目の前の少女はアヌスに差し込まれた触手一本から送り込まれる覚醒液。
その感触で既に嬌声をあげていた。
彼女に今注入している液には確かに快楽神経を敏感にし、性欲を増す作用もある

『あんっ……わ、私を捕らえて如何するつもりかは知りませんが、この程度の事で負ける私では…ああぁ♪』
「大丈夫、これまで十数体の妖魔を殺してきた罪の為に……貴女を処刑するだけですから」

そう言いながら、彼女の後門を弄ぶ触手の動きを微妙に変えてみる。
それに応じて幾度となく反応を変える紬。
これはこれで楽しくなりそうだが……
残念ながら今回やるべきことは糸人形遊びではない
すぐにそのことを思い返し、もっといじめて遊ぶ楽しみをぐっと堪えて

「だから、貴女がやるべきことはもう、死ぬだけ。屈する必要も、耐える必要もありませんよ……?」

彼女の目の前に見せつけた太い一本の触手、そこから大きな大きな爪が出てくる。

「例えばこれで貴女の中身を、臓物を物理的に切り刻んでしまっていいのですけど……
流石にもう少しスマートな方法を考えていますのでご安心ください」

そう、例え内側とは言え、内臓を傷つけてしまえばその後の人形の出来は段違いになる
できれば……何か傷を最低限にする方法がいい

「ええ、貴女がこの場をどうにかして逃れようとしなければ、ですが。」