ち、違う!!皆!この店主の声に耳を貸さんといて!お願いや!こいつは…こいつは……!
(店主の正体を明るみにすればきっと彼女たちは味方してくれる。もうそんな段階はとうに過ぎ)
(気づけば彼女たちの瞳は濁りはじめ、一斉に煽り始めた。天使にとって人々の声は大いなる力の源だ。)
(逆に言えば見放されればそれは天使にとって−であり、瞬く間にナオから神聖な気が消失していく。)

がはぁぁぁ!!!!!!!あ、あぅ…うう………
(そしてナオも振りほどこうとした女性に机へと投げ飛ばされ、食器類を破壊しながらその場で横たわってしまう。)
(なんとか立ち上がり、意を決してナオはトレンチコートを外し、シャインエンジェルの姿を晒す。)
私はシャインエンジェル・ナオ。ここには悪魔を倒すために来ました…そこの店主は皆を洗脳しようとしてるんです!
お願いや…皆目を覚まして…!
(賢明に訴えかけるが果たして…)