【風習】エロい儀式を執り行うスレ【祭事】
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性的な習わしに参加する女の子のスレ。
過酷な儀式から、のほほんとエロい風習までなんでもOKです。
ありそうで無かったから立てましたが、需要あったかな? >>1
いいねえ。好みのシチュ。
地域の風習とか。 かなまら祭とか実際にある奇祭、奇習にかかわる女の子について書くスレなんでしょうか エロ小説なら黄支亮がみさくらの挿し絵で書いてたな。
タイトル忘れたが、町の繁栄の為にって、少年と二人の少女にセクロス強制させてた。 >>1です
自分でも書いていますが正直いつ完成するか分かりません。
設定だけでもいいので、書いて盛り上げていってくださいm(__)m この村では、女は1●歳になると皆、神社に住み込みで働いた。
「神と交わる」ことが生きていくために必須と信じられており、
神社勤めの女たちは神の代理として、
毎夜順番に訪れる村の男たちと性交していた。
女たちにとっても、定められた方式によって男たちと性交することが
「神と交わる」ことだった。 >>8、9
ですね。
今自分で書いてるSSと設定似てたから、ちょっとビビったw イタリアのトマト祭りからヒントを得た、ローション祭り >>8-9
>>10
似たような設定で書き始めようとしてたから慌てて止めた
いずこも同じ発想なんだなあw >>12見て思い出したから
今は見る影もないけど、前は面白かったポータルサイトから拾ってきた
なんかそれっぽく書けそうな気がしたけど、間違いなく気がしただけだな
水掛け祭(ソンクラーン)
タイの旧正月で3日間ひたすら水をぶっかけあって祝う伝統的なお祭。
元はお正月にお寺に参った時にお坊さんにお清めの水をかけてもらったことから始まったらしいのですが、
今や純粋に水を掛けることのみが目的に。
それどころか何でも極端から極端に走るタイ人的思考により、
放水車などで水ぶっ掛けたりする手段を選ばないというか完全に目的を取り違えたというか…。
ちなみに毎年お祭の期間中に死者が数百人でるそうです(主に飲酒運転と走ってるバイクに水ぶっかけて事故死)
もう相手が車乗ってようが外人だろうが、ひたすら水をぶっかけ謎の粉を練ったものを塗りたくる。
そんな素敵な行事です。 ここって村の風習だけじゃなくて家一族内でのエロ慣わしも入れていいのかな? 聖水ぶっかけ祭だとかなりアレだな。
巫女さんの潮をぶっかけられたらかけられた人数が多いほど豊作って儀式にするべきか? 世界や常識=日常が変わるのがそっちのスレとすれば、
こっちは祭り・祀りや儀式=非日常がテーマではないか。
文化人類学にいうところの、ハレとケであるw えーと、例えば子供山笠に参加する女の子とかもあり? >>3
>>21
1です。
実際にある風習や祭りを扱うのは構いませんが、
それは現実に参加する人がいるということですから
そのことをしっかり考慮した上で書くのがよろしいかと思われます。
早いうちに言っておきたかったのですが、言いそびれてました。
まぁ、腐ってもエロパロ板なんですがね…… ――白羽の矢が立った娘は自らの父、兄弟が居る場合は近親相姦によって第2親等以内の血縁者全員との子供を産まなければならない。
これはとある地方の土着宗教の伝承で、邪鬼が家族の男性を化身とし現世へ降るのを近似生としての子を成すことで防ぐための儀式である。
若年層の中には近親相姦をタブーと考える者も多いが、選ばれた娘の親や自治体によって必ず儀式は成される。 >>23
え、なにその怖い風習。
七男一女の大家族の娘に白羽の矢が当たってしまい
(もちろんこれは仕組まれていたことだけど)
親兄弟に順番に子作りをさせられいてくんですね。 「熟女と少年」って小説サイトの「セレモニー」と、「アナザー・セレモニー」
「じゅぴたーいんたーのべるず」って小説サイトの中華辺境系の
女児は子を産める身体で嫁ぐを実証する孕ませて産ませる通過儀式
こう言うので良いんだよね >>23
二親等内ってことは祖父ちゃんともってことか
その家に小さい弟いるときは子どもできないけどどうするの?
大きくなるまで待つの? 妊娠→出産をその家族の男でこなしてるうちに弟も精通するんじゃないか?
宗教、オカルトとエロって相性いいけど
自分でエロい風習とか祭を考えるとなると全く浮かんでこない・・・ 親の遺言だかでむらの男全員に順番に夜這い掛ける事になった娘。
村一番の嫌われ者だけスルーで大荒れになったとかw
楢山節考からだけど、何考えてこんな遺言したんだかが覚えてないんだ。 S県のある村では、神社の神主が神酒で清められた男根と精液でその年の成人女性全員と性交し、邪を払い豊穣を願う風習が強く残っている。
しかしこの年の夏、問題が起こった。神主が病で他界したのだ。本来なら直系男子の後継ぎがいるものの、神主には今年17になる娘しか子供はなかった…。
今年度の成人の儀を執り行うため、村議会は巫女である彼女に神主の役目を果たさせることに決定した。
女性である彼女は本来神主の役割を果たすことは出来ない。
そこで村議会は青年部、婦人部に秘術をもって彼女の身体をフタナリに変化させ、牡の機能、快楽を教え込ませることを任じた。
−そして、女性らしく豊かで瑞々しい肉体をもつ美しき巫女は、フタナリになり儀式を執り行う覚悟を固めていた。これから味わうことになる、両性の性的快楽の頂点へ期待と不安を抱き、陰唇から淫蜜を零しながら…。 >>32
そこまで書くからには続きがあるものと期待せざるをえないw すまん構想はあるが時間が…。
美女達に筆卸しされるフタナリ巫女とか、学校で友達の透けブラをみて勃起したり…うーん。
あと微妙にスレチなのも悩み所 ここの一番槍は拙者が頂く!!
と言う訳でss投下します。
敢えて登場人物に名前は付けなかったので、少し読みにくいかもしれません。
女の子同士の絡みもありますので、嫌いな人は華麗にスルー推奨です。
ではスタート ここはとある小さな村の神社−
村の一年一度の大事な儀式が始まろうとしている。
「おお、よう似合うとる」
「神様もお喜びじゃろうて」
白装束を着た1人の女の子が緊張した面持ちで正座している。
「ばば様、私なんかで神様怒らないかな…」
「何を言うか、お前のような綺麗なおなごじゃ。神様が怒るはずがなかろうて」
「そうとも。お前は安心して神様に身を委ねるがいい……さぁ、そろそろ用意が出来た頃じゃ」
「後は頼むぞぃ」
村の長老達が少女の頭を撫でて部屋を出ていく。
後を託されたのは彼女とそう変わらない年頃の少女だった。
この村には不思議な言い伝えがある。
昔、大飢饉が村を襲い、村人が大変に困っていた。
村の神主の娘が枕元に現れた神様に村の窮状を訴えると、神様は御神木を娘に与え
我の力を娘の中に取り込み、その力を村人に分け与えるべし、と神託を下した。
言う通りにすると、飢饉の間は村人が空腹になることもなく、飢饉が過ぎるとかつてない大豊作になり
その年産まれた子供達がすこぶる元気に成長したと言う。
神様に感謝した村人達はそれ以後、神様に神主の娘と同じ年の娘を捧げ、村の平穏を保って貰う事が村の儀式であり、行事になっていった…という訳だ。 「さ、これを飲みなさい」
差し出されたのは儀式の主役しか飲めない御神酒。
「う゛…苦いよぉ〜」
「ガマンしなさい。神様があなたの痛みを和らげてくれるんだから」
「え?い、痛いの?」
「あはは、大丈夫だよ。神様優しくしてくれるよ……さぁ、行こうか」
奥の間、神前に着いた2人が二礼二拍手一礼。
主役の少女は正座をして待ち、年上の少女が神棚から恭しく御神木を手に取る。
「神様におかれましては昨年、村の平穏を与え下さり有難く存じあげまする。この者に御力を頂き、今年一年も村の平穏を与えて下さります様、御願い奉りまする」
少女にとっては儀式の最大のイベントなんだろう。一言一句間違えないように緊張しきった声が響く。
「さぁ、服を捲って」
手に持った御神木−何人の少女にその身を捧げられたのか、どす黒いを通り越して真っ黒な男根を模したモノ−を少女に見せながら近づく。
少女の小さな体には凶悪に過ぎる御神木だ。
見つめるその目には怯えの色がハッキリと出ている。
しかし、健気にも自分に託された責任を理解しているのか、正座から長座に変えて白装束を捲りあげる。
「これより御魂移しの儀を行い奉り候」
両手に乗せた御神木を高く掲げ、少女が一礼すると主役である少女が慌てて一礼する。
床に座った少女が白装束を捲って足を開くと、少女の陰部はしとどに濡そぼっていた。
少女によく見えるように御神木を陰部に入れていく…
「あ…ん」
少女と変わらない年頃の少女にも御神木は大きすぎるだろう。しかし彼女のそこは何の苦もなくヌルリと飲み込んでいく。
「あっ、あん、いいっ!くぅん…あああ…」
矯声を上げながら、御神木を出し入れするのが激しくなっていく。
少女が食い射るように見ている顔が次第に熱っていく…
「あっ!あっ!いいっ!あ、あっ…ああああんっ!!!」
最後の一突きを全部入れるのかと思うほど根元まで入れた瞬間、少女の体が若鮎のようにしなやかに跳ねて、歓喜の声と共に果てたのだった… 暫くの後、荒かった息を整え立ち上がった少女の目に映ったのは怯えではなく…期待に満ちた女の目だった。
未だ何人にも立ち入らせた事がない聖域からはその年頃に相応しくない
女の蜜が泉から湧き出る水のように溢れだしている…
御神木を手に近づき、儀式の続きを促す。
「我を寄代として今年一年の平穏を御願い奉りまする…」
よく出来ました、と言う微笑みを浮かべて御神木を少女の陰部に近づけ…
ズブ…と御神木が少女の胎内に埋め込まれていく。
「くぁ…!い、たいよぅ…」
「大丈夫だよ…痛いだけじゃないでしょ?」
安心させるように言う。
「う、うん…痛いけど…あんっ、痛いのに、わたしの奥の方が、ひゃん!…変なの…変なの…」
「神様が御神酒の御力で守って下さってるんだよ。そのまま神様を感じて…」
ぐぐっ…と一気に純潔の証を御神木に捧げさせて、少女の一番奥へと…
「がっ!?…は……あ、あ…」
「頑張ったね…ほら、神様もお喜びになられてるわ…分かるでしょう?」
「うん…あ、ああっ…」
不思議な事だ。
只の木でこしらえた男根なのに、少女には暖かい安らぎ…まるで母の子宮で守られているかのような感じがしていた。
少女の体が悦び始めているのを感じとり、御神木をゆっくりと出し入れする。
「やん…あぁ…んっ!いいっ!いいのっ!ああんっ!」
一突きごとに少女から女の悦びを訴えるのを見て、段々と手の動きが激しくなって…
「や、やだあっ!!なんかくるぅっ!!やだやだあっ!!い、いやあああっ!!!」
絶頂を知らなかった少女は…訳の分からない感覚に意識を手放したのだった。
少女が目を覚ますと、膝枕の上だった。
「頑張ったね…えらいえらい」
優しく頭を撫でる少女に、自分が儀式−御魂移し−の役目を全う出来たのだと、安堵の涙を流す。
「イっちゃったね…神様もお喜びになられてるわ…」
「イっちゃった…?」
「気を失うぐらい気持ち良かったでしょ?それがイくってことなの」
「でも、怖かったよ……神様、だらしない子だって怒ってないかな…」
「大丈夫だよ。怒るどころか可愛い子だって思ってるよ…」
その言葉に安心してエヘヘと笑った少女は暫くの間、膝枕の心地よさに身を委ねたのだった。 「落ち着いた?」
「うん…」
「頑張って。まだ終わりじゃないから」
暫くの心地よさを感じていた少女に御神木を渡し、続きを促す。暫くの心地よさを感じていた少女に御神木を渡し、続きを促す。
乱れた白装束を整え、御神木を高く掲げる。
「我に御力をお与え頂き有難く存じあげまする。我を寄代として、今年一年の村の平穏を守って下さります様、御願い奉りまする」
2人で二礼二拍手一礼してから廊下に出た。
「ふぅ〜!緊張したよぉ〜!」
「こらこら、まだ御魂分けの儀式が残ってるのよ。気を抜いちゃダメだよ」
神前での儀式を滞りなく終わらせた安堵を見せる少女を軽くたしなめる。
そう、まだ儀式は終わってないのだ…
2人が向かうのは結婚式や正月の祝いに使われる大広間。
ここでは村人達に神様の御力を分け与える大事な儀式−御魂分け−が行われる。
2人が大広間に着くと、寄代となった少女の同級生達が正座をして待っていた。
男子3人、女子2人。みんな仲のいい友達だ。
「あ、来た来た!」
「ねぇ、どうだった?痛かった?」
男子達が股間を押さえて黙っているのとは対称的に、女子達が期待に満ちた質問を投げ掛ける。
「静かに!」
年上の少女が一喝して黙らせる。
「これより御魂分けの儀を行い奉り候」
そう宣言すると、姦しかった女子達も正座して神妙に一礼する。 儀式に則り、白装束を初めて脱いだ少女の体は同級生と変わらないのに…大人びた雰囲気を纏っている。
この儀式には順序があり、先に産まれた男子が寄代とまぐわい、受け取った御力を先に産まれた少女に注ぐ…という流れだ。
上座に近い少年が少女に近寄り、少女に体を重ねる。
「あ、あの…入れていいの?」
「うん、来て…」
少年の陰茎は御神木よりも小さいが、ビクビクと反り返り、思わず少女も生唾を飲む。
「あ、あれ?」
精通を迎えたかどうかの年頃だ。最初から上手くいかないのも当然だろう。
そばで見ていた少女がそっと陰茎を手に取り、御魂が宿る清らかな花へと…
「うあ……あ、あ…」
「くぅ…ん…」
ヌルリと滑り込んだ陰茎を少女の中は優しく、しっかりと包み込む感触…あまりの気持ち良さに少年は動きを止める。
少女も御神木とは違う、熱を持った…そう、少年自身が持つ熱が想像の遥かに超える気持ち良さで
自分の意識が途切れそうになりながらも、貪欲に快感を得ようとしていた。
「ハァ…ハァ…う、動くよ?」
「うん…いいよ…」
少年が何かにとりつかれたかのように、激しく腰を振りだす。
その動きは余りに稚拙で、少女の事などお構い無しに自分だけが快感を得ようとする身勝手なものだった。
年上の少女の手によって絶頂と言う底無し沼に引きずり込まれた少女にも、それがよく分かる。
しかし少女は一心不乱に腰を動かす少年を愛しく思えて…少年が気持ち良くなれるように、陰茎を優しく締め付け続けた。
「あ、あっ、も…だめだ…っ」
少年の動きがいよいよ切羽詰まったものになり、少女に限界だと伝える。
母親のように優しく笑った少女が、強く陰茎を締め付ける…
「ああっ!?だ、だめだっ!…うああっ!!!」
少年が遂に限界を迎え、勢いを持った熱い精が少女の奥深くを叩き付ける。
「は、ああ…ん…」
なんとなく、御神木が与えてくれた暖かさと一緒だと、少女は心地よく受け入れたのだった…
やがて少年の陰茎から力が抜けて少女の陰部からズルリ…と出る。
「さ…早くあの子達にも御力を…」
息も荒いままの少年に、年上の少女が儀式の続きを促す。
2人のまぐわいを見ていた少女達の目が潤んで…その手は股間へと延びていた。 息を整えた少年が離れ、下座に座っていた少年がやって来て少女に体を重ねる。
「……ごめんね」
少年の目を見ずに謝る少女。
「な、何で謝るのさ」
「だって…初めてをあげられなかったから…」
どうやら2人は友達以上の想いを寄せあってるらしい…
「バカ…そんなのカンケーねーよ。神様とアイツだったらいいよ、俺」
その言葉に少女が感激して抱きつこうとした時…
「いったあああいっ!?いっ、痛い痛いっ!!やめて!やめてよぉっ!!」
びっくりして振り返ると、先程の少年が上座の少女とまぐわおうとしていた。
少女があまりの痛みに耐えきれなかったのだろう…
「あら…これはダメだね。私向こうに行くけど、2人で出来るよね?」
2人が頷く。
「それに私、どう見ても邪魔だしね」
2人の顔がカアッと赤くなるのを笑いながら彼女が向こうへ行った。
「なあ…いいか?」
ほぼ垂直に反り返る少年の陰茎は、先程の少年よりも大きく…少女の完全に開いた花弁の奥から、知らず知らず甘い蜜がトロリ…と溢れだす。
「ああ…来て…早く私と一緒になって…」
少女が入れやすいようにと花弁を開くと、未だ幼い蜜壷が露になり、ヒクヒクとうごめくのが少年を更に興奮させる…
少年が蜜壷に陰茎を押し付けると、蜜壷は柔らかく…そして淫らに拡がり、陰茎を抵抗もなく受け入れる。
「あふぅっ…」
「うはっ…す、すげぇ…気持ちいいよ…」
「私も…きもちい…っ」
少年が「あ」とも「う」ともつかない、うめき声を上げながら腰をゆっくりと沈め…やがて2人は完全に繋がった。 少女の瞳から一滴の涙がこぼれ落ちる。
「あ…い、痛いのか?」
少女は軽く首を振り、少年の体に手を回して微笑みかけた。
「嬉しいの…やっと一緒になれたんだなぁって…」
少年が少女を抱き締め…2人が自然と口付けを交わす…
「んふ…ねぇ、動いて…」
「ああ…」
少女の願いに従い、少年はゆっくりと腰を動かす。
互いに想いを寄せあってるのが少年に余裕を与えているのか…
先の少年とは違い、少女を気遣う動きだった。
「あん…あ、ん…もっと…もっとしてぇ…」
「大丈夫か?…痛くないか?」
「だ、いじょぶ、だから…いっしょに、きもちよくなろ?」
その言葉に少年がまた、少女の唇を奪い腰の動きを激しくしていく。
「やっ!あんっ!すごいっ!いいのっ!きて!もっとしてぇっ!!」
「はっ…はっ…あ、ああ、お、俺…もう…」
「わたしもダメぇっ!!ああんっ!!きてぇっ!」
今まで受け身だった少女も快感を求めて、腰の動きが陰茎に同調していく。
少年も、少女も、悦楽の果てに押し寄せてくる熱いものを感じて…
「うあっ!!あああ!!!イっく…!!」
「あああっ!!!だめだめだめぇっ!!!イくのぉっ!!いっ、いやあああっ!!!」
少女の全神経が陰茎との接触部に集中したような締め付けと共に、少年の熱いマグマが積を切って少女の胎内を暴れるように叩き付けていった…
心地よい疲れを癒すように2人が抱き合い、時折甘く口付けを交わす…
まどろんだ意識に、最初は痛みを堪えきれなかった少女の矯声が響き、少女は安心して意識を手放したのだった…
少女が目を醒ました時、すでに年上の少女の姿はなかった。
少年も少女から離れていて、下座の少女と交わって…精を放つところだった。
想いを寄せあった少年が他の女の子と交わる事に嫉妬するのが普通だろう。
しかし、少女は想いこそ違えど同じぐらい大好きな少年や少女達を見て、5人が一つになれた満足感で一杯だった。
全てが終わり、皆が心地よい疲れに体を休めている。
最初は激痛にあえいでいた少女達も、いつしか快感の虜になり、寄代の少女と同じ…女の子から女になっていた。
最後の努めを果たすべく、少女が立ち上がる。
「この者達に分け与えた御力を持って、村に、村人に、今年一年の平穏を約束し奉らん…」
寄代としての役目は終わった。
上座にいた少年が労うように片手を揚げる。
上座にいた少女が下座の少女におぶさり、2人両手を一杯に展げて少女が来るのを待っている。
想いを寄せあった少年が優しく手招きをすると、少女は皆の所へと駆け出して行った。
儀式が終わり…宴が始まる− 以上です。
官能小説っぽくしてみたかったので、文章が硬すぎましたかね。
感想書いてもらえると嬉しいです。 きききき貴様よくもやってくれたな!
GJ! ←はグッジョブじゃなくて愚劣だな常識的に考えて!って意味なんだからね!? 一番槍乙です
このあとはやっぱり村人全員に力をいきわたらせる宴なんでしょうか
7人に加護があればおkなんでしょうか。とまれロリショタが大好きなので非常によかったです。
言われますように人物関係は少々分かりにくかったですね
個人名でなく儀式の役割にしたがった役職名でもあったらよかったかもですね
ぐっじょぶであります うは、致命的な誤字がorz
男子3人と書いてますが2人の間違いでした。
>>46
やはり読みにくかったですか…申し訳ない。
役目で書くと
年上の少女=先代の寄代
主人公=寄代
なのは良いとして、他の少年や少女達がどういう役目にしたら良いのか思いつかなかったので
こんな書き方になった訳です。
力を分けるのは同級生だけで、神の力は一回貰えば永久的なものと考えて頂ければ。
先代は先代で同級生に力を分けたので、新しい寄代からは力を分けてもらう必要がない、と。
書き方が悪いせいで読者に混乱させてしまうのは反省点ですね。
感想ありがとう。
次はもう少し読みやすさを心掛けますw
>>1
ところで、ここは人外が相手でもおkなんですかね?
おkなら構想はあるんだけど。 それっぽければおk、くらいの
出来るだけ広い範囲で考えてけば良いんじゃないかと プロットは思いついたけど、全然SSに出来ないから
読んでない話が溜まってた洒落コワを見てたんだけど
要点をもっと短くまとめたような話が既にあった
しかも読みやすくて面白い
どうやら俺には燃料を投下する資格が無いようだ・・・ >>50は>>47さんということでいいのかな?
まずは遅まきながらGJです。自分は何の役にも立てていないので助かります。
>ところで、ここは人外が相手でもおkなんですかね?
全然おkです。スレタイから外れ過ぎなければどんな内容でも構いません。
盛り上げていってください。
ちなみに私のSSは……やっぱり一度書き終えてからのほうがいいんだろうか…… ロケバスが立ち往生して、仕方なく付近の村で地主の邸宅に泊めてもらうこととなった某巨大美少女アイドルグループ。素晴らしい料理や美しい自然にすっかり旅行気分の一同。自由に村を観光していたが、神社へ向かった数人の姿が見られない…。一同は神社へ向かうのだが… 神社へ向かった三人の美少女は、可愛らしい犬を見つける。人見知りしない犬に三人は夢中になった。突然犬が駆け出し、少女の一人が追いかけた。「ちょっと!遠くへ行っちゃダメだって!」制止も聞こえないらしく、どんどん森の奥へ進んでしまう。
「仕方ないなあ…」「でも、面白そう!行こ!」2人も最近まではランドセルを背負っていた少女だ。好奇心のままに犬を追いかけていった…。 時を同じくして神社はずれにある社――
グループのなかでも年長の二人組が興味深そうに石碑を眺めていた。
「何それ?ミノタウロスみたいな怪物?」
「ううん、わからないけど昔の風習で犬や馬の神様と村の娘が結婚させられてたって…」
「じゃあこの文の意味…子供を産むまで家には帰れない…とか?海外のオカルトみたいだね…」
「この崖の下にその聖域があったみたいね…」
「ねえ、そろそろ戻らない?なんかここ、気持ち悪いし…」
「そうね…こんな話、みんなが知ったら気味悪、ええ!?」
突然、大型犬が唸り声をあげて飛びかかってきた!「美耶子!」
「あかね!」
一人は猛犬から、一人は斜面の岩肌から相手をかばうように崖下へと墜ちていった――― 「あ、地主さん!」犬を追いかけていた少女は神社のはずれにある建物に辿り着き、見知った顔の男に出会った。
「亜美ちゃん。おめでとう。タチカマガノハグクミに来てしまったんだね」
「え?いまなんて…」
「まあ中で冷たい麦茶でもいかがかな?」
「亜美ー!」「あ、地主さん、こんにちは」
「早妃ちゃん、由実ちゃん!」
――三人が通された部屋は、風鈴の音も涼しい田舎の家屋、その一室であった。先ほどの犬とも再開し、田舎の夏気分を満喫する――
「このスイカすっごくおいしいね!」「そうだね!あとで由香里お姉ちゃんたちも呼ぼうよ!」
「そうね…ってこら!そこは…っ!」犬が早妃のスカートに顔を突っ込んで息を荒げる。
「あはっ!」「早妃ちゃんおもしろーい」あどけない少女達が笑う。
「このエロ犬!(バター犬かっつーの)」
「あれ?早妃ちゃん顔赤いよ?」「大丈夫?暑い?」
「なーんーでーもーなーいー!」
「はっは、おませさんな犬でごめんね」和やかな雰囲気をまとい、初老の地主が若い男数名を連れて入ってきた。 「これから君たちの一人に、その犬の赤ちゃんを妊娠してもらうからね」
「え…?」
「さあ、服を脱いでおいで」
「あの…どういう「亜美!由実!こっち!」
早妃が二人の手を取り駆け出す。
「おやおや」
地主の目配せで男たちがあっという間に少女を羽交い締めにする。
得体のしれない恐怖に少女たちは表情を凍らせた。それに加えて早妃は露出度の高い服の背中部分の素肌に押し当てられて膨張していく男の欲望が不快で仕方なかった――
「タチカマガノハグクミ、聖地に捧げられた処女は神従たる動物と交尾し、仔を産むのだよ」 ――そこへ、一人の女性が部屋へ入ってきた。茶髪のセミロングでキツめのメイク。そして彼女は妊婦であった…。無言で地主を睨みつけるも、地主が一瞥すると脅えた表情で目を伏せた。
「こいつは私の娘でね、いろいろあって三人目を妊娠中だ。あれを用意してくれ」
部屋に巨大なテレビ画面が用意され、映像が映し出された。獣姦される地主の娘――「いやああああ」思い思いの恐怖の叫びを上げる少女たち。
いつのまにか地主はベニスを出し、犬に犯される娘でマスターベーションをしていた…。
「…っと」「ひっ…嫌…」早妃の腹に地主の精液がかけられる。「失礼、いい塩梅のヘソだったものでね」
――少女たちは誰からともなく涙を流していた― ――しばらくして、地主が言う。「君たちの『一人』がこの犬の赤ちゃんを産んでもらうからね」
男たちから解放されたが、流す涙も枯れて立ち竦む少女たちの一人が口を開く。「亜美が…亜美が犬を追いかけたせいよ…」「亜美が…すればいいのよ…」
「早妃ちゃん!?」
「………」「由実もそう思うでしょ?」
無言で頷く由実。
―そしてそれは始められた ランドセルしょってる分際でバター犬を知っているとはw
早妃だといろんな意味ですんなりいきそうだなw
自分が考えたのは豊穣祭といいながら村ではその時期になると
祭りのその夜だけは相手が誰でも(複数でも)子作りに励む風習が
それを知らない若い女の子や女性が普通の祭りだと思い参加する
一晩のある意味サバイバルな儀式に巻き込まれる話とかどうだろう
女の子毎に視点が違えて、これがきっかけで純愛が通じるのほほんから
エチ好きな女の子が女王に君臨してやるギャグ?から
沢山に初めてを奪われてとか悲惨で過酷なのまで書けそうな気がする >>1
>>47ですが自分は>>50ではありませんw
待ってるのは同じですがw
新作が出来たので投下します。
話の根本的な設定上、男は出ません。自分がレズスキーな理由もありますが。
女の子同士の絡みが嫌いな人は華麗にスルー推奨です。
ではスタート ここは地図にも載ってない小さな村。
この村には何故か男がいない。しかし村は滅びる事もなく、穏やかに、細々と村人達は生活していた。
2人の少女が川沿いの道を歩いている。
1人はおかっぱ頭の典型的な田舎娘で名前は沙耶、もう一人は背中まで延びた髪に緩くウェーブがかかり、色も少し脱色していて垢抜けた感じの娘で雪と言う。
「雪ちゃん、今日はどうする?」
「ん〜…私の家でいいんじゃない?沙耶の家より私の家が近いし」
「じゃ、4時ごろ行くね」
会話が途切れ、黙って歩く2人の顔にどことなく緊張の色が見える。
無理もない…2人はこの日、神に自分達の体を捧げるのだから。
やがて2人に大木が見えてくる。その下では一年一度の村祭りの準備が進められている。
この大木、おかしな場所に立っているもので、根の半分は川の中にある。
準備を進めていた一人が沙耶達に気が付き、2人のところにやって来た。
「おかえり、雪。沙耶」
「ただいま。葉月姉様」
「ただいま〜」
姉様と呼ばれたが、2人に血縁関係がある訳ではない。
村人達に血の繋がりはあまり関係なく、年が近ければ誰であれ『姉様』と呼ばれ、離れていれば『母様』
長老格になると『ばば様』と呼ばれる。
「ちょうど良かった。今日はどっちの家に迎えに行こうか?」
「あ、姉様が来てくれるの?」
「雪ちゃんの家だよ」
「ん。じゃ8時に行くからね。少しでも寝てないと体が持たないから寝るんだよ」
「は〜い」
「じゃ、準備頑張ってね」 4時になり沙耶が雪の家にやって来た。
暫く黙ってマンガを読んでいた2人だったが、不意に沙耶が問いかける。
「雪ちゃん、怖くない?」
「怖くないけど、痛いのは嫌かなぁ…沙耶は怖い?」
「うん…」
「でも、どうしようもないよ」
「うん…」
「……そろそろ寝ないと」
「うん…」
「ほら、おいで」
沙耶が雪の寝ているベッドに上がると、雪がきつく抱き締めた。
「大丈夫だよ。何があっても沙耶は私の大好きな沙耶だよ」
「ゆ…き」
「終わったら、いっぱいキスしよ?いっぱい愛しあお…ね?」
「うん……うん!」
抱き締めあったまま、2人はいつしか深い眠りに落ちていった。
「雪!沙耶!時間だよ!早く起きなって!」
揺り動かされて目を覚ますと、葉月が呆れ顔で立っていた。
「う゛……」
「ん…おはよ、姉様」
「おはよ、じゃないよ全く…あんた達、意外と神経太いんだね。私達の時は私も菜奈も眠れなかったってのに」
お互いの顔を見て、恥ずかしそうに顔をそらす雪と沙耶。
菜奈と言うのは葉月の同級生で、葉月の恋人だ。
「……あんた達、まさかヤってたんじゃないでしょうね」
「し、してないしてない!」
「だったらいいけどさ。嘘ついても神様はちゃんと知ってるんだからね」
「だからしてないってば!」
「ちゃんと我慢したもん!」
「分かった分かった。さあ、みんな待ってるんだよ。ほら、急いで!」
祭りの会場である大木の所に行くと、すでに村の大人達が集まって座っていた。
「では、始めるかの」
村長でもある長老が大木の前に進み、祝詞を上げる。
「神様におかれましては昨年、村の平穏をお守り下さり御礼申し上げ奉りまする。今年も変わることなく平穏を約束され候えば、今年成人した者を捧げ奉り、我等村人一同神様に変わらぬ忠誠を誓い奉りまする」
ハハーッと村人達が大木に頭を下げ、村長が2人のそばに寄る。
「沙耶、雪。服を脱ぐがよい…何、そう怯えんでもよい。神様はおぼこには優しくしてくれるでな。葉月、頼むぞ」
「はい、ばば様。さあ、2人とも」
「う、うん」
「……恥ずかしいよぅ」
村人達に見られながら裸になるのだ。恥ずかしくない訳がない。
「ほら、私も脱ぐんだからさ。あまり神様待たせると怒られちゃうよ?」
そう言ってさっさと裸になる葉月に言われてはもう、覚悟を決めるしかない。
恥ずかしさを堪えて裸になった2人を葉月が川の中へと連れて行く。 川の中に入ると、不思議な事に大木の根がゆらゆらと動いている。
「いい?よく見てるんだよ」
葉月が手に持っていた御神刀で根の一本を切ると、切口から白い樹液が垂れてきた。
御神刀を雪に預けると、葉月が切り落とした根を口に含む。
「ん…じゅぽ…こく…んぅ…」
葉月の顔が次第にうっとりとした顔になりだすと、別の根が葉月の体に巻き付いて葉月の体を持ち上げる。
「んぅ!?…ん…ぅん…じゅぽ…」
体に巻き付いた根が葉月の乳房に延びて、乳房を優しく揉みながら、根の先は乳首をコリコリと弾く。
「んん……っ!ぷはぁ…あん…」
胸への愛撫に耐えられなくなったのか、大木が葉月の口を十分に味わったからなのか、葉月の口から根が離れると体が2人の方に向けられた。
抱えられた足が広げられ、葉月の最も恥ずかしい場所が2人によく見える。
葉月のそこは糸を垂らして落ちるぐらいに十分に、しっかり濡れそぼり、これから起こる事が待ちきれないようにヒクヒクとしていた。
「ああんっ!!」
葉月のおまんこに切り落とした根がヌルリと入ると、葉月が体をのけぞらせ…軽く絶頂を迎える。
「あひっ!や、ああんっ!あんっ!あっ!ひいっ!」
葉月の中でどのような動きをしているかは分からない。
しかしいつもの葉月を知ってるだけに、2人は葉月が快感に悶えている姿を呆然と見ていた。
「ひいっ!あっ…あんっ!だっ…だめぇ!いくいくっ!だめぇ!!いっちゃうぅっ!!!」
体の力が抜けた葉月のおまんこから根が抜け落ちる。
おまんこの奥から樹液がドロッと垂れて、下流に流れ行った。
「姉様…」
「あんなに…いっぱい…」
暫くして葉月の体が降ろされて、巻き付いていた根が離れていく。
「ね、姉様?」
「大丈夫?」
「はぁ…はぁ…ん…だいじょぶ…きもち…よかった…」
息を整え、へたりこんでいた葉月が体を起こすと、2人に促した。
「さあ、あんた達も…」 2人の前に根が一本ずつ川の中から現れる。
葉月の中に入っていたものよりは少し細いだろうか。しかし――
「こ…こんなのが?」
「私の中…に?」
いざ自分達の番になると、とてつもなく凶悪なモノに見えてくる。
「やだ…来ないで…!」
「葉月姉様!!怖いよ!」
「あー…よしよし」
身に覚えがあるのだろうか。怯えて抱きついてきた2人を苦笑いで葉月があやす。
「大丈夫だから。とりあえず握ってみなよ」
その言葉に雪がおずおずと手を伸ばす。
根を握ると、暖かい何かが雪の心に広がり…怯えが嘘のようになくなっていた。
少し遅れて沙耶も同じように握る。
沙耶の心にも暖かい何かが広がり、あれほど凶悪なモノに見えたのが逆に愛しささえ感じられた。
「ね?怖くないでしょ?」
「うん…」
「何か…ホッとする」
「じゃあ、さっきと同じようにしてみて」
雪が、そして沙耶が根の先の方を切り落とし…口に含む。
「んぅ…」
「じゅる…ん…」
初めて味わう樹液はほのかに甘く、飲み込む度に頭がボーッとしてくる。
(何だろ…体が熱い…)
(それに…何だかエッチな気分…)
2人の体が快感を覚えたのを見計らったように別の根が体に巻き付き、2人を身動き出来ないように持ち上げた。
向かい合わせにされたお互いの恥ずかしい場所が見えて…
「雪ちゃん…」
「ああ…沙耶ぁ」
初めて見る互いのおまんこはとても綺麗だと思う。
同時に見られている恥ずかしさと興奮が相重なって、おまんこの奥からトロリと愛液が滴り落ちてくる。
「いやぁ…雪ちゃん見ないでぇ」
「ああ…沙耶ぁ…恥ずかしいよぉ」
そう言いながらも、目はお互いの体に釘付けになり、おまんこに忍び寄る根を見ると様々な感情が頭をよぎっていく。
(沙耶のおまんこにあんなの…)
(雪ちゃんに入ってるとこ…見たい)
(恥ずかしい…!)
(でも…見てほしいよ…)
やがて、おまんこに辿り着いた根が2人の固く閉ざされた割れ目に潜りこみ…一気に奥へと押し入った! 「ひぎいぃっ!?」
「うぎゃあっ!?」
一瞬の激痛。
しかし後に続くこの世のものとは思えない快感が2人を支配していた。
「あっ!あんっ!な、にっ!これぇっ!!」
「ひいんっ!いやあっ!いひいっ!!」
あまりの快感に知らずの内におまんこが締まる。
締まったおまんこが更なる快感を2人に与えて、意識が飛びそうになる。
根の動きも絶妙だった。
本体から少し延びている糸状の根がおまんこの襞をある部分は優しくなぞり、ある部分は硬さを持って激しく引っかいている。
先端――切口は襞に吸い付き、膣全体に樹液を塗りこめるように回りながら奥へと突き進んで行った。
「ゆきちゃん!!だめぇっわたしもうだめぇっ!いやああっ!!!」
「さやぁ!!いいのぉっ!ひいっ!わたしおかしくなるぅっ!だっ、だめぇぇっ!!!」
胸は激しく揉まれ、乳首は優しく締め付けられる。
絶頂を迎えた2人にはもう、まともな思考は出来ない。
そんな2人に追い討ちをかけるかのごとく、動きは想像を絶するものになっていく。
「んひぃぃ!?」
「あああっ!?」
子宮口に辿り着いた根が子宮口を舐め回すと、そのまま入り口を押し拡げて子宮を犯していく。
「はひぃっ!?やだやだぁ!おなかすっちゃやだあっ!!あひいいんっ!!!」
「もうだめぇっ!?わたしもうだめぇ!!あひぃんっ!!ゆるしてっ!ゆるしてよおっ!!ああああ!!!」
頭を振り乱し泣き叫ぶ2人の体が二度目の絶頂を迎える瞬間、ブルッと大きく震えた根から大量の樹液が2人の子宮を犯し尽したのだった… 巻き付いていた根から力が緩み、フワリと体が降ろされた。
力が入らす川の中にへたりこんでいる2人のおまんこから樹液が流れていく。
「お疲れ様…2人ともよく頑張ったね。立てる?」
「だ…め…」
「もうちょっと…」
「仕方ないか…」
葉月が岸に向かって手を振ると、何人かやって来て2人を抱えて岸にあがって行った。
「よう頑張ったの」
「神様もお喜びじゃろうて」
長老達が労いの言葉をかける。そして村長が立ち上がり、村人に向かって宣言する。
「神様は我等の貢物を快く受け取って下さった!さあ皆よ!神様に感謝を抱きて我等の喜びの祭りを始めようぞ!」
村人が歓声を上げる中、大役を果たした2人はいつしか深い眠りに落ちていた。
その手はお互いの手を、しっかりと握り締めあっていた。
目が覚めると祭りは最高潮を迎えていた。
若い者達は大木と交わったり、肌を重ねたりしている。
年嵩のものは酒を呑み、美食に舌包みを打って、歌い踊っている。
「あ、気がついた…あん、ちょっと菜奈!」
不意に横から声がして振り向くと、葉月と菜奈が互いの体を貪りあっていた。
「あ…おはよ。姉様」
「ん……んおっ!?姉様達何してるの!?」
「おはよ、沙耶。おはよ、雪」
「何してるのってあんた、いやらしい事に決まってんでしょ」
「……何も人が寝てる横でしなくても」
「まあまあ……あんっ、ちょっと菜奈!」
「ふふっ…それはともかく。おめでとう」
「え?何が?」
雪が訳が分からないと言う顔をする。
沙耶は顔を赤くしてうつ向いていた。
「これで雪も沙耶も大人ってことだよ。今までよく我慢したね」
えらいえらい、と頭を撫でる菜奈に何故かホッと息をつく沙耶。雪がそれに気がついて聞こうとする。
「沙耶?」
「ほらほら、沙耶は私達が邪魔だってさ」
「あらら。じゃ、ごゆっくり〜」
沙耶が何も言わずうつ向いているのを、早く雪と愛しあいたいと取ったのか葉月が菜奈を促して去って行った。 改めて雪が沙耶に聞く。
「沙耶?何かホッとしてたけど…どうしたのよ?」
「ん…一番に雪ちゃんに知ってほしかったから…」
「何を?」
「私ね、神様の子供を授かっちゃったみたい」
「え?…えええ!?」
「ねぇ、確か子供が出来たら好きな人と…雪ちゃんと結婚してもいいんだよね?」
「う…うん…で、でもさ、何で分かるの?子供が出来たって」
「分かるの…おなかが暖かくて…幸せな気持ちなの…」
沙耶が雪に抱きついた。
「雪ちゃん、おなか触ってみて」
言われた通りに沙耶の腹を触る。
沙耶の腹からはつい先程、怯えながら大木の根を握った時と同じ暖かくて安心する何かが雪に伝わってきた。
「ね?…分かるでしょ?」
「うん!…ああ!沙耶!」
雪が沙耶に抱きつき、キスをしながら倒れこんだ。
「一緒に育てようね!私達の赤ちゃん!」
「うん!……でもね」
抱きついた雪を離し、改めて蓙の上に寝る。
沙耶の全て…恥ずかしい場所も包み隠すことなく。
「今はいっぱい私を愛して…」
その言葉に雪はゆっくりと沙耶を抱き締めて、沙耶の体を味わっていった。
慌てることはない。沙耶はずっと私のそばにいるし、月もあんなに高い所にある。
今はこの穏やかな気持ちで沙耶を―― 以上です。
感想書いてもらえると嬉しいです。
>>59
続ききぼんぬしてもいい? >>69
乙です。女の子同士の絡みもキレイで良いですね。喘ぎ声が可愛くてこだわりを感じます。葉月姉様に搾りとられました。あと「ヤってた?」みたいな関係大好きです。
で実は>>59ですが動物の性器の知識が曖昧なのと、リビドー切れで制作が頓挫しておりまして…。頑張ってみます >>69
乙。遅レスばっかですいません。
こういう不思議と日常の同居はこのジャンルの醍醐味の一つだと思います。
しかし>>59もですが、なんか人外が多いですね。
私のSSなんですが、いざ投下しようとしたらPC規制で投下できないw
まぁ、未だ未完な上に多分他人がこれを見ても、なんだかなーとなること請け合いなんですが 厳密にはSSじゃないが、ラヴクラフトに始まるクトゥルフ系作品によくある作中文書、
及び、基本設定の開示という意味で、この文書を投下する。
この設定でいずれ書く予定(は未定)だ。 『○○県○○町に伝わる土着信仰「おまらさま」に関する調査報告の概要兼卒業論文中間報告』
報告者 ××大学人文学部人文学科四年 佐藤太郎 印
受領者 報告者所属ゼミ指導教授 柳田巌 印
先年七月末より本年九月中旬までの一年二ヶ月弱間に実施した研究調査の概要報告を以下に記す。
一、調査対象
一、「おまらさま」信仰
二、調査対象概要
一、変形型の男根崇拝。集落内で最も雄大な男性器(判定基準については後述)を持つ男子を
「おまらさま」神の化身として崇め、これに性的特権を付与する風習。
化身を集落内の男子に限定しない点において、マレビト信仰との関連も見られる。
三、調査方法
一、報告者は日本人男性の平均的ペニスサイズを大きく上回る男性器を有しているため、
これを活用し、報告者自身が○○町に滞在して「おまらさま」として活動した。
四、「おまらさま」の権利・義務・禁忌
一、「おまらさま」の権利
一、妊婦及び出産・死産等から一ヶ月以上を経ていない女子及び直系血族の女子を除く、
初潮を迎えた閉経前の全ての女子との性交。女子の年齢や既婚未婚による制限はなし。
二、「一」に該当する内の気に入った女子を同時に八人まで「妻」(専属の女性)に指定。
二、「おまらさま」の義務
一、一日につき一人以上の女子との性交。
二、女子の体内(口腔または膣)での射精。
三、「おまらさま」の禁忌
一、初潮前の少女または閉経後の婦人並びに妊婦及び出産・死産等から一ヶ月を経ていない女子と直系血族の女子との性交。
二、女子の体内以外での射精。
三、女子が反抗した場合を除き、女子への暴力。なお、たとえ反抗があった場合でも、
出産・育児に支障をきたす怪我を負わせてはならない。
四、以上の三つの禁忌の内、いずれか一つでも犯した者は、祟り神として調伏する
(「調伏」とは殺害、暴行、追放等を指す)。
備考
本項を概観するに、「おまらさま」信仰は「集落の繁栄」と
「優れた血筋の保存・拡大」を主眼に置いたものであることが推察される。 五、「おまらさま」信仰における女子の権利・義務・禁忌
一、女子の権利
一、暴力からの保護。
二、出産・育児に関する支援享受。
三、「おまらさま」以外の男子との自由な性交(ある種の母系部族に見られる女性上位の乱婚に類似)。
ただしこれは「妻」となった時に消滅し、「妻」をやめた時に復活する。
二、女子の義務
一、「おまらさま」との性交。
二、集落内での定住。
三、「おまらさま」に指定された場合に「妻」となる。
三、女子の禁忌
一、「おまらさま」への反抗。
二、初潮前、閉経後、妊娠中、出産・死産後一ヶ月以内の性交。
三、集落外への移住。
備考
一、本項を概観するに、○○地域の風習における男女の権利は、一概に男尊女卑とも女尊男卑とも断言し得ない。
本項を見るに女子は子を産むための存在として財産的に見做されているが、かと言って、
男子が女子に対して相対的な優遇を受けている印象もない。むしろ、性的な事柄と儀式内容に限って言えば、
男子は「おまらさま」と女子が作る関係の外に置かれている。ここから推察するに、
「おまらさま」となれなかった男子は単なる労働力及び「おまらさま」の予備として
認識されているとするのが妥当であろうか。
二、「おまらさま」である報告者との性交を拒否する女子が十代から二十代の若年層に比較的多く見られたこと、
一般社会通念上妥当とされる婚姻・恋愛関係が存在していることなどから、
この風習は昭和後期の段階で半ば形骸化していたことが窺える。
六、「おまらさま」の選定
一、「おまらさま」の選定は次の手順で行われる。
一、所定の公衆浴場の所定の場所で所定の動作を伴って入浴する。
この際、交代制で常時待機している町の古老が志願者の男性器を検分し、事前審査を行う。
ここでは包皮の有無、男性器及び睾丸のサイズを審査する。
二、古老の審査に合格した者は、「おまらさま」専用の住居に案内され、
「おぼぼ」と呼ばれる女子との性交を行う。「おぼぼ」は当代の「おまらさま」の「妻」に
指定されかつ子を出産した経験のある女子から選ばれ、当代の「おまらさま」と志願者の比較を行い、
より優れた方を「おまらさま」として認定する。審査は男性器のサイズもそうだが、
性交の技倆、射精の量及び回数等、「男性としての性的能力全般」を試験する形で行われる。
なお、「おぼぼ」の該当者が存在しない場合は、古老の審査のみで仮の認定が行われ、
その後の成果によって最終的な合否が決定される。
備考
一、いずれの段階であっても、審査に不合格となった者は、神を騙った罪人として棒で打たれ、
町民であればそのまま解放、異邦人であれば町外に追放となる。
二、報告者の男性器及び性的能力に関する詳細は別に語る。
三、公衆浴場での審査の際、浴場で観察した男性達は全体的に巨根かつ非包茎の傾向が強かった。
統計学的な有効数・有効比率に達しているとは言いがたいため、学術的根拠を欠いた推測であるが、
「おまらさま」信仰に見られる巨根珍重の風習により、
地域内の短小及び包茎の形質が淘汰されたのではないかと思われる。
四、本項六・一・二における「おまらさま」の交代は、
フレイザー『金枝篇』における「王の交代」との類似性を指摘可能である。 七、報告者の「おまらさま」としての活動成果
一、性交した女子の人数・内訳
一、人数――十二歳から四十三歳までの七百九十七名(同じ女子と性交を繰り返した例もあるため、
延べ人数は変動する)。
二、内訳――十代:二百九十二名。二十代:三百七十三名。三十代:百三名。四十代:二十九名。
二、性交後妊娠した女子の人数・新生児数・新生児性別内訳
一、妊娠した女子の人数――七百十二名。
二、新生児数――八百五十三名(人数が合わないのは双生児、三つ子等の多胎児が含まれるため)。
三、新生児性別内訳――男:二百六十二名。女:五百九十一名。
備考
一、本項二・三は報告者の生殖機能の形質によるものでなく、集落で保存された形質によるものと推測される
(集落の男女比は明らかに女性に偏っている。報告者が目にした限りでは、
男性:女性=一:二ほどであり、これは新生児の性別内訳と概ね一致する)。
八、指導教授への意見具申
一、調査活動内容は社会通念的に見て極めて非倫理的であること。
二、「おまらさま」としての活動が法に抵触する可能性が高いこと。
三、公表により当該集落に多大な迷惑が及ぶと予想されること。
四、以上のことから、内容の一部修正或いは査読者限定公開とするのが妥当ではないかと愚考する。
以上。 規制解除されたので書いたぶんだけ投下しようと思います。
雰囲気を重視して書いているのでそれなりの長さになっています。
ちなみに内容的にはまだ序盤ですのでエロはほとんどありません。
あしからず。 遠くから自動車の音が近づいてきて、意識が戻るにつれ、その自動車に自分が乗っていたことを思い出す。
いつ頃から寝ていたのだろうか。身体を伸ばすと背中が痛み、それなりのあいだ眠っていたことを物語るが、
車窓から覗く外の風景は少なくとも最後に意識があったときに見ていたものと殆ど変わっていない。
「起きたか」
隣で運転している父が尋ねた。
「どのくらい寝てた?」
「一時間かそこらだな」
最後に意識があったのが山道に入って三十分くらい走ったところだった気がする。
改めて窓の外の風景を見る。
コンクリートの壁の上は木が生い茂り、目を凝らせばタヌキか何かいても不思議ではないような、そんな風景だ。
「あとどのくらい」
「子供じゃないんだからそんなこと聞くなよ……まぁ、もう一時間ってとこじゃないか」
あからさまに嫌な顔をした自分がバックミラーに映る。
「せめて電車ならもうちょっと早く着けたんじゃないの」
「だから言っただろう。機材なんかも運ばなきゃいけないんだ。車じゃないといろいろ不便なんだよ」
同じことを出発前にも聞いたし、同じ答えもその時貰った。
飯島千夏はこういう単調な時間が嫌いだ。
せめてCDでも流しながら行くのならまだ耐えられるのだが、今はそれもない。
父曰く「音楽があると気が散って外の風景がよく見られない」のだそうだ。
単純にドライブしながら外の風景を眺めるのが好き、という類のものではない。
その土地の木々の生え方、田んぼや畑の位置などはアマチュア民俗学者である父にとっては非常に興味を惹かれるものであるらしいが、
千夏にとっては、そんなものどうでもいいの一言で済んでしまう。
このまま一時間文句を並べたい気持だったが、それをぐっと抑え込む。
そもそも、こうして助手席でシートベルトに四時間ばかり括りつけられているのは、他ならない自分自身の意思なのだ。
おじさんが久しぶりに父を訪ねたのは、千夏が中学に入ってから二度目の夏休みが始まろうとしていた頃だった。
彼は父の大学の同窓で、共に民俗学を学んでいたという。
現在でも交流は続いており、気さくで優しいうえに、家を訪ねてくる度におこずかいをくれたので
千夏はけっこう好きだった。
「千夏ちゃん、身長随分伸びたな。確か中学……」
「二年だよ」
座敷から聞こえてくる二人の会話に自分が出てきたので、千夏は何とはなしに聞き耳を立ててみる。
「中二ってことは十四か……」
「それがどうかしたのか」
「いや、大したことじゃないんだけどさ。最近ちょっと面白い話を聞いて」
そうして彼はあくまで人づてに聞いたことを前置きして、その「面白い話」を始めた。
「○○県に周りを山に囲まれた――って集落があるんだけどさ。その村では、毎年八月十日に
その年十四になる女の子たちが村はずれの池で禊を行う風習があるらしいんだ。それも全裸で」
最後の言葉を聞いて千夏はドキリとし、一度は冷めかけた興味がより一層強くなる。
「全裸っていうと、襦袢も何もか」
「ああ、文字通りの素っ裸だ。それも池のそばで着物を脱ぐとかいう生半可なもんじゃない。
村の中の神社から池まで裸で走り抜けるらしいんだよ」
まさか。
千夏は思わず口に出す。
裸祭りなんて男が行うものだし、それを女の子が、しかも全裸だなんて。
父もにわかには信じられない話だったらしい。
「そんな風習が今時残っているとは思えないな。仮にあるとしても人づてに聞いた話なんだろう?
どうせ尾ひれがついているのに決まっているのさ」
「俺も最初はそう思ったんだが、どうも本当らしいんだよ」
とある酒の席で友人の女性に面白半分でその話をしたことがあったそうだ。
もちろんこの時点の彼はその話を信じておらず、鼻で笑い飛ばしてもらうようなつもりだったのだが、
返ってきたのは意外な返事だった。
「その人はその集落の近くの出身でね。実際に見た事はないが、近くの村にそんな風習があるという話
を聞いたことがあるし、高校のクラスメイトに、その村の出身で禊をしたらしい友達がいたっていうんだよ」
「……本当なのか、それ」
「少なくとも嘘を言うような人じゃあない」
「そうか……で、行ってみることにしたのか?」
「いや、それがどうも行けそうにないんだよ、野暮用があってさ」
「そうか、そいつは残念だな」
「ああ。そこでお前に頼まれてほしいんだが……お前に取材を頼みたいんだよ」
「……俺に?」
父の驚きようが声から容易に想像できた。
「取材と言ったら大げさか。とりあえず集落の人から話を聞いて、
禊の風景を見てきてほしいんだよ。お前、十日の前後は仕事も休みだって前に言ってたよな」
「まぁ、確かにそうだけど」
「なぁ、頼むぜ。お前だって興味わくだろう」
その日、父は結論を出さずに、とりあえず考えておく、と言っておじさんと別れた。
自分の部屋に戻った千夏はベッドに寝転がりながら考えた。
もし、そんな風習があるならば。
自分と同じくらいの女の子が裸になるなんてことがあるならば。
「見てみたい……かも」 朝の六時に家を出発してから実に五時間近く。
見えるのは木ばかり。口には出さないが、なんでこんな所に来ちゃったかなー、などと今さら考えてみる。
実際、父から提案された母との旅行先を蹴って付いてきたのは自分なので、責任はすべて千夏にある。
それはお前の煩悩のせいだ、と頭のどこかが叫ぶが、他の部分がそんなことはないと反論する。
正直、未だにそんな風習があるという事は半信半疑だ。
誰にも言わなかったが、誰かに話してもまず信じないだろう。
この目で見て見たいというのは本心……
「ね、お父さん」
「ん?」
「……その風習ってさ、女の子が……ハダカになるんだよね……」
「あぁ……そうらしいな」
さっきまでとは異なる沈黙。音楽はかかっていない。
車の音と蝉の鳴き声だけが二人のあいだを流れていく。
こうなることが分かっていても、聞かずにはいられなかった。
「なんで……ハダカになったりするの」
「普通は身を清めるためだったり、神様の前では不浄なものは身につけない、とかだけど」
「……ふーん……」
もっと言いたいことはあったのだが、それだけで十分過ぎた。
胸が高鳴り、もどかしいような気持になる。
少なくとも口にした台詞は大して過激でもない。
それなのにどうしてこうもドキドキしてしまうのか。
千夏も友人とエッチな話くらいしたことはあるので、
セックスのせの字で舞い上がったりはしないはずなのだが、その禊の話を聞くとどうしようもなく惹きつけられ、
切ないような気持ちになる。
結局それが理由だった。
自分と同じくらいの女の子が公の場で全裸になる。それだけで何とも言えない胸のうずきを感じる。
けれども、エッチなものが見たかった、というのとは何か違うような気もしていた。
じゃあなんなのかと聞かれても答えられないが、行くと決めた時から繰り返し考えていたのは
実際に参加する女の子たちのことだった。
(どんな気持ちなんだろう……恥ずかしくないのかな……?
外で……たくさんの人の前で……ブラもパンツも脱いだハダカ……スッポンポン……)
千夏は少女達の姿を想像する。
月明かりの下で何人もの人に囲まれた、生まれたままの姿の女の子たち。
千夏は服を着た人々に混じって彼女達を眺めている。
薄暗い中で、なぜか少女達のまわりだけがぼんやりと明るく、白い素肌を照らし出している。
彼女達の顔は靄がかかったようではっきりとしなかったが、その中で一人だけ、後ろ頭だが輪郭のはっきりした娘がいるのを見つけた。
どこかで見たような長い黒髪。
千夏は裸の少女達の中に入っていき、その娘へと近づいていく。
手を伸ばせば届く距離まで近づいた時、その娘は振り向いた。
千夏は息をのんだ。
羞恥に染まった真っ赤な顔。涙ぐんだ目。
それは他でもない、千夏自身。
その瞬間、突然身体が軽くなったような感覚に囚われる。
見下ろすと、千夏は何一つ身につけていなかった。
頭に浮かんだ考え無理矢理を打ち消す。
何を考えているんだ、私は。
自分が今どんな顔をしているのか分かるくらいに、顔が熱い。いや、身体全体が熱い。
これではまるで、さっき見たた自分のようではないか。
そんな状態を父に感ずかれるのだけは避けたかったが、幸運にも車はほどなく止まった。
「着いたぞ」 イメージそのままとまではいかないまでも、やはり思った通りの辺鄙な集落が広がっていた。
広がっていたという表現は相応しくない。その村はうっそうとした森に囲まれて、ひっそりと、あった。
「少し入ったところに宿があるはずだから、最初に荷物を降ろしちまおう」
父はそう言って集落の中へと車を進めた。
村に入ってすぐ砂利道から舗装されている道路へと移る。
どうやらこれが村内で唯一舗装されている道路らしく、これをたどっていけば村の中心に入っていけるようだった。
ところどころにこじんまりとした田んぼや畑を挟みながら家が並ぶ。
時折いかにもというような木造建築と出くわすこともあるが、大抵の家は昭和40年代頃の建築のようだった。
人気は殆どない。途中出会ったのは六十代くらいの男で、ランニングシャツに半ズボンといういでたちで
道路から離れた田んぼの中道を歩いているのを見かけたのみだった。
村に入ってものの五分ほどで、宿に着く。
「えー、ここ泊まるの」
「村の中にはここしか泊まれるところはないそうだ」
目の前にあるのは、他の住宅より少々老朽化したような二階建ての家だった。
パッと見、造りは普通の家なのだが、他よりもやや大きく、玄関脇に立てかけてある木製の看板には
ペンキで「民宿」と書いてあった。無論、ピカピカのホテルに泊まれるなどと思っていたわけではないのだが、
それでももっとそれらしい「宿泊施設」があるものと考えていたのだが、甘かった。
駐車場に車を止めて扉を開くと、それまで車内で遮られていたものが一気に百合香にまとわりついてきた。
大音量の蝉の合唱に、むせ返るような青臭さ、それから熱気。
すぐにでも扉を閉めて車内に閉じこもってしまいたくなるのを抑えて、父と共に玄関の前に立った。
チャイムを鳴らすと、中から「ハーイ」という女性の声が聞こえて、まもなく戸が開いた。
家の外観的に、それこそ「田舎のおばあちゃん」とでも言うべき人が現れそうな雰囲気だったが、
顔を出したのは四十になるかというくらいの女性で、格好はTシャツとジーパンにエプロンを付けている。
「あっ、飯島さんですね」
こちらが何も言わないうちに女性がそう言う。余所者なのですぐにわかるのだろう。
「はい、しばらくお世話になります。こっちは娘です」
「お世話になります」
「ではお疲れでしょうし、お部屋へご案内しますね」
車から機材を運び出し、女将にくっついて部屋に向かう。
民宿というのがどういうものなのか話には聞いていたが、実際に入ってみると
本当に普通の住宅という感じだ。客室は奥にあるようだが、廊下を歩けば閉まった襖の中からテレビの音が聞こえ
誰かが話す声も普通に聞こえる。
「もうお客さんなんて随分久しぶりですよ。本当に時々泊まっていかれる方がいるのですけれどね」
時々いるだけで驚き、とは本音だが、それは口に出さないでおく。
実際ここに二人いる。
二階へ続く階段を横切ったところで宿泊用スペースになるようで、どこがとは言えないが
なんとなく雰囲気が変わるのを感じた。
廊下を挟んで隣り合わせに二部屋で、左が父で右が千夏ということだった。
六畳の和室だったが、機材は全て父の部屋ということなので、室内にあるものと言えば
自分が持ってきたものを除けば、座布団、机、テレビ、クーラー、押し入れに布団といった感じだった。
腰を落ち着けると疲れが出たようで、畳に寝っ転がり伸びをする。
ふわっと畳の香りが舞い、多少汚れた天井が目に入ると自然と気分も落ち着く。
目を閉じて蝉の鳴き声に耳を澄ますとその中にいつのまにか風鈴の音が入っているのに気付く。
「なんかおばあちゃん家に来たみたい」
千夏の祖父母は父方、母方共に東京生まれなので特に田舎のようなものは持っていないのだが、
それでもどこかで見たような懐かしさがあった。そのまま目を閉じていると、いつのまにか千夏は
眠ってしまっていた。
目を覚まし、時計を見ると三時になっていた。
伸びをして上体を起こしたところで尿意に気付く。
部屋を出てトイレに行こうとするが、場所が分からない。
一応民家なのだからすぐわかる場所にあるとは思うのだが、同じ理由で勝手にあちこち入って迷惑をかけるような真似もしたくはない。
父が知っているかもと思ったが、何故だか部屋にいない。
仕方なく女将を呼んで教えてもらおうとする。
「すいませーん」
すると二階から、はーいと女性の声が答えた。
女性と言うには随分若いと思ったら、確かにその通りだった。
階段から下りてきたのはTシャツにホットパンツという格好の少女だった。
髪はだいぶ短くしてあり、日焼けした顔は自分と同じくらいの年齢を窺わせる。
「どうしました?」
「あの、お手洗いは……」
「あぁ、トイレはそこの突き当たりを左です」
やはりこの民宿の子なのだろう。ずいぶん手慣れた対応だった。
お礼を言ってトイレに入る(客間のすぐそばだった)。
そしてズボンをおろしたところで気がついた。
自分と同じくらいの女の子。
(もしかして、あの子が……ハダカになるの……?)
部屋へ戻って寝転がるが、先ほどとはうって変わって悶々としてしまう。
中学生の少女が公の場所で裸になるというのは言葉にしても信じがたいことだが、
こうして現実に相手を見てしまうと尚更信じ難くなる。
彼女が裸になって人前に出る姿を想像してみるが、どうにも上手くいかない。
もっとよく見ておくべきだったか。
そうして考え込んでいるうちに玄関が開く音がして、足音がこちらに向かったと思うと
父が顔を出した。
「どこいってたの」
「公民館。村長さん達に会ってきた」
裸参りを取材する許可を取ってきたのだという。
先に電話で話はついていたし、
この風習は非公開というわけではないのだが、内容が内容だけに
あまり外部に大きく知られたくはないらしい。
村民から話を聞いたり、実際に裸参りを見るのは問題ないが、
写真やビデオカメラ、録音機材のようなものは禁止。
得た情報をテレビや週刊誌に投稿するのも止められたという。
「写真はともかく、もとからテレビなんかに教えるつもりはなかったけどな」
「ふーん」
そうして、父は裸参りの詳細な日程を話し出した。
行われるのは八月十日の深夜零時。
参加するのは十三〜十五歳の主に中学生の少女。
彼女達は前日の二十一時頃に神社の敷地内にある公民館に集まり、そこで軽い食事をし仮眠をとる。
その後、日付が変わる前に公民館内の風呂で入浴し、裸のまま外へ出る。
少女達は集落の外にある池まで走り、そこで禊をすませると、再び走って神社まで戻る。
そこで参拝を済ませると行事そのものは終了となり、再び風呂で身体を流す。
ようやくここで衣類を身につけ、その日は公民館内で就寝、ということだった。
行うこと自体は単純だが、その光景は何度想像してもドキドキする。
「……それって、村の人たちは、みんな見るの……」
「詳しくは分からんが、観客はけっこういるそうだ」
「お、女の子達は、何人くらい参加するの……」
「まちまちだけど、最低でも六人以上だそうだ。それ以下になると中止」
「参加できる歳の子が少ない年とか?」
「それもあるけど、参加したくない子が多い時も中止らしい」
「えっ」
思わず声に出した。
「女の子達……出る出ないって……自分で決めてるの……」
衝撃だった。
村の子は皆参加しなければいけない類だと思っていた。
みんな恥ずかしいのに無理矢理やらされているのだと思っていた。
(ウソでしょ……それって、自分から進んでハダカになってるってこと……)
六時頃に夕食が出た。民宿というと経営者家族と一緒に食べると言うような印象があったのだが、
そんなことはなく普通に部屋へ食事が運ばれてきた。旅館のように豪華な代物ではなったが、土地の産物
を活かしたのがわかる野菜の小鉢や、俗っぽいが美味しそうなエビや魚のフライが食欲をそそった。
ただ、小さな和室で一人料理をつついているのと妙な感じもした。
父と二人きりで食べると言うのがなんとなく気恥ずかしくて、一人で食べると言ってしまったのだが、
実際に一人になってみると寂しいとまでは言わないが、どこか味気ない気がした(料理は美味かったが)。
その後、風呂に入り部屋へ戻ると布団の用意がされていた。その時ちょうど雨が降ってきたのだが、
千夏は気にも留めずに布団に寝転びながらテレビを眺めていた。チャンネルをまわしてみたがだいぶ民放が少ないようで
お気に入りのバラエティが見られず少々落胆した。何か面白いものはないかとNHKも含めてチャンネルを巡っていると、
不意に顔に水滴が落ちてきた。驚いて見上げると、天井がびっしょりと濡れており、今度は鼻先に雫が命中した。
「……雨漏り?」
女将は何度も頭を下げた。そこまで謝られると千夏も許す気になったが、今晩の寝室の問題だけは
どうにもならないままだった。
「お父さんの部屋で寝るか?」
「それはイヤ」
「と言われてもなぁ……部屋は、二つだけなんですよね?」
「はい、大して人も来ない宿ですので……申し訳ございません」
困っている女将にむかってご主人が茶の間だったらテーブルをどかせばどうにかなるんじゃないのかと提案した。
そこで実際に茶の間を見て見たのだが、テーブルはそれなりに大き目でどかすのに骨が折れるうえ、室内も何かと物が多いので
あまり寝るには適さない部屋だった。とはいえ、他に方法も無さそうなのでそうしてもらおうかと思った時のことだった。
「あの……私の部屋とか、どうです? もう一つ布団敷くくらいの広さはあるし……」
後ろのほうから、日中に聞いた声がした。
見ると、寝間着姿の娘が、少しおどおどとした様子で立っていた。
女将はハァと溜め息を吐くと、さっきまでとは違って方言丸出しで娘の提案を一蹴した。
「なぁに言ってんだべ。お客さんどこオメの部屋さなんかに寝がせるような失礼な真似できるわけねぇだろが」
「そりゃ、そうだけんど……」
「呆けたこと言ってねぇで、さっさと寝ちまえ」
そう言って主人も手で追い払う仕草をする。落胆と羞恥が入り混じった表情で彼女が階段へ足をかけた時、思わず千夏はそれを引き留めた。
「ま、待って……私、えっと、それでいいです」
提案者である娘も含めて、その場にいた全員が驚いた 「待ってください、お客さん。ウチの子の部屋なんか、お客さんを泊められるような立派なもんでもなんでも無いんです。
いくらなんでもそんなとこにお客さんを寝かせるわけには……」
「いえ、いいんです。お邪魔でなければ」
そう言って千夏が娘のほうを見ると、驚いた顔ではあったが、どことなく嬉しそうで、全然邪魔なんかじゃあないです
と言った。次に父に向かって哀願すると、少々困ったような顔ではあったが、お前がそれでいいならと言ってなんとか了承してくれた。
そうなると女将夫婦としても認めないわけにはいかなくなり、しぶしぶご主人が二階に予備の布団を引っ張り上げ、
その後から千夏が自分の荷物を持って二階へと上がった。
部屋を片付けているのか、しばらく扉の前で待たされた後、ご主人が娘に向かってくれぐれも失礼の無いようにと言いつけるのが漏れて聞こえた。
これで宿代を工面する理由が二つになっちまったと付け足した後、ご主人は出てきた。
千夏に向かって最後にもう一度非礼を詫び、彼は下へと降りて行った。
それを見送った娘が千夏を部屋へと招く。
「どうぞ、ホントに汚い部屋ですけど」
「じゃあ、えっと……お邪魔します」
足を踏み入れた途端に友人の家に泊まりに来たような感覚を覚える。
それまで客間以外でも控えめだった生活臭が一気にあふれ出たような感じだった。
広さは六畳くらいだろうか。洋服箪笥や勉強机などが並び、隅の方で座っている、
抱きしめるにちょうどいいサイズのぬいぐるみのくまさんが特に目を惹く。
床にはピンクのカーペットが敷かれているようだったが、床の多くが布団で占められてしまっているので
よくは見えなかった。
娘は自分の勉強机の椅子に座り、千夏は多少キョロキョロした後、自分の布団に腰を下ろした。
「自分で言うのもなんですけど、よくオッケーしましたね。ちょっとビックリ」
背もたれの肘を付き、回転式の椅子を足で方位磁針のように揺らしながら、娘が呟いた。
「あ、ん……なんていうか、誘ってもらえて嬉しかったし、こういうのもいいかなって」
嘘ばっかり。
変な愛想笑いが浮かびそうになる。
本音を言えば、あのまま茶の間に寝かせてもらった方が良かったと思っている。
こんな旅先で他人の寝室を一緒になどしたら疲れを取るどころではない。
けれど、彼女の申し出は千夏の好奇心を満たすには望ましい環境だった。
「ていうか、どうして部屋貸そうって思ったんですか?」
「それはほら、こんな村だから県外、ううん、――市(近隣の街)くらいからしか人が来ないし。
そしたら遠くから私と同じくらいの女の子が泊まりに来たからワクワクしちゃって。向こうの話とか聞きたかったんです」
「そうだったんですか」
「ホントは明日とか、これから時間があるときにと思ってたんですけど……すいません」
「いいっていいって。親父のいびき聞きながら寝るよりよっぽどマシだから」
「確かに。でも私もけっこういびきうるさいよ?」
「えー」
そう言って二人で笑う。
「アハハ……えーっと、お客さんは」
「千夏です。飯島千夏」
「ちなつ、さん。私は有希です。成沢有希」
「ゆきさん……中学生?」
「はい、中二です」
「えっ、じゃあ私とおんなじだ」
「あっそうなんだ。じゃあ敬語とかじゃなくても?」
「うん、全然オッケーだよ」
改めて彼女の顔を見る。
顔つきは年齢通りといった感じだが、日焼けと短髪が活発な印象にずいぶん貢献している。
(この子が、裸に……)
半袖の寝間着から覗く足と腕から、身体のラインを想像する。
運動部なのだろうか、細いがしっかりと肉が付いている。
バストがわかればイメージが一気に鮮明になるというのに、ちょうど背もたれに隠れて見えない。
「千夏、ちゃん――ちゃんで良いよね?――はどこから来たの? 東京?」
「うん」
「じゃあ遠かったでしょココ」
「五時間くらい」
「うわーゴクロウサマ」
初対面なので抑え気味ではあったが、もともとおしゃべりな子なのか千夏が何も言わなくても
有希のほうから話題を振ってくる。気さくというか、馴れ馴れしいというか、そんな彼女を見ていると
鮮明になりかけたイメージが頭の中でどんどん遠ざかる。
人前で裸になるというシチュエーション自体が非常識なのだ。
実際に本人を目にしても、こうして地に足の着いた姿を見せられると、どうにも浮かんでこない。
そんな時に、突然、いや会話の流れからすれば必然的に、有希が尋ねた。
「それで千夏ちゃん、こっちには何しに来たの?」 「何って……その、ほら……」
ちょうど、眠っていたところを先生に当てられた生徒の状態とでもいうか、
見事なまでにうろたえてしまう。けれど、この場合は素直に謝るわけにはいかない。
「お父さん、民俗学者だから。いや、アマチュアなんだけど、その研究かなんかで。
それで、なんとなく面白そうだから、私も」
とりあえず学問の世界のことと言ってしまえば彼女もそれ以上は追及しないだろうと思っての言い逃れだった。
「『みんぞく』? どういうの、それ。 大和民族とかゲルマン民族とか?」
「ああ、違う違う、そっちじゃなくて。ざっくり言うと……んー、人の暮らしぶりとか……あ、お祭りとか行事なんかは
よく調べてるけど」
そこまで言って墓穴を掘ったことに気づく。
「お祭りや行事……?」
「だから、えっと」
なんとかして前言を無かったことにしたかったが、適当な理由が見つからない。
有希も、考える時間をくれたりはしなかった。
「もしかして、裸参り見に来たの?」 隠しておいたエロ本を母親に見つけられた少年というのはこんな気持ちだろうか。
否定したところで他に適当な理由があるはずもなく、千夏は顔を真っ赤にして頷いた。
一番望ましいのは、なんとなく父についてきたらそんな風習があった、と偶然を装うことだった。
そんなのは到底無理だろうから、いつかは自分から言い出すことになったろうとは思う。
しかし、もっと切り出し方というものがあったはずだ。
(まるで変態じゃない)
隠そうとしたせいでなおさら怪しい印象を与えた気がした。これなら最初から素直に言うのだったと後悔したが、後の祭りである。
恐る恐る有希の方を見て見ると、そうなんだ、と一言言ったのみで黙ってしまった。
ああ、軽蔑されたか。思わず保身の言葉が出る。
「その、女の子が、ハ、ハダカになるって聞いたから、本当にそんなことあるのかなって、思って……」
嘘はついていない。こんな言い方では逆効果な気もしたが、自分が下世話な好奇心の塊のように思われるのはどうしても耐えられなかった。
それに対して、さっきから複雑そうな表情をしていた有希が反応した。
「あぁ、確かにオイも他んドコの人だったら、信じらいねって思ったかも」
千夏も有希も互いに緊張していたことは確かだったが、地元の話題のせいなのか、有希は方言混じりで話し始めた。
「やっぱり、女ん子が裸になるのはここだけだよね」
「うん、他では聞いたことないけど」
「あ、でもそんな変態な村だとか思わねぇでな? 普通は、その、普通なんだから」
「えっ、いやいやいや、そんなこと全然」
「そう? ならいいんだけど」
まだおずおずとした雰囲気は残っていたが、会話の流れは千夏にとって望ましい方向に向かっている。
(なら、もう聞いちゃってもいいのかな……?)
「それで、その……有希ちゃんは……参加するの?」
そう言われた有希の表情が一瞬乱れ、千夏から視線を逸らす。
「………う、うん……」
言ってすぐに、有希の顔がカアッと赤くなる。
千夏も顔が熱くなるのを感じた。ああ、やっぱりそうなんだ。
「確か中一から参加なんだよね……じゃあ、去年にもう……?」
「……うん」
視線を合わせないまま有希が頷く。それ以上何も言おうとはしない。
「普通なら」自分が人前で全裸になったことを赤の他人の前でに認めているのだから、そうなるのも無理はない。
だが、千夏はその反応に違和感を覚えた。少し考えて次の質問をする。
「えっと、今年は何人がやるの?」
「今年?」
そう言って有希は何人かの名前を挙げながら指を折っていく。
そのあいだに少し気持ちが落ち着いたようだった。
「えーっと、今年は確か六人」
「六人? それってギリギリなんじゃないっけ」
「よく知ってるのぉ。まぁんだんだけど」
「去年は何人だったの?」
「去年は、ちょっと多くて十人」
「十人ってことは中三の人が四人?
「いや、三年が一人で一年が三人」
「その一年生は、なんで今年は出ないの?」
「聞いたわけではねえけど、たぶん一回やって嫌になったんじゃねぇが」
「嫌だったらでなくていいの? 怒られないの?」
「んー、その辺厳しい家もあるけど、たいていは別に何とも」
真顔でそう言う有希に対して、千夏の違和感は次第に大きくなり、それ以上のものへと変化していく。 「別に誰からも責められないんなら……出なくていいじゃん。有希ちゃんだって、本当はやりたくてやってるわけでもないんでしょ」
「いや、でも他のみんなのこともあるし、今年は抜けられないよ」
「むしろ中止になっちゃったほうがいいじゃない。そんな行事。ハダカになんなくて済むんだし、他の子もその方が喜ぶって」
「別に皆が皆嫌がってるわけでは――」
「じゃあ皆やりたがってるの? 人前でハダカになりたがってるの?」
「そうではねぇけど」
「じゃあやんなくていいじゃん! やりたくないならやりたくないって言えばいいじゃん!
そんなオカシイ風習無くしちゃえばいいじゃん!」
「やめて!」
千夏の声も次第に大きくなったが、それを上回る声で有希が遮った。
「悪くいわねぇでよ……オカシイだなんて……そんな風に言われたら、悲しいもん……」
本気で泣きそうな有希を前に、千夏も少し声を落としたが、それでも言いたいことは
止まらなかった。
「わかんないよ……なんでわざわざやらなくてもいいのにやろうとするの?
恥ずかしいの我慢してまでやるようなことなの? ハダカ見られたいの?……オカシイよ、それって 」
自分と同じ歳の女の子が裸になると聞いて、しかもそれが任意で参加していると聞いて、どんな神経なんだろうと思った。
それは怖いもの見たさ的な興味でもあったが、同時に期待もしていた。こういう田舎にありそうなおおらかさで、
人前で脱ぐのも構わないという大胆さを見て見たい気持ちがあった。
ところが蓋を開けて見れば目の前の少女はその風習に出ることを恥ずかしがり、そのくせ、やりたくないと言う者が普通にいる
にも関わらず自分はやるという。なんなんだ、それは。
雨の音が強まったように聞こえた。 「その、な」
しばらくの沈黙の後、有希が顔をあげ、口を開いた。
「裸参りは、もうウン百年も前からずっとこの村で行われてきてるから……オイも小さい頃から近所のお姉ちゃん達がやってるのを見てきたし、
自分の番が来て「やりたい」とまではいかねぐっても「やんなきゃな」って気持ちにはなるの。
やっぱりおかしいかもしんないけど、ここではそれが普通なんだよ」
「でも、恥ずかしいんでしょ……」
「ん……そりゃあ、オイだって男の人とかにスッポンポン見られるのはホント恥ずかしいよ。んだけんども、なんていうか
恥ずかしいけど、それが嫌ではないっていうか……」
確かに、裸参りについて話す有希の顔は、恥じらいはあっても嫌がるような表情は無かった。
「見られて……嫌じゃないの?」
「うん……え? あ、違う違う! 別に人に見られて嬉しいとかそんなんじゃねぐって!」
腕をぶんぶん振り回して否定する有希に気押されて頷く千夏だが、やはり納得とまではいかない。
「まぁ、わかってとは言わないよ。でもね千夏ちゃん。私も、私の友達も、昔やった人たちも、みんな
やんなきゃって思ってきたんだもの。それを横からナンダカンダって言われたくはないよ」
有希の声には決して怒ったような調子はなかった。けれど、そこにある明確な「意思」は千夏もはっきりと感じた。
決して納得がいったわけではないが、自感情にまかせて無理解のまま酷いことを言ってしまったと感じ、自分が情けなくなった。
「ゴメンなさい、有希ちゃん」
「いいよ、いいよ。気にしてないさげ」
有希はそう言って微笑んだが、千夏は落ち込んで黙ってしまう。
困った有希は少し考えてから、こう切り出した。
「千夏ちゃんはなんていうか、実際見てないから、こう、悪い方さ考えてしまってるんだよ。きっと」
千夏が怪訝な顔をすると、有希は「そうだ」と言って椅子からピョンと立ち上がった。
「人前で脱がされるって、いうとちょっとおっかねぐ聞こえるけど、
そんな感じじゃあねえんだって……待ってて、今「秘密の物」見せてあげるさげ」
「秘密の物?」
千夏が首をかしげると、有希は本棚から何冊かの本をどけ、奥の方から二枚の紙を取りだした。
「見てみ」
「?……え!? これってもしかして……」
「そ、裸参りの写真」
暗がりで、写真自体の出来も決して良いのものではなかったが、それは一糸まとわぬ少女達の姿を確かに捉えていた。
写っているのは四人で、どうやらカメラを向けられて慌てているらしかった。四人中三人が完全に背を向けて、一人は片手でお尻を隠しているが
他の二人は丸見えになっている。正面を向いた一人は身体を丸めて、左手で顔、右手で下半身を覆っている。動いている最中を移されたので
下半身はブレてほとんど見えないが、胸や手で隠れた顔は比較的はっきり写っており、隠し切れていない口元はなんだか笑っているように見えた。
「え、でも裸参りって撮影禁止なんじゃ」
「うん、でもやっぱやることがやることださげ、誰かはこっそり写真撮ってるんだ」
話によるとこれは四年前の裸参りのもので、もちろん有希は参加していない。
撮影者は当時高校生だったOGで、後輩達のあられもない姿を狙っていたらしい。
「撮ったうちの何枚かが写された本人達に出回って、そのうち二枚が巡り巡ってオイのもとにあると。
そのもう一枚がコレ」
そう言って手渡された写真は千夏にはかなり衝撃的な代物だった。
先ほどとは異なって一人の少女が一枚大写しになっている。
問題は彼女の右手だ。左手は下半身を押さえているのだが、右手は顔の前でピースサインをつくっているのだ。
顔を隠す意味もあるのだろうが、もちろんそんなもので顔がしっかり隠れるはずもない。
指のあいだから覗く顔は真っ赤で、確かに恥ずかしがってはいるようだったが、なんだか目が笑っているようで、
そこからは陰鬱な羞恥心のようなものは感じられなかった。
「こ、こんな感じなの、裸参りって……」
「んーだ。皆ヤケクソになってるから、あんまり辛気臭い感じはしねぇんだよ。
写真もオイが持ってるやつはみんなチンチン隠してるけど、ほとんどは丸出しで写ってたんだって」
「へ、へぇ……でも、そんなのまわしてたら怒られない?」
「女の子同士でだけだから、そう簡単にはばれないよ。
あと、よくは知らないけど男子のあいだでは撮影したり写真を貰わないのが昔っから不文律になってるんだって」
「やっぱりあるんだ、そういうの」 やはり実際に裸を目にすると妙なテンションになるらしく、
有希は悪戯っ子のような笑みを浮かべて裸参りのことを話し、千夏はドキドキしながらそれに聞き入った。
参加年齢は厳格に規定されているわけではなく、本人が希望すれば小学六年生から参加出来て、年長者でも
高校一、二年までくらいなら出られること。裸参りの直前に、お清めや景気付けを兼ねてごく少量だがお酒を貰うこと。
そして千夏が一番驚いたのは、外部の人間でも参加できるということだった。
「大抵は他所に嫁いでいった人の娘さんとかだけんど、時々――ほんっとたまに――隣町の子なんかが参加するんだよね」
「ホ、ホントに?」
「うん、ほらこの子がそう」
と言って指差したのが先ほどの写真の、お尻が見えている子の一人だった。
なんでも彼女はこの村の子と親友で、その子が「今年は参加者が少ないから(個人が)目立って困る」と愚痴ったところ
あろうことか自分も出てあげると言い出したのだという。
「その時はオイも見てたんだけど、そのお姉ちゃん、最後まで必死にチンチン隠してたっけなぁ」
その話も随分興味深かったのだが、千夏としては少々違うことが気になった。
「ねぇ、参加するのは女の子でしょ? だったらなんで、その……そういう風に言うの?」
「“そういう風”って?」
「だからほら……ち、ちん……」
「ああ、チンチンが」
「そ、そんなストレートに言わないでよ」
「いいじゃねーが、他に聞く人もいねし」
有希曰く、女性器の呼称は特に明確に決まっているわけではないが、「チンチン」は
比較的ポピュラーな呼び方のひとつらしい。
ちなみに男性器については「チンポ」とか「チンコ」と言うそうだが
「チンチン」も普通に使われるので、どちらのことを指して言っているのかは文脈で読み取らねばならないらしい。
「じゃあ、東京のほうではなんて言うんだが?」
「そ、それは……アソコ、とか」
「アッハハ、そりゃオイ達だって普通はそう言うって」
「えっ、でもさっきち、ちん……って」
「十四の娘がそんな人前でおおっぴらに“チンチン”だなんていえるわけねぇがや。
友達同士でそういう話になった時のことだって」
「そ、そうなんだ」
「で、そっちではなんて言うの」
「その……マンコ……とか」
「キャー、“マンコ”だって! ヤラシー」
有希の反応に恥じ入った千夏だったが、有希の表情を見て気付いた。
「わ、わかってて言わせたでしょ!?」
「アハハ」
「んもうっ!」
そんな調子で会話は続いていき、就寝したのは日付が変わる頃だった。 とりあえず以上です。
こういうところに投稿するのは初めてなのでおかしい点も多いと思いますが
これから直していこうかと思います。 「チンチン」に妙なリアリティを感じました。続きも期待します。 すでに充分エロいww
露出系のSSだと最初から露出癖のキャラが多いから
ヒロインがここまで力いっぱい露出に拒否反応を示してるのは珍しくてwktk 感想ありがとーっ!……というレスではなくて作中におかしい部分があったので
訂正の連絡ですw
>>89で「一年生」となっているのを「二年生」に直してください。
それでも今後書き進める内容と食い違うような気がしますが
「とにかく去年は十人で今年は六人なんだッ!」
というくらいに思っていてくださいw
ついでに設定の補足ですが、年代的にはまだネットが普及していない
八十年代末か九十年代始め頃のイメージです。もちろん携帯もありません。
さて、ようやく投下できましたが思ったよりも好評なようでなによりです。
方向性的には「エロい雰囲気」や「エッチな感じ」を重視していきますので
普通のSSと比べるとエロ分は物足りない感じになるかと思いますが、
まぁ期待しないで待っていてくださいw せっかく、14才といいつつ12才くらいでも可なんだと思ってwktkしてたのに(っA`) 祭祀に寄せる少女の想いにピンぼけの写真……
丁寧な描写が醸し出す濃密なエロスがお見事でした!!
翌朝となって、千夏はもとの客間に戻ってきた。
昨夜のうちに雨は止み、タライさえどかせば問題は無い。
テレビの天気予報によるとしばらくは晴天が続くらしく、水分補給を怠らないようにということだった。
朝食の後、父は取材へ繰り出して行った。一緒に来るかとも聞かれたが、自分の娘と同じくらいの
少女の裸についてあれこれ調べる父の姿は見たくなかった。
とはいえ、この六畳の和室で惰眠を貪る類は千夏の最も嫌うところだったので、必然的に外へ出ていくことになる。
そうなると案内人が必要になるわけで、相手それを読んでいたらしい。
「千夏ちゃん、村案内したげる。緒志摩池とか見ておきたいでしょ?」
かんかん照りの日差しの中、二人は女将から渡された麦わら帽をかぶって歩いて行った。
千夏はガサガサする麦わら帽子というのが昔から嫌いだったのだが、隣のワンピース姿の娘がそれを被ると非常に良い絵になっていたので
釣られるように自分も被ってきてしまった。やはり麦わら帽の感触は気に入らなかったが、道行く家の窓映った自分の姿を
写して見ると、これも意外と悪くないかと思ってそのままにしておいた。
まずスタート地点である緒志摩神社へ行こうということで神社のある村の中心へと向かっていた。
こんな猛暑であるにも関わらず、有希はずいぶん元気だ。
「有希ちゃん、なんか嬉しそうだけど」
「実際嬉しいの」
聞くには、宿の娘ということでお客に対応するため、村の様々な知識や案内のようなものを教えられてきたのだが
こうして実際に自分が村を案内するのは初めてなのだと言う。
案内と言うよりは友人を連れまわしているような感じだが、それでも有希は満足気だった。
「千夏ちゃんが有希の受け持ちのお客様第一号だね。誇りにしてけろ」
「どういう誇りよ」
「アハハ。あ、自販機はそこのやつしかないからだから今のうちに買っておこ」
猛暑なので互いに二本づつ購入し、飲みながら歩き続ける。
「……言っちゃ悪いけど、ホントに何もないね」
「その辺は諦めてる。買物も遊びも、みんな――市で済ませてるし……あ、でも別にオイはこの村のこと
嫌いじゃないよ」
「どのへんが」
少々意地悪な質問をしてしまったと千夏は思ったが、有希は変わらない様子で答えた。
「特別にどこっていうわけでもないけど、故郷ってよっぽど嫌な思いでもしない限り嫌いになんてならないじゃない?
生まれた時からいる場所なんだもの。そこが一番落ち着くんだよ」
なるほどと思っていると、有希は道路から離れた道を示した。
道路が枝分かれしているのかと思ったが、よく見るとアスファルトとよりも鈍い色をしている。
それは石畳だった。幅は一・五メートルほど。
「これってもしかして」
「うん、裸参りの道だよ」
有希が言うには、江戸時代、緒志摩神社が建立されたしばらくの後に舗装されたのだという。
「一応儀式だし、しっかりした参道を作る必要もあったんだろうけど、女の子が裸足で歩いても平気なように
舗装したんじゃにかなって気もする」
「あ、靴も履いちゃいけないんだ?」
「そうだよー、もうホントに文字通りスッポンポンにされるんだから」
てっきり草履くらいは履くものと思っていたので、その徹底具合になんだか感心する。
石畳は靴越しでもそのゴツゴツという感触を味わえたが、これを素足で踏んだらどうなるだろうと少し気になった。
歩き始めてものの数分で神社に到着した。
神社は周囲より少し高い場所に建っており、鳥居をくぐると四段の石段、そこを登ってから十メートルほど石畳をあるいた先に本堂がある。
「緒志摩神社でございます。建立は慶安二年。主祭神は天宇受賣命……」
立派、というような雰囲気ではないが、灰色にくすんだ木造建築はその歴史を物語っている。
周囲は高い針葉樹が立ち込め、蝉の声もかすかに遠くなったように感じる。
神社などどこにでもあるが、こうして自分の知らない土地の神社を訪ねてみると、そこが日常に埋没しながらも神聖な場所なのだと
認識が改まる気がした。
その本堂に誰かがいる。遠めに見ても自分達と同じくらいとわかる年齢の少女二人が、本堂の淵に腰掛けて足をぶらぶらさせていた。 「あ、里美達」
有希がそう言って少女達に手を振ると、二人も振り返し、本堂からピョンと飛び降りてこちらへ走ってきた。
「友達?」
「うん。二人とも私と同じ中二だよ」
「千夏おはよー、あれ、そっちの子、誰?」
「この子は飯島千夏ちゃんって言って、東京から来てウチに泊まってるお客さん」
「へぇー東京から?」
二人のうち、有希と同じくらいに日焼けした少女のほうはそう言って千夏をしげしげと眺めた。
「こ、こんにちは……」
「こんちは。しっかしオメも物好きだなぁ、こんな辺鄙な村さくるなんて」
「ちょっとあずさ、ウチのお客さんに失礼なこと言わないでよ」
「そうよあずさちゃん。そんなことだと「やっぱり田舎もんは下品だー」とか思われちゃうわよ」
「い、いえいえ! 私全然そんなこと……」
もう一人の少女が「そう? ならいいけれど」と言ったところで有希は二人を紹介した。
「日焼けしてるのが中村あずさ。で、こっちが飯田里美。さっきも言ったけど私と同じ中二で――市の中学に通ってるの。
クラスは違うけど」
「よろしくな、千夏」
「はじめまして、飯島さん」
里美に名前でいいと断わってから(言っても聞かなそうだったのであずさの呼び捨ては無視した)
、千夏も二人を観察してみた。
あずさはパッと見の印象通り体育会系で、長身で体格のいい快活な少女らしい。
Tシャツに短パンという露出の多い服装からもその一端がうかがえる。
有希以上に訛りが強く、完全に方言しか喋らないようだった。
対照的に里美は非常におしとやかな少女で、言っては難だがこの集落のなかではかなり浮いた雰囲気を持っている。
決して太ってはいないが、ふくよかで抱きしめるに気持ちの良さそうな体つきで、ワンピースにパ―マが掛かった髪が魅力的だ。
彼女の言葉には全く訛りが無く、関東圏で会っても普通に通じるレベルの標準語だった。
「そういえば二人は何してたの?」
「ウチらは暇だから、ヒナとでも遊ぼうかと思って」
「雛?」
「ああ、小沢樋菜子。この神社の神主さんの娘で、その子も友達なんだ。
「それで、ヒナは?」
「今は境内の掃除してるから待ってたんだけど……」
里美がそう言ったところで、「みんなどうしたの」と遠くから呼ぶ声がする。
声の方を見ると、巫女服に竹箒を携えた女性がこちらへ小走りで歩いてくる。
それがに樋菜子だということはすぐ分かったが、それでも千夏は彼女を見て「少女」
ではなく「女性」という形容詞を思い浮かべずにはいられなかった。
巫女服という普段あまり見ない服装の印象が大きいのは確かだが、それでも彼女は
他の皆、里美のような落ち着きとはまた違う、大人びた雰囲気を持っていた。
くっきりとした目鼻立ちや、後ろで結んだ長い黒髪。同性から見ても惚れ惚れするようだ。
「あ、ヒナおはよ」
「おはよう有希……そっちの人は?」
「飯島千夏と言います。東京から旅行に」
「東京から? そりゃまぁ遠いところを」
「いえいえ」
「でもこんな村に何をしに?」
「えっ」
「あ、そうそう! ウチもそれ気になってたんだ。
千夏ちゃん、何しさきたんだ?」
「そ、それは、えっと……」
有希の方をチラと見るが、彼女も上手い言い訳を考えていなかったらしく
困ったような目を向けてくる。あずさと樋菜子が怪訝な顔をすると、里美が、あっ、と声をあげた。
「もしかして、裸参り見に来たの?」
よく考えれば行事の日はもう明日に控えているのであり、そのことに地元の人間が思い当たらない訳がない。
諦めて赤い顔を見られないよう深く頷くと、里美はいけないことを聞いてしまったとバツが悪そうにし、
あずさは「ええーっ!?」と悲鳴じみた声をあげた。
「ってことはウチらのハダカが見たいの!? ウワーッ千夏エロッ!」
「違うよバカッ! 千夏ちゃんのお父さんはお祭りとか行事とか、そういうこと調べる人で――」
騒ぐあずさを前に困っていると、千夏は樋菜子が何か複雑そうな表情を浮かべているのを目にした。
どうしたんですか――千夏自身は尋ねることが出来なかったが、里美が代わりに聞いてくれた。
「ヒナちゃん、どうかした? 気分でも悪い?」
「え? ううん、別に……ちょっと、考え事していただけ……」
考え事って何だろう。もしかして部外者が裸参りを見に行くとしって嫌な気持ちになっているんじゃ……
そんなことを思って千夏も青くなっていると、ようやくあずさを黙らせた有希が皆に向き直った。
「それで、私は千夏ちゃんに緒志摩池まで案内しようと思うんだけど……一緒に行く?」 とりあえず以上。
後の部分は禊をする池の適当なモデルが見つかったら おお……メンツも揃っていやが上にも期待が高まる……
自分のペースで納得ゆく続編を希望します。GJであります!!
京都の祇園祭のお稚児さんは地面に足をつけずに世話役に抱かれて移動してたから、
こちらも祭りの準備開始から男性に抱かれて移動と言うのはどうでしょう?
猿田彦が旦那だから、天狗の面を被った褌一枚の男性とか。 >>106
投下してない部分でも、まだ誰も脱いでないのでとりあえず服着てくださいw
>>108
男性が絡んでくると女の子たちにまた違った面からのアプローチを掛けなくてはいけなくりますし、
すでにプロットはほぼ出来ているので、申し訳ありませんが見送らせていただきます。
ご意見ありがとうございます。 >>108
天狗の面…いっそこちらも女子がやると言うのはいかがでしょうか?
演じるのは先代以降のお稚児さんだった女性(今回のお稚児さんのお姉さんやお姉さん的存在とか)が褌・さらしに天狗面とかをして…
今回はだめでも次回作のアイデアになれたら幸いです 作者さんがネタに困ってるって妄想提供呼び掛けるならまだしも、自分の要求出して話変えさせるなら自分で書けよと言いたくなる もっことか六尺がいいですな。色付きよりは白で。
それにしても自転車で2K近くも走ったのに、池がイメージとだいぶ違ったんだぜorz くの一の修行で褌の端が地面に着かないように走り続ける >>121
ただ疾走するだけではなくまさに障害物走(忍者的に)とか
あるいは褌の代わりに何か別のものを股間に当てただけの姿で走る(もちろんそれを落とすと失格)と言うのも
昔は忍や女行者の修行だったけど今では神事(?)に昇華したとか ふんどしじゃなくてただの長い布を股間に挟んだまま
端を地に着けず、布も落とさず走らされる修業
当然内股ではロクに走れないので全員失格
失敗すると今度は端に大きな結び目を六個アナルパール状につくり布を半分くらいまで短くしたものを
アヌスに挿入して特訓
成功するたび結び目を減らしていき、6回成功したらまた股間に挟んだだけで修業
当然内股ではロクに走れないのでまた尻に結び目を六個ねじこまれる永久ループ >>124
それこそ女性神職の秘密の神事とかにするしかないか? >>123
その修行で体得できるのは
マサルさんでフーミンがやったピヨピヨ走るやつだな 褌の端に釣り鐘とか重い物結んで女の子に20Kmほど引っ張らせるとか。
東西チームに別れて『褌引きさせて村の吉凶を卜するとか。
赤フン・チームと白フン・チームの紅白戦
小・先鋒
中・次鋒
高・中堅
大・副将
社・大将
また儀式というより体育祭イベントの香りがwww
この場合
社→教
「私達は特に何も相談してなかったから……いいよね、あずさちゃん?」
「ん、まぁええでんだ」
二人が同意して、皆の視線が樋菜子へ向かうが、彼女は申し訳なさそうな顔で
まだ掃除が残っていると神社の境内を竹箒で示した。
「そっか。なら仕方ねぇけんど」
「ごめんな」
「うん、気にしなくていいから」
千夏としては樋菜子のことが気になったが、今は聞きだすタイミングではないように思われた。
樋菜子との会話を諦めて本堂に背を向けると、今まではあまり気にしていなかった
共に平屋建ての社務所と公民館が目に入った。
「禊に行く時って、ここがスタートなんだよね?」
「うん、そこの公民館で支度して――」
「まぁ、フルチンさなるんだべ」
「それだけじゃないっ! で、さっきの参道を行くの」
「ひ、人ってどれくらい来るの……?」
「えっと、里美分かる?」
「うーん、三十人か……もっといるかな?」
「あれ、意外と少ないね?」
「神社だけ集まるわけじゃないし、真夜中だから」
そうして神社を後にして再び参道を進む。
そこを十分ほど歩いて行くと、民家のある辺りから外れて畑の広がる方面へと出た。
一気に草の匂いが濃くなり、昨日の雨のせいか蒸し暑さも尋常ではなくなっている。
参道の淵を通ると、道脇の草むらから何匹ものイナゴが飛び出して畑の中に飛んで行ったので、
千夏は出来るだけ真ん中の方を歩くようにした。
「あっちぇーにゃー」
「ホント。熱中症にならないかしら。心配」
「あ、里美よかったら私のジュースあげるよ。二本買ってあるから」
「わぁ、有希ちゃんありがとう」
「ああっ、ずるいぞ、ウチも欲しい!」
「もう飲みかけしかないよ」
あずさがぐったりと頭を垂れて力なく嘆いた。
「うへー、熱っちいよー。もう明日じゃなくて今脱ぎてーよぉ」
「それはマズイんじゃ……」
「大丈夫だって千夏、この辺は大して人もいねえがら」
「それでもやめなって」
有希が飲みかけのペットボトルであずさの頭を叩く。
後頭部を撫でながら、あずさが呟いた。 「思ったんだけんど、裸参りってさ、夜中じゃなくて日中にやったら、こう気持ち良さそうな感じしねぇが?」
他の二人がえー、と声をあげ、部外者の千夏もさすがに同調する。
「そんなことしたら丸見えじゃねえが。人も増えるし」
「そうそう、恥ずかしすぎるよ」
「んーでもぉ、暗い中でフルチンになるとなんかこう怖ぇ感じがすっけども、
日中だとこう解放感っていうか、涼しそうな感じがするだろ?」
「わからなくはないけどぉ……」
その話が途切れたところで千夏から話かけた。
「今さらな感じだけど、やっぱり二人も出るんだ」
だいたいそうだろうと思ってはいたが、あまりにも堂々と裸参りの話をするので少々面食らってしまったのだ。
「えぇ、まぁ……」
「そりゃ、当たり前だべ」
里美の方は有希同様に少し恥ずかしげだったが、あずさは何の臆面もなく言ってのける。
(やっぱり当たり前なんだ)
受け入れ難くはあるが、やはりそういうものなのかと思っているとあずさは何やら得意気に胸を張る。
「ウチの母さんは若い時に三年間きっちり禊に出たんだ――三年全部出る奴って少ないんだぞ?――
母さんそれが自慢だから、ウチはそれよりももっと多く参加して、母さんを越えてやるんだ。
小六から出て、なんとかお願いして高三まで出してもらうつもり。そうすれば、たぶん今までで一番
たくさん出た子になるはずだべ」
「……それって自慢になるの?」
千夏が聞くと有希と里美はうーん、と首を捻り、あずさは、なんでだ、尊敬しろと騒いだ。
「そう言えば今年って他に誰出るんだっけ」
「今年は、ヒナちゃんも入れて二年生四人に、三年の加藤先輩と、あとホラ、晴菜ちゃん。小六の」
「あーそうそう、今年はやべっけよなぁ。晴菜が出るって言わねがったら中止だったもん」
「その子はなんで参加するの? まだ中学になる前なのに」
「晴菜ちゃんには一っこ上のお姉ちゃんがいるんだけど、最近具合悪くて。
だから晴菜ちゃんがピンチヒッター」
ピンチヒッターという概念が通用するのかということも疑問だったが、
それ以上に、そうまでして行わなければならないことなのかと思ってしまう。
「それよりも情けねぇのは他の一年が誰も出ねぇってことだよ。
晴菜も可哀そうだず、しみったれな先輩の身代わりにされてよ」
「それはしょうがないんじゃないかしらねぇ」
畑の中に入ってから更に十分ほど。しだいに高い針葉樹が周りに立ち始め、
それまでの炎天下とは趣の違う風景が現れ始めた。蝉の鳴き声がぐっと近づき、
それまでのむせ返るような青臭さとはまた違った臭いがする。
少し歩くと木々の向こう側からさらさらという水流の音が聞こえ始め、籠った蒸し暑さの中で涼しげな雰囲気を醸し出す。
「ここを通りぬけたら、池が見えるよ」
「池ってどのくらいの大きさなの?」
「ん、まぁそんなに大きくはないけど、泳ぐには結構ひろびろしてるかな」
「あ、やっぱり池とかで泳ぐんだ?」
「いや、女子は泳がねぇよ。男子がパンツさなって時々泳いでるくらい」
「偏見じゃない? それ」
「えーっ」
そんな話も長くは続かなかった。
針葉樹林を思ったより早く抜け(時間にしておよそ五分ほどか)ると、
視界が一気に開け、緒志摩池が現れた。 強い日差しを受けた緒志摩池はまぶしいくらいに湖面を輝かせていた。
「うわーキレイ」
「千夏ちゃん、ほらもっと近くさ寄れっちゃ」
駆け出したあずさが手を振る。
山村の池、と聞くとつい神秘的な印象を与えるものを連想してしまいそうになるが、近くで見ると意外に動的な印象を受ける。
歪んだ円形なので正確な大きさは分からなかったが、二十五メートルプールより狭いくらいだろうか。
石畳の付近は雑草もそれほどではないが、少し離れればすぐに膝丈のが生い茂っている。
参道の終わりから湖面まではなだらかな斜面になっているが、全体的に地面との高低差はそれほど開けておらず、
他の場所からでも問題なく飛び込むことができそうだった。
参道の右側には先ほどまで姿を見せなかった川が流れており、湖面に流れる水がたてた が僅かに水面を揺らす。
それに呼応するかのように、川のそばで佇んでいる柳の木が風に揺れた。
反対に左側を見ると、小さな社が雑草に埋もれかけており、周囲には同様に小さな石碑のようなものが立ってる。
きっと父ならこういうものに興味を示すだろうと思ったことがきっかけで、千夏はふと気になることを思いついた。
「ねぇ有希ちゃん。裸参りってどういう由来があるの?」
「ああ、それはねぇ……あずさ、何してんなだ」
「いんや、泳ごうかと思って」
見ればあずさが斜面の近くでいそいそと靴を脱いでいる。
恐らくそのまま誰も何も言わなければその場で下着まで脱いでいたのだろうが、有希と里美が待ったをかけた。
「あずさちゃん、お客さんの前だし、さすがに少しは遠慮したほうがいいんじゃないかしら」
「んーだ。ていうかオメは恥じらいが無さ過ぎ」
「んだって暑いんだもん。いいじゃん女同士なんだしー」
あずさはぶつぶつと不満を言ったが、結局裸足で池に入ることで妥協した。
膝上の短パンを更にまくると、健康的な太ももが露出した。
「ひゃー気持ちいい。有希達も入れよ」
「まぁそんぐらいなら……千夏ちゃんも行こ」
「いや、私はちょっと……」
「千夏ちゃん、そこで足浸けるくらいならどう?」
里美が池の淵でも湖面に近い部分を指差した。
暑いのは確かだったので、そのくらいならと千夏も同意した。 一人でバシャバシャとやっているあずさを「一人で随分楽しそうだ」
などと言いながら、三人は裸足の足を池に浸した。
日差しで少し暖まっているためか、刺激の無いくらいの丁度いい冷たさになっている。
日焼けした足が、六つならんで池を掻きまわした。
「そういえば裸参りの由来だっけ」
「あぁ、そうそう。なんで……うん、禊するようになったの?」
危うく途中で「変な行事を始めたのか」と聞きそうになる。
有希は本領発揮とばかりに語りだした。
最初に「むかーしむかし、あったけんど」と切り出すと里美はケラケラと笑ったのだが
千夏にはどこが可笑しいのか分からないのでキョトンとしてしまう。
聞くには村の老翁が民話を語る際のものまねらしいのだが、そんなことは部外者に分かるはずもない。
むくれる有希をなだめて、話を続けてもらう。
「昔、江戸時代も半ばに入り始めた頃、この辺りの村々のあいだで何かの病気が流行ったんだと。
そんで、この村でも老若男女がみんなバタバタと倒れていったんだとや。
そんな中でも、長者の娘だけはピンピンしとってな――たぶん、他の百姓と違って良いもん食ってたからじゃないかって話なんだけんど――
周りの惨いことになってるのを見た長者の娘は毎晩、緒志摩池で禊をして、神様に村の人々の健康を祈ったそうなんだ。
すると、だんだん病気になる者が村から減って来て、しまいには誰もいなくなった。
こうして村の人々は娘に感謝して、その娘が亡くなると緒志摩神社を建てて祀った。
この頃から、その娘に倣って同じくらいの歳の女ん子が村の人の健康を祈って緒志摩池で禊をするようになったんだと」
「へぇー、じゃあ緒志摩神社って普通の人が祀られてるんだ」
「“普通”だったら祀られたりはしないと思うけんど」
「でも、その娘さんが禊をしたときって、今みたいにハダカで、しかも神社も無いのに村の中から走ったりしたのかな?」
「それは、んー、どうなんだろうな」
「前にこの辺りの民話をまとめた本の挿絵には、その娘は裸で描かれていたけど」
「まぁ、どんなものでも最初っから今の形になってたわけではねぇんだし、ちょこっとづつ変わっていったんだべ」
有希がそう言うと、千夏はふと父の言葉を思い出した。
「伝統にも生きているものと死んでいる――死んでるとまではいかないか――ものがある。わかるか?」
「全然」
「つまりだな、その伝統を受け継いでいる人達に合わせて変化していくものが生きているもので、特に意識されえることなく形式だけ
受け継がれているものが死んでいるものってことだ」
「変わっていくものが? でんとー、だったら変わらない方がいいんじゃないの」
「そうでもない。まず、伝統っつったって今ではあんまり――少なくとも実用的とかいう面で――
意味がないものに見えるが、昔は意味があるもの、つまり人々の暮らしに根付いていたわけだ。
ちょうどお父さん達が出かけるときに「行ってきます」と言ったりだとか」
「そんなの当たり前じゃん」
「そうそう、当たり前、な? それが時代が変化していくうちに風化したり続け辛くなったりして、
あるものは跡かたもなく消えて、そうでなくても形だけ残った、誰にも何も影響しない“当たり前”が死んだ伝統だ。
反対に、時代が代わっても残していけるよう変化したり、或いは普段は意識されなくくらい生活に根付いているもの……そういうのが生きている伝統ってやつだ。
「どっちがいいとかじゃなく、どっちも残していけるようにする、消えざるを得ないものはそれが存在したことを記録する。それも民俗学の仕事だな」
生きている伝統と死んでいる伝統……だとすれば裸参りは生きている方に分類されるのだろう。
そう思っていると、右手のあたりで何かがモゾモゾと動くのに気がついた。
目を凝らして手の埋もれた雑草の中を見て見ると……
「ムカデ!」
「ヤダッ!」
以上。
エロなしでスマソ。
貯金が無くなったので次の投下はけっこう先になるかも >>136
GJでした!!
気長に待ってますので是非この情感をクライマックスまで!! エロい儀式って結構ほうぼうのスレで使われてるシチュエーションだし良スレの予感
とりあえず1氏の連載作には是非タイトルが欲しいな
9月後半なのにこの暑さバロスw
禊の日もくそ暑いことにすれば、裸にされて恥ずかしい以外に水浴び気持ちいいという役得が。 >>139
タイトルって書きあげてから付けるタイプなんですけど、この場合はそれじゃ
意味ないですよね。自分でも考えてみますが、なんか適当な案があったら出してみてくださいな
ちなみにPCのファイル名は手抜きバリバリで「少女裸参り」w
>>142
夏でも夜ってけっこう冷えますよ >夏でも夜ってけっこう冷えますよ
今年もそうなら死人もでないで済んだ…… >>1氏の連載を気長に待ちつつ保守短編投下
風習、というには少し厳しいですが…
『スケベ滑り』
◆
「……は、離せ!! 嫌だっ!!」
啓太は気弱な呟きを漏らしながらも必死で身を捩ったが、馬鹿力の六年生『綾ちゃん』の前では無駄なあがきに過ぎなかった。
そういえば啓太は全校女子児童を牛耳るこの腕白な上級生が、スカートを穿いているところをまだ見たことがない。
「……早く登りなさいよ。それともまだ私に逆らうの?」
乱暴にグイグイと尻を押され、また啓太は二、三歩錆びた階段を登ってしまう。抵抗も空しくもう少しで滑り台の頂上だ。銀色に輝く滑り台の急斜面。その両縁には、丸太を模した太い手すりが付いている。
脚を大きく開いてその手すりに立った大勢の女子児童は、みな色とりどりのスカートを翻して啓太の『スケベ滑り』を待っているのだ。
「……うわあ綾ちゃん、下のチビ入れたら今日は十三人。新記録よ」
ズラリと並んで滑り台を跨ぎ、長いトンネルを造る女子児童の先頭は六年生の千鶴だ。彼女たちは裸足になって慎重にバランスをとり、後ろから肩を支えあって背後の下級生へと続いている。
さながらスカートで出来たアーケード付き滑り台。これを男子児童に無理やり滑り抜けさせてスケベの汚名を着せるのが蕗山小学校伝統の『スケベ滑り』なのだ。
「……さ、滑るのよ。あんた四年生の癖にこれで記録保持者ね」
うっかり綾たち六年生女子の自転車を将棋倒しにしてしまったのが、放課後校庭へと遊びにきた啓太の不幸だった。
逃げてしまった薄情な友達たちも啓太が『スケベ滑り』をさせられたと知ったら、事情を棚に上げてみんなで笑い者にするに違いない。
「ほら、早く……」
たくましい綾の腕がじりじりと啓太を押す。ギュッと押し付けられる柔らかな彼女の胸さえ、今の啓太には非情に迫る奈落への壁だった。
「……ほらほら男の子でしょ!? 潔くしなさい!!」
「わ、わあっ!?」
どん、と綾に胸を突かれ屈辱の滑走はついに始まった。仰向けに倒れて頭から滑りだした啓太がまず見たのは青空と、先頭の立つ千鶴の艶めかしい太腿。さらにその上には……
「わあああああ!?」
薄暗くなった視界を駆け抜ける淫靡な風景。きゃあきゃあと反響する嬉しげな叫びと不思議な甘い香りが渦巻くなか、啓太は身を竦めてただ必死に滑った。
故意にしろ偶然にしろ途中で止まり、その場所の不運な女子に『恥をかかせた』者にはさらに悲惨なレッテルが貼られるのだ。
視界を瞬時によぎる下着がだんだん近くなるのは、滑り降りるほど低学年が跨いでいるからだろう。確かに校庭にいた同じ四年生の女子たちは、果たしてこの儀式に参加しているのだろうか。
だが猛烈な加速感のなか、なぜか啓太はその瞳を閉じることが出来なかった。神様はなぜ、この残酷な少女たちにこれほど妖しい小宇宙を与えたのだろう。
はためくスカートの内側、頼りない布地にぴっちり守られた悩ましい起伏がびゅんびゅんと目の前を通過する。
もしこのままこの目眩るめく滑走が永遠に続くならそっと手を伸ばし、禁断のその部分に触れてみたい気もする。
そういえば綾や千鶴たち六年生は言うに及ばす、同じ四年生の女子の何人かのそこにはもう毛が生えている、という噂は果たして本当なのだろうか……
ドスン!!
啓太のそんな刹那の夢想は、眩しい日光に晒されてすぐに掻き消えた。滑り台の頂上からひらりと身を躍らせ、見事な着地を決めた綾が高らかに叫ぶ。砂地に茫然と横たわる啓太の『スケベ滑り』は終わったのだ。
「……スケベ滑り十三人抜き、見事に大成功っ!!」
「啓太のエロエロ大魔王!!」「変態啓太くん!! ご感想はっ!?」
周囲には靴下をねじ込んだ女児用の運動靴が散乱している。滑り台を降りて口々に囃したてる女子児童に背を向けた啓太は、たまらず洋服の砂も落とさず駆けだした。当分の間、この不名誉は小さな学校中で語り継がれるだろう。
だが大っぴらに笑われるよりもっと癪に障るのは、クスクスと教室の隅から意味あり気な忍び笑いを送られることだ。特に最近啓太のクラスにはそんな女子が増えた。例えば……
「……ふふん、スケベ啓太……」
まだ厳しい日差しの下、悔しさに混じる奇妙な感情を持て余した彼が校門を飛び出すと、傍らで小さいが聞き慣れた声がした。
無言で振り返ると門柱の陰に同級生の沙菜が立っていた。啓太とは幼馴染みだがこのところ一緒に遊ぶことはない。彼女もまた……大人びた忍び笑いの一員になって久しい。
「……綾ちゃんに逆らうと色々厄介だし隠れてたんだ。別に見られても減るもんじゃないけどね……」
白いスカートをひらひらと揺らせながら、そっぽを向いて沙菜が呟く。もう校庭からは普段と変わらぬ、騒々しい歓声が響いていた。
「……つまんない悪ふざけよね……ねえ啓太、もし暇だったら……久しぶりにウチで遊ばない?」
おわり
おもしろかったよ!
小学校の女子の間で流行ってる都市伝説、とかありかな?
『ノーパンミニスカートで一日過ごし、好きな男にだけノーパンが見抜かれれば、彼と両思いになれる』
みたいな。
田舎にある旧家に伝わるエロ伝統ってのもありだよね。
村の外から嫁に来た女は、外の汚れを家に持ち込まないように、村の入口から全裸で歩いて来ないといけないとか。
ナースの載帽式が、実はエロい儀式だとかもありかも。
男性に慣れるための林間が行われるとか。
とりとめない。 アメリカの卒業式でみんなで制帽を投げ上げて大喜びするシーンがあるけど
あんなかんじでスカートとパンツを投げ上げて大喜び スケベ滑りの者だけど、やっぱりこのスレは宗教行事8その他2くらいがいいと思う
裸詣りの1氏ガンバレ!! >>155
ありがとうございます。スケベ滑り、良かったです。
小学生の雰囲気が非常に上手に描けていて、うらやましいです。
最後に気分が悪くならない点も個人的に高評価。
学校の伝統的なものも生々しくていいですよね。
個人的に153さんのノーパンものがぜひ読んでみたいです。
私の方は、最近イマイチ筆が進まないというか、納得いくようにならない
感じで、若干詰まり気味です。
ぶつ切りでよければ今日明日には投下できるかもしれません。 このスレッドは終わりました。
もう書けないので、早く潰れてくださいです。。。
とある村がある
そこは深い山奥にあり、人口は5000人ほど
グローバル化の波の中でも古い因習が残されている
それは神子の存在と、それを支える行事である
神子は代々続く一族の長女が務めることになっている
一生を神社で過ごし、村の安寧を祈って暮らすのだ
神子は数えで10歳の元旦に継承され、その娘が10歳になり代が変わると
前神子(まえみこ)様と呼ばれるようになるが、祈祷は一生続けることになっている
ついでに言えば前神子という名称は前々神子になったりしない
孫が生まれようが玄孫が生まれようが前神子は前神子である
これには理由があって、それは跡継ぎを作る必要の有無で前をつけるか否かが決まるのだ
つまり当代の神子には10歳の元旦、数え年であるから
9歳のうちに跡継ぎを作る責務を持たされるわけである
子作りにも伝統というものがある
神子となる女の子は生まれてから一生男と触れることは許されない
そして夫を持つこともまた、許されてはいない
神子は17日に一度、身を清めて村の中央にある台座に現れる
そしてその台座に頭を下、尻を天に突き出すようにして、前神子たちの手で固定される
そうしてそっとめくり開かれた陰唇へと、希望する男たちが射精していくのだ
あくまでも触らず、ただただ自慰による精が降り注がれ、神子は白く染まっていく
神子に精を放つことは健康や長寿の御利益があるとされ
老いも若きも少女のツルツルのそこに浴びせかけるのだ
神子はこうやって処女を失うことなく妊娠することになる
それも、女児が生まれるまで繰り返し孕まされるのだ 乙です!! 続けてネタ
◆
「……駄目だ駄目だ!! 『乳振り神楽』は絶対に例年通り行う!! もう学校じゃ練習も始まってるんだ!!」
「し、しかしですね町長、県からも教委からも中止勧告が出そうな有り様なんです!! せめて『乱れ振り』だけはブラジャー着用で……」
「何を言っとるんだ君は!? クライマックスでブラジャーなんか付けたら、それこそ見物人が暴動を起こすじゃないか? そのほうがよっぽど危険だよ君」
「……そういえばこのところ、毎年観光客が馬鹿みたいに増えています。 あれもあなたが観光協会焚き付けて『るぶぶ』に乳振り神楽のこと取材させたからですよ!!」
「何が悪い!? 観光収入が増えて、女学生たちも町の為に張り切っとるんだ。ワシの姪っ子などそりゃもうブルンブルンと……」
「……とにかく私は世話役たちを説得に行きます!! あんな猥褻な祭り、町の恥ですからね!!」
「待て助役!! 待……クソ、あの馬鹿が!! おいおまえ、すぐ駐在に電話して助役を逮捕するよう言え!! 収賄でも飲酒運転でもいいから、とにかく乳振り神楽が終わるまでブタ箱に入れとくんだ……」
おわり 助役「乳振り神楽なんて猥褻な祭りはやめ、今後は尻振り神楽にします。無論ノーパン生尻です」(キリッ) ◆
……櫓の上でひしめき合う少女たちの尻は、やがて呪文めいた囃子に合わせ揺れ始める。
それは次第に激しくなる太鼓の音と重なりながらしっとり汗ばみ、いつしか憑かれたような正確さで激しく左右に振られていった。
「……お、おお……」
観客の間から洩れる感に堪えない呻き。神聖であると同時に恐ろしく淫らな光景だった。恥ずかしげもなく突き出される尻の間からはときおりまだ初々しい窪みがちらりちらりと覗く。
まさに豊穣の具現たる乙女たちの尻に欲望を覚えることは何ら恥ずべきことではない。しかしこの祭事の最高潮『重ね尻』を待ちわびる観衆たちは、惜しみない歓声を少女たちに掛け続けた。
果たして若干の練習不足は否めない彼女たち今年の三年生は、一体いかなる『重ね尻』を神々に奉納するだろうか……
とかどうですか助役?
ちょっとずつスレも盛り上がっているようなので、私も投下します。
先週、今日明日には投下とかどの口が言っていたんでしょうね……
ちなみにタイトルですが「緒志摩姫子」とさせていただきます。
厨二臭いのは無視してください。 実際、払いのけるなり立ちあがるなり有効な選択肢はあったのだろうが、人間咄嗟に思った通りの行動が出来るとは限らない。
だから、里美と二人で池に落ちるという事態に陥ったのも致し方ないことだったのだろう。
「大丈夫ー?」
「最悪……」
「うわーびしょびしょ……」
水の浅い部分に落ちたため大事には至らなかったが、倒れこむような形になってしまったため、全身すっかり水浸しとなってしまった。
重くなった服を引きずりながら這い出たものの、これでは楽しむものも楽しめない。
「あいややや、ホントにすっかり濡れたなぁ」
あずさもこちらへ戻ってきた。
「けんど、涼しいがや?」
「そういう問題じゃないわよ……」
「里美……千夏ちゃんにも着替えはあるよね。私がとってこようか」
「いや、そんな悪いよ。自分で戻ればいいだけの話だし」
「そうそう、有希ちゃんにそこまで迷惑かけられないって」
そんな問答に、あずさがはいはい、と手を挙げた。
「千夏ちゃんも暇なんだろ? だったらここで服干して乾くまで待ってでもいいんでねぇが?」
えー、と抵抗する様を取り繕ってはみた――実際抵抗はある――ものの、
確かに濡れた服は気持ち悪くてさっさと脱いでしまいたかったし、今のところ人が来る様子もない。
「この日差しだし、ちょろっとでも干しとげばだいぶマシさなると思うよ」
「……里美ちゃんは、どうする?」
「んーと、まぁ、このままだと風引くかもしれないし、そうさせてもらおうかと思うけど」
そう言われてしまうと、抵抗するよりは言われた通りにする方が楽なのが日本人だ。
旅の恥はかき捨て、ということにして千夏も提案に従うことにした。
とは言ってもさぁ脱げと――しかも野外で――言われるとやはり抵抗が残る。
女同士なのでそれほど恥ずかしがることはないのだが、実際にTシャツに手をかけると次の行動がとれない。
そうやってモジモジする千夏を尻目に、里美はあっという間にワンピースを脱いで下着姿になった。
上下とも白である。色はともかくデザインが――千夏の主観からして――普通、というか今時なのは少し意外だった。
こういう田舎だから、もっと古臭いようなガラものか若干大きめの野暮ったいパンツを履いているようなイメージがあったので、
若干の驚きと同時に、勝手な偏見が申し訳なくなった。 いつまでも里美だけ下着姿にしておくわけにもいかないので、千夏も腹を決めてさっさとTシャツと半ズボンを脱いだ。
色は上が白で下はライトグレーだ。
「うわー、千夏ちゃん細くてうらやましいなぁ……」
「そ、そう?」
「まぁ里美と比べれば当然だべ」
「あずさちゃんひどいっ!」
さすがに里美も少し本気で不快を露にする。
実際、里美の体系がが痩せ型でないことは確かだが、前にも描写したように決して太ってはいないし、
ふくよかがせいぜいといった具合だ。
(それに胸とか私よりあるみたいだし……)
ブラジャー越しでははっきりとしたサイズは分からないが、おそらくCはあるのではないか。
それに対して千夏のは前回測った時は7……
「ね、どうせ濡れちゃってるんだし、水遊びでもしようよ」
里美が足で水面を蹴りとばしながら、千夏に言った。
「んだ。千夏も来いって。はっこくて気持いいべ」
「えっと、どうしよっかな……」
「いいんじゃない、このさい」
そう言って有希もいそいそと上着を脱ぎだした。
水色の水玉だった。顔や腕の日焼けと胴体の白いコントラストが健康的な色気を演出する。
「遠慮しとくんじゃないっけ」
「だってオイだけ見物ってのもつまらないし」
下は昨日同様にホットパンツだったので、有希はそのまま滑り降りるように池に飛び込んだ。
水しぶきが顔まで飛び、千夏も慌てて後を追いかけた。
緒志摩池は岸の辺りは脛のあたりまでの深さしかないが、中心近くまで進むと進むと膝丈ほどになる。
水の抵抗を感じながらザブザブと進んでいくと、あずさが里美に水をかけて弄んでいた。
「助けてー」
「ホラ千夏ちゃん、援護してあげなきゃ」
あずさは両手で他の三人に水をかけながら近づいてきたが、逆に今度は三人が蹴りあげた水しぶきに追われる。
馬鹿みたいな笑い声が周辺に響く。こんな風に遊んだのはいつぶりだろうと千夏は思った。
いや、それ以前にこんな笑い声をあげたことすら随分無かったように思えてくる。
学校で笑顔を見せることは常々だが、何と形容したものか、作り笑いを除いても、どこか理屈っぽい笑い声しか
たててこなかったような気がした。
ぼんやりそんなことを思っていると、脇に周りこんできたあずさが隙ありとばかりに水を浴びせてきた。
「ちょっとー」
「ボケラっとしてっさげそーなるんだ」
あずさが千夏の反撃から逃れていくうちに、有希と里美も標的になる。
もう敵も味方もあったものではない。
あずさは服のままずぶぬれになっていたが、もう慣れてしまったのか脱ぐつもりはないようだった。
濡れて肌に張り付いたTシャツからバストの形が浮かび上がる。――それほど大きくはなさそうだった――
あずさの健康的な太ももは水を掻きわけてグイグイと身体を引っぱる。
比較的日焼けの少ない里美の、ショーツから伸びた白い足を大きく広げてはしゃぎまわる様は、
どことなくお嬢様的な雰囲気とのギャップと相まってエロチックだ。びしょぬれになったショーツからはお尻のラインが
はっきりと見て取れる。
そういえば自分も同じ格好なんだな、と思い出したように考える。
思えば、野外で下着姿になっているというにも関わらず、脱いでしまって以降はほとんど羞恥心のようなものを
感じていないのに気付いた。
理由ならば思いつく。周囲には自分達以外には誰もいないし、周りのみんなは同世代だし、皆格好は似たり寄ったりで、
それに濡れた服を乾かしているという大義名分だってある。ただ、そんなことで羞恥心など消えてしまうものだろうか。
少し疲れたと言って岸辺に腰掛け、皆を見、もし彼女達が下着まで脱いだ全裸になっていたとしても、今の千夏には
それがエッチな光景だとは感じても、いやらしいとか恥ずかしいものだとは言えない気がした。
そのまま後ろに倒れて、草を背中に横になる。さっきのように虫がでるやもという気もしたが、今はさほど怖いとは思わなかった。
間近で立ち上る草いきれが全身を覆う。じっとりと暑いが、間をおいて身体の水滴をなぜる風が心地いい。
肌に触れる草が背中や太ももを擽るのもなんだか悪くない気持ちだ。唯一、水を吸って重くなった下着だけが不快だった。
あー失敗したな、などとぼんやり思ってみたが、今はそれをあれこれと悔やむ気にはならなかった。
ただ、これを脱いでしまえば確実にせいせいした気持ちになれるだろうということだけは確かだと感じた。
干した服に手を触れて見ると、すっかりとまではいかなくとも、驚くほど乾いている。
千夏と里美は身体を陰干しした後に、有希のハンカチを借りて身体を拭い(下着は濡れたままにするより他の仕方なかった)、服を着た。
やはりきちんと衣類を身につけているという安堵感はあったが、同時にわずかだが閉塞感のようなものも感じられた。
大して布の多い服でもないというのに。
「なー、ウチ全部濡れちゃったんだけど」
全身から水を滴らせてあずさが呟く。
「乾くまで待ってて……とか」
「無理」
ホットパンツを絞りながら、有希が一蹴する。(ショーツは上と同じ水玉だった)
「裸で帰ればいいよ。ホラ、来る時そう言ってたじゃない」
「えー殺生だし」
正午をまわる頃、四人は参道を戻っていた。
「楽しっけの」
「でも疲れちゃった」
「そんなんじゃ駄目だよ、明日は無い気力振り絞らないといけないんだから」
そんな会話をしながら四人が帰路を辿り、ちょうど緒志摩神社の側まで来た時だった。
「ね、なんか聞こえない?」
「何かって何」
「……これヒナの声でねぇか?」 今回は以上。
中二が水遊びとかねーよw
とか思って書いたせいで残念な出来に。
リアルが多忙になってきたので執筆は尚更滞ると思いますが
どうにか冬になるまでには終わらせるつもりで頑張ります。 GJでした!
こういう健康的でエロチックな流れは好きです。
こんな感じで本番まで焦らずやって下さい。 >>157
そうなんです!
クラッシュしなければマストなんですよ! 同性の友人同士だと互いのおバカさの相乗効果で超バカワールドが形生されるから
何才でもハダカで水浴びあると思います つか【女子中学生、裸で泳いで補導】という釣りネタ思い出した
みんな気をつけろ!!
あまり進んではいませんが、きりのいいところまで書いたし
前の投下から一カ月近く経ってしまったので、いいかげん投下します。
千夏もよくよく耳を澄まして聞いてみると、確かにそれは先ほど聞いた樋菜子の声に間違いないようだった。
(同時に、ほんの少ししか聞いたことの無いはずの彼女の声をあっさり聴き分けられたことに少し驚いた)
しかし、その声質は先ほどとはうって変わって、か細く、頼りなさ気な調子だった。
そして、樋菜子の声を遮るように別の声が響く。これはこちらにもはっきりと聞こえた。
自分達と同年代の男の声だ。
「あれって――」
「シッ!」
誰の声、と聞こうとした千夏を有希が遮る。直後に少年は捨て台詞を吐き、神社を飛び出していった。
階段の脇に隠れていた四人が顔を出すと、彼の走っていく後姿が見えた。
「あれって……野球のユニフォーム?」
「ああ、やっぱりか」
有希が額に手をやった。千夏以外の三人は分かっている様子で、あずさと里美は少年の姿が見えなくなると
すぐに樋菜子のもとへと駆け出した。千夏がそれに続くべきか迷っていると、有希がそれを引き止めた。
「今行ったら、多分居心地悪くなると思うし。やめとけ」
「……ね、さっきの男の子って」
「彼氏。ヒナの」 「ヒナ!」
「樋菜子ちゃん!」
「あ……」
向かってくるあずさと里美を見て、樋菜子がバツの悪そうな顔をする。
「あれ俊也だよな……」
「……うん」
「もしかして、ケンカとかしちゃった?」
「ケンカっていうか……」
樋菜子は視線を落し、何か思案している様子だった。
「大丈夫?」
「う、ん……ちょっとね。でも大したことじゃないから」
「それは絶対「大したことじゃない」って顔じゃねえけど」
「……」
「なぁヒナ……!」
あずさが樋菜子に詰め寄ろうとし、里美が制止する。
「あずさちゃん」
「けんど! ヒナがそんな顔してるのに、ウチ黙ってられねぇよ」
視線を逸らしていても無視できないような視線をあずさが送り、
里美も控えめながらに、「頼ってほしい」という顔をする。
とうとう樋菜子が「わかった、わかった」という素振りで、出来るだけ軽い調子を装いながら
話始めた。
「俊也、私に裸参り出るの止めろって言ってきたの。
でも、今さら止めるなんて言えないし。だから無理って言ったの。それだけ」
「それだけって……」
「だからそんな深刻にならなくっても――」
「バカ! そんなの軽く流せるわけねぇだろが!」
「そうだよ! それじゃ樋菜子ちゃんと俊也君、終わっちゃうかもしれないじゃない!」
「そんな簡単に終わったりなんか……それに、私が出ないわけにいかないの分かってるでしょ?」
「ねぇ有希ちゃん。どうして樋菜子ちゃん、あんなにムキになってるの?」
「ヒナは祭事を取り行う神社の神主の子だからね。出ないわけにはって感じ。
それに、去年は体調崩しちゃって出られなかったから……あの時、オイ達にすごく申し訳なさそうな顔してたもん」
「そうなんだ……」
樋菜子は問題無い、あいつのことは気にしなくて良いの一点張りでどうにか凌ごうとしたが、あずさと里美は引き下がらない。
「ヒナだって俊也以外の人に見られたくないだろ?」
「……」
「ね? だったら無理してでなくってもいいじゃない。中止になったらなったで、まぁ、助かるし」
「んだよ、恥ずかしいさげ……」
嘘。言ってたじゃない、皆勤賞になるって。
三人の様子を窺っているうちに、千夏はなぜかどうにもやりきれないような気持になってきていた。
嫌な気持ちだ。ちょうど、授業で答えが分かっているはずなのに、あと一歩確信が持てずに手をあげられないような
じれったい感じ。
「……やっぱりいいわ。私のせいで中止になんかできない。お父さんも困るだろうし、俊也だってきっと分かってくれると思うし……」
「ダメだよ」
千夏が発した一言で皆の視線が一気に集中したが、構わなかった。
このまま黙って見過ごす方が確実に後悔すると思ったからだった。
階段をのぼって、三人の傍までズンズンと歩いていく。 「樋菜子ちゃん、私よくわかんないけど、でも樋菜子ちゃんは出ちゃダメだって思う。
私が樋菜子ちゃんと同じ立場だったら、好きな人以外の男の人にハダカ見られるなんて死んでもイヤ。
それに、彼氏だって我慢できないだろうし」
そう言ってしっかりと樋菜子の瞳を見据える。
最初に見た時の大人びた雰囲気は消え失せ、なんとかしてその場をしのごうと焦っている少女の内心が、
はっきりと感じられた。
「ね、無理しなくたっていいよ」
「……でも、私が出ないと中止に……」
樋菜子が何より気にしているのはその点のようだった。
あくまで恋愛より全体を優先して考えようとするあたりに、精神的な年長者の片鱗がいくらかうかがえる。
「なら樋菜子ちゃんの代わりに出る人がいればいいんだよね」
「だけんど、今年はもう出てくれそうな子はいねぇと思うんだ」
あずさが口を挟む。千夏は一瞬考えると、後ろから付いてきた有希の方を振り返った。
「六人いればいいんだよね」
「うん」
「村の人じゃなくてもいいんだよね」
「う、ん……?」
どういうことか考えた皆が、度肝を抜かれたような顔つきになると同時に、千夏はハッキリと言った。
「私が樋菜子ちゃんの代わりに裸参りに出る」
今回は以上。
冬どころか年内に終わらせる自信が無くなった…… 樋菜子もいちぬけた〜と恩人だけに恥をかかたりせず、
人目のないリハーサル等では自分も全裸を晒すぐらいの男気(?)をみせてほしいところw 「緒志摩姫子」で緒志摩神社建立の設定が
>>102と>>135で矛盾しているのに今更気付いたorz
以降は>>135の設定でお願いします 遊び疲れていたため気分は夕方にでもなったようだったが、時計は正午になったくらいだった。
おかげで村の人に事情を話す時間は十分に取ることが出来た。
千夏が顔を出すと、村長も役員の人もずいぶんおおげさに彼女を歓迎した。
千夏が裸参りの事を切り出すと、樋菜子ちゃんから話は聞いているから、の一言で終わってしまい、
後は「他所様なのに、すまねぇなぁ」と何度も謝罪を受けてそのまま帰された。
樋菜子と話したときはどんな様子だったのだろう、と千夏は考える。
樋菜子に対して千夏は、役場へ一緒に行こうと言ったが、それでは周りからの視線が痛いから勘弁して、
と一人で先に行ってしまったのだった。
役員の人達の済まなそうな顔を思い浮かべると、樋菜子がどんなことを言われたかはおおよそ想像がつく。
いくら千夏の方から言い出したとはいえ、形としては樋菜子が千夏に厄介事を押し付けるような具合になってしまっているのだ。
「やっぱ落ち込んでるかな、樋菜子ちゃん」
そう考えてはみたものの、あのまま樋菜子が裸参りに参加していれば、今以上に面白くない結果となるのは明らかだろう。
少なくともそうなるよりはマシな選択をした、と思い込むことにした。
そう思わなければ明日は乗り切れないだろう、とも思った。
夜、民宿の風呂に入ろうと服を脱いでしまって、ふと気付いた。
(明日は、この格好で人前に出るんだ……)
脱衣所にある鏡へ、千夏は吸い寄せられるようにフラフラと近づいていった。
首の上から眺めるのでは、どうにもイメージが湧かなかった。
鏡の中に現れる何も着ていない同性の身体。その身体が自分の顔をしているのを見ると、何とも言えない気持ちになる。
千夏の身体は、同性代の平均からしても、かなり細かった。
華奢ではあるが、貧相ではない。いつだったか友人から「マッチ棒みたいな足」と評されたが、
それが褒められているのか貶されているのかは杳として知れなかった。
もっと細かな部分に目をやってみる。その時には、より人目を惹くだろう部分。
(胸……無い)
手で触れて見ても、少しばかりの膨らみがあるばかり。
足やお腹に脂肪がつかないのは助かるが、どうして必要な場所にまでついてくれないのか。
(男の人は、どんな風に思うんだろう……やっぱり、馬鹿にされちゃう、かな……)
どうなるか分かっているくせに、そのまま飛び跳ねてみる。
鏡に映った虚しい結果といい、そうやって試みた女の無様さといい、自分が嫌になった。
胸のことを忘れようとして、今度は後姿を映して見る。
長い髪がフワリと舞って白い背中に収まると、自分でも思ってもみなかったような色香を感じ、心臓が跳びはねた。
そのまま視線を降ろしていくと、可愛らしいお尻に辿りつく。
他の部位同様、無駄な脂肪の無いヒップはキュっと引き締まっており、
愛らしい印象の反面、胴体から続く女のラインをしっかりと魅せていた。
思わず、少しだけ足をクロスさせ、ポーズのようなものをとってみる。
直後に恥ずかしくなって、慌ててそのまま風呂へと駆け込んだ。
最も肝心な部分が気がかりだったが、そこを見られる様子を想像すると悶絶してしまいそうだったので、
千夏は出来るだけそこを意識しないようにして、風呂に入った。 夜中の十二時半過ぎ。扉を叩く音がして、有希は布団から這い出る。
眠ってはいなかった。
「来ると思った」
「うん……」
有希は布団の上に座り、向かい側をポンポンと叩いて千夏にも腰を下ろすよう促した。
言うとおりにぺたんと座ると、当然有希と真正面から向き合う形になる。
どうにも顔をあわせ辛く、視線が泳いでしまう。
有希はそれをどうということなく、適当に千夏の方を見ながらボソリと言った。
「やっぱり、出る気?」
「うん」
視線は泳いだままだったが、返事だけはしっかりとする。
「お父さん、反対したでしょ?」
「まぁ、そりゃあね……」
父は結局、その筋の者としての自身を裏切れなかった。
聞いてすぐは、部外者としての立場や年頃の女としての慎みといった点から
どうにか娘を思いとどまらせようとしたが、長年伝統文化の保存を主張してきた人間が
そんな一瞬で変われるわけもなかったのだ。
お父さんだって、ここまで来て見れませんでした、じゃあ困るでしょ?
と言われた父は、苦虫をかみつぶしたような顔で頷くより他に無かった。
「良識ある親で良かったよ。あっさり許しちゃうようじゃ問題アリだし」
「……そうまでして出たいの……?」
有希の視線が次第にしっかりと千夏の目を見始めた。 「……ハダカ、に……なるんだよ……?」
「……うん」
「外で……全部脱いで……パンツも脱がなきゃいけないんだよ……?」
「……うん」
「男の人も来るんだよ……みんな見られちゃうんだよ……?」
「有希ちゃん。それは有希ちゃんだって同じでしょ」
静かに言い返すと有希は少しのあいだ黙って、そして続けた。
「昨日も言ったけど、オイたちは小さい頃からまわりがやってるところを見てきたし、
女の子は裸参りをするものだって、それが普通ってなかで暮らしてるから構わないんだけど……
そういうなかに千夏ちゃん一人放り込まれて、すごく心配っていうか……」
「じゃあ、あのまま樋菜子ちゃんが出た方が良かったって思う?」
有希は瞳を閉じ、眉間に皺を寄せたが、すぐに頭を振った。
「ダメ。やっぱりヒナは出させられない」
「でしょ? 私だってそう思ったくらいだもん。少なくとも樋菜子ちゃんが出て、
彼との仲終わりにするくらいだったら、私がやるよ。そっちのほうが、まだ後味は悪くなさそうだし」
「比較の話?」
千夏としても、裸になるということを全面的に受け入れられたわけではない。
それでもこう言いきれたのは、樋菜子と相手との「恋愛」という概念だけが
千夏にも素直に受け入れられるものだったからだ。だからこそ、守ってあげたい。
「ごめんね……やっぱりまだ、納得みたいにはいかないっていうか……」
「ううん、それが普通だって。だからこそオイも周りも無理スンナって言ってるわけだし」
「でも……もう決めたことだし。うん。私はやるよ。
「樋菜子ちゃんと彼氏のために、この千夏様が一肌脱いであげるのじゃ」
「一肌っていうか、全部だけどね」
有希がそう返すと二人はお互いの顔を見合わせて吹き出し、それから場の雰囲気も幾分和やかになった。
けなげな千夏ちゃんにうんと恥かしい思いをしてほしいけど
儀式が終わった後にまた出たいと思うようなステキなご褒美イベントが待ってあげててもほしいハァハァ 「ね、初めて出た時ってどんな気持ちだったの? 不安だった?」
千夏の質問に、有希は傍のぬいぐるみを抱きよせながら、んーと考える。
「不安、ではあったなぁ、やっぱり。でも、そんげではなかったかも」
「だったら、どう思ってたの?」
「……期待、してたかも。けっこう」
「それって……どんな……?」
若干引いたような顔の千夏を見ると、有希は若干ニヤニヤして続けた。
「千夏ちゃん。昨日、オイこの祭りのこと『嫌ではない』って言ったけんど、ホント言うとオイ、この祭りけっこう好きなんだ」
「な、なんで……?」
「……女の子のハダカ見れるから」
その一言に千夏が思い切り青ざめたのを見ると、有希は布団に転がって腹から笑い転げた。
「ヤッダー、どんな意味だと思ってんだべ」
「意味って……じゃ、じゃあどうだっていうのっ!」
からかわれたことに気付いた千夏が怒ると、有希はそれほど悪びれた様子は無く続けた。
「オイが初めて裸参りを見た時――見た時ね。確か小四だったと思うんだけど――に、オイによくしてくれた近所のお姉ちゃんが出てたんだ。
オイはおばあちゃん――二年前に死んじゃった――に連れられて、緒志摩池のほうで待ってて。それでしばらくして、なんか誰かが大きな声だしてるなって思ったら
周りも騒がしくなって、おばあちゃんが「ホラ来たよ」って指差したほうから来たんだ。スッポンポンのお姉ちゃんたちが。
「もう、なんていうか、衝撃? もちろんやってることは知ってたけんど、見ると聞くじゃ全然ちげくって。
普段はセーラー服着てすましてるお姉ちゃん達が、ホントに、おっぱいもチンチンも見えちゃってて……
すごくエッチだって恥ずかしぐなって、それから裸の人がみんなギャ−ギャ−騒ぎながら走るからウルセって思って……
「けんど、禊をして柏手を打つ時にフッと静かになって……
「それが終わって池からあがってくるお姉ちゃんを見た時、胸が、こう、ドキッてして、それからムズムズして、思ったの。
『すごくキレイ』って。
「スッポンポンのフルチンで、大切なところみんな見せちゃってるのに、ただ無性に「キレイだな」って。
そのお姉ちゃんだけじゃねぐって、普段あんまり可愛いって思わない人まで、なんかキラキラしてる感じがしたの。
「それを見てから、禊の時以外も違って見えて……顔真っ赤にして頑張ってるところとか、恥ずかしがってチンチン隠してる姿とか、
名前呼ばれてわざとはしゃいでみせたりとか……みんな魅かれる、可愛いっていっちゃっていいがの?
とにかく、全部が受け入れてもいいように思えたの。『こんな風に見てもらえるなら、ハダカになってもいいって』、けっこう本気で」
GJ!!
有希ちゃんの『オイ』という言葉に激しく萌えるのよw レズじゃないけど「裸祭りでの女の子のハダカを見るのが好き」な女の子ってなかなかいい設定だなGJ G.J!
続きも期待してます。
無理せずゆっくりでも良いんでがんばって下さい! エロとか抜きで純粋に「一つの生命」として裸を見る事もできる…
何か深い萌えを感じるのは気のせいでしょうか? 衣食足りて礼節を知るのと同じく、
ハダカも性的好奇心がおなかいっぱいになるくらい見てからじゃないと美しさにたどり着けないんザマス(キリッ >>199
そう言う点ではヌーディストと言うのは一つの「境地」に達した人の事を言うのか…
何か神聖な気がする 「神聖な儀式だからちゃんと見なきゃ」
「ちっともいやらしくないんだ。慣わしだからね」
と開き直って視姦する雰囲気が好きだ。
ヌード写真を見てもいやらしいと思わない感覚ならば、千夏としても分からなくはない。
けれども、話に聞く裸参りの状況で、それも裸になる側としてそんな気持ちでいられるとは正直考えにくかった。
「それで、出た時は……最初に社務所から出るまでが一番緊張して――ホラ、注射とか刺される痛さより前の不安とか緊張の方が大きいっちゃや?――
で、先輩にくっついて飛び出して……最初は、うわーやっちゃったーって感じで、でも意外と頭は冷えてて、だから自分がどんな状況になってるのか
見えてくると、もうとにかく恥ずかしくて。胸とチンチン隠しながら、こう、縮こまって」
実演してみせる有希の姿は少々滑稽だったが、明日には自分が似たような具合になっていると考えるとどうにも笑えない。
「けんど、しばらくするとこれが意外と慣れてくるんだべ。少なくとも一人じゃねえし、
真っ暗な中で走ってるからそんなにじっくりと見られてるわけでもないし……それに、隠しながらだと動き辛いからの」
「そんな簡単にいくものかな?」
「ま、オイは比較的あっさりいったほうだったとは思うかの……そんで、池について、禊をして……
そうなると、なんかこう心も体も引き締まって……お風呂とは違うけど、綺麗になった気がするんだべ。
周りを見ると、さっきまで一緒に騒いでたみんなもなんか違って見えて。初めてお姉ちゃん方を見たときとは違かったけど、
それでもやっぱりいつも見てるみんなじゃないっていうか。オイも今、そういう風に見えてるのかなって思ったら、
なんか誇らしいっていうか。いやらしい意味でねぐ、もっと見てもらいたい、って思った……
「なんかゴメンな。上手く言えねぐって」
「ううん、全然いいよ。今のうちに、ちょっとでもイメージ掴んでおきたいし」
千夏がそう言うと、有希は「イメージなぁ」と首をひねる。
「想像してってのはあんまり意味無いかもしれねぇな、千夏ちゃんは特に。オイも、去年やるまで何べんも想像してみたけんど、
結局、本当にハダカさなってみた時の感覚なんて分かんねっけもん」
そう言いながら、有希は立ち上がると、昨晩と同様本棚から裸参りの写真を取り出して見せた。
一度は見たものだが、それでも改めて見ればドキッとするし、自分もこんな風に見られるのかと思うと、どうにかなってしまいそうだった。
「オイが初めて見たのは小四の時……つまりこん時なんだべ」
「あ、そういえばそうだね」
「ホレ、写真だけ見っても、別にオイが言ったみたいなキレイさとか伝わんねぇべ?」
確かに、写っている少女達は相変わらず楽しげに見えるが、有希の言ったようなキレイさというものは感じられなかった。
「その、さっき言ってたお姉ちゃんって、写ってる?」
「いんや、これには写ってねぇんだ。でも、その方が良かったと思うよ。写真で見ると興ざめかもしんねし。それに、あれは忘れられないと思うし……」
それからしばらくして、千夏は客室に戻ったが、頭の中は裸参りのことでいっぱいだった。
しかし、裸参りのことといっても、千夏がより意識していたのは、自分が裸にならねばならないことよりも、有希の言っていた「お姉ちゃん」のことだった。
進んで裸参りに出たい、だなんて有希に思わせるほど、その人は綺麗だったのだろうか。そんな姿をなんども考えていると、だんだんその裸の女性が自分に見えてきて
千夏は布団の中で何度も悶絶しながら、とうとう次の日を迎えた。
朝からあまり人と会う気がしなかったので、食事を自分の部屋でとれるのはありがたかった。
目が覚めてから――いちおう睡眠はとれた――ずっと気が落ち着かなかったし、落ち着かないどころか妙な興奮すら覚えてしまいそうだった。
良質な朝食を終えて満腹になると、少しは気分も落ち着いたが、何をすればいいのか見当もつかなかったので、部屋でぼうっとしていると、「スイマセーン」と
襖の向こうから声がし、女将が顔を出した。
「飯島さん、裸参りに出るってことですけど……」
「え? は、はい」
「じゃあ、下の方の処理とか大丈夫ですか? 自分で出来ます?」
意図が分からずキョトンとすると、女将は「あの娘っ」と言って部屋を後にし、二、三何か怒鳴って有希を引っぱってきた。
「ちゃんと飯島さんさ、伝えとかねばダメだろがっ」
「ごめんなさい……」
「? 有希ちゃん、何」
「あのね、裸参りに出る子は……剃るの。下の毛」
聞いてすぐに感じたことは“なんで”だった。
ただでさえ人前で全裸を晒さねばならないのに、どうしてそんなことまでしなくてはならないのか。
裸になることや、その格好で人前に出なくてはいけないことは知った上での参加だったので
それなりに覚悟は出来ていたが、今さら伝えられた新しい事実へは打たれ弱かった。
「何それ、私聞いてないよ」
「ごめん、言い忘れてたの……」
「……なんで、剃らなきゃいけないの……?」
「えっと、確か前に聞いたんだけど……お母さん、分かる?」
うーん、と首を捻る女将を見て、千夏は少なからず苛立った。
仮にも人に恥ずかしい所業を求めるというのに、そんな適当なことでいいのか。
「それって、絶対に剃らなきゃいけないの?」
「いんや、絶対ってわけでもないみたいなんだけど……でも、出る子はみんな剃ってるし」
「そうそう。生やしたまんまだと、たぶん目立ってしまいますよ?」
目立つ、の一言で千夏の心はなお混乱した。
剃毛という行為を受け、無毛の股間を露わにするか。
それとも、素のままの状態で周囲の注目を惹くか……
「……分かりました。剃ります」
「うん、その方がいいよ」
「でも、私自分で剃ったこと無いんだけど」
「それなら私がやりますよ。ウチの子のもこれから剃るところでしたし」
千夏自身気は進まなかったが、慣れない手で自身の最も敏感な部分に剃刀を当てるよりは
経験者にやってもらうほうがいいだろうと諦めた。
先に有希が済ませることになり、親子は風呂場へ向かい、再び千夏は部屋に一人残された。
(これから女将さんの前で足を開いて、アソコの毛を剃られるんだ)
実際に今剃毛を受けている有希の姿を想像すると、恥ずかしいというか、なんとも言い難い後ろめたさのようなものがあった。
有希と女将さんは親子なのだ。もしこれから千夏に剃毛を施すのが母親だとしたらどんな気持ちだろう。
そのうちに千夏の意識は剃毛という行為そのものに移っていく。
湧き毛やすね毛の脱毛は経験があるが、陰毛の手入れを行ったことは一度もない。
以前にすね毛を剃った時は数日後にどうしようもないほどの痒みが襲ってきて非常に難儀だった。
あの痒みを性器に受けると思うと、全身が重くなったように感じた。
気を紛らわそうとテレビを付けても集中できず、少ないチャンネルを何周もしたのち、高校野球の中継を流したままぼうっと横になった。
そうしておよそ二十分ほどの後、有希が再び顔出す。千夏の番だ。
今年は以上。
結局来年まで持ち越しで、いろいろ申し訳ないです……
しかし>>170で「死なないように」って言われて「死なねーよw」とか思ってたら
ホントに入院挟んだんだぜ うp乙です。
変なフラグ立てちゃったみたいで申し訳無いですw 剃毛!! 剃毛!! 剃毛!! ロリ剃毛イイ!!
新年も頑張ってください!!
ケツ毛剃るときにはまんぐり返しにならざるを得ないよなハァハァ
「こ、こんなとこまで剃らなくても…」
「オイは姉ちゃん達の綺麗なケツ穴見たときも感動したべ。自分も見られるために綺麗にしておきたいと思ってるべさ」
(そんなとこまで見られちゃうって、ただ走るだけじゃなかったの…?」
実はコースには竹の格子でできた4mの柵が設置されており、
娘たちが全裸のままよじのぼって乗り越えることで豊作が祈願されるのだが
当然観客にはがに股でよじ登る娘たちの肛門まではっきり丸見えになってしまうのだ
だが本番のその時まで千夏がそれを知らされることはない
という妄想をしてしまいました >>209俺も保守妄想
◆
「……今晩も雅人兄ちゃといやらしか事するんじゃろが!?」
坊主頭の少年は、鋭い詰問とともに棒でビシリと藍の太腿を打つ。
『嫁つつき』なる神事の為、夫となる雅人の郷里を訪ねた都会育ちの藍は今、雅人の実家で小学生たちによって衣服の殆どを毟り取られていた。
彼らに大人しく従い、恙無く儀式を終えなければ結婚出来ない、という古めかしい奇習を笑っていたのも束の間だ。
いつの間にか姿を消した雅人とその両親が教えてくれなかった『嫁つつき』の作法。それは藍の想像を遥かに凌ぐ手荒いものだった。
「……まぁた派手な下着だや、それも脱ぎんさい!!」
「は、はい……」
甲高い女子児童の声が命じるまま藍は泣く泣く最後の一枚に手をかける。この広い屋敷に集められた彼らはこの村の僅かな小学生全員らしい。朴訥そうな風貌とは裏腹に威圧感のある声は儀式の緊張によるものだろうか。
「あははは、おしりだ、おしりだ」
素直に下着を脱ぎ、再びきちんと正座した藍の背後で一番幼い男の子が無邪気に囃したて、彼女はたまらない羞恥に涙を堪えた。なんとかこの慣わしに耐え抜かなければ、雅人の妻として認められないのだ。
「よぉし、さっぎ教えた通りにもういっぺん言うてみい」
「……嫁としてしっかり雅人さんに仕ぇます。どうか宜しぐお願い致します……」
意地悪い笑みを浮かべ自分を見下ろす子供たちに深々と頭を下げ、藍子はこの地方の訛りを懸命に真似ながら誓う。だがそのとき、全く無防備だった肛門に硬い衝撃が走った。
「ひいいいいっ!?」
屈辱的な土下座の姿勢をとった瞬間、先ほどの小さな男児が僅かに浮いた尻の間めがけて、手にした棒で狙いすました突きを放ったのだ。痺れるような苦痛に飛び上がった藍は、慎みも忘れてはしたなく身を捩った。
「い、痛い……」
「……婆ちゃの若い頃は荒縄で吊して、三日三晩責め抜いたちゅう話だで。こんくらいで泣く嫁はまずあかん」
悶絶する藍をニヤニヤ見下ろし、子供たちの棒はグリグリと容赦なく全身を苛む。年長の男児は明らかに性的興奮を覚えているらしく、呻き続ける藍の裸身に罵声と辱めを浴びせ続けた。
女児たちもまた興味深げに藍の濃い恥毛を棒の先端で探り回し、きゃあきゃあと高い嬌声を上げている。
「……毛深いメンコじゃねぇ。サチ、あんたもこんくらい生えてんじゃねぇ!?」
「ア、アホがぁ!! ウチはこんげモジャモジャじゃね!!」
……頬を紅潮させた子供たちの狼藉は、やがて藍の身体がぐっしょりと汗に濡れ始めても終わる気配がなかった……
御志摩待ちの保守妄想終わり
方言はデタラメね
昨日、一昨日と入った脱衣所に足を踏み入れると、風呂場の磨りガラスの扉の向こうに女将の姿が透けて見える。
空間的に区切られているとはいえ、これほど近くで服を脱ぐのはどうにも気恥ずかしいものがあった。
自分の姿も向こうから見えていることは明らかなので、見えない視線が――女将が何も言ってこないぶん、尚更――気になってしまう。
そうはいっても黙っているわけにはいかないので、ゴソゴソと服を脱ぎだすが、衣ずれの音が狭い空間に響きで意識は高まっていく。
この程度で参っているようではこれからのことなど到底こなせないでしょう、などと自分に言い聞かせて服を脱いでいく。
下着姿になったところで順番的にブラジャーのホックに手をかけたが、そこではたと気づいた。
(ブラまで脱ぐ必要って……ないのかな)
確かに風呂に入るわけではないし、あくまで剃るのは下の毛だけであるとすれば上半身まで裸になる必要はない。
今晩には全裸で人前に出なくてはいけないとはいえ、自分から進んで披露する気にはなれず、千夏は、ブラをつけたままパンツを脱いだ。
その格好を鏡に映して見ると、なんだか滑稽な、それでいて妙にいやらしい感じがした。女として肝心な部分は晒しているというのに胸は覆われたまま。
目にすることで体感も強く意識してしまう。上に僅かではあれ安心感がある分、余計に下半身の心細さを感じる。
今からでも剃毛を止めてもらおうかと一瞬考えたが、理性を総動員してその考えを打ち消す。
話を聞く限りでは、剃ってもらった方が良いには違いないはずだ。有希も女将さんも決して千夏に恥をかかせようなどと思っているわけではあるまいに。
そう考えなおし、千夏は右手で股間を押さえながら反対の手で扉を開けた。
ガラガラと風呂場特有の音が響く。
「いいですか、飯島さん? じゃ、どうぞ」
千夏がいるのを分かっていただろう女将は、お待ちしておりましたという具合で微笑み、手で床を示した。
床にはブルーシートが敷かれており、尻を直接タイルに付けなくて済むようになっていた。
千夏は女将の暖かな視線がどうにも恥ずかしく、急いで扉を閉めるとすぐに左手を股間の上の右手に重ねる。
そうすると、右手に絡みついてくる陰毛が意識された。部屋を出る頃には、もうこれは無いのだ。
その時、泳いでいた視線が、ふと隅のほうに置かれた風呂場用のゴミ箱に止まった。
そこには何枚かの濡れて泡のついたティッシュがあり、その泡の中に黒くてちぢれたものが包まれている。
(有希ちゃんの……だ)
千夏にはそれが異様に生々しく、上手くは説明できないがどこか突き放されたように感じるものがあった。
「さ、ここに座って」
女将がシートを示すので、慌てて千夏はシートの上へ体育座りに座った。手は両方とも前を覆ったままだ。
シートについていた水は冷たかったが、シート自体は生温かい。ここに有希ちゃんがお尻をつけていたんだ、などと思うと妙な気持がしたので
余計なことを考えないようにする。
「じゃあ、恥ずかしいかもしれませんけど、剃りますね」 生存報告的にあげました。
最近体調を崩しがちですが、時間は十分にあるので
少しづつ書いていきたいと思います。 剃毛wktk
ケツ毛まで剃る必要があるかどうか、
まずケツ毛の有無を女将さんにじっくり確認されちゃってほすい >>1
うp乙
体調に気をつけて下さい、続きも期待してます。
蚊の泣くような声ではいと答え、主に首で返事をすると、女将は千夏に仰向けに寝転がるよう指示した。
言われた通りしながら、千夏は股間を覆う手を下の方へと持っていく。
(この格好じゃ、中まで見えちゃう………)
有希の体温の跡を背中でも感じながら、千夏は寝転ぶ。手は股間を覆ったまま、足はしっかりと閉じている。
女将が気を使って声をかけてきた。
「大丈夫ですよ、女同士ですし……」
そう言いながら女将の手が脛を掴み、身体が思わずビクッとする。
「ごめんなさいね。でも、これだと剃れませんから。ね」
生温かい女将の手は、決して強引に千夏の股を割ったりはしなかったが、確かな力が込められており、
放してくれそうにないことは明らかだった。無言のまま頷いて足の力を抜くと、女将は「じゃあ、失礼しますね」と
声をかけながら、千夏の足を左右に開いていった。彼女の秘所はまだ両手に覆われていたため、いきなり覗きこまれるということは無かったが
それでも他人の面前で下半身を露わに足を開いているという状況は、彼女にとっては耐えがたい羞恥だった。
思わず「アァ……」とかすれるような声を漏らすと、女将から「大丈夫、大丈夫」と言われ、それが逆に恥ずかしさを掻き立てる。
次に何か言われる前に手もどけてしまおうと思ったが、最後の羞恥心というか自尊心が身体を強張らせる。
動かない身体に対して血流だけが以上に走り回り、夏の蒸し暑さではない熱が全身に広がる。
女将は困ったような笑みを浮かべて、「恥ずかしくありませんから」と声をかけた。
また言われてしまった。自分が手間をとらせる女と思われているのではないかと情けなくなる。
無用な自己嫌悪のはずだ。女将だって自分の娘を剃るのとは話が違うから、千夏が恥ずかしがることを決して責めたりはしないだろう。
しかし、だからといってここでいつまでもいやいやを繰り返すのは往生際が悪いように思われた。
ここでまた女将の手で股間を露わにされるよりは、自分で決断した方がまだ良いはずだとなんとか自分に言い聞かせ、
千夏は両手をそっと引いていく。
指先の方から風呂場の湿った空気が千夏の股間を撫でていく。
完全に手が離れ、とうとう秘所が露わとなる。千夏は思わずその部分を眺め、そのまま女将の視線を確認する。
女将は特別に表情を変えることなく千夏の股間を眺め、そしてすぐににっこりとして頷いた。
「うん、これくらいならすぐに終わるわね」
そのまま女将は傍らにあったはさみを持つと、千夏の陰毛をつまみあげた。
痛みは無かったが、恥丘がクイと引っぱられる感覚に背中がゾワッとなる。
女将はその人つまみを根元より少し上で切ってしまい、同じようにしていく。
実際に始まるまでは千夏に気を使ってくれた女将だったが、一度作業に入ると、もういちいち構ってくれる雰囲気ではなかった。
何か話しながら作業が遅々と進まないよりは、さっさと終わらせてしまったほうが彼女のためと思ったのかもしれない。
千夏としてもそのほうがありがたかったが、こうして陰毛を切られるという生まれて初めての経験に、何の反応も受け付けてくれないのは
あまり嬉しくはなかった。千夏は股間をあまり見ないようにしながら、風呂場に響くヘアカットの音を聞くほかなかった。 あっというまに千夏の陰毛はきついショートになった。女将はこんなものね、と言うと後ろからシャワーを手に取り、
千夏の股間を湿らせた。心地よい暖かさのぬるま湯、どことなく落ち着いた気持ちが湧いたが、すぐに女将が剃毛用のクリームを手に取った
ことで、気持ちはすぐに冷え込んだ。
「じゃあ、クリームつけますね」
手に出した液を両手で軽くこねくりまわすと、それをそっと千夏の股間に当てる。
切ったばかりで鋭角になった陰毛と、その下にあるスリットに直に他人の指が触れる。
思わず怖気立ち、顔が引きつる。女将の指先は優しく千夏の恥丘を撫でまわし、その指使いが連想させる行為に羞恥心が悲鳴をあげる。
それが実際に快感を生む前に陰部が泡立ち、女将の手が離れ、千夏は一応ほっとする。
「じゃあ剃りますから。じっとして、動かないでくださいね」
性器にカミソリを当てられる、と考えると今さらながらゾッとした。
下腹部の辺りに、鋭くて硬いものが触れる。それに再び総毛立つが、女将は慣れた手つきでそれを下へと降ろしていく。
(あぁ……剃られてる……私のアソコ……)
直視しない分、ジョリ、ジョリ、という鈍い音が――身体を通じて――異様に強調されて聞こえる。
同様に、恥丘を撫でるカミソリの無機質な肌触りが、先ほどの指とは違う刺激を与える。
同情の欠片も無いその感覚は怖くもあり、指よりも千夏を刺激する。
その刺激が刺激以上のものとならないようなんとか気を紛らわそうとしていると、ふと女将から声をかけられた。
「ちょっと触りますね。上手く剃れませんので」
そういって再び千夏の秘所に女将の手が触れる。先ほどクリームを付けた時のように優しく触るのではなく、
ぐっと押さえるように。
「や……!」 思わず大き目の声をあげると、すぐに女将の手とカミソリが引っ込んだ。
もう顔から火が出る思いの千夏に女将は、痛かった? と不安気に尋ねる。
無言で首を横に振ると、女将は、痛かったらすぐ言ってくださいねと、今度はもっとゆっくり千夏の股間に触れる。
女将の柔らかくも押し付けてくる指と、鋭く皮膚の上を滑るカミソリの二つの刺激に、少しずつ股間がうずいているのを
感じ、千夏は焦った。
他人に自身の最も恥ずかしい部分の毛を剃られ、しかもそれで妙な気を起し始めているなどと――
(私……変態……)
自己嫌悪の気持で塞いでいるうちに、女将が、だいたいこんなものねと手を引いた。
(あ、終わった……)
女将がシャワーで残ったクリームを流し、タオルで少し粗っぽく千夏の股間を拭い、カミソリの刺激を打ち消していく。
もうタオルの当たる感覚からして異なっていた。その感触を味わっていたのはほんの数年前のはずだが、あまり思い出せない。
「はい、終わりましたよ」
体制を起こし、拭き終わった股間を恐る恐る見てみる。
「うわぁ……」
毛が生えたのは小学五年生の時だったから、つい三年前はこの状態だった。
しかし、こうして発毛した後に見てみると、それからは様々な感情が湧く。
すっかり陰毛を剃り落とされた自身の股間。
ぷっくりとした二つの丘に深いスリットが挟まれている。
それは確かにエッチであり、けれども陰毛の生えているそれが醸し出す、時としてグロテスクないやらしさはみじんもない。
それはやわらかそうで、妙に愛らしくて、すごく、可愛い。
それが自分のものだと思うと、無性に恥ずかしくて、どうにも頼りなくて、けれどもなんだか清々したような気持になる。
それと、あと、エッチだ。 「ん、剃り残しも無いみたいですね」
そう言われて、千夏は女将の目には自分が見えていない部分まで見えていることを思い出した。
慌てて両手で前を隠すと、ここへ入る時とは違う肌触りがする。
(ほんとに、ツルツルにされちゃった……)
片手で前を押さえたまま恥ずかしそうに立ち上がると、後始末をする女将に軽く礼を言い、千夏はそそくさと風呂場を後にした。
剃り終えた股間とパンツのこそばゆい感覚にもじもじしながら部屋へ戻ろうとすると、有希が声をかけてきた。
「終わった?」
「うん……」
「……ごめんなさい。私が先にちゃんと言っておけばよかったのに……」
「ううん、気にしてないよ」
「本当? 怒ってない?」
「平気だってば」
そう答えると、有希は心底ほっとしたような顔になった。
「でも、ホントになんで剃るのかな?」
「前にどっかで聞いたんだけど……今日、公民館に言った時にでも誰かさ聞いとくよ」
「アイス食べる?」と有希が尋ねたので、それに甘えてお茶の間に案内された。
有希は自分用のアイスを一本咥えながら片手のもう一本千夏に渡す。
アイスを口に入れて舐めまわすと、次第にまったりとしたバニラの味が口の中に広がり、心が落ち着いた。
「そういえば、何時くらいに始まるんだっけ」
「公民館の方に行くのは夜の九時ぐらい。その前に晴れ着に着替えるけんど、まぁ晩御飯の後になるね」
「それまでは?」
「ヒマ。青年団の人なんかは仕事あるけど」
「そっか……じゃあどうしよっかな」
「ならゲームでもしようよ。外に出ても何も無い村だし」
そう言ってテレビの脇に置いてあったゲーム機を指し示す。
「あ、うちにもあるよこれ。ソフトは?」
「うん、こんなんとか……」 そうして二人でゲームに熱中し、結局千夏は有希にこてんぱんに負かされた。
(千夏は少しは客に接待をしろと文句を言ったが、有希から友達に遠慮はいらないと返された)
けれど、そうして握りなれたコントローラーを握っていると、なんだか自宅か近所の友人の家にでもいるような気がして
なんだか妙な気分だった。
昼食を終えて部屋に戻り、千夏はなんとなく畳に寝転がる。
股間の違和感もだいぶ慣れてきた。寝転んだまま時計を見ると、あと十分ほどで午後一時になるところだった。
(あと……八時間? ううん、ほとんど半日か)
あと半日すれば、自分は外にいる。素っ裸で。
そのことに対して緊張はあったが、剃毛という行為を経た今でも現実感だけは湧かなかった。
実際、裸で外に出ると言うのはいったいどんな感じなのだろうか、と千夏は考える。
昨日池で遊んだときは濡れた下着が身体にぴっちりと張り付いていたため、身体の大部分の肌を露出していたが
裸に近い感覚とは程遠かったと思う。
やはり重要なのは、普段決して見せない部分を露出させるということ。
(ブラとパンツまで脱いで……胸とアソコを……しかも毛まで……)
部屋はうだるような暑さだった。暑い空気は上になどという空気の性質も吹っ飛んだようだった。
そんな中で窓も開けずに千夏はごろごろと畳を転がる。転がりながら悶々とした。
びっしりと汗を掻き、その多くは衣類へと吸収される。
千夏は汗かきなほうだった。
(だいぶ汗かいたな……)
服が肌に張り付く閉塞感。面白くない。
そんな気持ちで裸になることを想像すると、とてもすがすがしい姿に見えた。
「……何考えてるのよ、私」
千夏は身体を起こすと、窓を開けた。脱衣以外にだって涼しくなる方法はいくらでもあるではないか。
そのまま窓の外を見ると、男性が何人も大きい袋を持って歩いているのが見えた。
畑や田んぼに行くには方向が違うはずだ。青年団にはやることがあると有希が言っていたのを思い出す。
「今日……なんだよね」
ようやく剃毛シーン終わりました。
毛ありのほうがよかったという方、ごめんなさい。
しかし「パイパン美少女達の全裸ストリーキング」が早く見たいのは
自分のはずなのに、どうしてこう回り道してるんですかね…… 肛門周囲に生えてないことを確認されて恥ずかしがるシーンがほしかったけどGJ 俺のためのスレですかここは
>>1も他の方も頑張ってください ドロップアウターさんの「清めの時間」はこのスレの住人のツボに入りそうなので、未読の人は是非。 豊作を祈って少年少女が一晩中セクロスする祭り
少年が大量に中出しするほど豊作になるとの信仰により
儀式前の少女の体重を大きな天秤秤で計っておき
儀式後の少女が重くなるよう少年は何度も中出しする
しかし所詮ザーメン程度では誤差にしかならず
天秤秤の精度の問題で儀式後のほうが軽くなることもしばしば。
次第に儀式は予定調和を求めて形骸化してゆき
とにかく少年のちんぽから大量に注ぎ込み
かつ一滴もこぼさず、本当に妊娠はしない
それらの条件から
少年が少女をアナルセクロスしザーメンだけでなく小便も注ぎ込むことに。
一晩かけてできるだけ多く注ぐべく、少年は少女の尻から一度も陰茎を抜くことなく肛門を犯し続け、
同時に少年は大量に茶を飲まされカフェインの利尿効果で幾度となく
少女の腸内に放尿する。
この日のために日々尻にネギをつっこまれてほぐされた少女のアナルは
秘伝の媚薬で感度を高められ、陰茎のピストンも腸内にしぶく小便の熱さも
すべて快感と受け止め絶え間ない官能の喘ぎを村中に響かせ
止むことなく気をやり続けた
日が昇るころには少女は腹は注がれた小便ですっかり膨れ上がり、
その妊婦のような姿は豊作の象徴として村全体から讃えられるのだった。 書初めを恥ずかしい体液で、というのはありがちだが、
採取する伝統的(かつ非科学的)な方法
って何がありそうかな?
娘組の小屋に伝わる由緒あるこけしで とか 仏壇の前で家族最年長の男性が とか? 墨でまんまん刺激して汁と潮を硯で受けて墨汁作り
前年大切に育毛したまん毛を材料に作った筆で書き初め 4年間遊び暮らしていたせいで都会での就職が決まらなかった女子大生。仕方なしに地元へ戻ったら、由緒ある神社で巫女見習いを募集しているのを発見。
両親や兄弟姉妹達には就職が出来たと嘘をついている手前、早く働き口を見つけて辻褄を合わせたいという理由で見習いになることを決めた彼女、処女だと偽ったこと以外は話もすんなり進み、家族へ嬉々として報告するが、家族は顔面蒼白となり黙り込んでしまった。
そう、彼女は完全に忘れていたのだ、巫女「見習い」の仕事を……
という電波を受信 今なら長くてもいいかな?
そこは聖域だった。
男子は一歩たりとも入っても、また遠くから覗くのさえも許されぬ場だった。
新月の夜、社の前に女達が輪を作って座っていた。
女達の中心には平たい石が据えられており、その上には一人の少女が社に向かって座っている。
小さな灯りが石の両側に四カ所しつらえられており、その横には一人ずつ女が控えている。
女達は皆染み一つ無い白装束を身につけ、それが頼りない明かりを強めるかのように輝く。その中、唇にひいた紅が鮮やかに浮き上がっていた。
一方中央の少女はただ一人緋色の薄衣で、その下に透き通る肌は白く、唇もやや青白かった。
四人の女と少女は両手を合わせ祝詞を高く低く唱えている。その周りの女達も手を合わせていたが、こちらは無言であった。
灯りの脇に控える女の一人が、懐からこれも緋色の布を取り出し、少女の目を覆い、頭の後ろで結ぶ。それを合図とするように、祝詞を唱えるのは周囲で輪を作っている女に移り、中央の女達は口を閉じ、少女に近づく。
少女はこれから起こることに青白い唇を戦慄かせながら、石に手をつき四つん這いになった。
少女の背後に、手桶を下げた女が音もなく立っていた。
女は柄杓で手桶から水を汲むと、少女の頭から尻にかけてなぞるようにかける。水は社内に滾々と沸き出でる御神水である。一滴も無駄にせぬよう、一雫も立てぬよう、女はゆっくりゆっくり少女にかけていく。
四人の女の手が少女の緋色の衣の中に差し入れられた。八つの掌は、掛けられる御神水を隅々まで行き渡らせるよう、少女のなめらかな肌を滑る。
少女は御神水で清められているのだ。
御神水が次々と注がれ、女達の八本の手、一つ一つが意思を持っているかのように、少女の未だ他人を知らなかった肌を滑る。
「……」
少女の緋色と美しい対比を見せていた白い頬が淡く紅に染まり始めた。彼女を清める手は、どのような場所も見逃してはくれない。
「……ん……」
少女は微かに息を漏らす。
女の手が、成長の途上にある少女の柔らかな乳房を捏ね、揉み、鷲掴みそのまま先端まで摘み上げる。それが幾度も繰り返されるうちに立ち上がった尖りを、五本の指でちゅるりと弾かれると少女は肩を揺らした。
「ああ……」
静かだった少女の呼吸が少しずつ熱くなってきている。
「っ! ……あ……」
己でさえ触れたことのない少女の秘所にも、女達の指が入り込んでくる。指は外に出ては御神水を受け止め、中にそれを運んでは内壁に塗り込める。それは少女の内を傷つけぬよう、優しい動きであったが、容赦なく出入りを続けた。
「あ……あぁ……」
少女の息が乱れ、腰が揺らめく。頬はもう紅であり、目を覆う布の色に近づいている。
「……ひっ……」
少女の肉芽に女の手が伸びる。
五本の指が目覚め始めたそこを完全に覚醒させるべく撫で、つまみ、押しつぶし、捻り、様々に刺激を与える。そのたびに少女の秘所からは社の中のように汁が溢れ,女の手で御神水と混ざり、流れ落ちたり、生まれた場所に戻ったり、肉芽の刺激に加えられたりしている。
「……っ……ぁあっ……ぅん」
肉芽が十分な状態になると、女の指は包皮を剥き、御神水を塗り込める。
「ひぃぃっ……はぁ……はあ……あぁ」
もはや少女の息は熱く自らの喉を焼き、湿り気を含んだ綾かな声と共に辺りに漂い、祝詞と入り交じって天に昇っていく。 女の手が少女の菊を伸ばす。
「やっ……ゃ……ァ……や……」
反射的に少女は逃げようとするが、女の手がそれを許さない。女は御神水で菊門のしわの全てを洗い流す。
周囲が十分に清められると、御神水をまとった指が中に侵入した。そして秘所と同じく出入りをしては御神水で内部を清めていく。
「……あぁ……あっ……そ、そ、こは……あ……ぃ……ヤ……やぁ……ふぁ……ソコ……あ……」
少女の言う「そこ」とはどこであろうか。女達の手は指は、少女の乳房で、秘所で、肉芽で、菊門で、内股で、背で腹で蠢いているのだ。
「あ……ぅあ……やぁッ……あ、ん! ……んぁ……は……ぅ……ク……ふ……」
少女の口から漏れる切なげな声が途切れなくなり、女達が支えねば体勢を保てなくなってくると、清める手はますます容赦なく少女を責め立てる。
「はあぁ……も、もう……やぁぁ……んん……あ……! ぁぁ……あ!」
目隠しの下から玉のような涙がこぼれ落ちる。腰を淫らに揺らし、甘やかで艶めかしい声と熱い息がわき出る口は閉じられない。
「……あ……ぁぁあ……ひぁ……あぅ! ぁ、ぁぁ、ぁぁァァァァあああアー!!」
頭を仰け反らせ、一際高く啼くと少女の体から力が抜けた。
しかし少女はそこで頽れることを許されなかった。
女達の手が少女の尻を高く上げさせる。すると緋色の薄布が尻から股に掛けての少女の秘所に張り付いている様が月光の下に晒された。そこは御神水と少女の体内からあふれ出た汁でぬらぬらと光っている。
少女にはそんな己を恥ずかしがる余裕なぞなく、肩を上下させて荒い息をしながら、朦朧と未知の経験に浸るばかりであった。
御神水を注いでいた女は、柄杓の替わりに、別の女が差し出してきた漏斗を手に取った。
漏斗は少女の成熟していない体を傷つけぬよう細い細い管につながれており、女はその先を少女の濡れそぼった緋色の衣の裾から少女の秘所に差し入れた。
「え? あ、ぃやっ……」
いくら事前に教えられようとも、実際にされてみると恐怖が起こったようである。少女の体か固くなると、それを打ち消すために女達の手の動きが再び激しくなり、恐怖以外のもので少女を塗りつぶす。
「はぁ……ぁん! ……ぁ……ふぁあ……んぅ……ふッ」
頃合いを見て、片手で管が出ぬよう秘所を塞ぎ、もう一方の手で漏斗を持つ女は、後ろに続く女に合図を送る。
漏斗に液が注ぎ込まれ、少女の内部を満たし始めた。それは御神水に御神体の樹液を溶かしたもので、人肌よりも少しだけ温かく、とろりとしていた。
「……ぁ……ぁぁ……ひっ……ひぅぅっ……」
丁寧に時間をかけて注がれる液が秘所に満ちるに従って、少女の体が熱くなる。知らず動きそうになる体は女達の手で押さえられており、秘所から拡がる熱の逃げ場が無かった。
周囲の祝詞が大きくなる。そうでなければ馴れぬ快感と体のうずきに翻弄される少女の耳には届くまい。少女もこれが儀式と思い出したのか、女達に支えられて保っている姿勢を自分の力で維持しようとするのだが、次の瞬間、注がれる液の熱によってそれを忘れてしまう。
秘所が注がれる液で満ちると、女は管を抜き、傍らに控える女に渡した。それから少女の緋色の衣をたくし上げた。
「ひぃっ!? ……う……ふぁ……ひ……」
布が肌をこすっただけで、尻が風に吹かれただけで、少女の体は味わったことのない激しい快感に晒されすすり泣く。唯一自由に動く頭を横に振り、もう無理だと訴えるが、まだ半ばなのだ。少女の願いを聞き入れる女はいない。
漏斗を持っていた女が傍らの女が捧げ持つかごから取り出した神木の柔らかな若葉を少女の秘所に詰め始める。
「……ひっ……やぁぁ……ああっ、あぁん……ぃぃっ……ぃんん!」
若葉を一枚入れる毎に少女の腰が揺れる。柔らかな葉一枚が肌に触れ、秘所内の液が揺れるたびに少女の中を快感が電流のように走る。 詰め終えられた若葉は、それだけではきっちりとした蓋には当然ならず、隙間からちろちろと流れ出る液体は、その内でも外でも少女を身もだえさせる。
「……ぁ……ああ……はぁぁ!! ……っふぅん……ん……あ……あぁっ! ぃっ……いぃ……ぁふ、ふぁあ!」
絶頂が絶え間なく少女を襲う。女達が唱える祝詞の音さえも快感となって少女の肌を叩く。
「お……ぅん……お……ゆ……ふっ……ま……はぁぁん……もう……も……ぁあ……」
少女は何事かを訴えようとしていいるようだが、言葉にならない。意味のあるものになる前に別のものが口から零れてきてしまうのだ。
祝詞が唱え終わり、女達が手を合わせ、深々と一礼する。
手による拘束を解かれた少女は石の上に崩れたが、それさえも刺激となり、高い声を上げ、体を捩らせる。
社を背に座っていた老婆が、荒い息に上下する白い体と乱れだ緋色の薄衣がいやらしくも美しい少女に背を向け、恭しく一礼してから段を上がる。
登り終わると、老婆は奥の泉に深々と礼をする。それから辺りに響き渡る力強い拍手を四回。再度頭を下げ老婆は神に申し上げる。
「神よ、これなる乙女を捧げ奉りまする」
終わると老婆は縁を横に下がり、神のための通り道を開けた。
女が二人、老婆と同じ所作で登ってきた。しかし老婆のように縁に控えるのではなく、御神水を湛えた平たい桶を捧げ持ち降りていった。
桶が半ば気を失っている少女が横たわる石のすぐ側に置かれると、女達は再び少女に手を掛け、仰向けにさせると、社に向けて大きく足を広げさせた。
それから秘所の若葉を一枚づつ取り始める。
「あ……ひっ……ひぃぃっ……」
ようやく快感が引き始めた少女は、再びの刺激にあられもなく身を捩り、反らせ、白い喉を伸ばして嬌声を上げた。
「……ぁぁ、あ、あ! やっ……は……やぁ、あ! んん……ふぁ……やああっっ」<br>
手足と腰を抑えられたため、自由になる少しの部分で彼女は激しく身悶えるが、女達はそれに何の反応も示さず、若葉を取り出し続けていった。 若葉の最後の一枚が取り去られた時には、少女は息も絶え絶えだった。しかし、女達は少女を仰向けに社に足を広げたままにしている。
老婆が先導し、再び輪になった女達が祝詞を唱え始めた。
女が一人御神水の入った桶から、神を象ったものを取り出した。
御神体は泉なので形などは無いはずなのだが、神が求めるもののために、御神体から削り出されたのだ。こちらも「御神体」と呼ばれ、長の年月を経たことを示すように黒く照り光っていた。
女は御神体を捧げ持ちながら少女の足の間に膝をついた。そして御神体を少女の秘所にひたりと当てる。
「ぁ……ッィ……ギィィィィィィィーッッッ!!」
女が御神体を秘所に押し入れていくと、少女は痛みに叫び声を上げた。しかし御神体は狭い道を無理矢理に広げつつ進んでいく。それに連れて少女の声が悲鳴から変わっていった。
「イッ、ぃぃッ、――ぃアッ――ぁ、ぁぁ、ぁああ、ン! はあ、ああ、ぁっ……あっ」
甘やかで艶めかしい声に。
痛みで反らされていた体が、快感に震える。
青ざめていた頬が紅に。
「あぁぁぁ、んっ、んんっ、あ、はぁぁぁ」
絶え間なく啼き続ける少女の秘所に、御神体を根元まで埋め込むと、女はぐいっとねじった。
「ひぃっあぁぁあうぅぅぅぅぅぅぅぅぁぁあああ!!」
少女は御神体によって絶頂を迎える。少女の体から力が抜け、背が石に落ちたが、女は休ませることなく御神体を引き抜く。
「ひぅぅ! ぁん、あぁあぁぁあぁぁぁん!!
御神体の形は、少女の内を通り過ぎるだけで彼女を再び絶頂へと導いた。ぬるりと外に現れた御神体は、束の間留まっただけでまたも秘所に送り込まれる。
「ああっ! や、や、ぁぁ、また……またっ、ッ!」
少女は三度追い込まれ、体が跳ねる。
女は御神体を少女の秘所に埋め、引き出す。幾度も幾度も。
「……いィ! ……ッ……んぁぁぁ! はああぁぁぁ、ふ、ふぁ……んんん!!」
少女は上り詰める。幾度も幾度も。
女達の祝詞の中、その行為は永遠に続くようだった。
ここは聖域。男の立ち入りは許されない。
ここで女を犯して良いのは神だけなのだから。 終了です。
名前を出していなかったり、だらだら長かったりでわかりにくかったでしょうが、お許し下さい。
お邪魔しました。 超GJ
使わせてもらった
思春期の同級生男子が「あいつ最近変わったよな…色っぽいっていうか……」ってなるのを妄想 山に囲まれた辺鄙な村。
私の育った村を形容するとこれが一番しっくりくるだろう。
あの村には「たこあげ」と「かきぞめ」と呼ばれる奇妙な風習があった。
一般的なそれとは違い最初は罰として始まった「たこあげ」と「かきぞめ」は今では厄落としとして伝えられている。
「たこあげ」は男子のおちんちんのカリの部分に紐を引っ掛けて痛くならない程度に引っ張り上げること。
最初は天井から吊るしていたとか聞く。
「かきぞめ」はアソコかお尻の穴に筆を入れて下に置いた紙に「ひめ」と書くこと。
なんでも昔は「卑女」という焼印をお尻にしていたらしい。
いつ頃出来たのかもよくわからない風習がある村。
眼前の水面の底に沈んだ村の風習を知る人は今では少なく、体験者である私も吹聴して回る趣味は無い。
不法投棄と知りながら捨てる場所はここ以外に無いと車を走らせ、
私は父が撮影していた私の赤ん坊の頃からの「かきぞめ」アルバムをダムへと投げ捨てた。 竹馬巡り
江戸時代よりも前、この土地を収めていた武家の子息・子女は一定の年齢に達すると“本顔見せ”という、
男子であれば騎馬で、女子であれば輿にのって、幾人ものお付の者(どちらも年上の異性)を引き連れて
町を巡ることにより、この土地の領主の存在感を示した。
時代が下り江戸時代、徐々にその土地の武家の懐も苦しくなり、愛娘の晴れ舞台のための
輿を用立てることができなくなった。
さすがにそれなりの地位のものが徒歩では様にならない。こういった見栄を張れないのは武士として
非常に重大な恥であり、せめて妻と娘のために腹を切って面目を立てようと父親が覚悟を決めた、
と聞きつけた娘は、着の身着のまま足袋だけを履き、かつて兄が使っていた竹馬に鮮やかに乗り、
町へと堂々と進んでいった。
途中何とか引き返すように下男や下働きの娘などが話しかけるが
「弓馬の道を本懐とする武家の娘なれば、馬(竹馬)に乗っての"本顔見せ”であっても面目は立ちましょう」
と言って聞き入れず、とはいえ姫に当たる女性を抱きついて引きずり下ろすわけにも行かずわらわらと後をつける格好になった。
そうすれば騒ぎになるわけでそここから人が詰めかけ、誰も彼もが娘の後ろを追いかけることとなった。
しばらくすると娘の着ていた着物が着崩れ、白い太ももがあらわになり、風邪が吹けばその付け根すら
後ろを追っていた者たちに見られることとなるが、父の命がかかった"本顔見せ”を投げ出すことなどできず、
あられのない姿のまま、隠すことなどせずに町を回りきった。
その武家の娘としての気構えと思い切りの良さが評判となり、その娘は本来は望むべくもない良縁に恵まれ、
その娘の実家も家運が開け栄えた、という伝承が残っている。
さらに時代が下り現代、その伝承から一定の年齢に達した少女は自身と一族の開運のためにお付の者を引き連れ
竹馬で町を一周する、という風習が執り行われるようになった。
とはいえ、さすがに半裸で回るというわけにはいかないため、下着の着用は認められ、現代では制服姿の少女が
寄ってたかって年上の男たちにスカートの中を覗かれたり撮られたりしながら町を一周するというこの町の風物詩となっている。
また、この風習のルールとして、どこで加わったかわからないが、何らかの理由で足をついてしまったら服を一枚脱ぎ捨てて
再スタートするというものがある。そのおかげで大体の少女が家に帰る頃は全裸での帰宅となる。 う〜ん制服パンモロ竹馬や全裸竹馬より
ノーパン着物竹馬のほうがいいな 人類文化学で出た地元の風習についてのレポート。
普通ならば二、三調べて内容をまとめれば終わる簡単な課題だ。
しかし、私にとってはかなりの難関な課題である。
何故ならば、口にするのもはばかられる様な性的な儀式ばかり伝わっているからだ。
風習には必ず何か裏の理由が有って長く伝えられる。
教授のいう事もわかるが、うちの田舎に限っては女性を辱める悪意しか見えない。
初日の出の中で陰核の皮を剥いて露出させる観音光(かんのんこう)。
年明け後、初登校日や仕事始めに下着を着けずに学校や職場に行き、男性に確認される事始め(ことはじめ)。
陰核が勃起するまで股間を晒したまま息を吹きつけられる娘の芽吹き(このめぶき)。
まだ桜色をしている女の子の膣を見て、そこに酒を注いで飲む花見酒。
元服前の子供の性長を願って精液を浴びせかけるこどもの日。
他の細かい物まで挙げれば枚挙に尽きない。
実際に経験し、地元を離れて理解したあの地域のみで行われている逸脱した行為。
すべてをまとめて世に出せば町ごと消え去るであろう悪習。
だがそれでも、故郷というのは捨て難くのしかかり、
結局私は当たり障りの無い行事を書き出しながら、今年の正月には久々に帰省して観音光をやろうかな、などと考えていた。 うちの地元には竹馬乗りという行事がある。
ただ竹馬に乗るのではなく、竹で作った馬に跨りそれを神輿に見立てて担ぐお祭りだ。
このお祭りの起こりは武家のお嬢様が何かしらして、その際に竹馬に乗ったのが起こりらしい。
詳しくは知らないがそのお嬢様に対抗したという女性がいて、それが今日まで続いているのだとか。
ここで問題なのがその担がれるのが嫁入り前の女の子であり、
下着を着ずに着物を着て竹馬に跨らなければならないことなのだ。
しかもこの竹馬、最初に乗ると言い出した女性は何を思っていたのか、形状的には三角木馬が一番近い。
わけもわからず、楽しいお祭りだからとはしゃげるのはせいぜい小学生まで。
中学生からは羞恥心が勝ち、高校生になれば自主参加はいない。
嫁入り前であり、街に住む女性ならば皆担がれるため、ウチの地元は早婚か結婚してからの出戻りが多い。
そんな中、神社の生まれで巫女さんをしながら、大学に出て行った思い人を待ってる そんな中、神社の生まれで巫女さんをしながら、大学に出て行った思い人を待ってる真那さん(21)は
二十歳を超えても、まだ竹馬に跨っている数少ない人である。
嫌じゃないかと聞けば
「決め事だし、あの人が帰ってくるまでだから」
と、答えが返ってくる。
ちゃんと跨がれず、着物で一切隠せないままに担がれて写真まで撮られてしまい、
その年の最も輝いた姫として公民館にイキ顔と股間を晒している私には理解出来ない事だった。
ちなみに真那さんは中○生ぐらいの頃から3回ほど姫に選ばれている。 神戸市長田区駒ヶ林は村内を中心としたざこね=乱交、乳母が石参り=夜這いにより子孫繁栄した独特の村。
駒が林のざこね堂の海泉寺には乳母が石がある、子供を授かりたい女性が参拝した。
そこに村人が夜這いをかけていた。ざこね堂内では伝統として乱交も行われていた。
ざこね堂内では、乱交用の枕が80程積まれており、ざこね堂は別名、『枕寺=まくらでら』と呼ばれていた。
近くの糸木村等からも種貰いに来る女性や、男性も有ったと言う。 >>270-271
ふと覗いたら自分の思いつきが素にSSっぽく!? ありがとうございました!! 玉こんにゃく祭り
多産と豊穣を祈願して、巫女に選ばれた少女が玉こんにゃくをひり出す祭り
発祥当時は巫女が膣に挿入したゆで卵を産み落としていたが、
膣では2〜3個しか入らず、無理に押し込んでゆで卵が崩れると縁起が悪いということや、
巫女が処女だと膣に入れられないなどの問題から
洗腸した上で肛門に詰めた大量の玉こんにゃくをひり出す儀式に変化していった
処女が参加可能になると同時に巫女の低年齢化が進み、現代では9〜11歳の少女が
儀式に尻穴を捧げる。選ばれる巫女は毎年3人ほどだが、10人に達する年もある。
巫女に選ばれた少女達は奉納の舞の練習の日々を送った後祭りの前日から絶食し、
ぬるま湯での洗腸を繰り返して儀式に挑む。
当日は上半身のみを飾って下半身をあらわにしたひり出し装束を身にまとい、
股眼鏡のポーズで天高く玉こんにゃくを飛ばし、村人総出で玉こんにゃくを数える祭り。 「浴衣相撲」
今でこそ一つの街だけど、江戸時代になってウチの土地と隣の土地は仲が悪かった。元々の因縁だったり、
殿様同士の因縁だったりまぁいろいろあったんだけど、公然とドンパチやってしまったら幕府に取り潰しにあう
ということで、秘密裏に決着を付けるようになった。
武士同志の決闘じゃ秘密裏にならないのでバレてもそこまで問題ではない女性同士の喧嘩という形での
争議決着形式に落ち着いた。つまりは二藩公認のキャットファイトである。
刃物無し打撃無しの現代の柔道に近いスタイルの決闘が行われることになったんだけど、あくまで個々人の争い
という建前を通せるようにお互い普段着での試合開始となった。
つまり柔道着なんかじゃないのでひっつかめば服が破けるしあっさり太ももなんかも顕になる。
試合が始まれば年頃の娘が肌をあらわにして取っ組み合いをするわけでかなり盛り上がる。
勝てば素っ裸の状態で男たちに胴上げされ、負ければ村の威信を怪我したということで体で償う。
負けた方の女性以外みんな得をするという感じの慣習で、それが今も浴衣相撲として夏の一大イベントとして催される。
勝てば全裸胴上げで写真取られまくるし、町の1年キャンペーンガールになる、ちなみに給料も出たりする。
負ければ町の1年公衆便所、もちろんただ働き。 ちょwww一日肉便器にされるだけでも酷いのに
一年間じゃリスク大きすぎて参加希望しづらすぐるw
祭りならではの非日常をその後の日常に持ち込まれるとありがたみが薄れるというか… そういえばエロ儀式をするのが公式のキャラがいたな…
すまん、誰だか思いだせんよ >>284
ブクマ漁ったら某図鑑世界のことだった。人外スマソ サイト「クロビネガ」の世界に出てくる種族・龍
魔物でありつつ水神の力も持つので雨ごいを頼まれることがある。
しかし、雨ごいの儀式をするのに魔力がついていかないので、
魔力供給のために男と行為をし続けなければ成功しない。
(一度の雨ごいは三日三晩かけて行われる)
男大変すぎワロタw 思い出したので追加情報
そこの世界の最上位種魔物・バフォメット(ROのアレ)も集会と銘打ち、エロ儀式を執り行う模様。
(ここでのバフォはROのような巨漢ではなく、部下を含めすべからくロリババア) 提供する側として参加するのは初めてだよ、至らない部分はお許しください
女神のレリーフから妄想
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Lilith_Periodo_de_Isin_Larsa_y_Babilonia.JPG
誰も通りかからない、砂漠の中にぽつんとあるオアシス
信仰心の篤い敬虔な民族が住んでいる
夏至の日は最も日が長く天に留まっている日であり、この民族もこの日を特別視する
夏至の数日前、彼らが信仰する神がある家を指名する
さいころの目を通して指名するのだが、さいころの目の読み方は長い経験を積んだ長老と、知識のある王の一族しか知らない
この民族の神話には一度堕天したが神への信仰を取戻し、許されて神の国に戻った女神がいる
彼女が神への信仰を取り戻したのは夏至の日であり、この祭りの主役はこの女神であると言えるだろう
神話の一番の山場は、女神が自らの過ちを認め、その心身に一切の穢れが無いことを証明した場面だ
神が指定した家は、人々の変わらぬ信仰を証明しなければならない
その家にはたいてい娘がおり、その娘は祭りの前夜一切の穢れが無いことを証明する
若い娘なので、民族を代表するという名誉がわからず抵抗することも多い
証明は処女であることの確認だけで、娘を裸にしただけですぐに終わる
娘は一族に伝わる、耳飾りや足環などの宝石で身を飾られ、細いが頑丈な棒に縛られる
彼女は女神の代わりとして、人々の夏至を見守らなければならないので、神の像のように神々しく立っていなければならないのだ
足をそろえ、手を上に差し上げる姿勢を保つように、細いが頑丈な紐で縛られるのだが、この時長老は一族秘伝の技術を使い、その一日が娘にとって苦痛でないよう術をかける
たいてい上半身を縛った後、蒸し風呂のように湯を焚いた部屋で行われる
その術が施された後は、娘は恍惚とした表情でそれまでのような抵抗も示さず女神になることを受け入れるのだという 秘伝を施され、神をたたえる姿勢に固定された娘は村の広場に運ばれ、神の像となる
わずかばかりの宝石以外に何もまとわない彼女の姿は神話の場面を象徴する
娘の神性をさらに高めるための作業がまだ残っている
村の広場には、集会所と寺院を兼ねる、村で一番高い建物がある
広場に面した壁の高い部分に、この日のために石膏でレリーフが作られている
レリーフの中央は空いており、女神となった娘をここに塗り込む
過去には、女神となった自覚が浅く、この時点になっても拘束から逃れようと身をくねらせる娘も数人いたが、
このレリーフに塗りこめられ人々の視線を受けると、彼女を女神の代理に命じた神の意思に心を潤わすという
私がこの話を聞いた旅行家の話では、娘はさるぐつわをかまされており、とろんとした表情で、絶えず足をもぞもぞと動かしているそうだ。
それでは石膏が落ちてしまうだろうと言うと、彼は、
「落ちてもいいんだ。夕方には石膏なんか全部落ちている。いずれにせよ日が落ちてからは
股より下の石膏は用が無いんだ」と語った。 「餅捏ね」
新年のあいさつで、未婚の女性が家族にいる場合、来客に”良縁・子宝・母乳”に恵まれますように、という意味で
三が日中は乳房(餅)を揉んだり吸ってもらうのが来客時の対応、という風習がこの地方にはある。
よっておっぱいのおおきな可愛い子の居る家には長蛇の列ができる。
まぁ男からすれば可愛い子のおっぱいを好き放題にできるボーナスタイムであるから当然である。
そのためかどうか知らないが、この地方は日本の中でもっとも巨乳率が高いらしい。 今思うと緒志魔姫子さんって3.11震災を区切りにしてレス止まってるのな >>298
俺も気になってた。
無事だと良いんだけど・・・。 「彼女と村人の田舎的風習」
※「彼女と僕の伝奇的学問」の二次創作です。原作命って人はスルーしてください。
もしもあのとき..という感じのifです。
あらすじ
大学のサークルが民俗学のフィールドワークである村に泊まって、祭事を研究するお話です。 「明応大学・民間伝承研究会」の一員-新垣七海(あらがきななみ)は布団の中で、暗闇を見つめ一人内省していた。
ここ葦加賀村に来る途中で体調を崩し、サークルの仲間に心配をかけてしまったためだ。
加えて出されたご馳走を食べ切れなかったことも心に重くのしかかる。
そんな七海とは対照的に、研究会会長こと風守楓(かざもりかえで)と後輩の早池峰雪希(はやちねゆき)はもう寝たようだ。
ストン、と襖の開く音がする。
「.....ど、どなたですか?」
七海は震える声で問いかけるが返事はない。
思わず目を凝らすと、そこには自分たちを見下ろす複数の人影があった。
「っ......」
恐怖と驚きのあまり声も出ない。
カチッという音とともに視界が一瞬ホワイトアウトする。
つけられた明かりで目がくらむ。
反射的に閉じた瞼を開くと、軽くよった状態だと思われる法被を着た村の青年が2人いた。
「何か御用ですか?」
どうやら眩しさに耐えかねて隣の楓は目を覚ましたようだ。
「い、いや...一緒に酒でもどうか思うてなあ」
「これがまた今年の出来は結構かなりのもんでなあ」
青年二人は酒を持ってきたようだ
「どうしたの?」
ゆきも目を覚ます。
「少しだけなら」
と楓は答える。
楓は村の地酒に興味があるらしい。
「せ、先輩?」
「.......なるほど、せっかくのお誘いだし泊めてもらっているのだから断るのも失礼」
雪希も酒の強さに自身があるらしい。
こうなってしまっては七海も頷かざるを得ない。 ***
さっさと飲んでさっさと寝てやる、そう思っていた七海は、結局杯を空けては注がれを繰り返し早々に酔いつぶれた。
楓もまた予想外な地酒の美味しさについ飲んでしまい、今は意識を失っている。
雪希は酔いを醒ますと言って部屋を出て行き廊下で寝転がっていたが、床の冷たさが心地よいらしく廊下で意識が落ちたらしい。
青年二人はそれとなく顔を見合わせ頷く。
まずは一番最初につぶれた七海だ。
二人は七海を左右から囲む。
着慣れないせいか浴衣の帯が緩んでいる。
それに目をつけ二人で解いた帯を使い、細い両手首をしばる。
当然帯を失った浴衣は緩み、胸元すべてが晒される。
雪のような白さの豊かな乳房に二人はごくりと唾を飲む。
冷たい外気に晒されたせいか、桜色の乳首がみるみる尖る。
耐え切れず右側の青年がむしゃぶりつく。
右を口で堪能しつつ左は手で揉みしだいている。
摘ままれ吸われる乳首に反応し、七海は微かな喘ぎ声を漏らす。
どうやらアルコールが軽い興奮剤になっているらしい。
乗り遅れた左側の青年も負けじと下半身に手を伸ばす。
脱げかかった浴衣の裾に手を入れて、足首から太腿まで脚全体を撫で回す。
そうして脚を十分楽しんだところで、浴衣をもう少しだけ肌蹴させる。
もはや浴衣は袖を通しているだけ、という有様だ。
あらわになった割れ目はぴっちり閉じてはおらず、かといってビラビラというほどでもない。
程よく開いたサーモンピンクの肉の花びらが興奮をあおる。
左側の青年がさあ始めよう、といったところで、右側の青年は急に立ちあがり、隣で転がる楓を弄り始める。
胸を堪能したので七海の残りは左側の青年に譲るようだ。
左側の青年は気を取り直し、秘芯を擦りつつ徐々に皮をむく。
時折あふれ出る愛液をまぶしているせいか、痛みはないらしく七海は目を覚まさない。 「ん...んっ」
「..あっ...」
「くっ.....」
意識はないものの頬に赤みが差し、わずかに腰を揺らしている。
痛みどころか感じているらしい。
アルコールの力は偉大だ。
慣らしは十分だと判断したのか、青年は陰茎を取り出し入り口にあてがう。
そしてそのまま腰を一気に前へ突き出す。
疲労とアルコールが重なり、破瓜にも関わらず七海は目を覚まさない。
十分に身体が興奮していたため、脳が痛みより快感を認識したということもあるだろう。
目覚めないことに安心した青年は一心に腰を振る。
「んんっ....あっ...」
乳房がピストンに合わせてたぷんたぷん揺れる
また膣の締りが良いこともあり、青年はすぐに限界がくる。
「....うっ」
青年は耐え切れず七海の膣内に白濁を注ぐ。
膣から精液があふれ出てぽたりと浴衣に垂れた。
元々夜這いというのは閉鎖的な共同体で子供を作る際の風習だ。
つまり避妊などこれっぽっちも考えられていないわけである。
そして射精(だ)せば射精すほど妊娠確率はあがるのだ。
七海はそんなことなど露知らず、与えられた快楽にぐったりとしている。
青年は落ち着くと、精液と粘液に塗れた陰茎を七海の髪に擦りつけ始めた。
緩くウェーブのかかった茶色の髪に白濁が散らされる様は、とてつもなく扇情的だ。
青年は再び陰茎を入り口にあてがう。
擦りつけるうちに復活したようだ。
葦加賀村の夜はまだまだ終わらない。 「彼女と村人達の代替的儀式」
※「彼女と僕の伝奇的学問」の二次創作です。原作命って人、またかって人はスルーしてください。
もしもあのとき..という感じのifです。
あらすじ
木下老人の告白により追われている少女は巫女の血統ではないということが明らかになった。
また過去の儀式は無意味だったという事実が突きつけられた。
納得できない村人達は... 「そこの娘たちは新たなミシャグジサマや」
きっかけはその一言だった。
***
蛇によって選ばれる5人の男-ゴニンシュウ
ゴニンシュウと伽をするミシャグジサマ-弓立桜花(ゆみたちおうか)
そしてそれらによって祈年をする儀式-祈年祭(としごいのまつり)
それらは結局木下老人の告白で意味を成さなくなってしまった。
だがもちろん他の村人たちが納得するはずがない。
たまたま運がよかっただけでは、という不安。
長年の自分たちの信仰の破壊に対する喪失感。
自分達の神を侮辱したという怒り。
そして、ゴニンシュウの桜花と交わる機会を失ったという不満。
それらの感情は教義の不備を補う方向に働く。
当然だ。
長年の信仰を否定されて素直に頷ける人間など居ないし、直前で女を取り上げれて怒らない男は居ない。 「ミシャグジサマは巫女の血筋が途絶えたことを知り、またいらっしゃったんや」
「そう言われれば...」
「この時期にちょうど来たわけだしなあ」
「確かになあ」
頷きあった男の一人が七海を見る。
「やっぱり.....か」
「あっち.....子供...?」
「そうやな、....は...やろな」
「けど....はあっちで....」
「罰...か..」
どうやら雪希の未成長な身体を見て、七海がミシャグジサマだと判断したらしい。
しかもそれに飽き足らず桜花と雪希も頂こうという算段だ。
話し合いを終えた男達が4人を取り押さえる。
無論抵抗はするが、都会育ちのひ弱な男と女性3人ではどうにもならない。
「........」
桜花は告白に新たなミシャグジサマと、あまりの事態の推移に頭が追いつかない。
「そんな無駄なこグッ」
木下老人も取り押さえられる。 羽交い絞めにされ、スタンガンを取り上げられた雪希。
すでに殴られ昏倒した啓介。
そしてようやく七海は事態を理解する。
「い、いやああああぁぁぁぁぁぁっっっっ」 ***
新たなミシャグジサマとされた七海は、北の小屋に連れてこられた。
今七海は生まれたままの姿で横たわっている。
先ほど4人がかりで抑えられ、服を脱がされた。
いや、毟り取られたと言ったほうが近いだろう。
投げ捨ててあるチュニックやスカートは一部破れかかっている。
下着に至ってはびりびりと破り捨てられてしまった。
この後身を清めさせる為か七海は裸のままだ。
さすがに神として扱う以上、この場ではそれ以上のことは何もされなかった。
あとで自由に堪能できるとわかっているからかもしれない。
男達が七海の顔を覗き込む。
「嬢ちゃんがちゃんとお勤めできたら、他のやつは返しちゃる」
「このままだと他の娘たちはなぁ..」
「どうや、どっちがええ?」
男はわざとらしい笑みを浮かべる。
七海はその言葉受け、しばし悩む。
(..........)
(このままだとみんなが?) (自分が犠牲になればみんなは助かる?)
(今まで迷惑かけてきたし...)
(いや、でも....)
七海は気づかない。
選択肢を選ばせることで誘導しているということに。
人間自分で選んだことというのは自発的にやるものだ。
「................................ぉ、お勤めさせていただきます。」
***
七海は男にまたがって腰を振っている。
頬には赤味が差し、目が潤んでいる。
緩くウェーブのかかった茶色の毛先が跳ねる。
「んっ....あんっ....い、いやあぁ...」
「き、きもち..いいよぉ...なんでぇ..」
「んっんっ..んっ...ああっ...んっ...」 2人目ということもあり、身体が肉棒に馴染んできたらしい。
巫女と交わる、という伝承のため衣装は着たままだ。
結合部が袴で隠されている様は逆にいやらしい。
下着が無いせいか、上下運動で乳首と襦袢が擦れる。
「...ちくびも...いじって ..あんっ」
中途半端な刺激に七海は耐え切れず懇願する。
男は答える代わりに、両手で襦袢の上から乳首を摘んだ。
それが引き金となり七海に限界が来る。
「んっ..ああっ..」
「ああっ..もういくぅぅぅぅぅぅぅっっ」
「うっ」
絶頂時の膣の締まりに、男も耐え切れなかったようだ。
七海の身体はまだビクビクと震えている。
絶頂は初めての経験らしく、まだ意識が戻ってこない。
それを見た男は、白濁に塗れた陰茎を七海の口に突っ込む。
顔をつかみ前後に動かすことで、陰茎を掃除している。
そうこうする内に3人目の男が入ってくる。
どうやら交代の時間らしい。
祭はまだまだ続く。 「彼女と蛇の贖罪的証明」
※「彼女と僕の伝奇的学問」の二次創作です。原作命って人、またかって人はスルーしてください。
もしもあのとき..という感じのifです。
※微妙に獣姦注意
あらすじ
ゴニンシュウを選ぶ神聖な蛇を、勝手に覗き見てしまった七海。
それらに悪意がなかったと証明するため... 「証明...ですか?」
七海は聞き返す。
「そうや」
男は頷く。
「言うてももちろんあんたらに悪気がなかったのはわかっとる」
「じゃけどただそれだけだとうるさい爺どもが納得せんでなあ」
あのとき居た気難しそうな老人を、七海は思い浮かべる。
加えて勝手覗いてしまった罪悪感がのしかかる。
「ああ、証明いうてもそんなにきっちりしたものじゃない」
「一通り手順を踏んで軽い儀式を行うだけや」
申し訳なさが顔にでていたのだろう。
男はフォローするように言う。
「そ、それなら....」 ***
葦加賀村唯一の神社の本殿。
部屋を照らしているのは数本の蝋燭のみ。
そんな薄闇の中七海は正座している。
そして七海の目の前には例の蛇。
村人たちがよく手なずけているのか、七海に過剰に反応する様子は見られない。
それをさらに遠くから、数人の男が眺めている。。
「そろそろ始めようか」
男の一人が言う。
「はい」
頷くと七海は立ち上がって、チュニックの上に着ているキャミの裾に手をかけた。
もちろん裸になるのは恥ずかしい。
けれど先ほど聞かされた本来の儀式、蛇のゴニンシュウと交わり潔白を証明することに比べればなんてことはない。
もちろん文学部の七海は、ドア・イン・ザ・フェイスなど知らない。
キャミを脱いだところで、七海の手が止まる。
このままいけばチュニックを脱げばブラを、スカートを脱げばショーツを晒してしまう。 数秒の葛藤。
そして七海は、服の中で手をごそごそと動かし始めた。
直接肌を見せる恥ずかしさが、下着を脱ぐ恥ずかしさに勝ったらしい。
チュニックの裾から引っ張り出されるブラ。
スカートの中から降りてくるショーツ。
そうしてノーブラノーパンとなったところで、再び七海の手が止まる。
やはり直接肌を晒すには抵抗があるらしい。
シュルシュルシュル。
突然蛇が七海の脚に巻きつく。
「っ...」
恐怖と驚きのあまり七海は硬直する。
それをいいことに蛇は、チュニックの内側にもぐりこんだ。
胸まで到達した蛇は、裂けた舌を乳首に這わせる。
「ぁっ....んっ」
恐怖。
驚き。
生理的嫌悪感。
あまりのことにパンクした七海の脳は、その直後の神経信号-快感にすべての領域を割り当てる。 「いやぁ..なんで....んんっ」
暗緑色の鱗が、程よく開いた肉の花びらを擦る。
「...あんっ..あっ..」
「ん..やっ....んっ.」
そうして肉の花びらがほころびかけた頃、乳首からの刺激が止まった。
思わぬ休止に安堵する七海。
その一瞬の隙に蛇の頭は、スカートの中に潜り込む。
「いやっ」
七海は身体をくねらせ抵抗する。
だが蛇は止まらない。
そのまま肉の花びらに、蛇は頭から侵入する。
「いやぁぁぁぁぁぁぁっっっっ」
七海は叫ぶ。
「へ、へびなんて...うっ...うぅ...」 七海の瞳からぼろぼろと涙がこぼれる。
けれどそんな感傷を、七海の身体は許さない。
「いやっ..あっ...んっ. .んっ.」
「いやっ...いやっ..あっ..んっ」
「あっ..いやっ....あんっ.....」
気づくと男たちは、七海のすぐそばを取り囲んでいる。
蛇によってめくられたスカートの中身に、視線は釘付けだ。
儀式はそろそろ最高潮を迎える。 頭の中ではいくつも妄想できるのにそれを文字に起こそうとすると
途端にキーボードが進まなくなってしまう。難しいんだね。 シンプルにおちんぽ祭りとかいいんじゃないかな。
串にさしたおちんぽ型の醤油で煮たこんにゃくとかみんなに振舞われたり。 地元の山中の川で子供集めて水浴びして裸参りする行事があった
でも基本男女別だし虫には刺されるわで悲惨なんだけどな 子供の上限が何歳までかとか川からお参り場所まで何mくらいあるかとかkwsk ※「彼女と僕の伝奇的学問」の二次創作です。原作命って人、またかって人はスルーしてください。
※ 独自設定が強め。 /-------------------------------------------------/
「一夜妻」
古代日本における男の旅人に村の娘を提供する風習。
村の血を薄め、子を増やすのが目的だったといわれる。
稀に男女が逆転する現象が見られる。
(新・現代民俗学事典より)
/-------------------------------------------------/
***
時は夕刻。
風守楓は○○県の山間部にある小さな集落に来ていた。
いずれ大学で民間伝承研究会のリーダーとなる彼女も、今はまだ高校生。
逸る研究心を抑えられず、夏休みを利用して日本各地を訪ねている。
この村に来たのもその一環であり、それを伝えると村長も快く受け入れてくれた。 「ふう〜っ」
村長にあてがわれた和室で、楓は一息つく。
いくら熱心とは言ってもまだまだ高校生。
見知らぬ大人たちに囲まれ、見下ろされながら話すのはまだまだ緊張する。
さっさと寝ようと楓は着替え始める。
セーラー服を脱ぎ、スカートを落としたところでふと気づく。
「あっ、ブラとパンツ...」
ここは辺境の地ということもあり、移動手段は限られる。
かなりタイトなスケジュールで急いでいたため、下着の替えのことなどすっかり忘れていたのだ。
「どうしようかしら」
楓は悩む。
現在手元にあるのはブラとパンツが1枚ずつ。
寝巻きこそ貸してもらったものの、さすがに下着を借りるのは躊躇われる。
けれどこの近くにコンビニなどありはしない。
手持ちだけで明日一日もたせなければならない。
しかもここにはエアコンがないので、寝汗はひどいだろう。 意を決して楓はブラを外し始める。
今夜を下着なしでしのぎ、明日の朝水を浴びて再び着ようという算段だ。
下着なしで帯を締め終えた楓は、軽く身体を動かす。
「まあ大丈夫でしょう」
少々股間に違和感を覚えるものの、これはこれで涼しいと自分を納得させる。
「明日も朝は早いし、もう寝ましょうか」
そう思い始めた矢先、
コンコン
と襖がノックされる。
「..............今よろしいですか?」
「はい、どうされましたか?」
楓は答える。 ガラッっという音とともに無言で少年が入ってくる。
背は楓より少し低いくらいだ。
おそらく小学校高学年か中学生だろう。
「えーと...」
いきなり無言で入ってこられて、楓は反応に困る。
気まずい沈黙が続く中、少年は意を決したように楓のほうを向く。
と同時に、ドサッという音とともに楓を押し倒す。
押し倒すといっても背の関係で、傍からは抱きつかれて倒れただけにも見える。
緊張気味の少年。
さきほどの村長の「よろしく」という言葉。
押し倒された自分。
そこで楓は察する。
自分は「旅人」であり「一夜妻」であるのだと。 ***
そんなことを頭の片隅で考えている隙に、少年は胸を揉みしだきはじめる。
「ひゃんっ...ち、ちょっと」
突然の刺激に現実に引き戻される。
咎めるような視線で少年を見るが、少年は豊かな乳房に夢中で気づかない。
「くっ、このっ」
胸を揉んでいる少年の両手首を掴む。
別に彼が夜這いをかけてくることに嫌悪感をもったわけではない。
この村で育つ彼にとって、これはごく普通のことなのだから。
それ自体はいい。
それは理解している。
民俗学を志しているのだから当然だ。
ただ、だからといって一方的に性欲の捌け口にされるのはお断りだ。 いきなりの抵抗に呆然となった彼を抱きしめる。
ぱふぱふ状態にしてあげたのはサービス。
「いい?私は逃げも隠れもしません」
「胸も好きにさせてあげてもいいでしょう」
「咥えてあげてもいいです」
「だからちゃんと私を見なさい」
「いい?」
「..............................................うん」
(後編に続く) 最近は流石に少ないけど田舎行くと割りとマジでこういうのあるよね
【大分】小学生に「男子はパンツ脱げば100点、女子は200点」 寺のゲームで全裸にさせる★2
ttp://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1375165845/ >>341
今更のレスになるが良いネタだ
やっぱり地元の人間でない女の子がHな目に合うのが良いね 修学旅行で置いてけぼりになってしまった女子生徒が村の人々に暖かく迎えられ、村のエロいお祭りを体験する話とかどう? 村に嫁いだ嫁のお尻を村の子供が棒で叩くという、実際にある嫁の尻叩きって行事もなかなかエロいと思う もう来ていないのかもしれないが、それでもあえて言わせてもらう。
>>1GJ
他の人のもいいんだけど緒志摩姫子は何と言うか特別だった。
未完なのが惜しまれる… 最後のレスが2011/03/04(金)
絶望せざるを得ない日時 記紀神話をみても
世界(国土)を生み出すのって、男女の間の行為なんだよなー
新年って、それこそ世界が新しく再生する瞬間な訳で
そこで、神話をなぞって創世を再演するような儀式とか風習とかが行われるのは
わりと自然な流れっぽいというか この村には、成人する際少々特殊な習わしがある。
筆下ろしの一種ではあるのだが、相手をする女とその様式が変わっている。
まずは一人、女が村の中から内密に選ばれる。
選ぶ基準は胸。
適齢期の女達から、胸で性徴具合を判断して選ぶらしい。
次に、その選ばれた女を、同様に選ばれた隣村の女と交換する。
これによって村の中で気まずくなるのを防ぐ。
昔は血が濃くなるのを防ぐ、といった意味合いがあったそうだが。
これだけでも奇妙だが、様式もこれまた変わっている。
女は、仮面を被って、下着なしで襦袢一枚のみを着用する。
しかも身を清める際に、陰毛をすべて剃らなければならない。
下着の好みから陰毛の状態まで、徹底的に個人という要素を排除している。
ここまでして髪型を揃えないのは、髪型が変わるとかえってわかるからだろう。
こうして準備の整った女は、生まれた順に一人ずつまぐわう。 仮面を被った女が、畳の上に正座している。
腰まで届く束ねられた黒髪に、襦袢の上からわかるほどたわわに実った胸。
女の名前は涼莉。
下着のないことに違和感を覚えつつも、姿勢を正す。
脳内で手順を再確認しながら、少年を待っていると
こんこん、という控えめなノック。
「どうぞ」
と涼莉が応じると、少年が入ってくる。
緊張しているようだ。
まず自分が布団に入り、少年をのしかからせる。
ちょうど少年が押し倒したような格好になる。
腰を動かして体位を調整し、少年の陰茎をあらわにする。
軽く手で擦りつつ、サイズをチェック。
ここからが本番。
襦袢の裾を捲って秘所をあらわにし、陰茎を膣内に誘導する。
陰毛がなくつるつるな状態なのが少し恥ずかしい。
膣内に熱いものが押し込まれる感覚。
飲み込まれていく感覚に、少年も腰を震わせている。
限界が近そうなので、優しく陰茎を締めつけて射精を促す。
びくっびくっ、と震え精液が膣内に吐き出される。
まずは一回。
白濁で膣内が満たされる感覚。
もちろん一回では足りないのだろう、再び出し入れを始める。
「んっ..」
精液で滑りが良くなったせいか、ちょうどいいところに当たる。
「んっ..んっ...あぁん、む、胸はだめぇ」
涼莉の反応に気を良くした少年が、胸を揉みしだき始める。
全体を揉みしだかれ、乳首をつつかれ、擦りあげられる。
下着をつけていないので、襦袢の裏地で直接擦られる。
「さきっぽがこすれて...つままないでぇ..んっ..やぁッ.」
身体が徐々に刺激に蝕まれていく。
少年も限界が近いのか、ラストスパートをかける。
「...あ...ぁぁっ、いくっ..ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
身体の芯を電流が通り抜ける。
再び膣内に広がる熱い感覚。
「はぁっ...はぁっ...」
二人の吐息が混じる。
絶頂後の間延びした感覚が心地よい。
これで一人目は終わり。
少年もわかっているのか、足早に出て行く。
出て行ったのを確認し、膣内から精液を掻き出しふき取る。
帯を締めなおし布団を直して、次の相手に備える。
こんこん、というノック。、
まだまだ儀式は続く........ 以上、成人式ネタでした。
いろいろとごめんなさい。 GJ
しかし過疎すなあ
まあ人が集まる大都会にはこんな風習残っていないんだろうから
ある意味ふさわしいのかしらんが これはいいな
凄いシンプルなんだけどきちんとツボを抑えてある
上手いわ 勃起ちんこを加え込みつつ射精させずに、自分は乳首を一日中弄り続け、お互い日が暮れるまで絶頂禁止の儀式 別のスレで、15歳になると成人の儀式と同時にパートナー探しをさせて結婚させるっていう
森の部族のお祭りの話を書いたことがある(ケモノ属性)
別のところで晒しちゃったやつの転載ってまずいかな? 再投稿しなくても
まとめサイトから該当部分のアドレスを引用すればいいんじゃないかな ttp://www.cnn.co.jp/world/35043494.html >>359
保管庫にあったようなので持ってきた
お気に入りの作品なんで読んでもらえるとすごく嬉しいです
http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/o/original3382.html 香典に入れる紙幣を折ったり、折れ目の付いたものを使うという文化がある。
これは不幸事に対して、お悔やみの金をとっさに包んできた、ということを表す。
つまりはまぁ、どんなに予期できる場合でも、そろそろ死ぬだろうから予め用意してまし
た、というのはよろしくない、わけである。
これと似たもので、ウチの地方では若い女性が葬儀などに参列する場合は肌襦袢だけで参
列する、というものがある。
昔この土地で二人の大層美しい姉妹がいた、姉は賢く、妹は心優しかった。
姉はその美貌を巧みに駆使し、隣の村の大店の若旦那を虜にし、先に居た妻を追い出して
奥方となった。
妹はそれほど裕福というわけではないが、2つ隣の村の妹と同じような優しく朴訥な農家
に嫁いだ。
そしてある時、姉妹の父親が体調を崩し、いよいよ危ないという連絡がそれぞれの姉妹の
元へ届いた。
妹は取るものも取らず、その報を聞いた時の格好である肌襦袢、つまりは当時の下着姿の
まま駆け出した。
そして隣の村へつくかつかないかというところで、一人の馬に乗った侍に出くわした。こ
の侍、この辺りを収めている殿様の長男、つまりは跡継ぎの若様である。その時は狩りの
帰りだったとか、村々の視察中であったとかバリエーションはいくつかあるが、ともあれ
その辺りで妹は若様に出会った。
若様からすれば下着姿の娘が村へ駆け込んできたように見え、「野盗か!?」と声をかけ
た。村の外から下着姿の娘が駆けて来る理由となると、まぁその辺りが妥当だったのであろう。
妹は先ずはしたない格好であることを詫び、そして父親が危篤であることを告げた。
それを聞いた若様は親を思い、一も二も無く駆け出した妹に心を打たれ、自分の馬へ乗せ
て父親の居る村へと駆けた。
そうして、幸いな事に妹は父親が息を引き取る前に実家へ辿り着き、涙ながらに幾つか言
葉を交わし、最後を看取った。
妹は若様に深く深く感謝し、その夜はさすがに喪中の家に泊めるわけには行かないという
わけで村の長者が若様をもてなす事となった。
姉が着いたのは次の日の夕方、通夜のさなかである。
二人の大男が担ぐ籠に乗り、絹織物の艷やかな喪服を身にまとい、髪もよく油が付けられ
、整えられていた。
肌襦袢で母親とともに葬儀を切り盛りしていた妹は絵姿から出てきたような姉に比べれば
どうしてもみすぼらしく見えた。
そして姉がその妹の有り様を見て「親の葬儀に身なりを整えないとは何事だ、恥を知りな
さい」と叱責した。
妹は父の通夜に口論などしてはならないとじっと耐え、つつがなくその後の葬儀も済んだ。
そしてその一部始終を見ていた若様は城へ戻ると妹へ子としての考をよく成したと褒美を
授け、その後子宝にも恵まれ幸せに過ごした。
しかし、姉に対しては"親の死に目は子の一大事、何を置いても馳せ参じるが一、何より
葬儀は自分の裕福さを誇る場所ではない"と厳しく叱責した。
これにおののいた店の旦那は早々に姉と離縁、母親もお客様面でおっとり刀でやってきた
姉を迎え入れること無く、路頭に迷った姉は夜鷹として男に体を開き続け、最後はガリガ
リの姿で死に絶えた。
とまぁ、そういったわけでこの地域では男でもなるたけみすぼらしい姿で、さも駆けつけたとい
った体で葬儀に参列するのが習わしとなっており、スーツに埃をまぶしたり、シワをあえてつ
けたりするのが"正装"となっている。
若い女性は先にも言ったように肌襦袢姿のノーブラノーパンが"正装"であるが、肌襦袢を
持っていない場合は学生服のブラウスやYシャツのみ、もしくは下着姿での参列となる。
つまり、この地域の葬儀は裸Yシャツの少女がパタパタと動き回る様を合法的に眺めるこ
とができるので、野郎どもの出席率というやつはすこぶる高く、香典も見物料込みといっ
た感じでかなり気前良く払われる。
ま、そんなところだ。 男は得だけど女は得しないのもなんだから、
妹は未婚にして件の侍と結婚したことにし、
肌襦袢で葬儀に向かうと良縁に恵まれるという話にして
女衆も進んで肌襦袢で参加ということにしてもいいのでは >355
これは良い風習w
けど「おっとり刀」なのは妹の方かと思われ
(おっとり刀→刀を差す暇も無く大急ぎで駆けつける事の意) >>366
最初はご利益系考えたんですが、あんまりご利益目当てだと
若様の「葬儀に何しに来てんだ」的な発言が空々しくなっちゃうな、と考えました
こういう謂れがあるからこうしてるだけ、ってのも風習っぽくていいかなと。
>>367
うわぁずっと勘違いしていました、お恥ずかしい。 つまり
『いゃっほおおおぅ!! やっと……本家のヨシ婆がやっと死んだぞおおおっ!!』
てことか 10数レスほど投下します
露出要素などがあります。 梅雨の長雨からの解放と同時に、本格的な夏の始まりが近づいてきた、6月末のある日。
久々に快晴を迎えた朝に、まだ蒸し暑さの残る空気を全身で感じながら、
祠堂雄一はいつもの田舎道を歩いていた。
『来月のアレ、打ち合わせしたいからうちに来てくれないかしら?』
休日の朝一番。
いきなりの電話で呼び出された雄一が向かうのは、自宅から10分ほどの所。
田舎にはよくある、無駄に余った土地を活用した広い敷地に2階建の本邸と離れを構える、
『白沢』という表札のかかった屋敷の前に辿り着いた雄一は、正門の横についたインターホンを押した。
「どーも、白沢さん。祠堂です」
『――はーい。その声は先輩ですねー。今開けますから、少し待ってください』
インターホンの向こうから聞き慣れた声が届いた数分後、木製の門扉が内側から開かれ、
よく見知った年下の少女が顔を覗かせた。
「せーんぱいっ。おはようございます」
「おはよ、アオイちゃん」
白沢アオイ。
黒い髪を肩にかかる程度に整えたセミロングの彼女は、雄一の3つ年下の14歳。
地元の中学では水泳部に所属し、普段はその程よく締ったスレンダーな体を制服に包むアオイは、
今日は薄緑のノースリーブにサマースカート、水色と白のボーダーが入ったニーソックスを合わせた
涼し気な出で立ちで雄一を出迎えた。
日焼けが薄めに入った健康的な肌と、ノースリーブのとニーソで引き立てられる妖精のような薄いボディラインが、
年頃の少女らしい快活な美しさを振りまいている。 「アオイちゃん。今日は、ユキナに会いに来たんだけどさ」
「『今日は』じゃなくて、『いつも』ですよね。先輩の場合」
「ぐっ……反論できねえ」
「お姉ちゃんから、今日先輩が来るのは聞いてましたしね。どうぞ、ご案内します」
アオイはあっさりと雄一をやりこめると、ニコニコと笑いながら雄一の先に立って歩き始めた。
『ユキナ』こと白沢ユキナ。
アオイとは3つ違いの姉である彼女と雄一は、誕生日が数日違うだけという事もあって、
生まれた頃からしょっちゅう互いの家を行き来し、思春期に入った今でも変わらぬ良い関係を築いていた。
両家の家族にとっても、雄一とユキナは実の息子・娘のように気に入られており、
数年前に二人の関係が爛れた――より濃密なモノに変化した時も、祝福をもって迎えられたものだ。
「先輩。粗茶ですが、どうぞ」
「悪いな、アオイちゃん。気を使わせちゃって」
「いえいえ。白沢家の女としては、これくらいして当然ですから」
本邸ではなく、脇の離れ(それでもちょっとした一軒家サイズはあるが)へと通された雄一は、
畳敷きの居間にあぐらをかきながら、アオイに淹れてもらった茶を啜っていた。
アオイは居間に置かれた簡素なテーブルの上に、てきぱきと茶と茶菓子を並べ終えると、
雌ネコのようなしなやかな所作で雄一の隣へと座った。
「それでそれで、先輩。本日は、どのようなご用件で?」
「ああ。来月、ユキナの誕生日だろ? それの打ち合わせでね」
「打ち合わせ…………あっ、もしかして『御巡りの儀』に関係する事ですか」
「そうそう、それそれ」
ちゃんと正解に辿り着いたアオイを褒めるため、雄一は手のひらで彼女の頭を優しく撫でた。
姉の幼馴染である雄一から、アオイがこうしたスキンシップを受けるのは昔からよくあることであり、
最近ではむしろアオイの方から、何かにつけ『撫でてください』と言外に求められる事の方が増えていた。 黒髪を男の手で優しく弄ばれる感触を楽しみむように、アオイは少しだけ目を細めた。
そんなアオイが可愛らしく思いながら、雄一はゆっくりと手を動かす。
「ユキナも今年で17だから、『御巡りの儀』はやらないといけないしね……面倒だけどさ」
雄一は小さくため息をつくと、アオイが淹れてくれた茶を空いている手でもう一度飲んだ。
『御巡りの儀』。
雄一、そしてユキナ達の地元で古くから行われてきた、言うなれば「女子限定・成人の儀」のような伝統行事。
簡単に言えば、女子が17歳の誕生日を迎え、大人社会への仲間入りを果たすことを寿ぐ行事であり、
この『御巡りの儀』を行うのは、ユキナのような女子のみであり、男子である雄一には本来関係ない。
ただ、今回はユキナの希望で『御巡りの儀』に関わる事になったため、こうして打ち合わせに出向いたのだ。
「……って事は、『山神様』役は先輩ですかー……羨ましいなあ。お姉ちゃん」
「――私が、どうかしたかしら?」
アオイがびくりと体を強ばらせるのと同時に、居間の障子が開かれ、廊下から闖入者が現れた。
ふんわりとしたクセが少しだけ入った、腰まで伸びる艶やかな天然ブロンドヘア。
フランス人の祖母譲りの、サファイアを埋め込んだかのようなブルーの瞳が、驚愕の表情で固まった妹を見つめている。
白沢ユキナ。
この春に高校二年生になったばかりの、雄一と同い年の幼馴染にして、アオイの3つ年上の姉である彼女は、
何事も無かったかのように障子を閉めると、小脇に抱えていたファイルをテーブルの上に置いた。
そして、今までに何度となく繰り返してきたごく自然な所作で雄一の右隣にするりと座った。
ちょうど、雄一を間に挟んで姉妹が向かい合うような状態だ。
「おはよう、雄一。こんな朝早くから会えるなんて、今日はきっといい日ね」
「……そう思うなら、自分で出迎えに来てくれると早いんだがな。ユキナ」
わざとらしく愛嬌を振りまいて雄一の諫言を受け流したユキナは、彼の右腕に自分の両手を優しく絡めると、
そのまま胸元の膨らみを押し付けるように体を寄せた。 今日のユキナは、白いワンピースのみという非常にシンプルな格好だ。
既成品をそのまま着ているだけだというのに、まるで彼女のために誂えられた美麗なドレスを着ているかの如く、
ユキナの美しさが引き出されている。
本来なら彼女の胸元でキツ目の曲線を描くはずの、17歳の平均を余裕で越えるメートル級の膨らみは、
今は雄一の腕に密着し、ワンピースの薄い布越しに柔らかくみずみずしい感触を伝えていた。
「それに。私が出迎えたら、アオイの楽しみを減らしちゃうじゃない。ね、アオイ?」
「お、お姉ちゃん!」
「大丈夫よ、アオイ。貴女が昨日『先輩、どっちの方が好きかな……』って言いながら、
姿見の前で何時間もうんうん唸ってコーディネートに悩んでたなんて事は、私の秘密にしておくから」
「み、見てたの!? というか秘密にしてないのと一緒だよね、それ!!」
姉に昨夜の行動を暴露され、アオイの表情が一瞬で茹でダコのように赤くなった。
彼女を落ち着かせる為に、雄一が再び頭をなで始めると、アオイは観念したようにしゅんとなる。
「――あー、アオイちゃん。今日の服、よく似合ってて可愛いと思うよ」
「せ、先輩! 急にそんなこと言われると、その、てっ、照れます……」
「もちろん、いつもの制服姿も可愛いけどさ。俺はこっちの服装も好きだな」
「あうう……」
自分のためを思っておめかししてくれたアオイの事を、褒めないでいるのは失礼というものだ。
雄一が不器用ながらもアオイに感想を伝えると、アオイはただでさえ赤い顔を更に真っ赤に染め、
畳の上にその細い指先で『の』の字を書きなぐり始めた。
雄一がユキナの方に視線を向ければ、彼女は悪戯っ子のような微笑みを浮かべて、雄一を見つめ返した。
「アオイのこと、しっかり褒めてあげたのは紳士としてポイント高いわよ。
でも、私から話を聞くまでコメントを出さなかったのは、ちょっと減点対象だけど」
金髪の幼馴染はそう言って、その薄桃色の魅惑的な唇で、雄一の頬に軽く口づけをした。
そうして、いつものように軽度のスキンシップを楽しんだユキナは、
名残を惜しむかのようにもう一度軽く口づけすると、雄一に絡めていた両腕を離して立ち上がる。 「では、そろそろ『御巡りの儀』の打ち合わせを始めたいのだけど。いいかしら、雄一」
「俺は全く問題ない。アオイちゃんはどうする?」
「あたしは……外した方がいいのかな、お姉ちゃん? 当事者じゃないし」
「そうね……あなたもいなさい、アオイ。3年後の予習だと思って、ね」
ユキナはテーブルを挟んで雄一の向かい側へと座り直すと、どこからかメガネを取り出して装着した。
レンズに度が入っていない、いわゆる伊達メガネだ。
16歳という若さと、大人に近づき始めた魅力が同居する、ユキナの美しく整った顔立ち。
そこにメガネというアイテムが加わるだけで、別方向の魅力が一気に溢れ出てくるから不思議なものだ。
「どうかしら、雄一」
「どうって……似合いすぎてて怖いくらいだが、なにゆえにメガネ」
「素敵でしょ。惚れ直した?」
「惚れ直す必要ないくらいべた惚れだよ」
机を挟んでいちゃつく二人を、アオイが羨ましそうに見つめている。
二人のこういったやりとりを見るのは初めてではないが、羨ましい物はうらやましいのだ。
「ふふ。特に意味は無いわ。単に、こういうのは形から入った方がいいかと思ったのよ」
そう言うと、ユキナはテーブルの上にあったファイルを開き、中から紙束を3つ取り出し、
自分と雄一、アオイに1つずつ配布した。
雄一が紙束をぺらぺらとめくると、びっしりと文字が印刷されたページや、
写真やイラスト、この辺りの地図など様々な資料があるのが見えた。
文章の内容をざっと見るに、どうやら全て『御巡りの儀』に関係した資料らしい。
「はーい。では只今より、ユキナ先生による『御巡りの儀』の授業をはじめまーす」
「わーい待ってましたー」
「ぱちぱちー」
唐突に始まった、ユキナ――ユキナ先生による授業コントに、雄一とアオイが適当に合わせる。
雄一も『御巡りの儀』で行われている事に関しては、一部だが知識はある。
街中で『御巡りの儀』を行っている女性の姿を見る度に、その苦労を偲び、興奮に高ぶったものだ。
だが、その来歴や由来に関しては殆ど知識がないというのが正直な所だった。
二人のリアクションに対して満足気に頷いた後、資料(ユキナが友人から貰ったもの)を参照しながら、
ユキナによるレクチャーが始まった。 「――『御巡りの儀』は、本来『女が山に入る資格を得た事を証明する』ための儀式だったみたい」
資料によると、『御巡りの儀』の始まりは安土桃山時代中期にまで遡る。
当時、このあたりの経済基盤は、青々とした木々と共に地元でそびえ立つ大きな山――通称『御山』だった。
農民達は御山から切り出した木材や、キノコや鹿などの山の幸、更には山の中腹あたりを源流とする
川で採れる川魚や、秋に遡上してくる鮭など、さまざまな恵みを得ながら、日々の暮らしを営んでいた。
また、山が運んでくる栄養と、川のおかげで田んぼの実りもよく、かなり豊かに生活することができていたそうだ。
そんな『御山』が、村人にとって欠かすことの出来ない存在になり、やがて信仰の対象となるまでは、
そう時間はかからなかった。
「やっぱり、当時から『女は穢れを運ぶ。山には入れるな』って意見があったみたい」
信仰の対象や本山となった山が、女人禁制になるのはままあることだ。
ただの信仰対象の山であれば、そのまま女を山に入れないようにするだけで事足りる。
しかし『御山』の場合、村の女が入れないというのは不便極まりなく、下手をすると死活問題だ。
だからといって、地域の神様である『御山』に女がずかずかと踏み入り、礼を失する事も許されない。
「……で、せめて大人の女だけでも山に入れるようにしようと考えられたのが、『御巡りの儀』ってワケか」
「さっすが。大正解よ、雄一」
『分別ある大人の女であれば、御山の神様も許してくれるに違いない』。
『大人の女になった事を御山の神様に認めてもらい、山に入る許しを得ればよい』。
その理屈の下に『御巡りの儀』という儀式が、村人達の求めに応えるようにして誕生した。
時代は移り、経済基盤が『御山』を中心としなくなると、山に入る必要性も、女人禁制とする意義も薄れていった。
だが『御巡りの儀』自体は、多少形態を変えながらも、「女子の成人の儀」として今も受け継がれているのだ。
「なーるほど……それで、お姉ちゃん。具体的には、どういうことをするんだっけ?」
「アオイ、慌てないの。今から説明してあげるから」 『御巡りの儀』は、大きく分けると2つのパートに分けられる。
17歳を迎えた女子が、介添人と共にこの辺りを回り、成人(当時の基準)した事を知らせるパート。
自宅に戻り、山神様をもてなした後、山に入る許しを得た事を証明するパート。
この2パートによって構成されるのが、『御巡りの儀』という儀式の概要である。
「雄一には山神様の役をお願いしたいのだけど、いいわよね? 拒否権も無いのだし」
「あっても拒否しないから、安心しろ」
山神役を指名するのは『御巡りの儀』で主役を務める少女である。
基本的に『一生を捧げてもいいくらい惚れた相手を指名する』という事さえ守っていれば、誰を指名してもいい。
かつては『御巡りの儀』を終えた数日後に、女が山神の男と祝言をあげて夫婦になる例も数多くあった。
また、山神として指名された方には、その指名を拒否する権利は誰にも無い。
兄や弟、父親といった女の近親者や、既に妻や恋人がいる身の男でも、指名されたら断ることは出来ないのだ。
これらは古くから守られてきた『御巡りの儀』の重要なしきたりの一つであると、資料に記載されていた。
「ところで……山神様って、何をやればいいんだ?」
「大した事じゃないらしいんだけど……細かいことは書いてないのよね」
困り顔のユキナは、資料をぺらぺらとめくりながら訝しんだ。
この資料を作ったユキナの友人は、こういった地域のイベントに立場上かなり詳しく、
『御巡りの儀』で女性がどのような事をしなければいけないかに関してはかなり詳細な描写と解説がされている。
しかし、男性が担当する山神様に関しては、概要と簡易な説明文が数行書かれているのみだ。
「――まあ、山神様役は後でおじさま達から講習を受けるらしいし、そこで色々教わるんじゃないかしら」
「なるほど、講習か」
確かに、資料には初めて山神に指名された男向けに、講習会があるという事が書かれている。
かつて山神を経験した先輩たちに、準備すべきものや振る舞いを教わる会合らしい。
正直に言えば面倒な部分も無きにしも非ずだが、ユキナの『御巡りの儀』を良い物にするためだ。
祠堂雄一が頑張ってやらねば、誰がやるというのだ。
「それでお姉ちゃん、介添人さんは誰に頼むの?」
「シホにお願いしてあるわ。仮押さえだけど、オーケーはもらってあるの」
「そっか、ここら一帯を回るのか……ユキナ、どういう順番で回るんだ?」
「そうね……基本的には介添人任せになるみたいなんだけど……」
そうして、本格的に始まった『御巡りの儀』の打ち合わせは、途中からユキナの両親も加わる事となり、
夜の帳が訪れても終わることはなかった。 本格的な夏の訪れが近い。
ユキナに呼び出され、『御巡りの儀』の打ち合わせをしたあの日から、一ヶ月ほどが過ぎた。
「――いやあ、祠堂君が山神様を引き受けてくれて良かった良かった」
「本当にねえ。山神様がすんなり決まって、うちの娘は幸せものよ」
「どうだい母さん。アオイの『御巡りの儀』も、祠堂君に頼んでみるというのは」
「あら! それはいいアイデアねえ、あなた」
「お、お父さん! 急に変なこと言い出さないで! お母さんも!!」
ユキナのの17歳の誕生日を2日後に控えた、7月のある土曜日の朝。
何十畳もの広さを誇る、白沢家本邸の床の間。その一番奥の上座にあぐらをかきながら、
祠堂雄一は白沢家の面々が話す事に曖昧に頷いていた。
ユキナの『御巡りの儀』の日をついに迎えた白沢家の床の間には、ユキナの親類たちが集まり、
酒や料理を楽しみながら歓談に興じていた。
一番奥の上座に座る雄一を中心にした『コ』の字型で畳の上に座った、ユキナの両親やアオイ、
父方の祖父母に叔父や叔母、小学生の従妹やその他遠縁の親戚達が時々向けてくる、
興味深げな視線に注意しながら、雄一は周囲にばれないように小さくため息をついた。
(なぁにが『大した事じゃないから大丈夫』だよ……)
内心で一ヶ月前の幼馴染に毒づきながら、雄一はアオイが淹れてくれた茶を飲み干した。
今の雄一の姿を簡潔に表現するなら、「ちょっと頑張った狂人」と言ったところだろうか。
腰に白いふんどしを締め、腹から胸にかけて白いサラシを巻いている辺りまではまだなんとか許容範囲だ。
ある程度の長さがある細いロープを、ぐるぐると右腕に巻きつけている事。
二本の口紅を左腕に固定するように、白い布で巻きつけている事。
御山で採れる木の実が何個かついた長い数珠を、首からぶら下げている事。
そして、額部分に牡鹿の角を二本生やした牛というモチーフで作られたらしい、
奇怪なかぶりもので鼻の頭から上を覆っているという事を除けば、ぎりぎり普通の格好だ。
これは断じて雄一の趣味ではない。これが山神の正式な衣装であるが故に、仕方なく着用しているだけだ。 「こら、アオイ。祠堂く――山神様の椀が空いているじゃないか」
「ちゃんとお注ぎしなさい。失礼があってはダメよ」
「はーい」
両親に指摘されたアオイは、自分の席を離れて雄一の近くまでやってきた。
いつもの活動的な格好とは違い、今朝は藍色を基調とした着物に身を包んだ活発な美少女は、
楚々としたしぐさで急須を手に取ると、雄一の空いた茶碗に茶を注いだ。
雄一がアオイに礼を言おうとしたその時、床の間と廊下を繋ぐ障子が開かれ、一人の少女が入室してきた。
「失礼致します」
白と紅の巫女装束に身を包み、長い黒髪を肩のあたりで一房にまとめた少女は、
部屋の入口で膝をついて丁寧に礼をした後、立ち上がって畳の上を歩きはじめた。
介添人の証である、首に巻いた鈴がちりんちりんと音を立て、清らかな雰囲気を演出する。
アルファベットで言えばF,あるいはGであろう胸元の膨らみと、紅の袴に隠された安産体型の豊かな尻が、
参列している男性たちの視線をどうしても惹きつけてやまない。
黒髪の少女は白沢家親族たちの間を通って雄一の前まで来ると、正座して三指をつき、頭を下げた。
「烏丸神社の巫女見習い、烏丸シホ。山神様の求めに応じ、馳せ参じました」
頭を下げたまま、少女――烏丸シホは口上を述べた。
雄一とは小学生の頃からの腐れ縁である大和撫子は、『御巡りの儀』においてユキナの介添人を務めている。
そんなシホの登場に合わせて、ユキナの親族たちが一斉に居住まいを正し、自らの席に戻って正座した。
介添人。
『御巡りの儀』の間、『御巡りの儀』で成人を迎える女を管理し、絶対支配下に置く権威ある役職。
山神様の名代としても扱われる彼女が来たという事は、ユキナが地域の巡回を終えたという事であり、
『御巡りの儀』の第二幕が始まる事を意味するからだ。
「――巫女。面を上げよ」
講習会で習った事を間違えないよう、雄一は必死になって台詞を思い出す。
この場で祠堂雄一に求められているのは、山神としての正しき振る舞いだ。
なるべく厳かに聞こえることを祈りながら、雄一は普段より幾分低いトーンでシホに声をかけた。 シホはゆっくりと顔を上げると、他の参列者からは顔が見えないのをいいことに、雄一に向けてにっと笑いかける。
首元の鈴とあわせて見ると、まるでいたずら好きの黒猫のようだ。
「拝謁の許しをいただき、恐悦至極にございます」
声音は神に仕える巫女らしく、表情は付き合いの長い男に向ける屈託のない笑顔で。
シホは持ち前の器用さを存分に活かしながら、儀式を粛々と進めていく。
「御身に捧ぐべき、時に至りし乙女。白沢ユキナのお目通りをお許しいただきたく」
「――許そう。山神たる我に相応しき、実り豊かな乙女を捧げよ」
「承知致しました。なれどその前に、御身より賜りし御役目を解いていただきとうございます」
「……よいであろう。巫女よ、我が元に来るがよい」
御役目を解くとはつまり、介添人の証である首元の鈴を外してやる事を指す。
この鈴を山神自らが外すことで、『地域を巡回するパートを終えてもいい』と認めた事になるのだ。
シホは雄一により近づくと、鈴を外しやすいように顎を少し上げ、胸をぐっとはって見せた。
豊満な胸元の膨らみが眼前で強調され、雄一は自らの内に血と欲求が滾っていくのを認めざるを得ない。
内心の興奮を悟られぬように平静を装いながら、雄一はシホの首の後ろへ手を伸ばし、鈴に繋がった紐を掴んだ。
「――あのさ、イッチー」
この世で唯一、祠堂雄一の事を「イッチー」という渾名で呼ぶ少女。
烏丸シホは雄一と半ば抱きあうような体勢になった所で、彼の耳元に唇をよせると、小声で囁いた。
シホの首の後にある固い結び目をほどきながら、雄一も小声で返答する。
「どうした、シホ」
「ボクの誕生日、いつだか覚えてる?」
「当然だろ。9月18日だよな」
「さっすが、大当たり――んじゃ、その時はよろしく。ボクの山神様」
紐の結び目が、解けた。
雄一が発言の真意を問いただす前に、シホはしなやかかつ礼を失しない振る舞いで体を離した。
そしてもう一度、雄一にだけ見える位置からにこりと笑い、シホは床の間から退出した。 「――お待たせ、ユッキー。そろそろ時間だし、行くよ」
黒髪の巫女が笑顔を造り、白沢ユキナの手枷に繋がった革紐を引いた。
御山の木で作られ、今は金髪の乙女の両手を拘束する長方形の枷に引っぱられ、
危うくバランスを崩しかけたユキナがたたらを踏む。
普段以上に露出面積が多いKカップのバストがブルンと揺れ、その存在を思い切り主張した。
「あっ、ごめんねユッキー。大丈夫?」
「……ええ、大丈夫よ」
「もう疲れちゃった? それとも――興奮しちゃった?」
『御巡りの儀』が続く、白沢家の廊下で。
シホは小学校以来の旧友に、あえて意地悪な笑みを浮かべて質問した。
この四時間ほどの間に、地域中を巡りながらさせられた事を思い返し、ユキナの顔が朱く染まる。
介添人は『御巡りの儀』の間、山神の代行を務める身分である。
儀式の間、ユキナは《山神様以外の男が触れてはならない》というしきたりで固く保護されている。
無関係の男がユキナに触れたり、乱暴したりしないかを監視しつつ『御巡りの儀』を進めるのが介添人の仕事であり、
儀式の主役であるユキナは、介添人の指示に必ず従い、儀式を恙無く進めていく義務がある。
そして、古くからのしきたりに従い、《成人した事を地域中に知らせて回る》という大義名分のもと、
黒髪の巫女が下したのは、ユキナの尊厳を破壊するような命令ばかりだった。 最初に命令が下された場所は、『御巡りの儀』の開始地点として規定されている烏丸神社の本殿だった。
”偶然”、夏祭りの打ち合わせで本殿に集まっていたという数十人の男達の目の前で、
ユキナは《体の成長具合が一目で分かるように》という理由で、全裸になる事を強要された。
「みなさーん! ユッ……じゃない、ユキナちゃんのストリップショー、開幕ですよー!」
「いよー! 待ってました!」「いいぞいいぞー!」「ユキナちゃーん、早く脱いでー!」
本殿の板張りの床に座った男達から、歓喜の声があがった。
シホにも、”偶然”居合わせた男達にも、悪意があるわけではない。
この煽る声も、ストリップを強要するのも、全てしきたりで決まっている事なのだから。
ただユキナの『御巡りの儀』、そして『御巡りの儀』を恙無く進行させてあげたいという善意でもって、
しきたり通りに金髪の乙女を煽り、無遠慮な視線に晒し、不必要な理性と尊厳を砕こうとしているだけなのだ。
シホが事前に指定した、深い紺色のバスローブのみを身にまとって男達の前に立つユキナは、
その美貌と日本人離れしたスタイルも相まって、さながらハリウッド映画の女優のようでもある。
そして、映画にヌードシーンは欠かせないものだ。
「シホ、その……」
「どしたのユッキー? 早く脱いでよ。手で隠すのも、後ろ向くのもダメだよ」
「でも……」
「どーせ、この後も裸で頑張るんだから。ちゃっちゃと脱いだ方が楽だよ?」
「……わ、分かってるわよ」
シホはいつもと同じ明るい笑顔をユキナに向け、彼女の言外の懇願を切り捨てた。
あくまで介添人として粛々と『御巡りの儀』を進める友人の姿に、逃げる場所がない事を悟ったユキナは、
一瞬ためらった後、バスローブの腰帯を緩め両袖から腕を抜いた。
かすかな衣擦れの音と共に紺色の布が床に落ち、ユキナの恵まれた肢体の全てが男達に晒された。 「うおおおお!」「おっぱいでけえ!」「あれが天然モノとか、すげえ」「肌、白くてキレーだなあ」
「アソコの毛がねえやん!」「パツキンデカ乳パイパンとか……最高じゃねえか……!」「おいカメラ持ってこい!」
男達のボルテージは、一気に最高潮に達した。
腕で体を隠す事すら許されないユキナは、男達のギラついた視線を全身で受け止める他にない。
無遠慮な視線が真っ先に向かうのは、ユキナの年齢離れした豊満なバストだ。
幼馴染である雄一に幾度と無く揉みしだかれて豊かに成長したKカップの爆乳は、
若さという特権が齎すハリのある肌によって支えられ、魅惑的な丸みを帯びたまま大きく張り出している。
小さめな乳輪の先端部では、周囲の異様な熱気にあてられた桜色の突起が固さを増していた。
視線に胸を揉みしだかれているような錯覚を覚え、ユキナの中に悪寒にも似たゾクゾクとした感覚が走る。
豊満なバストを支えるのは、ほっそりとしつついやらしく括れた腰。
胸とは対照的に小ぶりにまとまったヒップも魅力的だが、それ以上に男を狂わせるスポットと言えば、
産毛一本生えていない彼女の恥丘だ。
手入れをしてパイパンにしているわけではなく、まるでそこだけ幼児の頃で成長が止まったかのように、
今までユキナの女性器周辺に陰毛が生えてきたことは無かった。
成熟や経年という言葉とは縁のないその場所は、オスの本能である生殖欲求を狂おしいまでに刺激する凶器だ。
祖母譲りの艶やかなブロンドヘアに、日本人ばなれした美しいラインを描く爆乳。
そして、純粋さすら感じさせる無垢な恥丘と、控えめな丸みを帯びた可愛らしいヒップ。
白沢ユキナという、まるで男に抱かれるために産まれてきたかのような肢体の若き美少女は、
今や体の自由すら制限され、「気をつけ」の姿勢のまま、煮え滾る欲求に満ちた視線の前に裸体を晒していた。
「ユッキー。おじさま達にヘア――はないか。ヌードを見てもらった御感想は?」
「……恥ずか」
「あれれー? おっかしいぞー?」
シホに求められて感想を述べようとしたユキナを、当のシホ本人が遮った。
理解できずに困惑の表情を浮かべる金髪の友人に、シホは始まった時と変わらない笑みを向ける。
その笑顔を見て、ユキナは悟る。まだ何かあるのだと。 「おじさま達は、お祭りの会議をするために”たまたま”神社に来てたんだよ。
それなのに”わざわざ”ユッキーの『御巡りの儀』に付き合ってくれたんだからね?」
「それは……そんな……」
「ユッキーなら分かるよね? おじさま達に、何を言わなきゃいけないって」
介添人は、まるでテストでケアレスミスをした子供を諭すように、優しい声でユキナを誘導する。
そして、今のユキナにはその誘導に反する権利は無いのだ。
「えっと……皆さん、今日は――」
「ユッキーストップ! せっかくだし、ポーズ変えよっか」
再び、悪魔の宣告がユキナを制止した。
体を隠す事を許されなかったため、ユキナは両腕を体の横につけた「気をつけ」の姿勢のままだ。
この体勢を変えるという事は、間違いなくロクなポーズにならない。
「ご挨拶するんだから、ふさわしい姿勢になるのは当然のマナーだよねー」
そう呟いて、シホはユキナにポーズ変更の指示を出す。
両腕を頭の後ろで組ませ、膝を少し曲げてスクワットの途中のように少しだけ腰を落とさせる。
そうして股を開かせ、がに股を作らせれば、隠すべき場所を自ら晒す痴女の完成だ。
17歳の乙女が、不特定多数の男の前でしていい格好ではない。裸なら尚更だ。
「ヒュー!」「いいぞーユキナちゃーん!」「今夜のズリネタはこれで決まりだわ」「あれ、濡れてね?」
「うちの嫁より興奮するぜ……」「そこの痴女さんこっち向いてー!」「笑って笑ってー、はいチーズ!」
集まった男達から下品な野次が飛び、カメラのフラッシュが何度もユキナの裸身を照らす。
気をつけの姿勢よりも余程恥ずかしい格好を強制され、乙女の顔が更に赤みを増した。
シホはその様子にうんうんと満足気に頷くと、ユキナに今度こそ挨拶するよう目線で促した。
ユキナは羞恥で震えそうになりながら、必死になって声を絞りだす。 「みっ、皆さん。今日は、私の裸を見ていただきっ、ほ、本当にありがとうございましたっ」
「どういたしましてー!」「こっちこそありがとよ!」「ユキナちゃん頑張れー!」
必死になって言葉を紡ぐユキナに、アイドルのファンさながらの暖かな声援が飛ぶ。
この挨拶、そしてポーズ変更は、権威ある介添人が命じた事である。
ポーズと同じくらい淫らな口上を述べなければ、恐らく何度でもやりなおしを命じられるだろう。
既に自らがなすべきことを理解したユキナは、羞恥心を振り捨てるようにして声を張った。
「おっぱいや、おっ、おまんこをっ! 皆さんに見ていただけて、私は幸せものですっ!」
「いいぞーデカ乳娘ー!」「白沢さんちの爆乳娘が見られて、俺も幸せだよー!」
「今日の記念として、今の光景を思い出して、後で、おっ、オナニーさせていただきますっ!」
「おいおい、俺らがユキナちゃんのマンズリネタになるってよ!」
「み、皆さんもっ! 私をオナネタに、しっ、シコシコセンズリこいてもらえると嬉しいでーすっ!」
「自分からズリネタになりたいとか、ド変態だな」「よっ! 痴女っ娘ユキナちゃーん!」
「わっ、私がちゃんと『御巡りの儀』を終えられるよう、おっ、応援よろしくお願いしまーす!」
「よーし、頑張れユキナちゃん!」「応援してるぞー!」「ユキナちゃんならきっと立派なオトナになれるぞー!」
男達の熱い声援の嵐に包まれ、秘めるべき場所をすべて曝け出してユキナは感謝の言葉を述べた。
顔の朱みと、はあはあと荒く息をしながら上気しているのは、疲れか、あるいは興奮か。
金髪の乙女が介添人の方へ視線を向けると、シホが満足気に頷いているのが見えた。
「おつかれさま、ユッキー。もう楽にしていいよ」
その一言で、張り詰めていた精神の糸が切れる。
ユキナは脱力し、本殿の板張りの床にぺたりと座り込んだ。
恥ずかしいポーズを強要されたユキナの全身はじんわりと汗をかき、なかなかにセクシーだ。
そんなユキナに休憩の時間を与える事無く、シホは介添人として新たな命令を下した。
「それじゃ行こっか、ユッキー」
「い、行くって……どこに?」
「どこって、この辺りを一通り回るの。『御巡りの儀』なんだから当然でしょ?」
「ふ、服……せめて下着だけでも、着けちゃだめなの?」
「ダーメ。裸でやるのがルールなの、ユッキーだって知ってるでしょ?」
何もかも全て、しきたり通りに。
介添人の命令のもと、鼻緒のついた可愛らしい草履だけをはかされたユキナは、
布切れ一つまとえぬままで地元を歩きまわる事を運命づけられたのだった。 長々とスレをお借りしました。
完結まであと13から14レスほどかかるのですが、そろそろ連投規制にひっかかりそうなので、
後日投下という事にさせてください。内容の作成自体は既に終わっています。
では、失礼します。 視姦大好きなので興奮した
裸を見られたのにお礼まで言わされるというのもいい
個人的にはスケベ男に強要されるのではなく
同じ女性に恥ずかしい行動を促されてるのがそそる。
儀式だからと納得済みで、あんまり嫌がってないのも悲壮感が少なくていい。
儀式の名の下に全裸土下座させられたり
アナルも露出させられたりしてほすい このスレ向きの小説だと思う
ttp://syosetu.net/pc/relay/kanou/main.php?mode=12&cno=12&tno=227 投下再開します。13レスから14レス程度になる予定です
露出要素と放尿要素があります その後の『御巡りの儀』も、神社でのストリップに負けず劣らずの内容が続いた。
道で見知った顔とすれ違う度に、両手を顔の横でピースしながら、がに股で挨拶することを強要されたり。
商店街の薬局では、コンドーム販売機の前での客引きや、ディルド相手にお口でゴムを付ける実演販売させられたり。
小学校では保険の教材になり、子供達の前でまんぐり返しになりながら、女性器について自ら解説させられたり。
写真屋のスタジオでは、カメラの前で卑猥なポーズを取らされ、アルバムが出来るほどヌード写真を撮られたり。
ローカル線の駅で、素っ裸のまま痴漢防止キャンペーンのビラ配りをさせられたり。
彼氏をベッドに誘う時はどんな下着がオススメかを、ランジェリーショップの商品を片手に実演させられたり。
どれもこれも衆人環視の下で行われ、金髪巨乳娘の裸体と痴態は余す所なく地域の人間に公開されたのだった。
「――いやー、ユッキーはホントよく頑張ったよ」
『御巡りの儀』を無事に終えて、白沢家の廊下で息を荒くする金髪の少女を見て、シホは感慨深げに呟いた。
地域を回り、自らの痴態を余すところなく見せて回る『御巡りの儀』は、年頃の少女にとっては相当にきつい。
シホが聞いた話によると、若いころに『御巡りの儀』の儀を経験したシホの母は、最初こそ気丈に振舞っていたものの、
儀式が終わる頃には介添人であったシホの祖母に抱きついて、大声で泣きじゃくっていたそうだ。
それに比べれば、涙を流す事もなく堂々と儀式をこなしたユキナの態度は、大変立派で誇らしいものだ。
「……ありがとう。褒めてもらえて、嬉しいわ」
木の板枷に繋がれたまま、ユキナはまだ硬さの残る微笑を浮かべた。
『御巡りの儀』の最後に、普段通っている高校の職員室へと案内され、”たまたま”集まっていた教師達の前で、
尻を高く上げた四つん這い状態にさせられ、性器と肛門をじっくり鑑賞されていたとは思えない優しい笑み。
自らの両手で尻肉を掴んで開き、いつの間にか愛液が滝のように溢れだしていた性器を下卑た視線に晒しながら、
普段どんなオナニーをしているかを告白させられ、その様子をビデオに記録されていたとはとても信じられない。
「じゃあ、行こう。ユッキーがだーい好きな、山神様の所へ」
「ええ……行きましょう」
シホがゆっくりと障子を開け、一礼して白沢家の床の間へと進んだ。
彼女の握る紐にひっぱられながら、ユキナもいつもとは雰囲気の違う自宅の部屋へと入った。
ユキナの股間から流れる愛液が、白い太ももを伝って畳の上に落ちていく。 「ほう……」「立派になったねえ……」「ユキねーちゃん、おっぱいでっけー」「おっとなー」
参列客達が、惚れ惚れとした様子でユキナを見つめ、小声で感想を漏らす。
誰も彼もが、彼女が成長したことを心から喜び、無事に儀式の日を迎えられた事を祝っている。
金髪の乙女はその眩しい裸身を親族一同に晒しながら歩くと、山神である雄一の目の前で正座した。
「失礼致します」
ユキナを誘導し終えたシホは、小さな鍵を取り出してユキナの手を塞いでいた板枷を外す。
続いて懐から小刀を取り出すと、雄一の首にかかっていた数珠から、御山の木の実を切り離した。
シホは器用な手つきで小刀を操り、木の実の硬い果皮を剥いて中の柔らかく瑞々しい果肉を取り出した。
それをお神酒の入った徳利の上で握り潰し、果汁と酒を混ぜあわせると、その液体を赤い盃へとたっぷり注いだ。
果実酒がなみなみと入った盃をシホから受け取ると、ユキナはそれを雄一の方へ掲げて恭しく一礼した
「白沢ユキナ。誓約のお神酒と共に、この身を山神様へ献上させていただきます」
そう言って、ユキナは盃に口をつけた。
こくり、こくり、こくりと三度喉を鳴らして、中身の液体を半分だけ飲み干した。
口、喉、そして胃袋の中へ、果実の酸味と共にアルコールの灼けつくような感覚が広がっていく。
下腹部がじんわりと熱を持ち、アルコールと反応した果汁の成分が、体内でじんわりと作用していくのが分かる。
初めて堪能した酒の味わいに戸惑いながらも、ユキナは盃に残ったもう半分を残らず口に含んだ。
「――貢物を許す。我がもとへ来るがよい」
雄一の招きに応じ、ユキナは正面から抱きつくようにして、あぐらをかく雄一の脚の上に腰をおろした。
しなやかな脚を彼の腰に、白い腕を彼の背に回し、豊満なバストが歪むほど強く抱きしめる。
股間から溢れる発情の証で、雄一の白いふんどしにシミが出来るほどお互いの体を密着させながら、
ユキナは雄一の唇に、自らの唇を押し当てた。 「んっ、ちゅぅっ……おめふぃあがり、くださゃい……ぢゅっ、んぢゅう……」
ユキナの口中から送られてくる唾液の混じった果実酒を、雄一はゆっくり飲み干していく。
キスの快感とアルコールの働きで、雄一はまるで頭の中がとろけていくような感覚に陥っていく。
そうしてお神酒を飲み干し終えても、雄一はユキナを離さず、ユキナもまた解放されることを望まなかった。
「んじゅっ、ちゅうぅっ……んふっ、んぶうぅっ……!」
「んお゛っ、ぷはっ……! ちゅっ、じゅるっ……!」
雄一の舌がユキナに導かれるようにして、彼女の口内へと侵入する。
まだお神酒の味が残るユキナの舌をねぶり上げ、一本一本こすりつけるようにして彼女の歯を舐めまわし、
愛しい女の口内全てを陵辱しながら、自らの唾液を送り込んで有無をいわさず嚥下させていく。
ユキナもそれに応え、舌と舌をねっとりと絡ませながら、与えられる唾液を一切の躊躇いなく胃袋へと流し込む。
まるで、口から全身を支配されていくような感覚に溺れ、ユキナは無意識のうちに腰をゆっくりと動かし始めていた。
今や愛液で白さを失ったふんどしの向こうにある、固く逞しい男の象徴へ、どろどろと喜悦の涙を流す性器を押し当て、
種付けすべき牝はここにいるのだと本能的に媚びながら、男の生殖本能を刺激する。
「ん、ぷはぁっ…………ったく、エロすぎだぞ。ユキナ」
「はぁっ、はあっ……ゆーいち、ゆーいちぃ……」
もはやどちらの唾液なのか、あるいは汗なのか分からない液体で口の周りをべたべたに汚しきった所で、
名残惜しさをぐっとこらえ、雄一は幼馴染の口腔を犯すのを一旦止めた。
口づけを中断されたユキナは、だらしなく口を開けたまま悦楽にトロけた顔を晒す。
興奮と、アルコールと、さらにアルコールに反応した果汁の作用で、ユキナの体の中に愛欲にまみれた熱が滾る。
普段の才気煥発な彼女からは想像できない、性欲と愛欲に溺れきった牝の顔だ。
ようやく離れた二人の唇の間に、銀色の橋が幾筋もかかり、すぐに消えていった。
(ああ……このままめちゃくちゃになるまで犯してえ……)
(――いいわよ。雄一がしたいように、して……)
(そうしたいけど……そういうわけにもいかなくてな……!) ほんの一瞬見つめ合っただけで、二人の間に声なき会話が成立した。
産まれて17年。共に歳を重ね、愛を重ね、体を重ねてきた二人だから出来る、アイコンタクトの粋を超えた意思疎通。
いつもならこのまま、どちらかが動けなくなるまで互いの体を貪り尽くすところだが――今日は事情が異なる。
『御巡りの儀』の手順を自分の欲望で狂わせて、ユキナの儀式を台無しにするわけにはいかないのだ。
雄一はなけなしの理性を掻き集め、抱きついているユキナの体を優しく引き剥がすと、彼女の向きを180度変えた。
ちょうど対面座位の姿勢から、背面座位に切り替わった形だ。
「ゆ……山神、様……」
「雄一でいいよ。もう最後だし、リラックスしよう、な?」
ユキナの耳元で、いつもの声音に戻った雄一が小声で囁く。
彼の視界の端で、介添人の少女が『しょうがないなあ』と言いたげな苦笑いを浮かべているのが見えた。
「次に何をすればいいか、分かるよな? ユキナ」
「……ええ。でも、私……出来るかしら」
「大丈夫。何があっても俺がついてるから。きっと出来る、な?」
「雄一……ありがとう。愛してるわ」
金髪の乙女の心を縛っていた何かが、外れた。
ユキナは背後の男に体重を預け、閉じていた股をM字になるようゆっくりと開いていく。
伸ばした脚の膝裏を雄一の両手に掴まれ、柔らかな股関節は男の力で支配されて限界寸前の角度まで展開した。
毛の一本も無いつるつるとした秘裂、そしてその下にある色の薄い小さなすぼまりが、親族達にはっきりと晒される。
ユキナは両手の指を、秘裂を覆う媚肉へと添えると、秘部が良く見えるようにぱっくりと割り開いた。
健康的に色づいてひくひくと蠢く膣内がさらけ出され、興奮のあまり勃起したクリトリスが隠すものを失って露わになった。 「――パパ、ママ。そして、お集まりの皆様」
今日一番の笑顔を浮かべながら、ユキナはいつもの涼やかな声で話し始めた。
全てが、しきたりで決められた規定行事であること。
朝から続く恥ずかしさ全開の状況に、少しではあるが慣れてきたこと。
そして何よりも、背中に心から信頼する男の暖かさを感じる事。
その事が、異常な状況に相対するユキナの心にわずかながらゆとりと安心を与えてくれていた。
「ほっ……本日は、私の『御巡りの儀』にお付き合い頂き、あっ、ありがとうございました」
自ら股を開き、愛液を垂れ流す性器を家族にじっくりと見られながら、ユキナは滔々と語る。
恥じらうだけの少女の顔から、パートナーへの信頼と愛情がにじみ出る微笑みを浮かべた大人の顔へ。
ほんの一回りだが大きく成長した彼女は、ゆっくりと儀式のクライマックスへと向かっていく。
「しきたりに従い……んっ。山神様に、成人の許しを得た証をっ……! お見せ、致します……ぁんっ」
下腹部に渦巻く衝動に突き動かされ、ユキナが可愛らしい声をあげながら身をよじる。
先程、お神酒と共に飲み干した山の果の汁。
アルコールと混ざると、女性に対してのみ強力な利尿剤として作用するようになるソレの影響で、
今のユキナは抑えがたい排尿欲求に襲われている。
だが、トイレに行くことは許されない。今のユキナのトイレは、参列者達が見守る今この場なのだから。
家族の前での小水お漏らし――成人の許しを得た証とはそのことを指し、お神酒はその手助けをするものだ。
『家族の前で放尿させる』という変態的な行為にも、実はしっかりとした理由がある。
本来、人前で放尿する行為には、本能的な抵抗が伴う。女性なら尚更だ。
その本能的抵抗、その苦しみに耐えた後の決壊を経験することで、自分の限界を知るという事。
更に、普通なら家族に見せる事はない放尿の様子を見せることで、自分の全てを知ってもらうという事。
加えて、自らが生まれ育ってきた自宅を、自らの小水で汚すという一種の侮辱的行為を通して、
家族という庇護者からの(擬似的な)決別と、家という保護空間からの卒業を示すという理由があっての行為だ。 「んっ、くっ……はぁ、はあっ……! んんぅっ……!」
ユキナが苦悶の表情を浮かべながら悶え、背中を弓なりにしならせ、股を閉じようと股関節に力を入れる。
雄一が膝裏を掴んでいなければ、この美しいM字開脚は一瞬で終了してしまっていただろう。
雄一はユキナが痛がらないように配慮しつつ、かつ脚を閉じられないよう腕に力を込めた。
「……くっ、ん゛んぅっ、んぅんんぅっ! ……かはっ、はぁっ……」
人間としての理性が家族の前での排尿を拒ませ、必死になって膀胱の衝動を抑えこもうとする。
括約筋の働きで菊穴がきゅっとしまり、無意識の内に足の指先がピンッと伸びる。
より長く我慢し、より長く耐えるほどよいとされるしきたりに従い、ユキナは体の全てを使って、
お神酒の作用で作り出された排尿欲求と必死で戦っているのだ。
雄一は膝裏を掴む手を固定したまま、彼女の耳元で優しく名前を呼びかけた。
「ユキナ」
「ゆーいちっ……ごめ、ごめんねっ……! でっ、でも、体が……んぅうううぅぅっ!」
「好きなだけ暴れていいぞ。最後まで、ちゃーんと抑えといてやるから」
「んんっ……! あっ、ありがと……大好きっ……ふぅっ、くうぅぅぅッ!!」
苦悶の声を上げながら、切なげなに身を捩るユキナ。
果汁酒の利尿作用によって無理矢理呼び起こされる排泄欲求は、平時のそれとはレベルが違う。
かつてこの地で17歳を迎えた全ての少女が経験し、これから17歳を迎える全ての少女が経験する事になる、
苦悶と羞恥に彩られた伝統を、ユキナは今身を持って継承しているのだ。
「……んん゛んっぅう゛っ! はひぃい゛っ゛……もっ……もお゛っ……!」
股を開かされてからまだほんの数分、しかしユキナにとっては永遠に等しい時間が過ぎた頃。
ついに、限界の刻は訪れた。
「――――あっ、ん゛んっ……!!」
開かれた彼女の陰部から、ほんの一瞬だけ、ぷしゃりと液体がこぼれた。
その一瞬こそが、決壊を知らせるサイン。 「……あっ、あー、あ゛ぁー! で、ちゃ、ああーっ! あ゛ーっ! あ゛あ゛ーっ……!!」
耐え続けてきた本能と筋肉が、ついに屈した。
最初のひと噴きに導かれるように、溜まった小水が膀胱から解き放たれ、放物線を描いて飛んで行く。
アンモニア臭を伴う黄金色の液体が止めどなく溢れだし、一筋の帯となりながら畳の上に零れ落ちる。
限界まで我慢させられていたということもあり、量も勢いも通常時のソレより余程多い。
「……お゛っ、おほぉー……。お漏らし、しちゃったよぉ……」
我慢に我慢を重ね、薬効と闘いながらようやく許された排尿だ。
無様に小水を垂れ流し、恍惚の微笑みを浮かべながら、ユキナはその解放感に酔い痴れた。
結局、普段の倍以上の時間をかけて、ユキナは膀胱にたまった黄金水を一滴残らず排出した。
畳の上に撒き散らされた小便は、アンモニア臭を放ちながら染み込んでいき、消えない汚れへと変わっていく。
「おーおー、いっぺえ出したなあ。ユキ坊」「神様に認められたのが、よっぽど嬉しかったらしいねえ」
「あらあらまあまあ、すごい量。アタシの時よか多いんじゃない?」「こりゃあ新記録かもなあ」
「あー、ゆきおねーちゃん、おもらししてるー」「いーけないんだーいけないんだー」
神に認められたことをついに証明したユキナを、事情を理解している親族達は祝福で持って迎えた。
ユキナの父親は満足気にうなずき、母親はうっすらと涙ぐみながら娘の晴れ舞台を見届けた。
当然、彼女が無事に儀式を終えた事を喜んでいるのは、親族だけではない。
雄一は幼馴染の艶やかな髪に軽く口づけすると、ユキナの膝裏を掴んでいた手をゆっくり離した。
「よく頑張ったな、ユキナ」
「あひぃ……ありが、とぉ……んっ、ぁはあ……」
雄一は両腕を幼馴染の体に後ろから回し、儀式を終えたばかりの彼女を優しく抱きしめた。
厳しいしきたりに従い、朝から『御巡りの儀』というハードなイベントをこなし続けたユキナは、
ようやく全身の力を抜き、ぐったりとしながら幼馴染の男によりかかって体重を預ける。
そうして、アルコールと疲労がもたらす心地よさの中、愛する男の温もりを感じ、ユキナはゆっくりと意識を手放した。 蝉の声が一段とやかましい、とある日。
ユキナが『御巡りの儀』を行った日から、二週間が過ぎた。
暦は既に8月に入り、本格的な暑さの訪れと共に学生待望の夏休みが始まった頃。
白沢ユキナと祠堂雄一は、真夏の太陽にに照らされながら祠堂家に続く道を歩いていた。
ユキナは以前にも着ていた白いワンピース、雄一はTシャツにジーンズというシンプルな格好だ。
「雄一、重くない?」
「これくらい大したことないよ。ユキナの方こそ大丈夫か?」
「心配してくれてありがと。でも大丈夫よ。軽い物しか入ってないし」
ぱんぱんに中身の詰まった買い物袋を両手に二袋ずつ下げた雄一に気遣われ、ユキナの顔がほころんだ。
夏休み突入直後、急に長期出張が決まった祠堂家の両親に、祠堂雄一の健康と生活の管理を頼まれて、
半ば同棲するかのようにユキナが祠堂家で暮らし始めて10日目に入った。
今日は二人でホームセンターに行った後、スーパーで食料品を買いためてきた。
「今日は暑かったし、夕ごはんはひやむぎにしようと思うのだけど、いいかしら?」
「ああ。やっぱりこういう暑い日には、冷たい麺に限るよな」
「でしょう? でも、ひやむぎだけだと栄養面が心配だから……野菜のかき揚げもつけるわね」
「ユキナの作るかき揚げかー。いやあ、楽しみだな」
まるで新婚夫婦のような会話をしながら、二人で夕暮れに染まる田舎道をまったりと歩いていると、
向こうから歩いてきた中年の男性が、右手を上げて挨拶してきた。
「おっ! 白沢さんとこのユキちゃんに、ゆう坊じゃねえか」
「……源さん。俺ももう17なんだから、ゆう坊はやめてほしいですよ、ゆう坊は」
「こんばんは、源さん」
雄一はぼやきつつ、ユキナは素直に挨拶した。
”源さん”の愛称で親しまれる、地元の肉屋『源ミート』の店主は、雄一達の共通の知り合いであり、
ユキナが『御巡りの儀』の際、烏丸神社でストリップを披露した時に”たまたま”神社にいた男の一人である。 「いやあしかし、こないだの『御巡りの儀』は実によかったよぉ。ユキちゃん」
「ふふ。そう言ってもらえると、恥ずかしいのを我慢した甲斐があります」
「あんだけ股おっぴろげて、ツルマン晒して頑張ってたんだ、きっと山神様も大満足してるだろうさ。なあ、ゆう坊」
「そうですね、きっと大満足ですよ……あと、ゆう坊はやめてくださいって」
ユキナが雄一を山神役に指名したことは、既に地域中を噂となって駆け巡っている。
つまり『白沢ユキナは祠堂雄一の嫁になりたい程にべた惚れである』という事が知れ渡っているのと同じなのだが、
二人が付き合っているという事自体はるか以前にバレているのだ。今更どうという事もない。
「ゆう坊。おめえも男なら、何があっても、ユキちゃんの事を泣かすんじゃねえぞ」
「分かってますって。ユキナが幸せになれるように、頑張りますよ」
「おうおう、その意気だ。そんでもってよ、ずっこんばっこんする時はたっぷり鳴かしてやるこった」
「…………上手いこと言ったつもりっすか」
下ネタでげはげはと笑う源さんを見てゲンナリとしながらも、雄一は横目でチラリとユキナの方を見た。
ユキナも苦笑いを浮かべてはいるが、そこまで嫌がっているわけではない。
『御巡りの儀』を終えた女が、こうしたセクハラトークに巻き込まれるのはよくあることであり、
事実、ユキナもこの二週間、クラスメイトや教師、地域の人間からそのような話をされた事が幾度となくあった。
そして、悲しいことにもう慣れてしまった。
「ユキちゃんよお、ちゃあんと毎晩満足させてもらってるかい?」
「もちろん。毎晩どころか、朝からたっぷり鳴かせてもらってますよ」
「おお、元気あるねえ! 毎日マンコの乾く暇も無いってか?」
「ええ。今も、雄一のぶっといおちんぽで一晩中可愛がってくださいってお願いしてた所です」
『御巡りの儀』の後にぶつけられる下品な話には、なるべく調子を合わせて話す事がよいとされている。
成人の証を立てた大人の女なら、下ネタくらい軽く応対できて当然だと考えられているからだ。
もっとも、『御巡りの儀』から一ヶ月もすれば、こうした下品な話題を振られる事も殆ど無くなるのだが。
「源さん、俺たちそろそろ……」
このままではいつまで経っても話が終わらないと判断した雄一が、半ば強引に話題を切り上げた。
「おっ、おお! わりいな、引き止めちまってよ! それじゃあな!」
源さんはげはげはという下品な笑い声を上げながら、ユキナ達とは逆方向へと去っていった。
その姿が通りの向こうに見えなくなった事を確認して、ユキナと雄一は揃ってため息をつき、再び歩き出した。
祠堂家の邸宅は、もうすぐそこだ。 「それでね、雄一。シホの『御巡りの儀』の事なのだけれど」
ようやく祠堂家に到着し、やっと買い物袋に詰まった大量の食物を収めるべき所に収め終えたあと。
雄一は、ユキナに押し倒される形でリビングのソファへと座らされていた。
「知ってる? シホはね、雄一を山神様にしたいらしいわよ。ちなみに、介添人は私ね」
「へえ、ユキナが介添人をやるのか。頑張れよ、応援してるぞ」
「ふふ、ありがと。あなたこそ二回目の山神様、頑張りなさいよね」
男の腰の上に跨がりながら、ユキナが雄一の瞳を正面からまっすぐ見つめてニッコリと笑った。
一度山神役を務めた男が、後から別の女に指名されて再び山神役を務める事は昔からよくある事だ。
基本的に男性側に拒否権は無いし、『その男を以前指名した女』にも新たな指名を拒む事は出来ない。
とどのつまり、シホの指名を拒絶する権利はユキナにも雄一にも無いのだ。
「――しかし、俺が山神をやるって事は、だ」
「ええ。もちろん『御巡りの儀』が終わったら、一晩中シホの体を好きに出来るわね。楽しみ?」
「そうだな。とっても楽しみだよ」
雄一の返答に一切のよどみや躊躇いは無かった。
たった今、目の前にいる恋人に『別の女とセックスする』と堂々と宣言されたに等しいユキナだが、
その表情には動揺や怒りはなく、むしろ抑えきれない笑みがこぼれている。
「あのね雄一。そういうのは普通、もっと悩んだりする所じゃないの?」
「仕方ないだろ。これも『御巡りの儀』のしきたりなんだから」
雄一が言ってのけた通り、これも『御巡りの儀』を構成するルールの一つだ。
山神として儀式のために働いた男を、『御巡りの儀』を受けた女がその体で持って労うという建前の下、
儀式を行った日の翌朝まで、どんな男女であろうと一晩中セックスする事を許される、というかしなければならない。
江戸時代辺りにはこのしきたりを利用し、身分違いの恋をした男女が『御巡りの儀』を行った後、
一晩の間に幾度と無く交わり続けて子を成し、最終的には夫婦となる事を認めさせたという逸話もある程だ。 また、『御巡りの儀』以降に山神役の男とどういった関係になるかの決定も、女達の話し合いで決められる。
一夜の関係で終わるもよし。誰か一人が男を独占して夫婦になるもよし。全員まとめて囲われるもよし。
法的根拠こそ無いものの、その決定は神聖なものとされ、地域の誰であろうと異議を唱えることは出来ない。
内容がハードな分、儀式を受ける女性側にもこういった権限を与えているのも、『御巡りの儀』の特徴だった。
「ええ、そうよね。シホの事、ちゃんと可愛がってあげなきゃ許さないんだから。ふふっ」
「……なんだか、ずいぶん楽しそうだな。ユキナ」
「だって、小学校以来の親友と棒姉妹になるのよ? なんだかワクワクしてくるじゃない」
くすくすと笑いながら、ユキナはシホが抱かれる姿を脳裏に描く。
長い黒髪が美しい、大和撫子のしとやかさと小悪魔っぷりを兼ね備えた、独特な一人称を使う友人。
あの柔らかそうなGカップのバストが男の指で荒々しく揉みしだかれ、美しく括れた腰をしっかりと抑えられながら、
肉付きのいい安産体型の尻へ、愛する男のグロテスクなほど大きい男性の象徴が打ち込まれていく。
かつて感じたことのない悦楽を刻み込まれ、唇を雄一の舌で陵辱されてくぐもった喘ぎ声を漏らしながら、、
初めて雄を迎える女の最奥部へ濃厚な子種汁を溢れるほど大量に注ぎ込まれて絶頂の刻を迎える――。
親友のそんな姿を想像するだけで、ユキナの下腹部にとろけるような情欲の炎が燃えた。
「しかも、3年後にはアオイだってあなたに抱かれるんだから。
――ああ。しきたりとはいえ、愛する男に妹まで捧げるなんて、なんて健気なのかしら、私」
まるで舞台女優のように、大げさな声音で語るユキナを見て、雄一の中にゾクリとした興奮が走る。
自惚れのようだが、白沢アオイが自分に好意のような物を向けている事はなんとなく理解できていた。
加えて、シホを抱くだのなんだのの話をした直後だ。否が応でもそういう方向の想像をしてしまう。
まだ14歳ということもあり、アオイの胸はさすがに大きいとはいえないサイズだ。
しかし、水泳で引き締められた無駄な贅肉が一切ない肢体と、最近濃さを増しより魅力的になった日焼け肌。
青い果実のように未だ成長を知らぬ胸を弄りながら、未成熟な子宮に繁殖欲求に満ちた雄の汁をたっぷり注ぎ込み、
体の奥の奥まで自分のモノに出来たらどれだけ征服欲が満たされることだろうか。 「もう、目がギラついてるわよ。私の変態さん」
「ユキナこそ、今すぐシたくてたまらないって顔してるぞ。俺の雌豚ちゃん」
軽口を飛ばし合い、互いの体をまさぐりあいながら、二人は目の前にいる愛する者の服を脱がし合う。
今日は下着を一切着けていなかったユキナは、白いワンピースの肩紐を外すだけで一糸まとわぬ姿になった。
裸に剥かれたユキナは、ソファに座る雄一の脚の間へ跪くと、Kカップの爆乳で愛する男の肉棒を優しく挟んだ。。
「ふふっ……素敵。火傷しちゃいそうよ……」
若くハリのあるバストを突き抜けるようにして、興奮で固くなった亀頭が顔を出した。
今まで幾度と無くユキナを貫き、数えきれない程にとろける悦楽を与え心地良い屈従を誓わせてくれた、
祠堂雄一という雄の固く屹立した剛直の感触に刺激されて、ユキナの瞳に情欲の炎が灯る。
「こんなにしちゃって、そんなにシホやアオイを抱きたいの?」
「それもあるけど、今はユキナを抱きたくてたまらないかな」
「もう。『今は』だなんて、贅沢な人なんだから」
そこらのバナナより余程長太く、鉄のように固い肉棒の先端から放たれる精臭を、ユキナはたっぷり吸い込んだ。
今宵も激しいまぐわいを期待する乙女の秘部から劣情の雫が一筋落ち、種付けを媚び願うメスの香りがリビングの中へ漂う。
そんなユキナを雄一も愛おしく想い、その手で彼女の髪の毛を優しく撫でてやった。
「でも許してあげるわ。しきたりで決まっている事だもの、仕方ないじゃない」
「そうだな。しきたりなんだし、仕方ないよな」
二人で視線を交わし合いながら、含みのある笑顔を浮かべて嘯いた。 そうだ。全て『御巡りの儀』のしきたりで決まっているのだ。何を気にする必要があろうか。
雄一と共に歩む未来を、ユキナと、シホと、アオイで共有する。
その代わりに、ユキナ達の愛と肉体の全ては、祠堂雄一というオトコのモノになる。
普通なら誰にも許されないであろう選択肢が、『御巡りの儀』があるこの場所ならおおっぴらに許される。
同じ男に、同じ神に身を捧げた彼女達の意思は、例え神であろうと阻むことは出来ないのだから。
自分と、大親友のシホと、可愛い妹のアオイ。
まるで大樹に絡みつく蔦のように、三人で雄一へと奉仕し、睦み合い、彼の逞しい肉棒で絶頂に酔う。
朝も昼も夜もなくねっとりとした激しい交わりを愉しみながら、いつか三人まとめて雄一の妻となり、彼の子を孕む。
そして十数年の後、立派に育った子供達が『御巡りの儀』を経験する所を、四人で見守っている情景が目に浮かんだ。
(ふふ。きっと、最高に幸せなんでしょうね……ゾクゾクしちゃう)
そんな幸福な未来への入り口は、もうすぐそこまで迫ってきている。
そう確信しながら、ユキナはその瑞々しい唇に親愛の情を込めて、雄一の肉棒へ口づけた。 以上です。長めになってしまいましたが、楽しんでいただけたら幸いです
なんというか「はたから見ると異常だが、それが正常として受け入れられている」というシチュエーションが好きなのと、
自分の趣味を入れたらこういう感じになっていました。
欲を言えば、もうちょっと説明部分を削って儀式のシーンを増やせればよかったんですが……書けなかったもので。
では、長々と失礼しました。 儀式終了後はセックスしまくりだけど
これだけエロいしきたりなのに儀式自体にはセックスが含まれないのがいいですね
単なる公然露出セックスになってしまったり、
最後がセックスだとせっかくいろんなエロイベントがあったのに全部セックスの前座だったみたいになりますしね 義務教育課程において毎日男子は上半身裸で乾布摩擦するので
女子は逆に下半身裸で、中央をローションに浸してヌルヌルのタオルを股間に通して湿布摩擦する。
規定の時間が終了するまで何度達しても股間を擦り続ける決まり
なお湿布摩擦終了後はそのままの服装でラジオ体操第二を行う
例のがにまたガッツポーズの運動をちゃんとできない女子は全員朝礼台に上げられ、
全校生徒が注目する前で下半身まる出しのままがにまたガッツポーズ運動の指導をされる。
まず正しいがにまたガッツポーズになるまで修正を受けつつがにまたポーズを維持し続けねばならず、
正しい姿勢での運動を前向き後ろ向きそれぞれ10回ずつ行うまで開放されない
しかも正しい姿勢の定義も教師によって適当で、
多くは太ももが水平になればOKだが、教師によっては
更に腰を落としてM字開脚状態になるまでしゃがませ両手はダブルピースが正しいとしたり
両足の間に設置したカラーコーンの頂点に股間を擦り付けるのが正しいとしたり
がにまたになりつつ尻を思いっきり後に突き出し、肛門をまる出しにするのが正しいするなど
教師によって違うどころか同じ教員でも日によって定義がまちまちであり
せっかく憶えても翌日の教師に駄目出し指導されるのは珍しくない。 ちょっと時間を置いて来たらとんでもなくいいの来てた…! 他スレだけどふたりエッチのスレで見かけた
村の因習で親子どんぶりで種付けされちゃうSSが忘れられない
生々しい描写とたしかな理由付けというか整合性があった
あと残酷でエロい
今も読みたい >>414
読んでみたいので、何代目のスレの作品なのか教えてもらえるだろうか? 何気なくやった行為が実はエロスの儀式だったとかどうよ。 高位の者の精液を儀式で使用するために巫女が神官を射精させなければいけない
また、巫女は神官の縁者でなければならない
通常であれば妻がその役目を為すが、慣習上巫女というのは三十路で引退するもの
齢60の神官の巫女を勤めるのは、彼の息子の嫁であった
両者の間に特別な感情は無いが、演台で隠れた神官の下半身に跪き、衆人環視の中で行われる様はあまりに扇情的だった… 舞台にあらわれたのはこの家の若妻、香澄さんだ。巫女服のお尻がたまらない。あんな美人の嫁さんがいたら自然と子沢山になるだろうなあ。
香澄さんは参列者の方へ一礼すると神官の爺さんの足下へ跪いた。
デカい演台に隠れ、俺たちの目には椅子に座った爺さんのお面を被った顔しか見えない。
そうして周囲では小さい巫女たちの演舞が始まる訳だ。
演台の陰では香澄さんが姑である爺さんのイチモツに…。うーん。見えないのが惜しいやら見えたら見えたで悔しいやら。
しばらくすると、香澄さんは漆塗りの器を持って姿を現した。凛とした佇まいは先程と変わりないが、器には白濁したアレが注がれている。
胸糞悪いが、香澄さんは今この瞬間まで手でチンポを扱いていたのだ。それも義父の。手…だけだよな…?多分。 覚悟は決めていたものの、嫁入り間もないころは、義父を射精させた後、それを参列者に示すのは羞恥で頭がおかしくなりそうだった。
今は眉ひとつ動かさずに儀式を続けられる。
私が右手で扱いたのか左手で扱いたのかを種に酒席の博打が行われる、なんて話を実家の弟の嫁に聞いた。
私はこの役目を全うする責任がある。この家には恩があるし、夫のことを愛している。
誠実で周囲からの信頼も厚い夫は私の誇りだが、儀式については必要以上に言及しない。
私が姑を射精させている事についてどう考えているのかを聞くことは出来ないが、夫と肌を重ねていると不安な気持ちは薄れるのだった。 最初の頃は、手を触れるだけで目に見えて興奮した舅のペニスも、儀式を繰り返すうちに射精へ導くのが難しくなってきた。
夫以外に抱かれたことは無いが私も女だ。男性器を弄ぶ手段を考える位は出来る。
右手で全体を扱きながら左手で亀頭を擦る。滑りが悪かったため多少の逡巡ののち、左手に唾液をたらし、亀頭に唾液を塗り込むように擦る。
夫と舅、それぞれへの謝罪の念をかみしめながらヌチャヌチャと、自身の口から出た唾液を舅の性器へ擦り付ける。
面を被っているため、こちらを見ている舅と視線が合っても意志は読み取れないが、きっと気持ちが良いのだろう。
陰嚢の感触で彼の射精感が計れる程度には、慣れてしまっていた。
参列者達にはこのような淫らな行為は想像も出来ないだろう。
儀式の際には精液等を拭き取ることは一切許されないため、私は儀式が終わるまで、淫臭をはなつ舅の汁まみれの手を晒すか、この演台の陰でこの汁を舐めとるしかなかった…。そして…。 巫女って本職でやってても一般的には20後半が引退らしいね 止まってるんじゃなくて終わってるんじゃないか、これ
あとは各自で脳内補完してくださいの余韻エンド 物陰だけど衆人環視で誰もがヤってると分かる状況で精液を搾らせられるなんて最高だわー
さり気なくNTRでもあるしな 出させた精液はどうすんのか
理想は儀式自体が女の子の年祝いみたいなもので、巫女が一口飲んだ後、神酒に入れて混ぜたものを女の子が飲むとか
まだお父さんとお風呂に入っているような子もいれば彼氏と経験したばかりの女子が、儀式の後で神酒の正体を知り困惑したり
男を知らない女子大生がドキドキしながら飲んだり
余所から嫁いで来た女性がしきたりで無理矢理飲まされたり
だと俺得 夏祭りの裏で中学2年生の男子が射精できる確かめる儀式が欲しい。
同級生の女子が見守る中全裸で体を固定されて巫女さんに手コキされて射精。 >>429
まれに射精しない男子がいてフェラやパイズリ、膣を使うこともある
…もしかして、あなたお尻じゃないとイけないの? 子孫繁栄の神を祭る子宝神社の宮司の一族は、村長、村会議員、村役場幹部を
輩出している地元の名家。
このあたり一帯の多くの土地を所有する地主でもある。
宮司が行う行事に、多くの子孫を残せるよう身体を清める「子宝の儀」がある。
村の娘が15歳になると、一人で宮司の家に1泊して儀式を受ける。
儀式の中身について口にする者はいない。ただ「1泊する」というだけ。
この儀式を通過すれば大人の女性と認められ男女交際も許される。
農業が主な産業のこの地域では、働き手となる子供の数が生産力を決める。
それゆえ子孫繁栄は村にとって極めて重要。
儀式を通過しなかったものは、不妊になったり健康な子が生まれなかったり
すると言われている。
村の出生率は国を大きく上回っており、儀式の有効性の根拠となっている。 儀式の目的は、子宝に恵まれるように適切な性教育を施すこと。
キスの仕方から始まり、フェラチオ、体位と、実演で娘たちに教え込む。
コンドームの使い方も教えるが、この儀式は娘たちの子孫繁栄を祈るもので
あるため避妊はしない。
もちろん、強制ではないので娘たちが嫌がれば中止される。
しかし宮司は村の権力者。村人達は土地やお金を借りたり、進学、就職の世話
をしてもらったりしており逆らえる者はおらず、中止されたことは1度もない。
形式的には15歳の娘が全員儀式を受けることになるが、実際に宿泊するのは
宮司が選んだ娘だけである。
この日は村で1番の美少女と言われる紗英が儀式を受けるため泊まりに来た。
ツインテールで幼さの残るルックス。
二人は初対面。挨拶もそこそこに早速キスの指導を始める。
宮司からいきなりキスをするように言われ、とまどいながらも
「し、失礼しますっ!」と勇気を出して唇を重ねた。
紗英のファーストキスは51歳の禿げた宮司に捧げられた。
舌の絡ませ方や唇の吸い方といった技術的なところも指導すると、
仕上げに10分間の長いディープキスをした。 続いて、紗英は宮司の目の前で制服を脱ぐ。
下着姿になると、宮司は紗英のムチムチしたナマ脚に我慢できず、
「綺麗な脚だね」と言いながら美脚を舐めまわした。
紗英がブラジャーを外すと、宮司は予想以上に立派な乳房に驚いた。
「細身なのに胸ばっかり大きくなって。最近の若い子はけしからんな。」
宮司は夢中になって紗英の乳房を揉み吸い続けた。
紗英は恥ずかしさのあまりショーツを脱げなくて泣いてしまうが、
宮司が「大人になるために、将来子供を産むために必要な儀式だから。」
と言い聞かせた。
しばらく焦らした後、紗英がショーツを脱ぐと、宮司は股間に顔を埋めた。
満足するまで紗英の全身を舐めまわした後、今度はフェラの指導に入る。
フェラは宮司の趣味で洗ってない状態でさせる。
紗英は仁王立ちの宮司の前で跪くと、いちもつを掴んだ。
しかし顔を背けたままなかなか直視できない。また泣いてしまった。
宮司が「やめとこうか?」と言うと、「やります!」と今度は一気に頬張った。
洗っていないためおしっこの味がしたが、紗英はひたすらしゃぶった。 相手はバージンのため、優しくゆっくり声をかけながら根本まで挿入した。
正常位、立ちバック、騎乗位、対面座位等、基本的な体位を教える。
紗英に「子作りの時以外は必ずコンドームをつけるように。今回は儀式だから
このまま膣内に射精する」と説明しながら、正常位でだんだん激しく突いて
いると宮司が絶頂を迎え、紗英の膣内に射精した。
抜いたいちもつを紗英にしゃぶらせて、膣から溢れてきた精液も舐めさせた。
「これで子宮も口の中も浄化されました。子宝に恵まれます。
初体験はどうでしたか?」
「痛かったけどだんだん気持ち良くなってきて、おかしくなりそうだった。」
紗英は照れながらも率直に感想を述べた。
あどけない表情で素直に言うことを聞く紗英を、宮司はすっかり気に入った。
1万人に1人の美少女。夢中になって朝まで何度も抱いた。
紗英もいいなりになって宮司を喜ばせた。
翌朝、紗英は深々と頭を下げて、親が包んだ10万円を渡した。
儀式ではコンドームを使用しないため、親たちは暗黙の了解で娘に避妊薬を
飲ませている。 村出身者が嫁をもらうときは、子孫繁栄を祈るため事前に「子作りの儀」を
通過しなければならない。
要は儀式を受けていなければ結婚できないのである。
「子作りの儀」は子宝に恵まれるよう祭壇の前で一晩中「子作り」を奉納するもの。
ある日は宮司の家に東京から21歳の由紀という美しい女性が泊まりに来た。
村出身の孝明とつい先月結婚したばかりだという。
勤務する病院でバイトしていた由紀と知り合った。
医師でありながら孝明が45歳まで結婚できなかったのは、この儀式が原因に
他ならない。胡散臭くて皆去ってしまう。
断られるのが怖くて、孝明は儀式のことを言えず結果的にしきたりを破って
しまっていた。
しかし孝明の両親の強い説得により、由紀は儀式を受けに来た。 だが都会の人間に奥地の風習がすぐ理解できるわけがない。
「みんな詳しく話してくれなかったけど、1人で泊まるってことで想像できたわ。
なんで夫がいるのにあなたと子作りしなきゃいけないの?馬鹿馬鹿しい。
こんなのに騙される人いるの?変態っ!」
由紀は怒りが収まらず宮司をさんざん罵倒した。
宮司も憮然として「ではお帰りください。」と返す。
由紀は怒って帰ったが、翌日孝明とその両親に付き添われて戻ってきた。
「宮司、申し訳ありませんでした。由紀には儀式を受けなければ結婚は無効と、
よく言い聞かせておきました。どうか儀式を受けさせてください。」
由紀にとってもやっと掴んだ幸せ。こんなことで離婚するわけにはいかない。
母子家庭で貧困を余儀なくされていたため、医師との結婚はまさに一発逆転の夢。
いかがわしい行為をされないように、夫と両親も一緒に参加することを条件とした。
しかしそれが裏目に出ることになる。 「では、子作りの儀を始めます。あなたの要望どおり夫と両親が見守っています。」
由紀は動揺を隠せなかった。(嘘でしょ・・・夫と両親が目の前にいるのに!)
でも由紀が要望したこと。これ以上夫やご両親に恥をかかせるわけにはいかない。
もはや後戻りはできなかった。
一方、宮司は昨日由紀に罵倒されたことが許せなかった。
辱めを与えるためにある男達を呼んだ。
「昨日の予定だった儀式を今日に無理に変更したものですから、私は所要で外します。
儀式は明日朝までですが、この者たちが代わりを務めますのでご安心ください。」
「急なことでお手数おかけして、申し訳ありません。」
夫と両親が深々を頭を下げたが、孝明は代わりの者たちを見て開いた口が
塞がらなかった。中学、高校時代に孝明をいじめていた連中だ。
村を出て医師となって成功した孝明を妬んで、未だに悪口は絶えなかった。 「孝明、久しぶりだな。俺らでいいのか?嫌ならそう言ってくれ。」
二人はニヤニヤしながら孝明に聞く。
(なんでこいつらが・・・)孝明は動揺して答えられなかった。
代わりに両親が「よろしくお願いします。」と頭を下げた。
(この人達は夫の知り合い?)由紀はとまどった。
「初対面だと思いますが、神の御前で愛のないセックスをすることは許されない。
例え夫がいても、儀式のパートナーを全身全霊で愛さなければならない。
神によく聞こえるように、意識して音や声を出すように。」
注意事項を述べると宮司は去って行った。
「じゃあ早速始めるよ。奥さん、まずは俺たちを興奮させてくれないかな。」
(相手はこんな汚いおじさん?しかも二人も?)由紀は一瞬ひるんだ。
しかし医師である孝明との結婚を手にするまでの苦労を考えると、気が引き締まった。 キスが始まると、孝明は顔を伏せた。耳を塞いでも由紀が言わされている
「大好き」「愛してる」という言葉と、濃厚な接吻の音が聞こえてくる。
「奥さん、キス上手だね。興奮してきたわ。それにしてもおっぱい大きいね。見せてよ。」
由紀は二人の目の前で服を脱いでブラジャーを外すと、孝明以外はその大きさに驚きの
声を上げた。孝明の母も「まあ、立派なお乳ね。」と感心していた。
まず鈴木が由紀の乳房を両手で鷲掴みにした。
「ちょっと奥さん、すごいおっぱいしてるねぇ。手に収まりきらない。佐藤、お前も
揉んでみろよ。」
佐藤が背後から両手で由紀の乳房を揉んだ。
「これはすごい。こんなにでかい乳初めて見た。まさに爆乳だな。顔挟めるでしょ?」
「顔を挟むって、乳で?やったことないけど・・・」
佐藤が由紀のバストの谷間に顔を埋めた。由紀が両手で佐藤の顔を挟みこむ。
「これたまんねえなあ。鈴木もやってもらえよ!気持ちいいぞ!」 鈴木は乳ビンタを要望。由紀も笑いながら巨乳を振り回して鈴木の顔面を叩いた。
「大きさも形も色も感触も最高。味はどうかな?奥さん、乳吸っていい?」
「・・・うん。」由紀が恥ずかしそうに答えた。
孝明が顔を上げると、妻の左右の乳房に二人の男が夢中で吸いついていた。
そして由紀のおっぱいを好き放題に弄んだ。
あまりに激しく吸われたので、思わず由紀は大きな声を上げてしまった。
「奥さんの乳、最高だね。巨乳の使い方よくわかってるじゃん。
おっぱいパブで働いたら?次はアソコ舐めさせてよ。」
由紀がショーツを下ろすと、二人は大事なところに祈りをささげた。
その後、交互に由紀の股間をじっくり時間をかけて舐めた。
由紀に辱めを与えるよう宮司から命じられていたため、足の裏や尻の割れ目を
時間を舐めさせたり、陰毛まで処理してしまった。 「え?生挿入初めてなの?おい佐藤聞いたか?」
由紀は誰にも許したことのない生挿入を鈴木に許した。
「初めてのナマの感触はどう?」
「え・・・コンドーム着けてるときと、全然感触が違う・・・」
孝明は布団の上で激しく交わり合う3人の姿に耐えられず、何度も逃げ出そうと
したが、「由紀ちゃんはあんたが見守ってくれることを条件に儀式受けるって
言ったんだから、しっかりしなさい!」と両親に押さえつけられていた。
「奥さん、わかってると思うけど、中に出すから。いいよね?」
由紀は四つん這いになってバックから鈴木が突かれ、同時に佐藤に口淫をしていた
ため返事ができず、代わりに大きく頷いた。既に覚悟はできていた。
「それでは射精します!」鈴木が叫ぶと、孝明と両親は「お願いします!」と言って
立ち上がり、祈りを捧げた。
鈴木は情けないうなり声とともに、由紀の膣内に射精した。
続けて佐藤が正常位で挿入。そのまま中に出した。
由紀もあまりの快感で狂ったように声をあげた。
その光景は孝明の脳裏に焼き付いて、一生忘れられなかった。 お掃除フェラが終わるのを待って鈴木が尋ねた。
「生まれて初めての中出し、どうだった?」
「信じられないくらい気持ちよかった・・・」
由紀は顔を赤くして興奮気味に語った。
朝まで寝ずに3人は性交を続け、孝明と両親が見守った。
屈辱的なプレイが続いたが、孝明はしっかりとその光景を見据えていた。
自分との結婚を認めてもらうため、妻がこんなことまでしてる。
辛いのは妻だ。見てるだけの自分が逃げるわけにはいかない。
翌朝、目が覚めてトイレに行こうとした鈴木に佐藤が何やら耳打ちをした。
「飲尿の儀を行います」と佐藤が言うと、由紀が鈴木のいちもつを咥えた。
これはもちろん由紀も抵抗した。しかし「この試練で終わりだから」と
時間をかけて説得されていた。
そして・・・由紀は「ゴクッゴクッ」と喉を鳴らして朝一の濃い尿を飲み干した。
続いて佐藤の尿も同じように残さず飲んだ。
由紀は「こ、これは飲むものじゃない!」と叫んで部屋を出て行った。 儀式が終わると、由紀は孝明に抱きついて泣いた。
鈴木と佐藤は儀式の終了を報告した。
「由紀さんと合計6回の子作りを奉納しました。これで子宝に恵まれるでしょう。」
孝明とその両親は深々を頭をさげて礼を述べた。
宮司に50万円、鈴木、佐藤にそれぞれ30万円を包んだ。
「おう、孝明!ごちそうさま!奥さん、ボインだしほんといい乳してるなあ。」
「あんな若くて美人の身体を独り占めできるなんて幸せ者だぞ?」
「しかし奥さん、小便まで飲んじゃうし、かなりの変態だな。」
「お前も生でやらせてもらえよ。最高に気持ちいいぞ!」
鈴木と佐藤が由紀との性交の感想を言うのを、孝明はただ黙って聞くしかなかった。
「子作りの儀」は多数のビデオカメラにより隠し撮りされており、編集された
DVDが後日宮司より鈴木と佐藤に贈られた。 避妊薬を飲んでいるとばかり思っていた孝明とその両親は、妊娠の心配はして
いなかった。
しかし由紀はこうなることを予想しておらず、渡された薬を飲んでいなかった。
由紀はそのことを誰にも言わず、すぐ孝明と子作りをして妊娠、出産した。
実際は鈴木か佐藤の子であるが、誰にも疑われることはなかった。
他に3人の子宝に恵まれ幸せな家庭を築いたという。 ある日24歳の麻友という美しい女性が宮司の家を訪れた。
結婚後、不妊の診断を受け、藁をも掴む思いで儀式を受けに来たという。
村人の中に友人がおり、その紹介で子宝のご利益がある儀式を知った。
夫の両親からは子供ができないなら離婚して欲しいと言われており、
非常に焦っていた。
実際に出生率が高い村の儀式なら子供が授かるかもしれない。
麻友はかすかな希望を胸に儀式を受けた。
別の部屋では県会議員の副議長が待っていた。
宮司は村のインフラ整備を進めるために、副議長に相談していたが、
うまくいっていなかった。
しかし交渉の切り札として「女を抱かせる」ことは常套手段だった。
「副議長、まあ若い女性でもいかかですか?」 ・・・翌朝
「いや〜気持ちよかった。若い人妻と避妊もしないでヤレるなんて
夢のようなひとときだった。
心配だったから念のため中に出してもいいか聞いたら、ほんとにいいって!
お言葉に甘えて3回も中出しさせてもらった。
しかも帰り際に30万円も包んでくれて。
極楽を味わえた上にお金まで儲かるなんて。あんたもいい商売してるな。
要望の件は了解した。ここまでされたらこっちはあんたの言いなりだ。
いい娘が来たら今後も頼むよ。」
宮司と副議長に利用された麻友だったが、なんとその後すぐ妊娠した。
医師からは子供は無理と言われ、占いやお祓いまでやってもどうにも
ならなかったわけで、麻友はすっかり儀式のご利益だと思い込んだ。
普段から夫の精液の注入をしていたが、それで妊娠したとは思えなかった。
それでも麻友にとっては泣くほど嬉しいことで、長男出産後も副議長の
ところに度々訪れ「もっと子供が欲しい」と性交渉を求めた。
57歳の副議長は娘より若い麻友を一人で満足させる体力がなかったため、
できるだけ妊娠の確率を高めるよう、土建屋や後援会のおじさん達にも
協力してもらった。もちろん、血液型には細心の注意を払った。
その結果、麻友は3人の子宝に恵まれた。 麻友は村の儀式で子供を授かったことを、不妊で悩む友人達に話したところ
5人の女性がすぐ行くと言い出した。
しかし儀式の内容は口外してはならないおきて。麻友は「1泊する」「過酷」以外、
詳しく話せなかった。
5人は宮司の家を訪れた。しかし儀式の内容を聞いてあまりの破廉恥さに皆驚き、
そんなの絶対無理と言った。「過酷」の意味がやっと理解できた。
5人とも一晩中お祓いでもするくらいに思っていたのだ。
夫がいながら他の男性と交わることができないのはごく自然。
奥地のため帰れず、この日はどうしても泊めてもらう必要があり、相談したところ
宮司が介護施設を紹介してくれた。身体が不自由な方の介助をするという儀式も
子宝のご利益があると言われる。「今日はもう帰れないから、そのくらいするしかないよね。」
と行くことにした。 最悪手淫くらいはやらされる思っていた5人に試練が待っていた。
村唯一の介護施設に入ると、5人はそれぞれ別々の個室に入った。
25歳の静香は入浴の介助をすることになった。
介護士のおばさんと一緒に老人の服を脱がせると、おばさんも服を全部脱いでしまった。
静香が茫然としていると、「あんたも早く脱いで!」と急かされた。
裸になって浴室に行くと、二人が静香の全身を舐めるように見た。
「おじいさんびっくりしてるじゃないの!何食べたらそんなにおっぱい大きくなるの?」
「きゃっ!」静香が老人の手を振り払った。
「この人もう先が短いのよ。好きにしてあげたら?」
おばさんにそう言われて、どこ触られても反応せずに老人の身体を洗った。
「あっ動いたっ!ちょっとあんた見て!何年振りかしら。抜かせてあげたいわ。」
老人のいちもつが動き出したようだ。
「でもまだまだね。あんた、おじいちゃんにおっぱい吸わせてあげて。
私のじゃ興奮しないでしょ?」おばさんが笑いながら言った。
静香はGカップのバストを老人に口元に押し付けた。
「いい調子よ。悪いけど口でしてくれる?私じゃ無理だから。」
静香は言われるがままに口淫をした。
おばさんが電話に出るため出ていくと、静香は老人と二人きりに。 しかしおばさんが戻ってくると、静香は射精できたことを報告した。
「すごいじゃないの!おじいちゃんのこんな嬉しそうな顔初めて。
どうやって抜いたの?私もできることならやってあげたいのよ。」
「口でしてたら、だんだん萎えてきちゃって、キスとかしてもだめで。
おじいちゃんに挿入しないと無理だって言われて。」
「え?それでまさか・・・あんたコンドームどうしたのよ?」
「あ、使ってません。」
「使ってませんって・・・あんた結婚してるんでしょ?この人の子供産む気?
あきれるわ。介助でそこまでやる人いないわよ。
まあでもおじいちゃんが喜んでるし、最後の思い出になったんじゃないかしら。」 23歳のあずさは、20時頃介助が終わって布団が敷いてある部屋に通されると、
中年の男性職員が入ってきた。
「お相手をさせていただきます。田中と申します。」
お相手?あずさはぞっとして声が出なかった。
「度々儀式で訪問される女性がいらっしゃいますが、私達介護職員も慰めて
もらっています。他の皆さんはもう始められていますよ。早く脱いでください。
あ、もしできない、ということでしたら、すぐお帰りいただくことになります。」
(他のみんなはもう始めてるって・・・私一人だけでこんな夜中に外に出される
わけにもいかないし・・・)
「どうなさいますか?」田中は考える時間を与えなかった。
あずさはしぶしぶ服を脱いで、さっき会ったばかりの田中と性行為を始めた。
「えっ!ちょっと!コンドームつけてくださいっ!!困ります!」
あずさが声を上げた。
「あずささんは不妊で悩んでいて、麻友さんの話を聞いて来られたんですよね?
麻友さんの不妊が治癒したのは、避妊をしない性交を奉納する「子作りの儀」を
行ったためです。不妊は恐ろしい。それだけのことをしないと子供は授からないのです。
コンドームをつけた性交という生ぬるいことでは何も変わりません。
せっかくここまで来たのです。不妊を治癒して旦那さんを喜ばせてみたらどうでしょう?」
田中はあずさにコンドームを渡すと、仰向けになった。
夫やご両親。「子供は?」と言われる度に受ける心の傷。いろんなことが頭の中を駆け巡った。
あずさは黙ってコンドームを横に置いて、田中に跨った。 「あずささん、コンドームつけなくて、本当に生挿入でいいのですね?」
田中はワクワクする気持ちを必死に抑えた。
「はいっ!」あずさは田中のいちもつを自分の性器に挿入した。
根本まで挿入されると、二人ともあまりの快感に気を失いそうになった。
激しく絡み合う二人。さっき会ったばっかりで知らない人なのに、どうしてこんなに
求めてしまうのでだろう。あずさは自分でもわからなかった。
「あずさ・・・も、もうだめ。中に出すよ・・・」
「大丈夫です。中に出してください。」
田中はあずさと濃厚なキスをしながら膣内射精をした。
射精が終わっても二人ともしばらく動かなかった。
「今まで生きてきた中で、一番よかった。あずさは?」
「・・・私も。」
二人はさらに抱き合ってキスをした。
あずさは田中の精子を最後まで口で吸いとると、泣き始めた。
「私、去年流産してもう子供産めない身体なんです・・・」
「出来るだけ違う人と交わることが不妊に効くと言われています。次の者を呼びますか?」
「お願いします!」
あずさは結局朝までに9人の相手をした。 投稿は大歓迎だしいいSSなんだがいつまで続くのかね
タイトルに1/20,2/20とかつけて書き溜めてから投稿してくれると反応しやすいし読みやすいです。 >>453
ご指摘ありがとう。途中まで書いたのを載せました。
人いないと思って読む側への配慮がありませんでした。
もう少し続きます。 久しぶりに来たら大作が投稿されているではないか。
NTRもエロもあっていいね。続きを待ってます。少なくとも自分1人は。
いや、私一人のためだけでも続きを。 職員が好みで女性を選ぶため、美人ほど相手をした人数が多くなった。
多い順にあずさが9人、静香が8人、明日香が7人、ありすが3人、みずきが2人。
性交1回あたり10万円のお布施が必要。皆持ち合わせがなかったので、
後日施設に振り込んだ。
性交渉の様子はここでも全ての部屋で隠し撮りされており、施設の職員なら自由に
閲覧することができる。
帰り道では、皆うつむいて誰も夜の出来事を話さなかった。
あずさ、静香、明日香はすぐに妊娠。数か月後にありすとみずきも妊娠して
5人全員が子宝に恵まれると、介護施設の出来事が明るい思い出に変わった。
明らかに夫の子ではないが、「神の子」だと信じて大事に育てられた。
彼女達が発信した口コミによって、子宝神社の知名度が上がったのは言うまでもない。(終) >>455
ダラダラと書いてしまってすみません。
どこかで一度締めたほうがいいと思いました。 これは素晴らしい
のんびりシリーズやってもいいんじゃないか 規制中に素晴らしい作品が!
楽しませてもらいました。ありがとうございます
自分の気の向くまま、また書いていただけるとありがたいですね スレ違いだけど最近性転換の風習があるって妄想してるわ
もちろん妊娠できる完璧な性転換 おっぱい観音とかあるらしいね。
そういう話ないかな。 川田(皮太・革太)
川本 川口 川下
染川(染皮・染皮) 朝おんスレから転載。
こちらのスレとも相性良さそうなネタ。
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真偽はともかくこういう風習いいなぁ
588 :天之御名無主:2007/09/29(土) 22:29:10
青森県は弘前市の南西に10kmほど入った山間部に「かこ村(かっこ村?)」
という小さな盆地状の村があり(地図には地名なし)今では廃村状態の所がある。
その村はかつて十二年に一度、凶作や飢饉に見舞われることの無いように
悲惨な祭りが行われていた。
祭りの年には村の中で未婚の女性が選ばれ、人身御供として神社に奉納するという。
人身御供といっても命を奪うわけではなく、選ばれた女性(少女10〜16歳くらい)
(基準不明)が三日三晩すごす。同時に選ばれた8人の村人が「神のお面」を
かぶり日没から日の出まで代わる代わる少女と性交することにより、神々に
生贄をささげ、五穀豊穣をねがったそうです。長時間の性交に絶えられず失神したり
逃げだそうと試みる娘もいたそうですが、神罰を恐れる村人に厳しく監視されて
いたそうです。犠牲となった娘はその後村によって特別な待遇下におかれた。 とある村にて秘密裏に行われている儀式がある。
若い男の筆下ろしを、村の人妻・未亡人・離婚経験者が行うという、文字にすれば端的なもの。
しかし実態はそのように甘いものではなく。
特に未亡人や離婚経験者は、くすぶる情欲の炎をここぞとばかりに燃え上がらせ、青年を自らに夢中にさせようとするのだ。
これは不貞を許されぬ女が、欲望を充足させるための儀式。
余所者に体を売りつける、媚びを売るなどしないようにするために必要なのだ。
未亡人の妙子は、自らよりも遥かに若い青年・修一に貫かれ、野獣の如き艶声を上げた。
腹の肉が付き、乳房が垂れるようになり、尻の肉もたゆみ、しかし熟れた色気は青年に刺激的過ぎたのだろう
夫を喪って以来野菜で慰めるばかりの穴を貫かれた瞬間に、堕ちたのだ。
修一は妙子を筆下ろしの儀の相方に、と公言して憚らなかった童顔の青年である。
ともすればアイドル顔と呼ばれそうな顔立ちの青年に求められた妙子は、貞淑な未亡人でいられなかった。 ”神様に成りたい”と、思った事はありませんか?・・・。
「ミコトくん暇でしょ、良かったら伯父さん達に顔見せに遊びに居らっしゃい!」
母の実家、伯父から電話が有った。
仕事で心を壊し引き篭っている俺に対し、気遣ってくれたのだろう、
「のんびりしてらっしゃい!」母の勧めもあり、伯父の家に遊びに行く事になった、
物心付くかそこらに一度行った記憶が有るが、寺と分校と商店と駅が1つづつ有るだけの村・集落
汽車が一日数本通るだけの場所だったが、現在は其の汽車も廃線し
完全に陸の孤島だった。
集落に一番近いバス停(終点・折り返し)を降りると、暫くして道が酷くなる。
狭いどころか補修もろくにされていない。
更に歩いて一時間以上すると集落の入り口に来たが、ハッキリ言って
「この先へ行ってはイケナイ!!」感が半端ない、小さな橋を渡った。
ここから更に30分弱歩く筈・・・、目の前に小さな商店が有るのでなにか買おうと入った
お店に入って一番に「アンタ、ダレ!!」強めの語気、完全に警戒している・・・、
「(伯父)さん家のー、母が(伯父)さんのー、」上手く説明できないでいると
「あぁ(実家)さん家の(母親)ちゃんの!、まぁこんなに立派な子がぁ!!!」
一気に表情が和らぎ、母の事を知っているらしい。
冷蔵庫のジュースと棚のお菓子を買おうと手に取ると、
「嗚呼、それは人間の為ものじゃないよ、神様や亡くなった人の食べ物!!」
ハァ?
「向こうの棚のが、”生きている人”の食べ物だから」
意味が判らなかったが、どうやら此方の商品は
”人間”が食べちゃイケナイ?食べ物??らしい・・・。 幼い頃の記憶と地図を頼りに、叔父の家・母の実家に着くと、玄関と家の戸が全開で、
外から家の中全てが丸見えで、「ドリフのセット」・・・、「シルバニアファミリー」・・・、が頭を過った。
丸見えの家の中には、”ミコト”と同い年ぐらいの女性が一人いた、
”ミコト”の存在に気付いた女性が縁側に立ち、柱に手を掛け身を乗り出し手を振った。
「ミコトちゃーん、いらっしゃーい!」
丸見えの家の中を玄関に向かい、玄関から飛び出し美琴の元にやって来たのは、
イトコで同い年の”ルリ”だった、以前会ったのは記憶の彼方、ほぼ初対面と言っていい、
”ルリ”は既に結婚して居て、現在家を出て旦那と暮らしている筈だが、
家を仕事で空けてる伯父夫婦に代わり、俺を迎える為に留守番していたらしい。
ルリはミコトが祖父母・仏壇に線香を上げている内に、お土産の品を開け
幾つかお菓子を食べ始めていた。
「ココ(村)何もないからw、あっコレ美味しい!」
程なく隣村にパート勤めしてる伯母が帰って来て、夕飯の支度が始まり
伯父も仕事から帰って来ると晩御飯に成ったが、田舎へ来る前に母から注意されていた。
「食事に気を付けなさい!、良く考えて食べないと病気に成るわよ!!」
毎年田舎から送られてくる品は、殆どが甘い!甘すぎる!!。
「甘い=美味い」で、地方の有名お土産も、超甘いお菓子だが、
田舎は更に甘い、お餅にも砂糖を大量に入れるし、其の甘い餅に餡子を乗せるし・・・、
更に甘い物好きなのに、大人の男性は皆大酒飲みと言う最悪な食生活で
実際に村の成人男性は、伯父も含め皆糖尿病だった。
しかしそれでも食生活を悔い改めないし、伯母や村の女性達も、
「本人が良いって言うから」、「おとうさんはお酒飲めないなら死ぬのよねw」と、止める事はなく。
ミコトの歓迎会、夕飯を済ませた伯父は、其のまま村の公民館で毎晩行われる飲み会へ出掛けて行った。
伯父が飲み会へ出掛けると伯母から、「ミコトちゃん先にお風呂入って!」と言われた、
田舎のお風呂は外の小屋にあり、入り口は磨りガラスで中がハッキリとは見えないが、
ソレでも中に人が居るのは見える・・・、ミコトは「村に覗く様な人が居ないからとは言え、コレはどうか?」と思った。
お風呂・小屋に入ると、コンクリート打ちの床の上にスノコが敷かれ脱衣所に成っていた。
簡単な棚に洗濯カゴが幾つか有り、其処に抜いだ服、洗い物入れる感じだったが、
普段は伯父夫婦の2人、子供も娘だけの田舎だからか?
カゴには無造作に女性下着が入って居た、「伯母?ルリ?」無地の白下着からは
持ち主特定は困難だった、そしてショーツ、パンティーは大事な内側の部分が見える様置かれ、
其の真ん中が、心持ち汚れていた・・・。
ミコトは下着の持ち主の事を考えるのを止め、お風呂に入るが、
どうしても視線の先にカゴが有り、母屋に居る女性2人の顔が浮かんでしまう、
少し古め、細かいタイルが張られた、手作り感の在る大きな風呂に浸かりながら
股間は大きくなり、自然と手が行ってしまった、
湯船の中でオナニーをするつもりではないが、ミコトはペニスを握り
表面の皮を”グイッ”と根元に向け剥くと、剥き出しに成った亀頭のエラの部分に
体温上の熱、風呂のお湯の感触が広がった。
皮を戻し又剥くと、お湯がエラを擽る様に纏わり付く、其の感触を楽しんでいると
「ミコトちゃーん湯加減どう?」
小屋の外から”ルリ”が不意に声を掛けて来た。
「背中流してあげるから!」
そう言うとルリがガラス戸を開け、風呂小屋に入って来た・・・。 「ミコトちゃん背中流してあげるね、洗濯済ませちゃうから椅子に座って待ってて」
ルリはそう言うと皆の脱いだカゴと次々と運んで洗濯機へ向かった。
(色々理由を付け断るより、さっさと背中を流してもらい終わらせた方が最善)と思い、
ルリが洗濯機へ向いている隙に、勃起チンコを見られ無い様に、椅子に背を向け座った。
戻って来たルリを背で感じたミコトは、チンコを見られずに移動出来たことに安堵したが、
背後で衣擦れの音が聞こえ、”えっ!?まさか!”と振り会えると、ルリが洋服を脱いでいた。
慌てるミコトに、「あっうん、濡れちゃうし序に私も、ねっ!」と、さも当然?動じずに全裸になり、
ミコトの背後に着くと、ミコトの背中に”ピタッ”とルリの両手が這わされ、次の瞬間
”ヌルヌル、ヌルルーーッ!”と、石鹸を付けたルリの両手が、ミコトの背中を這いまわり始めた。
縦横無尽に背を這い回る手の感触に、ミコトは”ゾクゾク、ゾクッ!”と、武者震いに似た快感が走り、
思わず「うっ!」っと、声を漏らしていた。
ミコトの声を聞いたルリは、両手を広範囲に這わせ出し、両脇から両腕、首筋、臀部を撫で回すと、
そのまま左右の腰周りから、両手が股関節沿いを滑り、ミコトの股間・ペニスへ滑り込んで来た。
「わっ、意外と大きいのね!、ウチの人より大きいかも、でもぉーチョット余り気味かな?w」
ミコトの勃起チンコを掴んだルリが、丁寧に触診し判断した。
余り気味の皮を指摘され、ミコトは恥ずかしかったが、”旦那より大きい!”の言葉に救われた。
ルリはミコトの背中に身体を押し当てると
「ねっミコトちゃんは好きでもない人(女)と、出来ちゃうタイプ?」
ルリの意味深な問に
「ん、あぁ、一応男だからね、反応すれば出来ちゃう、カナ・・・」
正直に答えると
「じゃぁ私とも出来るんだよね?」
そう言うとルリは、ミコトのチンコを捻りを加え扱くと、最後に指先で亀頭を撫で上げ離れると
ミコトの前に湯船の縁に手を付尻を突き出してみせ、
片手で尻肉を”グイッ!”と開くと、ルリのマンコ、大陰唇もつられて引っ張られ
スリットに隠れていた、クリトリスと膣口が姿を表した。
お風呂のお湯より体温の方が低い筈なのに、ルリの膣内はソレより遥かに熱く感じた。
前戯をしようとしたミコトに対し、「イイからっ!」とルリは言ったが
未だ濡れ足りないルリの膣口に亀頭を押し当てたミコトは、腰を突き出す様に挿入すると
亀頭に巻き込まれ小陰唇や、周りの肉が突っ張る感触が伝わり、「未だ早いんじゃ?」と心配したが。
次の瞬間突っ張り、抵抗感が弾けると、熱く”ヌルヌルッ”とした中にチンコが一気に侵入すると、
背を反らし尻を突き出していたルリの背中が、丸く成り”ガクガク”っと震えた。 修学旅行では全員大部屋どころか体育館みたいなところで大乱交。 我が校の学生寮では一年の入寮生に度胸試しで男子は女子寮へ女子は男子寮へ飛び込んでいって一周するという風習がある。
しきたりとして先手は男子による女子寮突入なのだが、その時の恰好(露出度)で女子が男子寮に突入する時の露出度が決まり、
また滞在時間も男子が居た時間と同じ時間男子寮におらねばならない。
結果として、男子が女子寮で全裸で午前中うろつき、女子は男子寮で午後全裸で練り歩く、という風習がある。 美しい風景と奇妙な風習に彩られた北欧の小村での夏至祭を描いた映画『ミッドサマー』
このスレに向いたエロい出来事なんかも結構あって参考になる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています