0470名無しさん@ピンキー
2019/09/09(月) 17:44:14.20ID:z/gKUbfk「気がついたのね」
クリステルはマツコを見て言った。
「あなた、まだ気を失っていたほうが幸福だったかもしれないわ。あんな恐ろしいことを知らないですすんだんですもの。お・気・の・ど・く……」
庭のほうで男たちの言い争う声が聞こえてくる。たまねぎ男と立花、そして丸山穂高の声だ。
立花と丸山が激しくつめ寄り、たまねぎ男が弁解しているらしい。
「たまねぎ男さんよ。まさか俺たちをだます気だったんじゃねえだろうな」
「違う。本当に知らなかったんだ。文の奴がそんなことをしてたなんて……」
「まあ、俺たちとたまねぎ男さんの仲だ。その点は信じてやることにするぜ。だがよ、マツコは党でいただいていくぜ。いいな」
「それじゃ、マツコはもらっていくぜ。フフフ、訴訟の準備をしなくっちゃならねえんでな」
「たまねぎ男さんにはクリステルをもう一日、楽しませてやるぜ。マツコを探しだせたことへの、俺たちからの感謝の気持ちとでも思ってくれ」
そう言うと、丸山と立花はマツコを抱いたまま、部屋を出ていく。
「ち、ちくしょう!」
そう叫ぶなり、たまねぎ男はクリステルにむしゃぶりついていった。
「クリステル、浣腸してやるぞ。グリセリンの原液を千五百CC、たてつづけに、気を失うまで入れてやる!」
たまねぎ男は吠えるように叫んだ。