感想
橘ぱん六作目。今回はファンタジー要素を極力抑えた現代もの。
突飛な設定やヒロインがあるものの、ドタバタ恋愛劇としてバランスがいい。
挿絵は「掃除朋具」 カラーもモノクロも上手く、相性抜群。エロ比率も9/10と上々。おまけにボテがカラーとモノクロで一枚ずつ。

展開は、きっぱり言うと押しかけ痴女もの。
最初から精神的に調教済みのヒロインが、ご主人様と見初めた後輩主人公を逆調教していく。
主人公も押されっぱなしではなく、徐々に順応していってきっちりラブ寄せ。
一応作家である設定で、それを美玲家族の前で全肯定される小っ恥ずかしい場面も。

Hとしては最初からウェルカム。
フェラが多めで基本膣内射精。アナル方面には行っていない。
コスプレは序盤のみで、女体盛りパートは少々多め。
ラストはしっかり妊娠、ボテ姦もあるが流し気味。

さて難点。ヒロインの淫乱度が高く、清楚の欠片もない。ギャップ萌えとしての乙女成分はあるのだけど。
子供が産まれたら犯して貰うor親子丼とまで言い切っており、冗談にしてもかなりの変態嗜好。
性奴隷法うんぬんは公的な理由付けでしかなく、努力に見合った成果なのか不明。押しかけるだけなら難関試験は関係ないだろう。
特典で青姦が、本編でも美玲父と使用人の面前でのHがあり、苦手な人は一応注意。

総じると痴女+押しかけものが好きなら絶品。
性欲を持て余した男子中高生の妄想そのものですらある。(褒め言葉)