【エア・ギア】大暮維人総合【天上天下】Part3
0001名無しさん@ピンキー2009/05/22(金) 00:25:07ID:J2hgc+o6
※大暮作品の二次創作であれば、天上天下やエア・ギアに限らず何でも受け付けます。
※801はご遠慮願います(女体化はアリですが、その旨名前欄か作品の冒頭に明記願います)

氏の代表作
・『天上天下』ウルトラジャンプで好評連載中
・『エア・ギア』週刊少年マガジンで好評連載中
・『魔人(DEVIL)』マガジンスペシャル連載作品。完結済み。単行本全二巻。

前スレ
エア・ギア】大暮維人総合【天上天下】Part2
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177816642/l50

まとめサイト
ttp://eagiak2.web.fc2.com/
0002前スレ9742009/05/22(金) 00:32:09ID:J2hgc+o6
僭越ながら調律ネタ投下させて頂きます。
亜紀人女体化につき苦手な方はスルーお願いします。
0003咢×♀亜紀人調律(その1)2009/05/22(金) 00:37:34ID:J2hgc+o6
練習も遊びの誘いも全て断り、咢は都内のホテルに居た。
今日は週に一度の調律の日。
中学生が出入りできるような場所ではないが、そこは○風時代の経歴がものを言う。
大きなダブルベッドに寝転がって調律者の到着を待つ。

「おせーよファック」
「遅くなっちゃったね…」
スイートルームにやって来たのは、咢と同じく学校帰りそのままの制服姿の亜紀人だった。
掃除が長引いちゃって、と言い訳をしながら手早くセーラー服のタイを解く。
「シャワーしてきてもいい…?汗かいちゃったの」
「いいけどさっさとしろよ」
「ウン、ごめんね」
咢の目の前で何の衒いもなくスカートのホックを外す。
絨毯の上にぱさりと落ちたプリーツスカートが花のように広がる。
ベッドの上の咢が、すらりと伸びた真っ白な足をちらりと見やる。
セーラー服の脇のファスナーを上げ、衿のスナップを外し、うんしょ、と声を出して脱ぐ。
中に着ていた淡いピンクのキャミソールも脱ぎ、可愛い赤のチェック柄のブラジャーと、
お揃いのショーツ、それに紺のハイソックスだけの姿になる。

「生意気にそんなもん着けてんなよ、貧乳のクセしやがって。資源の無駄だ」
「酷い!だって、生理前とか、おっぱいが張って痛いんだモン…」
「もう月末だろ?終わったとこじゃないのか」
「そうだけど、もうみんな使ってるし〜」
「別にどうでもいいけどな、外側は」
ホック無しのかぶるタイプのブラジャーをTシャツを脱ぐように外すと、
咢の言う“貧乳”がそれでも微かに揺れた。ショーツに手をかけてゆっくりずり下ろすと、
下腹部を覆うごく薄い茂みが顔を見せる。最後に靴下を脱いで、脱いだ服を畳んで鞄の上に置き、
亜紀人はシャワールームに向かった。
0004咢×♀亜紀人調律(その2)2009/05/22(金) 00:40:18ID:J2hgc+o6
亜紀人は調律の際に専用のスーツ『SC』は着用しない。
道具屋のメンバーではないので支給されていないのもあるが、
王の身体の膨大な量の音のデータを読み取る調律は、生肌に近ければ近い程、触れ合う場所が体の奥に近ければ近い程精度が上がるのだ。

シャワー室から聞こえる亜紀人の呑気な鼻歌を聞きながら、咢は眠りかけていた。
調律全般を取り仕切るチーム:トゥ−ル・トゥ−ル・トゥからは、正式な調律者を派遣すると何度も申し出があったのだが、
咢は丁重にとは言い難い不躾な対応で断り続けてきた。
亜紀人とは一心同体とも言える関係だ、今更他人にこの身体を任せる気には到底なれない。

「おまたせ咢、じゃなかった牙の王」
「チンタラしてんじゃね−よ、さっさと始めろ」
「せっかちなんだから…」
シャワー室から戻った亜紀人はバスローブも着用せず一糸纏わぬ姿のままだった。
ベッドの中央で仰向けになった咢に跨がるようにして膝立ちになり、学生服のシャツのボタンを外す。
開いた胸元に手を差し込み、自分と同じくらいきめの細かい肌を撫でる。
「咢ってばいつまでもツルツルのままだね」
「バカにしてんのか?」
「まさか、気持ち良いよ…」

調律技術がありながら亜紀人がトゥ−ル・トゥ−ル・トゥに属しないのにも同じく理由があった、
正式な調律者になればどの王に付く事になるかわからない、汚くて男臭い他の人間の肌に触れるなど考える事もできない。
0005咢×♀亜紀人調律(その3)2009/05/22(金) 00:42:24ID:J2hgc+o6
「ベルト外すから、お尻上げて…」
言われるままに腰を浮かせた咢のズボンを下ろして、亜紀人は黒いボクサーブリーフに包まれた微かな膨らみを緩く撫でると、挨拶するように軽く口付ける。
咢はされるがままになりながら、シャワーで桃色に火照った亜紀人の体を凝視した。
一見傷一つ無い玉の肌のように見えるそれには、幼い頃からの虐待の痕がうっすらと残されていたが、
咢にはそれすらも愛おしかった。
自分の身体をぎこちなくまさぐりながら『音』を聴き取ろうとする亜紀人の胸に手を伸ばし、薄赤色の木の実のような乳首に触れてやる。
「あ…」
指先で擦るように撫でてやると、柔らかかったそこは次第に固くしこってくる。亜紀人は、
無意識に咢の手に自分の乳房を擦り付けるように体を揺らめかせた。
「毎週触ってるのに、一向に大きくならねえなここは…」
「だって、ちゃんと揉んでくれない時もあるじゃない…」
「じゃあ、今日はやってやるよ?」
右の乳房を手のひらで包み込んで揉みしだきながら、そのまま背中に手を回して亜紀人の体を自分に引き寄せると、まだ柔らかい左の乳首に軽く首を伸ばして舌を這わせる。
性感帯に直に触れる手と舌の感触が、亜紀人にダイレクトに『音』と快感を伝える。
「聞こえるか?」
「うん…あッ…」
小さな胸でも、こうして顔の上から垂らすように差し出されると多少はボリュームを感じることができる。
咢は大きく口を開けて乳房に軽く噛み付くようにして、飴玉を舐めるように舌で乳首を転がし、強く吸い上げる。
その間も、片方の胸に手は添えたまま、親指の腹でくにくにと押しつぶすように弄り続ける。
左右の乳首に同時に歯と爪を立ててやると、亜紀人が体を仰け反らせた。
「あっ…咢っ…」
早くも目を潤ませ始めた亜紀人の頬に手を当て、咢が唾液でイヤらしく濡れた口の端を釣り上げる。
「別に、貧乳だって…いいじゃねえか」
「ほんと…?嬉しい…」
0010咢×♀亜紀人調律(その4)2009/05/26(火) 01:56:07ID:RylI1q1w
「あ…やんっ…」
仰向けに寝たまま、片手で亜紀人の柔らかな太股を掴み、広げた足の間を覗き込むような状態で、
咢は楽しそうに汗でじんわり湿った外性器周辺を軽く指先で突いて回っていた。
数え切れない程重ねた調律で、亜紀人の体の隅々まで知り尽くしている牙の王だったが、感じ易い場所は体調や時期によって異なる。それは宝探しのようで愉快な作業だった。
「何がヤなんだよ、ちゃんといいトコで言えよ」
「だって、変な声出しちゃうもん…」
「俺の『音』聞きたくないのかよ」
「そんな事…あ、あンっ…」
咢の指が、真珠玉のような突起を包む薄皮の真ん中あたりに触れた所で、亜紀人はビクンと体を震わせた。
「ココか?」
「うん…ソコが、いいみたい…」
真っ赤な顔で亜紀人が声を震わせる。咢はその位置に指を当てて、円を描くように優しく転がしてやった。
「あ、やッ、あ、咢…っ…」
「感じ過ぎてサボってんじゃね−ぞ、ちゃんと聞けよ?」
「聞こえる…よ?ン…気持ちいい…ね、お願い、も少し、強く…」
「…贅沢な調律者だぜ…!」
「あ、イきそ…っ、は…ん、ンっ!」
濡れた花びらを摘み上げ、指先でぷっくり膨れ上がった小さな玉を押しつぶしてやると、軽い痛みと絶頂に亜紀人は嬌声を上げた。
咢の細い指の間からとろりとした液が漏れて伝う。
「はぁ、はあ…」
「グチュグチュじゃね−か、よくこんなに出るな」
「だっ、てェ…」
内股を伝って流れ落ちるとろりとした液体を舌で舐めて、咢は小刻みに震える亜紀人を抱き締めてやった。
亜紀人は薄い胸板の上で荒い呼吸を繰り返すばかりだ。
「じゃあ…仕上げだな?」
「はい…」
0011咢×♀亜紀人調律(その5)2009/05/26(火) 01:59:10ID:RylI1q1w
立ち上がった先端部分が薄い染みになった下着を脱がせると、亜紀人は朝顔の蕾のようなペニスの皮を引き下げた。
性器周辺の毛が年の割に未発達なのは二人とも変わらない。
「いつも清潔にしてるから、きれいだね」
「ファック!いちいち言わなくてい−んだよ」
ピンと立ち上がった咢自身の上に跨がると、先端を指先で包むようにして固定し、濃厚な蜜でトロトロに濡れそぼった膣口に押しあて、息を吐きながら亜紀人は腰を沈めていった。
「あ…」
「咢、気持ちいい?」
「そ…そ−ゆ−言い方すんなっ…」
「だって、咢の『音』、スッゴク伝わって来るんだもん…」
ペニスを膣内にすっぽり納めると、亜紀人は王の反応を確認しながら腰を動かした。咢が、自分の真下で顔を赤くして、歯を食いしばっている。嬉しくて誇らしくて仕方がない。
「…っ、はぁ…」
「ここ…が、気持ちいいんでしょ…?」
「ちっちげ−よッ」
「嘘…だって、僕と同じ所で気持ち良いはずだよ…だからわかるもん…」
亜紀人は、ぐっと下腹部に力を入れた。心地よい締め付けに咢が悲鳴を上げる。
「うあっ!」
「あ、イきそう…?」
「ンあっ、あ、ああっ!」
「んッ、あんっ…!」
亜紀人が全体重をかけると、咢の『音』が胎内に勢い良く流れ込んできた。同時に、亜紀人も再び絶頂を迎え、二人は繋がったまま清潔なシーツの上に縺れあって倒れこんだ。
0012咢×♀亜紀人調律(その6)2009/05/26(火) 02:04:31ID:RylI1q1w
まだ体が疼いているうちに、咢の『音』が体内を流れているうちにと、亜紀人は全裸のままベッドに座り込んでレガリアを調節し始めた。
いつも服くらい着ろよと咢は言うのだが、一秒でも惜しいそうだ。
肌を桃色に火照らせたまま、亜紀人は牙のレガリアを丹念に調律する。
これが、いつも自分を守ってくれている咢にたった一つだけ返せる事だから、精一杯やりたいと思う。
「ねーぇ」
「なんだ?」
「道具屋のコ達って偉いよね」
「そうか?」
「…僕だったら、好きな人の調律じゃないと絶対に嫌…」
「俺は、別にどっちでもいいけど?」
「咢のバカ!」
亜紀人が投げ付けた工具を余裕でかわすと、咢は汗で頬にぴったり貼り付いた亜紀人の眼帯を外し、閉じた右の目蓋の上にキスをした。


(終)
0015名無しさん@ピンキー 2009/05/30(土) 13:49:32ID:yOoUME/V
どっちもカワユスだな
次は是非逆Verで宜しく
百合もいいな!
0017名無しさん@ピンキー2009/06/06(土) 10:19:42ID:s584DWdn
むしろ海人指導の下、にょたアキアギの調律をだな
0018名無しさん@ピンキー2009/06/11(木) 19:09:16ID:i9fhLvi8
最近エミリの存在が忘れられてるよな
0023名無しさん@ピンキー2009/06/24(水) 22:37:00ID:Yt19wGa5
ベンケイの脚が!
0026名無しさん@ピンキー2009/07/05(日) 20:52:38ID:mFMNLzmt
リカ姉レイプまだー?
0028名無しさん@ピンキー2009/07/18(土) 23:12:54ID:nyUm/S0u
最近エアギアを読み始めたんだが蜜柑と林檎かわいいな
あと、蜜柑を扱ってるサイトなさすぎてがっかり
0031名無しさん@ピンキー2009/08/04(火) 22:03:00ID:s1J5f3UH
作品投下期待age
0034名無しさん@ピンキー2009/08/14(金) 21:19:11ID:gE9sgR1V
フレイヤたん…(´Д`*)
0039名無しさん@ピンキー2009/09/05(土) 17:47:56ID:LUPgqO/Z
フレイヤと亜紀人だと百合っぽくていいな
0046名無しさん@ピンキー2009/10/01(木) 06:52:44ID:RkrtMB+p
前スレの839の人、続編投下しないかな。
続編じゃなくてもいい。
文章に読ませる力があるな。
0047名無しさん@ピンキー2009/10/01(木) 06:56:26ID:RkrtMB+p
【天上天下 蜜色の宴】
これ書いた人ね。

四部作の一作目って書いてたし、読みたいな。
0052NOX2009/10/18(日) 23:32:52ID:kiWqS6mP
天上天下ってアニメ版中途半端なところで終ったけど・・・
シーズン2とかあるんですか?
0055名無しさん@ピンキー2009/11/08(日) 10:49:36ID:97Yu9Mc9
だれかスカラベでエロ書いてよ
0060名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:13:19ID:HoJGrIF8
それまでの人生観がわずか数秒で百八十度変わるという経験は
誰の身にも訪れるという程容易いものではない。
得たいと焦がれても、その経験が得られる者は全体の半数にも満たないだろう。
良きにつけ悪しきにつけ、そのような経験を得る事で
己の考えた方や主義主張はおろか、生き方すらもがそのベクトルを変える。
残酷な現実を前に楽観性を失い、悲観に陥る者もあるだろう。
変えようのない現実を前に熱意を削がれ、諦観に浸かる者もあるだろう。
だが自分がその価値を知らなかった予想外の『宝』を目の当たりにする事で、
今まで価値あるものと信じて疑わなかったものをあっさりと捨て去り、
新たなる熱意に突き動かされ、新たなる希望を胸に抱いて走り出す者もあるだろう。
価値観の転換というものは、それ程までに人の一生を左右する。

ウートガルザロキは、自分の生き方を変えてしまった一人の少年に思いを巡らせながら、
空っぽになったグラスの中の氷を傾けた。
耳に快い音が響き、その音色がまるで自分をこれまで支配してきた価値観を暗示するように思えた。
コロン、という軽やかな音とともに、あっさりと向きを変える氷の塊。
生まれ持った能力で飛ぶ。
良い風が来るのを待って飛ぶ。
そんな傲慢で受け身な姿勢ではなく、大地を蹴り自らの足で空を駆ける。
そこにこそ真の価値があると教えられる事で、それまでの価値観を一変させられた、
自分自身の心をその氷は表しているかのようだった。
「どうした? もう潰れたのであるか?」
そう言って顔を覗き込むノートダグの頬にも、赤らんだものが既に混じってきている。
「ははっ、まさか。まだいけるさ」
「凄いニャ、ウーちゃん。私なんかもうへろへろニャ」
見れば確かにフレイヤの方はもうテーブルの上に寝転んでいるような有様だった。
この中ではトールが一番酒には強いようだった。
彼一人だけが全く平然とビールを煽り続けている。
何ともビールの似合う男だとウートガルザロキは思ったが、
そもそもこの男はビール以外の全ての酒が似合うようにも思える。
だが何と言ってもトールに最も似合っているのは、酒よりも枝豆だった。
ニートタグは、酒はもう無理と言わんばかりに、さっきから軟骨の唐揚げばかり食べている。
この男程軟骨の唐揚げが似合う者は、スレイプニールの中にはいまい。
逆にフレイヤが焼酎ばかり飲んでいるのが意外に過ぎた。
0061名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:14:11ID:HoJGrIF8
心なしか、彼らのいる個室の横の通路を通って行く客が目立つ。
「あ、トイレあっちだったか」
そんな声がわざとらしく聞こえてくる。
この先にトイレが無い事は天井から下がっている案内を見れば一目瞭然だし、
仮に案内板が無くとも間違えるような構造をした店ではなかった。
そして個室と言っても、仕切りや扉があるわけでなし、
通路から覗きこめば室内の客を簡単に目にする事が出来る店だった。
RPGのキャラクターのような格好をして入店してきたスレイプニールの面々を
面白がって見物しようとする客が後を絶たないのだろうと知れた。
時折携帯電話のシャッター音が聞こえる。
注文した酒や料理を持ってくる店員でさえ、まじまじと彼らを観察している風だった。
わざわざそれを怒ろうという気はスレイプニールには無かったが、
見世物になっているのは良い気分ではない。
「これが終わったら、そろそろ出るか?」
「そうだな……二人とももうダウンのようだし」
最後の一杯をちびりちびりと飲み下しながら、トールとウートガルザロキは決断した。
肖像権をどうこう言う気は無いし、自分達の姿などテレビ中継でも流れた。
写真を取られても一向に構うつもりはなかったが、
少なくとも酔い潰れている姿を写真に収められて喜ぶ女性はいまい。
フレイヤは既に見物人の存在にすら気付けない程意識が朦朧としていた。
ウートガルザロキはウィスキーの最後の一口を喉の奥に押し込むと、伝票を持って席を立った。
ノートタグは自力で歩けたが、フレイヤはそうはいかない様子だ。
トールが肩を貸して、ふらふらになりながら店を後にした。
0062名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:15:03ID:HoJGrIF8
こうした食事の席を持つのは良いものだ、とトールは思った。
牙に射抜かれ、炎のレンズに騙されて海へと落下してく最中、
彼には小烏丸の少年が口にした言葉が耳にかすかに届いていた。
――たまにゃ俺らと一緒に昼メシ食えよ――
確かに、その通りだ。
戦友と食事を共にするのは素晴らしい事だぞ、鮫よ。
トールは夜空を見上げながら、自分を下したアギトの事を思い出していた。
「ん……もう大丈夫ニャ。一人で歩けるニャ……」
肩を借りる事を悪く思ったのか、店を出て数歩もしない内に、フレイヤがトールの肩を離れた。
だがその足取りはお粗末なもので、とても一人で歩けるようには思えない。
「無理をするな、フレイヤ。それでなくともお前は今日一度、意識を失っているんだぞ」
「その通りであるぞ。この場に医者が居れば、そもそもアルコールを禁止されてもおかしくない」
「だいじょう……ぶ……じゃないかもニャ」
強がりは彼女の足を確かなものにするには至らず、
フレイヤはトールから離れたそのままの勢いで、今度はウートガルザロキにもたれかかった。
咄嗟の事で受け止めきれなかったウートガルザロキは、慌てて彼女に手を差し伸べた。
しかしその手は彼女の体を掴み損ね、代わりに彼女のスカートの端を掴んだ。
パンチラどころではない、そればかりか、スカートそのものが彼女の両足をすり抜けた。
「お前いい加減にするニャ!」
その場で足を踏ん張り、体勢を立て直すと、フレイヤはウートガルザロキの顔面に拳を見舞った。
「ぐふっ!」
「悪ふざけも大概にするニャ! 試合中も胸触ったり、パンティ脱がしたり……」
「まっ、待て! 私がいつ胸など……」
「とぼけるニャ! Trick:253で飛行機の羽ぶつけられた時ニャ!」
「あ、あれは君をかばって……」
「問答無用ニャ! どうせ私のあられもない姿を見て
 コーフンして○○○おっ勃ててたに違いニャいニャ!」
「誤解……ごかっ、ごっ……ごふっ……」
良い年して恥ずかしい、とトールは首を横に振った。
周りに誰もいない夜道であるのが幸いだったが、深夜とは言え若い女性が
卑猥な単語を大きな声で口走るのは感心しなかった。
0063名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:16:06ID:HoJGrIF8
だが、その時だった。
フレイヤの体の中で、何かが反応した。
「……?」
「どうしたであるか、フレイヤ」
「わかんないニャ。でも何か、こう……体がムズムズするニャ」
その感覚の源が何であるか、彼女にはわからなかった。
わからないが、しかし、何故かノートダグから目を離せなくなった。
見れば彼は酔いがまだ十分に残っているのか、背筋がしっかりしていない。
前傾姿勢でとぼとぼと歩いている。
「ノッ君、まさか……」
「な、何であるか? 何もやましい事は無いであるぞ」
「それなら背筋を伸ばすニャ!」
「なっ! 何でそんな必要が……」
しかしアルコールの回ったノートダグに抵抗する力は無く、
フレイヤにされるがままに、彼が上半身を後ろに引っ張られて背筋を伸ばしてしまった。
トールが確認すると、ノートダグの股間がわずかに膨らんでいる事に気付いた。
「勃起しているのか、ノートダグ。さてはフレイヤの痴態を想像して……」
「うわぁ! 見るな、見るなぁっ!」
「気にするな。男なら誰だって反応するさ。
 にしても前かがみになって隠そうとするなんて、中学生みたいだな」
「馬鹿言ってないで、トオルさんの真空でこいつの○○○の中の血液全部沸騰させてやるニャ!」
「やめろっ、それだけはやめてくれぇ!」
股間を真空に襲われて海綿体の中の血液が沸騰する様子を想像して、
ウートガルザロキは胃から酒が逆流しそうになるのを堪えた。

しかしここで、一つの疑問が生じた。
何故フレイヤは、ノートダグが勃起している事に気付いたのだろうか。
スカラベとオニギリの解説を聞かなかった彼らには、知る由も無かった。
フレイヤの体の中に、オニギリのスメルロードの効果が忍び込んでいる事など。
エロの権化であるオニギリの腐臭がその身の内に沁みわたっている事など。
そして、かつてその腐臭にやられたゴーゴンが、かつてない開放的な心地にとらわれ、
全裸で下水処理施設の中を走り回った事を。
「何かよくわからニャいけど……子宮がムラムラしてきたニャん……」
体内に植え付けられたエロセンサーは一時的なものとは言え、
そのセンサーは敏感に男性の勃起を感じ取っていた。
体が火照り、下半身は愛液で湿り始め、息が荒くなる。
「どうしたんだ、フレイヤ?」
「いつもと様子が違うであるぞ」
フレイヤはその場にへたりこみ、足と足をすり合わせてモジモジしだした。
「ニャんだか、私の方がコーフンしてきたみたいニャ……」
男達は顔を見合わせた。
このような状態の若い女性を前にして、据え膳食わぬ男がどこにいようか。
トールはつくづく、カズの台詞を思い出していた。
「……誰かと一緒のメシはうまい、か」
幸い辺りに人影は無い。
また、バス道からも外れた小さな裏路地だから、この時間に人が通る事も考えにくい。
男達はその夜、その場所で、フレイヤを『食べる』事を決意した。
0064名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:16:55ID:HoJGrIF8
エロ菌に脳髄を蝕まれたフレイヤは、思いのほか素直で従順だった。
アルコールのせいだけではない。
むしろアルコールは彼女の精神に、現在何の作用も及ぼしていなかった。
完全にオニギリのエロ菌のみが彼女の体を支配していた。
その威力は、突然クンニされたスカラベすらもが、抵抗せず恍惚に浸ってしまう程のものだ。
それを体外のみならず、肺の中にまで侵入させてしまっているのだ。
淫乱にならないわけがなかった。
「みんなもう下半身パンパンニャ。
 いつも私をそんな目で見てたの? ちょっと幻滅ニャ」
「幻滅と言う割には、目が期待の光に満ち満ちておるぞ」
「うるっさいニャ! 勃起第一号のノッ君からイジメてやるニャ!」
フレイヤはノートの前に屈みこむと、彼の上着の留め具を外しにかかった。
もはや全て外し終えるのももどかしく、下半身を隠す部分だけ外すと、
そのまま彼のズボンのチャックに狙いを定める。
繊細な指先でわざとゆっくりチャックを下していくと、
もうそれだけでノートは自分の男根が布地を突き破って表に出そうに錯覚した。
トランクスの前の穴をくぐって出てきたソレは、根元に剛毛を従え、
天を突かんばかりに巨大に聳え立った。
「ニャ!? す、すごい大きさニャ……こんなものが普段収まってるニャんて……」
「ふっふっふ、どうだフレイヤ。ウートやトールのよりも大きいであるぞ」
「騙されるなフレイヤ!」
ウートが叫ぶより早く、フレイヤは既にトリックに気付いた。
直接握りこんでみると、彼女の手はその巨大な陰茎をわずかに素通りした。
鈍器と見紛うばかりに巨大なニートのイチモツは、
彼が風のレンズによって生み出した虚栄の幻に過ぎなかった。
「ニャんだ、実物は小さいニャ。
 お前バトルレベルどころか○○○まで捏造すんニャ」
「小さっ……!」
ニートはショックの余りに風のレンズに意識を集中させる事が出来ず、
自ら幻を解除してしまった。
そこに現れたのは、勃起して尚、市販のウィンナー程度にしかならない大きさのモノだった。
0065名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:17:45ID:HoJGrIF8
「哀れだなノートダグ。そんなに小さいと、俺の真空で狙おうにも、
 小さすぎて狙いを外してしまいそうだ」
「黙れトール! そこまで言うなら、貴様のはさぞかし大きいのであるな!?」
「お見せしよう」
トールはテキパキと服を脱ぎ捨て、筋肉質なその体躯を露わにした。
剥き出しになった下半身には誰もが目を見開いてしまう程立派なモノが備わっていた。
ニートは羨望と絶望の入り混じった目を思わず伏せ、
代わりにフレイヤはニャンニャン叫んで喜んだ。
「ウーちゃん! ウーちゃんのはどんニャのニャ?
 早く見せて欲しいニャ!」
ウートもまた自信満々に衣服を脱ぎ捨て、自慢のムスコを高らかに勃起させた。
しかし彼の態度とは裏腹に、それはポークビッツのように小さかった。
「ニャ?」
「むっ……こんな筈は……まさかノートダグ!」
「バレたであるか。私のレンズで小さく見せてやったである」
短小仲間が欲しかったニートのトリックによって、ウートの男根は実物より小さくなっていた。
レンズが解除されると、そこにはトールに匹敵するモノが現れた。
まさに勇者の持つ大剣に相応しい。これぞエクスカリバー。
「それじゃ次はフレイヤの番だな。
 おいノートダグ、今度はレンズなんか使うなよ?」
「わかっているである。
 第一レンズなど使わずとも、フレイヤの体が見事である事は服の上からでもわかるであろう」
果たしてその通りだった。
乙女のようにいじらしく、ゆっくりと衣服を脱いでいく彼女の肉体は、
黄金比によって形作られた神の創造物とさえ言える出来栄えだった。
その巨乳は形の良さと両立しており、そのくびれは緩やかでありながら引き締まり、
その大腿は肉感たっぷりでありながらもスレンダーさを損なわない。
0066名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:18:17ID:HoJGrIF8
だが何よりも男達の目を引いたのは、パンティが脱がされる瞬間だった。
「ノートダグ……」
「私は何もしていないであるぞ」
「ではこれは、まさしく本物……?」
「は、恥ずかしいからそんニャ事言うニャ!」
湿り気を十分に帯びた陰毛は髪と同じくブロンドで、
そこからパンティまで一直線に愛液が糸を引いていた。
ゆっくりと下ろされていくパンティに、糸はどこまでも従順についていった。
「この愛液はまさしく聖水……するとそのパンティは聖水を受ける聖杯と言ったところか」
「するとこの瑞々しい光を帯びた陰毛は、さしずめエデンの園であるな」
「……男なんてみんな変態ニャ。どうしてそういう卑猥な言い方するニャ」
ちょっとムッとしたその表情すらも愛らしく、
ウート達はついつい言葉責めを続けたくなる衝動にかられた。
だが言葉よりももっと彼女を魅力的な表情に出来る手段が、まだたっぷり残されている。
「それでは私は早速このエデンを攻め入るとしよう」
「勇者が楽園を攻めるとは、不釣り合いな事だ」
「今だけは私はイヴを誘惑に陥れる悪魔になるさ」
ウートは右手を一振りすると、フレイヤの肉体を柔らかな風で包んだ。
風によって宙に浮いた彼女の体は、そのまま見えないベッドに寝かしつけられたように、
空中に仰向けになってフワフワと揺らいだ。
「まるで風のベッドニャ……心地いいニャ……」
「おいおい、そのまま眠り姫になってしまわれては困るぞ?
 ウートガルザロキ、王子のキスで起こしてやれ」
トールに言われるまでも無く、勇者は姫君に口づけた。
ただし接吻するのは上の唇ではなく、下の唇だった。
「ふニャんっ!!」
「この艶やかな毛、まさしく楽園の茂み!」
「それでは我々は二つの丘を攻め入るとするか」
「そうであるな。さしずめゴルゴダの丘……いや、メギドの丘であるか」
トールとニートは、それぞれがフレイヤの左右の乳房に攻め込んだ。
0067名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:19:15ID:HoJGrIF8
フレイヤのかつての人格がどんな女性であったかは彼らの知るところではないが、
恐らくその美貌に反して、男性経験は少なかったに違いない。
双丘に屹立する固くしこった乳首は、使い込まれていない綺麗なピンク色だった。
フレイヤの体は地面からゆうに1メートル半は浮いており、
男達は立ったままで彼女の体を舐めつくす事が出来た。
「おぉ……何と甘美な味わい。生命の実でさえも敵わんであろう」
「果実のように瑞々しい。このまま貪り食ってしまいたくなる」
トールとニートは、乳首だけを残して周りの白い乳房を舐め回した。
時折揉みし抱くと、まるでリンゴを素手で握りつぶす時のようにグニャリと形を変え、
それでいて手を離すとゴムのようにまた綺麗な形に戻る。
神がこの世に作りだした物の中でも最上級の創造物に違いなかった。
「は、はやくぅ……乳首だけ避けるなんて、焦らし過ぎニャぁ……」
小さな唇が懇願の声を漏らす。
トールはこの口を思う存分犯したい衝動にかられた。
「ウートガルザロキ、ちょっとフレイヤの体勢を変えてくれないか。
 ノートダグ、この双丘はお前に任せる」
「フッ……良いだろう」
ウートは再び風を操り、今度はフレイヤをうつ伏せに浮かせた。
その高さはちょうど彼女の顔が男根ぐらいの位置にくる程度に下げられた。
「こ、こんニャの咥えられニャいニャ、トオルさん」
「歯は立てないでくれよ?」
トールは自らのロンギヌスを彼女の唇にあてがった。
フレイヤは何とか口を大きく開けて、彼の武器を自らの口中に招き入れた。
彼女が動こうとするまでもなく、風によって彼女の体は一人でに前後に揺れた。
「んっ、んむ、ふぉ……」
「風が使えるというのは便利なものだな。
 ほら見てごらん、ノートダグ」
重力に引っ張られて垂れさがるフレイヤの巨乳を、ウートは風で縦横に揺らした。
「お、おぉぉ……凄いであるな、これは……。
 ぶるんぶるん揺れたかと思うと、次の瞬間には左右からの風に挟まれて深い谷間が……」
「ぶ、ぷはっ……実況するんじゃニャい!」
ニートはその言葉通り実況を止めた。
代わりにその二つの乳房の間に顔面をうずめ、躍動する乳の動きを存分に味わった。
「ぱふぱふ……ぱふぱふっ!」
「くっ、口で擬音を出すとかひどいニャ……ぐふっ」
「お口がお留守だぞ、フレイヤ。丹念に舐め回してくれ」
トールはフレイヤの顔を力強い両手でがっちりと固定し、再び槍を彼女の口に突き刺した。
0068名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:20:01ID:HoJGrIF8
ウートは一つ舌舐めずりすると、フレイヤの下半身に狙いを定めた。
風で無理やりこじあけずとも、彼女は素直に股を開いた。
だがまだ彼は挿入を温存した。
既にオニギリの体表のごとくに淫靡な汁で濡れまくった彼女の股間に顔を近づけると
「風にはこういう使い方もある」
と囁きながら、小さく息を吹きかけた。
「にゃんっ!? い、息くすぐった……ひぅっ!」
ATや手に頼って巻き起こした風ではなく、それはただの吐息だったが、
生温いその温度はフレイヤの陰唇を優しく撫でていった。
ともすれば唇が触れてしまいそうな程の至近距離から放たれるささやかな風は、
フレイヤの期待感をより一層強め、彼女自身が背筋を伸ばして
ウートの唇に膣を触れさせたがる程に彼女を堕としていった。
「ふっ……う、うぅ……早くぅ……直に舐めてぇ……」
「口を離すなフレイヤ」
「むごっ!」
懇願する彼女の口をトールはしつこく強制フェラで塞ぐ。
「可哀想であるぞトール」
「紳士的な風を装ってもバレバレだぞ、ノートダグ。
 お前はただ単に彼女の哀願する声を聞いて興奮したいだけに過ぎん」
「くっくっく、バレているであるか。
 だがくぐもった声を出しながら唾液の音をチュパチュパさせている音も、
 哀願する声に負けず劣らず素晴らしいものであるぞ」
ノートダグの位置からは、ちょっと視線を変えるだけで、
フレイヤの体から溢れだす二種類の液体をじっくりと眺める事が出来た。
トールのモノを咥えた口から垂れ流される滝のような涎と、
ウートの吐息によって降り止まない小雨のごとく流れる愛液。
生まれつき空を飛べる彼らは、遥か上空から地上を眺める事を楽しみの一つとしていたが、
二つの液体が滴る様を観察出来るこの状態もまた、それに劣らない絶景だった。
「もっと面白い事をしてやるぞ、ノートダグ」
ウートは新しい遊びを思い付いたとばかりに、このタイミングで今一度微風を起こした。
それはフレイヤの前方と後方から同時にノートダグに向かって吹く、複雑な流れだった。
0069名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:21:23ID:HoJGrIF8
だがこの複雑な流れをもった風が、滴り落ちる唾液と愛液、
両方をある一点に集める事を成功させた。
「おぉ! これは何と新しいプレイであるか!」
ノートの顔面、フレイヤの乳房、それらに向かって唾液と愛液は一斉に飛んで行った。
ノート自身はただそこに屈みこんでいるだけで彼女の唾液と愛液の両方を
顔面に浴び続ける事が出来ると同時に、泡立つ唾液と愛液によって
フレイヤ自身の乳房が汚れていく様すらも見届ける事が出来た。
「もおぉっ! んむほぉっ!」
トールの自慢の得物を咥えこんだままのフレイヤは、この痴態に拒絶を感じているのか、
それとも興奮の余りに喜悦に浸っているのか、判然としない声を上げた。
彼女が声を上げる間も、ずっと彼女の乳房は汚れていった。
ビチャビチャと滴が弾けるような音が乳房を、そして乳首を包み込む。
「もうたまらんである! 思う存分この胸を味わうであるぞ!」
ニートタグは彼女の乳首に吸いつき、乳房を舐め回し、
降り注ぎ続ける彼女の唾液と愛液を舌で混ぜ合わせていった。
乳首はコリコリに硬く、その先端から滴る混合液は、さながら透明な母乳にさえ思えた。
「じゅるるっ! じゅぱっ! じゅぶっ、じゅぅう……」
わざとらしく水音を立ててその母乳のごとき液体を啜る。
唾液のしょっぱさと愛液のしょっぱさが混じり、得も言われぬ味を楽しませてくれた。
何よりもその液体は、むせかえるような『女の匂い』を立ち上らせていた。
「トールのワキガなどより遥かに甘美な匂いであるぞ!
 これでは私も腐臭の道に転向したくなるというもの!」
「ははっ、そんな事しなくても、これからは毎日代わる代わるこの味が楽しめるさ」
「それもそうであるな」
「むぁっ……こ、これからずっと毎日ニャの……?
 こんなの、頭おかしくなっちゃうニャ……」
フレイヤの声には明らかに拒絶よりも歓喜が覗いていた。
0070名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:22:17ID:HoJGrIF8
「さて、そろそろ良いか」
ウートは一際大きな風を起こし、フレイヤのみならず、その場にいた全員を宙空に浮かせた。
「三人が相手でも、これなら体勢など殆ど気にしなくて済むだろう?」
実際の4Pではポジションや体位が限定されがちだが、
重力に縛られない空中浮遊の状態でなら、どんな体位でも可能だった。
「断っておくが、俺はこの口を譲るつもりはないぞ。
 お前達は下の穴で我慢してくれ」
トールのその要求は本来なら物珍しい。
普通ならば下の穴をこそ是が非でも自分が使いたいと言うものだろうが、
それよりも今夜はフェラの方をこそ楽しみたいと思わせる程、フレイヤの唇と舌は心地よかった。
「それでは先に私が膣を楽しませてもらうであるぞ、ウートガルザロキ」
「……むぅ、まぁ良いだろう。なら私は後ろの穴を」
言いかけたウートの声を、フレイヤが遮った。
「駄目ニャ! ノッ君のは小さ過ぎて、私が全然楽しめニャいニャ!
 それにウーちゃんのは大き過ぎて、お尻の穴裂けそうだニャ!」
満足そうにニヤリと笑うウートとは逆に、ニートはショックで泣きそうになった。
「それならノートダグは後ろの穴を……頼めるか?」
「わ、わかったである……」
「うーん、まぁ、ノッ君のなら後ろでもあんまり痛くなさそうニャ」
「追い打ちをかけるのは止めてくれ……である……」
位置取りが決まり、いよいよ待ちに待った挿入の瞬間が訪れた。
ウートのエクスカリバーが前の穴に、ノートダグの短剣が後ろの穴に、それぞれあてがわれた。
さながら難攻不落の砦の門を攻め入るかのごときキツさに、
男達は勿論の事、フレイヤも苦痛の声をあげた。
「うがっ、ア……ッ! 痛っ……」
「我慢してくれ、フレイヤ。まだ切っ先がわずかに入った程度だ」
「無理も無いだろう。一番入れやすい筈の上の口でさえ、俺のモノを入れるのは精一杯なんだ。
 下の穴なら尚の事だろう。
 RPGの脇役の初期装備にあるダガーのようなノートのムスコでさえ、奥まで貫くには時間がかかろう」
「このワキガめ、調子にノっていつまでも私を痛めつけるなである」
ムキになったノートタグは、少し勢いをつけて、無理矢理得物をねじ込んだ。
「かはっ……ぁ、あ……アニャルに入ったニャ……」
異物感と背徳感から、フレイヤの顔は今までメンバーの誰も見た事がない程、艶めかしく変化した。
だがアナルへの初めての挿入は快感には程遠いようで、
彼女の今のこの表情に宿る艶めかしさも、背徳感によるものが大きいようだった。
ならば今度は快感を与えてやるのが、ウートの仕事である。
ウートは一際力をこめて、大剣を最奥まで突き刺した。
「アんっ!」
奥まで届いた瞬間、フレイヤは今までで一番気持ち良さそうな顔をした。
「こ、これで……ヴァギニャにも、アニャルにも……入っちゃったニャぁ……」
演技ではなく、本当に語尾が間延びしてしまう程、今の彼女は快楽の虜になっていた。
0071名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 01:24:06ID:HoJGrIF8
誰も通りかからなければ、誰も音や声に気付いて窓を開けもしない。
近隣住民の誰一人として彼らの行為に気付かない程に夜は深くなっていた。
例えフレイヤは甲高い嬌声をあげていようとも。
「にゃあン! にゃふっ、アッ! んッ! にゃンンっ!」
前後の穴を埋め尽くされ、男共の腰が激しくぶつかりながらも、
顔は横に向けて、美味しそうに必死でトールのモノに唇と舌を伸ばす彼女の喘ぎ声は
時間帯も相まって、仮に誰かに聞かれていたとしても猫の鳴き声程度にしか思えなかったのかもしれない。
誰かが窓を開けでもすれば、下半身のぶつかる音と、愛液が地面に飛び散る音が聞こえただろうが、
誰もが窓を閉め切っている状態では、それらの音はフレイヤの鳴き声よりも小さかった。
片方の乳首はウートにしゃぶられ、片方の乳首はノートダグにバックから摘ままれる。
時折耳たぶも舐められ、耳の穴の中にまで舌を突っ込まれ、
それらは鳴き声を一層強くするに一役買った。
トールの○○○を咥えるために顔だけは真横を向いているものだから、
ウートやノートからしてみれば、彼女の耳は正面にあるのだ。狙わない道理は無かった。
かと思えばノートタグは空いている方の手を前に回して、
今もウートの宝剣を出し入れしている城門の頂点に座すクリトリスを責め立てる。
その途轍もない快感に身を捩れば、それが彼女の動きに変化をもたらす事にもなり、
トールへのフェラにも一辺倒でない動きを加える事となった。
「ふごっ、ンニャふっ、ふっ、んむぉ、ニャんンっ、ニャっ、ニャッん……」
そろそろ誰か猫の鳴き声でないと気付いても良さそうなものだが、
近隣住民の誰も気づかないのか、或いは偶然この近くの住人はみんな眠りが深いのか、
誰一人として窓を開ける者も、カーテンを開けて外の様子を見ようとする者もいなかった。
ゆうに3メートルもの高さから地面に降り注ぐ愛液は、通常より遥かに大きな水音を夜の闇に響かせた。
「素晴らしいフェラテクだ! お前は猫は猫でも、舐め猫だ……ッ!」
「もっと……全てを……さらけ出せ!」
「んむゥッ! んんーっ!」
「私もそろそろイクであるぞ!」
最後の最後、四人が四人とも一際大きな声を上げて、絶頂の瞬間に到達した。
フレイヤの喉に、子宮に、直腸に、男達の熱く白く濁った液体が、容赦なく注ぎ込まれた。



終了にゃん
0072名無しさん@ピンキー2009/11/25(水) 22:25:36ID:67OX8aa8
GJ!
0073名無しさん@ピンキー2009/11/26(木) 00:16:00ID:2Fklyb36
GJ!!
ところどころノートがニートになってるのは短剣仕様だからだろうか。
0076名無しさん@ピンキー2009/12/13(日) 01:07:52ID:u1Gad9c/

夜も更けて、静寂が街を支配した頃一一

某お嬢様学校の門へと停まった一台の車。
中には数人の男達がこの学校の生徒らしき人物が写っている写真を見て、下卑な笑みを浮かべている。

「オレはこの娘な。」

「じゃあ俺はコイツで良いや。」

「後でちゃんと俺達にも回せよ?」

男達は小さな袋とそれぞれの獲物の写った写真を一枚づつ持って車を降りる。

「空さんの言うとった新しい"契の王"さんだけは手荒な真似せず連れて来ぃや?」

一人のリーダー格らしき男が指示を出す。

「分かってるって、でも他は何しても良いんだよな?」

「あぁ、好きにしぃや…早よ行き」

リーダー格らしき男の言葉を聞いて数人のライダーが門を抜け学校へと侵入する一一

「ふぅ、手強いんは巻貝やな」

リーダー格らしき男は見ていた写真を握り締めパソコンの画面を見て嗤う。
画面には、既に男によって捕らえられた二条このみの姿が映し出しされていた一一

To be continue一一
0079名無しさん@ピンキー2009/12/22(火) 11:20:00ID:YUVAzXKu
アキラ×亜紀人って需要ある?
0081名無しさん@ピンキー2009/12/23(水) 13:11:51ID:wFKm5r9r
>>80
それはもちろん
じゃあちょっと頑張ってみます
0083名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 14:35:36ID:/27Q1QE9
>>79です
>>76がまだ途中だから割り込まない方がいいかな?
0084名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 14:51:38ID:955j+xlZ
今まさに連レスで投下中なんなら不味いけど
そういうわけでもないから別に大丈夫よ
0085名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:32:14ID:/27Q1QE9
>>84
分かりました
アキラ×亜紀人ネタです
亜紀人女体化につき苦手な方はスルーして下さい
あとかなり前置き長いです‥‥
0086名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:33:31ID:/27Q1QE9

昼休みの教室は生徒達の楽しげな笑い声で溢れている。
そんな中、亜紀人は気心知れた友人であるカズ、エミリ、中山と共に一つの机を囲んで中学生らしく恋バナで盛り上がっていた。
「そういえばさ、ベヒーモスの総長だった宇童アキラもけっこう格好良かったよね〜。まあカズ様には負けるけどっ」
「安達、お前なあ‥‥。アキラ君は性格も良いし走りもスゲーし、敵う訳ねえっつーの」
カズはやれやれといった様子で自分への恋心を剥き出しにするエミリをたしなめた。
「亜紀人ちゃんはアキラさんと幼なじみなんだっけ?」
「うん。まあ宇童君はお兄ちゃんの部下だからね」
亜紀人が平然と答えると、エミリは机上に身を乗り出し元々高めなテンションを更にハイにして一気にまくし立てる。
「でもちっさい頃からいっしょにいるんでしょー!いいなあ〜イケメンをはべらせた生活。うらやましーぞこの〜!」
エミリのかなりのハイテンションにもひるまず、亜紀人は冷静に言葉を返す。
「うーん。まあ仕事でうちに泊まることも多いけど、小さい頃から僕の面倒見てくれてるからね。何て言うか、保護者代わりみたいな感じかなあ。うちのお兄ちゃん家にいないこと多いから」
「へー、そうなんだ。けっこう付き合い長いんだね」
そう言って中山はトレードマークの青汁を一口すすった。
「うん。お兄ちゃんも咢も宇童君のことは信用してるし」
「マジ?あの二人の心を掴むってスゲー人だな‥‥色んな意味で」
このカズの一言にはエミリも中山も深く同意した。
「うん。宇童君はいい人だよ」
亜紀人は満面の笑みを浮かべている。
0087名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:36:03ID:/27Q1QE9
「ねえ〜、宇童アキラって彼女いるの?」
「え?彼女は、いない‥‥と思う」
亜紀人はエミリから飛び出たいきなりの質問にやや戸惑いながら答えた。
「ふーん。若くてイケメンでモテそーなのに彼女もなく毎日毎日あの地獄のマル風でこき使われて、あの最凶鰐鮫コンビのお世話してる訳ね‥‥」
「うーわ、仏並みの精神力じゃねえと耐えられねーよソレ」
カズはそんな日常を想像しただけで気が狂いそうになった。
「アキラさんてすごいね。ストレス溜まんないのかな」
「ストレス‥‥」
亜紀人がぽつりと呟く。
「ストレスっつーよりあっちでしょ」
「あっちって?」
話が分かっていない三人の視線がエミリに注がれる。
エミリは一本だけ立てた人差し指をちちちと横に振り、
「超獣宇童アキラも健康な青少年なのよ?」
ニヤリと口を歪めた。
エミリの話の意図に気付いたカズは呆れた様子でため息を吐く。
「安達、お前な‥‥」
「カズ様だって男なら気持ち分かるっしょ?あんなイケメンが有り余る性欲を夜な夜な一人で処理してるのかと思うと切な」
「ちょ、やめてよ!」
暴走が加速し始めていたエミリを制止したのは亜紀人だった。
「もー、そういうこと‥‥。そんな変なこと言わないでよ安達さん」
「なによー、心優しいエミリ様がアンタの保護者の心配してあげてるって言うのに」
エミリが口を尖らせる。
「亜紀人ちゃんの言う通りだよ。エミリちょっと落ち着きなって」
そんなエミリを中山はいつもの調子でなだめていた。
0088名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:40:43ID:/27Q1QE9
しかし、一度テンションが上がってしまったエミリの暴走はこんなところでは終わらない。
「亜紀人ちゃんがヌイてあげればいいのにぃ」
「は?」
三人の目が点になる。
「家に泊まりに来るぐらいなら一回ぐらいヌイてあげればいーじゃん。アンタの兄弟にこき使われまくって苦労してんだからそれぐらいしてやるべきじゃね?かわいそーだよ」
「安達、さらっととんでもないこと言うな‥‥」
このエミリの一言はエミリの想像以上に亜紀人の心に深く突き刺さっていた。
確かにアキラは大変だ。
マル風の通常業務だけでも多忙なのに海人からのメチャクチャな命令に従い、ワガママなくせに寂しがりやな咢の遊び相手をしてやり、鰐島家の家事まで手伝ってくれる。
オマケに多忙な海人の代わりに休日返上で亜紀人の学校行事にまで参加してくれているのだ。
体育祭も授業参観も三者面談も、亜紀人のそばにはアキラがいた。
沈黙している亜紀人にエミリは更なる追い打ちをかける。
「じゃああたしが亜紀人ちゃんの代わりにしてあげてもいいけど〜。きゃっカズ様ごめんなさいっ」
「だ、だめだよそんなの!!」
教室中に響き渡るほど大きな声が亜紀人の口から飛び出してしまい、その場がしんと静まり返る。
0089名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:43:21ID:/27Q1QE9
宇童君が僕以外の女の子とあんなことやこんなことを‥‥?
いやそりゃあ宇童君だってフツーの男の子なんだしそれが当たり前なんだろうけど。
ていうか生まれてから今まで彼女がいなかった訳ないんだからそういうことはとっくの昔に経験済みなんだろうけど。
いやそれよりも僕たちのせいで大変な生活送ってるのに僕宇童君に何にもしてあげてないしそれどころか迷惑ばっかりかけてる‥‥。

もやもやとした感情が亜紀人の頭の中をぐるぐると巡っていた。
チャイムが鳴り五時間目の授業に突入しても、その感情が消え去ることはなかった。
0090名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:45:19ID:/27Q1QE9
帰りのホームルームの時、亜紀人はアキラからのメールが届いているのに気付いた。
『今日仕事早く終わったから学校まで迎えに行くよ。たまには外でメシ食おう』
海人は一昨日から仕事で京都に出張している。
咢はイッキのA.T修行に無理矢理付き合わされていて毎日帰宅するのは深夜だ。
亜紀人はアキラからの誘いが嬉しい反面、昼休みのエミリの話を思い出して複雑な気分になっていた。
アキラに申し訳ないと思う気持ちと、アキラを手放したくないという気持ち。
「宇童君‥‥」
このもやもやとした感情に収集をつけるために、亜紀人はある決心を固めた。
0091名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:46:35ID:/27Q1QE9
靴箱を出ると、校門の隣に長身の矢印頭と大型バイクが停まっているのが見えた。
亜紀人から見てもかなり目立っている。
下校途中の周りの女生徒たちは色めき立った様子で、何も気付いていない矢印頭にチラチラとした視線を向けながら校門をくぐって行く。
「宇童君!」
亜紀人が軽く声をかけると、アキラは顔を上げ、白い歯を少しだけ見せた。
いつもと変わらない優しい微笑み。
「ごめんね、お待たせ」
「ううん、俺も今着いたとこ」
そう言うと、アキラは小さめの亜紀人用ヘルメットを手渡した。
「亜紀人、今日何食べたい?たまには俺らだけで外食してもバチ当たらないよな〜」
「あ、あのねっ、僕今日ちょっと行きたいところがあって」
「お、亜紀人いい店知ってるの?」
「いや、あの〜、‥‥お店、ではないんだけど‥‥」
ヘルメットを抱えたままうつ向いてもじもじしている亜紀人をアキラが不思議そうに眺める。
「あ、もしかして何か用事あった?それならまた今度でも‥‥」
「ううん!あの、宇童君といっしょに行きたいところがあって‥‥」
亜紀人の頬がほんのりピンク色に染まる。
「?俺でいいならどこでも付き合うよ?どうせ暇だし」
そう言うとアキラは亜紀人の手からヘルメットを取り、優しい手つきで被せてくれた。
顎の下のベルトがカチン、という音を立てて留められる。
目の前の大きくて骨ばっていてそれでも華奢なアキラの手に亜紀人は思わずドキッとしてしまう。
「さ、どこに行きますかお姫様」
アキラはバイクに跨がると、にっこり笑ってそう言った。
亜紀人は自分の胸の鼓動が高鳴っているのが分かっていた。
顔が少しずつ紅潮していることも。
ダメだ、落ち着け、落ち着こう自分‥‥。
心の中で何度も唱えながら、亜紀人はアキラのバイクに乗り込んだ。
0092名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:48:34ID:/27Q1QE9
「‥‥‥」

亜紀人の指示通りにバイクを走らせ、気付いた時にはアキラの目の前にはまるでお城のようなゴテゴテした建物がそびえ立っていた。
看板には“HOTEL”の文字。
「‥‥あのー、亜紀人。もしかして俺途中で道間違えちゃった?」
亜紀人はアキラの腰に腕を回したまま何も答えない。
答えられなかった。
「おっかしいなー、亜紀人の言う通りに走ったつもりだったんだけど‥‥。ごめんな亜紀人、すぐ引き返すから」
その言葉を聞いて、亜紀人はアキラの腰に回していた腕の力を強くした。
「‥‥メ」
「亜紀人?」
小さな声で何か言っているがエンジン音に邪魔されてアキラには聞き取れない。
アキラはバイクのエンジンを切った。
「ダメだよ、引き返しちゃ‥‥。‥‥ここであってる」
今にも風に飛ばされそうなか細い声で亜紀人が呟く。
その顔は真っ赤に染まっていた。
「あ、亜紀人!?何、どーしたの?からかってんの?」
亜紀人の予想外の言葉と反応にアキラは驚きを隠せなかった。
0093名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 22:49:21ID:/27Q1QE9
亜紀人は腕の力を更に強め、背中からぎゅうっとアキラを抱き締める。
「からかってなんかないよ‥‥。宇童君、僕じゃダメ?宇童君の中に溜まってるモノ、僕が全部受け止めるから‥‥」
「亜紀人っ‥‥」
背中越しに亜紀人の心臓の激しい鼓動が伝わってくる。
アキラはパニック状態の頭の中をどうにか無理やり整理してみた。
えーと、小さい頃から面倒を見てきた可愛い女の子(神をも恐れぬお兄様と牙の王のオマケ付き)からホテルに誘われている。
ホテルの真ん前でバイクの後ろにはセーラー服姿の女の子。
ちなみに自分は現職の警察官。

‥‥誰かに目撃されたら非常にマズイ!!

「亜紀人!!と、とりあえず中に入ろう、とりあえずね、とりあえず!!」

光の速さでバイクを駐車すると、アキラは亜紀人の手を引いてホテルの入口へと向かった。
0097名無しさん@ピンキー2009/12/27(日) 23:42:56ID:q/tJjm5X
>>93 続き


とりあえずで選んだ一番安い部屋に入ると、亜紀人は物珍しそうに辺りをキョロキョロと見回していた。
「なんか、けっこうフツーなんだね‥‥」
所在無さげにベッドにちょこんと腰かける。
その時、部屋の電話が鳴り出した。
ビクッと背中を震わせた亜紀人を尻目にアキラは受話器を取ると「休憩です」と一言告げて元の位置に戻した。
そして部屋の壁に備え付けられているパイプのような不思議な物体に千円札を何枚か入れ、ボタンを押す。
その瞬間、パイプは一瞬で亜紀人の視界から消えた。
その一連の行動のスムーズさに亜紀人はむず痒い気持ちを覚えていた。
「宇童君、こういうトコ慣れてるんだ‥‥」
「え!?」
亜紀人のポツリとした呟きにアキラは反応せざるを得ない。
「いや、別にフツーだよ‥‥」
アキラは頭を掻きながら亜紀人の隣に腰を下ろした。
二人を包む気まずい沈黙。
どうしよう、何か言わなきゃ。もう決心したはずなのに‥‥。
ドキドキと胸打つ鼓動を抑えながら、亜紀人は必死に言葉を探していた。
しかしこの沈黙を打ち破ったのはアキラの方だった。
0098名無しさん@ピンキー2009/12/27(日) 23:44:43ID:q/tJjm5X
「亜紀人、あのさ」
「な、何っ?」
亜紀人の返事は微かに上ずっていた。
「もし何か俺に気遣ってるんなら、そんなの全然必要ないから。俺今の生活好きだし」
「え?‥‥でも、安達さんとかカズ君が言ってたよ?マル風のお仕事しながら僕たちのお世話してくれてる宇童君はものすごく大変だって。そんな生活可哀想って。そんなんじゃ、ストレスとか、何かいろいろ溜まってるだろうって。だから僕が‥‥」
「いろいろって‥‥、亜紀人その意味分かってんの?」
亜紀人の顔が更に赤く染まる。
「‥‥‥な、何となく」
そう小声で呟き、亜紀人はうつ向いて小さくなってしまった。
アキラはふう、と軽く息を吐くと、うつ向いている亜紀人の頭に右手をやり自分の胸に抱き寄せた。
「宇童君‥‥?」
「まったく、馬鹿だな亜紀人は。そんな心配することないんだよ。俺は亜紀人も咢も海人さんのことも好きなんだから、今の生活に何の不満もストレスも無いよ。他人の言うことなんか気にするなって」
アキラは亜紀人の濃紺の髪の毛を撫でながら優しく諭すように話す。
このアキラの言葉で、亜紀人は胸の中の淀みが溶けていくような気がしていた。
しかし、亜紀人にはもう一つだけ気になることがある。
「宇童君、ありがと‥‥嬉しい。でも、僕それだけじゃないんだ‥‥」
「え、何が?」
アキラの手の動きが止まる。
「僕‥‥‥宇童君が他の女の子と仲良くするのイヤだよ。心の底からイヤだって思う。‥‥僕じゃダメ?僕じゃダメなの‥‥?」
そう言うと、亜紀人は上体を起こしてアキラの唇に自分の唇をそっと触れ合わせた。
その顔は真っ赤に紅潮しており、真っ直ぐにアキラを見つめる瞳にはうっすらと涙が滲んでいた。
「あ、亜紀人‥‥」
突然の出来事にアキラは固まったまま動けない。
既に亜紀人は完全にスイッチが入ってしまっていた。
0105名無しさん@ピンキー2010/02/17(水) 22:47:07ID:6XEzZcrz
また雅孝無双か
アッチのほうでも無双出来たら良いのになw
0106名無しさん@ピンキー2010/03/03(水) 02:00:46ID:e31SwAsH
保守
0110名無しさん@ピンキー2010/04/01(木) 10:50:55ID:qLjs5Bi3
なんかの同人誌で雅孝×真夜って読んだ記憶があるなぁ
ちなみに雅孝が攻め
01121102010/04/14(水) 09:38:33ID:EIxaIbwA
>>111
おお、それそれw
どういう展開でああいう関係になったか最後まで分からなかったよ
ほとんど記憶にないけど、亜夜を人質に取られた真夜が身代わりに輪姦されて、助け出した雅孝に恩義を感じてずっと肉体関係を持ってるんだったっけか?

雅孝の腹筋が逞しかったのは鮮明に覚えてるw
0113名無しさん@ピンキー2010/04/23(金) 05:49:04ID:txueiMpv
>>112
現物が手元にないから記憶違いもあるかも知らんが…
五十鈴が真夜に腹いせというか何というか目論むんだけど、正面から戦っても勝てないから人質としてまず亜夜をゲト。
生徒何人か呼び集めて亜夜を輪姦、その現場に真夜を呼び出し
「これ以上妹をやられたくなければおまいが大人しく犯されろ」
みたいな取引をする。
真夜輪姦スタート。
犯されてガクガクの所をボコられたのか、犯し殺されそうになったのかイマイチ覚えてないんだが
兎に角真夜がピンチになった所に雅孝が登場して2人とも助ける。
どっちから言い出した事かこれも覚えてないが、雅孝に体で礼をする事になって
後はなし崩しにセフレ状態に陥る。
そんな内容だった。

男の体は割と上手く書けてんのに、女の体が下手だったのが未だに気になっている。
0114名無しさん@ピンキー2010/04/24(土) 00:45:52ID:/uv/2US/
BL作家か
0116名無しさん@ピンキー2010/04/24(土) 16:49:17ID:uVIDSE9z
天上天下7巻の真夜がレイプされた所をだれか書いてくれー
0117名無しさん@ピンキー2010/05/09(日) 03:10:19ID:AnXHROyP
ちきい
0120名無しさん@ピンキー2010/05/28(金) 03:59:37ID:KJ5i29ne
雅孝を猩の力で女体化させて、文七とエロい事させてもいいですか?
0124名無しさん@ピンキー2010/06/23(水) 21:37:24ID:goFgO+On
シャーロットの股間が…
0127名無しさん@ピンキー2010/07/22(木) 22:45:13ID:22oLBePS
おにぎりのリード数値は頭につけてないほうの使ってない側の数値なんじゃないかと思ってしまう
いや強いおにぎりなんか見たくは無いが
0132名無しさん@ピンキー2010/10/01(金) 14:55:48ID:N6hxB9v9
エアギアがウルジャン掲載だったらようじょ殺されずにレイプのターンだったのに…
0133名無しさん@ピンキー2010/10/02(土) 00:12:26ID:Uzgz5rPJ
サロメが宙の空気砲食らってベコってなった時の事なんだけどさ
直前まであいつオニギリに背中向けてんだよね(爺が庇ってたトコね)

でもベコった時にはオニギリの方向いてんの、サロメ
しかもベコッの瞬間のポーズ見るに、オニギリの方に向かって駆け出そうとしてんの


あれってひょっとしてオニギリに惚れてしまって
「私もお伴するわ///」な瞬間なのかと思うと夢が広がりんぐ
0134名無しさん@ピンキー2010/10/02(土) 20:45:16ID:vuzUIUDh
オニギリはただ一人エロゲの世界に生きてるからな
イッキとかカズとかアギトは似てるけどどっちかと言うとギャルゲ・純愛ゲーだ
0135名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:20:38ID:ZiMQ7781
久々に保管庫にあるSSの続き投下する
今旬のサロメネタじゃなくてゴメン


メインヒロインの座争奪戦6 シムカ編


現時点での獲得ポイント
・梨花:点数などつけられない(キリク談)
・蜜柑:72点(アイオーン談)
・林檎:敗北(アキトに一方的に虐められる)
・白梅:不戦敗(オナニーのため評価対象外)

誰がエア・ギアで一番の女か、という趣旨で始まったこのセックスバトルも
野山野四姉妹が一通り回ったところで、意外な経過となった。

キリクを手籠にした梨花は、そのあまりの評価の高さ故に雲上の点数となり、
自分こそが一番と自負するアキトによって林檎は(男相手なのに)負け、
ウメは自慰に試験官を得ないまま自慰にふけって一人で満足してしまった。
誰もが何だかんだ言って林檎が勝つのだろうと思われたこの勝負は、
結果的にまともに点数を得られているのが蜜柑のみという、意外な展開を迎えた。
最高得点は梨花と言えなくも無いが、元より優勝する気の無かった梨花にとって、
わざわざ自分がトップであると主張する気も無かった。
0136名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:21:36ID:ZiMQ7781
こうなると俄然、シムカとしてはやる気が湧いてくる。
最大のライバルと思っていた林檎が早々に退場してくれるのだ。
他の女性キャラなど、クルルぐらいしかまともにヒロイン格の女はいない。
後は相手選びを間違いさえしなければ、容易く頂点に上り詰められる。
「んふっふ、それじゃお相手願おうかしら、お兄ちゃん?」
秘蔵のエロ本を蜜柑に奪われ、皆の前で晒されて落ち込んでいたキリクに、
尚も辱めるような言葉をシムカは投げかけた。
「……私!? 本気で言っているのかシムカ! 仮にも双子だぞ!」
「なるべく有利な相手を選ぶのはセオリーでしょ。
 アイオーンやアキト君が私に高得点をくれるとは思えないもの」
「私だったらお前に高得点をやると思っているのか?
 論外だ、マイナス20点。そもそも妹の相手などするワケが……」
反論するキリクを無視して、シムカは指をパチンと鳴らした。
扉が開き、隣の部屋から別の女性が現れる。
その姿にアイオーンは驚愕した。
「美作? お前は一体何をしに……」
「坊ちゃま、お許し下さい。艦で助けて頂いた礼がありますので、
 シムカ様のご指示には逆らえません」
何をする気かと注視する全員の前で、ゴーゴンは服を脱ぎ始めた。
ベヒーモス戦でかつて見せた、踊りながら服を破る、あの妖艶なトリックだ。
ホモのアイオーンと、女の裸に興味の無いアキトは、揃って目を背けた。
しかしムッツリスケベのキリクだけが、そのトリックの危険性を知っていながら、
目を背けるどころかむしろ凝視してしまった。
そして、罠にかかる。
0137名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:22:18ID:ZiMQ7781
「くっ……不覚だ。私とした事が、身動きがまるで取れない」
何が不覚だ、この変態。
誰しもが内心でそう思っていたが、口にはしなかった。
奇しくも石の道の王キリクが、同じ石の道を走るゴーゴンによって動きを封じられた。
こうなると相手が妹であろうが何であろうが、一切抵抗が出来ない。
「役得よねぇ。巨乳女子高生二人に責めてもらえるんだから」
艦でゴーゴンを救出した時、シムカもゴーゴンも殆ど全裸だった。
裸体の女子二人が乳を重ね合わせるあのカットで抜いた者は少なくないだろう。
まさにあの芸術的な乳房の重なりが、今キリクの眼前にあった。
恥ずかしがるゴーゴンを無理矢理抱きとめ、
シムカは互いの乳房で乳房を柔かく潰し合った。
「何が女子高生だ。どっちも一応制服は着ていたが、年齢は怪しいだろうが」
「強がり言っちゃって。早くこのおっぱいで挟んで欲しいって素直に言いなよ」
「だ、誰が……」
身動き出来ないままのキリクを、アイオーンが手伝って床に寝かせる。
いくらキリクが華奢とは言え、シムカとゴーゴンの二人だけでは骨だったろう。
だが一旦寝かせてしまえばこちらのものと言わんばかりに、
二人はキリクの下半身を両サイドから挟むようにして寝そべった。
「ほぉら、ダブルパイズリぃ〜」
剥き出しの四つの乳房が、キリクの男根を隙間なく埋没させる。
サイズや張り、柔かさや体温は少しずつ違ったが、二人とも文句無く巨乳だった。
「我慢してね石の王。
 シムカ様の命令に従っている以上、私も左家お抱えの従者でなく、
 ジェネシス傘下のベヒーモスのモードでいくわよ」
先程までアイオーンの手前見せていた従順な召使の顔を捨て、
ゴーゴンはまさしく超獣の一角と言った肉食な瞳でキリクを責め立てた。
容赦なく上下に跳ねる乳房は、既に射精して萎えていた
キリクの男根を瞬く間に硬直させた。
シムカもその上下運動に合わせて乳房を揺らす。
ゴーゴンの乳首と自分の乳首が擦れる感触は、彼女にとって久しい感覚だった。
「懐かしいわね。眠りの森時代、よく互いの調律の腕を上げるために、
 私とシムカは互いにSCを着て肌を重ね合わせたものだわ」
もっともその頃の私は貧相な体つきだったけど……
とこぼしながら、巻貝は煙草に火を付けた。
0138名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:23:04ID:ZiMQ7781
早くも染み出してきた先走り汁を、シムカは舌の先で啄ばんだ。
唾液とカウパーの混じった粘性の半透明な糸が舌と亀頭を一直線に結ぶ。
シムカはそのクセになる味に心を奪われ、
パイズリも忘れて精液の雫を吸い取った。
「ぢゅぱっ、ちゅっ……じゅぷっ……んは、おいしぃ……
 あたまトロけそぉだよぉ」
「さすがは石の王。もはやこの部分は石のようにカチコチに硬いわね。
 何点が相応しいか、早く言ってごらんなさい」
上下するだけでなく、乳房全体で男根を覆ったり、乳房を左右交互に上下させたり。
それはまさしく蛇が獲物に絡みつくかのようだった。
燕が尿道の先で歌をさえずり、蛇が男根に絡んでとぐろを巻く。
屈辱の限りではあったが、同時に得難い僥倖でもあると認めざるを得ない。
「くっ、もう……駄目だ……」
キリクは既に発射態勢に入っていた。
「あん、駄目だってば。それじゃ私が満足出来ないでしょ?」
シムカは立ち上がると、横へ退くようにゴーゴンに促した。
恭しく頭を下げて立ち去ったゴーゴンを視界の端に捉えながら、
キリクは今更ながら困惑と葛藤の入り混じった眼差しを妹に向けた。
「お、おい、本気でするのか?」
「お兄ちゃんったら、素直じゃないんだから。
 現眠りの森の半数以上を女性で固めるようなシュミ全開の変態が、
 今更妹とヤルくらいでキョドってちゃだらしないわよ」
あくまでも身動きの取れないキリクを見降ろしながら、
シムカはゆっくりとキリクの股間の上に腰を下ろしていった。
「んっ……んん……あはぁ……
 いつもこの入れる瞬間が一番最っ高……」
さすが双子だけあって相性が抜群なのか、一番良いところに先端が当たる。
反りの角度や長さ、太さが寸分の狂い無く合致してくれる。
今までに出会ってきたどの男よりも、ある意味このキリクこそが
最も体の相性が良い相手である事を、シムカは認めざるを得なかった。
0139名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:23:54ID:ZiMQ7781
指先一つも動かせないキリクの体の上で、シムカは踊り狂った。
腰を上下に振り、かと思えば回転運動を加え、
手を取って乳房を揉ませ、もう片方の手はクリトリスに触れる位置に固定する。
ガイア・ロードの王キリクの肉体はまさしく大地になぞらえ、
シムカは渡り鳥よろしくその肉体のあちこちに手を指を渡らせていく。
その艶めかしい表情は実兄のキリクから見ても美しく、
大地から寝そべって見上げる天空の鳥はかくも眩しく映るものかと思える。
「あふっ、あん、おっ、はぁっ、はっ、あぁあっ!」
「しっ、シムカ……綺麗だっ……お前は100点だ……!」
「もっ……もぉ……点数なんか……どうれもっ、良ひぃん……っ」
上下する度にキリクの指がクリトリスを擦る。
弾ける肉の音は愛液の音と混ざり合い、もはやドプン、ドプンと軽快に響いた。
水滴が跳ね、キリクの陰毛を水草のように潤していく。
絶頂に達する瞬間までも相性抜群らしく、二人は同時に高みへと向かった。
「くうっ……」
何も言わずとも、ただ呻いただけで、その意味をシムカは理解した。
「イクの? 妹マンコでイっちゃうの? 良いよっ、イって! お兄ひゃんー!」
瞬間、天を衝いて噴火する火山のごとく、キリクの精液が爆発した。
迸る白濁は全て渡り鳥の内奥へと注ぎこまれ、同時に絶頂に達したシムカは、
糸の切れた人形のようにキリクの体の上へとくず折れた。
0140名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 21:24:36ID:ZiMQ7781
「100点か……これは手強いわね」
巻貝は随分短くなった煙草の火を揉み消した。
あたかも飛ぶ事に疲れた小鳥が大木の枝で休むかのごとく、
シムカはキリクの胸の上で寝息を立て始めた。
「だ、誰か起こしてくれ。まだゴーゴン・シェルが利いてるから動けないんだ」
やれやれ、野暮な男だこと。
そんな事を言わずに、もうしばらく可愛い妹を甘えさせてあげれば良いのに。
巻貝はそう不平を洩らし、手を貸さなかった。
肝心の自分がそんなマイナス男じゃ、人様に点数なんてつける資格無いわよ、
という辛辣な評価を下し、もう一本煙草を取り出して火をつけた。



シムカ編終わり

その内続き書く
でももう保管庫随分更新されてないね
0143名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 17:14:35ID:O+YPU1fy
アギトが女だった件
リンドの時だけチンコなくなるのかな
0145名無しさん@ピンキー2010/10/31(日) 23:57:42ID:2UToHFkt
真っ白なガゼルに海人が性的な意味で色々教える所が見たい
0147名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:50:17ID:BzpyZLfD
メインヒロインの座争奪戦7 ゴーゴン編


ゴーゴンは性欲を持て余していた。
シムカにキリクを落とさせるために協力をしたまでは良かったが、
その後シムカだけがキリクと繋がり、果ててしまった。
前戯だけとは言え協力したゴーゴンの体は興奮で火照り、
否定出来ない程に疼き始めてしまっていた。

元よりヒロイン争奪戦の参加枠には入っていなかったが、
かと言ってせっかく湧きあがった性衝動を発散しきれないままでは、
このまま引き下がる事も出来なかった。
「えぇと、次は私がお願いして良いでしょうか?」
そう言って愛しきホモの顔色を伺う。
「ム……私が美作の相手をするのですか?
 私が女性に興味が無い事は知っているでしょう」
既に蜜柑を犯しておいて今更言うような言葉でもないが、
オルカの尻を撫でる程のガチホモだけに、そう簡単に誘いには乗ってくれなかった。
武内兄弟との戦いでフラグは十分に立てているにも関わらず、
このホモはやはりそう簡単に女性に体を明け渡しはしないようだった。
「そ、そんな、坊ちゃま」
「他の男性陣に頼めば良いでしょう」
アイオーンはにべもなくあしらった。
しかし、キリクは相変わらずシムカの下敷きになったままだ。
気持ち良さそうに眠る恩人を起こしてまでキリクに連戦させるのは良くない。
そうなると残るはアキトしかいない。
しかしアキトは気を利かせ、首を横に振った。
「僕はこの後皇杞さんの相手もする予定だから、無駄な体力は使いたくないよ」
「えぇえっ!? 私もうアキト君で確定なんですか?
 出来ればもっと優しくしてくれそうな人の方が良いんですけど……」
ようやく茫然自失の状態から立ち直りつつある林檎の疲労困憊の様子を見れば、
林檎同様にメインヒロイン格に近い立ち位置にあるクルルに、
アキトが容赦をしてくれないのは確定的に明らかだった。
0148名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:51:06ID:BzpyZLfD
誰も相手をしてくれないままでは、白梅同様、自分で慰めるしかない。
せっかく目の前に想い人がいるのに公衆の面前でオナニーなど、
恥ずかしい以上に悔しさと悲しさがこみ上げてくる。
「ったく気のきかねぇ男だな! 元チームメイトだろうが。
 しかも幼馴染な上に、お前を庇って瀕死の重傷負ったような女だぜ?
 その気持ちに答えてやれねぇ程臆病者なのかよ、テメェは」
蜜柑がゴーゴンに援護射撃をする。
「臆病ですと?」
「あぁそうだよ、臆病モンだ。
 なまじ関係が浅くねぇから、後戻りがきかなくなるのが怖ぇんだろ」
「そんな事は……」
その瞬間、部屋の壁をぶち壊す勢いで、何者かが轟音と共に突っ込んできた。
「うわっ!?」
「何? 何?」
濛々と立ち上る煙の中から姿を現したのは、講談空手の有段者。
さり気に梨花や巻貝よりも年上の熟れ熟れロリっ娘メイド、相川妙子だった。
通称ロリ子は脚部のフォッケ・ウルフを外すと、
若干ヒいているアイオーンに向き直った。
「事情は全てこの盗聴器で聞かせて頂きました!
 私のご主人様ともあろうお方が、女性の純情を踏みにじるとは許せません!」
「待て、盗聴器とはどういう事だ」
「そんな事はどうでも良いんです!
 我が愛しき坊ちゃまのチ○コを他の女に譲るのは癪ですが、
 相手が彼女なら私も喜んで協力すると言うもの。
 さぁ坊ちゃま! 覚悟を決める時です! それでついでに私も抱いて下さい!」
「お前今さり気なく自分まで……あ、ちょっと!」
ロリ子さんに気を取られていたアイオーンを、蜜柑が背後から羽交い絞めにする。
「今だゴーゴン! それからついでに洗濯板! とっとと押し倒しちまえ!」
「ちょっと待って一体誰が洗た「恩に来ます!」」
ゴーゴンとロリ子は、一目散にアイオーンに襲いかかった。
0149名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:51:51ID:BzpyZLfD
主への奉仕は、従者にとって必要最低限のスキルだ。
メイドの見本を見せてあげると言わんばかりに、
ロリ子さんはアイオーンのムスコをいきなり喉の奥まで咥えこんだ。
この思い切りの良さ、大胆さは、これまでの彼女の男性遍歴が培ったものだ。
深く吸い込むような激しい動きの内側では、
外からは想像も出来ない程繊細に舌が動きまわっている。
「ごぼっ、じゅぽっ、ぶふっ、ぶっ、じゅぷっ」
彼女自身の唾液が泡立つ音が、獰猛なまでに大きく聞こえる。
と同時に、睾丸への愛撫も忘れない。
掌の上でゴロゴロと転がすその動きを、エミリ、中山、石渡は熱心に観察した。
心中ではこのテクで意中のあの人を悦ばせようという妄想が繰り広げられていた。
「じゅるっ、ぷぁっ……ほら、ボサッとしてないで。
 あなたもその自慢の巨乳で坊ちゃまを喜ばせてあげなきゃ」
一番欲しい部分をあなたが真っ先に取ったんでしょうが、
と心の中で毒づきながら、アイオーンとロリ子の間、
ちょうどアイオーンの腹の辺りにゴーゴンは陣取った。
仰向けのアイオーンとフェラに勤しむロリ子の間という事は、
ロリ子に背を向け、ロリ子にその美尻を見せつける形にもなる。
「覚悟はよろしいですね、坊ちゃま」
「だから、その坊ちゃまというのは止しなさいと……うぷっ」
煩い口を黙らせるかのように、ゴーゴンはアイオーンの体に
うつ伏せに寝そべり、彼の顔面を乳房で埋めた。
自らの手で両サイドから乳房を挟み、彼の首から上をサンドイッチする。
ピンと張った乳首がアイオーンの耳たぶに触れた。
アイオーンは慌ててゴーゴンの上半身を押し返した。
「まったく、遠慮の無い事だ。せめて眼鏡を外させなさい。
 皮脂でレンズが曇ってしまったではないか。
 第一形が歪んでしまうだろう。無茶をするな」
この期に及んでいちいち細かい事を気にする男だが、
ゴーゴンにとっても眼鏡を外してくれるのは願ったり叶ったりだ。
硬い眼鏡に乳房を押しつける痛みが無くなる上、
もっと直接的に彼の顔に触れる事が出来る。
0150名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:52:43ID:BzpyZLfD
「それじゃあいきますよ、坊ちゃま」
アイオーンが眼鏡を外してくれた事で、さぁいよいよもっとその顔面に
乳房を押しつけてくれようと勢い込んだゴーゴンを、アイオーンは制止した。
「息苦しいから、さっきのは止めて下さい」
「そんな、坊ちゃま……」
愛する男に拒絶された事がショックで、ゴーゴンはしばし涙ぐんだ。
しかしすぐに考えを改める。
「だったらこっちの方がよろしいですわね?」
ゴーゴンは今度は乳房ごと押し付けず、既にピンと硬くなった乳首を
アイオーンの唇に優しく触れさせた。
やれやれと諦めの表情を見せたアイオーンは、観念してその乳首を吸い始めた。
女の乳首になど興味は無いのだが、サービスしてやらないと煩そうだった。
ただ吸うだけで、乳輪を舐めまわしてくれたり、揉んでくれたりなどしない、
全く気のきかない行為ではあったが、ゴーゴンはそれで充分満足だった。
「感激です、坊ちゃま。いつの日か坊ちゃまの子をなして、
 こうして赤ん坊におっぱいを吸わせてあげる日が来る事を望んでいました」
ゴーゴンは快感よりも幸せをむしろ感じていた。
子供なんか作る気は無いぞ、という言葉をアイオーンは口にはしなかった。
ロリ子はアイオーンに乳首を吸ってもらえているゴーゴンに少し嫉妬した。
「逆襲が必要のようね」
ロリ子は眼前に突き出されたゴーゴンの股間目がけ、指を差しいれた。
「ひゃん!?」
と同時に、アイオーンの肛門にも指を突っ込む。
「アッー!」
「まだ第一関節も入り切ってませんわよ、坊ちゃま。
 もっと深く突っ込ませてもらいます」
ホモのアイオーンがケツ穴で悦ぶ事を理解した上での責めである事は明白だった。
ロリ子は左右の手の人差し指をそれぞれゴーゴンとアイオーンの中で躍らせた。
前立腺を刺激されたアイオーンの男根が急激に硬さを増し、
Gスポットを突かれたゴーゴンの膣穴から愛液がとめどなく溢れる。
「はあっ……あっ、あんっ……そこ、らめぇ……」
ゴーゴンとしてはまだゆっくりと体を解していきたかったのに、
図らずももうすぐにでも本物を挿入して欲しい程高められてしまった。
それはアイオーンも同様だった。
0151名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:53:45ID:BzpyZLfD
体の準備が整った事を見てとったロリ子は、二人に先を促した。
「お二人とも、どうぞ遠慮無く繋がって下さい」
ロリ子の責めによって、アイオーンとゴーゴンは既に少し汗をかいている。
言われなくともこのまま一気に……という気配だった。
ロリ子が最大限まで硬くしてくれたアイオーンの剛直の上に跨り、
ゴーゴンはゆっくりと腰を落としていった。
「う、ふっ……んん……」
火照った彼女の体を見ていると、ホモですら石化してしまいそうだった。
「駄目ですよ、坊ちゃま」
ロリ子はアイオーンの視界を塞ぐように顔面騎乗位した。
「うぷっ!?」
突然の女くさい匂いを鼻孔に押し付けられ、言っては悪いが、吐きそうになる。
この匂いを拒絶したいというのがアイオーンの素直な感想だった。
「石の王みたいな腑抜けはいけません。
 坊ちゃまはちゃんと動いて、女性をリードして差し上げなくては」
ゴーゴンはロリ子に恩を感じる気分だった。
アイオーンの方でも腰を動かしてくれるなら、それに越したことは無い。
何しろゴーゴンは既に快感で頭がぼうっとしており、
眼前のロリ子の肩にもたれかからねば姿勢も維持出来なかったのだ。
体勢の整った三人は、三人がそれぞれに腰を振り始めた。
「あっ、あっ! あっ良い! あぁっ!」
超高速で打ちつけられる下半身の振動に、ゴーゴンは涎を撒き散らして悦んだ。
ロリ子も股間のビラビラをアイオーンの鼻に口にと熱心に擦りつけた。
呼吸の苦しいアイオーンは嫌々ながらも鼻と口で懸命に酸素を取り入れ、
その荒々しく吐きだされる息はロリ子にくすぐるような快感をもたらした。
ロリ子とゴーゴンは互いに抱き合い、互いに唇を貪った。
「あふぁ、ふむっ、んむ、んほ、あぉ、はんっ、あっ」
混じり合う女達の吐息の音は、もはやどちらのものか判然としない。
アイオーンの呼吸音もあったが、それは腰を打ちつける激しい音にかき消されていた。
やがて快感が頂点に達する瞬間が訪れた。
ゴーゴンは体を一瞬完全に硬直させ、立ち上る快楽の本流を全身に受け止めた。
「んぷぁっ、あぁぁぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁっ!!」
少し遅れてアイオーンの精液が子宮に届き、彼もその動きを止めた。
ロリ子はゴーゴンの体から伝わってくる絶頂の余波を受け、
体をビクンビクンと震わせた。
0152名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:54:36ID:BzpyZLfD
「さぁ坊ちゃま、お答え下さい。彼女は何点でしたか?」
余韻が覚めるまでたっぷり十分以上待ってから、ロリ子は問うた。
全員が注目する中、アイオーンはひとしきり考え込んだ。
そして出た答えは、意外と言えば意外、当然と言えば当然のものだった。
「0点ですね」
一瞬ゴーゴンが目を見開いて肩を落としたが、その真意をロリ子は察していた。
「と言う事は、南樹のヒロインたりえない、という事ですわね?」
本題は元々、誰がエア・ギアのヒロインかだ。
アイオーンのヒロインとして、ゴーゴン以上の女は有り得ない。
素直に認めはしなかったが、アイオーンは彼女を手放す事をしなかった。
それ故の0点だ。
「今後はなるべくゴーゴン・シェルはみだりに使うな。
 私は女性には興味無いが、女性がそう簡単にどんな男にでも肌を晒すものではない」
ゴーゴンの表情がぱっと明るくなった。
「坊ちゃま……」
この二人にとっては少なくとも円満な終わり方だ。
ロリ子はこの結果に満足しながら、ところで自分は何点なんだろうと疑問に思っていた。
しかしアイオーンはもはや彼女の存在を丸ごと無視して、足早に部屋の隅まで去っていった。
0153名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:56:05ID:BzpyZLfD
規制で書き込めない事が多いから、このまま続き投下する


メインヒロインの座争奪戦8 トンちゃん編


エア・ギアヒロイン争奪戦は混戦の様相を呈してきた。
もはや誰が頂点を獲得するか、誰にも予想出来ない。
第一、筆者もまだ決めてない。
少なくとも自分こそがヒロインと自負するアキトにとって、
ターゲットが絞れなくなってきたのは事実だった。

当初は、林檎を潰せばカタがつくと思っていた。
次点でシムカとクルルを叩き伏せるつもりだった。
しかしシムカはアキトに名乗りを上げさせる間もなく
自らキリクを指名し、そして100点をゲットした。
卓越したテクニックも魅力的な肢体も持たないクルルが
シムカの点数を上回る事など出来まいとは思うが、
こうなると逆に他の参加メンバーが何点に及ぶのか計算しきれない。
キリクとアイオーンは、アキトが思っていた以上にイレギュラーな存在だった。
明らかにメインヒロイン格ではないのに
「点数などつけられない」と誉めちぎられた梨花や、
主題が「エア・ギアのメインヒロイン」でさえなければ
100点だったかもしれないゴーゴン。
なまじ紳士的なキリクとアイオーンの手にかかっては、
他の穴馬の中の誰が高得点を獲得するか分かったものではない。
それはつまり、アキトにとって標的を絞れないという事でもあった。
0154名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:57:13ID:BzpyZLfD
アキトは作戦を変更する事にした。
こうなれば、残る全員を自分が相手にするしかない。
さすがに精液のストックは持たないだろうが、
相手を陥落させるだけなら手や舌だけでも何とかなろう。
誰がヒロインだとか、点数がどうだとか、
そんな事がどうでも良くなるくらい骨抜きにしてやれば良いのだ。
「それじゃ、順当にいけば次は僕の番かな。誰が相手してほしい?」
アキトはさっそく名乗りを上げたが、挙手する者はいなかった。
当然だ。
アキトを相手にするのは危険だと、既に誰もが理解している。
高得点を狙う者程、彼との対戦は避けたがっていた。
「どうしてもアンタでないといけないわけ?」
エミリが抗議の声をあげる。
「そりゃそうでしょ。
 石の王はまだ動けないし、アイオーンはたった今終わったばかりで疲れてる。
 次誰が立候補するにしろ、僕がやるしかないじゃないの」
別にまだそんなに疲れてませんが、とアイオーンは思ったが、
わざわざ進んで女性の相手をしたくもないので、黙っていた。
「私がいくわ」
手を挙げたのは、意外な人物だった。
「え!? 先生!」
「トンちゃんマジかよ? アイツやばいって、マジで!」
中山とエミリが慌てて止めようとするが、トンちゃんは平気な顔をしている。
「私、別にヒロインに興味無いもの。私の心は折原先生のモノ。
 でもね、私も一応教師なの。生徒達が間違ったセックスをする前に、
 正しいセックスの仕方をレクチャーしてあげるのも教師の務めよ」
そんな務めは無いよ、とアキトは思ったが、全員を相手にするつもりなのであれば、
トンちゃんは遅かれ早かれ当たる相手だ。異論は無かった。
……まかさ自分の方こそ骨抜きにされるとは露程も考えずに。
0155名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:58:25ID:BzpyZLfD
「ひぎぃっ! やめっ、やっ……んおぉっ!?」
室内にアキトの悲鳴が響き渡った。
トンちゃんのテクニックは大胆を通り越して、乱暴だった。
「よぉーく見ててね、教え子達!
 男の子はこうやって悦ばせてあげるのよ?」
興味津津といった表情で事のなりゆきを見つめるエミリと石渡、
赤面した顔を両手で隠しながらも指の隙間でしっかり観察する中山の前で、
トンちゃんはアキトの肛門に力任せに指を出し入れしていた。
このヒロイン対決において特に持ち物の指定はされていなかった筈なのに、
トンちゃんは鞄からローションにコンドームに、
その他諸々の大人の玩具を大量に取り出してきた。
たっぷりとローションの塗られた細い指を一気に二本も差し込まれ、
アキトは腸壁が避けてしまいそうな程の激痛を味わった。
「ぎぃあぁあっ!! ぐほっ、かはっ……! いぎ……っ」
こんなやり方で悦ぶ男の子はあまりいないだろうと思いながらも、
東中女子達の中では中山が最も注意深く凝視していた。
縦横無尽に蠢きまくる指に蹂躙される、愛しきアキトの肛門を。
「こーやって前立腺を刺激してあげると、ほらっ」
アキトの肉棒からは、噴水のように精液が迸り続けた。
全く気持ち良くない、ただの拷問なのに、体は反射的に射精しまくる。
飛びかかる精液を顔面で受けながら、トンちゃんは恍惚としていた。
一方のアキトは顔面蒼白になり、今にも気絶しそうになっている。
たまらずトンちゃんを取り押さえようと伸びるアキトの手には、
しかし全く力がこもっていなかった。
普段でさえ腕力のないアキトの両手はトンちゃんに容易く絡め取られ、
丈夫な革製のベルトで強固に括りつけられた。
「抵抗しちゃダメよ。先生が手取り足とり教えてあげちゃうんだから」
トンちゃんは金属製の輪っかを取り出すと、それをアキトの口に嵌め込んだ。
それは強制フェラリングだった。
0156名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 23:59:20ID:BzpyZLfD
10分程経過した頃だったか。
蜜柑でさえ痛々しく感じて目を背けてしまう程に、
アキトの体は隅々まで拘束具で固められていた。
元々眼帯をしていた目の上からアイマスクをかけられて、視界は塞がれた。
足は膝で折り曲げられ、太腿ごとベルトで括りつけられている。
しかも強制的にM字開脚にするために、どこからか持って来たデッキブラシが
両足の膝の内側を通る形で固定されている。
革製の首輪が性奴隷と成り下がったアキトの今のナリを象徴しており、
更にそのうなじ側では、手首の拘束具が針金で括りつけられていた。
つまりは両手を首の後ろに回した体勢にされており、
ちょっとでも手を動かすと首輪が喉仏を締め上げる。
自動で動き続けるオナホールが肉棒に被せられ、肛門にはアナルバイブ。
男だというのに乳首にはローターがガムテープで止められ、
フェラリングで開けっぱなしにされた口からは涎が滝のように流れた。
「こらっ、安達さん! ちゃんと見ておきなさい。
 こうやって男の子を悦ばせてあげるのよ。次の試験に出しますからね」
「い、いやこれは流石に見てらんないっつーか……」
「ほぉぉぉっ! ほぁっ、ごふぉっ、ぼふぉおうっ、おほっ!」
泡立つ唾液と二酸化炭素を懸命に吐き出しながら、
アキトは全身を襲う不快感に耐え続けた。
M字開脚は、姿勢を支えられなければ後ろに倒れる事を防ぎようが無い。
アキトは今や仰向けに倒れた状態だったが、拘束が酷いため、寝返りさえ打てない。
自らの涎で窒息しそうになり、胃液が逆流してくる。
しかもトンちゃんはオナホとローターの振動を小刻みに変えて、
決して責め苦が単調にならないように常に気を配っている。
それが殊更に彼の苦痛を倍増させていた。
0157名無しさん@ピンキー2010/11/25(木) 00:00:26ID:BzpyZLfD
トンちゃんはアキトの顔の上に、和式便所で用を足す時の姿勢で跨った。
「まぁまぁだらしないお口ねぇ。疲れて喉が渇いたでしょ?」
そう言ってアキトの口の上でオナニーを開始する。
準備運動だの、徐々に体を解していくだの、そんな生易しい事はしない。
おもむろに膣に指を突っ込み、最初からフルスロットルで出し入れする。
愛液の雫がボタボタと零れ落ち、それはアキトの口の中に吸い込まれて行った。
「がっ! ごほっ! おごぇ、くへっ!」
懸命に吐き気に耐えながら何とか呼吸している今のアキトにとって、
そこへ液体を投入される事は殺人行為に等しい。
だがトンちゃんはそこまで考えているのか、それとも何も考えていないのか、
なお一層激しく自慰に没頭し、アキトを苦しめていった。
「あぁっん! んん〜っ! あはぁっ! ゆ、ゆび、きもひ良ぃっ!」
異様に慣れた手つきで膣内を自らかき回し、シャバシャバとマン汁を零す。
片方の手はその大きな乳房を壊さんばかりの勢いで揉みしだいている。
教え子達がヒいているのも気に留めず、トンちゃんは股間をまさぐり続けた。
「イっ! イクぅ〜っ!!」
最後の一声の瞬間、まるで一流ライダーのごとく目に見えないスピードで、
彼女は自分の股間を摩擦しまくった。
激しい手首のスナップにかき乱された愛液がシャワーのように降り注ぐ頃には、
アキトは既に失神していた。
0158名無しさん@ピンキー2010/11/25(木) 00:01:49ID:BzpyZLfD
「ところでこれ、トンちゃん何点なんだろうね?」
「さぁ。肝心のアキト君がこの状態だから、採点不可能でノーカンだろうね」
中山は白目をむいてピクピク震えている愛しいアキトの体から
丁寧に一つ一つ拘束具を外してやりながら答えた。
エミリもチームメイトのよしみで手伝ってやる。
オナホはともかく、アナルバイブを引き抜く時はさすがに抵抗が強かった。
無理に引き抜けば内壁を傷つけてしまいそうで、中山はゆっくりと作業した。
「まったく、何発射精したか数えきれないわね。
 これじゃ今後の対戦に支障をきたすわ。
 特製のお薬持ってきてあげるから、男どもはちょっと待ってなさい」
巻貝はそう言ってどこかへ出かけて行った。

全ての拘束具を外され自由の身となってもまだ、アキトは目を覚まさなかった。
一人トンちゃんだけが、ご満悦の表情で両頬に手をあてて笑っている。
仇を打ってもらえた事を喜ぶべきか否か、林檎は判断に迷っていた。


今回はここで終わり。
随分期間が空いたから、その内サロメやガゼルやシャーロットも
強引にねじ込まにゃならんね。
0159名無しさん@ピンキー2010/11/25(木) 02:27:11ID:Hgnnjap1
今後のグレをコンサルしてやるよ。
あんた戦いマンガ描く才能もあるし、絵が綺麗だからエロの方面も
行けると思う。でも少年雑誌じゃぶっちゃけ一線こえれないじゃん。
レイプシーン祭りとかやりにくいじゃん。もっとなんか失楽天とかでさー
なんか能力もった者どうしの戦い+エロマンガ描けばいいと思う。
そこでもっとハジけてかけば単行本にしたらすげー売れると思うんだよね。

正直今のエア・ギア、ヴァージンロードを突き進んでるヒロインが2人も3人も
いるじゃん。謀林檎とかくるるとか。どっちかでいいから犯っちゃってほしい
んだよね。でも今更できない空気だし。すげーいい素材がいるのに損してると
思う。

天天の場合も、アヤもマヤもどっちも一線は越えられないままだろう。
つまんないんだよねー。
天天のつむじまたざにレイプされた昔風の女ってさ、あんだけひどいことされ
た後もひょうひょうと出てきてたから、ああいうキャラがいてもいいと思うん
だよね。

新しいマンガ描いて、今日は美少女何人かそろえて、今週はこの女、来週は
あの女みたいにしてってもいいと思う。

エロは大事なビジネスだぜ。カネカネ。
0163名無しさん@ピンキー2011/02/26(土) 01:19:19ID:loMJS7Oj
ネットでよく見かけるベンケイとリンゴのエロ画像の絵師って誰だか分りますか?
カラーのヤツです
0164名無しさん@ピンキー2011/03/03(木) 19:33:04.60ID:1Qu4yRZd
ベンケイのエロ画像は一枚しか知らないな
タケちゃんの命令とかなんとか言われてバイブ突っ込まれてる奴
0165名無しさん@ピンキー2011/03/20(日) 11:24:12.39ID:4/6JwFhf
エアギアのCG集って、ロリータ・チャンネルのしか知らんなー
0168名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/11(土) 00:47:47.62ID:xJwjLOd/
安達の一番エロイシーンて何話だと思う?
0172名無しさん@ピンキー2011/08/29(月) 10:51:03.91ID:mCnHelAu
エアギアのエロがすっっげーツボ!
サロメもよかったしケツ丸だしで戦う女もよかった!
お前らのオススメのエロシーン教えてくれ
ってかお願いします教えてください皆様
0173名無しさん@ピンキー2011/09/21(水) 09:13:59.95ID:EtNWfSUO
17巻ではこちゃんがイッキ君を夜這いするシーンはよかったな。
「なんでもしますイッキ君の言うこと何でも聞きます」
とかかなり妄想膨らんだ。
0174名無しさん@ピンキー2011/09/22(木) 21:00:52.97ID:oa4LASWV
誰かカズとリンゴ書いてくれ
お願いします!!書いてくれ・・・っ!
0175名無しさん@ピンキー2011/10/04(火) 00:33:52.57ID:yFoI3ivd
いや、カズは安達だろ
0176名無しさん@ピンキー2011/10/04(火) 00:34:07.50ID:yFoI3ivd
いや、カズはエミリだろ
0177 忍法帖【Lv=3,xxxP】 2011/10/04(火) 14:35:29.49ID:EShywbyR
エロギアのキャラって魅力皆無だわ
天上天下の棗姉妹でないと
0179名無しさん@ピンキー2011/10/06(木) 09:24:47.49ID:WODqVD4f
リカの爆乳で
0184名無しさん@ピンキー2012/01/21(土) 08:47:19.01ID:OyZdHNM3
精神世界でガゼルに筆おろしされるアギトを想像してSS書こうとしたけど書く前にヌいて満足してしまった
0185名無しさん@ピンキー2012/01/27(金) 22:36:47.46ID:GZny8lGA
>>184
自己完結しないで頑張ってくれよ・・・

まあ、イッキのことを忘れさせようとシムカを調教するニケというのを書くつもりが妄想で満足した俺が言えることじゃねーが
0186名無しさん@ピンキー2012/02/09(木) 01:37:50.55ID:RCT8dDCl
アギトが色んな人女キャラとヤりまくり、場合によってはやられまくるSSを考えたけど長くなりすぎて書く気が失せた上に抜いたから満足してしまった
0189名無しさん@ピンキー2012/03/19(月) 15:15:50.47ID:Wn0P6EWH
エア・ギアの表紙絵と中の絵が美麗になり始めるのは何巻からですか?
20巻くらいから?
0190名無しさん@ピンキー2012/03/28(水) 08:36:23.13ID:O63hBAaR
エアギアはたまに出てくるアップ顔のリアル絵がキモいのを除けばまぁまぁ
0191名無しさん@ピンキー2012/03/28(水) 14:31:54.57ID:lkCWLmQK
アップ顔デキモイノッテドンナノ?
アンマリキモクナインダガ。。。オモニリアル路線ノクルルトカ???
0192名無しさん@ピンキー2012/03/28(水) 19:51:34.94ID:ozq07knP
>>191
つ 鏡

それにしても盛り上がらねーなここ
0193名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:16:04.14ID:mRiQPxUi
南樹の策略と、野山野林檎によるレガリア発動に端を発する、
全地球上から重力が消えた歴史的な瞬間。
世に言うフライング・デイから、一ヶ月後。
インラインスポーツとしてのエアトレックの隆盛は衰える事無く、
一方で世界の基幹技術としてのATテクノロジーは益々浸透していった。
フライング・デイ当時ですら既にAT技術は様々な分野で活用されており、
飲食店の冷蔵庫や病院の各種機器、空港の管制室から民家の空調に至るまで、
およそ人間の生命に密接に関わる部分だけは、
嵐のレガリアの影響範囲からは除外されていた(と言う脳内保管)ので、
人々はフライング・デイ以後も、何ら差し障り無く生活を送れていた。
あの日、地球全体を覆い尽くしたビーフェルドブラウン効果は、
人々の心に余すところ無く革新をもたらしていた。
誰もが、自ら精進する精神と、希望とを抱くに至っていた。

だが、中にはそうでない者もあった。
即ち、フライング・デイのその日にあっても、
心の重しから解き放たれる事の無かった者達。
ビーフェルドブラウン効果を片時もその身に受ける事無く、
変革しつつある世界の当事者になれず、ただ傍観するしか無かった者達。
そんな者が、この地球に居たのだろうか?
……居たのだ。
武内空ですら心を入れ替えるキッカケとなったあの日、
羽ばたく事の出来なかった者達が。
その者達の正体を一言で言うなら、死人……だった。

「よーっす、スピット・ファイア! 遊びに来てやったぜ!」
「もう、イッキたら。いきなりこんな大勢でおしかけちゃ迷惑だよ」
「男だらけでむさ苦しいでしょ? 皆も連れて来たよん」
開口一番、元気よく「この世界」に乗り込んできたのは、
南樹、野山野林檎、そして渡り鳥のシムカだった。
その後に続いて、カズやオニギリ、仏茶、アキト、
安達エミリに中山弥生に、えーっと名前忘れたけど髪型が波動砲の奴、
それから眠りの森の面々に、各チームの主要メンバーが続いた。
「やぁ。元気そうで何よりだね。
 僕も毎日このホモがつっかかってくるから、ウンザリしてたところさ」
「何を仰います、このヤムチャが。そっちから喧嘩を売ってくるんでしょう」
スピット・ファイアとアイオーン・クロックは、
予告も無くズカズカと電脳世界に遊びに来た戦友達に、
呆れ半分、喜び半分の笑顔を向けた。
0194名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:17:20.05ID:mRiQPxUi
こうしていると、まだ彼らが生きているかのようだ。
スピット・ファイアも、アイオーンも、ヨシツネも、
あと別に死んでても良いんだけど南博士も、到底死んだとは思えない。
仮に死んでいたとして、今更そんな辛気臭い空気を持ちこむメンバーではない。
カズとアイオーンは、電脳世界でも相変わらず口喧嘩が絶えないし、
仏茶はヨシツネの作った空気の壁をウォールライドする事に夢中だ。
馴れ馴れしく近付こうとする南博士を肘で小突きつつ、
シムカはスピとのお喋りに没頭し、他のメンバーも思い思いに電脳世界を楽しむ。
全てのレガリアは、空のレガリアと嵐のレガリアに組み込まれており、
今やその二つのレガリアは両方ともフライング・デイで消失している。
奇しくもレガリアの対消滅を画策していた眠りの森の思惑通りとなった格好だが、
レガリアが無くなってもATがこの世から無くなったわけではない。
メモリーディスクがあり、スカイリンクがある以上、
彼等は会おうと思えば、いつでも会えるのだ。
この仮想世界で、スピット・ファイアにも、アイオーンにも、ヨシツネにも。
「大将。どっちの世界でも大将は相変わらずのようどすなぁ」
「何やぁベンケイ、ワイがおらんで寂しいんか?
 ほなら今日は久し振りにワイの超絶ウルトラベッドテクニックでその寂しさを……」
「下ネタは嫌いどす」
そう言い返すも、ベンケイは失った片足を庇うように、ヨシツネにもたれかかった。
二人が何も言わずどこかへ立ち去って行くのを追いかける程、野暮な者は居ない。
イッキ以外は、だが。
「何だよ二人とも。この宇宙皇帝の俺様に黙って、どこにしけこもうってんだ?」
「ちょっとヤメなよイッキ。何で気がきかないかなぁ」
「嬢ちゃんの言う通りやぞー、ボウズ。筆おろしが公開セックスやったお前からしたら、
 人前で事に及ぶんもへっちゃらかもしれんけどにゃー」
「大将、何遍言わせたら気が済むんどす? 下ネタは嫌いどす」
嵐のレガリアの調律の様子も、電脳世界から見られていたのか……
と初めて知り、イッキは取り乱し、林檎は顔を本物のリンゴのように真っ赤にした。
考えてみればあの空母に、塔の機構の進化版があった以上、
電脳世界に事情が全て筒抜けであったとしても、不思議ではなかった。
だわの人のアパートからですら、電脳世界に行けるのだから。
0195名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:18:12.38ID:mRiQPxUi
ヨシツネは相手が居るからまだ良いかも知れない。
しかしスピとアイオーンは、睦言に及べる相手が今日は同席していなかった。
巻貝は仕事が忙し過ぎて、とても中学生達と一緒に遊んでいられない。
彼女はその内時間を見つけて、また一人でここに来るのだろう。
左財閥の関係者達も、今はアイオーンの疑似ボディの開発に忙殺されている。
アイオーンを改造した事のあるロリ子さんの技術力は特に重要だったし、
いくらライバル視しているとは言え、尽力してくれているロリ子を放って
自分だけアイオーンと蜜月の時を過ごせる程、ゴーゴンも薄情者ではない。
女っ気の無さを考慮してシムカが女性陣を大量に引きつれて来てくれていた分、
それで少しは華も添えられていると妥協するしか無かった。
「とりあえずチームも消滅した事だし、敵味方忘れて宴会しよっか!」
「さぁ燃え頭、ガンガン飲むでしよ〜。この特性青汁を」
ニナとウメに強引に手酌され、スピは思わずたじろいだ。
グラスの中には、とても青汁とは思えない、本気で青い色をした何かの汁。
もう死んでいる身で言うのも何だが「殺す気かい?」とでも言いたくなる。
「この……俺……が、酒……ついで、や……ってのに……
 受け取……ね、のか……テメェ……」
いつまでバブルガムクライシスの影響を受けているのか、ガビシは
たどたどしい口調で、酒と言うにはあまりにドロドロした赤黒い液体を注ぐ。
「申し上げにくいのですが……これは人間の血じゃないでしょうね」
「そ……なワケ……無……だろ……」
ニタニタ笑うガビシを見れば、とても信じる気になれないアイオーン。
「そう言えばあなたには顔の皮を剥がされかけた事もありましたっけねぇ。
 何なら今この場でリベンジしましょうか?
 なぁに、電脳世界でいくら顔を剥がされようと、大した事ではありませんよ」
電脳世界でもダメージを負えば現実の肉体が血を吐くのは、
小烏丸と旧眠りの森のバトルで証明済み。
つまりアイオーンは嘘をついているのだが、ガビシもそんな事は百も承知だ。
「ほらほら、いつまでもいがみ合ってんじゃないっつの。
 争いは終わったんだから、宴会ぐらい仲良くすれば良いじゃん」
「エミリさん……」
「おら飲め飲めーこのホモー!」
「あなた、酔ってるでしょう……」
未成年の癖に何で酒を飲んでいるのか、電脳世界なら許されるとでも思っているのか。
彼氏なら連れ合いの暴走はちゃんと抑えとけと言わんばかりに、
アイオーンはカズをジト目で睨みつけた。

電脳世界にアクセスすればいつでも会えるとは言え、
逆に言えば、いつでも電脳世界にアクセス出来るわけでもない。
今回もだわの人に頼んで送り込んでもらっただけであり、
そもそもイッキ達も学校や家事、遊びなどで忙しい身だ。
いつでも好きなタイミングで好きな瞬間に会えるわけでないのは、
ある意味では普通の友人関係と何ら変わりない。
その分、たまに会える今日のような稀有な日は、ついはしゃぎ過ぎてしまう。
スピとイッキはアッパーソウルでスピードを競い合い、
ホモがオルカのケツを追い回してアギトに切り刻まれ、
酔ったエミリが乳丸出しで裸踊りをしようとすればカズが留め、
中山と石渡が平身低頭で一堂に平謝りする中、
オニギリが「惜しかった」と舌打ちをして、サロメに平手打ちを食らう。
半ば巻き込まれた形だったが、スピもアイオーンも、
それなりにこの宴会を大いに楽しんでくれたようだった。
0196名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:19:36.94ID:mRiQPxUi
電脳世界と現実世界は、時間軸が異なる。
夜中にだわの人の部屋に行った小烏丸が、
電脳世界では昼間の時間軸で旧眠りの森と戦ったように。
この世界は、現実世界とほぼ完全に昼夜が逆転している。
だから今現実世界が日曜の真昼間であっても、電脳世界はもう深夜だ。
とは言え、宴会目的で乗り込んできたイッキ達が寝てしまうには、
あまりに早過ぎると言わざるを得ない。
一晩中遊び回って疲れて眠る子供のように、少年達は地べたで雑魚寝していた。
「やれやれ。現実世界はまだ夕方にもなっていないでしょうに」
「仕方ないさ。これだけハシャギまくればね」
起きているのは、スピとアイオーンを含め、ごく少数だった。
「戦友(とも)よ、主賓を置いてけぼりにして寝るとは漢(おとこ)がすたるぞ」
「無駄だよ、犬山。それに、これも彼ららしいじゃないか」
「なぁアイオーン。こっちの世界ではデコチャリに乗る気は無いのか?」
「坂東……こっちの世界でも何も、私は生きてた頃からあの自転車は正直……」
起きているのは、比較的年長の者達が大半だった。
酒に弱いハンマーが起きているのは、寝るのは失礼と思って、
敢えて酒を口にしていなかっただけだ。
最初こそイッキに「寝ちゃ駄目だよ」と諭していた林檎も、
いつの間にかそのイッキの腕枕で寝ているのだから始末に負えない。
「未成年者の飲酒の現行犯だが。捕まえなくて良いのかい、新宿の鰐」
「るせぇよウンコクズが。現実にアルコール飲んだワケでもねぇのに、
 コマゴマした事を非番の日にまで言ってられっか。
 大体俺ぁ、アキトの奴に無理矢理引っ張って来られただけなんだからな」
そうでなかったら誰が暴飛靴新法違反者と酒盛りなどするか、と海人は毒づいた。
そんな彼も、武内空やニケが同席していたら、流石にブチ切れていただろう。
空とニケに声がかかっていたのかどうかは知らないが、
いずれにせよ当人達は今更仲良く宴会に顔を出したりしないだろう。
畢竟、リカも今になってスピに合わせる顔は無い。
口にこそ出さなかったが、シムカですら、少々は気後れしていたのだ。
シムカは女っ気を慮って大量に女性を引き連れて来ていたが、
エミリを筆頭に、今や殆どの女性陣が眠りこけている。
起きているのはシムカ本人と、蜜柑ぐらいのものだった。

そろそろ頃合いか、と判断し、それまでずっと
ブスッと黙っていた蜜柑が立ち上がった。
「おいホモ。話がある。ちょっくらツラ貸せ」
「何です? まさか風呂場を覗いた事を未だに根に持って――」
「それも根に持ってるが、今はンな事ぁどうだって良いんだよっ!
 大事な話なんだから、はぐらかさずに付き合え馬鹿」
返事も聞かずズカズカと歩いて行く蜜柑の背を見るアイオーンに、
スピが「女性に先を歩かせるものではないよ」と含み笑いを漏らす。
アイオーンは観念して立ち上がり、蜜柑の前まで早足で歩いて行った。
「積もる話があるのは誰しも一緒か……」
「当然でし。蜜柑姉だって一言や二言文句言うだけじゃ気が済まないでし」
「白梅ちゃん、起きてたのかい? 今まで寝息立ててたじゃないか」
「あんなの演技に決まってるでし。ウメが起きてたら蜜柑姉は気を遣ってしまうでし」
やれやれ、この子も年の割には立派にレディだ……と、スピは感心させられた。
0197名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:20:20.51ID:mRiQPxUi
地べたの上での、花見じみた宴席から離れ、人けの無い路地裏に入り込む。
周りに誰の気配も無い事を確認すると、蜜柑は本題を切り出した。
「聞いたぜ、アイオーン。テメェ、現実世界に戻る気無ぇんだって?」
「……誰からそれを?」
「テメェんトコの会社の年増メイドと、蛇女がな。
 せっかく愛しの坊ちゃんの為に新しい体作ってんのに、
 テメェはそれを無駄にする気かよ」
アイオーンだけではない。
スピもヨシツネも、新たな肉体に命を吹き込むつもりは毛頭無かった。
野心の強い南博士だけは別のようだが、彼の為に体を用意する者は居まい。
待ち望む者達がこれだけ大勢居ると言うのに、
どうしてアイオーンが元に戻ろうとしないのか、内心では誰もが気にしていた。
が、同時に、その理由が推し量れている者も少なくなかった。
その気持ちが全く分からないわけでもないから、誰も異論は挟めなかったが、
ならばこそ、蜜柑は自分こそがそれを問い質さねばならないと決意していた。
スピにもアイオーンにも嫌われるかも知れないが、知った事ではない。
嫌われ役を引き受けるには、自分は丁度良いポジションだと、彼女は悟っていた。
「見解の相違、ですね」
前髪を掻き上げつつ、アイオーンは答えた。
「元に戻るのではない。生き返るのでもない。
 我々はただのオリジナルの人格のコピーに過ぎません。
 スピット・ファイアもアイオーン・クロックも、もうとうに死んでいるのです。
 ここに居るのは、ただの偽物ですよ」
「アイツらはそう思ってねぇぜ?」
「そう思いたがっていない、の間違いですよ。
 誰もがもう、とっくに理解している筈です。
 我々が現実の肉体を得ても、ただの複製に過ぎないのだと。
 命はそう簡単に替えがきく程安いものではありません」
「複製だろうと欺瞞だろうと、それで心が救われる奴も居るんだよ。
 仮に天国や地獄ってのが実在するとしたら、そこに居る本物のお前とやらも、
 ケチくせぇ事言わず祝福してくれると思うぜ。
 お前があの年増メイドや蛇女達とこれから過ごす日々をな」
そこで、会話は途切れた。
夜の闇に相応しい沈黙が場を支配し、しばらくの間両者とも口を開かなかった。
0198名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:21:11.02ID:mRiQPxUi
今更どうしろと言うのか。
精神は引き継いでいる。思い出も受け継いでいる。
本物のアイオーン・クロックと呼んで差し支えない、心と記憶。
だからと言って、我こそは本物だと言って憚らずに済む程、
スアイオーンは神経が図太くはないつもりだ。
彼もスピも、何より本物の自分達の事を慮っていた。
志半ばにして命を失った、オリジナルの自分達。
それを差し置いて当人のように振る舞い、何食わぬ顔で生活するなど、
一体どうして出来ると言うのか。
これから自分が、例えば交通事故でも起こしてしまったとする。
それはあくまで自分の過ちでしかないものだ。
なのにそれは、「アイオーン」の過ちとして、本物の彼の所業と括られる。
或いは全く同じ精神を持っているつもりで、どこかに齟齬があるかも知れない。
どんな些細な事でも、本物のアイオーンなら絶対にしなかったような事を、
コピーのアイオーンは無意識の内にやってしまうかも知れない。
そうなった時、彼は本物のアイオーンにまで恥をかかせる事になる。
はたまた、残されていた遺体の細胞か何かから、
本物のスピやアイオーンが蘇生してしまったら、どうなる?
現在の技術ではまだそこまでの事は出来ないとは言え、
「もしも」の話をするなら、そういう仮定は十分考慮に値する。
もしも本物のスピやアイオーンが生き返ったら、その時、
この電脳世界に居るスピやアイオーンの存在意義はどうなるのか。
ロリ子やゴーゴンは、どちらのアイオーンを受け入れる事になるのか。
いっそ仲間達が自分を「アイオーン二号」とでも呼んで区別してくれるなら、
そっちの方がどんなに気が楽だったか知れない。
本物が生きていてくれればそれが一番良かったに違いないのに、
その本音を押し殺して微笑んでくれている仲間達の心遣いが、
痛く胸に突き刺さり、心臓を絡め取ろうとしてくる。
「……応えてやれよ。アイツらもそれを望んでんだから」
静寂を切り裂いてこぼれた少女の声には、湿ったものが滲んでいた。
普段は心地良くすら感じる夜風が、今は物悲しさしか与えてくれない。
アイオーンには、何か言葉を返すという事が出来なかった。
正確に言えば「アイオーンとして」何かを口にする事が躊躇われた。
自分は、アイオーンではないのだから。
0199名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:22:07.22ID:mRiQPxUi
蜜柑の方も、自分が我儘を言っている自覚はあった。
彼女に限った話ではない。
ロリ子もゴーゴンも巻貝も、彼らの復帰を願う全ての者達が、
同時に彼らに対して失礼な事を言っているのかも知れない、と思っている。
一人目だろうが二人目だろうが、本物だろうが偽物だろうが、
今この電脳世界に居るスピもアイオーンも、それぞれにれっきとした個人なのだ。
その人格も尊厳も認められるべき、一個の人間であるのに、
周りからはあくまで「スピの代わり」「アイオーンの代わり」として、
現実世界で肉の器を受け入れる事を期待されている。
それは本質的に、今ここに居るスピやアイオーンを、
独立した個人として認めていない事に相違ない。
ところが一方では、その精神は本物と相違無いのも事実なわけで、
偽物として扱うのは無礼な話だ、という見方もある。
本人として扱うべきか、扱わないべきか、どちらが正しいかは非常に曖昧だった。
電脳世界の男達も、現実世界の女達も、
互いが互いを気遣い合い、葛藤を内に秘めている。
だからこそ、この問題は根深かった。
「応えるなどと……そう安易に口にして良い問題ではありませんよ」
それがアイオーンの、とりあえずの、それでいて最後の結論だった。
どっちつかずで宙ぶらりんなまま、結論を保留する事が結論だった。
そう、思い込もうとしていた。
突然、蜜柑はアイオーンの襟首を掴み上げた。
「お前なぁっ!」
その手を振り払おうとしたアイオーンは、しかし、
彼女の双眸から今にも溢れんとする涙に声を失った。
「お前っ……俺が、俺達が……安易な気持ちでこんな事言ってると、
 本気で思ってんのかよ……っ!」
アイオーンは静かに目を伏せた。
失言は謝罪せねばならないだろう。
アイオーンとて、彼女が軽々しい気持ちで話ていたわけではない事を、
十分分かっているつもりではあった。
ただ、彼女の口から出る一つ一つの言葉が、突き詰めれば
妥協の産物に過ぎない事もまた、理解しているつもりだった。
本物のアイオーンが居ないから、偽物のアイオーンで手を打つ。
どんなに取り繕おうとも、ロリ子が、ゴーゴンが望んでいる未来は、
結局のところ諦めの境地によるものでしかないのだ。
そして、蜜柑も。
0200名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:24:00.04ID:mRiQPxUi
電脳世界の魂が偽物と言うなら、今ここに居るイッキ達もまた、偽物なのだろうか?
本物の魂は本物の肉体の中で眠っていて、ここに居るイッキ達は、
ただコピーの人格が仮想の世界で遊び回り、騒ぎ回っていただけなのだろうか?
そうなのかも知れないし、そうではないのかも知れない。
ただ、エミリと大統領の間で一時期魂が入れ替わっていた事を考えると、
電脳世界における魂はそれぞれに本物、実物だったと考えたくなる。
そうでなければ、魂が入れ替わる事自体に矛盾が生じるからだ。
……それとも、実はそれは錯覚だったのだろうか?
大統領の中にエミリの魂が入っていた時、実はそれはエミリの魂が入っていたのではなく、
エミリの魂のコピーが入って、代わりに大統領の魂が眠っていただけ、という事なのだろうか。
大統領の魂がエミリの中に入っていた事もまた、同様の理屈だと言うのだろうか。
その真相は、誰にも分からない。
電脳世界を作った張本人である、南博士や、その関連の研究者達でなければ。
そして、それを南博士に問い質すような事は、誰にも出来ない。
やろうと思えば出来るが、心に強い抵抗があり、とても聞き出せない。
折り合いをつけるしか無いのだ。
この魂が本物だと思い込まねば、とても耐えられそうにない。
煎じ詰めれば、今日この電脳世界で再会を祝して宴を開いた戦友達すらもが、
実はコピーで作られた偽物の群れだった、という事になってしまうのだから。
「悩むだけ損や、っちゅう話やな。どの道時間を巻き戻せやせぇへんのや。
 今ここにおるワイも、目の前のお前も、本物として受け入れなアカン」
「それが前向きどす。せやないと、この重荷に耐えられる人なんか居まへんさかい」
ヨシツネとベンケイは、まるでアイオーンと蜜柑の苦悩が伝わってきたかのように、
時同じくして語らい合っていた。
生を軽視するつもりは無い。
死を賭して戦ったオリジナル達を蔑ろにする気も無い。
ただ、受け入れなければ、誰も前には進めない。
前に進もうとしているからこそ、ロリ子も、ゴーゴンも、巻貝も、
愛しい者達が自分の目の前に還って来てくれる事を待ち望んでいるのだ。
例えそれが、偽りの存在であったとしても。
「大将……も一度、キスしてくれはる……?」
「当たり前や。久し振りの再会やさかい、二発や三発出した程度で終わる気あらへんわ」
「んっ……ちゅく……ちゅっ……」
偽物同士の疑似的な逢引きでなく、本物同士の感動の再会であるのだと、
今一度心に刻みつけるように、ヨシツネは相棒と唇を重ね合った。
願わくば、他の者達も同じ様に前向きになってくれる事を祈って。
0201名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:26:42.39ID:mRiQPxUi
「アァっ……イっ、おーん……ソレ、らめっ……」
遠い頂点の月の下で、蜜柑は久し振りに、アイオーンに胸を触られていた。
一度は彼になびきかけた事もある身としては、悪くない気分だった。
ロリ子やゴーゴンに悪い気もしたが、自分から申し出た事だ、後には引けない。
それよりも、ホモのクセに自分に手を出してくれたアイオーンに、
感謝したい気持ちの方が強かった。
「不思議な気分ですよ。あなたの胸だけは、あまり不愉快に感じません。
 半分男みたいなものだからですかね?」
「おまっ……こんん、な、時にぃん……憎まれ口、とかっ……」
既に二人とも服は完全に脱ぎ捨て、下着すらも取り払われている。
そうは言ってもここはベッドなど無い、ただの路地裏だ。
まさかアスファルトの上に寝そべって行為に没頭するわけにもいかず、
彼等は立ちっ放しで体を密着させあっていた。
線の細い体格に反して意外とガタイの良いアイオーンの胸板が、
力強くもまだ少女らしいか細さのある蜜柑の背と触れ合う。
背後から回された手は女のように繊細な指を持っており、
その指先が躊躇う素振りも無く少女の乳首を弄んだ。
「ヤっ……約束だぞ、アイオーン……
 現実世界で、肉体にその魂を宿らせたら、アッ……」
「えぇ。いの一番に、美作と妙子を愛してやれ、と言うのでしょう」
「それがっ……んんっ……スジだかん、な……」
「スジ? スジとは、これの事ですか?」
仮想世界のイメージで形作られた肉棒などではなく、
現実の物理的な肉棒で彼女達を愛してやれとは、蜜柑の提言だった。
それでようやく、ロリ子もゴーゴンも救われるのだからと。
だが、そのちょっと良い台詞に見せかけて実は卑猥な言葉も、
アイオーンのフィンガーテクによって有耶無耶にされてしまった。
「やふぁっ、それぇ……違う、スジぃ……」
「妹君と一緒で、毛の一本も生えていないのですね。
 あなた達を作った南博士や野山野博士の趣味でしょうか」
「おまっ……! いつ林檎のアソコなんか見たんだっ、コラ……あくっ」
「別に私は見ていませんよ。以前武内空から聞かされただけです」
片手は胸、片手は膣にあてがって、アイオーンは器用にそれらをまさぐった。
乳首はコリコリに固まり、陰唇はビラビラと外側にはみ出してくる。
ゴリラでも女は女なんだな、などと失礼な感想をアイオーンは抱いた。
0202名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:28:00.19ID:mRiQPxUi
体が女と言う事は、当たり前だが、オナニーの仕方も女そのものだ。
蜜柑は膝立ちで自らの膣に指を出し入れしつつ、蜜を指先に絡ませた。
「じゅぷっ……ん、ふ……ぢゅるっ……」
オナニーをしながら、同時にフェラ。
と言うよりは、いざフェラを始めたものの、体の疼きを抑えられず、
耐えかねて自慰の同時進行をしてしまった、と言った方が正しい。
「キスもしていない男のモノを咥えるとはね。
 あなたも随分物好きなようだ」
「んぶっ……はぁ、はぁ……べ、別に好きでこんな事してるワケじゃねーよ」
「ほう?」
「セックスは体でやる事だけど、キスは心でやるモンだかんな。
 魂同士で交わり合ってる今の俺らがキスするなんて、
 それこそお前んトコのメイドやゴーゴンに申し訳ねぇだろ」
このフェラも、これから行う本番も、あくまでフェイク。
けれどもキスだけはフェイクでは済まされないからと言うのが、
蜜柑なりの精一杯の心遣いらしかった。
アイオーンとしても、申し訳ないがそれには素直に感謝したい気持ちだ。
電脳であれ現実であれ、キスはゴーゴンに取っておきたい、というのが本音だった。
「二発ぐらいイケるよな? まず一発、こっちで出してもらうぜ」
そう言って蜜柑は、再びアイオーンのペニスを咥えた。
だが蜜柑は、一つ思い違いをしている。
もしかするとわざと建前を使っただけなのかも知れない。
キスは心でするものだと言うのには同意だが、セックスもまた、心でするものだ。
今アイオーンは、このフェラを通して、
蜜柑もまたゴーゴンやロリ子と同じように、
自分にとって大事な人間の一人だと思えるに至っていた。
それが異性としてなのか、戦友としてなのかは判然としないが。
その想いが、仕草となって現れた。
あまり手入れのされていない蜜柑の髪を、アイオーンは優しく撫でてみせた。
「……お前が、俺に、そんな事するなんてな」
「不服ですか?」
「別に……でもソレ、あの二人にもやってやれよ? きっと喜ぶからさ」
蜜柑は亀頭に舌を這わせ、先走り汁を舐め取り、カリ首を頬張った。
陰茎の根元を片手で掴んで角度を固定し、吸引しながら首を前後に動かす。
まるでそこに第二の心臓があるかのように、アイオーンのモノが脈打った。
白濁が少女の口の中で迸り、喉の奥まで染め上げていく。
時を止められたのかと思える程、蜜柑は動きを止め、
断続的に咽喉にぶちまけられる熱い液体の感触に浸った。
0203名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:29:40.53ID:mRiQPxUi
喉の奥、食道に精液を飲み込んだなら、次は下だ。
膣の奥、子宮にも精液を飲み込まねばならない。
どうせ現実世界ではないのだから、中出しし放題だ。
「念の為言っとくけど、ちゃんと適切な穴に入れろよ?
 ホモだからってケツの穴に突っ込もうとしたら、シバくかんな?」
「分かってますよ。そこまで無粋な真似はしません」
蜜柑は壁に両手を突き、尻をアイオーンに向けて待ち構えた。
既に自慰によって濡れそぼっていたソコは、指の一本や二本では足りないとばかりに、
今まさに男のモノを受け入れようと、艶めかしくひくついている。
愛液の滴が垂れ、まるで膣自体が呼吸しているかのよう。
ホモにしておくには勿体ない、アイオーンの立派な槍が、女の盾を貫いた。
「うぐっ! あ、あぁ……入ってくるぅ……」
蜜柑のナカはキツかったが、余りあるヌメリが、容易くアイオーンを誘導した。
抜身のモノが最奥まで到達すると、蜜柑はもう自力で立っていられなくなった。
壁をつく両手すらずり落ちそうになる。
アイオーンは彼女の尻を両手でしっかりと掴んで離さなかった。
「ちょ、ゴメ……俺、ちょっと動けそうにねぇわ……」
「構いませんよ。あなたは動く必要など無い。私がその分頑張りますから」
アイオーンは一旦ズルズルとカリ首の辺りまで陰茎を引き抜くと、
そこから不意打ち気味に突然蜜柑の奥を衝いた。
「ぅヒっ!?」
「時よっ!」
超高速のピストン運動が、膣を焼かんばかりの摩擦熱を生み出す。
動く余力が無いと言うより、蜜柑はアイオーンの技によって、
動きたくても動けなくなった。
時の技が相手に炎を感じさせるという逸話の通り、
蜜柑は体の芯から火照りを感じ始めた。
腰のぶつかり合う音が、派手な水音と混ざり合い、両者の区別を曖昧にする。
内壁を恐ろしい速さで抉られ、蜜柑は体が分解しそうな程の悦楽に沈んだ。
「ひゃっ、ふあっ、くぅんっ! あふっ! ひゅごぃぃっ!」
必死で壁に体重を預けようとする指先が、カリカリとコンクリートを引っ掻く。
実際には殆どアイオーン一人の腕力で彼女の体重は支えられており、
手は虚しく空振りを繰り返すだけだった。
上の口からも下の口からも、淫らな涎が垂れ落ち、地面までの片道通行の糸を引く。
月光に照らされたそれは、淫靡を通り越してむしろ美麗だった。
「もっ、止まっ……! 俺ぇ、イってるぅんんっ……
 さっきから、イキまくってるからぁっ……!」
挿入されてから二分と待たず、蜜柑は既に三度はアクメを迎えていた。
四度目の絶頂の時、丁度アイオーンもフィニッシュに到達した。
「うっ……出ますっ!」
「やふぁあぅアァァァァアアァッァアァアアァアンンアァァア……!!」
0204名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:31:46.78ID:mRiQPxUi
まだ電脳世界の夜は明けていないのに、イッキ達の元に戻ると、
どうやら少年達は既に目を覚まし、宴を再開しているようだった。
「イッキ! イッキ! イッキ!」
今度はビールの一気飲みでもしているのだろうか?
他の者達が目を覚ます前に戻らなければいろいろと面倒だと考えていたので、
蜜柑は予想違わずいきなりニヤついた目を向けて来たシムカを睨み返した。
明らかに、アイオーンと蜜柑が並んで歩いている事をからかっている目だ。
「んだよ……何か文句あっか」
「べっつにぃー。まぁ、アイオーンを説得できるのはある意味、
 カズ君でも妙子さんでもゴーゴンでもなく、あなたしか居ないと思ってたから」
「やれやれ。シムカ様にはお見通しのようですね」
一つ溜息をこぼしてから、アイオーンは人垣から顔を出し、
宴の中心人物達の姿を覗き込んだ。
仮にも主賓の一角である自分が居ないのに勝手に盛り上がるのは、
この顔ぶれなら当たり前の事としてさして気に留めるつもりも無かったが、
行われている宴が一風変わったものであったとなれば、絶句する他無かった。
「アァっ! イッキィ! イッキぃぃっ!」
素っ裸の林檎がイッキと繋がって、汗を撒き散らしながら腰を振っている。
よくもまぁ衆目の面前で騎乗位など出来るものだと感心するが、
同時にさっき聞こえた「イッキ!」は一気飲みの意味では無く、
まさしくイッキの名を呼んでいるだけなのだとようやく分かる。
「我が家の脱ぎ担当は一体何やってんだ……」
蜜柑が眉間に皺を寄せる。
「んー、何かねぇ。初エッチがトゥール・トゥ全員に見られながらの
 公開プレイだったせいで、林檎ちゃん、そっち方面に目覚めたんだって」
目覚めたも何も、林檎は元々痴女だったから仕方ない。
イッキはイッキで、前々から辺り構わず全裸になる癖があったから、
当人達が納得づくで事に及んでいるのなら、蜜柑も文句は言えなかった。
「半分はお前らのせいだぜ、ファック」
「もう半分はトライデントの二人のせいだがな、ウンコクズども。
 二組のアベックが揃ってしけこんだとあっちゃ、思春期のガキどもにゃ
 触発されて当たり前なくらいの刺激はあったんだろーよ」
見ると、酔っぱらったエミリがカズを押し倒そうとしているし、
中山もアギトの横でモジモジしている。
キャッキャキャッキャと笑うオルカを余所に、
仏茶は「いや僕は別にそのー、彼らのゴニョゴニョには興味は……」と呟きつつ、
横目でしっかりとイッキと林檎の交わりを見物して鼻血を出している。
オニギリとサロメの姿が見当たらない辺り、彼らもどこかにしけこんでいるのだろう。
「みなさーん! 巻貝先生も仕事終わったから来れるって……ひゃあっ!?」
「あ、クルルちゃん。やっばいトコ見られちゃったかなぁ、アハハ」
飛び入り参加してきたクルルが卒倒し、シムカが困り顔で笑う。
「イネが来るのであれば、僕も二人きりにさせてもらおうかなぁ」とスピ。
0205名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 01:36:00.02ID:mRiQPxUi
悩んでいたのが馬鹿らしくなるような乱痴気騒ぎ。
アイオーンは苦笑いをこぼしつつ、この愛すべき仲間達と共に、
もう一度アイオーンとしての人生を歩む事を受け入れ始めていた。
それまでの葛藤が嘘だったかのように、陽光を導く強い風が、
彼の心の暗雲を吹き流して行った。



最終回記念終了
0206名無しさん@ピンキー2012/05/28(月) 21:40:38.99ID:rnj/Vyjc
GJ!

だが悲しきかなここもそろそろ終わりだろう・・・
住人のいない電脳世界みたいなものだからな・・・
0209名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:49:02.89ID:Ogk6+I3V
天上天下、幻の世界放浪編(妄想)投下



「せいっ! はぁっ! やぁっ!」
あの日以来、統道学園柔剣部部室に、雄叫びの聞こえぬ日は無かった。
それまでも柔剣部部員達は、敵に捕まったり、
何らかの理由で学園を一時的に離れたりしていない限りにおいては、
毎日ここで武芸に励んでいたが、その頃と今では
篭もる熱気、熱量は比較にならなかった。

と言っても、それ程の叫びと熱意を以て修行に取り組んでいるのは、
往時と違って現在はたった一人しか居なかった。
逆に言えば、今はこのたった一人が、他の全部員分を凌ぐ熱意を持っていた。

高柳雅孝。
肩書だけで言うなら、彼は部長どころか、副部長ですらない。
天覧武会予備選優勝を経て新生執行部のトップとなる事が内定したが、
年度が変わる四月まではまだ今の所、ただの一部活動の平部員でしかない。
そんな彼が、往時にも勝る気迫で以て修行に邁進する事には
――同時に、彼以外の部員が練習に身を入れない事にもある意味で――
ちゃんとした理由があった。

あらゆる異能の始祖、猛速凄乃男命。
伝承に記された武の頂点たるその存在へと、
籠宗魄の謀略と龍拳の力によって近付きつつある男、凪宗一郎。
その少年を倒す為に、雅孝は一層の邁進を日夜続けていた。
逆に言えば、その役目は雅孝でなければならないという事でもある。
人類代表とも言える「月読」の立場にある彼の戦闘を見届ける後見人として、
ボブ牧原やクズ男、グレイには、言い方は悪いが「修行」の必要が無かった。
勿論武闘家として個人的に修行は続けるが、
その事は宗一郎との戦いには関係の無い部分の話だ。

そして部長である棗真夜と棗亜夜の姉妹もまた、
ある意味では武芸の修行を今だけは放棄しても良い理由……
こう言って良ければ、放棄せざるを得ない理由があった。
彼女らは、龍眼を用いて宗一郎の精神世界に入り込み、宗魄へと斬り込む為に、
生身での戦いよりむしろ精神を鍛えねばならなかったのだ。

神となりつつある宗一郎との戦いに向け、
自身もまた神の領域の戦闘力に近付かんとする雅孝に対し、
組み手の相手を務められる者は、この世にそうは居ない。
高柳家が選りすぐりの修行相手を全国、全世界から招集すると共に、
高柳光臣こそがその組み手の相手になる日もあった程だ。
勿論ボブやクズ男が組み手に付き合う日もあったが、
自分達の戦闘力では雅孝の肥やしにもなれない事を、
本人達が一番痛感してもいた。
0210名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:49:48.95ID:Ogk6+I3V
「やっぱよぉ、俺らじゃセンパイの修行には力不足なんじゃねぇのか」
汗をびっしょりかいて息も絶え絶えになりながら、ボブは言った。
「そんな事は無い。お前達を見下すつもりで言うんじゃないが、
 どんな戦いだって俺自身の肥やしになるんだ」
某カプ○ンの超有名主人公キャラのような台詞を、雅孝は口にした。
それは勿論本心だったが、同時に彼は、ボブの本心も分かってはいた。
ボブが言っているのは、ボブ自身の実力不足もそうだが、
それ以上に彼等では雅孝の修行相手になれない大きな理由があった。
「宗一郎の奴は、この世のありとあらゆる異能を身につけつつあるんだろ?
 異能持ちじゃねぇ俺達ばっか相手にしてちゃ、むしろセンパイの勘が鈍るぜ」
「……否定は出来ないな。基礎的な肉体の鍛錬も必要不可欠だが、
 常識を超えた技に対する対処法や受け流し方は、このままじゃ身につかない」
目下の所、それが雅孝達の悩みの種になっていた。

異能使いの知り合いなら、雅孝にもいくらか居る。
龍眼使いの棗姉妹もそうだし、棗の分家、
魍鬼や厭魅といった者達の手助けも受けている。
しかしそれだけでは、どうしても限界があった。
凪一様の遺した文献によるならば、凄乃男が行使する異能の種類は、
万をゆうに超える筈なのだ。
十や二十の異能に対して対処法を身につけても、限界は知れていた。
そもそも宗一郎は、龍眼だけは修得出来ていない筈なので、
龍眼使いの真夜や亜夜との組み手は、実はあまり意味が無かった。
もっともそれもあって、棗姉妹には精神を磨く方を優先して貰っているのだが。

桜の木が、季節外れの花を咲かせる日。
いつそれが訪れるのかは分からない。
春でさえなければ、夏でも秋でも冬でもあり得る。
一年の殆どの時期、およそ十一ヶ月に渡って、いつ宗一郎が来るか分からない。
明日にでも宗一郎と戦うかも知れないのに、足踏みはしていられなかった。
「我々の方でも協力してくれる異能者を探し求めていますが……
 一時的に蘇生している屍兄妹も含め、把握出来る殆どの異能者は
 既に彼によって異能を剥奪されておりますからね。
 異能者を用意出来る数は、三桁にも及びませんわ」
現時点で執行部を務めている、五十鈴が言った。
屍兄妹は蘇生前から既に宗一郎と戦っており、その際殴られているので、
とうに異能は喪失してしまっている。
繭壺の君も含め、学園中の異能者は今や、棗姉妹を除いてただの凡人だ。
雅孝にとって本当に必要な修行をつけられる者は、あまりに少なかった。

やはり、武者修行の旅に出るしか無いのか――。
誰もがそう思っていた。
世界放浪。
まだ宗一郎に力を奪われていない異能者を求めて。
或いは、まだ宗一郎が完全体になる前に探し出して倒す為。
その必要性は、日増しに大きくなっていった。
「ふむ……。異能者の確保は難しいですが、これならひょっとして……」
先程からずっとノートパソコンとにらめっこしていたグレイが言った。
「高柳君。君、ATと言う物をご存知ですか?」
その名を知らぬ者は居ない。
先進各国で隆盛している新手のスポーツ、及びその為の靴。
日本の法律的には「飛靴」だとかいう味気無い名で呼ばれているものだ。
「エーティー? オートマの車の事?」
純粋な武術にばかり関心を寄せ、世事に疎く、しかも貧乏暮しの雅孝には、
最近流行っているお遊びについては、とんと無知なようだった。
「エアトレックですよ、エアトレック。この名なら君も知ってるでしょう」
「あぁ、ソレか。うちの学園にもあったよね、エアトレック愛好会」
0211名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:50:31.10ID:Ogk6+I3V
ありとあらゆる武芸に秀でた各種部活動を有する統道学園は、
『鉄拳』の愛好会が存在するくらいだから、当然の事として
エアトレックと格闘技を融合した新たな武芸を志す者達も存在した。
昔の格ゲーではブーメランと格闘技を組み合わせたキャラも居たとか何とか、
いつだったかグレイが気にかけていた事を、雅孝は思い出す。
予備選では柔剣部と当たる事は無かったし、それどころか件のAT愛好会は
部員が定数に足りない故に、予備選に出場自体出来ていなかった筈だ。
「でも、そのエアトレック愛好会が、対異能戦の修行に役立つかなぁ。
 確かにスピードは速いようだけど、これでは縮地のチャクラ程じゃないし」
グレイの見せるATの参考動画を見ながら、雅孝は渋い顔をした。
「そうではありません。うちのAT愛好会は正直弱小過ぎます。
 学園の外のAT使い……それも、ストームライダーと呼ばれる者達にこそ、
 僕は今スポットを当てるべきだと思ってます」

ストームライダー。暴風族。
暴走族のエアトレック版と言ったところだ。
他人の民家の屋根の上どころか、あらゆる街、あらゆる場所を
勝手に自分達の縄張りに見立てて凌ぎを削る不良集団。
その行き過ぎた競技内容のせいで、家屋の屋根や街角の階段など、
あらゆる場所が日々勝手に壊されていっているとも聞く。
死者すら出ているせいで、警察も躍起になって取り締まっているのだとか。
「僕が注目しているのは、その中でも『王』と呼ばれる者達です。
 何しろアンダーグラウンドな話なので、検索に手間取りましたが、
 王はレガリアと呼ばれる特性ATを用いて、炎だの電気だのまで出せるとか」
「なるほど。そういう人達に事情を話して協力して貰えば、
 異能者対策の組み手にもなって貰えるかも知れないな」
誰の目にも魅力的な話に思えた。
翌日から雅孝は学園を休学し、世界放浪編の手始めとして、
まずは日本中を渡り歩いて「王」と出会う事にした。

その、矢先の事だ。
「ファック! 却下だボケ」
王に出会うのは、思った程困難な事ではなかった。
パーツ・ウォウという独自のシステムで競技するストームライダーは、
その性質上、パーツ・ウォウの登録サイトを使えば、
縄張り――当人達の言うところの「エリア」――を見つけるのは簡単だった。
その中でも特に、三人の王を有する「小烏丸」なるチームは、
統道学園からそう離れていない関東の一地域に根城を構えていた。
驚いた事に、その主要エリアは、ただの中学校らしい。
それもその筈で、小烏丸の構成員は全員中学生だった。
0212名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:51:10.66ID:Ogk6+I3V

長旅になる事に加え、真っ当な格闘戦の修行も欠かせないので、
雅孝は剣術の修行相手として圓円を同行させていた。
これは彼が頼み込んだのではなく、円の方から勝手について来たのだが。
それと共に、いずこかで宗一郎と出くわし、戦いになった場合に備え、
宗一郎の精神世界に入り込む役目である、真夜と亜夜も。
つまりはちょっとしたハーレムなのだが、
今はそんな事に鼻の下を伸ばしていられない。
至極真面目な表情で、一行は旅立ったものだ。

だが、その出鼻を挫くように、小烏丸の鰐島アギトは言った。
「ファック! スサノオだの何だの、こっちにとっちゃ眉唾モンだな」
「確かに、にわかには信じにくいだろうけど、お願い出来ないかな。
 僕は是非とも君達の胸を借りたいんだ」
「テメェにとっちゃメリットはあるんだろうが、こっちにゃ旨味が無ぇだろ」
アギトは取りつくしまも無かった。
武内空との戦いで、全世界的な無重力現象すら経験していた彼でも、
何の道具も無しに超常現象を引き起こす人間が実在するという雅孝の主張は、
妄想癖に囚われた脳味噌ファンタジー患者の戯言にしか聞こえなかった。

内心アギトは、ほっとしていた。
小烏丸のリーダー、南イッキが、現在校舎屋上で絶賛特訓中だからだ。
アギトだけは小休止で、地上のグラウンドに降りていた。
雅孝の頼み事など、あのイッキが耳にしてしまったら、
何と答えるか分かったものではない。
良くも悪くも予想のつかないイッキの事だから、
「俺らにゃカンケーねーっす」と言って無下にする可能性もあったが、
同時に「何て感動的な話なんだぁぁぁ」と共感してしまう可能性もあった。
友を救う為に友を倒すなど、いかにもイッキが好きそうな話だ。
もし後者なら、イッキは自分の特訓を放り出して、雅孝に協力しかねない。
それは合理主義のアギトにとって、我慢ならない事だった。

アギトは割り切れるが、しかし、小烏丸の他のメンバーは、
そうそう簡単に雅孝を見捨てるような事が出来ない、甘ちゃんの集まりだ。
同じくグラウンドに居た安達エミリと中山弥生は、
自分達のチームの行動の決定権が無い事を自覚の上で、それでも意見を挙げた。
「良いじゃん別にぃ。世界の危機なんしょ? 協力してあげれば」
「そうだよ、アギト君。今日一日くらい付き合ってあげようよ」
「ファック! テメェら本気で信じてんのか? 氣だの異能だの凄乃男だの」
エミリと中山は、互いに顔を見合わせた。
確かに雅孝の話は荒唐無稽だったが、それを言うなら――
「レガリアだって十分、非常識で魔法チックだと思うけどなぁ」
重力すら操る嵐&空のレガリア。
火炎を発生させる炎のレガリア。
空気を切り裂く牙のレガリア。
しかもアイオーンやカズは、レガリア無しで縮地のチャクラに等しい速度を誇る。
たかが車輪のついた靴でこれだけの事をやってのける連中が身近に居る以上、
雅孝の言うチャクラだの異能だのは、それ程非常識な事とも思えなかった。
0213名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:51:49.10ID:Ogk6+I3V
「仕方ない。今日の所は諦めて、他を当たろうか」
雅孝はその性格上、しつこく食い下がるような事をしなかった。
真夜や円が抗議の声を上げるが、慎重派の雅孝と亜夜は様子見だ。
明日また頼み込みに来よう、との考えだった。
「今日はこれで失礼するよ。でも、良ければ考えてて欲しいな、アギト君。
 あぁ、それと……君の中のお二人とも、出来れば慎重に話し合ってて頂戴」
「なっ……!? テメェ、分かるのか? 俺の中に二人居るって……」
「そりゃあね。君の中には、君を含めて三人分の氣が混じってるから」
雅孝は一目で、アギトが三重人格だと見抜いていた。
実を言えば真夜や亜夜も、得意の龍眼で見抜いていた。
これ程の者達が、そこまで恐れる凄乃男とやら。
もしかすると武内空にも匹敵する脅威なのではないかと、
この時点でようやくアギトは真剣に考え始めた。

「ちょっと待てよ、濃いぃ〜の」
「……濃い、って、僕の事?」
アギトに呼び止められて、雅孝は振り向いた。
「見たトコ主役ってツラでも無ぇのに、主役を食っちまいそうな濃さしてんだろぉが。
 ウチのウスィ〜のと対極だから、とりあえずそう呼んどくぜ。名前忘れたし」
それが嘘八百である事は、中山には丸分かりだった。
アギトの記憶力で、一度名乗られた相手の名前を忘れるわけがない。
これは、友と呼んで良いイッキの事すら未だに「カラス」とあだ名で呼ぶ、
アギトなりの流儀のようなものだった。
「単に修行がしたいってだけなら、直接俺らとやりあうより、良い練習台があんぜ。
 その準備として、テメェらにもATを一度穿いて貰わなきゃだけどな」

全世界から一時的に重力が消え去ったフライング・デイは、まだ記憶に新しい。
当時グラムスケイル・トーナメントの実況中継を見ていなかった雅孝は知らなかったが、
あれも小烏丸のイッキと、ジェネシスの武内空の力によるものだと、アギトは説明した。
その際に嵐のレガリアと空のレガリアは消失している。
しかし、全てのATの記憶と記録を直結させたスカイリンクや、
ロン・ホーツ・ボーン街の機能は生きていた。
「つまり、その電脳空間にアクセスすれば、日本に居たままで世界中のライダーと……」
「そういうこった。しかも世界中のレガリアは、疑似レガリアも含めて、
 最終的には嵐か空、いずれかのレガリアに組み込まれてた。
 本物のレガリアはつまり、もうフライング・デイで失われてるが、電脳世界の中になら、
 まだレガリアの記録は、それを使いこなすライダーの疑似人格と共に現存してる。
 今の俺達に胸を借りるより、昔の俺達の胸を借りた方が、テメェの修行にもなるだろうぜ」
そういうわけで、雅孝一向はとりあえず、近所の店でATを買う事にした。
本来なら性能を吟味したり、カスタマイズを施したりと、手を加える必要がある。
しかし雅孝はATを極めたいわけではない。
電脳空間にアクセスする為の鍵としてATが必要なだけだから、
民生用の一番安い商品を買えば事足りた。
0214名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:52:29.30ID:Ogk6+I3V
アギトはあまり深いところまで手助けしてくれるつもりは無かったようだが、
エミリと中山が代わりに雅孝達をATショップまで案内してくれた。
「ここ、ウチらの行きつけなんすよ。店員が知り合いだから、安くしてくれんの」
「いっぱい種類があるんだなぁ……。手持ちのお金は少ないけど、目移りしそうだ」
「何を言っておる、高柳。修行の為の必要資金とあらば、実家から捻出して貰えよう」
「センパイはそういうのに甘えるような人じゃないってば、お姉ちゃん」
「いやでも今回ばかりはそうも言ってらんないよね、マサ君」
「こ、こんなに大勢で押しかけて迷惑じゃないかしら……」
都合六人もの大所帯で突然来店した客に、シムカは呆気に取られていた。
「あれぇ? いつのまに小ガラスってこんなにメンバー増えたの?」
一番話し易そうな、気遣い屋の中山に的を絞って、シムカは話しかけた。
エミリが話しにくいわけではないが、事情を聞き易いのは中山の方だった。
シムカはジャーナリストになったばかりで、まだ駆け出しであり、
収入が安定しないので、こうしてショップでバイトをしている事が多かった。

「ふーん。スサノオ、ねぇ。それで電脳世界に入りたいわけかぁ」
それにしてもやたらに巨乳ばかり多い絵面だ。
貧乳タッグの中山と円は、二人だけ妙に居心地の悪さを覚えていた。
「だったら、私がバイト終わるまで待っててくれる?
 スカイリンクにダイブする為の機器を揃えてる知り合いが居るから、
 そっちにかけあったげるよ!」
一番安いATを四人分購入し、雅孝達はシムカのシフト明けを待つ事にした。
安物でもATは一般的な靴より遥かに高いので、雅孝は勿論、
没落しかけていた棗家出身の真夜と亜夜や、実家が壊滅している円にとっても、
そうそう安い買い物とは言えないのが痛かった。

それにしても、電脳空間に人格を移して競い合えるとは、
高柳家のテクノロジーから見ても度肝を抜かされるレベルだ。
グレイが同行していたら、きっと感動しきりだったのだろうな、とは思う。
申し訳ないが、今回は機械オンチの人間ばかりで電脳世界を堪能する事になりそうだ。
「ふむ、分かっただわ。そういう事なら手伝わせて貰うのだわ」
ファルコはアギトと違って、素直に手筈を整えてくれた。
「それにしても、レガリア持ちだった頃の小烏丸の方が強い、ねぇ……。
 ホントにアギト君がそう言ったの? 雅孝君」
「えぇ、シムカさん。けれど、僕も正直疑ってる部分が無いわけじゃありません。
 日々練磨を絶やす事の無いだろうアギト君を見ていると、彼等はきっと、
 レガリアがあった頃よりも今の方が更に強くなっているのではないかと思います」
「まぁ勿論、今の彼等にレガリアがあったら、更に強いのは事実なんでしょうけど。
 体良くあしらわれちゃった感はあるよねぇ」
用意が整うまで雑談をして時間を潰している内に、ファルコは手筈を整えてくれた。
「さぁ、このヘッドセットを被るだわ。
 電脳世界の中に入ってしまえば、その世界の中でなら、ATは脱いでも良いだわ」
「かたじけない、ファルコ殿。ではいざ参ろうぞ、皆の者!」
こういう時は、やはり真夜が仕切ってくれる。
即席ライダーの寄せ集め、チーム「柔剣部」四名は、電脳世界へと没入して言った。
寝ている円にちょっかいを出そうとしたファルコをシムカが見張っていたが、
そんな事は雅孝達には知る由も無かった。
0215名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:53:28.15ID:Ogk6+I3V
テレビのサンドストームが晴れるようにして、世界が明瞭な形を滲み出して行く。
やがて現れたのは、目の覚めるような青空と、空に浮かぶ不可思議な都市。
摩訶不思議な動物や生物がそこかしこを我が物顔で歩き回り、
天まで届きそうな摩天楼や、中世の城塞が奇妙な共演で風景を彩っている。
「凄いな。ここが電脳世界かぁ」
「ファルコさんが既に電脳世界の住人達には話をつけてくれてるって言ってましたけど、
 見た所人影らしきものはありませんねぇ」
「油断するなよ、亜夜。ATとやらを用いれば、途方もない距離から急接近も可能じゃろう」
そんな風に話し込んでいると、真夜の言った通り、何者かの気配が急速に近付いてきた。
「伏せてっ!」
雅孝は思わず円を庇うように突き飛ばした。
龍眼使いの真夜と亜夜も、各々自力で回避する。
たった今まで彼らの体があった位置を、何者かが超高速で通り過ぎて行った。
「速い……! これがエアトレック!?」
雅孝達を狙って蹴りを横薙ぎ気味に一閃しつつ通過していった者の姿は、
もう既に遠くへ離れてしまっており、視認出来る位置に無い。
しかし、長く龍眼に親しんできた亜夜は、その少女の姿を千里眼のように捉えていた。
「……え、あれ? これは、アギト君……じゃ、なくって……」
龍眼で捉えた何者かの姿に、亜夜は困惑してしまった。

「よぉ、ウンコクズども。テメェらがファルコの言ってたお客サマかぁ?」
その姿は、昼間見た鰐島アギトに酷似していた。
だが感じ取れる気配が、アギトのものとは微妙に異なる。
アギトの中に居た、後二人。中山の言っていたリンドのものだった。
「君は、鰐島リンド……くん?」
またしても急速接近しつつ、その少女は今度は、雅孝達の手前で急停止した。
「ハズレだ、濃いぃの。俺はガゼル。
 まぁ、アギトやアキトの兄であり母、ってトコだ。
 一応、れっきとした女だぜ?」
「は? 兄であり、母? ってか、女の子? 一体どういう事なんだ!?」
「話せば長くならぁ。要はリンドと同一人物みてぇなモンなんだけど、
 リンドは男子の肉体にインストールされた事た上に、十年近くその環境にあったから、
 脳に男性ホルモンの影響受けてやがるんだ。 けど、コッチの俺は違う。
 俺は、男に染まり始める前の、リンドの素みてぇな存在なんだよ」
事情の分からない雅孝達にとっては、要領を得ない説明だった。
「これから毎日、ライダーが交替でテメェの修行に付き合ってやる手筈になってる。
 初日はまず、茨と牙のハイブリッドである、俺が相手してやる。
 感謝しろよ、ウンコクズ? まぁ、嵐の王や今のアギトよりゃ弱い方だからよ」

自信満々な態度を崩していなかっただけあって、ガゼルは強敵だった。
女特有の広い関節駆動域を利用した茨の道と、
最初に見せた急加速、急停止から生じる牙の道。
本人は「異能にゃ劣るだろうぜ」と言っていたが、決してそんな事は無い。
ターコイズ・ソニアやインフィニティ・ジェイルの合わせ技は、
異能者にも決して遅れを取らない鋭さと柔軟性を遺憾無く発揮していた。
さすがの雅孝も、これには苦戦と大ダメージを余儀なくされた。
「はぁ……はぁ……つ、疲れたぁ……」
「ぜぇ……はぁ……やるじゃねぇか、濃いぃの……。久し振りに良いバトルだったぜ」
そう言って汗まみれになりながら上気した顔で笑うガゼルの顔は、
間違いなく女の子だと断言出来るくらい可愛かった。
それまで見物に徹していた円が、思わず「可愛い……!」と頬を染め呟いた程だ。
一方、真夜と亜夜は見物に回らず、雅孝達とは少し離れた場所で、
ひたすら座禅を組んで龍眼の感覚を鍛えていた。
電脳世界は物質を伴わない分、精神世界に近い。
その世界では、龍眼がいつもより研ぎ澄まされた感覚があったらしい。
ここで感覚やコツを掴めば、彼女らの龍眼はもっと磨き上げられる事だろう。
その為には、雅孝とガゼルの戦いが織り成す轟音は、集中の邪魔だった。
0216名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:54:01.04ID:Ogk6+I3V
雅孝が一休みしていると、やがてこの電脳世界に、新たに二人の人間が現れた。
「やっほーい。張り切ってるぅ?」
「ファック! 何でガゼルが出しゃばってやがる。
 俺やアキトにすら『その形態』じゃ顔出した事無ぇくせに」
シムカと、アギトだった。
それぞれ様子を見に来てくれたらしい。
「アギト君、もう特訓は良いのかい? 小烏丸の皆と練習中だったんじゃ」
「馬ぁ鹿。もう夜中だっつの。この世界じゃ外の時間や天候は影響しねぇから、
 濃いぃ〜のが体内時計狂うのも仕方ねぇけどよぉ」
聞けば、シムカはファルコに頼んで。アギトはカズという友人のノートパソコンから。
それぞれ別個に、そして偶然にも同時に、この世界にお邪魔しに来たそうだった。
「今回はちょっと雅孝君に話があってねぇ。悪いけど、カレ借りてくよん」
シムカは円に断って、半ば強引に雅孝をどこかへ連れて行った。

アギトも単に様子見に来ただけだったので、もう早々に帰ろうとしていた。
が、そこをガゼルが呼び止めた。
「まぁ少しゆっくりして行けって。ママとお話しする良い機会だろうが」
「ファック! キモいんだよ、テメェ。アキトみてぇなツラしてシャアシャアと」
この母子の話し合いに、余人は立ち入るべきではないだろう。
「それじゃ私、亜夜ちゃん達の様子見てくるから」
そう言って円は席を外そうとしたが、それをガゼルが制した。
「円も待てってば。実は俺ぁ、お前ら二人に話があんだからよ」
「……はぁ? 何で私に?」
「ズバリ言うぜ。お前、あの濃いぃのに惚れてんだろ?」
瞬間、円の顔が火がついたように真っ赤に染まった。

誰の目にも触れない物陰の暗がりまで歩いてから、雅孝は頃合いと見て、問いかけた。
「シムカさん。俺に話って、何ですか?」
「……そうねぇ。ここまで来れば邪魔者は居ないだろうし。
 早速不躾な質問させて貰うけど、雅孝君って、童貞だよね?」
一瞬、雅孝は虚を突かれた。
もっと正確に、砕けて言えば「キョトンとした」と言った方が近い。
ややあってから、童貞そのものの挙動不審さで慌てて否定する。
「どっ、どどどど、いや、あの、俺はっ」
「やっぱりかぁ。うーん、それじゃちとマズイと思うんだよねぇ」
「な、何がっ!?」
「私の経験上、男の子って、童貞捨てると一皮剥けるモンなのよ。
 カラス君だって、調律の際に林檎ちゃんで童貞捨てたから、あんなに強くなれたし」
シムカの持論によれば、こうだ。
女を知った男は、自信が漲る。
自信を持つ男は、クールになれる。
命運を分ける大勝負ともなれば、その自信、そのクールさは容易に天秤を傾ける。
童貞では、大勝負を乗り切る事は出来ないのだと。
「いやそんなの、シムカさんの言い分でしょう!? 俺はそんなの……」
「信じない、ってんなら強制はしないわ。でも、童貞で損する事はあっても、得する事は無い。
 その安っぽいプライドのせいで大一番に大敗しちゃっても、私責任取らないかんね?」
「そ、それは……」
「つっても、私の見たところ、あの円ちゃんは君にゾッコンだから。
 どうせなら彼女で童貞捨てるのが一番だと思うわ。
 ただ、年上の男ならリードしてあげなきゃだから。私が、導入部分だけ教えたげる」
「円ちゃんが……? いや、それは有り得ないと思うんだけど……」
こいつも女心には鈍感なのか、とシムカは呆れた。
そういうところは少し、カズに似ている。
0217名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:55:07.05ID:Ogk6+I3V
テキパキと服を脱ぎ、躊躇い無く全裸になったシムカを見ても、
今回の雅孝は「あれは母ちゃんの裸」などと自己暗示する必要が無かった。
ここが現実世界でないという事実も、少しはその後押しになっていた。
だが何より、今からシムカに裸の付き合いの手解きを受けようと言うのだ。
裸ぐらいでいちいち卒倒していられなかった。
「んぶっ、じゅくっ、れろ、んべ、ちゅぶぅっ」
シムカのキスは遠慮が無かった。
この深さ、この熱さを身につけよと、雅孝に教えているかのようだ。
胸筋に密着してくるメロンのような巨大な乳房に興奮する余裕も無く、
雅孝は人生初のディープキスにばかり心を奪われていた。
彼女の舌は躊躇無く雅孝の口の中に侵入してきては、歯茎や前歯の裏まで舐める。
これではどちらが犯されつつあるのか分からない。
「んふ。これから雅孝君に、キスの仕方は勿論、おっぱいの触り方も、
 手マンの仕方もあらかた教えてあげるからね。
 もっとも、脱童貞だけは円ちゃんに任せるから、本番はしないけど」
そう言うとシムカは、両の乳房をそれぞれ両の掌で抱えて持ち上げた。
揉め、というレクチャーなのは言うまでも無かった。

他方、円はガゼルに弄ばれていた。アギトにも弄ばれていた。
もっと正確に言うなら、リンドに弄ばれていた。
「元々女だった俺なら、処女だろうと簡単にイカせられっからな。
 どぉせあの濃いぃのじゃ、いくらシムカにテクを仕込まれたって、
 処女を濡らす事なんて難しいだろうからよ。
 今の内に丹念に濡らしといてやんぜ」
「やっ、ふぁあっ! アッ、アンタ、一体……っ!」
何者なのか、という質問を最後まで言える程、円には余裕が無かった。
そもそもリンドという人格は、男版ガゼルのようなものだ。
そのせいでバイセクシャルなところがあり、一時は中山に手を出そうとした事もあった。
ガゼルはこの電脳世界でアギトと強制的に融合し、リンドに成り代わっていた。
――テメェ! 俺の体で好き勝手やってんじゃねぇぞコラァッ!――
脳の中で、先程からしきりに、アギトがそんな抗議の声を上げている。
しかし現実世界と違い、今のリンドの体は、アギトやアキトの物ではない。
即興のでっちあげで作られた、リンドそのものの体だ。
アギトが抵抗したところで、人格が入れ替わる事は無かった。
0218名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:57:08.20ID:Ogk6+I3V
シムカはこれを「サービス」だと言った。
だが実の所、本当は自分が興奮したから、というだけでしかない。
当初予定に無かった、パイズリを決行したのは。
「どぉ? 自慢のおっぱいの感想は」
「くっ……す、スゴイ、ですっ……」
雅孝の未熟なテクでも濡れてしまうくらい、シムカは淫乱だった。
既に乳首は雅孝の唾液で、股間は彼女自身の愛液で濡れている。
挿入はしないまでも、精液を飲むくらいはしないと、シムカはご満悦になれなかった。
寝そべった雅孝の上に覆い被さって、先程からしきりに乳房を上下動させている。
「出したくなったらぁ、いつでも言ってね? ぜぇーんぶ飲んであげるからっ」
尿道に舌をねじ込まんばかりに先走り汁を舐めながら、彼女は言う。
彼女の巨乳なら、パイズリしながらフェラをするなど、造作も無い事だった。
しかも技巧も優れていて、時折は乳首を陰茎に擦りながらパイズリをしてくる。
ピンピンに固くしこった先端が、雅孝に繊細な刺激を与え続けた。
「くぁっ……ってか、これ、もおっ……出ますっ!」
雅孝が呻き声にも近い声を上げた瞬間、シムカは大きく口を開け、カリ首を頬張った。
一発目の濃厚な精液が、痴女の喉の奥に発頸のごとく、強く勢い良く注がれた。

「貴重な経験になったなぁ、オカッパ。アナルファックなんて、シムカでも経験あるかどうか」
処女膜だけは雅孝に捧げてやるべきだから、リンドはこれでも相当遠慮していた。
円の唇は絶対に奪おうとしなかったし、乳首を吸う時ですら、
気を使って顔だけはガゼルモードになっていた。
外見を多少変える程度なら案外簡単で、アギトをいつもより強めに抑え込めば良い。
そうすれば彼女の中のガゼルとしての成分が濃くなり、それは表情に反映される。
ちゃんとした男として、円の裸に最初に触れるのは、雅孝でなければならない。
ガゼルは強くそう考えていた。
そしてその甲斐あってか、円は半ば無理矢理ながらも、ガゼルを受け入れつつあった。
頬が朱に染まり、乳首が固く自己主張し、膣はお漏らしのように濡れそぼった。
後は、自由を奪った代償として、アギトに少し良い思いをさせてやれば丸く収まる。
ガゼルはアギトに主導権を半分譲り、リンドモードになって円の肛門に挿入した。
「ファック! ファック! ファック! 腰がっ……止まんえぇっ!!」
「あっ、あっあぁっ! お尻、感じちゃうぅっ! こんなの初めへらよぉっ!」
電脳世界に妊娠と言う概念は無いが、膣内射精は回避してやろうと、アギトも思っていた。
彼の腰の動きが止まらないのはリンドが裏で操っているせいなのだが、
それとは別に、アギト自身も本能が止まらないという自覚があった。
やがて、リンドの精液が円の直腸に注がれた。
0219名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 20:57:43.12ID:Ogk6+I3V
これで、準備は万端整った。
後は雅孝と円を引き合わせて、欲望の赴くままに流してやるだけだ。
既に円はぐったりとして浅い呼吸を繰り返していたが、雅孝がリードするなら疲労は問題無い。
「そっちも丁度終わったみたいね? 雅孝君、連れて来たわよ」
「おぉ。たった今ウンコクズの出る穴に濃いのを一発お見舞いしてやったトコだ。
 そっちの濃いぃ〜のも、随分濃いのを発射してくれやがったみてぇだな?」
「あ、やっぱガゼルちゃん……いや、リンド君には分かるぅ?」
「ったりめーだろ。テメェの口からプンプン匂ってくんだよ、ザーメン臭が」
シムカの後ろには、既に疲れ果てていた雅孝が同行していた。
「も……もう一戦、やるのかい……?」
「しっかりしろよ、濃いぃ〜の。テメェが首輪を引っ張ってやんなきゃなんねんだからよ」
それだけ言うと、リンドはいずこかへと去って行った。
シムカは「私、今から亜夜ちゃんと真夜ちゃんに用があるから」と言って、
リンドとは別の方角へと歩いて行く。
ようやく、雅孝と円が二人きりになれた。
「えっと……それじゃ、あの、円ちゃん……」
「うん……優しくしてね、マサ君……」





続くか続かないかは気分次第
0224名無しさん@ピンキー2013/02/13(水) 11:55:24.28ID:0UE0HsYJ
発掘
0225名無しさん@ピンキー2013/03/05(火) 15:56:00.19ID:1gSGVnDW
真夜さんに逆レイプされたい
寸止めで苛められて射精を懇願させられたい
0226名無しさん@ピンキー2013/07/14(日) NY:AN:NY.ANID:h/ZK6tRj
2chで大暮維人で検索したらこのスレでてきました、もしスレ違いならすいません
http://i.imgur.com/mGGam.jpg
http://i.imgur.com/1kDdP.jpg
ネットサーフィンしてたら画像見つけました
いろいろ自分で調べてみたり画像検索したりしても詳細がわかりません
成人向け漫画 NAKED STAR(2004年)ではありませんでした
THE BEAUTIFUL WORLD episode 2 の載っている本のタイトルを教えてください
0227名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:jBURlKvr
ベルウッドさんかわいいあげ
0228名無しさん@ピンキー2013/09/16(月) 03:18:42.32ID:silzIGjq
あげとこう
0230名無しさん@ピンキー2013/11/01(金) 12:59:24.84ID:1n6sMWMm
あげ
023144歳無職童貞キモピザ低学歴低身長禿ロリ ◆Zay2S8giCsrB 2013/11/29(金) 08:04:37.90ID:5EPHmFPn
今更読んだが


















意味が判らない
0233名無しさん@ピンキー2014/02/03(月) 04:50:50.11ID:SCCQtmuH
天上天下の本編終了後に掲載された番外編ってどんなお話ですか?
コミックスに収録されてないみたいなのでヤフオクで買うしかないのかな
0234名無しさん@ピンキー2014/02/20(木) 20:18:37.23ID:/V/TamMo
>>233
光臣と真夜がキスする話の事かな
読み切りだったから単行本には載ってないしオクで落とせるもんでもないと思う


柔剣部が天覧武会本選辞退
真夜が「我らの戦場はそこではありませぬ」とか言ってた
(この時点ではまだ宗一郎と最終決戦する前だから、そっちが柔剣部にとっての本当の戦場)

亡霊に憑りつかれた筋肉愛好会? 同好会? がその話に乱入
執行部の部屋に現れて腕相撲を挑み、真夜が「その喧嘩買うたぞしゃれこうべ!」

とか言っておきながらソッコーで柔剣部道場に光臣と一緒にgkbr震えながら撤退
あんなマジモンのお化けにまともに勝負してられるか! とか言ってた
光臣すらキャラ崩壊する程ガチでビビって震えてる

シャワー浴びてた亜夜(ついでに円も居る)が全裸で狼狽える
円が赤面しながらキャーキャー喚く横で、すっかり裸を見られ慣れてる亜夜が
龍眼で「悪い気はあっちの方に行った」と言って、光臣と真夜が追う
円はひとしきり騒いだ後冷静に雅孝に「ちょっと雅君! 私の裸は見ないの!?」と叫ぶ

光臣と真夜の行く手を、取りつかれた筋肉愛好会が阻む
昔を思い出しながら二人で共闘

事態が落ち着いてから、真夜が「その時が来たら言う時間は無いだろうから」と、
光臣に「さらばじゃ」と背を向けて言う
光臣が「先に他に言う事があるだろ」「お前が言わないなら俺が言うぞ」と真夜を振り向かせてキス
真夜、涙

亡霊は学園のOBのジジイ達だった事が判明
藤堂師範は供養するつもりだったが余計に亡霊が出て来てしまう


確かこんな流れだったと思う
こないだ切抜き捨てちゃった、ゴメンね
0235名無しさん@ピンキー2014/02/20(木) 21:10:26.47ID:fmvPzaBW
>>234
詳しい解説ありがとうございます
通販サイトでその号売ってるので買おうか検討してます
0236名無しさん@ピンキー2014/03/23(日) 14:38:10.90ID:lUbWCx0D
S凄佐乃男凪
A雅孝 光臣 慎 文七 屍
B焔 虎 真夜 亜夜 ボブ
C窮 圓 颶 兜 神楽坂
D五十鈴 田上 相良
0237天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:36:13.01ID:G8nCSIIi
最近になって天上天下を読み終わったんだが
結末がどうも納得いかなかったんでちょっと改変して書いてみた
場面は宗一郎が最後、宗魄に殴りかかるとこから
0238天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:38:36.83ID:G8nCSIIi
 これで……終わる。

「そん時ゃまた誰かがよ、神サマ気どりのバカをブン殴ってくれんだろ」

 この拳に全てをっっっ―― スッ
 ……―――っ!?

 ドンッ!

「部……部長ッ……!!」

 俺の拳は突如割って入ってきた部長に受け止められたのであった。
 それと同時に俺の中の力が抜けていくのがわかる。

「運命を変える事が強さなら」

 部長が静かに、力強く見つめている。

「受け入れる事もまた、強さじゃ」

 俺の拳から部長へと、力が吸い取られていく。

「龍拳の"力"が勾玉に吸われ……ッ、そうかッ……そういう事か!」

 クソ親父が何か言っているが、まるで耳に入ってこない。
 その間にも俺の力はどんどんと部長に吸い取られていく。

「ぶっ……部長ッ!!」
「お主の拳は小さいのう。……まだ死すべき拳ではないわ、小僧」

 俺の拳を包み込むように部長が手を重ねる。
 ――ついに全ての力が吸い取られた。
0239天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:40:39.69ID:G8nCSIIi
「お主がその身に背負った力は、儂が全て持って行く」

 静かに眼を閉じた部長の体が崩れていく。
 部長が、死ぬ。目の前で消えていく。
 ……嫌だ!そんなのは……!!

「部長ッ!!俺は……!!あんたが死ぬぐらいなら……――俺はッ……!!」
「月も太陽も、始めからそこに在る。人はただそれが当たり前であるが故に気付かぬだけじゃ。命こそその光の源じゃ。死してそれを誰かに託す者もあれば、生きてその光を受くる者も必要じゃろう。」


「お主らは生きよ、生きて伝えよ……さらば……とは、言わぬぞ小僧」


 部長の体はほとんどが崩れてしまっている。
 ――これで……いいのかよ。いつも助けられてばかりで、最後の最後まで守ってもらって、犠牲にして、ホントにそれでいいのかよッ……!――

「うおぉぉぉぉぉぉぉッ!!」

 光と散り、もはや顔すら分からなくなっている部長の残滓を精一杯抱き締める。
0240天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:41:48.30ID:G8nCSIIi
「はい、そうですか……なんて言う訳ねぇだろッ。……俺は不良だからよ、聞き分けわりぃんだわ。」

 ―― ……じゃが、どうすることもできぬ。誰かが犠牲にならねばこの力は……――


「―― 一度しかいわねぇからよく聞けよ。てめぇはな……俺が初めてホレた女だ。3階から吹っ飛ばされた時から速攻で一目ボレってやつよ。だからな……てめぇの為なら死んでもあがいてやるよっ!!」


 ビクン と部長が反応したのがわかる。そして、

「母さんもだ!今度こそ俺がッ!守ってみせるッ!!」


 母さんが驚いた顔をした後、嬉しいような、それでいて諦めにも似た表情を見せる。

「無理よ。私の体はもう……」
「無理じゃねぇさ。ここは『俺の世界』だ。想いが強けりゃ不可能なことなんてねぇ……。なんたって俺ぁ」


「―― 凪 宗一郎だからよ」


 そう宣言して後ろを見れば、真夜へのこっ恥ずかしい俺の告白を聞いて、沈んだ顔を見せている亜夜が見えた。

「おい亜夜ッ!!そんなしょげた顔してんじゃねぇ。……俺の妻ぁ名乗るんなら、手伝ってくれや」
「!! は……はいっ!宗一郎様っ!!」

 驚いた顔を見せた亜夜だったが、俺の言葉の意味を理解したのか、嬉しそうに元気よく返事をした。
 ――ま、沈んだ顔見せられるよかいいか
 と、心に留めて前に向き直る。

「……って訳だ。だからよ――」

 いつのまにか静かにこちらを見ていたアイツを


「――クソ親父……。わりぃが一人で消えろ」


 ――――――……。
0241天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:45:08.62ID:G8nCSIIi
 ……――――――


 たすったすっ、ダダダ!ダンッ!ダダンッ!!
 昼の柔剣部道場に各々の足音が響く。

「どけッ!!」「ぶおっ」
「そーーーーーいちろーーー様ッ!!お弁当!!今日こそはっ食べてっもらいますッ!!私の愛妻弁当!!」
「だ・れ・がっ愛妻だゴルァッ!!」

 相変わらず弁当を食わせようと追っかけて来る亜夜の猛攻をかいくぐる宗一郎だったが、ボブの裏切りにより敗北する。

「じゃあ、みんなそろったな?練習始めるぞ。着替えて、ホラ颯君も」

 宗一郎に蹴飛ばされ潰れていた高柳が、ため息交じりに練習開始を急かす。その声に更衣室へと向かうその最中、宗一郎がふと見上げれば二つの額縁が目に写る。
 一つは柔剣部初代部長 棗慎 
 そしてもう一つは……

 柔剣部二代目部長 棗真夜 が凛々しい姿で飾られていた。




0242天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:46:32.83ID:G8nCSIIi
 ゾロゾロ、ゾロゾロ
 着替え終わった部員達が道場の中に戻り一列に並び始める。

「よし、皆整列!!練習開始前にお二人に、礼!!」

 高柳の号令に、額縁の前で整列していた部員らが一斉に礼をする。と……、


「クォラァーーーーーッ!!なに儂が死んだかのようなことをしておる!!」


 その声に道場の入り口を見てみれば、眼を怒りで吊り上げた、小さい姿の『部長』の姿があった。
 部長はそのままトコトコと高柳『副部長』に近づき、説教を始めた。

「いや、僕は敬意を評してですね……」
「だって……ねぇ、お姉ちゃん?今はあの元の姿には戻れないじゃない」

 高柳が言い訳を始めると、それを遮るかのように亜夜が額縁を指しながらニヤニヤと笑いを堪えるように言う。
 それを見た真夜が亜矢に折檻しながら

「それもこれも小僧が――」

 ジロリ、と宗一郎を見て言う。
 そう、あの後部長を繋ぎ止めることはできた。できたのだが、あの時点で部長の体は大部分が分解されており、それに伴い氣もほとんどない状態だったのである。
 なんとか体は修復できたものの、慣れない作業に時間切れ。ほぼ0だった氣は戻らなかったため、これから長い月日をかけて氣が戻るまでは、この小さい姿で過ごさなければならなくなったのだ。


「う。す、すまねぇ」
「まぁよい。こうして生きていられるのは小僧のおかげじゃからな。……それより、今日も頼むぞ」

 負い目を感じている宗一郎が怯みながら答えると、真夜が眼を緩めながら最後の方は宗一郎に近づいて、蕩けるような声で囁く。

「や、やっぱりやんのか」
「当たり前じゃ。……それともあの時の言葉は嘘だったのかのう。――『俺が初めてホレ……」
「どわぁー!?わかったッ!わかったから大声で言うのはやめろッ!!」

 大声で『あの時の告白』を復唱しようとする真夜に、慌てて制止する宗一郎。
0243天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:47:57.08ID:G8nCSIIi
「フン。そんなに嫌がらんでも良かろう。……儂とはそんなに嫌か?」
「……い、嫌じゃねぇし。……むしろ嬉しいぜ『真夜』」
「っ」

 むすっとしながらもどこか悲しげな顔で呟く真夜を見て、宗一郎は照れながらも耳元に顔を寄せしっかりと答えた。
 それを聞いた真夜は目を見開いて驚く。が、すぐに照れたように満面の笑顔を見せる。

「あーっ!また二人だけで内緒話してる!!宗一郎様っ!何言ったんですか!!妻である私にも言って下さいっ!!」

 折檻から逃げて遠くから様子を見ていた亜夜だが、嬉しそうな顔を見せる姉を見て宗一郎に詰め寄っていく。

「何でもねぇよっ!追っかけてくんなっ!!」

 詰め寄ってきた亜夜を見て、慌てて逃げ出す宗一郎。追い掛ける亜夜。また始まったとため息交じりに眺める柔剣部メンバー。
 そんな皆を見て、真夜は微笑み、

 ―― 兄上 儂は生きてゆきます。託して死ぬ筈だった未来を、生きて、幸せになります。 ――

 慎の肖像画を見上げて、そう語った。それに応えるかのように一陣の風が道場を吹き抜けていった。
0244天上天下ラストif2014/05/04(日) 15:54:07.05ID:G8nCSIIi
―― 宗一郎のアパート:


「ん、ちゅ、ぺろ、どうじゃ、気持ちよいか?『宗一郎』」

 太陽が地平線へと近づき、空も夕焼けに染まり始めている。
 凪宗一郎が住むアパートの一室では、学ランを着て椅子に腰掛けている男と、膝立ちでその男の股の間に頭を埋めている、袴を着た見た目小学生低学年の女の子が息を荒げていた。

「あ、あぁ気持ちいいぜ、部長」
「むっ……かぷっ」
「痛ぇっ。……すまん、『真夜』」

 部長と呼ばれた途端、男の性器を丹念に舐めていた小さい女の子、真夜は抗議の意味を込めて柔らかく噛み付く。
 噛み付かれた男、宗一郎はバツの悪そうな顔をして名前を呼んだ。

「うむ。素直なお主を評して、もっと気持ちよくなるように頑張ろうぞ……ちゅっ、ちゅっ、は……あー」

 返事をした宗一郎に満足した真夜は、垂れていた長い髪を片手で耳にかけ、もう片方の手で掴んだペニスに何度かキスをすると、そのまま小さなお口を目一杯開けて

「ん」

 ペニスを咥えこんだ。とはいえ今の真夜は小学生並の体である。当然口内は相応に小さく、せいぜいカリの部分を咥えるだけでいっぱいいっぱいであった。

「ぐッ」
「んちゅ、ん、れる、っじゅ」

 しかしながらぷにぷにの小さい手が竿に刺激を与え、口内は幼女特有の体温の高さに加え、たっぷりと蓄えられた唾液と、軟体動物のようにうごめく舌がカリ首を否応なく刺激する。
 何よりも小学生位の女の子が、小さい口をほっぺいっぱいに膨らませて自身の男性器を咥えている様は、背徳感にも似た快感を宗一郎に与えるのであった。

 (……俺に幼女趣味はねぇ筈だが)

 元々そういう気は持ち合わせて居なかった宗一郎だが、姿は変わっても惚れた相手である。それが一所懸命に奉仕する姿を何度も見てきた宗一郎の価値観は次第に広くなっていったのであった。

「ん……ろうりゃ?」

 シュコシュコと男性器をこすっている手はそのままに一旦口を休めた真夜は、ペニスを咥えこんだままチラッと上目遣いで宗一郎を見て、モゴモゴと喋った。

「うおっ。口に入れたまま喋んなっ!……あぁ、気持ちいいから続けてくれ」

 快感を与えようと動いていた舌が突如変わり、くすぐったいような感覚を覚え思わず抗議の声を出す宗一郎。しかしじぃっと見つめてくる真夜を見て、照れながらも続きを促した。
 その様子を見た真夜は、にこりと微笑むように眼を細めると舌の動きを再開しつつ、顔を上下に動かし始めた。
0245天上天下ラストif2014/05/05(月) 10:50:49.53ID:6yp3G1ko
連投規制でまともに投稿できんね。
某所に載せたんで、もしまた途中で投稿止まったうえで興味あったら
同タイトルでぐぐっておくれ

↓続き
0246天上天下ラストif2014/05/05(月) 10:52:57.88ID:6yp3G1ko
「んっ、んっ、じゅっ、れる」
「……」

 舌はレロレロと縦横無尽に動き回り、上下に出し入れしている口は、時折頬の内側にこすりつけるように動き、その度に真夜の頬がハムスターのように膨らむ。
 かと思えば男性器を口から離し、竿を舐めてみたりと次から次へ新しい刺激を与えてくる。
 いつのまにか両手で擦っていた竿は、唾液か先走り汁か、おそらく両方であろう液体でぬちゅぬちゅと粘着質な音を立てていた。

 にちゃっ、にちゃっ、ぬちゅっ

「ぺろ、ちゅぅ、は……ん、じゅっ、んむぅっ」

 にちゃにちゃにちゃ

「んっ、んむっ、ずっ、はっ、ふぅっ」

 射精を促すように動きが次第に早く激しくなってくる。真夜も次第に興奮してきたのか、目はトロンとして、頬は紅潮していた。

「ん、じゅ、じゅず、じゅる」
「……う、そろそろ出すぜ」

 射精感が高まってきた宗一郎はそれを伝える。それを聞いた真夜は更に口の締め付けを強め、いっそう動きを激しくしはじめた。

 ぬちゅっぬちゅっぬちゅっ

「じゅぽ、ん、ちゅっ、じゅっ、ん」
「……ぐっ!」

(……出る!!)

 ぴた。ギュッ!

「ぐぁっ……おい」

 宗一郎がいよいよ射精するとなった時、それを感じ取った真夜は突然口の動きを止め、竿の根元を両手で押えたのであった。当然、出す気まんまんであった宗一郎は抗議の声をあげる。

「ん……まぁ、待て。このまま出させても良かったんじゃが、儂の口じゃどう考えても受け止めきれないからの」

 口元から垂れていた涎をぐいっとぬぐい、止めた理由を語る真夜。

「そこでじゃ……。しっかり見ておくんじゃぞ。……あー」

 そういうと、首を上に傾けて宗一郎の目を見ながら大きく口を開け

「ん」

 もう一度カリを咥えこんだ。しかし、今度はそこで終わらずに宗一郎の腰に手を回し、少しずつ頭を動かす。
0247天上天下ラストif2014/05/05(月) 10:54:32.13ID:6yp3G1ko
「ず、ずず、ふっ、ふぅ、じゅる」
「うおぉっ」

 息が詰まらないように鼻で大きく息をしながら、ゆっくり、ゆっくりと喉の奥の方へ男性器を飲み込んでいくのであった。

「ふーっ、ふーっ、ずずっ、じゅるっ」

 宗一郎の目をじぃっと見つめながら、どんどん咥えこんでいく。ペニスに喉ちんこらしき突起物が当たる。先ほどはカリ辺りまでしか隠れていなかったペニスが、今では半分以上小さい口の中へと消えていた。そしてついに、

――ずるっずっ……ぴと。

 口が宗一郎の股間にぴったりとくっつき、ペニスは完全に口の中へと消えてしまった。
 唇の柔らかさ、竿を這う舌、喉ちんこの感触、喉、そして食道の締め付け色んな場所で感じる快感に思わず目を閉じた宗一郎だが、真夜の言葉を思い出し、目を向けた。

「ふーっ、ふーっ、んっ」

 ほとんど息ができないからか、顔を真っ赤にして息を荒げながらこちらを見る真夜は、苦しそうな顔をしながらもどこか自慢げで満足そうな顔をしていた。
 
「す、すげぇ」

 明らかに入りきる筈がない小さな口に、己の性器が全部入ってしまっている光景に思わず感嘆の声をあげる宗一郎。

「ふふろ(ゆくぞ)……ず、ずず、じゅぅー」

 さすがに息が苦しくなったのか、一つ宣言すると、今度はゆっくりとペニスを抜き始める。ズルズルと抜けていく男性器に合わせ真夜の口は引っ張られるように伸びていた。

「ずず、ずる、ちゅぽっ」

 抜いていく間もじぃっと宗一郎を見つめながら一旦カリの処まで戻る。口から開放された竿には、異物を排除するためか普段よりも粘性の高い唾液の跡がねっとりと絡み付いており、竿を厭らしくコーティングしていた。

「んー、じゅるっ、んー、じゅっ」

 またゆっくりと喉まで入れて抜く、入れて、抜くをリズム良く繰り返す。見れば真夜はおおよそ幼女には似つかわしくない妖艶な顔でこちらを見ていた。次第にまとわりついている唾液が白く濁っていく。
 宗一郎は無意識の内に真夜の頭に手を置き、髪を優しく撫でていた。大人の顔をしていた真夜の顔が嬉しそうにとろけて、見た目相応の笑顔になる。

「じゅる、ふぅっ、じゅずっ、じゅぽっ」
(……気持ちイインだが、出すにはちょっと勿体ねぇ気がするな)

 射精しそうな位気持ちよくはあるのだが、先程激しい動きで出すところを止められたせいか、こうゆっくりだと少し物足りなく感じてしまう。少し強くしてもらおうと目を合わせたその時、真夜の目が何かを語っているように感じた。
0248天上天下ラストif2014/05/05(月) 10:56:13.08ID:6yp3G1ko
――遠慮するでない。儂の口を滅茶苦茶に犯しても良いぞ。

「……いいんだな」

 宗一郎はそういうと、真夜の頭を ガシッ と掴んで

 ズンッ
「えぶっ……おえっ、ふっ、ふーっ」

 根元まで一気に押し込んだ。真夜はえづきながらも腰に回した手を離すことなく、涙が溜まっている目で続きを促がしてくる。大丈夫そうな様子を見て、宗一郎は遠慮なく動き始めた。

「おぐっ、えぐっ、おぶっ……」

 股間と顔がくっつくたびにぽすっぽすっという音と共に、真夜のうめく声と宗一郎の興奮した息遣いが響く。
 遠慮なく突き込まれるペニスに、真夜は滅茶苦茶に犯されているというマゾヒズムを刺激されると同時に、宗一郎を自分が興奮させ支配しているという嗜虐心、満足感で、股間からじわじわと蜜が溢れるのを感じるのであった。

「うぶっ、うぶっ、おっ、えっ……ず、じゅぽっ、じゅぽっ、ふっ」

 しばらく続けていると喉奥に迎えるコツとタイミングを掴んできたのか、えづく回数が少なくなってきた。こうなってくると更に激しくしても良さそうである。そう思った宗一郎は掴んでいる頭を思い切り揺さぶり始めた。

「じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、ほー、いひ、ろほぉ、ほー、いひ、ろぉ(そーいちろー)」

 酸欠に加え頭を激しく揺さぶられて、脳が上手く働いていないのか、無意識に、まるで親を求める子供の様に繰り返し宗一郎を呼ぶ真夜。

「真夜っ、真夜っ、……ぐっ」

 それに答えるように真夜の名前を呼んだ宗一郎は、一旦口からペニスを抜く。竿は泡立って真っ白になった唾液がべっとりと付いており、ペニスがビクビクと震えるのに合わせて、どろりと床に垂れるのであった。
 宗一郎は立ち上がると、真夜を抱っこして机の上に乗せる。そして、真夜の頭と首だけが机からこちら側にはみ出すように、仰向けに寝かせた。真夜の長い髪が重力に従って床に垂れている。
 真夜は朦朧とした意識の中で何をするのか理解したかのように口を大きく開けた。宗一郎は腰の角度を調整すると、ペニスを口に宛がった。すると真夜は、いじらしくも必死に舌を延ばしペニスを舐めようとしている。
 宗一郎は真夜のほっそりとした首を両手で掴むと、ゆっくりと喉奥までペニスを突き入れていった。

 ずっ、ずずっ、ぴとっ。

「フーッ、フーッ、ふっ」

 真夜の息がある程度整うのを待って、宗一郎はピストンを開始する。突き入れる度、首を掴んでいる手に、自身の男性器が真夜の食道を押し広げている感触が伝わる。

「んっ、んむっ、けふっ、ふっ、おっ、おっ……」

 うめく真夜と、腰から聞こえるぴたんぴたんという音をBGMに、快感を高めていた宗一郎はふと、真夜の袴の股間部分がじっとりと濡れているのに気が付いた。
0249天上天下ラストif2014/05/05(月) 11:03:00.94ID:6yp3G1ko
「……真夜、尻上げて足をこっちに置いてくれ」

 宗一郎に言われた真夜は、朦朧とした意識でとろんとした顔をしながらも、腰を上げて、足首を顔の傍までもってきた。いわゆるまんぐり返しの体勢である。
 抽送はそのままに、首を掴んでいた手を離し、じっとりと濡れている袴の股間部分を撫でてみると、真夜が ビクン と反応する。指についた液体をこするとにちゃっという音と共に、透明の糸が引いた。
 
「袴、脱がせるぜ」

 そういうと紐を乱暴にほどき、袴を足から抜いていく。元の姿になった時に困るためか、下着の類は見られず、宗一郎の目の前には神秘的とさえ感じる光景が広がっていた
 子供らしいぷりんとした、それでいて肉付きの薄いお尻、そこから伸びるスラッとした太もも。
 中央には、興奮のためかキュッと閉じながらもひくひくと動いているお尻の穴。その下には、これまた子供らしい土手が膨らんだツルツルの一本スジに、少しだけ顔を出したクリトリスが秘裂から溢れ出る蜜に濡れ、精一杯自己主張していた。
 
「キレイだ……」

 宗一郎はそう呟くと、指を何度か秘裂に這わせた後、両の親指を土手に合わせると くぱぁっ と左右に開いていった。

「んっ!」

 刺激に声を震わせる真夜。開いたそこは桜色の媚肉が、蜜でぬらぬらと濡れ光っており、小さい膣穴はお尻の穴と連動するかのようにひくひくと蠢いている。
 その下の尿道と思しき穴は普段は閉じているのであろうが、息んでいるためか少し盛り上がり、くぱっと開いているように見えた。
 自然と誘われるように顔を近づけてみれば、子供特有の甘ったるい香りと、興奮した大人が醸し出す芳醇な香りが合わさったなんともいえない蠱惑的な香りがして、興奮した宗一郎は思わずむしゃぶりつくのであった。
 ぺろぺろと舐めしゃぶり、甘い蜜を堪能した宗一郎は一旦顔を離すと、片手でおまんこを開いたまま、もう一方の手の中指を立てて膣穴に宛がうと、小さい膣を傷付けないようにゆっくりと沈めていった。

「んぅーっ!!」

 新たな刺激に声を震わせる真夜。おまんこの中は熱を感じるほどあたたかく、また中の狭さは指一本でもぎゅーっと締め付けてくるレベルで、ペニスを何度も入れたことがあるにも関わらず、本当に入るのかと疑ってしまうほどであった。
 そのまま奥まで指を滑らせると、根元まで入りきる前にぷりっとした感触に阻まれる。膣が非常に浅いために子宮口が簡単に触れるのであった。そのぷりぷりとした感触を楽しむように、円形になっている子宮口の縁を指の腹でくりくりとこね回す。
 それが気持ちいいのかおまんこは更に指を締め付け、中からは蜜がこんこんと溢れ出すのであった。
 そうしている内に、締め付けは強いながらもおまんこ自体はほぐれてきたのを感じた宗一郎は、薬指も宛がうと、にゅぷっと一気に沈めた。
 1本でもキツかった中は、当然2本だと更にきゅうきゅうと締め付けてくる。しかし中がとろっとろに蕩けている為、動かすのは楽であった。
 2本の指で子宮口を挟み込んだり、中指は子宮口を、薬指はGスポットを、と色々試している内に絡み付いている蜜が白く濁ってくる。と同時に宗一郎も射精感が高まってきた。

 「そろそろ出そうだ……ッ」

 そういって宗一郎が腰の動きを激しくすれば、おまんこの中を弄り回されてぷるぷる震えていた真夜は、負けじと喉を締め付け、舌で嘗め回す。
 真夜の口に腰を打ち付けるパツンパツンという音と、おまんこを指でかき回すぐちゅぐちゅといういやらしい音が響き渡る。
 そしてついに、ペニスの奥が決壊するのを感じた宗一郎は、ペニスを一層強く真夜の口に押し付けると同時に、目の前にあったクリトリスに強く吸い付いた。

 「真夜っ、出すぞっ!!――ぐっ!!」
 「んっ!?んぅ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

 ペニスがびくびくと痙攣し、真夜の胃に直接届けとばかりに喉の奥で精液を吐き出し続ける。同時に真夜は体全体をびくびくと痙攣させながら、ぷしゅっぷしゅっと空中にシャワーをかけるように潮を吹かせていた。
 射精が落ち着いてきた宗一郎が最後まで搾り出すように、何度か腰を前後した後、ゆっくりとペニスを抜き取り始めると、尿道の中の残りも吐き出していけとばかりに、真夜が唇をすぼめる。

 ずるずる、ちゅうぅぅ……ちゅぽんっ。

 軽快な音と共にペニスを抜いた後、息を少し整えてから真夜を見ると、逆さまの顔を真っ赤にして、若干白目を剥きながらも、幸せそうな顔で笑っていた。


 ――。
0250天上天下ラストif2014/05/05(月) 11:07:56.47ID:6yp3G1ko
 ――。


「まったく。エロいことばっかりうまくなりおってからに」

 敷いた布団の上に宗一郎があぐらをかいて座っている。先程まで若干意識が飛んでいた真夜は、その足の間にちょこんと座り、宗一郎のお腹に背中を預けて、ぷんすかと文句を言っていた。が、その顔は子供が甘えるように笑っていた。

「こう、何度も相手してたらそりゃぁな。(……それに、他にも相手する奴らがいるしな)」
「む……」

 顔の様子から宗一郎が他の女のことを考えていることを察した真夜は、ちょっと口を曲げるも、『そのこと』は承知の上のためあえて言及はしない。
 ただその反応を見た宗一郎は機嫌を取るかのように、真夜に上を向かせ、ちゅっと軽くキスをする。
 皆が居る前では照れて、慌てたり拒絶することが多い宗一郎であったが、二人きりの時は割と落ち着いた対応ができるようになっていたのであった。

「んむっ。――むむむ、まったく……(ホントに、扱いだけはうまくなりおって……)コホン、まぁよい、では次じゃ」

 顔を真っ赤にした真夜はごまかすように一つ咳払いをすると、集中するように目を瞑り呪文を唱え始めた。

「練氣硬丹下精神凝範殺……ぬんっ!!」

 唱え終えた後、気合をいれるように声を出すと、幼児体型だった真夜の体が大きくなっていく。
 胸は小袖の胸元を大きく押し上げるほどでかくなり、肉付きの薄かったお尻は、むちっと肉が付きながらもキュッと引き締まった魅力的な造形になる。
 そこから伸びる足はむちむちと健康的な色香を漂わせる腿、それでいてモデルのようにスラッとした印象を受ける足先に伸びていく。
 最後に髪の毛が伸びると、先程までつるつるだった下の毛まで生えた(なぜか)。

「ふぅっ!……んむ、ようやく3割と言ったところか。」

 体の調子を確かめるように、各所に氣を通しながらそう呟く真夜。
 ゆっくりと氣の回復を待っている真夜であったが、こうして定期的に宗一郎から精気を受け取り、それを自身の氣として取り込むことによって、回復力を高めているのであった。
 もちろんそれは口実の一つで、ただ一緒にいる時間を増やしたい真夜の照れ隠しでもあるのだが。

「さてと」

 氣を確かめ終えた真夜は、一つ呟くと肩越しに首だけで振り返り、先程のお返しとばかりに チュッ と口付けをする。それから少し離れて宗一郎と向き合うと、お腹―― 子宮の辺りに両手を当てながら、

「次はこっちで……な」

 魅惑的な笑顔で語りかけてきた。
0251天上天下ラストif2014/05/05(月) 11:38:27.82ID:6yp3G1ko
とりあえず終わり。一応、続きの本番とか、亜夜とか風竜の足娘とか母さんとかが出てくる話も頭の中にはあるけど
書くかどうかは不明です。飽きっぽいんで。

改変シーンは、真夜2回目の魂消失→王子様(宗一郎)のキスで目覚めとか、
真夜の割り込み失敗からの宗一郎ショタ化→ヒロイン勢とのおねショタ展開とか色々考えたけど、
結局ご都合主義に逃げ。小説書くの初めてなもんで、うまくまとめる自信がなかった。
気が向いたらそっちも書きたい、というか誰か書いてくれてもいいんじゃよ
0252名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 14:34:02.60ID:h+T/Z3OQ
エアギアのオニギリが髪長いシムカにパイズリして貰うの書いてくれ〜!!
0253名無しさん@ピンキー2016/02/13(土) 05:42:20.39ID:/b7vTF5L
スマンが教えてほしいんだが
凪が屍とか生き返らせてたけど

最後に凪の力は勾玉のチャクラで消されたらしいけど

屍とかどうなってんの?死んだの?
0254名無しさん@ピンキー2016/05/20(金) 21:09:27.22ID:fpebh1d/
大暮維人先生はその場のノリで生き返らせただけだからあんまし考えてないよ
0256名無しさん@ピンキー2016/07/25(月) 07:43:03.29ID:sPsfpshU
5年後のボブと円の戦いなんだけどさ
アレってボブが円を殺したって事なん?
0258名無しさん@ピンキー2017/02/02(木) 21:08:17.59ID:EqtsFesx
亜夜ってちょっとガイジ入ってるよな
0259名無しさん@ピンキー2017/04/03(月) 08:17:31.45ID:LhHkUVYm
大暮はとっととくたばれ!
0260名無しさん@ピンキー2017/04/04(火) 21:59:55.88ID:52LxUE7l
天天の亜夜ってウザイよね。ついでに真夜も。
真貴子さんが一番良かったな。
最後に変な槍と盾を装着したのは爆笑したけど。
0265名無しさん@ピンキー2017/10/04(水) 09:10:47.53ID:CEpTC6YH
バイオーグトリニティスレあったはずなのに無くなってた

ここ最近で急激に面白くなってきたと思うんだけど語る場所がない
0266名無しさん@ピンキー2017/10/04(水) 22:38:30.20ID:Q/Y0io+J
まじか。追えてないわ。バイオーグは天上天下よりはついていける。
0267名無しさん@ピンキー2017/10/06(金) 10:40:22.63ID:QV9Wuwbq
天上天下もエア・ギアも短いスパンで見るとすげー面白いんだけどな
連載追いかけるのが楽しいタイプ

バイオーグは最新2巻でやっと温まってきた
0268名無しさん@ピンキー2017/11/20(月) 15:50:34.35ID:FOfq6nm+
話がわかる順に
エアギア〉バイオーグ〉天上天下

エアギア世界でのエアトレックの立場は遊戯王世界でのカードみたいなもんだからまだわかる
バイオーグはキャラが可愛くない
0269名無しさん@ピンキー2017/11/22(水) 19:16:40.41ID:5YG09DP7
シムカのロマンには勝てないけど
キワも鈴木も可愛いと思うけどなー
0271名無しさん@ピンキー2017/11/27(月) 19:11:26.78ID:3jduCLPU
バイオーグとエアギアはなんとかついていけたけど天上天下はついていけなかった
0272名無しさん@ピンキー2017/12/28(木) 21:29:03.32ID:3J9m5jR7
大暮は絵も劣化と言うか一般離れしていったしな
漫画的にはエアギア初期くらいが一番ノッてたんじゃね
0275名無しさん@ピンキー2018/04/09(月) 23:16:33.45ID:Ea9kB2/b
女の子の頭の中に発生した男の人格(オカマ)って、それは本当にオカマなのか??
とか考えてて思ったんだけど、フミホは何か必然性があってオカマの人格を産み出したのかね
特に思い付かないけど。ただの趣味かもしれないけど
0276名無しさん@ピンキー2018/04/12(木) 01:35:38.72ID:A3zztLJS
>>271
ワイはエア・ギアのほうが厳しくて一旦リタイアした
天上天下は神がかった作画が好きで絵としてみるために見てた

主人公は凪もイッキもクソ嫌いだった。
0277名無しさん@ピンキー2018/04/13(金) 11:46:04.55ID:Pp+wDtwM
凪はただの(すごく)バカな不良でしかないし、そこが魅力的だったりは全然しないんだけど、あまりに主人公らしい活躍がないので逆に同情を集めてた時期があったように思う
0278名無しさん@ピンキー2018/04/22(日) 22:13:09.93ID:OIfgYE25
天上天下10巻くらいの絵が好きだったな
化物語の極端にトーン使わない白と黒だけで描いてる感じも雰囲気出てて良いとは思うが如何せんガハラさんが可愛いと思えなくてな
0279名無しさん@ピンキー2018/07/18(水) 18:05:50.31ID:OEf1DTQV
田島醤油みたいで苦手かな
0280名無しさん@ピンキー2018/09/03(月) 14:44:45.39ID:qbEK1SYd
>>276
俺エアギアはカズが苦手だったな
キャラ濃いの多くて好きだったからああいう普通のは無理だった
0281名無しさん@ピンキー2018/09/03(月) 14:46:26.56ID:qbEK1SYd
次スレからは化物語加えてもいいんじゃね?
いつ埋まるかは知らんがw
0283名無しさん@ピンキー2019/02/17(日) 05:19:24.15ID:M2KIDHCn
もう死ぬまで物語シリーズ書くんじゃなえかこいつ
天上天下もエアギアもクソだとは思うけどキャラとかは好きだったからオリジナル見れなくなるの寂しいわ
0284名無しさん@ピンキー2019/02/25(月) 21:51:38.92ID:NUCVIXPf
怪盗探偵山猫を描いてくれる筈やねん
グレ吉には原作をつけろ言う人らはもうちょっと待っててやで
原作はおもろいンゴ
0285名無しさん@ピンキー2019/08/19(月) 06:53:34.63ID:wh1qTA/X
「バイオーグ・トリニティ」漫画版の最初の数十ページを読んだかよくわからなかった
漫画って数ページでどういう話なのか読者にわからせるものじゃないのか?
0287名無しさん@ピンキー2021/05/28(金) 21:29:12.09ID:pRV02Jnx
レス止まってんじゃん
久々天上天下見てやっぱくっそおもろかったから来たけど……
何度見返しても一つだけよーわからんのが、なんで龍眼取りにこんかったのかそこが謎
0289名無しさん@ピンキー2021/06/16(水) 16:00:39.37ID:6ig2ssKc
GYAOでアニメやってるから見てるけど
格闘マンガかと思ってたら日本刀振り回すシャアが完全にただのキチガイでわろた
何なんこの話w
0290名無しさん@ピンキー2021/07/25(日) 16:19:17.20ID:DFAl4Vrl
画集買うなら今日のpaypay祭りで買えば1万くらいになるよ
0292名無しさん@ピンキー2023/09/29(金) 20:16:33.31ID:T2RzT+Cp
天照に覚醒した真夜ってどれぐらいの強さだったんだろうな
後半見せ場殆どなかったしそれまではひたすらリョナ要因だったから最後くらい強いとこ見たかったな
0293名無しさん@ピンキー2023/10/26(木) 14:38:26.70ID:mKcsszPd
エロ画像ほしい
0294名無しさん@ピンキー2023/12/10(日) 00:33:16.50ID:8+PzZV2W
俺もエロ画像欲しいな
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