突きは腰骨をぶつけ合う衝撃まで感じさせて)
(びくびくと全身を震わせ、より切羽詰まった、堪えようのない悲鳴が口をつき)
(ぎゅうと瞑った眼からは涙がこぼれ、頬を伝って)
っ、宗也っ、も、こんな、きもちいいの、やぁ……へんに、なっちゃう……っ
がまん、できないっ……
(嗚咽を飲み込みながら必死に口にするのは、しっかりと躾けられた自覚ゆえ)
(男を知り快感を知り、変わっていく自分に戸惑っている、だけではなく)
(それでも愛されたいという矛盾がどうしようもなく苦しいと)
(いままさに快感に震えて、さらに男を求め誘う身体をもてあまし訴える) >>99
ハッ……なんかあるなら、あ、とでっ…!
聞いてやるッ!
(違う違うとそれほどまで言うならと、弁解の機会を主人が許す)
(ただしその分自分が頷ける言い訳を用意しておくようにと、)
(伸びてきた舌に男からも舌だけを伸ばして絡みつき、じゅくりと吸い立て)
んんっ……はぁっ…それとも、また止めて、話すかっ…!!
(喘ぎ過ぎで渇きかけていた唇を口付けの最中零れる唾液で濡れさせ、)
(悲鳴の合間にと頬を伝っていく涙を舌で掬い――もう一度同じように文字通り腰をぶつける一突き)
ふは、あっ!……――
(艶やかな悲鳴を一杯に響かせて離れた唇へ、司自ら唇を塞ぐように促し)
(今は最早愛する下僕を不毛に問い詰めるよりも――快感と充足を追って)
(我慢、など選ばせぬよう其処まで躾けた雄自身が膣襞を掻き回していき)
あの、なァ……つかさを…っ変にさせてンの、誰だと思ってんの…もっと、なっちまえよ
主人が、…恋人が……下僕を、彼女を、自分好みにヘンにさせて、おかしいか……?
(何処か不安を露にする彼女に、口付けの合間、とても今更な問答を)
(司の変遷は男の思う以上に自分好みに、しっかりと躾けられてくれていると)
(抱えた脚ごと覆いかぶさるように――まんぐり返しに近く、体位としては酷く卑猥に、)
(けれどしっかりと抱きしめながら、今まで何度か誓ったように先端で際奥で円を描き腰をグラインドさせ)
司如きの我慢出来なさ、なんざ……俺が全部受け止めてその上もっと蕩けさせて、ッ……
(一度しか言わない、と前置くと――「愛してやる」と、今までは「可愛がる」と誤魔化してきた言葉を与えて)
(だらしなくでも、粛々とでも、自分を求めているはずの身体を自分にだけ曝け出すように男もまた訴え)
(際奥へ熱の塊で植えつけてやろうと、止めてしまったじゅぷじゅぷとした水音を再開させ始め絶頂へ誘い込みにかかる) >>100
っひ、ぐ、んあぁっ……やめ、ちゃ、やぁっ……!
(伝えたい、という思いも快楽の前には簡単に屈してしまい)
(解放された舌はもっと、と強請り、突き上げに顎を上げ肩を震わせて)
んっ、んんぅっ……!
(開発され敏感になった内側をかき回され、堪えきれない声を漏らす)
おかしく、ない、けどっ……ひ、っく、やぁ、だって、俺……っ
んく、んあぁあ、あ、あっ……!
(冷めることのない剛直で腰の奥を捏ねられれば、泣き声も甘く高く震えて)
(たよりない腕が男の首を抱き、濡れた頬を重ねるように頭を抱き寄せる)
――っ!
ひあ、あぁっ、あんっ、宗也、宗也ぁっ……っく、イっちゃ……!
(不意に聞かされた告白に、ぎゅうと心臓を掴まれて、多幸感と快感が全身を包んで)
(繋がった場所はもちろん喜び男を絞り込み、一瞬呼吸さえ忘れた口はすぐに悲鳴を上げて)
(断続的に与えられた快感に十分高められた身体は絶頂の間際まで駆け上がって)
やぁ、あ、あぁあああっ――!
(耐えて一緒に、と思う間もなく、高い悲鳴を喉の奥から絞り出し全身を震わせて)
(膣も男の精を絞り出すようにきゅうと締め付けて)
(もうすっかり馴染んでしまった強烈な快感に逆らうことなく、快感を極める) >>101
(とめどなく蜜を零す膣は、もう初めての頃の具合など曖昧もいいところ)
(外に露過ぎる弱点の耳こそもっと、自分には蕩けてそれ以外には嫌悪くらいに躾けなければ――)
(なんて思考を、頭を掻き抱かれ、司からの甘い匂いにクラクラとしながら)
だったら良いからなれ、なっちまえ、幾らでも……ッ!
俺のをもっと気持ちよく咥えられるように、なっちまえ!
(がしがしと頭を掻きたい気恥ずかしさに襲われ、甘く嗜虐するような言葉を重ねるものの)
(それこそ高まりきったような快楽の前には簡単に雲散して)
(高く甘い悲鳴を直ぐ傍で耳に、蕩けた胎内に長く居る雄はじわじわと高みへ近づいていた)
がまんは無しだ…――なんて最初の頃した約束だぜっ…!!
(本来司が寝るためだけのベッドが水音を掻き消すように軋む音をさせて)
(角度を付けて際奥へと突き込んだ瞬間――精を強請る締め付けに、)
(さっきまでの甘い言葉とは裏腹に意地の悪い表情を見せて全身で絶頂の快楽に浸る司を瞳に焼付け)
……ッ…――そのままもっかいでも、イっちまいな……!
ハ、…っ――!!
(搾り出すように強烈な締め付けの中をこそ剛直が激しく責め立て)
(先に達してしまったことを咎めるようにも快感の頂にいる内側へと楔を幾度か打ち込むと)
(結合部で蜜を弾けさせる音に続け――どく、と際奥で精を放つ音か脈打つ音を司に腰の奥から聞かせる)
(何よりも「馴染んだ」実感を得られるだろう熱い男の精は、子宮壁を叩いて膣襞まで染み入っていこうと溢れて) >>102
ひ、く、うんっ、んぁ、あ、あ、あぁっ……!
(おかしくなれ、と続ける呼びかけは悦楽に酔った脳にも届き、喘ぎ声に返事をまぜて)
(汗ばんだ肌を重ねれば吸い付くように張り付いて、それさえ快感の一つと感じて)
んぁっ、あ、あぁっ……
(当たり前のように自分の匂いを染みつかせているベッドに、今はじわりと男の匂いも落ちて)
(一度高まり緊張した身体はひくひくと震えながらも力が抜けて、乱れた呼吸の中で感じるその匂いに気をとられているうちに)
ひぁっ!?ひゃあぁっ、あ、あぁっ……!
(いつもの、とはいえそれも司にとっては燃え尽きたはずの情動の火を再燃させる笑みで)
(達して過敏に、そしてより無抵抗になった身体を貪られ)
(締め付ける膣壁と突き上げる剛直が擦れ合い、びりびりと快感が背を走って)
宗也っ、っあ、あぁあああっ――!
(まともな言葉も出ず、打ち付けられるまま二度目の絶頂に達し、震える身体の奥で)
(すっかり馴染んだ熱い精が放たれ、満ちてゆく感覚に安堵したのか)
(とろりと緩んだまぶたが落ちて、力の抜けた身体を男の腕に任せたまま、荒い息をつく)
……はぁ、はー、はぁ……あ……
(多少呼吸は落ち着くと、重たげなまぶたを開けて頬をすり寄せる甘えた仕草をみせる) >>103
司、ァ……っは、……!
(笑みだけで熱を灯しているとは流石に露知らず)
(余韻に近い中で味わう更なる快楽に跳ねようとする司の身体を、)
(体重を掛け強引にベッドへと抑え付けるようにして、上から下へまさに精を注ぎ込んでいった)
ンっ……くふ、ぁ……はぁ…
(剛直を力強く脈打たせながら、熱い精を塗りつけようと腰を揺らがせるのも馴染んだ行為か)
(呼吸を落ち着けながら、搾り取られる感覚に任せて暫く達したままの体位で)
(最中には、更に濃い男の匂いを放つそれが結合部から溢れて落ちるだろうか)
(残らず飲み込ませた――と思えれば漸く抱え上げていた両足をベッドへと下ろす)
……あ、はぁ……ヘンになっちまう覚悟は、改めて出来たか?
(甘えた仕草に鼻を鳴らすと、男からも頬を寄せて応えてやり)
(達していく間際、普段の司からすればらしくない弱音とも取れる言葉を思い出しながら)
(それだけ持て余していた自分の躾た身体がただの一度で満ちた訳でもないだろうと、)
(頬を寄せるついで、弱点にも唇を寄せつつ後戯兼2ラウンド目の誘いを早々と掛け始め)
――後、違うっての解説もらおっかね……それまでは、「オアズケ」…だ
(太腿を労わるように、奥に残った情動の火を燻らせるように、内腿にまで指を掛けて)
【そろそろ今日のリミット近いでしょうーか?】
【つい雰囲気に負けて、甘くしてしまった…!】 >>104
【そうですねー。解説もちょっと長くなりそうなので、今日はここまでで】
【ふふふー。ご主人様も甘いなぁ、とか言うと挑発になるんでしょーか?】
【土日、おそらく日中は空くはずで、夜の予定が未定なのですが】
【明日夜の連絡ではちょっと急すぎるでしょうか?】 >>105
【おっと、〆になってしまうかなーと思って居たので嬉しい予想はずれです】
【大挑発ですね!歓迎しますよ!言われる場合には司は覚悟をということでw】
【日常系が甘め非日常系がどっぷりという感じで差別化されてきた感じが?】
【構いませんよー、司さんも焦らずどうぞです】
【此方もどちらか空くと思いますから、合わせられるのを祈っております】 >>106
【解説が吉と出るか凶と出るか……修学旅行の伏線にはなりそうですw】
【基本的に強気だろうが挑発しようが下僕は下僕ですのでw】
【そうですねー。バランス調整できて良い感じですね!】
【ありがとうございますー。それではまた、明日のうちには楽屋スレにてご連絡いたします】
【今日もみっちり楽しくありがとうございました!おやすみなさい〜】 >>107
【まあ、耳関連の調教は不可避っぽいですねw】
【そわそわとしながら楽しみにしておくと致しましょう!】
【解りました、少なくとも寝る前には楽屋を覗くように致しますね】
【此方も楽しかったですよー!おやすみなさいませっ】 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています