>ある日、鳥嶋さんから「鳥山さんが、君の作った『ポートピア連続殺人事件』にはまっていて、ゲーム制作に参加したがっている」という話を聞いたんです。
後から聞くと、鳥山さんはそんなこと何も言っていなかった(笑)。編集者として、鳥山さんに刺激を与えようとしたのかもしれません。
“黒川塾 十弐”開催 『ドラゴンクエスト』の堀井雄二氏が語る“人を驚かせる発想” チー○やス○マのお話も!? - ファミ通.com (famitsu.com)
>鳥山氏は、『ポートピア連続殺人事件』にハマっていたのは事実だが、ゲームを作りたいとは考えていなかったのだそうだ。これについて堀井氏は、
「でも、あれは恐らく、鳥嶋さんが、作家に新しい刺激を与えようと考えたんでしょうね」と説明。
堀井雄二氏がゲームデザイナーとなったきっかけや,「ドラゴンクエスト」のゲーム作りを語る。「黒川塾(十弐)」聴講レポート (4gamer.net)
>鳥嶋氏から「鳥山さんが『ポートピア連続殺人事件』を気に入って,ゲームを作りたがっている」と聞かされた堀井氏は,鳥山氏の起用を決める。しかし,その後,
鳥山氏自身に確認したところ,「『ポートピア』はプレイしたが,ゲームを作りたいとは言っていない」との返答があったそうだ。堀井氏は「鳥嶋さんは,鳥山さんに刺激
を与えるために新しい分野の仕事をさせたかったのだろう」と分析していた。
書籍『ドラゴンクエストモンスターズ』(1996年
>[堀井]10年ぐらい前、『DQ』を作り始めるときに、キャラの絵を誰に頼もうかという話を、当時鳥山さんの担当だった鳥嶋さんに相談したんです。そしたら、鳥山
さんが『ポートピア連続殺人事件』をプレイして、興味を持って、ゲームの仕事をやりたがってると聞いて。
>[鳥山]それは、鳥嶋さんの騙しだったんですよ! ある日突然鳥嶋さんが、堀井さんが描いたラフを持ってきて「描け!」と。(笑)当時はゲームってものを知らな
くて、一体どこに絵を使うのか、どんな風に描けばいいのかチンプンカンプン。とにかく堀井さんのラフを絵にすればいいんだ、って感じで描いていました。