「んっ……ふ、あぁぁぁっ……!」
兄ぃの手に力が入ってあたしの胸をぎゅっと掴む。
それだけであたしの体には電気が走ったようになって、喉から声が勝手に出た。
兄ぃの膝が脚の間に押し付けられると、またおしっこがしたくなるようなヘンな感じが込み上げて来る。
「あ、あんんんっ……!」
胸の先っぽをつねられた。
痛いくらいの強さなのに、痛さよりも体にぞわぞわする感じが走る。
目の前がチカチカして、体から力が抜けてしまった。
「……ん、はぁ、ぁ……兄、ぃ……っ」
くたっと兄ぃの肩に寄りかかる。
ベッドに優しく寝かされて、兄ぃの顔があたしを見下ろしていた。
初めてまともに見る男の人の裸。
目の前の大きくなったソレからあたしは目を離せなくなっている。
【大変お待たせしました、よろしくお願いします】