感想
安定の青橋食堂。今回も亜人幼馴染みにちょっとした山場と王道なストーリー。
挿絵も固定コンビの「HIMA」 アニメ調にしており、モノクロ相性がちと悪い。
絵的にはいつもの奇乳。細目にするあえぎ顔が多い。

さて展開は、好感度MAXの亜人幼馴染みもの。
馴れ初めや過去の思い出は二人の会話で流され、あとはくっつくだけである。
性格として構ってオーラやむしろ襲ってくれオーラやセクハラウザキャラなどがあり、これらが年下キャラと見事にマッチしている。
スパイスとして鬼切役からの脅迫と襲撃があるが、刺身のつま程度。前回よりはしっかり襲われてる…かもしれない。
細かい設定として歳桃家の先祖は鬼を調伏する際に食料の提供を約束しており、
今代でも料理上手な桃真は志希をスイーツで餌付けしている。

Hとしてはイチャイチャからの反撃愛撫などが多め。
コスプレやSMも一応あるがライト。中学生制服とかはパッツパツな絵が欲しかった…
パイズリもあるが、パイズリ絵はない。ぐぬぬ…

さて難点。流石に前作と似すぎ。
亜人ものも連続三作目にして落ち着いた感はあるが、前が姉系で今回は妹系とはちょいと安直。
まあいつも年上ばかりなので、年下ものが珍しい+キャラとしても強いのでその辺は高く評価している。
鬼切役はシリアス要素と見せかけて、蓋を開けてみればギャグ展開。この落差への好みは個人差が激しいかもしれない。
個人的には暗いよりは明るい方がいいので、これもプラス評価。
日常会話パートも多めで、イチャつき夫婦漫才風。女からの誘惑・軽いシモネタに引いちゃう人はダメかも。
主人公は一応社会人だが、それをうかがわせる描写はない。あったところでどうなんだ、という話かもしれんが…

総じると年下幼馴染みものとして◎。
安定性、良い意味での奇抜の無さ、ギャグの混ぜ具合などを評価している。…他との食い合わせもあったかも。