>>270
たしかに、ね。
でも、無理をしないとけない相手だったから。
(壁に背を預けて力無く座り込みながら、荒い呼吸を繰り返す少女)

あ……
(ミカゲの視線がミニスカや自分の足に向けられるのを、淫魔となっている鍔姫)
(は敏感に感じ取る)
(淫魔として、消耗の回復に自然に男の精を求める衝動が湧く)

ね、ねえ、ミカゲ……んっ!
(思っていた以上の消耗に己の肉体への抑制が弱まり)
シャッ!
(蛇となっている尻尾が飛び出して、ミカゲの腕に絡まる)

あっ、ああっ、もうっ!
あ、あの、ミカゲ……あ、あたしね、い、淫魔なのよ!
(驚くミカゲに、告白する鍔姫)
(何人もの男達と交わる経験を積んでいく中で、いつの間にか淫魔になることができるようになっていたのだ)

ね、ねえ……あたしの回復、手伝ってくれない?
(男をそそる眼差しを自然に向けながら、そう言葉をかけた)

【わかったわ。まずは、こっちはこんな風よ】