【ありがとうございます。よろしくお願いしますっ】
>>12

「んぅ…………ぁー、そういうかんじ……?」

目を覚ましたその場所は全く知らない無機質な部屋。
辺りを少し見渡したレジーナは特に狼狽える様子はなく、気怠げにつぶやく。

「んー、おはよー。って誰だか知らないけど」

女性の声がレジーナの耳に入る。扉の向こうに気配を感じつつも、スピーカーの向こうのその女性にひらひら手を振った。

「……なるほどね。どうりで手際がいいワケだ」
「……で、その国家ナントカさんが私に何の用かな?」