【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.8
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0001名無しさん@ピンキー2010/09/11(土) 16:59:24ID:/etBy6ae
ヤングガンガン連載中のファミレスバイト4コマ漫画WORKING!!の他
web上で連載中のブタイウラ/WORKING!!などの高津カリノ作品の総合エロパロスレです。

【スレ住人達のお約束】
・かりのん(現隠しページ)は簡単に見つかります。がんばって。
・旧隠しのログは現隠しのどこかにうpされてます。
・が箱はサイトのどこかにあります。
・同人誌、裏設定、隠し、旧隠しの話題のネタバレOK。
・うろん内のアドレスを貼るのと現在見られない画像のアップはやめましょう。

・801ネタはヤオイ板でお願いします。
・荒らし、煽り、誹謗中傷等はスルーでお願いします。
・sage進行でお願いします。

・エロパロ、恋パロ以外のパロの投下もOKです。
・絵はまとめサイトかまとめwikiの絵板に投下してください。
・投下された作品の転用、転載はやめてください。

◇前スレ◇【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275622770/
0103名無しさん@ピンキー2010/10/21(木) 01:00:33ID:/AOuQuPg
パフェ作ってきます♪
------ v-----------
EXIT|λ † orz

いっそ台所で
0104名無しさん@ピンキー2010/10/21(木) 13:05:36ID:XxG2AUm7
八千代の裸にパフェを盛ったら2人とも食べられるんじゃね?
食事的な意味と性的な意味で
0107名無しさん@ピンキー2010/10/23(土) 23:44:27ID:unUQgu+C
えろなしでもおkらしいので投下。さとやち小ネタ。
やまなしおちなしいみなしやおい注意ですよー
0108さとやちくっついた後妄想2010/10/23(土) 23:45:11ID:unUQgu+C
「さとーくん。さとーくん」
 八千代が何時もと変わらない、朗らかな笑みを浮かべて無愛想な金髪の名を呼ぶ。
目つきの悪い男は、相貌に違わない素っ気無い声でそれに応じた。
「何だ」
「……」
「八千代?どうした」
 振り返り、視線を合わせた。何時もなら、ここからひたすらに長い長いネバーエンデイングストーリーが始まるはずなのに。
彼女は何故だか黙って青年を見上げていた。彼の返事は聞こえていたようだが。
八千代は、ゆっくりと口を開いた。

「さとー、くん」
「だから、何だ」
 少しばかり急かすような彼の口振りに、八千代はごめんなさい、と呟いた。
「なんでもないのよ。ただ、……呼びたかっただけなの」
「は?」
 訳がわからない佐藤。彼女は困ったように笑った。その頬は、いくらか赤らんでいた。
「……えっと。その、ごめんなさい。私、浮かれてるみたい」

 細い指先が、佐藤の袖口をそっと摘んだ。彼女の思惑に、やっと気付く。
それは、佐藤にとっても嬉しいことだった。思わず緩みそうになる口元を押さえて、短く返事をする。
「そうか」
「さとーくん」
「何だ」
「顔。赤いわ」

 思わず手が伸びた。佐藤が八千代の頭を押さえつける、無論手加減はしているが。
おかげで簡単に退けられ、彼女の熱い視線は彼にブッ刺さるばかりである。
「見るな」
「いや。見てる」
「お前な」
「さとーくん」
「……何だ」
 短い沈黙は諦め混じりだ。
0109さとやちくっついた後妄想2010/10/23(土) 23:45:44ID:unUQgu+C
「すき」
「そうか」
「さとーくんは?」
 小さく首を傾げる彼女に、脅威を覚えるのはこれで何度目か。
もはや考えるのも馬鹿らしい。
「知ってるだろう」
「聞きたいの」
「……、耳。貸せ」
「はい」
 八千代が背伸びして、耳を彼の口元へ近づける。

 かぷ。
「っひゃ、や、何するの!」
 甘噛みされた耳を押さえ、真っ赤になりながら八千代が飛びのいた。
「知らん」
「もう、さとーくん!すきって言ってくれないなら……」
「なら、何だよ」
「私、ずーっと好きって言い続けてやるんだからっ」
「おい、やち」
「さとーくんすきさとーくんすきさとーくんすきさとーくんすきさとーくんすきさとーくんすきさとーくんすき……」

 ノンストップに流れる言葉。これは精神的ダメージが計り知れない。
「八千代。分かった。言うから、代わりに一個条件がある」
「ほんと?で、何かしらっ?」
「耳貸せ。……もう噛まねーから」
0110オチ2010/10/23(土) 23:46:31ID:unUQgu+C
「って感じでどうかな山田さん」
「そーですねー。そんなに上手く行くと盛り上がりに欠けると山田思います!」
「あ、やっぱそう思うー?でもさ、散々焦らしてるからいい加減スムーズに行ってくれないとさぁ」
「それもそうですね。まあ仕方ないです、だって」
「だって。……ねぇ?」
 うんうん、としたり顔で頷くふたりだった。

「ところで、このあとはどうなるんですか?」
「ん?ないしょー」
「えー!何でですか!山田はずれですか!」
「いや、だってほら山田さんじゅうろくさいだし」
0111名無しさん@ピンキー2010/10/23(土) 23:48:09ID:unUQgu+C
おわり。以上ほしゅ代わりですが、これにて失礼します。
酒に飲まれたやちがさとーさんに迫っちゃうネタもなんとか形にしたいんですがねー
0117名無しさん@ピンキー2010/10/25(月) 17:16:01ID:KxeZ3Qvz
何を言ってるんですか
伊波さんには充分ありますよ!


力こぶという山が!
0119名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 17:56:03ID:nImRc6Rx
ゲマのドラマCDで
山田にブラのホックを外されたことに気づかず
そのままキッチンに行ってしまった八千代さん(とさとーさん)のその後が気になる…!
職人様ぁぁぁぁぁぁ!職人様はいらっしゃいませんかぁぁぁぁぁぁ!!
0121名無しさん@ピンキー2010/10/28(木) 20:53:12ID:SZ/6jyKo
プリンターを手に入れて浮かれているので何か御題をください><
0123名無しさん@ピンキー2010/10/28(木) 21:16:58ID:SZ/6jyKo
>>122
そ、そんな事を急に言われても恥ずかしいです><

頑張って書いてきます
0125名無しさん@ピンキー2010/10/29(金) 01:20:05ID:ZWRL0FSn

「じゃあこの訳は?」
「えっと『私は何者でもない』かな?」
「正解です。では次は?」
「うーん……『あなたは気付かせてくれた』?」
「正解です」

 ワグナリアの休憩室。
 今日のシフトが終わって着替えた私は宗太君と英語の勉強をしていた。
 対面に座って、宗太君が出題して私が答える。
 本来ならゆっくりと休みの日に二人切りでしたいところだけど、今の私にはそのような余裕はなかった。
 その理由は。

「ありがとう宗太君。この調子なら明日の小テスト、何とかなるかも」
「いえ、まひるさんの役に立てて俺としては嬉しい限りですよ」
「そ、そう? ありがと!」
「はい、どういたしまして」

 明日に差し迫った英語の小テストを乗り切るという、何とも忙しい理由だったからだ。

 単語の暗記なら家に帰ってから一人でもしやすいけど、リスニングや文章問題は二人でやった方が効率がいいから。
 なんて、理に適っているのか適っていないのかよく解らない理由を並べ立てて、一緒にいたいだけだったりもする。


「あと一問やって帰りましょうか。店の方も慌しくなってきましたし」
「うん、そうだね」

 折りしも時間は夕飯時。
 フロアやキッチンの方に耳を傾けると、八千代さんのオーダー確認の声や佐藤さんのフロアスタッフを呼ぶ声も聞こえてくる。
 自分達のシフトが終わっているとはいえ、店が忙しい中でずっと休憩室に居座り続けるのは気持ち良いものでもないし。
 この二人切りの僅かな時間の勉強会もそろそろ終わりかな。


0126名無しさん@ピンキー2010/10/29(金) 01:21:51ID:ZWRL0FSn

「ではテキストを見てください。これの訳は?」
「この接尾語は名詞と合わせると『ない』を意味するから……『愛なき世界』かな?」
「はい、正解です」
「……何か悲しいね。そんなの」
「そう、ですね……」

 答えておいて、何かちょっと引っかかって。
 それを口にして、微妙な空気になってしまって。
 この言葉を最初に考えた人も、それを訳した人も、出題した宗太君も悪いわけじゃないのに。


「ごめんね。帰ろっか」

 居た堪れなくなった私は机に出していたノートやペンケースを鞄に片付けると、宗太君に帰宅の声を掛けた。
 帰り道はきっと気まずいんだろうな、と思いながらも。
 私がよく読む小説にはあまり出てこないような、その人の愛のない世界の在り方、が心を巡る。
 それを踏まえた上での、悲しい、なのかな?


「……まひるさん。もう一問あるのですが、答えてもらえますか?」
「え? うん、いいけど」

 鞄を持って通路まで出かかっていた私を呼び止めるように言うと。
 目を瞑り一呼吸し、意を決したかのように宗太君は流暢な発音で出題して。
 
 直前までの勉強の成果なのか、私はそれに答えていた。
 私達の関係の幼さから考えてみれば反則的なまでに段階を飛ばしたその決め台詞に。
 私は、答えて、応えて、いた。
 



「あら、二人ともまだ帰ってなかったの?」
「おお八千代。お前もサボりか?」
「潤君、いくらさっき少しだけ忙しかったからってすぐにサボりにくるのは良くないと思うわ」
「はいはい分かった分かった。それで、だ。小鳥遊、伊波、八千代も来た事だしもう一回頼む」
「どうしたの? 小鳥遊君もまひるちゃんも真っ赤な顔しちゃって大丈夫?」


 まさかすぐそこにサボりに来た佐藤さんがいたなんて。
 まさか宗太君があんな事を言うなんて。
 まさかそれに対して訳じゃなくて普通に答えてしまうなんて。

 あんなプロポーズみたいな言葉に!
0127名無しさん@ピンキー2010/10/29(金) 01:44:57ID:ZWRL0FSn
以上です
また書き忘れていましたが、たかいなです

私はあなたと結婚したい、との事ですが、私と結婚しませんか? とはまた一味違ったストレートなニュアンスの言葉ですよね
強いて言うなら、私と〜はプロポーズっぽい言葉ですが、私は〜の場合はその後にあまり良くない意味が続きそうな感じもします

さとやちだと結構リアルになってしまう感じがしたのと、結婚を考えさせるような話はまだまだしたくないかなと勝手に思ったので、たかいなになりましたw
たかいなだと年齢も若くどうしてもこういった言葉は合わないですが、そこから更に遠ざけて弄くってみました
愛があるだのないだの、結婚がどうだの(直接それを議論したわけではないですが)年少組の伊波と小鳥遊が言ったところでどうなんだよ? みたいな
まぁその結果がこれですがww
次は正統派なさとやちが書いてみたいような、書きかけを消化しなきゃみたいな感じです


プリンター買ったからコピー本つくってイベント出てみたいと思いつつプリンターを置くスペースがないorz
そして未だにSSの記憶媒体はフロッピーディスクという罠w

長々と書いてしまいましたが、少しでも活気が出ますようにノシ

0129名無しさん@ピンキー2010/10/29(金) 23:10:25ID:ruzABbGo
お題の人GJ
話の雰囲気とか、繰り返しや韻を踏む?みたいな表現が好きだ
0131名無しさん@ピンキー2010/11/03(水) 08:39:38ID:T+NQgg2U
山田age
0132相馬さんちにお泊りし隊 平隊員山田(仮名)・玉砕編2010/11/06(土) 00:14:22ID:j9unTE/9
こっそり投下。
山田と相馬さんがちゅっちゅしてるだけ
えろくない
というかエロありで書いてたのが、導入部長くていらっとしたのでちょっと切ったブツ。
単品でも問題はないはず、多分
0133相馬さんちにお泊りし隊 平隊員山田(仮名)・玉砕編2010/11/06(土) 00:15:00ID:j9unTE/9
 ある日のワグナリア。閉店時間を過ぎ、遅番だった相馬は私服に着替え、店長に挨拶をしに行った。
封の切られたお菓子やら空っぽのグラスに囲まれた背中に、声をかける。
「お疲れ様です、店長」 
「相馬、……んー。お前ならいいか」
 相変わらずぼんやりした顔の店長こと白藤杏子は、何か考えるようにデザートスプーンを口元にくっつけていた。
それから相馬に向かって、空いている方の手を握りこぶしにして差し出した。
相馬が小首を傾げていると、軽くこぶしを振って『手ぇ出せ』と早口で告げる。
言われるまま手のひらを広げると、硬くて冷たいものが落とされた。
「これ、やる」

「店の鍵ですね」
「今日は焼き肉オゴリだから、お前閉めといてくれ」
 店長としての危機管理が云々、なんて言っても無駄だし、面倒くさい。
だから相馬は常と変わらない曖昧な笑みを浮かべて、鍵を受け取るのだった。
「はあ。まぁ、構いませんけど」
 答えを聞く前に、杏子は姿を消していた。相馬は鍵を片手に、天井を見上げた。

「山田さん。今日はもう店閉めるよ?」
 がたん、と物音がして。天井から居候が顔を出す。
「そーまさんっ」
 軽い足取りで屋根裏から飛び降りた山田葵は、何時も通り、相馬にしがみ付く。
「そーまさん!今日は山田、相馬さんのおうちに泊めて欲しいです」
 そして何時もと変わらぬ意味不明な妄言を吐くのだった。答えなんてひとつしかない。
0134相馬さんちにお泊りし隊 平隊員山田(仮名)・玉砕編2010/11/06(土) 00:15:25ID:j9unTE/9
「やだ」
「即答ですか!?山田いじめ反対です」
 きゃんきゃん喚く山田。これが小鳥遊や佐藤あたりなら、五月蝿いと鉄拳制裁になる頃合。
さて、相馬の手札は。

「パジャマパーティーがしたいなら女の子同士でしなよ」
「むっ、違いますぅ!相馬さんは山田のお兄さんですもん」
 僅かに言いよどんだのを見逃すはずはない。先日、ぽぷらが八千代の家に泊まったのだ、と雑談していた。
ダブル天然砲でその場に居た佐藤がボッコボコにされていたわけだが、そこに山田も居た。
ちなみに、その日相馬はシフトを入れてなかったが、それは些細なこと。
 良くも悪くも単純な彼女らしい欲求だった。ただ『お泊り』がしたいなら、女性スタッフに頼めばいいのに。
ぽぷらの家には泊ったことがあるらしいが、他の子たちだって彼女を嫌がるとは思えない。
というか、男の家に泊まりたがることがそもそもおかしい。
「意味がよくわからないな」
「兄妹がひとつ屋根の下、普通にありですよ」
 彼女の『設定』なら、そうなのかもしれないが。

「ないって」
「やだやだ、山田ひとりいやです〜!!」
 そう言ってしがみ付き、髪を振り乱す。長い髪が当って、地味に痛いなと相馬は考えていた。
「あのね。だから俺は山田さんを妹と思ってないから。危ないよ?」
「危ないって、何がです?」
 本気で分かっちゃいない。というか、そんなの言わずとも分かってるはずだったのに。
どうにか言い聞かせなきゃならないのは。言葉以外の手段がろくでもないから。……だが、無理らしい。
0135相馬さんちにお泊りし隊 平隊員山田(仮名)・玉砕編2010/11/06(土) 00:16:40ID:j9unTE/9
「そー、ぅんっ?」
 彼女の白い頬に手を乗せて、逆の手で腰を捕まえる。そのまま引き寄せれば、至近距離に互いの顔があった。
今更躊躇いなんざない。開きかけていた唇を舌でこじ開けて、彼女の舌に絡みつかせる。

「ん、っふ……んんん……」
 息が、できない。体が熱い。もう秋も中ごろで、薄暗い店内は寒いはずなのに。
「そ……ん!ぅあ……っ」
 熱いのは、相馬さんの熱が、伝わってくるから。なんだ、なら別にいいか。
目を閉じる。それでも、まだ夢は覚めなかった。

「ん、は」
 彼女の唇から、ふたり分の唾液が筋になって垂れていた。山田は呆然と、そーまさん、と口にした。
相馬は山田の頭を撫でて、おやすみと告げ店を出て行った。

「そうまさん」
 誰も居ない店内で、山田が呟いた。
「……相馬、さん……」
 呼ぶ声は、届かない。山田自身、声を発したことに気付いてすらいない。
指先が唇をなぞる。まだ、熱は消えそうにない。
0136名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 00:18:22ID:j9unTE/9
おしまい。別に相馬さんは山田に惚れてるわけじゃないし、山田も相馬さんはお兄さんで見てるはず。
でもやることやったっていいじゃないみたいな、そんなスタンスでした。
0137名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 12:21:11ID:jH/aNevc
この後、これが禁断のきんしんそーかんと一人盛り上がる山田を幻視した。

GJ
0139名無しさん@ピンキー2010/11/08(月) 22:23:39ID:rX8REzTn
前スレにあった、長谷ルーの良作が保管庫に入ってなくて泣いた…
長谷部が送り狼で子供の名前がスージーのやつ、もう読めないんかなぁ…
0142名無しさん@ピンキー2010/11/16(火) 02:50:21ID:j6573oPJ
足立の元カノ特徴

・告白されて強引に付き合ったことにされた(うろ覚え)
・気が強い?
・明るくて押しが強い
・やらしい体型

もしかして梢?
押しに弱いからOKしちゃったけど
梢が脱ぎだした所で我に返ってお断りしたとか
0143名無しさん@ピンキー2010/11/16(火) 03:26:10ID:R57CmVW9
>>142
高校ぐらいかバンド関係で出来たのかと思っていたけどな
今の足立は実家が寿司屋でほぼ継ぐだろうとは思われるけど、実質フリーターだからそういうのを気にしない梢だと考えると……
0145名無しさん@ピンキー2010/11/17(水) 00:11:57ID:PnFsnuXY
足立がいつまでたっても煮え切らないから振られたって言ってなかったっけ?
0146名無しさん@ピンキー2010/11/17(水) 19:56:54ID:WJorMG34
元カノが梢だとしたら、泥酔状態で

「足立くん可愛いっ。年下でもいいわ、お付き合いを前提に結婚してください!」
「えっ…、ええー…困ります」
「私じゃだめっ?ダメな所あるなら直すから言ってください!」
「あ、…いえ、駄目なところなんて…」
 足立、親しくない人物への社交辞令的態度をとるものの、
 梢思考(ダメなところはない→私でもOK→好かれてる→両思い→Happy Wedding♪)

「幸せになろうね!愛してるわダーリンっ!!」
「!?!!」
 足立思考(今断ったよな…?あれ?いやでも誤解させた俺が悪いのか。きっとそうだな…今彼女いないしまぁいいか…)

こんな感じで付き合い始めたんじゃないだろうか
0148名無しさん@ピンキー2010/11/18(木) 09:54:16ID:rM9xKJ2l
いつまでも手を出されなくて
煮え切らない足立の態度を
振られたと梢が解釈したとか
0151名無しさん@ピンキー2010/11/18(木) 14:34:46ID:Xxeb3p62
ほら、ここは特に公式色が強いから
余程トンデモじゃない限りは色んな組み合わせでも良いと思うけどね
0152名無しさん@ピンキー2010/11/19(金) 08:50:59ID:2s+keosd
杏子×小鳥遊もあるくらいなんだしそんなに公式色が強いってわけじゃないだろ
強いて言うならがはこが生む組み合わせが俺たちの妄想回路にドストライクなだけだ
0154名無しさん@ピンキー2010/11/19(金) 12:02:21ID:J4NkF7r3
本編やサイトで絡んでないキャラは流石にねつ造じゃねって
話じゃないの まぁ何でもいいけど
0155名無しさん@ピンキー2010/11/19(金) 12:23:42ID:1k9nOnWJ
本編絡んだ絡まない関係なく公式以外は捏造
今はカップルじゃないとか言い訳もいらね
がはこがカップリングしようとしている意思は本編から十分読み取れる

ただし、ここは妄想スレ。本編絡んだ絡まない無関係
好きに妄想すればいい

捏造ダメなら今後一切 相馬×山田、佐藤×種島、小鳥遊×種島 不可だろ^^
捏造キモイし不愉快だもんな>>149
0156名無しさん@ピンキー2010/11/19(金) 22:48:33ID:/Ec3jhj/
今号のヤンガン出るまで、やちを佐藤の魔手から庇うべく美月がしゃしゃり出てきて、あーだこーだと言い争いになった挙句に、気がついたら佐藤と美月が朝チュン、という妄想をしてた。
0157名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 05:07:41ID:YUzL4aqm
相馬×山田を投下したら叩かれた事あったなぁ・・・
特に相馬は妃嫁原理主義者っぽいのがいる気がするw
0158名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 05:35:29ID:hX373Rj/
それ公式カップル原理主義者
小鳥遊×伊波とか公式を崩すと激怒するファン多いから
0159名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 05:46:51ID:uza941B+
自分が好きじゃないカップリングでも文句を言わない、というエロパロスレの暗黙の了解みたいなのを意識すれば良いと思うけどな
そんなに捏造カップリングが嫌なら自分で公式?カップリングを書きまくれば良いんじゃね
0160名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 06:02:43ID:hX373Rj/
「トンデモな組み合わせ」も「絡みがある」のも等しく捏造カップル
仲良くやれば良いのに
0161名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 14:21:50ID:UPrHruCQ
そもそも現状じゃエロいことする時点で公式非公式関係なく捏造だしなぁ
0162名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 16:25:38ID:9gzaqF5l
とは言っても、たかいな&さとやちの大黒柱は崩しようがないと思う
0163名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 16:31:57ID:3sTDR6u0
>>161
それ言い出したら二次創作なんて全部捏造だが
そういう事言ってるんじゃない、というかそういうことで話をひっくり返そうとするのはあんまりよくない
0166名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 17:49:33ID:vJcF4umr
過疎ると次に始まるのはロム同志の不毛な荒れた議論なのはどこのスレでも大体同じ
0169名無しさん@ピンキー2010/11/20(土) 22:54:08ID:nNXMin3B
こんな過疎地でさらに分けてどうするんだよw

いいから長谷部ルーシーのエロ読ませてくれよ!なぁ!
0171名無しさん@ピンキー2010/11/21(日) 05:58:12ID:lasunb+O
ここだからわざわざ文句を書き込んでいるんでしょ?
まさかいい歳して個人サイトやSNSで捏造止めろふじこlp;@:! なんて言ってないよね

というかこんなに人いるなら投下あった時も今くらい感想なりレスしろよww
0172名無しさん@ピンキー2010/11/21(日) 06:28:16ID:vZ77IQFE
公式カップル原理主義者
 原作でエロ見れないからせめて2次で
 ↓
 スレに捏造カップルの話題発見

捏造カップルスキー
 原作より2次妄想を愛している。原作カップル大嫌い。特に相手の決まっている伊波・八千代が憎い
0173名無しさん@ピンキー2010/11/21(日) 08:23:50ID:Y92hNJ0E
公式も捏造も好きな節操無しの俺は
双方から非難の嵐が来そうだww
0175名無しさん@ピンキー2010/11/21(日) 11:12:08ID:vZ77IQFE
× 小鳥遊×伊波と佐藤×種=公式も捏造も好き
◎ 小鳥遊×伊波、佐藤×伊波、相馬×伊波、空気×伊波etcなんでもOK

実際のところ後者はほぼ皆無
0176名無しさん@ピンキー2010/11/21(日) 18:40:42ID:8WZaoJ9K
にしても、アニメやってた頃はものすごく密度高かったなぁ…
次にあんな感じになるのは何時になるんだか
0178名無しさん@ピンキー2010/11/24(水) 04:35:17ID:sTtVnxZ1
さとやち

無難路線の映画をみるつもりだった佐藤
手違いで海賊アニメを見ることに

佐藤やたら観客にジロジロ見られるが佐藤も八千代もロビンに釘付け
手を握るとかそんな雰囲気じゃない
八千代は終始笑顔で、佐藤はお通夜状態

「楽しかった!また行きたい」
「次から映画はナシだ」

そんな映画デート妄想くらいしか考えつかない
華さまなら人の金でポップコーン食べまくってるだろうなとか
0179名無しさん@ピンキー2010/11/25(木) 09:23:42ID:XVkYiLCd
さとやち投下
・エロなし
・場所は佐藤くんの部屋
・付き合ってる設定
少女漫画風再チャレンジ
タイトルは「八千代の勝負ラ」です
0180八千代の勝負ラ(1/3)2010/11/25(木) 09:24:41ID:XVkYiLCd
 こういう時、女というのは下着を揃えるものだと思っていた。

 清楚な装いの下に何を身につけているのか。
 今まで一度も想像したことがないなんて言えない、だが想像したことがあるとは絶対に言えない。言えるわけがない。
 だが想像しないわけにもいかないし、それは仕方のないことで、彼女を汚す意図はなく、しかし今なら許されるのか?
 佐藤は段々混乱してきた。

 日差しは橙色。暗すぎず明るすぎず、微妙な陰影を落としている。見なれた光景なのにどこかファンタジックだ。
 何となく無口になり、互いに見つめ合っていると、たまらなくなった。
 髪をそっと撫でてやると、八千代はびくりと震え、それからはにかんで微笑んだ。
 何もかも許すような優しい笑顔に勇気をもらい、頬に指を添えると、八千代はそっと目を閉じた。
 夕食よりお前を食べたいということではなかったのだが、シーツは清潔だし、八千代は逃げようとしなかった。

 しかし何故。まさか。

 屈折××年、神秘のヴェールが剥がされ、念願のいろいろが叶うという今この時、佐藤は固まっていたのだった。


0181八千代の勝負ラ(2/3)2010/11/25(木) 09:25:16ID:XVkYiLCd
 下着が気に食わないわけではない。女はこだわるのかもしれないが脱いでしまえば皆同じ。ラッピングより中身が重要だ。
 とはいえ、自分の為に八千代が準備してくれたのなら、それはそれで嬉しい。気持ちが嬉しい。
 初めて口づけを交わしてから一年、部屋に誘った日から数えて半年、合鍵を渡してから三カ月。
 スローテンポでもいつかは。そう思っていたのは八千代も一緒だったと思えるから。

 服を脱がしながら、触りたいだけ触って、白い肌に唇を落として。
 ワンピースの中に手を入れ、先に下から脱がしてやろうかと思ったが、彼女の様子を見て少しだけ猶予を与えることにした。
 それに服をしわくちゃにしたら困るだろうから。
 じれったさと興奮を必死で押しとどめ、丁寧に脱がしていく。怖がらせてはいけない。

「……八千代」
 スタイルが良いのは知っていたが、八千代は本当に綺麗だった。
 形の良い胸を隠すそれは情熱の色、深紅。そして眩い腰に引っかかっている細い紐を辿れば純白のレースが。
 上下不揃いなのも彼女らしくて可愛らしい、が――

 しかし一応確認を取る。
「借りてきたのか?」

 不揃いなのはどうでも良い、問題はブラだ。挑発の色、深紅。これは八千代のイメージじゃないだろう。
 ということはだ。
 最後まで油断してはいけない、ということだ。

 食い入るように見つめると八千代はうろたえた。
 うるんだ瞳は子犬のようで嗜虐心を微かに煽る。熱を持った肌は吸いつくようで、しっとりと汗をかきはじめていた。
 震えながら身体を委ねてくる八千代。今すぐ壊れる程突いてかき乱してやりたいような、鳥籠にしまって誰にも見せたくないような。
 愛しさが込み上げて、下腹部にずんとくる。

 だが、ここだけはハッキリさせておきたい。
 なんというか、もしそうだとしたら、本当に勘弁して下さい。

 その下着は店長からの借り物ですか、八千代さん。

 八千代は真っ赤になりながら答えた。
「やだわ、サイズが合わないじゃない……」
 言いながら八千代ははたと目を見開いた。

「あっ、そうだったのね。気付かなかったわ、ごめんなさい……!」
「いや、ちがうな。おそらく違う」
 長年の付き合いで培われた勘が告げる。八千代、それは違う、と。
 おろおろと八千代は続けた。
「むね……杏子さんみたいに大きくなくて、がっかりしたでしょう。そうよね、だって杏子さんのサイズは」
「ちがう。断じて違う」

 八千代の勘違いは今に始まったことではないから良いとして、あいつの下着じゃないなら良いんだ。本当に良かった。
 もしそうなら完全に萎えてしまって、八千代の前で大恥をかくところだった。
 うろたえる八千代と青ざめる自分自身を想像してみると、それだけで心底ぞっとする。

 よかった、よかった、よかった。よかった――。

 ひとしきり喜びを噛み締めていると、腕の中で八千代がもぞもぞと動き、きりりと宣言した。

「努力するわ」
「だから違うと言っている」
「佐藤くん、優しいのね」

 八千代が申し訳なさそうに胸を押さえた。
 ほっそりした指先が深紅のブラに眩く、欲望を煽られ眩暈がする。

 なんでそんなイメージの合わない下着を付けているんだ……。
 天然のくせに意表を突くのが天才的だ。
0182八千代の勝負ラ(3/3)2010/11/25(木) 09:25:49ID:XVkYiLCd

 参った。彼女には勝てない。我慢できない。

 服を脱がされ調理台にあがった鳥は食べるものだ。脚も、胸も。
 八千代の指をすくいとり、口に含む。
 繊細な指は柔らかくて、奥歯で噛み砕けそうなほど頼りない。
 丁寧にしないと壊れてしまう気がする。早くしないと溶けてしまう気がする。
 頭の中が熱く濁って、何も考えられない。ただ組敷いた肢体の柔らかさと熱が、ほとんど暴力的な衝動へと駆り立てていく。
 律動したい。気が済むまでむさぼりたい。駄目だ、壊すな、大切な人だ――。

 人差し指を前歯で甘噛みしていると、八千代がうめいた。
「さと、う…くん、あの、はずかしいから」
「恥ずかしい?」
 何だか愉快な気分になって、小さく笑う。
 やはり八千代はアホだ。これからもっと恥ずかしいことをするつもりだし、それは彼女も承知だろうに。

 店長の邪魔が入るかもしれないという危惧が消え去った今、八千代の何もかもが愛おしい。
 普段ならツッコミを入れてしまうアホな台詞でさえも、気にならない。
 最高に良い気分だ。

「俺も恥ずかしい。お互い様だ」
「そ、そうなの? 私ばっかり恥ずかしいのかと……なんだか佐藤くん色っぽいんですもの」
「……」
「男の人にこんなこと言うのはヘンかもしれないけど、佐藤くんきれい」
 照れているのか、よく喋る。

「……髪の毛さらさらね」
 前髪がかき上げられて、彼女の姿が良く見えるようになった。そのことに気付いたのか八千代は慌てて身をよじった。
「こら」
 逃げる両手首を捕まえ拘束すると、八千代は大きく息を呑んだ。上下する胸が煽情的だ。首の付け根から口づけを落とす。
「やっ、佐藤くん、知らない男の人にみえる……んっ」
 胸の間に顔をうずめ、鎖骨の下をなめると八千代は肩をすくめた。
「くすぐったいわ」
 不満を訴える顔も可愛い。瞼に唇を落とし、鼻先を軽く噛む。
 すると八千代は照れながら微笑んだ。
 誇らしさと劣情と愛しさが腹の底を熱くさせる。
「……」

 唇を重ねるその瞬間も、八千代は照れ笑いをしていた。
 それは彼女がただ一人だけに見せる笑顔で、他の誰も知らない。自分だけの八千代。
「佐藤くん、だいすき」
 この瞬間を何にでも良い、心から感謝したい。
0183八千代の勝負ラ(おまけ)2010/11/25(木) 09:26:42ID:XVkYiLCd

事の顛末

「勝負服ってなにかしら」
「ユニフォームのことっすね。お嬢は競馬に興味がおありで」
「この雑誌に書いてあるの。『勝負服に着替えて待ち合わせ。今年の流行は赤』競馬のことなのね」
「……そいつは果し合いでもするのか? それなら特攻服のことだろう。そうか、あれに流行なんてものがあるのか」
「さすが杏子さん。そういうことなら分かるわ!」
「感動したっす! 自分まだまだっす」

「デート編…『お洒落の基本は下着から。勝負ブラで彼を虜にしちゃおう! 谷間くっきり小悪魔のブラ』」
「お嬢、なんてものを読んでるんですか。低俗です」
「今まで男の人と付き合ったことないから、勉強中なの。美月さん、勝負ブラってなにかしら」
「えっそ、そりゃ……特攻服の下着バージョンでしょう。脱いでも気を抜くなという意味じゃないでしょうか」
「下着姿でも喧嘩上等なのね」
「そうです、デート中であろうと、どんな時も戦いを挑まれたら受けてやるのが仁義。
 返り血を浴び、服がずたぼろになっても、好いた男を守れて一人前と言えるでしょう」
「私、佐藤くんを守れるようにがんばるわ……!」
「『今年の流行は赤』……。一般人の女にも骨のあるやつがいるんですねえ」
0184名無しさん@ピンキー2010/11/25(木) 09:44:49ID:XVkYiLCd
終わりです
八千代の下着を変態的に妄想してたらこうなりました
思いついたのが前半だけで後半無理やり感漂って何かすみません
0185名無しさん@ピンキー2010/11/27(土) 08:28:11ID:IjX6EQX1
GJ!
エロなしといいながら、十分エロかったよ
久々の投下ありがとう
0186名無しさん@ピンキー2010/11/29(月) 10:40:16ID:aPqLVA49
「佐藤くん、あのね?きょーこさんが…」
はい本日も客が来るまで無制限一本勝負が始まりましたー。
実況はアホで鳥で世界を狙える八千代に惚れたもっとアホな俺、佐藤潤に
解説ついでにフライパンでのされる脳内かわいそうまが


・ファミリーレストラン『ワグナリア』
・おっぱいひゃっほい『うろんなページ』
・ちっちゃくないよ!『ポプラノドン』
・六法フル活用!!『小鳥遊法律事務所』

の提供でお送りしてしまいます



さて、今日の八千代は店長攻撃主体だな
いい笑顔で佐藤君の精神を切り刻んでるねーいたっ

おっと、ここで店長が八千代の視界に入ったー
これはコンボ来るねー あいたっ

「きょーこさん、後ろ姿も凛々しい…///」

これは大きいな…胃薬許容ゲージがごりごり削れた
しかし鉄面皮は崩れなかったね あだっ

おっとここで反撃のアホ発言開始だ、一時的な精神力回復を兼ねてるな
でも次の轟さんの攻撃がぐーんと上がる危険性があるよねーごがっ

「佐藤くんは急にアホとか鳥とか言い出すわよねぇ」
セーフ、これはラッキー。ほわほわモードで回復倍、さらに時間も稼げた。
佐藤君なんとか次に繋がったねーごふっ

なんとか八千代を平常モードに戻せたな
今はこの前飲みに行った時の話になってるねーあづっ
おっとここで急にもじもじしだしたな
回復しながら削られてる佐藤君が輝く時間帯だねーがっ

「で、帰り際のことなんだけどね?あれって…」

おおっと僕が知らない情報だー!しっかり聞かないとぶっ!?…

おっとここで客来店、佐藤潤なんとか逃げ切ったー
解説のかわいそうまもKOされたことだし試合終了だ。
つ、次は佐藤君がタイトル防衛をかけて種島さんとガチンコだよ…バタリ



「…という風にして佐藤さんは八千代さんの猛攻に耐えてるんだと山田は思います。かわいそうまさん過ぎます!」
「わかったから仕事しろ山田。」
「小鳥遊さんはわかってません!山田はかわいそうまさんを慰めなきゃいけないんです!やまやまやまやま…」


って感じのSSを誰か書いてくださいお願いします
0188さとやち小ネタ2010/11/29(月) 23:59:54ID:vIC5gawE
>>186じゃなくてごめんね!


「あのね、佐藤君」
 午後三時。ファミレスが最も暇な時間帯。……ここワグナリアで暇も糞もない、とは無粋なので言及しないでおく。
さて、鈴を転がすような声で無愛想なキッチンスタッフを呼ぶのは、我らがフロアチーフ、轟八千代嬢。
相対するは、休憩中の一服を楽しんでいたヘタレこと佐藤潤。ふたりきりの密室である。
「……どうした」
 僅かに間を置いて、佐藤が応える。何故躊躇う?簡単だ、暗い未来しか見えていないのだから。
「今日もね、杏子さんが格好良いの。特に後ろ姿がね」

 一頻り喋らせて、佐藤は煙草をもみ消して呟く。
「そうか、お前はアホだな」
「さとーくんは急にアホとか鳥とか言い出すわよねぇ」
 ほわーんとしたリアクション。普通はもっと怒るなりなんなりするだろうに。佐藤には怒れる八千代の想像は付かないが。
佐藤は取り敢えず突っ込まないでおく。薮蛇というヤツで。ヘタレている、というのは重々承知であるが。
しかし、得てして蛇と言うヤツは勝手気ままににょろりにょろと出てくるのだ。

「そうだ、この間はありがとね?飲みに連れて行ってくれて」
「あぁ」
 先日の、ふたりきりで外出。それ自体は上々だった。問題はその後。
「で、帰り際のことなんだけど……」
0189つづき2010/11/30(火) 00:00:29ID:vIC5gawE
 その先を遮るように。カーンと金属音が響いた。
「うきゃああ?」
 間抜けた悲鳴と、どさどさと何かが落ちる音。八千代が中途半端に空いた口に手を当てていると、目前には薄っすら埃を被った山田が転がっていた。
最初の金属音。灰皿を佐藤が投げた音。自分の吸殻はマイ携帯灰皿に捨てた。それは天井に向かっていた、その先には。
次の悲鳴。勿論山田葵嬢のもの。天井に潜んでいた彼女は、思いも寄らぬ攻撃に怯み、バランスを崩してしまう。
最後。落下の衝撃音。つまり、そういうことである。八千代には理解できなかったが。
クエスチョンマークを頭の上に三つも四つも浮かべる彼女を尻目に、佐藤は『休憩上がるわ』と告げて立ち上がった。
「お、お疲れ様佐藤君。葵ちゃん、大丈夫?」
「だ、だいじょーぶじゃねーですよぉ……あんのヘタレ……ふがががが!」
「さとーくん!?女の子のほっぺた抓っちゃ駄目よ!」
「こいつは女である前に山田だ」
 余計なことを口にした山田を引き摺り、彼は部屋を出て行った。残されたのは、八千代ひとり。

「……聞きそびれちゃった」
 何処か、安堵を含んだ声色だった。

「というわけで、すみませんですそーまさん!相馬さんの可愛くてキュートな妹はミッション失敗です!」
「可愛いとキュートって意味被ってるよ山田さん。まあ想定範囲内だけど、お疲れ様」
0196名無しさん@ピンキー2010/12/02(木) 17:43:39ID:Q1aiUKBR
松本が振り回されてながら情が移っちゃって見捨てらんない感じかねw
0198名無しさん@ピンキー2010/12/02(木) 18:40:26ID:8V1PO5n7
>>139
保管庫にあるよ、それ。
作者別SSで
PRpFTyRR8k氏の作品・自分の発言には気をつけろ
0199名無しさん@ピンキー2010/12/02(木) 19:45:14ID:9I8Nh+0j
氏はどこに行っちゃったんだろうか…
長谷部ルーシーの話の先読みっぷりがパネエのに…
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