(明らかに自身の身体に変調を感じるナオ。それを見た悪魔はニヤリと笑みを零す)
催淫作用のある…液体やて?それじゃ皆がおかしくなったんは全てソレのせいやな!?
くぅ…体外からなら干渉されへんけど内部からは流石にきついわ…でも私はシャインエンジェルや…!
この程度の不自由なんてことない!覚悟しぃ!!
(確かに身体が少し熱く、火照るような感覚を覚える。だがそれだけだ。シャインエンジェルとして悪魔の耐性があるナオは)
(意に介す事無く攻撃しようとするが、それをみた悪魔が指を鳴らした途端それはおこった)

……な!?何が起こったんや…!?それに、この格好はさっきの変装…
時間を戻す事ができるやて…!?くっ…………
(時間を巻き戻され、変装を解除する前の怪しい恰好へと戻されたナオ。当然の様に洗脳前の客達からは注目のマトだ)
(女性専用の店に不審な恰好をした人物がど真ん中に立って居るのだから。しかし悪魔は目の前にいる状況)
(襲い掛かれば間違いなく大惨事になるだろうことは予想される。となればナオは怪しまれない様に、先ほど自分が座った席に戻る事しかできなくて)

【お待たせしました。本日もお願いします。】