六:イケナイ菜々子さん(3)/あさぎ龍
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三十路四十路の熟女たちとのハウスシェアラブストーリー。複数回SEXアリ。
子供もいて一回りも年の離れた叔母と肉体関係を持った青年が彼女が経営するシェアハウスで暮らすことになり、
一癖ある女性住人たちにからかわれながらも相思相愛となった叔母と秘密の逢引を繰り返す。
そんな関係であった二人だが住人達との小旅行の後薄々感付かれていた住人達にその関係をばらしてしまうも、
概ね受け入れられて安堵する傍ら青年の通う大学でとある女性准教授に宗教に関する仕事を依頼される。
著者の描く女性像は男性向けサブカルチャー界隈では珍しい肉感性の伴わない造詣をしている。
界隈で多くを占めるのは老若問わずふくよかさといった母性を感じさせるものであるが、
著者のそれは線が細くどちらかと言えば知性や気品といった類の魅力をより前面に打ち出したものとなっている。
乱暴に言ってしまえばより現実的な女性像をしているとも言え、
だからこそ彼女達がその装飾を脱ぎ払い白い肌をホテルの一室の淡い光にさらすその様がとても生々しく写る。
また主人公のキャラクターも良くできていて童顔で華奢で弱々しいその姿は、
現実的な彼女達の幻想的な一面を見せるベッドシーンでの美しさをより引き立たせる役目を担っている。
これが筋骨粒々な男性であったらその均衡が崩れてしまっていただろう見事な構成であると思う。