>>589
(まだ喉がつらそうな千歳に、おじさんがミネラルウォーターをくれた)
ありがと、おじさんっ
(嬉しそうに受け取ってそれを飲む千歳)
ふぅ…んんっ…うん、結構のどよくなったよっ!
(ペットボトルを置いた千歳に、おじさんがまた話しかけてくる)
…あ、えと
(それを聞く千歳の頬が、みるみるうちに赤くなってきた)
(言葉にはしないけど、まんざらでもない表情が、千歳の心の内をはっきりと示している)

(そんな千歳の表情を察したのか、おじさんがお泊りを提案してきた)
ふぇっ…
(赤い顔でおじさんを見上げる千歳)
(今までにもおじさんの家に泊まったことはあった)
(でも今おじさんが言ったのは、これまでと同じようにお泊りするという意味ではないだろう)
ぼ、ぼく…
(当然このままお泊りするのは、おじさんと甥という関係を完全に捨てることになるだろう)
ぼく、お泊りする
(でも千歳は、おじさんとの新しい関係を選択した)
ぼく…このまま、おじさんと一緒にいたい
(そう言わせるほどに、おじさんとの淫らな時間は千歳を変えていた)