「あ゛ッ・・・あん・・あぁんッ・・・ふ、ぅあぁぁぁぁっ―――」

何度も何度も叩き込まれる暴力的な刺激。
苦しくて、辛いだけのはずなのに。
あたしの喉からは苦痛を訴えるだけの悲鳴とは違うものが漏れ出していた。

体の中を埋めていた肉棒が引き抜かれる時、硬いそれに膣の中が擦られる刺激。
一気に突き入れられ、奥を先端に強く叩かれる衝撃。
それがあたしの痺れた体の中に確かな快楽の火を灯していた。

(どうし、て……? からだが、あついの――)

許容量を超えた苦痛に体が防衛本能を呼び起こし、苦痛を快感に変換して受け入れ出したのだろうか。
自分の淫靡な声を聞きながらも、あたしは喘ぎが止められなくなっていった。

「…んんっ、あ、あん・・・!ああんっ・・・やぁぁんっ!」

こんな姿を見て、街の人たちはどう思っているのだろうか。
信じてくれてたのに、裏切っちゃったな。
子どもたちは無事だろうか。こんなあたしなんか嫌いになっちゃうかな――


「……ふ、あぁぁぁぁ―――っ・・・!!」


悪魔が絶叫すると共に、あたしの中で精を一気に開放する。
それはあっという間にあたしの中を満たして、収まりきらずに逆流する。
あたしの愛液と彼の精液がぐちゃぐちゃに混ざり合って流れていく。

そしてあたしの頭の中も真っ白に染められていった。