エンディング
無人の講堂で結婚式を挙げる二人。誓いのあとでドレスH(挿絵10)、
膣内射精同時絶頂。
END

特典(メロン)
中盤くらいの時期 弁当をあーんしてもらう デザートにキス 愛撫絶頂 Hはカット

感想
ゲスト原稿の一作。作者の「鏡遊」はゲーム制作やラノベも数作書いており、ベテランと言っていいだろう。
挿絵の「七尾奈留」もその繋がり。独特のギャルゲタッチも健在。

さて展開は、さっくり言うとJK押しかけ妻もの。
舞台が山奥の閉鎖的学園であるため日常感は乏しく、授業のあとで寮に帰ってHするばかりである。
結婚実習も告白駆け落ちの踏み台みたいなもので、実際は同棲とHの口実でしかない。

Hとしては回数多めの絶倫描写が目立つ。よほど性欲を持て余していたらしい。
「パンチラで五発は余裕」と豪語しており、本人にはそれ以上の回数をブチ込んでいる。腎虚しそう。
中盤には女子生徒たちの前で見世物にされるプレイがあり、つまみ食いは許さないとばかりに釘を刺される。そんなー。
パイズリもあるので巨乳好きならプラスポイント。

さて難点。ヤリまくるだけで季節感や通常イベントがない。それが悪いのかって話でもあるが…
ヤマとしての結婚実習と婚約者問題についても逃げ切りであり、一抹の不安は残る。
連続Hに孕ませ台詞はあるが、ボテオチではない。そうであれば文句なかったのに。
挿絵も淡いタッチなのだが、ヤリまくり展開にしては薄い。見直すと巨乳感とかはあるんだけども。

総じると舞台と視点を狭め、ピンヒロインに集中させた良作。
ただ見世物Hはあってもモブ食いが許されなかったり、普通のイチャイチャが無かったり、ボテオチじゃなかったりと、
細かい点は気になるっちゃあ気になる。既に似たコンセプトの過去作があるのも問題だろう。