わわっ!!……あ、あれ?
(上から何かが降ってきた……と思うと、その影はあっという間に魔犬を叩き潰した)
(目の前に現れたのは、この町で活躍する魔法少女……)
ミルキィ……ボンバー?
っ!わわっ!まだ来るよ!
(残った魔犬が一斉に襲いかかる)
(思わず少年はミルキィの陰に隠れてしまう……)
(しかし魔犬の数匹程度、ミルキィボンバーにとっては楽勝であろう)
(ミルキィの攻撃の前に、魔犬はあっという間に蹴散らされていき、最後はキャンキャンと逃げていってしまった)

わー……ありがとう
あ、あの、握手してもらっていいですか?
(少年はお礼を述べると、そっと手を差し出す)
(それが大きな罠であるとは、よもや誰にもわからないだろう……)