【獣姦】人×獣 限定
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0001名無しさん@ピンキー2010/09/26(日) 22:16:44ID:F0qU8+yv
このスレッドは、『 獣姦 』――主に 人が獣を犯す 内容のスレッドです。
主に四つ足や完全な獣のフォルムを持つ相手との恋愛や性交に関するSSや話題を投下してください。
                    

・基本はsage推奨。
・鳥・竜・蛇・海獣も可。
・虫・獣人、獣×人はNGで。(ただし人並みの知性を持つ獣はOK)
・荒らし・煽り・板違い等、その他害獣はスルーの方向で。間違って駆除しようとしないように!
・読み手を選ぶシチュエーション(同性愛・グロなど)の場合には、書き手の裁量で注意書きをつけて投下してください。
・続き物や執筆途中ゆえに投下が一定期間止まる場合には、その旨を伝えてください。
・反応がなくても泣かない


それではどうぞ。
がおー!
0006犬の逝く路・12010/09/27(月) 21:39:55ID:cRyXNSOH
昔書いたものを改稿して投下します。けっこう長い読み物ですけどお付き合いいただければ……。
改稿しながら投下しますので、数日に分けて載せていきます。

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【 1 】


 思えば、彼女と出会ってからもう一年と少しになる。
 従順に、手綱を持つ右手に寄り添って歩く彼女を見下ろしながら俺はそんなことを思い出していた。
 
『彼女』とは言っても、傍らにいるそれは『人間』ではない。彼女はイヌ科イヌ属の裂脚亜目に類する、歴とした
『犬』――アフガン・ハウンドという犬種の雌であった。
 彼女は名をティーという。深く、それでいて日に当たるとキラキラ透き通る琥珀の毛並みにちなんで俺が付けた
名前であった。
 俺と彼女との出会いは、今思い出しよう一年ほど前に遡る。
 きっかけは、彼女・ティーが実験動物の一匹としてこの国立病院付属の試験研究機関に送られてきたことで
あった。
 この研究所では、多種多様な動物を用いた様々な試験が行われている。『試験』と言えば聞こえは良いかも
しれないが、曰くそれは新薬の投与であったり、故意に病原菌やウィルスに感染させたりという、常人では目を
覆いたくなるような行為の数々だ。
 しかしながら同じ試験にしても彼女は、その知能レベルを計られる為にここへと送られてきたのだった。
 時に人に『天才』などという面映い人種が生まれるよう、彼女もまた犬の世界における天才として生を受けた
一匹であった。
 その知能レベルは天才の冠にふさわしく、単純な計算能力ならば中学生レベル――加えて柔軟性に富んだ脳は
理解力と高い想像力を持ち備え、さらには人語すらをも理解するに到っては、さながら彼女は『犬の姿を模した
人』といっても差し支えはない程であった。
 そしてんな彼女の観察係兼世話役として任命されたのが俺であり、それこそが一年ほど前に遡るティーとの
出会いであった。
 斯様に知能指数の高い彼女はすぐに俺が世話係であることを理解すると、実に従順に、そして愛情深く懐いて
くれた。俺にとっても、他の実験動物達とは違って、より深い意思疎通が出来る彼女との邂逅――コミュニケー
ションはこの場所における唯一の安らぎとなって、殺伐とした心を癒してくれたのだった。
 そしてそんな互いの信頼関係が、やがては一個の恋愛感情へと発展するのにも時間はかからなかった。

 思えば、その時からして俺は狂っていたのかもしれない。

0007犬の逝く路・22010/09/27(月) 21:40:23ID:cRyXNSOH
 時が経ち、体の成長と共に彼女の流線型の体躯には見るも美しい毛並みが整った。細面の顔立ちに、濡れた
ように黒く深い優しげな瞳を持った面差しは、この世のどんな女性よりも神秘的で、そして美しいものとして
俺には映っていた。
 時同じくして彼女もまた、こんな俺へ恋心を抱くようになった。すでに『犬』というよりはもはや、『一人の
女性』としての自我に覚醒していた彼女にとって、俺は受け入れられるべき『異性の一人』として認められて
いたのである。
 試験を通じて深く密接な関係にあった俺達は、そんな互いの気持ちには早くから気付いていた。だからこそ
『きっかけ』が欲しかった。互いの愛を打ち明けられる、きっかけが。
 そして彼女が何度目かの発情期を迎えたその日――俺達の一線は断ち切られてしまう。
 俺は彼女を動物舎に帰すことなく自分の部屋へ招き入れると、言葉を交わす余裕さえなく、半ば乱暴にティーの
唇を奪った。
 普段のコミニュケーションにおける『舐める』行為とは違う、『呼吸器を塞ぐ』行為の意味――『キス』と
いうその意味を彼女もまた理解していた。
 常々ティーには、教育実験の一環として『人間の生活習慣』というものを学ばせていた。そこには人間社会の
中における一般常識は元より、恋愛感情の機微を学習させることもまた含まれていた。
 雌という性別も相成ってか、この『恋愛』に関する学習には彼女もまた大いに興味を持った。それこそ人間の
少女と変わることなくティーは恋人同士の恋愛を夢見、結婚に憧れ、そして想い人の子を宿す未来を望んだ。
 その果てに、数度目の発情期を迎えたその日――彼女はたどたどしく己の愛を俺に伝えてくれた。
 はにかみながら、何度も学習用の50音板の上で『あいしています』を鼻先で辿る彼女に、ついには俺の一線も
断ち切られてしまった。
 ファーストキスを存分に味わい俺は、すっかり脱力してしまった彼女をベットの上へと運んだ。
 体の構造上、仰向けに寝せられると、彼女は内の全面をあられもなく俺の前へと開く格好となった。その時に
はすでに、人間並みの羞恥心を確立していた彼女は、そんな己の姿に恥じ、健気にも瞳を閉じて俺への視線を
逸らせていた。
 そんな彼女の仕草に胸掻きむしらんばかりの情欲に駆られると俺は、もう一度口付けを交わし、腹部に連なったその乳房へと唇を這わせた。
 発情期を迎えてから今日に到るまで数日間があったせいか、女性ホルモンが多分に分泌された乳房は大きく
張り出していた。
 白い産毛の肌地とその先端で木の実のよう薄紅色に蒸気した乳首を、俺は本能の赴くままに舐り、しゃぶり
つくした。時に唇の先端くわえ込んで引き伸ばす行為に、ティーも何度も上擦った声を上げた。
 やがて存分に乳房を堪能した俺の舌先は、ついに膣部へと到る。
 すでに充分に潤いを湛えていた膣は、その溢れ出した愛液で周りの毛並みをぺたりと入り口周辺に張り付かせて
いた。そのせいで、普段なら毛並みの奥に隠れている膣口と肛門とが、その姿をあられもなく俺の前にさらけ
出させていた。

0008犬の逝く路・32010/09/27(月) 21:40:46ID:cRyXNSOH
 そこから立ち上がる蒸れたニオイに、興奮から霧がかかったよう混濁した俺の理性はさらにボヤけて曖昧に
なっていく。
 気付いた時には果実に歯を立てるかのよう、ティーの膣へと上唇を埋めていた。
 前戯も何も考えずに、ただ想いの赴くままに膣や肛門に舌を這わせる俺もまた、人間ではない一匹の『獣』と
化していた。そんな獣が二匹、身を重ねていた。
 やがて俺は彼女の膣に己の陰茎をあてがう。ついにひとつになろうとする。
 ティーもまた首を上げ、今にも繋がらんとする己の体と俺の陰茎とを見下ろす。
 そして、遠慮無しに一気に根元までそれを挿入した瞬間――俺はティーの膣(なか)の体温と粘膜の感触に射精
してしまっていた。
 みこすり半どころの堪えでもない。たった一突きの挿入で、俺は達してしまっていた。そしてそれはティーも
同じく、急激な挿入と射精のオルガスムスに呼吸を詰まらせ、その細く長い顎を逸らせて快感の余韻に震えた。
 そんな絶頂にもしかし俺は萎えてしまうことなく、第二波第三波の射精が続いているにも関わらず、その腰を
動かせ始めた。
 その後も四つん這いに体位を変え、俺はティーを責め続ける。
 元より中型犬のティーと中肉中背の俺は、膝を折り腰を屈めてしまえば後背位の体格差はほとんど無くなる。ゆえに腰の振りにより大きなストロークが持てるこの後背位で、俺は先の正常位以上に激しくティーを責め立てた。
 そんな無慈悲な俺の動きに対しても、ティーはその一撃ごとに雌(オンナ)の声を上げた。放尿と見紛わんばかりに愛液を溢れさせ、しまいには失禁もし、平素の清楚可憐な彼女からは想像も出来ない乱れ様で果てた。

 かくして一線を越えてしまってからの俺達に、もはや歯止めは利かなかった。

 実験中であろうと散歩中であろうと、それこそ寝食すら惜しんで俺達は求め合った。
 情操教育を行うはずの学習中においてさえ、俺はポルノビデオを彼女に観賞させ、さらにはフェラチオや肛門を
舐めさせるなどの行為を彼女へと強いた。
 そしてそんな狂った生活の中――彼女に対する俺の視線が、恋愛対象から単なる『欲望の捌け口』へと変わる
のにも時間はかからなかった。
 この地獄の世界においては、彼女もまた消えぬ前世の罪業をもって生まれ変わった罪人に違いは無いのだ。
ならばティーもまた、他の試験動物達同様に苦しみを受けるべきだ。罪を裁かれるべきなのだ――そんなことを
考えることで、俺は己の中に芽生えた残虐性を肯定し、そしてティーからの愛情を否定していった。
 ティーを抱いてしまった日に切られた『一線』は、同時に『人間』としての俺の、最後の良心すらをも千切り
毟ってしまっていた。人間を捨てた俺は、比喩でも皮肉でもない本物の『鬼』へと成り果ててしまっていた。
 ティーに肉欲を求める俺の心(なか)に、すでに彼女への愛などは無くなっていた。ただ本能の赴くままに彼女の
体を弄び、そして調教した。

0009犬の逝く路・42010/09/27(月) 21:41:13ID:cRyXNSOH
 人間の少女と変わらぬ羞恥心を彼女が持っていることを知りながら、散歩先の公衆面前の前で排泄を強要させ、
彼女は食事を取る時もその前には必ず局部への奉仕を強要させ、そして存分に俺の精液を注がせた食事を食べさせ
たりもした。
 朝晩の境を無しに犯し――そして今の散歩に到ってもローターをひとつ、膣の中に潜らせ歩ませている有様だった。
『ク、クフゥン……ンンッ』
「ん? どうした、ティー? そんなところに蹲って?」
 持続して膣内に与えられる刺激(それ)に耐えかね、ついにティーは中腰に腰を落としてしまった。
 うつむき加減に鼻先を下ろして息を切らせる呼吸は、明らかに犬のするものとは違っている。おそらくは断続的に
来る浅い絶頂の連続に、まともな呼吸が保てなくなっているのだろう。
「こんな所でへたばっていて人が来たらどうする。――それともお前は、その浅ましくイッてる姿を誰かに見て
もらいたいのか?」
『クゥッ……キュ、キュウン』
 俺の言葉攻めに、その目頭にうっすらと涙すら浮かべて頭(こうべ)を降るティー。そんな彼女のいじましさに、
俺の中の加虐心はますます胸を高鳴らせる。
 そんな俺達へ、
「よう、相原ぁ。散歩かぁ?」
 自分達ではない第三者の声が掛けられる。その声に反応して、ティーも中腰に浮かせていた尻を完全に地に
付け、普段の実験動物である自分を取り繕う。
「増岡――か」
 前方から歩いてきたのは、俺と同期の研究生である増岡という男であった。顎の消えた肥満の過ぎる面と、
クセのある汚い髪を汗で額に張り付かせた面相はただ醜悪の一言に尽きる。
 不規則な己の生活習慣を研究生という役割のせいにして風呂にもロクに入らなければ、歯ですら満足に磨かない
奴の体臭・口臭は俺もティーも苦手としているものであった。
「ティーちゃんは今日も可愛いなぁ。えぇ、おい?」
 そうして無遠慮に、頭を押さえつけるよう荒々しく撫でてくる増岡の手の平に、あからさまな嫌悪の表情を
浮かべるティー。知らぬ増岡は、その手から逃れようとティーが頭を振るたびに、しつこくそれを追い回しては、
額や鼻先を問わず彼女を撫で続ける。
 この男もまた、この場所において人間を捨ててしまった者の一人である。
0010犬の逝く路・52010/09/27(月) 21:41:38ID:cRyXNSOH
 元はとある農大の畜産関係の研究室に所属している男であったが、家畜への性行為に目覚めてしまった奴は、
より多くの種類との行為を望むべく、自らこの研究所へと出向してきた、筋金入りの変質者であった。
 そんな奴の噂は、互いの関係をひた隠しにしている俺達とは違い、所内でも周知の事実となっていた。故に
他の研究員達は奴との必要最低限以上の接触を忌避し、その噂を聞きつけているティーもまた、奴・増岡との
接触には極度に嫌悪を表すのであった。
 そんな男に、無心になって撫で回されるティー――そんな彼女を前に、俺の中の加虐性はまたもその鎌首を
もたげる。
 ひそかに上着左のポケットに手を忍ばせると、俺はそこにあったローターのリモコンを握り締めた。そして
ティーの膣内にある機械の動きを、今までの『弱』運転から、一気に『中』にまでアップさせる。
『ッ? キャウ、キャフゥゥ……!』
 その変化に一瞬体を跳ね上げると、ティーは持続して膣内に響く振動に体を震わせた。
「ん、んん? どうしたんでしゅかぁ、ティーちゃん? 振るえてまちゅよぉ?」
 そんなティーの変化に不審がり、増岡はさらに屈みこんでティーの顔周りを撫でていく。
「そいつ、お前のことが好きなんだよ。照れてやがるんだ」
『ッ?』
 同時に掛けられる俺の声に、ティーも驚きの表情で見上げる。
 一方の増岡は、
「そうなのかッ? 嬉しいなぁ――ティーちゃん、俺も愛してるよぉ」
 その言葉を真に受けて、額を撫でていた手を下腹部にまで伸ばすと、さらに熱のこもった調子で彼女を撫で
倒すのであった。
 そんな増岡の手の動きに合わせ、俺も徐々にローターの振動を強くしていく。
『キュ、キャウウ、フゥゥン……!』
「あぁ、ティーちゃん……ティーちゃぁんッ」
 小刻みに体を震わせ必死に達してしまう感覚に抗うティー。そして俺は、そんな健気な彼女にとどめを刺すべく
――中頃にまで上げていたローターの強さを、一気に最大にまで跳ね上げた。
 その瞬間――
『ッッ? キャ、キャフゥゥンッ……アウゥゥン!』
 突然の衝撃についにはティーも絶頂を向かえ――同時に、座り込んだ地べたに失禁をして果てた。
「ほら、あまりの嬉しさにションベン漏らしてるぞ」
「マジかよぉー? ティーちゃんみたいな可愛い子が、俺のこと好きだなんてなぁ。俺がこの子の担当になり
てぇよ」
 その後も、恥ずかしさのあまり顔を上げることすら出来ずにいるティーを無遠慮に撫で回すと、増岡は上機嫌で
俺達の前を後にした。

0011犬の逝く路・52010/09/27(月) 21:42:32ID:cRyXNSOH
 そうして改めて二人になり、
「無様だなぁ、ティー。お前は、男なら誰でも良いのか?」
『……クゥゥン』
 そんな俺の言葉に反応して、どこか恨めしそうな表情で見上げてくるティー。そんな彼女の表情に、俺は得も
言われぬ快感を覚える。
 そして俺はまだ誰か来るかも知れぬ所内であるにも拘らず、そんなティーの唇を奪っていた。
『ン、ンンゥ……アフゥンッ』
 長く舌を絡ませ、何度も互いの唾液を行き来させ彼女の口唇を味わう。
 それから寝室に彼女と戻ると、先程の失禁で汚れた膣を舐め拭い、時が立つのも忘れて俺はティーを愛した。

 彼女こそが自分の全てであり、そしてその彼女を苦しめることこそが、今の自分の最上級の悦びと化していた。
 次はどう苦しめてやろうか? そしてお前は、どんな声で鳴き、どんな表情を見せてくれるのだろうか? 
それを知ることこそが、今の俺の悦び――全てとなっていた。
 愛から始まったはずの俺の想いはすでに、雨雲の絡む闇のような深く粘質な狂気へと変わってる。
 もはやそれが、彼女に対する愛ゆえに生まれた感情なのか、それとも憎しみから出たものなのかすら、もう
判らない。闇夜のごとき深い欲望が覆い尽くす俺の心は、自分自身ですら見つめることは不可能となっていた。
『キュッ、キャウウゥゥン!』
 不意な彼女の声に俺は我に返る。
 そして後背位に犯されていた彼女の背にめがけ、俺はありったけの精液をぶちまけた。



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【 続く 】
0012名無しさん@ピンキー2010/09/27(月) 21:53:39ID:PAuhRFHk
そういえばアフガンハウンドとエッチするSSがどっかにあったなぁ

とか思ってたら投下されてたw
乙、続き待ってるよ。
0013名無しさん@ピンキー2010/09/27(月) 21:59:34ID:cRyXNSOH
>>12
知ってる人がいてくれたことに驚き
どうもありがとうございます
かなり手を加えながら改稿してるから一気には投下できないけど、今週中には全部あげられるように頑張ります
0015名無しさん@ピンキー2010/09/28(火) 01:48:36ID:Urah5nJF
おぉ!まっていたよスレ立て乙!
この調子で神がいらっしゃることを!!
0017cRyXNSOH2010/09/28(火) 19:05:34ID:L7RmaJmw
>>14
昔そこに投下しましたー
最近いろいろとコレ系の作品が溜まってきたので投下しようとスレを探したら
見つからなかったのでスレ立てしてみました
再うpになってしまいますけど、もう一度読んでもらえれば幸いです
0018名無しさん@ピンキー2010/09/30(木) 00:44:53ID:BVXEPboO
よし携帯だけど俺もなんか書く!
マニアックなの書いて絶対に投下するからなうぉおおぉおッ!!!
0021名無しさん@ピンキー2010/10/02(土) 18:25:40ID:1Edb/jcv
>>17
過去の「狗の逝く路」から見ました。
こんな貴重な変態ジャンルで良作があるなんて。
エロ描写上手いですね。
マニアックなのもがあり更にエロさを感じたり。
耳とか鼻とかw
二次的な作品の為に参考にしたり一部抜粋等で使ってもOKなもの?
(イラスト小説/漫画同人)
0022L7RmaJmw2010/10/02(土) 21:41:43ID:/pWITL8Q
>>21
うひー、ありがとうございます!! 
何とも嬉し恥ずかしです!! ……こちらに再校了したヤツを載せる作業も進んでいないというのに

それはともあれ、喜んでいただけのならば嬉しい限りです。
例の表現や描写ですが、遠慮なく使ってやってくださいませ。
そしてそれらが完成の暁には私にも一部頂けると非常に嬉しかったり……♪


0023212010/10/03(日) 03:51:22ID:rGG1+dry
>>22
いえー、軽い気持ちな上での事なんで。
捨て垢メール作ったのでまずこちらに一報貰えれば。
inusyousetu@hotmail.co.jp
今後も楽しみにしています。
0024名無しさん@ピンキー2010/10/04(月) 14:26:42ID:6JtU1cQc
女侍の話をまた読みたい
まぁ、このスレはあそこ直系じゃないしそもそも見てないかもしれないが……
0030名無しさん@ピンキー2010/10/09(土) 16:11:22ID:X6fMGBjJ
女侍の二次を作らせてもらった前スレの261ですが書いても
いいなら書かせていいただきたいです。

このスレ的には女侍×銀狼になるのでしょうか?
0031名無しさん@ピンキー2010/10/09(土) 21:07:38ID:ogEJOoy2
もードンドンやっちゃって
書きこみなくなって落ちるのも悲しいし、それ以前に読んでみたい!
0033名無しさん@ピンキー2010/10/11(月) 02:21:07ID:m3p+lIGw
前にやってたのと同じようにやればいいんじゃね?
というかやってください
0034名無しさん@ピンキー2010/10/13(水) 20:24:52ID:rn0mn8S1
銀狼と女侍
二次版
エロ



「……んっ……」
季節は初秋になった頃だろうか、それでも山の早朝は肌寒い。
それも半裸ならなおさらだ。私は身を起こし、横に眠る毛の塊を一睨みして、肌着を整えた。
身を隠すため山の隠れ家に籠もってから、はや三月はたっただろうか。
そろそろ市中のほとぼりもさめている頃だろう。何より米や塩に乾物、特に酒が尽きかけてきた。
幸い仕事の報酬はたんまりとあるので買い出しに行こう…私はそう思い、立ち上がった。
気配に気付いたのか、毛の塊――――白銀の狼が顔を上げ、大きな欠伸をしてから、
どうした?というように二度、三度首を傾げた。
私は身支度をし、腰の得物を揃えながら告げた。
「食い物の買い出しだ、人里に出る。お前は――――――ん、んぁ」
私は思わず、鼻に掛かったような情けない声を出して、その場に屈んでしまった。
銀狼が小さく吼え、心配したのか身体を擦りつけてきた。
その狼の顔を掴み、私は呻くように言った。
「……お、お前…種汁が…流れて……この色情狼」
銀狼は、はぁ?というように一度、首を傾げた。
0035名無しさん@ピンキー2010/10/13(水) 20:25:43ID:rn0mn8S1
私は銀狼を小屋に閉じこめた後、小屋の裏で下帯を解き、しゃがみ込んで下腹部に力を込めた。
するとドロっとした白濁の塊がぶりゅ…ぶりゅと淫らな音を立てて股からこぼれ落ちた。
もちろん昨晩交わった銀狼の子種汁だ。
獣の子種汁は濃く、それも並の狼より一回りも身体が大きいヤツの子種は糊のように粘り気がある
秘部に指をいれ、掻き出しても、掻き出してもなかなか出てこない。
「ふ…はぁ…くそ…」
こうして一日いるワケにはいかない。私はある程度、掻き出すと下帯をつけ、袴を履いた。

昼間の市中に出るのは久しぶりだ。山に籠もっている時の話相手は夜這いに来る銀狼しかいない。
ワイワイガヤガヤと市中の喧噪に懐かしさを感じる。
仕事の依頼を請け負う口入屋に顔を出した折り、前の仕事の後始末はついたとの報を得た。
もう隠れ家に籠もる必要もないが、用心に超したことはない。もうしばらく山に籠もっておいた方がいいだろう。
米や酒、調味料に乾物を買うとそれなりの重量となる。従ってそれらを背負う形になると自然と力んでしまう。
私は務めて平静を装っていたが、内心は冷や汗ものだった。
夕暮れの市中を足早に抜け、山道に入る。今朝の子種汁がまだ残っていたのか、太腿をつたって滴り落ちてきたのだ。
袴をはいている為、ばれる心配はないが……それでも羞恥を感じずにはいられない。
私は隠れ家に戻ると、荷を置き、戸を閉めた。
0036名無しさん@ピンキー2010/10/13(水) 20:26:35ID:rn0mn8S1
呼吸が荒い、下腹部のあたりからジンジンと熱くなる。
「こんな……時分から盛るなんて…我ながら猿だな…」
自嘲気味に笑うが身体の疼きは高まるばかりだ。私は床に寝そべり、目を閉じて尻にじっとりと両手を這わせた。
「…ん…あ…」
銀狼との情事に興じるようになってついた癖だ。
情事の時はいつも四つん這いになり尻を突き出し、獣の格好でヤツを受け入れるためだろう。
盛り上がった柔らかな尻肉からゾクゾクする感覚が背筋を昇ってくる。我ながら変態的な性癖だ。
「はぁ……く」
尻肉を揉みこね、後ろから秘裂に指を這わせる。くちゅくちゅとした粘着音、雌の秘裂は十分に緩んでいる。
乳に手をあて、後ろ手で秘裂に指を入れる何度か、抜き差しする度に違和感を感じた。
……もの足りない……
興醒めした私は秘裂から指を引き抜いた。
ドロリとした銀狼の子種が絡みついている。
私はその指を掲げ、それをゆっくりと口にした。
「あ…はァ……甘い…」
陶酔したような惚けた声…何とも淫らだと、私は身を起こした。
そこにあったのは狼の顔。白銀の狼だ。
「なっ…お前…いつの間に…」
すると狼は顎をしゃくるように戸の方向を見た。
しまった…戸に錠をしていない…ならばこいつが入ってくるのは当然だった。
さきほどまでの私の自慰を見ていたのだろう、銀狼はくりくりした眼で私の頬を舐めた後、
胸元に鼻を突っ込み、固くなった乳首の匂いを嗅ぎ、舌を這わせてくる。
0037名無しさん@ピンキー2010/10/13(水) 20:27:15ID:rn0mn8S1
こいつはきっと催促しているのだ。あの晩、雌の声で、格好で私が『犯して』と懇願した時と同じように
自分に媚びろ、尻を突き出せと催促しているのだ。責められっぱなしなのは癪に障るが
身体が火照りを取り戻した…秘裂にじゅんとした濡れを感じ取った私は従わざるを得ない。
銀狼がごろんと横になる、口淫を要求しているらしい。
「く…口はイヤだと昨夜も言ったろう。」
そう告げると銀狼は身体を起こし、すたすたと戸の方に向かっていった。
「ま、待ってくれ……わかった…口でするから…」
言葉を理解しているのか、銀狼がハッハと舌を出して戻ってきた。そして再び横になる。
私の前に突き出された銀狼の雄は猛々しく脈を打っていた。
「……酷い臭いだ」
私はその雄を口に含んだ。猛烈な獣臭が鼻をつき、生臭くぬめった雄がビクビクと口の中で蠢いた。
口淫の快楽に銀狼は甘くとろけた声を上げ、横になったまま腰を振り出した。
狼が子種を放出されるのは早い。野生動物は交尾時がもっとも無防備になるからだろう。
びゅっと口内に銀狼の子種汁が放たれた。が、まだこれは薄い、人間でいう先走り汁だろう。
このまま吸い出してやってもいいが、秘裂はもう糸を引くくらい濡れている、下帯を外しているとはいえ、酷く気持ち悪い。
私は口を離すと、尻を捲って銀狼に突きだした。
「………は、早く…ここ…入れてくれ」
誘うように尻を振ると銀狼は低く唸ると、私に覆い被さり未だとろとろと先走り汁が滴る雄を突き入れてきた。
「くうう……はっ…あぐ」
太く猛々しいモノに貫かれ、食いしばった歯の隙間から思わず嬌声が漏れてしまう。
前脚が尻の上に置かれ、さらに尻を高く突き出す格好になった。銀狼の重さに私はそのままの格好で
銀狼の剣突をうけた。昨夜の交尾とは違い、乱暴に打ちつけてくる。項を舐められながらの一突き、一突きが最奥まで届く。
「痛っ…痛い、おい、乱暴だぞ…あっ…もっと、や、優しく」
しかし、さらに体重を掛けられた。ひんやりした床に乳房が押しつけられ、べたっと頬と腕が床に擦りつけられた。
尻だけが高く掲げられ、何度も何度も打ちつけてくる。まるでお前は乱暴に尻を犯した方が感じるんだろう?と言わんばかりの突き。
酷く陵辱されている気分だが、雌の私は銀狼の思惑通りの反応をみせる。ぎゅっと銀狼のモノを締めつけ、その濃厚な精を
搾り取ろうとしている。人間のモノではないのに、雌としての本能が雄を搾り取ろうとするのだ。
「あっ…ああっっくうううううっ!」
銀狼のモノが中で爆発した。熱い奔流が遠慮なしに最奥に放たれた。どびゅぶりゅううと糊のような獣精が
私の中を支配していく、そして始まる獣の交尾。私の雌が待ちこがれていた長い長い交尾が始まる。
0038名無しさん@ピンキー2010/10/13(水) 20:29:22ID:rn0mn8S1

「……はぁ…はぁ…はぁ」
ずりゅ……銀狼の萎えたモノが引き抜かれた。
ようやく窮屈な姿勢から開放された私はうつ伏せになったまま荒い息をついている。
股からはぶりゅぶりゅと淫らな音を立てて、濃厚な獣液が逆流しているが、それを拭う気力さえない。
あいつが甘えたように舌で頬を舐めてきた。
「この野郎」
私はボソっと呟いた。途端にビクッとする銀狼。
「発情する雌を乱暴に扱って楽しかっただろう……おまけに獣臭いモノまでしゃぶらせて…お前は酷い臭いだ。
これからたっぷりと湯で洗ってやるからな、イヤなら出て行け。二度と来るな」
以前に泥だらけのこいつを洗った事がある。銀狼は身体を湯で洗われる事が大嫌いらしい。
しゅんとして、伏せの状態になる銀狼。覚悟はできているという事だろう。
子犬のようにつぶらな瞳を見せて、優しくしてねと期待に満ちた眼で訴えているようだった。
「安心しろ…めちゃくちゃに洗い尽くしてやる」
その晩、山には狼の絶叫が長く、長く響いた。

END

原作の女侍さんとは違う点とほとんど銀狼が責めな点は御了承下さい。
不快に思った読者さん、申し訳ないです。
0040名無しさん@ピンキー2010/10/19(火) 02:20:07ID:av4efSeu
40
0043名無しさん@ピンキー2010/10/24(日) 21:12:36ID:Fq05cLQO
>>42
それは違うぞ。描きこんだのは俺だ
銀狼関係の感想と落書きを書いてるもんだからそれで
0044名無しさん@ピンキー2010/10/24(日) 22:24:47ID:ecWivqLR
>>43
すまない。落書きって
銀狼の話かイラストを描いてるのか?
どっちにしても期待だ。
0045名無しさん@ピンキー2010/10/26(火) 20:13:30ID:+441eopl
>>44
あまり楽しみにされても困るよ
イラストなんだけど鉛筆書きの本当に落書き……
0047名無しさん@ピンキー2010/10/31(日) 18:21:29ID:dF7Sz2IH
投下期待
0048名無しさん@ピンキー2010/11/03(水) 21:01:44ID:7Ow5C3AC
投下来ないなぁ
0049名無しさん@ピンキー2010/11/05(金) 13:35:52ID:XoPvhkGl
今週ヤンジャンで始まったカウリングなる漫画で主人公の女×猿の文太を受信した
0051名無しさん@ピンキー2010/11/08(月) 20:13:47ID:6pNJ61w6
獣姦保守
0052名無しさん@ピンキー2010/11/10(水) 23:46:51ID:QRYoGn/i
投下期待
0053名無しさん@ピンキー2010/11/11(木) 00:06:21ID:z0HXaiPW
133 :タンゴ ◆rW6r2U.uz6 :2010/09/26(日) 14:08:41 ID:sMf23o7k
私がヒドラさんに就いている期間、ヒドラさんは私たちメイドと同じ西館の一室で寝泊りすることになった。ここは特別に作られた部屋で、私のような見習いの初仕事に付き合ってくれる人が使うことになっているみたい。
その部屋に入ると、仕事を終えたヒドラさんは机に向かってた。何かをジーッと見つめてるようだけど・・・。
「いかがなさいました?」

やっと私に気が付いたヒドラさんは、ビックリして本を閉じた。
「いつから・・・って、ミレーヌさんから“常にご主人様の傍に居ろ”との指示があったので―――キャァッ!」
ヒドラさんは突然立ち上がると、私を担ぎ上げてベッドに放り投げた。その後、すぐにヒドラさんが私の上に四つんばいになって私を拘束した。
「誰にも・・・言うな」
「・・・は・・・・はい・・・」
「それと、お前は少々まずい物を見てしまった。それに関してお前は罰を受ける必要がある」
「ば・・・罰ですか?」
ヒドラさんは膝立ちの状態になると、身に着けていた衣類を全て脱いで素っ裸になった。すると、今度は私の服に手をかけた。どうやら、私はヒドラさんの切れ掛かった理性を完全に切っちゃったらしい。こうなったら、私が受ける罰は決まったもの。
「ちょ・・・いや・・・きゃぁぁ///」
乱暴に服を引き裂かれ、パッドが宙を舞い、次第に素肌が露にされていく・・・けど、パンツだけは脱がさなかった。
なんとか逃げようとするけど、ヒドラさんの怪力に勝てるはずもなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・覚悟しな・・・///」
私を乱暴にひっくり返すと、パンツの裾を捲って私の大きなお尻をベロリと舐めた。そのとき、私の身体中を電撃が走った。
「んにゃぁん!?」
「良い声だ・・・グヘヘヘ///」
もう私の知っているヒドラさんじゃなかった。そこにいるのは、性欲に溺れた獣だった。
ヒドラさんは、何度もお尻を嘗め回してベタベタにした後、秘所の割れ目に舌を突っ込んだ。
「ひゃんっ///」
「ンフフフ・・・」
ヒドラさんの分厚い舌が、敏感な突起をグニグニとかき回す。その刺激に私は耐えられなくて、体中から力が抜けてぐったりとしてしまった。力は抜けているはずなのに、舐められる度にビクビクと身体が跳ねる。
「アッ・・・ら・・・らめぇぇ・・・////」
痛くないのに、悲しくないのに、なんだか涙が溢れてくる。
「メスの身体なんて滅多に手に入れられないからな・・・イってイってイキまくって壊れるまで犯してやるよ」
「ヒッ・・・アァッ・・・///」
すると、膣にその分厚い舌が侵入してきた。今まで感じた事の無い快感が体中を走った。休む暇もなく舌が膣の中をかき回して、私の体温を上げていく。
「ズニュッ・・・ジュル・・・ビチュ・・・ヌジュ///」
「ァ・・・ハヒィ・・・うぁ、やめ・・・て・・・ンァ・・・ァァ・・・イヤァァァァァァァァァァ////」
そのとき、私の身体が無意識にビクリと大きく跳ねた。すると、秘所から透明な液体が溢れだして、ヒドラさんの顔を汚した。ヒドラさんは気にしてないみたいで、荒い息をしながら私をまたひっくり返すと、その大きなモノを私の顔の前に突き出した。
「舐めろ」
私が答える暇を与えてくれないまま、モノを乱暴に私の口に突っ込んできた。
「グオエッ///」
「舐めろ」
言われるがまま、口いっぱいに入り込んだモノを一生懸命舐めた。オスの臭いがプンプンする・・・。喉の奥まで突っ込んでいるのに、まだ七割くらいは残ってる。知っている性知識をフル活用して、モノに刺激を与えていった。
「ンムッ・・・ング・・・ヌチュ・・・ヌチュ・・・///」
「いいぞ、その調子だ・・・ンハァ///」
亀頭の裏やカリの溝、尿道の出口を満遍なくしゃぶってると、ヒドラさんは突然私の頭をガシッと掴んでモノを無理やり奥に押し込んだ。
「オエッ?///」
「ングァっ!の、飲め!全部飲め!!」
すると、口の中に熱い何かが大量に流れ込んできた。生臭さにむせそうになりながら、それらを飲み込んでいった。だけど、出てくるペースに追いつかなくて残りを全部口から吐き出してしまった。それでも、まだ精子は出てくる。
「ウップ・・・ゴプッ・・・///」
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・///」
やっと射精が終わった。口からモノがズルリと抜かれると、今度は私を抱き上げた。
「うぅ・・・な、何を・・・」

0056名無しさん@ピンキー2010/11/15(月) 03:09:27ID:JibSB5iS
保管庫から削除されてる?触手とかと一緒に入ってた記憶があるんだけど…。
00591052010/11/27(土) 23:38:06ID:vB2KjiXd
>>58さん
 期待していただいているところ申し訳ありませんが、一応あれで完結のつもりです。
 また機会があれば別の話を、と思ってはいるのですが……すみません。

 スレ汚し失礼しました。
0060名無しさん@ピンキー2010/11/29(月) 22:30:02ID:nwcoENmp
>>59そうですか…
しかし105氏がこのスレにいたことに安心しました。
次回作首を長くして待ってます。
0069名無しさん@ピンキー2011/01/04(火) 17:58:34ID:z7QdVw00
投下期待
0070名無しさん@ピンキー2011/01/05(水) 01:07:27ID:DbQVu1s4
しかしぬるぽ
0073バスティア・アバンチェス 12011/01/05(水) 21:30:31ID:zuRcpxYE
 かろうじてその鎌首を持ち上げると――遙か頭上高くで丸く切り取られた青空を確認し、彼女バスティア・

アバンチェスは深くため息ついた。
『うかつであった……』
 その首根を再び地へと落とし、誰に言うでもなくバスティアは呟く。
 場所は死火山の火口奥底――その地にて今日までの一週間、彼女は身動きもとれずにうずくまっていた。
 遠目からは漆黒と見まがわん深い紫紺の流鱗と、稲穂のように光り輝く黄金の体毛を背なへ走らせた四足の
翼竜(ドラゴン)――それが彼女である。
 しかしながら斯様に美しき偉容とは裏腹にその実、彼女は『邪竜』としても名高く、この世の生物達からは
恐れられる存在でもあった。
 そもそも彼女の名である『バスティア・アバンチェス』とは、『終わり(バスティア)』と『始まり(アバンチ

ェス)』の単語とを組み合わせたものである。
 彼女の振る舞いにより破壊が行われ、そしてその荒野からまた、新たに生物や文明が誕生する――といった
経緯を物語っていたものが、いつしかその固有名詞として定着してしまっていた。
 本来はそれほどまでの脅威を誇る竜であるのだ。
 ならばなぜ、そんな彼女が今こうして動くことすらままならずにうずくまっているのか。ことの発端は一週間
前――らしくもなく嵐の夜に空を翔けたことにあった。
 別段理由があったわけではない。ただその日、なにやら暗雲立ち込める夜空に心惹かれた彼女はそこへと飛

び立ち、そして落雷の直撃を首筋に受け、こうしてこの死火山の底へと墜落してしまったのである。
 少なからず竜の生態に知識のある者ならば、『彼女の逆鱗に雷が落ちたからだ』とその状況から推測するの

であろう。しかしながらその答えは、当たらずも遠からじといったところだ。
 そもそも竜に『逆鱗』などという器官は存在しない。『逆鱗』とはすなわち、竜の『脊髄』の位置を示した

ものであるのだ。
 いかに邪竜と神格化される存在とはいえ、彼女も歴とした脊椎動物である。古の冒険譚の中に見られる、か

の『逆鱗を攻撃されて倒される竜』の件(くだり)とはすなわち、『脊髄を攻撃されて、仕留められた』という

ことなのだ。
 しかしながらその『逆鱗』――脊髄の正確なポイントとて、そうそうに見分けられるようなものではない。
仮に見極めに成功したとしても、今度はそこらを覆う頑強な鱗の隙間を縫って攻撃を当てなければならないの

だ。
 まさにそれを為し得るは『奇跡』としか言いようがない。しかし『奇跡』であるからこそ、その事実は
冒険譚として語り継がれ、さらには今日に『逆鱗』なる単語もまた認知させるに至っているのである。
 閑話休題。それゆえに今回の一件は、彼女バスティアにとっても予想だにつかなかったことであった。
 先にも述べた彼女の脊椎はそんな鱗にて幾重にも守られている。その鱗それは、数千度におよぶ溶岩の中に
あっても溶けることはないし、また身を覆う体毛は極寒の氷雪の中にあってさえ、彼女を凍えさせることは
ないのだ。だからこそ、そんな無敵の鎧に身を包むがごとき自分が、糸ほどに細い落雷の一撃で数日間もマヒ
してしまう状況など、彼女は微塵として予想もし得なかったのである。
 故にただ、バスティアはこの現状にため息をつき続けるばかりであった。
 しかしながら、そんなため息の理由は今の身の上を嘆くだけに留まらない。彼女を辟易させているもう
一つの理由――それこそは、
「ステアー、いるー?」
『くッ! 今日も来おったかぁ……糞餓鬼!』
 突如として場に響くその声――少年のものと思しき声の音(ね)に、バスティアはあからさまにその表情を
引きつらせ不機嫌なものとさせた。
 そうして視線を向けるその先。何処か外部と通じているのであろう洞穴のひとつから顔を出したのは――人

間の少年であった。
0074バスティア・アバンチェス 22011/01/05(水) 21:31:24ID:zuRcpxYE
 年の頃は十代の初めというところであろうか。栗毛の短髪とビー玉のように艶やかな黒の瞳からは、どこか
仔犬のような愛くるしさを覚えさせる。――しかしながら今のバスティアにとってはそんな少年が、何者にも
勝る『天敵』であるのだった。
「おはよ、ステア♪ 怪我の具合はどう?」
 水の入った木桶のバケツを両手に下げて走り寄る少年。よたよたとバケツの重みに振り回されながらバステ
ィアの鼻先まで近づくと、少年はその容態を尋ねるように語りかけそして鼻頭をなでる。
『気安く触るなよ、人間風情が! その臓物、ぶちまけられたいかッ?』
 それに対してバスティアも怒気を含ませた声で少年を威嚇する。
 威嚇するが――
「ふふふ♪ 大きい声も出せるようになってきたね」
 そんなバスティアの威嚇に彼女の元気な様子を悟ったのか、むしろ少年はその花のような笑顔をいっそうに
明るくさせるのであった。
『――クソ、なぜ怖気ぬッ?』
 そんな少年を前に毒気を抜かれ、脱力に鼻を鳴らすバスティア。
 件のここへと墜落した翌日より、まるで少年はここにバスティアが落ちたことを知っていたかのよう、薬や
ら食糧やらを持って訪れているのだった。
 それだけならばバスティアとて、こうまでも邪険にすることはなかっただろう。しかしながらこの少年――
そんなバスティアを『介抱』する以外にもひとつ、ここへ来るたびに彼女へ対し『とある行為』を為していく
のであった。
「うんうん、傷はもう全部治ってるみたいだね。なのに、どうして飛べないんだろうね、ステア」
『う、うぅ……』
 ひとしきりバスティアの体を清拭すると、少年はわずかに瞳を細めたその視線を彼女へと送る。
 笑っているとも、はたまた獲物を狙う肉食獣が目蓋を引絞っているとも見えるその視線――どこかサディス
ティックなそれに宛てられて、バスティアはただうめきを漏らすことしかできない。
 これから自分へと行われようとしていることに――この少年がここへ通い始めてから今日にいたるまで欠か
さず行ってきた『その行為』を想像して、バスティアはただ恐怖とも不安ともつかない何とも曖昧な感覚に
胸を苦しくさせられる。
「ステア……」
 やがて少年は熱のこもった声で彼女の名を呼ぶと、そっとバスティアの鼻先へと口づけをした。
 それが始まりであった。
 そこから少年の唇は、小魚がついばむよう幾重にも愛しげにバスティアの横顔を愛撫して進んでいく。
『や、やめろぉ……こそばゆいでは、ないかッ』
 徐々に口角へと近づきつつあるそんな少年の唇にバスティアも上擦った声を上げて抵抗する。しかし、
「ん〜♪」
『あ、んむ。ん、ん……』
 それも虚しく、そこへとたどり着いた少年の舌先はバスティアの牙の間から侵入し、チロチロと彼女の舌先
を舐り撫ぜる。ヌルヌルと舌同士の粘膜が絡み合う感覚に、バスティアの意識はとたんに霧散して、ただその
行為のみを感じ取ることに集中して忘我の極みに達する。

 そう。この少年が彼女との邂逅の際に欠かさず行う行為――それこそは彼女に、『性的に玩弄する』ことそ
れであった。

 いちばん最初の出会いを果たしたその時から、少年は積極的に彼女を責め立てていた。
 それこそ最初の頃は激しく声を荒げて抵抗したバスティアであったが、その行為が3回目になる頃、彼女の
中にも変化が現れた。
0075バスティア・アバンチェス 32011/01/05(水) 21:32:25ID:zuRcpxYE
 こともあろうにバスティアは――この少年の手によって絶頂へと導かれてしまったのである。
 そもそも彼女の存在とは、何人にも干渉されることのない『絶対の存在』である。言うなれば、この世界に
おける食物連鎖の頂点に居る存在といっても過言ではない。
 しかしそれ故に、こと『蹂躙』されることに対しては弱くもあった。
 今まで犯されたことのなかった彼女は、それに対する抵抗や身の処し方というものを全く知らない。故にた
だ為されるがままに受け入れ、そして犯される――そんな免疫の無いバスティアが落ちるのは早かった。
 四回目にして彼女は歓喜の声を揚げ、そして昨日のこととなる六回目には少年の名を何度も呼び、そして
絶頂を迎えた。
 それこそが彼女の苦悩のひとつであった。
 そうして犯されて何も考えられなくなっているうちは幸福である彼女も、いざ一人となって我に返る時――
その時の自分自身を振り返り、なんとも言いようのない恥辱と不安に駆られた。
 仮にも己自身を『人間よりも上位に位置する』と自負している彼女にとっての現状は――人間如きの手で悦び
を与えられているこの現状は、屈辱以外の何物でもなかった……はずである。しかしバスティアは今、そこ
へ強い悦びを覚えているのだ。
 凌辱を通じて彼女の心を行き来する『プライド』と『悦び』――そんな揺れる心にバスティアは、この少年
の手によって自分が変えられてしまうかのような不安を感じ、それに慄くのであった。
 ゆえにこの少年が現れるたび、そして顔を合わせるたびに必死に抵抗はするのだ。
 今日こそはこの少年を受け入れてしまわぬように――そして今日こそは自分自身を失わぬように。……
しかしひとたび彼に触れられると、それもあっけなく霧散して彼女の中から消えてしまうのであった。
 そうしてひとしきりその口内と舌先を弄ばれる頃には、
『テス……テス。もっと、もっと慰めてくれや』
 少年・テスのその名を呼んでさらなる愛撫を求める雌に、バスティアは変えられてしまうのだった。
「うふふ、初めて会った時よりもずっと素直になったね。いいよ、好きなだけしてあげる……今日は一晩中、
そばにいてあげるから」
 今一度、今度はしっかりと想いを込めてバスティアへテーゼを捧げると、少年の唇は彼女の流線形の体を
緩やかに下って行く。
 仰向けにするよう彼女の内腿を外へ押しやると、バスティアはその前面が露になるよう正面のテスへと体を
開く。鱗と体毛に守られた背面とは違い、腹側は高質化した皮膚と強(こわ)い筋肉によって、見るもなだらか
な肉の隆起を形成している。
『あ、あぁ……ッ』
 その隆起をついばみながら移動するテスの唇にバスティアは息を押し殺すように詰まった声を上げる。そこ
からくるこそばゆさが得も言えぬ快感となって体を走るのだ。
 そしてこれから行われるであろう行為を想像して、彼女の『雌』は如実にその変化を体にも現わせた。
「うわ、もうこんなにおツユが出てきてる。初めての時は『この場所』がどこか判らなかったくらいなのに、
今じゃすぐ判っちゃうね♪」
 そう言いながらテスはバスティアの尻尾の付け根――そこへ縦に刻まれた雫の滲むスリットへと押し込むよ
うに人差し指の腹をくいこませた。
 そしてそこから、下から上へ弾くかのようにそのスリットの溝をなぞり上げた瞬間、
『ん、んうぅ! くひぃぃ……ッ』
 線のように閉じきっていた膣はそこへ、大輪を咲かせるかのよう大陰唇の肉弁を左右へ大きくはみ出させた。
 さらにはそんな人差し指に弾かれた最上部には陰茎とも思しき程に発達した陰核(クリトリス)が露出して屹
立する。
「ふふふ、今日もキレイに咲いちゃったね。ステアのおまんこ♪」
 そんな露となった膣の眺めへ満足げに微笑むテスと、一方で羞恥心の限界からきつく目頭を閉じて横顔を背
けるバスティア。
0076バスティア・アバンチェス 42011/01/05(水) 21:33:24ID:zuRcpxYE
 そうしてその間口を開けた大陰唇の左右それぞれをワシ掴むと、テスは無遠慮にそれを開き拡げた。
『うあんッ……んんん!』
 その荒々しい扱いにバスティアは顎をのけ反らせて声を上げる。同時にそんなテスからの刺激に反応して、
惜しげもなく拡げられた膣口からは放尿の如く愛液のしぶきが噴き出すのであった。
「うわぁ、洪水だぁー♪ じゃあ、今日もいっぱいステアのおしっこ飲んであげるね。いっぱいいっぱい出し
てね」
 そんな目の前の光景にテスものどを鳴らすと、顔の前面全てを埋めるかのようにしてバスティアの膣口へ舌
を這わせる。
 せいぜいその身長1メートルほどのテスに対し、一方のバスティアは体長4メートル超――二人の間には実
に2メートル以上のサイズの違いが見られる。かような体格差があるテスにとってのバスティアの膣とは、大
陰唇を含むその全体に頭が丸々埋まってしまうほどに広く大きい。それゆえにテスの彼女に対する扱いも、
体全体を使った何とも荒々しいものとなるのだ。
「よぉーし、そろそろ腕入れちゃうよ?」
 顔の半分を埋めていた肉壁の中から口を放すと、今度は僅かに開きかけたその膣の中へと、
『は、はぐぅ……ッ、う、うぅんん!』
 テスは両袖をまくりあげた右拳を深々と埋め込んだ。
 膣とはいえ野生の竜の筋質とあっては、その締め付けと弾力も生半なものではない。埋め込んだ拳をその中
で反転させるとさらにテスは肩口に力を込め、その半身を踏み込ませながら彼女の膣内へ右腕丸々を挿入させ
ていくのだった。
 肩口いっぱいまで右腕を挿入するとテスの拳の先端は、膣の底ともいうべき子宮の入り口に触れて止まった。
「うわぁ、ステアのおまんこ柔らかくなったね。今日は一番奥まで着いちゃったよ?」
『ん、んう……ん、ん……』
 そのことに達成感を感じてか、テスは興奮した様子でそのことを バスティアへと告げる。
 しかしながら当のバスティアはそれどころではない。今までにないその深い挿入に息をか細くして、快感と
も苦痛ともつかぬ感覚それへただひたすらに耐えるばかりであった。
「ねぇー、聞いてるのぉ? ステアー」
『あッ、はう……! う、動かすなッ。腹がねじれそうなの、だ……』
「えー? せっかくここまで入ったんだよ? すごいことなんだから、もっと嬉しそうにしてよぉ」
『あッ、あおおぉ……!』
 何ともつれないバスティアの反応に、テスも手持ち無沙汰に膣の中の拳をこね回したその時である。
『ん、くふぅぅん……お願い……お願い、だから』
 思いもかけずバスティアから漏れたその、苦しみを孕んだ艶やかな声がテスの琴線に触れた。
「ねぇ、苦しいの?」
 判りつつも訊ねつつ、テスは膣の拳を反転させる。
『おごッ? んおぉぉ……ッ』
 そんな動きに案の上、押し殺した声をあげてその頭をのたうたせるバスティア。
 その様子に――テスの幼い笑顔にはこれ以上になく無垢で、さらには残虐な光が宿った。
 そして、
「もう、ステアったら……人が訊ねているんだから、ちゃんと答えなきゃだめでしょ!」
『ッ! うぎゃうぅぅ!』
 膣の中の拳をわずかに引き抜くと次の瞬間――まるで小突くかのよう、再び突き出した拳の先端でバスティ
アの子宮口を打ちすえた。
 その一打に――その苦しみに覚醒され、大きく目を剥いてバスティアは声を上げる。
 それが始まりであった。
0077バスティア・アバンチェス 52011/01/05(水) 21:34:23ID:zuRcpxYE
 そんな一打を皮切りに、テスはかの子宮口の殴打を続ける。激しいそのピストンに撹拌された愛液が白く泡
立って、テスを受け入れる膣口の淵から止め処なく溢れて流れ落ちる。
 斯様に激しい愛撫に、当初は下痢の腹痛にも似た苦痛を感じていたバスティアもしかし、
『ん、ん、ん……おぉ、うぅぅッ』
 その体は次第に解きほぐされ、やがては順応していく。
 テスの拳が子宮を叩くたびに意識は白く飛び、息苦しかった呼吸は胸の鼓動とシンクロして新たなその快感
を、オルガスムスの波に変えてバスティアへと打ち寄せた。
 そしてその様子を誰よりも敏感に感じ取るテス。
「ステア、気持ち良くなってきた?」
『あ、あおう、おおうぅぅ……良い、いいッ。もっと、もっと……ッ』
 尋ねるテスの声に、バスティアはその鎌首を大きく振り乱して、更なる快感をむさぼろうとその身をよじら
せる。
「本当にステアはエッチになっちゃったね。そんなエッチなドランゴンには、ちゃんと躾してあげなくちゃ」
 一方でテスはそんなバスティアの乱れように満足しつつ、さらに彼女を責め立てようと右手のひねりを膣壁
へ大きく巻き込ませる。そして子宮に触れたその最深部にて――テスは閉じていた手のひらを目いっぱいに広
げるのであった。
『ひぐぅッ? ま、待て……広げるな。指先が、さ、刺さる……!』
 その内部での変化に目を向くバスティア。しかしながらこの悪太郎の思惑がそんな単純なものであるわけが
ない。
「こんなもんじゃないからね……今日は、邪竜退治をしちゃうんだから」
 そして次の瞬間、広げた指々を閉じたその手の平は――その奥に潜むバスティアの子宮口をわし掴んだ。
『んぐッ――、ぎゃああああああぁぁ!』
 その感触とそして痛みに、バスティアは声の限りに悲鳴を上げた。
 仰向けの体は両膝を跳ね上がらせ、投げ出した四肢は爪を立てて地表を掻き毟る。斯様にしてテスの暴挙か
ら逃れようとのたうつも、
「逃がさないよぉ、ステア」
 テスは逃がさない。
 壊れた水道管のよう、愛液とも失禁ともつかない勢いで粘液の 噴出す膣に片腕を埋めたまま、内部で二度
三度と子宮口の入り口を握り直すと、いよいよ以ってテスはわし掴んだ子宮それを引きずり出そうと右腕に力
をこめた。
『んぎ、んぎッ、んぎぃぃ……! や、やめ……ッおごおおおぉぉ!』
 まさに内臓を引き抜かれんその感触に、もはや声にならない声でもだえるバスティア。しかしながらそんな
痛みと衝撃の中にありながらも――
『お、おおおぅ……んごおおおおぉぉん!』
 その荒々しいテスの愛撫に、次第にバスティアは快感を見出していった。
 激しく引き抜かれんと子宮口が握りなおされるたびに快感の波が押し寄せ、そしてそれをわし掴んだテスの
右腕が、愛液のぬめり帯びて膣内を行き来するたびに、バスティアは意識を朦朧とさせる。
『おほッ……んふぅう……! もっとぉ……テス、もっと激しく! もっと、もっと……』
「あれあれ、もう慣れちゃった? これじゃおしおきにならないよ。こまった淫乱竜だね、ステアは」
 更なる愛撫を求めるバスティアに口ではそういいながらも満足げなテスは、その要求に応えるべく、半身に
開いていた体を彼女の膣に対して正面に整える。
 そして、
「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」
 すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると――ついにはその両腕をテスはバス
ティアの膣へとねじりこんだ。
0078バスティア・アバンチェス 62011/01/05(水) 21:35:24ID:zuRcpxYE
『んぐッ? ぐひぃぃいいいいい!』
 右腕一本であった時とは比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。
「入った入った♪ え〜っと、あとは……」
 一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとよ
り右手で握り締めていた子宮口の入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、
「いっくよ〜。せーの、それ!」
『ッッ――――』
 両手を以て、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。
『ぎゃああああッッ! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉおお!』
 その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛ける。
「あえぎ声」などという範疇を超え、もはや強く苦しみを孕んだその声の衝撃は、激しく空気を振動させて天
高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡る。 
 もはやその声の音(ね)に快感などは聞き出せない。まさにそれを聞いた者は、勇者の手によって退治された
邪竜の断末魔と思うばかりだ。
『ぎ、ぎゃぶッッ! ぐがぐぐぐぐぐぐぐッ、うぐぅ――――ッッ!』
 そしてその断末魔はさらに続く。
「この、この! このぉ!」
 そんなバスティアの反応などお構い無しに、テスも両手でワシ掴んだ子宮口を引き出し続ける。
 ねじり込んだ両腕を何度も往復させる膣口の端には粘液が白く泡となって溜まり、それらも刺激のたびに奥
からあふれ出る新たな愛液で洗い流される。
 テスの両腕が大きく引き出されるたびに場にはバスティアの叫(こえ)と、口中で液体を攪拌するかのような
下品な水音とが響き渡る。
 そんな狂気の光景の中で、ついにその瞬間は訪れた。
「ん? ……あはは。ついに『見えた』よ、ステア♪」
 呟くように語りかけるテスの笑顔がいっそうに輝きを増す。そして膣へと見下ろしていた視線を上げてバス
ティアの顔を望むよう視線を投げると、テスは荒く呼吸を繰り返す彼女へと声を掛けた。
「もうちょっとだね。あともうちょっとで、『全部』表に出ちゃうよ? ほら、ステア」
『……ん?』
 そんなテスの興奮した語り口に、震える首根をかろうじて上げてそこを見下ろすバスティア。
「ほらほら、見て。すごいでしょ? ねぇ、すごいでしょ♪」
 そしてそこにて確認した光景に――
「え? ……、ひぃ!」
 彼女はその顔から血の気を引かせた。
 これ以上になく、無垢にその笑顔を輝かせるテスと一方で驚愕に目を剥くバスティア。そんな二人の視線が
見下ろすその先には――テスの両手に握り締められた子宮口の入り口が、チラチラと大陰唇の隙間からその頭
を覗かせているのだった。
『あ、あぁ……こ、壊れる……壊れちゃう……』
 その光景を凝視したままバスティアは、そんな己の変化にガチガチと刃のような牙の歯の根を合わせなくさ
せる。
「怖いの? でも、今までステアがしてきた事って、こういうことなんだよ」
 そして掛けられるテスの声に――バスティアは雷に打たれたかの ような衝撃を受けた。
「いまさらステアだけが『怖いから』って許されちゃっていいと思う?」
 その言葉への反応を楽しむよう加虐的に浴びせられるテスの言葉を前に、バスティアの脳裏には今日まで己
が滅ぼしてきた町や生物達の記憶が次々と蘇る。
0079バスティア・アバンチェス 72011/01/05(水) 21:36:19ID:zuRcpxYE
 今まで微塵にも気に掛けた事の無いことであった。しかしそれが己の『罪』であることを悟った今は――た
だ己の罪業に悔い、そして贖罪を考えあぐね、ただただそれに苦悶するばかりであった。
「妾(わらわ)は……妾はなんと罪深きを……!」
 鎌首を小さく振ってさめざめと涙するバスティアを前にテスも大きく鼻を鳴らす。
「本当に反省してる?」
 そして掛けられる声に、
『反省しておるッ……反省しています。妾は、どうすれば良いのじゃ……』
 そこへすがるかのようバスティアも応える。
 そんな彼女を前に、テスは難しく結んでいた口角をとたんに笑みで釣り上げると、
「いいよ、じゃ許してあげる♪」
 一際大きく微笑み、涙に濡れるバスティアの横顔を体全体で抱きしめるのであった。
『許される……のか? 妾は、許して貰えるのか? こんなに罪深いのに』
「いいよー。だってやっちゃったモンはしょうがないよね。その代わり、これからは、迷惑かけちゃった人達
にはごめんなさいをして回るんだよ?」
 そう慰めてくれるテスを前に、再びバスティアに涙があふれる。今度は罪に慄いていたものではない、感謝と
感心からの涙であった。
『償う! 妾は、これからの先の生を償いに生きよう! 慈愛に生きよう! だからテス、これからも妾から
離れないで。……ずっと貴方のそばで償いの日を送らせてほしい』
 見つめてくるバスティアに対するテスの答えは決まっていた。

「オッケー♪ それじゃ、明日からがんばっちゃおうね!」

 底抜けに明るく、そしてどこまでも軽い乗りのテスではあるがしかし、そんなテスの明るさが今のバスティ
アにとってどれだけ救いとなっていることか計り知れない。さながら陽の光のようなそれは、心の奥底に蟠る
罪悪感のしこりを優しく解かしてくれるかのようであった。
 そんなテスとの邂逅とそして新たな自分の新生に、バスティアは初めて天にそのことを強く感謝した。何者
かに感謝の念を抱いた。
 しかし、
「まぁ、それはそれ」
 テスの言葉にバスティアは正気に戻される。
「今まで悪いことしてきて、すぐに許されちゃったらいけないと思うんだ」
『――え? だから、それはこれから償うと……』
「もちろんそうだよ? でもさ、ちょっとくらい『ここ』で償ちゃってもいいよね♪」
 先程と変らぬテスの笑顔――しかしながらその細めた瞳の奥に 宿る『ある気配』を察知しバスティアは背
筋を寒くさせる。
 そしてテスの言う『今の償い』を尋ねるよりも先に、
「せっかく大きくなったんだし、『コレ』で思いっきりお仕置きしちゃうからね。ステア♪」
 テスはバスティアの目の前へと、巨大に屹立した自身の陰茎を晒した。
 その異様にバスティアは息を飲み、その額から血の気を失わせて いく。
 目の前にあるテスの陰茎(ペニス)それ――巨木の根が張るかのよう血管が浮き出し、岩のように亀頭のめく
れ上がったそれは、小柄のテスの体の半身以上あるように見えた。
 事実それ以上の大きさである。今しがたまで自分をもだえ狂わせていた彼の両腕二本よりもそれは確実に巨
大で、さらには凶悪なまでの長さを誇っていた。
 おおよそ人間(ひと)の大きさではないそれではあるが、そこまでの肥大化を果たしてしまった理由には、ひ
とえにバスティアの体液(愛液)が深く関係をしている。
0080バスティア・アバンチェス 82011/01/05(水) 21:38:43ID:zuRcpxYE
 先にも述べたよう生物の頂点に君臨すべきバスティアは、小動物のように過剰な繁殖を必要としない。少数
の絶対数だけが確保されていれば良いのだ。
 しかしながらそれは同時に、同族とのエンカウントの低さもまた意味している。つまりはバスティア達種族
は、稀少な出会いの中において生殖の成功率を『絶対』にしなければならず――それゆえに彼女と行為を
共にする雄には、今のテスのような変化が起きる。
 竜の雌の体液は、自分に適合できるよう雄の体を『変化させる』機能が備わっているのだ。
 老若を問わぬ雄の年齢・生死を問わぬ雄の精力・そして種族を問わぬ雄の精子――と、それらハードルをク
リアすべく雌の体液はまさに、雄の体を改造する。これまた昔話の引用になるが、『竜の生血をすすること
で得られる神通力』もこれを指していたりするのだ。
 ともあれ、斯様にしてバスティアに相応しき雄へと変貌を遂げたテス。
 そして賢明なるバスティアは、目の前に突き付けられたそれが自分に対してこれからどのように使われよう
としているのかを残酷なまでに理解してしまう。
「じゃ、お仕置きの続きしようっか♪」
 言いながらテスも着衣を全て脱いで一糸まとわぬ姿になると、身動きとれぬバスティアの膣前へ、もはや両
手で抱えるほどとなった陰茎それの先端を押し当てる。
 裏返され、真紅に充血したその内壁を外へ捲り出された膣と、そしてそこから口をのぞかせる子宮口――そ
んな口の淵を塞ぐように亀頭の尖端を誘導し宛がうと、
『い、厭ぁ……死んでしまう。そんなもので腹を掻き回されたら、死んでしまう……!』
「うん。天国にイカせてあげるね♪」
 次の瞬間、正常位の体勢から一気に――テスは自身のペニスを根元までバスティアの膣へと打ちこんだ。
『ッ! ッッ〜〜〜〜〜ぎゃうううううううううううううッッ!』
 力任せにそれがねじ込まれた瞬間、無意識にバスティアは呼吸を止める。そして留めていたそれを一吸い鼻
孔から吸い上げた次の瞬間には、
『ごぉ! ごおぉぉ! うごおおおおおおぉぉぉぉぉぉんんんッッ!』
 今までに感じたこともない激痛が腹部で爆発する感触に、バスティアは長大の鎌首を大きくのけぞらせて痙
攣するのであった。
「ふわぁ……あったかぁい。それに痛いくらいキツキツだよぉ、ステア」
 声の限りに空を震わせ身悶えるバスティアとは対照的に、一方のテスは今までに感じたのことのないその感
触、快感に呆けて背筋を震わせる。
 脱口していた子宮口に宛がい挿入したせいか、テスの亀頭の先端は丸々、バスティアの子宮の中に入り込ん
でしまっているようであった。
 そんな根元まで挿入を果たすと、しばしテスは茎全体にて感じられるバスティアの体温に恍惚の表情を浮か
べる。しかしそれも一時のこと――大きく一つため息をつくと今度は短く息を吸いそれを胸に留め、
「それじゃ、動くよ」
 テスは大きく腰を引くと、静かにバスティアの膣から己の陰茎を引き抜いていくのであった。
『あ、あおぉ……おおぅ……』
 その大きさからぴったりと閉じ合わさり陰茎へ絡みついてくる肉壁――そんな粘膜がゆっくりと引き抜かれ
るその、ぬめりを帯びて擦れる感触にバスティアは細く息を殺して脱力した声を上げる。
 まさにそれは快感であった。
 じっとりとその腹の最深部で感じられる熱に荒く鼻息を洩らし、軽い絶頂に意識を霞ませたその瞬間――中
頃まで抜かれていたテスの陰茎が再び根元まで打ちこまれる感触に、バスティアは再び目を剥いた。
 そしてそれこそが始まりであった。
『んぎッ! んぎうッ! んおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!』
「どうステア? 気持ちいいッ? 僕はいいよッ。すごい気持ちいいよ!」
 一定の速度を保ちながら、テスはその幼い顔立ちからは想像もつかない腰遣いでバスティアの膣そこを掘り
穿っていく。
0081バスティア・アバンチェス 92011/01/05(水) 21:39:53ID:zuRcpxYE
 そんなテスの全身を使った責めに、笛のような声を上げて身悶えるバスティア。
 挿入時、子宮をも犯すテスの陰茎は痛みしかバスティアには与えなかった。しかしながら数度のストローク
を重ねるうちに、みるみる彼女の体は、そんなテスを受け入れる体(もの)に変化していく。
 放屁にも似た、粘液と空気とが入り混じる卑猥な音がまるで、手馴れぬ奏者の下手なラッパのように周囲へ
と打ち鳴らされてこだまする。
 しかし何時しか、一突きごとに脳髄へと響く衝撃はその痛みで さえもが快感に変わり、熟れきった雌の肢
体は如実に愛液を滴らせて、その喜びをテスに伝えるのであった。
 先にも述べた『雌の体液が雄を変化させる』の理屈は、雄から雌に対しても然りと言える。
 雌の体液を受けて変化を果たした雄は、今度は雌へと排卵を誘導すべく、強く女性ホルモンの分泌を己の体
液を通じて促す。
 それによってより交配に適した体へと変化させられたバスティアには、膣を通じて行われる行為の全てが――
否、今は知覚できる全ての感覚、その痛みですらもが強い快感となって感じられるのであった。
「あれあれ? ステア、もしかして気持ち良くなってきちゃった?」
 依然として責めの動きを続けながら掛けられるテスの言葉に、
『あぐぅ! んくぅ! いい! 気持ち、いい! 気持ちいいーッ!』
 すでに未知の快楽に半狂乱となっているバスティアは、すっかり理性をかなぐり捨てた叫(こえ)で応える。
「もー、しょうがないなぁ。またお仕置きにならなくなっちゃった」
 そんなバスティアの反応に言葉ではそう言いながらもどこか満足げなテス。
 そしてこの悪童はさらなる非道を思いついて、その幼い笑顔をよりいっそう愛くるしいものへとさせる。
 やがて一際強く打ちつけ続けてその腰を止めると、大きくため息を突いてしばしテスは動きを止めた。
『な、なんじゃ? 止(や)めないで! 続けてたもれ、テスッ』
 そんな行為の中断にバスティアは横たえていた首根を起こすと、テスの横顔を舐めて愛撫し哀願する。
 そんなバスティアにテスもまたキスをひとつ返すと、
「まだ終わらないよ。もっともっとステアにはお仕置きしちゃうんだから」
 仰向けに開いていた彼女の体を横倒しにして畳むと、ぐるりと右へその巨体を反転させる。
『お、おおぅ……! ね、ねじれるぅ!』
 依然として繋がったままの茎の亀頭が、その体位の変換でごろりと子宮内をえぐる感触(痛み)に、バスティア
は強く快感を感じて息を押し殺した。やがては両膝を地へ着き、バスティアはテスへ尻を向かせる体勢にその
体位を変えられると――何度もそこから振り返りはにかんだ様子でテスを見つめ返すのであった。
『こ、これは、犬猫と一緒ではないかッ。厭じゃ、こんな姿は』
 言葉の通り後背位(バック)で繋がった体位に顕然と恥じらいの表情を見せるバスティア。しかしテスは、
そんな仕草に改めての彼女の可憐さを再確認し、密かに胸の奥を熱くさせる。
「だからいいんじゃない。だってお仕置きだからね。それに……これだけじゃないんだから」
 鹿爪ぶったテスの物言いに、バスティアも不安を隠せない。この笑顔の時のテスは、決まって良からぬこと
を考えているのだ。
 そしてその予感はまさに的中する。
 後背位のその姿勢から右肩へ担ぐように彼女の尻尾を持ち上げたかと思うと――、
「コッチもめちゃくちゃにしてあげる。たっぷり痛がってね♪」
 次の瞬間テスは右手の握りこぶしを、尻尾の付け根ですぼっていたアナルへと打ちこむように挿入した。
『いッ? ――うあぉおおおおおおおぉぉんんッ!』
 その感触に、バスティアは地へ額を打ち付けて煩悶する。
 肛門そこへの衝撃は『痛み』ではなかった。しかしながら直腸を通じてジワリと肛門に広がる違和感は、先
の痛み以上の嫌悪を彼女へともよおわせる。
 それこそは、まさに『排泄感』それであった。
 恥辱ともいえるその感覚は、もはや肉体的なダメージ以上に精神的な負担が大きい。
0082バスティア・アバンチェス 102011/01/05(水) 21:40:40ID:zuRcpxYE
 しかしすっかり発情に蒸し火照った体はやがて、そんな排泄感とそしてそこに伴う羞恥心ですら、
『恥ずかしい……恥ずかしい……あぁッ』
 自己を昂ぶらせる快楽の糧へとしていく。
 やがてテスの右腕が、手首を越えて肘元近くまで挿入されると、
『うッ、うぅー! うおぅッ!』
 そこから来る、膣とはまた違った圧迫感にバスティアは息を殺す。
 そしてその右手が侵入を止め、ゆっくりと引き抜かれると、
『お、おおぅッ? うおぅーッ!』
 強い排泄感をそこへ感じ、その快感に意識を白くさせた。
 そんなピストンが数往復繰り返される頃には――すっかりバスティアは肛虐の虜に調教されてしまっていた。
『おぐうーッ! いい! 肛門が、気持ちいい! 汚わいが、ひり切れずに流れ続けているようじゃ!』
 上目に瞳を剥いて、もはや理性のかけらもなく己の快感をテスへと伝えるバスティア。事実、異物の挿入に
よって障害を起こした直腸からはそのピストン毎に撹拌された糞汁が放屁と共に溢れだしている。
「うわわ、もう何でもアリだねステアは。じゃあいいよ、僕も勝手に楽しんじゃうから♪」
 そんなバスティアの粗相にもしかし、テスには一向に嫌悪の表情は表れない。今の色情に狂ってしまったバ
スティアもバスティアなら、このテスとて大概だ。
 そして語りかけるその言葉を裏付けるかのよう、テスもいよいよ ラストスパートとばかりに彼女への責め
を強くしていく。
 今までにない力強さで腰を打ち付ける。
『んあぅ! んあああああああああおおおぉぉぉぉぉ!』
 彼女の巨体の上に乗りあがるような形であった正常位とは違い、その両足を地に着けて支点を確保している
今の後背位は、前者以上に力のこもったストロークを実現できる。
 体ごとぶつかっていくかのようなそれと、さらには竜の体液で肥大化を果たしたペニスでの責めである。い
かに竜とはいえバスティアも堪ったものではない。
 それに加え、肛門へと挿入された右腕もまた先ほど以上の動きと深さを以て彼女の直腸そこをえぐり犯して
いるのだ。
 膣と肛門、それら二つの快感に挟みこまれたバスティアの絶頂は もはや時間の問題に思えた。
 そして数度目のストロークにテスも陰茎への痛痒感を覚え始めた頃、
「うわぁ……そろそろ、ヤバいかも」
『おう、おぅッ、おうぅッ! は、果てるぅ……死ぬぅ、い、イグぅ!』
 バスティアもまた、オルガスムスの前兆を感じ取りその背を震わせた。
 そんな彼女の変化は、如実に体へと伝わる。膣は激しく内部で 痙攣を始めたかと思うと、今まで以上の圧
力でテスの陰茎を締め上げる。
「あうッ。い、いたた……痛いよ、ステア」
 ゴリゴリとカリ首を削るかのようなその力にテスも声を上げる。
 しかし、
『んうぅー! んうぅー! ッッ〜〜〜んうぅーッ!』
 もはやバスティアにはそんなテスの声も遠い。
 波となって、何度も腹の奥を往復する快感の連続に、すでにバスティアは貪淫にそれを求める『淫らの権化』
と化してしまっている。
 そんなバスティアの淫奔さに、テスもこの段に至ってはまともなやり取りができないことを悟り、
「じゃ、先にイカせちゃうよ。ステア!」
 ならば自身も共にと、絶頂への到達に向けてラストスパートをかける
 一突きごとに、テスを締め付けるバスティアの膣の圧力は強くなっていく。もとより竜と人間と言う、絶対
的なまでの生物としての格差があるのだ。このままでは本当に彼女の力によってその身を潰されかねない。
0083バスティア・アバンチェス 112011/01/05(水) 21:41:36ID:zuRcpxYE
 ゆえにテスも動く。
 自分のペニスが潰されてしまうよりも早く、彼女を絶頂へ導こうと、責め突く腰の動きをいっそうに強くさ
せる。
 さらにはその右手を納めていた肛門の淵に、指先を立て揃えた左手もまた宛がうと、
『うぎっ? ぎゃううううううううううううううぅぅぅッッ!』
 テスは左腕もまたバスティアのアナルへと挿入した。
 子宮をえぐる規格外のペニスと、そしてアナルを掘り犯す両腕の暴力に、もはやバスティアは死を思わせる
ほどの強い絶頂を予感する。
『あおッ……お、おうッ、うおあぉ……い、いく……果てる……ッ』
 もはや喘ぎ叫ぶ気力すら無くなるほどに、バスティアは最後の絶頂それを感じ取ることに集中していく。
 そして、胸の奥にて限界まで収縮された苦しみ・痛み・快感――そしてテスへの想いが花火のよう弾け
飛んだ次の瞬間、

『おぉッ、おおおおぅぅぅぅッ! テスぅ―――――ッッ!』
 
 想い人のその名を叫び、遂にバスティアは最終的な絶頂に達した。
 それと同時に激しい失禁が飛沫となってテスに打ち付けられる。
 そんな全身に浴びせられる灼熱の飛沫と、さらには茎全体を締め付ける粘膜の熱にテスも、
「あ、あぁ! ステア! ステアぁーッ!」
 茎体全体を包み込んでいた痛痒感が頭から体を突き抜けると同時、テスもまた射精した。
 今までに体感したことも無いような精液の奔流が茎全体に感じられた。
 それらを運ぶ尿道は何倍にも膨らみ上がって、動脈のようにテスの精液それを強くバスティアの子宮へと送
り込む。
「す、すごいぃ……すごいよステアぁ、たくさん……まだ出るよぉ」
『あうぅん……熱いぃ……焼けるぅ……腹の奥が熔けるぅ……!』
 そうして一分近くにもわたって、テスは彼女の膣へと欲望の滾りを打ちこみ続けた。
 やがては全ての射精が止まり、挿入されるペニスからも血流が引いてようやく肥大化が落ち着いてくると――
テスはその根基に両手を添えて、ゆっくりとバスティアの膣から己の陰茎を引き抜く。
「はぁはぁ……んッ――あれ? まだ抜けない」
 予想以上の膣の圧力と、疲労困憊の体力ではどうにもバスティアから離れることができない。おまけにどう
やら、完全に亀頭のカリ首がバスティアの子宮に入り込んでしまっているようで、それを引き抜くのは容易な
ことではないように思えた。
「ちょっとやそっとじゃ抜けないかな? ステア、少し強くいくよ?」
 いよいよ以て抜けないことを確認すると、テスは僅かに重心を落とし、足元に力を込めてさながら綱でも掻
い繰るかの要領で腰を引き始める。
 一方のバスティアはと言うと、先の絶頂にすっかり意識を飛ばされてしまい、今のテスの言葉に反応すら出
来ない。それでも膣内に収めた子宮口がテスの陰茎に強く引き伸ばされる感触へ、意識とは別にくぐもった
声を上げる。
「うんしょ、うんっしょ……んん〜〜ッ」
『うッ! うんッ! んん、……うんんッ!』
 僅かづつその体を後退させていくテスとともに、そのペニスの竿部も徐々に膣から引き抜かれていく。
さらにそうして引き続けていると――やがてはテスの亀頭そっくりを飲みこんで丸く形を変えた子宮口が、
膣からその体外へと姿を現せた。
0084バスティア・アバンチェス 122011/01/05(水) 21:42:19ID:zuRcpxYE
 そして、
「あと、ちょっとだぁ。せ〜の……よいしょーッ!」
 はみ出した子宮口の淵を両手でワシ掴み広げながら、最後の一引きに渾身の力を込めた次の瞬間、テスの体
はようやくバスティアから解放されたのであった。
 亀頭が子宮から引き抜かれると同時、行き場を失った力に弾かれて大きく尻もちを突くテス。
「あたた〜、やっと離れたぁ。……うん、チンコも無事だね♪」
 座り込んだその体勢から腰元にある己の逸物も確認すると、改めてテスは目の前に横たわるバスティアを確
認する。
『ん、んんぅ………おッ……ううぉッ………!』
 そこには豊満な肢体を横たわらせる雌竜が一匹。
 だらしなく大陰唇のひだを垂らした膣からは、酸欠のハマグリが呼吸管を伸ばしているかのよう、体外へと
引きずり出された子宮口がはみ出して地に垂れていた。
 時おり思い出したように体を震わせる痙攣と共に、その子宮内へ大量に溜められた精液がミルクのように溢
れだしてくる。
 斯様にして力尽き横たわるバスティアの姿はさながら、『勇者に退治された邪竜』の光景そのものであった。
 そんな光景を腕組みに望むテス。
 そして満足げに頷いて鼻を鳴らすと、

「邪竜バスティア・アバンチェス、ここに討ち取ったり♪」

 勝鬨のよう呟いて、大輪の笑顔を咲かせるのであった。


      ☆       ☆        ☆


0085バスティア・アバンチェス 132011/01/05(水) 21:42:59ID:zuRcpxYE
 思い出したようにその鎌首を持ち上げると――遙か頭上高くで丸く切り取られた満点の星空を確認し、彼女
バスティア・アバンチェスは深くため息ついた。
『うかつであった……』
 そうして言葉を洩らす彼女に、
「ん? どうしたのー」
 うずくまるその肢体に包まれて寄り添うテスは、そんなことを尋ねてバスティアを見上げる。
『うかつだった、と呟いたのだ』
 そんなテスに首根を寄せると、さも愛しげに頬ずりをしてバスティアは言葉を返す。
『よもや……邪竜と呼ばれた妾が、お前のような子供に従属させられてしまう日が来ようとはな』
 己を卑下するよう呟きつつもしかし、その鼻先をテスに預けて瞳を瞑るバスティアの表情は、どこまでも穏
やかでそして幸せそうに見えた。
『しかしながら、お前はいったい何者だ? お前は妾がここへ落ちたことを、最初(はな)から知っていたで
あろう』
 尋ねる通り、バスティアには常々疑問に思っていたことがあった。
 それこそは誰でもない、目の前の少年テスの正体それである。
 そしてそんなバスティアの問いへと応えられる少年の答えは――
「もちろん知ってたよ。だって僕、『勇者』だもん」
 彼女の予想をはるかに上回るものであった。
『ゆ、勇者とな? しかし、お前――』
 改めてテスの背格好を確認する。
 質素ながらも絹で編まれたセピアのローブと、大きなルビーのタリスマンが留め金にあしらわれたマント。
そして腰元に金細工のレイピアを携えたその姿は、たしかに一般の冒険者とはまた違った気配と気品とを窺わ
せる。
 しかしながらそれでもバスティアを訝しめているのは、何よりもテスの容姿――その幼きと思わせる顔つき
に他ならなかった。
『斯様に幼きお前が、勇者か?』
「あー、失礼しちゃう。これでももう十二歳だよッ。……先月なったばっかりだけど」
 テスの答えになおさらバスティアの抱える謎は大きくなっていく。
 ならば何故、そんな幼子が自分を狙っていたものか?
「もうね、僕の家系には若い人が僕しかいないの。それにお家も傾きかけてるから、早く手柄が欲しくて邪竜
退治に駆り出されちゃったんだ♪」
 それを察したかのよう、聡明なテスはバスティアの疑問に答えていく。
 説明する通り、テスの家系は代々ドラゴンスレイヤーとして名の通った名家であった。
 しかしながら時代(とき)の隆盛の中で御家は衰退し、もはや抜き差しならぬ状況となってしまった今代――
窮地からの起死回生と名誉挽回の責務を任され、幼き当主テスが邪竜退治へと送り出されたという訳であった。
 各地でバスティアの情報を仕入れながらその足跡を追っていたテスは、ついに彼女へと辿り着く。そして期
を窺い見守り続けること数日――嵐の夜に落雷を受けてこの死火山へと落ちてゆくバスティアをテスは
確認したのであった。
 まさに僥倖といえた。
 落ちぶれたとはいえ、『元』は名家のドラゴンスレイヤー。幼いながらも『竜殺し』の術は熟知していた。
後は恙無く彼女を仕留め、その首を持ち帰れば、御家は復興を遂げられる――はずであったが、テスはそれを
思いとどまった。
 この期に及んで思い悩んでしまったのである。
 破壊の限りを繰り返し『邪竜』と恐れられた彼女。そして『勇者』の名のもとに彼女を殺そうとしている自
分――いったいこの二つの間に何の違いがあろうものか?
0086バスティア・アバンチェス 142011/01/05(水) 21:45:01ID:zuRcpxYE
 彼女バスティアは人間に劣らぬ知的生命体とはいえ、野生の生物であるのだ。いわばその振る舞いは自然現
象と同じ。彼女の行為に対し、『邪竜だ』・『破壊神だ』と後付けて勝手なことをのたまっているのは人間の
エゴでしかない。
 彼女の破壊と、そんな人間(じぶん)の竜退治は同じく無駄で、そして無意味なものであることにテスは気付
いたのだった。
「だったらステアだけを責めることはできないんじゃないかって思ったんだ」
 竜の過ちも人の殺戮も所詮は同じこと。ならば自分達だけを正当化して彼女を殺めてしまうのはフェアでは
ないような気がした。
 故に、そんな考えに達したテスは一か八かの賭けに出る。
 願わくば、
「ステアと友達になろうとしたんだ♪」
 そう目論んだのである。
 そして後は二人の知る通りである。
 テスは毎日足繁くに通ってはバスティアの治療をし、その邂逅を求めた。
 もっとも、美しきバスティアの肢体を前に多感な年頃の少年は、『友情』ではない『欲情』を催してしまう
訳だが――結果は万事よろしく、今の状況に落ち着いたという訳である。
『まったくお前と言うやつは……。妾が動けなかったから良かったものの、もし出会って間もない頃に爪の一
枚でも動かせようものなら、お前などたちどころに両断されていたぞ?』
 ため息まじりにそう語りかけながら、『恐ろしくは思わなかったのか?』と尋ねるバスティアに対し、
「ううん、思わなかった。むしろね、初めて君を見た時――なんて 綺麗な竜なんだろう、って思ったよ」
 そう言ってテスは微笑んでみせた。
 そんなテスの笑顔と、そしてその口から紡がれた『綺麗』の言葉に、たちどころにバスティアは目頭を紅潮
させ視線をテスから逸らす。
「なぁにー、ステアー? もしかして『奇麗』って言われたことテレちゃってるー?」
『ば、馬鹿者! 人間如きの言葉に心動かされる妾かと思ってか! ……まぁ、悪い気分はせなんだが』
「もー、素直じゃないんだからー♪」
 そうしてしばし子供のように戯れる二人。
 やがては自然に落ち着きを取り戻すと、目の前に焚かれた炎を見つめながら、二人は心穏やかに静寂の時を
分かち合う。
 その蜜月の中、
『……妾は、受け入れてもらえるのだろうか?』
 バスティアは呟くようにそんなことを口にした。
『妾はこの生涯を償いに生きると誓った。しかしながら、今に至るまで罪を重ね過ぎた身――人間達は、
こんな妾を許してくれるのだろうか』
 目の前の炎に見入りながらそう続けるバスティアの瞳には、得も言えぬ寂しさとそして不安とが窺えた。
 そんなバスティアの横顔に手を添えると――テスは小さくそこへキスをする。
 それに驚いて鼻頭を向けるバスティアの面(おもて)を今度はそっと抱き締めた。
「たしかにすぐには許してくれないかもしれない。僕たち人間って怖がりだからさ。でもね、本当はすごく
優しくて素敵な生き物でもあるんだよ」
『テス……』
「もしかしたらこの先、君はすごく傷ついちゃうかもしれない。その生き方に疑問を持つかもしれない。
だけど、それでもみんなと一緒に生きていける世界って、きっと素敵な世界だと思う」
 テスは抱きしめていた力を緩めると、まっすぐにバスティアを見つめる。
0087バスティア・アバンチェス 152011/01/05(水) 21:46:03ID:zuRcpxYE


「だから、この世のみんなを好きになってあげて。――もちろん、一番は僕だけどね♪」
『………あぁ、テス』

 その瞬間、バスティアは涙が頬を伝う温もりを感じた。
 永きに渡り生き続けてきた生の中において、それは初めてのことであった。
 それこそは生まれ落ちてから初めて知る、『愛』それである。
 他者から自分へと求められることの幸福、そして自分から他者へと求められることの喜びをバスティアは今、
しみじみと噛みしめるのであった
『テス、もう離れないで。片時も、死が妾達を別つその時まで、愚かな妾のそばにいてたもれ』
「もちろんだよ♪ って、それはさっきエッチの最中に言ったじゃない」
 額を押し付け、深く抱きしめてほしいと求めてくるかのよう寄り添うバスティアをテスも強く抱きしめる。
「支えてあげる。だから君も僕の傍を離れちゃダメだよ……大好きな、ステア」
『――はい、テス』
 満点の星空の下、死火山の聖堂において二人は互いの愛を誓うテーゼを交わす。

 かくして、後世に『竜王』とそして『聖竜』の誉れを残すこととなる二人の物語はここに幕を開ける。
 その後もテスとバスティアは様々な冒険を共にし、その艱難辛苦を互いの愛によって支え合いながら乗り越
えていく訳ではあるが――そのお話はまた別の機会に。
 今は、一人の少年と一匹の竜の恋物語としてこの話に幕を降ろそう。


 バスティア・アバンチェス――その名をこの物語の終わりと、そしてこれより始まる新たな物語への序幕と
冠して。




                      【 おしまい 】
0088バスティア・アバンチェス2011/01/05(水) 21:48:20ID:zuRcpxYE


以上になります。スレ占拠スイマセンでした。
以前に別の場所で投下したものですが、今回ように推敲し直して投下してみました。
楽しんで頂ければ何よりです。

……また、『狗の逝く路』も早く完結さられるようがんばります。
最後にスレ汚し、失礼しました。

0092名無しさん@ピンキー2011/01/09(日) 17:26:38ID:mS6Xl6b5
獣姦萌え
00931052011/01/09(日) 20:52:34ID:36Dvojii
あけましておめでとうございます。
獣姦スレ復活記念に雄犬×少女の話を書いたんですが
よく考えますと人×獣スレ的にはスレ違いっぽいような……
00951052011/01/09(日) 21:49:47ID:36Dvojii
 ありがとうございます。
 いつもの通りの犬×少女の和姦もの。かなりロリな描写を含みますので
 受け付けない方は申し訳ありませんがNGをお願いします。



 薄く曇った窓ガラスの下で、ファンヒーターが蒼い炎を燃やし、小さな音を
響かせる。
 リビングに付けっぱなしのテレビのニュース番組には、背広や晴れ着に身を
包んだ初々しい新成人たちの姿が映し出される。
 冬休みから続く連休も、残りわずかとなったこの日。
 多くの学生たちが社会人への第一歩を踏みだす国民の祝日に、梨奈もまたオ
トナへの仲間入りを果たしていた。
「っ、あ、あぁあ……ッ」
 両親が出掛け、無人となった家のリビングのソファの上。
 脱ぎ捨てたパジャマの上下と共に、一糸まとわぬ姿のまま仰向けに横たわっ
た少女は、押し殺した嬌声を上げながら、ふかふかの冬毛を纏うパートナーと
絡み合う。大胆に広げられた太腿の付け根、すっかり充血した粘膜の奥で、野
太い剛直を迎え入れた柔孔は細かく泡立った淫蜜を溢れさせている。
00961052011/01/09(日) 21:50:50ID:36Dvojii
「ふぁ……ロッキーっ、そ、そこ、こすっちゃ、だめぇ……」
 少女を組み敷くのは、体高75センチを超えようかというアイリッシュ・ウ
ルフハウンド。灰色の毛皮は毛布のように暖かく、背中に回された梨奈の手は
その中に沈み込んでいる。
 狩猟のために改良された強靭な足腰を生かすように、ロッキーは赤黒い生殖
器を梨奈の幼膣深くに突き込んでは、ぐりぐりとこね回すように前後させる。
敏感な場所を探り当てては擦りあげるその深い抽挿に、梨奈は声を上ずらせて
何度も身体を仰け反らせた。
「んぁ、ぅ、あ、あっ、あーっ」
 堪え切れなくなった嬌声が、雌の悦びに色付いた甘い音色をもって跳ね上が
る。
 初めての経験にも関わらず、既に梨奈の反応はすっかり成熟したオトナのも
のだ。明日からまた通学鞄を背負って、横断歩道を渡るのだとはとても信じら
れないほどに、少女はしっかりと逞しいパートナーの身体を受け入れていた。
 きゅ、きゅぅ、と深々と穿たれる肉竿を断続的に締め付けて、愛するパート
ナーにしっかりと快感を伝える。ほんの数十分前まで、破瓜の痛みと苦しさに
悲鳴を上げていた少女と同じ姿とは思えない。
 しかし、まだ産毛もろくに見当たらない脚の付け根の下。ソファーの上に敷
かれたタオル地の上には、確かに薄赤く、梨奈の“はじめて”の証が残されて
いた。
「んぅ、あ、だ、だめ、っ、ロッキーっ、また、またっ、キモチよくなっちゃ
うっ、ふわって、ふわあってなるぅっ……!!」
 体重をかけて押しこねられる柔孔が、ひときわ大きく粘膜襞をうねらせる。
梨奈はまた小さな身体を震わせて、ロッキーの背中に回した腕に力を込めた。
ぶるる、と背中が仰け反り、少女の背筋を甘い電流が駆け巡る。
00971052011/01/09(日) 21:51:21ID:36Dvojii
 しっかりと繋がった生殖器の隙間から、こぷりっと蜜と混じり合った先走り
が溢れ落ち、ぐちゅぐちゅと泡立ちながら梨奈のお尻の谷間を伝い落ちる。乙
女の秘所を深々と刺し貫いて複雑な形に張り出した、赤黒肉の塊は、また一回
り大きく膨らんだようだった。
「っ……っは、ふ、はぁーー…っ♪」
 目を細め、すっかり上気した頬をとろんと緩ませて、梨奈はロッキーに顔を
寄せた。小柄な体を押し潰さんばかりに迫るパートナーの顔を見上げ、極上の
笑顔をのぞかせる。
「ロッキー……」
 その名前を呼ぶだけで、梨奈の胸の中は嬉しさで一杯になってしまう。ロッ
キーの大きな目と濡れた鼻先を見つめて、梨奈はそのおでこをぐりぐりと、ふ
かふかの毛皮の首に擦りつけた。
 ロッキーがそれに答えるように、強い吠え声を上げる。それを聞いて、梨奈
はまたぎゅうっと、スレンダーな身体を彼の身体に押し付けた。
「私も、ロッキーのことだいすき。だいすきだよ……っ」
 種族の壁が隔てる言葉の差もものともせずに。伸ばした顎の先で唇をそっと
交わし。二人は愛の営みを再開する。
「ぁぅ、あ、っあ……ぁんっ……」
 二人の交わりは、ソファの上に仰向けになった梨奈の右の太腿を跨ぐように、
ラッキーが後ろ脚を踏ん張って、生殖器を深々と繋ぎ合わせる格好だった。人
と犬がもっともお互いの種族を尊重し、身体を重ねるための姿勢を、二人は自
然と見つけ出していた。
「あ、あっ、あ。っ、ロッキーの、ま、また、おっきくなってる……っ」
 少女との交合の方法をすっかり知りつくしたロッキーは、たくましい後ろ脚
でベッドを踏みしめては何度も何度も執拗に腰を打ちつける。梨奈も脚を割り
広げ、少しでも深くロッキーを受け入れられるように、腰を寄せ、足を交互に
絡め合う。
00981052011/01/09(日) 21:52:41ID:36Dvojii
 そっと触れ合う胸と胸からお互いの鼓動を感じ、梨奈は切なさにぎゅっとロ
ッキーにしがみ付いていた。
「ぁ、っあ、っあっ!!」
 少女の手指では包みこめないほどの大きさにまで勃起した肉竿は、ロッキー
の腰のうねりと共に深々と少女の胎奥深くに打ち込まれる。体重を乗せ、一旦
深く落とされた腰は、すぐさまずるんと持ち上げられる。
 サイズの合わない大きな肉槍が、身体の中に埋められたまま前後するたび、
丸く広がった梨奈の柔孔はそこに引っかかるように入り口付近の粘膜を捲れさ
せ、小さな身体、細い腰までが吊りあげられるように持ち上げられてしまう。
「ふあぁああああ!?」
 あらゆる犬種の中でも最大とされる抜群の体格を生かし、ロッキーは力強く
徹底的な腰の律動を繰り返していた。強引ながら実に巧みなその扱いに、いま
や梨奈の理性はトロトロに蕩かされている。
「んぁ、ぅ、あ……、ロッキー、っ、す、ごい、よぉ、っ……!! んう、あ、
あ、ぁ、だ、だめ、また来ちゃう、きちゃうう……っ」
 指などでは絶対に届かない、身体の奥の奥まで。いとも容易く貫き叩きつけ
られる生殖器が、まるで擂粉木のように少女の細く狭い孔をこね回す。すでに
限界近くまで広がって、ロッキーのペニスに占領された少女の秘裂からは、抽
挿のたびに泡立ち白く濁った粘液がこぷりこぷりと込み上げてくる。
 交合が始まって30分近く。途切れることのない犬の射精を打ち込まれ続け、
すでに少女の膣内には、襞の一枚一枚、粘膜の隅々まで、余すところなくロッ
キーの遺伝子が擦り込まれているのだ。
「ぁ、んんっあ、ぁ、あ!! あ……っ……!!」
 顎を持ち上げ背中を仰け反らせた梨奈が、途切れ途切れの声を高く跳ねさせ
る。ピンと伸びた脚が小刻みに震え、ロッキーと繋がったままの小さな孔がき
ゅうと収縮する。
 可愛いお尻の穴までぷくりと縮こまらせて、少女の肉孔は肉竿からまた、た
っぷりと新鮮な特濃ミルクを絞り取る。
00991052011/01/09(日) 21:53:12ID:36Dvojii
「あ……あ、あついの、出てる、ロッキーのっ、いっぱい……っ」
 どぷり、と胎奥深くに放たれる熱い滾りの塊を感じ、梨奈の胸がとくんと強
い鼓動を刻む。
 これが赤ちゃんを作るための素になるのだということを、梨奈は知っている。
小さな下腹部を膨らませるロッキーのくれた愛のカタチに、知らず梨奈の目元
には涙が浮かんだ。
 しかし、犬の射精はこの程度で終わるはずもない。根元を大きく膨らませ、
いよいよ本格的な交接の体勢に入ったロッキーは、肉槍から激しくマグマのよ
うに白濁液を噴き上げながらも、梨奈の細く曲がりくねった柔孔を執拗に蹂躙
していくのだ。
「ふあ…ぅ、あ、あっ、あ!! …ロッキー…、ロッキーの、すごいのっ、ロ
ッキーのおちんちん、おっきくて、硬くてっ、ぐりぐりって、きもちいいトコ、
擦って……っ」
 梨奈は夢中になって、自分の感じているキモチ良さを叫んでいた。言葉の通
じないロッキーに、少しでも自分の悦びが伝わるように。今日この日、自分を
“オトナ”にしてくれたロッキーへ、胸いっぱいの嬉しさを伝えるように。
 気持ちいい、気持ちいいよ、と。梨奈は精一杯の感謝を、訴え続ける。
「んっ……」
 息を荒くしているロッキーの大きな舌に、自分の舌先を触れさせるようにし
て。梨奈はロッキーに口付けた。
 ぬるりと混じり合う泡立った唾液を構わずに飲みこみ。くちゅくちゅと小さ
な舌を動かして、ロッキーの舌を吸う。
「んむ……んぅ、ぷぁっ……ロッキー、っ、もっと、もっと、して……」
 深く繋がり合うお互いの敏感な部分を意識しながら、梨奈は自分からも腰を
突き上げて、ロッキーに続きをねだる。
01001052011/01/09(日) 21:53:54ID:36Dvojii
 そして、梨奈はそっと手を伸ばし、深々と自分の身体を貫くロッキーのペニ
スの、その根元をやさしく握り締めた。
「私、もっとがんばるから……ロッキーのこと、キモチよくできるようになる
から……」
 愛し合う二人の――否、一人と一匹の間に横たわる、大きな種族の壁。
 梨奈の握りこぶしよりも遥かに大きく膨らんだ、精瘤に梨奈が指を這わせる
と、ロッキーは初めて息を乱し、わふ、と小さな吠え声を上げる。
 そこをやわらかく、手のひらと指で包むようにして何度もさすりながら。梨
奈はそっと甘い声で彼に囁く。
「ね……? ロッキー。もっと、いっぱい……」
 犬のペニスの根元に膨らむ、大きな瘤。ここが人間で言うのならばちょうど
ペニスの先端に当たる部位だった。ロッキーにとって一番の快感の元となるこ
の部位を、深く梨奈の身体の奥に繋ぎ合わせることこそ、ロッキーにとっての
本当の交わりの姿なのだ。
 しかし、まだ未成熟な梨奈の幼膣では、とてもではないがロッキーのおちん
ちんの全てを受け入れることはできない。完全な興奮状態にあるロッキーの精
瘤は、梨奈の両手でも包み込めないほどのサイズにまで大きく膨らむ。
 梨奈にしてみればほとんど、赤ちゃんを産むのと大差ないサイズなのだ。容
易く挿入できるわけがない。
「んぁ、あぅ、あ…っ」
 ましてまだ梨奈は経験も浅く、つい昨日までは穢れを知らない乙女だったの
である。ねちねちとロッキーの舌で、鼻先で、徹底的に大事なところを責めら
れ続け、何度も何度もキモチ良くなって、それでようやくロッキーの滾りを受
け入れることができたのだった。
 丹念な愛撫と、長い交合でもう十分にほぐれ、秘核を尖らせ蜜を噴き上げる
までに至った秘孔であっても、いまだロッキーのペニスは前半分も入りきって
いない。いまだ未成熟な梨奈では、ロッキーと本当の意味で身体を重ねること
はできなかった。
01011052011/01/09(日) 21:54:18ID:36Dvojii
「ぅ、あ、ロッキーっ……」
 小柄な身体を精一杯開いて、少しでもロッキーのおちんちんを飲み込もうと
躍起になる梨奈を、しかしロッキーは巧みな腰使いで絶頂へと導いてゆく。
 わう、という強い吠え声に、梨奈はまた背中を震わせる。
「っあ、や、ぅ、ロッキーっ、ま、また、また来るっ、きちゃう……っ」
 快感に意識が途切れそうになりながらも、梨奈は懸命にロッキーのペニスの
根元をさすり、愛撫をやめない。すこしでもロッキーがキモチよくなれるよう
に。
 てらてらと濡れ光る赤黒い肉の槍が、また深々と少女の細孔をえぐり、たっ
ぷりと濡れぼそる少女の幼い秘所を深く出入りする。
「ロッキーも、ロッキーもっ、いっしょにっ、一緒に……ぃ……」
 きゅう、と精瘤の上に手のひらを添えて。梨奈は身体を波打たせ、下腹部を
細かく痙攣させる。それに合わせてびくりとロッキーのペニスが震え、ごぴゅ
るるるぅ、と白く熱いマグマが噴き上がり、少女の胎内奥、ぷくりと膨らんだ
子宮口を打ち据える。
「ひあ、ぅ、あ。あぁあああああ……っ!!!」
 腰を震わせ、がくがくを身体を仰け反らせて。梨奈の喉を嬌声が震わせる。
 いつか、きっといつか。
 今日この日、自分をオトナにしてくれたロッキーを、いつか――本当の意味
で迎えてあげられるようになるために。ロッキーのお嫁さんになれますように。
 梨奈は神様にそう願いながら、愛しいロッキーに貫かれ、十四回目の絶頂を
迎えるのだった。
01021052011/01/09(日) 21:56:24ID:36Dvojii
 以上です。

 スレ汚し失礼いたしました。
0103名無しさん@ピンキー2011/01/10(月) 03:59:30ID:+XXQ8rF1
>>102
これはたまらんGJ!!
てか需要としては獣の雄に人間の女が犯される話のが大きそうです
0106名無しさん@ピンキー2011/01/11(火) 20:42:20ID:rot/a08h
なんだ獣×人もOKなのかココ?
遠慮してた
次は俺がイク
0113名無しさん@ピンキー2011/01/13(木) 20:15:07ID:r0RTT3u1
いやもうこの際その辺のことはどうでもいいんじゃないか?
分けると過疎化しそうだし
0116名無しさん@ピンキー2011/01/13(木) 23:21:04ID:hKgd29dl
>・虫・獣人、獣×人はNGで。(ただし人並みの知性を持つ獣はOK)

と一応あるから、もし>>1がいたらその判断に委ねたらいいと思う。
まあただ逆シチュあった方がより活気は出るわなw
0117名無しさん@ピンキー2011/01/13(木) 23:53:58ID:XeKM0l4f
>>115
スレタイに獣姦ってありしこの流れになるまで俺は獣姦総合だと思ってたw
まぁ、総合のが盛り上がるね

ただもし今も>>1が居て>>1が、獣姦総合なら別に建てろと言うなら、従った方が良いだろうが
0118名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 05:54:21ID:l0yO1kWQ
>>115-117
こっちはこっちで総合でやればいいと思う
俺もそれでいいと思うしこれからもスレには通わせてもらう
俺は俺で人×獣限定で別スレ立てるからそれでという話

今になってはもうしょうがないけど105の話は別のスレでも良かったんじゃないかと思う
どうして【人×獣限定】って公言してあるスレであの話を発表したんだろう・・・・
0120名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 09:44:05ID:qtgCjM9z
スレタイにNGって書いてあるんだから駄目に決まってるだろ
獣を犯すのと人を犯すのじゃまるっきり違うし
別にスレ立てたほうがわかりやすくていいわ
0122名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 12:19:55ID:qSUKUoR0
人×獣も獣×人も、属性持ってない大多数の人間には同じ「獣姦」。
圧縮があってジャンル内で分割せずになるべく総合スレにして
注意書きと専ブラで住み分けよう、というのがエロパロ板では
無難な選択。


対立意見が出るかもしれないのに、猶予もなく投下を強行する
やり方もどうかと思ったけど、
狭量さ満開で、最後は過疎って書き手は去って誰の得にも
ならないような提案を繰り返されてもな。
0123名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 15:25:00ID:qtgCjM9z
狭量さを主張する前にスレ違いだってことを理解しろよ
>このスレッドは、『 獣姦 』――主に 人が獣を犯す 内容のスレッドです。
こうはっきりと明言されてるのに狭量だのと我を通すほうが間違ってるだろ
0124名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 16:32:34ID:MtppEBnc
>>123
まぁ何が何でも当初の規定路線でと主張するのならそれでもいいけどさ。
スレが立ってから約半年で、その主張どおりの作品がどれだけ投下されている?

住み分けを主張した場合、DAT落ちするのは、どっちだろうか?
職人が豊富で賑わっていての住み分けならばともかく、過疎っていて保守以外の
書き込みがほとんどない時点で自分で自分の首を絞めていると思うけどなぁ。

職人がいて初めて成立するんじゃないの、住み分け論なんて。
01251052011/01/14(金) 19:43:34ID:bjkfCuZK
ご意見ありがとうございます。
配慮が足りず、スレ違いにもかかわらずネタを強行してしまい
ご不快にさせてしまったことをお詫びいたします。

大変申し訳ありませんでした。
0127名無しさん@ピンキー2011/01/14(金) 21:09:36ID:l0yO1kWQ
思うんだが もうこのスレ自体落してしまわないか?
こんな遺恨残した状態じゃ もうまともに続けることなんてできないし
このスレに小説やイラストを落してくれるような作家もあらわれないと思う・・・・
別スレには充分 獣姦スレはある訳だしみんなそこに散ればいいと思う
0128名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 00:24:35ID:Va3vRg2j
>>127
そんな事言ったら落とさないと駄目なスレばっかだぞw
俺は総合スレにした方が賑わうと思うが
>>1本人なのか別人なのかは知らんが>>1に書かれたルール重視でって言う人が居るなら
規制の緩い獣姦総合スレでも建てんと仕方無いかなぁとは思うが
0131名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 05:41:48ID:y39PsVQR
>>109-129
そんなことより俺の投下したバスティアがたいして感想もつかないうちにこの流れに飲まれてしまったことの方が遺憾
何でもいいからもっと感想ください!
0134名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 16:14:53ID:cKg+w1UC
【獣姦】人×獣 限定って言う事で覗いてるんだからなあ…。
【獣姦】総合 ならマジで読む気がしない。
半角の獣姦スレは
【人♂】獣姦【獣♀】と【人♀】獣姦【獣♂】とで分かれているんだが、理由って知ってるか?
当初総合獣姦スレとして存在したんだが「俺は人間の女だけに興味あんの!」って事で良く荒れることがあり、揉めて二つに分かれた。
分かれて正解だったな、その後揉め事ないし。
統合派はその過去知って言ってるの?
だから立て直しに一票。
そして立て直したのにこっちの移動して張って欲しい。
DAT落ちしたら落ちたでいいから、また立てくれ。

>>77
ナイス。
ショタは個人的な趣味じゃないけど体長差の表現て事でエロさを出せてると思う。
喋りとかも性格出て良いよね、目新しくて新鮮味あるし。
人×竜のようなアンリアルっぽさがあるエロは今貴重な分類だけど、一部の需要が増えているから今後も頑張って創作して欲しいです。
0135名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 16:27:31ID:YxfYCY64
ここは角煮ではないので、半年ほど他のスレなどを見て
どういう板かご理解していただきたい
0136名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 16:33:18ID:Va3vRg2j
>>131
>>91なので再度レスするのはどうかと思ったが具体的な感想を書いてないのでもう一度
文章ならではのエロさと言うか竜があんなに可愛いとか素晴らしかったw

>>134
他の板の事は知らないがそれなら建て直しではなく、こっちを普通に人×獣スレで存続させて
新しく獣姦総合か獣×人スレ建てた方が良いでしょ
でないと人×獣スレが2つあって、片っ方はスレタイ通りで、ここは総合みたいなよくわからん事になるし
俺は他でスレ建てたばっかだから今建てらんないけど……
0138名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 17:14:25ID:vtjuZVuR
タイトル:【獣姦】獣に犯されるスレ
名前: E-mail:
内容:獣に犯される人々についてのSSや妄想のスレです。
獣×人(獣上位)の内容でお願いします。和姦もOK。
獣・人の性別は問いません。ただし同性愛ものは注意書きをつけてください。
また、凌辱、グロ等、人を選びそうな作品についても注意書きをお願いします。

・人×獣の作品はこちら
【獣姦】人×獣 限定
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1285507004/

・触手や獣人、モンスターに犯される作品はこちら
触手・怪物に犯されるSS 24匹目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1289681692/
---
別スレテンプレ作ってみたけど・・・
いつまでも議論ばっかなのはやだし、これでいいなら建ててきたい
0139名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 18:41:31ID:Va3vRg2j
>>137
いや謝らんで良いと思うけどね
ここが人×獣スレなのは確かだし

>>138
個人的にはもう少し緩めの獣姦総合スレでも良いと思う
新規に建てるなら
0140名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 21:14:57ID:vtjuZVuR
こっちを残しつつ、新規に建てるなら、
むしろ分化した方がいいのかなあ・・・って思ったんだけど。
総合を建ててこっちを残すと、
総合の方で「人×獣は特化スレがあるんだから向こうでやれ、
いや総合なんだからこっちでもいいだろ」という論争が起きそうで。

総合スレじゃなければカバーできないっていう部分もなさそうだし。
ここが埋まるor落ちる、もしくは放棄する等してからなら、総合1本になるしいいと思うけど・・・
0141名無しさん@ピンキー2011/01/15(土) 23:47:13ID:K8e7416K
スレタイに無い内容を入れるのも良くないし、かといって獣×人と別にしてもお互い過疎ると思う。
というわけで現スレ放棄で総合スレを立てるに1票。スレ放棄は認められるのかわからんけど。
カップリングは投下前の注意喚起で無問題。
0142名無しさん@ピンキー2011/01/16(日) 19:14:04ID:tFpPFl1G
>スレ破棄

この考えが一番おかしくないか?
今回の騒動の発端は空気読まない職人の暴走が原因であって、このスレ自体には何の落ち度もないじゃん
だったら【人×獣】のカテゴリだけ外した【総合スレ】を建てて、人×獣はこのスレでやるようにって誘導してやればいいじゃないか
0143名無しさん@ピンキー2011/01/16(日) 19:37:31ID:xxsaRSxN
おかしいというか一人でもここに書き込む人が居たらスレ放棄とか成り立たないしなw
スレ放棄とか出来る筈が無い、住人が少なくて落ちる事はあっても

まぁ、総合スレが獣×人スレを立てれば良い
獣×人スレにするにしてもある程度間口広めのスレにして欲しいけど
0148名無しさん@ピンキー2011/01/17(月) 03:07:23ID:oioWGSwd
一件落着ってけっきょくどうすんの?
総合スレ建てるの? 当面はここで人×獣限定で続けんの?
0149名無しさん@ピンキー2011/01/17(月) 03:32:07ID:6jZqFevg
つか総合スレとして獣姦だいすきの3代目を建てれば良い話だろ
テンプレも基本流用でただし人×獣は専用スレもあるよって付け足せば良いだけ
0152名無しさん@ピンキー2011/01/22(土) 05:49:47ID:Vrb6Ji9k
これが普通だって
やっと沈静化してホッとしてる
0154名無しさん@ピンキー2011/01/25(火) 19:10:20ID:brk8HuRR
そんな空気にする切欠を作ってしまった105には人×獣を書いてあげてほしい。
0155名無しさん@ピンキー2011/01/25(火) 21:32:44ID:dKZ31HlE
>>154
あんまり煽るなよ・・・・
もし投下するにしても105ってコテハン使わったり、または105だって判らないように投下してほしい
でないと105が上げたってことだけでまた荒れる
0157名無しさん@ピンキー2011/01/26(水) 01:12:29ID:acTPXUsz
それが105さんの良いところ


ところで君ら犯され動物は何が良いの?
やはり基本に忠実に山羊、海豚、鮫、エイ、雌鳥辺りかね?
牝獣共を滅茶苦茶に犯す展開で
0158名無しさん@ピンキー2011/01/26(水) 05:52:19ID:Gj2kLx7m
>>105
ぶっちゃけ上手な作品とは思えないけどな
確かに職人は稀少だけどこうまで騒ぐほどの作家なのかって思う
0159名無しさん@ピンキー2011/01/26(水) 14:06:08ID:eLvqFIxZ
と言うことで、158が、105に代わって作品を書いてくれるってことで

期待しております。










>>154
それぞれ人には、趣向って言うのがあるんだから、強制はどうかと思うぞ。
0162名無しさん@ピンキー2011/01/29(土) 21:12:30ID:cnesEeJy
この空気の中で投下したら叩かれるかな?持ち上げられるかな?
投下したいけど獣人寄りなんだよね
0163名無しさん@ピンキー2011/01/29(土) 22:43:08ID:Q8Ebmdz3
>>162
>>1の範疇なら
寄りってのがちょっとわかんない
獣人も趣味だから読んでみたいけど、獣人なら他で
0166名無しさん@ピンキー2011/01/30(日) 08:01:06ID:OAa30CIY
>>162-165
本当に誰かが立てればいいんだよ
たぶん今って、新規の職人が集まりだしてる最中なんじゃないの?
住み分けられればみんな幸せになれるよきっと
0167名無しさん@ピンキー2011/01/30(日) 22:25:20ID:bYbkOaxU
人×獣でも架空の獣だと>>1に引っ掛かりそうな場合もあるし
総合スレはあった方が良いかな
0169名無しさん@ピンキー2011/02/11(金) 22:59:35ID:H0wnDpsf
保守
0172名無しさん@ピンキー2011/03/02(水) 21:36:57.47ID:+sdj6TDg
宜しければ教えて欲しいんですが、ここは『牝の動物に人間がチンポ入れるSS』のスレですか?
一応ROMったけど確認したいのです。
0176名無しさん@ピンキー2011/03/17(木) 19:50:36.96ID:AmL3ZJf9
>>172
職人なら期待してる
0177名無しさん@ピンキー2011/03/25(金) 17:59:40.69ID:aln9k74j
期待
0180名無しさん@ピンキー2011/03/27(日) 15:49:40.12ID:cAUgiUva
スレ違いの職人さんはいらないよ
要らんいざこざの種になる
0181名無しさん@ピンキー2011/03/27(日) 21:54:57.08ID:uDXbEpun
スレ違いの職人も何も、すでに職人自体いないだろ。


自分たちのマイノリティを守るためだろうけど、保守以外の
書き込みがないようなら維持するだけ無駄。


と言うことで、糸冬 了 ってことで。
職人がいなければ淘汰されるのみ。
0184名無しさん@ピンキー2011/04/02(土) 17:58:56.05ID:QHP68Q5O
最初は一人暮らしの寂しさを紛らせるために飼っていた。
気が付いたら、独り身の寂しさもこいつで埋めようとしていた。
こいつは純粋に俺を必要としてくれる。それは食の為だ、住の為だと解っていても勘違いをしそうになる。
勘違いしそうになっている。その事実は俺がこいつに対して劣情を抱いていることを嫌でも感じさせた。
こいつは無邪気に俺の脚に絡み付いてくる。透き通るような瞳で俺を見つめる。鼻先で俺を擽り、舌で俺に愛情を示す。
こいつは解っていないだろう。自分の一挙一動が俺にフラストレーションを抱かせるのを。
俺の股の間でくつろぎながらも俺が手を出すと律儀に顎を乗せる芸をしてみせる。
俺が躾たことの征服感に、手に感じる温もりに、ただそれだけで俺は勃起してしまう。

もう、限界だ。
この時の為の準備だけはしてあった。準備をした時、実行する勇気はなかった。
実行するのは、今だ。
0187名無しさん@ピンキー2011/04/14(木) 23:53:30.84ID:U3QEUzTJ
ある日、雌の子山羊を手に入れた。

真っ白の毛並みの可愛いやつだ。

何故山羊を飼うことになったかというと、友人が営んでいる牧場に遊びに行った折
「丁度一月前に子山羊が産まれたんだ」、と俺に引き合わせてくれたのだ。
幸い、田舎のプレハブで気ままな一人暮らしをしていたので、俺は二つ返事でその子山羊を受け取った。
かくして我が家に一匹の子山羊が住み着くことになったのだ。

「メリー。メリーおいで」
俺がそう呼ぶと、トコトコと細い足を動かして子山羊が足元に寄ってきた。
メリーとは俺が付けた名前で、童謡のアレから取った名前だった。
「よしよし…」
頭を撫でてやると、金色の瞳を気持ちよさそうに瞬かせ静かに喉を鳴らすメリー。
愛らしいその仕草に、ほっとしたような安らぎを得ることが出来た。
やはり飼ってよかった。一人暮らしの孤独は、メリーのお陰でまるで感じなくなっていた。
しみじみと感慨に浸っていると、メリーがトコトコと歩いてこちらに尻を向ける格好になった。

綺麗なピンク色の肛門と生殖器が丸見えになり、俺は思わず目線を逸らした。
なぜ山羊に気遣う必要があるのか、と思いなおし、改めて目線を戻す。
きゅっと窄まった肛門と、ほのかに色づいた生殖器が、揺れる尻尾の下に御座ましている。
「メスだもんな…」
あまりにも綺麗で、また人間の形状に酷似したメリーの生殖器に鼓動が早くなるのを感じる。
馬鹿な、相手は山羊だぞ。と頭を振ったその時、メリーを貰った際の友人の言葉を思い出す。

「山羊ってのはな、昔から人間のセックスパートナーだったんだよ」
「お前もひとつ試してみればいいんじゃないか?」
「案外理想の彼女に調教できたりしてな」

無論友人は冗談のつもりだったのだろうが、今の俺は確かに興奮状態にあった。
山羊に、しかもまだ幼い子山羊に、はっきりとした劣情を感じていたのだ。
0188名無しさん@ピンキー2011/04/15(金) 00:00:02.99ID:TqZ6jnli
とりあえず書き出してみた。
ハードめの展開でも大丈夫かな。
0189名無しさん@ピンキー2011/04/15(金) 21:49:11.15ID:1dRb0g4f
全く問題ない
ただスレ趣旨から外れるようなカップリングだけは勘弁して
0190名無しさん@ピンキー2011/05/01(日) 18:33:45.87ID:wAMR52QV
個人的に触手(に)プレイが熱い。
普段なら触手が女の子を襲うけど、逆に犯されちゃうとかね。
ヒーローやモンスター系の狩人さんに触手がいろいろされちゃうとか萌ゆる。
0192名無しさん@ピンキー2011/05/02(月) 00:19:21.60ID:e6DgubHR
>>191
サンクス&GJ
早速行ってみます(`・ω・´)>
0193名無しさん@ピンキー2011/05/02(月) 00:51:27.09ID:e6DgubHR
と、見に行ったらなんか違った(´・ω・`)
個人的には女の子が触手にプレイを要求して女の子を喘がせるじゃなくて、
男に触手がいやらしいことされるイメージです。触手に手コキさせてぶっかけたりとか、
触手にも生殖器とかあるだろうからそこにねじこまれたりとか、非逆レイプ。
そういうのです。
0194名無しさん@ピンキー2011/05/02(月) 06:54:28.57ID:WUPuRKk1
>>1にある通りsage推奨
あと触手姦は前々から自分も妄想してたが何分キワモノなので同意は得にくいかも
0195名無しさん@ピンキー2011/05/02(月) 10:00:23.14ID:CG0LurAR
>>193
そんなスレは無・・・・・・801板の触手総合スレがかなり近いな
一応、「触手の餌食にされるも良し、触手を餌食にするも良し。」ということらしいし
0196名無しさん@ピンキー2011/05/02(月) 12:24:39.17ID:e6DgubHR
>>194
>>195
ありがとう。やっぱりスレ違いみたいですね。
いろいろとご迷惑おかけしましたm(_ _)m
0199名無しさん@ピンキー2011/05/09(月) 21:25:55.94ID:y3/Wchvh
このスレは版権物(アニメ・ゲームのケモノ)の扱いはどうしてる?
これまでのレスを見ると話題にも出てないし投下作品もオリジナルなようだけど
0201名無しさん@ピンキー2011/05/10(火) 09:11:59.58ID:UjWDRRON
人×獣の解釈が少しわかりにくいんだけど人(♂)×獣(♀)ってことでいいの?
人並みの知性がある獣はOKって、知性はあるがしゃべらない獣は?
その場合獣(♂)×人(♀)は不可?

和姦で立場がわりに対等な場合どうなるんだろ
0202名無しさん@ピンキー2011/05/10(火) 10:32:43.33ID:SoVq170Y
喋らなくてもちゃんとお話としてまとまっていれば良いと思う。

立場、というか、どっちが主導権握るかとかは別に問題じゃないみたい。
どちらかと言うと性別の方が重視されがちで、獣(♀)×人(♂)は可なんだけど、獣(♂)×人(♀)は嫌がる人がいるかもしれない。
ただ、この板を獣で検索してみたけど、獣姦ぽいスレはここしかないし、俺はここで良いと思うし、歓迎する。
でも無駄なごたごたを避けるためにも、投下する際は注意書きを添えた方が良いだろうね。
0203名無しさん@ピンキー2011/05/10(火) 13:19:16.89ID:eOTjVHUk
実は触手・怪物に犯されるスレというかなり老舗なスレが有るのよ
現実的な動物だけだからと言い張れ無くもないが獣雌も扱ってる以上住人を惑わせる危険性は回避したい所

にしても久々に来たが版権OKだったんだな此処
最近良い獣キャラに会えてないから話題を振れないのが切ない
0204名無しさん@ピンキー2011/05/10(火) 14:51:28.44ID:Qw1/xlBN
基本的に可愛いメスケモをどうにかしたいっていうスレだと思ってるよ
0205名無しさん@ピンキー2011/05/10(火) 22:13:56.76ID:tbf5mxa7
最近の版権ケモといえばプリキュアのセイレーンが個人的にヒット
0207名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 17:28:48.94ID:h9+PVpZ/
セイレーンはあのスマートさと首のもふもふが良い
しかし人間体になれるケモの宿命か二次エロは見ないんだよなぁ
0208名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:25:13.13ID:v4GPFEVg
夜一さんの猫姿で一人くらいエロを書く人が居る
そう思っていた時期が俺にも有りました

セーラームーンのルナが初獣萌えだったのを考えると雌の黒猫が俺の好みらしい
0212名無しさん@ピンキー2011/05/14(土) 23:48:04.44ID:Ky6ynBD6
俺は犬チンが人間の形とあまりに違うのに、
犬マンが割と人間のに近いことに好奇心をくすぐられたあたりから
0213名無しさん@ピンキー2011/05/15(日) 02:15:17.95ID:szYbwfJw
小学生のときに、近所の大人しくて人懐っこい雌柴犬をもふってたとき
おっぱいが膨らんでるのを発見して触らせてもらいながらこっちも膨らましてたから
もともと素質はあったんだろうな…
0215名無しさん@ピンキー2011/05/17(火) 13:41:57.76ID:cN5re4FX
一般家庭で飼える気性・体型踏まえて挿入可能な動物というとやっぱ大型犬とかになるのかな
0216名無しさん@ピンキー2011/05/17(火) 20:10:38.45ID:BQk0dmJm
つーか実際このスレでそこまでいってるやついるのか?
俺はリアル獣に手を出すことはまったく考えられんのだけど
いやそうしたいって気持ちは理解できるけどさ
0217名無しさん@ピンキー2011/05/17(火) 23:59:48.81ID:cN5re4FX
いや、俺のもあくまで仮定の話よ
実際ヤったら怪我させちゃいそうだし
0219名無しさん@ピンキー2011/05/18(水) 15:54:48.65ID:OGL+lUxe
性格的にもプロポーション的にも猫が性的な意味で好きなんだが何分サイズ差がな・・・獣姦はファンタジー
0220名無しさん@ピンキー2011/05/18(水) 21:35:34.08ID:WXz1Le9f
ポケモンのブイズってゲーム画面じゃ小さい印象受けるけど、アニメとかで見ると意外にでっかいんだよな
中型〜大型犬くらいのサイズがあって実に良い感じ。ある程度でかいと獣姦妄想しやすい
0223名無しさん@ピンキー2011/05/19(木) 22:40:58.92ID:Q0pg+pM3
あの人の描くポケは生き物らしさが他より若干強めで好きだ
デフォルメ効いた原作も嫌いじゃないがアレくらい獣々しい方が個人的に漲る
0224名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 00:34:43.36ID:KvzRRw4u
電ピカもだいぶ古い漫画だけど、今でもポケモン漫画の最高峰だと思ってるわ
小野さんの描くケモノとメカは実に素晴らしい
今何やってんのかなあの人
0226名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 06:29:11.38ID:B581BW5h
若干絵柄変わってるけどまだ漫画家だね
同人でも何でもいいから一度ケモノメインが見てみたい
0227名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 20:46:05.82ID:jocTjFF1
たまにはSSの話もしようぜ
どういうのが読みたいとかそういう感じの
個人的には野生動物を調教しちゃう感じの奴がいい
0228名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 22:21:23.55ID:KvzRRw4u
相手の獣は喋れるほうが好きだな。神使なり妖怪なり悪魔なり
あと狐は非常によく見かけるけど、狸はまるでお目にかかれないのが残念
ふっくら丸っこくて好きなんだけどな、狸。あったら教えてほしい
0229名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 22:32:47.40ID:jocTjFF1
タヌキは流石に見たことないなあ
てか公開している人×獣の小説なんて狗の逝く道くらいしか知らないんだが
他に何かあるのかい?
あるなら是非教えて欲しい
0230名無しさん@ピンキー2011/05/20(金) 23:51:14.47ID:Q1CGQNll
獣人とか擬人化なら細々とあるんだけどな狸
雄との身体的特徴が思い浮かばないのが難点だよ雌は
0231名無しさん@ピンキー2011/05/21(土) 11:00:14.22ID:h++G/LZq
>>229
イラストとか同人誌のネタとしてはよく見るんだよね。小説はやはり少ない。
とりあえず、エロパロ保管庫亜人獣人スレの「こっくりさん」なんか見事に獣(妖怪)×人。狐。
あと結構前のケモノ祭りで投下された ttp://loda.jp/vipkemono/?id=1509 とか人×獣(神使)。やっぱり狐。
これ個人的にキャラクターもシチュエーションも超ツボにはまってよくお世話になった。
描写能力も非常に優れた傑作だと思ってる。ちと長いけど読んでみるといいよ。

というか他にもいくつか小説が残ってるけど、この人は本当にいい仕事してる。
この板にぜひとも来てほしい人材だと思う。
0232名無しさん@ピンキー2011/05/21(土) 20:45:41.92ID:Q2nK0bnB
>>231
いいねこれエロは勿論モフモフ感の表現もいい感じ
しかし、何故か途中からぶつ森のハリネズミ姉妹で再生されてしまった…
0233名無しさん@ピンキー2011/05/22(日) 20:47:53.90ID:WvxQcEwk
タヌキは、夜釣りしてるときなんかに物欲しげな顔して後ろに何匹か居るぞ。
振り返ると目がらんらんと光っててドキッとする。
小動物のくせに…
0234名無しさん@ピンキー2011/05/23(月) 01:14:12.41ID:qa0T7DzH
もらえるかどうか品定めしてたんじゃね?
おまいの肉を
0237名無しさん@ピンキー2011/05/25(水) 21:10:36.19ID:9UBXstk/
アニメ化決って予習にP4やってたが攻略相手の狐が地味に良し
傷だらけで目つきが悪くて守銭奴な雌狐がコンコン言いながらハートマーク出してくるとかもうね
EDで子供が出来た時にナチョラルに主人公一発ヤッたなと思えるのがこの趣味の性
0238名無しさん@ピンキー2011/05/26(木) 08:10:12.36ID:DrqCRjOa
ゼルダの伝説の狼リンクが辱めを受ける話です。

ミドナは最近リンクに対して苛立っていた。理由はリンクが以前より少し反抗
的で自分の思い通りに働いてくれないのだ。またミドナはSが入っており、リ
ンクが狼になる度にイジメてみたいとも考え出してきたのだった。
そこで彼女は考えた、(そうだ、あの犬を言うことを聞かないという名義で狼
の姿にして調教すればいいじゃないか。ククッ、面白そうだ!あのバカ犬が私
に泣きつく顔が楽しみだ!)
そしてその夜、リンク(とミドナ)は小さな宿屋を見つけそこで泊まる事にな
り、部屋で休んでいた。
(ククッ、そろそろ計画を実行するか…。)
するといきなりミドナはリンクを狼の姿に変えてしまった。 リンクは狼の言
葉で、「おいミドナ、誰もケモノの姿にしてくれって頼んでないぞ!早く元の
姿に戻してく、…がっ!」
ミドナは髪の毛でリンクの舌をつかんで引っ張っていた。
「生意気な口聞くんじゃないよ、犬のクセに!」とミドナはいつもとは違う低
い声で叫んだ。
0240名無しさん@ピンキー2011/05/26(木) 18:03:48.13ID:DrqCRjOa
(ミ、ミドナ?)とさすがのリンクもいつもと違うミドナに恐怖を感じていた。
「そんなワンちゃんには躾が必要だな。」とミドナは言い、狼となったリンク
をベッドに叩き付けた。
するとミドナはリンクを魔法で動けなくしてしまうと、尻尾を掴んで持ち上げ
尻尾の付け根を指で愛撫し始めた。
「んっ!ミ、ミドナ、やめてくれ! …あっ!」
「うるさいんだよ糞犬、犬は犬らしく飼い主のすることに尻尾振ってりゃあい
いんだよ!」
尻尾への愛撫が済んだら次は肛門だ。 ミドナは指で肛門のシワを一本一本な
どり始めた。
「はぁんっ!お、お願いだよミドナ。あっ、や、やめて〜。」とリンクは懇願
するがミドナは全く気にせずに肛門に人差し指を突っ込んだ。
「ひゃあっ!」といきなりの刺激に甲高い悲鳴を上げてしまった。 それをミ
ドナは笑いながら見ていた。
肛門の中で指を5分位かき回して指を抜くと、ミドナはその指を匂い、「うっ、
くせぇ。おい犬っころ、お前の尻の穴くせぇぞ。お前も匂ってみろよ。」と言
い、その指をリンクの鼻に近づけるとリンクはあまりの悔しさと恥ずかしさに
顔が赤くなり、目からは涙が出てきた。
「あれぇ、どうしたんだよ馬鹿犬?涙なんか出しちゃって〜。そんなに自分の
尻の穴が臭かったのか〜?」とリンクを罵る。
そんなミドナをリンクは睨み、唸り声をあげた。
「まだ躾が必要みたいだねぇ。」と言い、ミドナはリンクのペニスを両手でつ
かみ、髪の毛を肛門に入れ刺激を与えた。 ペニスの付け根を擦り、包皮をの
中に隠れている亀頭の先を撫でながら睾丸を揉むのと同時に、肛門を広げ、犬
科の動物にある肛門腺を搾り、指を入れ刺激を与える。
「あんっ、んんっ!ひゃあ、あぁっ!やめてー!」とリンクは狼の言葉で叫ぶ
が、当のミドナの耳には入ってなかった。
0241名無しさん@ピンキー2011/05/26(木) 23:51:09.80ID:nBAS3mHQ
書きながら投下はそれ用のスレ以外では拒絶されるから止めた方が良いぞ
理由は色々有るがメモ帳か何かに書き溜めた後一度に投下するのオススメ
0257 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 2011/07/05(火) 10:07:28.64ID:8TD6pO9K
人×獣だけだとネタが無いな
誰だよスレ分割した馬鹿は
0261名無しさん@ピンキー2011/07/07(木) 00:35:39.85ID:lUS472WE
ペロペロしたくなったのは近年だとアマ公の*くらいだなぁ
0262名無しさん@ピンキー2011/07/07(木) 14:44:28.95ID:zT6i+oiz
今日もカイポクの尻を追いかける作業が始まるお・・・…
味合わされる屈辱と労力を考えればマジで一発ぶち込むくらい許されると思う
0263名無しさん@ピンキー2011/07/08(金) 00:58:18.56ID:p2RSOska
雷でビリビリしちゃうキュウビにエロを感じたのは、自分だけじゃない筈・・・だよね?
0264名無しさん@ピンキー2011/07/08(金) 21:57:19.69ID:oc84TL98
大神は良いケモゲーだった。
最近のは獣人なら良いのが出てたけど四足は見んね
0266名無しさん@ピンキー2011/07/12(火) 01:34:00.34ID:aoY6OjH1
人化した姿で恋人に→正体が○○というのがバレる→それでも好きだ→人化した姿で性交
この流れの多いこと多いこと。商業誌的に獣姦はキツいんだろうが納得いかねー
0268名無しさん@ピンキー2011/07/18(月) 09:58:42.72ID:Jl8uIApr
馬のデカマラをぶっ刺されてるおにゃのこが好きな私は異端かね?
0270名無しさん@ピンキー2011/07/18(月) 12:15:35.35ID:STlacFQ8
問題ないだろ、他に該当しそうなスレも無いし
そんなに過疎らせたいか?
0272名無しさん@ピンキー2011/07/18(月) 19:00:01.01ID:1MjQmCHl
正直なんであっちが落ちてこっちが残ってるか解らないくらい潜在数に差があるからなー
多分スレ立てれば普通に栄えるだろうし閑古鳥も喘ぐここの過疎防止に引き留めるのは気が引ける

鳥にも穴はあるんだよな……
0273名無しさん@ピンキー2011/07/18(月) 22:57:03.53ID:8EKatqgm
AVも商業誌もほぼ獣♂×人♀しか無い切なさ。悔しいのう悔しいのう
0274名無しさん@ピンキー2011/07/20(水) 23:28:34.89ID:y7SCcRZL
極々稀に無茶しやがってと言いたくなるレベルで
ケモいのが描かれることもあるのがエロ漫画業界
0275名無しさん@ピンキー2011/07/22(金) 18:06:43.96ID:6SpqbTf1
人×獣は好きだけどググってもあんまり出てこない
他にもそういう系の作品ってあるのか?
0277名無しさん@ピンキー2011/07/24(日) 15:25:06.78ID:BrxBHzMx
人に化ける獣キャラではホロが一番好きだ。体格差は愛で補えば問題なし
若造(狼)に組み敷かれるホロ(狼)とか同人誌で一冊くらい出るだろうと思ったが別にそんなことは無かったぜ
0279名無しさん@ピンキー2011/07/25(月) 00:10:10.14ID:KTgX8Vav
>人×獣
正ヒロインはそういや見たことないわ
JINGに出てた合体出来るドS狐とかサブキャラだと稀に良いの居るけど
0281名無しさん@ピンキー2011/07/28(木) 11:25:02.31ID:FTyh/jUU
誰か知らん
0282名無しさん@ピンキー2011/07/29(金) 19:28:29.23ID:bqITf5Um
ケモノと呼ぶには人寄りで獣人と呼ぶにはケモノ寄りとはまた難儀な
しかし商業誌でこのケモさが許されるならもっと出てくれて良いのに
0288名無しさん@ピンキー2011/09/15(木) 11:12:14.29ID:WOXFSmhc
これは慣れないと読みづらいな
編集して小説仕立てにでもしよう
0290名無しさん@ピンキー2011/10/03(月) 18:25:28.28ID:ntTqB6vG
しかしぬるぽ
0293名無しさん@ピンキー2011/10/25(火) 01:23:18.73ID:hrGI7eNZ
本当に今更だがアマ公がマイブーム
引っくり返して撫で回したい。喉とか腹とか胸とか*とか
0295名無しさん@ピンキー2011/11/06(日) 16:58:06.67ID:Pdp5i115
あげ
0296名無しさん@ピンキー2011/11/07(月) 00:38:10.14ID:wchNm+ob
獣もそうなんだけど、虫とかクリーチャーでもいけるんだ俺
もちろん雌に限るけど
0298名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 23:47:43.65ID:ZqkgYgVR
描いてる人が比較的多いのだと蜘蛛がエロいと思うんだぜ
0304名無しさん@ピンキー2012/01/23(月) 23:57:35.81ID:yMMEHnkI
保守
メガテンシリーズは神獣・魔獣・妖獣でハーレムが基本
0309名無しさん@ピンキー2012/03/18(日) 21:42:03.48ID:8QxQBcY5
ふぁーすとも三回目
今回はガチ獣本の新刊何冊くらい出るかねぇ
0311名無しさん@ピンキー2012/04/13(金) 23:24:06.84ID:7pioH1v+
あげ
ユニコーンてかっこいい
0312どくた232012/04/14(土) 05:25:56.01ID:E24HOF4a
パタパタと足音がしてさっきの女子高生の集団が現れる。どうやら店の奥にいたらしい。
「あ、起きたんだー。おはー。」
俺に注射をしやがったプラチナブロンドの女が声をかけてくる。
「あ、お前!!どうしてくれんだよ。体が動かねえじゃねえか!って、あれ!?」
あれ、声が、なんか変。
「あーー、あーーー。」
発声してみるが・・・・なんか、声が、変・・・・
いつもよりかなり高い感じがする。
「あれ・・・・・どうしたんだ?ノド。」

「んー?なに。あんたまだ気がついてないの?あんた、もう女の子になったんだよー?」
「え・・・・・女・・・・の子?」
「ほら。アンタの目の前の鏡。そこに映ってるのはじゃあいったい誰なのよ?」
あわてて前を向く。
え?これ・・・鏡?・・・・・ってことは。

「ええええええええええ!!これ、俺ぇっ!!」
今まで対面に座っていると思ってた女の子が・・・・・俺!?
ためしに口を開けたり、変顔をしたりしてみるが、残念なことに鏡の中の少女もまったく同じ動きをしているようだ。
「え、おい!!マジかよ!!どーしてくれんだよ!!お前、こんなことしていいと思ってんのか!?元に戻せ!!」
「あ?うるせえよ。あたしらの秘密を知ったら仲間になってもらうっつったろ?」
プラチナブロンドの女は不機嫌な表情を浮かべる。

「ねえ、詩織ー。こいつキャンキャンうるさいから早いとこやっちゃお?」
後ろのほうにいた一人が声を発する。

「そーだねー。カラーすればすぐおとなしくなるもんね。」
プラチナブロンドの女が答える。どうやら詩織という名前らしい。

さっきの子がやられていたような甘ったるい香りのする液体が用意される。それを刷毛にたっぷりとつけ、俺の頭に塗ろうとする。
「や、やめろ!やめろってば!!」
唯一動く首から上をぶんぶん振って必死に抵抗するが、取り押さえられる。
「こら!動くんじゃないよ!はやく塗っちゃって!!」
「くそ!!」
詩織の持った刷毛が近づいてきて、

とうとう俺の髪に・・・・・・触れた。

「ふ、ふあああぁぁぁ。」
その瞬間、背筋を駆け上るような強烈な快感が襲った。快感で頭がクラクラする。

0313どくた232012/04/14(土) 05:26:19.36ID:E24HOF4a
ぺた、ぺたとどんどん塗られていく。そのたびに快感が頭を襲い、頭がだんだんボーっとしてくる。
「うあ、うあう。やあっ、ん。」
だらしなく声を上げてしまっているがもうそんなこと気にしている余裕がない。
どんどんと思考が鈍ってきて、俺の頭の中はピンク色の生ぬるい霧に覆われているかのように、かすんで、トロトロととろけてきていた。


「うわー。この子気持ちよさそー。あえぎ声なんかあげちゃって。」
「元男だった子の方が快感が強いらしいよ。見てよ。この子の呆けた顔。さっきまでの威勢はどこにいっちゃったのかなー?あはは。」
「さあ、終わった。じゃあまたしばらく待ってようね。」
遼の髪はすべて薬剤が塗られている。


あ、あたまーー。きもちいいーーー。きもちよすぎて、なにも考えられないるれ。るれ?ふあああああー。きもちー。とろけりゅーーー。


薬剤がどんどん髪から頭皮に染み込んでいき、それにあわせるように髪の色がだんだん明るく変化していく。


あ、あたまの中になんか入ってくるーー。
なんか声がはいってくるよぅ。
え?俺はおんなの子ーー?ちが、俺はおとこで・・・おとこで・・・・・・・・・・・ふぁ。
もうどーでもいーやー。きもちいー。・・・・・・はい。
俺は女の子です。

しゃべり方がおかしい?・・・・・・・あ、そうか・・・・俺女の子だもんね。
こんなしゃべり方かわいくないもんね
・・・・・・きゃん・・・・・・・はい。
ごめんなさい・・・・・
なおしますー・・・・・・・・わたしは女の子ですー。これでいいですかーーー?ん、んゃ。

・・・・はい。そうです。・・・・・・わたし女の子なんで、かわいいものとか大好きなんですぅ。
服とかも・・・・・。え?わたしはギャル系の格好がだいすき?・・・・・・へー、そうなんですかあ。・・・・・・じゃあそうします。
・・・・・・はい、わたしはギャル系の格好がだいすきです。
頭の中までギャルに染まっていますぅー。



頭の中の快感は最高点を越え、脳みそは再び覚醒に向かい始める。
遼の髪の毛は、既に1ミリも残さずミルキーブロンドに染まっていた。

「もうそろそろかな?じゃあ薬剤を流そうか。」
薬剤を洗い流すと、遼の頭はスッキリとして完全に覚醒した。もちろん、『ギャル系女子高生』として。

まったく抵抗感なくメイクをされ、女子の制服に袖を通し、スカートをはく。

「気分はどお?」
詩織に聞かれてあたしは答える。
「さーいこー!女の子って、ギャルになるって気持ちいいね。」
「うん、OK。ちゃんと髪も心も染まってるね。」


こうしてあたしも彼女達の仲間になった。また新たな仲間を増やすために。


<END>



0315バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:31:07.74ID:jZd7umec

 東に海洋、西に大陸と、さらにはその中央には湖がひとつ――それがこの国の形である。
 そしてこの国には、太古より一匹の邪竜が住んでいた。その者の名を、現代(いま)に生きる者達はバスティア・アバンチェスと
呼んだ。

 そもそもは東西に海と陸とを分けただけの単純なものであったそこに、銃痕さながらの大穴をあけた張本人こそがこの
雌竜バスティアに他ならない。
 彼女の行動は無軌道、そしてその性情は無秩序――物事への判断基準はあくまで「自分」であり、そこには正義も悪もない。
たまたま目覚めた朝に、昇る日輪へ街の建影が重なったという理由だけで彼女は街一つを吹き飛ばしたという。
 それこそがこの大陸の中央にある湖・ロネマ湖であり、それこそがバスティアによって消滅させられたかつての首都であった。
 斯様にして暴虐の限りを尽くしていた彼女は幾世代ものあいだ人々から恐れられ、ついにはその名に「終焉」を意味する
「バスティア」と、さらには無からの「始まり」である「アバンチェス」のそれらを刻まれたほどである。
 しかしながらそんな暴君も年貢の納め時を迎える。
 名家の幼き竜騎士・テスによって調服させられたことにより改心し、残りの生を今日までに犯した過ちの贖罪へ生きることを
誓ったのであった。
 とはいえ、そんな彼女の願いが素直に叶えられることは果てしなく困難なものであった。
 今日まで彼女の脅威に怯えてきた人々とっては、そんな改心もまた、天災の如き気まぐれではないのかと疑われざるを得なかった
からである。
 故に行く先々でバスティアは恐れられ、はたまた軽蔑された。人間(ひと)に限らず、獣人・魔族・理性を持つ動物達――おおよそ
知性を持つ生き物にとって、あまりにも彼女の存在は大きすぎたからだ。
 そして今も、彼女はその試練に耐えている。

 時はテスとの邂逅より一年後の話―――場所は、かつての首都ロネマ跡の湖畔。
 そこにてテスとバスティアの二人は、かの街の子孫を名乗る者たちと対峙していた。


0316バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:31:43.41ID:jZd7umec
【 1 】

「この手でそいつを引き裂かんことには収まりがつかん」
 数時間にわたる話し合いの終わりを、かつての街(ロマネ)の子孫と名乗る男はそう締めくくった。
 場所はロマネ湖の畔、そこに残った街の残骸の一室である。
「それでは意味がありません。彼女はみなさんのお役に立つことで――『生きる』ことでこの身を正そうとしてるんですッ」
 それに対して話し合いに参加していたテスはらしくもなく声を荒げた。
「それじゃ何か? そこのメス竜が死んだ奴らを蘇られせてくれるってのか?」
 そんなテスの見幕に失笑すると、男はその背後に立つバスティアへと視線を送った。
 見上げるその身の丈は4メートルほど。夜明けの地平のよう深く透明な紫紺の流鱗と金のたてがみを背なへ走らせた雌竜こそが
彼女バスティアであった。
 そんなバスティアは向けられる男の視線に耐えかねて顔を伏せる。
 かねてより贖罪の旅を続けていたバスティアとテスは、過去に彼女が破壊したこの街跡に人が住んでいると聞きつけ、その謝罪に
ここを訪れたのである。
 しかしながらそこに待っていたものは野盗と思しき数人の男達と獣人――どうみても、元・街の人間とは思えない。事実、彼らは
盗みを働きながら各地を転々としているごろつきに他ならなかった。
 そのことをテスもまた、一見にして察知した。そして彼らとは話し合いの必要すら無いと判断したテスであったが……誰でもない
彼女バスティアが、そんなテスを引きとめた。
 もしかしたら、この者達も自分の犯した過ちで被害を被った人間達であるのかもしれない――何か自分に出来ることがあるのならば、
彼らの役に立ちたい―――と、バスティアは彼らとの話し合いをテスへ懇願したのである。
 過去の暴君であった頃の彼女からは信じられないその柔順な態度と、そして純真なまでの誠意をテスも無碍には出来なかった。
 惚れた弱みというものもある。彼女のことを愛するが故に、そんな想いを否定することがその時のテスには出来なかったのだ。
 そんなバスティアの誠意に背を押され、望まぬままに彼らの代表なる男との話し合いに応じたテス達ではあったが――その結果は
今を以て知る通りである。
 こともあろうに男達は、バスティアの身を捧げろと要求してきたのだ。
 その目的は他ならない彼女から得られる『素材』にある。
 こと竜の鱗や牙、毛皮と言うものは、日常品や武具の材料として重宝されるものである。さらには見目麗しく煌めく鱗などは、
一級の装飾品としても価値がある。まさに男達にとってバスティアは、宝の山に見えたのだ。
「目には目を、って言葉があるだろ。そこの竜には俺の家族と同じ目にあってもらわにゃ、つり合いが取れねェってなもんだ。なぁ?」
「おうよ。俺のじーさんもこの街でコイツに焼かれましたぜ」
 下卑たジョークを背後の犬獣人に語りかけて笑い合うその姿に、テスは怒りを感じて握り拳を堅くさせる。
 そして胸(うち)で抑えていた感情を爆発させようとしたその瞬間、
『……良い。テス、その者達の望むようにしてくりゃれ』
 バスティアはそっとテスの横顔へ頬を寄せると、呟くよう言い放った。
0317バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:32:20.71ID:jZd7umec
「ス、ステア! こんな人達のこと真面目に聞くことなんてないよ!」
 それに対してテスも感情的に彼女に応える。
 しかし、
『いいのじゃ。好きなようにさせてほしい』
 瞳を伏せて物憂げに頷くバスティアにテスは続く言葉を飲みこんだ。
 見つめる彼女の瞳には、今までに見たこともないほどの悲しみが涙の衣となってそこを潤ませている。
 目の前の男達が、元あったこの街の生き残りなどではないことはバスティアとて重々に承知している。それでも罪の意識に苛まれている
彼女は、どんな形であれその償いが出来ることを望んでいるのだ。
 それを知るからこそ、そんな今に苦しむ彼女を前にテスは何も言えなくなってしまった。
「ステア……きっと君はこれから、死ぬよりも辛い目に会うことになっちゃう。それでもいいの? 僕は嫌だ」
『承知しておる。でも心配するな。こやつらでは、妾(わらわ)を殺めることは叶わんよ』
 バスティアの言葉に話し合いの席に居た野盗達がざわめき立つ。
「そんなこと僕だって判ってるよ。僕が言いたいのは――」
 そしてさらに言葉を続けようするテスの唇を、バスティアは口づけにて塞いだ。
 突然の行動に目を丸くして言葉を飲むテスにバスティアの寂しげに微笑む。
『今宵ばかりは好きにさせてくれ。お願いじゃ、テス』
 そうして改めて懇願され、ついにはテスも何も言い返せなくなってしまった。
 そんな二人のやり取りを見届け、
「それじゃあ始めさせてもらおうか。オラ、ガキは外行けよ」
 テーブルの男は立ちあがると同時、背後の獣人二人に顎で合図を送る。それを受けて二人はテスの両腕を左右から挟んで掴みあげると、
軽々彼を持ち上げ部屋を後にするのであった。
「ならばステア! しっかりと考えるんだ、今の自分の行動を!」
 そうして引きずり出されんとするその瞬間、テスはバスティアへと想いを投げかける。
「こんなのは解決じゃない! 今以上に、君を苦しめるだけなんだよ!?」
 叩きつけるようにドアが閉められると、そんなテスの言葉の余韻もそこで打ち消される。
 室内にはバスティアと、そして先の男と犬獣人だけが残される。
「外の二人が帰ってきたら始まりだ。覚悟しろよ、ステアちゃん?」
 男の声に、場には下卑た笑い声がこだまする。
 それを前に瞳を伏せて頭を垂れるバスティア。
――こんなのは解決じゃない………
 その頭の中には、退室間際に放たれたテスの言葉がいつまでも廻り続けているのであった。
0318バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:32:52.59ID:jZd7umec
【 2 】

 話し合いの席にされていたテーブルとイスも運び出されると、室内はバスティアが充分に体を横たわらせるほどの広さとなった。
 改めてその中を見渡せば石畳を組んで造られた室内は天井も充分に高い。そして壁面の一角へ移動するよう命じられると、
バスティアはそこに設えてあった黒鉄の鎖で両前足をそれぞれに括られ、天井から吊るされるようにその身を拘束されるのであった。
 室内の設備と男達の手際を考えるに、彼らが人攫いまがいの行為もまたしているであろうことが窺えた。誘拐してきた人間や
獣人をここで囲い、調教やはたまたリンチを施していたのであろう。
「へへへ、俺達にも運が向いてきやがった」
 そんなバスティアの前に先の話し合いの時の男が立つ。年の頃は四〇代も始め、痩せた体と艶を失って野放図に伸びた髪に
土気ばんだ肌の面相は、彼の荒んだ生活を物語るかのよう不健康極まりない。そしてこれまでの言動を見るにどうやらこの男が、
ここのメンバー達のボスと見て間違いはなさそうだった。
「鱗も毛並みもキラキラだぁ。これだけの上玉なら鱗だけで一財産になりやすぜ?」
「それだけじゃねぇさ。竜は肉や血、内臓だって薬に売れる。本当に宝の山だ」
 品定めして感嘆する犬獣人の言葉にボスも応え、場は大いに活気づく。
 斯様な俗物達を前にただただバスティアは沈黙を保ったまま、己へと罪の執行が行われるのを待つばかりであった。
 そんなステアへと、
「おい、メス。そういやさっきは、ずいぶんと生意気なことぬかしてくれたよなぁ?」
 ボスが言葉を投げかける。
 それに対してバスティが反応することは無い。
「俺達じゃ、てめぇを殺すことは出来ねェとか何とか言ってたか?」
『………』
「竜だからって人間様をなめんなよ? てめぇはたっぷり苦しめて殺してやるからな」
 生臭い鼻息が感じられるほどに顔を近づけてそう脅してくるボスにもしかし、バスティは微動だにしない。そんな彼女の落ち着き
はらった態度が、なおさらボスの小さな自尊心を逆撫でた。
「なに知らねぇって顔してんだ、動物が!! 舐めくさりやがって!!」
 一瞬にして激情して沸騰し、ボスは声の限りに罵声を怒鳴り散らす。
「おい! ベドン、ビジー! 少しばかり痛めつけてやれ! まずはコイツに悲鳴を上げさせろ!!」
 そしてボスの命令(こえ)に応じ、二人の獣人がその前に歩み出てくる。
 一人はくすんだ短毛の豚の獣人。そしてもう一人は見上げるほどの巨躯を持ったベース不明の獣人(キメラ)。それぞれの手には
末広がりの木棍棒と鉄鎚とが握られている。
0319バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:33:18.03ID:jZd7umec
「まずはてめぇから行け、ベドン! 間違って殺すんじゃねぇぞ!」
「んお、お、おうッ! い、いくぜ!」
 どもりながらに棍棒を振り上げた短躯の豚獣人がベドン。棍棒の重量によたつきながらバスティアの前に歩み出ると、ベドンは
うなだれた彼女の脳天へとその棍棒を振り落とした。
 そうしてベドンの一撃が頭部を直撃するもしかし――両腕に返ってくる振動に痺れて、ベドンはたまらずに棍棒を握りこぼす。
「何やってやがる、ベドン!」
「お、お、おッ?」
 掛けられる怒号を背にベドンは痺れた両手をさすり合わせながら、今しがた打ちすえたバスティアを凝視する。
「こ、こ、コイツ、堅ぇよお。ボ、ぼ、ボスぅ」
 そして振り返ってそう伝えてくるベドンに声を裏返らせて首をひねるボス。
「なに言ってやがる。てめぇの貧弱さ棚に上げて言い訳してんじゃねぇよ、ブタが! おい、今度はてめぇが行け」 
 駆け戻ってくるベドンの頭を叩き倒すと、今度は鉄鎚のビジーへと命令を下す。
「んおー。いくーッ」
 それに応じバスティアの前に立つと、ビジーもまたベドン同様に両手の得物を振り上げ、それを彼女の頭へと撃ち落とした。
 そうして鉄鎚が直撃した瞬間、おおよそ生物を叩いたものとは思えぬ甲高い金属音と共に、ビジーもまた獲物を落としてしまうのだった。
「んおー!? かてぇーッ!」
 先のベドン同様に両腕をさすり涙を浮かべるビジーを前に、ボスを始めとする一同の顔から笑みが消えた。
「マジかよ……? お、おい! ギギ! てめぇもやれよ!」
 ついにはボスも腰からの一振りを抜き、さらには背後に控えていた犬獣人ギギにも声を掛ける。
 かくして一丸となって彼女の解体にかかるも――全ては徒労に終わった。
 翼を裂こうと振り落とした斧は割れ、鱗や牙を引きはがそうと挟み摘んだヤットコは柄が曲がり、さらには目玉や舌をえぐり
出そうとした刃の切っ先までもが欠けて砕けた。
 その後も火で炙り、岩を落とし、獣人達は己の牙や爪を立てるも、結局は彼女に悲鳴を上げさせることはおろか、鱗一枚を
剥がすことすら叶わなかった。
 そうこう格闘すること小一時間――ついには精根尽き果て万策も尽き、一同は足元にへたり込んでしまう。
 そもそも人間や獣人如きの膂力で竜を殺めようという魂胆が浅はかなのだ。
 バスティアに限らず、竜の屈強な肉体は溶岩の中にあっても溶けることはないし、海底の奥底にあっても潰れることもない。
 確かに『竜殺し』の術と言うものは存在するが、それこそは経験と知識によって竜の構造を熟知し、さらには然るべき手順を以て
初めて可能とされるものである。高々が力自慢の獣人や得物を手にした人間が、屠殺の要領で気軽に行えるようなものではないのだ。
「はぁはぁ……ち、ちくしょうッ……なめやがってぇ!」
 この段に至りようやくバスティアの言葉の意味を悟り毒気づくボス。
 もはや全てを諦めたその時であった。
0320バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:33:42.34ID:jZd7umec
『………ッ? あうんッ』
 互いの息切れだけがこだまする空間に、なんとも艶めかしい声が響(かえ)った。
「んん? なんだぁ?」
 その聞きなれぬ響きに顔を上げる一同の視線の先には、困惑に眉もとをしかめたバスティアとその前に立ち尽くすビジーの姿。
「お、おい、ビジー。てめぇ何しやがったんだ?」
 先程まで眉ひとつ動かさなかったバスティアの思わぬ表情につい尋ねるボス。
 それに対して応えているのか、はたまた夢中になるあまり声が漏れているのか、依然としてバスティアに向き合ったままビジーは
思わぬ行動に出る。
 それこそは、
「お、お、お、オッパイ……オッパイぃぃ」
 広げた両手左右でバスティアの乳房それぞれを揉みしだく行為に他ならなかった。
 彼女バスティアの胸元には人間のものと同様の乳房が二つたわわに実っている。つい先ほどまでは金欲に駆られて観察を怠っていたが、
見れば彼女の前面には鱗が無く、ふくよかな筋質がなだらかに隆起を形成しているその様は、さながら女体を思わせるようでもあった。
 そうした視線で見始めると、途端にバスティアの体は艶めかしいものに見えてくる。特にビジーのような獣人にとってそれは、
なおさらにそう見えるのだろう。
 一度手の中にその感触を憶えてしまうと、もうビジーは止まらなかった。あとは失心して彼女の乳房を弄ぶ行為に没頭していく。
「はは、こりゃいいや。獣人(ケモノ)相手に感じさせられてちゃ、様ぁねえよな。おい、ビジー、もっと喜ばせてやれよ」
 もはや余興程度にその様を眺めながら、ボスは酒を持ってくるよう傍らのギギへと命じる。
 一方のビジーの責めはさらに白熱していく。
 一頻りバスティアの乳房を揉みほぐしたかと思うと、
『ん、んうぅぅ……!』
 次の瞬間には右乳房の尖端そこを、大きく口中に含むのであった。
「ンフッ、ンフッ! んふうぅーッ!」
『んくッ………んぅー……ッ!!』
 大きく鼻を鳴らしながら、頬が細まるほどにバスティアの乳房を吸い付けるビジー。存分に吸いつくし、軽快な音を立てて乳房を
解放すると、そこには肉の内に埋もれていた乳首が露わとなっていた。
「おぉー、いっちょ前に乳首立ててやがるぜ。メス竜が」
「おい、ビジー。左のも立ててやれよ!」
 もはやバスティアの痴態を肴に宴を始めるボス達からの声に、当人のビジーもまた再び残りの乳房そこへ口をつけようとした
その時であった。
「い、い、いただき、なんだなぁ」
 いつの間にその隣に付けていたベドンが残っていた乳房を口に含んだ。
0321バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:34:12.47ID:jZd7umec
「んあ? おぉー、このやろぉー」
 どうやらビジーの行為とバスティアの声に中てられて発情を促されたらしい。ベドンもまたバスティアの体へよじ登るよう
しがみついては、彼女の乳房それを貪るのであった。
『ん、あぁ……! ダメ、そんなふたりでなんてッ』
 左右それぞれからなる獣人達の責めに、ついには声を上げるバスティア。
 元より理性など在って無きが如しの獣人達である。バスティアを責める口撃は、強く吸いつけて牙を突き立てる無遠慮で荒々しい
ものであった。
 一方のバスティアも唸るのよう声を低く絞り出し、幾度も体をひねらせては拘束されている鎖を軋ませては鳴らす。痛みや衝撃に
対しては丈夫なバスティアも、こと性的に嬲られることについては弱い。
 暴君と恐れられた彼女も一年ほど前までは処女であった。その純真をテスに捧げ、さらには今日に至るまで彼からの愛に潤され
続けてきた体である。いかに頭では獣人達の行為を否定しようとも、肢体は否応なしに反応してしまうのであった。
「おい、その乳を捻りあげろ。どうせ俺達にゃ壊せっこねェんだ。遠慮なく引きちぎれ!」
「りょ、りょ、りょうかいー、なんだなぁ」
「んんん〜〜〜〜〜!」
『ッ!? ぐひぃぃぃ……!』
 ボスの声に反応して、ビジーとベドンは前歯にて噛みしめたバスティアの乳首を食いちぎらん勢いで引き伸ばす。形の良かった丸みは
無残にも細く引き絞られて、バスティアに念願の悲鳴を上げさせた。
 しばしそうして弄ばれてようやくバスティアの両乳房は解放される。これにて二人の責めも一段落かと安堵するのも束の間――
「お、おっぱい……おっぱい欲しいんだなあ……」
 バスティアの体によじ登っていたベドンが再び、人差し指と親指で挟み摘むようにして彼女の乳首を捻りあげる。
 強く吸われ、唾液と熱で蒸れ上がり肥大した乳首は、その先端の乳口を露わとしていた。
 そんな先端の凹みそこを、ベドンは針のような爪先で強く穿つ。
『ぎッ、ぎひぅ! い、痛い! 何をしておる!』
 突如の激痛に声を上げるも、ベドンがバスティアの乳首を指で掘り穿つ行為を止めることは無い。
「お、おっぱい欲しいんだなあ……たくさん飲みたいから、ほじくって出させるんだなあ」
『で、出る訳がない! まだ仔すら孕んだこともないというに、出る訳が無いのじゃ!』
 恍惚と目の前の乳首を弄ぶベドンとは対照的に、バスティアは必死の形相でその行為をやめさせようと声を高くする。
 しかし、それがベドン届くことは無い。
「この穴が大きくなれば、出てくるんだあ……はやくおっぱい飲ませてほしいんだあ……」
 それどころかさらに乳口そこを穿つ行為を激化させていく。
 強く捻りあげた乳首の先端そこに血流を凝縮させて肥大させると、さらには充血したその乳口そこへ指先をねじ込んでいく。
0322バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:34:42.55ID:jZd7umec
『ぐッ、ぐぅー! い、痛い! 痛いのじゃ! いたいーッ!!』
「も、もうちょっとお……もうちょっとお………」
 回転させるよう何度も左右に手首をひねっては指先を突き立てていくベドン。押し付けられる圧力に負けて乳首は楕円に
その形を変えるも、その先端でしっかりと乳首を摘みあげられていては逃げようもない。
 そして一際強く穿つ指先をそこへ突き刺した瞬間、
『ッ!? ぎゃううううう!!』
「あ、あはあ……入ったあ♪」
 人差し指の第一関節は、バスティアの乳口を貫通して彼女の乳管内へと侵入を果たしのであった。
 本来ならば広げることなど叶わないであろう箇所への貫通と拡張――そんな無茶を通される激痛に声を上げるバスティアではあるが、
それはベドンの都合ではない。
 乳口貫通後もさらにベドンは指先を挿入させていく。
『ぐ! ぐぐッ! ぐ、ぐぅううううーッッ!!』
 痛みを伴い乳房の中に侵入してくる未知の感覚に耐えるバスティアには、もはや言葉をつむぐ余裕すらない。歯を食いしばり、
何度も振りあげた頭を上下させてはそんな痛みに耐えるばかりである。
 そしてついにはベドンの人差し指は、その根元までバスティアの乳房に埋もれてしまうのだった。
 そこにてようやく動きを止める指に、一方のバスティアもすっかり脱力して首をうなだれる。大きく両肩を弾ませて、咳きこむよう
呼吸(いき)をする様は疲労困憊といった体である。
 しかし、
「あれ〜? 穴ぼこ大きくしたのに、なんでオッパイでないんだあ……?」
 依然として指を乳内に預けたままのベドンは、そこから母乳が滲んでこないことに首をひねる。
『あ、あたり、前じゃ……だから何度も、出ないと言っておろうに……』
 その段になってようやくベドンはバスティアを見た。
「……なんで?」
 上目に見つめてくるその、ベドンの恨めしそうな視線にバスティアは寒気を憶える。
「な、なんで、出ないんだな? おめえのおっぱいが悪いんだな」
『だ、だから元々出ないと言っておろう……』
「ち、違うんだな! おめえが悪いんだな! こ、こ、このおっぱいが悪いんだな!!」
 望む結果が得られないことに、ベドンの小さな脳は即座に怒りで沸騰する。
「ち、ちくしょうー! お、お、オラのことバカにしてんだなあ!! おっぱいのくせに、生意気なんだなあ!!」
『そ、そんなことは無い。落ち着いて……お願いだから』
 そんなベドンの憤慨する様子にバスティアは不安を憶えずにはいられない。
 そして恐れていた瞬間が訪れる。
0323バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:35:08.45ID:jZd7umec
「こ、このー! ちくしょー!!」
『ひぃぐッ――!』
 拡張していた乳口の淵へ新たに左手の人差し指も掛けて潜らせると、今度は指二本でバスティアの乳口そこを穿ちだしたのであった。
『ぎッ、ぎゃああああああ!! い、痛い! 痛いッ、やめてたも!! 無理じゃあ! 二本なんて無理だから!』
 指一本ですらその乳房を引き千切られん痛みに耐えていたのだ。それがさらに二本の挿入となってはついにはバスティアも耐えきれず、
哀れにも行為の中止を懇願する。
 しかしながらもう、ベドンにそんな声は遠い。
「こ、こ、このやろう……このやろう! ほらぁ! お、お、おっぱい出せぇ!! こ、このバカおっぱいがぁ!!」
 指先に力を集中させると、徐々にそこの乳口は広がって二本目となる指先を迎え始める。
『い、嫌ぁッ……いたいよぉッ! テスぅー! いたいよぉー!!』
 もはや稚児のように声を上げて泣きわめくバスティア。
 そしてそれとは比例して一人ヒートアップしていくベドンが、一際強く体重と力とを掛けてバスティアの乳房に乗り重なると――
「んん〜〜〜〜〜……このぉ!」
『―――ぅおッ!』
 ベドンの人差し指二本は、無残にもバスティアの乳口を歪めてその中に収まってしまうのであった。
 それと同時であった。
 乳首の表面に露のよう白い液体が珠となって浮かんだ次の瞬間――糸のような線を引いて、バスティアの乳房からは彼女の母乳が
放物線を描いて吹き出すのであった。
『あッ……あ、あ……ッお、おぉ………うおぉ……ッ』
 痛み、などという言葉ではもはや言いつくせない衝撃に意識を朦朧とさせるバスティアは、ただ老山羊のよう低く呻いては
体を痙攣させるばかりである。
 そんなバスティアの体に今まで以上に張り付きながら、
「んあ、んあー♪ で、で、出たんだな♪ お、おっぱい旨ぇーんだなあ♪ んあんあ♪」
 ベドンはさも満足げに歪んだ笑いで喜びを奏で、止め処なく溢れてくる彼女の母乳を吸い出し続けるのであった。



0324バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:35:32.41ID:jZd7umec
【 3 】

『……ん………』
 遠くで声がする――そんな声を確認してバスティアは緩やかに覚醒していく。
 なぜ自分が今こうして意識を失っていたのか思い出せなかった。ただ、酷く怖い思いをした事は憶えている。
――テス……そこにいるのかえ?
 ふと愛しき人の温もりを思い出し、そしてそれを欲しくなる。
 うっすらと瞼を開く視界そこには何者かの輪郭がぼやけて確認出来た。
――テス……テスかえ? そこに居るの?
 想い人がそこに居るのかと思うと、バスティアの意識は急速に鮮明となっていく。
 そして、
『て、テスッ』
 朦朧としていた意識と肉体とが直結し、即座に跳ね起きたそこにあったものは―――
「お? お目覚めかい、ステアちゃん?」
 そこには、ボスの下卑た笑顔。
 その瞬間にバスティアは、己が意識を失う直前までの全てを思い出し……そして深く絶望するのであった。
 そうして改めて今の自分の状況も確認する。
 気がつけば両腕の拘束を解かれ、地べたに寝かされていた。そのことにもうこの男達の責め苦が終ることを期待したバスティアではあったが、
「おめぇのイキ悶える姿見てよ、新しい殺し方を思いついたぜぇ?」
 屈みこみ、横たわるバスティアを覗き込んでくるボスの視線に――それはまだ叶わぬことであることを理解する。
 そして彼の言う『新しい殺し方』とやらを問うよりも先に、ボスは人差し指と親指で摘みあげた卵を一つバスティアの前にかざした。
『ん? ……それは?』
 改めて見つめるそれが、彼女の知る一般の卵ではないことを悟る。
 光沢のある殻の白には僅かに青みが掛っていて、その形も真円に近い。
 斯様にしてその卵にバスティアが興味を示す反応へ、ボスは満足そうにくぐもった笑いを洩らす。
「こいつぁよ、ヒドラの卵だ」
『ヒド、ラ?』
「簡単に言ぁ、蛇とかミミズ見てぇなもんよ。成長すると食いモンになる」
 ボスの説明する『ヒドラ』の生態を聞くうちに、バスティアの心は静かにざわめき立つ。
 そんな卵がどのように自分に使われるのかを、心の奥底で理解したような気がした。それこそは最も恐れるべき使用法だ。
そしてその恐怖を胸の内に抱きながらも、バスティアは聞いてしまう。
『それを、どのようにして使うのだという?』
 気丈に振る舞いながらも声が震えた。そしてその様に満面の笑みを浮かべるボス。
 そしてボスはこの卵をどのようにバスティアへと使用するのかを告げる。
「簡単だよ。てめぇの腹の中に仕込んで、そこで孵化させんのさぁ」
0325バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:35:54.42ID:jZd7umec
 予想と現実――おおよそ最悪のパターンが合致してしまった。
 それに抗議や嫌悪の声を上げるよりも先に、
「おい、ビジー。尻尾上げろ」
「んあー」
 うつぶせるその背後で、先の獣人が自分の尻尾を持ち上げる。
『な、何じゃッ? 何をしようと言うのじゃ!?』
「ケツの穴からコイツを腹の中に入れるんだよ。大人しくしてな」
『い、いやじゃ! 離せ!!』
 そんな説明に、思わずバスティアは尻尾を振り払う。その衝撃に、背後で準備をしていたビジーとギギが打ち払われる。
「てめぇ! このメスが!! 大人しくしやがれ」
 それに対して全員で彼女を取り押さえようと奮闘する一団ではあったが、そう上手く行くはずもない。
 相手はあのバスティア・アバンチェスなのだ。その気になれば肉食獣が獲物を引き裂きが如くに容易く、そして残虐にボス達は
引き裂かれてしまうことだろう。それでも今、こうして人の原形を保っていられるのは、改心した彼女の優しに他ならない。
「大人しくしろや! オラ、ケツ上げろ!!」
『いやじゃ! いやじゃー!』
 そして彼女を取り押さえようとするその最中、
「今になって何ビビってんだよ、ドーブツが! てめぇに殺された奴らは、もっと残酷に死んでったんだぞ!!」
『ッ……!』
 意識するでもなく発せられたそんなボスの一言に――バスティアは息を飲む。
 途端に抵抗していた体からは力が抜けて、液化したかのよう脱力した四肢を地に広げる。
「……ん? な、なんだ?」
 突然のそんな変化に、自分の一言が彼女を変えてしまったことにも気付かずにボスはバスティアを覗き込む。
 見下ろすそこには、さめざめと大粒の涙をこぼすバスティアの姿があった。
 何気ないその一言が胸に沁みた。
 心中で嫌悪していた一団の、『虐殺者』であることの本質がその実――何ら自分と変わらないことに気付いたからであった。
否、殺した数を言うのであれば自分こそがもっと愚かな存在であるのだろう。それに気付いたことへの自己嫌悪と、そして改めて
悔悛の念を思い出すことで、彼女から抵抗の気概は失せてしまったのだった。
「なんだ? 急にしおらしくなりやがって」
「いいんじゃないッスか? 気が変わらんうちに仕込んじまいやしょーよ」
 腹這いにうつ伏せ、一切の抵抗を止めて脱力するバスティアの尻尾をビジーに担がせ持ち上げさせる。
 一同の目の前にはそんな尻尾の付け根の、黒く沈着して螺旋にシワを凝縮させたバスティアのアナルが露わとなった。
0326バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:36:16.60ID:jZd7umec
「見た目はキンキラして綺麗なクセに、ケツ穴はなんともグロいもんだなぁ?」
 思いもよらぬボスの言葉に沸く一同と、対照的にその恥辱に耐えて瞼をきつく瞑るバスティア。
「オラ。それじゃタマゴ植えつけっから尻穴の力抜けや」
『ど、どうすればいいのじゃ。力など込めてはおらん……』
「クソするみてーに力んでみろって。このままじゃ押し込む時にタマゴが割れちまわぁ」
 もはや捨て鉢にバスティアも、言われる通り腹部を締め付けて肛門と括約筋そこへ力を込める。
 一同の見守る中……
「お? お? おぉー。コイツはまた♪」
 窄まっていた穴の奥底から、バスティアの肛門上皮が盛り上がる。
 色素の沈着した周囲とは違い、そこに咲いたそれはうっすらと淡紅色に上気していて、さながら桃や桜の蕾をそこに見つめているかの
ようである。
「動物の割にはずいぶんとオボコいなあ? オラ、もっと力入れて口開けろ」
『ん……むぅ〜………ッ』
 言われるがままさらに息を止めて腹部に力を入れると、堅く巻かれていたバスティアのアナルは、すぼめて尖らせた唇さながらに
その入口を押し開くのであった。
 そんな半開きのアナルへと、
「気合い入れろや! そんなんじゃ、まだまだ足りねぇぞオラ!」
『ん〜……、ひぐぅ!?』
 ボスは人差し指と抱き合わせた中指の二本を、一思いに根元までぶち込むのであった。
 突然の挿入に、直腸を触れられる感触とさらには括約筋の拡張にバスティアは息を飲む。
 しかしそんな挿入それだけでは終わらない。
「もっと入りやすいように手助けしてやるよ。ほぉれ、ケツ穴マッサージだ!」
『ひッ、ひッ? ひぃぃ……ッ!』
 根元までねじ込んだ二本をその奥底で撹拌するよう左右にネジ回すと、次の瞬間に遠慮なく出し入れを開始するのであった。
『お、おぉッ……あおぉ! ま、待て! 待ってくれ……そんな、いきな、りッ……!』
「こっちは急いでんだよぉ! こんなに締め付けてるてめぇが悪いんじゃねーか!」
 下卑たジョークと笑いに発奮しながら肛門を犯す指々には一切の容赦もなかった。指先だけのピストンに留まらず、根元の拳が
尻の両房に当たって軽快な音を打ち奏でるに至ってはもはや、拳で肛門そこを殴打しているのと変わらない。
 斯様にして暴虐な扱いに肉体はもとよりその心すらをも蹂躙されながらバスティアは、ただ額を地に擦りつけて耐えるしかないのだった。
 しばし肛虐の限りを尽くし、ボスの指がそこから抜き取られる。
「くはぁ、臭せぇー! クソ汁でヌルヌルじゃねぇか、バカ竜が! どういうしつけ受けてんだ!」
 挿入されていた指々はもとより、もはやその右手首にまで滴るほどの腸液を振り払いながらボスはまんざらでもない声で笑う。
 そうして一同が見つめるバスティアのアナルそこは、真っ赤に充血して樹木の洞のよう淵の歪な口腔を広げるのだった。
0327バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:36:40.06ID:jZd7umec
「それじゃ、いよいよ本番だぁ……」
 かくして拡張されたそんなアナルの口先へ、ボスは摘みあげた卵の一つをねじ込む。
 存分に拡張な為されていたこととさらには溢れ出る腸液の潤滑もあってか、件の卵はするりとバスティアの肛門の中に飲まれて
直腸の底へと堕ちていった。
『ん、んぅ……ッ』
 腹の奥に着地する卵の重さを感じて、瞬間バスティアもくぐもった声を上げる。
 これにて卵の植え付けは終り、あとは孵化するヒドラに内部を食いちぎられんことを祈る彼女であったが――
「おっしゃ、二個目だ」
『――え?』
 背後から聞こえたそんなボスの言葉に、バスティアは項垂れていた頭(こうべ)を上げそこへ振り返る。
『ひ、一つではないのかえ?』
 そしてそんな当然の問いをするバスティア。その視線に気付き改めて失笑すると、
「当たり前ぇだろが。てめぇのガタイに一個ばかりじゃ、腹の足しにもなりゃしねーよ」
 これまた当然のようにボスは応えて、今度は声高に笑うのであった。
 そうして笑い続けながら、ボスは二つ三つとさらなる卵の植え付けを行っていく。
『や、やめろ! やめてたも! もう腹いっぱいじゃ! もう入らんのじゃあ!』
 徐々に重く冷たくなってくる下腹の感触に、たまらずバスティアは声を上げる。
 しかしそんな懇願に、だからといって凌辱の手を止めてくれるボスではない。
「オラオラ、遠慮すんなってデブ。もっと喰えよ」
 今の狂気の場に似つかわしくない一同の笑い声が響く中、ついにバスティアは手持ちのほぼ全てとなる三〇以上の卵をその直腸に
押し込まれてしまう。
『く、くぅ……ッ。く、苦しい……はぁはぁ……痛いよぉ……ッ』
 横たわり、元の倍近くにまで膨れ上がった腹部を抱きながら息も絶え絶えに身悶えるバスティア。度を超えた異物の挿入感と
重みは便意にも似た腹痛を伴って彼女を苦しませ続ける。
 そんなバスティアの首元へボスは屈みこむと、
「苦しいかー? 大変そうだなぁ」
 その苦悶を覗き込んでは、人事のよう語りかけて笑いを洩らす。
「腹が苦しいッてんならよ、どこか別の場所も痛ませりゃ紛れるんじゃねーか?」
『はぁはぁッ、………?』
 鹿爪ぶったその言い回しを理解しかねて、ただバスティアは震える視線で見上げるばかり。しかし次の瞬間、目の前の悪魔が
今度はどんな戯事を企んでいたのかを彼女は知ることとなる。
 突如として伸びたボスの右手が――先程までベドンが弄んでいた左乳首をワシ掴んで捩じり上げる。
 依然として乳口が開き欠けたままの底を見つめるその視線にバスティアもボスの思惑を理解する。
0328バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:43:20.02ID:jZd7umec
『や、やめろ! やめてぇ!! そこはッ、そこだけは!!』
 そして今から行われるであろうそれの中断を懇願するも次の瞬間―――ボスは新たに摘みあげていたヒドラの卵を、彼女の開ききった
乳口へと押し込んでしまうのだった。
『ひ、ひいぃぃぃ……! いやあぁぁぁぁッッ!!』
「へへ、いい反応してくれるじゃねーか。嬉しいぜぇ。この為にわざわざ何個か残しておいたんだからな」
 悲痛な声を上げるバスティアをよそに、開いた乳口そこか五つの卵を詰め込むとさらに、
「こっちはケツと違って締りがねェからな。コイツで閉じといてやるよ」
 自分のブーツから解いた靴紐を乳首の尖端に絡ませ、左右から力の限りに締め上げるのであった。
『ぎゃうううううぅぅぅぅッッ!! ―――あッ、あぁ……ッ!』
 先端一か所に集中する千切れんばかりの痛みとそして乳房に感じる卵のしこりとに、バスティアは上目に瞳(め)を剥いて声を押し殺す。
「さぁてと、後はコイツの出産ショーを待つばかりだ」
「これで死んでくれりゃ一石二鳥だけどな」
「まぁ、そこら辺は仕上げを御覧じろってなもんさ」
 傍らのギギとそんなことを話しながらボスはバスティアを見下ろす。
 目下には、
『あ、あぁ……こわい………こわいよぉ、テス……』
 依然として体内にある卵の違和感と、そして孵化後の惨劇を想像して震えるバスティアの姿。
 死の恐怖におびえる今の彼女には暴君『バスティア・アバンチェス』であった頃の面影などは微塵としてない。
 そんな彼女を足元に見下ろすことは今のボスにとって、まるで生物の頂点にでも君臨したかのような優越感を覚えさせるのであった。
 そしてそれに浸るかのよう、
「おい、助けてやろうか?」
 そんならしくもない言葉を彼女へと投げかける。
 その一言に、半ばに閉じていた瞳を見開いてボスを見上げるバスティア。そんな反応へ満足げに頷きながらさらにボスは言葉を続ける。
「オレも今日は楽しめたしよ、今日は許してやらなくもねェぜ?」
『ほ、本当か? 本当に、助けてくれるのかッ?』
「まぁ、もちろんタダって訳にはいかねェがよ」
 言いながら視線を背後に向けると、ボスはそこから奥に控えていたベドンとビジーの二匹を再び呼び寄せる。
「ちっとばかり頼まれてほしいんだ。いや何、もう痛ぇことはねぇさ」
『な、なんじゃ? 早く、早く教えてたも。早くしない孵化してしまう』
「なぁに簡単なことさ。実はこの二匹は童貞でよ、未だに女を知らねェんだな」
『ッ………』
 鹿爪ぶったその言い回しに彼が何を求めているのかを察して顔色を変えるバスティア。そしてそんな彼女の反応に、いよいよ以て
企みにくすんだボスの笑みは深さを増す。

「ここまで言や、もう判んだろ? こいつらと交尾してくれよ。今、ここで」
『そんな………』

 そして恐れていたその命令をボスの口から聞き、バスティアの蒼ざめた目頭には涙が滲んだ。
0329バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:44:14.33ID:jZd7umec
「ま、嫌ならいいんだぜ? そのまま死ぬといいや。……でもよ、お前それでいいのかい?」
『え……?』
「お前が死ぬことで、悲しむ奴がいるだろ? 残されたテス君は、どうなるのかなー?」
『テス……。あぁ、テス……!』
 教養と言うものは一切持ち合わせてはいないながらも、他者の心を踏みにじり弄ぶ術については本能で知り得ている男である。
ここにきて『テス』の名前を巧みに持ち出すことで、今の心身ともに弱り切ったバスティアの心を巧妙に絡め取ってしまうのであった。
 やがては、
『………判った。やる。そなたらの筆下ろしの相手、仕る』
 バスティアは、折れた。
 しかしそんなバスティアの返答をボスは許さない。
 先程までの柔和な態度を一変させるや彼女の横顔を踏みつけると、
「そうじゃねぇだろ? 身の程わきまえろよ、クソメスが。てめぇが頼むんだろうがよ」
 低く滲ませた声で恫喝をし、踏みしめたその横顔を地に押し付ける。
「お願いします、だろうが。こいつらのチンポの世話をさせてくださいって言うんだよ」
『…………』
「どうした、オラ? 死にてぇのか? 死にてーのかぁ、ステアちゃんよぉ」
 そして、
『………させてください』
「ああん?」
 バスティアは、

『チン、ポの……お二人の、チンポの御世話をさせて、ください……!』

 嗚咽になんども咳きこみながら、バスティアは涙に滲んだ声を振り絞ってそれを懇願した。
 誰よりも劣る獣人の世話をすること――しいてはその更なる下に己を置くことを、ステアは自分の言葉を以て誓わされる。
 存分に蹂躙され疲れ果てた心は今、完全にこの男に屈したのであった。
「それでいいんだよ、ステアちゃん♪ ――おい、ベドンにビジー。たっぷり可愛がってやれ」
 そうして一歩身を引くボスと入れ替わりにバスティアの前へと進んでくる二匹の獣人―――。
「お、お、おっぱいだぁぁ……おぅ、おぅっぱいぃぃぃ……ッ!」
「ハァハァ……お、おまんこぉー………おまんこぉー!!」
 身に纏っていたボロを脱ぎ捨てて目の間に立ちはだかる二匹の股間には、欲望の滾りを詰め込んで屹立したペニスが横たわる
バスティアを指し示している。
『あぁ………あぁ!』
 獣人に犯されることへの屈辱と、テスを裏切る背徳感に震えた次の瞬間には―――欲望の獣達はバスティアへと喰らいつく。
 いつ終わるとも果てない蹂躙と凌辱の夜―――外には雨が、降り出していた。

0330バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:44:38.45ID:jZd7umec
【 4 】

 目の前に屹立するは短躯の獣人ベドンの一物(ペニス)――しかしながらそれは、持ち主であるベドンの体躯には到底釣り合わぬ
異形さを以てバスティアの前にそそり立つのであった。
 何よりも目を見張るのは、その巨大さそれである。
 せいぜいがその体長1メートル少しほどのベドンではあるがしかし、そんな獣人の前に立つ陰茎それは、その体を遥かに追い越して
天を向いているのだ。その異様さたるや、「勃起」というよりはもはや、ベドンの股間そこに寄生した別個の生き物がその鎌首を
もたげらせているかのようですらある。
 そんなベドンの異様さにしかし、それを目の当たりにしているバスティアは驚くよりもどこか諦観した様子で疲れた吐息を漏らす。
従来の姿にあるまじき変態のその理由――その異形のからくりをバスティアは知るからであった。
 それこそは己(バスティア)の体液に理由がある。
 古来より、清血をはじめとする竜の体液には他の生き物の細胞を活性化させる効果がある。
 それこそは竜の種を守るための生体機能に他ならない。
 他の動植物達に比べてその絶対数が遥かに少ない竜は、生殖において同種同士での交配ではなくとも種が残せるように出来ている。
すなわちは、別種族との間に子を儲けることが可能なのだ。
 とはいえしかし、単純な性交のみでそれが行われるわけではない。別種族との間に交配を可能とするにあたり、竜は己が体液にて
パートナーへ肉体改造を施す――すなわちは、他の種を「竜化」させることによって、異種間交配を可能とたらしめるのだ。
 まさに目の前のベドンによる性器の肥大化はその現れの一端であり、先にバスティアの母乳を取り込んだ彼の者の肉体には斯様にして
竜化の現象が現れているのだった。
「お、お、おぉー! お、俺のチンポが、あ、あ、熱いんだなぁ! こ、こんなに、デカくなったこと、今までにねぇーんだな」
 もはや己が一物を抱えてその重さに右往左往するベドンの姿は滑稽ですらある。しかしながら、等の本人はと言うと
すこぶる機嫌が良い様子で、何度もそんな肥大化した己の一物を摩り抱きしめては、歓喜の声を歌にして踊るのであった。
 そんな凶悪なまでのペニスを、
「お、お、オラぁ! ま、まずはしゃぶれぇ! お、お、俺のチンボコぉ、しゃぶるんだなぁ!」
 ベドンは猛る大蛇を操るよう、その切っ先をバスティアの鼻先に突き付けた。
 目の前に迫ったベドンのそれ――朝顔の蕾のよう尖端が結ばれた包皮の形それは、丸みを帯びた先端の形状といい人間の物と
変わらないように見えた。しかしながらそんなバスティアが見守る前で、
「い、今、チンポの、か、か、皮ァ剥いてやるんだな。し、しっかり、掃除するんだなぁ」
 ベドンは抱えるよう竿の両脇へ両掌を添えると、脱げた下着を引き上げるかのような仕草でペニスの包皮を引き上げる。
そして二度目のそれに余り皮が完全にめくりあげられた瞬間、目の前に現れたペニスの新たな姿にバスティアは息を飲むのであった。
 包皮が剥かれ亀頭先端の粘膜が露わになると同時、ひどい刺激臭が鼻を突いた。
『うッ……ん、んぶ! な、なんだこれはッ?』
 途端にその臭気にむせて胸を抑えるバスティア。巾着にされていた包皮から解放されたその臭気はさながら、腐敗した魚類の
内臓を思わせるような、甘くそして強い塩気を含んだ異臭であった。
0331バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:45:04.77ID:jZd7umec
 恐いもの見たさでその異臭の正体を確かめんとベドンへ目を凝らせば、そこには本来の形が変わってしまうほどに
巨大な恥垢を凝固させて張り付かせたペニスの姿がある。その様たるや、貼り付くそれに覆い包まれて本体であるはずの亀頭が
隠れてしまっていうほどだ。
――醜い……いったいどれほどの間、洗体を怠ればこのような様になるというのだ?
 瞳をしかめ、あるいは引き攣らせては嫌悪の表情を浮かべるバスティアにベドンの怒りは再びその琴線を震わさせられる。
「お、お、おめぇ、なんだその顔はぁ! ま、ま、また、俺のこと、バカにしてんなぁ!?」
 突如として激昂し浴びせられるベドンの怒号にバスティアも我に返る。
『そ、そんなことは無い。ただ……ただ、驚いただけじゃ』
「う、嘘つけぇ! お、お、お前、きもちわりーって顔してたんだんだな! お、俺には、判るんだな!!」
  それに対してバスティアも繕うも後の祭り。すっかり沸騰してしまったベドンの怒りが静まることはなかった。
『そ、そんなことはない。そんなことはないのじゃ。だから、落ち着いてたも』
「ほ、ほ、本当かッ? ほ、本当に、俺のチンポは、汚くねェのか?」
『……本当、じゃとも』
「な、なら、早く咥えてみせろ」
 言いながらバスティアの前へと歩み出ると、ベドンはその恥垢にまみれた尖端を彼女の鼻先に突きつける。
「う、う、嘘じゃねーんなら、お、俺のチンポ、食ってみせろぉ!!」
『う、うぅ………ッ』
 もはや進退ここに極まった。こうなってしまっては取りつく島も逃げることも叶わぬ。
――あぁ、テス………堪忍してたも。
 そして恐る恐ると唇を開き、怯えるようにして細らせた口先をベドンへと向けたその時であった。
「んおらー!!」
『ん――ぶほッ!?』
 その瞬間、迎え入れられるべく広げられたバスティアの口唇へと、ベドンは一息に己が陰茎を打ちこんだ。
 その突然の行為に目を剥くと同時、次いで口中にて起こった反応にバスティアは体を震わせる。
 まだ十分に開かれていなかった口唇へ亀頭を打ちこまれた瞬間、前歯を始めとする彼女の歯々はかの凝固した恥垢を
存分にこそいだのであった。
 剥がされたそれが舌の上に乗り唾液と口腔内の温度に溶かされると、恥垢それはたちどころにぬめりを帯びてその独特の臭気と香味とを
バスティアの口内に広げさせる。
 間を持って嗅いでいた時とは比べ物にならぬ饐えた臭いが鼻と目を焼いた。さらには強い塩気を含んだその鋭い酸味は、
頬の奥底にあるリンパ節を鋭く刺激して、異物の危険性をバスティアに知らせる。
 そうなるに至ってはもはやベドンのペニスそれは、「毒」以外の何物でもなかった。
0332バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:45:23.81ID:jZd7umec
『ん、うんぷッ……ぷふッ!』
 そんな口中の異物を排泄しようと、バスティアの肉体は意識とは別に舌根を押し上げてベドンのそれを吐き出させようとする。
 しかしながら、だからといってそれをしてしまう訳にはいかないのだ。
 今は耐えねばならない。涙の滲む目頭をきつく閉じ、何度も切るよう小刻みに鼻から呼吸をするなどして必死にバスティアは耐えた。
 そんな彼女の口中にペニス預けるベドンは、
「お、おぉ〜……あったけぇ〜。あったけぇんだな。ち、ち、チンカスが剥がれてぺちょぺちょして、き、気持ちいんだなぁ〜」
 一方で陰茎そこを包み込む内頬の温度と粘膜に、目を剥いて恍惚とした表情で呆けてみせる。
 さらにはその快楽をさらに貪ろうとベドンは、せわしない動作で腰を前後させる動きを始めるのであった。
『んんぅぶッ? んぶッ、んぶぉん!』
 口中においてかのペニスが何度も往復を始めると、その中で温められ、ふやかされていた恥垢はさらに溶けて剥がれて
バスティアの頬や舌上の粘膜に浸透していく。
『んッ………んぶ、んんぅッ………んむぅおおおおお……ッ』
 奉仕を続ける舌先へ新たに、僅かな痺れが苦みとともに現れた。それこそはカウパー腺液の分泌であり、さらには射精の予兆でもあった。
 唾液と溶けた恥垢とそして腺液――それら汚液に満たされ、さらには往復するペニスに撹拌されてはバスティアの口中はもはや、
完全な飽和状態となって口角の隙間からそれらが溢れる。
「お、お、お、おぉッ? で、出るッ。出るんだなッ! ち、ち、チンポ、チンポ汁が出るんだなぁ!」
 斯様な口中の潤滑と熱とに刺激されて絶頂に昂ぶっていくベドン。そして彼女の口の中に、欲望の滾りを迸らせようとしたその瞬間、
「おぉー。俺もぉー」
 突如として伸びた手の平が掬うようバスティアの下顎を掴むや否や、彼女の口唇はベドンのペニスから振り払われ、
新たな下手物をその中に咥えさせられたのであった。
『んッ? んごぉぉおおお……!』
「んおあ!? なんだぁ!?」
 予想だにもしないおあずけに絶頂寸前の茎を震わせて振り返れば、そこにはビジーの姿。
 ベドン同様に恍惚に溶けた表情は、開ききった鼻孔から洟(はな)が垂れ出していることにすらも意を介さぬといった様子。
 そうしてベドンとは矢継ぎ早に入れ替わり、バスティアの口喉を犯し始めるビジー。
 巨躯に比べられてその変化に気付きにくいが、かの獣人のペニスもまた、竜(バスティア)の体液による変化を如実に現せていた。
 その肥大の比率たるや先に口中を満たしていたベドン以上である。さらにはその長さもまた凶悪だ。
 元より巨体の種族性から陰茎にはそれなりの長さがあったのだろう。それが勃起の肥大に加え、さらには竜の体液でドーピングされている
とあっては、元の大きさの二倍に近い肥大をそこに果たしていた。
 そんなペニスの尖端をビジーは今バスティアに咥えさせている。さらには残る茎にもまた彼女の粘膜を堪能させようと、
「お、おぉー。もっとぉ……もっとぉぉぉ」
『ぐッ、んんッ!? んもぉぉおおおおおお……!』
 逃られぬよう両掌で彼女の下顎と後ろ頭をワシ掴み、更なる挿入をビジーは試みていく。
0333バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 21:45:47.55ID:jZd7umec
 粘液の擦れる感触を楽しみながらゆっくりと口中の奥に侵入してくるビジーのペニス。先太りの亀頭は舌根を押しやり、
ついには口蓋垂にまで辿りついて喉に蓋をする。しかしながらそこで行き止まれども、ビジーは腰を沈める動きを留まらせない。
更に穿つ茎に力を込めると、ビジーはその先端を喉の奥へと押し込むのであった。
『ぐ、もッ!? も、もんぅぅぅッッ!』
 喉奥そこに侵入してくる異物の感触にさすがのバスティアも強い嘔吐を感じてビジーの腰を掴む。そうして制止を試みようも、
全ては無駄な抵抗。
 寝そべり鎌首を持ち上げている体位の悪さもあってか、踏ん張りの利かぬ今の状況からは上から押さえつけるビジーの膂力の方が
突き離すバスティアの力を上回っていた。
 斯様にして挿入を続けるペニスはやがて、蓋していた咽頭を貫通し、
『んもぉー、ん、んもーッッ……!』
「もおちょっとぉー……もう、ちょっ、とぉー!」
『ッ――んむゅうううぅぅぅぅッッ!!』
 ついには丸まったカリ首の先を喉の奥へと通してしまうのであった。
「ん、んおぉー。通ったぁーんだなぁー」
 バスティアの喉を貫通する瞬間の、亀頭の締め付けが解放される感触に止めていた息を吐き出して快感に振えるビジー。
一方のバスティアは堪ったものではない。
 口に咥える程度の話ではなく、文字通りビジーの陰茎が喉を埋めているのだ。
 しかも悪意はそれだけに留まらず、一息ついたビジーのペニスは更なる進行を始める。
 その大きさ故か勃起にもしかし柔軟性と弾力を持つビジーのペニスは、バスティアの首の形状に合わせて更に彼女の喉の奥へと
降りていく。
 そして完全にビジーの腰元が彼女の鼻先についてしまう頃には――その巨躯に劣らぬ長さを持っていたビジーのペニスは、
完全にバスティアの喉の中へと収まってしまったのであった。
『んおッ、んも、ッッぉおもぉぉぉぉ……!!』
 咽頭を通過して食道にまで達したペニスの異物感はもはや、痛みや苦しさなどを超越した刺激となってバスティアを責め立てている。
規格外のペニスに圧迫された首の内部は、それの僅かに動きに反応して、肉越しの頸椎すらをも軋ませている有り様だ。
 そんな挿入を果たし、満足と快感から恍惚となるビジーとは裏腹に、耐えるバスティアは元の端整な面立ちが歪むほどに目を剥き
顎をひしゃげさせて耐えるばかりであった。
 それでももはや「これ以上の地獄はないであろうと」、薄れゆく意識の奥底で淡い期待をするバスティア。しかし非情にも現実は、
常にそんな想像の上をゆくのである。
 突如として場には、
「ち、ちくしょぉー! か、か、返せぇ!! お、お、俺の口マンコ、返せぇ!!」
 あのベドンの声が再び響(かえ)った。
0334バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:06:46.44ID:jZd7umec
 その声に朦朧としていた意識を覚醒させ、視線を巡らせれば――
「は、は、離れろぉー! ど、どけぇー!!」
「おー……おぉー……」
 そこには忘我した様子のビジーと、それの体によじ登りながら彼をバスティアから引きはがそうと躍起なベドンの姿。
 どうやら先の奪われるような中断に憤慨している様子である。必死にビジーの体を叩き揺すったりしてはバスティアから引き離そうとするも、
その体格差ゆえに叶わない。
「お、おぉ、俺が先だったんだど! 俺が、おぉ俺が先だったんに、ずるいどぉ! ビジぃー!!」
「んおー……気持ちいいんだなぁー……竜のノドマンコ、気持ちいいんだなぁー」
「お、俺んだぁー! ちくしょーッッ!!」
 歯牙にも掛けられぬビジーの態度に行き場のない怒りと情欲とを募らせるベドン。しかしこの短躯の獣人はやがて、
更なる凶行を思いつき、そしてそれを実行する。
 よじ登ったビジーの体の上で、ふとバスティアと目が合ったのだ。
『ッ!? ……ふッ、ふッ……』
「んん〜?」
 品定めでもするかのよう瞳を細めて見下ろしてくるベドンとは対照的に、それへ射竦められているバスティアは得体の知れない
不安から瞳を見開く。
 やがて見つめていたその貌に今まで通りの――否、それ以上の愚鈍な笑みが宿る様にバスティアは大きく身震いした。
 そうして依然としてバスティアを見つめたまま彼女の鼻頭の上に足を着くと、更にはもう片足も頭の上にも置いて、
バスティアの顔を股座の下に置くような姿勢を取る。
――な、何をする気じゃ……? お願い……もうひどいこと、しないで……ッ。
 意図の読めぬベドンの所作を見守りながら、涙に潤ませた瞳をさらに震わせるバスティア。
 しばし彼女の鼻と頭の上で四股を踏みならして体位を安定させると――伸びたベドンの両手はその親指両方をバスティアの右鼻の中へと侵入させた。
『んんもッ!?』
 その突然の奇行にただ驚きを隠せないバスティア。一方のベドンは侵入させた親指の拳を握り締めると、斯様にしてワシ掴んだ
彼女の鼻の淵を引き伸ばすかのよう広げ始めるのであった。
『ッ!! んもぉー! んんんぅぅ――ッッ!!』
 そんな予想外の行動と、更には鼻孔を広げられる痛みにバスティアは声を上げる。そして同時に、かのベドンが何を自分に為そうと
しているのかを悟り、さらなる悲痛の叫(こえ)を上げるのであった。
 獣人ベドンの思惑それこそは―――
「お、おらぁー! は、鼻メドだぁ! こ、こ、この鼻マンコに、ぶ、ブチこんでやんだぁー!!」
 バスティアの鼻孔への挿入それであった。
0335バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:07:11.12ID:jZd7umec
「お、おらぁー! おらおらおらおらおらぁぁぁぁああーッッ!! どうだ! どうだぁ、このバカ竜がぁ!! どうだぁぁぁ!!」
『ッ……ん、……ッッ……、…ん、もッ……!』
 我を忘れて腰を打ちつけるベドンの表情にはもはや、性欲とはまた違った欲望の艶(いろ)が嬉々と浮かび上がっていた。
 低能のベドンですら理解する『竜』という種の上位性――そんな存在をちっぽけであったはずの自分が思うがままに凌辱し蹂躙しているのだ。
その事実、そして暴力にベドンは酔い痴れ、理性の箍は乖離していく。
 無遠慮なピストンに内部の粘膜が傷つくと、そこから滲みだした出血が残された左の鼻孔から溢れだした。
「う、うおぉぉ! ち、ち、血だぁぁぁ! し、死ね!! 死ねぇー、このぉー! お、俺の、俺のチンポで、死ねぇーッッ!!」
 それを確認してからのベドンはもはや、その精神の崩壊を思わせる昂ぶりみせる。
 そしてそんな興奮とが肉体の内部で最高潮にまで熱し上げられた瞬間――
「お、お、おおぉぉ……ッし、しぬぅ……!!」
『ッ!? んッ、んむぅぅぅぅぅ……ッッ!!』
 ベドンはバスティアの鼻孔の中へ、欲望の滾りをほとばしらせるのであった。
 炸裂する精液の奔流――その灼熱感に顔面の内部を焼かれバスティアは、四肢を委縮させては石畳の足元を掻きむしる。
 肥大化されたペニスからの射精は想像を絶する量を以て彼女の内部を満たしていった。
 呼吸器を経由して喉に流れこみ、鮮血を押し出して左の鼻孔からも吹き出して、それでもさらに行き場を無くして
圧の高まった精液は―――鼻孔奥にある涙小管を通り、バスティアの右眼からも溢れだしてくるのであった。
『んん〜ッ! ん、んぅ〜………ッ』
 そしてさらには粘性の強い精液が目を焼く痛みに耐えかねて、口中にあるビジーのペニスを噛みしめた次の瞬間、
「んおーッ! い、いてぇー! お、おぉぉ!!」
 その痛みに刺激されてビジーもまた絶頂を迎えた。
 かのペニスが収まっていた食道の中へと直接の射精を果たすビジー。優にベドンの三倍に近い体躯から放たれる精液の量たるや、
牛馬の放尿さながらの勢いと量を以てバスティアの内部を満たしていった。
『んむ、んむッ、んむぅぅぅ……!』
 斯様に無尽蔵に送り込まれる精液を胃に溜めて、彼女の腹部が僅かに膨らみだす。それでも精液の奔流は留まるところを知れず、
ようやくその射精が打ち終える頃には――吐き出すことの叶わずにそれを受け止め続けたバスティアの腹部は、ヘソの内部が表へと
浮き出してしまうほどに膨らんで、その無残な姿を一同の前に晒すのであった。
 そうして二匹の欲望の限りを吐き出され、ようやく肥大の緩んだペニスから解放されるバスティア。鼻・口を問わぬ呼吸器からは、
粘度も強い黄ばんだ精液が泡を噴きながら緩やかに溢れ続けている。
「んあ〜……よ、良かったんだなぁ。ち、ち、チンポぉ、良かったんだな〜」
「おぉ〜……いぃ〜……」
 射精を経て僅かに怒張の緩んだペニスを鞭のようしならせると、二匹はそれの尖端を以て音を奏でるようバスティアの横顔を
亀頭で打ち付けた。
 斯様にして精液漬けにされて横たわる彼女の横顔――凌辱と恐怖とに疲れ果てた虚ろな瞳の面にはもはや、
『竜』としての尊厳などは微塵も残されていなかった。
0336バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:07:30.94ID:jZd7umec
【 5 】

「お、お、起きろぉ! 起きろよぉ! ほ、ほ、ほらぁ!」
 気絶をしていた訳ではない。おぼろげながらも意識はあった。
 しかしながら首根を横たえて微動だにしないそんなバスティアの姿は、先の口虐ですっかり息絶えてしまったかのように
一同には見えたのだろう。
 そんなベドンの声にバスティアが瞼を震わせて反応すると、二匹はその様子に再び歓喜の声を上げるのであった。
「おきた〜んだなぁ。おきたぁ〜」
「ま、まだだど! まだ足りねぇんだからな! ち、ち、チンポ、まだ足りねぇんだど!」
 もはやバスティアの返事を待つこともなく二匹は彼女の体に群がる。
 右を下にして横たわっていたバスティアの半身を転がすと前面も露わに仰向けにする。
 すっかり疲弊して、抵抗はおろか自身ですら動きだせないバスティアは為されるがままに体を開き、あられもなく脱力した四肢を
投げ出す姿を一同の前に晒した。
 そんなバスティアの見下ろす体――先にヒドラの卵を詰め込まれた方乳房はその重さに外へと垂れて胸元を開いている。
さらにそこから下りては、ビジーの精液をたらふく貯め込んだ下腹が重力に潰され、熟れ過ぎたトマトさながらの楕円に歪んだ姿を
そこへ晒しているのであった。
 そうして開かせたバスティアの両足を膝で畳み、さらには開脚させて持ち上げると、ベドン達は彼女の膣部それを目の前に
露わとさせた。
「ま、マンコだぁ〜……ほ、ほ、本物のま、マンコなんだなぁ」
 ほど良く脂肪を貯めた膣部周辺は、熱に蒸れて卵のような隆起をそこに盛り上げている。そしてそんな身の凝縮された中央へと、
尻の割れ目と繋がったクレバスが肉を巻き込みながらに膣の峡谷を形成していた。
 そこへ両手を伸ばすベドン。体格差から、ベドンの小さな両手は割れ目を境に盛り上がった肉の隆起左右をそれぞれにワシ掴めてしまう。
そうしてクレバスの中へと親指を挿入し、バスティアの膣が大きく露出するようベドンはそこを強く押し開く。
『ん、んんぅ……ッ』
 隙間なく閉じ合わさっていた膣が広げられ、敏感になっていたそこへ外気を感じたバスティアは思わずくぐもった声を上げて反応する。
 鼻息も荒く二匹に覗きこまれるそこ――あられもなく押し広げられたそこには、奥の奥まで粘膜壁を凝縮させた膣の光景が広がっていた。
「お、お、おおぅ……ち、血の匂いがするんだなぁ……」
「おぉ〜、臭ぇ〜。おぉ〜……」
 そこから立ち上がる膣の、僅かに酸味を含んだ芳香それを嗅ぎ取ってベドンとビジーの二匹はなおさらに強く発情を促される。
 押し開かれた膣の上部には尿道を思しき孔(つきぬけ)と、そしてその切れ目の先端に鎮座したクリトリスの姿。その奥に続く膣道は、
広げられた奥底にベドン達の鼻息を感じるたびに収縮しては、充血したそこへ愛液の潤いをぬめらかせているのであった。
 そんな濡れそぼった膣が室内のランプ光に反射して煌めく様に、やがては暗中の蟲が引き寄せられるよう自然に、
ベドンはそこへ鼻先を埋め舌を這わせる。
0337バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:07:51.19ID:jZd7umec
『んうぅぅーッ』
 広げられ、次なる惨憺な責め苦を覚悟していたバスティアの膣はいつも以上に敏感となっていた。そんな粘膜へ這わされるベドンの舌先(ねんまく)――
そのぬめりを帯びた感触とそして熱に反応し、思わずバスティアは声を上げ首をのけぞらせた。
 下賤の者の慰み物になっているという屈辱とは裏腹に、それでも弄ばれ続けるバスティアの体はそれに反応し、更には順応していく。
 膣道の粘膜には愛液が滲んでベドンの鼻先を濡らし、更には淵が褐色に沈着した大陰唇の襞が椿の花弁の如くに咲き開いては、
彼女の体を雄を受け入れられる形へと変えていくのだった。
「んおお? んおおおお!? し、しょっぺぇー。しょ、しょんべん滲んできたんだなぁー。そ、そ、それにマンコもきもちわりー、か、形になってきたんだあ」
 その変化を楽しんでは愉悦の笑(こえ)をあげるベドンとビジー。そんな無体に晒されるばかりのバスティアもただ、
今はその恥辱に耐え忍ぶだけである。
 斯様にして広がりを見せた大陰唇を前に、ベドンは襞両壁それを両手それぞれで掴み直し、更には荒々しく広げる。
『ッ!? ぎひぅ!』
 そんな突然の行為にバスティアはらしくもない声を上げて反応してしまう。
『や、やめろ! やめるのじゃ! 斯様に手荒く扱うでない!!』
「な、なんでだ? お、お、俺は掴みやすいから掴んだだけだど? な、なにが悪いんだあ?」
 叱責してくるバスティアを股座から睨み返しながらベドンは、その両手にワシ掴んだ大陰唇をあらぬ方向へと広げ、
あるいは千切り伸ばしては応えてみせる。
『ひ、ひいぃぃ……!』
 もはや今のバスティアにこの獣人達へ抗える言葉や態度などは存在しないのだ。もしそれが叶えられるというのであるならばそれはただ一つ―――
『はぁはぁ……お、お願いします。どうか、情けを……』
 それはただ、尊厳を捨てて懇願するより他はない。
「お、俺だっておめーのこと、い、い、いじめてぇワケじゃねぇど? お、おめぇが聞き訳ねーから、いけねぇんだど?」
『………はい』
「わ、判ったら大人しくマンコ広げてろ。そ、そうすれば少しは優しくしてやっから」
 ベドンの言葉に期せずして場からは嗤い声があがる。
 傍目からも明らかな低能の獣人に、高潔であるはずの竜が言い諭されているのだ。これ以上に滑稽な光景もないだろう。
 やがてバスティアが一切の抵抗を無くすのを皮切りにベドンの責めは執拗さを増していく。
 広げられた大陰唇の内部へと、更にベドンは右掌を潜らせる。
『くッ、くぅぅ……!』
 その体格差ゆえか、ベドンではいとも容易く片腕が埋まり、その右肩までがバスティの膣の中へと潜り込んでしまった。
そこからさらに右腕そこへ左手も添えると、ベドンはその内部にて両掌を合わせ、入水さながらに流線形に形作った両腕を
バスティアの内部奥深くへと潜らせていく。
『お、おおぉ……くぉおおお……ッ!』
 もはや頭すら潜り込ませんと両腕を侵入させてくるベドンの愛撫は、いかに小人の獣人とはいえ充分に膣の限界を超えた拡張を以て
バスティアを苦しめる。
0338バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:08:11.67ID:jZd7umec
 そして両肩口までが完全にその中へと埋まりようやくベドンは動きを止めた。その停止にか細く息をつくも束の間、
ベドンは内部にて掌を合わせていた両手を反転させ、今度は甲同士を合わせるよう腕を返す。
『お、おぉ? くぅうううう……』
「んまだだぁ……まだまだ、これからだどぉ……」
 そんな内部を掻き回される感触に反応して身をよじらせるバスティアに対し、一方のベドンも締めつけてくる膣道の体温を感じながら
鹿爪ぶって舌舐めずりをする。
 そして力を込める両腕が肥大して、よりいっそうに緊張して堅さを増した次の瞬間には――
「んん〜……おらぁ!」
『ッくゅ……―――』
 ベドンは力の限りを以ち、泳ぐかのようさながらに両手を広げバスティアの膣道を押し開いた。
『あッ……ぅあああああああああぁ!!』
 ただでさえベドンの両腕を納め限界まで拡張されていた膣の内部を、更に力づくでこじ開けられたのだ。蟻の門渡りへと続く割れ目の
ひりつくような痛みにバスティアは、吼えるような悲鳴を上げた。
「んお、ンおお!! お、奥が、奥が見えたどッ? もう一個、唇みてーなのが見えんどぉ!」
 広がり切った膣道の奥底に鎮座する子宮口の入口を目の当たりにし、ベドンは興奮から熱に浮かれた声を上げる。
「んでも……で、でも届かねェ! ち、ち、ちくしょー! お、俺の手じゃ届かねぇよお!」
 しかしながらベドンの嘆き通り、その両腕ではバスティアの子宮までは僅かに足りない。必死に触れようと伸ばす指先も
蛇の舌先のように上下して空を泳ぐばかりである。
『だ、だめッ……痛いッ。閉じてたも。これ以上はもう無理じゃ』
「そ、そんなこと知らねんだぁ! お、お、俺は、この奥の口の中を見てーんだど!! お、おい、ビジぃー!」
 思い通りにいかない展開に苛立ってベドンはつい背後で傍観していたビジーを呼ぶ。
 そして、
「お、おぉ俺が広げてっから、お、お、お前が指入れろぉ! ま、マンコぉこじ開けろ!!」
「んあー、わかったぁー」
『え………?』
 掛けられるその声とそして前に歩み出てくるビジーの気配にバスティアは狼狽して瞬きを忙しなくさせる。
『ま、待て。待ってたも。も、もう入らんのじゃ。これ以上、妾の腹にはもう……』
 言いながら制止するバスティアをよそに、ビジーはそんな声など聞こえてないが如く人差し指と中指を抱き合わせた指々二本を
反り立てると、それを彼女の膣に宛がった。
 目下で繰り広げられるその光景にバスティアの顔からは完全に血の気が引く。 
 巨躯の獣人ビジーの指それは、人差し指だけで優に成人男性の勃起肥大したペニス以上の太さを誇っている。そんな指が二本、
いま自分の中へと挿入されようとしているのだ。
 ベドンの両腕で間口を広げられることに比例して奥底のすぼまった膣口には、そんな太さの物体を迎え入れられるだけの
容量などはもう無い。そんな物で内臓の深部を弄られるであろうことを想像すると、まだ挿入前にもかかわらず
その痛みと苦しみとを予感した体はざわざわとバスティアの膣やうなじをひりつかせるのであった。
0339バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:08:34.21ID:jZd7umec
「お? おぉ? な、なんだぁ、濡れてきたど? このバカ雌、こ、こ、コーフンしてんなぁ?」
『ば、馬鹿者! そ、そんな太い指入る訳がなかろう! 早う止めんか! 下げい!!』
 ベドンの下卑た言動についには声を荒げるバスティア。その一瞬、場は水を打ったかのよう静まり返るがしかし、
「て、てめぇ! な、な、何ふっざけたこと、い、言ってんだぁ!!」
 思わぬバスティアの反応にベドンが激昂した。
 その反応に己の無意識を悔むも後の祭り――
「び、ビジぃー! は、はやくブチこむど! こ、こ、このバカマンコに、ぉ思い知らせてやるんだど!!」
「おぉー、やるー」
 ベドンの合図を受けてビジーは指々の挿入を開始する。
 広げられた膣口を過ぎ、粘膜の凝縮された肉壁に指々を立てた握り拳が飲みこまれると、バスティアはその圧迫感に息を殺した。
『はぁ、あッ……お、おぉ………ッッ!!』
 ただでさえ巨大な獣人の拳が膣の奥底を埋め尽くしてくる違和感と恐怖とにただバスティアは首を反らせてたえるばかりだ。
 やがてビジーの指先は、
「ん? んん〜? んおー、着いた〜。奥のマンコ〜、着いたぁ〜」
 最深部である子宮口に触れて止まる。
「つ、つ、ついたか? ついたんか? んん? んん〜? み、見えねェどッ?」
 その報告にすっかりベドンも興奮してビジーの指が埋まる膣口を凝視するも、肉に埋もれたその眺めから、ビジーの言う
子宮到達を確認することは叶わなかった。
「み、見えねぇ! 見えねぇよぉー! び、ビジー、見えねぇど!」
 それに苛立ってか、更に興奮の極みへと達するベドン。かくしてそんな獣人はとんでもない要求をビジーへとする。
「ひ、ひっぱりだせぇ! あ、あ、あのま、マンコの唇、ひっぱり出せぇ!!」
 そんなベドンの要求に蒼ざめたのは誰でもないバスティア本人である。
『ば、馬鹿者! 斯様な真似など出来る訳がなかろう! やめろ! やめてたも!』
 そうして叱責するももはやバスティアの声など二匹には遠い。そしてビジーの言葉にベドンな頷くと同時、
『ひぅッ――、ぐッ、あぐぅぅぅぅうううううッッ!!』
 突如として膣の奥深くに生じた痛みにバスティアは口角を噛みしめて咆哮する。
 その痛みの正体それは、膣の奥底に埋まっていたビジーの掌が人差し指と親指を以てバスティアの子宮その下唇を摘みあげたからだ。
 本来は触れることすら叶わぬはずの深部を獣人の膂力で捻りあげられる痛みにその一瞬、バスティアは意識を白濁とさせる。
 しかしながらそんな朦朧としたバスティアを再び正気に戻した衝撃もまた、「痛み」それであった。
 彼女の膣奥深くで子宮口を捩じりあげるビジーの指々――そしてそんな獣人の掌は、摘みあげたそれを外へ引きずり出そうと
牽引し始めたのである。
『ご、ぎおぉぉ! ごぃあああああああぁぁぁ!!』
 喉を反らせ上顎の広がる限りに広げるバスティアの口角に泡が溜まる。
0340バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:08:53.96ID:jZd7umec
 あまりの痛み、そして衝撃。子宮という臓器を直接触れられることの危険信号を、肉体は胃液を逆流させてはバスティアへ伝える。
 しかしながらそれが判ったことで詮無いこと。もはやそれの抑止は彼女ではどうすることも出来ないことなのだ。
『あ、おぉ……おぉ……お、お願、い………やめて……もう、やめてぇぇぇぇ……!』
 ついには痛みに耐えかね、凛然とさせていた表情を涙に泣き崩して懇願するバスティアには、在りし日の「邪竜」たる面影は
微塵として残されてはいない。
 それでもしかし、そんな声にビジーの凶行が止められることはない。
「ふんッ〜……おもてに、出ろぉ〜!」
『ぐぅううううう! んぐぅぅううううううッッ!?』
 ついには指先だけで摘みあげていただけの子宮を、今度は掌全体で握りつぶすかのようワシ掴む。
 そうして引きずり出そうとするビジーの腕は、徐々にバスティアの膣から抜けていく。
 肘まで埋まっていた腕は手首までが露わとなり、そして拳を作る手の甲が姿を現わし、さらに――
「んふぅ〜! んふぅ〜ッ……もお、ちょっとぉ……!」
『がッ……がぎゃぐぅぅるるるるる………ッッ!!』
 さらに力強く引き抜かれ、ついにビジーの掌全体が外へ出た瞬間――薄紅色に充血したバスティアの子宮口はついに体外へと
引きずり出されてしまうのだった。
『お、おぉッ……おぉッ………んぅ〜……ッ!』
 内性器であるはずの子宮口にひりつくような外気を感じバスティアは小刻みに呼吸(いき)を漏らしてはそれに耐える。
 そんな息も絶え絶えのバスティアに同調するよう痙攣を続けては、閉じ合わさった間口から粘液を滲ませる子宮口の様子を、
一方のベドンとビジーは食い入るよう見つめるのであった。
「おぉー。きもちわりー」
「お、おう。な、なんか、む、蟲みえーだなぁ」
 観察しながら摘みあげてくるベドンの指先に、バスティアは激しく反応して両肩を跳ね上がらせる。
 本来ならば外に出されることなどはけっしてない臓器である。それが外気に晒され、更には直接に触れられているのだ。
その感触を感じながらバスティアは更なる恐怖の未来を想像して、それが遠からず訪れるであろう瞬間に震えた。
 やがては指先で摘みあげていたベドンの手が、掌で大きくバスティア子宮口を握りしめる。
『ぎひゅッ! く、くぅん………ッ』
 その衝撃に、曖昧に宙へ投げ出していた視線を股座へと向ければ――そこには、斯様に握りしめたバスティアの子宮口へと、己のペニスを擦りつけ先端からの粘液を馴染ませているベドンの姿が見えた。
 バスティアの恐れるその未来――それこそは、最愛の人しか知らない無垢な性器へ他の雄を迎え入れてしまうことにあった。
「はぁはぁ……お、おおぅ〜……ま、マンコだぁ〜。お、お、オマンコだぁ〜……」
 そしてその瞬間を前に気持ちを昂ぶらせているのはベドンもまた然りであった。
 己のペニスがその生涯で初めて生殖の為に使われる瞬間――己が種を残す行為の重要性を愚鈍なれども理解して、
ベドンの昂ぶりは最高潮へと達していた。
0341バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:09:16.06ID:jZd7umec
「ちん、チンボ入れっぞぉ……はぁはぁ、ち、チンボコ入れっぞぉ〜……ッ」
 すくうように掌へ乗せたそれを僅かに握ると、子宮口は縦にその口元を開いて粘液を洩らし滴らせる。
 その僅かに開いた間口をペニスの先端で塞ぎ、そこから一思いに挿入を果たそうとしたその時であった。
『あぁ………ッ待って!』
 バスティアは鳥獣が鳴くかのように声を高くして制止をした。
 まるで悲鳴のような突然の声の音にベドンもその一瞬、驚いては委縮して動きを止める。
 そうして何事かとねめつけてくるベドンを前に、
『やっぱり……やっぱり駄目じゃ。それだけは、許してたも……』
 バスティアはそう懇願するのであった。
 己が贖罪の為にその身を捧げると誓った彼女でもあって、やはり受け入れられないこともある――むしろそれは償いを誓えるほどに
純真となったが故の葛藤でもあるのだろう。
 潔白であるからこそ今のバスティアには最愛の人(テス)を裏切るようなマネが許せなかったのだ。
『お願い……です。お願いします。それだけは許して、ください』
 噛みしめるよう言葉を選びながら懇願し涙をこぼすバスティアに、さすがベドンもその動きを止める。
『これ以外のことでしたら、何でもします。だから……だから、どうかご慈悲を』
 そして依然として許しを乞うバスティアにベドンも興奮からいからせていた両肩を萎めた。
「ど、どうして……どうして、や、やめてほしいんだ?」
 更には今までにないベドンの落ち着いた声にバスティアも僅かな希望を見出したよう、泣き濡れた瞳へ光を戻す。
『愛する人がいるのです。とても大切な人なのです………その人の為だけに、この体は捧げたいのです』
「そ、それは、さ、さっきのガキか? あのガキのこと、好きなんか?」
『そ、そうです! テスといいます。妾の、全てなんですッ。とても大切な人なんです』
「そうかー。そ、それは仕方がねぇんだな」
 バスティアの言葉にベドンは顎を引いて顔を伏せる。
 どこか意気消沈したようなその気配にバスティアは彼への説得が成功したと淡い期待を抱くのだった。
 が―――
「な、ならよぉ。き、今日から俺が、おめえのご、ご主人様だあ。よ、よく憶えておけよ」
『―――え?』
 再び顔を上げたベドンの眼元に集結した皺が醜い笑みを作り出しているのを確認した次の瞬間には――彼(か)のペニスは、
一思いに根元までバスティアの子宮へと挿入されてしまうのだった。
 膣道に感じるそれとはまったく異なる感触――むしろ痛みに似たその衝撃に、
『ぃいッ―――いやああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!』
 バスティアは喉を反らせ、声の限りに叫ぶのであった。
 肺の中が潰れて平たくなると思えるほどに息(こえ)を吐きつくした後は、嗚咽に引き攣らせた胸元で乳房を痙攣させる。
0342バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:09:35.03ID:jZd7umec
 肉体的な痛みに震えているのではない。むしろ今のバスティアを苦しめているものは、己が心の有り様であった。
 ついに一線を越えてしまった―――
 テスを裏切ってしまった―――
 為されるがままであったとはいえ、そんな過ちを犯したという悔悛が今のバスティアの胸を張り裂かんばかりに責めあぐねている。
――テス……テスぅ………許してたも……汚れてしまった……妾は、汚れてしまった……
『あ……あぁ………テスぅ……ッ』
 両掌で瞳を覆い最愛の人の名を呼び続け嗚咽するバスティアの姿は破壊神でも邪竜でもない、無垢な幼子のようにすら思えた。
 そしてそんなバスティアの悲しむ様は、
「お? お? おぉ〜? か、悲しいんか? お、俺にマンコされて、な、泣いてんのかッ?」
 なおさらに目の前の獣を喜ばせる。
 今ベドンに満ちている喜びそれ――他人の物を奪うという優越感は、この愚鈍な獣人が今日に至るまでの生涯の中で
一度として得ることのなかった感覚である。それをいざ目の当たりにしてこの愚鈍は、そんな感触に肉体的な快感以上の
喜びと充実を感じて身を震わせるのであった。
「た、たまんねェぞぉ! ぜ、全部お、お、俺のもんだァ! おめェはッ、全部ッ、俺のもんだぁーッッ!!」
 口角から垂れる涎すら意に介さぬほどに興奮して叫び出すと同時、ベドンは腰を引き一際強くバスティアの子宮を突き貫いた。
『んむぅッ……ぐふぅん!?』
 その衝撃に再びバスティアの中にあの痛みが蘇る。そしてそれを皮切りにベドンは激しくピストンを開始するのであった。
 依然とし両手で彼女の子宮口を握りしめ、それで磨き扱くかのようそこへペニス挿入を強行するベドン。かねてから
バスティアの体液によって肥大化を果たしていた亀頭は、繊細な子宮の薄皮を突き破らん勢いで挿入され、そして
彼女の子宮を歪めては苦しみを与える。
『ごッ! オッ! おぉぅ〜……ッ、がッ、あッ!』
 その一突きごとにくる痛みはもはやバスティアの呼吸すら停止させてしまう。肉体は斯様にしてこの行為が肉体に与える負担を
危険信号として発してくる。
 それでもしかし、それはベドンの都合ではない。
「うおぉ! んぅおぉぉーッ!! ち、チンポぉー!! チンボコぉー!! マンコぉー!!」
 あまりの快楽に未発達な獣人の脳は焼かれて、もはやまともな思考・自我などは微塵として保てなくなっている。
目を剥き舌根を垂らし、もはや脱糞までしてその快楽を求め続ける様は、頭部を失ってもなお交尾を止めない原始の蟲と同じ、
それはおぞましき姿であった。
 そしてついに最後の瞬間が訪れる。
「んぉ!? んおぉぉ……ッ! ち。、チンボがぁ……チンポしょんべん……で、出ぶぅぅ……!」
 射精の瞬間を予期して更なるピストンに拍車のかかるベドンの反応にバスティアの目を剥く。
『や、やめてたも! 離せ! 離れてぇ! それだけは……中だけは、ダメじゃあ!!』
 射精によりベドンの精液が子宮に注がれてしまうことに、バスティアは慌てふためいては逃れようとする。
0343バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:09:58.05ID:jZd7umec
 バスティアの体液により「竜化」した今のベドンは彼女との交配が可能な状態にある。そしてその雄の精液を注入されるということは、
今のバスティアがベドンの子を授かってしまうことの危険性もまた意味しているのであった。
「ん、んおッ……んおぉぉ、イグぅぅ……イグ、イグ、イグイグイグイグぅぅぅ……!」
『いやあ! お願い、やめてぇ! こんな、こんな赤子なんて、欲しくないー!!』
「お、おぉ〜〜〜〜〜〜〜……おでの、あかちゃんんぅぅ………んおッ」
『ッ――――!?』
 操り人形の糸が切れるよう突如としてベドンの首がうなだれると同時、破裂するかのような灼熱感がバスティアの腹部に広がった。
 続いて沁みるような粘膜の刺激に、バスティアはついに己の中でベドンが射精をしてしまったことを悟る。
『い、いや! ダメ! ダメぇ!!』
 混乱の極みに達するがあまり、稚児の駄々のよう両腕を伸ばしてはベドンの体を離そうとするも、皮肉にもそれを拒んだのは
自身の体であった。
 ベドンの亀頭丸々を飲みこんだ子宮はゆっくりと胎内に戻り始めたかと思うと、再び膣道にベドンの陰茎全体を招き入れ、
更には強く痙攣しては彼のペニスを締め上げる。
『あんッ! ち、違う! ダメじゃあ!!』
 さらに膣はうねる様に蠕動を始めたかと思うと、ベドンから吸い上げるかの如くペニスの奥底に溜まった精液を残らず吸い上げるのだった。
「んおぉ!? んおおぉ〜……チンポがぁ……く、喰われてるぅ〜……」
 快楽のあまりに四肢を投げ出して脱力するベドンはただもう、痙攣して吸いつくバスティアの膣にぶら下がるばかりである。
『あ、あぁ……嫌ぁ……お願い………本当にやめてぇ……ッ!』
 やがては全ての射精を終え僅かに肥大が緩むと、ベドンはそこから解放されて石畳の上に横たわった。



0344バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:10:17.86ID:jZd7umec
【 6 】

 依然として白目を剥き、時おり蟲のよう体を痙攣させるその姿からは一連の性交でベドンの脳細胞が快感に焼けてしまったことを
如実に物語っていた。
 そしてそんなベドンの傍らでは対照的に、今まで横たわっていたバスティアが忙しなく起き上る。
『はやく……はやく、外に出さないと……ッ』
 うわ言のよう呟きながら、膝を折り爪先を立ててしゃがみこむとバスティアは、野外での排泄のように下腹に力を込めた。
 己の掌で下腹部を押し上げて力むと同時、大陰唇のはみ出した膣口は大きく間口を広げ、そこから今しがたまで胎内に貯め込んでいた
ベドンの精液を排出し出すのであった。
『むぅ……ん、んん〜ッ……!』
 強く粘性に富んだ黄褐色の精液が、湯の沸くような水音と共にバスティアの膣からひり出される。
――はやくしないと本当に妊娠してしまう! それだけは……それだけは……!
 やがては、力むだけではもはや取り出せなくなると判断するや、
『ん、んうぅ! くんん……ッ』
 バスティアは己から膣口へ指々を挿入し、残るベドンの精液を掻き出すのであった。
 立て揃えた二本の指を挿入し、内部で掻くように折り曲げては彼の精液を掻き出すバスティアではあったが、
『んッ……んんッ。くふぅん……!』
 そんな事務的な作業であったはずの行為に、徐々に彼女の体は熱を帯びていく。
 今しがたまで雄に弄ばれた体は今の膣を掻き回す行為と相成って、如実に発情の滾りをバスティアの中に現わせ始めていた。
――そんなつもりじゃないのに……そんなつもりじゃないのに、指が……!
 否定する頭とは裏腹に指先はさらに具体性を以てその動きを複雑にしていく。
 捩じる込むよう半身を回転させながら内部を撹拌すると、続いては内から腹部を突きあげるように関節を曲げて自身の内部を刺激する。
 挿入に出し入れをしていた指先は愛液の滑りも手伝って更に動きを激しくし、いつしかベドンの精液が洗い流されたそこからは
放尿と見紛わんばかりの愛液が飛沫となって溢れだしているのであった。
『あ、おぉ……! だ、ダメぇ! こんな……こんなことしてる、場合では、ないのにぃ……!』
 否定しつつも発情した体がそれを止めることは無い。
 ついにはうつ伏せに横顔を石畳に擦り、背をしならせてその尻根を突きあげては、バスティアは自慰の快感にうち震えるのであった。
 そんなバスティアを新たな刺激が我に返させる。
 件の尻を突き上げたそこへと、何者かの手が触れた。
 否、それは手ではなくもっと形容しがたい熱を帯びた肉塊――本能的にしかし、バスティアはそれの正体を察知する。
 依然として横たわらせた視界を振り向かせればそこには――
「おぉ〜……おぉ〜……おぉ、オマン、コ〜」
 今度は巨躯の獣人ビジーが、竿のよう手元で掬い上げたペニスの尖端をバスティアの尻に押し付けているのであった。
0345バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:10:40.12ID:jZd7umec
 その姿にさしものバスティアも正気に戻る。
 言うまでもなく彼ビジーの思惑は、ベドン同様の性交を自分へと求めているのだ。これ以上、亜種の種を注がれてしまっては
バスティアが妊娠しないという保証はない。
 故にそれを回避しようを首を上げるも――一手バスティアが出遅れた。
 うつ伏せていたという姿勢の悪さに加え、背後から迫ったビジーの両掌によってバスティアは力の限りに臀部の石突を握りしめられてしまった。
『くぅッ! い、痛い! 離せぇ!』
 力自慢が取り柄の膂力にて抑えつけられてはバスティアも、尻根を突きあげた浅ましい姿勢のままその動きを封じられてしまう。 
 やがてはそうして体の自由を奪った彼女を前に……
「んおぉ〜……マンコだぁ〜……俺も〜、マンコだぁ〜……」
 ベドン同様にビジーもバスティアの無垢な内部を蹂躙しようと情欲の滾りを押し付ける。
 再び種付けをされてしまうという怖気も然ることながら、バスティアにはそれ以前の問題となる恐怖をこのビジーに抱いていたのだ。
 それこそは、
『や、やめんか! そんな……そんな、巨大なものが入る訳なかろうに!!』
 それこそはビジーの持つ、規格外の大きさを誇る陰茎に他ならなかった。
 彼の股間そこから伸びた別個の生き物のような異様のそれは、もはや『ペニス』の範疇に留まらない。
 形こそは人間同様に亀頭を先端に宿した先太りのそれではあるが、問題はその大きさだ。
 胴回りや更にはその丈に至ってはさながら、先の獣人ベドンの体長とさして変わらぬ異様をそこに呈している。そんなペニスが
その巨大さゆえに硬度を保てず、勃起の先端で傾げるようカリ首を折り曲げている姿はさながら、ビジーの腰元に巻きついた大蛇がバスティアの膣を値踏みているかのようにすら思えた。
『やめろ………あぁ、やめてぇ。そんなの、無理じゃあ……壊れる……壊れるぅ……ッ』
 見守り続ける中、必死に件のペニスの尖端をバスティアの膣に押し当て、挿入の角度を測るビジー……予見するに難くない未来を
覚悟しながらそれを待つ恐怖に、バスティアの精神は崩壊寸前にまで追い詰められる。
 やがて、
「おぉ〜……穴っぽこ、見ぃつけた〜」
 逡巡し続けて、ついにビジーは己が尖端を目的の場所へと宛がう。
 しかしながらそんなビジーの言動に当惑したのはバスティアだ。
『え? え? ま、待てッ。何を莫迦なことを言っている!?』
 なぜならば――
『そ、そこはぁ……!』
 ビジーが己がペニスを押し当てる入口それこそは―――
『違う……そこは、違うのじゃ!』
 何でもない、肛門それに他ならなかったからだ。
 いよいよ以てそんなビジーの動向に焦燥を募らせるバスティア。不安の種は規格外のそれをぶちこまれてしまうことだけではない。
アナルの奥底となる直腸の中には、忘れもしないヒドラの卵が収められているのだ。
0346バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:11:04.04ID:jZd7umec
『やめてぇ! 前なら、いいから! オマンコなら、いくらでも使わせるから!!』
 故にこれ以上もない悲痛さを以て懇願するも、そんな声はすでにビジーには遠い。
「うおぉぉお〜……マン、コぉ〜……」
 先端の尿道を、熱に蒸れて膨らみ上がった肛門の淵へ押し当てると次の瞬間、
「マンッッ、コぉ―――ッッ!!」
『ひぐぅッ……―――!』
 一思いにビジーはバスティアのアナルへの挿入を果たすのであった。
 限界を超えた拡張によって、肛門は柔肉による淵の盛り上がりが消えてしまうほどに引き伸ばされその姿(あな)を
ビジーのペニスの形に変える。
『かッ……おッ、おぉ………!』
 その衝撃と僅かな動きにすら反応して激痛を伝えてくる肛門の感覚に、ただバスティアは目を見開き、息を殺して耐えるばかりである。
 しかしそんな状態であってさえもなお、ビジーの挿入はまだ遂げられてはいないのだ。
 バスティアの肛門の淵をピッチリと埋め尽くしたビジーの亀頭ではあるがしかし、まだその全体の3分の2程度しか埋まっていない。
 もっとも面積が大きいカリ首はまだ、外気に晒されているのだった。
 そしてそれを埋めるべく、ビジーは渾身の力を込めて挿入を開始する。
『んぅ、ぐぅぅううう……ッ!!』
 さらなる身を引き裂かんその痛みに、一変してバスティアは頭を振り上げ苦しみに悶えのたうつ。
『い、いたいッ……いだいぃぃッ……ッ……痛いよぉ! いやぁあ!!』
 ついには洟(はな)すらをも撒き散らしてその端整な顔を涙に歪めるもビジーには届かない。もはや今の彼には己が快感を
求めることしか頭には無かった。
「ん、むぉ〜……キツキツなんだぁ〜……でも、きもちいんだぁ〜。もっと……もっとぉ……」
 締めつけてくるアナルとは裏腹に、その狭所を通り過ぎた先には一変して柔らかな直腸内部がペニスの尖端を包みこんでいる。
そんな緩急のギャップと解放感に刺激されて、ビジーはよりその快感を味わおうと陰茎挿入に一際力を入れた。
 やがてはそんな獣人の膂力に押し切られて、最後の難関であったカリ首は徐々にバスティアの肛門を貫通し始める。
『ぐぅ! んぐぅぅぅぅッ……がああああああッ!!』
 この時に至ってはもはや、バスティアは懇願の声すら上げる余裕なく、ただ為されるがまま与えられる痛みに悲鳴を上げるばかりであった。
 遂には、
「もうっちょっとだぁ………あと、少しなんだぁ……」
 カリ首の淵がその頂点まで肛門に埋まり、そして峠を越えた亀頭が一気に飲み込まれて直腸の内壁を突き上げた瞬間、
『ッッ―――、ぎゃあああああああああッッゥ!!』
 腹部の中に突如出現した亀頭の重さと、さらにはそこから生じる痛みとにバスティアは声の限りの悲鳴を上げた。
 もはや肛門は、そこが花の蕾ほどに窄まっていた排泄器官だったとは想像もつかぬほどに拡張されて見るも無残な姿を晒している。
そこまでしてバスティアの肛門を広げてもなお、
「おぉ〜、おおお〜……きもちいいんだなぁ〜……おぉ〜」
『お、おご……! がぐッ……ぅ!』
 ビジーはさらに陰茎全体でバスティアの体温を感じ取ろうと更なる進入を試みる。
0347バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:29:07.12ID:jZd7umec
 彼のペニスは直腸を直線に矯正して突破しつつそれでも、曲がらざるを得ない腸壁に当たっては実に柔軟にその身をひねらせて、
さらなるバスティアの深部を目指して進入を続けるのであった。
『がッ……ごッ……おぉッ! ……し、死ぬ………しぬぅぅぅぅぅむぅぅぅッ………!』
 斯様な内壁の蹂躙に、機能不全を生じ始めた内臓はその危険性を知らせようと幾度もバスティアに吐き気を催わせてはこの行為の中断を知らせる。
 そうして挿入され続けるビジーのペニスが完全に直腸を埋め尽くしたその時であった。
 ゆっくりと侵入を続けていたそれが止まる。
 否、止めさせられた。
「んおあ? なんだぁー? なんかぁ、堅ぇぞぉ〜?」
 バスティアの胎(なか)において感じる、亀頭先端への堅物感――それに阻まれて、ビジーの挿入をその歩みを止めたのだ。
 そしてその異物感を感じたのはバスティアも然りであった。
 それゆえに、
『や、やめてたも! もうこれ以上、無理はするなぁッ』
 バスティアは疲弊した面を必死に上げて懇願する。
 互いが感じる感触の正体それこそは、
『卵が……卵が破けてしまう!』
 件のヒドラの卵に他ならない。
 宿主の胎内に置いて孵化し、その者を内部から食い破って生まれ出てくるというそれ――それの孵化に要する時間がどれほどの
ものかは判らないが、すでにこの卵を胎内に宿してから数時間が経とうとしている。
 もしそれら卵が孵化の直前にあるというのなら、今のビジーからの刺激で生まれかねないのだ。
 しかしながら――
「ちくしょ〜……なんだこれぇ〜? じゃまだ〜……んんん〜……!」
『ッ―――、あぁ!』
 そんなことはビジーの知ったことではない。
 事実、この愚鈍の獣人は彼女の内部にヒドラの卵が落とされているということすら理解していないのだ。
 押し留められた腸内を更に突き進もうと、ビジーはより一層の力を込めて挿入を強行する。
 そんな押圧に晒されて、内部の卵達が犇めき合いその卵殻同士を軋ませる音がバスティアの内部に響き渡って彼女を震わせた。
『お願いじゃ、やめてたも! 本当に……本当に死んでしまう!』
 もはや挿入されたペニスで直腸のほぼ全てを埋め尽くされ、さながら下半身を寄生されているかのような状態にありながらも
必死にバスティアは立ちあがろうと、ビジーからの逃避を試みる。 
 しかしながら時は遅し―――背を反らせ、上体を置きあがらせようとしたその瞬間、殻同士が擦れて軋み合っていたあの音は、
互いが潰れて弾け合う破裂音へと変わった。
『―――え?』
 卵殻がビジーのペニスに潰され、更にはすり潰されているだろう不気味な音の感触と、更には内部に生じる体液とは別な液体の発生に
バスティアは目を見開く。
 それと同時に、最も恐れていた瞬間は訪れた。
 件の殻が割れる触感と共に、バスティアの下腹部が内から張り出すように突き上がった。
0348バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:29:28.21ID:jZd7umec
 下腹に蚯蚓腫れのよう浮き上がる巨大な影はビジーのペニスではない。
 ついに、ヒドラがバスティアの内部において孵化してしまったのだ。
 そして斯様なヒドラの影はそれ一匹に留まらず見る間に増えて、たちどころにバスティアの腹部をいびつに歪めて蠢き始めた。
『いやッ……いやぁぁぁ! ッ――うごぇ!?』
 同時にそれらヒドラが縦横無尽にバスティアの内部を泳ぎ回る感触に内臓を掻き回され、バスティアは嘔吐を伴った呻きを上げた。 
 ある者はさらなる前進をし、またある者は先に挿入されたビジーのペニスを辿って逆流し、更には内壁に噛みついて
養分を吸収しようとする者まで、ヒドラ達は思いのままに宿主であるバスティアの内部を蹂躙し始めた。
 しかし衝撃は、そんな『痛み』だけに留まらない。
 それら痛覚などけし飛ぶほどの痛痒感が新たに発生する。
『ひぎゅ!? か、かゆいッ? か、痒いぃぃ! おぉ!! かゆいぃぃぃぃぃ!!』
 腹部の奥底で突如発生した『痒み』それに、今一時はビジーやヒドラ達への苦しみも忘れて身悶えるバスティア。その原因こそは、
彼らヒドラの卵にあった。
 卵殻の内部において幼虫を保護していた羊水に、他の生物の皮膚を炎症させる様な物質が混じっていたのだろう。
それを内部においてブチ撒かれることで、バスティアは逃げようのない痒みに襲われたのであった。
『か、痒いぃ……かゆいよぉ! かゆいのぉぉぉ!!』
 内部ゆえに掻痒も叶わぬあってバスティアは、自ら己の腹部を殴るなどしてどうにか痒みを紛らわせようとするも、それが裏目。
斯様な腹部への刺激はより一層にヒドラ達を刺激し、かの羊水をさらに胎内へを広げてしまうのだった。
『かゆいぃーッッ……た、たすけてぇ………だれか、た、す、けてぇ……!』
 瞳孔は限界まで開き痙攣し、もはや呼吸すらまともに保てなくなるに至っては発狂も時間の問題と思われたその時であった。
『あ、あああ………―――んうぅ!?』
 突如としてそんな下腹部に、得も言えぬ快感が走った。
 それこそは、文字通りに手の届かなかった痒所を掻きむしるそれ――その一掻きにバスティアはだらしなくも絶頂した。
『あ、おぉ………おほぉ……おへぇぇぇ……ッ、ッ……!』
 白目に裏返るほどに眼を剥き、舌根を垂らして恍惚の表情を浮かべるバスティア。そんな救いの一掻きを施したのは皮肉にも――
「んッ、んおーッ! かいーッ!! チンポ、かいぃぃ――ッッ!!」
 先程までバスティアを苦しめていたビジーとそのペニスであった。
 件のヒドラの羊水に刺激されているのは、彼女の胎内に挿入をしているビジーとて然りであるのだ。ましてや全身の皮膚の中においても
一際無垢な粘膜である亀頭を刺激されているのだ。それに対するビジーの取り乱したる様たるや尋常なものではなかった。
「かいぃー! かいぃーよぉー!! チンポがぁーッ、ちぎれるぅーッッ!!」
 逃げ場のない痒みに悶えるビジーではあるが、その巨大な陰茎のすでに半分以上をバスティアの胎(なか)に預けてしまっているとあっては、
そこから容易に引き抜くことも敵わない。
 やがていよいよ以て狂乱し始めた獣人の取った行動は、
0349バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:29:47.64ID:jZd7umec
「んおぉぉ―――ッッ!! かいいぃぃぃ―――――――ッッ!!」
『んぶぎゅうううぅぅ!! むおぉぉおおんッッ!!』
 そんな痒みを粘膜同士の摩擦で紛らわせようと敢行される、力の限りのピストンであった。
 掻い繰る腰の動きに引かれてカリ首が直腸内部をこそぐと、それによって掻痒される快感にバスティアは眼を剥いた。
 規格外のペニスが肛門の淵を無理やりこじ開け、更には腸内を拡張し掻き回すビジーの凶行はそのどれもが残虐なまでの痛みを伴う
酷薄なものの筈であった。しかしながらヒドラの羊水によって内部を炎症させられた今となってはむしろ、その痛み・苦しみの全てが
それら『痒み』を癒す最大級の快感としてバスティアの脳内を焼き尽くすのだ。
『んおぉ! んんんぅぅおおぉぉぉぉぉ………ッッ〜〜〜〜〜〜、んはぁ! もっとぉ!! もっとッ、もっとくだしゃいぃぃッッ!! 
チンポでぇッ、貴方のおチンポで、わ、妾の尻の奥底まで、突いてぇぇぇぇぇッッ!!』
 口角からだらしなく垂らした舌根を振り乱して淫語を吼えたける姿からはもはや、数時間前までの凛とした彼女の面影などは微塵も
見ることが出来ない。発情した雌犬さながらに尻尾を突き立てては肛門を晒し、そこに打ち込まれるペニスの快感に狂う姿は先の
ベドンやビジー同様の浅ましき獣人そのものであった。
 一方のビジーとても、更なるピストンの動きをさらに速めていく。
 こちらもバスティア同様、粘膜同士の摩擦にその痒みが癒されているのだ。ましてや低能の獣人とあっては、眼先の快楽を求めることに
一切の躊躇など無い。
「ふおぉぉぉーッ! チンポぉーッ! かいーのが、きもちいーんだなぁーッ!! おッ! おぉッ! んおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!!」
 力を込める指の隙間からバスティアの尻肉がはみ出し盛り上がるほどに臀部そこを握りしめては引き寄せ、力強い腰の一撃を
幾度となく叩きこんでいく。
 そんな衝撃に直腸の終点となる結腸の口元で留まっていたビジーの亀頭は、徐々にその狭所さえもこじ開けて進入を開始していく。
『えぅぅッッ……ごッ、おひゅッ……!』
 本来ならば排泄物以外の往来は無い、本当に小さな通路であるところのそこへあのペニスが捩じりこまれているのだ。
その異変に反応した肉体は、バスティアの意志とは別に呼吸を停止させ、腹部に力みを持たせることでその進入を留めさせようとする。
 しかし時を同じくして次の瞬間――先に靴紐で乳首を緊縛されていた左乳房が破裂した。
 楕円の膨らみと弛みとを均衡させていた乳房は、今の下腹部同様に内部から八方へと無軌道に乳房の形を歪めて形を変える―――
乳房の中に収めていた卵までもが孵化してしまったのだ。
『いぎゅ!? かゆい!! 乳もぉー! んおおぉぉぉぉッ!!』
 胎内同様に羊水にかぶれて炎症を起こした乳首は見る間に肥大していった。
 熱に膨らむ砂糖菓子のよう腫れて充血し、やがてはその肉圧で結栓していた靴紐を千切った瞬間には、
『ぎゃうううううぅぅぅッッ!!』
 大きく開いた乳口から大量のヒドラ達が溢れだしてくるのであった。
 巨大な一匹が出口を塞いでいるにもかかわらず、その他発育の遅い小さな虫達もまた犇めいては、ひとつの口から体外へ出ようと
押し詰める。
 先に弄ばれたベドンの指以上の胴回りで次々とこじ開けた乳口から溢れだしてくるヒドラ達とその感触に、バスティアは何度も嘔吐しては
振り乱した頭を石畳に打ち付けるを繰り返す。
0350バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:30:10.04ID:jZd7umec
 その苦しみ、さらには痛みは尋常なものではないはずだ―――それでもしかし、そんな生命の危機に関わるであろう苦痛でさえも、
『おッ、お、おぉおッ………い、いぃッ、ぎもち、いいぃぃぃ……〜〜〜〜〜ッッ!』
 今の彼女にとっては、桃源郷に身を置くが如く甘美な快感となってその脳を焼くのであった。
 そして胎内においては更なる変化が現れる。
「おぉー! おぉー! おおぉ―――ッッ!! もっとぅー! もっと、チンポッ、ひっかきてぇーッッ!!」
 依然として繰り出される杭打ちさながらのピストンによって結腸を責められて、内部のヒドラ達も次第に更なるバスティアの
胎内深部へと移動をしていく。
 僅かな結腸の入口から進入するとヒドラ達は彼女の大腸や小腸といった器官へと泳いでいき、更には胃袋へと到達した瞬間――
『ッ!? おぐふぅッ!!』
 バスティアの腹部が大きく跳ね上がった。
 何事もない、ヒドラがそこにある胃液に焼かれて跳ね上がっただけではあるのだが、それでも胎内から直接くるその衝撃にバスティアは、
もはや痛みとも快感感とも判別しがたい衝撃に何度も意識を白くさせた。
――し、死ぬ……死ぬぅ………テス……あぁ、テス……
 腸から胃へと到着したヒドラ達が次々と、油であげられる魚のよう跳ねては爆ぜる感触を感じながら、一時正気へと戻った意識は
今までになかった『死』をバスティアに予期させた。
 やがてはそんな彼女の喉元が大きく盛り上がる。
 さらにその膨らみは食道に移動し、彼女の鎌首の中を波打ちながら移動していく。
 そしてそんな膨らみが頬に達した瞬間、
『むぐぅッ……ぐええええぇぇぇッッ!!』
 舌を吐き出し大きく開かれた彼女の口腔から、丸々と太った流線形のヒドラが一匹、そこを通って吐き出されるのであった。
 それを皮切りにみるみる鎌首には新たな膨らみの影が浮き上がり、
『んぐぅぅ!? んむゅうぅん! むゅぉぼおおぉぉぉぉッッ!!』
 次々にバスティアは、口中からそれらを吐き出していく。
 大きく肥大したものは口から、細く長いものや小ぶりのヒドラ達は左右を問わぬ鼻孔から溢れ、さらに細身の者達は喉の奥から
耳管へと侵入し鼓膜を突き破っては外耳からも沸き出してくるのだ。
 斯様にして胎内のヒドラを吐き出し続けるその最中、ついにこの地獄にも幕が下ろされる。
「うおぉぉッ……んぅおおおおぉぉ……チン、ポがぁ〜……破裂すん、だぁ〜……!!」
 依然として暴力(ピストン)を強行していたビジーが呻くよう呟いて天を仰ぐ。そうして開かれた口中からは甲殻類さながらに
きめ細やかな泡が溢れだして口角から漏れる。
 バスティア同様に痒みによる神経と精神の麻痺から肉体を酷使したビジーもまた、己の限界を越えてピストンをしていたのだった。
 そんな死に直面した肉体は、本能的により強く激しい生殖行為をビジーへと命ずる。
0351バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:30:26.48ID:jZd7umec
「おぉ、おぉ、おぉ、おぉぉぉぉおおお………ッッ」
『うッ、ぎッ……ぎゃあぁぁ………ぎゃあああああぁぁぁぁ…………ッッ』
 消滅直前の魂は最後の力を振り絞り、今限りのピストンを敢行するビジー。
 半ばまでしか埋まっていなかったはずの巨大なペニスはもはやその全てがバスティアの胎内に埋まり、膣や肛門を問わぬ
下半身の分泌器官からは排泄物とも保護液とも知れぬ大量の分泌物が壊れた蛇口のよう駄々漏れとなっている。
 もはや互いの限界が近いであろうその最中、不意にバスティアの脳裏にテスの顔が浮かんだ。
――あぁ……テス……妾の、最愛の人……
 次いでは彼との思い出の日々が鮮明に目の前に広がっては、すぐに焼けるよう色褪せては消えてゆく。
 そんな儚い光景にバスティアの瞼には涙が滲む。
――貴方と一緒に……一緒に………!
 そして次の瞬間―――
「おぉぉぉおおおぉ!! ぶんもぉぉぉぉおおおおおおおおおおぉぉぉぉッッッ!!」
 胎内に灼熱感が破裂した。ビジーがついに射精を果たしたのだ。
 巨躯のビジーから放たれるそれは、もはや一生物の行う『射精』の域に留まらない。
 先のベドン以上の量とそして圧を以て放出されるそれは、さながら内部にホースを通されて直接熱湯を注ぎこまれているかのようですらある。
 ましてやその全体が挿入されたペニスは結腸の半分以上にまで詰め込まれているのだ。そこに吐き出された精液はたちどころに
諸腸器官を満たし、すぐに胃へまでも到達してはたちどころにそこすらをも満たす。
 それでも射精の留まらない精液はやがて、先のヒドラ達が押し広げた食道にも込み上がり遂には―――
『んむぉりゅぅぅぅぅううううううううううゥゥゥッッ!!』
 バスティアの口腔を始めとする全ての呼吸器官から溢れだし噴き上がるのであった。
 喉を反らせ、天を望むようにして口中を開け放ったバスティア――そんな彼女を背後から抱き締めるビジーが尿道を震わせて
精液の切れを操作するたびに、彼女の体もまたそのペニスの動きに呼応して痙攣した。
 口角から間髪置かずこみ上がってくる精液がしばし湧き上がり続け、やがてはその勢いが徐々に弱まり遂には止まると同時、
バスティアもまた大きく鎌首をしならせて石畳の上へ首根を横たわらせた。



0352バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:30:43.23ID:jZd7umec
【 7 】
 
 滾りの限りを吐きつくし、ビジーはその欲望の塊をバスティアの中から抜いていく。
 元の巨大さゆえに怒張が解けてもなお、過分な陰茎はみっしりとバスティアの直腸を埋め尽くしてならない。それゆえに
引き抜く段に至ってもビジーのそれはバスティアの胎(なか)に食い込んだまま外れる気配はなかった。
「んお〜、ちくしょ〜。はなせぇーッ」
 その様子に憤り、ビジーは己がペニスの根元を抱きかかえると、魚網でも手繰るかのような要領で自身の陰茎それを引き抜き始めた。
 力任せに引き抜くことでペニスの刀身が体外へ出されるたびに、バスティアの肛門からは粘液を撹拌するかの如き滲んだ水音の放屁と、
さらには糞汁とが駄々漏れて周囲に立ちこめる。
 そうして引き抜くうちに、ついには亀頭ひとつだけが彼女のアナルの中に留まるまでに至りビジーは一息ついた。
 そこから一呼吸を胸に留めると、ビジーは一際力を込めて最後のそれを引き抜きにかかった。
 先にも述べたよう軟化した従来のサイズであっても規格外の一物である。それが無理やりに押し込まれた後となっては、
ペニスのカリ首が肛門の淵に掛ってしまい、並大抵では引き抜けない状態となっていた。
 それでも愚鈍の獣人はそれを力任せに引き抜こうとする。
 うつ伏せに横たわるバスティアの臀部へ足を掛け引き抜き続けるとやがて、それを納めた肛門の淵がぷっくりと盛り上がった。
その様に更に力を込めて手繰る両腕に力を込めた次の瞬間、ビジーのペニスと共に、バスティアの直腸もまた外へと引きずり
出されるのであった。
 薔薇の蕾のように充血した直腸は外気(かぜ)に晒されては痙攣をし、腸液にぬめり輝いたその身を艶めかしく収縮させる。
斯様にして肛門の締りを緊縮を突破したことにより、ビジーの亀頭はようやくバスティアの胎内から引き抜かれた。
「んおー、くせぇー」
 件のペニスが抜かれるや否や、直腸の孔(つきぬけ)からは液化した大量の排泄物とそれに混じり合ったビジーの精液とが
堰を切ったかのよう吹き出し溢れ出る。
 かくして狂乱の宴の全てを終えた後には――二匹の獣人から吐き出された精液の海の中、見るも無残に変わり果てた姿へと
蹂躙された雌の竜が一匹残されていた。
 ヒドラの苗床とされた左乳房は残る右の物と比べて数倍以上に腫れあがり、更には無残に歪んでは間口を広げた乳首に至ってはそれが、
乳口の器官であったことが信じられぬほどに腫れた姿を晒している。
 そんな肉体の陰惨な変化は下腹部も然りだ。
 あられもなく両膝を折り曲げ投げ出した股間そこには大陰唇の襞を全て引きずり出されて炎症した膣と、そして直腸の大きくはみ出した肛門の姿。
 そして一方のバスティアは………
『…………………』
 うっすらと瞼の開いたそこから光の消えた瞳を晒してただ無表情に微動だともしない。そんな呼吸すら行えぬほどに疲弊した雌の竜が一人、
数十匹のヒドラと共に卑しき獣人達の精液の海の中で溺れているのであった。
0353バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:31:03.32ID:jZd7umec
 そんなバスティアの元へと、
「おーおーおーおー♪ ずいぶん可愛がられたなぁ、ステアちゃんよぉ」
 唄うよう語りかけてくる男が一人。それこそは誰でもない、この宴を企んだボスに他ならなかった。
 微動だにしないバスティアの枕頭に屈みこみそこの頭部の毛並みをワシ掴むと、ボスはその面を上げさせる。
「生きてやがるなぁ? あれだけされてしぶてぇ竜だぜ」
 か細く、短く切るように呼吸をつづけるバスティアにボスも呆れた様子で鼻を鳴らす。
「とはいえ、なかなか面白ぇショーだったぜ。これを金持ち共相手に披露するだけでもけっこうな金になるなぁ、ギギよぉ?」
「へへ、言う通りで。しかも見てくだせぇよ、こいつの腹ん中で生まれたヒドラを。普通のヤツ等の10倍はありまさぁ。
これ売るだけでも儲けが出そうですぜ」
 ボスの呼びかけに応えながらギギは足元に居たヒドラの一匹を摘みあげて拾う。
「なにもコイツは殺す必要なんてありやせんぜ? 今みてぇな見世物と、このヒドラを産ませるのだけでいいシノギになりますぜ」
「ちげぇねえ。まったく、邪竜様様だぜぇ♪」
 そんな皮算用に二人が声を揃えて笑い上げたその時であった。
 依然として摘みあげていたヒドラが――風船の如く膨張し、そして破裂した。
「ッんな!? な、なんだぁ!?」
 すぐ顔の脇で吊らしてそれの破裂に驚いて、ギギは地にもんどり打つ。
 そしてそれこそが、始まりであった―――
「な、なんだよ……これ?」
 それこそが―――
「な、なんだぁ? た、ただ事じゃねぇぞ……ッ?」
 これより始まる絶望の宴の、始まりであった―――。
 その一匹目の破裂を皮切りに、周囲に散らばっていたヒドラ達は次々とのたうち、さらに膨張しては破裂を繰り返していく。
 その尋常ならざる様子にさしものボス達も表情を蒼ざめさせる。
 ギギと共に肩を寄せ、異様の一部始終を見守るしか出来ないそんな場に、
「んぅッ―――――、んんぁおおおおおおおおおッッ!!」
 突如としてビジーの叫び声がこだました。
 唐突なそれに驚いて振り返れば、そこには自分の陰茎を抱きかかえたビジーの姿。
「クソが! 驚かすんじゃねぇよ!! 何またチンポでかくしてやがんだぁ! 後にしやがれ!!」
 言う通り、再び勃起を始めたビジーの様子に吐き捨てるよう言ってのけるボスではあったが、すぐにその異常にも気付く。
 依然として叫び続けるビジーのペニスは昇り旗のよう天を向いて立ちあがると、さらに肥大して大きくなり続けているのである。
「な、なんだよそれ? てめぇ、おかしいぞオイ!? なんだよ、それはよぉ!!」
 一様に破裂を始めたヒドラと、そして常識を越えて怒張するビジーのペニスの光景――そうしてただ見守り続けるしかない
ボス達の目の前で、
「ぶッ……うッ……んうぅぅぅぅ………ッッぶぎゃあああああああああぁぁぁッッ!!!!」
 ビジーのペニスは破裂した。
0354バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:31:21.39ID:jZd7umec
 降り注ぐ肉片と鮮血の雨のなか、それでもビジーは痛みと苦しみに悶えて叫ぶ。
 その後もたわごとのよう呻きを繰りし彷徨い続けるとやがて、
「お、おぉぉおぉぉぉ………あ、アニキぃーいぃぃ〜……ッッ」
 ビジーはギギへと辿り着きもたれ掛かる。
「んぐぅ〜、くるしいよぉーッ……くるしぃぃぃぃぃ、アニキぃぃぃぃぃ」
「お、重てぇ! 離れやがれッ! 離れろよぉ!!」
 そんなビジーを振り払おうとギギも必死で抵抗するも、力自慢の膂力抑えられてしまってはそうすることも叶わない。
 やがて見守るビジーの頭皮から湯気が上がり出した。
 始まりは陽炎のように揺らぎ出したそれも見る間に蒸気の如き勢いで顔面の各種呼吸器から吹き出し上がる。
 沸騰しているであろう様が見て取れるビジーの面にはやがて、転々と水ぶくれが浮き上がり遂には、頭部の一部が頭一つほどに
膨れ上がった。
「あぢぃんだよぉ〜ッ……ぐるじぃんだぼぉ〜……お、おぉ〜〜……!」
「わ、わかった。わかったから離しやがれ! 話しやがれぇぇ!!」
 その尋常ならざるビジーの様子に恐怖したギギが、腰元から抜いた一振りをビジーの胸元に突き立てたその瞬間、
「んぶゃぁぁぁぁああああああああッッ!!」
 限界まで膨張をしたビジーの頭部が破裂した。
 それと同時、痛みにもがくビジーは苦しみまぎれに両腕の中のギギもまた抱き潰す。
「うぎぃぃぃあああぁぁぁぁぁッッ!!」
 よほどの膂力で抱き潰されたであろうギギは、腹に詰まる内臓のほとんどを口中から吐き出し――やがてはビジーと共に息絶えた。
 その一部始終を目の当たりにしながら、
「な、なんだ……なんだよぉ? 何が起きてんだよぉ……!」
 慄くばかりのボスはただ、腰砕けた尻根を石畳に張り付けたまま歯の音を合わせなくさせるばかり。
 そんなボスの背後に、
「う、うぎぃぃ〜……ぼ、すぅ〜……」
 新たな声が掛けられる。
 それに驚き、体が反転するほどの勢いで振り返るそこには、こちらへと両腕を伸ばして近づいてくるベドンの姿があった。
「ボスぅ〜……なんだぁ? なんだ、かぁ、体があちぃんだなぁ〜……い、い、ぃ息があぁぁ、んで、で、ッ出来ねェよぉ〜」
「しッ……知らねぇ! しらねぇよ!! こっち来んじゃねぇ!!」
 頼りない足つきで近づいてくるベドンに対してボスも後退るも、恐怖に震える足腰は力むほどに滑って一向に彼から離れることが出来ない。
 やがてはベドンもボスに辿りついてしまうと、倒れ込むようにして抱きつく。
「は、離れろ!! このブタ野郎!! 離れやがれぇぇぇぇぇ!!」
 この状況に先のギギとビジーの光景が今の自分と重なる。
 しかしすでに時は遅し。
0355バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:31:42.04ID:jZd7umec
 右袈裟に抱きしめられたボスは、すでにベドンの抱擁からは逃げられなくなっていた。
「な、なんで、だぁ〜ッ? なん、っで、こんっ、なに、く、く、苦しん、だぁ〜……ッ?」
「は、離せぇ! 離してくれぇェぇ!!」
 そこから徐々に力が込められ始める様子にボスは声の限りに叫んでは懇願する。
 しかしもはやそんな願いもベドンの耳には遠い。 
 それからもさらに力は加わり続け……
「ぐ、ぐる、じぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ……!」
「んぉあッ……あ、あがぁ……ッッ、おぉ!」
 そして遂には抱きしめていたベドンの両腕が完全に閉じ合わさった次の瞬間、
「んぉああああぁぁぁぁぁぁ!!」
「んぅ―――ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 鋏で立ちきられるが如くボスは、その上半身をベドンによって抱き断たれてしまうのだった。
 袈裟に千切られたボスの上半身はよほどの圧で抱きしめられたのであろうか、その反動で宙に飛び、やがてはバスティアの傍らに落ちる。
「………、んぅ。うん………?」
 そんな耳元での騒ぎにバスティアもまた意識を取り戻す。
 そうしてまだ痛みに痺れる体を起こし、そこに手起きている惨状を目の当たりにして――バスティは完全に覚醒した。
『なッ……なんじゃ、これは? 何が……何があったという?』
 残らずヒドラ達が死に絶えている血溜まり足元は、そこに転がる悪党一派の死骸や肉片達と相成って地獄絵図さながらの惨状と
成り果てている。意識を失う前までとは、あまりに懸け離れたその光景に、ただバスティアは混乱しては呻くばかりでった。
 そしてその惨劇の中に、バスティアは唯一まだ息があるベドンの姿を発見した。
『し、しっかり! しっかりせい!!』
 生存者がいた――それを確認するや、バスティアもその元へ駆けつけてはベドンを懐に抱きあげる。
『何が……何があったという!?』
 そうして揺すり掛けながらに問いただすも、もはやベドンにはそれに応えられるだけの余力などは微塵も残ってはいなかった。
 ただ呻き、震えるばかりのベドンの眼球の奥底で出血が上がった。
 狼煙のよう眼球の中を漂いながら吹き出し続ける鮮血はやがて、彼の眼球を舐め濡らした飴玉のよう紅く艶やかに充血させてしまう。 
 やがてはその眼球も大きくせり上がり膨張したかと思うと――次の瞬間には大きく破裂して鮮血と、更には脳の一部を
バスティアへと浴びせかけるのであった。
『く、くうぅ……! し、しっかりしろ! いま、今助けるぞ!』
 すでにそれが無駄な試みだと知りながらもバスティアは、ベドンを寝かせると人工呼吸による蘇生を試みる。
『いきろ……生きろぉ! もう、死ぬなぁ……!』
 必死に語り掛けながらそれと心臓マッサージを繰り返すも……やがてはベドンの呼吸は糸を切るように絶えて止まった。
 その様子にやがては蘇生術を施すバスティアの手も緩慢とし、遂には止めて頭を垂らした。
0356バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:32:01.92ID:jZd7umec
『何故じゃ……如何して、こんな……』
 膝下に横たわらせたベドンを見つめながら、ただ己の無力を問おてはさめざめと泣くバスティアへと――

「耐えられなかったんだよ。急激な変化にね」

 何者かの声が掛けられる。
 その音の響きにその一瞬、バスティアは全てを忘れて眼を見開かせた。
 今この瞬間に至るまで、もっとも聞きたかったその声――そしてもっとも触れ合いたかったその人――振り返るそこに、
誰でもないテスその人を確認して、
『ッ……テスー!!』
 バスティアは雨にずぶ濡れた様子のテスへと飛び込むようにして抱きつくのであった。
『テスッ……テス……あぁ、テス! 恐かった……恐かったよぉッ』
「うん、うん……辛かったね。辛かったね、ステア」
 何度も抱き直しては鼻頭を押し付けてくるバスティアをあやしながら、テスも万感の想いで抱きしめては口づけを施す。
 やがては粗ぶっていた気持ちも収まり、
『妾ではない……妾が、やったのではない!』
 バスティアはこの惨状が自分の仕業ではないことを弁明する。
「判ってるよ、全部。もしかしたら、こうなるような気がしていた」
 そしてそれを抱きしめるテスもまた、これが彼女バスティアの所業ではないことを理解していた。
「彼らは急激な肉体の変化に耐えられなかったんだよ」
 再開した時に語りかけた言葉と同じことを呟いて、テスは一連の惨劇の理由を説明していく。
「たぶん、この獣人二人は君とエッチをしたんでしょ?」
『そ、それはぁ……』
「責めてるんじゃないよ。仕方のないことだったんだ。僕もそれが判ってて君を差し出した」
 状況が状況であったとはいえ想い人(テス)への裏切りに後ろめたさを感じるバスティアの心境を慮って、テスもこれ以上
彼女を傷つけまい慎重に接していく。
「ともあれこの子達は君の体液を取り込んで竜化した訳なんだけど、まだ『まぐわう』には早すぎたんだよ」
『早すぎる?』
 竜化による肉体変化はまず、血流の増加による肉体改造から始まる。その後体は徐々に肥大化していき、最終的に遺伝子の変化を以て
多種からの竜化は完成を見るのだ。
 その段に至りその生物は竜となり、交配を可能とする。
 しかしながら彼のベドンとビジーは、高々が数時間という短期間の中において竜化とさらには竜との交配を行ってしまったのだ。
 それにより肉体は急激な変化を強いられ、遂にはそれに耐えられなくなり自滅したのだとテスは説明した。
0357バスティア・アバンチェス22012/05/16(水) 22:32:21.38ID:jZd7umec
「僕が初めてステアとエッチした時のことを憶えてる? あの時は一週間の時間を掛けて僕は竜化を体験した。
――もっともあの時はそこまで考えてたわけじゃなくて、単なる偶然だったんだけど」
 先駆けて破裂していったヒドラ達も然りであったといえる。斯様な下等生物ではそもそも、竜の体液がもたらす血行増進にすら
耐えられない。
 後はバスティアの知る通りである。
 ヒドラを始めとする獣人達は、胎内で急激に増えた血行を肉体に止めること叶わず、ビジーは血液を沸騰させ、そしてベドンは
脳を破裂させて死に至ったのである。
『………………』
 それら事の真相を告げられて、バスティアはしばし放心した。
 気付いてしまったからだ。
 そしてそんなバスティアに気付いて、
「……そうだよ。君が、殺してしまったんだ」
 テスは酷と知りながらもその事実を告げた。
 いかに自分は手を下さなかったとはいえ、そして無抵抗に徹したとはいえ、この度ベドン達を殺めてしまった原因の全ては
そんなバスティアの体液で二匹が竜化してしまったことに他ならない。
 もし一番最初の時にバスティアがその可能性に気付いていれば――そして、安易に『償い』に逃げることなく
話し合いを続けられたのならば、今日この盗賊一派が死ぬことは無かったのだ。
 それに気付いたからこそ、
『……だから、貴方はあの時止めようとしてくれたのじゃな』
 バスティアは、この惨劇の前に掛けられたテスの言葉を思い出していた。

――「ならばステア! しっかりと考えるんだ、今の自分の行動を!」
――「こんなのは解決じゃない! 今以上に、君を苦しめるだけなんだよ!?」

「自分を苦しめるだけ」――あの時は、この言葉の意味を『拷問』による肉体的苦痛のことであると思っていた。
しかしながらその真意は、『解り合い』の煩雑さを疎み、根本的な解決に眼を閉じては安易な方法へと逃げた
「自分の心の弱さ」を戒めるものであったのだ。
『あぁ……妾は、何ということを。またしても、過ちを繰り返してしまった』
 それを理解した今、バスティアは今宵最の苦しみを感じて涙した。
「君だけが悪いんじゃない。僕だってそれが判っていて君を行かせたんだ……君だけが、悪くなんかない」
 そんなバスティアを改めて抱き直しはテスもまた、彼女の過ちを己が痛みとして分かち合おうと抱きしめた。
『テス……テス……』
「一緒だよ。僕達は、ぜんぶ一緒なんだからねステア。恐がらないで………ごめんね」


 さめざめと泣き続けるバスティアをテスもただ抱き続けた。
 夜半過ぎから降り出した雨は一向に止むことなく、まるで今の二人の心中を投影するかのよう、いつまでも降り続けていた。





【 おしまい 】

0359名無しさん@ピンキー2012/05/17(木) 21:38:25.52ID:aZRhNrPZ
>>358
実は前のSSも好きでした
バスティア可愛いね
何か同人活動とかしてないですか?
こういうSSがあったらもっと読んでみたかったり
0360名無しさん@ピンキー2012/05/18(金) 05:36:56.19ID:a8mMajfc
>>359
どうもです。お気に召していただけたようで何よりでした
同人は今現在、開店休業の状態ですがそろそろ何かしたいとも思っております
もしリクエストなどあれば次回ふぁ〜すとかコミケ合わせで何か書きますよー

それから他の作品に関しては、ピクシブに数点小説が上がってます。「バスティア」とサイト内検索していただければ私のページに辿り着けると思うのでどうかそこで
0364名無しさん@ピンキー2012/06/18(月) 21:21:09.15ID:rImaLfEG
とりあえずあげ
0368名無しさん@ピンキー2012/08/12(日) 02:08:42.72ID:6VhXLiPo
ケモ系って今日の西2?
なんかお勧めある?
0369名無しさん@ピンキー2012/08/13(月) 22:36:58.25ID:/NYhB1HW
すでに終わってしまった今となってはだが
東にもケモノ島あったよー
0376名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 00:21:48.23ID:gzWDxnHE
保守
0379名無しさん@ピンキー2013/05/03(金) 12:30:59.15ID:V65FJyta
 村の西にある稲荷社は、氏神の社殿とは違いほとんど手入れをする者も
おらず、荒れるに任されるばかりだ。数代前まではここを祀る集落もあっ
たというが、飢饉によって離散し、今は見る影もない。、
 朽ちかけた社の裏手、枝を張る大木に歩み寄り、鈴之介は硬い唾を飲み
込んだ。
 夜闇に紛れて分かりづらいが、まだ十二、三ばかりの頬の紅い童である。
 梅も咲き始めるというのに、人寂しい粗末な社の回りはやけに冷え冷え
としていた。白い息にけぶる木の根元で、鈴之介は恐る恐る、その名を呼
んだ。
「琴……」
 鈴之介の呼ばいに応えるかのごとく、ぼうと薄闇の奥から姿を見せたの
は真白い狐であった。
 するりと滑らかな毛皮は四肢の先までが白く、体躯は並みの狐よりも二
回りは大きい。何よりも目に付くのは、二股に分かれた大きな尻尾だ。
「来てくれたんじゃなあ、琴」
 もう一度その名を呼び、鈴之介は緊張に震える指で下帯を解いてゆく。
窮屈に押し込められていた少年の肉竿が、勢いよく跳ねあがった。
 反り返る少年の肉竿に、狐は艶めかしい肢体をくねらせて近づいてくる。
 鈴之介が琴と名付けた雌狐は、一度少年の顔を見上げると、股間に屹立
する肉竿に鼻先を寄せた。ちろりと覗かせた紅い舌が、鈴之介の分身を舐
めてゆく。
「うぁ……ッ」
 得物を狩る牙を納めた琴の喉にずるりと飲み込まれ、くねる舌が腫れ上
がった裏筋をなぞる。思いもよらぬ刺激にたちまち昇りつめた鈴之介は、
狐の細い喉奥へと大量に精を放った。
0380名無しさん@ピンキー2013/05/03(金) 12:32:48.26ID:V65FJyta
 ――峠の稲荷には尾っぽの分かれた狐が居ってな、
   娘に化けて男を誑かすのだそうだ。

 あの日。酒臭い息を吐いていた弥七の言葉を真に受けていた積りはない。
 しかし、猥談をさんざん聞かされ眠れぬままに赴いた稲荷社の参道に、
白い毛皮の雌狐を見た時から、鈴之介の脚は吸い寄せられるようにその後
を追っていた。
 そうして――鈴之介が琴と名付けたこの不可思議な狐と、鈴之介の逢瀬
は十日に一度の割合で続いている。
 どこか笑うように吊りあげた口元から精を垂れこぼし、狐はなおびくび
くと震える鈴之介の肉竿に顔を寄せる。艶めかしい紅い舌が、残りを強請
るようにちろりと鈴口をくすぐった。手を使えぬ代りに、この狐はひどく
巧みに舌を使うのだ。
 達したばかりの肉杭をねろりと舐められ、鈴之介はたまらず腰を折って
呻きを漏らした。臍下の丹田のかっと燃え上がり、少年の怒張は再び精を
噴き上げる。埒は狐の白い毛皮を汚し、粘つく糸を引く。
(化かされとるんか、俺ァ……)
 熱に浮かされたように頭がぼやける。臍の下に滾る力みは、二度の放出
を経てなお鈴之介の肉竿を力強く持ち上げている。
 去年の祭りで、二つ上の弥七が、妙の所へ夜這っていった時の一部始終
を語った武勇伝を思い出しながら、鈴之介は荒い息をつく。
 そんな少年の前で、狐は察したかのようにくるりと背を向けた。
 二股の尾を揺らし、腰を持ち上げ、細い脚をくねらせる。その脚の付け
根、白い毛皮の中に埋もれるように、充血した肉花が覗いていた。
 闇の中で薄く輝く白い腰に、鈴之介はごくりと喉を鳴らす。
 気付けば、我も忘れて飛び付いていた。
0381名無しさん@ピンキー2013/05/03(金) 12:34:10.27ID:V65FJyta
 指の埋まるほどの柔らかな毛皮の中に爪を立て、熱く濡れた狐の股倉を
引き寄せると、力任せに腰を押し付ける。無我夢中で突き出した肉竿の先
端は、具合よくぬるりとしたものに包まれた。
「うぉッ……」
 狐の胎内は、鈴之介の想像していたものよりも遥かに心地よかった。
 巾着を絞るようなきつい締め付けの入り口をくぐると、左右から押し寄
せてくるぬめったの肉襞が、鈴之介を包み込む。咄嗟に引き抜こうとする
と、今度はうねるような天井が段々によじれて食らいついてくる。
 狐は二股の白い尾を左右に振りながら、細い声で鳴いた。
「こっ、琴、っ、お前も、具合ええんかッ」
 いくら大きいといっても獣の身体だ。狐の華奢な腰をすり潰さんばかり
に、鈴之介は夢中で腰を振る。
 狐が脚を震わせ、腰から力を抜いてゆく。鈴之介のひと突きごとに、艶
めかしい目元が潤み、高い鳴き声が響く。己がこのうつくしい獣を支配し
ているのだという強い自身が、鈴之介をますますいきり立たせた。
「おっ、お、お、っ、は、果てるッ」
 ひと思いに突き上げた肉竿が、狐の胎奥にどぷりと激しく精を噴き上げた。
 琴はその叩き付けるような衝撃に何度も身を震わせる。二つの尾がぴん
と張り、ぶるぶると震え――やがて力を失ってくたりと垂れ落ちた。
 細い眼は潤み、細い首を捻ってゆっくりと見返す獣の視線に、鈴之介の
意識は混沌としたまどろみの中に落ちていった。
0382名無しさん@ピンキー2013/05/27(月) 01:36:20.39ID:cmBrVkW9
おお、しばらくのぞいてなかったら投下があったとは
だいぶ空いてしまったけど乙
やっぱり狐はイイね、おれも化かされたい
いや、別に化かされずにそのままでいい
これで終わりかな?まあ、続きがあってもこの過疎っぷりじゃ投稿はないかなあ…
0383名無しさん@ピンキー2013/07/10(水) NY:AN:NY.ANID:eMoFuwZP
age
0386名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 11:04:57.92ID:Yxr/0FNR
0388名無しさん@ピンキー2014/01/17(金) 22:52:32.29ID:BAI+2QIo
このスレ全然伸びてないねww
0391名無しさん@ピンキー2014/02/27(木) 21:26:22.17ID:9g9oMVzu
はい、じゃあしばらくしたらみんな来るからジッとしてろよー」
枠場に繋がれて今年もこの季節がやってきてしまったのかとため息をつく。なんで中学校の、しかも女子校の生徒が馬の直腸検査なんてやりに来るのだろう。体験学習とかいうものらしいが、いつもやってるみたいにただ乗せるだけでいいのに。


「じゃあ皆さん揃いましたかー、今日はみんなには直腸検査というものを体験してもらいます。ここに繋がれている馬、マリンちゃんっていう5歳の牝馬なんだけど、この子のお尻に手を入れて、子宮を触ってもらいます」
説明を聞いた生徒たちから悲鳴が上がる。そりゃそうだ。誰だっていきなり馬の肛門に手を突っ込もうなんて思わないだろう。
「じゃあ出席番号が最初の人は…君ね。じゃあ手袋をして、お尻と手袋にもたっぷりローションをつけてね」
やだぁ、ぬるぬるするう、と言いながらその子はわたしの肛門に冷たいローションをかけていく。初めてローションを使うのがこんなところなんてかわいそうに、と思いながらゆっくり息を吐いてお尻の力を緩める。
「じゃあ準備が出来たら手をお尻に入れてね」
その子は恐る恐るお尻に手を当てると、指先からゆっくりと手を肛門に沈めていく。わたしの肛門が彼女の手が侵入してくるのに合わせて広がってゆくのを感じる。
「じゃあ全部手が入ったら、奥に進めながらなにかつっかえるものがないか探してみて」
「うーん、特にないです」
そう言いながら彼女は手を奥におし進め、二の腕までわたしの直腸に収まってしまった。
「あれー、おかしいなあ。まさか下痢してないよね。まあいいや、何かあるのわかる?」
呑気そうなあの人の言葉に、あなたが直腸検査やるって言うから連れて行かれる前に急いで済ませておいたのよ、と文句を言おうとするが、あの人はこっちに目を合わせようとしない。
0392名無しさん@ピンキー2014/02/27(木) 21:43:10.50ID:9g9oMVzu
「うーん、あんまりよくわかんないです、もういいですか」
「やっぱり腕の長さが足りないかなあ、もうちょっと探ってみて」
そう言われると彼女はさっきより少し乱暴にわたしのお尻をまさぐる
(くぅ…あんまり動かさないでよ)
彼女の腕使いに思わず少し感じてしまってお尻を振って動こうとするが、枠場で固定されているので逃げることができない。
「まあわかんないよね、じゃあ次の人は誰かなー、どんどんいってみようか」
早く終わらせたかったのか、差し込まれていた腕が勢いよく引き抜かれた
(あぁん…ちょっと、もう少し優しく…)
私の肛門は引き抜かれる瞬間に思いっきり開いて、見学しているみんなに濃いピンク色の中身を見られてしまう。女の子たちから、すごーい!という声が聞こえて、恥ずかしくて顔から火が出そうだ。

全部で生徒は20人ほどいるので、次々にわたしの肛門に手が差し込まれ、直腸を十分に刺激されて、引き抜かれてゆく。わたしはそのたびに嬌声をあげさせられるが、固定されているので逃げることも
できず、ただ耐えるしかない。そしてあの人はそんなわたしを見ながら楽しそうに女の子たちに指示を出している。
(お尻は敏感だって知ってるじゃない…ひどっ、…ふぁぁん!)
また肛門から思いっきり手が引き抜かれ、私の中身がさらけ出される。もう肛門の下にある性器も濡れそぼって、お尻からローションが垂れてきてなかったらびしょびしょに濡れているのがバレてしまっただろう。
そうでなくとも十何人もの手によって肛門を蹂躙された状態では、刺激のたびに花弁がヒクヒクと収縮して普段の薄いピンク色から、充血して赤みを増した膣や、完全に勃起してしまって愛液とローションにまみ
れて光るクリトリスまでもが生徒の目にさらしてしまっている。
(オマンコもクリトリスも、全部見られちゃってるよ…)
恥ずかしくて振り返ることもできないが、あの人もこんな自分の痴態を見ているのかと思うとまた割れ目がヒクっと動いて、愛液が一筋滴り落ちる。
0393名無しさん@ピンキー2014/02/27(木) 21:45:19.53ID:9g9oMVzu
「はい、次の人はー?…あっ、君か。ちっちゃいねー、もっと前で見てればよかったのにちょっと子宮までは届かないかもなー」
後ろの方にいたその背の低い女の子はムスっとした表情をして立ち上がると、無言でさっさと手袋をつけ、ローションをたっぷりと手に塗りたくる。
「おっ、手際がいいね。馬の方にはもう十分濡れてるからローションはいらないから、じゃあがんばって。…えっ、なに?ああ、あそこでやってるのは障害馬術っていって」
あの人はもうわたしのことなんかそっちのけで他の女の子とのおしゃべりに興じている。
「じゃあ入れるよ」
その子はやっぱりムスっとした感じでわたしに声をかけ、わたしもその子の小さな腕を受け入れようと肛門の力を抜く
(はぁ、早く終わらせ…あぁぁん!そっちは違うぅ!)
なんと彼女はわたしの膣に思いっきり手を突っ込んできた。ぬちゃっと音がして腕が私の中に侵入していくが、いくら体が大きいからといっても出産もしたことないわたしの
膣は彼女の細い腕でも大きすぎるくらいで、しかも子宮まで届こうと奥まで差し込んでまさぐるのだからわたしはたまらず叫んでしまう。
(だめぇ!そんな…乱暴にしないで、いやぁぁ!だめっ、オマンコ壊れちゃうよお…)
彼女が腕を動かすたびにビチャビチャと音がして愛液が周りに飛び散っていく。あの人も含めてほかの人たちはこっちを全然見ていないので全然気づいてくれない。
(あぁぁ…もうこんな…あぁぁん!イっちゃうぅ!)
わたしの限界が近づいてきたとき、ついに彼女の腕が子宮口までたどり着いてしまった。彼女は誇らしげにみんなを呼んで
「ちょっとみてよ!子宮見つけちゃった!」
と言って指先でわたしの子宮口を小突いた。
(はぐぅぅ!もうだめぇぇ、いぐぅぅ!)
ブシャっという音と共に膣から黄色っぽい愛液が噴き出して、膣内は激しく収縮して彼女の腕を締め付ける。
0394名無しさん@ピンキー2014/02/27(木) 21:47:19.34ID:9g9oMVzu
え、そっちの穴じゃないよ!」
振り向いた女の子の一人がそういい、彼女は慌てて膣から腕を抜き、それとともに愛液がまた噴出する。それでも物欲しそうに開閉を繰り返す性器を見てニヤニヤしながらあの人は
「おっ、お漏らししちゃったかー。じゃあ最後まで出し切っちゃった方がいいだろうから、みんな、ちょっと待っててね」
といってまだ収縮の収まらない膣に指を突っ込んだ。
(ち、ちょっとなにしてるのぉ!さっきのはおしっこじゃないからぁ!イったばっかりなのに死んじゃうよぉ…ひぃぃ!)
わたしが腰を動かして指をぬこうとしてもあの人はそれを許さず、あろうことかクリトリスまでグリグリと刺激し始めた。
(ク、クリトリスはやめてぇ…ほんとに漏らしちゃう…)
いよいよわたしが切羽詰ってきたのを見逃さずに、ついにお尻にまで指をつっこんで激しく出し入れを始めた。肛門と膣に二本ずつ指をくわえて、クリトリスまで刺激されてはもう
たまったものではない。
(そ、そんなお尻までぇぇ!もうだめぇぇ、んぐぅぅ、イっくぅぅ!)
さっきより激しい音を出してまた膣から愛液が噴き出し、しばらくすると耐え切れなくなってほんとに尿まで漏れてきてしまった。
「さあこれでスッキリしたかな。じゃああと五人くらいかな、次の人、準備しておいてね」
あと入れる穴は間違えないようにね、とあの人が言って女の子たちが笑う。
(うう、ひどいよぉ、みんなの前でおもらしまで…んぐうぅぅん!)
感傷にひたる間もなく次の腕が肛門に差し込まれ、わたしは涙と涎を垂らしながら更なる絶頂へと昇りつめていった。
0395名無しさん@ピンキー2014/02/27(木) 21:49:43.42ID:9g9oMVzu
「みんな終わったかな、じゃあ次は実際に馬に乗ってもらうので、あっちのお兄さんの方に行ってくださーい」
生徒たちがいなくなると、あの人はわたしのお尻を覗いて
「うわあ、肛門広がっちゃったねえ。最後お尻だけで2、3回イっちゃってたもんねえ」
と話しかけ、固定していたロープを外すとわたしの正面に立って顔を撫でた。
(バカぁ…お尻壊れちゃったらどうするのよぉ…オマンコだってあんなに太いもの入れられて…あなたのもまだなのに…)
わたしはあの人の胸に顔を押し付けて目の前の腕を軽く噛んだ
「いてて、怒ってるの?いつものバイブよりずっと太いの入れられちゃったもんねえ。…でも可愛かったよ、頑張ったね」
と言ってあの人はポケットからニンジンを出してわたしにくれた
「今日の夜は泊まりだからいっぱい可愛がってあげるね」
(もう、ずるいよぉ…たくさんしてくれなきゃ許さないんだから…)
わたしはますます顔を押し付け、あの人もそんなわたしを笑いながら愛おしそうに顔を撫でてくれる。
「来年もやってくれる?」
あなた次第ね、というようにわたしは上目であの人を見つめると、あの人は
「ありがとう」
といって額にキスをしてくれた。今日こそ繋がることができるかな、と密かに期待して。わたしもあの人のお腹のあたりにそっと口づけした。
0396名無しさん@ピンキー2014/03/01(土) 10:06:28.22ID:oe/2KnS1
おっ、また投下されてたのか
今度は馬か 馬もいいよね
本番もあるのかな それともこれで終わりかな?
0406名無しさん@ピンキー2014/06/13(金) 18:49:22.06ID:YdZ26g7/
保守
0413名無しさん@ピンキー2014/08/16(土) 15:16:48.01ID:Q4sWEZfw
保守
0414名無しさん@ピンキー2014/09/12(金) 05:46:32.00ID:1w4LnBrd
保守
0415名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 08:51:21.61ID:iTWhWkEu
保守
0417名無しさん@ピンキー2014/12/21(日) 09:39:19.20ID:eTgAWBQ5
保守
0418名無しさん@ピンキー2015/01/23(金) 22:25:15.45ID:+eT570oX
保守
0419名無しさん@ピンキー2015/02/13(金) 17:04:59.22ID:Wenoewcn
保守
0422オオカミックス2015/05/27(水) 21:34:32.04ID:Ihlg6Q4I
 少年キッコはこの山に住む猟師だ。
 年の頃は十ほどにも見えるが正確な年齢は分からない。ヒグマ猟の最中に命を落とした父の跡を継ぎ、
キッコもまた猟師としてこの山に住み続けている。
 北の奥地に入り込んだキッコの縄張りは冬雪深い辺鄙な土地柄であった。10月の終りに雪が舞い始め、
一月も待たずに山が雪化粧を終えるとあとは、春までを眠るよう小屋に閉じ籠って過ごさなければならない
ような場所である。
 今年も例年通りに熊の毛皮や内臓と言った猟果を清算し、あとは燃料と食料の確認をして冬籠りを
しようとしたその年――思わぬ来訪者がキッコの元を訪れた。
「あれ? スゥじゃないか」
 小屋の前で束ねた薪を抱えていたキッコは、彼方からこちらへと歩んでくる狼に気付き、手の荷を下ろした。
 徐々に近づいてくるスゥと呼ばれたその狼。
 堀深い目鼻立ちこそ精悍ではあるが、従来の狼よりも一回り小さい様子からまだ年若いメスであることが伺える。
 そうしてキッコの元へたどり着くと、件のスゥは咥えていた雉を地に落としキッコを見上げた。前足をそろえ、
尻尾を地につけて見上げてくる表情はその半開きの口角が笑顔のように釣り上がっていてなんとも愛嬌がある。
 黒地の中に銀毛が縞のよう編み込まれた背なの毛並みは濡れるかのよう煌めいていて、いつもキッコは
そんな美しさに魅了されてしまう。
「よく来たねー。スゥは今日もキレイだね」
『きゅう、きゅうん……』
 歩み寄りその首筋をなで下ろすと、スゥは瞳を細めては甘えるようなか細い声をあげた。
 かのスゥはこんな場所におけるキッコの唯一の友達であった。
 此処よりもさらに数キロ離れた山に住むスゥは、まだ仔犬然とした幼少の頃からキッコとは面識があった。
 ふとした出会いから顔見知りとなった二人は以降、互いの縄張りを歩く時には必ず邂逅してはその親睦を
深めあってきたのだ。
 そんな互い『親友』であったキッコとスゥではあるが、ことメスであるところのスゥには近年、そんな
キッコの在り方が微妙に変わりつつあった。
 人よりも成長の早い狼(スゥ)は年頃を迎え、こともあろうかキッコに恋をしてしまっていた。
 そして今年、スゥはある決心を胸にキッコの元を訪れたのだ。
0423オオカミックス2015/05/27(水) 21:36:05.60ID:Ihlg6Q4I
「お土産ありがとね。ゆっくりして行ってよ」
 小屋に入り囲炉裏に薪をくべて暖房の準備を整えるキッコの隣に添うと、スゥはしきりに屈みこむキッコの脇に
首根を刺し入れては互いの体を密着させる。
「もー、なんだい? ひげ燃えちゃうぞ」
 そんなスゥの抱擁にしかし、当のキッコはというと彼女が悪ふざけをしているのだと勘違いしてはコロコロと笑うばかり。
 やがて埒があかぬことを察するとスゥも強硬手段に出る。
 やおらキッコに覆いかぶさり体重を預けるや、
「な、なにッ? うわわッ!」
 そのままキッコを押し倒しては上に乗り上げてしまうのだった。
 突然の行動に当惑するばかりのキッコをよそにその上で体位を互い違いに陣取ると、スゥはキッコの股座を
噛みしめて強引にそこのズボンをはぎ取ってしまう。
 その勢いに引かれて下着もまた脱げてしまうと、スゥの目の前にはキッコのペニスが露わとなった。
『ワウン♡』
 まだ幼く、豆の鞘袋のよう先端が捩れて包まれた包茎状のペニスにスゥは目を輝かせた。
 その先端に鼻先を突き透けると、僅かに開いた包皮の間口に鼻頭を押し込んではそこの臭いを堪能する。
 強い甘みと塩気を含んだ恥垢の発酵臭が鼻腔内に広がると、スゥはそのフェロモンに発情を促されて眩暈すら覚える。
 さらにその臭いをかぎ取ろうと鼻頭を潜らせれば、やがてはスゥの濡れた鼻先とキッコの亀頭の粘膜同士が触れ合った。
「わわ、冷たい!」
 未知のその感触に驚いては起き上がろうとするキッコの鼻先へ、スゥもまた己の尻を押し付けると、さらにそこへ
体重をかけては押さえつける。
「むぐ、むぐぐ……臭いよ、スゥ……!」
『クフンクフン……♡』
 おとなしくしてなさい、とばかりに背越しに臀下のキッコを確認するや、さらにスゥの行為はエスカレートしていった。
 ひとしきりキッコの臭いを堪能し鼻先を離したと思うと、次の瞬間にはそのペニス丸々をスゥは咥え込んでしまうのだった。
「ん、んむぅ―――――ッッ!?」
 ペニス全体が口中の体温に包まれる生温かさと、さらにはスゥの前歯の一部が陰嚢の袋に食い込む感触に、キッコも
自分のペニスの事態を察しては慄きもがく。
0424オオカミックス2015/05/27(水) 21:37:15.46ID:Ihlg6Q4I
 しかしながらどんなに足掻いたところで現状は変わらない。そんなキッコをよそにスゥは口中のペニスを舐め溶かしていった。
 皮の間口から舌先を挿入するや、舌先に強い塩気が広がった。それに唾液腺が刺激され、瞬く間にスゥの口中は唾液で飽和状態となる。
 そうして満ちた唾液を、舌先を漏斗にしてはキッコのペニスの中へと流し込む。
 口中の温度とさらには唾液によって恥垢が溶かされ、亀頭本体に張り付いていた包皮は徐々に剥はがされていった。
「あ、あ……スゥ、なに? すこし痛いよ……ぴりぴりするよぉ……」
 やがて内皮に唾液が充満するや、ついに包皮と亀頭とが引き剥がされる。そして次の瞬間、スゥはより深く咥えこむと、
一思いにキッコの包皮を完全にペニスから引き剥いてしまうのだった。
「ひッ! い、痛い! 痛いよスゥ! 何してるの!? 放してぇ!!」
 唾液に満たされた口中とはいえ、今まで触れたことのなかった亀頭が剥き出されて露わにされる痛みに、キッコも
泣きわめいてはスゥの腿を叩いては抵抗する。
『んふー……んふぅー……♡♡』
 しかしながら、そんなキッコのペニスの味に魅了されたスゥは一向に動じない。
 それどころかより深く咥えこみ、鼻の下を伸ばしてこれ以上に無いくらいに頬を吸いつかせて堪能する。
「あ、あ……だめ……だめ……オシッコ、でそう……ッ」
 そうして口中を激しく上下する往復運動でペニスの茎を刺激し続けているとやがて、
「あぁッ……オシッコ出る……!!」
『んむんぅ!?』
 キッコはついにスゥの口の中で達してしまうのだった。
 おそらくは初精と思われるその最初は、鋭く跳ねてスゥの喉奥に打ち付けられた。その後は激しく尿道と血管とを脈打たせながら、
その幼顔には似つかわしくない量の精液を並々とスゥの舌上に吐き出していく。
 先の口中に充満していた唾液とさらには今新たに送り出されてくる精液とでスゥの頬袋はキャパシティを超えて膨らむ。
それでもしかしキッコの初精をこぼさじと嚥下した瞬間、粘性の強いそれら液体は鼻腔へと吸い上げられ、スゥの鼻から逆流した。
『ぅゴプ……くふぅ〜ん……♡』
 鼻腔が満たされることで直にキッコの精臭をかがされては、スゥもメスの本能を刺激されてはさらなる発情を促される。
 それが如実に体へと現れるや、
「はぁはぁ……んッ? わ、ぷふぅ! なに? お、オシッコ!?」
 キッコの上に覆いかぶさられていたスゥの膣からはおびただしい量の愛液が噴き出してキッコの鼻先に溢れた。
0425オオカミックス2015/05/27(水) 21:37:53.80ID:Ihlg6Q4I
 最初は酸味と塩味を感じたそれも徐々に粘性を帯びては、舌先を軋ませるような感触の体液へと変化していく。
――なにこれ? オシッコじゃない……なんかヌルヌルしててベロがきしきしする……
 それの味を確認しながら徐々にキッコにも変化が表れていた。
 この愛液をもっと味わいたいという衝動と共に、強くこの体液のあふれ出る源を望みたいと感じたのだ。
 それからは考えるでもなくキッコの体は動いていく。
 すぐ目の前で腹毛の毛先に露の滴が溜まっている毛並みを確認するや、両の指先をそこに添えておずおずと引き開く。途端、
薄紅に充血した肉の凝縮面が開くや、そこに堰き止められていた愛液がどろりと溢れてキッコの唇に落ちてくる。そここそが膣だった。
 広げられた膣口そこには人のような大小陰唇のようなひだは無く、内から凝縮された生肉の鮮望が愛液に煌めいて艶やかに盛り上がっている。
 興奮からくるスゥの不規則な鼓動に連動して、膣道は魚の口のように激しく伸縮と開閉を繰り返す。そのたびに膣の奥深くからは
肉厚の子宮口が垣間見え、すでに白く撹拌され始めた愛液をそこから漏らし続けている様子が伺えた。
――これがメスの『アソコ』? クマのを解体してた時に見てたのとは全然違う。
 徐々に興奮しつつあるキッコもようやくに目の前の女体に興味を持ち始めていた。そして艶やかにぬめりを帯びた肉の中へ指を刺し入れた瞬間、
『キャフゥゥゥンンッ!』
 スゥが鳴いた。
 突然のそれに驚いてか、大きく喉を反らせ天を仰ぐと一息叫んだのである。
 しばしその姿勢のまま体を硬直させては震わせたかと思うと、やがては夕の草花のよう上体を手折らせては脱力して横たわる。
 投げ出されたスゥの両脚には今一切の力が抜けていた。その下に見える肉球も傍から分かるほどに赤く充血している様からは、
今のキッコの愛撫で彼女もまた絶頂に達してしまったことが如実にうかがえた。
 斯様な事情など知らぬキッコは、ただ自分の上で脱力しているスゥの様子に驚いては硬直するばかり。そんな中、
『きゅ〜ん……きゅぅぅぅんん……♡』
 肩越しにこちらへと振り替えるスゥと視線が合う。
 半ばに閉じた瞼の流し目で切なげな視線を送るその表情から、キッコはスゥが今の愛撫をさらに求めているのだと本能で察する。
「も、もっとしてほしいの? ゆび?」
 それを受けて、再びスゥの膣へ指先を潜らせるキッコ。
0426オオカミックス2015/05/27(水) 21:38:32.45ID:Ihlg6Q4I
『キャウッ……きゃぁあん……ッ』
 立てた人差指をゆっくり差し込んでいくと、凝縮された膣口の肉壁を掻き分ける感触と温度とが先ほど以上に強く熱く感じられた。
 やがてその指が根元まで埋まってしまうと、キッコの指先は僅かにスゥの子宮口に当たって止まる。
 そこからほんの数ミリ指先をぶれさせて子宮口の閉じ口をひっかくや、
『くぁおぉぉんッ♡』
 再びスゥは声を上げた。
「スゥ……もしかして、気持ちいい?」
 そんなスゥの反応にキッコは少なからず心が弾む。性的な衝動とはまた別の、ある種『奉仕』に似た喜びの感情が小さな胸に湧きあがっていた。
「じゃあもっとしてあげる。いっぱい気持ちよくなってね」
 それを機に始まるキッコのピストン。
 従来通りの往復動作を一定の速度で行いつつも、さらには先ほど反応のあった子宮口を掻く動きも再現しようと、キッコは膣の奥底で
指先を鉤にしてはそこの内壁をこそいでいく。
『キャウッ♡ きゃううんッッ♡♡ ッッ〜〜〜くぅぅ〜んッッ♡♡♡』
 一変して激しさを増したキッコの愛撫に、当のスゥも幾度となく浅い絶頂を繰り返しては頭を振り乱す。
 柔肉が外部へ盛り上がった膣口からは放尿の如くに飛沫が上がり、いつしかそんなスゥの反応を前にキッコも胸の奥を熱く湿らせていくのであった。
――すごい……スゥ、すごく可愛い。僕も変な気分がする……さっきみたいにチンチンがムズムズする……。
 やがては言いようの衝動に駆られたキッコはしかし、あることに気付いてしまう。
 それこそは、
――ここに僕のチンチン入れたらどうなっちゃうんだろう?
 本能は次に執るべき行動を自然のうちにキッコへと理解させるのであった。
 思い立ち、指の動きを止めるキッコへ切なげな声を上げるスゥを前に、
「ねぇ、スゥ……僕のチンチンじゃ、ダメかな?」
 キッコは言いながら、すでに充血して勃起の状態にあるペニスの先端をスゥの顔前でちらつかせた。
 それを受けてスゥも刹那逡巡するような仕草を見せるが、やがてはキッコの上から身を離し、
『……くぅ〜ん』
 後足を伸ばして前傾に体躯を沈めては、愛液に濡れぼそった臀部をキッコへと突き出した。
0427オオカミックス2015/05/27(水) 21:39:17.36ID:Ihlg6Q4I
 それを前に改めて起き上がるキッコも生唾を飲む。
 外に向かって尻尾の丸められたキッコの臀部は、肉の盛り上がった肛門に至るまでその秘所の全てがむき出しとされていた。
 そして柔らかな臀部の毛並みに両手を沈め、スゥの膣口へ亀頭を誘導すると次の瞬間、
『ッッ〜〜♡ きゃああああああぁぁぁぁんんッ♡♡』
 キッコは一思いに、己の茎の全てをスゥの内部へと収めてしまうのだった。
 指とは比べ物にならない熱を帯びた肉棒の灼熱間と径の太さに、その初打で絶頂へと導かれてしまったスゥは声の限りに絶叫しては身を震わせる。
「うわッ、うわわッッ……あったかぁい……気持ちいいよぉ、スゥ……!」
 そしてスゥの絶頂に連動して激しく収縮と蠕動を繰り返す膣の感触に、キッコもまた快感から震えた声を上げた。
 スゥは絶頂の余韻から。キッコは絶頂を耐えるべく。そうしてしばし二人は固まったまま身動きを止める。
 やがて互いの感覚の波が収まるのを確認するや、
「スゥ……動いても、いい?」
『くぅうん……♡』
 再び二人の時は動き始めた。
 すぐに達してしまわぬよう、ペニスに集中する快感を確かめながらキッコはピストンを開始する。
 亀頭の粘膜には指の時には感じられなかった実に細やかな内壁の感触が伝わっている。
 ペニスのカリに感じられる天井の僅かなざらつきが、なんとも亀頭をこそばゆく刺激してはキッコの肛門をひくつかせた。それに加え、
深部まで差し込むと骨盤で狭まった先端が亀頭の形をへこませるほどに締め上げて、そんな硬い感触と先のざらつきとが硬軟織り交ぜた快感を
飽きることなく与え続けてくれるのである。
「あ、あぁ……気持ちいい……こんなの初めてだよ。すごく気持ちいいよ……ッ」
 スゥの背中に前身を預けてはキッコもピストンに躍起になっていく。
 興奮の高まりと共にキッコのピストンはその勢いと力強さとを増し、いつしか二人の交尾は互いの腰がぶつかる音を激しく響き渡らせる
ほどの激しいものへと展開していった。
0428オオカミックス2015/05/27(水) 21:39:46.67ID:Ihlg6Q4I
『きゃうんッ! きゃううん!! んん〜〜〜〜……きゃんッッ♡♡』
 そしてそれを全霊で受け止めるスゥもまた、強い快感と幸福の中にいた。
 人以上に交尾、すなわちは繁殖にかける本能の強いスゥにとっては、今の責め苦が強ければ強いほどに幸せと、そしてキッコからの愛を
感じるのである。
 そんな互いの感覚と想いの昂ぶりが遂にシンクロする瞬間が訪れた。
「あ、あぁ……ダメ……また、オシッコ……出そう」
 茎の全身に初精の時と同様のむず痒さを感じたキッコは、今度は臆することなくその快感に向って感覚を加速させていく。
『きゅんッ♡ きゅんッ♡ きゅうんッ♡』
 一方でスゥもまた体を駆け巡る感覚の波の昂ぶりに、今まで以上のオルガスムスが来るであろうことを予期しては期待に子宮を疼かせる。
「あぁ〜……あぁぁ……もうダメぇ……イク……イクぅ………!」
 スゥの腰元に添えられていたキッコの両掌が強くそこの毛並みをワシ掴んでは、打ち付ける腰元にさらなる速度と力強さとを込める。
『きゅぅぅん……ッぎゅ、ぎゃうぅ……んんぅぅぅぅ……ッッ』
 やがてはスゥも完全に床へ横顔を押し付けては、口角から舌を垂らして忘我に達する。
 そして絶頂を予期する二人の肉体と感覚の波とが完全に重なったその瞬間、
「んあぁ!! んくぅ……ッッ!!」
『ッッ〜〜〜〜〜きゃううううううううぅぅぅ……ッッ♡♡♡』
 同時にオルガスムスを迎えたキッコは今日までに貯めてきた精液の全てをスゥの中へと吐き出していた。
 同時に今まで以上に激しい収縮を繰り返すスゥの内部でも、キッコの射精に合わせて降りてきた子宮口が亀頭に吸いついては、
そこから送り出される精液を残らずに飲み干していく。
「はあぁ……なにこれぇ……おなかの中がカラッポになっちゃうぅ……」
 最初の時とは比べ物にならない勢いで射精する快感――否、スゥの子宮に吸い取られるそれにキッコも意識を朦朧とさせた。
『くぅぅん………』
 一方でスゥもまた、胎内に沁み渡っていく精液の熱と奔流に脳を焼かれては気絶するように横たわる。
 やがて全ての射精を終え膣口からキッコのペニスが抜かれると、放屁にも似た空気の間歇と共に勢いよく精液の飛沫が外部へと
飛び散らされた。あとには膿のように色づいた粘度の高いそれが裏腿の上を伝り、その下の床に精液溜まりを作るのであった。
0429オオカミックス2015/05/27(水) 21:40:47.52ID:Ihlg6Q4I
 そんなスゥの隣にキッコもまた精根尽き果てて倒れ込む。
 いまだ呼吸の収まらぬ中、うっすらと瞼を開いてスゥを見やれば……同じようにこちらの様子を伺う彼女とキッコの視線は触れ合った。
「……ふふ、ふふふ」
『くぅーん……』
 それを確認するや、二人は示し合せたよう微笑んでは今ここに満ちる幸福を共感する。
「ねぇ、スゥ。もう一回いい? ……ううん、今年の冬もずっとスゥとこうしていたいよ」
 ふと伸ばした掌でスゥの首筋を撫ぜてやると、
『くぉん♡』
 彼女もそれに応えるよう寄り添っては鼻先を擦りつける。
 その後も口づけを交わすと再びキッコとスゥは二人、本能の赴くままに体を重ねた。
 今年の冬ごもりはいつになく暖かくなりそうだった。






【 おしまい 】
0430オオカミックス2015/05/27(水) 21:46:08.91ID:Ihlg6Q4I
昔このスレで『バスティア・アバンチェス』というSSを投稿させてもらった者です。
新作が出来てスレも残っていたようだったのでまた投稿させていただきました。
楽しんでもらえれば幸いです。
0434名無しさん@ピンキー2015/07/30(木) 17:37:29.29ID:KgpIYcIo
フーターズコンテストジャパンで二位だったSerinaが、
黒人に輪姦されてる動画が流出したようですね。
鮮明だし最後は狂ったように泣きながらイキまくってる。
ちんこたった。
http://subject24.xyz/black025.jpg
0437名無しさん@ピンキー2015/09/26(土) 23:27:20.56ID:OG9TsMMV
補修
0438名無しさん@ピンキー2015/11/12(木) 17:46:13.20ID:bg6DyCVu
誰かイルカ♀×人♂の話書いてくれないかな・・・
呼んでみたいけど文才も無いので・・・
0439名無しさん@ピンキー2015/11/12(木) 17:47:13.05ID:bg6DyCVu
誰かイルカ♀×人♂の話書いてくれないかな・・・
読んでみたいけど文才も無いので、お願いします!
0440名無しさん@ピンキー2015/11/26(木) 21:43:04.11ID:WnhIwOq6
>>438-439
今日レス発見した
書いてみるからしばらく待って
0442イルカックス2015/11/29(日) 23:53:18.39ID:q6wTRjgg
>>441
完成したから贈るよ。
楽しんでチョ。
0444名無しさん@ピンキー2015/11/30(月) 20:58:55.95ID:DXVGzHJk
ありがとー!!
海外サイトで読んだりしてたけど、英語だとイマイチヌケず
やっと読みたいものが読めた!
エロエロで感謝します!
0451名無しさん@ピンキー2016/04/06(水) 14:22:49.84ID:FWQ6n68q
銀狼と女侍2次創作
巫女さんコスプレ獣姦導入部
自慰

「……ん…あ…」
私は下帯越しに女陰に触れた。既にかなりの湿り気を帯びている。
「は…ん…」
下帯の上から軽く核をさすると、自然に声がこもれた。
誰に聞かれるわけでもないのだが、やはり気になる。
先月も大きな仕事を終えた後だ。かなりの数を斬ったので界隈には出歩けない。
もう山に籠もって2ヶ月になるだろうか…
大きな仕事の前にたんまりと溜め込んでいた食糧。
1年を越すくらいの量はある、大仕事であったため金の心配はない。
が、問題なのは『性欲』だ。元々、そんなにある方ではないのだが
あの狼と出会って何度も行為を重ねていると、無性に欲しくなる時がある。
さらに乳や尻に色気がついたのか、界隈を歩いていると言い寄ってくる男の数が増えた。
「ん…はっ……」
ああ、ダメだ、ダメだ。もう何も考えたくない。
十分に緩ませた事を悟ると私は直に尻に触れ、下帯を解いた。
「あ……んッ……んッ…あはッ……」
尻肉の丘陵に指を食い込ませて、唇を噛む。
むにゅとした柔らかい感触と共に火照ってくる下腹部。
ああ、本当に尻で感じてしまっている、それもこれもあの狼のせいだ。
後ろから交尾ばかりしている所為か、女陰よりも尻を責められる方が
感じてしまう……我ながら情けない。
獣の体勢で後ろから猛々しい雄で突き上げられるともうダメだ。
そして狼の『交尾』雌が逃げられるように、アレを膨らませ
尻と尻とを叩きつけあう『交尾』はもう人間の雄で満たされないのかも知れない。
実際に夜の界隈で年少の男娼を買い、奉仕させた事もあったが満たされることはなかった。
ああ、もどかしい、己の指を女陰に突っ込んでもなかなか達することは出来ない。
「あはっ…く!あ!はぁ!はぁ!んっ!んふっ!は、はがね!」
……思わずあの狼の名を呼んでしまった。
0452名無しさん@ピンキー2016/04/06(水) 14:23:31.44ID:FWQ6n68q
「あ…は?」
急に下腹部からゾクゾクと快楽が昇ってくる。
なんてこった…名前を呼んだだけで――――
私はクチュクチュと音が出る程、激しく指を動かした。
女陰が指を締め付ける圧迫感にあっという間に達してしまった。
「あ、はッダ、ダメ!……んんん!」
どうせ、狼はいない、私は結構な声で達した。
ゾゾゾッと下腹部から稲妻が駆け上るような感覚に私は脳がとろけそうになった。
「はッ…ンッ……ンン……」
ピクン…ピクンと腰が震え、床に倒れ込んでしまった。
指に軽く力を込め、くいくいと押し込んで余韻に耽る。
久しぶりの自慰にこんな感じてしまうとは……
今回はしっかりと突支い棒をしているので戸が開くことはない。
あの狼に雌の痴態を晒さずに済んだわけだ。
「ははは…ざまぁみろ……ははは…」
と一人呟いてみるが、妙に空しくなった。
思えば、姫様、死蝶の美月に天城、大商家の奥方に謎の狼…そして兄…
出会い、別れ、そしてまた出会うのであろうか……
ほとんど会いたくもない者達ばかりだが。
ここしばらくはあいつの姿を見ていない。
どこかで雌狼を懇ろになっているのかもしれないな……と物思いに耽っていると
戸がドンドンドンと叩かれた。気配で分かる、はがねだ。

「お前、どこでコレを?」
はがねを迎えると、その口にくわえているモノに驚いた。
しっかりと畳まれた赤い袴に、白装束………巫女装束であった。



久しぶりに書いてみた。
原作者さんによると
昔、狼が巫女になついていたらしいのでコスプレ獣姦で。

原作者さん来ないかなぁ……
0453名無しさん@ピンキー2016/04/18(月) 20:55:04.03ID:HwKOa6hY
>>443
よかったらイルカックス続編書いていただけないでしょうか・・・?
異種カップルのその後がすごく気になります・・・
0454名無しさん@ピンキー2016/05/09(月) 00:19:26.17ID:R1HedJKS
「ズートピア」ってケモナー大歓喜な出来やな…
0456名無しさん@ピンキー2022/03/31(木) 16:02:15.72ID:CSi82OAw
  

メス猫と付き合っていた若者二人を逮捕。「俺の女に何してんだ」猫に構う男性に暴行し金を要求 [819973909]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1648709634/

警視庁によりますと、男性は公園でネコの世話をしていて突然、
2人に「俺の女に何してんだ。金を出せ」と因縁を付けられました。
奪われた巾着袋には朱印帳しか入っておらず、それに気付いた
少年は再び男性を追い掛けました。

15 ネビラピン(東京都) [ニダ] ▼ New! 2022/03/31(木) 15:57:29.99 ID:lZMjWCmu0 [1回目]
>1
獣姦は動物虐待
0457名無しさん@ピンキー2022/06/07(火) 11:51:31.38ID:22A4LLl6
  
 
男さん、豚とセ〇クスする姿を隠し撮りされてしまう… [518031904]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1654351276/

2 トリトン(栃木県) [US] ▼ New! 2022/06/04(土) 23:01:48.48 ID:OQTk9eqR0 [1回目]
そっちかよ!w

4 ブレーンワールド(東京都) [CN] ▼ New! 2022/06/04(土) 23:03:23.92 ID:FFpphUHj0 [1回目]
やられる方かよ

5 プランク定数(愛知県) [US] sage ▼ New! 2022/06/04(土) 23:03:34.84 ID:Ne59kHV70 [1回目]
そっちかい!
 
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