>>158
三島華子の縛られた裸身は宙に浮かされている。
地下室のその一角の天井には梁が何本か通されていて、それぞれにフックが多数打ち込まれており、各フックにカラビナが掛けられている。
華子の体には相変わらず後ろ手胸縄が掛けられており、彼女の両脇を通して掛けられた二本の縄が二重にされて左右のカラビナに掛けられている。
彼女の腰に回された縄もちょうど上の左右のカラビナに掛けられており、両膝に掛けられた縄は、スラリと延びた脚を引き広げるように少し離れた左右のカラビナに掛けられていた。両の足首に掛けられた縄も同様である。
華子の頭部は力なくダラリと垂れ、おさげだった黒く長い髪も解き乱され、床につかんばかりに垂らされていた。
沖田と俵は休憩がてらに華子の被虐美を観賞しながらの飲み食いを終えた。
全裸の二人の男は太く白い蝋燭に焔を着け、両手に持つ。
その一本を俵は逆さを向いた華子の顔に近づけ見せつける。
「さあ熱いぞ!たっぷり泣いてくれよ!」
虚脱感の中にいた華子は、それを目にすると何をされるのかを理解し、悲鳴を上げ、頭部を上下に激しく揺らしながらやめてくれるよう懇願
する。
四本もの蝋燭から一度に熱蝋が彼女の裸身に落とされ始め、激しい悲鳴が響き渡る。
男たちは蝋の落ちる場所をしきりに移動させ、彼女の乳房、腹部、臍、無毛の陰部、太股、足先、そして顔までも白い肌を蝋涙で染めていく。
華子は吊られた裸身を激しく揺らしながら、可憐な口唇からしきりに悲鳴を上げ涙を流す。
彼女の体を吊る縄が、その揺れでギシギシと音をたてるのだった。
全身をあらかた熱蝋で染めると、沖田は太いバイブレーターを持ち出し、華子の花弁を覆う蝋を取り除き押し込んでいく。
「ああっ!あっ!」
華子の口唇からまた違った悲鳴が上がる。
沖田のバイブレーターによる責めの最中にも俵による蝋責めは続く。
初めての熱蝋責めの苦痛の中、初めてのバイブ責めで強引に華子の性感は高められていく。
やがて華子は吊られた裸身を、ギクンギクンと動かし、本意でない絶頂を迎えたのだった。
恍惚感のなか俵は、彼女の乳房を覆う蝋を丁寧に剥がし、顔を出した乳首を愛おしむように吸う、