『どうだ!俺の勝ちだ勝ちだ勝ちだ勝ちだ勝ちだ・・・・』

勝利を確信したその瞬間だった・・・

モヒカンの頭の中は真っ白になり、堪えきれなくなった欲望、屈折したかりんへの思い、悪のプライド・・・
様々なものが決壊したように一気に溢れ出した。

「うぉぉぉぉぉ・・・・・」
「ヒギィぃぃぃ・・・・・」

組み敷かれたかりんから苦悶の悲鳴が轟き、その上に乗るモヒカンは野獣のような声を上げ、
男女二人の雄叫びと悲鳴が結末を知らせた。

モヒカンは天を仰ぎながら歯を食いしばり、かりんの股間に力の限り自らの股間を押しつけていた。
かりんはあまりの激痛に目の焦点が一瞬合わなくなるほどだった。

「ゔぐぅぅぅぅぅ・・・・」
かりんは口からは低い呻き声を発しその口はわずかに痙攣していた。

外野の男たちもモヒカンが本懐を遂げたクライマックスの瞬間は動きを止めその行方を見守った。


男女の激しい交わりが終わったことを示すかのような一瞬の静寂が訪れた。

足を広げられ拘束されたヒロイン。その上に乗る悪の野獣。その二人の股間はガッチリと結びついている。
そしてそれを見守る外野のゲスな悪の集団。

すべての時間が止まったかのような状態であった。

しかし、この時が止まった状態の中で唯一時間が動いていた場所があった。
外からは見えない禁断の場所。そこは最悪の時間を向かえていた。

時が止まったその瞬間、がっちり結びついた二人の股間。
その内部では、今まさにモヒカンの肉塊から溢れ出した欲望の濁流がかりんの膣内へと注ぎ込まれていた。
かりんの聖域に初めて侵入をした悪の肉塊は、恥辱の限りをつくした挙句、かりんの聖域に悪の種を撒き散らしたのだ。

溢れ出た濁液がかりんの膣内へ注ぎ込んだことを確信したモヒカンは、カッと目を見開き歯を食いしばると腰を引いた。

「うぉぉぅッ!!!・・・・うぉぉぅッ!!!・・・・」
モヒカンは雄叫びを上げながら腰を二度三度とかりんの股間へ激しくぶつけ、自らの体内に残る全ての種を絞り出すようにした。

禁断の膣内ではピュ・・ピュ・・と一滴も残すことなく悪の種を受け入れさせられた。

竜二の暴走を止めるべく乗り込んだかりんにとっては残酷で最悪の結末を向かえることになってしまった。