他の軍勢だって似たり寄ったりよ
ただ、サン・イリアはイリアス教の過激派だけでなく全体的にまだ魔物との融和が図れてるとは言い難い空気の所為で
グランゴルドやグランドノアの様に魔物の軍がいるなんて事は当然無く、それどころか在住の魔物娘も少なかった
その結果攻めてきたマーメイドの軍勢と人間がモロにぶつかる事になり人間の軍も精強じゃ無い上にマキナもまだ実用化には程遠い状況だったので被害が拡大した訳で
そんで撃退後も、他の三国みたいに

グランドノア 魔物娘の部隊も頑張ってた
グランゴルド アリ娘達が奮闘していた、あとなんか最終兵器が出てきた
サバサ    本性を現したサラが吸血鬼を吹っ飛ばした

などの魔物娘の恩恵がまるで無かったのを逆恨みして魔物排斥論が再燃焼、救護に来たマーメイドに石ぶつけるなんて事になってた
シナリオ的に割りを喰わされた印象もある街、それがサン・イリア


救いというか大きく違ったのは、前章ならそれに諸手を上げて賛同してたであろうロリアス様が
「自分のやりたい事に私の名前使うな」と言い切るぐらいに成長してた事