エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
スレッドの性質上、確実にネタバレがありますので注意してください。
発売して半年以内の新作について語る際は、名前欄にタイトルと新作ネタバレ用の共有トリップである
#新作ネタ
………をつけてください。
◆l1l6Ur354A をあぼーん設定するとある程度新作のネタバレを防げるかもしれません。
またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
その他諸注意は>>2をご覧ください。
まずはじめに、まとめwikiで既出かどうか調べてからリクエストしてください。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/
規制中の方には、↓が用意されております。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49670/1261317516/
注記:次スレは容量が500KBを超過した頃、または950レスに達した頃に立ててください
前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ そこでパトが何とかする事に、お陰で何とかなりノラも猫にならなくなる。
ノラとルーシアとのデート中に冥界の母が、追放はしたがルーシアの事を気にしてる模様。
ルーシアはノラを盗られるかと嫉妬、ノラとしては冥界の母とルーシアに仲直りして欲しい。
それからもルーシアとノラはイチャイチャ、ちょっとルーシアは暴走気味だが。
そこに再び冥界の母が現れて、ルーシアと2人で話したいというので2人っきりに。
そこでルーシアは自分が、自分を失い他人に自分の価値を見出すようになった事、
しかもその事に本人が気づいていない事、それが皇女から落とされた理由だと知る。
そしてルーシアと冥界の母の関係もよくなっていき、いつかは完璧に亀裂もなくなると思う。
その後、ノラはちゃんとルーシアにプロポーズして婚姻届けを書き、未来へ進んでいき、
ルーシアが地上にいる限り滅ぼさないと言うので地上に残り永きに渡り守り抜きましたとさ。
◎ユウラシア=オブ=エンド
翼竜が来た日から数日、携帯が欲しいというユウに自分の携帯を上げる事にしたノラ。
ノラは新しいのを買った、最初はそちらを欲しいと言うユウだったが古い方で良いという事に。
そんな時にユウは冥界の母からこのパトが冥界の王女の素質を失って困ると言う。
そうなったら同調魔法という感性を同じにする魔法を使わねばならなくなると、
それを聞いたユウはなりたい訳じゃないけど皇女候補になる為パトを冥界に戻す事に。
携帯で皆にノラの弱点を聞いて、最後はノラがロリコンという事で終わる。
ある日、テレビをパトに取られたユウはノラに意見、携帯でテレビが観れる事を伝える。
それからユウはノラをアイドルになる為のサポート係にしてポーズを考えたり、
洗脳魔法をかけようとしたり、洗脳魔法に関してはパトに怒られた。
なので今度は心まで猫にする為にユウはノラに恥ずかしいけどキスして猫にする。
しかしすぐにキスをされて元に戻るノラ、キスされたユウはノラを少し意識する。 だが翌日、取り巻きの前でのアイドル活動の為にノラにキスして猫にして手伝わされる。
ノラはそれでいいのか聞くと、ノラとのキスはノーカウントだからとユウは言う。
カラオケで歌の練習したり、ビラ配りしたり、しかし中々順調にはいかない。
なのでまたカラオケで練習する事になるがノラには用事があるので断りユウ1人で行く事に。
帰宅したユウが悔しいか聞くが気にしないノラに怒るユウ、怒りは翌日まで続いた。
しかし昼休みに呼び出されるノラ、今度はライブを開くというユウはノラに手伝えと言う。
その為にはまたキスでノラを猫にする必要があるのだが何だかユウの様子がおかしい。
翌日、ユウに避けられるノラ、しかし夜お風呂に入っていると背中を流しに来る水着のユウ。
携帯で写真をとってノラを脅そうとするがこけそうになるもノラが助ける、が携帯は故障。
その後、なんで自分を助けたのか聞くユウ、自分を丸め込んでパトに近づく気かと。
何故そこまでユウがパトを意識するのか気になって聞くとユウはノラに言う。
冥界の母は1番になれると言うがパトとは何か違う、でも冥界の母は1番になれると言う。
そんな状況なので自分だけが1番になれるものを探していたのか、とユウは言う。
パトの後追いだと考えるノラ、ユウにはユウだけの物がそれを頑張ればいいと答える。
そんなノラに今度はユウが何故自分を助けるのかと聞くと羨ましいからと答える。
目標の為に邁進する姿に、それに一緒に行動していると何か変われそうな気がして。
故にユウに感謝、そしてユウも猫への行き来は自分とのキスだけとノラに約束させる。
それからユウの努力が実ってきて、アイドル活動に見に来る人が増えてきていた。
ノラとユウの関係も近づきついにライブの日、ユウから離れ列整理に向かうノラ。
そこでパトとルーシアと話す普通じゃない人、冥界の母と会う。
冥界の母はライブで歌に合わせてユウが冥界の母から授かった同調魔法を使おうとしてると。
もしそうなれば冥界の価値観に近づいた人間は自ずと死にたくなると言う。
ノラはユウから意見を聞こうとする、がその前にユウがノラに引っ付いて離れない。 そのまま今回のライブはお蔵入りに、帰宅後にユウに同調魔法に関して聞く。
言い訳はしないユウに何とかしようと言うノラだが魔法を解くには冥界の母以上の魔力が必要。
(同調魔法は冥界の母が発信機、ユウが中継器の状態なのでユウにも影響が出ている。
それでもユウの為に何とかしようと思うノラ、ノラはユウが好きで、ユウもノラが好きだから。
そして恋人になり繋がった2人、それからは恋人らしくデートしたり、そしてライブ再び。
それを聞いていた冥界の母は同調魔法はユウには早かったと判断、そしてパトは言う。
冥界では見れない程楽しんでるユウ、それを見守る為に地上を滅ぼすのは伸ばして欲しいと。
私が語り終えるまで、そう言うパトの視線の先でユウはノラと全力でライブをするのだった。
◎パトリシア=オブ=エンド(ExtraStoryから
ノラが冥界で1000年過ごし帰って来て、色々な結果性欲が制御可能になっていた。
しかも冥界からノラと結婚したいという人物まで現れすっかりご立腹のパト。
だけどノラが好きなのはパトだけだった、そこでパトは婚姻届けを書く事を提案。
書きたくないノラは猫になって逃走、パトの花嫁修業が始まるのでした。
◎黒木未知(ExtraStoryから
ノラが冥界から救われてから数日、相も変わらずイチャイチャしながらも重い未知。
そんな時冥界から名声を求めてノラと未知の命を狙って化け物がやって来る。
事情を聞くと就職難で何か欲しいらしいのでノラが働いていたホテルの紹介状を書いてあげる。
だけど今度はホテルが人材不足だとまたやって来るのだった。 ◎夕莉シャチ(ExtraStoryから
夏になる少し前、ノラの前にノラを知るというオルカと名乗る少女が現れた。
どうも天界に関わりのある人物らしく一時的に面倒を見る事になった。
命を作り出す起源を探しに、それに地上の技術を観測しにやってきたオルカ。
知らないとはいえ結果としてコンビニで万引きし、そして謝罪、コンビニ店員になっていた。
そして今日もまた、ノラとシャチの生殖行為を推奨するのだった。
◎明日原ユウキ(ExtraStoryから
ユウキと付き合って暫く経ち、ついにノラが卒業するまで残り1年ぐらいとなった。
2人は未来に想いを馳せ、失敗するかもしれないけど挑戦していこうと思う。
たくさんの過去に負けず、未来に目印をつけながら、その道を歩けるって信じさせてくれる、
ユウキはそんな強い子だから、ノラはユウキがいないと駄目になるなと思うのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・音無 昴:UFOに連れ去られそうになった事を切っ掛けにMIBに入った青年。
・黒河 有佳乃:それなりにドジっ子なMIB職員、失敗するとすぐ落ち込む
⇒尊敬する上司が実は宇宙人排斥派で、自分の持ってた道具のせいで実行されそうに。
でも皆に話して無事に止める事に成功、上司は降格され部下になりました。
・エリーゼ=ヴァレンシュタイン:日本大好きなウサ耳少女、微妙にずれた日本知識が多い
⇒無事に付き合う事になるも過保護な父親かた試練を受けさせられる事に。
さらにその父親に冤罪がかかるも無事に助け出し、交際を認めてもらうのだった。
・音無 宙美:宇宙人とかが好きな昴の妹、義妹なんで色々大丈夫
⇒付き合ってから暫くして何故か他人の考えを読み取れるようになってしまった。
実は宇宙人とのハーフだった宙美、父の残した道具で何とかなりました ◎共通
妹を持つ青年、音無昴(昴)はある日学園からの帰りに困っているウサ耳少女を見かける。
コスプレかと思いつつも道を聞かれたので案内して別れ、気が付くと夜になっていた。
帰ろうとする昴だが何かに追われている気がして走り、公園に辿り着く。
そこでUFOに連れ去られそうになるが黒服の少女に助けられ、協力して撃退。
そして落ち着いて黒服の姿を見るとクラスメイトの黒河有佳乃(黒河)だと分かる。
事情を聞く所か記憶を消されそうになる昴、しかし電話を受けた黒河から一時保留と言われる。
翌日、黒河に呼ばれて学園の空き教室へ、そしてそこにあったロッカーに入らされる。
気が付くと謎の部屋、そこにいた少女の指示に従って何かの試験を受ける事になった昴。
試験が終わった後に黒河から試験の監督をしていた少女、墨須澪(澪)を紹介される。
そしてMIB、早い話が宇宙人に関するあれこれをする組織に関して説明を受ける。
黒河も澪もMIBの職員で、先程受けていたのはMIBになる為の試験だったという。
昨夜のUFO撃退の活躍から試したらしい、試験は合格だったらしくMIBになる事にした昴。
そして明日から宇宙人の転校生が来るから黒河と2人で護衛をする事になった昴。
翌日、以前道案内したウサ耳少女、エリーゼ=ヴァレンシュタイン(エリ―)が転校してくる。
放課後には空き教室、MIBの支部に案内して色々と話していると何者かが部屋に入って来る。
昴の妹の音無宙美(宙美)だった、鍵は掛かっていた筈だが針金で開いたらしい。
記憶を消そうとする黒河だが宙美は知り合いの有名ハッカー集団にお願いして黒河を脅す。
昴の妹という事もあり一応許可される宙美、そして皆で帰宅中に何者かが空から現れる。
正体はダニエル=ヴァレンシュタイン、エリ―の父でエリ―が心配で見守っていたという。
そこでMIBの仕事に興味を持ったエリ―と宇宙人大好きな宙美がMIBに入りたいと。
黒河が本部にその事を伝えると準職員ならと許可を貰い、4人+1人は帰宅するのだった。
翌日、エリ―に学園を案内中、宙美にUFO研究部の相葉夕(夕)を紹介される。 放課後はMIBとして小さな仕事をこなし、そして1匹の宇宙生物を引き取る事になった昴。
休日、エリ―が海の家でバイトする事になり、手伝いしたり、ビーチバレーしたりして過ごす。
ある日黒河から、実は黒河が昔は違う部署にいたけど失敗から今の庶務課に移されたと、
そして忘れない様にその時拾った謎の道具、キューブを所持している事を聞く。
ある日学園にて何かを追う宙美の話を聞いたので探す事にした昴たち、なんとか宙美に合流。
そして協力して宙美の追っていた宇宙人を追い詰めて事情を聞く事に。
どうやら友達が欲しかったらしく宙美が友達になり、学内での記憶も操作し無事に解決。
ある日、皆で集まっているとMIB本部から公園でUFOが確認されたとの連絡が黒河の元に。
急いで公園に、そこにいたのは以前昴を誘拐しようとした宇宙人であった。
地球で暮らす為に人の型を取ろうとする宇宙人、無事に倒してMIB本部に引き渡す。
そんなある日、いつもの4人に夕とダニエルも加わって天体観測をするのだった。
◎黒河有佳乃
ある日、本部と支部を転送するロッカーの中で偶然からか黒河と密着して意識する昴。
数日後、宇宙ドラッグの取引がある事を聞いた昴達、警戒の為に回っていると現場に遭遇。
追いかけるも逃げられるがドラッグは何とか回収、しかしその翌日から体調がおかしい黒河。
とはいえ何とか数日後には密売人を見つけて捕まえる、その途中で黒河が吸引してたと判明。
人間にとっては周りの人が気になる人物、黒河の場合は昴、に見えるだけだったとはいえ、
その事を話してくれなかった事がショックだった昴は黒河の特別になりたいのだと気づく。
そして告白し黒河も受け入れて恋人に、そしてMIB本部で黒河も治療して元気になる。
恋人になった事をエリ―と宙美に話し、MIBからの任務もないのでデートする日々。
ある日、黒河が一人で本部に行った時、宇宙人について悪印象に書かれた資料を発見する。
何も知らない人に向けての印象操作らしきもので宇宙人を地球から追い出すような内容。 本部に悪意を持った人物がいるのか、もしくはこれを阻止しようとしている人物がいるのか。、
とりあえず昴に相談して2人で調べる事に、そんなある夜に後ろから脅される黒河と昴。
何とか逃げ出しキューブが狙いと分かる、そこで澪に相談して預かってもらう事にした。
それから数日後、再び尾行されたが今度は対策もしてあり無事に返り討ち。
そして持っていた携帯から尾行者が澪と繋がりがある事が判明、落ち込む黒河。
ともかく澪と話す為に本部へ、その途中で高エネルギー反応を感知したとの報告が、
さらに宇宙から戦艦がやって来たという内容まで、急ぎ本部に向かう2人。
澪は不在、とりあえず事情を他の職員に説明、そこで宇宙船が発進したという報告が。
何とか小型のバイク型の乗り物で宇宙船に潜入、そしてついに宇宙船で澪と再会。
澪はキューブをオープスと呼び、これが宇宙人を排除する為に必要な道具だと説明。
以前も実行しようとしたが失敗、それを黒河が拾っていたのだった。
ちなみに黒河が庶務課に移されたのはミスが多かったからで、オープスを拾った事は無関係。
澪は将来、地球が宇宙人に支配される可能性を憂いこの計画を実行したという。
他の職員は他の排斥派の元へ行き、黒河と昴は2人で澪と対峙、何とか気絶させる。
急ぎオープスを探し、他の職員も排斥派を捕えており、そしてオープスの場所も分かった。
しかしオープスを使った装置は既に起動済で時間は無い、2人は覚悟してオープスを破壊。
小さな爆発はあったものの軽傷で済み、やって来ていた戦艦も説得して帰ってもらった。
戦艦はオープスの高エネルギーを地球からの攻撃だと思っていたので何とかなった。
そして黒河と昴は昇進と上の部署への移動、澪は降格や監視はあるがMIBに残る事に。
他の排斥派も似たモノで、MIBの人材不足も理由だとか、澪の監視は黒河と昴。
そしてこれからも大きな事件があるかもしれないが黒河と頑張っていこうと思うのだった。
◎エリーゼ=ヴァレンシュタイン
ある日エリーから今度花火大会がある事を聞く、黒河に聞くとMIB主導だとか。 花火制作に携わりたいエリ―の為にMIB本部へ、人手が足りない事もあって手伝う事に。
手伝いながらエリ―と仲を深めていく昴、しかし当日は生憎の雨でこのままでは中止に。
落ち込むエリ―の為に何とかしたい昴、そこで数日前に試射したバズーカの事を思い出す。
あまりに強力過ぎて使用禁止になった武器だった、昴は澪に頼むが危険なので拒否される。
2人で説得して何とか許可を貰い、そして現場に行きバズーカを発射、雨雲を消す事に成功。
そして無事花火大会は開催、そこでエリ―は昴に告白、昴もエリ―に気持ちを伝えて恋人に。
幸せの昴だったが翌日に学園で黒河に報告した時にダニエルの事を思い出して恐怖する。
しかし放課後には覚悟して話す事を決意、そこにエリ―の心配をしたダニエルが現れる。
そして恋人になった事を話す昴達、反対するダニエルだがエリ―の気持ちに条件を出す。
抜き打ちの試験に合格したら一応認めるとの事、それから昴はダニエルの試験を警戒。
そんな昴をエリ―はデートに誘う、お陰で息抜きも出来た数日後の朝についに試練が始まる。
内容はダニエルの攻撃からエリ―を守るという物、といっても昴しか狙われないが。
何とか逃げ回り、エリ―の説得のお陰でその日の試練は無事に合格となった、そして数日後。
次の試練はダニエルに攻撃を当てる事、与えられた銃とエリ―の協力で何とか合格。
それからはダニエルが忙しいらしく、試練もなくエリ―とイチャイチャする日々が続く。
そんな時黒河からダニエルが密輸で逮捕されたとの報告が、流石のエリ―も落ち込む。
昴はエリ―を元気にしたくて海に誘うが上手くいかない、そこに宇宙人のジャックが現れる。
ジャックはダニエルとその会社を助ける代わりにエリ―が欲しいと言う、
当然断るがジャックはすぐに泣きつくと立ち去り、昴達は自分達でダニエルを救う事にする。
まずはMIB本部へ、ダニエルは家族に対しては仕事人としての部分を見せてないからだ。
そこで情報を集め、ジャックの会社がダニエルの会社の株を買い占めているのだと知る。
手際の良さにジャックの怪しさを感じそちらを調べる事に、しかし中々上手くいかない。
そこで宙美の知り合いのハッカー集団を思い出し、宙美に相談して繋げてもらう。 個人的なお願いだったので深くは知れなかったが、ジャックの会社の密売の噂を知る。
そこで会社に乗り込み証拠を探す事に、その為の必要な物もハッカー集団は用意してくれた。
無事に内部に侵入でき、中でジャックの会話から密輸の罪をダニエルに押し付けたと知る。
そこからはエリ―の持っていた護身用の道具を使い、証拠を見つけて無事に脱出。
それをMIB本部に、無事にダニエルは冤罪で釈放、代わりにジャックが逮捕された。
そして今回の事でダニエルもエリ―との交際だけは認めてくれた、しかしその先はまた試練が。
しかし既にそれ以上をしていた2人は追ってくるダニエルから逃げ出すのだった。
とはいえダニエルに認めてもらう為、エリ―との今後のさらなる交際の為に、
昴はダニエルの会社を継ぐ為にエリ―と一緒に頑張るのであった。
◎音無宙美
ある日、宙美からUFO研に誘われた昴は仕方なくいく事にし、宙美の様子を見る事に。
昴にはついて行けないが宙美が楽しいそうなのでありだと思うのだった。
翌日、MIBの任務で家出した子供宇宙人を探す為に二手に分かれる事になった。
宙美と探す事になった昴、その途中で宙美はデートみたいだなと言う、任務は無事終えた、
それから宙美の昴への好意が前と変わっていくそんなある日、エリ―から夏祭りに関して聞く。
帰りの宙美と2人の時に夏祭りの話になり、夏祭りは宙美と2人で行く事になった。
そして夏祭りの日、2人で周りながらスーパーボールすくいへ、そこで昔の話に。
昔に来た時に昴から送られた宙美にスーパーボールが初めて贈り物でずっと大切にしていた事。
それを昴に見せようとするが何処かに落としたらしく落ち込む宙美、昴は探しに行く。
そして昔も同じ様な事があった事を思い出し、無事に見つけて宙美に渡してある言葉を言う。
それは宙美が昔、ラメ入りのスーパーボールに宇宙を感じた時に昴が宙美に送った言葉。
一緒に宇宙に行こう、それを凄く喜ぶ宙美はそのまま昴に恋人になりたいと告白をする。 昔から自分の為に必死になってくれるから、でも最近は黒河やエリ―も現れたので、
だから気持ちを伝えたという宙美に昴も受け入れて2人は恋人になる。
周りには秘密だが夕にはそれとなく気づかれており、母親の七海も最近距離が近いと言う。
昴は昔、音無家にやってきて宙美とは義兄弟なので問題は無いのだが、一応気を付ける。
とはいえイチャイチャしたり、宇宙談義に付き合ったりで2人の仲は進展しまくり。
その結果、宙美が口を滑らして黒河とエリ―には関係がバレてしまう。
放課後はUFO研で夕と会い、宙美はUFOに関してハッカー集団の力を借りる事を思いつく。
連絡すると夕の鞄から着信音が、実は夕こそが宙美と会話してたハッカー集団の1人だった。
宙美と会ったのは偶然だが宙美の為に隠していたらしい、それを聞いて大興奮の宙美。
という事でこれからもよろしくという事に、そして代わりに交際に関して話す事になった。
それから数日後、宙美は何故か昴の思っている事が理解出来て、しかし代わりに頭痛がした。
昴だけかと思いきや、他の人物の思っている事までわかる様になった宙美。
翌日、宙美が部屋を出ずに心配する昴、部屋に近づくと宙美が苦しむので仕方なく学園へ。
黒河と話してとりあえずその日は宙美をそっとしておく事に、だが翌日になっても変わらない。
昴の説得に部屋を出た宙美は現状を説明、しかし昴にもどうする事も出来なかった。
1人で考えても浮かばずに翌日、黒河と会ってMIBなら何かあるかもと相談する事に。
事情を知った黒河、それにエリ―が協力して対策を考えてくれる事になり、
MIBのデータを探っていると似たような能力を持つ宇宙人のデータを発見した。
自分の考えを相手に伝える、もしくは相手の考えを読み取る力を持っている。
宇宙人に何か埋め込まれたかもしれないがそんな記憶は昴には全くない。
そこで七海にそれとなく話を聞く事に、しかし詳しい情報を得る事は出来なかった。
翌日、宙美が部屋から出てきた、一時的に収まったのか元気な姿を見せて。
その時、今度は昴が宙美の思っている事がわかる様に、宙美もすぐに気が付いた。 離れようとする宙美だがそれこそ昴には耐えれない、今まで離れていたのだから。
そして宙美に今までわかった事を伝える、しかし宙美にも覚えは全くなかった。
という事でアルバムから情報を得る事に、そこで2人は父親に関しての記憶が無い事に気付く。
そして父親なら何か知っているかもと、そこで七海に現状を話して聞いてみる事にする。
考えを読み取る事や宇宙人の事に関しても、すると七海は父親との出会いを語り始めた。
話自体は普通だったが最後に最初に出会った場所を教えてもらいそこに行く事になった。
翌日、その場所に向かい、そこにあった台座に七海に託されたカードを翳す事にした2人。
気が付くと謎の研究室で、そこには父親から七海宛ての手紙とチップが残されていた。
やはりというか父親は宇宙人で宙美は人間の七海とのハーフ、だから不完全らしい。
しかし一緒にあったチップを昴が使えば何とかなると書いてあり、しかし代償があった。
脳を崩壊させる程の苦痛、その部分を話さずにチップを使おうとする昴だが宙美が察する。
それでも昴は宙美の為にチップを使う、気が付くとカードを翳した場所で宙美が泣いていた。
今まで気絶していて今も身体は殆ど動かないが助かった昴、そして宙美も何とかなった。
それから日は経ち、昴と宙美は結婚する事に、今はMIBの宇宙船で婚前旅行。
念願だった昴と宇宙に行く事も出来て、結婚も出来て、宙美は幸せに包まれているのだった。
◎特殊END(天体観測の少し前、某静丘のUFOエンドみたいな物
ある日黒河やエリ―を食事誘うと謎の宇宙人が同席していた、しかも地球侵略とか言っている。
気が付くと窓の外には大量の宇宙人が、昴はチェーンソー片手に宇宙人のせん滅に向かう。
最後は皆大好きパイルバンカーで母船を撃破、白旗上げた宇宙人もバッサリ。
なんか街は滅んでるけど、食事の品が一品、侵略してきたタコ型宇宙人の頭が増えたのだった。 とりあえず、
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%
王の耳には届かない!
さくらんぼシュトラッセ
猫撫ディストーション
猫撫ディストーションExodus
まじかりっく⇔スカイハイ 〜空飛ぶホウキに想いをのせて〜
ウィザーズコンプレックス
ノラと皇女と野良猫ハート
HHG 女神の終焉
ひとつ飛ばし恋愛
プラマイウォーズ
ノラと皇女と野良猫ハート2
G.I.B.ガールズ・イン・ブラック
まで完了、残りはまた後で ◎登場人物紹介&短縮版
+牛尾 勇太:過去に神隠し⇒婚約⇒記憶喪失を繰り返した青年
⇒そうして婚約した異世界の姫がやってきたので1人を選ぶことに。
+ルーチェ・ヤミ・アスタリテ:吸血鬼のお姫様、高貴な性格だが自立心が強い
⇒勇太に吸血鬼への抗体があったが特訓により無事に抑えて結婚式をする
+ユリア・リン=ロード:夢魔のお姫様、恥ずかしがり屋
⇒ユリの力で勇太が死にかけるが、ユリが夢魔をやめる事で無事解決
+天樹 カリン:天狐のお姫様、元気いっぱいでやんちゃ
⇒人の姿を維持できなくなるが新たな神事を作って解決、無事に子供まで出来ました
+美都之玉依姫:女神のお姫様で通称依姫、怒ると怖い
⇒人の女神への想いを復活させる為頑張り、最後は人間になって勇太と結婚
+ルルーナ:魔女のお姫様、少し感情に乏しい
⇒実は昔会った少女の転生体、でも大切なのは今の気持ちと付き合うのだった
+白波瀬 悠奈:幼馴染の少女、自分に自信がない
⇒勇太のお陰で死んだ母と会話出来て、過去の後悔から解放される ◎共通
夜、何かの夢を見て、ふと目を覚ました牛尾勇太(勇太)は飲み物を買いに外へ出る事にする。
その途中、謎の光が落ちたのを見かけたのでその場所に向かうと1人の少女が現れた。
空すら飛ぶ少女は勇太の事を知っているらしく、キスをしようとするが獣の臭いがすると言う。
ルーチェ・ヤミ・アスタリテ(ルーチェ)、吸血鬼の王女はそう名乗ると何処かに消えた。
残された勇太は帰宅、家の様子が何かおかしい気がするが気にしない事にする。
翌日、幼馴染の白波瀬悠奈(悠奈)から電話が、確認したい事があるから窓に来て欲しいと。
すると斜面の一番下にある自宅、その上に謎の豪邸があった、気になったので親に聞く事に。
どうも何処かの外国人が土地を買ったとか、もう完成した事に関しては流石に驚いていた。
購入者はルーチェとの事、そこにルーチェが現れて勇太にキスしようとしてくる。
しかしそこにいた悠奈の手によって防がれる事に、何故そんな事をするのかと聞く悠奈。
するとルーチェは婚約者だからと言う、そこに悠奈までも結婚の約束をしていると言う。
両方に覚えのない勇太、ともかくルーチェは自己紹介、やはり吸血鬼らしい。
そして勇太に記憶が無いのは、人間が異世界に行くと記憶を失うからだとか。
そこで契り、異世界人にとって婚約の証をしたらしい、ルーチェの場合は吸血。
そこで悠奈と両親たちは勇太が神隠しにあった事を思い出し、その時に行ったのだと考える。
そこで両親が仕事、ルーチェも眠たいらしく解散となったので、悠奈にも聞く事に。
結婚の約束について、しかし悠奈はそういうのじゃないとしか教えてくれなかった。
勇太はお腹が減ったので外出する事に、すると犬に襲われる扇情的な服の少女がいた。
犬の飼い主と一緒に犬を剥がし、その後2人っきりになった勇太は何故か少女を迫ってしまう。
しかし新たに現れた女性のお陰で正気に戻る勇太、相手側も何かわかっている様子。
自分達を夢魔と呼ぶ女性はアドリアーネ、少女はユリア・リン=ロード(ユリ)というらしい。
2人は母娘らしく、夢魔は男性を魅了する存在らしい、さっきの犬と勇太がその結果。
しかもユリとも契りをしたとか、アドリアーネは用事があるらしく、ユリも逃げていった。 翌日、昨日と同じ展開で今度は神殿とユリ達が家にやって来て、そこにルーチェもやって来る。
そして事情説明、とりあえず記憶が無いので契りに関しては保留にしてもらう事を話す。
ちなみにユリの契りは魂の交歓、そしてルーチェの御付きのドーラがやって来た。
その後、ドーラに頼まれて店を紹介していると一人の少女が勇太に飛び込んできた。
以前ルーチェが言っていたのを思い出した勇太、天樹カリン(カリン)が少女の名前だった。
カリンは天狐の姫らしく、ドーラが現れた事で現状についてカリンに説明、一時帰宅する事に。
その途中でカリンの契りが一緒に稲荷を食べる事だと聞き、勇太はある事を思い出した。
それは虐められていた狐を助けた事、そしてその後に見知らぬ少女と稲荷を食べた事を。
その事を聞くとやはりその時の少女がカリンだった、それはともかくルーチェ達に元へ。
その後は悠奈の家の甘露亭に行く事に、そこで歓迎会の話なるがルーチェは待ったをかける。
まだいるかもしれないからと、曰く勇太の元服に合わせて来てるのでいるなら近日中に揃うと。
翌日、ユリの家の上にカリンの古民家風の家が完成していた、勇太はその日も外出。
その途中で美都之玉依姫(依姫)と名乗る少女と会う、勇太と契りを交わした少女だった。
なので事情を説明、依姫は女神で神気を操るとの事、契りは額への口づけ。
その後、ルーチェ達に紹介、そしてその夜、気が付くと勇太は外出していた。
何事かと声のする方に顔を向けると杖で空を飛ぶ少女が、どうも魔法をかけていたという少女。
少女、ルルーナは魔女だと言う、そしてルルーナに気付いたルーチェが現れた。
当然ルルーナも契りを交わした相手、ルーチェ曰く異世界の主だった種族が勢ぞろいしたとか。
翌朝、全員が集合して顔合わせ、そこでルルーナの契りが真名を教える事だと知る。
そこで勇太の両親から学校はどうするかと聞かれる、今は春休みだが数日で学校が始まる。
今まで家庭教師だったらしく、勇太の両親が保証人になる事で皆も学校に通う事になった。
(その後判明するが、ドーラが色々とやってくれたお陰でなんとかなった
ちなみに依姫の家は平安王朝風で、ルルーナの家はヨーロッパの草原の一軒家。 その後、カリンに誘われて家にお邪魔する事に、ついで皆の家も訪問する事にする。
翌日は皆でお出かけで服を買って、そして数日後、歓迎会の日の朝に勇太を尋ねる人が。
ルーチェの父、ガスパロだった、溺愛するルーチェの様子と勇太の事を見に来たらしい。
そして無事に歓迎会をして、そして新学期の日、当然皆で登校する事に。
依姫は3年、ルルーナは1年、残りは2年という振り分けに、という事で教室に向かう勇太。
お姫様たちは転校生なので後から、勇太は教室で友人の渋谷めぐみ(めぐみ)と会う。
そしてルーチェ、カリン、ユリは勇太と悠奈と同じクラスに、どうもそう手配したらしい。
そして3人が勇太に首ったけな事で勇太への嫉妬などを含んだ視線が集中するのだった。
その日は授業も無く無事終了、しかし翌日の授業の途中でカリンは飽きて抜け出してしまう。
しかし勇太の説得でちゃんと授業を受ける様になる、しかし今度は能力の自制を失敗。
体育の授業で規格外のスコアを出してしまう、その場は何とか誤魔化す事には成功する。
とはいえ今後に関して皆の異能力に関して詳しく聞いておく事にした。
依姫の神気は自然を操る力、ルーチェの魔眼は相手を支配する力、ユリの力は吸精。
夢の中での交わりにより精気を奪う力、カリンの莫躰は身体能力の向上。
そしてルルーナはマジックアイテムを作る能力、それらがそれぞれの持つ異能力だった。
しかし異能力以外にもお姫様たちの親衛隊を名乗る者たちが色々と問題に。
ある日、ユリは何故か担任の大石を気にしていた、それからしばらくして大石を見かける。
アドリアーネと腕を組んでいる姿を見てもしや不倫ではと思った勇太はユリに話す事に。
そこでユリから大石が父親であると教えられ、冴えない大石の事実に驚くのだった。
それから1年の遠足に付き添ったり、ルーチェやルルーナが同性の友達作りを頑張ったり、
そんなある日、幽霊の噂を聞いたルルーナが幽界という幽霊の世界とこの世界を繋げる。
その結果、多数の幽霊が来たが皆の協力で殆どの幽霊は幽界に帰るが1人の幽霊が残る。
美琴という幽霊は現世に未練を持っているらしく、しかも大石の元かノ的な存在だった。
だが大石と会った事により美琴は生きていた頃に参加できなかった催しに参加したら帰る事に。 その流れで大石がユリの父と皆にも知られ、そして大石の今を知って満足した美琴。
昇天が近づく美琴に仲良くしていたルルーナは気持ちが揺さぶられ、そして催しの日になる。
大石から自分への気持ちも知れて、催しへの参加も出来て、ついに別れの時になった。
そこでルルーナは別れるのは嫌だ、胸が苦しいと美琴に告げ、それが悲しみだと美琴は言う。
そしてルルーナは美琴から今の気持ちを大切にする事を教えられ、美琴とは別れを告げる。
◎ルーチェ・ヤミ・アスタリテ
ある日ルーチェの元に行くと何やら浮かない顔、そこで勇太は遊園地に誘う事にする。
2人で楽しんだ後、勇太はルーチェに元気になったかと聞き、ルーチェも事情を話す事に。
それは出会いの時に遡る、ルーチェと勇太が会ったのはルーチェが襲われている時。
化生という化け物に追われていたルーチェだが、何故か勇太のお陰で助かったのだ。
そして契りを交わし、そして帰宅した後に両親に事情を説明する当然怒る。
しかしルーチェは勇太が化生を追い払う何かを持っていると主張して何とか認めてもらう。
故にルーチェは勇太から何か単なる人間と異なる証拠を見つけたいが上手くいかない。
当然ルーチェとしては両親など気にせず勇太と結婚したいが、それが浮かない理由だった。
そんなルーチェに勇太は惹かれている事を告げて、ルーチェと恋人になる。
翌日からは勇太の力を探る為にルーチェと共に修行する事になった勇太。
凄い薬を飲み魔眼を使う修行をする事に、ルーチェを選んだ事も皆にちゃんと報告。
イチャイチャはするも、魔眼の修行は全く上手くいかない、そんな時チンピラに絡まれる。
勇太は魔眼が解放するかも、後ルーチェを守る為に1人で挑むが敗北、怒るルーチェ。
ルーチェは魔眼を使いチンピラを倒す、その時やめるつもりは無かったが勇太の言葉で止める。
ルーチェは危険により魔眼の解放はあるかもと考えてたが今回の事で諦める事にする。
そこでガスパロの説得に帰省する事に、しかしその前に吸血鬼として一線を越える事をする。 という事でルーチェは勇太に吸血、その後何やら体調が悪そうだけど週末には帰省。
すぐに帰って来ると言っていたが週明けにも帰って来ないので心配する皆。
勇太は何とか吸血鬼の世界行けないかと思うが行けずに1週間、ついに気が付いたら行けた。
しかし場所は森で化生に追われる勇太、しかし逃げている途中でルーチェと再会する。
そこにガスパロと他の吸血鬼が現れる、どうもルーチェを追ってきたらしい。
今回の帰省時、ルーチェが体調を崩しており、それが吸血鬼の名医にも分からなかった。
それを知ったガスパロは人間界に何か原因があると考えてルーチェを閉じ込めていた。
しかし勇太の元に向かうルーチェにガスパロもついに勇太への攻撃を命令する。
だが勇太の力が開眼、ガスパロを含めた他の吸血鬼をも拘束する力を見せつける。
その力に流石のガスパロも勇太を認めルーチェは人間界に帰れる事になった。
先に人間界に戻った勇太は先程までの記憶が無かったが、後で戻ったルーチェから事情を聞く。
それからイチャつきながら、ルーチェの体調不良の原因を探っていく事になった。
そして最初はHが原因かと思い、吸血なら大丈夫だと思ってするがルーチェが倒れてしまう。
そこにガスパロがやって来て、予想はしていたがルーチェの体調不良は勇太が原因だと告げる。
そして目が覚めたルーチェと勇太に事情を説明するガスパロ、それは吸血鬼の歴史。
遠い昔、吸血鬼にとって人間とは食料であったが今は違う、それは力関係が逆転したのだ。
人間の中から吸血鬼に対する白血球の様な者が現れた、それが勇太だとガスパロは言う。
昔ルーチェが襲われた時、それを救う時に勇太のその力が発現したのではと。
ガスパロが帰った翌日、皆に事情を話す事にし、そして対策に関しても考える。
そこで勇太は吸血鬼に慣れる事を考える、吸血鬼に対する力は今では必要の無いモノである。
しかし結果は今一つ、そしてついに限界に来たルーチェは勇太を押さえつけ無理矢理吸血。
そこで勇太は自分が吸血に対して恐怖を抱いていると気づき、これが力の原因と思う。
そしてルーチェが倒れて目が覚ました数日後、その事をルーチェに説明する。 それからは勇太が吸血に慣れるか、ルーチェが先に限界を迎えるかという事になる。
でも必ず成功すると信じて、小さな結婚式とはいえ予約もして、吸血に慣れる訓練。
その最後の日、ついに吸血してもルーチェに問題無かったが勇太が倒れてしまう。
そこで勇太は過去の記憶を見る、吸血鬼の王女ととある人間が愛し合いながらも別れた記憶。
目を覚ました勇太はルーチェにその事を伝える、それが吸血鬼の転機だったのではと考える。
そして勇太とルーチェは無事に結婚式を挙げ、その後も学生生活を楽しむのだった。
◎ユリア・リン=ロード
最近、毎日のようにユリの淫夢で夢精する事が多くなり勃起も収まらなくなってきた勇太。
それが顔色が悪くなる程に、それを見ためぐみは大石に顔色が似てきたという。
そんな勇太を心配するユリ、なので感謝をすると何故か資格が無いと泣いて去るユリ。
翌日、あまりの顔色の悪さに両親から学校を休むように言われた勇太。
そこにユリとアドリアーネがやって来て事情説明、ユリが原因だと知る勇太。
夢魔として吸精は栄養補給として大切な事、ユリがお年頃で我慢の限界だったと聞く。
ちなみに大石が顔色が冴えないのは毎日アドリアーネが吸精しているかららしい。
だけどユリは経験が無いので力を抑制出来ずにこのままでは勇太を死なしてしまう。
その為に落ち込むユリに勇太は自分がユリの事を好きだと告白、ユリも受け入れ恋人に。
とはいえこのままではいけないので夜は大石も交えて今後の事を話す事になる。
大石も人間として勇太とユリの気持ちも分かるが、アドリアーネの事も受け入れていた。
ともかく勇太が回復するまでユリは一度、勇太を吸精しないように夢魔界に帰る事にする。
翌日、皆にはユリと恋人になった事と現状を説明、そして数日後にユリの淫夢を見る勇太。
ユリが帰って来たと思った勇太だが未だ帰って来ておらず、勇太の顔色は最悪だった。
そこにユリが帰って来る、アドリアーネ曰くユリの力が想像以上だったらしい。 一応力を抑制するアクセを付けるが、それはユリにとっては余り良くない物だった。
とはいえそれで人間界にいれるのでユリとイチャイチャ、でもHすると翌日は体調不良。
そこにアドリアーネがやって来て奥の手があると言ってくる、が勇太が元気である必要がある。
そして数日後、アドリアーネが奥の手に関して発表、それはHにアドリアーネも混じるとの事。
それでユリが力を使い過ぎない様にするらしい、罪悪感が無い訳では無いが諦める勇太。
ちなみにアドリアーネは夢魔として普通の性格、性に奔放なのであまり気にしていない。
という事で夢の中で母娘丼、結果としては意味が無かったが分かった事もあったとの事。
夜、アドリアーネはユリに夢魔をやめる事を提案する、それがもう1つの奥の手だった。
人間から魂を貰いその人間と1つになる事でユリは夢魔をやめる事ができるらしい。
しかし夢魔界には帰れなくなるし、勇太もユリから離れなくなる、それに命の危険もある。
夢魔の血筋はアドリアーネと大石が新しく子供を作るから問題ないとの事らしい。
それでも2人はそれを選ぶ、そして2人は無事に魂が1つになり、ユリは人間となる。
アドリアーネとは種族が変わってしまったが母娘関係は変わらないまま。
それからはユリがたまに発情する以外は普通のカップルとしてイチャイチャするのだった。
◎天樹カリン
以前、カリンが祖母からの言いつけを受けていた事を聞いた勇太はカリンと共に向かう事に。
用事を思い出せないがとりあえず場所は覚えていたので、そこの神社に向かう事に。
そこの宮司、斉藤に事情を説明、カリンの母に関して聞かれるがカリン母は既に死んでいた。
その事を知った斉藤は泣き出して社務所へ、会話にならないので一度帰る事にする。
その帰り、何故かカリンの意志とは無関係に狐の姿に戻ってしまう(天狐は狐と人の姿を持つ。
その時は周りに誰もいなかったがこのままでは問題なので対策したいが原因が全くの不明。
そんな時に学園で狐になってしまう、しかし何とか勇太の努力もあり周りには見られず。
しかしその後に人に戻った際に見つめ合ってからカリンの様子がおかしくなる。 そしてその帰り、いつもより勇太を意識していると言われたので告白、恋人になる2人。
それからしばらくして、急に狐に戻る状態が収まらないのでカリンの祖母に話を聞く事に。
なので会いに行こうと思っていたらカリン祖母の方から勇太達の元へやって来た。
どうやら言いつけをちゃんと守っているか確認しに来た様だが当然の如くカリンは忘れていた。
それからカリン祖母から事情を聞く、天狐は人間としての姿を維持する為に神事を行うらしい。
そして以前向かった神社で神楽面を受け取り、その神事をする事がカリンへの言いつけだった。
翌日、カリン祖母と共にもう一度神社へ行き斉藤から神楽面を受け取るも何か怪しい。
とはいえ神楽面は受け取れたのでカリン祖母は一度帰宅、カリンも夏休みに帰郷する事に。
神事での舞いの練習がある為、暇になった勇太は何となく神社の方へ行ってみる。
そこで斉藤と会う、どうも斉藤はカリンの母のフヨウに特別な気持ちを持っていたらしい。
何か怪しいが断定は出来ない、そしてついに神事の日、舞いは無事に成功した。
しかし翌朝、カリンの姿が狐だった、そこに狐状態のカリン祖母がやって来る。
そこで斉藤が神楽面をすり替えたのだと推測し、急いで神社に向かう2人。
遅れて勇太が神社に到着、どうも斉藤が本物の神楽面を壊していたらしい。
斉藤にとって神事の舞いはフヨウの物だから、このままではカリンは人の姿を維持できない。
落ち込むカリン、しかしカリンは新しい神事を作る事を思いつく。
今までの神事も過去に人を好きになった天狐が編み出した物だから、それなら自分も出来ると。
その為にカリンは一度帰郷して修行をする事に、再会は来年の同じ時期だと言って。
そして翌年、神事は本来は12年毎に行う物の為に人を集める必要があった。
立会人的な理由で、その為に人間界に残った皆で神事に人を集める為に頑張っていた。
そして無事に神事の日に、そこに現れたのは服を着て、神楽面を付けた狐。
驚く一般客だが勇太達にはわかっていた、そして舞いの終わり、そこにいたのはカリンだった。
それから勇太とカリンは過ごしていき幾年月、子供たちと過ごす勇太とカリンの姿があった。 ◎美都之玉依姫
ある日依姫からとある事を相談される勇太、それは神界の代表としての目的について。
人々の神への想いを確かめる事、女神は人の神への想いが力の源なので大切な事らしい。
なので協力する事にした勇太、という事で女神と人の想いを繋ぐちょっと離れた場所の山、
そこにお参り事があるか確認する事に、依姫は気にしていないが勇太は少し心配だった。
そして勇太の予想通り皆無、しかし何やら以前はお参りしていた人がいるという情報が。
そこで一度向かう事に、そして目的の場所の想いを繋ぐ御神体がある場所へ。
そこにある御神体を結ぶ注連縄が切れていた、依姫曰く自然に切れたものらしい。
本来なら1年毎に変える物だがどうみても1年前の物では無く、数十年以上は前の物。
その事に依姫はついに泣き出してしまう、女神が既に必要の無い存在なのだと。
そんな依姫を勇太は抱き締め、自分には依姫の事が必要だと告げる。
その言葉に依姫も元気を取り戻し、再び人々に必要とされるにはどうするべきか考える事に。
その為に切れた注連縄を直す事に、という事で山の周囲の人に色々聞いて行く事に。
注連縄を作る為に必要な事、そして祭礼の復活に対する意識等を聞き回る。
そして注連縄作りの為に資金集めの為と意識を広める為に募金活動をする事になり1ヶ月。
少しは集まったが目標額は遠く、必要な素材の関係から期限もあるので次はバイトで資金集め。
その前に海で遊んだ時に依姫に告白し恋人に、バイトもそこで海の家のバイトをやる事に。
フランクな店主のお陰で無事にバイトは上手くいき、注連縄の為の資金も集まりついに制作に。
山の周囲の人達も依姫たちの説得のお陰で協力してくれたので無事完成、そして山の頂上に。
無事新しい注連縄に交換する事にも成功、しかしその光景を見に来たバイト先店主が急病に。
依姫の女神の力で無事に救出、その姿を皆に見られたが今までの努力もあり問題無かった。
それから学園生活を過ごしてついに卒業式の日、依姫は神界に1年間戻る事になっていた。
最後に同級生からの想いを知った依姫は帰郷、それからバイトなどをしながら1年後。
依姫は帰って来た、女神としての力を譲渡した依姫は人間として勇太と過ごしていくのだった。 ◎ルルーナ
以前は感情があったが今は希薄のルルーナ、美琴との交流でそれに疑問を持ったルルーナ。
なので両親に確認する為に一時帰郷、すぐに帰って来たルルーナだが答えは得られなかった。
しかし嘘をついていると感じた、ともかく自分の事を知りたいルルーナは悪魔を召喚する事に。
危険は少ないと言うが心配な勇太は付き添う事に、その途中で仲を深めていく勇太とルルーナ。
そしてルルーナも少しずつ感情を取り戻し、勇太はルルーナが好きになり告白、恋人に。
皆にも伝え、イチャイチャしながらも悪魔召喚は続けるが中々目当ての悪魔を召喚出来ない。
しかし勇太との付き合いで感情を取り戻しつつあるルルーナは必要性を感じなくなった。
なので素材がなくなったら止める事に、そしてその最後に召喚に成功をする。
悪魔曰く無心になったかららしい、そして自分が何者か聞くと悪魔は転生体だと答え消える。
ルルーナは両親にその事を聞く為に帰郷、いつもはすぐに帰って来るが今回は帰って来ない。
心配になった勇太はお姫様たちに相談、しかしお姫様たちも簡単に異世界移動出来ないらしい。
今回出来たのは勇太との契りがあったから、それでも会いたい勇太はルーチェに相談。
契りがあっても異世界移動は勇太には難しいがルルーナの真名を思い出せばともしくはと言う。
何とか思い出そし頭を捻るも思い出せず、眠くても眠れなくなってきた勇太。
それでも寝ようとし、ルルーナが以前勇太にあげた睡眠薬を思い出してそれを使う事に。
すると気が付くと謎の砂漠に、勇太はそこがルルーナと初めてあった場所だと思い出す。
そしてそれ以外に関しても思い出し、そしてルルーナとも再会をする。
しかしルルーナは帰ろうとしない、何か申し訳が無いと言うルルーナに勇太は真名を告げる。
気が付くと先ほどとは違う場所にいて、目の前にはルルーナに似た少女がいた。
その少女と会話し、その少女こそが勇太が本当に契りを交わした相手だと分かる。
少女は勇太と契りを交わした後に死亡、しかし勇太の事が未練で幽界にいた。
そして勇太と少女は先ほどまでの場所、ルルーナのいる魔女界に戻り、少女とルルーナは会う。 ルルーナは両親が生み出した少女の生まれ変わりで、ルルーナに少女の記憶を植え付けた。
ルルーナの感情が無かったのは少女の年代まで飛ばして成長させたからだったと言う。
それは下手すれば感情が原因で精神が崩壊する危険があった、しかしこのままではいけない。
そう考えた両親は少女と契りを交わした勇太の元に送る事を決断したのだった。
それでもと、勇太はルルーナが好きと言い、ルルーナも同じ気持ちであった。
少女も自分の生まれ変わりが、自分と契りを交わした相手と一緒になれる事を喜んだ。
そして少女は昇天し、ルルーナは少女から真名を受け継ぎ、2人は人間界へと戻った。
ルルーナと一緒だった為か記憶を維持したままの勇太、それから数日後。
以前ルルーナは猫を飼いたがっていたが、先に死ぬ事に関して思う事があり止めていた。
しかし今は死んでしまっても残る何かがあると納得したルルーナは猫を飼う事を決断。
なので以前から相談していためぐみから色々教えてもらい、子供の黒猫を引き取る事に。
命は替えがないから尊い、その事を知ったルルーナは勇太ともに過ごしていくのだった。
◎白波瀬悠奈
お姫様達が来てから化粧をする様になった悠奈、曰く綺麗なお姫様に対抗するにはとの事。
勇太はそんな事しなくてもキレイだと思うが、何故か悠奈が自分に自信が無いのかと思う。
それはそれとして、最近勇太は悠奈の顔を見たいと思う事が多く、悠奈が好きなんだと自覚。
告白しようとするが気恥ずかしくなったのか口には出せず店の心配をしてしまう勇太。
すると実験台になって欲しいと言われた、そして翌日、悠奈からケーキを貰う勇太。
それが実験だった、数日後に再び告白しようと白波瀬家に行くと喧嘩する声が聞こえてくる。
そして飛び出していく悠奈、驚いているうちに離れたのでまずは悠奈父に事情を聞く事に。
どうやら悠奈がアイドル審査に応募していたらしい、父としてはそれが心配だったらしい。
今度は悠奈に電話して場所を聞いてそこへ、どうも悠奈父が審査の封筒を勝手に開けたらしい。 勇太はアイドルとかの所からだと思うが、アイドル審査に応募したのは記念だと言う。
記念というのは嘘と思うがアイドルになりたいのが理由じゃないと聞いて安心する勇太。
とはいえ勝手に封筒を開けた事は怒っているらしいのでそれを悠奈父に伝え無事仲直り。
しかしオーディションは受ける事に、そんな時友人からそのアイドルに関して聞く。
どうもプロデューサーに悪い噂があるとか、それはともかく告白が中々出来ない。
なのでオーディションに付き合う事になったので、その後で告白する事にする。
そして当日、近くまで送った後にオーディションが終わるのを待っていた勇太。
しかしどうも遅い、そこでプロデューサーの噂を思い出して心配になった勇太は会場へ。
そして間一髪、プロデューサーに襲われそうになった悠奈を救い出した勇太。
とりあえず慰める為に告白予定だった雰囲気の良い場所へ、そこで悠奈から今回の目的を知る。
悠奈は今回のアイドル審査の合格を自信にしようとしていたらしい、お姫様へ対抗する。
それを聞いた勇太は悠奈に告白、好きだからそんな事はする必要が無いと、そうして恋人に。
そして契りに関しても聞く、それは悠奈の母親が死んだ少し後の話、
勇太は落ち込む悠奈に面倒を見てやると指切り、そのお陰で昔の悠奈は立ち直れたと言う。
その時は慰めるつもりだったけど、今度はそのつもりで勇太は再び面倒を見ると言うのだった。
そして心配してた悠奈父、翌日には皆にも悠奈と恋人になった事を明かす。
勇太は放課後は甘露亭に人手が必要という事でバイトする事に、悠奈とも一緒にいれるので。
ある日、悠奈の自信の無さに自分は何か重大な事を知らないのではと思う勇太。
そんな時、悠奈父が同窓会の翌日で二日酔いでダウン、悠奈父は酒に弱いらしい。
だが悠奈母が死んでから量が増えているとの事、未だ失った悲しみから回復してないと知る。
そしてそれは悠奈もではないかと、そして自分に何か出来ないかと考える勇太。
そんな時、悠奈が体調を崩すが甘露亭のバイトを止めようとせず、悠奈父は分かっている模様。
なので直接聞く事に、そして悠奈が自信を持てない事は悠奈母の死が関わっているのではと。
悠奈母が死んだのは車の事故だと知ってたが、それが体調を崩した悠奈を送る時だったと知る。 それから悠奈は自分のせいで母が死んだのではと考えてしまい、自信もなくしていった。
そして悠奈父も自分が送ればと後悔しており、2人とも悠奈母の死を引きずっていた。
勇太はどうにかして悠奈母と会話出来ないかと思う、そんなある日の悠奈とのデートの途中。
勇太が目の前で消えてしまう、神隠しだと思った悠奈は急いでルーチェ達に相談しに行く事に。
しかしルーチェ達もお手上げ、そこで悠奈は勇太の神隠しが似た時に起こった事を思い出す。
勇太の神隠しが始まったのも悠奈母が死んでから少し経ってからだった。
つまり勇太が神隠しを繰り返していたのは死んだ悠奈母に会う為ではと考える。
そして翌日には帰って来る勇太、しかしいつも通り神隠し中の記憶は無かった。
迎えに来ていた悠奈からは危ないから異世界への移動はやめて欲しいと言われる。
しかし勇太は何とかして悠奈母からの言葉を伝えたくて神隠しを望み続ける。
それからしばらくして、何故か体調が優れない勇太、しかし理由がさっぱりわからない。
だが皆と話して幽界、死者のいる世界、に神隠しをしているからでは、となる。
悠奈から止める様に言われて、流石の勇太も死にたい訳では無いので止めようとする。
しかし翌朝に勇太が消え、放課後には戻ってきたが意識が戻って来ない。
ルーチェ達は勇太の魂が幽界の虜になり、囚われてしまっていると判断。
それをどうにかするのは人への想い、繋がりなので悠奈だけが残る事に。
一方で勇太は悠奈母と会っていた、どうも最近繰り返して勇太は幽界に来ていたらしい。
そこで悠奈母の気持ちを知る、実は悠奈母も家族に対して罪悪感を抱いていた。
甘露亭を畳まない為に悠奈の事をあまり構えないでいたらしい。
そして体調を崩した悠奈を送ろうとしたのはせめてもの罪滅ぼしのつもりだったらしい。
そして勇太はついに誰かが、悠奈が自分を呼んでいる声が聞こえて来た。
勇太は今ならと悠奈母に悠奈への想いを伝える様に言い、悠奈母は悠奈へと声を掛ける。
そして悠奈と悠奈母は会話する事が出来、悠奈母は成仏、勇太は元に戻れる。
それから悠奈は罪の意識から解放され、勇太と幸せに過ごしていくのだった。 ◎登場人物&簡易版
・有須 祐二:お姫さまを救う力を持つ王子、特訓により家事も身体能力も抜群
⇒王子としてお姫様の集まる島に来て、同じ寮のと仲を深めていく。
・月丘 泉:少し引っ込み事案なロマンチスト、意外にも大食い
⇒祐二と付き合う事になるが両親や将来の事で悩みを抱える泉。
そこを唆され世界をループさせようとするが祐二の説得でやめました。
・栗宮 みかん:ちょっと大人ぶりたい先輩、トランジスタグラマーであだ名は饅頭
⇒祖父の死に目に会えなかった事から音楽を止めていたみかん。
だが祐二の説得により再開、卒業後も音楽の道を進む事に。
・有須 星子:ちょっと面倒なブラコン実妹、デカい、ゲームが好き
⇒自分の気持ちに素直になれない星子だったが友人のお陰で告白、恋人になる。
その後いなくなったと思っていた母親を救い、いつか結婚式を挙げようと思う。。
・恋ノ河 リイナ:効率大好き毒舌少女、お姫様への対策組織の風紀委員のリーダー
⇒家族に捨てられ寂しさで発症するリイナ、祐二と恋人になるが家族のいる祐二に嫉妬。
それらを他人に利用され能力で大人を消すが祐二が解決、祐二と家族になるのだった。 ◎共通
発症すると『お姫様』という人格になり、『望奏』と呼ばれる力を得る病気、『お姫さま病』。
『お姫さま病』の罹患者を抱える夢ヶ島に来た青年、有須祐二(祐二)。
祐二は『お姫様』を救う力を持つ『王子』と呼ばれる存在、そして女学園に到着。
そして教師であり師匠で元『王子』の城島貴子(貴子)と再会、そして転校生として学園に。
そこで昔近くに住んでいた月丘泉(泉)と再会、だけど何やら様子のおかしい泉。
その後、同じ寮だと言う3年の栗宮みかん(みかん)と会い、女子寮住まいになったと知る。
クラスメイトの長谷川柚(柚)に学食へ案内され、そこで3年の龍堂院リリ(リリ)と会う。
食堂で柚の『お姫さま病』、目立ちたがりが発症するがそこに現れた誰かによって撃たれる。
『OGエキス』、『お姫様』を眠らせる力で柚は意識を失う、それをしたのは『風紀委員』。
『お姫様』への対策組織で、そこのリーダーでクラスメイトの恋ノ河リイナ(リイナ)だった。
放課後、貴子に女子寮へ入る事の理由を聞くと祐二の『OG細胞』の活性化が目的だった。
『OG細胞』は『王子』の血液に含まれる細胞で、『OGエキス』の元にもなっている物。
そして『お姫さま病』の予防や治療薬にもなるので強い『OG細胞』が求められていた。
という事で同じ寮の泉に案内される事に、嫌われてる訳ではないが無視はされる裕司。
寮に到着後、みかんから泉が誰に対しても同じ態度である事を聞き、そして寮の案内をされる。
その後、みかんの『お姫さま病』が後悔によって発症、『お姫さま』は織姫。
『天に架かる涙』、牛乳の涙で周囲を水没させる『望奏』、リイナが止めて何とかなる。
翌日、みかんとリリの関係がちょっと複雑と知ったり、放課後は『風紀委員』の活動に参加。
その途中で喫茶店、『お菓子の家』をしている東雲クララ(クララ)と会う。
翌日、実家にいる筈の実妹の有須星子(星子)が転入、『お姫さま病』が悪化したとか。
そんな時、クラスメイトの男への興味が我慢の限界、祐二とご飯を食べようとくっついてくる。
その光景を見た星子が嫉妬により『お姫さま病』が発症、『お姫さま』は人魚姫。
『海之藻屑』、一定質量以下のものを泡に変えてしまう『望奏』で星子以外が皆裸になる。 その場は後から来た貴子が何とかし、兄を取られた嫉妬で発症する星子に顔を赤くする祐二。
放課後、星子も同じ寮になり歓迎会が開かれる、そこでも素っ気ない泉。
その姿に星子も泉が何か苦しんでいると理解する、そしてその後に泉と話す祐二。
昔、別荘に来ていた泉と祐二、それと星子は友達となって遊んでいたがそれがバレて引っ越し。
しかし今まで籠の鳥だった泉からすれば感謝こそすれど恨む事では無かった。
でも今では自分を抑えている泉に祐二は無理しなくてもいいと説得、自分がいるからと。
そして祐二の言葉に泉の『お姫さま病』が好奇心によって発症、『お姫さま』はラプンツェル。
『好奇の髪飾り』、それは島民全員すら縛れる程に強力な髪を伸ばして操る『望奏』。
レベルS、最高レベルの症状の泉はその場にいた全員とやって来た『風紀委員』を縛っていく。
それに対して祐二も自分の王子の『望奏』、『帰我の剣』を発動させて対抗する。
自分の抑圧した思春期の膨張と直視、祐二の場合は虚無感の発生を代償に発動する力。
そして自分を抑え込もうとする泉を説得しながら『帰我の剣』による一撃で眠らせる。
翌日、泉の心境が少し変わって少しずつ皆と関わっていこうとする。
放課後、吹奏楽部で演奏するリリとそれを陰ながら覗くみかんの姿を見かける。
そんな感じで弁当を作ったり、海に行ったり、寮生は楽しく過ごしていく。
◎月丘泉
ある日、泉の映画に付き添って以降、何かと泉の行動に付き合う事になった祐二。
そんな時、発症する泉、泉は祐二の事が気になると言い、その理由は聞いても教えてくれない。
翌日、元に戻った泉の様子がおかしい、昨日の事を聞いても教えてくれず、避けられる。
その日も泉は発症させる、今回も祐二を知りたいと言い、力も昨日以上であったが何とかする。
その場にいた星子とリイナは力が強くなった理由を察するが祐二には分からない。
翌日、クララから避けられている理由を聞けないのは嫌われたくないからだと言われる。
そしたら何だか理由も言わず避ける泉にちょっと苛々してきた祐二。 その夜、寮の外に出るとベランダに顔を出した泉がいたので避けている理由を聞く事に。
そうしながら何故自分が苛々するか分からない祐二、そして泉も分からないと答える。
何だかドキドキして、『お姫さま』が目覚めそうになると、そして発症する泉。
今まで以上の圧倒的な力に捕まる祐二、そして泉は祐二を知りたい理由を話す。
好きな人だから、祐二も薄々とだが気づいていた、そして泉にどうするのかと聞かれる。
しかし答える前に応援に来た『風紀委員』と協力して、『お姫さま』を眠らせる事に成功。
その後、目を覚ました泉が祐二の元に、泉は避けていた理由を怖かったからと言う。
今の状況が壊れる事が怖い、そう言う泉に祐二は告白、そして泉も受け入れて恋人になる。
それから2人イチャつく、そんな中、力の使い過ぎか目覚めの悪い日が多くなる祐二。
そして学園祭の時期に、貴子から祐二の『OG細胞』が強くなっているという事を聞く。
いずれは『OGエキス』から予防薬が出来、『お姫さま病』はなくなる。
しかしそれは島の皆との別れでもある、その話を聞いて悩む泉はクララに相談。
クララはいつもと違う口調で、今の世界を永遠に続ける方法があると言う。
翌日、学園祭が4日後となり祐二は『風紀委員』や『王子』として頑張りつつイチャイチャ。
そして学園祭の日が近づいていき前日、泉はこんな毎日が永遠に続けばいいのにと思う。
自分を縛る家族に対して悩みがある泉、祐二は何とかすると言うが泉は寂しく笑うだけ。
翌日、学園祭が4日後となり何かあったと思うも気にせずに祐二は学園生活を過ごす。
違和感を感じながらも4日後、学園祭が4日後となり何かあったと思い気になる祐二。
2日後、体験していない筈なのに先の事がわかる様な事が多くなった祐二は貴子に相談。
貴子は『王子』としての力が強くなっているのではと推測、でも祐二は違うと思う。
そうして日々を過ごしていき、思い出すべき事があるはずだが思い出せない祐二。
そんな時祐二は泉とデートした時に寄ったプリクラの事を思い出して泉と再び行く事にする。
そこでプリクラをして、そこからまた日々を過ごした祐二はそのプリクラを見て理解する。 祐二は貴子を呼び出し毎日が繰り返している事を相談、そしてプリクラを見せる。
そこに書いてある日付は未来の物だった、何故残っていたかは分からないが確信した祐二。
貴子は『王子』だから気付けたと推測、そしてこの状況は『望奏』によるものだと。
その後、祐二は泉に学園祭に親が来るのかと聞く、泉は来ないと答える。
泉の両親は泉を自分の思う通りに可愛がりたいだけだから会いたくないと。
そして泉はずっと続いて欲しいと言い、祐二はだから終わらない様にしたのかと聞く。
どうしてと言う泉に祐二はプリクラを見せ、未来に進むべきであると説得。
しかし泉はそうかもしれないがいつかなくなると、島を出たら閉じ込められると。
そこにクララが現れて自分が『望奏』の使い方を教えたと言いつつ『望奏』で攻撃してくる。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
クララは祐二が距離をとった隙に泉を連れて逃走、祐二はリイナに伝言をして追いかける。
しかし途中で発症したリリがいて、それを後からリイナと協力して眠らせる。
リイナ曰く、島中で『お姫さま』が目覚めて『風紀委員』が対処に走っているらしい。
そして先ほど、クララから電話で『お姫さま』を起こそうとする様な事を言われたと。
祐二とリイナは何人もの『お姫さま』を眠らせつつもクララを追い、学園に到着。
そして屋上にてクララと『お姫さま』を目覚めさせた泉と再会。
泉は無理矢理連れて来られたが自分の意思でここにいると言い、やるべき事があると言う。
それは今という時間への完全停止、クララは泉の『お姫さま』を強めて行うと言う。
日に日に祐二を好きになっていった泉は楽しいだけの時間を切り抜いた世界に、
好奇心を抱き、新たな『望奏』に目覚め、後はそれをより強力にするだけだと。
それも大人を増やさない為、そしてこの島が生まれた理由を祐二に説明する。
『お姫さま』をいずれ操る為だと、昔『お城』と言われる研究機関で知ったと言うクララ。
そうしてついに泉が世界を止める為に今までにない強さの『望奏』を使用する。 髪で世界を縛り閉じ込める、レベルSSとなった泉は時間軸すら縛れるのだと。
クララの唆した反復世界に好奇心を持った泉は今やお姫様と同化までしていた。
止めようとする祐二達をクララが妨害、しかしリイナがクララを引き付け祐二は泉の元へ。
しかし『帰我の剣』は泉に敵わず捕まり、リイナも武器を失い絶体絶命の状態。
そして泉とクララは祐二を誘惑する、『王子』なんてやりたくないだろうと。
『王子』の強さは病気の深さ、なのに精神が安定しているのは嘘が上手いからと。
しかし祐二は泉とのハッピーエンドが見たいからと否定、しかし状況は変わらない。
そこに貴子が現れる、そしてリイナに今の祐二から作った『OGエキス』の武器をリイナに。
それを使い泉を怯ませて祐二は拘束から解放、そしてクララは貴子が足止め。
祐二とリイナは2人で泉の元へ、そして泉をキスと説得により『お姫さま』を眠らせる。
3年後、結局祐二の『OG細胞』から予防薬が作れず、祐二は『王子』じゃなくなった。
祐二は自分の立場から『お姫さま』の力になる為、『望奏機関』へと入った。
そこは『お城』で研究していた組織だけど、だからこそと。
国の収容施設に入れられたクララは貴子がずっと説得をし続けた結果、完治しそうとの事。
泉は『お姫さま』として強力な力を発症した結果、実家に帰らずに島に残る事になった。
と言っても帰ろうと思えば帰れるし、実家の両親も面会には何回か訪れていた。
そしてクララのしていた『お菓子の家』を引き継ぎ、祐二と幸せに暮らしていくのだった。
(ちなみにおまけで泉の『お姫さま』はいなくなったとの説明あり。
◎栗宮みかん
ある日、寮の倉庫を整理中にみかん宛てと書かれたビデオを見つけ、みかんに聞いて見る。
みかんはそのビデオを見ただけでいつも以上の強さで『お姫さま病』を発症させる。
何とか『お姫さま』を眠らせた後、みかんから見ていると嫌な事をを思い出すと説明される。
ある日、『風紀委員』の活動途中で『お姫さま病』を発症させた子と学生が衝突して怪我する。 そしてぶつかられた方は吹奏楽部の生徒で、以前リリからコンクールが近い事を聞いていた。
翌日、リリが『お姫さま病』を発症、しかも周囲を凍らせる『望奏』を発動している。
『お姫さま』は氷姫、貴子が迅速に解決した後、気になった祐二はリリの元へ向かう。
そこでリリから昔からみかんとは共に音楽関係で知り合いだった事を聞く。
しかしみかんは何故か楽器をやめ、学園で再会した後に誘っても断られたという。
リリは世界が冷たく感じると発症させるのだと言う、そして心配なので翌日も様子を伺う。
リリ本人は大丈夫だと言うが何処か冷たさを感じている様な気がする。
その日、みかんのストラップが音符だったと気づき、気にしているとみかんが話してくれる。
それはみかんが祖父に影響されて音楽を始めた時に祖父から貰った物だった。
しかし昔、コンクールの日に祖父が事故にあったとの連絡を受けたみかん。
その時のみかんにとっては音楽が大切だったのでコンクールに、しかし祖父はその日に死亡。
祖父よりも音楽を選んだ事を後悔したみかんは音楽を止める事にした。
しかしそれを聞いた祐二はみかんがまだ音楽を続けたいと思っていると思った。
それはそれとして、最近みかんといる事が多く、みかんの事を意識している祐二。
みかんから話を聞いた翌日、泉から恋人関係に見えるとも言われてしまう。
みかんの方は何か悩みがあるのか様子がおかしい、そのせいで祐二にちょっとした不運が。
なのでみかんが事情を説明してくれる、どうもリリに再び音楽に誘われたらしい。
今回怪我した子とみかんが同じフルートだから、みかんは断ったと言うが未だに悩んでいる。
なので祐二はそれでいいのかと聞く、『お姫さま』とは何らかの感情の抑圧で生まれる。
しかしみかんの祖父が死んだ時の後悔は抑圧されてない、ちゃんと吐き出されている。
そして祐二は言う、みかんの『お姫さま』を生んだ後悔は音楽を止めた事に対してだと。
『織姫』は再会を願う者、みかんは再び音楽の楽しさに逢いたがっている。
それでも音楽は出来ないと言うみかんに祐二は怖がっているだけと言う。 するとみかんは『お姫さま病』を発症、普段とは比べものにならない強さで『望奏』を発動。
音楽をやりたいが無理と言うみかんを何とか『帰我の剣』で眠らせる事に成功。
その後、目覚めたみかんから本心を聞き、泣いたみかんに胸を貸した祐二。
そうして祐二とみかんの距離が近づき、みかんは避けていたリリにも心を少し近づける。
翌日、夜中にこっそりと寮を抜け出すみかんを見つけた祐二はその姿を追う。
辿りついた場所でみかんは持ってきた鞄からフルート出すと演奏、その終わりに祐二に気付く。
みかんは変わろうとするのが怖く、どうしようか悩んでいたら吹きたくなったと言う。
そんなみかんに祐二は変わるべきだと言い、そしてそのまま告白、みかんも受け入れてくれる。
翌日、みかんはリリに吹奏楽部に入りたいと言い、リリは二つ返事で了承。
みかんはブランクがあると言うがリリはコンサートは無理でも学園祭があるから大丈夫と言う。
それから2人はイチャつきながらみかんは音楽を頑張り、祐二はそれが少し羨ましく感じる。
祐二はこれまで『王子』として活動してきた為、学園生活をあまり楽しんでこれなかったから。
するとそれを聞いたリリが吹奏楽部に誘う、学園祭のライブにならどうかと。
『風紀委員』の活動もあるがみかんとリリに押されて祐二も参加する事になった。
しかし学園祭当日、『お姫さま』を止める為に祐二が怪我、みかんにはメールで伝える。
ちゃんとみかんが学園祭の演奏に行ける様に、そしてみかんはちゃんと演奏に向かった。
学園祭後、コンクールに向けての練習がある為に祐二は吹奏楽部の練習から抜ける事に。
そんなある日、以前整理中に見つけたビデオを発見、みかんがこれを見たいと言う。
ビデオはみかんの祖父が残した遺書みたいな物らしいのでVHSを再生できる機械を探す。
そして星子が持っていたので無事見れる事に、そして祖父の残した言葉を聞くみかん。
後悔をしても怯まない人生を、後は自分の代わりに音楽を続けて欲しいと言う内容だった。
それを見たみかんは言う、私の『お姫さま』は、私の中に眠る後悔は原動力であると。
その後、吹奏楽部は県コンクールでは金、全国では受賞は出来ないも十分な戦果を得た。 みかんは『お姫さま』を抑えられる様になったので卒業後は島外の学園に進学する事に。
音楽学ぶ為に、『王子』として島に残る祐二とは離れ離れになるとしても。
だとしても織姫と彦星の様に逢えない時間が、逢えた時の喜びを大きくすると信じて。
◎有須星子
何だかいつも以上に星子が祐二を意識するある日、星子がゲームを始めた理由を知る。
星子は母が出て行き落ち込んだ祐二を励ます為にやった事ないゲームを買ってきた。
そして祐二を励ます為に一緒にやっているうちにゲーム大好きっ子になったのだった。
それはともかく、星子が『お姫さま病』を発症せる機会が多くなっていた。
気になった寮の皆は星子に聞いてみる事に、しかし星子は何でもないと答える。
そこから兄妹の仲が良いという話から家族の話になった時、リイナが『お姫さま病』を発症。
リイナは『望奏』で祐二と星子から兄妹という意識を消す、リイナ曰く嫌だったからと。
そして祐二に甘えてくるリイナ、それを見て星子も発症したので『帰我の剣』で眠らせる。
その後でリイナも元に戻し『望奏』もなくなるが、一時的とはいえ星子を意識した祐二。
それから祐二も星子を女性として意識してしまう様に、星子の方も以前より意識していた。
翌日、2人の様子がおかしい事と思う泉と柚、とはいえ2人ともてきとうに誤魔化す。
その夜、星子に柚が電話で、祐二が男として好きでしょと言われ、手伝いたいと言われる。
翌日、柚から星子をどう思っているか聞かれる祐二、なので妹として好きだと答える。
しかし柚は意識しているのではと聞く、そして星子も『望奏』を使える程に祐二の事を、
そこに2人を探していた星子が乱入してきてそこまで、しかし放課後に再び話す事に。
そして柚に祐二は星子の気持ちに気付いているのではと言われる。
恋は『お姫さま病』を重くしやすく、星子の『お姫さま病』は『望奏』を使える程の重さ。
しかし祐二は否定、そこに祐二を探していた星子が現れて、別に恋愛的に好きじゃないと言う。
そして星子が去った後、柚は祐二に付き合おうと言ってきて悩む祐二。 柚は祐二の事を何処まで好きかわからないが付き合いたいとは思った、
だからこれから好きなればいいと、前向きに考えて欲しいと言われたので付き合う事に。
それから数日、以前よりは仲良くなったがキスなども要求してこない柚。
柚は本当は、そんな事を祐二が考えてやある日、柚が寮にやって来る事になった。
その時にそろそろ行われる学園祭で舞踏会があり、その模擬会がある事を聞く。
そして柚に言われて一緒に出る事に、その後に泉からどうして柚と付き合っているか聞かれる。
告白されたからと言う祐二に泉は嘘だと言い、失礼な付き合いしていると嫌われると言われる。
柚の『お姫さま病』の発症は優越感、しかし祐二と付き合い始めてから一度も発症していない。
そして星子も発症させていなかった、そして模擬会は寮の皆も一緒に行く事に。
祐二は柚と踊る事に、何故か柚は星子に見せつける様に踊り、最後には祐二にキス。
それを見た星子はついに発症、しかし『望奏』は星子の服だけを消していた。
そして何故付き合い始めてからその姿を見せつけるか聞く星子、柚は星子には関係ないと。
柚は言う、星子の『望奏』が本当に消したいモノは自分自身の嫉妬心であると、
何故なら人魚姫で最後に消えるのは自分自身、人魚姫が泡になって消えるのだから。
でも消そうとするという行為が消せていない証拠だと、だから消す事は出来ないと柚は言う。
星子はなら自分の祐二を好きな気持ちをどうすればいいのかと言う、兄妹なのにと。
そしてここまでやる柚の本心に祐二も本当は気付いていた、実は好きではなかったと。
柚は星子と祐二をくっつける為に祐二と付き合い始めたのだった、そして柚は説得。
その言葉についに星子は祐二に告白、そして祐二もそれを受け入れキスをするのだった。
それから祐二は柚と別れて星子と付き合う事に、そして2人は柚に感謝をする。
泉は柚に祐二をどう思っていたか聞くと内緒と言う、ただしちょっと後悔はしていた。
好きになればいい、でも実際に好きになればなるほどに虚しさが残ってしまったのだから。
無事に恋人にはなれたが星子の『お姫さま病』の発症頻度が上昇の一途、力も強まる。 それはそれとして、恋人になった事を父親、それにいなくなった母親に認めてもらいたい2人。
しかし父親はともかく母親は見つからない、そんな時に貴子かた母親の場所を知っていると。
そして祐二と星子が連れて来られたのは『お姫さま病』に関して研究している『お城』だった。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。
今回話してくれたのは祐二に星子を利用して『OG細胞』を高めて欲しいから。
ちなみに母親の事を教えてくれたのは貴子の多少の温情のお陰らしい
祐二は普段は入れない島外の人間が入れる学園祭に両親を呼ぶ為にそれに対して了承。
そして1週間後の学園祭、その舞踏会の舞台に母親を連れて来ると言う貴子。
その為に星子とイチャイチャ⇒嫉妬させる⇒『帰我の剣』で眠らせる、で力を強める事に。
『王子』の力は強い『お姫さま』を眠らせる事で強まるからだ、そしてついに当日に。
時間までは星子と学園祭と楽しみ舞踏会の時間に、星子はおめかしがあるので遅れて。
祐二は先に父と再会、そして綺麗になった星子がやって来て一緒に踊り、
そして貴子の演出で皆の前で母親を起こす事に、そして祐二は『帰我の剣』を振るう、
『お姫様』を眠らせた母親は目を覚ました、なので交際&結婚願望を報告する星子。
それから数年後、母親を救ったと同時に力を失った祐二は島の外で暮らしていた。
貴子は予想していたらしく、国は困るかもしれないがこれで良かったのだと言う。
星子も症状を抑えて今は祐二と共に暮らしていた、ちなみに柚はトップアイドルになっていた。
それから2人はいつか結婚式を挙げ、皆を呼ぼうと思うのだった。
◎恋ノ河リイナ
泉と同じくレベルSの『お姫さま病』であり、『お姫さま』がシンデレラだと言うリイナ。
しかしリイナは島に来てから一度も発症した事は無く、どんな『望奏』かも知らない。 グラスに水を注ぎ続けるかの様に自分に余裕を作らないリイナに何となく共感する祐二。
祐二も『望奏』を使う度に虚無感に襲われ、それを埋める為に何かをしているからだ。
そんなある日、貴子との会話で『望奏』が感情抑制によって発露する力だと聞く。
抑えつけようとする感情が強い程に病気は重たくなり、力も強くなるのだと。
ある日、何やら様子がおかしいリイナ、そしてそれを星子も感づいていた。
曰く星子はリイナから嫉妬の感情を受けているのだと、とはいえ理由がわからない。
翌日、それとなく聞いてみると羨ましかったからと言うリイナだが何かは教えてくれない。
しかしリイナは祐二に対して何故か自分と似ている様な気持ちを抱いていると聞く。
そんなリイナに祐二は自分の過去、昔に母が家を出て、それ以降に虚無感を抱えている事、
そしてそれが王子の力の源であり、自分もリイナと似ている気がしている事を伝える。
そんな祐二にリイナも自分が家族に捨てられ、家族を羨ましいと思っていると教えてくれる。
そんな事もあり祐二とリイナは仲を深めていくある日、リリが『望奏』を発動。
吹奏楽部で怪我による欠員が出た事が原因だった、その解決の途中でリイナが負傷。
大したものでは無いが安静の為に『風紀委員』の活動は控える事になった。
なので今まではリイナと活動していた祐二は1人で活動する事に。
1人で活動している祐二の元に『望奏』で生み出されたカボチャの馬車が現れる。
馬車に捕らわれた祐二は発動させたお姫様が誰か探る為にあえて抵抗しない事にする。
そして連れて来られたのはリイナの元だった、そしてリイナは寂しかったと抱き着いて来る。
『帰我の剣』を使うのも悪い気がしてそのままにしていると寮の皆が集まって来る。
そしてリイナは祐二に告白、流石に祐二も『帰我の剣』でリイナを眠らせる事に。
その後貴子に連絡、『魔法時間』、夢を現実にする力、それがリイナの『望奏』だった。
そして寂しさが原因、それはともかく発症中とはいえリイナに告白され完全に意識する祐二。
リイナも完全に意識していた、そして翌日も同じ様にカボチャの馬車に捕まる祐二。 そして連れて行かれた先で祐二は自分を好きなのか確認、リイナは躊躇いなくうなずく。
今度はリイナに好きか聞かれて祐二も好きと答えると、キスすれば寂しくないとキスされる。
『帰我の剣』で抑えた後にリイナと会話、リイナは寂しいと思う事を敗北だと思っていた。
両親に捨てられ、親戚からも嫌われたリイナは効率という言葉で全てを正当化してきた。
引き取られた親戚の家で出された食事はカップラーメンだけだったのも効率が良かったから、
家族がいない事は勉強をする上で効率が良かったから、そうやって割り切ってきた。
そして自分を捨てた大人達が嫌いだったから、寂しいと感じる事に敗北感を感じると。
しかし祐二に対する寂しいは違うと言うリイナに祐二は改めて告白、そして恋人になる2人。
それからリイナは寂しさから逃れる代償行為として祐二にベッタリイチャイチャ。
リイナの『望奏』が強くなり、祐二の『望奏』では抑えられなくなってきていた。
そうして学園祭の時期に、そんな時に貴子に呼び出されて王子の力が強まっていると聞く。
貴子は王子の力もお姫様と同じで抑えられる程に強まっていくものだと考えていた。
しかしリイナとの付き合いで祐二の抑え込んでいた感情、虚無感が薄れている。
だが力は強まっているからだ、とはいえリイナも力が強まっているという事もある。
繋がったから寂しさが強まる、それと同じで虚無感も強まっているのかもと祐二は考える。
その帰り、リイナがその話を聞いていた事を知る、そしてリイナに何か思う所がある模様。
そんな時貴子に呼び出される祐二、リイナも一緒に向かうと祐二の母親に関して聞かれる。
会いたいかと聞かれたので会いたいと答えると、母親のいる場所に連れて行くと言われる。
そこは『お姫さま病』に関して研究している『お城』と呼ばれる場所であった。
そしてその中に行くが母親はそこにはいなかった、しかし母親のいる場所をそこで知る。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。 喜ぶ祐二だがそれが原因でリイナとは少しギクシャク、同じと思っていたのに違うかったから。
リイナはよく相談をしていたクララにその事を話す、するとクララは不吉な事を言う。
一方、祐二と貴子が会話していると誰かの『望奏』を感じ、気が付くと貴子が消えていた。
祐二とリイナは元通りにイチャイチャ、でも祐二は何か変わった事が起きた気がしていた。
とはいえ思い付かない、翌日の学園は”いつも通り”自習のみ、放課後は兎の本屋で買い物。
そしてクララの喫茶店でお茶、巡れば巡る程に祐二の中に違和感が大きくなっていく。
リイナの様子もおかしかった、気になった祐二はリイナに直接聞いてみる事にする。
しかし誤魔化そうとするリイナに聞くのは無駄と判断、もう夜なので自室に戻る事に。
そして悩みで眠れないでいると昔の事を思い出した、母親がいなくなった時期も同じだった。
翌日、祐二は少しずつ気づき始めていた、この世界には大人も『お姫さま病』も無い事に。
祐二は1人で学園を途中で抜け出しクララの元へ向かう、この島で唯一残った大人の元に。
その事を聞く前にクララがその事を言い出す、そしてそこにリイナまでやって来た。
クララは説明する為と言って『お城』に向かう、祐二とリイナも当然一緒にだ。
そこでこの状況を生み出したのはリイナでそれを促したのがクララ、そしてその理由。
『お城』のパソコンを使って見せる、そこには『お姫様』を利用しようとするデータがあった。
クララは祐二が呼び出された理由は『OG細胞』で『お姫様』を操作する為だと言う。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
『魔女』だったクララはこの能力を使って『お城』に侵入、そしてリイナにも見せたと言う。
クララの抑え込んだ感情は憎しみ、この島が出来てからクララはずっと疑っていたのだった。
そして『お城』にも侵入して事実を知った、クララは祐二に大人が憎いかと聞いて来る。
しかし祐二はそうは思わない、それを聞いたリイナは祐二の記憶を変えようとしてくる。
同じと思った祐二と考えがズレ、距離感を感じ、リイナは寂しさを感じたからだ。
クララは言う、祐二が『望奏』を使えるのは虚無感を感じるから、だから辛いんでしょうと。 しかし祐二は『お姫さま』を救いたいと言う気持ちで『王子』の力は発揮すると答える。
そこに貴子が現れる、驚く皆に元『王子』だから、心残りがあったからだと答える。
昔クララを救った貴子が説得しようとするが、貴子は全く聞こうとはしない。
クララには昔、双子の姉妹がいたが両親の虐待と周囲の大人の冷たい態度により失っていた。
それからクララは憎悪を起点とする『お姫さま病』を発症、『お姫さま』は紅バラ姫。
クララにはもう見る事が出来ない、双子が幸せになるというお話。
そして貴子と貴子を信じる祐二、それとクララとの戦いが始まり、クララを眠らせる。
残るはリイナのみ、だけど『お城』側の貴子を信じるという祐二にリイナは力を強める。
気が付くと大人達が戻って来た、その代わりにリイナは巨大な龍へと変貌した。
祐二はありったけの自分の想いと共に龍となったリイナに『帰我の剣』を突き立てる
その結果、『帰我の剣』と龍は砕け、中からリイナが、砕けた『帰我の剣』は空を舞った。
そして祐二はリイナに、寂しくて家族が欲しいなら、一緒に作ればいいと言う。
それから空を舞った『帰我の剣』の欠片、通称『ハッピーエンドの種子』、
『王子』が『お姫様』を救った時に出来たからハッピーエンド、それは世界中へと舞った。
そして『お姫さま病』を緩和させたという、そしてその結果、夢ヶ島は終わりを迎える事に。
それにより『望奏機関』、『お城』で研究していた組織の過激派はなりを潜めて行った。
それから1年、祐二とリイナは『望奏機関』の穏健派の元で新たな『王子』を探していた。
クララも『お姫さま病』は治ったがカウンセリング中とか、貴子が面倒見ているらしい。
祐二の母親も無事に目覚めて今は祐二を除く家族3人で幸せにしているとか。
そして祐二とリイナは旅が終わったら子供を作る事を約束するのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・椋木 悠斗:母と2人暮らしの大学生、合気道を習得しているのでそこそこ強い
・ユキ:謎の白い少女、色々と世間知らずで身体能力が凄い
⇒実は人造人間的な存在でその事にユキが悩むけど説得してずっと一緒に。
・羽二生 真央:お隣に住む幼馴染、とはいえ朝と夜の食事は椋木家と一緒
⇒父が自分を愛しているという幻想を抱いていたがちゃんと真実と向き合う。
・清川 心音:後輩のお嬢様、都市伝説とか結構好き。
⇒昔、天才科学者に治療された事で狙われるがどうにか解決
・アル:ユキとそっくりな少女、ヒロインでは無いのでシーンは無い
⇒アルと共に、ユキ達の技術を狙う奴をどうにかする。 ◎共通
研究所であった火災で父と兄を失い、母と暮らす青年、椋木悠斗(悠斗)。
バイト先の喫茶店の店長、加藤鈴(鈴)に呼び出され、帰りに常連の式澤一真(一真)と会い、
自宅に帰ると見知らぬ少女がいて、何事かと聞くと父の和人に来なさいと言われたとの事。
父の字で書かれた封筒を持っているので自宅に上げる事に、しかし色々と汚れている少女。
という事で母の優子が外出中なので幼馴染の羽二生真央(真央)を呼んで頼む事に。
ちょっとハプニングはあるもその後事情を説明、そして少女、ユキにどうするか聞く。
いきたい、と言うユキ、色々と謎は尽きないが住む場所も無いので家に住まわす事に。
いつの間にか帰宅して事情を聞いていた優子も了承、その後お出かけ。
その途中でユキが力持ちと知る、そしてユキの為に色々と買い物をする事にした。
ユキと真央と一緒にデパートへ、そこで後輩の清川心音(心音)と出会う。
その後のバイト中に何でも屋さんみたいな人の笹原真菜美(真菜美)と会う。
真菜美から上司である一真が悠斗を呼んでいたと聞き、今度向かう事にする。
その夜、一真と初めて会った日を夢に見た、一真は長沢ゆき(ゆき)という女性を探していた。
翌日、ユキと一緒に一真の元へ、そこで最近あった地震とそこであった事件に関して聞く。
嫌われていた大型犬が殺されていたという話、それと火事場泥棒に気を付けろとの事だった。
◎ユキ
ある日、ゴミ処理の為に近くの焼却炉でゴミを燃やしているとユキの様子がおかしくなる。
慌てて止めると意識を手放すユキ、その後目を覚ましたが前後の事を覚えていなかった。
数日後、ユキと外出から帰宅しようとすると家の様子がおかしい、空き巣だと考える悠斗。
そして実際、中に泥棒がいていくつか盗られていたので悠斗とユキは追いかける事に。
その途中でユキの怪我した部分が瞬間で治り、ユキが普通の人とは違う事を実感する。
それでも変わらない、悠斗は不安を感じるユキを撫でて慰め、ユキとの距離が少し近づいた。
(人では無い事に怯えると、ユキに似た誰かに殺されてBADEND) 泥棒には逃げられたが盗られた物は取り返し、警察へも通報していたのでとりあえず解決。
数日後、ユキは以前と比べて自分で何かしようとする主体性に溢れていた。
悠斗とユキは警察に証拠品として回収された盗られた物を返しに貰いに行く。
途中でユキと別れた悠斗は一真の元へ、そこで先日の泥棒に感じた違和感を話す。
それを聞いた一真は泥棒は椋木家に何か目的があって忍び込んだのではと推測。
悠斗はユキが目的かと思ったが、ともかく今のままでは不明なので置いておく事に。
その夜、ユキが外出しているのを見かけた悠斗は追いかけるも途中で見失い帰宅。
すると家にいたので安心して就寝、翌日ユキに何処に行ってたか聞くがわからないと言われる。
その後、その日はユキと2人で過ごしイチャイチャ、キスもするのであった。
とはいえ言葉での好悪をわからないので恋人という関係ではないが悠斗は気にしなかった。
しかしやきもち焼いたり、八つ当たりしたりと心境の変化のあったユキは悠斗を好きと言う。
そして悠斗も好きと返した数日後、2人でデートする事になり悠斗は先に待ち合わせ場所へ。
待っているとユキらしき姿を見かけ、何か違和感を感じたが追いかける事にする。
そして向かった先は父のいた研究所、そこでユキに声を掛けられるが違和感がある。
悠斗はハッタリで目の前の少女がユキではないと判断、少女は和人の残した物が無いか聞く。
思い付かない悠斗がそう答えると、少女はこの事は忘れる様に言って立ち去る。
その直前、少女が携帯を操作すると研究所が崩れ出し、悠斗はそれに巻き込まれ意識を失う。
気が付くと真菜美がいた、自宅が近くで崩壊の音を聞いて気になって来たとの事。
その後、真菜美と共に研究所を抜け出し、ユキの元へ急いで向かって、帰宅する。
翌日、これからの事を考え研究所へ、思ったよりも崩落して無かったが有益な物は得られず。
帰宅すると悠斗宛てに封筒が、宛名の無い封筒の中身は『メルクリウス概論』。 著者は様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)であった。
その内容は人でないヒトを作り出す事、悠斗はその産物がユキであると考える。
そして最後にαが完成、ユキが来た時に持っていた封筒に書かれていたのはβ、
ユキに似た少女がα、ユキがβなのだと考えるが、ユキに対する愛情は変わらなかった。
翌日、ユキの振りをした少女と再会、そこで『メルクリウス概論』について切り出してみる。
(ユキの振りした事に気付かないでいると、しばらくしてユキが失踪するBADEND)
さらに悠斗の失言で怒る少女が悠斗を追いかけて来て、そこにユキが現れる。
互いに相手を厄介な女と感じるユキと少女は戦いを始めるが、悠斗が水をかけて止める。
冷静になった少女、アルは悠斗に謎のカード渡し、『メルクリウス概論』を回収すると言う。
アルが去って帰宅後、悠斗は受け取ったカード、それと一緒にあった写真を確認する。
翌日、街の図書館で情報収集して夜、ユキは悠斗の部屋で『メルクリウス概論』を見つける。
一方で悠斗は真菜美の元へ、手に入れた情報から修一の関係者と知ったからだ。
そこでカードが和人の研究所で使う物であると知り、その後一時帰宅。
そして深夜、悠斗が研究所に向かおうとするとそれに気付いたユキが追ってくる。
何やら不安定なユキを慰めているとアルが現れ、3人で研究所に向かう事に。
そしてカードを使い地下へ、アルがここまで連れて来たのは現実を教える為だと言う。
ユキを量産し売り飛ばそうとしていた研究所、しかし火災と共にその誰かは死んだ。
しかしアルは未だいるかもしれない当時を知っている人物を消す為にユキの命を狙う。
アルはユキと違い実験の為に免疫が弱いサンプルであったから、アルは叫ぶ。
ユキが傍にいる限り悠斗はユキを狙う人物によって危険に陥るであろうと、
そして和人はアルとの戦いで損傷したユキを助ける為に死んだのだと2人に告げる。
それを聞いたユキは悠斗を突き放して逃走、気付いた悠斗の目の前にはアルしかいない。
地下を破壊するというアルを置いてユキを探しに地上に戻る悠斗だが見つからない。
電話で真央に言われて一度帰宅、ユキ探しは真央を含む皆に任して少し休憩。 再び探しに出かけるが見つからない、しかし真央達が不良になったユキを見つけたと電話が。
アルの事だった、ユキの情報を求めてアルの元へ、そこでまだ探しているのかと言われる。
悠斗はユキが必要な事を言うとアルは研究所の屋上の鍵を渡してくれた。
そこに向かうとユキがいて、悠斗に気付いたユキは身を投げるが寸前で悠斗は手を掴む。
悠斗の説得にユキも考えを改めるが悠斗も落ちそうになり、そこを一真が助けてくれる。
悠斗の姿を見て追いかけてくれたらしい、一真が先に帰った後でユキと話し合う。
そして未だに気負うユキを再び説得して共に帰宅、それから1年の月日が経った。
ユキは椋木家にいて、悠斗はユキと共に穏やかな日々を過ごすのだった。
◎羽二生 真央
ある時からユキが悠斗と真央が昔から仲が良いのかと聞いてきたり、不機嫌になったり。
心音は一番頼っている悠斗に親しい人がいるという状況に不安を覚えているのではと推測。
その話の流れで真央とは恋人とかいう話になるが、別にそういう事はなかった。
そんなある日、優子が最近物騒だからと1人暮らしの真央に家に来るように言う。
準備の為に真央の所に行くと電話中で友人から飲み会に誘われていた。
悠斗は数少ない真央の友人の為に行く事を推奨、その為に携帯を買いに行く事になった。
そしてユキにも携帯を買う事に、その後真央は飲み会、悠斗はバイトへと向かう。
バイト後、真央の電話から真央の友人の声が、呼ばれた所に行くと泥酔している真央の姿が。
なので真央を連れ帰る途中、昔の事を話しながら真央と過ごした年月を実感する悠斗。
翌日、悠斗は喫茶店以外でもバイトをする為に顔の広い一真を頼るがどうも忙しそうな一真。
帰宅後、真央のアルバムを見ていた時、ユキが真央の父の誠二を知っている事が判明する。
翌日の深夜、ふと目を覚ましたので飲み物を飲んでいるとユキがやって来る。
ユキにも飲み物を入れてあげると真央は一緒じゃないかと聞かれ、調べると外出した模様。
気になって外に出ると隣の羽二生家の電気がついており、さらに緊迫した真央の声が。 そして羽二生家から男が出てきて、真央から父の形見を盗まれたと言う。
急ぎその強盗を追って、最後は無事に捕獲し通報、盗られた物も取り返した。
その後、泣きながら抱きしめて来る真央にドキドキしながらも慰める悠斗。
翌日、昨日の事がテレビで放送されており、色々と気づかれする悠斗。
その事で家が荒れた羽二生家の整理中に誠二の手帳を発見、持っておく事に。
その後、ふと誠二の事を思い出した悠斗は何故子供の頃に誠二を避けていたか疑問に思う。
真央は誠二の事を好きだと言うが悠斗から見て誠二は怖い人で何処か普通じゃなかった。
翌日、悠斗がバイトから帰ると真央がおらず、羽二生家に行くと部屋で膝を抱えていた。
何事かと話を聞いていると急に泣きながら謝罪し始めて、そして悠斗にキスをする真央。
とりあえず椋木家に連れて帰った後、一人考えながら真央との間に隔たりがあると考える悠斗。
真央の事ばかり考え、胸の奥がいたくなる悠斗は彼女が自分の中に住んでいたと気づく。
翌日、真央はいつも通りに見えて何処か不安定だった、悠斗は考えの整理の為に外出。
一人考えてるが纏まらず、偶然会ったユキと会話して真央とちゃんと話す事にする。
その為に帰宅するが真央は不在、そこに速水礼次(礼次)と名乗る男が声を掛けてきた。
礼次は世間にパイプの無い所と提携して世間に向けて売り出すのが仕事だと言う。
和人の事も知っていたが取引していたのは誠二で、その研究成果を取りに来たとか。
今更来たのは誠二の研究成果が残っていると判明したから。
無視しようとするが礼次は研究成果について和人と誠二の間に軋轢があったと言う。
そして研究所での火災も、それを聞いた悠斗は真央もそれを知って謝罪したのではと考える。
礼次は誠二の部屋を調べるように唆し悠斗は帰宅、真央は羽二生家へと戻っていた。
深夜、その事について考えるが纏まらず、飲み物を飲もうとリビングに行くと優子がいた。
研究所の火災が事故ではなかったら、そう聞くと誠二の事かと聞かれる悠斗。
そういう噂が当時あったらしく優子、それに真央もかなりそういう目で見られていたらしい。
そしてこの前のテレビで再燃したとか、しかし何故今更になって真央は謝罪したのか。
翌日、流れから一真に礼次の話をする事に、誠二に関しては真央も関わるので置いておく。 そして礼次の話になり礼次が闇ブローカーでは、そして研究所内の何かを知っているのでは、
礼次が欲する研究内容の話まで行くが結局は真央と話し合う事が必要となり帰宅。
しかし羽二生家に電気が点らず、そこでユキに言われて携帯を思い出した悠斗は電話。
電話に出た真央は羽二生家に帰っていたが体調を崩しており、急ぎ羽二生家へ向かう悠斗。
真央を自宅に連れ帰り皆で看病した後、とにかく何か情報が無いか誠二の手帳を見る。
見つからない、そう思っていたがズレたカバーの下から写真が2枚出てきた。
片方は真央の母親らしき人物と誠二、もう1枚は誠二と和人と神代修一(修一)の写真だった。
様々な実績を残した天才科学者で知られる修一、もしかしたらそれが礼次の狙いではと推測。
その後、真央の元に向かう途中で昔の事を思い出す、その時も真央は体調を崩していた。
それを見つけたのは悠斗、悠斗は急いで自宅に戻り和人に相談して何とかなった。
そして目を覚ました真央に父さんが何とかしてくれたと言うと真央は誠二の事を勘違い。
泣きながら喜ぶ真央を見て悠斗はそれを訂正出来なかった、悠斗は誠二に電話していた。
しかし誠二は真央に興味など移さなかった、そんな事実を悠斗は真央に言えるわけなかった。
翌日、真央はすっかり快復し、悠斗の部屋にやって来てこれまでの事を含めて感謝する。
そんな真央に悠斗は告白、無事に恋人になれた後に母親の写真を真央に渡す。
その後、礼次の事等を話すと真央は誠二の研究成果を恩師に渡す事にすると言う。
意外に思ったが知っている人であり礼次の様な人物ではないし、真央が決めたので任せる事に。
その後は一真に修一の事を話に行く事に、だがその前にユキがいくつか思い出したと言う。
ユキは和人に誠二に近づかない様に言われていた事、そして椋木家に来る前の場所の事。
場所は父の研究所の奥、火災の前からいたという事を知った悠斗はある事に気付く。
誠二の研究成果、それはユキの様な存在を造る為のものではと、そこでユキに話す事に。
しかしユキは余り理解していない模様、なので当初の予定通りに一真の元へ向かう事に。
一真と話しながらユキが修一の目指した成果だと確信する悠斗。
そして修一の出した写真から礼次がヤクザまがいのブローカーで一真が調べていたと判明。 証拠を掴ませずに活動し、部下は言質調達、先日の強盗も礼次の手配ではと考える。
さらに礼次が接触した人物に恩師がいると判明、急いで真央と恩師を探す事に。
しかし見つかったのは憔悴した真央と、既に無い誠二の研究成果だった。
真央は休ませて今後どうするか悩んでいるとユキが偶然残っていた研究成果を持って来る、
誠二の部屋ではなくユキの部屋に真央がたまたま置いたもので中身を確認する事に。
それは数枚のディスク、しかし殆ど確認できずに中身を見れたのは日記くらいの物だった。
その中身を確認した後、礼次から電話がかかって来てディスクを要求してきた。
騙されたとはいえ正当な手続きを踏んでおり、さらに脅しまでかけてくる礼次。
悠斗は一真の指示で研究所の屋上を指定、一真には何か策があるらしく信じる事に。
しかしその為には真央が必要らしく悠斗が説得する事に、そして真央にその事を話す。
だが真央は誠二の研究資料と共に誠二が自分を愛していたという嘘も失っていた。
真央は全て忘れて悠斗と共に幸せに暮らそうと言うが悠斗はそれは出来ないと否定。
真央は何故と言う、和人は誠二の立場を奪う形で研究所に入った、つまりは。
悠斗はユキが修一の研究成果で危険な事を説明、それと悠斗の説得もあり真央も許可。
その後一真の策を聞くがそれはユキを世間のモルモットにしない悠斗の目的と対極の位置。
しかし悠斗にはどうする事も出来ない、もう一人の当事者を除いて。
そしてついに礼次と対立の時、悠斗は真央を伴い礼次へと色々と聞き出そうとする。
時間を稼ごうとする悠斗にイラつく礼次、そして悠斗は要求された物を渡す。
しかしと、誠二の研究成果である理論だけでは何の意味の無い事を言ってやる悠斗。
そこに現れたのは一真とマスコミのヘリ、こうして足枷ぐらいはつけてやる事に成功した。
実際に逮捕したりする事は出来ないのでこれが一番礼次にダメ―ジを与える策だった。
その夜、悠斗はもう1人の当事者と会って、修一の研究成果について話を聞いた。
人体の設計図を作り細胞に与える理論、それを処置し培養する装置、
それで生まれた欠陥を補う為のナノマシン関連、完成体に知識を植え付ける人格形成装置。 その4つがあってこそ完成体である事を聞き、悠斗はユキはそれで生まれたのかと聞く。
当事者はナノマシン、ユキには人格形成が使われておらず、真の完成体はないのだと言う。
そうしてもう一人の当事者、ユキと同じ容姿をした少女と悠斗は別れた。
ちなみに渡したディスクはダミーで、そもそも後で少女が回収するつもりらしい。
(礼次は悠斗たちに復讐しようとしていたが、少女によっておそらく消された
それから数か月後、悠斗と真央は大学を卒業して就職、そして悠斗は指輪を送るのだった。
◎清川心音
ある日、心音の都市伝説調べを手伝う事になった悠斗、心音はとある雑誌を探していた。
家にあるかもしれないので招待すると異性の家だからか緊張する心音。
結局見つかりはしなかったがまた家に来ればいいと言う悠斗に心音は喜ぶ。
翌日、携帯の話になりユキと真央が買う事になり、ついでに心音とも合流。
携帯を買って雑誌を心音に渡した後に悠斗はバイトに、そこに心音とユキがやって来る。
そこでお茶を飲みに来ていた真菜美とも話し合い、何やら意気投合する心音達。
翌日も心音が家にやって来る事に、そこで現在調べている都市伝説などを聞く。
何処かの研究所で眠り続ける眠り姫や、白い影であるという公園の幽霊、
しかし心音から教えて貰った都市伝説のサイトにあったものがなかった。
父と兄が死んだ研究所の火災、心音は気遣ってくれたらしいし悠斗は調べる事を許可する。
そして一緒にいたユキの強い自己主張により研究所の火災について今回は調べる事に。
まずは心音が所持しているという名簿を見て職員の所を回るつもりがユキの先導で研究所に。
そこの探索中、誰かがいる事に気付くも心音の提案で隠れる事にした悠斗たち。
誰かが行った後、知り合いか聞くが心音はよくわからないが何かを感じ取ったらしい。
とりあえず誰かが研究所に残っているかもしれないので今日の探索は終了。
その日は名簿と、心音は真菜美から貰ったという地図を照らし合わせて確認しておく事に。 ちなみに地図には最近空き巣に入られた家に印がつけられていた。
一度心音と帰宅、そこで心音と優子が初の顔合わせ、そして優子も研究員の名簿を見る。
そしてそこから優子の知っている研究員が空き巣にあっていたと知る悠斗たち。
ふと気になって調べると空き巣被害の2/5が名簿に名前の載っている研究員だった。
偶然かもしれないが嫌な予感がする悠斗、そこで何か関連性が無いかと考える。
そこでユキの事を思い出し、ユキに研究所にいた事のあるユキに関わっていた人を聞く。
全部で5人、4人は死亡でうち半分が被害にあっており、残る1人も意識不明と判明。
2日後、一応相談を入れていた一真から、ユキに関わっていた人の家に空き巣が来たと、
そしてその後捕まったが犯人は魔が差しただけと言っており完全に解決とは言えない事、
さらに軽いドラッグ、興奮作用のある薬が現在出回っている事を聞く。
翌日、謎のアドレスから感謝と深追いをやめるようにとの忠告のメールを受け取る悠斗。
その後は心音を待っていたがやって来ず、それから数日間やってこなかった。
数日後、心音から外出禁止だったと電話で聞く、理由は椋木家に行っていたから。
悠斗の父の和人も元研究員で、元研究員がいた場所を狙う空き巣が狙ったかもしれないからだ。
翌日、そんな心音が椋木家に、ユキの家に泊まりに行くと言う名目で来たらしい。
悠斗は家主の優子と心音の家の家政婦、秋乃に許可を取る事を条件に許可し、泊まる事に。
翌日、研究所の火災は現在、空き巣事件が原因で警察が関わっているので他の事を調べる事に。
様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)の遺産を調べる事に。
が、結局こちらも結果的に元研究員の話が必要なのでとりあえずは置いておく事に。
その後は一真の所で以前聞いた興奮剤、タイプDについて聞いたりする。
それから数日後、とりあえず空き巣事件の方は収まっていき、外出もしやすくなった。
そんな時心音が速水礼次(礼次)という男に対して怒っていた。
礼次は心音の祖父、重彦の名前を利用して詐欺紛いの事をして街を追い出されたらしい。
翌日、心音が椋木家での宿泊を止める事に、流石に長い期間お世話になったからだ。 しかしその前に今までの事で互いに好き合っていた悠斗と心音は繋がり恋人に。
その後、心音がとある少女の話をする、少女は怪我をしたがとある医者が治した。
医者はタイプAと呼ばれるナノマシンを少女に使った、心音は悠斗だから話してくれたらしい。
その直後、下着姿の姿をユキに見られてしまい急いで追いかける悠斗、心音も後から追う。
そして心音が先にユキと合流、後から悠斗が発見するもガラの悪い連中に絡まれていた。
何とか悠斗が囮になり逃がすも、その後出会った礼次にスタンガンか何かを使われ気絶。
気が付くと拘束されておりヒイラギと呼ばれた謎の男から色々と聞かれる。
悠斗は知らないと答えるとヒイラギから何度も暴力を喰らい追い詰められていく悠斗。
そしてそこに捕まった心音まで連れて来られた、そしてヒイラギはある事を聞く。
修一がタイプAを使ったのは誰だと、悠斗は心音だとバレる前に自分が使ったと答える。
するとヒイラギは悠斗にタイプDの原液、タイプA被験者でないと昏睡する、を使おうとする。
その前に何とか情報を聞き出し、タイプDがタイプA被験者を探す為に撒かれたと知る。
そしてタイプDを使われるが昏睡状態にならない悠斗にヒイラギはタイプA被験者と思う。
そして悠斗を攫い、心音を害しようとするがその前にユキに似た少女に助けられる。
以前、謎のアドレスから悠斗にメールしたのも彼女らしく、少女はヒイラギを連れて行く。
そこにヒイラギでは無い大人の足音を聞き、助けに来たと思った悠斗は気絶する。
1か月後、悠斗は病院から退院し、今回の事はただの怨恨による誘拐となっていた。
真実を知ってはいるがユキの事もあるし、最近まで肺炎で喋る事も出来なかった悠斗。
ともかく、その後は悠斗は心音と共に過ごしていくのだった。
◎Wish(上記3人クリア後
ユキが来て3日が過ぎた日、悠斗は真菜美に頼まれ地震の被害のあった地域を見回る事に。
ユキも一緒に行く事になり真菜美の元へ、ユキを見た真菜美は一瞬驚いき、その後は見回り。
翌日は一真に見送られてから見回り、その日ユキの怪力を真菜美は目撃する。 その夜、子供の頃に幽霊屋敷と呼ばれる場所で白い少女を見た事を夢見る悠斗。
翌日はバイトでさらに翌日、見回りは今日で最後だったが今回はメディアが来ていた。
そして見回りの最後にメディアが危険な絵を撮ろうとして悠斗とユキが被害に遭う。
そこでユキの異常な回復力を目撃してしまう悠斗達、検査入院となったが翌日には退院。
大怪我を負っていたユキだが傷跡一つ無い姿に驚く悠斗達、そしてそれに覚えがあった真菜美。
天才科学者で知られる神代修一(修一)の造ったメルクリウスであると真菜美は告げる。
その後、真菜美の話からユキと同じ様な存在がもう1人いる可能性について聞く。
夜、謎のアドレスからのメールで呼び出された悠斗はユキの事もあるので向かう事に。
そこで真菜美の言うユキと似た少女がいて、悠斗を飛び出したその少女はアルと名乗った。
アルは今回の事がメディアを通じて修一の技術を狙う者にメルクリウスの事がバレたと警告、
その為に今すぐに逃げ出せと言い、アルが声をかけるとそこにユキが現れた。
ユキはアルを嫌いと言い、アルも好かれようとも思ってないと言い、その後アルと別れる。
翌日、一真に相談しようとするが不在、もう1人の相談しようとしていた真菜美に話す。
真菜美も修一の生徒である為に似たような事があったらしい、そこに来客がやって来る。
来客の速水礼次(礼次)という男は今回の事を探って来るが真菜美が上手く追い返す。
その間、真菜美の使う机の下に隠れていた悠斗は何かを見つけるが確認する前に呼ばれる。
その後、帰って来た一真と話し、3日間逃げてくれたら何とかすると言われる悠斗。
悠斗は帰宅後、ユキに事情を話して悠斗とユキは何時か帰るとだけ告げて家を出る。
悠斗とユキは研究所の跡地にいて、悠斗達は対策を練りながらそこで3日目を迎えた。
その夜、悠斗達に元にアルが現れて何故逃げないか聞くが、悠斗に策があると理解する。
アルの言葉から和人と関係があると思い聞こうとするが、その前に悠斗を庇って撃たれるアル。
現れたのは礼次、礼次は銃を悠斗に向けてユキの動きをけん制、礼次はユキを差し出せと言う。
しかしアルが修一の理論を持っているのは自分だけと言い、自分に注意を向ける。
そして悠斗と共に研究所から脱出、しかし無理をしたせいでダウンするアル。 ユキが取り残される形になったが怪我したアルの事を考えて、悠斗はアルを連れて逃げ出す。
何とか真菜美達と合流、アルは医療技術のある真菜美がどうにかして助かった。
そして一真達とユキを助けに研究所へ、そこにいたのは血まみれのユキとボロボロな男達。
ユキを連れて帰り翌日、目覚めたアルは隠れ家に向かおうとするがそれを止める悠斗。
悠斗の説得と昨晩の話を聞く為に残る事にするアル、昨日の事も適当な事件としてニュースに。
取り敢えずは礼次達も全員身動きが出来ないし、3日は過ぎたので解決と微妙に言える状況。
アルに昨日の事を話し、ユキが極度のストレスにより暴走状態に陥った結果だと推測するアル。
殺さない格闘技のお陰で死人は無しだが、今後はどうなるかはわからないと言う。
そして最後に、今回の事は幸運で次はどうなるかわからないから準備すべきだと言われる。
翌日は一真は町の有力者の孫娘の心音に相談したり、さらに1週間が過ぎた。
一真から礼次が警察の監視下から脱走したとの話を聞き、次はなりふり構わないと言われる。
その事をユキとアルに話し、礼次との最後の追いかけっこが始まった。
アルから手帳と研究所の屋上のカギを受け取り別れ、悠斗とユキは共に行動していた。
アルの方は一真が助けていた、一真は助けたい人がいて、それに関してアルと契約する。
悠斗たちはアルの手帳に書いてあった逃亡先を巡り、最後には研究所の屋上に辿りついた。
しかしそこで待ち伏せていた礼次の手によってユキはダウン、悠斗も重傷に。
それでも何とか礼次を撃破、しかしその結果、より怪我を負った悠斗はダウン。
しかし何とか目を覚ましたユキ、それと連絡を受けてきた真央と心音達のお陰で助かる。
それから数か月後、悠斗に輸血したユキはナノマシンと共に驚異的な回復力を失っていた。
代わりにナノマシンを手に入れた悠斗は助かり、そして回復力を手に入れていた。
礼次も再起不能かつ逮捕され安全に、それから皆は平和に過ごしていくのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・浦部 圭介:温羅と呼ばれる怪盗、嘘が付けない性格
・吉備津宮 灯:桃太郎の子孫で武道を嗜む奥手な少女、うっかり侍
⇒険悪だった母との関係を治すが母は倒れて生命の危機に、温羅が秘宝で治す。
でも重要な物だったので島を出る事に、でも灯が実家を変えて無事に再会。
・坂上 加奈:金太郎の子孫で鈴鹿と呼ばれる人格と共存してる、恥ずかしがり屋のむっつり
⇒加奈と付き合う事になり、鈴鹿とも仲良くなり付き合う事にもなった。
でもその事で問題発生、鈴鹿が消える事で解決し、その後鈴鹿を圭介と加奈が救った。
・住吉 暮葉:一寸法師の子孫で偽温羅の正体、口は悪いが律儀
⇒偽温羅として父を助ける為に秘宝を狙っていたが圭介の説得で改心。
秘宝に意識を乗っ取られるが無事助かり、それが理由で一度は別れるも無事再会。
・西園寺 乙女:乙姫の子孫でナイスバディな先輩、結構お茶目な性格
⇒実は宇宙人の娘、その事を隠す為に島の皆から乙女の記憶が消される。
しかし思い出した圭介は乙女のいる宇宙船まで救いに行って、無事に連れ帰る。 ◎共通
美夜島にやって来た浦部圭介(圭介)と浦部葵(葵)の兄妹、実は圭介は怪盗であった。
温羅と呼ばれる怪盗の圭介は不思議な力を持つ道具、秘宝を回収するのが使命。
曾祖父が初代であり、祖父であり2代目の悪路から引き継いだ3代目が圭介であった。
しかし今回、美夜島にて温羅を騙る予告状が届いたので偽物の捕縛が目的だった。
初日に温羅がやって来た事を周囲に知らしめた翌日、学園に登校する圭介たち。
その途中で吉備津宮灯(灯)、坂上加奈(加奈)、坂上熊吉(熊吉)と出会う。
3人とはクラスも同じになり放課後、担任の西園寺玉彦からとある委員会の募集を聞く。
遺跡管理委員会、内容はちょっとしたボランティアらしく3人ともう1人がいるらしい。
という事で誘われたので入る事に、しかしその前に葵を呼びに行く事にした圭介。
その途中で西園寺乙女(乙女)と出会う、葵の入った水泳部の部長であった。
吉備津宮、坂上、西園寺は御三家と呼ばれる秘宝を守る一族だが温羅とは険悪な関係だった。
過去の因縁と秘宝に対する考えの違いが原因だった、不毛ではあるが仕方ない事でもあった。
乙女は委員会の会長でもあるというので一緒に向かう事になった。
水着から着替えてる葵達を待っている間、住吉暮葉(暮葉)と出会う、葵と同じクラスらしい。
圭介達が委員会に到着かした直後、暮葉が来て灯の話を聞いて委員会に入りに来たと言う。
翌日、委員会の活動で灯と仲良くなった後に偽温羅から予告状が出された事を知る。
放課後は加奈と委員会活動で仲良くなる、その後は灯と暮葉のバイトする喫茶店へ。
何事かと思うと圭介と葵、それに暮葉への歓迎会だった、葵は乙女に連れられて来ていた。
歓迎会後、バイトなので残って片付けをする暮葉を手伝っていると店の茶釜が動き出す。
チャガアーマーと名乗った茶釜の秘宝は暴走、下着を回収と言って暮葉の下着を盗み逃走。
追いかける圭介はパジャマパーティーをしようとしていた灯と乙女と葵と合流。
圭介から話を聞いた灯はチャガアーマーを追い、葵は圭介の指示で灯の方へ。
圭介も追いかけようとするが、乙女がいつの間にか現れた偽温羅に刃を向けられていた。 身動きとれない圭介、偽温羅達が逃げた後に昼間とは雰囲気の違う加奈が登場。
加奈は偽温羅を追い配下の忍者と共に偽温羅を追い詰める、そこに圭介も温羅として追いつく。
偽温羅は温羅に櫛を見せ覚えがないかと聞くが見覚えがない、ならばと乙女に刃を向ける。
そこに灯とチャガアーマーが現れて乙女の下着、それと一緒にペンダントも持っていく。
偽温羅の目的はそのペンダントでありチャガアーマーを追い、温羅達も追いかける。
そして葵の協力もあり無事にチャガアーマーを捕獲、だが偽温羅には逃げられてしまう。
翌日、圭介と葵は今回の事に関わった事で一般人の立場で秘宝の話と御三家の事を聞く。
さらに加奈が有事の際に変わるもう1つの人格である鈴鹿についても聞く(加奈√以外
そして御三家が昔に退治した鬼の一族、土蜘蛛について聞き、偽温羅が土蜘蛛ではと推測。
その後はこれからの方針についての話になって、
◎吉備津宮灯
灯は本家から自宅待機を命じられるが怒って関係無いと言って、偽温羅探しをする。
頭に血の昇った灯が心配で圭介は追いかけようとするが、その前に加奈に引き留められる。
そして加奈から他言無用で灯についての話を聞く、実は灯は父を亡くしていた。
その原因となったのが土蜘蛛との争い、なので土蜘蛛かもしれない偽温羅から。
そして圭介には言っても止まらない灯の傍にいて欲しいと加奈は言う。
御三家の人間は任務があって灯の傍にいれないので、灯と仲が良く自由な圭介に頼むと言う。
そしてうっかりな灯のフォローも頼まれ、偽温羅探しも出来るので了承する圭介。
という事で灯の元へ行くが灯は土蜘蛛との戦いで誰かが傷つくのは嫌だと拒否。
が、それで引いては意味がないので無理矢理ついていくも初日は了承を得られず。
それkら1週間、パトロールに関しては駄目だが灯との仲は深まる。
しかしそんな時に実家との関係を断ちたい灯とに対して意見して怒らせてしまう。
その場にいた加奈は御三家である灯を叱ってくれて嬉しいから今後もしてくれと言われる。 という事で灯を追いかけるが怒り継続中、とはいえ何とかついて行く圭介。
その日は灯はバイト、そこで盗撮される灯を助けて関係は修復される。
翌日、昨日助けた事と加奈の説得もありついにパトロールについていく許可を貰う。
そしてパトロール中、何者かの視線に気付いた圭介はそれを灯に伝える。
しかし逃げられてしまい、視線にも気づけなかった灯は深く落ち込んでしまう。
そこで視線に気付いた圭介にその方法を聞き、圭介も教えてあげる事に。
それからパトロールの後に修行もする事になり、圭介と灯の距離が一層近づく。
そうして再び偽温羅と思しき視線を案じるがまたも逃げられてしまうが今回は灯も気づけた。
数日後、それ以上の進展はなく、そこで灯は隠された秘宝を見つけ出す事にする。
と言っても子供の頃の記憶を宛てにするので圭介と調べる事に。
しかし調べる時に偶然近くに暮葉もいて協力してくれる事になり3人で資料を探す。
そんな時、圭介は犬飼真紀(真紀)という女性と知り合いに、誰かに似ている気がする真紀。
真紀には学園に娘がいるらしく、誕生日を忘れたお詫びの贈り物を相談される。
そんな真紀に圭介は出会った時に見ていた物を推奨、真紀も買ってお揃いを提案。
後日、灯にその話をするが犬飼という人物は知らない模様、しかしあまりにも似ている2人。
その日もパトロールの予定だったが灯がバイト先の喫茶店に頼まれそちらに向かう事に。
圭介も一緒に向かって喫茶店にいると中を覗く真紀の姿が見えたのでそちらに向かう圭介。
そしてカマをかけ真紀が灯の母と判明、灯にバレない様に話があると言われる。
圭介はお節介ではあるが灯の為に、灯と真紀との仲直りを手伝う事にする。
翌日、秘宝探しは資料から足で探る所で、圭介と灯の2人で洞窟を調べる事に。
その前にそれとなく灯に真紀の事を聞いてみるがどうも実際の真紀と印象が違う。
それはともかく洞窟を探索しようとするが、背後から現れた偽温羅に灯が人質に取られる。
偽温羅は吉備津宮に伝わる秘宝、生命の桃を狙っているらしく、灯を探っていたらしい。
だが灯のうっかりで洞窟の罠が作動、偽温羅は逃げ出すも本を一冊落とす。 灯はそれを何とか回収、しかし罠の回避は出来ずに圭介と灯は何処かに落ちる。
そこは圭介たちが探していた秘宝の在処と思われる場所だが既に何もなかった。
その後、機会と思って再び真紀の事を聞いてみると、当主になってから変わった事を聞く。
灯の話の中の真紀はかなり酷い母だが実際に会った真紀はそうではないので理由を探る事に。
その後、救援として呼んだ葵たちの助けを借りて落ちた場所から脱出。
翌日、委員会の皆で偽温羅の落とした本が秘宝に関してのものだったので調べる事に。
さらに偽温羅が取り返しに来るかもしれないので一石二鳥であった。
そこで乙女が今がゴールデンウィークという事もあり合宿を提案、その日から始める事に。
その途中で周囲の言葉で圭介への好意に気付いた灯、そして3日目の夜に偶然圭介と2人きり。
その流れで2人はキス、その途中で偽温羅が現れ本を取り返そうとしてくる。
キスを見られて混乱する灯だったがすぐに冷静になり、本は取り返されるも皆を呼ぶ。
そして逃げた偽温羅を追う皆、圭介と葵は一度別れて温羅として偽温羅追跡に参加。
全員の協力もあり無事捕縛、そして偽温羅の正体が暮葉だと判明する。
土蜘蛛である事で興奮する灯、何も話そうとしない暮葉、そこで圭介が何とかする。
熊吉に変態行為させられると聞き流石の暮葉も事情を話す事にする。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為と語る。
父の仇である土蜘蛛という事で暮葉を責める灯、しかし暮葉も反論する。
灯の父が死んだ戦いで土蜘蛛は壊滅、それから残党である暮葉の一家は逃亡生活。
その結果病弱な母は悪化し、助ける為に借金を背負ったが止む無く死亡。
父も借金取りへと連れ去られ、暮葉は辛いのが自分だけだと思うなと灯に言う。
そうして互いに泣いて叫び、暮葉も父と離れた事、父を殺したのが暮葉じゃない事、
そして泣いて冷静になった事で灯は暮葉に謝罪、暮葉も灯に謝罪する。
そうして暮葉は坂上家で働く事を条件に許す事に、こうして偽温羅騒動は解決。
という事で合宿は中断、帰宅した圭介と葵は悪路に偽温羅捕縛を伝える。 悪路はしばらく任務は無いので待機を命じ、もうしばらく島に残れる事になった。
それからは平和な学園生活を送りながら、圭介と灯は告白をして恋人になる。
しかし温羅と吉備津宮は対立関係、秘密にはしておけないので悪路に電話。
すると島にやって来た悪路、その後事実を確認した悪路にボコボコにされるが一応認められる。
色々と問題はあるがまずは灯と真紀を仲直りさせる事に、その事で一度実家に行く事に。
圭介もついて行くが当主としての真紀は実際に灯の話した通りに厳しい人だった。
しかし三賢人と呼ばれるご意見番が出てきてから様子のおかしくなる真紀。
何か事情があると思った圭介は加奈に頼み1人で真紀に会いに行き、そこで話しを聞く。
吉備津宮は世襲制で本来なら幼い灯が当主になるが、それは自由を完全に失う事。
なので真紀が代わりに当主に、しかし三賢人は灯の教育方針にまで口を出してきた。
三賢人はこの島で最も偉い存在で逆らえばどうなるかわからず、仕方なく従う。
そうして真紀は当主代行をこなしてきたが、才能の無い真紀は体力が限界に近づいていた。
帰宅後、真紀から受け取った誕生日の贈り物とともにその事を灯に伝える。
信じられなかった灯だが圭介の言葉という事もあり一度、真紀と話す事にする。
しかし翌日、真紀が倒れたと学園で玉彦から聞き、急いで真紀の元へ向かう。
吉備津宮の屋敷にいた真紀に会うが真紀は急いで帰る様に言う、そこに忍者がやって来る。
忍者は真紀は限界なので灯に当主を継がせると言うと、真紀は逃げろと言う。
真紀の真剣さに圭介と灯は吉備津宮家から後から来た加奈の助けも借りて逃げ出す。
坂上家に避難後、現状について話し合い、灯は吉備津宮を変える事を決意する。
そして皆で三賢人に会いに行く事に、そこで会った三賢人は3つの玉であった。
三賢人の正体は秘宝であり、さるお方から地上に遣わされてからずっとサポートしてきたと。
機械的な秘宝は灯の意志を無視して当主を継ぐように言うだけ、その時真紀の様子が急変。
圭介は生命の桃での治療を提案するが三賢人は当然却下、なので真紀の元へ向かう事に。
灯は真紀に謝罪して仲直り、しかし真紀の身体は限界ですぐに面会謝絶状態に。 生命の桃を使うしかない、しかし灯は父がそうだった様に秘宝に頼れない性格だった。
なので圭介は灯たちの為にも島での全てを捨てる事になったとしても温羅として盗む事に。
そうして圭介の状態で情報を集めて、葵と協力して温羅として生命の桃を盗みに。
最後に灯から真紀を救いたいという思いを聞いて、温羅は生命の桃を盗み出す。
その後、灯と真紀が2人でいる所に生命の桃を届ける、ただの桃だと言って。
灯は気付いていた、温羅は圭介では無いかと、しかし温羅は何も言わずに去って行った。
翌日、島を出ようとする圭介と葵の前に灯がやって来る、そしてこれからを話す。
いつか吉備津宮を変えて温羅を迎え入れると、圭介たちは島を離れた。
それから数か月後、灯は吉備津宮を変えて、温羅は正体を明かして灯に捕まるのだった。
◎坂上加奈
圭介達は加奈が共に行動するという事になり放課後、圭介は加奈とパトロールする事に。
そして何故か最後は銭湯に、そこで暴走する熊吉を目の色の変わった加奈が攻撃。
何事かと思うと鏡に金眼の加奈が写り、金眼の加奈は鈴鹿と名乗った。
加奈曰く、鈴鹿は坂上の初代党首でその魂が加奈に宿っており、有事の際に入れ替わるらしい。
加奈の怪力は鈴鹿の魂に備わった力らしく、使うと疲労するとの事。
今回圭介が共に参加する事を決めたのも鈴鹿で、加奈のパートナーとして期待しているとか。
実際、共に遺跡好きな点もあり、加奈は圭介に対して一定以上の好意を抱いていた。
圭介も加奈に対してそれなりに好意を抱いており、2人は仲良く行動。
そんな2人を見て周囲も何となく関係を察し、鈴鹿にもからかわれる日々。
ある日鈴鹿から加奈が圭介に対して好意を持っている事を教えられて悩む圭介。
確かに加奈の事は好きだが恋愛までいくのか、それと温羅と坂上家の関係もあるから。 だが加奈の、どの様な好きかわからないが一緒にいたい、という言葉に了承する圭介。
一方で偽温羅に対しての進展はなく、圭介発案の秘宝を囮にした作戦をする事に。
金の鉞、坂上家に伝わる秘宝を間近の加奈の誕生日にお披露目するという名目で誘う事に。
ちなみに秘宝は殆どの人が知らないので偽物を使用するとの事。
そして誕生日の日、遺跡などが好きな加奈の為に圭介は自作の遺跡のミニチュアを用意。
しかし熊吉が先に職人に造ってもらった同じミニチュアを出してしまう、
その出来を見て自信を無くした圭介は忘れたと嘘をつき、体調を崩してしまう。
圭介は嘘をつくと体調を崩す体質だった、そして体調を理由に逃げ出してしまう。
その後に戻るが気まずい状態、その後1人になった圭介はやはり本当の事を告げる事にする。
そして加奈の元へ、そして謝罪しながらプレゼントを贈ると加奈は喜んでくれた。
そこに偽温羅襲撃の報告が、加奈は鈴鹿に意識を渡し、圭介には待機しておくように告げる。
圭介も温羅として行動、用意されていた偽の鉞、チェーンソーの元に向かう。
そこにいたのは暮葉、暮葉こそが偽温羅の正体であった、そして偽の鉞を手に逃げ出す暮葉。
追いかける温羅は鈴鹿と合流、そして協力して暮葉を捕縛する事に成功する。
立ち去ろうとする温羅だが鈴鹿に誘われる、どうも初代温羅の事を知っているらしい。
そして近づくと鈴鹿にキス、そのタイミングで加奈に意識を変えられ、加奈に殴られる。
騒ぎを聞いて灯達がやって来たので逃走する温羅、そして圭介として暮葉の元へ。
黙っていた暮葉だが熊吉に舐められそうになり薄情、偽温羅をしていた理由を話す事に。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為にした。
温羅を名乗ったのは操作を攪乱する為、土蜘蛛は再興させる気は無いと答える暮葉。
そんな暮葉を葵は許して欲しいといい、加奈や乙女達も監視は付くが許してくれるとの事。
こうして偽温羅は解決、しかし加奈にキスした事で前以上に恨まれる温羅。
それからしばらくして、圭介は偽温羅の事を悪路に報告、これからに関して聞く。 悪路はこんなに早く終わるとは思っていなかったので好きにしろと言い、圭介は島に残る事に。
鈴鹿に関して聞くと、初代と追う追われるの関係だが仲が良かったと聞く。
一方で委員会では加奈のキスを奪った相手の温羅の捕縛に付いて話されていた。
しかも鈴鹿も温羅を楽しませてくれる相手として狙っていて気が休まらない圭介。
そんなある日、加奈が夜更かしをした為に鈴鹿が代わりに登校していた。
実は鈴鹿は圭介が温羅だと思っており、その事を加奈に話し、故に加奈は眠れなかった。
そんなある日、加奈とデートする事になった圭介、途中色々あるも最後は公園へ。
そこで急に大胆にも迫って来る加奈、驚く圭介に加奈は頬の絆創膏を取る。
その下にあったのは偽温羅との戦いで付いた傷、加奈は圭介が温羅だと言う。
実は今日デートしていたのはコンタクトを使い瞳の色を誤魔化していた鈴鹿だった。
加奈も初めてのキスの相手が温羅ではなく圭介であると思いたかったので協力したとの事。
どうするかと聞く圭介に加奈も鈴鹿も事実を他に告げる気は無いと言う。
そして先ほどの言葉もあり圭介は告白、しかし自分に自信が無い加奈は少し待ってくれと言う。
それから鈴鹿のアドバイスで積極的な加奈、圭介は鈴鹿に言われて焦らなくてもいいと言う。
しかし加奈は本当に嫌ならしないと怒り、そんな加奈に圭介は告白。
加奈もそれを聞いてついに好きという思いをちゃんと圭介に伝えてキス、2人は恋人になった。
ある日、加奈と付き合っていく為にも加奈の身体にいる鈴鹿の事を聞いておく事に。
鈴鹿は昔、土蜘蛛との戦いに敗れるも死ぬ前に金の鉞の肉体と魂を分離する力を使用。
そうして鈴鹿は魂だけの存在になり、代々の当主に宿って土蜘蛛を葬って来た。
その姿は悪鬼羅刹、伝承ではそうなっているらしいが信じられない圭介、加奈も信じていない。
そして歴代当主達も伝承しか知らない人に今の鈴鹿の姿を知ってもらいたいと思っていた。
加奈とイチャイチャしていたある日、加奈の意識が眠っている時に鈴鹿から昔の話を聞く。
加奈は昔、灯ぐらいしか友達がいない笑わない子だったが今では恋人まで出来た。
土蜘蛛との戦いも終わり、自分の助けはもういらないからと消えようとする鈴鹿。 圭介は何とか説得して思いとどまらせようとしながら、何故自分に話したのか疑問に思う。
似ているからとか未練だからとか答え消えようとする鈴鹿に圭介は再度説得。
加奈が助かったなら鈴鹿が助かるべきだと、鈴鹿は本当は引き留めて欲しいのだと。
それに目覚めていた加奈も同意、これから楽しむべきだと言う2人に鈴鹿も消えるのは止める。
という事で鈴鹿を楽しませるという事でデートしたりして鈴鹿の事を知っていく圭介。
意外と寂しがり屋な所もある鈴鹿、しかし加奈の事もあるので鈴鹿だけを見れはしない。
そして勘違いしている葵の言葉を聞いて加奈と鈴鹿の2人と付き合う事に決める。
その事を加奈と鈴鹿に言うと、2人もそういうのも悪くないと思っていたと了承。
それから加奈と鈴鹿とイチャイチャするが、ある日熊吉には鈴鹿との付き合いを反対される。
熊吉はいつも被っている熊のぬいぐるみを脱いで、鈴鹿への忠誠を捨て加奈の兄として。
何故そこまでと思った圭介、しかしそこで最近加奈が表に出ていない事に気付く。
そんな時に特に何もしていないのに加奈の意識が沈み、鈴鹿の意識が表に出て来る。
その事を鈴鹿は困惑、その直後に鈴鹿も倒れてしまい急いで鈴鹿を保健室へ。
その後、熊吉に呼ばれて委員会室へと集まる圭介達、そこで現状に関して聞く。
加奈と鈴鹿、1つの身体に2つの魂が存在している事は普通は大きな負担である。
本来なら有事の際にしか出てこないのでそこまでだが、今は圭介と付き合い始めた。
そして圭介に惹かれた鈴鹿は加奈を抑え込んでまで会いたいと願ってしまった。
このままでは加奈は消える、そう言って鈴鹿を認めない熊吉を何とか説得しようとする圭介。
しかし暮葉から保健室で眠っていた鈴鹿が逃走したとの報告が入る。
熊吉は忍者たちに指示して圭介を寮の部屋に閉じ込め、鈴鹿を捕まえに行く。
いざとなれば温羅の力で逃げ出せるが、それは付き合っている加奈の立場を悪くする。
どうしようか悩む圭介の元に小温羅こと、葵がやって来て加奈の手紙を渡してくれる。
保健室で目覚めた時に書いたらしく、それを呼んだ圭介は温羅として部屋を抜け出す。
加奈と鈴鹿は暮葉の用意した部屋にいた、そして加奈は消えかけていた。
それを止めようとする鈴鹿だが、加奈は手紙に鈴鹿と仲良くする様に書いたと言う。 加奈も鈴鹿の気持ちを知っていたから、鈴鹿はそんな加奈を目覚めさせる為に消えようとする。
一方で熊吉と灯は遺跡の地下、金の鉞のある場所へ来て、熊吉は金の鉞を回収した。
熊吉は金の鉞を使い鈴鹿の魂を切り離して消そうとしていた、ただ加奈の兄として。
秘宝の私欲で使おうとする熊吉を止めようとする灯、そこに温羅が現れる。
そこで温羅は加奈と鈴鹿を救う為に金の鉞を盗むと言い、加奈の手紙を灯に渡す。
鈴鹿に自分の身体を渡す、その内容を知った熊吉は何故と絶叫するが分かっていた。
加奈はそういう子だから、それでも熊吉は止まろうとせず、温羅には関係ないと言う。
そこで温羅は仮面を外して素顔、圭介である事を明かし、驚く灯に熊吉。
圭介は加奈と鈴鹿を救いたい、熊吉は加奈を救いたい、対立した2人の戦いが始まる。
元々の技量、それと灯も熊吉を止めようとしていた事もあり熊吉を追い詰める。
ついに決着という場面に乙女から事情を聞いた加奈が現れる。
鈴鹿は自らを気絶させる事で加奈を表に出し、そして自分は深い眠りについて反応しないとか。
加奈の説得に熊吉も金の鉞の使用をやめ、そこにいた4人は今後について考える。
その時、鈴鹿が金の鉞を使用、実は先ほどまで会話していたのは加奈の振りした鈴鹿だった。
自分の力でどうしようも出来ない鈴鹿は金の鉞を使い、自分を切り離す事を選んだ。
そうして圭介達に加奈を託して消えようとする鈴鹿に、圭介は諦めないと言う。
いつか鈴鹿も救える秘宝を見つけてみせると、それなら待っていると言う鈴鹿。
そしてその時にそれまであった事を話してくれと、そうして再会を約束して鈴鹿は消えた。
それから、温羅としての正体はバレたが坂上家の婿になる事と灯と乙女の説得もあり、
無事に終え、悪路も坂上の忍びとして秘宝を守れと背中を押してくれた。
そして月日は流れて結婚披露宴、夫婦になった2人はもう1人の嫁を迎えに行くのだった。
それからそうして2人はついにその為の秘宝を見つけて再会するのだった。 ◎住吉暮葉
情報を探る為に協力しようとするが情報収集だけを頼まれてしまい、情報を探れなさそう。
そして偽温羅捜索の為に委員会は無し、圭介としては御三家との関わりが欲しいところ。
という事で偽温羅に関しての情報を集めるがイマイチ、その途中で落とし物を発見。
よく見れば暮葉が持っていた物なので届ける事に、そこで偽温羅の衣装に着替える暮葉が。
それに気付いた暮葉に気絶させられ拘束される圭介、暮葉こそ偽温羅の正体であった。
圭介は上手く話して暮葉に協力する方向に、暮葉もそれならと昔の話を聞く。
暮葉は土蜘蛛の生き残りで、とある事情から借金をして、父親は何故か失踪。
しかし3年前から手紙が届き、その内容と時期から温羅こそが自分の父ではないかと思う。
そこで偽温羅として活動し、温羅に母の形見の櫛を見せたが無反応の為に父ではないと分かる。
しかし借金を返す為に秘宝を探して売るのが目的らしい暮葉、圭介も協力する事に。
土蜘蛛の復活を望んでいる訳では無いし、借金の理由や暮葉の事も気になるからだ。
その為に暮葉の傍にいる為に暮葉と恋人関係を偽る事になった圭介。
ちなみに皆に言う時は嘘は言ってないが誤解される様な言い方でやり過ごす。
それはそれとして、暮葉が次に狙う秘宝は打ち出の小槌と呼ばれる秘宝であった。
暮葉は秘宝に関する古文書を持っているから知っているが御三家は知らないと踏んでだ。
それから偽恋人を振る舞いながら小槌を探すある日、暮葉の所に土蜘蛛のカードが。
そこには古文書のページが書かれており、そこに小槌の詳しい情報が載っていた。
怪しいと思う圭介だが暮葉は古文書の事を知る父からのメッセージだと思い信じる。
引き留めようとする圭介を縛り1人目当ての場所に向かう暮葉。
圭介もすぐに拘束から脱出、用意していた温羅の服に着替えて、暮葉の向かった場所へ。
向かった場所で偽温羅と坂上家の忍者の頭領が対峙、そこに割り込む温羅。
温羅は偽温羅を説得、頭領も坂上家へと誘ってくれるが偽温羅は断る。
土蜘蛛のカードでヒントをくれたという事は土蜘蛛の再興を望んでいると考えて。
その後、頭領から逃走、暮葉は小槌を狙う事は諦めないが少し意識が変わっていく。 そして今度は在処の場所の近くがデートスポットという事でより恋人らしく振る舞う事に。
デートしている振りをしながら小槌の在処を探す為に、そうして数日過ごす。
そしてついに目当ての場所で、そこで陽炎らしきものが発生し暮葉が体調を崩す。
すぐに陽炎は消え暮葉も回復するも小槌の在処だと推測、後は呼び出すだけだった。
小槌は特定の儀式で現れると古文書にあったが、その儀式と忍者達が問題であった。
ある日、暮葉が学園にて嫌がらせを受けている事を知る、しかし暮葉は他人を頼らない。
だが熱心な圭介についに話す暮葉、嫌がらせの首謀者は太宰相子(相子)。
暮葉と同じ学校の出身で暮葉に嫌がらせをしていたらしいが暮葉の転校で一時は終わる。
しかし最近、別のクラスで気づかなかったが偶然にも再会したで嫌がらせも再開したらしい。
やり返さないのは父の言いつけで素人に力を使わない様に言われていたかららしい。
それでほっておけという暮葉だが圭介はそんな事出来ないと止めさせる事に。
そして葵とも協力して無事に嫌がらせを止めさせる、その後暮葉の母に関して聞く。
暮葉の母は病弱で、土蜘蛛が争いに負けてからの生活に身体が耐えきれずに悪化。
そして暮葉母を救う為に暮葉父は借金、しかし暮葉母は死に暮葉父は失踪したと言う。
それはそれとして、イジメから助けた事もあり暮葉と仲はさらに進展、圭介も好きになる。
なのでアプローチをかけていたある日、暮葉と葵が話しているのを覗き見てしまう。
葵は暮葉と圭介の関係が偽物だと気づいたが圭介の好意は本物だと言う。
最後に圭介のいる方向を見て葵が去った後、暮葉と事故で接触、そのまま襲いそうになる。
しかし何とか暮葉の声で正気に戻った圭介、それから暮葉と口を聞くのを避ける。
でも暮葉の女子として観てくれて嬉しいという言葉もあり関係は修復、告白もする。
だけど暮葉は小槌を追いかけるかどうか、その答えが出るまで待って欲しいと言う。
小槌については何処かに小槌の元の持ち主、大獄丸の子孫の暮葉の血が必要と判明。
そして週末のデートの最後、暮葉は小槌を手に入れる事を選ぶ、圭介と別れてでも。
坂上家の忍者たちの中に土蜘蛛の生き残りが潜入しており、それと協力するらしい。 止めようとする圭介、しかし土蜘蛛は暮葉の正体をバラすと脅しているらしい。
それなら圭介は自分が温羅である事を明かそうとするが、圭介は背後から襲われる。
気が付くと目の前には頭領が、圭介は土蜘蛛の毒にやられて捕まっていたらしい。
それを事態を把握している頭領が助けてくれたとの事、後は暮葉を助けるのみだった。
圭介が温羅である事まで知っていた頭領から温羅の装備を受け取り、暮葉の元へ向かう。
実は頭領の正体は住吉須久那(須久那)、暮葉の父で圭介を監視していたらしい。
娘の恋人の正体を探って知り、途中で葵とも合流して3人で暮葉のいる場所へ。
そこで土蜘蛛は暮葉に小槌を見つけ出させて、それを暮葉に使わせていた。
そして無事に暮葉を救い出し、小槌は壊し、坂上家の忍者と捕えた土蜘蛛は須久那に任せる。
その後、暮葉に温羅である事を明かした圭介、小槌に関して終わったので2人は恋人に。
翌日、坂上家に向かい処罰を受ける暮葉、その内容は坂上家の忍者になる事だった。
そして暮葉は須久那と再会、そこで須久那の事情を聞く事になった圭介と暮葉。
須久那は借金返済の為に裏家業に手を出して坂上家の御用に、そして坂上家の忍者に。
その代わりに過去を捨て去る事が条件だった、しかし須久那は暮葉の事が気がかりだった。
そこで温羅を追う立場なので、暮葉が温羅を追う様に自分が温羅の様に思われる写真を送った。
思惑通りに暮葉は須久那を温羅と思いやって来て、そして温羅もやって来た。
そして加奈の配慮で暮葉と須久那は親子として過ごせる様になった。
圭介も今回の事を悪路に報告、悪路は島に残る事も暮葉との付き合いも認めてくれた。
そんな時、暮葉とのデート中に委員会の皆と会う、その時に暮葉が少し体調を崩す。
加奈と乙女は何やら思い当るモノがあるらしいが確信が無いらしく話してくれない。
そんな時、Hしている時に葵が圭介を想って自慰してる場面に鉢合わせ。
圭介は自分達がしているのを見たからだと思うが、暮葉は葵が圭介を好きなのだと思う。
それから暮葉と葵が気まずい関係に、それに何だか暮葉が危うい感じになってきた
そこで委員会の皆に話を聞きに行くと、加奈は暮葉が壊したはずの小槌を持っていると推測。 小槌は所謂ナノマシンの集合体で、そのナノマシンを使って望みの物を生み出す秘宝。
そしてナノマシンは契約者、現在は暮葉の内に侵入してその人物の望むモノを生み出す。
使わなければ体外に排出される、だが現状がそうでない事を物語っていたのだった。
暮葉が望んで使っているとは思わない圭介、玉彦は半日の猶予を過ぎたら暮葉を捕えると言う。
その間に圭介と葵は暮葉の元へ、残りの皆は小槌を体外へと出す方法を調べる事にする。
圭介が暮葉に小槌の事を聞くが知らない模様、しかし葵が無意識に使っている可能性を告げる。
そしてその可能性であるモノを追及していると急に暮葉の様子がおかしくなる。
そして暮葉は小槌に意識を乗っ取られ、そして不意をつかれて葵が怪我を負う。
一時的に意識が元に戻った暮葉は混乱して逃走、圭介は急いで葵を病院に、葵は無事だった。
その後、葵に見送られて暮葉がいそうな場所へ、そこにいたのは須久那だけだった。
須久那は吉備津宮家から暮葉の殺害を命じられた、それが小槌を封印する方法だからと。
そして圭介に引き返すなら今だと言う、その時は自分が是が非でも暮葉を救うから。
しかし引き下がれない圭介と須久那の戦いは捨て身の攻撃で圭介の勝利となる。
須久那に頼まれた圭介は暮葉を探し、そして全てを終わらす為に自害しようとする暮葉を発見。
それを何とか救った後に圭介、それと後かた友達を助けに来たという委員会の皆、
その皆の説得もあり暮葉は小槌を拒絶し、暮葉の中から小槌は消え去った。
その後、暮葉は小槌を使って暴走した罪で吉備津宮での実質的な禁固刑になった。
本来ならもっと重いがそこは皆が色々やってくれたらしい、そして別れの時。
そこに葵がやって来て暮葉と葵は仲直り、そして再会を約束して暮葉と別れる。
それから、暮葉は1年で帰って来た後に学生をやり直して葵の1年遅れで学園を卒業。
そして暮葉のお腹の中には圭介との新たな命が宿っていたのだった。 ◎西園寺乙女(上記3人クリア後、最初から
偽温羅を追って島にやって来た温羅である圭介とその妹の葵、灯と劇的な出会いをして、
加奈や忍者と楽しく話し、暮葉に変態扱いされ、乙女とも水泳部で笑い合い、
そして始まった偽温羅騒動に正体を隠して操作に協力する事になった圭介と葵。
そんなある時、偽温羅が乙女のペンダントを桃源郷の鍵だと言って盗み出す。
翌日、ペンダントは離れて暮らす乙女の母からいただいた形見の様な者で秘宝ではないと聞く。
そして昨日の偽温羅との騒動で圭介が乙女を助ける為に奮闘した為にお世話したいと言う乙女。
といはいえ温羅の正体がバレたら困るので断るが乙女は積極的にアプローチ。
そして乙女の一緒にいたいと言う想いを聞いて圭介も乙女と一緒にいる事にする。
それからしばらくして、灯が吉備津宮家の資料を閲覧する許可を手に入れたので調べる事に。
しかし桃源郷の鍵については見当たらず、暮葉の意見で鍵に対応する扉に関して調べる。
だがそちらも見当たらない、それはそれとして過去の土蜘蛛と御三家との争いの話になる。
土蜘蛛は隠密活動が主なのに表立って起こした争い、その理由に秘宝が関わっているのではと。
数日後、暮葉の読み通り、土蜘蛛が事を起こしたのは強力な秘宝を手に入れたからと判明。
それからしばらくして、坂上家にいた土蜘蛛のスパイが行動を起こしたと報告が。
それに様子のおかしい玉彦が乙女を寮へと連れ帰り、圭介は何事かと思い追いかける事に。
追いつけなかったが玉彦を発見、追っていると玉彦と悪路が何やら話しているので盗み聞き。
しかしその事を悪路に気付かれてしまう、悪路曰く浦部家と西園寺家は昔から交流があった。
そして悪路は立場上、圭介の敵となる事だけを告げて去って行き、その後圭介は乙女の元へ。
そこで乙女に悪路の事を聞く、西園寺家は温羅とは影ながらの協力体制にあると聞く。
乙女も圭介の正体を知っていた、そして乙女が寮へと戻された理由に関しても聞く。
今回捕まったスパイはある古文書の写しをもっており、そこに桃源郷の鍵に対応する扉、
その情報があり、偽温羅が所持していると思われる古文書には扉の特徴が載っている。 2つがあれば扉の元へは行ける、しかし鍵は無いので西園寺家を狙うかもしれないからだ。
そして圭介は乙女に頼まれて寮から連れ出す、そして委員会の皆を扉のある場所へと呼ぶ。
そこで圭介は乙女に扮した偽温羅にやられ、気が付くと似たような方法で捕まった乙女が。
薬で動けない圭介を人質に偽温羅は乙女に本物の桃源郷の鍵を要求する。
しかし乙女は扉の先に秘宝が無ければ解放するのかと偽温羅に問い、偽温羅は首を縦に振る。
それならと乙女は扉の前まで偽温羅を連れていく、そこにあったのは謎の鏡だった。
乙女の声に反応して鏡の中に近未来的な何処かが写る、しかし偽温羅に扉の防衛機構が発動。
その隙を突いて偽温羅から解毒薬を奪って回復した圭介は乙女を連れて急いで逃走。
その途中でペンダントを求めて偽温羅ともみ合いになり、防衛機構の海水に巻き込まれる。
そこで昔の事を夢見る、気が付くと乙女に助けられた圭介は島に流れ着いていた。
そこは夢で見た場所で、そこには初恋の少女と約束をした場所でもあった。
初恋の少女である乙女は覚えていた、そして圭介は乙女に告白して恋人になる。
帰還後、偽温羅の正体が暮葉と判明、暮葉は坂上家で働く事を理由に許される事になった。
そして玉彦からは桃源郷の扉に関して秘密にする様に言われ、それから乙女とイチャイチャ。
乙女から学園卒業後は母のいる遠くへ行くと言われるが必ず自分もそこへ行くと言う圭介。
乙女も圭介と一緒にいる為に母と玉彦に話そうと決意、そんなある日写真の話になる。
西園寺家は写真等を嫌うらしくアルバムが無いので乙女の為にアルバムを作ろうとする。
そんな時、乙女の顔を忘れる人物が大量に現れだす、秘宝が使われたのではと考える。
委員会の皆でその事を話していると坂上家の研修から暮葉が帰って来た。
しかし暮葉は乙女を覚えておらず、連れて来た頭領も同じく、そして灯に伝言が。
三賢人から実家に戻れという命令に仕方なく帰宅、加奈もそれについて行く事に。
圭介は乙女を探しに行こうとすると、島中に謎の濃い霧が漂っていた。
そんな時に乙女に呼び出される圭介、そこで乙女から今起こっている事態に関して聞く。
偽温羅騒動の時の扉の防衛機構、タマテバコが桃源郷の扉に関する記憶を消していた。 それは桃源郷に関わるもの、桃源郷の王族である乙女の事も含まれていた。
扉の奥にある航宙船リュグドラシル、そこが乙女の故郷であると言う。
気が付くと圭介は寮のベッドで葵に起こされる、そしていつの間にか1年が経った。
しかし圭介は常に物足りなさを感じていた、そんな時に委員会の皆で掃除をする事に。
その途中で謎のアルバムを見つけ、その中に写っていたのは圭介と見知らぬ誰か。
そして圭介は乙女の事を全てを思い出した、そしてそれを見た鈴鹿が全てを語る事に。
『鬼御子』昔島を統べていた王様の温羅と桃源郷の女王の乙姫という男女がいた。
桃源郷は空飛ぶ船でそれが落下して怪我した乙姫を助けたのが温羅だった。
そして2人は恋仲になり、乙姫は温羅の為に秘宝を使って島の人々を助けて行く。
地上には過ぎたる力だった秘宝、なので封印する事を決めた乙姫。
しかし部下の大獄丸が叛旗を翻して乙姫を人質に取り、その戦いで鈴鹿は身体を失う。
そして島にやって来た吉備津宮の祖先達と共に大獄丸を倒して乙姫を救出。
その後、乙姫は秘宝と桃源郷を海の底へと沈め、乙姫と温羅は桃源郷と共にする。
そしてその桃源郷と地上を繋ぐ唯一の道が桃源郷の扉であった。
そこまで話し、鈴鹿は自分を含む御三家が圭介を止める立場にある事を伝える。
それでも圭介は助けに行く事を選ぶ、しかし桃源郷の扉には乙姫の血が必要だった。
だが鈴鹿は圭介と葵がその血を引いているという、悪路は乙姫と温羅の子供であった。
そして乙女は圭介たちにとって大叔母に当たる人物と聞き、驚く葵。
桃源郷は時間の流れが違う為、この様な事態になったのだった。
そして正体を明かした圭介たちは委員会の皆で桃源郷の扉へと向かう。
そこにいたのは玉彦と悪路、圭介は皆と協力して2人を突破して桃源郷の扉の先へ。
その途中で『鬼御子』の隠されていた部分を見る圭介。
大獄丸を倒して後、乙姫と温羅も鬼扱いされて地上から追い出されたという事実。
気が付くと圭介の前に乙姫がいた、どうも既に3日は過ぎたという事を知る、 そして乙姫、航宙船リュグドラシルの館長で宇宙人のオートゥムと話す事に。
乙女を連れ帰るという圭介、そして乙女と再会するが乙女は帰れないと言う。
何故と思う圭介に乙姫が事情を説明、実は航宙船リュグドラシルは落下の際に故障。
もう宇宙に帰る事は出来ず、地上は昔の出来事もある為に行きたくはない。
なので事情を知った圭介を地上に帰さないという乙姫、乙女との交際も認めると。
それでも圭介は乙女と共に地上に帰る事を選び、乙女も圭介と共に行く事に。
しかし地上に繋がる扉を乙姫は封鎖する、しかし乙女は自分の力で切り開くと決意。
圭介と乙女の2人では乙姫の力に敵わない、だが2人の仲間はそれだけじゃなかった。
何故か開いた扉、その向こうから葵と悪路の声が、4人の力で乙姫の力を上回ったのだった。
そしてこちらにやって来た悪路に後を任して圭介達は地上へ戻る。
地上に戻った圭介達の前には葵、そして葵たちを手助けしてくれた玉彦もいた。
そして扉から出た圭介達を待っていたのは委員会の皆だけではなく島中の皆。
地上では1年が過ぎており、その間葵たちは乙女の痕跡を探し続けて、
そうした人達に声を掛け、乙女と仲良くなりたい皆が花見の準備をしていた。
そして圭介と乙女は、ずっと一緒にいる事を誓いあうのだった。
それからの事、灯は島と内地を行き来しながら勉学し、家を継いで母を安心させる為努力。
加奈と鈴鹿は熊吉と一緒に平和になった島で遺跡の保護に努め、学者を目指す。
鈴鹿は無事に父と再会、坂上家で働き、求めていた温かな居場所を手に入れた。
乙姫はそろそろ地上と交流しようと思い、圭介と乙女をその橋渡し役に選んだ。
乙姫は2人に地上と桃源郷を上手く取り持てば駆け落ちを許すという。
それを乙姫の2人の兄の悪路と玉彦が手伝うのであった。
そして、乙女は自分達が経験してきた出来事をいつか絵本にする絵本作家に興味を持っていた。
そうやって桃源郷や秘宝の事を地上に伝えて、乙姫を迎えようとしていた。
圭介は乙女の傍にいて、新しい御伽噺は始まったばかりなのだった、めでたしめでたし。 乙乙乙(中略)乙 よく頑張った
以上で投稿終了かな? 結局何本書いたんだこの人 乙なんて言葉じゃすまない大功績だよ ◎登場人物紹介&短縮版
+本堂 純一郎:スケベだけど記憶力と身体能力は高い
⇒実は昔のエルの事故が原因で改造人間に、キスでリミッター解除する様になる
+桜濱 雪乃:色々あって大統領にされた幼馴染、作中唯一の唯の人間
⇒洗脳装置が敵の手によって世界にバレてピンチ、でも雪乃の心からの説得で何とかなる。
敵を倒して世界を元に戻そうとするがドジって雪乃は大統領のままの世界になる。
+イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ:ルシア大統領の美少女、強い静電気体質
⇒実はガーディアンが世界を安定させる為に改造された人間。
そんな事もありガーディアンを倒す為に、大統領を辞めて暗躍する事に。
+ヱゼキエル:宇宙船で普段の姿は人型端末、通称エル
⇒実は昔、事故った時に純一郎と出会っていたエル、そんな事もあり恋人に。
暴走する姉を止める為に死んだと思いきや、人間の身体を手に入れて戻ってきました。
+三芳 蘭:中華料理店でバイトする年上幼馴染、攻められると弱いタイプ
⇒実は意識生命体の宇宙人で本物の蘭に乗り移った存在、でも好きなんで大丈夫。
その後、頑固な父親を説得する為に頑張って認められ、宇宙警察に入る事になりました。 ◎共通
本堂純一郎(純一郎)が幼馴染の桜濱雪乃(雪乃)に起こされると家の横にホワ○トハウスが。
何事かと思って雪乃に聞くとあれはスノーハウスで、雪乃が大統領であると言う。
しかも純一郎は副大統領だと、疑問に思っていると謎の少女が現れ光線銃で撃たれる。
気が付くと目の前に純一郎を撃った少女、クー・リトルリトル(クー)がいた。
事情を聞くとクーがミスにミスを重ねて新本、純一郎の住んでる国、は合衆国に。
とばっちりで雪乃が大統領にされたとの事、詳しくはプレイングマニュアルで。
(実際に作中では説明してくれず、プレイングマニュアルを見ろと言われる。
ともかく死んでしまったお偉いの再生が済むまでの時間稼ぎをクーに頼まれる。
昔UFOを見た事がある純一郎はSF系を肯定している事もあり信じる事に。
その後、航宙船、ヱゼキエル(エル)の人型端末を雪乃と純一郎の護衛にされる。
という事で地上に戻った純一郎は唯一正しい記憶を持つ人間として頑張る。
一つ年上の幼馴染の三好蘭(蘭)、クラスメイトの森田が近くの立場にされていた
2日目の夜、クーの実験でロケットを装備させられて空へ、そして地上に落下。
気が付くと廃ビルで周囲には少女が一人とそれを取り囲む黒服、当然の如く少女を助ける。
少女曰く黒服はテロリストで、その中の一人がビルを爆破させる。
しかしクーに装備させられた装備のお陰で何とか脱出、その後少女とは別れる。
翌日、スノーハウスに他国、ルシアの大統領、イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
通称イリーナがやって来て、昨日の事で純一郎に惚れたイリーナは婿になれと言う。
それを聞いて雪乃が純一郎はファーストジェントルマンだと発言してマスコミがどよめく。
その後、森田とイリーナのメイドのクオンが今後の為に原稿を作る事になった。
と思いきや純一郎が一人でいるとクオンの麻酔銃で撃たれてイリーナの元へ連れていかれる。
イリーナから婿になれと言われるが、流石に早すぎると説得、イリーナも納得。 その後、イリーナから新本は内閣制だったのにいつの間に大統領制になったのかと聞かれる。
イリーナは元の新本を覚えていた、そこでクーの元へ連れて行き、現状について説明。
そこでクーの技術を見てイリーナも信じる事に、という事で一度雪乃達の元へ戻る。
その後、純一郎を巡るライバルとして仲良くなる雪乃とイリーナだった。
翌日、学校に行く事にした雪乃、学校へは好きに行くタイミングを決められる。
そこに転校生としてイリーナがやって来て、放課後は皆でお出かけ。
その途中、物が純一郎たちの元に飛んできて、サイコキネシスでは無いかと推測。
翌日、襲撃があったのでスノーハウスから出られない純一郎たち。
なので蘭の提案でイリーナのいるフレアハウスの温泉に入る事に、純一郎は覗きに行く。
結果、覗けはするもクオンによって温泉にダイブ、皆から責められる純一郎。
そこに蘭のバイト先の四泰庵の店長のパンダの西園寺がやって来て雪乃を攫おうとする。
エルも外部から何かされて力が出ないらしくピンチ、その時エルが純一郎にキスをする。
何事かと思った純一郎だが急に身体能力が上昇、その力で西園寺を倒す。
そこにクーがやって来て、事情を聞くと西園寺はガーディアンという組織の一員らしい。
所謂、宇宙の環境保護組織みたいな物で、新本がおかしくなったので調査していたらしい。
そして雪乃の事を知り調べて今回の事に至ったと、そして西園寺は今後協力してくれる事に。
◎桜濱 雪乃
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
数日後、純一郎達が食事していると報道部というレミという少女が現れる。
雪乃を報道したいというレミの為に雪乃はスノーハウスの通行許可証を与える。
その後、レミが去った後に一時的に部屋を離れていたエルがその話を聞き、何かを調べる。
帰宅後、クーからレミがおそらくエルの姉であるから気を付けろと言われる。
ある日、福祉のお手伝い途中に雪乃が歌うと聞いた人が暴走、それにクーが興味を持つ。 それはそれとして雪乃とより仲良くなり、純一郎もいつかは気持ちを伝えようと思う。
今は大統領で忙しいから、でも全てに全力な雪乃にはちゃんと伝えるべきと思いなおす。
その前にイリーナとケジメを付ける、イリーナは最後にと純一郎にキスをする。
そして告白、嬉しさの余り返事は出来ない雪乃だがほぼ恋人同士になる。
それから雪乃は大統領として大活躍、ついでに雪乃の歌が洗脳能力を強めると判明。
だがレミが雪乃を良く感じない議員と協力、純一郎とイリーナのキス写真をばらまく。
それによりピンチに、だが雪乃は信じていた、そしてついに純一郎にちゃんと告白。
翌日、純一郎は副大統領を辞任、そして雪乃のファーストジェントルマンになると宣言。
そしてレミとレミに協力していた議員はエルの活躍で悪事を暴かれて確保された。
こうして無事解決、そしてその数日後にイリーナ達が一時帰国する事になった。
ある日、雪乃とのデート前に森田から通信傍受されない携帯を2つ貰う。
そしてデート中に出会った西園寺からガーディアンの地球支部ボスを用心する様言われる。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ガーディアン地球支部のボスのヨーゼフは脱獄したレミからあるモノを受け取っていた。
そしてクリスマスイブ、純一郎は森田から雪乃の支持率の急激な低下の話を聞く。
雪乃の支持率は洗脳装置の力なのでおかしいと感じた純一郎はクーに相談。
そしてレミの脱獄と地球を元に戻す為に作られた新しい洗脳装置を奪われた事を知る。
さらに洗脳装置を使って地球を元に戻したら雪乃との恋人関係まで元に戻ると聞く。
何故なら大統領である雪乃とそういう関係になったからだ、クーも黙っているつもりだった。
しかし純一郎と雪乃の中を見て話すべきと判断したと言う。
それを聞き純一郎は雪乃に全てを話そうとするが、クーとの話を雪乃に聞かれていた。
衝撃を受ける雪乃、さらにヨーゼフが国民を連れてクーのしていた事を暴露。
しかもヨーゼフが正義に見える様に、流石のクーも仲間達には真実を告げる事に。
このままではヨーゼフに地球を支配される、しかし雪乃には立ち上がれなかった。 大統領でなかった事ではなく、純一郎との記憶が消える事が雪乃には耐えられなかった。
だが純一郎の説得もあり立ち上がる雪乃、クーは歌による強化された洗脳を提案。
雪乃はそれを拒否、そして自分の言葉で国民を説得、ガーディアンと戦う事に。
そしてガーディアンとの戦いが始まり、イリーナ達も増援としてやって来る。
雪乃の歌のもう1つの力、潜在能力の解放もあり無事に最深部まで辿りつく。
そこで洗脳装置の母体となったモブを説得、しかし洗脳装置は世界修正に仕えなくなった。
だがそこに宇宙警察のモリダーが緊急事態用の特別な洗脳装置を渡してくれる、。
モリダーの正体は森田、宇宙人の事件に巻き込まれて宇宙警察に入る事になったとか。
これで無事解決、と思いきやそこにヨーゼフが登場、超能力で皆を圧倒。
そして雪乃まで捕まる、だが雪乃と国民達の想いで立ち上がった純一郎の力もあり勝利。
ヨーゼフは逮捕、そして森田の説得により二次元へと傾倒していく。
そして世界を戻す為に洗脳装置を使う時、純一郎のドジにより世界は変わったままになる。
度重なる洗脳装置の使用でこれ以上は廃人になる恐れもある為に洗脳装置をもう1度使えない。
結果、雪乃は大統領のまま、そして宇宙人の存在を知っており、それを受け入れた世界になる。
だけど純一郎はこれで良かった、雪乃のこれからの活躍を見ていけるのだkら。
そして雪乃なら世界中の皆を笑顔に出来る、そう信じているのだった。
◎イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
スケベな純一郎に何故惚れたのかと思いつつ、何だかんだで好きなイリーナ
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
ある日、学校の補修で柔道をする事に、そこでイリーナにスケベしてしまい本気で怒らす。
どうしようかと悩みながらも仕事をする事にし、森田に仕事は無いかと聞く。
イリーナのエスコートを頼まれる、仲直りのチャンスと考える純一郎。
そこでイリーナに謝り倒して何とか仲直り、エスコートでもっと仲良しになる。 ある日、中華国がミサイルを発射で新本を脅してきて、その対策に皆で集まる。
弱気な雪乃だったがイリーナの言葉で徹底抗戦の構えに、ミサイルはエルが迎撃。
しかし更なるミサイルを撃とうとする中華国、そこでイリーナが中華国のトップに連絡、
その途中で雪乃に代わる事で洗脳装置の力で中華のミサイル発射を中止させる。
その後、純一郎はイリーナと話し、イリーナの想いと考えを知る。
大統領である今を不幸と思った事は無い、だが普通の学生が出来る今が続けばいいのに。
そんなイリーナの為に全力で楽しんでもらう事にする純一郎、そして好きになっていく。
イリーナも純一郎の優しさに触れて好きになっていき、そして告白、恋人同士に。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ヨーゼフはイリーナを狙っており、部下のレミと呼ばれる少女に命令を下していた。
そしてレミと同僚の立場でもあるクオンの元にイリーナを帰国させよという命令が下る。
クオンは何とか時間を稼ぎながら、命令の意図を調べる事にする。
さらにクオンは純一郎に色々と問いかけてイリーナに見合う男か確かめる。
そして純一郎が認められると判断し、イリーナとクオンのホットラインの番号を教える。
そんな時、学園にレミが転校してくる、エル曰くレミはエルの姉に当たるらしい。
エルはレミに関する為しばらく離れる為にクオンがイリーナのついでに護衛してくれる事に。
そんなクオンにクーはレミの機能を一時妨害する道具を渡しておく。
それからレミが色々やって来るがクオンが全てどうにかして、ついに直接襲ってくる。
しかしクオンもクーからの道具を使い無事撤退、その時レミがクオンを裏切り者と呼ぶ。
撤退した純一郎達はクーの元へ行き、最終的にレミはエルの力もあり捕縛した。
そこでイリーナはレミの言った裏切者に関してクオンに聞くと説明してくれるクオン。
クオンはガーディアン、しかし話はそこで終わらずに実はイリーナが改造されていると判明。
しかも純一郎と違い、ガーディアンが世界を安定させる為に改造させられた存在だった。
ルシアの大統領になったのもガーディアンの計画の為と聞き、一人になる事にするイリーナ。 クオンと話し合った後、純一郎はイリーナの元へ、そして弱気になったイリーナを支える。
立ち直ったイリーナと共にガーディアンとの決着を付けようと考えるがその前にレミが襲撃。
どうも逃げ出したらしい、そこにクオンとエルがやって来るがその前にイリーナを攫うレミ。
純一郎はクオン達と共にイリーナ奪還に向かう、しかしガーディアンの妨害が立ち塞がる。
しかし後からやって来た雪乃達のお陰で突破、途中のレミはエルに任せる。
そしてイリーナの元へ、そこにいたのはガーディアン地球支部のボスのヨーゼフだった。
ヨーゼフはイリーナを自分の思い通りにする為に改造していたと明かす。
そこに現れたイリーナは洗脳されており、クオンと純一郎に襲い掛かって来る。
クオンもやられるが純一郎の説得で元に戻るイリーナ、そして共にヨーゼフを倒す。
その後、ヨーゼフは宇宙警察に逮捕、レミはクーが責任を持つ事で保護観察処分に。
しかし今回の事で宇宙警察に目を付けられた為に地球をすぐに元に戻す必要が出来た。
そしてイリーナと純一郎は再会を約束して、世界は元に戻った。
それからしばらくして、イリーナが大統領を辞めてクオンが大統領になったとのニュースが。
何事かと思う純一郎の元にクオンがやって来て驚く純一郎。
イリーナ曰く、ガーディアンを一掃する為に表舞台から姿を消す為に今回の事になったとか。
当然、純一郎の傍にいる為でもあるが、そしていつかは世界を統一してみせると。
そして宇宙との接触を図り、地球を離れたエル達との再会を夢見るのだった。
◎ヱゼキエル
その昔、森で傷ついた少女を助けた純一郎は家に連れて帰って一緒に生活をする。
そして元気になった少女と友達になるが別れる事に、夢でその事を見るが朝には忘れていた。
その日、猫を拾ったエルと戯れながら純一郎は自分の身体について考える。
西園寺に襲われた時の純一郎がキスで力を解放された理由、それはリミッターが外れたから。
純一郎には本来凄い能力があるらしいが誰かにリミッターを掛けられていたらしい。 そしてエルのキスでそれが解除、今後もキスでリミッターが外れるとクーから説明される。
数日後、学園で森田には生き別れの妹がいるという話になり、エルにも姉がいると知る。
その後教室に向かうと新しい担任としてヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が着任。
さらに新しい転校生がやって来て、それを見たクーはその転校生が姉であるという。
航宙船ヱレミヤ(レミ)に呼び出されて昼休みに屋上に行くエルと純一郎。
そこで話をしようとするエルだが問答無用で襲ってくるレミに仕方なく応戦。
追い詰められるエルだが雪乃が来た事で中断、レミは雪乃をお姉さまと呼ぶ様に。
帰宅後、クーに事情を聞き、レミがエルのプロトタイプである事を聞く。
実験中に暴走して失踪、その後何があったのか今ではガーディアン所属らしい。
西園寺は協力してくれると言ったので、別の派閥か個人的に動いているのか。
そしてエルとレミは成長する船なので、エルの事を純一郎に任せるクー。
帰宅後、西園寺に続きレミとの戦いでも負け気味で落ち込んでいるエル。
純一郎はリフレッシュさせようと遊びに誘う事にして翌日、2人っきりでお出かけ。
エルは純一郎と歩きながら何故か胸が締め付けられる、そしてお昼は焼きそばにする事に。
という事で四泰庵に行くとレミが居て大食い勝負の後にレミは何処かへと行く。
西園寺曰く、レミはガーディアンに拾われた後に地球支部のボスの部下になったらしい。
そして今は特別なライセンスがあり西園寺の命令を無視出来るらしくレミを頼まれる。
その帰り、エルが地球に落ちた事故以来高所恐怖症になってしまった事を聞く。
そこで純一郎を2度事故に巻き込んだと謝るエルにどういう事かと聞く純一郎。
9年前、未熟だったエルは今回みたいに地上に落下、その時に被害にあったのが純一郎。
エルは何とか純一郎を修復するが地球人のデータが無くてクーと同じ宇宙人のデータを使用。
その結果、純一郎は常人以上のスペックを手に入れ、エルが帰る時に記憶を消された。
その話を聞き、全てを思い出した純一郎はエルを抱き締め、そして感謝するのだった。
帰宅後、クーに高所恐怖症の事を話し、それから純一郎とエルはリハビリをする事に。 という事で学園でリハビリ中、雪乃達がやって来た後にレミまで現れるがエルが頑張る。
帰宅後、エルは純一郎が傍にいると心臓が高鳴り、それが故障かと思いクーの元へ。
一緒に来ていた純一郎はもしかしてと思い、クーもそれは成長の証だと言う。
純一郎はエルが好きになるが、未だ恋愛に関して理解しきれていないエルなので我慢する。
しかし日に日にエルを好きになっていき抑えられなくなっていく純一郎。
そのせいでエルとぎこちなくなり、そこに襲撃してきたレミに人間と機械だからと言われる。
否定しようとするがその前にレミの攻撃、そこからエルを庇おうと純一郎が怪我する。
それでエルは怒り、街を吹き飛ばす程の武器を使用しようとし、レミは逃走。
それでも武器を使おうとするエルだが純一郎の言葉で正気に戻る。
帰宅後、戦いで純一郎が傷ついた事で落ち込むエルを慰める純一郎。
何故そこまでするのかと言うエルに純一郎はついに自分がエルを好きだという事を伝える。
そして純一郎を想っていたエルも純一郎を受け入れて恋人になる2人。
一方でレミは今回の騒ぎで宇宙警察に目を付けられ逃げようとするボスを倒していた。
純一郎とエルがイチャイチャして過ごすある日、ついに地球を元に戻す為の装置が完成。
しかしそれはエルとの別れでもあった、しかしそれを受け入れられない2人。
クーの元に向かうがそれは難しいと言われるが、それでもエルは純一郎と共にいたいと言う。
するとクーは純一郎をマスターにしろと何処かへ行ってしまい、落ち込むエル。
その時、レミが宇宙にあるクーの戦艦を奪い、クーまでレミに捕まってしまう。
そして地球に対して雪乃をくれないと地球を破壊すると言い、急ぎ皆で会議。
地球を破壊するかどうかは不明だがこのままではいけない、なのでレミを止めに行く事に。
その為には宇宙に行く必要があるがエルは高所恐怖症、しかし純一郎は信じていた。
エルの本体に皆で乗り込む、そしてエルは純一郎が傍にいてくれたお陰で空を飛べた。
そのままレミの元へ、途中妨害もあるがスノーハウスの職員含め皆が手伝ってくれた。
そしてついにレミの元へ、レミは地球を破壊するエネルギーを自ら取り込み強化。 しかしそれは身を滅ぼす力、純一郎はエルとキスしてリミッター解除、2人で挑む。
そしてエルはいつかレミにやられた技でレミを撃破し、宇宙船の操作を取り返す。
その後エルとレミ、それとクーは仲直り、しかし宇宙船が暴走して自爆しそうに。
途中で地球を元に戻す為の装置を回収して脱出しようとするがエルが1人残る。
エルは自爆する宇宙船をを遠くに移す為に1人残り、皆はレミの本体で脱出。
それからクリスマスになった、全てが終わり、覚えているのは純一郎とイリーナだけ。
エルの事を想う純一郎の前にエルが現れ、純一郎はエルを抱き締めるのだった。
実はクーとレミがエルの本体を救った後、死んだ首相達を再生させる装置、
それで作っていた人間のエルの身体に意識を移して純一郎の元に送ったのだった。
それから純一郎とエルは幸せに過ごすのであった。
◎三好 蘭
純一郎は蘭に好意を持っているが、以前告白して受け入れられなった過去があった。
ある日、日本組が魔法少女アニメ、フェザームーン、以下FM、の話をしていると衝撃が走る。
銃を持ったメイドさん、それにエルの姉というレミと名乗る少女が襲撃してきたのだった。
エルはレミとの一騎打ちになり、メイドは純一郎を狙っているらしいので囮になって逃走。
しかし追い詰められる純一郎、そこにFMが現れて純一郎を助けてくれる。
帰宅後、クーに相談するとFMは宇宙人で超能力を操る種類だと推測。
純一郎はFMが蘭かと思ったが宇宙人であるなら違うと考える。
さらに純一郎が実は改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
それとレミに関してはエルに任す事になり、3回だけ守ってくれるバリアを貰う。
ちなみにメイドに関しては巨乳だったのでクオンではないと判断した純一郎。
翌日、イリーナも交えて昨夜の事を話すが何故、雪乃達ではなく純一郎が狙われたか不明。
その話し合いの中、寝不足の蘭と疲れ気味のクオンに、まさかと思う純一郎。 その晩もメイドとレミの襲撃、襲撃時にテレビを壊され起こったエルにレミを任せる。
そして純一郎は逃走、そしてバリアも切れて追い詰められるがFMが登場。
しかしFMもメイドに追い詰められる、純一郎は仕方なくFMとキスして身体強化。
そしてその力で無事にメイドを撃退、しかし本格的にメイド対策を考える事に。
翌日、クーから一度だけ触れる事で相手を確実に気絶させるグローブを貰う。
その夜、蘭と一緒にいた純一郎は最近何だかんだ近づいている蘭への好意を自覚。
そして流れでキスしそうになるが三度襲撃が、そしていつも通りの展開になる。
しかし今回のメイドは戦いの途中でパッドだった事を暴かれて暴走状態に。
純一郎は再びFMとキスしようとするが、FMに何故簡単にキス出来るかと聞かれる。
それに対して昔振られた今でも好きな蘭を守る為と答えるとFMもキスを許してくれる。
しかし今度は純一郎が蘭の事を思い出してキス出来なくなり、そのままで立ち向かおうとする。
だがFMからのキスで強化状態に、そして純一郎は蘭に告白する為にメイドへと挑む。
グローブの力で胸を揉んで無事に撃退、FM、というか蘭には怒られてしまう。
FMの正体に気付いたが、明かさないのには理由があると思い、気づいた事は言わない事に。
そして帰還後、蘭に告白しようとするが蘭が過労で倒れてしまう。
クー曰く、超能力は負担になるのでしばらくは使わせない様にと言われる。
しかしそこに再びレミとメイドが襲撃、エルと純一郎が打って出る事にする。
そして純一郎とメイドの対決に、だがそこに寝ている筈のFMがやって来る。
純一郎はFM、蘭に正体が気づいた事を告げてキスさせて欲しいと言う。
好きな人にしか頼めないと、そして蘭とキスしてメイドを撃破、その正体はクオンだった。
そしてそこにやって来た雪乃やイリーナに蘭が事情を説明する事になった。
蘭とクオンは宇宙人で西園寺と同じガーディアンに所属しており、目的は純一郎の監視。
しかしクーがやって来て事態が変化、地球支部のボスから純一郎の抹殺の指示が出る。
そんな事を出来ない蘭は同じ使命で純一郎の抹殺に動いたメイド、クオンと戦う事になった。 クオンとしては戦いを長引かせて、別の刺客が現れない様にするのが目的だった。
そしてクオンはイリーナの命令もあり、良い機会だからとガーディアンを止める事に。
帰宅後、純一郎は蘭に告白、蘭も純一郎が好きだと言ってくれて以前断った理由を聞く。
蘭は意識だけの宇宙人で、本来の蘭が事故で死にかけだった所を乗り移ったのだった。
そして元の蘭が純一郎を好きだった記憶も残っており、それが徐々に今の蘭と混じり、
今の想いが自分の物なのか、それとも昔の蘭の物なのかわからずに不安だったからと。
でも今は確信を持って好きと言える蘭、それなら純一郎は関係ないと答える。
今の蘭も昔の蘭も好きだから、そうして2人は恋人同士になるのだった。
それから数週間後、イリーナは自分の周囲にガーディアンが潜んでないか調べる為帰国。
純一郎とイチャラブな蘭はガーディアンを辞める事に、その事を父に話すと言う。
そして付き合いの報告もする為に付いてきて欲しいと言われて約束の日に。
実は西園寺が蘭の父だった、西園寺は純一郎と蘭との付き合いを認めてくれない。
怒った蘭は家を出ると宣言、ついでにガーディアンを辞める事も伝える。
蘭は純一郎の家に転がり込み、純一郎は話し合って欲しいが冷却期間が必要と考える。
それからイチャイチャ過ごした後、西園寺の事を話しに出す純一郎。
蘭も人と違い意識生命体なので精神的繋がりの大きい西園寺とは仲直りしたいと思っている。
一方で西園寺は落ち込むレミと会っていた、レミは失敗続きでボスに叱られていた。
クーに捨てられたと思ってから愛に飢えているレミ、西園寺は決着をつける事にする。
そして蘭の元に西園寺から電話、エルと純一郎を連れて来て欲しいとの事。
約束の場所に向かうとレミもいて、エルとレミは話し合って少し仲直り。 西園寺は蘭と恋人になりたいなら自分を倒してみろと言い、西園寺との戦いが始まる。
蘭とキスし強化状態になるが実践経験の違いから追い詰められる純一郎だが最後は勝利。
そこにガーディアンの地球支部のボスが現れて西園寺に何かを打ち込む。
すると西園寺は巨大化して暴走、そこに雪乃にイリーナとクオンまでやって来る。
さらに謎の宇宙警察であるというモリダーから現状について説明される。
西園寺に刺さった注射器を抜けば元に戻る、そしてその場にいた皆と協力して成し遂げる。
そして元に戻った西園寺は蘭がガーディアンを抜ける事と、純一郎との交際を認めるのだった。
1か月後、大統領関係は元に戻り、純一郎はモリダーにスカウトされて宇宙警察に。
そしてそれを蘭とエルも手伝う事になり、今日も地球の平和を守るのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
+諌見 隼人:王国民の一人で家事とか完璧な青年。
+晴華 瑠波:王国の63代当主、王国的にはルファ・ファルケンスレーベン
⇒隼人と付き合う事になり、隼人を王国に縛らない為に王国を辞めようとする。
しかし形なくとも皆の心に王国がある事を知ったので王国を続ける事に。
+国友 澪里:地元の名家の娘、天才肌だが人付き合いが苦手で友達が殆どいない
⇒自分を変えたいという澪里に付き合っている内に互いに好きになって恋人に。
父との確執、モデルの仕事の悩みなどあったが共に解決していき未来へ歩んでいく。
+実蒔 希:学園の理事長の孫、おっとりした性格で昆虫が好き
⇒希大好きな付き人に妨害されつつも恋人に、これからの事を考える事に。
隼人は家庭菜園の延長から農業を、希は隼人を支える事にして、2人は結婚するのだった。
+樫村 操:幼馴染でパン屋の娘、意外にも決めたら梃でも動かないタイプ
⇒操と付き合う事になるがその事が原因で瑠波が距離を置こうとする。
しかし無事に解決、そして操も王国の国民になるのだった。 ◎共通
猫宮市にある小さな王国、ファルケンスレーベン王国の女王の晴華瑠波(瑠波)。
没落して国民は3人、残る2人の諌見隼人(隼人)と隼人の母の芳乃。
隼人は友人でパン屋の娘の樫村操(操)と瑠波と共に学園へと向かう。
放課後はクラスメイトの国友澪里(澪里)と共に学生会へと向かう。
そこで学生会長の風峰涼香(涼香)のせいで学園に居座る猫を探す事になった。
その途中で見知らぬお嬢様と会うが、すぐにお嬢様とは別れる事になる。
夜、涼香から猫を一時的に預かる様に言われ、断ろうとするが瑠波が許可を出す。
翌日、学園の前に理事長の実蒔小太郎(小太郎)の車が止まっているのを見かける。
そして猫は涼香が飼い主になってくれるのを探しているが上手くいかない。
澪里が可愛がっているので推薦するが、何故か澪里は了承してくれない。
そして猫を探している時に会ったお嬢様、実蒔希(希)が転校してくる。
翌日、王国の維持費の為に芳乃が招いたモデルが瑠波に会いたいと言う。
隼人が断ると、辻賀崎弘実(弘実)が来たと伝えて欲しいと言われたので伝える事に。
すると瑠波が弘実の元に向かう、弘実は王国の旧友で名誉国民らしい。
半年ほどいたらしいが昔の弘実は人見知りが激しかったらしく隼人は知らなかった。
そして翌日、澪里から弘実がモデルの先輩で数少ない友人である事を聞く。
瑠波と澪里の共通の友人が現れたので隼人は瑠波と澪里を友人関係にしようと考える。
今までも色々と友人の少ない2人をくっつけようとしていたが上手くいかないでいた。
が、その前に委員長として弘実を頼まれた澪里を手伝う事にする。
その過程で実家を含む慣習などに縛られた物を嫌う澪里との関係が少し良くなる隼人。
そして無事に澪里と弘実の関係も良い感じになり、お次の問題は預かっている猫。
瑠波は猫アレルギーで早い所誰かに貰って欲しいが、中々見つからない。 だが瑠波の頑張りを見て、澪里が両親を説得して引き取る事になった。
そして澪里が希に街案内を頼まれたので付き合う事にした隼人。
その後、瑠波が弘実を連れて巡幸するというのを聞き、良い機会だと考える隼人。
翌日、5人で猫宮市を巡り、そして瑠波と澪里も無事に友人関係になる。
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
聞いてみるときまぐれと答える瑠波だが、弘実が一人暮らしだった事に影響された模様。
それ以外にも理由はありそうだが瑠波は教えてくれなかった。
◎晴華瑠波
何だかんだで瑠波の頑張りは続き、いつか自分がいらなくなるのではと思う隼人。
隼人を手伝う瑠波の姿を見て芳乃は夫婦みたいだと言うが、瑠波はそんな事ありえないと言う。
そして夏休みには弘実と出かける事が多くなり、一人残る隼人に瑠波は彼女でも作ればと。
それを聞いて自分がどうなろうが瑠波には関係ないのだと思い落ち込む隼人。
ある日、操と出かけた瑠波が帰ってこない、操に電話し瑠波とは既に別れたと理解。
急いで瑠波を探しに行き無事に発見、しかし瑠波は来てしまったのかと言う。
何故公衆電話でも何でもこちらに連絡しないのかと聞くと隼人が来るからと言う瑠波。
いつか隼人だっていなくなるのだから、自分は一人で頑張らねばならないのだ。
最初は何も返せなかった、でも瑠波と帰りながら隼人はずっと傍にいると答える。
それから瑠波は隼人を避ける、芳乃に話すと、隼人の態度が瑠波には重荷だと言われる。
そして友人達との海水浴、そこで1人になった所でナンパされた瑠波を助ける隼人。
そこで瑠波から自分は隼人にとっての何かと聞かれ、隼人は瑠波が好きだと自覚。
そして告白、実は瑠波も隼人を好きだったので受け入れて無事に恋人になる。
それからイチャイチャするが、進路希望の話なり隼人は特に何もないと答える。、
冗談めかして王国の執事と言うと、瑠波は隼人にこれ以上王国に関わってほしくないと言う。 隼人が瑠波の為に王国の民になってから、瑠波はずっと隼人が王国を去る事を考えていた。
瑠波は公的に存在しない王国など信じていなかった、でも母を失い道筋を失った。
そこで隼人が瑠波の為に王国の為に色々となってくれて、王国を演じる事を選んだ。
これまでは良かった、しかし隼人が進路希望に何も書く事がないと聞いて恐ろしくなった。
王国を演じる自分に隼人の一生を付き合わせるのではと、それは自分の無能が原因ではと。
だから頑張って来た、そして隼人に自分の為に王国に留まって欲しくないと言う。
何故なら隼人は瑠波にとって神聖にして侵すべからざる存在であるから。
隼人が王国の為に色々な者になってくれると答えた時、何よりも輝いており好きになった。
それからずっと好きな隼人を王国に縛り付けたくないと思っていたから。
そして隼人と共にいる為に王国を演じる事を辞めるという瑠波。
その為に王国の法的な根拠である書類を見つけ、そこに記入して大使館へと提出。
しかし数日経って反応無し、芳乃は書類に歴史的証拠以上の価値は無いと言う。
インディアンがニューヨークの土地を白人に売っていないと証明されても変わらない様に。
そして瑠波に簡単に王国を辞められるかしらと芳乃は言うのだった。
王国を辞める事を弘実に電話で話した瑠波は反対されて喧嘩になる。
隼人が一人で弘実に会い、そして弘実が王国と関わる事になった話を聞く。
子供に関心無い両親、虐めとそれを止めない担任、そこから瑠波は救い出してくれた。
弘実にとって良い物の象徴である事を知るが、弘実は瑠波の気持ちも分かるので反対しないと。
帰宅後、電話で弘実が王国を辞める事を反対しないと聞いた瑠波。
しかし反対していると感じる瑠波、隼人は王国は実態ないが何かはあったのだと答える。
弘実の様に皆が王国に何を見ているか知るべきだと考える瑠波と隼人。
猫庭の住民に王国、というか先代である母の真理亜の話を聞きながら野良猫倶楽部を知る。
夜、芳乃に野良猫倶楽部に関して聞くと、芳乃も一員である事を知る。
話さなかったのは王国好きな存在がいる事を瑠波に話してしがらみを持たせない為。 それでも瑠波は王国を辞める事に、その前に野良猫倶楽部を王国に招待する事に。
その為に飾り付けようと考えた隼人と瑠波は以前涼香が贈ってくれた鉄の花を思い出す。
猫の一件でのお礼に贈って貰ったそれを飾ろうと思い、製作所に電話。
そこが涼香の実家で、そこが潰れそうで、涼香も学園を辞める事を知る。
その事を涼香に聞くが既に諦めている模様、しかし瑠波は奥底では助けたいと思っていた。
隼人の後押しで頑張ろうとするが何も出来ず、涼香からも助けなくていいと言われる。
出来たのはせいぜい注文の量を増やす事ぐらいであった、そして野良猫倶楽部を招待する日に。
そこで隼人は注文した、鉄の花と同じ技術で作られた王国の象徴を良いタイミングで出す。
鷹と猫のオブジェ、それは会場に来ていた野良猫倶楽部の皆の興味を引いた。
隼人としては少しぐらい力になればと思っていたが思った以上の成果となった。
これで涼香の実家の工場は何とかなりそうだった、そして瑠波は理解するのであった。
何とかなったのは作品が良かったから、でも人が王国に集まらねばこの結果は無かった。
ありもしない王国が涼香の実家を救う事になったのだ、そして瑠波は皆に宣言する。
王国は皆の心の中にあり、それは独りでは出来ぬ事を可能にする、王国はここにあるのだと。
それから月日が経ち、ついに本当に瑠波が王位を継ぐ前日となった。
これからも困難は尽きないだろう、だけど皆となら、王国は始まったのだ。
◎国友澪里
テスト勉強したりしながら何だかんだ澪里との関係が深まっていく隼人。
澪里が瑠波と弘実の仲に関して何か思ってたり、モデルの仲間と上手くいってない事も知る。
そしてある日、澪里から今までの自分から変わりたいから協力してくれと言われる隼人。
その内容は恋、夏休みの間だけの恋人の振りをする事で変わろうと言うのだ。
余りにも不器用で正直な澪里に隼人は許可、そうして夏休みの間だけ恋人となる事に。
と言っても2人の時に名前で呼び合い、後はメールと電話をするくらいの付き合い。 それだけでも隼人は澪里が誰かに心の裡を明かしたがっているのではと思う。
そして澪里の事を知りながら少しずつ好きになっていく隼人はデートに誘う。
そしてその帰り、澪里の父で澪里が良く思っていない健一と会うが普通の人だった。
再びデートの日、瑠波から国友家である澪里との恋愛は順風満帆ではいかないと言われる。
デート中、澪里からどうすれば恋人に見えるか聞かれるが判らない隼人。
すると澪里はキスをしようと言い隼人にキス、そしてその日は澪里と別れる。
帰宅後、まさかの事態に混乱した隼人、流石にどうすればいいか分からなかった。
それから3日後、連絡をしてなかった澪里が急に家を訪ねて来て大人にしろと言う。
何やら混乱している澪里、説得しようとするがそれならどうしたらしてくれるからと聞かれる。
澪里が本気で好きなら、そう答えると澪里は好きでもない相手とはキスしないと言う。
澪里も色々と付き合ってくれる隼人を好きになっていたがそれを伝える事が出来ず、
キスすれば恋人だと思って貰えると思ってしたが、その結果が連絡が途絶えてしまった。
そしてどうすればいいか悩み、色々と失敗が続き、今回の事に至ったのだと言う。
澪里の気持ちを知った隼人は澪里に正式に告白、そして2人は恋人になる。
それから数日後、澪里が家に帰ってないという電話を操から受け取る。
そして集めた情報と澪里との電話で居場所を推測、澪里は夏休みの学園の中にいた。
何があったのかと聞くと、バイト先のモデルが父の影響下であった事を知ったのだと言う。
確かに仕事に対して甘かっただろうし、凄く熱心かといわれればそうでも無かった。
だが仕事に対してきちんと向き合っているつもりだったが、全ては父の掌の上。
澪里にとって不都合の無い様に操作されていた、それを立ち聞きしてしまった。。
そんな澪里を隼人は家に誘い、同じ屋根の下である瑠波も許可してくれる。
澪里を回収したのが夜遅かった事もあったので、これからの事はその翌朝に話す事に。
国友と王国の中は今でこそマシだが以前はかなり険悪、というか一方的に嫌われていた。
現当主はそこまでではないが何かあるかもしれないから気を付けろと芳乃に言われる隼人達。 とりあえず公然の噂として澪里が王国にいる事を広めて時間を稼ぐ事はした。
後はこれからどうするか、とりあえず真実を確認する為に隼人が国友家に向かう事に。
とりあえず健一の親バカと、仕事は事務所の方が勝手にしていた事が判明した。
もしかしたら健一は事務所が勝手にすると分かっていたかもしれないがそれは置いておく。
ともかく澪里が最初から健一と向き合わなかった事が原因と相談相手の瑠波が答える。
その事を澪里に聞きに行くと、澪里自身が健一と話そうと思っている事を知る。
澪里から尋ねるつもりがその前に健一が王国を来て、澪里は健一と話す事に。
だが話し合いは健一が主導権を握った形で終わり、澪里は家に帰る事になった。
そしてその夜に電話で澪里はモデルを辞めて、将来は国友家を継ぐかもと聞く。。
同席していた隼人と瑠波は健一がその様にしたのではと思うが芳乃は否定。
健一は家を継いでくれれば良かったがそうじゃなくても良かった、食わせ者であると判断。
それを聞いて隼人は澪里に電話、会話しながらモデルを辞めるのを先延ばしにしていると思う。
そこで一計企てる、だがそれは瑠波との関係が変わってしまう事だった。
内容を聞いた瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
そして隼人は澪里の元へ、そして隼人は何も言わずに澪里を連れ出して遠くへ向かう。
事情を聞いて来る澪里に猫宮から離れる事を告げる、そして何処かに行こうと。
澪里もこのままでは以前より縛られてしまうと、好きだから連れて来たと説明。
隼人を説得しようとすつ澪里だが隼人はのらりくらりと躱していく。
そしてついに澪里の思いを引き出していき、モデルへの想いも引きずり出す。
本当は色々と悩んでいて、都合の良い健一の言葉に乗っかって逃げ出した事を。
想いを叫びながら澪里は逃げていたこれからからちゃんと向き合う事を決める。
そして隼人が自分の為に今回の事をやってくれたのだと気づき感謝する。
だが隼人も将来を考えてなかったと、これからは一緒に考えようと澪里と約束する。
それから、澪里はとりあえずモデルを続ける事になり、モデル仲間とも仲良くなった。 そして隼人と澪里は共に未来に向かって歩んでいくのだった。
◎実蒔希
夏休み前、試験の時期になり希の提案で勉強会をする事に、場所は希の家となる。
そこで希の家庭教師で小太郎の秘書、堀内響子(響子)がマゾでレズな人物であると聞く。
ちゃんと勉強するのも目的だが、響子が気になるので全員で参加する事に。
そして当日、実際響子が希に対してのみだがレズでマゾな一面を持っていると知る。
その後、希の部屋で勉強する予定だったが、希のペットの蜘蛛に怯える女性陣。
という事で勉強は別の部屋で、その後で虫好きな希は皆に虫の名前を使ったあだ名を考える。
しかし普通に呼んで欲しいので皆は遠慮するが隼人は希の為に受け入れる事に。
そしてテスト後にも希の家に皆で集まってお弁当を披露しあったりして楽しむ。
希の家、というか屋敷は猫宮市ではないので皆で楽しめる機会を喜んでいた。
そして夏休み、希に誘われて瑠波と操と一緒に屋敷に行ってまた勉強会。
その途中で昆虫が好きな希だが蜘蛛だけは特別だと思って、その事を聞いてみる。
希は考えもしなかったと答え、自分の事に気付かせてくれたとまた来てと隼人に言う。
という事で1人で屋敷に誘われる隼人、それを知った希大好きな響子は妨害を企てる。
しかしちょっと抜けている所もあるのでそちらは問題無し、そして希と小太郎と仲良くなる。
翌日、Kという人物から手紙で呼び出される隼人、そこにいたのは小太郎と響子だった。
響子はちょっとした誤解があり隼人と希が男女の仲になったと誤解していたが無事に説得。
その後小太郎と2人きりに、そこで希に将来の事を聞いて欲しいと言われる。
後継者とかではなく1人の祖父として希を気にしているらしい小太郎。
だが隼人は聞いた事を黙って希に教えると悪いと答えると、聞くだけで良いと。
そして隼人が頼まれた理由は希が隼人を特別に思っているからだと小太郎に言われる。
色々と悩んだ結果、隼人は希に会って小太郎との会話を教える、そうした方が良いと思って。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています