>>176
「舞香が言ってたより簡単に許可証出たよ。○○○ってプロダクションって大きいのかな?」
(首から下げた許可証を見ながら、友人が所属するプロダクションの名前を出せば)
(俳優やモデル、グラドルなど女性が多く所属していて、今一番勢いのあるプロダクションで局への影響力も強い所だったが、結奈は知らないようだった)

「はい、は〜い。自由に見学して良いって言われてるけど、私もそろそろ控え室へ戻るね」
(ニコニコと手を振って、結貴たちが向かう方向とは違う方向へ歩き始めていた)

……は、はいっ。
(結奈の姿に驚き呆然としていた結貴が気を取り直してぎこちなく微笑んで)

驚きましたね。まさか結奈が局内に居るなんて……。
確かに、結奈の友達でスカウトされてグラドルしている子がいるって聞いたことはあったんですけど、まさかここで会うなんて……。
(まだ動揺が収まらないようで、あまりのことにどこか落ち着かない表情を浮かべていた)

【ここで凍結でお願いします。次回は火曜日の22時からになります】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】