俵「ゲホッ!ゲホッ!……ハァ……ハァ……気が済んだか沖田……」
沖田「テメェ何で俺が居ない間に華子を勝手に一人で抱いてるんだよォ!理由を聞かせろォ!」バキッ!ガスッ!
沖田は俵に容赦なく殴る蹴るの暴行を加えている。
俵「カハァッ!……ハァ……ハァ……華子が……華子が望んだんだよ……」
沖田「なにィ!華子がだと!ふざけるなこのクソデブハゲ俵ァ!」
バキッ!ガスッ!
沖田は倒れている俵のわき腹に思い切り蹴りを入れる。
俵「ギャッ!ゲホッ!……本当なんだ……華子が……華子が言ったんだ……『沖田さんなんかより俵さんのほうが好き、沖田なんかには絶対抱かれたくない』って……」
沖田「俵ァ!テメェふざけたこと言うなァ!」
バキッ!ガスッ!
沖田の目は怒りで真っ赤に充血している。
暴行はとどまることを知らない。
俵の肋骨も何本かは折れているだろう。
そんなふたりを地下室の隅で華子は冷たい目で見つめている。
その口元に冷酷な笑みを浮かべながら……