>>5-6
これで終わりかな?
(4時間目の体育を終えて、今日の片付け当番が回ってきていて、何人かで分担して片付けたものの)
(体育倉庫へボールを片付けに行った彩良が一番最後まで残ってしまっていた)
(「フーッ」と小さく息を吐き、スポーツタオルで額や首筋の汗を拭うと小走りで更衣室へと戻って行く)
うん、ランチいっしょにしよっ。
(聡美ほどではないが仲の良いクラスメイトに声を掛けられれば、笑顔で応えてランチの約束をして見送り)
うん、そうだけど順番だからね、しょうがないよ。
(痴漢の被害に遭う前からお互いに当番のときは相手を待っているのは当たり前で、特に聡美が残っていても気にせず)
(左胸に校章のある袖口がロイヤルブルーに染められた白いTシャツと、袖口と同じロイヤルブルーのハーフパンツを無防備に脱ぐ)
(本来は校則違反の淡いローズピンクのブラウスを取り上げたとき)
キャッ!! ン……やっ……やめてよ、着替えてるんだから。
えっ!? ……ンゥ……そんなの…………ンンッ……ンッ…………。
(隙きを突かれて抱きつかれて、耳元で囁かれれば背筋がゾクッと震えて)
(聡美の指摘通りプリント柄やボーダー柄、小さなリボンの飾りがついた程度の無地の下着から)
(聡美の指摘通り大人びた色合いの刺繍入りの下着へと変化し、ブラジャーはフルカップから3/4カップやハールカップへ)
(ショーツはノーマルライズからローライズのものへと変化してきていた)
(この日も、光沢のある生地のレモンイエローの豪奢な花の刺繍の入った3/4カップのブラとお揃いのショーツで)
(聡美の指摘は図星をついていて、もし痴漢にあってまた全裸に近い状態にされた時に少しでも悦んで欲しいと思ってさえいた)
(乳首を刺激され、耳穴を舌先で愛撫されれば、身体はゾクゾクと快感に震え昂ぶって)
(身体は上気して体育でかいた汗とは別の汗でしっとりと濡れ、白い滑らかな肌は薄っすらと桜色に染まる)
(「学校なのに……少し触られて耳穴されただけで……気持ちよくなっちゃ駄目。
  でも……でも……身体が勝手に……いい……気持ちいい」)
ンァ……ァンゥ……我慢できなくて……ンッ、ンンゥ……聡美みたいにして欲しくて……。
ハゥン……ほ、本とうに? ン、ンァッ……ハァ、ンァ……ィヤァ……駄メェ……ン、ハゥン、ァンッ……。
(胸を揉まれ、乳首に愛撫が続けられれば、小さかった乳首は凝って勃ち上がり)
(瞳は快楽に蕩け始めて口に聡美の細い指が入ってくると、当たり前のように下を絡めてしゃぶろうとしてしまう)
(指が抜かれると小さく「あっ」と声を漏らし、指がお腹を這って降りる先を察するとゾクリと背筋を震わせる)
(口では駄目と否定してはいても、声は甘く蕩けて期待の響きを含んでいて)
(指が膣内に侵入してれば、膣口は指をキュッと締め付け、愛液で潤み始めた濃密で柔軟性に富んだ膣壁が)
(聡美の指に絡みつき、狭い奥へと誘うよう蠢いく感触を与える)
(それは、きっと聡美が自慰を体験していれば、明らかに違う緻密な動きであるのが分かる筈であった)

ンァ、ハァゥ……うん、なんで触ってもらえないのかなって……ン、ンンッ……きぶんだけ?
(痴漢に放置されていることを指摘されれば、少し前までの彩良であれば眉を吊り上げて)
(「痴漢されることを期待してるなんて馬鹿にしないで」と怒ったはずだが、今はシュンと落胆して薄っすら涙まで浮かべて)
(寂しそうな声で肯定し、気分だけとの声に対する反応も期待を帯びた明るい声音へと変化する)
(ただ目の前にハンドクリームを見せられると、またあのクリームかと思って緊張と恐れに身体をギクリと震わせる)
……学こぅでそれだけは……ンァ……やめ……ンゥ……ただの……クリーム??
(何とかクリームから逃げようと身体を捻るものの逃げ切れず、左右の順で乳首にクリームをたっぷり塗り込まれれば)
(クリームの効果ではなく、乳首を愛撫のように弄られる感触に鼻にかかった吐息を漏らし)
(すでに快楽に身体が疼きだしていて正しい判断ができず、ただのハンドクリームと言われて素直に信じてしまい)
(言われるがままに壁に手をつき、脂肪が乗り始め大人の女性らしい丸みが増したお尻を聡美に向けて突き出してしまう)