>>468
あ……これはどうも、わたしは氷上 椿って言います
ここの大学の……って、それはどうでもよさそうですね
(彼女の表情からは真剣に何かを聞こうとする意志が感じられた)
悠馬が……!?
ほ、本当ですか…………えっと……それは、いつ……
(一応彼氏という体で付き合っていた間柄だったので声を震わせ、衝撃を受けたような反応を返す)
……
彼に最後にあったのは三日前の夕方……彼とは繁華街で軽い買い物をしていました
(椿として悠馬に出会い、行っていたことをわたしは話し始めた)
ショッピングをして……軽い食事をして…………普通におしゃべりをしながら繁華街を歩いて……それで夜も深くなってきたから悠馬を家に帰して……それで終わりです
(少し涙を交えながらわたしはそう話す)
(実際には椿として出会って別れを告げた後、異形として帰り際に悠馬を襲って捕食していた)

……すいません、ちょっと突然のことで気が動転しちゃって
…………少し落ち着ける場所に行きませんか?
(わたしはそう如月真央と名乗った少女に話す)