女にお尻を犯される男の子8
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0001名無しさん@ピンキー2010/10/23(土) 17:53:45ID:eKnDnyY7
女が男の子のお尻を犯すシュチュエーションのためのスレッド。
ふたなり/ペニバン両方可。

前スレ
女にお尻を犯される男の子 7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1263548343/


過去スレ
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3 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163499746/
4 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208394664/
5 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219479134/
6 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237294173/

保管庫/ログ置き場
http://angel-factory.oc.to/siri/
http://mywiki.jp/tgamtgam/%95%DB%8A%C7%8C%C9/

関連スレ
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ10
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1285574053/l50
0589ID:Y90JDNCtだった人2017/02/17(金) 07:11:50.77ID:ShWyzmhB
うごごご…おおまかなネタは思いついたものの仕事が忙しすぎて執筆できなひ…orz
0593ID:Y90JDNCtだった人 ◆Qi9RmVwKcU 2017/02/18(土) 00:57:24.55ID:CSmhoti3
新たにトリップつけます

>>590
ありがとうございますm(_ _)m
時間がうまい具合に開いたら執筆をはじめたいと思います
ただ問題は非エロシーン(二人の邂逅とか)をどう描写するか
そこでスランプに陥ってるんですが…

よろしければ私、pixivでモルフモス名義で活動していて
それに今まで投稿してきた作品が保管されていますので(東方夜伽話に投稿した作品含む)
そちらもよろしくお願い致しますm(_ _)m
0596ただいまの進行状況 ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/06(月) 01:03:22.07ID:9b2Y3Mfm
ようやくエロシーンに突入しました。
あとはキャラのイラストとかもあって
あと1ヶ月はかかる見込みですm(_ _)m
0598ID:Y90JDNCtだった人 ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:08:14.39ID:ZvpVYksE
キーンコーンカーンコーン

本日の原棄高校の最後の授業の終了を知らせる鐘が鳴った。
やや乱れた白髪のポニーテールに燃え盛る火炎のように赤い目の一年生の十六歳の少女・卯花白磁(うのはな はくじ)はぐーっと腕を伸ばし背伸びして身体をほぐす。
適当に掃除をすませ、帰りの挨拶をすますとある者は部活に向かい、またある者はそのまま帰路につく。

白磁は後者である。

明日から夏休みということで心を踊らす者も多くいたが、白磁にとってはどうでもいい話だった。

校門を出てしばらくすると…
「卯花ァ!今日という今日は覚悟しろやぁ!!」
「年貢の納め時じゃオラァ」
…と体格がよくガラの悪い男子が二人がかりで白磁に襲いかかる…が
「ふん」
「ぷぁぞ!」
「すぅえる!!」
一人には顔面にフック、もう一人には鳩尾にボディーブローを叩き込んで昏倒させる。

卯花白磁は不良少女である。あまりの強さ故に同級生はおろか上級生や先生からすらも恐れられている。
そんな調子だから友達もいない。そればかりか同じ穴の狢たる不良連中からも目を付けられ今回のようなトラブルにもたびたび見舞われるが今までほとんど一撃で倒して片づけてしまっている。
ゆえに不良以外の人々からはますます遠ざけられ、不良にはますます目を付けられて…という悪循環に陥っている。
とまあ原棄高校には不良こそいるものの偏差値は低い訳ではない。
白磁も不良生徒ではあるのだが、他にやることもないからという理由で意外なことに授業はまじめに受けており、成績も上位に位置している。

約20分歩くと白磁の家に着く。

「…ふぅ、ただいま…」
といっても今家には白磁ひとりしかいない。
まずシャワーを浴びて汗を洗い流す。
バスルームから出たら適当にテレビのニュースでも見て時間をつぶし、午後六時になったら適当にご飯を炊いて肉と野菜を塩胡椒で味付けして炒め、タマネギのコンソメスープを作り、ご飯が炊けたら夕食をとる。

夕食を食べ終えたあとは洗い物をして、これまたやることがないので今日の復習にとりかかる。
0599ID:Y90JDNCtだった人 ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:10:12.09ID:ZvpVYksE
しばらくたって午後九時…
「ういーここが鉛華さんちかー」
「ねぇねぇもうガマンできないわ。シましょ」
白磁の母・鉛華(えんか)が帰ってきた。白磁の父が事故で亡くなって以来鉛華は娘のことも省みずに男をとっかえひっかえ連れ込むようになった。
再婚とかそんな建設的なものではなく…

\ああぁぁ〜イクうぅぅ〜/

…目先の快楽だけが目的だ。
心の隙間を埋めたいという気持ちは子供心にも白磁もわからないでもなかったが、それでも白磁はそんな母を許せなかったのは確かである。
白磁が不良化したのも他でもない母が原因であり、事実、あれ以来白磁と鉛華はまともに会話したこともない。

\んっあっあっいいわーいいわー/

聞き苦しい喘ぎ声から逃れるためにスマホにつなげたイヤホンを装着し音楽のボリュームを最大にした。
午後十一時、ひととおり予習復習を終えると普段着に着替えて家を出て、火妃蜂駅へ向かった。
0600Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:11:19.94ID:ZvpVYksE
「つぎはー、輝虎ー。輝虎ー」

火妃蜂から上りで20分、輝虎駅に着くと白磁は駅を後にする。
輝虎市…無数のネオンが夜の帳を照らす煌びやかなコンクリート・ジャングルだ。しかしチンピラや半グレなどのならず者がはびこり治安は非常に悪い。
なぜ白磁がこんなところに来たかというと…
「…時間はあいてるかい?おじさん」
これが目当てである。いわゆる援助交際というやつだ。
「おうちっと付き合ってくれや」
と、小太りのスーツ姿のおじさんが白磁によりかかって下衆じみた笑みを浮かべる。
すかさず白磁は中年親父を近くのカラオケボックスへと誘導する。
お互い二、三曲歌を歌ったあと…
「いくよ…」
「うおっ…ほうあっ」
中年のズボンをずらすと白磁は中年のイチモツをほおばり…
(ははは…ボクもお袋のこといえないよな…)
とか考えつつも舐めまわす。
「おっほうあっでっでるっ」
「うごっごっほうあっ」
堪えきれず溢れ出した中年親父の精液はあまりの量で白磁の口におさまりきれずこぼれ落ちる
「ひひひっ気持ちよかったぜ…」
「ふふ…これで…」
中年が満足な笑みを浮かべていると
「終わりじゃないだろ?」
白磁は凶悪な笑みを浮かべ…ぶすっ
「〜〜〜ん、んをあ゛あ゛〜」
肛門に指を突っ込み前立腺を刺激する。見る見るうちに中年の陰茎は再び盛り返し、手淫を加えるたびどぽどぽと精液が噴火する。
やがて中年が失神したところを見計らって…
「ありがとね、おじさん。あんだけいい思いしたんだからこれくらい安いもんだろ」
と、中年の財布から二万円を抜き取りカラオケボックスをあとにする。
以下同様の手口で夜が明けるまで飢えた男どもから金を漁り、今回はあわせて十五万円ほど稼いだ。

そして朝六時、輝虎駅に戻り、下り電車に乗り、火妃蜂に帰ってくる。
駅を出てしばらく歩いていると…
0601Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:13:12.11ID:ZvpVYksE
「やめて下さい、困ります」
「人聞きわりーことゆーなよぉ」
「そーだよ、ちーっと付き合ってもらうだけだからよお」
若い女が酔っ払ったチンピラ二人に絡まれている。
「おっまたかわいこちゃんがきた♪ねーちゃんも一緒にいこ〜ぜ〜」
様子を見ていたらまた酔っ払いがひとりやってきて白磁に絡んできた。
(ちっ、めんどくせーな…)
と、思いつつ白磁が拳を振り上げ
「ちょっとあんたたち、あまり迷惑かけるようなことしないでよ。二人とも困ってるじゃない!」
…ようとした瞬間、黒いセミロングの髪と柘榴石のように赤い瞳を持った小さな女の子…いや、ランドセルが黒いことから男の子のようだ…兎に角小さな子が大きな声を放ち、チンピラどもに指を突きつけた。
ランドセルの蛍光カバーには“火妃蜂町立盆毘(ぼんび)小学校”と書いてあることから地元の子だとわかる。

「なんだこのガキはぁ?」
「ガキはすっこんでろ」
「それともいてぇ目みてぇのかぁ?」
チンピラたちは子供にすごむも…
「やめないならあたしにも考えがあるよ!」
彼は全く動じず睨み続ける。
「考えってなんだよ、おい…あんま大人なめてっとな…」
「キャア!」
チンピラの一人がナイフを取り出した!
「おい!やめろ!!」
白磁が子供を守るために戦おうとした瞬間目を疑う光景が飛び込んできた。
「はっ!」
「ふあんっ?!」
「やっ!」
「せぷぇだ!!」
「せいっ!」
「かすてぇゃあ!!」
…男の子はなんと、チンピラどもをそれぞれストレート、ラリアット、アッパーカットで流れるように一撃で倒してしまったのだ!
男どもは何が起こったのかわからない苦悶の表情を浮かべながら泡を吹いて昏倒している。白磁も女性もポカーンとするばかり…
「早く!警察呼んで!!」
「あ、ああ…」
少年の声で我に返った白磁はスマホを取り出し110番通報をした。

「さあ、キリキリ歩け!」
十数分後、警察が到着してチンピラどもが連行されていく。
「ありがとね、ボク。でもあまりムリしちゃダメよ」
と、若い女が少年に礼というと同時に窘めたあと去っていく。
「お前、あんなに小さいのに…強いんだな。何者…えーと…」
白磁はまだ唖然としながら少年の名札を見て名前を読もうとする。
「羅紗(らしゃ)。黒紅羅紗(くろべに らしゃ)。あなたは?」
「ボク?白磁。卯花白磁」
と答える。
「白磁っていうのね?…あっいけない!学校に遅刻しちゃう!じゃあね!」
と、駆け足で羅紗という少年は去っていった。これが卯花白磁と黒紅羅紗、赤い目を持った二人の出会いだった。
0602Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:14:20.32ID:ZvpVYksE
夏休みも特に予定はないので宿題を片づけておく。
面倒なことは先につぶしておく主義なので、白磁は不良のくせにそういうところは真面目なのだ。
昼間は宿題やりつつ家でゴロゴロして、夜中はネカフェに入り浸ったり輝虎市にくりだしたり…と非生産的に(危ない橋でこそあれお金は稼いでいるが)夏休みの日々を消化していく。

そうして一週間が過ぎた朝、このままじゃいけないなと白磁は思い、たまには朝の散歩に出かけることにした。
公園へ向かおうとしたとき…
「あっ白磁!」
偶然、羅紗と遭遇する。
「あ、あの時の…どこへ行くんだ?」
「え?ラジオ体操だけど?」
「ああ、ラジオ体操か。懐かしいな」
羅紗も行き先は公園らしいので、白磁も羅紗と一緒に向かい、小学生たちと一緒にラジオ体操をやることにした。
「で、その釣り竿と箱はなんなんだ?」
「ラジオ体操終わったら釣りに行こうと思って」
会話していくうちに公園に到着。小学生たちからは好奇と畏怖の目線で集中したが白磁は気にしないことにした。

ラジオ体操をひととおり終えると一同は解散する。
「ちょっと待てよ羅紗。魚釣り、ボクも連れてってくれよ」
と、白磁はヒマなので言ってみる。食費も浮くし時間も潰せると考えれば一石二鳥だからだ。
「いいけど、釣り竿持ってるの?」
「あっ持ってねえや」
「もうっ!世話が焼けるなあ!!ここから東に10分歩けばマスラオっていう釣具店があるよ!あたしはここで待ってるから用意してよね!!」
「へいへい」
と、羅紗は教えてくれたので白磁はいうとおりにマスラオへ向かいひととおり一式を買い揃える。
準備ができたところで二人は公園から西にある河川敷に向かった。

たわいのない会話を交えながら釣り竿を垂らし、魚がかかるのを待ち続ける。
「おっ、かかった、って、あっ!」
一瞬白磁の竿が引いたがすぐ逃げられてしまった…。
「へったくそね、こう釣るんだよ!」
と、羅紗は素早く引き上げ華麗にヤマメを釣り上げる!
「おっくそっ負けないぞ!」
…結局羅紗がニジマスやハヤなどを続々釣り上げあわせて十匹釣ったのに対し白磁はアユ二匹止まりだった。
「まったく、ホント世話が焼けるんだから、気を落とさないでよねっ!」
「お、おう、サンキュ…」
と、羅紗がイワナとニジマスを二匹ずつ分けてくれた。
そんなこんなで羅紗とすっかり仲良くなり、次の日も、また次の日も羅紗に会いに行くためにラジオ体操しに公園に向かい、暇つぶし目的で羅紗と遊んでいくうちに…
(ボクにも兄弟がいたらこんなかんじなんだろうな…)
とか考えるようになった。とにかく、はじめてラジオ体操に行った日を境に白磁の日々は充実したものになっていった。
0603Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:15:22.38ID:ZvpVYksE
しかし、ある日、白磁の身に災難が降りかかる…。
それは遊びから帰ってきた午後一時のことであった。
「へっへっへっ…娘さんもええ身体しとるやないか」
「なっなにするんだ、離せ、やめろ…ッ!!」
見知らぬ男が白磁に飛びかかり、身体という身体をまさぐり回す…!!
この男、なかなか強く、白磁でさえ思うように抵抗できない!
「抵抗したってムダやで、あんたのオカンに許可もろとんや」
と、白磁の服を脱がそうとする。
(なんだって?!お袋が…!?)
…つまり目の前にいる男は母・鉛華の愛人のひとりなのだろう。
いくら疎遠になったからっていくら男漁りに狂ってるからってだからといって娘を売ろうだなんて…!!
「…うわああぁぁああぁあっ!!」
「ぷぼ!!」
火事場の馬鹿力でやけくそで暴れ、男の拘束を振りほどく。
「この、野郎ぉおああ!!」
「ドギャス!!」
単純な腕っ節では白磁の方が上回ってたのでワンパンチでKOできた。
「…はっ。えーと…もしもし、レイプされそうになりまして…」
失神した男を見て我に返った白磁は落ち着いて110番通報をする。
十数分後、警察が到着し、男は強姦未遂の現行犯で逮捕された。白磁と犯人の男の話により、鉛華も強姦教唆の容疑で逮捕する方針となった。
白磁は児童相談所に保護されたが、そもそも鉛華は両親の反対を押し切って結婚し、その際勘当されていたので、白磁を引き取ってくれる親戚などいない。
よって白磁は火妃蜂町の隣町・酸龍(すいたつ)町にある児童養護施設・葦戸園(あしどえん)に預けられることになった。

一週間後、白磁は…







脱走した。
0604Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:16:12.34ID:ZvpVYksE
不良少女ということで他の子から奇異や恐怖、侮蔑の目線で見られ、なじめなかったからだ。
もちろんケンカも多発した。職員ともしばしば衝突した。
そしてなにより、葦戸園の規則が苦痛で仕方なかったので安住の地足り得なかった。










ミーンミンミンミンミーン

あれからどれくらい走ったのだろうか?
あれからどれくらい歩いたのだろうか?
これからどれくらい歩けばいいのだろうか?
これからどれくらいさまよえばいいのだろうか?

炎天下のなか、白磁はあてもなく街中をさまよい続けている。熱気と日光が水分と体力と思考能力を奪っていき…白磁はついに路地裏で倒れた。
0605 ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:49:19.24ID:t7bwdmTQ
ERROR: We hate Landfill!
埋め立てですかあ

とかそんなエラーが出て書き込めなくなってしまいました
どうすればいいんでしょうかorz
0606Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:49:57.76ID:ZvpVYksE
おでこにひんやりとした感触が走り、白磁は目をゆっくり開ける。
「おお、目が覚めたのかい…あんなところでぶっ倒れて何事かとおもったぞ」
目の前には老婆がいた。しかし彼女は年の割にはやけに髪が黒く背筋も整っている。そして白磁は布団に寝かされていた。
「ここは…あんたは、うわっ」
キョロキョロと白磁が見回すと何かが飛びかかってきた!
「は、白磁ぃ、心配したんだから!」
飛びついてきたのは羅紗だった。白磁にぎゅっと抱きつき泣きついている。
0607Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:50:32.63ID:ZvpVYksE
「あー…なんだ、つまりここは、羅紗の家か?」
「そうじゃ。で、わしは羅紗の祖母、椋実(むくみ)じゃ」
つまるところ、脱走の果てに知らぬ間に火妃蜂町に戻っていたということである。
「そ、そんでボクをここまで運んでくれたってわけか?」
「そうじゃ。なかなか背負い甲斐があったぞ」
…羅紗があそこまで強いのはもしかしたら隔世遺伝なのかもしれないと白磁は考えた。
少なくとも重くないといっても白磁は55kgはある。
背負って運ぶのは並大抵のことではない。この祖母にしてこの孫ありと考えると羅紗の戦闘能力も納得がいく。

ぐぅ〜〜〜…

…そういえばもう夜がすっかりふけている。そろそろおなかがすく頃合だろう。
0608Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:51:23.43ID:ZvpVYksE
「白磁、ちょっと待っててね!」
もう泣き止んだ羅紗が台所に立ち、料理を始める。
「羅紗は本当にいい子じゃよ。親はふたりとも事故でおっ死んじまいおってのう。じゃがめげずによくやってくれておる」
椋実は淡々と話を紡ぐ。
「してなにゆえそんなところでぶっ倒れておったのじゃ?」
「…お袋が逮捕された、で、入れられた養護施設にもいまいちなじめなくてさ…」
白磁は正直に簡潔に答えた。
「ほほうそうかそうか…親戚はどうしたのじゃ?」
椋実はさらに質問する…が
「さて、もう夕餉もできあがったようじゃ。質問の続きはあとで訊こうかの」
と、椋鳥はゆっくりと去っていった。布団で寝ていると、続けて、羅紗の足音が近づいていくのがわかる。
「はい、白磁。ごはんだよ」
と、羅紗が夕飯の乗ったおぼんを白磁のそばに置く。
冷やし中華だ。夏の日差しと熱気にやられていた白磁にとってはちょうどいいメニューだ。
0609Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:51:44.76ID:ZvpVYksE
ラー油の効いたピリ辛なゴマだれが食欲を刺激し、ちゅるちゅると麺は口に入っていく。
「あはっ、もう元気になったのね!よかった!!」
と、羅紗がまた抱きついてくる。そういえばさっきまでだるかったのがうそのように吹っ切れている。
「んじゃーあたしもごはん食べてるから、気が済むまで寝てていいよ」
「いや、ボクも行く」
ただ布団に潜ってるだけなのもヒマなので、身体を起こし、羅紗についていくことにした。

今は夏だから電源の入ってないこたつに二人は座ると、羅紗が冷やし中華をすすり始める。

こたつの前のテレビはクイズ番組が放映されていた。
食べながら次々と正解を言い当てる羅紗は頭のいい子らしい。
「ところで、話の続きじゃったな…」
と、同じく冷やし中華を食べながら椋実は言う。
「白磁といったか…親戚はどうしたのかの?」
「いやー…それが、引き取ってくれるところがどこにもなくて…」
「ほほう難儀じゃなあ…だったら、ここで暮らすかい?」
思いもよらない言葉だった。
「白磁!一緒に住むの!?」
まだ決めてもないのに、食べ終えた羅紗は顔を赤らめながら目を輝かせて食いつく。
とはいえ今は宿無しの身。
「あー…よろしくおねがい…します」
0610Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:52:10.02ID:ZvpVYksE
ここは御言葉に甘える以外手はなかった。
「ほほほっじゃがわしとてただで居候させるほど甘くはないぞ」
「それならボク学校やめるよ!自分で稼げないこともないし…それに学校に行く目的もないから…」
不良少女で通っている白磁にとって学校には居場所がないことも確かだったし、その気になれば援助交際で稼ごうと思えば稼げる。
「ふむ…それなら重井戸(おもいど)のかぶとむし運輸なんかどうじゃ?
かつてわしが働いてた場所じゃ。コネくらいきくじゃろ」
重井戸町は火妃蜂町から上り電車で5分で着く場所だ。
話を聞けば、かぶとむし運輸は全国展開されている大型スーパーマーケット・クワガタの物流センターとのことだ。
そして駅から徒歩10分、これほど都合のいい場所はない。
さらに話を聞けばだいたい手取りで20万円ほどになり社会保険も完備しているという。
「ああ、お願いしよう」
「ふほほっ、決まったな。…なんじゃ羅紗、嫌なのか?」
「ううん、おばあちゃん。イヤなわけないじゃない!大歓迎だよ!」
「うわっ!」
またしても羅紗に抱きつかれる。ここまでなつかれると正直気恥ずかしい。
「これからよろしくね!白磁…じゃなくておねえちゃん!」
0611Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:52:32.00ID:ZvpVYksE
「ほっほっほ…姉ができたようで心底うれしそうじゃな」
と、椋実がほくほく顔で云う。
「あー白磁でいいよ、それこそ照れ臭いから」
「あっそう、じゃあよろしく、白磁!」
「うん、よろしくな、羅紗。椋実さんもよろしく…」
「ふぉっほほほ、わしのことは気安くばあさんと呼んでもかまわんよ」
「あ、うん…じゃあ改めて、よろしく、ばあさん」
こうして、白磁が黒紅家の一員に加わった。
ちなみに、寝る場所はとりあえず羅紗の部屋の押し入れということになった。
0612Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:53:05.25ID:ZvpVYksE
即戦力になるとみなされ、白磁は即日採用となった。
かぶとむし運輸の作業は商品の仕分けと倉庫内のピッキングが主だ。
それなりに肉体を使う仕事ではあるが、腕っ節が強く体格にも恵まれた白磁にはそれほど苦もなく作業はすすんだ。
最初こそ不良ということで色眼鏡で見る者も少なくなかったが、白磁のまじめな仕事ぶりを見て、ここで働く人は元ヤンが多かったのもあってか、周囲の人はすぐに考えを改めた。
そして、お楽しみは…
「よーし、お昼休みにしよう!」
班長の号令で昼休みの時間となり、各自休憩室に向かう。
「さてと、いただきます」
席について風呂敷をとると弁当が出てきた。
そう、お楽しみとは羅紗が毎朝作ってくれる弁当だ。
今日は玉子焼にキンピラゴボウに豚の生姜焼き、小松菜のおひたしに、ごましおをまぶしたおにぎりが3つだった。
味はほっぺたが落ちそうなまでにおいしい。この弁当を食べれば午後もどんな大変な仕事でもがんばれるような気がした。
0613Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:53:27.19ID:ZvpVYksE
白磁の休みの日は日曜日と水曜日だ。今日は水曜日、そして羅紗も今小学校は夏休み真っ只中だ。
羅紗も宿題は八月上旬にはとっくに終わらしていた。
「わしは人間ドックに行ってくる…おまえらも好きに遊んでいってかまわんぞ」
「行ってらっしゃい、ばあさん」
と、椋実はすたすたかつきびきびと家を出る。
羅紗がとっておきの場所が丑吹雪(うしふぶき)市にあるというので、今日は羅紗と一緒にそこへ行くことにした。
火妃蜂から下り電車で30分程で丑吹雪に着く。丑吹雪市は輝虎市と比べてはるかに健全で治安のよく商業面でも発達した街である。
羅紗の言うとっておきの場所は駅から北へ徒歩10分程で着いた。
“メルビン・ホール”、食料品はもちろん衣服や日用品、果ては宝石から家電製品まで幅広く取り扱っている超大型ショッピングモールだ。
0614Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:54:26.33ID:ZvpVYksE
中には激安の神殿こと“とんきほたて(略してほたて)”もある。もう何でもありである。
娯楽施設に至っては映画館からゲームセンター、果てはバッティングセンターまである。
ある意味クワガタの最大の商売敵というべき相手だが、今回は素直にとことん楽しむことにした。
まずは映画館に行き、羅紗も白磁も好きなアクション映画を観て、次に昼食に回転寿司に行き、腹ごなしにバッティングセンターで汗を流し(羅紗は期待通り飛ばし屋だった)、最後にそれぞれ羅紗は食料品売り場、白磁はほたてでショッピングを楽しんでいった。

今日の夕飯はビーフステーキとシーザーサラダだ。
羅紗は奮発して一人当たり200gもの分厚い肉を買ったため、食べ応えは相当あったが、健啖家な三人は難なくそれを食べ終えた。
順番に入浴し、歯を磨いて、しばらくテレビを見てたらもう11時なので寝ることにする。
0615Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:54:43.43ID:ZvpVYksE
…しかし、白磁はなかなか寝付けなかった。
羅紗はすうすうと気持ちよさそうに寝息を立てている。
この無防備な羅紗の表情を見て、白磁は何らか衝動に突き動かされるように、羅紗の全身をまさぐった。

…肺と気管支がヒューヒューする…心臓と血管がバクバクする…目と頭がクラクラする…!!
0616Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:55:12.59ID:ZvpVYksE
援助交際した際に異性と触れ合ったこともあったが、それでも今までこんなにドキドキしたことはなかった。

まずはパジャマズボンを脱がしてみる。すべすべの脚と灰褐色のブリーフが露わになる。
脚をなでなでしてみる。予想通り感触がいい。
続けて、パジャマの上着のボタンをぷちぷちと外していき、やや強引に剥ぎ取る。
あのパワーが発揮されるとは思えないしなやかな細腕があらわになる。本当にあのヤクザもノックアウトするパンチ力はどこから発生するのだろう。
揉んでみる。引き締まっていい弾力だ。嗅いでみる。なんというか安心するいいにおいだ。
続けて、白いTシャツを脱がしてパンツ一丁にする。鴇色の乳首が外気に触れる。
「ん…?ってなにやってんの!白磁!!…んむっ」
パンツ一枚にまでひん向かれた羅紗は顔を真っ赤にして叫ぶも白磁は羅紗に口付けし、声を封じる。
「ん、んん…ぷはっ」
舌と舌を絡ませたあと、唇を話す。
「は、はくじぃ…」
「おとなしくしてろ…ボクも脱ぐ」
白磁はパジャマを脱ぎ、Tシャツを脱ぎ捨て、白いフルカップのブラを外して白いパンツ一丁になる。
大きな乳房と紅梅色の乳首が露わになり、羅紗はすっかり見とれている。
0617Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:55:35.25ID:ZvpVYksE
実際、その大きな胸は学校でも男子にジロジロ見られてたし(睨むと蜘蛛の子を散らすようににげていったが)、援助交際の際、男を誘惑するための武器として使っていたが、こうじーっと見られると気恥ずかしい。
「えいやっ」
「きゃっ!?」
羅紗にのしかかってみる。羅紗は抵抗するまもなく押し倒された。
「あっだ、だめ…っ」
羅紗の乳首をいじってみるとみるみるうちに隆起していった。
「ふぁ…っあっあ…あっ…!」
耳をしゃぶり、脚を撫でると羅紗はますます切なげな声で喘ぐ。もちろん乳首への刺激も忘れない。
「ふぁっ…あっあああっ!!」
愛撫を続けていくと、羅紗はとうとう絶頂に達したようだ。
ブリーフを脱がすと、羅紗の小振りなお尻と小さいながらに勃起したペニスが外気に触れた。
「…もー、こーなったらあたしもやっちゃうんだから」
「うっおふぅ」
羅紗は白磁の右の乳房を頬張り、左の乳首をもみはじめた。少女のような見てくれとはいえやはり羅紗も男の子なのだろう。
白磁は羅紗の頭をよしよしと撫で、小振りなお尻も優しくなでたりもんだりする。
「ん、んっんっん」
「ら、羅紗…!」
乳首を吸われたり弄られたりするたび白磁は身体の芯から熱くなっていく。
0618Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:56:19.16ID:ZvpVYksE
「ん゛っ!」
「ふぁっ、ごめん、痛かった!?」
「い、いや…ちょっとびっくりしただけだ…」
軽く乳首が歯に当たって、白磁はびくんと全身を震わせた。
「ふぁっは、白、じっそこだめぇっ」
白磁は勃起した羅紗の陰茎をしごきはじめる。
「は、はくじっなんか、きちゃう…ああぁっ!」
羅紗の亀頭から白い液体が吹き出した。
「…な、なにこれぇ…へんなにおいだしベタベタするぅ…」
「はじめてだったのか。“射精”したんだよ、で、これは精液、射精ってのはこの精液を出すことなんだよ」
「せい…えき?」
白磁は羅紗の先端からこぼれる白濁液を手にとって、精通した羅紗に説明する
白磁もショーツに手をかけ、脱ぎ捨て一糸まとわぬ姿をさらす。
「白磁…はえてないんだ…」
「いうなって、コンプレックスなんだ…」
お尻も安産型だが、陰毛は一切はえてなかった。
恐らく羅紗は椋実と一緒にお風呂に入るなりして大人には陰毛が生えるものと知っていたのだろう。
物珍しげに羅紗は白磁の無毛のすじを見ると…
「ん、ら、羅紗ッ!」
いじりはじめる。開いてみたり、クリトリスを引っ張ってみたりすると、クリトリスは徐々に勃起し始め、すじは湿り気を帯び始める。
0619Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:56:45.77ID:ZvpVYksE
「んあっ!」
「あっ痛い!?」
膣内に指が入ると、白磁が仰け反ったので、慌てて羅紗が指を抜く。
「いや、ちょっとな…続けてくれ…」
「う、うん…」
恐る恐る再び膣内に指を入れ、陰核亀頭の皮をむいてつまんでみる…
「あっ、そこっそこぉっ!」
羅紗の指が白磁のGスポットに突き刺さると、尿道から無色透明かつ無味無臭な液体が数発吹き出し、羅紗の顔にかかった。
「…これも、“しゃせえ”?」
「あ、ああ…似たような…ものかな…」
潮吹きは女性の射精とも言われている。白磁はもともと潮吹きしやすい体質だったが、それでもこんなすぐに吹いてしまうのははじめてだった。
「よいしょっと」
「やぁっ…白磁…これ、恥ずかしい…」
羅紗の両脚をつかんで、いわゆるちんぐり返しの体勢にする。
「白磁、ダメっ、そこ、汚いっ!!」
羅紗の肛門を舐める。羅紗は白磁を止めようとするが…
「羅紗に汚いところなんてあるものか」
白磁は構わず菊門に口淫を加える。ある程度湿らせると、孔はほぐれ、ひくひくしていく。
「やっ、冷た…っ!!」
ほたてで買ったローションを羅紗の後孔に垂らすと…
「…ひぎ…ッ!!!」
白磁は指を入れる。菊門が十分ほぐれただけありすんなり入った。
0620Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:57:11.89ID:ZvpVYksE
「は、はくじ…だめ…ぇ…、んっ!!」
白磁の指が羅紗の中を這い進み、やがて“弱点”を突く!
前立腺責めは援助交際の時にもやってたので、これくらい朝飯前…だが、羅紗にそれをやると頭に熱を帯びるような感覚をおぼえ、羅紗が敏感に反応するたび、白磁の精神は益々高揚する。
前立腺をかき回すと同時に羅紗の平坦な胸を揉み、乳首をすする。
「あっあ、おかしくなっひゃ、やあぁあああっっ!!」
刺激を続けると羅紗は盛大にイッた。しかしペニスは依然勃起したまま、女性の愛液がごとく先走り液を垂らすも射精はしていない。
ドライオーガズムである。責めるたびに羅紗はより激しくのけぞり喘ぐ。
「…羅紗、許してくれ」
「…あっ、ひゃう…ッ」
羅紗の肛門から指を抜き、白磁は羅紗のペニスにコンドームをかぶせると、自身の膣内に迎え入れた。
「は、はく…じ?…っっ、〜〜〜!!」
白磁の膣は蛸壺のように羅紗の陰茎を吸い込み、行き着く先は数の子のような膣壁が亀頭を摩擦する!
「あっ、あっ白磁っはくじぃ」
「ら、羅紗、羅紗ッ!」
羅紗の亀頭は先程から白磁のGスポットを的確に突いており、そのたび白磁はのけぞり、尿道からたちまち潮を吹いてしまう。一発、また一発…!!
0621Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:57:55.06ID:ZvpVYksE
羅紗は腰をガタガタ震わせながらあっという間に白磁の膣内で射精した。
「…いっぱい、出したな」
白磁が羅紗のペニスを抜く。外されたコンドームにたまった精液が快楽の凄まじさを雄弁に物語っていた。
「…でも、ボクはまだ物足りないぜ」
「!!、な、なんなの、これ…!!」
白磁はガサゴソと押し入れを漁ると黒光りする双頭のディルドをとりだした。
羅紗のイチモツの数倍も太く長いそれは、彼を絶句させるのに十分すぎた。
0622Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:58:10.55ID:ZvpVYksE
「ど、どっからそんなものを…」
「ほたてで買った」
と、軽く答えながら丹念に両側にローションを塗ったくる。
「羅紗…ボク、もうガマンできそうにないや…」
と、白磁は無毛の膣口に双頭ディルドの片方を咥える。
「うん、きて…白磁…」
羅紗は白磁が何をしようとしているのかを察したのか、ごろんと脚を開いて、白磁を誘う。
「い、いくよ…うっ」
「ん痛ッ…キツっ…!!」
白磁の膣内にささった人工の肉棒のもう片方が羅紗の肛門に入っていく…!!
お互いの腰の動きが、それぞれ前立腺とGスポットを突くたびに共鳴するように激しくなる。
「は、はあっはあっはっ白磁、はくじぃっ!!」
「うおおぉぉっ!!羅紗!羅紗!!羅紗ッ!!」
0623Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:59:09.16ID:ZvpVYksE
張り方はますます深く刺さっていき、とうとう人工の亀頭はそれぞれポルチオと精嚢に突き刺さる!
どちらもそれぞれ自分の手ではまず触れることすらままならないほど奥深くに秘めている極上の器官だ。
白磁の膣口はしとどに愛液をたらし、尿道口から先程よりもさらに勢いよく潮を吹き出し、羅紗は陰茎と陰嚢をぶるんぶるんとはちきれんばかりに鈴口からはしとどに先走り液を垂らしている。
「ら、羅紗ッ…おおおおおっ!!」
「や、ゃっ、は、はくじいぃぃっ!!」
白磁が一際勢いよく潮吹きした直後、羅紗のペニスからはマグマのように精液がこぼれる。
ところてんだ。前立腺と精嚢を人工の亀頭で抉られた衝撃で、ペニスに触れることなく、突き出されるように射精してしまったのである。
「…羅紗、またお風呂入ろうか」
「…うん」
白磁の囁きに羅紗は顔を赤らめながらこくりと頷く。
お互い汗と愛液、精液と潮にまみれていたので当然の提案であった。

「…よし、起きてないな」
「うん、おばあちゃんいない」
白磁はまわりを確認しながら、椋実がいないことを確認しながら、服を持って浴室に向かう。
0624Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 08:59:58.94ID:ZvpVYksE
かぽーん

「えへへへー誰かと一緒にお風呂なんて久しぶりー♪」
わしゃわしゃと白磁に髪を洗われながら、羅紗が嬉しそうに言う。
羅紗のビロードのような髪は触って心地がよい。
「ほら、目をつぶってな」
「わっ」
羅紗の髪をシャワーで流す。流されたあと、羅紗はスポンジタオルを石鹸で泡立てて身体を洗い始める。
泡が全身に行き渡った、その時…!!
「…っひあ、は、白磁…ッ!!」
白磁は羅紗の肛門に指を突っ込んだ。石鹸のおかげで中指と人差し指の二本がすんなり入る。
前立腺を中指と人差し指の交互で押すたび羅紗のペニスは小さいながらもみるみるうちに勃起し、胸を揉んだり、尻肉をなでたりするたびに羅紗はドライオーガズムに達する。
「さてと…」
「…ふああん…ふえっ?」
お尻の穴から指を抜くと、羅紗は切なげな顔をする。
「そんな顔するなよ…ほらよっ」
「…っはあぁ…っ!」
例のディルドを羅紗の肛門にねじ込む。
「どうだ、これ、気持ちいいだろ?」
「わ、わかんない、へんな…かん…じっ!!」
ビクビク震えた小さいながらも勃ちきった羅紗のペニスを、白磁は無毛のすじを密着させこすりつける。
0625Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 09:00:27.10ID:ZvpVYksE
素股は石鹸と白磁の愛液と羅紗の先走り汁でスムーズに行く。
「あっは、はくじっはくじいぃっ!!」
羅紗は全身を激しく痙攣させると同時に勢いよく射精した。白磁もぴゅるっと軽く潮を噴いた。
「えへへっ白磁も洗ってあげる♪」
と、羅紗は自分の精液を浴びに浴びた白磁の身体を泡立てる。胸とかすじとか見たり触れたりすると一瞬顔を赤らめて固まるがなんとかしっかり洗いきった。
その後、お互いにシャワーをかけあい泡を流しあう。

お風呂から出た後、パジャマを着直して、ふたりは改めて就寝した。
0626Red Eyes ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 09:00:53.56ID:ZvpVYksE
「ふああー……って、しまった!寝過ごしちまった!」
目覚まし時計を見ると7時半を過ぎていた。どうやら音に気づかず寝坊してしまったらしい。
羅紗は起こしてくれなかったのかと一瞬思ったが羅紗はすうすうと寝ていた。
冷静に考えてみれば、夜遅くに付き合わせてしまったのだからムリもない話だった。
「ほっほっほ、ようやく目がさめたようじゃな。ほれ、朝餉と、これ、弁当じゃ」
椋実が笑いながら、白磁に弁当を手渡す。テーブルにはハムエッグとトーストがあった。
「ばあさん、なんで起こしてくれなかったんだよ!」
「ふほほっ、昨晩は随分とさかっておったようじゃな。こりゃ曾孫ができるのも時間の問題かの」
「〜〜〜〜〜〜!!もう、いってくる!…ガツガツガツガツ…」
意地悪く椋実が笑うと、白磁はハムエッグをトーストで挟んでむさぼり食いながら家を飛び出した。

続けて羅紗が起きた後、椋実に「今日はお赤飯じゃな」とからかわれて羅紗は赤面したのはいうまでもない。

それ以来羅紗と白磁は一か月に一回くらいの割合で性行為に及んでいる。
こうして、白磁の忙しくも楽しい人生は、一ページ、また一ページ…と開かれるのであった。
0627 ◆Qi9RmVwKcU 2017/03/10(金) 09:02:42.20ID:t7bwdmTQ
以上です!一時はどうなることかと思いましたが無事に書き込むことができました!m(_ _)m
相変わらずの駄文では御座いますが、よろしければ感想などコメントをおねがいしますm(_ _)m
0628名無しさん@ピンキー2017/03/11(土) 03:02:37.36ID:6wfkFgs3
>>605
このエラーうざいよな
たぶん書き手がいなくなったのもこれのせいだと思う

とりあえず乙
次回作も待ってる
0629名無しさん@ピンキー2017/03/12(日) 07:51:54.52ID:76awnvpM
久々の良作age
0630名無しさん@ピンキー2017/03/18(土) 01:34:20.89ID:cjNc8yCu
久しぶりに覗いてみたら閑古鳥が鳴いてるな〜なんて思ってたら投稿規制という事情があったのね
そら職人もいなくなるわ
0631名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 00:27:10.29ID:ZhuF1M7Q
過去スレで続きが観たい作品ってある?
自分は「バイオハザード」や「こんなのはどう?」や前スレのリクエストでクラスメイトにオナニーを目撃されて
っていう>>339で投下されたリクエスト作品
これらが読みたい
0632名無しさん@ピンキー2017/06/01(木) 00:18:26.97ID:tWv1OBM8
過去レス見てきたけど
上手いのほど短く(1レスとか)まとまってるな…
0633名無しさん@ピンキー2017/06/01(木) 03:27:57.40ID:XgqoTEgP
上手いとは違うかな。余計な設定がないので読みやすいんだ
設定や描写が細々してて長いのが上手いってわけじゃないけどな
0635s2017/06/03(土) 16:51:43.81ID:5cJeyTzw
おわっ久しぶりに来たらぴんくちゃんねるがずいぶん変わってるな
0636名無しさん@ピンキー2017/06/06(火) 23:54:49.82ID:XJkkTm1Q
ひさしぶりにSS描いたので投下したいけどだれかここ見てる人いるのかな
0637名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 01:03:52.62ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (1)

ガーーーーーーーギーーーシュー…ゴッ…とん。プシューっ
「1番線に到着の列車は……」
ぼく達の住む街の駅には珍しい長い編成の列車がホームに滑り込み、駅の案内放送が列車が
到着したことを知らせている。ぼくたちは最後尾の車両に乗り込んだ。
「へぇー寝台車ってこんな豪華なんだ…」
「でも狭いな…」
ぼくと素子お姉ちゃんの始めての寝台列車の第一印象。背の高い素子お姉ちゃんはすこし
かがみながら車内を移動している。
「部屋は一番奥だよ。」
2回目らしい涼子お姉ちゃんは勝手知ったる風で、ぼく達を最後尾の部屋に誘導した。

寝台券に示された部屋の扉を開けると、後ろが全部窓になっていて、駅の信号設備などが見える。
「わぁ、すっごいなー。」
「でしょでしょー。切符取るの苦労したんだからー。」
景色がよいのに感動するぼくと涼子お姉ちゃん。一方、素子お姉ちゃんは、
「クローゼットまであるのか…あ、でも奥行きがないな…。」
とか何とかであんまり琴線に触れるものはないみたい。

ゴトン、と音がして列車が発車する。21時すぎ。定時だ。

荷物を所定の場所においていると、ノックがする。車掌さんだろう。
「失礼いたします、乗車券と特急券を拝見させていただきます。…はい、ありがとうございます。
 それではごゆっくりおくつろぎください。」
続いてアテンダントのお姉さんが入ってきて、飲み物と氷のセットを置いていく。
最初からついているサービスらしい。根が貧乏性なぼくは一瞬移動販売かと思ったが、
そういうのはこの部屋までは入ってこないそうだ。
0638名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 01:04:16.19ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (2)

「せっかくだし、乾杯しましょうか。」
飲み物のセットを窓のそばのテーブルに置いて、涼子お姉ちゃんがいう。
ミニバーと呼ばれるそのセットは、ビンのシャンパンとワインが1本ずつ。
ウィスキーの小さなビンが1つ。それとリンゴジュースとミネラルウォーター。
それと若干のおつまみ。

「あなた達何飲む?」
「あーぼくはリンゴジュース。」
「なんだ、飲まないのか?」
「一応、未成年だし…。いやまぁ、飲んだけど気持ち悪くなるだけで美味しくないし。」
「そうか…姉さんは?」
「私は最初にシャンパンにする。」
「じゃぁ私も。」
窓に向かった展望のよい位置にあるソファーに3人でかけて乾杯。このソファーは2人でゆったり
座ることを想定して作られていると思われ、3人で座るときつい。まぁでも、お姉ちゃんたちと
密着しながら電車に揺られるのも良い。


「こういう景色見ながら酒飲むのもいいもんだなぁ。うふふ…。」
「でしょう? この部屋、列車に1つしかないんだから、めったに取れないのよ?」
お姉ちゃんたちはすでにシャンパンを開け、涼子お姉ちゃんはワインに、素子お姉ちゃんは
ウィスキーに突入していた。2人とも気分が良いみたい。
「侠也はかわいいなぁ、ふふ、うふふ。」
素子お姉ちゃんがぐいとぼくを抱き寄せ、頭をもみくちゃにする。
0639名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 01:04:34.52ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (3)

「なんだ、お姉ちゃん酔ってるの?」
「んー、ちょっとね。むふー。」
お姉ちゃんはウィスキーをぐいと飲んでから、ぼくの頬や額にちゅっちゅとやたらキスをし始めた。
「あーもう、ちょっとじゃないじゃん。」
「いーだろー、好きなんだからー。…あーなんか暑いなー。」
そういって素子お姉ちゃんはシャツを脱いだ。中にはオリーブドラブ色のタンクトップとその下に
ブラジャーを着けているが、お姉ちゃんの大きな胸でタンクトップはぱつんぱつんで、ぼくの位置
からだと深い谷間がよくみえる。
「ほーら侠也おっぱい好きだろー。」
素子お姉ちゃんはさらにぼくを引き寄せてぼくの顎がお姉ちゃんの胸にうずまるほど密着させた。
ちょっとお酒臭いけど、素子お姉ちゃんのいい匂いがする…。素子お姉ちゃんはぼくの頭を
撫でながら額に何度もキスをしている。
「あー素子ちゃん、おっぱいで誘惑するなんてずるいよー、お姉ちゃんも脱いじゃうからー。」
涼子お姉ちゃんまでブラウスを脱ぎだして上半身ブラ一つになっているが、素子お姉ちゃんは
かまわずぼくをくしゃくしゃにする。
「侠也はあたしの胸の方が好きだもんなー。あたしの方がでかいし。むふふー。」
「素子ちゃんのは大きすぎ!あたしの方がちょうどいいおおきさだもん!
 それにぜええったい垂れてくるわよ!」
「あははー、あたしは大胸筋とか鍛えてるから垂れないよー。なー侠也ー。
 お姉ちゃんのおっぱい好きだろー?」
「うん。好きだよ。」
「ほらー。むふふっふふふっ。」
「涼子お姉ちゃんのも好きだけどね。」
「んもー、余計なこというなー。」
「侠ちゃんお姉ちゃんの方にいらっしゃいよー。」
「だめー、貸してあげない。姉さんはおととい侠也としたでしょー、あたし5日ぐらいして
 ないんだからー。もーすっごい溜まってるんだからぁ。だからさーほら、侠也。口でしてー。」
「え、今から?」
「うん、ほらーこんなに勃ってるんだよー。」
素子お姉ちゃんがぼくの手をとって股間にもっていく。お姉ちゃんのペニスはズボン越しにも
わかるほど立派に勃起していた。
0640名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 01:05:02.15ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (4)

「口でするのやだって言うならここで座ったまま侠也の尻を犯すからなー。」
「んもう、わかったよ、口でしてあげるよぉ。」
「むふふーそれでいいんだよー。」
「ったく素子ちゃんは気が早いわねー。」
素子お姉ちゃんがズボンのホックをはずして下着をおろすと、ビンっと音がしそうなくらい
元気にペニスが飛び出してきた。
「うわ、もうこんなんなの…。」
「だから溜まってるんだってー。あたしはお前としかしないんだからー。ね、口でしてよー。」
「わかったよ、しょうがないなぁ。」
ぼくは持っていた紙コップをテーブルに置くと、素子お姉ちゃんの足の間にもぞもぞと身体を
滑り込ませ、口で奉仕できる体勢になった。

「はやくはやくぅ。」
ぼくが舌を出してお姉ちゃんの巨根の根元から亀頭の方に舌を滑らせ、しっかり開いている
傘の部分をなぞるように舐める。カウパーが滴りつつある鈴口にも舌を這わせ、潤滑液を
伸ばしてゆく。お姉ちゃんにゆっくり快感を与えることができる。
「ふぅ…ん…気持良い…。酒飲みながらかぁいい弟にチンポしゃぶらすの、いいな…。ふぅ…。」
「もー、一回したら侠ちゃん貸してよー。お姉ちゃんも侠ちゃんにしてほしーよ。」
「わかったってば…。あ、姉さんワイン頂戴。」
「いいけど、素子ちゃん結構飲んでるけど大丈夫?」
「大丈夫だって、ほらチンポもこんなに元気だし。」
だめだこりゃといった感じで涼子お姉ちゃんがボトルにグラス半分ぐらい残っていたワインを
素子お姉ちゃんに注ぐ。素子お姉ちゃんはそれをくいと飲むと、ぼくの頭を撫でる。
「そろそろ一発目行くから、咥えてくれ。」
いつもより早いかなと思いながら亀頭を咥え、舌で鈴口をまさぐると、亀頭が一瞬膨れた。
――ぶびゅっ、どくっ、どくっ、どく…
かなりの勢いの精液を飲み下していく。もちろん勢いには難儀するのだけど、いつもの初弾よりは
楽な気がする。もしかしてお姉ちゃんはお酒が入ると早漏気味になるのかな。
0641名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 01:05:17.68ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (5)

「相変わらずすごい量…。」
ぼくが唇を拭いながら立ち上がると、
「素子ちゃん侠ちゃん貸してよー。次はお姉ちゃんがしてもらうんだからー。」
と涼子お姉ちゃんが口を尖らせている。
「んー、やっぱやだー。姉さんにはまだ貸してあげなーい。侠也かわいいいんだもーん。
 ほら、侠、お姉ちゃんの上にすわっちゃえ。なー。」
素子お姉ちゃんがぼくをくるりとひっくり返して抱き寄せた。ぼくはお姉ちゃんの
太ももの上に座ることになる。お姉ちゃんの勃起したペニスの堅さを腰の辺りに感じながら。
「あー、もう、お姉ちゃん酔ってるでしょう…。」
「酔ってても問題ないってば。チンポびんびんなのわかるだろー。」
「わかるけど、そういう問題じゃないでしょ…。」
「もー、面倒くさいなー、もうすぐ突っ込んでやるからー。」
そういうと素子お姉ちゃんがぼくのズボンを脱がしにかかる。
「わかった、わかったよ、ちゃんと脱ぐから。一回手ぇ離してよ。」
「むー、あたしが脱がしてやってもいいのに…。」
お姉ちゃんが一度ぼくから手を離したのでぼくはお姉ちゃんの腕から両腕を抜き出して
ズボンを脱ぐ。その間もお姉ちゃんはぼくを放さず、ぼくは素子お姉ちゃんのおっぱいや
太ももに埋もれたままズボンを脱いだ。
「ったくもー、素子ちゃんはしょうがないんだから…。」
涼子お姉ちゃんはジト目でこちらを睨みながら半分あきれているようだ。
それでも涼子お姉ちゃんのペニスはがっちがちに勃起しているのが服の上からでもわかったので
後が少し怖い。

ぼくがズボンとトランクスを脱いで準備ができると、素子お姉ちゃんはぼくの両膝の下に
手を入れて、ぼくを軽々と持ち上げる。
「ちょ、お姉ちゃん…」
「だいじょぶだって、ちゃんと、こう…、なじませてから突っ込むから…。」
素子お姉ちゃんがぼくのお尻の位置をお姉ちゃんの天を突くようなペニスにあわせると、
ぼくをゆっくり上下させながら腰を動かして、巨大な亀頭を遊ばせている。亀頭の先端から
潤滑剤になるカウパー液が湧き出ていて、それがぼくのなかに少しづつ入ってくる。
そうしているうちにぼくの方もこの巨大なものを受け入れる準備ができてくるのだけど…。
今日の素子お姉ちゃんはそれが完了するまで待つような堪え性は持っていなかった。
0642名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 02:16:56.80ID:G8PTlUIB
もうかけるかな?
0643名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 02:20:54.21ID:G8PTlUIB
まいったなコピペと判断されてるのかな。次が投稿できない。
0644ID:Y90JDNCtだった人 ◆Qi9RmVwKcU 2017/06/07(水) 07:11:32.52ID:qMIiJp2R
>>643
私も書いてて同じ症状に陥りました。
こういうときは間隔(つまり一レスあたりの文章量)を短くするといいみたいです。
(少なくとも私の場合そうすることで書けるようになりました)

SS自体はなかなかに背徳感をそそらせてくれてGJです!
あと一歩でついに挿入されるんですよね…!?
続きを期待して待ってます!!
0646名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:20:16.37ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (6)

「よっ…と!」
――ずぶぶぶぶぶっ!!
「んああああああっ!」
素子お姉ちゃんが肉搭の上でぼくを手放した。当然巨大なペニスが一気にぼくの中に入ってくる。
お姉ちゃんたちはいつも優しく入れてくれるので、はじめての時以外はほとんど痛みを感じたこと
は無かったんだけど…これは…痛い…。
お尻の中が無理やり広げられて裂けてしまいそうな気がする。しかし痛みと共に鈍い快感が
下半身を包み込み、それは背骨を伝って上半身まで侵し始めている。あまりに強い感覚が
ながれこんできて手が震えてきて、脚に力が入らない。
「素子ちゃん侠ちゃんのこと壊さないでよー、そんないきなり入れて…。」
「大丈夫だよなー。気持いいだろ? ほらほら…。」
素子お姉ちゃんがぼくの身体をゆするとお姉ちゃんの肉搭がぼくの中をぐりぐりと抉り、
ものすごい快感を生んでいる。
「あっ、あふっ…すごぃ…きもひぃ…」
「んふふー、あたしも気持ちいーよ。んっ…すぐにでも出そう…。前の方もシてやろうなー。」
素子お姉ちゃんは腰を微妙に動かしながら右手でぼくのペニスを包み込んだ。
右手でぼくのペニスを握りこむと、親指と人差し指で亀頭をくにくに弄び始める。
「あっ、おねえちゃ、んあっ、すぐ出ちゃうよっ」
前からも後ろからも攻められてたまらない。
0647名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:20:40.92ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (7)

「あたしの手の中に全部出していいぞー…あたしも…そろそろ…んっ…」
お姉ちゃんの右手がせわしなく動いてぼくのペニスの先端を弄ると、もう限界。
ぼくはお姉ちゃんの手なのかに射精した。
――どぴゅっ、どくっ、どく…
「あっ、あぁぅ…うぅ…はぁ」
射精している間もお姉ちゃんは腰を上下させてぼくの中を穿っている。
「んっ…おまえの中きもちいいな、ん、でそう…!」
――びゅぶっ!!
お姉ちゃんが身体をこわばらせてぼくのなかに射精する。ぼくの中にある野太いペニスが、
熱い粘液をどばどばとぼくの中に勢いよく吐き出していた。
「うっ…でるっ…くぅ…ぅぅ…」
お姉ちゃんは吐精のたびに身体をこわばらせ、ぼくのペニスを握りこむ手には自然と力が入る。
――びゅく、びゅくっ…
「はぁ…あー…んー…ふー……ふー…侠也、お前もよかったろー?」
「ん…うん…。ああぁ…なんか…いつもより、すごくて…腰に力が…入んないや…んぅ」
0648名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:21:01.56ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (8)

「なんだ腰抜かしたのか? むふふーかわいいなー」
お姉ちゃんはひどくご満悦のようで、座位でぼくを犯したまま上半身を抱きしめて、後ろから
ぼくの頬にキスの雨を降らせる。それはいいのだが、どうやら本当に腰が抜けてしまった
らしくて、下半身に力が入らなくてふわふわする。お姉ちゃんのペニスの存在感が強調されて、
絶頂感がなかなか抜けていかない。
「よーし、じゃぁこんどはお前のをあたしに入れるぞ。ほら、一回どけろよ。こぼすなよ。」
「おねぇちゃん…ぼくほんとに腰ぬけちゃって…ちょっと立てない…」
「ったくしょうがないなー。ほら」
素子お姉ちゃんがぼくのふとももを持って持ち上げようとしたが、このままだと力の入らない
お尻からお姉ちゃんの精液が垂れてソファを汚してしまう。
「あっ、待って…いま抜かれたら精液たれちゃう」
「んー、ちゃんと締めてろよ…ったくしょうがないなぁ…姉さん、ティッシュとって。」
涼子お姉ちゃんは順番がしばらく回ってこないことを不服ながら悟ったようで、個室に備え付けの
ティッシュの箱を投げてよこした。ティッシュを受け取った素子お姉ちゃんはそれを豪快に
取り出す。素子お姉ちゃんが右手をぼくの太もものしたに滑り込ませると、力を入れて自分の
身体にひきつけながら持ち上げた。ぼくも徐々に回復しつつあったので協力するが、
お姉ちゃんのペニスがぼくのなかから出てゆく感覚であまり力は入らない。張り出したカリが
ぼくの中を引っかきながらから出てきて、溜まっていた精液が漏れそうになると、お姉ちゃんは
左手に持っていたティッシュの塊をぼくのお尻にあてがった。なんだか下の世話をされてる
みたいで恥ずかしいやら情けないやら…。

一応拭き終わってぼくを再び太ももの上におろすと、素子お姉ちゃんのペニスがぼくの股間から
顔を出している。それはいまだ半ば勃起していて、精液でどろどろだ。ぼくはティッシュを何枚か
取り出して、お姉ちゃんのペニスを拭いてあげた。

「よーし、じゃ、ベッドで第二ラウンド行こうか!」
お姉ちゃんはぼくをお姫様だっこで抱え挙げてベッドに向かう。ぼくをお姉ちゃんのベッドに
横たえると、服を脱ぐように言った。お姉ちゃん自身も手早く身に着けていたものを脱ぎ捨てて
仰向けに横になる。
0649名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:21:23.45ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (9)


「侠也おいでー、今度はあたしに侠也のちょーだい。」
「ちょっとまって、まだ腰に力が入んないよ…。」
「んー、しょうがねーな、まーいいよそれで、あたしが動いてもいいし。早く入れてー。」
「ちょっと待って!」
涼子お姉ちゃんが止める。
「んもー姉さん邪魔しないでよー。」
「素子ちゃん、あなた今日安全日じゃないでしょ?」
「あ、そうだ…でもまぁいいy」
「良くないってば! 妊娠するわけに行かないでしょ…。ほら、もう…侠ちゃんゴムつけて。
 あと素子ちゃんにも、精液撒き散らさないようにぃ、着けてあげて。」
「はぁい。」
「むぅー…」
素子お姉ちゃんは不服そうだが、涼子お姉ちゃんはそんなことお構い無しに、ぼくと
素子お姉ちゃん用の避妊具を取り出し、ぼくに投げてよこす。そのパッケージは片方は控えめな
デザインだが、もう片方はやけに彩度の高い配色のものだ。
「…んん? XXXL? でかっ!! これ、舶来モノ?!」
「んー? だって国産のは小さくて入んないんだもん。無理に入れても勃起すると
 破けちゃったりするし。」
「うーん、相当大きいとは思ってたけど…そこまでなのか…」
「侠也あたしのチンポにゴムつけてー。そんでお前も早くつけてやろうよー。」
ぼくは素子お姉ちゃんのそびえるペニスにコンドームをつけてあげる。コンドームとは
思いがたい大きさのそれも、お姉ちゃんのペニスに確かにフィットする大きさだった。
大きな亀頭の辺りや太い血管が浮き出ている根元の方などは引き伸ばされてゴムの色が
薄くなっている。このまま射精したらはちきれるんじゃなかろうか。ぼくも慣れない手つきで
自分のモノにコンドームを装着して準備は出来た。どうして慣れないかというと、
それはもちろん、お姉ちゃん達がぼくに入れる場合の方が多いから。

素子お姉ちゃんに挿入するべくお姉ちゃんの身体に覆いかぶさる。お姉ちゃんは今か今かと
待ち構えている。ぼくはそれがたまらなくうれしくなりながら腰を突き出した。
――ずぷっ…
「くっ…」
ぼくのモノがお姉ちゃんの中に入ると、ゴム越しでも厳しい手荒い歓迎が待っていた。
お姉ちゃんの膣は歓喜に震えながらぼくのペニスを締め付けて扱きあげる。後ろを犯される
快感とはまた別の快感で腰がほとんど動かせない。
0650名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:21:45.67ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (10)

「はあぁ…気持いいよぅ…。お姉ちゃんごめん、ほとんど動けない…。」
「んー、いいよゆるゆる動かしてくれれば…。そうそう…。お前のチンポゆっくり味わうから…。」
ぼくは情けなくへこへこと腰を動かしながらお姉ちゃんのおっぱいに顔をうずめた。
お酒のせいかほんのり上気した肌がしっとりしてとても気持ちいい。ぼくは鍛え上げられた
筋肉にうっすらと脂肪がのった最高の肉布団に倒れこんだ。

「はぁぁ…お姉ちゃんのおっぱい気持ちいい…」
むちむちとしたおっぱいの感触に溺れながらゆるゆる腰を動かしていると。
「お姉ちゃんももう我慢できないから混ざるよー。」
涼子お姉ちゃんが全裸でぼくの後ろに立っていた。
「んー、姉さん、侠也はまだあげないよー。」
「良いよそのままで、このまま侠ちゃんのお尻を犯してサンドイッチにしてあげる。」
「あーそれいいなぁ。姉さんいいよ思いっきり犯してあげて。」
「ああぁ、このまま、するの?」
「うん、侠ちゃんいくよー。」
――ずぶぶぶぶぶぶ…
「はぁっ…くぁ…ぁぁ…なに…これ…」
素子お姉ちゃんの精液で潤滑のよくなったぼくのお尻はお姉ちゃんの巨根をすんなりと受け入れ、
すぐさま快感を生み出し始めた。
「んー、侠ちゃんの中もうトロトロでたまんない…。お姉ちゃんもう止まらないからね!」
その言葉通り、涼子お姉ちゃんはいきり起ったペニスをぼくの中に勢いよく打ち込んでくる。
――ずぶっ、ぶずっ、ずぶぶっ、じゅぶっ…
「あっ、はぁっ…、んぅっ…、ああぁ…」
涼子お姉ちゃんのペニスが激しくぼくの中を出入りすのに引きずられてぼくもわずかに
素子お姉ちゃんの中を出入りする。素子お姉ちゃんの膣はわずかな動きも強い快感に
変換するようにぼくのペニスを締め付けてくる。素子お姉ちゃんの弾力満点の身体に
埋もれながら、ペニスとお尻を攻められ、そのうえ涼子お姉ちゃんの柔らかい身体で
包み込まれて、快感で満ちたの重い雲の中にいるような気がしてきた。
「うぁぁ、もう、だめ、でちゃう…」
ずぶずぶと涼子お姉ちゃんのペニスに後ろを攻められ、ぼくはもう限界だった。
――ぶぴゅっ、どくっどくっ…
0651名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:22:04.52ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (11)

「うぁ…あっ…あっ…」
素子お姉ちゃん中で暴発するぼくのペニス。あまりの快感に素子お姉ちゃんの胸に倒れこむと、
ちょうど中身がぎゅうぎゅうに詰まったように弾力のあるお姉ちゃんのおっぱいが目の前だった。
その先端の突起はくわえられるのを待っているかのようにつんととがっている。
ぼくは迷うことなくそれを口に含んで甘噛みして吸い付いた。
「あん!乳首っ、んんっ、んっう!」
素子お姉ちゃんはびくんと全身をわななかせた。そうかと思うと、ぼくと素子お姉ちゃんの
間にある熱い肉の柱がびくんびくんと精液を吐き出し始めた。それはゆっくりとしたテンポ
ながらひといき、またひといきと大量の精液を吹き出し、ゴム越しにぼくのおなかのあたりに
熱い塊ができるのがわかった。
「二人とも出しちゃったの? じゃぁ…、お姉ちゃんも、いっしょに…、イこう、かなっ!」
ぼくのお尻にペニスを出し入れしていた涼子お姉ちゃんも極まってきたようで、ばちゅん、と
重い音ともに強かに腰を打ち付けて、ぼくの中に大量の精液を流し込んできた。
「あぁぁ…侠ちゃんのお尻きもちいい…いっぱい出ちゃう…」
ぼくの中で涼子お姉ちゃんのペニスがどぷどぷと大量に射精している。いつものことなんだけど
今日はことさら多い気がする。たいていの場合ぼくのお尻はお姉ちゃんの射精を2回分ぐらい
受け止められるんだけど、今日は1発でもれそうだ。
「涼子お姉ちゃん、そんなにたくさん出したらもう僕のなか入らないよ、もれちゃうよ…」
「えっ、それはダメ、寝台車のシーツは替えがないんだからあんまり汚しちゃだめよ!
 んもう、侠ちゃんお尻ちゃんと締めて!」
涼子お姉ちゃんは気持ちよくてふわふわしているぼくのお尻をぺしりとたたく。素子お姉ちゃんも
涼子お姉ちゃんも僕の中に射精しておいてこぼすなというのだから難儀だ。とはいえ、たしかに
ラブホテルでもない寝台車のベッドをあまり精液で汚すわけにはいかない。
「んもう、余韻に浸ってたのに…んっ…」
ぼくがお尻を締めて精液が漏れないようにすると、ずるずると熱いままのペニスが外に出て行った。それがまた油断できないほど快感を生むからたまらない。幸い、涼子お姉ちゃんの精液の
半固形物のような粘度のおかげで、外に漏れたのは少しだけだった。
「お姉ちゃんは素子ちゃんのおちんちんの後始末してるから、侠ちゃんはトイレ行ってきなさい」
涼子お姉ちゃんはまだびんびんにそそり立つペニスをティッシュで拭きながら僕に促した。
ぼくはそろそろとお尻のものが漏れないようにそろそろとトイレに向かう。
0652名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:22:24.95ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (12)

「みてみて侠ちゃん、素子ちゃんの精液!こんなにいっぱい!」
いまだに腰が立たないのか、列車の揺れなのか、判然としないままふらふらとトイレから
でてくると涼子お姉ちゃんがやけに楽しそうだ。涼子お姉ちゃんは手に水風船のようなものを
持っていた。手渡されたそれを見てみると、それはさっきまで素子お姉ちゃんのペニスを
覆っていた特大サイズのコンドームで、薄いピンク色の袋の中にはぽってりと素子お姉ちゃんの
精液が詰まっている。中身をよく見るとそれは不均質のゼリー状で、ずっしりと重い。
量にしてコップ半分ぐらいあるだろうか。
「うわあ…こんなに出したの…」
「ねーすごいよね! でもお姉ちゃんもっと出せるよ! 次お姉ちゃんとしよ!」

そういって涼子お姉ちゃんはぼくをシャワー室に連れ込む。お姉ちゃんはぼくを壁に
押し付けると、両手を正面から組んでぼくを貼り付けのように壁に押し付け、体ごと
覆いかぶさってきた。唇を奪われ、大きな柔らかいバストがぼくの胸に押し付けられ、
お姉ちゃんの勃起したペニスがぼくのふにゃふにゃペニスを蹂躙する。ぼくはなされるがままだ。
お姉ちゃんはぼくよりも背が高いのでちょっとガニ股になりながらペニスでぼくのペニスや玉袋
をこねくり回している。ぬちゃぬちゃとしたねちっこい音と精液や汗のもあっととした匂いが
狭いシャワー室を満たした。ぼくの股間はお姉ちゃんがだしたカウパー液でべとべとに
なってしまった。
0654名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:30:18.49ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (13)

ぷあっと音を立ててお姉ちゃんが唇をはなす。はぁはぁとお互いに息を切らせていると、
お姉ちゃんが不意に手を放し、棚に置いてあったらしい、手のひらより少し小さいサイズの
薄水色の袋を取り出した。おねえちゃんが封を切ると、それは素子お姉ちゃんが使っていたのに
勝るとも劣らない特大サイズのコンドーム。お姉ちゃんはそれを手早く自分のペニスに装着した。
「これでよしっと、じゃあ侠ちゃんちょっと太もも閉じてくれる?」
言われるがままにぼくがそうすると、お姉ちゃんはペニスをぼくの股間に潜り込ませた。
そして全身を上下左右に動かし、ペニスでぼくの太ももと陰嚢、ペニスを摺り上げる。
スマタというやつなのだが、されているぼくもお姉ちゃんの体を全身で味わえて心地よかった。
お姉ちゃんが壁面に押し付けてくれるおかげでふらつく足でもなんとか立っていられる。
0655名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:31:25.13ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (14)

「やっと、侠ちゃんのおちんちん復活してきたね、もうちょっと、早く復活してほしいけど」
はぁはぁと興奮した様子でお姉ちゃんはぼくのペニスの情けなさを皮肉る。そしてペニスを
ぼくの股間から引き抜くと、こんどはその長いシャフトをぼくのペニスに擦り付け始めた。
「どうかな、こうすると、おちんちんで、おちんちんを犯してる感じがして、
 すっごくイイんだけど」
お姉ちゃんのごりごりしたペニスがゴム越しにぼくのペニスに擦り付けられるのは予想以上に
気持ちがよかった。お姉ちゃんの腰遣いは巧みで、まるで蛇のような動きでぼくを全身で犯してゆく。
0656名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:31:43.20ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (15)

「お姉ちゃん、そろそろ、イクね…っ!」
お姉ちゃんはそういうと、吐息を漏らしながら射精をはじめた。お姉ちゃんのペニスに
装着されたコンドームは射精のひといきごとにはっきり大きくなってゆく。
「んっ…はぁ…はぁ…結構、出た、わね…。」

ぼくから少し離れてお姉ちゃんはペニスに装着されたコンドームを外す。それはたったいま
発射された精液でパンパンだった。お姉ちゃんはそれを手早く外して口を結び、精液の水風船を作る。
「どう侠ちゃん、わたしのほうが多いでしょ? むふふん♪」
手渡されたゴムはたしかに素子お姉ちゃんのものより大きく膨らんでいる。
コップ3分の2杯程度だろうか。
「こんなに出てんの…。っていうかぼくいつもこんなの中でだされてたの…」
「あー今回はちょっと溜めたから。普段はもうちょっと少ないと思うよ。でも侠ちゃんと
 するときは気持ちいいからこれぐらい出てるかもね。だから侠ちゃんこれぐらいはごっくん
 してるかもよ。」
お姉ちゃんたちに口でしてあげるときはそのまま精液を飲んでしまうことが多い(これが普通
になってしまっているのは少しまずいとは思いつつお姉ちゃんたちが嬉しそうにするので
やめにくい)けどこんなにたくさん出されていたとは…。
0657名無しさん@ピンキー2017/06/07(水) 10:31:55.43ID:G8PTlUIB
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (16)

「じゃあそろそろもう一回しようか。お姉ちゃんまだ溜まってるんだ、ほら」
お姉ちゃんが僕の右手をお姉ちゃんの玉袋に持っていく。涼子お姉ちゃんは2発出したはずだが
二つの玉はたしかにまだまだ精液が溜まっていそうな張り具合だ。
「ほんっとに涼子お姉ちゃんは底なしだね…立ったままするの?」
「うん、侠ちゃんこのまま後ろ向いて。こういう狭いところで密着してするのも思ったより
 興奮するわ。」
ぼくが後ろを向いてお尻をくいと上げると、お姉ちゃんはいきり立ったペニスをぼくのお尻に
照準を定め体ごと挿入してきた。
――ずぷんっ
お尻から伝わってくる圧倒的な量の快感がぼくの視界をだんだんと白く染めていく。限界が近い…。
ばちゅばちゅというお姉ちゃんの肌がぼくの肌に当たる音が遠くなってゆく。列車が
揺れているのか後ろから突かれて揺れているのかわからなくなってくる。体の中に熱いものが
広がってゆく。ああそうか、お姉ちゃんが射精したのか。その快感でぼくもだらしなく
射精したようだ。快感がオーバーフローしてぼくは意識を手放した…。
0659名無しさん@ピンキー2017/06/08(木) 14:15:39.40ID:r9tbzBjf
ふたなりお姉ちゃん 第6幕 〜豪華寝台特急で〜 (17)


ゴ…ットン。

大きな音で目を覚ます。たぶん、機関車の付け替えだろう。たしかそうすると時刻はまだ早朝だ。
そうだ、ここは家のベッドではなくて、旅行中の寝台車だった。
目の前に涼子お姉ちゃんがいる。隣のベッドには素子お姉ちゃん。素子お姉ちゃんもあのまま
寝てしまったのか。

「あ、おはよう侠ちゃん」
「おはよう、お姉ちゃん。ごめんね、また後始末させちゃって。」
「ううん、お姉ちゃんもやりすぎちゃった。ごめんね。」
「うん、でも…ぼくも気持ちよかったし。お姉ちゃんすごかった…。」
「そう、よかった。ん? エッチするようになってからずいぶん経つのにまだ照れてるの?
 ふふ、かーわい」
「だって…面と向かってそんなこというのって恥ずかしくない?」
「はずかしい。でも侠ちゃんがはずかしそうにしてるのがかわいい」
「もーやめてよー」
目の前にあるお姉ちゃんの胸に顔をうずめてごまかす。やわらかい胸の感触とおねえちゃんの
匂いの中でぼくは二度寝した。
「うふふ、エッチのあとは甘えんぼになるんだから…むにゃ…」
お姉ちゃんもまだもう少し、眠るようだ。



おわり
0660名無しさん@ピンキー2017/06/08(木) 14:19:54.80ID:r9tbzBjf
やっと投稿し終えた…。

>644
ありがとう、分割したら何回かは書き込みできました。
ラストは分割したくなかった^^;;


過去作読みたいぞって人は保管庫↓
http://angel-factory.sakura.ne.jp/siri/
の第5スレあたりに最初のがあります。
「ふたなりお姉ちゃん」でググってくれ。
同名でぴくしぶにも挙げてるけどこっちのほうにしか投稿してない短編とかもあるかも。



この話、ラストはどっちかと結婚させようかな…
0661ID:Y90JDNCtだった人 ◆Qi9RmVwKcU 2017/06/08(木) 15:47:51.77ID:a22F31Va
>>660
おつかれさまでした。
GJです!サンドイッチのくだりには激しい興奮をおぼえました。
精液ごっくんしちゃう侠ちゃんかわいい。
0662名無しさん@ピンキー2017/06/08(木) 16:31:18.23ID:r9tbzBjf
3人プレイの時はぜひ入れたいシチュですねサンドイッチ
0666名無しさん@ピンキー2018/04/28(土) 22:43:05.17ID:qAgkI6nE
age!

昔は結構なSSが投下されたこのスレも…
0667ID:Y90JDNCtだった人 ◆I2fNGMXk/nAi 2018/08/17(金) 09:35:29.01ID:vX8mv2Ua
まだ生きているので近況報告します!
久しぶりに入力するのでトリップ違っちゃってるかもしれませんが
私本人です!

ただいま作品のネタが思い浮かんだので、地道に執筆活動しています!
今回は小学生同士のねちょと行きたいと思います!!

毎度のごとくつたない駄文になると思いますが
よろしければ、2〜3ヶ月ほど時間をくださいm(_ _)m
0668名無しさん@ピンキー2018/08/18(土) 02:30:04.13ID:TPEKhCc5
>>667
貴方の作品には何度も抜いてきたので期待
ただ、今回は安直に男の娘頼らないようにしてくれや
0669名無しさん@ピンキー2018/08/23(木) 08:36:10.49ID:YD4l9Djh
期待age
0670名無しさん@ピンキー2018/08/26(日) 07:43:37.97ID:VZYkebWS
このスレをはじめエロパロが廃れたのは
まちがいなくWe hate Landfill規制のせい
管理人なんとかしろや
0671ID:Y90JDNCtだった人 ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 22:58:15.56ID:1ycXQQUS
おまたせいたしました!
タイトルは小学生家族です!
登場人物の一部をキャラクターなんとか機とフォトショで
つぎはぎして無理やり作ったグラフィックがこちらになります!

圭治→http://r2.upup.be/tUtmysGplc
七緒→http://r2.upup.be/tGfTmnmTrW
尚巳→http://r2.upup.be/2jnAjwUtZY
ウィスパー→http://r2.upup.be/fj8R7MGWW7
志易→http://r2.upup.be/oZXv5naisM
八千代→http://r2.upup.be/AH0HciRsAt
美鎖→http://r2.upup.be/ZtChQJRnBx(メイド服)
  →http://r2.upup.be/xmcL5Z6Hm5(つなぎ)

タイトルは“小学生家族”です!
0672小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 22:58:55.79ID:1ycXQQUS
太平洋のどっかに浮かぶ人工島・ジェネラルフォースアイランド、略してジェネラルという。
ここは日本とアメリカが友好を深める目的で作られたボーダーレスな素敵な島だ。それを証拠に日本やアメリカに限らず様々な民族の人々が差別なく平等に平和に暮らしている。
ちなみに公用語は基本的に日本語だが、アメリカの商品も日本と比べ、圧倒的に多く仕入れられている。

そんなジェネラルにある中心都市、スパイダーシティライトニングタウンにあるライトニング小学校の校舎から、身長差のある男女が出てきた。
「ふーっ、算数はどうにか赤点を免れたぞーっ」
安堵している黒いレイヤーショートで三白眼が特徴の少年は大宇宙(おおぞら)圭治(けいじ)、ライトニング小学校に通う五年生の生徒である。身長は145cmと、まあ普通くらいである…が。
「よかったね、ケイジ。これで夏休みは満喫できるわね!」
彼女の体格を見るとどうしても圭治が小さく見えてしまう。金髪のロングヘアーで青い瞳が特徴なのは七緒(ななお)・ミッチェル・ウィンタース、名前からわかるとおり、日本人と白人のハーフで、アメリカの血が混ざってるらしく、小学生とは思えぬほど発育が良い。
0673小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 22:59:22.40ID:1ycXQQUS
身長は166cmと圭治より20cm以上高く、なによりFカップもある圧倒的なバストに健康的に引き締まったくびれ、バスト同様に敷かれ甲斐のある大きなお尻が、主に同級生の男子の目をひいてやまない。
さらに七緒の普段着はヘソ出しだ。出るとこは出て、くびれは引き締まるボンキュッボンなスタイルがより強調される。
ちなみに、七緒のお腹は丈夫で、一度も冷やした事が原因で下痢をしたことはないし、少し日にちが経った生ものを食べても平気だ。
「でも英語はナオのおかげで今回も満点だったよ、ありがと!」
「うふふっ、役にたててうれしいわ。だって私は妻ですもの」
圭治と七緒は婚約を誓い合った仲なのである…が、圭治と七緒が並ぶと姉弟を通り越してもはや親子のようにすら見えてしまう。
七緒は確かに文句なしの美女といえるのだが、そんな彼女と婚約している圭治はうらやましいというよりむしろ身長差故に大変そう、がんばれという同情と激励の声が寄せられている。
なお、圭治と七緒には小学生にして既に子供がいる…もちろん、実際に七緒が産んだわけではない、容姿としてだが。
ジェネラルでは、育てられるだけの責任能力があるならば、10歳以上なら里親になる権利を持つようになる。
0674小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:00:19.62ID:1ycXQQUS
…が、実態は圭治や七緒のような物好きでない限り、その権利を使う者は少ないのが現状である。
「ふーんふーふふーふーん♪」
「ナオ、嬉しそうだな…ってそっか、誕生日だっけ」
今日は七緒・ミッチェル・ウィンタースが11歳になる誕生日。
圭治は既に2ヶ月前に11歳になった、つまりむしろ圭治の方が早く産まれているのだ。
「ええ、私の誕生日と同時に夏休みを迎えるんだもの、これから心が弾むわ!…あら?どうしたの?目を逸らしちゃって…」
「い、いや…なんでも、ない」
大きな胸も同時に弾ませる七緒に圭治は赤面して直視できなかった。


「さぁーって、今日もかっ飛ばしていくわよー!!」
「お、お手柔らかにね…」
二人が七緒のダッジ・バイパーに乗り込み、七緒がエンジンをかける。
ジェネラルでは身長が150cm以上かつスポーツテストをクリア出来るだけの体力と運動神経
あるいは年齢が18歳以上か、そのどちらかさえ満たせば運転免許を取得でき、七緒は166cmと
規定の身長およびスポーツテストをクリアしてるので、小学生の身にして免許を持っている。
そして七緒は運動神経抜群なので文句のつけようがないのだ。
0675小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:00:44.62ID:1ycXQQUS
ちなみに彼女は座学は英語はもちろん満点で、圭治にもマンツーマンで教えてあげてるほどで、日本語以外は大体80点前後をマークしているが、その日本語だけは毎度赤点ギリギリである。

なお、このバイパーは5人乗りにボディが拡張されている。ウィンタース家はその手の専門家が雇えるくらい大富豪なのだ。

ぶっといトルクを発していることを容易に思わせるエキゾーストサウンドを轟かせながら、スパイダーシティからレオシティのスラッシャー区までかっ飛ばしていく。
5人乗りにサイズアップしたおかげで車重は優に1800kgを超えるが、そこはアメ車、パワフルなエンジンが重量を気にしないかのような加速力を魅せつける。
…ただ、あまつさえ極悪な燃費も重さ故にさらに悪化したが、七緒のあったかい懐事情からさほど気にならないという…。

向かう目的はスラッシャー学院、主に障害のある子や好ましくない家庭などで傷付いた子たちを扱う小中高エスカレーター式の学院だ。
ちなみに障害者といっても所謂サヴァンやギフテッドの類な子供たちがこの学院に入学しており、苦手なものはダメだが得意分野はとことん強い子が大勢おり、それぞれに特化した学科が初等部の時点で別れている。
0676小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:01:38.10ID:1ycXQQUS
つまり、普通科というものがない学院なのである。

圭治と七緒が向かった所は初等部の校舎、受付に手続きを済ませ、5年C組の教室に向かう。
「あっ、パパ!お母様!!」
「ははっ、相変わらずナオミは元気だなー、な、ナオ」
「そうね、ケイジ。…うふふっ、ナオミ。我が家に帰りましょうねー」
圭治をパパ、七緒をお母様と呼んだ栗色のセミロングの少女…ではなく少年は車尚巳。件の同い年の息子というのが彼だ。
彼は幼くして両親を交通事故で亡くし、実母の兄に引き取られるものの、彼から手酷い虐待を受け、彼の妻もネグレクトし
前いた学校でも主に男の子なのに少女みたいな見てくれを理由にひどいいじめを受けていて
ひとりブランコをこいでいたところを二人が発見し、警察に通報して保護された。
そこで、圭治が責任を感じ、尚巳の里親として名乗り出て、七緒も「そんな優しいケイジ、大好き♪」と賛成し、親となったのである。

なお、実母の兄夫婦は当然逮捕され、現在服役中である。

そんな尚巳の専攻する科は調理学科だ。虐待やネグレクトを受けていた故に一人で生きていく為というのもあるが
尚巳の味覚センスはずば抜けており、元々料理の才能が秘められていたのだ。
0677小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:03:31.14ID:1ycXQQUS
その延長線上としてグルメかつ凝り性で、特に食べ合わせには非常に詳しい。
「さて、次はウィスパーんとこ…」
「ねえ、パパ。4年生は修学旅行だよ?」
「ああ、忘れてた」
ウィスパーと呼ばれる少女、ウィステリア=エルディムーアも圭治と七緒の子供である。
彼女は女の子…なのだが、ある特異体質のせいで実の両親から忌み嫌われ虐待され、その両親が逮捕され
施設に預けられるも、その施設でも特異体質ゆえにいじめにあい、孤立してひとりブランコをこいでいたところを、尚巳が発見し、かつての自分と重ねて通報し
圭治と七緒に相談し、二人とも彼女も子供にしようと決めた…という事情がある。
ウィスパーという渾名はウィステリアという名前と、囁くような小さな声から圭治が名付けたもので、ウィスパー本人も気に入っている。

そんなウィスパーは年こそ10歳、と尚巳と同い年だが、ヶ月違いで学年は一個下の4年生だ。その4年生は
重要文化財が多数存在するストーム・スパイラル・ユナイテッドへ修学旅行に行っている。
で、8月に夏休みに入り、10月まで休みなのだ。
「ウィスパーのヤツ、お泊まり大丈夫かな?」
「大丈夫よ、ケイジ。ウィスパーを信じましょ♪」
0678小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:04:16.17ID:1ycXQQUS
「うんうん、パパは考えすぎだよ!」
親バカ気味になっている圭治を七緒と尚巳がなだめる。
「…そうだな。もしかすると、きっとスパイラルタワーの絵でも描いてくるかもしれないしな」
「もしかしたら、サイクロンチャーチかもしれないわよ?」
「うんうん、もしかすると天空の鐘、描くのかなー?」
それぞれ、ウィスパーが何を描くのか想像する。ウィスパーは美術学科の生徒で、彼女の描くイラストは
雄大ながらも風情があって心をなごませると評判で、自身も将来は画家になると言ってる程、腕に自信がある。
ちなみに、スパイラルタワーとは、ストーム・スパイラル・ユナイテッドにある、その名の通り螺旋状にねじれた形をした巨大発電塔で
そことカーネルシティのアイリスタワーの二大発電塔で、ここジェネラルの電力の全てを賄っているのである。
そしてサイクロンチャーチは、ジェネラルに住むキリスト教徒たちのメッカとも言うべき教会で、天空の鐘は
サイクロンチャーチの屋根の上にある時計台にある大きな鐘で、この教会で結婚式をあげるカップルは、その鐘の音とともに祝福されるのだ。
「サイクロンチャーチかあ…ナオ、将来そこで式をあげられるように僕、頑張るよ」
0679小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:04:37.15ID:1ycXQQUS
無論、みんなの憧れの教会、だが…
「うーん、私はウィンタース家が好きだから、ウィンタース家直轄のミーア・ナーサン教会で挙げたいわ〜」
と、七緒がうっとりしながら言う。彼女は夫を愛していると同時に家も愛しているのだ。
ちなみに、ミーア・ナーサン教会も、美しく澄んだスティングレイ湖が見えることで有名で、サイクロンチャーチとは別の道を行く人気がある。
「ごめんね、ケイジ♪」
「あ、うん、いいよ。ナオが望むなら」
不意に七緒に抱き寄せられ、肩に大きな乳房の感触があたり、圭治は赤面しつつ答える。
「ウェディングケーキもいいけど、お母様、今日は誕生日おめでとっ!ボク、すんごいケーキ作ったからね!」
「まあ、それは楽しみにしてるわ♪」
「そしてごちそうもボクたちが腕によりをかけて作るからねっ!!」
「ほほう、ナオミが言うなら味は確実だね」
自信満々の尚巳に、本日のパーティーの主役の七緒はもちろん、パートナーたる圭治も心をおどらせる。
三人は改造バイパーに乗り込み、七緒がエンジンをかけると、力強く重厚感あふれるサウンドとともに車体は一気に加速し、瞬く間にレオシティからスパイダーシティまで駆け巡っていった。
0680小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:05:49.16ID:1ycXQQUS
間もなく、大きな屋敷が見えてくる。その屋敷こそが七緒・ミッチェル・ウィンタースの家である。
門を通過し、ガレージにバイパーを停め、3人は車から降りる。
「おかえりなさいませ、お嬢様、だんな様」
「おかえりー、ナオミちゃん、今日はごちそう一緒に作ろうね♪」
二人のメイドが3人を出迎える。口調が丁寧でCカップくらいのヘアバンドをつけた
亜麻色のマッシュショートなのは米礼八千代(べれい やちよ)、彼女は家事万能で、七緒の教育係であり
七緒だけでなく圭治や尚巳、ウィスパーの面倒もよく見てくれてるのだが、丁寧な言葉遣いとは裏腹に
いかんせん下ネタ大好きで、事あるごとに七緒にえっちなことを吹き込んでは、七緒が圭治で試すこともしばしばで
彼女には度々困らされている。
もう一人のフランクな口調のニット帽をかぶった黒のツーブロックのベリーショートでEカップくらいの方は
米礼美鎖(べれい みさ)、彼女は八千代の姉で、口調からわかる通り、七緒らとは半ば気の合う友達のように
付き合っている。そして八千代に負けない料理の腕を持つが、料理以外の家事はさっぱりだ。
その代わり、メカに強い。バイパーを5人乗りに改造したメカニックとは彼女のことである。
0681小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:06:16.70ID:1ycXQQUS
ちなみに二人とも見た目こそ若々しいが、美鎖は30歳、八千代は27歳であり、他のメイドや従僕からはたびたび姉妹の年齢を知っては驚かれる。
「とはいっても夕飯にするにはまだ早い時間帯ですね」
「うん、ボクはパパっと宿題やっちゃうねー」
一瞬「パパ」っという言葉に反応してしまった圭治だが、宿題をさっさと済ましてしまう尚巳のいい子っぷりに思わず感心してしまう。
前述の通り、スラッシャー学院は夏休みは8月1日から9月末までだが、尚巳なら夏休みの宿題は8月中盤ごろには全て終わらせているであろう。ウィスパーも、尚巳程ではないが早く手をつけるタイプで、8月末には片付くはずだ。
「じゃ、僕たちも宿題やっておこうか」
「うふふっそうね。英語でわからないところがあったら任せてね♪手取り足取り教えてあげる♪」
「じゃあ僕は日本語をナオに教えるよ。とはいっても満点じゃないからあんま期待しないでね」
「謙遜しなくても。毎度赤点ギリギリな私からすれば90点も取れたら立派よケイジ♪」
「わかったから抱きつかないで…胸があたってる…」
そんなアツアツな圭治と七緒を美鎖はヒューヒューと冷やかし、八千代はデジカメで連写しまくった。
0682小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:07:19.32ID:1ycXQQUS
「ナオの教え方、相変わらずわかりやすいねー。ありがとう」
「どういたしまして、ケイジも相変わらず字が綺麗よね。
他の男子とは違うんですって字が主張してるようだわ」
「あはは、照れるな〜…ああっ、当たっちゃったか!」
夏休みの宿題のドリルを3割ほど、全教科バランスよく手を付けた圭治と七緒は
ひとまず今日の分は終わったとして、テレビゲームに興じている。
プレイしているゲームはモンスターファーム2。圭治はブラックロードのすみかを
七緒はマグナビートルのDOLOTABOを使っている。
ふたりともフルモンではなく、それぞれ成長適性のまま育て上げ、圭治のすみかは丈夫さが750ジャストであること以外はだいたい600台の能力
七緒のDOLOTABOはちからとライフ、丈夫さが800オーバーなのに対し、かしこさは500程度、あとのふたつはそれ未満といったところで、二匹ともレジェンド杯のポリトカを撃破している。
バトルは序盤こそDOLOTABOのでこぴんが直撃するも、堅実にすみかが技を確実に当てていき、ライフを削っていったが
あと5秒のところでDOLOTABOの竜巻アタックが直撃し、すみかをKOしてしまった。
「うふふっ、これで6勝4敗ね」
「ああ、ナオ単純な力押しなのに強いねー」
0683小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:08:15.87ID:1ycXQQUS
「ふふっ、じゃあ次は純血のグジラにしようかしら♪」
「ナオ、ホントパワー型大好きだよね」
七緒は他にもドン・クラウンや純血ジール、ガリエルなどの重量級や
ペブリーやブロックンなど自爆キャラなど、基本的に一撃に特化したパワータイプのキャラを好む傾向がある。
愛車もボディがヘビーで暴力的なトルクを誇るバイパーであるのもそんな好みの延長線上のものだ。
だったら圭治などではなくもっと頼り甲斐のあるタフガイの方がお似合いなんじゃないのか?と圭治本人が思い
七緒に「本当に僕が婚約者でよかったの?」と一度訪ねたことがある。
しかし七緒は「圭治の優しさ、そして心の大きさはどんなパワーをも超えるのよ」と微笑んで答えた。
「じゃあ僕はジルで…」
「お嬢様、だんな様。もうご馳走が出来上がりました」
「ナナオちゃーん、今日はみんなで楽しめるごちそうだよー♪ケイジくーん、パパさんとママさん、シイちゃんも来てるよー♪」
「志易(しい)は普通に嬉しいけど、父さんと母さんが来るのはちょっと気まずいなー…まあごちそうというかタダ飯目当てなんだろうけど」
「目的がなんであれ、料理を美味しく食べてもらうのはメイド冥利に尽きるというものでございます」
0684小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:09:05.33ID:1ycXQQUS
苦笑いする圭治に、八千代は大真面目に答える。八千代は少しずれているけど、自身の仕事に誇りをもっていて、ウィンタース家に恩義を感じている。
一方美鎖の方は恩義というよりは自身の欲求を満たせる快感を満たしているという感が強い。

PS oneの電源を切り、ふたりはダイニングルームへ向かっていった。



「それにしても、相変わらず広いよねー」
「うふっ、照れるわ」
いつ見ても見慣れないくらい広いダイニング、圭治が抱いた正直な感想を言って、キョロキョロ見回すと…
「おにいちゃーん!!」

どんっ

「うわっ!!…とと、志易か。よしよーし、あんまおどかすもんじゃないぞー」
サイドテールの圭治よりひとまわり小柄な少女が後ろから圭治に抱きついてきて、圭治は抱きしめ返し
背中をなでなでしてあげる。彼女は大宇宙志易、圭治の愛する妹である。
圭治はシスコンのけがあり、志易には割と甘い。
「それはそうと、父さん、母さん、またタダ飯目当てでしょー」
「がっはっは、そうだ!とーさんもりもり食べるぞー!」
「そうだねあんた!圭治、カタいことは言いっこなしだよ!」
豪快な夫婦が清々しいくらい素直に自分の欲望を雄弁に語り、妻に至ってはいっそ開き直る。
0685小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi 2018/09/10(月) 23:09:54.47ID:1ycXQQUS
その夫婦こそ圭治の両親で、豪快な態度からは意外に平凡な体格をしたレイヤーショートの…
というか圭治をふたまわり程大きくしたような男性は大宇宙満治(まんじ)。態度からわかるように、金遣い自体は荒いが、意外なことにギャンブルだけには手を出さない。
あくまでも金の使い道は確実に実を結ぶものに限るというマイルールがあるのだ。
一方、日焼けした黒髪のポニーテールの女性は大宇宙永良(えいら)、彼女も細かいことは気にしない豪快な性格である。
そんなふたりの出会いも、あるステーキハウスで食べ放題フェアを開催していたところ、そこで出会って
どっちが多く食べられるか、お互い張り合って芽生えたという豪快なものであった。
つまり、間違いなく、このご両親は果てしなく喰う。
「安心なさいませ。量も質も満足することをワタクシがしっかり保証します」
「それはいいけど、八千代さん。ごちそうってなんなの?」
「手巻き寿司だよ〜♪」
代わりに美鎖が答えた。テーブルには新鮮な魚介類がたくさん並んでいる。
「す、すごい…!!」
圭治が目を輝かせるのも無理はない。インドマグロの赤身にネギトロ、スモークサーモン、タコ、イカ、赤貝、甘海老、ブリ、シマアジ…。
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