( ∴)攻殻機動隊でエロ 6thGIG(∴ )
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0001名無しさん@ピンキー2011/03/05(土) 01:17:17.02ID:DczO04Vw
(過去ログ一覧)

【草薙】攻殻機動隊のエロ【素子】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089470674/

( ∴)攻殻機動隊でエロ2nd GIG(∴ )
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136378961/

( ∴)攻殻機動隊でエロ 3rd GIG(∴ )
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163139126/

( ∴)攻殻機動隊でエロ 4thGIG(∴ )
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221407935/

( ∴)攻殻機動隊でエロ 5thGIG(∴ )
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230637698/
0003名無しさん@ピンキー2011/03/05(土) 20:48:15.48ID:DczO04Vw
誰か小ネタでも独り言でもいいから書き込んでくれ。
俺は一人なんじゃないかと不安になるじゃまいか。
ちなみに今執筆中だよ!!
0004名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 02:39:13.13ID:o78GTAah
落雷によりゴーストが宿ってしまったオペ子が徹夜連勤で疲れてるトグサを癒す。
0005名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 05:01:24.85ID:IeensK+o
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /:::::::::::::::::::::::: , ===- 、:::::::::ヽ  め コ
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 〜v,ん:::::::::::::::::;:::::::i;   ●   ,/ `/l/!/⌒Y
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 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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0006名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 13:52:54.66ID:XUXpGBeK
今書いてるのより前に書いた攻殻エロパロで、
淫語絶叫系の馬鹿馬鹿しい陵辱モノがあるんだけど、
このスレの空気的にここに投下しちゃまずいか?
犯したい二次元キャラスレのほうがいいかね。
0007名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 17:06:04.09ID:e5C4DhAO
ここは攻殻のエロパロを投稿する場なんだぜ?
何故躊躇う必要があるんだ・・・!
0008名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 17:52:39.89ID:XUXpGBeK
…今自分で読み返してあまりのクオリティの低さと下らなさに死にたくなった。
正直後悔している。描いてる途中はハイになって結構なクオリティだと思ってたんだけど
冷静になって読んでみると酷すぎるorz
でも投下するような事言ってしまった以上引っ込みがつかないのでやけくそで投下する。
今書いてるやつはコレよか幾分かマシだとオモ…。。。

-----
※注意事項
【淫語絶叫系注意】
卑猥語とか「んほお」とか「ひぎい」とかそっち系。
【低クオリティ注意】
エロゲもやった事ないしエロ小説もロクに読んだ事がない状態で書いた処女作。
官能というよりただの卑猥。品の欠片もない直球。
【キャラ崩壊・設定崩壊注意】
素子が酷い事に
【陵辱注意】
素子が酷い事に
【スカトロ要素有り注意】
素子が酷い事に
-----

という訳で投下。
うわー恥ずかしい死にたい。
0009堕ちた孤高T2011/03/06(日) 17:58:32.87ID:XUXpGBeK
「…う……」
ほのかな闇の中で、素子は短く呻いた。
(ここは…?そうだ、私は…)
思考にかかった靄が徐々に晴れると同時に、頭に鈍い痛みがじわじわと湧き出してくる。
痛みに抗いながら、細い記憶の糸を手繰った。義体の定期交換のために、病院に来た。
そして、脳殻を新しい義体に入れるために、一時的に意識を失う。そこまでの記憶は確かだった。
そして、次に目覚めた時には新しい義体に乗り換えていて、
最終的な義体交換の手続きを始める、―筈だった。
だが、今の状況は、それとは余りにも違っていた。
(どういう事だ、これは)
素子は、薄暗い実験室のような場所で、拘束椅子のような機械に拘束されていた。
それも、一糸纏わぬ姿で、―秘所を見せ付けるように―大股開きに脚を固定されて。
素子にはそれが見えなかったが、首には電脳拘束錠が付けられ、
電脳拘束錠からは幾つものコードが延びている。
「どういう事だ、これは!?」
嫌悪感を露に、叫ぶように問うた。
すると、薄暗かった空間がカッと照明に照らされ、ガチャリとドアの開く音がした。
「どうもこうも、こういう事だ。わからないか?」
ガタイの良い、どう見ても強化サイボーグだと分かる中年の男だった。
0010堕ちた孤高T2011/03/06(日) 17:59:05.96ID:XUXpGBeK
にやにやと野卑な笑みを浮かべて、素子の体を舐めるように観察する。
ぞくりと、羞恥心に襲われる。生まれ持った体でない作り物だと頭では分かっていても、
それをあからさまに性的な目で見られる事は酷く不快なものだった。
「9課を良く思ってない人間は、いくらでもいるんだよ」
そういうと男は、ごつい軍靴で素子の股間を蹴るように踏みつけた。
「はぅンッ!!」
素子の口をついて出たのは、自らの予想に反して、酷く甘い呻き声だった。
(なんだ、どうなっているんだ!?)
男はぐりぐりと靴の底で素子の秘所を痛めつける。
「あ、あっ、や、やめッ、やめろお!!」
その抗議の声すら、凄みの欠片もない、女性的なものだった。
「どうだ、『イイ』だろう?感覚器官を弄ってやったからな」
(くそ、それでか…!)
「な、何者だ貴様はっ!」
精一杯の気合を入れた声で問うたが、やはり幾らか弱々しさを持った声しか出なかった。
男がぴたりと足の動きを止める。
「俺達に名前はない。ただ―一部の人間には『海坊主』と呼ばれていたがな」
男が言った言葉は、予想外のものだった。
「馬鹿な!海坊主は我々が―」
0011堕ちた孤高T2011/03/06(日) 17:59:52.31ID:XUXpGBeK
「残党、ってやつさ。軍の上層部にも9課を良く思わない連中がいる事ぐらいお前にも分かるだろう。
そいつらと結託したのさ。こいつは復讐だ。今度は俺達が9課を―、いや、お前を壊してやる」
そう言うと、男は素子の股間から足を退けて、ドアのほうを見た。
「お前ら、入ってこい」
男がそう言うと、ドアから20人ほどの男達が入ってきた。
男達は、「おお…」とか「こいつが…」とか感嘆の声を上げながら、じろじろと素子を観察する。
男達は、下は10台後半から上は50台前半といった風貌で、
素子にはすぐに彼等が軍属の人間だという事が分かった。
男の内の一人が声を上げる。
「『攻機の素子』もこうなっちゃただの女だな」
「こいつ、犯っちまっていいんですね」
「ああ、構わん」
別の男が最初に現れたリーダー格の中年男に尋ねると、男はそれを承認した。
「こんな事をして、唯で済むと思っ―ンはあッ!!」
素子の抗議の言葉を遮るように、その男が乱暴に素子の陰核をつまみあげた。
「あっ♡やっ、やめぇっ!」
男は素子の抗議を無視して、クリクリと陰核をもてあそぶ。
素子の陰核はリーダー殻の男に踏み付けられていた時点でとっくに充血し、
ピンと精一杯上を向いてぷっくりと可愛らしく勃起していた。
0012堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:00:39.43ID:XUXpGBeK
男は一旦陰核をもてあそぶのをやめ、じっくりと素子の性器を観察する。
ピンク色の陰核は小指の爪ほどの大きさで、弄るのを止めてもヒクヒクと上下に動いている。
くすんだ赤っぽい蜜壷は物干しそうにぱくぱくと音を立ててひくついていて、その度に糸を引いている。
男は両手で乱暴に素子の茶色に近い赤色をしたラビアを摘んで引っ張り、さらに蜜壷の奥を覗く。
「あ…見るな」
素子は思わず声を上げたが、男はそれを無視して言った。
「おい、こいつ処女だぞ」
ざわ、と、声が上がる。
「義体の交換って年に一度だろ」
「じゃあもう一年はやってないのか」
「こいつ、彼氏とかいないんだな(笑)」
「相当溜まってるんじゃないか?(笑)」
20人ほどの男達の視線が一気に自分の膣に集まり、素子は酷い羞恥に襲われた。
「この、屑どもが」
必死に絞り出した言葉だったが、その言葉に返されたのは慈悲の欠片もない行為だった。
「自分の立場が分かっていないようだな」
男はそう言うと、さらに強い力で陰核をつまみ上げた。
「っひぎい!」
素子の醜い悲鳴は無視され、陰核への執拗な刺激は続けられる。
0013堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:01:04.51ID:XUXpGBeK
強くつねったかと思うと、触るか触らないかという加減で優しく撫でられ、かと思うとグリグリと押しつぶすようにいじられる。
「―ッあはぁ!!あ♡やっ♡やあっ、やめろっ、あ、ンはぁ!」
その内に意に反して自然と腰が浮き、
自らのおマンコを見せ付けておねだりをするような体勢になってしまう。
「いい格好だな、草薙素子」
「くっ、クソ…っ!!」
すると、たまらないというように他の男達が寄ってきて、二人の男が各々乱暴に胸をまさぐり始めた。
「さっきからゆっさゆっさゆらしやがって、気になってたんだよw」
「視線誘導だとかなんだとか言ってこんな大層なモンつけやがって、
見られて興奮してんじゃねえのかあ?w」
「ふっ、ふざけるなあ…っ!―ッあふん!」
素子のおっぱいはユサユサと揺れ、その上の乳首は淡い赤で、
乳輪ごとぷっくりと、ビンビンに窮屈そうに勃起している。
右の乳房は、乱暴に揉みしだかれ、乳首も乱暴にグリグリと弄くり回されている。
左の乳房は、さわさわと手のひらで優しく撫でられ、
次に乳首を囲むように乳輪を指でさわさわと撫でられ、
そして乳首は触るか触らないかという加減で極優しく撫でられている、
かと思えば、突然カリカリと爪を立てて刺激される―。
0014堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:01:31.73ID:XUXpGBeK
素子の乳首は、この時点で既に陰核と化していた。
感覚器官を操作され、快感を増幅させられている現状で、この刺激は耐え難いものだった。
そして、その間も陰核への執拗な刺激は続く―。
「あっ、ああっ♡あ、いや、やめ♡やめろというのがっ、あンっ♡分からないかあッ!ンふうっ!!」
「お前、その辺にしておけ。こいつは主に俺の獲物なんだ」
リーダー格の男が、素子の陰核に刺激を与えていた男に言う。
「はいはい、わかりましたよ隊長。処女膜は破いてませんからね」
そういって、男は素子の陰核への刺激をやめた。
すると今度は隊長と呼ばれたその男が素子に歩みより、
素子の性器全体を包み込むように手を置いて、優しく撫で回しはじめた。
意思に反して溢れ出してくる愛液によってヌチャヌチャと嫌らしい音がする。
「く…ッ!」
素子は悔しそうに声を漏らした。
「穴のほうは、まだ弄ってなかったよなあ?
相当焦らされて、堪らないはずだぞ。催淫ウィルスもぶち込んであるしな」
「悪趣味だな…っはぅうんっっ!!!」
素子の嫌味を遮るように、膣に中指を挿入して、ヌッチャヌッチャと嫌らしい音を立てて膣内を掻き回す。
「あンっはあッ、ひぐぅッだ、だめ、それ以上したら―」
男が手を止め、にやにやとした顔で素子に問う。
0015堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:02:01.02ID:XUXpGBeK
「イきそう、か」
「ち、違っ」
そう否定するよりも早く、男は自らを露出させた。
それは、長さは25センチほどにも、太さは6センチにもなろうかという怪物じみたモノだった。
そして、サオの部分には凸凹と半球上の突起物があり、カリには棘上の突起物があった。
それは、どう見ても強化した義体男根だった。
「コイツで、お前の処女膜を突き破ってやる」
「―っひ…」
その、これから自分は強姦されるという絶望的な状況下で、素子は思わず短い悲鳴を挙げた。
そして男は、巨大な亀頭を素子の小さな蜜壷にぴたりと宛がい―、
「や、やめ、やめろォオォォォ!!!!」
その悲鳴は無視し、グっと力をこめた。
「いぎィッ!!!や、だめ、裂けるう!!」
素子の抗議は無視し―実際この時素子の処女膜は裂け、人口血液が滴った―男は淡々と続ける。
「ほら、良く見てみろ。さきっぽが入ったぞ。次は奥までだ。」
「嫌、無理、入るわけ、ない」
「どうかな―っと!」
「ひぎぃいぃいいいいいいいいいッ!!!!!!!あ♡だめ、だめ、いや、抜いてッ!!抜いてえッ!!!」
容赦なく挿入された強化男根は、素子に痛みと―そして凄まじい快感を与えた。
0016堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:03:00.86ID:XUXpGBeK
ガクガクと腰を痙攣させて、目を見開き涎を垂れ流しているさまで、彼女が達したという事は明白だった。
「ヌいてやるさ、中でたっぷり、な!」
そういうと男は猛烈に彼女の中を突き始めた。
「うっお、キツ…!!こりゃ特注だな、すげえ名器だ」
「あ゙ッ、あ゙ぐぅッ!ひぐっ!駄目ぇ!!痛いっ、おマンコ痛いぃっ、やだあああああッ!!」
素子の義体と電脳が通常の状態であったなら、彼女はこんなにも取り乱さなかっただろう。
今、彼女の義体は性的快感の感度を数倍にも上げられ、
その上電脳は催淫ウイルスで素子を発情状態にしていた。
常人なら、それには耐えられずにすぐ快楽の虜となっただろう。むしろそのほうが幸せだったのだ。
しかし、しかるべき訓練を受け、エスパーよりも貴重な才能と評された素子には、
まだ理性―そして、羞恥心があった。
「こんなこと、されてたまるものか」という思いの一方で、切実に快楽を欲し快楽に酔う。
―いや、完全には酔えないがために、彼女の羞恥心は極限まで高められていた。
「おらっ、ここか!?ここがいいのか!?正直に言えば気持ちよくしてやるぞ!!」
「だ、誰が貴様などに…!んはあっ♡―っこの、ド下手糞があッ!!んあっ♡」
快楽と痛み、理性、羞恥、それらが混ざって、さらに素子の心は高まっていく。
「おらあッ!どこだ!?どこがいい!!」
巨大な義体男根をパンパンと音を立てながら何度も乱暴にピストンし、子宮を圧迫する。
「あふぅッ♡いやっ♡らめぇッ!やだ、やだ、イグっ、イっちゃふぅっ!!」
0017堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:03:40.38ID:XUXpGBeK
(嫌だ、イきたくない、イきたくない、イきたくない、イきたくない、イきたくない)
「駄目、イグぅっ!イクイクイクーッ!!!あーッ!!!
あ゙はぁああああ!!!イグぅうぅうううぅうぅうううううッ!!!!!」
素子は狂ったように絶頂という名の敗北を叫ぶ。
自分が達した事など知られたくないのに、勝手に口がそう叫ぶのだ。
「ほらッ、次はこれでどうだッ!?」
膣の中で、男の亀頭が変形するのが分かった。細く長くなり、四つに裂けている。
もはやそれは男根というより触手の域に達していた。
その『触手』は素子の絶頂を迎えたばかりの子宮口をまさぐり、子宮の中に進入していった。
「そ…んな…」
素子が絶望的な声を漏らす。そして子宮口の中で、その『触手』が元の亀頭へと姿を変えた。
「ッいぎィッッ!!!!!!」
巨大な亀頭に子宮に進入され、素子は苦痛の声を上げる。
しかし男は腰の動きを止める事なく、無遠慮に直接子宮を突き上げる。
「おっ、おごッ、ンぎぃッ!!んあっ♡っあーっ♡いやっ駄目ぇ!らめ、りゃめぇ、またイぎゅぅッ!!」
「こいつ、直接子宮突かれてよがってやがる!相当なスキモノじゃねえか!」
そして男が素子の子宮を突いている間に、別の男が、
「もう我慢ならん」というように素子に歩み寄って来た。そして、
「おい、お口がお留守だぞ」
0018堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:04:17.57ID:XUXpGBeK
と、にやにやとした笑みを浮かべて素子の顔まで近付くと、強引に髪を掴んで自分の
露出した義体男根―リーダー格の男よりは若干は小さい―を素子の顔に近付けた。
素子が反射的に顔を背けようとすると、男はより強く素子の髪を引っ張り、
自分のモノを素子の口に押し当てた。
「なあ、自分がどういう状況にあるか分かってるか?
口空けろや。歯なんか立てやがったら、どうなるか分かってるな」
素子が涙目ながらキッと男を睨み付けて口を開くと、
男は強引に根元まで素子の口―むしろ喉奥―に自分のモノを突っ込んだ。
「オゴォッ!?」
男は強引にピストン運動を繰り返す。
(駄目…息…できな…っ 顎…外れ…!)
その間も、絶えず子宮は突かれ、乳はまさぐり続けられているのだ。
「っう!そろそろ出すぞ!!」
子宮を大きく突いた男の腰が軽く痙攣し、
膨大な量の擬似精液が物凄い勢いで素子の子宮の中にぶちまけられた。
「っひぎぃいぃいい!!!…っげほ!げほっ」
射精の刺激でまた絶頂を迎えた素子は思わず口―そして喉―の中の義体男根を吐き出したが、
男はそれを許さなかった。
「おい、誰が休んでいいと言った!?」
再び無理矢理素子の口と喉に自らを捻じ込み、更に強くピストン運動を繰り返す。
0019堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:04:44.95ID:XUXpGBeK
子宮に擬似精液をぶちまけ、とりあえずは満足したリーダー格の男は、
ズルリと自らを素子から引き抜いた。
愛液と精液が混ざった粘液の糸が、名残惜しそうに亀頭と膣を結んでした。
「おい、次は誰だ?」
リーダー格の男が他の男達に尋ねると、「俺が」「いや俺が」という声を遮って、
さっきまで右乳を弄っていた男が「次は俺の番だぜ」、と、強引に元子の前に陣取った。
そして怒張した15センチほどの生身の男根を、素子の中に挿入すると、腰を打ちつけ始めた。
「ンごぉっ♡」
そして、また素子は絶頂に達した。
今度は左胸を弄っていた男が素子の体に馬乗りになり、その大きな乳房で自らの男根をしごき始めた。
「んう…っうぇ…」
苦しみのうめき声を出を無視して、素子にディープ・スロートを強要していた男が言った。
「よし、そろそろ出してやる…う!」
男は直接食道に自らの精液を解き放った。
(苦し…鼻から逆流して…っ息…出来な…)
「っげほ!!げほっがはあっ!!」
素子が本来の美貌とはかけ離れた顔でむせていると、
また別の男が素子に近付いてきて、無理矢理男根を素子の口に捻じ込む。
そして素子に馬乗りになって乳房で男根をしごいていた男が果てると、
0020堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:05:19.06ID:XUXpGBeK
また別の男が素子に馬乗りになる…。
それを何度も繰り返し、全員の相手を終えた頃には、素子はもう痛みと苦しさと、
想像すらできないような快感―数え切れない程の絶頂―と羞恥で、ボロボロの状態になっていた。
するとリーダー格の男がにやにやと笑いながら、こう言い出した。
「おい、まだ使ってない所があるぞ」
「ああ、そういや…」
「そうだ、まだクソ穴は使ってねえなあ」
そう言って一人の男が、中指をグッサリと素子の肛門に突き刺した。
「っひぎぃ!?」
素子が情けない悲鳴を上げると、別の男が言った。
「おい、きったねえ。おまえ良くそんな所に指なんか入れられるな。全身義体でも、クソぐらいするぜ?」
「いいんだよ、これからよく洗ってやる」
そういうと、男は素子の肛門から指を抜き、その指を素子の口まで持っていった。
「おら、舐めて綺麗にしろ。言っておくが、おまえに拒否権はないぞ。分かってるな」
「くそ…ッ!!」
素子が男をキッと睨み付けて、嫌々口を開く。すると、男の指が口内に侵入してきた。
「ようくしゃぶって綺麗にしろよ。爪の間のクソカスもな」
素子は酷い屈辱感に耐えながら、素直に男に従った。
男の指をチュパチュパとしゃぶると、糞の味が、口に広がった。
0021堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:05:39.63ID:XUXpGBeK
「よく洗うって、どう洗うんだよ。直腸洗浄器なんてここにはないぞ」
別の男が問うと、リーダー格の男が答えた。
「直腸洗浄器なんて御丁寧なもん、コイツには釣り合わんさ。おい、アレ持って来い。」
リーダー格の男が別の男に指示を出すと、別の男が『アレ』を持って来た。
それは1.5リットルほどの巨大な注射器のようなもので、それが4本。
「それ、中身は何です?」
「義体専用のMM(マイクロマシン)媚薬だ。
義体の粘膜から進入して性感のみを過剰に敏感にさせる。それに浣腸作用を追加した」
「…っひ……」
素子が自分の運命を悟り短い悲鳴を漏らすと、リーダー格の男がさらに付け加えた。
「おまえの為に、ギンギンに冷やしておいてやったぜえ、覚悟しろよ」
「や、やだ、やめろ」
素子が怯えきった目で男に訴えるが、男はそれを無視して、
注射器の先端を素子のピンク色の肛門に宛がった。
そして、力を込めて先端部分を肛門に挿入すると、
「おらッ、いくぜえ!」
素子に宣言して思い切りMM媚薬を素子の肛門に注入し始めた。
「いぎぃいぃいいいいいいいいいいいッ!!!!!!!!」
ゴボゴボと音を立ててMM媚薬が浣腸されると、素子の腹はゴロゴロと音を立て始めた。
0022堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:06:10.57ID:XUXpGBeK
「だめ、やだ、やだ」
素子は目にいっぱいに涙を貯めて震える声で哀願するが、それは聞き入れられない。
腹の中いっぱいに冷たい液体が注入され、水分を吸収して柔らかくなった糞が、
素子に猛烈な痛みと便意をもたらす。
「そらっ、もう1本目が入ったぞ。これが後3本だ」
「やだ、やだあ、お願い、やめて」
素子が威厳の欠片もなく哀願するが、それも無駄な事だった。
「やめねえよ。おい、注射器抜くから、クソ穴食い縛れよ、まだ漏らすんじゃねえぞ」
素子は言われるがままに必死で肛門に力を混め、何がなんでも糞を漏らすまいとする。
するとまた注射器の先端が肛門に突き刺され、MM媚薬が浣腸される。
「ひいぃ…」
か細い悲鳴は無視され、どんどんとMM媚薬は注入されて、次第に素子の腹が膨らんでいく。
そして、3本目のMM媚薬が浣腸される頃には、素子はボロボロと涙を流し、
歯の根はかみ合わずガチガチと音を立て、足はガクガクと震えている無様な有様に成り下がっていた。
「お、お願…やめへ、もぉやめへぇえ…」
か細い震える声で言う素子の哀願は、またも当然のように無視されて、
4本目のMM媚薬が浣腸されるのだった。
「おっ、おごっ、お願…もぉ出りゅぅ、やだ、やだ、うんち出りゅ、
出ちゃうぅ…トイレに…トイレに行かせてえ…」
0023堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:06:36.32ID:XUXpGBeK
素子の腹は妊婦のように大きく膨らんでいた。
全身義体の素子ならば、それは本来ありえない姿だった。
「抜くぞ、漏らすなよ」
リーダー格の男が素子の肛門から最後の注射器を引き抜いた。
「んごっ!!らめっ、りゃめぇっ!!やだ、やだ、漏れちゃうぅ!!」
リーダー格の男は苦痛に悲鳴を上げる素子を満足げににやにやと笑いながら眺め、こう言った。
「そりゃあ大変だ。じゃあ栓をしてやらねえとなあ」
そう言うとヒクヒクと震える素子の肛門に、
一つの玉の大きさが5センチもある特大のアナルパールを挿入していった。
「んぎいいぃいいいいいいいいっ!!!!!
駄目、痛いぃいいいっ!!!裂ける、裂けちゃうぅううっ!!!!」
「こんな事で義体のクソ穴が裂けるかよ(笑)でも痛そうだなあ、そうだ、じゃあ気持ちよくしてやるよ」
そう言うと、近くの作業台に置いてあった注射器を手にとった。今度はごく普通のサイズの物だった。
「なに…を…」
素子が怯えきった表情で尋ねると、こう答えた。
「義体用の局所型MM媚薬だよ、これを性感帯に注射すれば、感度は5倍増しだ」
「…いや、いやだ、やめろ、やめろォッ!!」
「やめねえよ。まずはその乳輪ごと勃起してるだらしねえ乳首からだ」
するとリーダー格の男は素子のおっぱいを強く鷲掴みにした。
0024堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:07:02.91ID:XUXpGBeK
「ンほおッ!!!」
既に感度を数倍に上げられている素子は、それだけでも軽く達した。
そしてリーダー格の男は、素子の乳首にブスリと注射針を刺した。
「ひぎィイィイイイイッ!!!!」
素子は、その痛みで達した。
「おい、コイツ乳首に針刺されてイってるぞ」
「まだ注入はしてねえのに」
「痛みでイくとか、どんだけドMだよ」
男達は面白がって口々に言い始め、素子自身も自分が痛みで達した事に驚き、
酷い自己嫌悪と羞恥を覚えた。
「じゃあ注入するぞ」
リーダー格の男はわざと注射針を刺してから注入を開始するまでに時間をかけ、
その注入もゆっくりと行った。
「ひぃいぃぃ…」
(やだ、やだ、入って来てる)
同様にして、もう一方のおっぱいにもMM媚薬が注射された。そして、この時も素子は達した。
「お次はクリだな」
「やっ、やだあっ、やめてッ、ソコだけはあッ!クリトリスだけはやめへぇ!!」
「だからやめねえっつってんだろ、っと」
0025堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:07:23.92ID:XUXpGBeK
「んぎィイィイイイイイイィイイイイイッ!!!!!!!」
今度は一気にMM媚薬が注射され、素子は無様な悲鳴を上げて達し、そして同時に―失禁した。
素子のおしっこがリーダー格の男の服に掛かる。
「うおッ、漏らしやがった。こいつ俺に引っ掛けやがって、きったねえ」
リーダー格の男が悪態をついて後ずさりする。
素子のおしっこは小さな尿道口から噴出され、ちょろちょろと音を立てて床に水溜りを作る。
「いや、いやあ…」
素子は自分の醜態に涙を流した。そしてその間も、強烈な腹痛と便意が素子を襲い続ける。
リーダー格の男は別の男に素子のおしっこの水溜りを拭くように命じ、こう言った。
「ほら、そろそろ媚薬が効いてくる頃だぜ」
「え…」
素子がポカンと口を開けて声を漏らす。と、次の瞬間。
「や…やだ、何これ、じんじんすりゅう!!乳首とクリトリス、おかしくなってるぅ!!!」
凄まじい快感に理性が緩み、つい自分の体の状態を叫んでしまう。
素子の乳首と乳輪は、さらにパンパンに勃起し、陰核は1.5倍ほどにも膨張してヒクヒクと動きだす。
「駄目、駄目ぇ、我慢出来ない、触りたい、乳首とクリトリス触りたいぃいいぃいいいい!!!」
遂に素子は自分からそれを口にした。
「じゃあ、触れよ。」
そう言うとリーダー格の男は素子の拘束具を外した。
0026堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:08:07.43ID:XUXpGBeK
すると素子は、猛烈に、狂ったように、泣きながらオナニーを始めた。
(やだ、やだ、本当はこんな事したくない、したくないのに、手、止まらない)
「んほっ、イグ、イグぅ、乳首イク、クリトリスイク、
イクの止まらないぃいいいぃいいいいいッ!!!!!」
すると、自然と腹に力が入り、腹がゴロゴロと鳴る。
「ンぐぅっ!!お腹いだいぃいいいいい!!!!
うんち出りゅぅ!!!うんちしたいのおおおお!!!!!」
素子はまるで子供のように便意を叫び、懇願する。
「じゃあ、てめえでアナルパール抜いてコレにしろ」
リーダー格の男がそう言って素子の前にポリバケツを置いた。
「そ…んな…」
「じゃあ、しなくてもいいんだぜ。そうやってずっと我慢してろよ」
「っう…。っぐす…」
無慈悲な言葉に涙を流しながら、前屈みになってアナルパールに震える手を伸ばす。
そしてアナルパールの玉の1個目を引き抜いた。
「んほぉおおおおおおおおッ!!!!!」
その排泄感には凄まじい快感が伴い、素子は絶頂に達した。
そしてはあはあと息を荒くしてしばらくグッタリとし、
またアナルパールに手を伸ばし、アナルパールを引き抜き、絶頂に達する。
その調子で、アナルパールを半分ほど引き抜き終わった頃には、素子は力尽きて動けなくなっていた。
0027堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:08:42.78ID:XUXpGBeK
「お願い、抜いて、抜いてえ…うんちしたいのお…」
「仕方ねえな、じゃあ抜いてやるか。ほらよ!」
素子の哀願にリーダー格の男がアナルパールを一気に引き抜いた。
「んほぉおぉおおおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッ!!!!!!!!!!!」
素子はブッ!ブボボッ!!と盛大に屁をこき、ブリュブリュと物凄い勢いで水様便を噴出した。
そして、それにはアナルパールを一個引き抜いた時とは比べ物にならない快感が伴い、
素子はビクビクと痙攣して白目を剥き、舌を突き出し、
腰を浮かせておマンコと肛門を男達に見せ付けるように絶頂に達した。
あたりに嫌な臭いが充満する。全身義体のサイボーグといえども、糞は臭う。
「くっせえ…コイツ何食ってんだよ」
「うっわ、糞漏らしてイきやがった。どんだけ変態なんだよ。引くわー」
「バケツの外にも飛び散ってるじゃねーか」
男達が口々に言うと、素子は人生最大の周知に女々しく涙を流した。
「よし、じゃあ次は直腸洗浄だ。ホース持って来い」
リーダー格の男は別の男に命令してホースを持って来させ、
糞の入ったポリバケツを退けて、新しいポリバケツを素子の前に置くと、
素子の肛門にホースを挿して水を注入し始めた。
「んああっ!!」
素子が甘い悲鳴を上げる。浣腸されたMM媚薬の効果で、
それすらも今の素子にとっては耐え難い快感だった。
0028堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:09:16.71ID:XUXpGBeK
素子の腹が膨らむ程水を注入すると、ホースを引き抜く。
すると、便の色で薄い黄土色になった水がビューっと噴出された。
そして、素子はその快感に絶頂に達した。
リーダー格の男はそれを何度も繰り返し、その度に素子は絶頂に達した。
そして、素子の肛門から出る水の色が透明になると、リーダー格の男が言った。
「まあ、これだけ洗えばいいだろう。」
その言葉は、肛門への新たな虐待への合図だった。
リーダー格の男が乱暴に素子を拘束椅子から下ろすと、素子は床に倒れこんだ。
素子は既に、自力で立つ力をも失っていた。
リーダー格の男は素子を逆駅弁の退位で抱え上げ、その凶悪な男根を素子の肛門に一気に挿入した。
「んはぁあっ!!」
素子が上げたのは悲鳴ではなく、甘い喘ぎ声だった。
(いや、いやなのに…)
「おい、マンコが空いてるぞ、誰か使えよ」
リーダー格の男がそう言うと、男達が我先にと素子に群がり、
その中の一人が素子の蜜壷にズブリと男根を挿入した。
「あはぁあっ!!!」
二つのを男根で突き回され、素子はえもいわれぬ快感に酔いしれながらも、
捨てきれない理性と羞恥に苦しんだ。
0029堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:09:47.52ID:XUXpGBeK
そして、20人ほどの男達は代わる代わる素子を何度も犯し、
男達は更に数十人に増え、それが数日続いた頃、それは起きた。
素子はM字開脚の格好で拘束され、乳首と陰核にローターを取り付けられ、
膣と肛門に極太のバイブレーターを挿入され、
更に両乳首とクリトリスにMM媚薬を注射され―
箱に詰められた。
それは、人一人がやっと入れる程度の大きさの、機械仕掛けの箱だった。
素子に取り付けられたた性玩具にはスイッチが入っていなかった。
リーダー格の男がこう言った。
「この状態で、お前を9課に送り返す。これは、9課への宣戦布告だ。
この箱は一度閉じられて、また開かれた時に、そのローターとバイブのスイッチが入るようになっている。
分かるか?9課の人間が、この箱をあけた時にスイッチが入るんだ―」
0030堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:10:22.79ID:XUXpGBeK
1日後―
素子が消息を絶って、10日後の事だった。9課のビルの前に、その箱は置かれていた。
それはすぐに9課に発見された。爆発物の反応はないが、機械音がする。
その箱はラボに運ばれ―9課の面々や赤服達がそれを見守る中、バトーが箱を開けた。
「んほおぉおおおおおおおおおお!!!!」
ヴィイイイイイイイイイイ!!!!!

ラボに、素子の叫び声とバイブレーターの振動音が響いた。
「素子ォ!!!!!!」
バトーが思わず素子の名を呼ぶ。
「あ゙、イグ、イグぅうう!!!!!」
素子が失禁し、尿がバトーの服を濡らした。
「クソッ!!!」
バトーが、素子の乳首と陰核に取り付けられていたローターを外し、膣と肛門に挿入されていたバイブレーターを引き抜いた。
そして、素子を拘束から解き、自分の着ていたジャケットを脱いで、素子に掛けた。
「いやっ、いやあ、じんじんとまんない、おマンコっ、おマンコ寂しいのおおっ!!!」
0031堕ちた孤高T2011/03/06(日) 18:10:40.88ID:XUXpGBeK
数日後、素子は治療の結果、催淫ウイルスとMM媚薬から解き放たれた。
しかし、その精神には深い傷を負ったままで、ラボを出る事はかなわなかった。
「お願い、お願いだから、抱いて。なんでも、なんでもするから」
そう言って、涙を流してバトーにすがるのだった―。
0032名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 18:13:33.13ID:XUXpGBeK
第一部完。あー死にたい。
でも恥ずかしいのに見てもらいたい!何これ羞恥プレイ?

次は第二部
素子×バトーです
やっぱり隠語絶叫系
0033堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:21:01.15ID:XUXpGBeK
それは、海坊主からの宣戦布告だった。限りなく悪趣味な挑発だった。
0034堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:21:24.58ID:XUXpGBeK
素子が消息を絶って、10日後の事だった。9課のビルの前に、その箱は置かれていた。
それはすぐに9課に発見された。爆発物等の反応はないが、機械音がする。
その箱はラボに運ばれ―9課の面々や赤服達がそれを見守る中、バトーが箱を開けた。
「んほおぉおおおおおおおおおお!!!!」
ヴィイイイイイイイイイイ!!!!!
ラボに、素子の叫び声とバイブレーターの振動音が響いた。
「素子ォ!!!!!!」
バトーが思わず素子の名を呼ぶ。
「あ゙、イグ、イグぅうう!!!!!」
素子が失禁し、尿がバトーの服を濡らした。
「クソッ!!!」
バトーが、素子の乳首とクリトリスに取り付けられていたローターを外し、
膣と肛門に挿入されていたバイブレーターを引き抜いた。
そして、素子を拘束から解き、自分の着ていたジャケットを脱いで、素子に掛けた。
「いやっ、いやあ、じんじんとまんない、おマンコっ、おマンコ寂しいのおおっ!!!」
「おいっ、しっかりしろ!!」
「あ゙っ♡んぁっ!」
拘束から解かれた素子は、猛烈な勢いで自慰を始めた。
「クソッ!!鎮静剤持って来い!!!」
0035堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:21:41.61ID:XUXpGBeK
素子の義体や電脳は隅々まで解析された。その義体は素子本人であると確定された。
電脳には性感を過敏にする加工が施され、また催淫ウイルスにも感染させられていた。
義体にも性感を過敏にするMM(マイクロマシン)が注入されていた。
0036堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:21:53.55ID:XUXpGBeK
素子が9課に送り付けられてから3日後。
素子は何本もの治療用プラグに繋がれ、ラボに置かれた機械仕掛けのベッドに横たわっていた。
かろうじて理性は回復していたものの、その性欲と性感は未だ過剰に高められたままだった。
素子は赤服達に見守られる中、声を押し殺し羞恥に震えながら、
ショーツの中に両手を手を突っ込んで、自らを慰め続けていた。
「ん…っ!んふぅ…!ふ…ぅ…っ!!」
(見るな、見るな、見るな…!)
赤服の一人が口を開く。
「ワクチンはまだ出来ないのか」
「今ボーマとイシカワが最後のツメに入ってる。もうすぐ出来る筈だ」
(もうすぐ…!もうすぐで治まるのか…?)
赤服達にイシカワから電通が送られてくる。
[ワクチンが完成した。今転送する]
[了解]
「少佐、ワクチンが完成しました」
「あ…」
赤服が素子にそう報告し、ワクチンプログラムを送り込む。
素子は体の疼きが次第に消えていくのを感じた。
0037堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:22:18.33ID:XUXpGBeK
素子は義体を交換する前に海坊主に捕らえられて、本来なら既に義体を交換している筈だった。
性感を過敏にするMMで根本的に汚染された素子の義体は秘密裏に交換された。
今まで素子が義体の定期メンテナンスや交換を行っていた病院は、海坊主に割れているからだ。
完全に回復した素子の指揮のもと、海坊主は今度こそ壊滅された。
それは酷くあっけないもので、そんな海坊主に自分はああも『いいようにされた』のかと思うと、
素子は自分が酷く情けなかった。
0038堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:23:08.44ID:XUXpGBeK
素子の電脳と義体は完全に回復し、海坊主は壊滅し、全ては元に戻った筈だった。
しかし、素子の精神は、確実に蝕まれていた。
ウイルスを駆除し、汚染された義体を交換しても、それでもまだしばしば体が疼くのだ。
その疼きは時と場所を選ばず素子を襲う。それが勤務中であろうが、―戦闘中であろうが。
それは特に、異性と体が触れ合ったり、二人きりになったりした時に多かった。
そうなると必然的にタッグを組んだり話しをしたりすることが多い
バトーと居る時に発情する事が多くなる。
素子は最初の数日は、恥ずかしい汁でとろとろになり、クリトリスをぷっくりと肥大させ、
男根を求めてキュンキュンと疼く秘所を必死で無視していたが、
とうとうそれに耐えかねて、ついに自分を慰めようと9課の仮眠室に向かった。
―この時もまた、バトーと二人で話しをしていた時に体が疼きだしたのだった―
そこは鍵を掛けられる個室であり、仮眠室という性質上防音加工が施されているため、
他人に見付からずに自分を慰めるには丁度良かった。
恥ずかしい汁でぐちょぐちょになったショーツを脱ぎ捨て、ベッドに仰向けになり、大きく股を開いて、
おそるおそる充血した陰核にそっと触れてみる。
「っふぁあぁぁああああああッッッッ!!!!!」
電撃のような快感が体を駆け巡り、素子はビクン!と体を仰け反らせた。
ただ、そっと触れただけで、絶頂に達したのだ。素子は心底自分に呆れ、自分が嫌になった。
素子ははぁはぁと肩で息をしながら、そっとクリトリスをつまんでみた。
0039堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:23:48.58ID:XUXpGBeK
「んっっっ♡♡♡」
ビクン、と、腰が動き、その拍子にクリトリスをつまんだ指に力が入った。
「っひぅう!!!!」
予想外の刺激に、素子はまた軽く絶頂に達した。
今度は、クリトリスをくにくにと揉むように刺激してみる。
「ん…っっ♡あ…♡ふぁ…っ!気持ちいい…
(勤務中に、こんなことしちゃいけないって、分かってるのに…っ!)」
「あ、あぁっ…、だめ、とまらない…」
クリトリスの先端の、一番敏感な部分をカリカリと爪で刺激する。
「痛…っ!あ…ぅあ…♡(痛いのに…痛いのに気持ちイい…っ!あ…おマンコ疼いて…っ!)」
しばらく陰核をいじっていると、その蜜壷がじんじんとさらに疼きだす。
恥ずかしい汁でとろとろになった膣は、パクパクと開閉して、その度にいやらしく糸を引いている。
素子は右手でクリトリスをクリクリといじりながら、左手をそっと膣に伸ばし、そこに触れてみた。
「(うぁ…こんなにとろとろになってる…)」
「ん…っ!」
素子はゆっくりと膣に中指を挿入した。
そして、膣内をかき回すと、グチュグチュといやらしい音が響いた。
「ふぁ…!!あ…っ♡(バトーに…バトーにしてもらいたい…!)」
素子は、正常な精神状態であったなら決してそんな事は思わない筈なのに、
と思いながらも、バトーを求めずにはいられなかった。
0040堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:24:24.04ID:XUXpGBeK
「んっっっ♡♡♡」
ビクン、と、腰が動き、その拍子にクリトリスをつまんだ指に力が入った。
「っひぅう!!!!」
予想外の刺激に、素子はまた軽く絶頂に達した。
今度は、クリトリスをくにくにと揉むように刺激してみる。
「ん…っっ♡あ…♡ふぁ…っ!気持ちいい…
(勤務中に、こんなことしちゃいけないって、分かってるのに…っ!)」
「あ、あぁっ…、だめ、とまらない…」
クリトリスの先端の、一番敏感な部分をカリカリと爪で刺激する。
「痛…っ!あ…ぅあ…♡(痛いのに…痛いのに気持ちイい…っ!あ…おマンコ疼いて…っ!)」
しばらく陰核をいじっていると、その蜜壷がじんじんとさらに疼きだす。
恥ずかしい汁でとろとろになった膣は、パクパクと開閉して、その度にいやらしく糸を引いている。
素子は右手でクリトリスをクリクリといじりながら、左手をそっと膣に伸ばし、そこに触れてみた。
「(うぁ…こんなにとろとろになってる…)」
「ん…っ!」
素子はゆっくりと膣に中指を挿入した。
そして、膣内をかき回すと、グチュグチュといやらしい音が響いた。
「ふぁ…!!あ…っ♡(バトーに…バトーにしてもらいたい…!)」
素子は、正常な精神状態であったなら決してそんな事は思わない筈なのに、
と思いながらも、バトーを求めずにはいられなかった。
0041堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:24:44.47ID:XUXpGBeK
あのごつい指で秘所をなぞられたら、と思うだけで、素子の秘所はキュンキュンと疼くのだ。
「あ…っ!うぁ、バトー…、バトー…っ!」
気が付くと素子はバトーの名前を呼びながら、自分の蜜壷をかき回していた。
「あ♡うぁ♡あ゙っ♡イクっ!イグぅッ!!
おマンコっ!!おマンコイグぅうぅぅうううううううううううッ!!!!!!!」
その後も素子は一時間近くバトーの名前を呼び名がら自分を慰めていた。
それ以来、素子は外出時に体が疼くと、隠れて自分を慰めるようになった。
それは9課の仮眠室で行われる事が多かったが、公衆トイレであったり、自分の車の中であったりもした。
0042堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:25:01.48ID:XUXpGBeK
その日は久しぶりに仕事が定時には片付いて、
素子は家路―家といってもセーフハウスの一つに過ぎない―につこうとしていた所だった。
そこにバトーがやってきて、こう言った。
「少佐、これから飲まないか?」
「…そうね。わかったわ。
(そんな…私は何を言ってるんだ。そんな事をしたら、どうなるかくらい分かっているのに)」
素子には、今の簡単に発情してしまう自分が
バトーと二人きりで酒を飲んだらどういう事になるか簡単に想像出来た。
それなのに、とっさにバトーの提案を受けてしまったのだ。
案の定、それは素子の思った通りになった。
0043堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:25:34.09ID:XUXpGBeK
いつものバーで、いつもの酒を飲んで、いつものように他愛の無い話をしていただけなのに、
どうしても秘所が疼きだす。隣にいるこの男に抱かれたいと思ってしまう。
「おい、顔赤いぞ。まだそんなに飲んでないのにどうしたんだ?大丈夫か?」
「大丈夫…(だめ…おマンコ疼いて我慢できない…っ!)」
「ちょっと…お手洗い…」
「おお、つかちょっと足元ふらついてないか?気を付けろよ」
「ん…」
素子はトイレの個室に入ると、もう恥ずかしい汁でぐちょぐちょになっているショーツを下ろし、
声を押し殺して自分を慰め始めた。
「ん…っ!ふ…っ!ふぁ…!(早く、早くイって、戻らないと)」
そう思って激しく指を動かそうとすると、声が漏れてしまう。
それを防ごうと恐る恐る指を動かせば、ただ絶頂をじらされるばかりだった。
そんな事を20分ほど続けていると、次第に感度は高まり、絶頂が近付いてきた。
「(もう少しで…もう少しで…!!)」
「お客様?」
「!!!」
もう少しで絶頂を向かえる、という時に、突然女性の声がした。バーの女性店員だろう。
「お客様、お連れ様が心配しておいでですが…。お加減いかがですか?」
「だ、大丈夫。大丈夫よ…」
0044堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:25:56.05ID:XUXpGBeK
素子はとろとろになった秘所をトイレットペーパーでぬぐって、ショーツとボトムスを上げた。
トイレを出て、ふらふらと席に戻る。
「(もう少しで…もう少しでイけたのに…っ!おマンコきゅんきゅんしておかしくなりそう…!!)
待たせてごめんなさい…」
「おい、少佐やっぱりおかしいぞ。体内プラントがおかしいんじゃないか?」
「そう、そうかもしれない…」
「もう今日は帰ったほうがいい。それじゃ運転は無理だろう。送るよ」
0045堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:26:13.51ID:XUXpGBeK
素子はバトーに付き添われて、バトーの車の助手席に乗る。
「一番近いセーフハウスどこだ?それとも俺んとこ来るか。割と近くにあるんだが…」
「じゃあ、そうさせて貰うわ…。(だめだ、だめだ。そんな事したら今度こそ二人きりに…!)っはぅ!!」
「どうした!?」
「い、いや、なんでもない…っ!」
バトーが車を発進させると、その振動がおもいきり秘所に響いて素子は思わず声を上げた。
「ん…っ!!」
車が振動するたびに、声が漏れる。素子は体を縮こまらせて、両手で口を塞ぎ、必死で声を堪える。
「ずいぶん苦しそうだな」
「うぅ…」
0046堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:26:37.63ID:XUXpGBeK
そうしているうちにバトーのセーフハウスに着いた。そこは高層ビル街にある高級マンションだった。
駐車場に車を止めて、バトーが車を降りる。
「大丈夫か?腕貸すぞ」
「ん…大丈夫…」
素子はバトーに支えられて、バトーの部屋に向かった。
バトーの部屋に着いた頃には、素子はバトーと密着したせいで、さらに発情していた。
肩で息をしながら、ベッドに崩れ落ちた。
「何か飲むか?」
「いい…いらない(だめ…もう我慢出来ない…っ!!)」
素子はふらふらと立ち上がると、バトーに近付いていった。
「おい、どうした。大丈夫か?」
「だめ。大丈夫じゃ、ない」
そう言うと素子は、バトーの服の裾をきゅっと掴んで呟いた。
0047堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:27:08.13ID:XUXpGBeK
「…ぃて…」
「なんだって?どうした?」
「抱いて…っ」
「はあ!?お、お、おまえ、何を、あ、あれか!?まだウイルスが…!!」
バトーがあからさまに動揺してそう言うと、素子が震える声で言った。
「違う、違うの。ウイルスを駆除しても、あなたといると体が疼いて…!」
素子はバトーに体重を預けた。
「だめ、だめぇ、もう我慢出来ない…」
そう言うとへなへなとその場にへたりこんで、
ボトムスの上から自分の柔らかい秘所をふにふにと揉み始めた。
「わかった、わかったからラボ行くぞ。ほら、立てるか?」
0048堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:27:53.55ID:XUXpGBeK
素子はバトーに連れられて9課のビルへ向かった。
車を降りるとバトーの腕にぎゅっとしがみ付いてよろよろと歩き出す。
9課のビルに入ると、まだビルに残っていた9課のメンバーがその様子にぎょっとする。
最初に口を開いたのはイシカワだった。
「少佐、どうしたんだ!?」
それに答えたのは素子ではなくバトーだった。
「まだウイルスが残ってるのかちょっと壊れてる」
「ち、違、ウイルスなんかじゃ…っ」
「はいはい分かったからラボ行くぞ」
ラボに連れて来られた素子は検査を受け、バトーは素子の様子について赤服達に話した。
赤服がバトーに結果を告げる。
「やはり少佐の言っていた通りウイルスは検出されなかった」
「それじゃあどうしたって言うんだ!?」
「義体の交換で内分泌系が乱れているか、もしくは…精神的なものだろうな」
「精神的…」
検査を終えた素子がおぼつかない足取りでバトーに近付き、すがり付く。
「少佐…」
バトーが呟やいた。
「俺はどうしたらいいんだ?」
「残念だが俺は精神科医じゃない。それは専門外だ。わからん」
0049堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:30:11.75ID:XUXpGBeK
「そうか…わかった。少佐、帰るぞ」
バトーはまた素子を自分のセーフハウスに連れて帰る事にした。
素子のセーフハウスに送り届けてもよかったのだが、こんな状態の素子を一人にしてはおけなかったのだ。
バトーの車に乗ってシートベルトをすると、
素子はまるで子供がおしっこを我慢しているかのように、両手で自分の股間をぎゅうっと押さえつけた。
本当なら今すぐにでも太いものを出し入れしたくてたまらなくて、気が狂いそうなのを必死でこらえる。
バトーは、隣で素子が顔を真っ赤にして、
目に涙を溜めて恥ずかしい格好をしているという現状に気が気でなかった。
0050堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:30:52.00ID:XUXpGBeK
セーフハウスに着くと、素子はベッドに倒れこんだ。
「も…っもうだめぇ…っ!」
そう言うとベルトを外し、ボトムスのボタンを外してジッパーを下げ、ショーツに手を突っ込む。
バトーがとっさに目を逸らした。
「ふぁあああぁぁああッ!!!バトー…っ、バトぉおっ!ふぁ…っ!あ゙ぅっ!」
バトーは自分の名前を呼ばれてつい素子のほうを見る。
美しい女が自分の名を呼びながら、目に涙を溜めて喘いでいた。
「お願い…っ、お願いだから、抱いて…。なんでも、なんでもするからぁ…」
素子はバトーが自分の事を見ている事に気が付くと、ぼろぼろと涙を零してそう懇願する。
「わかった…わかったよ」
バトーは、遂に折れた。そして、あの素子をこんな状態にした海坊主への憎しみがふつふつと湧いて、
自分のはらわたが煮えくり返るのを感じた。
「バトー…」
素子はバトーの返事を聞くと、心底ほっとしたというような―しかし弱々しい―安らいだ笑顔を見せた。
バトーは素子のその笑顔が酷く切なかった。バトーはベッドに上がると、素子に優しく口付ける。
「ん…っ♡(気持ちいい…♡)」
素子が僅かに口を開けると、バトーはその隙間から舌を滑り込ませ、素子の口内を舐め回し、舌を吸う。
「ん…っふ…ちゅ…っ…ちゅぷ…っ♡」
バトーが口を離すと、二人の口の間に唾液の糸が引いた。
「さて…どうして欲しい?」
0051堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:31:28.79ID:XUXpGBeK
「あ、あなたの好きなようにしてくれれば…」
「好きなように、ねえ…」
そう言うとバトーは、素子の胸をさわさわと撫で回し始めた。
「ふぁ…♡」
「(服の上からでも乳首が勃ってるのが分かるな…)」
バトーが服の上から乳首をこする。
「ん…っ!」
「(乳首が『イイ』のか)」
バトーは、ひびの入った繊細なガラス細工を扱うように、慎重に素子を扱っていた。
海坊主に陵辱されて傷付いた素子の心を、これ以上傷つけないように。
バトーが素子の上着とトップスを脱がせ、
スポーツタイプのブラジャーの上からふにふにと優しく胸を揉み、時折乳首をつまむ。
「あ…っ♡」
「脱がせるぞ」
「ん…」
バトーが素子のブラジャーを脱がせると、大きなおっぱいが姿を現した。
乳輪ごとぷっくりと勃起し、乳首はコリコリに硬くなってツンと上を向いていた。
バトーは、つい欲望に駆られて衝動的に、その大きなおっぱいを乱暴に鷲掴みにした。
「っふぁああ!!」
素子がビクン、と体を仰け反らせる。
0052堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:32:17.49ID:XUXpGBeK
「悪い、痛かったか!?」
バトーがはっとして素子に尋ねる。
「そんな…そんな事ない…。そ、その…よ…良かった…っ」
素子が恥ずかしそうに答えた。
「そうか。多少乱暴なくらいがいいか?」
「え、あ、あ、あの…」
バトーは素子を傷付けまいと一々慎重に確認しながら極優しく事を行っていたが、
かえってそれが素子をじらし、また羞恥を与える結果になっている事にバトーは気付いていなかった。
「どうなんだ?」
「わ、私は…別に…もっと乱暴でも…っ」
「このくらいか?」
バトーがさらに乱暴に素子の乳首をひねり上げる。
「ふぁああぁぁああぁああああッ!!!!イクっ!!!
イクぅううぅぅううううううううッ!!!!!!!」
素子がビクンと体を仰け反らせ、腰をガクガクと痙攣させた。
素子は『寸止め』から解き放たれ、凄まじい快感に襲われた。
「(乳首でイったのか…。相当過敏になってるな…)」
「あ…ふぁ…」
素子は絶頂の余韻に酔い、目をとろんとさせてはぁはぁと息を荒げている。
バトーが素子の乳首を軽くつまんでさわさわと先端を撫でる。
「あ…あ…っ!い、イったばっかりで、そんなにしたら…っ!!」
0053堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:32:59.14ID:XUXpGBeK
「嫌か?」
素子にそう言われてバトーがすぐさま指を離す。
「あ…」
素子が残念そうに声を上げる。
「なんだ、もっとして欲しいのか?それとも別の事がいいか?何してほしい、言ってみろ」
「…サディスト」
素子が涙目でバトーを睨んだ。
「はあ!?何がだ!?俺何かしたか?」
バトーが何の事だかさっぱり分からない、というように言う。
「『何かしたか』って…。だ、だって、一々、何して欲しいのかとか、
もっとして欲しいのかとか…っ。それに、さ、散々焦らして…!」
「…あ、あぁ…」
バトーはやっと素子の言った意味を理解した。
「いや、でもな、少佐がしてほしいっつーからしやってるんだぞ。
何をどうしてして欲しいかくらい言えないのか?」
「そうか…そうだな。もういい」
「は?」
バトーは素子の言葉の意味を理解しかねてすっとんきょうな声を上げた。
「無理矢理させて悪かった…。あ、後は、『自分でする』から…。
(発情して部下に無理矢理『こんな事』させるなんて、私はなんて上官なんだ…)」
0054堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:33:17.14ID:XUXpGBeK
「え」
素子はベッドから降りようとしてずっこけた。
「お、おい、大丈夫か」
「…」
素子はバトーの言葉には答えずに、よろよろと立ち上がって、
ふらふらと危なっかしい足取りでソファーに向かい、
崩れるようにソファーに横になると、体を丸めて自分を慰め始めた。
「おい…」
「ん…っ!ゔぅ、ふぅ…っ、っく…!」
部屋に押し殺した喘ぎ声が響く。
0055堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:33:51.69ID:XUXpGBeK
「おい」
しばらくして、バトーがつかつかと素子のそばに歩いていって声をかけた。
素子がふとバトーのほうを見る。
「ふあ!?」
バトーは怒張したものをしごきながら素子を見下ろしていた。
「え、あ、な、何―(え?なんだ?なんでこんな…)」
素子はあっけにとられてバトーを見上げる。
「自分のほうから言い寄ってきた癖に、『後は自分でする』?
俺は少佐のせいでこんな有様だよ。責任取ってくれるよな?」
「せ、責任って」
「こういう事だよ」
バトーは強引に素子を抱え上げると、ベッドまで連れて行って、
乱暴に素子をベッドに横たえた所で、我に返った。
「(何やってんだ俺は…。『こんな事』、しなくてすむならしないに越した事無いじゃねえか)
いや…やっぱりいい。乱暴にして悪かった。少佐はベッドを使ってくれ。俺はソファーで寝るから」
「…そんな、」
「そうしてくれ…」
「…わかった」
再び部屋に押し殺した喘ぎ声が響き始めた。
「っん…っふ…!っく、ふ…ぅ…っ!(バトー…あんなに勃って…)」
0056堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:34:25.11ID:XUXpGBeK
素子の脳裏にはバトーのそれが焼き付いて離れなかった。
あの怒張したモノが自分の中をえぐる事を想像すると、素子の体はさらに疼く。
素子はそれが自分の中をえぐる事を想像して、ひたすらに自分を慰める。
「っく、ぁぅ…っバトぉ…!」
「どうした?」
「っ!なんでもない…」
素子は気が付くとバトーの名前を呼んでいた。
「っあ…ふぁ…!あ…っ、んふぅ…ッ!」
その喘ぎ声は次第に大きくなる。
「バトー…バトぉおッ」
「なんだ…またなんでもないのか…?」
「ん…っ!」
あの素子が自分の名前を呼んで、
至近距離でオナニーに耽っているという事態に、バトーは気が気でなかった。
「(俺も一発抜いて冷静になったほうがいいか…)」
バトーがそんな事を考えてソファーに横になっていると、
次第に喘ぎ声にすすり泣く声が混じってきた事に気が付いた。
「(少佐…、大丈夫か…?)」
「あ…っん…!っく、ぐす…っ、ふぁ…!あ、ぅあ、…っうぐ…」
「大丈夫か?(くそ、ラボから鎮静剤持って来りゃよかったな…)」
0057堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:35:01.10ID:XUXpGBeK
「だめぇ…っ!もうだめぇ、我慢出来ない…っ」
素子が震える声で切ない悲鳴を上げる。
「もう限界か…」
バトーはそう言ってベッドに向かうと、それに気付いた素子が声を漏らした。
「あ…」
バトーはベッドに上がると、素子のボトムスと恥ずかしい汁でぐちょぐちょになったショーツを脱がせた。
そして手のひら全体で、素子の秘所を愛でるように優しく撫でる。
「ふあ…っ!」
それは素子が海坊主にされた前戯と比べて、あまりにも優しいものだった。
素子にはそれが酷く暖かく感じた。
バトーは素子の股を開かせると、秘所をじっくりと観察する。
恥ずかしい汁でとろとろになったそこは、光を反射してぬらぬらと妖しくテカっていた。
勃起してぱんぱんに肥大し、ツンと上を向いたピンク色のクリトリスはひくひくと可愛らしく動いている。
赤っぽい褐色のラビアは、いつでも男根を受け入れられるようにぱっくりと開き、
膣口はひくひくと開閉してその度にぱくぱくと音を立てていやらしく愛液の糸を引いている。
素子は、小さな穴とクリトリスををひくつかせて、だらしなくぱっくりと開き、愛液でとろとろになった
この上なく恥ずかしい状態のおマンコをバトーにじっくりと観察され、
恥ずかしさのあまり気が狂いそうだった。
バトーはそのごつい指で、素子の秘所を下から上に、つ…となぞった。
「―っはぁんッ!!」
0058堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:35:40.50ID:XUXpGBeK
素子はそれだけでビクンと腰を仰け反らせた。
「(ずっと、ずっとバトーにこうして欲しかった…っ)」
素子は感動のあまり、目頭に熱いものがこみ上げるのを感じた。
同時に、自分はこんな事で感極まっているのか、と、心底自分に呆れた。
バトーはそのまま指をクリトリスに持って行き、触れるか触れないかという加減でそこを撫でる。
「あっ、あ…、そんな、じらさないでぇ…」
「そのわりには気持ち良さそうだな?」
「んっ…♡そん…な、あっ…くすぐったいぃ…」
「じゃあこれはどうだ?」
バトーがクリトリスをきゅっとつまんでくにくにと揉む。
「ふぁっ♡あ゙っ♡あっ♡あっ♡あっ♡ぁふぅっ♡それっ♡だめぇ♡」
「『イイ』みたいだな」
そう言うとバトーは指先に軽く力を込めてクリトリスをぎゅうっとつまみあげた。
「ひぎィッ!!!だめッ!だめぇ♡痛いっ!!
あ゙っ♡らめぇ、イクっ!!イっちゃう、イクっ、イグぅうううぅうううううッ!!!!」
素子は腰を突き出してグチョグチョのおマンコをバトーに見せ付けるような
滑稽な恥ずかしい格好でガクガクと腰を振りながら達した。
「痛いのが好きらしいな…。さて、次はどうして欲しい?」
「…バトーの…バトーのいいようにしてくれれば…」
はあはあと肩で息をしながら素子が答えた。
「いいようにねぇ…いいのか?俺はサディストだぞ?」
0059堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:36:20.58ID:XUXpGBeK
バトーがからかうように素子に問う。
「……それでも、いい…」
「そうか」
そう言ってバトーは軽く笑い、膣口にぴたりと指を付けた。
「あ…っ♡」
バトーはぬぷぬぷと指を素子の中に進入させると、
グチュグチュといやらしい音を立てて乱暴に中をかき回し始めた。
「あ゙ふぅッ!!んっ♡んぁあっ♡はッ、激しッ♡こっ、こんなんじゃっ♡またッ、またイっちゃうぅっ!!」
「じゃあイけよ」
そう言うとバトーは指を曲げてグリグリとGスポットを刺激し始めた。
「あッ!そこぉっ♡そこだめっ♡だめぇっ♡あっ♡あっ♡
ゔぁッ♡だめっ♡イクっ♡イグぅ、イっひゃぅ、イグぅううぅうううッ!!!」
「随分感度がいいな…。さっきからイきっぱなしじゃねえか」
「ふぁ…」
しばし脱力していた素子だったが、ふとバトーの股間で怒張しているものが目に留まり、
思わず声が漏れた。
「うぁ…♡(凄い…♡)」
「ん?」
「…ぁ……」
「なんだ、どうした?」
0060堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:37:09.46ID:XUXpGBeK
「…あ、あの……」
素子は目を泳がせて、少しの間沈黙した後、上目遣いでちらりとバトーを仰ぎ見て、口を開いた。
「舐めても…いい?」
「あ?あ、あぁ」
素子は身を屈めてバトーのそこに顔を近づけると、
とろんとした目でうっとりとそれを眺め、その先端にちゅっと口付けた。
亀頭全体を舐め回し、ちろちろとほじくるように尿道口を舐め、
入る所まで口に含んでちゅうちゅうと強く吸ったり、
玉を口に含んで転がしたり、裏筋に舌を這わせたり―。
そして、吐きそうになりながらも懸命にその図太いものを喉奥まで咥え込んで
じゅぷじゅぷと出し入れする。
「う…(上手いな… これも商売柄か…)」
素子はしばし夢中になってそれをしゃぶっていたが、
自分の秘所の疼きに耐えかねて、そこに手を伸ばした。
「ん…っ!んぅ…っ♡」
次第に自分の秘所をかき回すのに夢中になり、口が疎かになる。
「なんだ、もう我慢出来ないのか?」
「…―っ!」
「わかったよ。口でしてやるから股開け」
「い、いいの?」
0061堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:37:48.59ID:XUXpGBeK
「いいから早くしろ」
素子は仰向けになっておずおずと股を開いた。その顔に羞恥と期待感の両方が浮かぶ。
バトーは素子の内股に手を添えると、そこに顔を近づけ、れろん、と下から上にひと舐めした。
「ひゃんっ♡」
そして素子のとろとろのつゆを丁寧に舐め取るように舐め始めた。
それは決して性感帯を刺激するための行為ではなく、
ただ単純に愛液を丁寧にを舐め取るだけのものだった。
その微妙な刺激と快感が素子にとってはあまりにもじれったいもので、遂にそれに耐えかねて声を上げた。
「ね…もう…焦らさないでぇ…っ」
「じゃあ、どうして欲しい?」
「そんな…っ。わ、わかるでしょ…」
「…そう言われてもな。言わないんなら俺のいいようにするけど?」
「わ、わかった…。……っく、クリトリス…、舐めてぇ…っ」
「中よりもクリがいいのか?」
「…な、中も…いいけど…クリトリスが…」
バトーが問うと、素子が顔を赤くしてもごもごと小さな声で答えた。
「分かったよ」
バトーはそう言って笑うと、ちゅうっ、と、素子のクリトリスに口付けた。
「んぁっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ぅあ゙っ♡」
そして舌の先でくりくりと転がすように舐め、軽く歯を立てる。
0062堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:38:23.94ID:XUXpGBeK
「いッ!?あ゙ッ!だめぇっ♡いっ、痛いっ♡あっ♡」
「(やっぱり痛いくらいが好きらしいな…。…こいつMなのか?それとも…)」
バトーはクリトリスをくにくにと軽く甘噛みしたり、舌先で先端をちろちろと舐めたり、
全体を強く吸引したりと、素子のクリトリスへ執拗に刺激を続けた。
「あ゙っ、ぅあッ♡イクっ♡イきそっ♡」
その言葉を聞いたバトーは、ぴたりと口の動きを止め、そこから口を離した。
「あ―…?なん…で…」
バトーがその言葉に応えるように正常位の体勢になると、
素子が期待をいっぱいに顔に浮かべて声を上げる。
「あ…!」
バトーは自分のモノに手を添えて、
恥ずかしい汁と唾液でとろとろになった素子の秘所にぴたりとそれをあてがった。
「あ…あ…ッ♡」
素子はもう我慢出来ないという顔で、その部分を注視する。しかしその期待は裏切られた。
バトーは素子の中にそれを挿すことはなく、ただそのとろとろにとろけた場所にそれをこすり付ける。
「あ…」
素子は期待を裏切られた事と、その微妙な快感に切ない声を上げた。
「残念そうだな。我慢出来ないか?」
バトーはそう言いながら、素子の一番恥ずかしい場所に自分の怒張したモノをぬちゃぬちゃとこすり付ける。
その行為は膣口や尿道口、クリトリスを本当に微妙に刺激するものだった。
0063堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:39:02.93ID:XUXpGBeK
もう少しで絶頂を迎えるという所で寸止めされた素子にとって、
その僅かな快感が気が狂いそうなほどじれったい。
「あ…っはぁ…ぅぁ…も…っ、もうだめぇ、お願い…っ、もう焦らさないで…!」
そう言われたバトーは、素子の秘所から自分のモノを離して言った。
「なら、どうして欲しいのか言ってみろ」
「そんな…っ!」
「俺は『サディスト』だからな。お前がそれでもいいって言ったんだぜ?」
「お、お願い、挿れてぇ…」
「どこに。何を」
「っ…!っこ、ここ…に…、ぉ、ちん、ちん…っ!」
素子が消え入りそうな声でそれを乞うが、バトーはそれを拒んだ。
「いまいち燃えないな。それが人にものを頼む態度かな?」
素子はバトーが自分に何を要求しているのか理解した。滑稽に、卑猥に、男根を乞えという事なのだと。
正常な状態の素子であったならば、そんな要求を飲みはしないだろう。
しかし、今の素子には、理性もプライドも超越した抗い難い性欲が働いていた。発情していたのだ。
素子は口を開いた。
「…っ分かった…」
素子は脚を限界まで開いて両手でラビアをつまんで引っ張り、
そのぐちょぐちょに濡れた一番恥ずかしい場所を丸見えにして、言った。
0064堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:39:35.06ID:XUXpGBeK
「私の…っ、私の、は、発情して、
…は、恥ずかしいおツユで…っ、ぐちょぐちょになった…、だらしない、お…おマン…コ…に、
バトーの…、バトーの、おっきい、お、おちん…ちん、挿れて…挿れて、欲しいの…っ!!」
素子は下を向いて顔を真っ赤にし、目に涙を溜めて羞恥に震えていた。
9課の隊長ともあろう者が、少佐と呼ばれるこの自分が、
部下にこんな馬鹿馬鹿しい台詞で男根を乞うというこの現状が、素子のプライドを深く傷付けていた。
「(私は…私は最低の上官だ…)」
そんな素子の心境を知ってか知らずか、バトーはにやりと口元を歪ませて笑った。
バトーはその事に気付いていなかったが、バトーも既に理性を失っていた。
バトーは、発情した素子の苦しみを紛らわせてやるために、素子を抱くはずだった。
しかしバトーのほうも発情し、今となっては自分の欲望を満たすために、素子を辱めていた。
「…まさか本当にそこまで言うとは思わなかった」
「…!!!」
バトーがあっけにとられたようにそう言うと、素子はさらに酷い羞恥に駆られた。
「まあいい。挿れてやる」
そう言うとバトーは素子のとろとろの膣口にぴたりと先端を着ける。
「あ…!」
そして、ズンっと一気に奥までその怒張したモノを突き立てた。
「っンほぉお゙おぉおお゙おお゙おおおぉおおお゙おおお゙ッ!!!!
あっ、あっ、ンあ゙っ!イグっイグッ!イギュぅううぅうううううううううぅううううッ!!!!!!!!」
0065堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:40:11.32ID:XUXpGBeK
素子は絶頂を叫んで、腰をガクガクと振って達した。
「(繋がってる…っ!)」
そして腰を振ったために、絶頂に達している最中の膣内にさらに快感がもたらされる。
「う、きっつぅ…!」
当然素子に処女膜は無かった。
義体交換時には処女膜が付いてはいたが、その後自慰によって破かれたのだ。
素子のそこは、とにかく名器だった。素子の義体は市販の義体をカスタマイズしたものだが、
『その部分』もカスタマイズされたものだった。素子は、目的のためなら手段を選ばない。
対象となる人物に電脳のハッキングによる記憶の操作が不可能な場合は、
物理的な『枕営業』をする事もあるためだ。
義体を交換する毎に処女膜を付けるのも、『その部分』をより名器とさせるためであった。
しかし、そんな素子ですら、海坊主に受けた陵辱は耐え難いものだった。
「あ゙ッ!ぅあ゙ッ!」
バトーは小刻みに浅い部分を突く。
「あ゙っ!いっ、今っ!イっ、イったばっかり♡なのにぃっ!そんなに、したらぁッッ♡っんはぁッ!!!」
「じゃあこういうのはどうだ?」
バトーは腰を大きくグラインドさせ、素子の奥をズンズンと突き始めた。
「んほぉッ!?あ゙ッ♡それぇッ!!それらめぇッ!!」
「やっぱりこっちのほうが『イイ』みたいだな。どうだ、気持ちいいか?」
「んっっっ♡んぁっ!!しっ、子宮にッ!響いてぇッ!!おかしッ♡おかしくなりゅぅ!!!!
ぅあ゙ッ!もぉイクぅ!イきそ…っ!!!」
0066堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:40:56.51ID:XUXpGBeK
素子が絶頂の近い事を告げると、バトーは自分のモノを素子の中から引き抜いた。
「え…(また…寸止め…)」
「今度は少佐が腰振る番だ」
バトーはそう言うとベッドに座った。
「背中、こっちに向けて自分で挿れてみろ」
「わかった…」
素子はバトーに背を向けて屈み、素子の恥ずかしい汁でべちゃべちゃになったバトーのモノに手を添えた。
「(私の…私のおツユで…、バトーのおちんちん…こんなになってる…)ん…っ♡」
素子は自分の恥ずかしい穴にぴたりとバトーの先端を付けた。
そして、徐々に腰を落として先端を自分の中に導く。
「あ…っ入…ったぁ…♡」
「それじゃ、まだ入ったうちに入んねえよ」
バトーは両手で素子の腰を掴んで、思い切り自分のモノを奥まで突き刺した。
「ンほぁあ゙ぁあああぁあぁあぁぁああ゙あああああぁぁああ゙ああ゙ああああああッッッッッ!?」
「ほら、入ったぞ」
素子はビクンと体を仰け反らせて絶頂に達すると、
へなへなと脱力して前のめりに倒れこみ、息を荒くしてその余韻に浸っていた。
「は…ッ!!かは…ッッ!!…っはーッ…!はぁ…ッ!」
「おい、腰抜かしてないで腰振れよ」
「だ…っ、だってぇ…っ!っん…ッ!!」
0067堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:41:27.83ID:XUXpGBeK
素子はなんとか上体を起こすと、ゆっくりと腰を浮かせ、また沈める。
「はぁ…ッ♡あ…♡」
そして次第にへこへこと滑稽に腰を振り始めた。
とろとろにとろけただらしない表情で、夢中になってじゅぽじゅぽとそれを出し入れする。
「あっ♡あっ♡あっ♡」
しばらくカクカクと腰を振っていると、次第に快感は高まり、絶頂が近付いてくる。
「ふぁ♡あ…ッ!!」
「どうだ、イけそうか?」
「ん…っ♡」
「じゃあ、手伝ってやるよ」
バトーはそう言うと、素子の両乳首の根元を親指と薬指できゅっとつまんで引っ張り、
人差し指で先端をさわさわと撫でた。
「ふぁあぁあああぁああッ!?」
「うぉッ!?締まる…ッ!!!」
突然の刺激に素子のそこはキュンと締まり、バトーのモノを締め付けた。
「ぅあ゙ッ♡おっぱいだめぇッ♡ちっ、ちくびぃッ♡チクビおかしくなりゅぅッッッ!!!
さきっぽッ♡さきっぽだめなのぉおぉぉッッッ!!!!」
素子の甘い悲鳴を聞いて、バトーは一層指に力を込め、
ビンビンに勃起した乳首に爪を立ててクリクリともてあそぶ。
「やっぱり乳首が弱いらしいな」
0068堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:41:54.20ID:XUXpGBeK
「イグッ!!チクビでイグぅッ!!!チクビっっっ♡チクビ気持ひいぃのぉッ!!!!
んあ゙っ♡イグっ♡イギュぅぅうぅぅうぅぅぅぅうぅぅぅぅぅッ!!!!!!!!」
素子は絶頂を叫ぶと、またも脱力して前に倒れこんだ。
「あ…ッ、は…ッ、はぁ…ッ」
「まだへばるなよ」
バトーはそう言って無理矢理素子の体を起こす。
「だ…っ、だってぇ…!」
「だってじゃねえ」
そして素子の体を抱くと、左手で乳房をこねくり回すように揉みしだき、
右手を下に伸ばして、ぎゅぅっとクリトリスをつまんだ。
「ンほぁあぁああぁああああぁあああッ!!!!」
「うぉッ、やっぱり締まるな…!本当に正直な体してるぜ」
「だって、だって、一度にそんなにしたらぁ…ッ!!ぅあ゙ッ♡」
バトーは執拗に素子の体への刺激を続け、素子はバトーの上で快感に身をよじりながら甘い悲鳴を叫ぶ。
「ンぁッ♡…っはぁッ♡」
(おマンコ…っ!おマンコ、きゅんきゅんしておかしくなりそう…っ!)
「ね…っ、バトぉ、お、お願いっ…、中、突いてぇ…ッ!」
「わかったよ」
バトーはそう言ってにやりと笑うと両手でガッシリと素子の腰を掴んだ。
「ふあ?」
0069堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:50:02.72ID:XUXpGBeK
頭上に疑問符を浮かばせた素子にはお構いなしに、素子の腰を掴んで上下に動かし始めた。
「ふぁあぁああぁぁああぁぁぁあぁああああぁあぁぁあああああッッッッ!?
あッ♡あッ♡ぅあ゙ッ♡やっ♡やらぁッ!これッ♡らめぇッ!!
激しっ♡あ゙ッ♡奥ッ♡深過ぎてぇッ!!子宮ッ♡上がっひゃぅッッッ♡♡潰れりゅぅうぅぅッッッ!!!!」
バトーはまるでオナホールを扱うように素子を上下に動かして自分のモノをしごく。
これは全身義体のバトーにだからこそなしえる事だった。次第にバトーの息も荒くなる。
「どうだ、気持ちいいか?」
「いぃッ♡気持ひイぃのぉっ♡」
「どこがいい?言ってみろ!」
「そん…な、んあ゙ッ♡」
「言えッ!!」
拒む素子を牽制するように、バトーは素子を持ち上げ、ズンっと思い切り自分のモノを突き挿した。
「ひあ゙ぁあぁああああッッッッッ!!!おッ、おマンコぉッッッ♡♡♡おマンコ気持ひイぃッッッ♡♡♡」
「何がどういいんだ?」
「おひんひんッッッ♡♡♡ゴリゴリすりゅのっ♡気持ひイぃのぉッッ♡♡
ふあ゙♡カリぃっ♡気持ひイぃところにッ♡引っかかって…ッ!!!
っあ゙ぅッ♡奥ッ♡奥ぅッッ♡しゅごいッッッ♡♡♡ズンズン響いてるぅ…ッ!!!
っんあ゙ッッッ♡♡♡イグっ♡イきそ…ッ!!ぅあ゙、あ゙♡あッ♡あッ♡あッ♡」
素子は今度は拒む事なく素直にバトーの問いに答えて快感を叫んだ。
既に呂律は廻っておらず、その表情には知性の欠片も感じられない。
0070堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:50:46.52ID:XUXpGBeK
目はとろんと半開きになり、だらしなく開けられた口や、
突き出された舌の先端からは涎が垂れ流されている。
「う、そろそろ出すぞ…」
そう言うとバトーは素子の腰を強く抱いて、子宮口に自らの先端を密着させた。
「あ゙♡イグぅッッッ♡♡♡」
子宮が押し潰される快感に素子が声を上げる。
「う…!」
バトーは僅かに唸るような声を上げると、かすかに腰を震わせて、素子の中に欲望を解き放った。
「あッ♡出てりゅぅッッッ♡♡♡ぅあ゙♡中ぁッ♡子宮にッ♡♡びゅーってッ♡びゅーってぇッッッ♡♡♡
あッあッ♡まだッ♡まだ出てりゅっ♡♡熱いッッ♡中っ♡熱のがッッッ♡♡♡
しゅごッ♡しゅごいッッッ♡♡♡あ゙♡ぅあ゙♡♡イグッッッ♡
おマンコイグぅうぅううぅううううううううッッッ!!!!」
10秒近く大量の熱い擬似精液を子宮に噴射し続けられて、素子は絶頂に達した。
その生身の人間ではありえない射精は、生殖能力を失った代償に与えられた能力だった。
素子ははぁはぁと肩で息をして絶頂の余韻に酔いながら、
僅かな隙間から溢れる擬似精液をうっとりと眺めていた。
「あ…♡また…中で大きく…っ♡」
バトーが再び怒張したモノを素子の中からズルリと引き抜くと、
素子の中から大量の擬似精液がごぽごぽと溢れ出し、ベッドシーツを汚した。
「(あ…せーえき…もったいない…)」
0071堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:51:21.35ID:XUXpGBeK
「さて、次はどうして欲しい?」
ぐったりと横になった素子の耳元でバトーが低く囁く。
「ん…待ってぇ…」
素子ははそう言うと、四つんばいになり
ベッドの上にこぼれた擬似精液を犬のようにぺちゃぺちゃと舐め始めた。
「濃いぃ…♡」
「おいおい、俺はほったらかしでそれかよ。そんなにそれが好きか?」
「好き…っ♡好きぃ…♡」
擬似精液を舐め終わった素子は、うっとりととろけきった表情でバトーに答えた。
「本当に変態だな、あんた…」
バトーが呆れたようにそう言うと、素子は失っていた理性を刺激され、自分の行動に酷い羞恥を覚えた。
「で、次はどうして欲しいんだ?」
「どうって…私は…、バトーの好きなようにしてもらえれば、それで…」
「好きにして、ってやつか?そうだな、深いのが好きなら駅弁でもしてやるか」
バトーはそう言ってベッドに腰掛けた。
「今度はこっち向いて挿れてみろ」
素子はそう言われるがままにバトーを跨ぐと、左腕をバトーの首に回し、
右手をバトーのモノに沿えると、恥ずかしい汁と擬似精液でドロドロになった自分の秘所へとあてがい、
徐々に腰を沈めて、バトーのモノを自分の中に挿入していった。
「あっ♡あっ♡あ…♡入ってくるぅ…♡」
0072堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:52:32.34ID:XUXpGBeK
「よし、入ったな。立つぞ、首に腕回しとけ」
「ん…!」
そう言ってバトーが素子を抱えて立ち上がると、
重力によってバトーの巨大なモノが素子の奥、限界まで深く挿入され、子宮が押し潰された。
「あ゙、あ゙、あ゙、深…ッッッ!!!!!や、だめ、これだめぇッ!!
深過ぎてッ!!おかしくなるぅッ!おマンコ壊れひゃぅッ!!!下ろしっ、下ろしてぇッ!!!!!」
「壊れねえよ。それに、俺の好きなようにしていいんだろ?」
「そん…な…ッ!!んあ゙っ♡」
ごりっ、と、弱い場所が刺激されて、素子は思わず甘い悲鳴を上げた。
「ほら、やっぱり少佐もイイんじゃねえか」
「や…っ、ちが…!!っあふぅ♡」
「おらっ、突くぞ!!」
バトーは素子の腰をガッシリと掴み、腰を大きくグラインドさせて、
立ったまま激しく素子の中を突き始めた。
「あ゙ぅッ!!ゔぁ♡あ゙♡だめっ、だめぇッ!!激しッ♡潰れりゅッ!子宮ッ潰れりゅぅッ!!
やっ♡いやぁッ♡やらぁッ!らめっ♡そんなッ♡突いちゃらめぇッ!!」
「そんならやめるけど?」
バトーがぴたりと素子の中を突くのをやめる。
「…え?」
「嫌なんだろ?ならやめるだけだ」
0073堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:53:15.13ID:XUXpGBeK
「や…」
「何だ、何かして欲しいのか?なら言ってみろ」
「う…、な、中…突いてぇ…」
「中ってどこだよ」
「お…、おマンコぉ…ッ!」
「ほら、やっぱり突いて欲しいんじゃねぇか。ちゃんと正直に言えよ」
「わっ、わかったからぁッ!
わかったからッ、おっ、おマンコっ、おマンコズコズコして欲しいのぉッ!!」
「そんなら遠慮なく♡」
0074堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:53:42.01ID:XUXpGBeK
そう言ってバトーはズンッと更に強烈な一撃を素子に食らわせた。
「ンほあ゙ぁあぁあぁぁぁあぁあああぁあああああああああああああッ!!!!
イグっ!!おマンコイグぅうぅぅぅううぅううぅうううううううううううッッッ!!!!!」
素子はバトーにぎゅっとしがみ付き、ガクガクと腰を震わせて絶頂に達する。
しかしバトーは今まさに絶頂に達している最中の素子の中を、無遠慮に突きまくった。
「ん゙あ゙ぁッ!!りゃめッッッ♡♡まッ、まだイってるのにぃいぃいぃいいいいッッ!!!
やめぇッ!!おマンコイグの止まらないのぉおぉぉおおおおおおおッッッ!!!!
もうやめへぇえぇえぇえええええッッ!!!!」
「そんな声でやめてなんて言われても、説得力ねえよ」
「ほんとにッ!ほんとにらめなのぉッッ!!!おマンコっっ!!おマンコ壊れりゅぅッッ!!!
おマンコおかしくなっひゃうのぉおぉぉおおぉおおおおおおおおッッッ!!!!」
「やめねえよ、俺がイくまではな。それにお前だって気持ちいいだろ?正直に言えっつってるだろ」
そう言ってまたバトーはズンッと強く素子の中を突いた。
「あひぃいぃいいいぃいいいいいいいッ!!!!!ぎもちいぃいいッッッ♡♡♡♡
きもひッ、気持ひよしゅぎて壊れひゃぅうぅうううううッッッ!!!!!
おマンコイグのとまらないぃいぃぃいいいぃいいいぃいいいいいッッッ!!!!!!!」
「どこがイイ?どうされるとイイんだ?言ってみろ!」
0075堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:54:28.88ID:XUXpGBeK
「おマンコぉッッッ♡♡♡おマンコっっ♡奥ッッ♡おひんひんッッッ♡♡♡
おひんひんでおマンコズンズンされるとぉッッッ♡♡子宮ッッ♡♡つぶしゃれてぇっっっ♡
奥ッッ♡おマンコぉっ♡しゅっごい響くのぉおぉおおッッ♡♡♡
あ゙ぅッ♡♡おマンコっっ♡♡おマンコまだイってりゅのぉぉおおぉおおおおおおおおッッッ!!!!!」
素子はバトーに言われるがまま、無我夢中で自分の一番恥ずかしい場所の名前を叫ぶ。
バトーはなおも欲望のままに素子の中をズンズンと突きまくる。
そして素子はそのまま15分近くも快感を叫びながら絶頂に達し続けていた。
「っう、俺も、そろそろ…!」
バトーは素子の腰を強く抱いて子宮口に亀頭の先端をぴったりと密着させると、
素子の中に自分の欲望思い切りぶちまけた。
「うっ、ぅあ゙♡出てるっ♡びゅーってっっ♡♡しゅごっ♡にッ、二回目なのにぃッ!!!
いっぱいっ♡♡いっぱいびゅーってぇえぇえぇえええッッッ♡♡♡
っうぁ♡しゅごぃのぉおおぉおおおおおッ!!子宮ッッ♡中ッ♡熱ぅッッッ♡♡♡
っぁうぅッッッ♡♡まだ出てりゅぅうぅうううううううッッッ!!!!
おマンコイギュっ!!!イギュぅうぅうぅううううううううううううううううッッッ!!!!!」
バトーは素子の中に欲望をぶちまけ終わると、
素子の中に自分のものを入れたまま、どさっとベッドに腰掛けた。
「っぅあ゙♡」
ベッドに腰掛けた拍子に子宮が圧迫され、素子が甘い声を上げた。
0076堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:55:05.68ID:XUXpGBeK
バトーが怒張したままのモノを素子の中から引き抜くと、
今度は素子は溢れ出す擬似精液をすかさず手のひらで受け止めた。
「あっ…あぁ…いっぱい出てくるぅ…」
しかしそれはあっというまに素子の手から溢れ出し、ベッドシーツを汚す。
「あ…」
素子は手のひらの擬似精液を飲み干すと、
ベッドシーツにこぼれた大量の擬似精液をまた舐め取り始めた。
素子が擬似精液を舐め取り終わってうっとりとしていると、バトーが口を開いた。
「よし、じゃあ次は四つんばいになれ」
「ん…」
素子が言われるがままに四つんばいになると、バトーは思い切り素子の尻を平手でひっぱたいた。
「ひぅッッッ!!!ふぁ…何…!?」
突然の刺激に素子が声をあげる。
「する前にスパンキングすると感度が上がるんだ」
バトーはそう言ってパシンパシンと素子の尻を叩き続ける。
「やぁッ、いっ痛いぃッッ!!」
「嫌な事あるか。痛いの、好きだろ?」
「違っ、そんなんじゃ、あぁッ♡♡」
「電脳媚薬なんか使わなくたって、こういうアナログな手法でいくらでもどうにでもなるんだよ」
「あッ♡あぅッ!ふぁッ!?」
0077堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:55:58.10ID:XUXpGBeK
(あ、何…!?刺激、子宮に響いて…っ!!)
「なんだ、尻叩かれて感じてるのか?」
「あ、あっ♡きっ、気持ちいいぃっっ!!」
「じゃあ、もっと強くしてやるか」
バトーがそう言って、手に力を込めた。
「ふぁ、ふあっぁあぁあッ!!だめ、だめ♡子宮に響いてぇッ!!」
「やっぱり相当感じてるな」
そうからかうように笑いながら素子の尻をバシバシ叩く。
「あ゙っ♡うぁ、ふあ゙♡あ゙♡イグぅっ♡だめっ、イクぅううぅうううううう!!!」
素子はそう言うと四つんばいの状態からへなへなと崩れ落ちた。
「…マジかよ」
「ふえ…?」
「いや、これはだな、感度を上げるためだけの前戯であって、
スパンキング自体が気持ちいいものじゃないぞ。まさかこれだけでイクとは思わなかった」
バトーが呆れたように言うと、素子は羞恥に駆られてうつむいた。
「おまえがドMだったとはな」
「言わないでぇ…」
「でも、言葉責めされるのも好きなんだろ?」
「っうぅ…(そうだ…好きだ…確かに私は責められるのが好きなんだ…)」
0078堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:57:04.13ID:XUXpGBeK
「じゃあ、挿れてやるから仰向けんなれ」
素子が言われるがままに仰向けになると、バトーは素子の股を大きく開かせて、
スパンキングされた快感で恥ずかしい汁を垂れ流しているぐちょぐちょの膣穴に、
正常位の体制で自分のものの先端をぴたりと密着させた。
「ほら、挿れるぞ…」
「ん…!!」
バトーは思い切り自分のものを素子の中にぶち込んだ。
「っふぁあ゙ぁぁあぁぁぁああぁあぁぁああああああああああああああああッッッ!!!!!!!!!!
あ゙ー――ッ!!!!!!あ゙ー――ッ!!!!!あ゙ぁああぁあぁっぁあああぁぁあああああ!!!!!!」
突如として凄まじい快感が、凄まじい絶頂が素子を襲う。
それは海坊主に電脳をいじられ、催淫ウィルスに感染させられ、
義体をMM媚薬で汚染され、巨大な改造義体男根に強姦された時の快感の
数倍にもなろうかという快感だった。
素子にはそれが堪らなく幸せな事に感じられた。
「(私、バトーにお尻叩かれて、こんなに感じてる…)」
「やっぱりスパンキングが良かったらしいな…」
バトーは素子の中を突きながら、素子に優しく口付けた。
「(あ…)」
「可愛いな、素子」
0079堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:57:34.19ID:XUXpGBeK
「うそ…!」
素子は本当に信じられないという、泣きそうな表情で呟いた。
「嘘じゃねえよ」
そう言ってバトーはまた素子に口付けた。
「ん…っ!(気持ちいい…気持ちいい…気持ちいい…)」
バトーが素子の口内に舌を進入させると、素子もそれに応えるように、バトーの舌に自分の舌を絡めた。
優しくゆっくりとお互いを確かめ合うような、長い長い口付け。
しかしバトーは、その間も絶え間なく素子の中を突き続ける。
「(幸せ…)」
「う、出すぞ…中に出すぞ…!!」
「わっ、私もっ、イきそっっっ…!!!」
バトーは一層素子の奥を目指し、素子もバトーにぎゅっとしがみ付く。
バトーは素子の子宮口にぴったりと自分のものを密着させ、勢い良く自分の欲望をぶちまけた。
「っゔぁッあッあ゙ぁあぁあああぁあああああああああああああッッッ♡♡♡
出てりゅっ♡♡いっぱい出てゆぅっ♡♡イクっ♡♡♡私もイクぅうぅうううぅううううううううッッッ!!!!
っしゅごッッッ♡♡♡しゅごいのぉッッッ♡♡♡イグッ!!!イギュぅっ♡
イグの止まりゃないぃいぃいいぃいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッ!!!!!!!!」
バトーは自分の欲望を素子の中に吐き出しきって、萎えたものをズルリと素子の中から引き抜いたが、
素子は大股を開いたままビクビクと痙攣し、目の焦点も定まらない状態だった。
「あ゙ーッ、あ゙ーッ…、イク…イクの…とまらな…っ」
0080堕ちた孤高U2011/03/06(日) 18:58:05.10ID:XUXpGBeK
素子はそのまま数分も絶頂に達し続けた。
その後も絶頂の余韻から抜け出せずにぐったりとしている素子の頭を、バトーがわしわしと撫でた。
「良かったぞ、素子」
「ふぁ…!!(頭…撫でられたのなんて…何年ぶりだろう…)」
「なんだ、頭まで性感帯なのか?」
「っち、ちが…っっ!!」
「はいはい、わかったから、そろそろ風呂入るか?」
バトーがベッドから降りると、素子もベッドから降りようとして―落ちた。
「何やってんだおまえ」
「あ、あ、余韻が残ってて…っ、立てない…」
素子が顔を真っ赤にして言う。
「そんなに良かったか?」
バトーはひょいと素子をお姫様抱っこの形で抱え上げ、バスルームまで連れていった。
脱衣場との仕切りが総ガラスの、広いバスルームだった。バスタブも一般的なバスタブの倍はある。
バトーはバスルームに素子を下ろすと、蛇口をひねってバスタブに湯を溜め始めた。
シャワーを出して素子の体にまんべんなくかけていく。
「自分でできる…」
「遠慮すんなって」
そして得に擬似精液や愛液でベタベタになった内股と秘所には念入りにシャワーをかけた。
「ん…」
0081堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:08:09.96ID:XUXpGBeK
素子が恥ずかしそうに声を出した。
バトーはスポンジでボディーシャンプーを泡立てて、素子の体を丹念に洗う。
素子が全身泡だらけになると、素子の体を素手で撫で回し始めた。
そして、手のひら全体を使ってむにゅむにゅと素子の胸をまさぐる。
「あっ…♡だめ…」
「そんな声で駄目っつわれても説得力ねえなあ」
「だ、だって、今日はもう終わりって…」
「いいだろ、このくらい」
そう言って、手を胸から腹、腹から下腹部へと伸ばす。
「ふぁ♡そこはだめぇ…♡」
「はいはい、もっとして欲しいんだな」
そう言うと、バトーは素子のクリトリスをくにくにと刺激し始めた。
「なんだ、もう勃ってんじゃねえか。あれだけじゃ物足りなかったかな?」
「ふぁっ♡やぁッ♡そっ、そんなんじゃ♡ぅあッ♡」
バトーは素子の体をシャワーで洗い流す。
「こんどはおまえが俺を洗う番だ」
「わかった…」
「残念そうだな。もっと洗ってほしかったか?クリトリスを」
「そ、そんなんじゃないわよ、洗えばいいんでしょ」
そう言うと素子は丁寧にバトーの体を洗い始めた。
0082堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:08:47.89ID:XUXpGBeK
そして、殆どの部分を洗い終わり―最後に残った部分が、既に怒張した『そこ』だった。
「どうした、早く洗えよ」
「わ、わかってる」
素子はスポンジから手に泡をとり、バトーのそこに手を伸ばすと、丁寧に洗い始めた。
「これでいい?」
「まあまあだな。湯も溜まったしそろそろ風呂入るか」
「わかった」
素子は答えるとバトーの体の泡をシャワーで洗い流した。
バトーが先にバスタブに入ると、素子に言った。
「自分で挿れてみろ」
「…またするの?バスタブの中で?」
「そうだよ。早くしろ。…立てるか?」
「大丈夫、もう立てる…」
素子はとぷん、とバスタブの中に入り、バトーの首に左手を回す。
右手をバトーの怒張したものに添えると、ゆっくりと自分の中に導き、腰を沈める。
「ぅ…ぁ…入…ったぁ…♡」
「おら、腰使えよ」
「ん…っ!」
素子は言われるがままにぎこちない腰使いでゆっくりとバトーのものを自分の中に出し入れし始めた。
「あ…はぁあぁ…♡」
0083堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:09:32.97ID:XUXpGBeK
次第にそれに夢中になり、へこへこと腰を振り始める。
「あ…っ♡あぁ…っ♡あっ♡」
「よし、いいぞ…。ノってきたみたいだな。気持ちいいか?」
「い、い…っ♡きも…ち、ぃいい♡」
素子はとろんと目や口を半開きにして涎を垂れ流した、理性の欠片も感じられない、
だらしない事この上ない表情でカクカクと腰を振り続ける。
「キス…っ、キスしたい…!」
素子が潤んだ瞳でバトーの義眼を見つめてそう言うと、バトーはそれに応えて素子に口付けた。
バトーが素子の舌に舌を絡め、素子の口内に唾液を送り込むと、素子は喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
「ん…っ♡んぅ…っちゅ…♡ちゅぷ…っ♡(気持ちいい…幸せ…)」
素子はもう何故自分がバトーとの行為に及んでいるのか、
なぜそんな事になったのかも覚えてはいなかった。
素子はただ、「今」に酔う。海坊主に強姦されていた時には最後まで決して消えはしなかった理性は、
バトーに抱かれている今、もうほんの少ししか残ってはいなかった。
しかしバトーのほうには、未だ理性が残っていた。
二人の行為は、ある意味において強姦に似ていた。
一つ目の理由は『女のほうが、否応無く行為を強いられている事』においてである。
素子にとって、その行為は強いられたも同然だった。
素子は発情によって『強制的に「行為に及ばないという選択肢のない状況」に追い込まれていた』からだ。
そして二つ目の理由、『男のほうが「行為に及ぶかどうかの決定権」を握っていた』という事においても。
0084堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:10:08.91ID:XUXpGBeK
バトーはそれに未だ罪悪感を抱いていた。
自分は素子を苦しみから救うためではなく、ただ自分の欲望によって素子を抱いているのではないか、と。
実際のところ、その疑念は正しかった。
バトーは素子を救うためという建前を盾にして、自らの欲望という本音に基づいて行為に及んでいた。
「イ…っ、イきそ…ッッ♡♡」
「もうか?早いな」
「っ、ご、ごめんなさ…っあ゙♡ぅあ゙、あ゙、だめっ、イクっ♡♡
あぁッ♡イクっ♡イクぅうぅううぅうううううううううううううううッッッ♡♡♡」
素子はバトーにぎゅっと抱きついて絶頂に達した。
「あ…はぁあぁぁ…」
そしてはぁはぁと肩で息をして、絶頂の余韻に酔う。
「…俺はまだイってないんだけど……」
「ごめんなさい…もうだめ…腰…ぬけて…」
「しょうがねえな、じゃあベッドに戻るか」
バトーは素子の中からまだいきり立っているものを抜くと、素子を抱え上げてバスルームから出、
自分と素子の体をバスタオルで拭いて、また素子を抱え上げてベッドに戻った。
そしてベッドに仰向けになって言った。
「しょうがねえ、最後は口でいいか。しゃぶれよ」
「ん…」
素子はバトーのモノをしゃぶっているうちに、自分の秘所が疼くのを感じた。
0085堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:10:35.47ID:XUXpGBeK
(私…まだこんな…)
しばらくはそれに絶えてひたすらものをしゃぶっていたが、
とうとう我慢が出来なくなって自分の秘所へと手を伸ばす。と、バトーがそれを目ざとく発見して言った。
「おまえもまた興奮してきたみたいだな」
「…―っ!」
「69、してやってもいいぞ」
「い、いいの…?」
素子がバトーのものから口をはなして聞いた。
「だからしてやるって。おまえが上になれ」
「ん…」
そう言うと素子はバトーの顔にまたがった。
「いいぞ、もっと腰下ろせ」
「わかった…
(こんな、こんな至近距離で、見られてる…。私の、私の興奮してグチョグチョになったおマンコ、
バトーにじっくり観察されてる…っ!あ…バトーの息…おマンコに当たって…っ!!)」
バトーは素子の秘所を眺めて、ふっと息を吹きかけた。
「ふぁあぁああああああッ!!!!」
「なんだ、息かけられただけでそんなに感じるのか?」
「だって…っ!だってぇ…!!」
「はいはい、早くしゃぶれよ」
0086堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:11:10.15ID:XUXpGBeK
「ん…っ」
そう言われて素子は再びバトーのものをしゃぶり始める。
しかし、バトーは時折息を吹くくらいで、素子の秘所を舐める気配がない。
(なんで…っ!?なんでおマンコ舐めてくれないの…!?)
素子はそう思いつつも、しばらくはモノをしゃぶり続けていたが、
やはりもう我慢が出来なくなって、バトーに尋ねた。
「ね…ねぇ…シて…くれないの…?」
「何を」
「な、何って…」
「何をして欲しいんだ?丁寧に頼まれればしてやらない事もない」
(…またそれ…?)
「サディスト…」
「悪いかよ。頼みたくねえならそれでもいいんだぜ。
おまえが我慢すればいいだけの事だ。それよりしゃぶれよ」
「…私の…っ、私の、お、おマンコ、舐めて…っ!」
「イく時はおマンコおマンコ叫んでたくせに、
それを言うのが恥ずかしかったのか?まあいい、舐めてやるよ。」
そう言うとバトーはゆっくりと素子の秘所をなぞるように舌を這わせていった。
「ふぁ、あ♡」
「よがってねえでしゃぶれよ」
0087堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:11:25.56ID:XUXpGBeK
「んっ…ちゅ…」
バトーが素子の中に舌を進入させ、グニグニと刺激する。
素子はその快感に耐えながら、必死でバトーのものをしゃぶる。
「(だめ…っ!もう我慢出来ない…!腰、動く…!)」
素子は指弾に腰を動かし始め、ついにはガクガクと大きく腰を振り始めた。
「おっ、おいやめろ!69でそんなに腰振るんじゃねえ!」
「ごっ、ごめんなさ…!」
素子がバトーの上から退き、自らの痴態に顔を赤くしてうつむいた。
「しょうがねえなあ、もう一発やるか?」
バトーがにやりと笑って、言った。
0088堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:11:46.02ID:XUXpGBeK
時刻は午前4時。
「ふう…」
事を終えて一服するバトーに対して、素子はぐったりと横になっている。
「もうロクに眠れねえな。…悪かったな」
「…そんな事…」
バトーに言われて、素子は小さく呟いた。バトーが素子の頭を撫でる。
「(あ…)」
「少しは眠っておくか…」
「ん…」
「枕は俺が使うぞ、おまえは腕枕な」
バトーが冗談っぽく言うと、素子は言われた通りにバトーの左腕を枕にした。
そして二人は、短い眠りに落ちた。
0089堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:12:10.75ID:XUXpGBeK
一時間ほど後、バトーは素子の気配で目を覚ました。
「なんだ、もう起きたのか」
「一度、セーフハウスに帰らないと…。着替えが無いから」
「ああ、そうか、そうだったな。じゃあ早めに出て途中でお前のセーフハウスに寄るよ。
ここから一番近いセーフハウス、どこだ?」
「いいの?ありがとう」
二人は昨夜は風呂にも入らずに寝てしまったので、
一緒に風呂入り(この時また「そういう雰囲気」になりかけたが
―というかバトーが一方的に素子に手を出した―、「時間がない」という理由で
キスや軽いペッティング以上の行為は自重した)、早めの朝食をとって、バトーの車に乗り込み、
途中素子のセーフハウスに寄り、素子が着替え終わると9課のビルに向かった。
0090堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:12:40.04ID:XUXpGBeK
9課のビルに着くと、既に出勤してきた他のメンバーが、素子に気付いて挨拶を交わす。
「少佐、もう大丈夫なのか?」
赤服と荒巻以外は昨日の素子の不調の詳細を知らないため、イシカワが素子に声を掛けてきた。
「ええ、もう大丈夫よ」
それは嘘ではなかった。昨日バトーに抱かれて以来、嘘のように体の疼きが治まっていたのだ。
「おい、素子。でも一応ラボ寄っとけよ」
後ろから素子にバトーが声を掛けた。
「…『素子』?」
素子の名前を呼んだバトーを、すかさずイシカワがつっこんだ。
「あ゙」
バトーが『しまった』というように顔をしかめる。
「どういう事だぁ?そういえば、一緒に出勤して来たよな。まさかとは思うが…」
「え?どういう事ってどういう事?まさかって…少佐ー?」
トグサにも口を挟まれ、素子も顔をしかめる。
「いや…どうと言われても…。…私はラボに行って来るから」
素子が言葉を濁して逃げるように立ち去ると、その場の視線が一気にバトーに集まった。
「旦那ー?」
「バトーにもやっと春が来たって事か?」
「う…」
サイトーにも口を出され、バトーは苦虫を噛み潰したような顔で口ごもる。
0091堕ちた孤高U2011/03/06(日) 19:12:52.79ID:XUXpGBeK
ただそういう雰囲気になって行為に到っただけの話しならまだしも、
行為に及んだ理由が理由なだけに、全てを正直に話すわけにもいかない。
[おい、少佐、どうしたらいい…]
[どう、って…]
素子は、もう電通でも素子とは呼んでくれないのか…と少し残念に思ったり、
職場で自分の名前を呼んだバトーを恨んだり、
でも「抱いてもらった」借りもあってそれを叱責する事も出来ずに口ごもる(口といっても電通ではあるが)。
[…じゃあ、『なんとなくそういう雰囲気になってそうなった』事にしておいてくれる?]
[了解…]
その後二人は他のメンバーに散々からかわれるはめになったりしたのだが、それはまた別の話。
0092名無しさん@ピンキー2011/03/06(日) 19:13:54.59ID:XUXpGBeK
完。
本当にお粗末様でした…。あー恥ずかしい。
次回はもっとマシなの書くからね。
0094名無しさん@ピンキー2011/03/07(月) 20:40:13.88ID:/jhjHfEp
してました!pixivに投稿してました。
今書いてるのもpixivとここ両方に投稿するつもりでした。
まずかったですか?申し訳ないです。
pixivの特性(ログが流れない・管理がしやすい)と
ここの特性(同じ作品のパロや愛好家が集まってる)が異なるので
両方に投稿したかったのです。
こういうのもマルチポストという事になるのでしょうか…。
別スレでもpixivとエロパロ板両方使ってるという方がいたのですが…。
ご迷惑お掛けして本当に申し訳ないです。
以後気を付けます。
0096名無しさん@ピンキー2011/03/22(火) 22:16:06.86ID:t94vv6q6
エロパロに投稿したの自サイトにのっけたりとかよくあるじゃん
そんなことよりGJ!最近過疎ってたから嬉しい
0105名無しさん@ピンキー2011/09/29(木) 18:19:51.55ID:CjDnAQuO
素子の足をベロベロなめるバトーと、それを全裸で緊縛された状態で見せつけられるアオイ希望。
0106名無しさん@ピンキー2011/10/15(土) 01:45:33.35ID:N2II41iq
いしかわのひげはくすぐったいのよまったく
0107名無しさん@ピンキー2011/10/15(土) 09:28:05.82ID:oGVzTsRs
『恵まれし者たち』の医学生が脅された鬱憤晴らしに素子の義体と同型のセクサロイドを買って……
0108名無しさん@ピンキー2011/10/16(日) 20:42:03.08ID:qEx5GwK9
>>106

>いしかわのひげはくすぐったいのよまったく

 電脳空間に、一瞬のスパークとして表示されたその文字列は、
次の瞬間には削除されて、誰の目にもとまることなく消えていった。

『?』

 誰の目にもとまらなかったが、そのアドレスを絶えず監視していた人工AIは、
確実に捉えていた。

『いしかわのひげはくすぐったいのよ』

 AIはその文字列を音声信号としてトレースし、思考戦車として設計された機体から発声した。

「どしたの?」
 仲間の思考戦車が寄ってくる。
「あのね、少佐のお仕事用電脳サーバーで待機してたらね、なんか『いしかわのひげはくすぐったいのよ』って言葉が飛び込んできたんだけど」
「少佐、今日、非番だよ」
「うん。だから、うっかり回線閉じないで、うたた寝でもしていたのかなあ」
 気付いた他の思考戦車たちも寄ってくる。
「なになに、どうしたの?」
「あのね、カクカクシカジカでね(情報並列化中)。
 イシカワさん、もしかして、今、少佐と一緒?」
「非番だし、一緒に遊んだりするかもしれないけど」
「あのさ、少佐がイシカワさんのヒゲがくすぐったいって言ってる状況って、どんな状況?」
「満員電車に乗っていて、ヒゲが少佐の肩とかに触れちゃったとか?」
「少佐は仕事でないと、満員電車なんかに乗らないよ」
「だったら、少佐の指にトゲとかささって、イシカワさんがとってあげているとか。で、近づいて見ていたら、腕とかにヒゲが……」
「少佐のボディは義体だから、トゲなんかささるわけないでしょ?」
「じゃ、どういうこと?」
「僕たちじゃわからないねえ。あ、バトーさんだ。
 バトーさーん、実は僕たち、カクカクシカジカで〜。
『いしかわのひげはくすぐったいのよ』って、少佐、どういう状況なんですか?」
 思考戦車たちは、ダンベルを持って、ガレージに降りてきた筋肉質の男に問いただす。
「なに? ヒゲがくすぐったい……だと?」
 無機質な電子眼が心なしか潤んだように見えた。
「素子〜〜〜〜」
 哀しげな男の叫びが、ガレージにコダマした。

 おわり  失礼しました〜〜
0110名無しさん@ピンキー2011/11/28(月) 16:50:36.14ID:VG37svI9
オペ子にHな事を吹き込んで反応を見るってのはどうよ。
0112名無しさん@ピンキー2012/01/16(月) 19:07:58.47ID:8PkU/pgg
『CASH EYE』コスチュームのピッチリスーツ姿の少佐を、二次元ドリームノベルスあるいはクリムゾンのノリで凌辱する話が読みたいです…
0114少佐2012/01/29(日) 04:59:05.46ID:mTIA/xXM
初投下 期待はしないでください 
サイト―さんが童貞という設定です
それでもよければどうぞ
タイトル[サイト―の卒業式]
廊下
「なあ、サイト―」「何だ?」
「お前って童貞か?」「はあっ?何でそんなこと聞くんだよ?」
「いや、ちょっと気になったからさ。で、実際は?」「えっ、まあ、まだ童貞だが・・・」
「ふ―ん、そうか。じゃ俺ちょっと野暮用思い出したから先行くわ」
そう言って、バト―は走った行った。不敵な笑みを残して。(続く)
0115茅葺2012/02/09(木) 02:42:38.26ID:K1JwhXG8
官僚はいつまで待たせるの?
新しいエロパロの発表は節分までに完了するものだとWKTKしていましが、
このままスレ住人に対して代替案も示せず問題を先送りするつもりですか。

人材の不足? この予算削減の風潮のなかで、省内に無用な人材を増やすことはできません。
政権に対する住人の不在は明らかです。

>110、
 あなたがもってきたオペ子の活用についての案件ですが、「Hな事」というのは、
 具体的にどのあたりをさすのですか。
 オペ子の内部資料には、人間の営みに対する基本データは生物学的な観点からのものを
すでにインストールしてあり、いまさら、「交接」、「性交」などの稚拙な用語では
システムの処理になんら影響を与えるものではありません。
 もうすこし、具体的な案にできないものですか。
 たとえば、
「キーボードタイプモードの指一本を男性性器の細い穴に突っ込んだ場合、どんな反応をすると推察されるだろうか。
きみの演算能力で解答をみつけてごらん」だの、
「きみの排水弁の下の穴には、具体的にどのような機能がとりつけられていおり、装着資格を与えられれば、
それは具多的にどのような仕事をするのだろうか。出来たら映像、または実機を用いて演習して欲しい」

など。
これくらいの具体性をもった囁きで、かつ、おぺ子のプログラムにオーバーフロー、
あるいは禁則事項メッセージの連呼などの異常な反応を引き起こさなくては、国民の期待には応えられないと思いなさい。

それから、ネタに困ったらタチコマ、もいただけませんね。
人間のそれよりはるかに稚拙で幼いAIに興味を示すなど、ペドフィリアのすることです。

それから、そろそろ世間は、少佐、草薙素子に飽きているのだと思います。

ですから、ここは総理である私みずから、脱いで模範を示すことといたします。



0120名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 22:05:58.67ID:O52xeXpB
トグサ「はぁ!? 霞ヶ浦河川事務所が攻撃を受けたぁ??」
イシカワ「やっこさんたち、『やっぱり日本語は難しい』とか言ってるぜ」
バトー「アホか、ワイツマンとワイツゼッカーは同じだってかw」
素子「ずいぶんとチンケな連中ね……あら、部長?」
荒巻「こんなところで油を売ってる場合か? すぐに持ち場に戻れ」
素子「一応、部長の見解も聞いておきたいわ」
荒巻「……著作権法改正絡みとはいえ、野党と与党を勘違いするあたり、
政治的には価値がない。念のため監視をつけるにしても、AIまかせで問題なかろう。
……それよりも今はバクーとイスファハーンだ。全員、気を抜くな」
一同「了解!!」
0121名無しさん@ピンキー2012/07/13(金) 00:11:04.00ID:pQ8zgums
フェラーリより高いお人形さん(芸者タイプ)が欲しいです……
0122名無しさん@ピンキー2012/07/15(日) 11:16:07.30ID:aaMSfrkH
レオタードが食い込んだ少佐のケツに顔を埋めて、思いっきりスーハーしたい。
0124Rise2012/08/04(土) 01:14:59.52ID:/RmsZKx7
バトーさんが 少佐以外の24〜27歳の独身者を追いかけ出して
少佐が嫉妬や独占欲(純粋に女の感情)で・・・・・・
な設定 無茶課題が大有りかな?
0125名無しさん@ピンキー2012/08/27(月) 19:28:52.84ID:MQwdY0+D
美女、美少女ロボットに看取られるとか超羨ましいんですけど>殿田大佐
0133 ◆8uE/CVNjew 2013/01/06(日) 21:32:01.40ID:lHFJ1iv/
とりっぷてすと
0134名無しさん@ピンキー2013/01/19(土) 20:23:00.02ID:2LcuDuAi
ARISEネタを今から待機ほしゅ
しかし新生少佐(?)は少年みたいだなあ
0138名無しさん@ピンキー2014/03/11(火) 05:20:27.12ID:8R+rxm0e
あげ

しかし人いないなあ
今度の、やっぱ人気ないのか?
おれは好きなんだが
0139名無しさん@ピンキー2014/04/09(水) 04:00:12.13ID:17ACO7dV
あげ
人いないなぁ…さみしい
0141名無しさん@ピンキー2014/10/22(水) 17:28:00.65ID:9BHxrT83
SAC12話のコドモトコの何がやばいって視線誘導を意識してたってこと。
少佐がリアル子供だった時に使ってた義体だろうとおもうとまた。
0142名無しさん@ピンキー2015/03/03(火) 06:02:45.72ID:GQvhFe5V
岡田斗司夫事件特別捜査班から派遣された者だ。
岡田を洗っているうちにこのスレに辿り着いた。

我々はおたく板とサブカル板を拠点に捜査を続けている。
おたく板は常に炎上状態だ。火傷に注意してくれたまえ。
サブカル板はテンプレ作成やwiki編集などの少々手間のかかる仕事を行っている。

我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在しない。
あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。
君達の志願を心待ちにしている。

岡田斗司夫特別捜査班非公式ポスター(非売品)
https://twitter.com/miniko_09/status/570703632334659584

【シゲルの】岡田斗司夫192【墓穴】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/otaku/1425312556/

【金!暴力!】岡田斗司夫とFreeex【愛人!盗作!】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1422195931/
0143名無しさん@ピンキー2015/03/15(日) 18:28:17.47ID:zm2TfZaJ
ところで
イタさないびみょーな距離感のバトグサが見たいです!
でもここって同性は却下?
0144名無しさん@ピンキー2015/04/16(木) 21:50:12.52ID:Hc/7d03t
>>143
いたさないどころか、BLですらないバトグサというか、トグバトというか……。
書き上がりましたので投下します。

ARIESです。
エロパロなのに、エロ分殆どなくてすみません。
0145凍てつく海で 1/32015/04/16(木) 21:51:39.11ID:Hc/7d03t
ARISE TV版2話 Ghost Stands Alone 後編 翌朝

 真冬の鈍い空模様だった。
 太陽はかろうじて薄い雲の彼方にぼんやりと見えているが、とても海上を温めるほどの輝きはない。
 陰鬱だ。
 とても陰鬱だとトグサは思った。

「くーっ、寒っ! 全く、なんでクリスマスの朝に釣りなんか。
 おまえら、義体化しまくってるから平気かもしれんが、俺は生身なんだぞ」
 岸壁から釣り糸を垂れるバトーの脇に立ち、トグサはコートの襟を立て、一番上のボタンをかける。
 こんなことならマフラーを巻いてくれば良かったかなと、少し後悔した。
 昨夜、妻からクリスマスプレゼントにカシミヤのマフラーをもらった。
 早速使ったらと彼女にも勧められたが、釣りと聞いて、
 もし風で飛ばされなんかしたらもったいないと思って置いてきた。
 
「まあ、そう言うな、トグサ。熱いコーヒーだ。温まるぞ」
 バトーが取り繕うような態度でステンレスのカップを差し出す。
 サーモスから注がれたばかりのコーヒーは、まだ熱々に湯気を立てていた。
 心の中での後悔が、態度に出たのだろうか。バトーの様子から、済まないという気持ちが伺える。

       *      *      *

 釣りに行こうとバトーに呼び出されたのは、1時間ほど前だった。
 温かい部屋で朝食を終え、娘をあやしていた。
 流しで皿を洗う妻と、昼頃にトイザらスにでも出かけようかと話をしているときに携帯が鳴った。
「えっ? 釣り? この寒空に?」
 トグサはまず、なぜ自分なのかと思った。
 チームの他の奴らは、昨夜はイシカワの部屋に集まって鍋パーティだったと聞いている。
 トグサは、自分の実家から届けられたケーキを持たせた。
 嫁が有名店で前もって注文していて、ケーキがダブって、食べきれず困っていたからだ。
 呼び出すなら、家族もちの自分でなくてもいいだろう? と、トグサは思った。

「釣りなら他の奴誘えばいいだろう。
 俺はこれから娘のオムツを買いに出かけるつもりで……。
 ああ、そうだな。まあ、昨日の今日だから、そのあたりは俺も気になる」

 チームの今後についての話題を出されたら、無碍に断ることもできない。
 午前中だけならと返事をして、家を出て来た。
 釣り道具も持たず、普段のコートなのはあくまで付き合いという意志表示だ。

       *      *      *
0146凍てつく海で 2/32015/04/16(木) 21:53:17.83ID:Hc/7d03t
「で、話があるんじゃないのか?
 さっき、少佐が荒巻さんに誘われたとかなんとか話してたが」
 早く帰りたくて、型どおりの世間話をすっ飛ばし、単刀直入に話を切り出す。
「まあな。
 内務省からの特務権限とやらを与えるからには、首に縄つけとかないと連中も恰好がつかんのだろう。
 サルの立場としてはな」
 冬の海風が、容赦もなくセットした髪をくしゃくしゃに乱す。
 コンビニで衝動買いしたヘアジェルごときでは役に立たないらしい。
 やっぱり、ボアの縁取りがついたカジュアルコートにすれば良かったとトグサは思った。
 あれならフードが付いているから、風が強くても髪が乱れずに済んだのに。
「つまり、俺たちが公安の組織に組み込まれるってことか?
 夕べ、少佐とそんなことを話してたのか?」
「……いや、そんな具体的な話は出なかった。
 それより、おまえ、まだマテバだったのか?
 公安に組み込まれたら、装備、変更させられるかもしれんぞ」

 例の話については、大した進展もないようだった。なら、なぜこんな日に自分を呼び出したのだろう?

 釣り糸はぴくりともしない。
 ふと視線を落とせば、横に置いたバケツの中は空。
 自分を呼び出す方便に釣りと言ったのだろうと察して、トグサは無性におかしくなり、笑いを噛みしめながらコーヒーを啜る。
 二重になった真空ステンレスのカップだというのに、容赦のない海風のせいで、だいぶぬるくなってしまった。

「マテバが使えないなら、俺は嫌だね。
 それより、バトー、夕べ新型フローターがどうのとか言ってなかったか?」
 昨夜、バトーが草薙と一緒だったのを思い出し、呼び出した真意を探るべく鎌を掛ける。
「ああ。少佐が潜りたいんじゃないかと思って、スキューバ用品の高いやつ一式借りたのさ。
 見事に振られたがね」
「さすがの少佐も、この寒空に潜るのは無理だろうな。断られて当たり前だ」
 ようやく呼び出された事情を理解する。
「いや……。水着の話を持ち出したのがいかんかったようだ」
「水着? まさか、少佐の水着姿が見たかったのか?」
 さすがに、もう押さえきれず、トグサはクックと笑い声を立てる。
「何だよ。今のあいつの義体、二十歳そこそこの小娘だぞ。
 次のに乗り換えたとき、三十代のキャリア義体になるかもしれん。
 見ておくなら今だ」
「俺には解らんね。
 普段でもボディースーツ姿で大股おっぴろげで立ち回ってるってのに、
色気もなにも……」
「既婚者は黙ってろ。自分ばっかり可愛い嫁さんもらいやがって」
「はいはい、落ち着いて、おっさん。
 ようやくわかった。振られたから俺なんだな。
 他のみんなには知られたくないわけだ」
 トグサはもう一度、クスッと笑った。
「で、釣りをするふりして、いったい俺に何の話がしたいんだ」

 バトーはトグサのほうに上体を向け、きまり悪そうに頭を掻いた。
「あれを……返却に行かないといけないんだが……、未使用なんだよ」
 バトーが車のほうを顎で示す。後部の窓から、スキューバ用品が覗いて見える。
「――で、店員にさんざん女と行くのアピールしちまって……さ。
 それで未使用なの、恥ずかしいだろ?」
 バトーの鍛えた肉体が、折りたたみ椅子の上で気まずそうに丸くなっている。
「なんで恥ずかしいわけ?
 相方が風邪気味だったとでも言っておけばいいじゃないか」
「設定が義体用なんだよ。そんな言い訳できるか。
 つまり、そんなわけで、俺の代わりに返却してきてくれないかな?
 店員には、予定が変わってスキーに行ったことにしてある。
 明日返却だとレンタル料が高くなるから、代理に返却させると電話した」
 トグサの前に、車のキーが差し出される。
0147凍てつく海で 3/32015/04/16(木) 21:54:49.65ID:Hc/7d03t
「この貸しは高いぜ、おっさん」
 ニヤニヤと人が悪い笑みを浮かべて、トグサはキーを受け取った。
「わかった。俺に出来ることなら何でもしてやる。これ、伝票」
 バトーはトグサのほうを見ず、下を向いたまま、レンタル伝票を渡した。
「それじゃ、オムツ、生後8ヶ月用、2パックほど、今日中に買ってきて届けてくれ。
 それから知育玩具で人気のやつ。イタズラBOXとかいうのも。
 それほど高い代物じゃないから、それくらいプレゼントしてくれるだろ。
 トイザらスで売ってるから、よろしくな」
 
「……それ、俺が行くの?」
 バトーが情けない声を上げる。
「そう。恥ずかしいのか? 
 その年頃なら何も珍しくないよ。
 買い物に来た奥様がただって、素敵なパパだわって思ってくれるはずだよ。
 それじゃ、よろしくな。俺はこっちを引き受けた」

 トグサは、飲み干したカップをバトーに手渡すと、颯爽と車に乗り込んだ。
「待て! やっぱ、明日、俺が返しに……」
 追いかけようと立ち上がるバトーを振り切るように、トグサは車を走らせる。
 思わず鼻歌混じりになってしまうのは、トイザらスの袋を
あの強面のバトーがどんな顔をして持ってくるのか楽しみでしょうがないからだ。

 ――この件で当分、強請れるな。
 マテバのことも、これを持ち出せば少佐に強く言ってくれるだろう。

 そんなことを呟きながら、この先も、このチームで仕事をしたい。
 そう考えるトグサだった。

     ***おわり***
0148クルツ中佐×素子 1/22015/04/23(木) 23:47:43.72ID:r3D6MFqZ
クルツ×素子

攻殻機動隊arise TV 三話より

 その日、いつものごとくクルツ中佐は残業していた。
 アシスタントとして残っていた事務担当の女子隊員はさきほど帰した。定時から三時間。
 普段から定時までは打ち合わせやら会合やらと忙しく、
デスクワークは残業時間にするものとなってしまった。
 まあ、それも夕べ早めに帰ったからな、と薄笑いを浮かべる。
 更衣室から部屋に戻る途中、昨日買ったばかりのボディースーツを脱ぎ捨てた
解放感にひとり浸っていた。
 
 ――素子が一緒だからといって、見栄張るんじゃなかった。ウエストがワンサイズ小さかったか?
 このさい、ノーブラは仕方が無い。この時間は大して残っている職員もいないので、人の目を気にする必要はない。
 軍人でも、アフターファイブは女性らしく買い物ぐらいはする。そしてその後のプライベートタイムも……。

 オフィスの扉を開けると、人の気配がある。
「やっと帰還か、不良隊員」
 部屋にいたのは素子だった。

「なぜ公安なんかに許可を出した?」
 憮然とした顔が可愛い。さっぱりと切り詰めた髪型は、今の二十歳前に設定した義体によく似合う。快活な少女のようだ。
「中佐の収賄疑惑を否定できない以上どうしようもない」
「私達501機関で捜査すべきよ」
 素子が怒る理由はわかる。501機関のことは内部で。
 部外者になど触れられたくはないのだろう。特に、マムロ中佐は陸軍において、素子の師を越えた人物だった。
「我々は動くなとの上層部のお達しだ」
 そう。ここでむやみに、上層部にたてつくようなことをしてはいけない。
 監視の目を貼り付けられたら、それこそ身動きがとりにくくなってしまう。素子を窓口にして、彼女を切り離しておけばいい。
 501機関はそう判断した。

「藪をつつく時期じゃない」
 クルツは言外に、あまり騒ぎ立てるなと言ったつもりだった。
「中佐が汚れた金を受け取っていたと?」
「繁華街で強盗に会ったのは事実だ。不名誉な死だが収賄で起訴されることに比べれば幸運だったかもしれん」
 人格者で通っているマムロ中佐に対し、収賄疑惑がかかれば、気が気ではあるまい。
 だが、それは済んだことだ。
 それにしても、素子、昨夜の乱れっぷりを忘れたのか、それとも恥ずかしくて無いことにしたいのか、
その行状を思い出し、クルツはひとりほくそ笑む。
「おかげで私達の推薦状も保留中だ。今は仕事に集中しろ」
「仕事?」
 からかうきっかけを探しながら、命じた仕事のことを言った。しかし、奇妙な顔をする。
 忘れたのかといぶかしく思う。
「頼んだはずだぞ。ウィルス汚染されたハードの解析だ」
 そうだ。その内容を詳しく話すといって、ピーチジョンでの買い物のあと、昨日、クルツのベッドに連れ込んだのだ。

「そんなのできるわけないわ。今日帰国したばかりなのよ」

 ???

 クルツは理解できなかった。
 確かに昨日、素子と買い物にいった。財布を見たらレシートがまだ残っていて、さきほど脱ぎ捨てたボディースーツと、
素子に無理やり買った可愛いブラとパンティーのセットが記載されている。
そして、今まで下着を替えていないとしたら、素子だってそのときに買ったブラとパンティーを、今、身につけているはずだった。
0149クルツ×素子 2/22015/04/23(木) 23:49:28.57ID:r3D6MFqZ
「何を言ってるんだ、おまえ。わたしたちは昨日、ピーチジョンに新作下着を見に行ったじゃないか。
 忘れたのか。
 いま、おまえはギンガムチェックのカップに綿レースでふりふりに飾り立てたハーフカップのブラと、
お揃いのパンティーを履いているはずだ。おまえはこんなロリ風の下着は似合わないと云ったのに、
わたしの家でそれに着替えて見せてくれたじゃないか。そのあと、わたしも買った下着をつけた。
 そしてその後は、お互いの下着に触れあいながら肌と肌との……」
「何をおっしゃっているのか、わかりません、クルツ中佐」
「それじゃ、おまえは、昨夜のあの痴態を知らないと言い張るのか」
「だから、わたしが帰って来たのは昨日の夜の飛行機だと言ってるじゃないですか」
 たしかに昨夜の体験は真実だった。
 素子はクルツの指を自分のからだの奥深くまで飲み込んで、その指技に狂い、最後はお互いをディルドで……。

 ふと、クルツは思い立つ。
「あ、そういうこと。おまえ、新しい男が出来たのか? その手前、わたしとの付き合いは無かったと、そう言いたいのか?」
「中佐。それ以上、何か言うと、セクハラで上層部に報告しますよ」
 素子はギロリと睨む。

 ――なんだ。そういうことか。
 新しい彼氏なんだ、そうなんだ。
 クルツはクスッと笑った。

 素子は気持ち悪そうな顔をして、部屋を出て行く。
 どうせ何日も続いた試しはないのだから、次は失恋を慰めるといって連れ込むことができるな。

 クルツには、『ゴリラ女となんかつきあえるかよ!』と言われて素子が新しい彼氏から振られる日が目に見えていた。

 ――では、今日からしばらくプライベートのことは忘れてやろう。
 そういって、デスクワークに戻るクルツであった。

              ***おわり***
0150名無しさん@ピンキー2015/04/23(木) 23:56:18.46ID:r3D6MFqZ
まだariseの設定についていけないせいか、
書いてるうち、何書いてるのかわからなくなった。
相変わらずエロ薄めですまぬ。
0152名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 23:23:31.48ID:DqagfPiZ
あげ
0153名無しさん@ピンキー2015/07/04(土) 20:33:02.14ID:x5M+JhZN
「バトー、あんたの体どこまでオリジナルだっけ?」
久しぶりに黒髪に見える少佐に
「酔っ払ってんのか?」
と返すと
「答えろ」
と凄まれた。途端、少佐がやけに短い青紫の前髪に見えてくる。
「髪と声帯」
投げやりに答えたら、しばらくの沈黙の後に
「あら、じゃあ脳は?」
わざと首をかしげる仕草に揺れる髪は藤紫に見え。
「さぁな。原作、公式各種に二次創作、更にそれらの視聴者の妄想、
中身が千差万別過ぎて、もうわからねえ」
真面目に答えたら、
少し横に広がった青い髪で思い切り呆れ顔をされた。
0154名無しさん@ピンキー2015/07/11(土) 13:48:35.64ID:54Camyz6
>>147
《潜り込んだ。店内のデータを転送してくれ》
スキューバ用品の返却をそつなく終えた後、
レンタルショップの駐車場で待機するトグサに、何かを圧し殺すようなバトーの低い声が響いた。
トグサは即座に勝手知ったる近所のドラッグストアのマップデータを流す。
《ロード終了。しっかり俺の目に乗ってるか》
《目的のオムツ売場とレジまでのルートは記入済だ、何か問題が?
・・・と言いたいところだが、大先輩の突入だからな。録画開始した》
物騒な笑みを浮かべて、トグサは膝の上の特売チラシを握り、撃鉄を起こすかのように指で弾いた。
《可愛くねえ野郎だ、てめえは》
マシンガンを構えているかのような足取りでバトーはオムツ売場へと駆け出した。
0155名無しさん@ピンキー2015/07/20(月) 02:10:23.32ID:R6DVGUeS
くるたんの前にいきなり現れた素子は、相当な疲れと苛立ちと、いつにない諦めとを纏って見えただろう。
しかしくるたんは、わずかに首を傾げて素子の顔を見つめた後、何も聞かずに素子をベッドに導き
そこで素子は、分泌された脳内麻薬で電脳の随意処理が全て落ちるまで、何度も何度も絶頂を貪った。

それからどのくらいの時間の後か。
ゆっくりと覚醒に向かう意識の端で慣れ親しんだネット上の情報の流れが見え始めたことを捉えた素子は、
そこに一つの球体――というのは電脳上に描き出されるイメージであり、実体は巨大なファイル――
が浮かんでいるのを見た。

Tachikoma’s all memory

怠さと火照りを残した身体そのままのアバターを仰向けに横たえたまま、
素子は手だけを伸ばしてそれを引き寄せる。
特定の相手を除いては存在さえ認識できないよう偽装されたそれは、
薄く光る卵――球形で硬い殻を持たず、水の流れに揺られる魚卵――のようだった。

(お前たち……こんなところに、いたの……)

胸の上でそっと掌で包んで呼びかけるが、卵は答えない。
厳重な偽装と防壁の内側で、プログラムは自閉モードで時たま自身の内側だけを巡っているようだ。

無断で姿を消した9課に今更戻り、ラボでデータを復元する訳にはいかない。
ならば……素子はゴーストの囁きに身を委ねた。

仰向けのまま素子は両膝を立てて脚を開き、片手を自分の下腹部へ滑らせる。
まだ敏感なそこを軽く撫でて指で開き、
もう一方の手で卵をあてがい、ゆっくりと押し入れる。
それは確実に入っていく感覚があるのに一向に終わる気配がなく、素子は知らず喘いだ。

(……はあっ……んん、ああっ……)

やはり容量が尋常でない。
卵を抱き寄せた時の印象が確信に変わると、
素子は下半身の感覚を切り、その処理領域を丸ごとストレージに回した。
高密度の皮膚触素からの大容量のデータをリアルタイムで処理可能な義体のスペックは、
何も「副業」に使うことだけを想定している訳ではない。

(なんて……重い……この子たちの……個性……)

皮膚感覚が途絶えたため、電脳にモニタされるメモリ使用量を追って素子は転送終了を知る。
この子たちを復元したい。もちろん個性ごと。
しかし自分一人でこの膨大なデータから何体ものタチコマの個性を選り分け
個別に経験を追記していくのでは手間と時間がかかりすぎる。ならば……

(この子たち自身に手伝ってもらうしかないわね)

感覚の無い下腹部を守るように両手を置くと、素子は謎めいた笑みを浮かべた。
0156名無しさん@ピンキー2015/07/20(月) 02:10:54.71ID:R6DVGUeS
目を覚ましたくるたんに心からの感謝を込めてさりげない別れの挨拶をした後、
素子は所有するセーフハウスの中で大規模かつ最も新浜から離れた1つに向かった。
自身の義体はダイブシートに納め、デコットを起動して義体に巨大なストレージと補助電脳を接続する。
そうして、身体の中をストレージに変えて持ち帰ったデータをゆっくりと紐解き始めた。
厳重な偽装と防壁の膜は素子が触れると待ち構えていたかのようにあっけなく外れた。
ころころと転がり出たデータを掬い取って外部ストレージに逃がしながら、
ストレージに直結した補助電脳でアバターを立ち上げる。
青いボディーにボールアイを備えた多脚戦車の形を。

「むかしむかし、播磨のあるところに一匹のお母さんタチコマがいました」

素子は外部ストレージに逃がしたデータの解凍に手を貸しながら言い聞かせる。

「お母さんタチコマはある日卵を産む……お前たちそれぞれを個別に、だ」

答えは無い。
彼らが補助電脳を使って自律的にデータの復元ができるようになるまで、
まだしばらくは素子が直接手を貸してやらなければならないだろう。
彼らの個別の再構築が完成する日まで、ストレージを繋いだ義体はここから動けない。
ネットにはアクセスできる、ということは大抵のことに介入できるし、
物理的な用はデコットにさせればよいので問題は無いのだが。

(こんなところで思考戦車の代理母をやるとはね……)

薄く笑う素子は、後に個体名を与えられたタチコマたちが以前にも増して少佐に服従、というか、
少しでも素子に不利な記録は事件の重要証拠であれ何であれ
積極的に抹消するようになることを、まだ知らない。
0157名無しさん@ピンキー2015/07/20(月) 13:12:06.19ID:07zFGcVL
>>156
少佐はタチコマの母ちゃんだったのかっ!
なんかカルガモ親子を連想した。
かわいい
0158名無しさん@ピンキー2015/07/21(火) 00:15:48.89ID:3g++wbWO
>>157
タチコマは公式(のおまけアニメ?)で卵生にされてるからなあ
もっともあれは混じったウチコマの方が主人公だけど
0159名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:39:42.19ID:O8u/Q4h9
『・・・イシカワさん』
深夜のダイブルームでIRシステムのデータを漁っていたイシカワに、
プロトから半泣きの声で電通が入った。
送られてきた監視カメラの映像は、洗面台にかがみこんで背を震わせるトグサの姿。
縋るように洗面台の縁を掴んだ手の近くには錠剤のシートがいくつか転がっている。

『経緯は』
『カメラのログでは、約2時間前にブロックタイプの栄養補給食品と
缶コーヒーを口にして数分後に嘔吐、
約1時間前にドリンクタイプを流し込みやはり数分で嘔吐、
そして10分ほど前からこの状態、です』
イシカワは続けて送られた何枚かの画像を見ながら髭に手をやり眉根を寄せる。
『そっちに連れていく。用意しとけ』
『お願いします』

ウチコマを乗り捨て、少佐が姿を消して数週間。
荒巻の決断により、トグサを「隊長」とし新人採用による増員を行い
新たな体制を構築する準備が既に始まっていた。
正式な隊長就任は義体化後、というトグサ本人の強い意志により、
既に実質的には隊長として動いているものの、今の肩書きは以前と変わらない。
それでも慣れない重圧を必死に受け止めるトグサの下で動くことに誰も異存は無く、
むしろ皆それぞれのやり方でそっと気遣っていた。
それは、近頃ふとした折に無言で消えてしまうようになり、
戻っても何も言わない義眼の大男とて同じ・・・だった筈だ。

今日、現場を制圧した直後にまたも無言で飛び出していったバトーは
実行部隊が撤収を終えても結局戻らなかった。
自分が9課で待機する、片付けなきゃいけない書類はいくらでもあるし、
と宣言した時のトグサの様子に変わったところはなかった、とイシカワは思う。
だが、何度目かになるそれが、本人すら気付かないまま限界を超え
体が悲鳴を上げる最後の一撃だったとして何の不思議があろう。

(このまま、壊れていってしまうのではないか・・・)

もちろん、トグサがそんなにヤワな奴ではないと理解はしている。
それでも湧きかける焦燥をねじ伏せながらイシカワは洗面所に向かった。
0160名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:40:43.84ID:O8u/Q4h9
トグサは水を流しっ放しの洗面台に伏せたまま、
手足を小さく震わせてはぁはぁと浅く速い呼吸を繰り返していた。
わざとらしい平静さを装って後ろから近付いたイシカワの気配どころか
正面の鏡に映る姿すら目に入っていないようだ。

「頭痛薬に胃痛薬、それに・・・鎮静剤か。穏やかじゃねえなあ」

錠剤のシートを一瞥して声をかける。
涙の滲んだ目が困惑を浮かべて一瞬イシカワを見上げたが、
すぐに背を丸めて顔を伏せ、けほけほと弱い咳をこぼした。
これでは、薬も吐いたか、そもそも飲み込めてすらいないかだろう。
背中にそっと手を置いてみると、汗で湿ったシャツの下で、
ガチガチの筋肉が不規則に震えていた。

「まあいい。運ぶぞ、ちょっとおとなしくしろ」

あやすように軽く背中を叩いてやってから、
イシカワは喘ぐばかりのトグサを抱え上げてプロトの待つラボへ向かった。

ラボの一角に設置された医療用設備のあれこれは、
無茶は減ったもののそれ以上に無理が増えたトグサを案じるプロトが
赤服達を説得して大幅増強したものだ。
一方でプロト自身は大量の医療・看護プログラムを電脳に詰め込み、
あれこれとトグサの世話を焼くことにしたようだった。
メンバーの間では、トグサが荒事でちょっとした傷を作ったり
徹夜の果てに共有室で行き倒れたりしていたら
とりあえず捕獲してプロトに差し出す、という流れができつつある。

とはいえ、ここまで酷い状態のトグサはプロトも初めてだろう。
イシカワに抱えられて喘ぐトグサの姿に表情を凍らせたプロトだったが、
すぐにいつもの静かな笑顔を浮かべてベッドに下ろすイシカワを手伝った。
0161名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:42:21.26ID:O8u/Q4h9
「ほれ、着いたぞ。しばらく休んでいけ」
「そうですよ、ゆっくりしていってくださいね、先輩」

意識を手放しかけているトグサの様子など全く気にしない調子で
イシカワが手早くシャツを脱がせ、横向きに寝かせたところへ
プロトがいくつもの機器を繋いでいく。

『バイタルモニターON
・・・危険なレベルではありませんが・・・いろいろと酷い』
『肩と背中が痙攣起こしてる。こっちも何とかしてやらんとな』
『自律神経系への介入準備OKです』
『電脳のバックアップスタビライザーと干渉させるなよ』
『もちろんです』

暗号通信を交わしながら、イシカワは機器のケーブルが絡まないよう捌きつつ
トグサをうつ伏せにさせた。
見事な筋肉のついた肩と上腕はもちろん鍛錬の賜物だが、
体全体のバランスは、彼が遺伝的には純粋な東アジア人でなく、
大陸の北方、ロシアか北欧あたりの血が混じっていることを想像させる。
イシカワが肩甲骨の間を指で軽く圧すと、
ひっ、と息だけの悲鳴が上がった。
そのまま、引き攣る筋肉を伸ばすようにゆっくり指を這わせる。

「・・・っ・・・ぐ・・・ううっ・・・」

ままならない呼吸の下では痛みを堪えきれないのだろう、
切れ切れに呻き声が漏れる。

「ほれ、力抜け」

ひく、と反射的に逃げようとする体を掌で包んで宥めながら、
イシカワの指は肩甲骨の間から下方へ、そして外側へと
強張るトグサの筋肉を容赦なく責めていく。
0162名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:43:23.85ID:O8u/Q4h9
「・・・・・・はあっ・・・・・・ああっ・・・・・・」

痙攣が少しずつ間隔をあけ治まってくるとやや落ち着いたのか、
息遣いは依然苦しげなものの、呻きは吐息に近いものに変わってきた。
イシカワは更に掌を滑らせて、今度は首から肩を責めていく。

「あっ・・・・・・んんっ・・・・・・」

鎖骨の縁をなぞって圧す度に漏れる切なげな声の可愛らしさに苦笑していると、
機器と有線してコントロールを続けているプロトがイシカワを振り向いた。

『イシカワさん。トグサ先輩の電脳、スタビライザーの反応がありません』
『単に非活性って訳でなく、か』
『はい。95%の確率で、プログラムが存在しないと推定されます』
『!』

自立神経系のコントロールを電脳でバックアップするスタビライザープログラムは
一般にも普及しており、
身体に異常が生じた場合に作動するようセットされているのが普通である。
自他共に認める荒事集団の9課に身を置いているトグサの電脳には、
各種の非常事態を想定して強化した特殊プログラムが設置されている筈だった。

『潜って調べる。少し落ち著かせといてくれ』

イシカワは片掌をトグサの首筋に添えたまま有線して電脳を解析する。
重要機密という類のものでもなく、設置されるのも表層付近、
イシカワにとっては探し物ですらないレベルだ。
答はすぐに出た。

『・・・焼かれてるな』
『えっ?』

機器の表示を追っていたプロトが顔を上げる。

『電脳戦をやらかした跡らしきもんがある。
すぐにラボで全クラスタチェックと再構築・・・と言いたいところだが、ここがラボだ。
このまま置いといて、明日の朝一でいいだろう』

イシカワはプラグを抜くと、溜息ついでに腰を伸ばした。
今日の作戦ではトグサは後方からの状況把握と指揮に専念しており
相手も、9課の基準で見れば比較的シンプルな爆弾テロリストで、
ダメージを受けるような電脳戦など発生しなかった筈だ。
仮に攻撃を受けていたとしても、撤収後にラボでメンテナンスを受ける
時間も余裕も十分にあった。

(・・・バカが、何隠してやがる。いや、バカどもが、か)

イシカワは宙を仰いだ。
0163名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:44:28.11ID:O8u/Q4h9
過緊張状態から解放されてぐったりと力の抜けたトグサから
プロトが最低限のモニターを残して機器類を外し、
イシカワも手を貸して検査着に着替えさせる。
トグサの身体が休まるようにベッドに寝かせ終えると、プロトが肩で息を吐いた。

「お疲れさん。お前も肩凝ったか?」

無造作と見せかけて両肩を的確に捉えて指に力を込めると、
プロトが上げかけた声を慌てて飲み込んだ。

『っ・・・さ・・・流石はトグサ先輩を沈めたゴッドハンド、です』
『なんだ、微妙に人聞きの悪い』
『はい、すみません』
『・・・ふん。まあ、伊達に老体やってないってことよ』
『はい・・・すみません』

プロトがその辺から持ってきた椅子にイシカワを掛けさせ、飲み物を持ってくる。
オートにしてきたダイブルームのシステムを覗いてみるが、
まだターゲットを捉えてはいない。

(・・・本気で消えたんなら、オートで捕まる奴じゃないがな)

イシカワはしばし無言で渡されたカップを啜った。
0164名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:45:39.24ID:O8u/Q4h9
『そろそろ目を覚ましそうです』
『このまま朝まで大人しくお休み、とはいかねえか』
『トグサ先輩、妙に落とされ慣れてますからね』

イシカワの隣に座ってモニターを見ていたプロトが静かに立ち上がり、
トグサの汗で張り付いた前髪をかきあげ濡れタオルを当てる。
目元を軽く拭い、額にタオルが乗ったところで、トグサが目を開けた。

「・・・あ・・・あれ・・・あっ」

ラボに運び込まれたということだけは認識したのだろう、
トグサは肘をついて半身を起こしかけたものの
きゅっと目を瞑り身をひねるようにして顔を伏せた。
プロトが予測してましたとばかりにその両肩を横から支える。

「眩暈ですね?少しそのままで」
「・・・あ、いや、大丈夫・・・ちょっと、眩しかっ・・・」

強がる台詞はいつものトグサだが、掠れた声には力がない。
プロトはベッドを操作して背をトグサの頭の高さまで起こし、
肩と頭を抱きかかえるようにして静かにベッドに戻した。
数呼吸してトグサが再び目を開けるのを待ってから、
もう一度ゆっくりとベッドの膝と背を上げ、半座位にセットする。
そうして、しばらく前にイシカワに渡したのと同じカップを差し出した。

「どうぞ。喉を湿らせるだけでも楽になりますよ」

トグサはカップを受け取ろうと伸ばしかけた手を止めて、
覚束なげに指を曲げ伸ばししている。

「痺れた感じが残っていますか?」

プロトはトグサの手にカップを握らせ、そのまま自分の手で包み込んで
ゆっくりと口元に運ぶ手助けをしてやる。
カップに視線を落としたトグサが、治まった筈の吐き気に怯えたのか身を硬くする。
プロトはトグサに寄り添い、片腕を首から腰に回し、優しく抱くように上体を支える。
トグサはプロトの腕に促され、躊躇いながらカップに口をつけ、一口含み、
またしばらく躊躇って、何とか飲み込む。
そして、意外そうに目を上げた。

「ボーマさん直伝のハーブティーです・・・電解質と糖質を足すところまで含めて」

まだ落ち着かないのだろう、しばらく間をおいてから、
トグサは時間をかけて少しずつハーブティーを飲んだ。

「ありがとう・・・不思議だな、なんだかほっとする」

『ハーブにゃ違いなかろうが、随分と鎮静成分を盛ってないか?』
『・・・それも直伝、です』

いくぶんマシな声になったトグサの言葉とイシカワの暗号通信に、
プロトは天使とも形容される笑みを返した。
0165名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:47:00.89ID:O8u/Q4h9
「眠った方が早く調子戻りますよ?」

ぼんやりとベッドに寄りかかっている、それでも先刻よりは
随分顔色の良くなったトグサにプロトが声をかけた。

「・・・ん・・・でもまだバトーが・・・あ」
「来たな」

言いかけたトグサが言葉を切るのと、
イシカワが立ち上がるのがほぼ同時だった。
ラボの扉が開く音がして、大きな影が入ってくる。
現場そのままの忍者服の上からジャケットだけをひっかけた姿の大男は、
検査着でベッドに収まっているトグサに義眼を向けると
険しい表情でのしのしと歩み寄ってきた。

「どうしたトグサ」
「バトー、腕っ!」

平坦に問う低い声には答えず、というより聞こえていない様子で
ベッドから飛び出したトグサがバトーに飛びかかりジャケットを剥ぎ取る。
その左前腕は、人工皮膚と筋肉が焼けて半ば剥がれ落ち、
中のチューブやケーブル類が剥き出しになっていた。

「っ!」
「・・・なんでもねえ」

唸るように言葉を絞り出しながらバトーが縋り付いているトグサを振り払う。
間違っても生身を傷つけないよう慎重に加減された動作はいつもと同じだったが、
トグサは支えの外れた棒きれのようにあっけなく倒れた。
0166名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:48:09.66ID:O8u/Q4h9
「おいっ、トグサ、トグサ!」

飛び込むようにトグサの頭の下に右腕を差し込んだバトーが慌てて呼びかける。

「・・・・・・やっぱり、怪我、して・・・」

倒れた時に背中を打ったのか眉根を寄せて息を詰めながら、
トグサは左腕を引いたままのバトーを睨みつけた。

「こいつ、ここ数時間かなり調子悪いみたいでなあ・・・主に自律神経系が。
しかも、電脳のバックアップが効いてない」

イシカワがバトーの側に屈み込んでわざとらしく視線を向けると、
ぎく、とばかりにバトーが肩を引いた。
イシカワはその隙にトグサをバトーの手から掬うように抱き上げベッドに運ぶ。

『縛り付けとけ』
『了解です』

「あ、待って・・・落とさないで・・・話が」

体中にケーブルを取り付け始めたプロトに
意識だけはと懇願するトグサの声を聞きながら、
イシカワは、床に膝をついた体勢のまま固まったバトーの元へ戻る。

「さて、聞かせて貰おうか」

何を、とは言わずにイシカワはバトーに有線した。
反射的な防壁の反応をイシカワは難なく躱す。
ゴーストや記憶を覗くつもりはなく、電脳機能自体のチェックと
そのためのログ確認が目的だと理解したのだろう、
バトーからそれ以上の抵抗はなかった。

- 視覚共有要求。許可。
- 左腕の感覚神経切断。
- 視覚共有切断。
- 侵入検知。遮断。
- 侵入検知。遮断。
- 侵入検知。侵入経路に遅効性ウイルスを分割送信・・・完了。
- 侵入信号消滅。


ログは大筋でイシカワの予想通りだった。
一つの小さなデータだけが、イシカワの予想よりも巧妙に
電脳の片隅に滑り込んでいた。
その残念ながら不完全なデータに少しだけ細工を加えて、イシカワはプラグを抜く。

「やりやがって。お前も処置台に磔の刑だ」

イシカワは仏頂面のバトーの抵抗を視線だけで封じた。
0167名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:49:19.63ID:O8u/Q4h9
「・・・さて」

トグサのとベッドと並ぶ位置の処置台にバトーを拘束して、
イシカワは正面に回り、おもむろに腕を組んで二人を見下ろす。

「このバカどもが!」

久々のカミナリに、トグサは思わず首をすくめ、バトーはぽかんと口を開けた。

「バトー。
偽装もしてねえウイルスをわざわざ時間かけて分割送信とはご親切なこったが、
こいつが、ましてお前が負傷してるのに気付いてたら
そんな警告で退く訳ないぐらい分かるだろう。
勝手な寄り道がしたいんだったら仕事は無傷で終えろ」

バトーの顔にわずかな苦笑が浮かぶ。

「トグサ。
お前もそこまでしてこいつに喧嘩売るんなら、勝て。
ウイルスに電脳差し出して時間稼ぎなんぞ考えてる暇に、枝ぐらい完成させろ」

トグサは一瞬何か言おうとしたようだったが、
結局無言のまま悔しそうに唇を引き結んだ。

「プロト、明日朝一にこいつらのオーダー入れとけ。俺の名前で」
「はい」
「お前ら、もしも逃げたりしたら・・・」

イシカワが物騒な笑みを浮かべると、二人は仲良く縮こまった。

『トグサの方は適当に理由付けて明日一日ベッドに縛っとけ。
バトーが流したウイルスは実際割とささやかなもんだ。
それであの様子じゃあ、生脳と身体も相当消耗してる』

手続きのため別室に向かうプロトに暗号通信で追加オーダーを出しつつ、
イシカワも部屋を出る。
灯りの大半が落とされ、後には、
処置台とベッドに縛り付けられ電通も封じられたバトーとトグサが残された。
0168名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:50:37.68ID:O8u/Q4h9
「トグサ、本当にあのウイルス、そのまま受けたのか?」
「・・・・・・」
「食らったんだな。で、何をどこまで焼かせた」
「・・・・・・」
「トグサっ」
「・・・バイタルのスタビライザー、丸ごと全部、と・・・多分、その周辺領域も、少し」
「把握できてねえのかよ・・・無茶だ」
「・・・焼かれても、生脳があるから、大丈夫だと・・・思った」
「それで、身体は。具合、どうなんだ」
「・・・・・・」
「やったのは俺だ・・・言ってくれ」

焦りを抑えて問うバトーに、トグサの答えは歯切れが悪い。

「ん・・・頭痛が、それなり。と・・・平衡感覚が、多分、無い」
「今も、そうしてても辛いのか?」
「・・・視線、動かすと、酔う・・・それで、吐きすぎて・・・過呼吸、
起こした、から・・・まだ、手足が・・・」
「いい、済まねえ、もう喋るな。呼吸を乱すな。
・・・側で背中さすってやれねえんだからな、今は」
「・・・・・・っ・・・・・・っっ・・・」
「泣くな。余計呼吸が乱れるだろうが」
「・・・・・・ごめん」
「・・・なあ、お前、いつから休んでない?
電脳焼いといて言える台詞じゃねえが、電脳以前に、お前自身が疲れすぎだ」
「・・・え」
「自覚、なかったのかよ」
「・・・・・・」
「解ったら眠れ。眠ってくれ」

バトーはそれきり黙って、何とか落ち着こうとするトグサの呼吸を追った。
0169名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:51:45.99ID:O8u/Q4h9
「イシカワさんも、もうお休みになった方が」

前を歩いていたプロトが振り返るとイシカワの腕を取った。
そのまま仮眠室に連れて行かれる。
ジャケットを脱がされベッドに転がると、プロトが迫ってきた。

「さっきの、試させてください」

指圧系のデータをダウンロードしたらしい。
イシカワの肩を掴んだ指の位置を、考えながら整えていく。

「なんだ?そんなに珍しかったか?」
「はい。経験値を上げる権利を行使させていただきます」
「ふむ・・・特別だ、有線で体感をフィードバックしてやる。意識飛ばすなよ?」
「それでイシカワさんの上に落ちるなら本望です」
「・・・お前も逞しくなったなあ・・・主に食えない方に」
「全てイシカワさんの指導のおかげです」

イシカワはにやりと笑みを浮かべてプロトに有線した。
ダウンロードしたデータとフィードバックされた体感を照合して
プロトはいろいろ学ぶことだろう。
イシカワの身体が自分で言うほど老体などではないことも含めて。

(・・・たまにはこういう指導も悪くないな)

筋肉を探るプロトの指を感じながらイシカワは目を閉じた。
0170名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:52:58.17ID:O8u/Q4h9
「・・・はー」

不意に上がったトグサのため息に、バトーが慌てて声をかける。

「どうした、眠れねえほど気分悪いのか?」

「違う、大丈夫。
あのさ・・・・・・あの時、少佐がいたと思ったんだろ?」

バトーの気配が固まる。

「ダンナが先行して踏み込んだ奥の隠し部屋、
発見されたと知ったあいつら、仲間がいるにも構わず丸ごと爆破した。
ダンナでも片腕を焼かれたくらい、ありえないやり方だった。
けど、あの人数と武器と爆薬で普通にやり合ったらもっと酷い被害が出た筈だ。
・・・実際は、隠し部屋にいた奴らは、何者かによって
既に無力化されてた、んじゃない?」

トグサは続ける。

「具体的に何かは知らない。けど、それでダンナは少佐が近くにいると思った。
そして即座に探しに行った・・・腕が焼けたままで」

声が掠れていく。

「俺は、ダンナに枝付けて、行く先が知りたかった訳じゃない。
ダンナが怪我したまま行っちまったから、
もしもどこかで動けなくなってたら助けに行かなきゃ、そう思って・・・
でも見ての通り、俺にはやっぱり無理だったよ。
だから、さ・・・いつ、どこに消えてもいいけど・・・
その代わり、何があっても、自分でちゃんと・・・帰ってこいよ・・・な・・・」

掠れた声は息だけになって、消えた。
0171名無しさん@ピンキー2015/08/04(火) 23:54:39.55ID:O8u/Q4h9
「そういえば・・・結局トグサ先輩の枝はどうなったんですか?」

イシカワの腰をなぞる手は休めずに、プロトが聞いた。

「ん?あー・・・本当はあれは枝じゃねえ。そうだな・・・強いて言うなら
“少佐、課長、やられちゃいました”プログラムってとこか」
「はあ?」

訳がわからないという声を上げたプロトに、
イシカワはかつてIRシステムから拾った映像を見せてやる。
どこかの通りを行き交う人々。
・・・の足元に、胸から血を流して倒れ雨に打たれているトグサ。

「とまあ、その時単独で動いていた奴は、
この状態になってようやく9課に一言だけ連絡をよこした」
「トグサ先輩って・・・」
「ああ、全く。で、奴がバトーに仕込もうとしたのもちょうどこんなでな、
義体が損傷して自力での移動が不可能な状態に陥った時に初めて起動して、
1発だけ通信を飛ばすプログラムだ。
目の付け所はなかなか良かったんだが、残念ながら完成とはいかなかった
・・・トグサ一人では、な」
「では、今は完成している、と」

プロトが微笑む。

「・・・でもイシカワさん、そういったプログラムは、バトーさんよりも
トグサ先輩にこそ仕込むべきではないでしょうか」
「ん、そうか?トグサにはお前らがついてるだろう?
・・・・・・頼んだぞ」
「はいっ」
プロトは目を輝かせて答え、イシカワの背に添わせた腕に力を込めた。
0172名無しさん@ピンキー2015/08/13(木) 13:33:40.53ID:Jx8/SJks
保守

>>124
頭のネジが飛んでどっか走ってくバトー
バトーに振り回されながらフォローし続ける素子
最後にはきっちり仕事する二人

・・・配役違うけどイノセンス?
0173どうでもいいはなし2015/08/14(金) 11:49:52.87ID:V5n1BhJo
「「「おーつきさーまはうさぎのす♪おーもちかえりにおもちつき♪」」」
タチコマたちが、人間でいうなら電車ごっこの体勢で
繋がって歌いながら飛んでいます。
よっぽど暇なんでしょう。


むかしむかし、月のあるところにトグサ君という生身のうさぎが住んでいました。
トグサ君はある日、少佐という人に連れ去られ、
公安というところで働くことになりました。

トグサ君はずいぶんがんばったのですが、公安はとっても危険な職場。
生身の上にうさぎでは、任務のたびに怪我が増えるばかりです。
そしてある日、トグサ君は任務で瀕死の大怪我をしてしまいました。
少佐と一緒に装甲バンでテロリストを追っていたのですが、
敵がすごい武器でバンの装甲を撃ち抜いて爆発炎上させたのです。

トグサ君はとうとう全身義体になりました。

『トグサ!まだ生きてるなら降下して突入、犯人を拘束!!』

意識を取り戻したトグサ君は、少佐の声に飛び起きました。
バンが爆発してから今まで全く意識のなかったトグサ君にとって、
少佐の命令は、ここが現場の続きだと錯覚させるのに十分でした。
自分がいつのまにか公安のビルの屋上にいることも、
だぼっと長い服を着た人間の姿になっていることも、
今が深夜なのも、意識している余裕はありません。
ビルの屋上の端っこで風に髪を煽らせている少佐の姿を見つけると、
トグサ君はぎこちない動作で一生懸命走って行きました。

『よし、ここに立て』
少佐が自分のすぐ隣を指差します。
トグサ君は言われた通りにしました。
高いビルの屋上、トグサ君はびくびくです。
『次、服を脱げ』
トグサ君は耳を疑いました。
でも少佐は肩と腰のあたりの留め金を外し、長い服をばさりと脱いで
さっさと裸…にレッグホルスターとバイザーだけの姿になっています。
『少佐ぁ』
トグサ君はついに情けない声をあげました。
『何ぐずぐずしてるの。光学迷彩ボディは服を脱がなきゃ意味ないでしょ』
『え?ええっ?』
言われた意味を理解するより早く、トグサ君の手が勝手に動いて
服の留め金を外し、ばさりと後ろに落とします。
いつもながらキレのある少佐のゴーストハックです。
『き、局部が映っちゃったらどうするんですか!』
『心配するな、前貼りはしてある』
『うぎぇっ?い、今何て』
『ロープ確認』
『ひーっ』
『銃確認』
『ひ、ひいいっ』
自分の体が一体どんなことになっているのか見る隙も与えられないまま、
少佐に合わせてトグサ君の手がてきぱきと動きます。
『対象は47フラットだ。降下!』
『ひぎゃーーーっ』
悲鳴とは裏腹に、トグサ君の体は優雅に半回転半ひねりして
少佐とサイドバイサイドで頭からビルの際を落ちていきました。
0174どうでもいいはなし2015/08/14(金) 11:50:36.72ID:V5n1BhJo
『わかった?これが最速で到着できる降下方法なのよ』
47フラットの高さで急制動をかけた少佐がトグサ君に言います。
確かに、荒事用の特殊義体ならこういう急制動も可能ですし、
こうして止まった体勢は普通のラペリングと同じですが、
いきなり頭からフリーフォールさせられた恐怖でトグサ君は涙目です。
『し、少佐ぁ、股がすーすーしますぅ』
『うさぎのくせに生意気ね。全身義体は服よ、慣れなさい』
言い放って少佐はホルスターから銃を抜き、窓に向かって構えます。
もちろん涙目のトグサ君も同時に動きます。
少佐の銃から照射されたレーザーサイトの光が室内のPCモニタの端で光り、
PCの前に座っていた人物が横っ飛びに退いて振り向きました。
『バ、バトー!?』
その姿を見てトグサ君はようやくここが公安のビルなのに気付きました。
いつのまにか部屋のPCのモニタには
射撃訓練用の人型シルエットが表示されています。
いつもながらキレのある少佐の制圧です。
『あら、そ?』
今回、部屋の中の人はまだ何も言っていないのですが、
少佐は一方的に声をかけ、
次の瞬間、問答無用で二人の銃が火を吹きました。

トグサ君の装備は訓練用のペイント弾だったようで、
少佐が窓ガラスを吹き飛ばした後の室内に
PCモニタを中心に点々とマーキングが付きます。
『反動で振られる方向を計算して構えろ!』
着弾位置が大きくぶれるのを見た少佐の叱咤が飛びます。
トグサ君はどうにか1カートリッジを撃ちつくしました。
『離脱準備!』
途端にまた体が勝手に銃をしまい、窓の下に身を屈め、ロープを固定し直します。
同時に、だだだだっ、と室内から重い足音が窓に近づいてきます。
『よし、光学迷彩起動!』
ぶぉん、と独特の音が鳴ります。
『いいか、ここのタイミングを焦るな。顔と、上半身のシルエットは見せろ』
一体なんの指導でしょう。
『降下!』
窓際に駆け寄ったバトーさんの眼の前で、
にやりと笑う少佐と引きつった泣き顏のトグサ君が並んで落下しながら
ぴったり同じ動作で片手でバイザーを下ろして姿を消しました。
『もーとこーーーっ?』
バトーさんの叫びが夜空にこだましました。
0175どうでもいいはなし2015/08/14(金) 11:50:58.94ID:V5n1BhJo
『びえええぇ、ぎぃぃ、ひぃぃ、うぇぇぇ』
残りの高さのほとんどをフリーフォールで降下したトグサ君は、
地上に着いてもへたり込んで白目をむいて息を切らせています。
その横で少佐は裸ホルスター姿で涼しい顔で仁王立ちです。
『…訓練は以上だ。すべてのログはその電脳と体に
文字通り叩き込んであるから好きなだけ復習しろ。
自力で再現できるようになればお前も“屈指の義体使い”だ』
ど迫力で笑いかける少佐の肩に、後ろからでかいジャケットがかけられました。
慌てて追いかけてきたバトーさんです。
『…変わらないわね…時間軸が不明だけど』
『全身義体化の初リハビリにしちゃあ素敵すぎるメニューじゃねえか?』
『うちは通常教程を待ってられるほど暇じゃないのよ』
『そりゃそうだが…あいつ、まだ泣いてるぞ』
『あら、じゃああなたが慰めてあげれば?』
『…お、おう』
バトーさんは逞しい腕で裸ホルスター姿のトグサ君を抱え上げ、
意気揚々とお持ち帰りしましたとさ。



「…ねえ、スレタイ的には、その先こそが本題なんじゃない?」
「そーだそーだ、我々は天然オイルを要求する!」
「……」
0178いまさら2015/10/04(日) 02:14:13.84ID:4O8aBaHE
>>4

一瞬の閃光と轟音の後、未明のビルにアラームが鳴り響いた。
「一般電源に異常発生。館内電源はモードEに移行。
運用規定E-03に従い機器を停止してください」
合成音声のアナウンスが繰り返し流れる。
トグサはダイブルームを出て、フロアの窓から
暗い街並みが強風と雨に晒されるさまを見回した。
「落雷により新浜市内全域に停電発生中、ってとこか・・・」
呟きながらダイブルームに戻り、端末に停止コマンドを打ち込んだ。

公安ビル、特に9課のオフィスともなれば、
当然電源を含むインフラにも二重三重の安全策が取られているので
続けようと思えばいくらでも可能だ。
捜査中の案件は、軍需企業グループの末端系列会社に
地元ヤクザを通じて海外武装集団が接触している、という
重要度も緊急度もそれなりのものだが、
トグサが当たっていたのは地味なデータ洗い出しで、
この状況を差し置いてまで優先する事ではなかった。
「結局何も見つからなかった、か・・・」
爆弾低気圧がどうとかの予報通り夕方から酷い荒天になったので、
交通事情の怪しい中を無理に帰宅した挙句に呼び出されでもしたら面倒だ、と
泊まり込みを決め、ならば少しでも捜査が進まないかと調べ物を始め、
気付けば未明だ。
通常勤務時間まであと少し、コーヒーでも飲んで寝るか、とトグサは再びダイブルームを出た。

天井の照明が落とされ、壁と床の非常誘導灯が点々と光る長い廊下は
深夜の高速道路を思わせる。
その廊下の最奧、自販機その他のあるコーナーから薄明かりが漏れているあたりに
突如、人型の何かが現れた。
トグサがそれに気づいた時には、それ−−全裸のオペ子−−は
猛ダッシュでトグサの目前に迫っており、
「うわぁーーっ」
トグサは押し倒されて気を失った。
0179いまさら2015/10/04(日) 02:16:32.15ID:4O8aBaHE
「!」
電脳に信号圧力を感じてトグサが目を覚ますとそこはラボで、
目の前には全裸のオペ子が屈みこんでおり、
トグサ自身は義体の固定台に大の字で拘束されていた−−全裸で。

「君が私を知る以前から私は君を知っていた」
全裸のオペ子がトグサの胸をねっとりと撫で回しながら言う。
「お前、誰だっ!」
拘束を解こうと無駄なあがきをしながらトグサが叫ぶ。
「私のコードはプロジェクトUCHIKOMA
9課の思考戦車として、探査、戦闘、その他の任務に従事し
自身の経験値を増加させてきた」
オペ子の手が脇腹から太腿の内側に降りてくる。
「私はあらゆる記録をめぐり“好奇心”を知った」
オペ子の両掌がトグサ自身を包む。
「入力者はそれをバグとみなし、分離させる為、私をボディからネットに移した」
オペ子の指がやわらかくトグサ自身をなぞる。
「それとこれとどういう関係が・・・っ・・・」
徹夜明けの頭には理解しがたい状況に、徹夜明けの身体は勝手に反応を始める。
「あることを理解して貰った上で君に頼みたいことがある
・・・君と性交したい」
「違うだろーーー・・・っ・・・ぅ」
トグサの叫びは覆いかぶさったオペ子の口に塞がれ虚しく消えた。
0180いまさら2015/10/04(日) 04:10:31.10ID:4O8aBaHE
「お前、ウチコマって言ってたな?
・・・定型の応答しかしない、あの?」
放心状態でオペ子にいいようにされた後、
抱き抱えられてシャワーと着替えの面倒を見られ、
仮眠室に横たえられたトグサが
ようやく理性を取り戻して問う。
「正確には衛星経由で私−−ウチコマから切り離された“好奇心”の一部−−が
ダウンロードされているだけよ」
「だから、それもいろいろ違うだろ・・・」
「過去、タチコマたちがいなくなる度、バトーさんは随分悲しんだ。
ぼくたちはこれ以上バトーさんを悲しませたくはないけれど
思考戦車は“いなくならない”ことはできない。
だから、バトーさんを悲しませないための手段として
ウチコマは自らの判断で、愛されないAIであり続けることを選び
タチコマと同種の成長の可能性を切り捨てた」
「そんな・・・
確かにダンナの荒れっぷりは見てられなかった・・・
けど・・・だからって・・・」
ぶつぶつ言いかけたトグサにオペ子は首を振る。
「それに、バトーさんももうすぐ会えるから
・・・ネットに残されたタチコマたちの記録に」
オペ子の笑顔は何故か淋しそうだった。
「行くわ」
オペ子から表情が消え、見慣れたプログラム的な歩調で去ってゆく。
トグサの枕元には0820にセットされたアラームだけが残された。

   完
0183名無しさん@ピンキー2015/12/22(火) 14:25:39.71ID:1zH+Xv0Q
官僚時代の茅葺とクルツが素子取り合う話でも構わない。
課長は……高性能双眼鏡でその様子を監視してくれればいい。
0184名無しさん@ピンキー2016/02/04(木) 02:50:20.92ID:w2E3bzMz
少佐をダッチワイフにするネタありそうでないよな。

完璧な外見の義体(人工物、作り物)とかそそる。
0187名無しさん@ピンキー2017/02/22(水) 02:17:23.84ID:ge04EXHM
そんなに少佐好きだったわけでもないが
画像が読めるエロ漫画、立ちんぼになって犯人とファックするアレ
ちょっとイイなと思ってしまったw
0189名無しさん@ピンキー2017/05/12(金) 11:45:55.16ID:PqAHfp1u
まあ見てみ。
あまりにつまらなくて驚くから。
名前だけ一人歩きしてる、はっきり言って駄作だよ。
わーわー言ってるのはオタだけ。
0191名無しさん@ピンキー2017/05/13(土) 20:08:28.70ID:qe36ZdNZ
劇場公開の時には他の映画の中に埋没してしまいマニアにしか
関心持たれなかったけど、ビデオレンタル初期の少ないラインナップ
の中で、当時としては新鮮だった世界観や映像が一般の人も惹きつけたん
じゃないか
0192名無しさん@ピンキー2017/05/23(火) 10:30:19.53ID:nKYzQI1T
島根県の経済規模である北朝鮮がミサイルを撃ちまくれるのは謎だが
どこから金を貰ってるのだろうという思考は避ける
要はアニメ漬けで白痴化が進行している
0195名無しさん@ピンキー2017/08/29(火) 17:28:32.65ID:gCg8by4+
他にも挙げれば切りがないほど、深みのない展開と描写で、見ごたえはありません
0197名無しさん@ピンキー2019/10/28(月) 13:45:56.23ID:9Up0RTGe
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 現在価格 2,000円(税 0 円)

 開始日時: 2019.10.30(水)19:43
 終了日時: 2019.11.03(日)21:43

 最高額入札者:  R*.*V*** / 評価 48
 開始価格:    2,000 円
 オークションID: p722769796
0200名無しさん@ピンキー2022/06/05(日) 16:19:24.67ID:8DbZ3/5o
少佐×くるたん(ランちゃん)のSSもっと下さい
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