くうううっ……取れへん…でもなぁ、私はシャインエンジェルや…この程度の小物なら浄化できるはず…
(体内に入り込んだ異物を除去すべく、力を集中させる。程なくして体内に入り込んだヒルを確認し、それが薄れていくのを感じ取る)
(どうやら聖なる力に抗い切れず自然消滅した様子にホッとするナオだが、そう思い込まされてしまった)
(実際には膣内に潜み、気配を同化させたのだ。密かに根付き、魔力を吸い上げ始めている事に気づく事が出来ないままに)
(この日の討伐は終了した。)

んんんん、は、ぁ……
(自宅に帰り身体を洗う菜緒だが、どうにも体が火照る。あの悪魔の液体に催淫作用でもあったのだろうか)
(少し顔を赤くしながらその日はヒルが入り込んだ秘所を擦りながら自慰をする事で火照りを抑えるのだった)
(そして数日後、その異変は起きた)

この気配は…まさかあの悪魔か!?
うげぇ…まだおったんかいな…ちゃうな、多分あの時は小物だけやったから大本が絶ててなかったんや…
ならその大本を探し出さんとあかん訳か…これは…地下から?ううっ…
あのヒルモドキを相手するんはあの日限りにしたかったけどしゃーないかぁ…
(下校途中に、足元から悪魔の気配を感じ取った菜緒は、シャインエンジェルに変身し、気配が濃い
地下下水道へと舞い降りた。そして気配を頼りに大きな空洞に出るとそこで目撃したモノに絶句した)

うげぇ…なんやねんこれ…ヒルヒルヒルだらけやないか…ああぁぁ!もうっ、今回で絶対にケリつけたる!
いっくでぇぇ!!!やああぁあ!!!
(空洞は四方八方がヒルで覆われており、それを見たナオはすぐさま魔力翼を展開し、一気に殲滅していく)
(しかし程なくして力の消耗が激しい事に気づき、半ば程殲滅した所でその場で片膝をついて)
はぁはぁはぁはぁ……なんや…体が、重い…!?力が、抜けるような…ううっ…
(それが寄生しているヒルの仕業とはこの時思いもよらなかった)

【少し確定臭くなりましたが、シチュを整えてみました】