>>144
(物置で荷物の整理をしていると美穂が掃除をしている部屋から聞きなれない物音が聞こえ、和は作業の手を止めて部屋へと行く)
大丈夫……って……あぁ、やっちゃったの?
(部屋に向かうと倒れたバケツと水浸しになった床、そしてそこに座り込むようして落ち込む美穂の姿があった)
ほら、落ち込まないの
(優しく肩に触れて美穂を励ますように撫でる)
服は平気……じゃなさそうだね
スカートが濡れちゃってるみたい
今日は天気もいいから1,2時間干しておけば乾きそうだけどどうする?
できれば私の服を貸してあげられれば良いんだけど服は今他の人に洗濯を任せてて替えがないんだよね
(天気は良いが秋も終わりに近づく今日この頃、濡れた服を着ていては肌寒く感じることだろう)
(ここから美穂の自宅まで徒歩で向かうにも少し距離があるため、取りに行くのも難しいものがある)