>>128

な、なにこれ……一体どうなってるの……?。

(人狼族の青年に敗れたサヤが連れ攫われた先、それは彼等人狼の里であった)
(木造建築の住居や、畑が点在しており、文化の程はこの世界における人間の田舎暮らしと同程度……といった所だが)
(今はその様子が何処かおかしかった、住居の中からは、あるいは外からも、性交に耽る声と、臭気が漂って来るのだ)

きゃあっ!、いたた……ひゃうっ!?、………え?、え?、え?……ま、まさか、う、嘘でしょ……!?。

(困惑の局地に至り、オロオロする事しか出来ないサヤは、自分を捕まえた人狼の小屋へと連れ込まれていた)
(藁が敷き詰められたベッドに転がされ、サヤが悲鳴を上げながら顔を上げると……)
(……丁度人狼の青年の腰巻、その下からそそり立つ人狼の凶悪な肉棒を、サヤは直視してしまう)
(もはや腰巻など何の意味があろうか、はち切れんばかりに勃起した肉の棍棒が、人狼の目論見を言外にサヤに伝えていた)

「グルル……オォッ」
きゃっ、ひぃぃっ!、やめ、やめてっ!?、お願いですから、痛い事しないで……。

(人狼族の青年が転がしたサヤの上に覆い被さると、筋力で圧倒的に人狼に劣るサヤにはもはや何の抵抗も出来ない)
(元より、戦闘に敗北した時点で抵抗する気力を奪われてしまったサヤは、せめて乱暴にしないでと懇願する事しか出来ない)
(既に緩んでいた着物や袴を乱暴に引っ張られ、その鋭い爪で引き裂かれて、みるみるうちに下着姿にまでされてしまう)
(……が、人狼の青年は徹底していた、サヤを存分に貪る為に、そしてその抵抗の意志を完璧に叩き潰す為に……)
(サヤの胸を隠すサラシを引き裂くように奪い去り、褌もまた同じように、器用さを合わせ持つ人狼の指先が脱がしてしまう)

ひゃ、や……た、食べないで……ひぃんっ!?。
「…………」

(既に人狼の目的が自分を食べる事ではなく、性欲の捌け口にする事だとサヤは気付いて居たが……)
(思わず呟いた「食べないで」という言葉に応えるように、人狼の熱い舌が、涙が流れるサヤの頬を舐めた)
(ぬるぬるした唾液の感触と、熱くてざらっとした舌の感触に、思わずサヤが身をこわばらせるが、当然愛撫は終わらない)
(その強靭な両腕でサヤの両腕をねじ伏せ、身動きを封じた人狼は、その舌でまずはサヤの全身を文字通り味わった)

はぁっ……はぁっ……ひっ、はぁ……はっ、ひゃぁっ、や……やだぁ……。

(ぺちょっ、ちゅっ、じゅるっ……と、淫靡な音を立てて、サヤの乳房を、乳首を人狼は舐め、吸い上げ、甘噛みし……)
(ちゅうっ……と、強く吸い付いた後、そのままお腹の上を滑るように舌を下腹部に持っていき……)
(さすがにもぞもぞと暴れるサヤの抵抗をものともせずに、そのまま恥丘を舐り、割れ目に舌を這わせる……)