これは妖魔の見事な不意打ちが決まったー!
約束を守るフリをギリギリまでして最後の最後に神速の一撃をぶつける策士だぁっ!

(予想通りに少女を守るために立ちはだかったレイナはこちらの一撃を抑えきれずに吹き飛ぶ。幸い奈落の底まで落ちるほどではなかったが、新米の少女には見向きもせず一気に距離を詰めるとレイナの背中から足で踏みつけ床に叩きつける)

どうしたレイナ!さっきまでの威勢はどこにいった?全く人間ってやつは本当に甘いな…こんな単純なことにあっさり引っかかってやられちゃ世話ねえな!
おっと、こいつは危険だからこうしておくか。

(足の裏でレイナの体を床にこすりつけながら彼女の手から離れた刀を取り上げて奈落の底へと投げ捨ててしまう)

れ、レイナ先輩!私のせいでそんな…

(例の新米の少女はあまりの恐怖に先輩の実を案じならも動くことすらできないようでその場から動く気配はない)

【新米の子は今回生かしてそのままなので、レイナさんが望むなら最後に彼女と共に逃走も構わないですので。
悔しいけど本来の目的を忘れない感じで】