なんとか七月分が仕上がった

「召喚ジャンヌ戦記 聖女、女傭兵、魔女、女王」
鷹羽シン(鷹羽真)/ブッチャーU

登場人物
−マルス:オルレアナ王国の王子にして、突如として滅亡の危機に襲われる少年。
 荒事は好まず、癒しの魔術を身につけている。
−ジャンヌ・ダルク:異世界の英雄で聖女と謳われた存在。(表紙右)
 卑しい男達であっても神々しいオーラの前に敬意を抱いてしまうため、清い身体のまま天に召された、とのこと。
−ヴィクトリア:隣国ブリテニスの女王。24歳。(表紙左上)
−アレキ:ブリテニスの「紅の傭兵団」団長。褐色ポニテ。19歳。(表紙左下)
 異世界の英雄が遺したという身の丈ほどもある大斧を軽々と扱う。
−アスモ:妖艶な魔術師。21歳。三角帽子など古典的な魔女スタイルの恰好をしている。(表紙左中段)
 武器として鞭を持ち、人心を操る不可思議な術を使う。

あらすじ
『平和の百年』と呼ばれたオルレアナ王国と西の隣国ブリテニス帝国の関係は、
突如としてブリテニスの女王ビクトリアが挙兵してオルレアナを侵攻、
会談のため赴いた国王を問答無用で処刑したことで完全に破綻していた。

父王を失い、自国の存亡の危機に立たされたマルス王子は、とある秘策を試すこととなる。
それは異世界の英雄を魔術で召喚し、救済を求めるというもの。
はたして召喚されたのは、かつて聖女と謳われるも異端として火刑に処された悲劇の英雄ジャンヌ・ダルクであった。

生前の未練を抱きながらも、新たに得られた力でオルレアナの窮地を救うことを決めるジャンヌ。
しかし、その身体に精気を与える方法は…
そしてブリテニスの女王の突然の心変わりの原因とは…?