基本的にマンガだけでなく小説でも直筆生原稿はゴミ。
有名作家で作品展などでは展示されていたりしたら有り難がって眺めているモノも基本はゴミ。
ところが出版物の世界的作品などになると初版モノは結構な高額で取引される。
もちろんそういう作品は出るところに出たら直筆原稿だってプレミアム価格になりますが…基本はゴミ。
(マンガは今でこそ文化として認識されつつありますが30-40年前には大人は小馬鹿にしかしないモノでした)

有名で売れっ子のある作家の実話ですが、売れっ子ですから当たり前の話その原稿は凄い枚数になる。
作品のマンガ本は手のひらサイズですが原稿はそうでもなく嵩張るし、それがかなりの冊数作品数ってなれば
保管場所も大変なスペースとなる。(家族から邪魔な粗大ゴミ扱いされたり…)
「どこか保管してくれるところがあれば…」
と仰っていましたが、じゃあどのレベルの作家の作品がその保管に値するのかてんというハナシになる。
エロ・マンガになると過去にはポンチ絵とも言われ社会的には全く無価値とされていた。
小説家の作品や本人自体に編集部が失礼な態度を取っていたところから見ても、挿絵作家とその作品に
尊厳の欠片でもあるハズもなく掲載後にはゴミでした。

もちろん私はそう思っていませんよ。なんとも勿体無いと言うかバカな行為だと思います。