>>385
(「せっかくだから」……と言いつつもこの衣装を着ることを悦んでいることは何となく伝わってきて)
(千歳くんが脱衣所で着替えている間は何となく落ち着かなさげにそわそわとしてしまっていたが……)

お……おおおおっ!
うん、うん……すっごくいいよ! 似合ってる!
着方も……問題ないんじゃないかな!
コスの方は大丈夫かな? キツイところとかないかな?

(コスに着替えた千歳が姿を現すと興奮した声を上げて喜びを露にする)

うんうん……、もうちょっと可愛い感じの魔法少女とかの方が千歳くんには似合うかもなぁ……
って思ってたけど、カッコい感じの姫騎士チトセにして正解だったかもな
……あ、そうだ……これも用意してたんだった。

(そう言って、ごそごそと取り出したのはヒールが高めのブーツを改造しパーツなどを取り付けたもので)
(銀色の光沢がある塗料で着色されているそれは先ほどのイラストで姫騎士チトセが足に装着していた鎧とそっくりで……)

これも履いてみてくれるかな?
それからこっちも……

(更に取り出したのは腕から肩にかけて装着する鎧のパーツで、こちらはバンドで腕に装着していくようになっていて)

ほら、腕出してみて……っしょっと……できたっ!
どうだろう? 腕とか動かせる?
それから最後に……これっ!
やっぱり姫騎士だから剣を持たないとね。

(最後に小道具の剣も取り出してチトセに渡して……)