【お焚き上げ】投げSS供養スレ【墓場】 2
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0001名無しさん@ピンキー2011/03/09(水) 21:25:58.27ID:h+tWbaiM
スレでの投げ宣言は憚られる職人様は是非ご利用ください。
また書き上げられない、完結させる気の無くなったSSの投下もお待ちしております。
このスレで投げ捨ててすっきり忘れましょう。

※このスレはあくまで投げるためのスレです。
 少しでも続きを書く気があるのならそのSSは投下しないであげてください。
※職人さんへの投げるな、続き希望というレスは極力控えましょう。
 読み手さんの続きを待ちたい気持ちも投げ捨ててください。

前スレ
【お焚き上げ】投げSS供養スレ【墓場】
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0290名無しさん@ピンキー2013/02/05(火) 12:23:52.00ID:jzN362Sb
投げ乙
0291名無しさん@ピンキー2013/02/05(火) 22:40:48.25ID:fkgxGkwk
投げ乙!
お蔵入りじゃなくて、ここに投げてくれてありがてえ
0293名無しさん@ピンキー2013/02/12(火) 21:22:31.19ID:reVN3x7M
その教師が、それを目撃したのは偶然だった。
たまたま、生徒から取り上げた携帯電話を手にしていたのも。

「浦部、そこで何をしているんだ」
植木鉢を振りかざして、叩きつけようとしていた児童の顔が恐怖、後悔、憤怒、嫌悪、様々な感情に歪む。
「さあ、こっちに来なさい先生とじっくり話し合おうじゃないか」
教師の顔には、場違いな笑みが浮かんでいる。
子供にすら理解できるほど、いやらしく、忌まわしく、おぞましい欲望をあらわにした笑みが。
児童が手に持っていた植木鉢が落ちて、壊れる。
まるで未来を暗示するかのように。

他に誰もいない、少子化が進んだせいで使われなくなった空き教室。
カーテンが引かれ、鍵を掛けられた密室。
男と、若すぎる女。

「先生、びっくりしたぞぉ。まさか児童会長の浦部が、あんなことをしているだなんてなぁ」
息がかかるほど、近くで囁かれる声。
なれなれしく肩にふれる手にうつむいた児童、小学生とは思えぬほど完成された体を持った少女の顔に嫌悪の念が浮かぶ。
だが、
「皆にも知れせんとなぁ。クラスの皆驚くぞぉ、最近噂の犯人が児童会長だったなんてなぁ。親御さんにも連絡して見てもらおうなぁ、この画像」
「やめて! 親、には……」
激しい声に一瞬、脅えた教師は、しかし、自らの優位を確認して、再びいやらしい笑みを浮かべる。
「まあ、そんなにいうんなら考えんでもないが、罰は与えんとなあ。先生辛いけど浦部に、浦部が嫌がることをするぞう?」
そう言いながら教師の手が、少女の小学生とは思えない体のおうとつを確かめるように撫でていく。

少女の震えを感じ取りながら、しかし、抵抗しないのをいいことに教師の行動はどんどん大胆になっていく。
「浦部ぇ、おっぱい大きいな。先生の娘は高校生だが、それより大きいぞぉ」
大人である教師の手に余るほどの巨大な突き出た膨らみ。
だが、どんなに大きくても、まだ小学生の未成熟な胸は、触られれば、ましてや揉まれれば、羞恥以前に激しい痛みが襲う。
それでも声一つ上げず。少女は、ひっそりと涙をこぼす。
0294名無しさん@ピンキー2013/02/12(火) 21:23:17.76ID:reVN3x7M
最初は服の上から、ついには服の間に手を突っ込んでのしかかるように、少女の耳に興奮した中年の息がかかる。
「ハアハア、こんなのを見せ付けられたら、クラスの男子どももたまらんだろうなぁ。お前が児童会長になれたのはこのおっぱいのおかげだぞ。みんな壇上で揺れるおっぱいが見たくてお前に決めたんだ」
教師は、最低の発言で自分の教え子の誇りを汚して喜悦に浸る。
「こんなに育ちやがって。毎晩、自分で揉んでるのかぁ? それとも、糞餓鬼に揉ましたのかぁ? それとも親父に揉まれてんのかぁ?」
その瞬間、少女の体が屈辱に震える。
大好きな、敬愛する父親におぞましい嫌疑をかけられたショックでだが、ただ優等生の児童会長を辱めることが目的の心が捻じ曲がった教師にとってはどんな反応も辱めの材料にすぎない。
「そうか親父に揉まれてんのか。お前ん家は金持だからなぁ、金持は歪んでるっていうもんなぁ」
それが事実では無いと知りながら、教師はそれがさも真実であるかのように言い放ち、恐怖と嫌悪、羞恥に震える教え子の体をまさぐる。

大きさだけは、世の大多数の女性が成長しきっても持ち得ないほど膨らんだ乳房が大人の男の手で揉まれて、指が食い込み、形をやわやわと変える。
「でも、確か浦部の親父さん、いやパパか。パパは海外に行ってるんだよなぁ。寂しいだろ。でもこれからは先生がパパの代わりになってやるぞぉ! パパの代わりに毎日浦部のこと可愛がってやるぞぉぉ!」
教師の熱く、固くなった下腹部が服越しに少女の背中に強く押し付けられ、一瞬、動きが止まり、痙攣する。
それは、高校生の娘を持つ中年教師が、自分の四分の一も生きていない、娘より幼い教え子の肉体で射精した瞬間だった。

自分の体から離れていく教師に、やっと終わったと思うまもなく、さらに過酷な試練が少女を襲う。
「ひっ!!」
あろうことか教師は、教え子の前でベルトを外し、ズボンを脱いで自らの汚液まみれになった性器を露出したのだ。
「さあ、浦部。今度は、このお前のせいで汚れたものを綺麗に舐めとるんだ」
座り込み、涙を流しながら厭々をする少女の口に、教師は欲望の証を恥ずかしげも無くそそり立たせながら近づける。
「せ、先生だってこんなことおおやけになったら」
それでも自らの身を守ろうとした、ささやかな抵抗は
「生意気を言うな!」
大人の暴力に封じられた。
手加減の欠片も無い張り手が、生まれて初めて直面する身勝手な暴力が、少女の整った顔を赤く腫れ上がらせる。
0295名無しさん@ピンキー2013/02/12(火) 21:25:58.98ID:reVN3x7M
そして無言で少女を見つめる教師の目。
少女を欲望の道具としか見ていない、教え子どころか人間扱いすらしていない目に少女はつい先ほどまで抱いていた家族を侮辱された怒りも忘れて、恐怖にそまった。
「お、お金なら……」
再び容赦の無い暴力。
教師の蹴りを腹部に受け、吹き飛ぶ体。
仰向けに倒れ、呼吸すら上手くできないほどえづく少女に、下半身を丸出しにし興奮した性器を露出させた教師がかがみよる。

少女の口元に突きつけられた、おぞましい異臭をはなつ汚液まみれの男性器を、痛みと恐怖に負けた少女は震えながら口を広げて受けいれる。

以上投下終了。

元ネタは「らいか・デイズ」っていう4コマ漫画。
色々やらかしている教師は4巻のオマケに載った過去話でなれなれしく肩を抱いて跳ね除けられたり、
「あの体つきは反則ですよ」と同僚に言っていた奴という設定。
0297名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 04:10:54.39ID:4Gaj7ydX
バレンタインにまとめきれず投下できなかったもの
最近集中力が続かなくて困る
0298名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 04:19:25.20ID:4Gaj7ydX
 2月14日。学校に来て、意中の人を待ってみる。
 目が合ったら、つまらないものですが、とでも言って渡そうと思っているプレゼント。
 誰と仲良くする訳でもなく、一人でぼうっと窓の向こうを眺めていることが多い彼は、クラスでも空気と言える。
 外見も特に良いとは言えない。何事にも無頓着ゆえ、無魅力という感じだ。
 でも不思議と、その姿に趣を感じてしまう私がいた。
 何度か話しかけたりしたし、周りの子との会話を取り持ってあげたりもした。
 しかし彼はいつも、つまらなさそうに流す感じだ。
 普通ならそれで相手にするのをやめるだろう。

 彼とは席が隣だった。
 だから、たまに彼を見つめていた。
 そして、そうしていれば彼が何を考えているのか分かるかもしれないと思った。
 ――結局分かることはなかった。
 外を向いているので目が合うこともなく、視線に気づかれてさえいないだろう。
 全部、一目惚れみたいなものなんだろうか?
 恋は初め、自分の中で葛藤のようなものがあると友だちから聞く。
 それが私には、ないみたいだ。

 私は何故この人が気になるのだろうか。それが本気で分からない。
 一度友だちに、彼のことが好きなの? と突っ込んで聞かれたことがある。
 しばらく考えたが、好きになるきっかけがないんだよ、何も。
 だから、分からないけど違うと思う――そう答えた。
 友だちは、ふーん、と言ってそれ以上彼に関わることは言わなくなった。
 みんな彼を、得体が知れないよね、と軽くバカにしたりするが、基本的に興味はないのだ。
 ただ何となく見てしまうのは、私くらいと言って良い。
 今や彼に意識が向いている時、忙しい日常から切り離されたような、穏やかな気持ちすら得られるようになってしまった。

 そして今日はバレンタインデー。
 俗っぽく言えば、女子が男子に様々な思いを込めて、プレゼントを渡す日。
 彼は、異性がプレゼントを渡したいと思うような性質には見えないし、仲良くするきっかけそのものをたぶん嫌がるだろう。
 しかし、私なりにあなたの存在を認めているよ、というちょっとした確認の気持ち。
 それと、もし少し歩み寄ることができたなら、私の悩みが解決するかもしれない。
 そう思ってチョコレートではなくクッキーだが、プレゼントを作った。
 勿論、友だちとの交換用や、仲の良い男子用にも別に持って来ている。
 差別化しないようにしたが、彼に渡すものだけ、気づいたら包装が凝ってしまっていた。
 やはり、特別な気持ちが無意識にでも、あるのだろうか。
 来るのを待ちながら、そんなことを考えていた。

 しかし、彼は学校に来なかった。
 私は空いた机を時々ぼんやりと、恨めしく見つめながら、一日待ち続けた。
 昼を過ぎ、これは遅刻でなくもう欠席かと思って諦める。
 理由は知らないが、学校を休む日もそれなりにあったから、たぶん今日もそれだろうと。
 バレンタインの劣等感が嫌で学校休むなんて、そんななら逆に可愛げがあるのだが、彼に限ってそれはないな。
 と、こんなことを勝手に想像している内はまだ良かった。
 そのまま夕方になるとHRで担任が出てきて、彼の欠席の理由を告げた。

 それを言われた時、少し心がざわついた。
 ……来るはずもなかった。昨日を最後に、転校したというのだ。
 しかもそのことはこのタイミングまで、生徒には内緒にしてほしい、と彼から頼まれていたという。
 担任はそれ以上詳しいことは教えてくれず、そのままHRは終わる。
 クラスも特に動揺しなかった。あ、そうなの、という感じで流された。
 彼の存在感の薄さからすれば似合いすぎる引き際で、感傷に浸るより感心してしまう有様だ。
 そして私のプレゼントも、あっさりと行き場を失った。
0299名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 04:25:06.60ID:4Gaj7ydX
 後で担任に聞きに行こうかとも思ったが、すぐに野暮なことだという結論に達した。
 これは、彼の望んでいたことなのだと思う。
 自分なんて早く居なかったことにしたかったのだ。
 今この結果を彼は知る術はないだろうが、見なくても分かりきっているに違いない。
 もしかすれば、最後にしてやったりという気分なのかもしれない。
 あーあ。
 私だけバカみたいな話だ。

 放課後、委員会の仕事を済ませて教室に戻ると、引き戸の横に女子が立っていた。
「あ、あのっすいません。一年四組の奥村といいます。西川先輩は、来てませんか?」
 もう誰もいない教室に入ろうとすると、突然そう尋ねられて、私は彼女の顔を見た。
「西川衿子? なら部活じゃないかな」
「いいえ、違くて、ですね」
 このクラスに西川という名字は一人しかいない。
 ――昨日までは二人だったが。
「もう一人の西川”くん”は転校したから、もう来ないよ」
「……えっ?」
 予想だにしていなかったという表情だ。
 そしてか弱そうな初見だったのが突然、
「ひ、酷いこと、言わないでください! 先輩が何したって言うんですか!」
 と大きな声で怒りだした。
「なっ、何突然?」
「勝手に転校扱いとか、いじめじゃないですか!」
 どうやら嘘をついてると思われているらしい。

 何とかなだめて事情を説明すると、彼女はすぐにごめんなさいと謝ってきた。
「お昼も来たんですけど、まだ来てない、知らないって言われたので……そう、ですか」
「西川くんに何か用事があったの?」
「チョコレート、渡そうと思ってたんです。今の今まで、転校してるなんて、知らなかった、から」
 誤解を受けた私でも見ていて可哀想なくらい、彼女は気を落としている。
 と同時に、彼にプレゼントを渡すような子がいたということが意外だった。
「失礼かもしれないけど、西川くんとは親しかった?」
 すると力なく首を横に振る。
「ちょっと話をしたことがあるだけです。……じゃあ、失礼します」
 ちょっと、か。
 立場としては案外私と似たようなものだったのかな。
 彼女は真面目に好意を持っていたのかもしれないが。
 小さな後姿が悲しい。

 帰る前、私が持ってきたプレゼントは、使う人のいなくなった机の上に一瞬だけ置いてあげてから、引き取った。
 こんなものここに置きっ放しにしたら、きっと明日見た子が引くだろう。
 捨てるのも忍びないし、あとで自分で食べるか。
 そんなことを考えながら一人、今日一日バレンタインの舞台だったのがまるで嘘のように静かな校舎を通り抜け、靴箱まで来る。
「……?」
 さっきとは別の女子が靴箱の近くに持たれかかり、携帯電話を弄っていた。
 目が合ったので、どうも、と頭を下げる。
「あなた、2-3の子かな?」
「そうですけど」
「わたし、三年の清見花緒って言うんだけど、西川笹治くん、知ってる?」
 結構可愛い方な外見をした彼女が、そう聞いてきたので戸惑った。
「え、っと……ですね」
 そんな私を前に、彼女は携帯をぱちりと閉じる。
「西川くんは、転校、だってね?」
「知ってたんですか?」
「うん。さっき先生に聞いた」
0300名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 04:30:08.10ID:4Gaj7ydX
 三年生ながら今日登校日だった彼女は、やはり彼にチョコレートを持って来て、渡すつもりでいたらしい。
「かれさ、前に文化祭の時、一日中ずっと一人で中庭で景色見ててね。わたし、声かけたんだよ」
「そうですか」
「それ以来、見かけたら何度か、ね。でも、ダメだねぇ……全く答えてくれないというかさ」
 彼はクラス以外での振る舞いも、あまり変わらなかったようだ。
「でも、そういう所が気になっちゃうってこと、あるんだよ。お節介だったんだろうけど」

 しばらく話を聞いていた。
 二人は委員会が一緒で、私なんかと比べればまだまともに会話もしていた。
 彼女は昔から教員に憧れていて、既に進路は決まっているそうだ。
 そんな気質が彼みたいな年下を心配させるというか、放っとけなくさせるのだろうか。
 悪さをする訳ではないが、目に見えて周りから浮いている訳だしな。
 けれども、その彼女が根気よく接してみてさえ、彼の心を開くには至らなかったのか。
「……僅かな望みと思って、聞いて良いかな? かれ、昨日まで何も言わなかった? どこに転校するとか」
「いつも通りでした。話したりはしてないですし」
 すると彼女は溜息を吐いた。
「家の電話番号だけ、教えてもらったことがあるんだ」
 携帯を持っていなかったそうで、それでも、困ったら相談しなよってことで、彼女から頼んでのアドレス交換だそうだ。
 何度かかけたことはあるらしい。
「で、今日学校にいないっぽいから、渡せないかと聞くつもりでかけてみたら」
「はい」
「――おかけになった電話番号は現在使われておりません」

「酷いでしょ?」
 と呆れたように笑う彼女。
 見ているだけで、胸の奥が小さく痛む。
「家に渡しに行ってあげようかと思ってたけど、まーこれは完全に引越してるパターンだよね」
 そうだと思う。
 突然、自分の存在を足跡も残さずに消してしまった。
 誰にもその後のことを心配なんてしてほしくなくて、自分のことを忘れてほしいのだ。
 けれど、大部分は本当に彼に対して無関心だったとしても、彼のことを気にかけていた人は確かにいた。
 気づかなかったのか、目を背けてしまったのかは分からないが、それが、私も当事者の一人だが、空しかった。
「あっと、ごめんね。こんな所で呼び止めて話なんかして。さっ、帰るかっと」
 最後、独り言のように呟いて、彼女は軽く伸びをした。
「ふぅ……先輩として、異性として、きっと力不足だったんだろうな」
「そんなことないと思います」
「ありがとう。あなたみたいな人が彼の近くにいたんだなと思ったら、少し気持ちが晴れたよ」

 恋する人との別れや、届かない思い――いろいろあるが、こういうバレンタインデーのエピソード。
 ”プレゼントを渡せなかった”という類は、切ないものが多い気がする。
 では私は、同情されるべき立場か。
 帰り道、遮断機の下りた踏み切りで立ち止まり、考える。
 彼のことを卑怯だと思う前に、本当に分かってあげようとしていたか。
 その上で突っぱねられたのなら仕方がないが、普段一番近くにいたのは、チョコを渡そうとしていた他の二人ではなく、私だったはずだ。
「ゆうく〜ん」
「どうした、ナナ」
「えへへ〜。寒いから、手握ってほしいなっ」
 線路の向こう側でカップルが――兄妹のようにも見えるが、戯れている。
「えー恥ずかしいわ」
「良いじゃ〜ん。勇気出して大本命のチョコレートあげたんだから、そのくらいさ」
「実感ねーんだよなぁ……ほれ」
 男の方から引き寄せるように手を繋ぎ、体を隣にくっつける。
「……ふふふ、あったかいな」
 といったところで、近くの駅に停車していた電車がやっと目の前を遮る。


おわり
0302名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:23:19.51ID:w9+RYYSZ
こっちでやれと言われたので。
百合モノです。完全に捨てSSになってしまったので手入れすらしてません。
「」や()や地の文も整理してません。
0303名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:23:53.52ID:w9+RYYSZ
憑依されたと言うことですね
ええ、体が熱くなるんです


どんな風に?
息が荒い
小鳥さん、あなたに取り憑いている霊を調べさせてもらっていいかしら?
はい、よろしくお願いします


そう


ちょ、ちょっと何をするんです?


体を見ないと
そ、そんな、困ります
少しで終わるから大人しくしてて
は、はい


体のラインに沿いながら指をしならす。
人指し指は小鳥の唇に軽く触れたあと、クビから肩にかけて皮膚に沿いながら柔らかく撫でる。
その後にねっとりとした吐息を耳に吹きかける。
もちろん感じさせることを意識した上でのこと。


あ、あん…いや…
…続けていい? 必要なことなんだけど?
は、はい


かかったとほくそ笑む。彼女にすれば同業者の側近に近づいただけでも嬉しいのに、小鳥が主である麗華には内緒でエクソシスト近づいてくれたのは願ってもないことだった。


あなた、よく見ると可愛いわね
わ、私は…やめて下さい…あん…そんなとこ…


優しく肩に触れていた指が乳房に移動し始める。もちろん霊気を追って性感帯を探しながら。
彼女は霊気の微かな乱れを感じて人間の性感帯が見えるのだ。


あん、なんで、こんな…
気持ちいいのは普通の事だから気にしなくていいのよ
え、あ…あん…いい
そう、感じたままでいて
あ、ああ、


そして、こうして心にまで入っていく。こうやって触れてしまえば小鳥の愛液の量まで感じ取ることができた。


さらに乳房を何度か揉んだあと、谷間の心臓に手を当てて、小鳥の精神の軸になっている霊気を感じ取る。
0304名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:24:31.63ID:w9+RYYSZ
随分、精神が侵食されている。海外のエクソシスト特有の結界も取り除く。
そして今度は東洋の除霊師特有の結界を張り直す。
ずっと乳房を揉んだままだ。


この作業中、強烈な絶頂を感じるものもいる。
小鳥はどうだろうか、と観察しながらその背中に、優しく腕を回しながら覆いかぶさる。
既に小鳥の上のシャツとブラジャーはまくれ、少し主張した胸が露わになる。


「ん…ちゅぅ…ん…どう?」
「あ、き…気持ちいい…ダメ…なんで?」
ふふそれが普通よ
で、でもおかしいんです…こんなに感じるはず…ないのに…
いいのよ、さ、私に身を任せて、安心して、取り除いてあげるから
あ、あ、ダメ、そこはダメ


股間に手を伸ばし淫らにあふれている場所に指を当てる


あ、あ、あああああああああああああああああああ


全身をうち震わせながら小鳥は歓喜の絶叫をあげながら失禁してぐたりとなった。


その瞬間だった。


「…やめなさい」


彼女の首の横にヒヤリと冷たい金属が当てられていた。


「動いたら首を切ります」
「しゃべるのはいいのよね?」


その人影に彼女は動じない。わかっていたからだ。
人影は西洋の使用人の格好をしていた。小鳥が訪ねてきた格好と同じだった。
シックの青紫のメイド服。程よく体を強調させた格好はよく知っている人物だった。
長い髪を後ろで結んだ女性は切れ目で整った顔立ちで、同性の彼女から見ても美人に属するものだった。


「相変わらずいい性格してるわね。これだけのことをしておきながら…」
「小鳥ちゃんのこと? 可愛いね彼女。もう少しで落とせたのに」
「く…今回のことは私のミスよ…あなたが相手とは…」
「あはは、反省会より首の横の冷たいものをどうにかして欲しいなあって。あ、まだこのロザリオ使ってたんだ」
「あ、動かないでって…!」


スルリと首に当てられた小さな銀のロザリオをくぐったあと、そのメイド服の前に立つ。
0305名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:25:41.56ID:w9+RYYSZ
「鐘やん、久しぶり。留学は楽しかった? 何年ぶりだろ」
「そのアダ名を呼ばないで!」
「いいじゃん、感動の再開なんだしさ」
「あ、あなたね…」


微かに頬を引きつらせているメイド。
鐘ヶ江は彼女の旧友だった。


「ほら、怒んないで。美人が台無しだよ」
「千明…」


彼女。千明奏(ちぎら かなで)。霊能力者の巫女。
目の前の鐘ヶ江も大層な容姿だが、さらに輪をかけた悪魔的な美しさを持っていた。
純粋な長い黒髪に整った目元。それでいてどことなく神秘性がある。そんな女性だった。
ちなみに下には弟の清彦と妹の舞がいる。


「小鳥にしようとしたことはわかるわ」
「あはは、能力バレちゃってるからね」
「何が、あはは、よ。小鳥を支配下に置いて何するつもりだったの?」
「いや、ナニを…」
「…っ!」


ロザリオと殺意を向けられる。その小さな銀色のものはミスリル製で刃物としての殺傷能力があることを奏はよく知っていた。


「じょ、冗談だってば…」
「私の気持ちを知った上でしてるのよね?」
「ご、ごめん」
「謝らないで!」
「でもさ…」


奏が何気なく続けようとした時、ぎょっとした。鐘ヶ江は目を泣いていたのだ。
目に涙を浮かべ瞼をこすりながら。年端も行かない少女のように隠す素振りも見せず。


「ちょ…なんで…」
「私があなたを好きなのを知ってて」
「…わかってる」
「それでも仕事が大事? 小鳥をこんな風にしてまで、お嬢様の」
0306名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:28:13.58ID:w9+RYYSZ
あとはプロット兼あらすじの原形

裏設定スレの方がいいのかも知れないけど…

神社で起きた時での博美への嫉妬から
兄はこのひととけっこんするんだ
というぜt某
でもわたしだって
くやしい
兄との修行
自分の方が脳ry区高かったのに
やさしくしてくれる
じぶんののうりょくはことだま
それもかなりのクラス
でもひろみには勝てない
自分の方が上なのに
なんかおかしくない?
私の方が上なのに
曽於時声が聞こえる
力がほしくないかと
そしてその力があると
またこの声か
ここにきてからなんだもする
たぶん悪霊
こんなのにかまってられない
いつもなら無視するのに
お前の方が奴より上だ
兄と結ばれることはおかしなことではない
お前がかってにおもっていることだ
出す気はないか
神社の結界をきるだけでいい
勝ちたくないのか
私なら勝たせられる力を持たせてやる
何、お前の力にしてしまえば
いざ追い出す時になっても追い払える力があるだろう
大丈夫
うそよ
本当だ
あの女と兄との情事を見せてやろう
やめて
ああ
くやしい
くそくそくそなんで妹なんだろう
わかったわ、やるわ
ただし私の力をあまくみないでね
あの女より私の方が上なんだから
ああ、わかってるお前の方が上だ九九九
だが、この力はお前が除霊氏と成功すると無くなるを覚えておけ
ふん、そんなのいらないわよ
力尽けたら追い出してやる
入ってくる
0307名無しさん@ピンキー2013/03/10(日) 02:33:25.03ID:w9+RYYSZ
結局、魅力的な姉キャラを作ることができなかった

供養終了
0309名無しさん@ピンキー2013/03/31(日) 10:12:20.54ID:abIbk/QL
本スレに投下しなくてよかったよ
確実にぶっ叩かれていた
0310名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 19:03:49.97ID:hdmEAAV2
FEスレに投下しようと思ってた一発ネタ。
どうしても書けない部分があって寝かせているうちに、
ネタ元のレスがあったスレが流れてしまったのでここに投げ。
0311ア・カインド・オブ・セーメーキューシュー・ナイト2013/05/29(水) 19:05:04.88ID:hdmEAAV2
イーリス城内。真夜中。
移動力が激減しそうな強い雨の中、ユニ男はとある一室に呼び出されていた。

部屋には寝台と小さなテーブルが1つ。
設えは絢爛ではないが、王城を名乗るには十分なぐらいには瀟洒である。
そう、そこは何の変哲もない客間だった。
……ただ、広いとはお世辞にもいえないこの部屋に10人の女たちがひしめいていることを除いては。

ミリエル、マリアベル、ティアモ、ノノ、サーリャ、アンナ、チキ、インバース、シンシア、デジェル。
10人の女たちは不思議なことに皆一様にダークナイトの職に就いていた。
「こんな夜中に呼び出して、何の用だ?」
ユニ男の問いに、女たちは10方向サラウンドで答えた。
「生命吸収の訓練をさせてほしいの」

生命吸収とは倒した相手のHPの50%を己の物とするスキルである。
そんな事はユニ男だって知っている。
だが、なぜこんなところで? こんな平和な城内で、どうやって生命吸収の訓練をするのだろうか……?

そんなユニ男の脳裏に浮かんだ疑問を知ってか知らずか、10人の女たちはそれぞれに身を寄せてくる。
「嫌とは言わないわよね、ユニ男」「生命吸収は学術的に必要なことなのです」
「そうそう、ガクジュツテキに必要なんだよ!」「だから生命吸収させてほしいのよ」
「もちろんさせてくれるわよね」「生命吸収させてくれたら、イイことしてあげるわぁ」
「させてくれなきゃ……呪うわ……」

ティアモとマリアベルが柔らかな頬を寄せ、ミリエルが眼鏡を煌めかせ、ノノとシンシアが足元にまとわりついてくる。
チキとサーリャの豊満なバストに挟まれた腕はアンナに握られ、デジェルは珍しく鎧を脱いで頬をすり寄せてきた。
豊満なバストを押し当てるように後ろから抱きついてくるインバース。
10人の体臭が混ざり合ったかぐわしい匂いは並みの男ならばそれだけで必殺の一撃されてしまうぐらいの色香を放っていた。

しかし、ユニ男は動じない。この状況に怪訝に首を捻るばかりだ。
10人の美女に囲まれたこの状況は、並みの男ならばそれだけで必殺の一撃されてしまうぐらいの羨ましい状況だろう。
だが、百戦錬磨のユニ男の直感はこう告げていた……ヤバイ!キケン!
その証拠に、見よ、トールハンマーもかくやという稲光に照らされた女たちの顔を!
女たちは10人ともヴァルターめいた目でユニ男の事を見つめている!

ユニ男はさりげなく女たちを引きはがしながら己に問う。この戦況をどうやって変えればいいのか?
ユニ男の選んだ戦術は――走為上。三十六計逃げるにしかずというやつだ。
なに別に恥じることはない。魔符の英雄・賢王リーフだって逃亡に5MAPも費やしたではないか。
『逃げるが勝ち』とは歴史的に重要な戦術なのだ。
ユニ男は女たちを押しのけて後退した。そして囲みを突破するとドアノブに手をかける……!

その時だ!
「あーっ、逃げた!」シンシアが叫んだ。

女たちの対応は素早かった。
「イヤーッ!」デジェルが強烈なタックルをユニ男にかまし、ティアモはその隙にドアノブを奪取した。
倒れたユニ男にチキを始めとする女たちがのしかかり、その動きを封じようとする。
だが、なんという逃走にかける執念だろう!
限界突破まで鍛え上げられたユニ男の肉体は、5人の女たちにのしかかられてもなお、入口を目指して匍匐前進を続けている!

「このままでは、押さえきれませんわ!なんとかしてくださいまし!」マリアベルが叫ぶ。
「わかったわ」とアンナが答える。「こんなこともあろうかと仕入れておいた商品があるのよ」
アンナは懐から一冊の本を取り出した。
その本は……ああ、なんということだろう! その本の名は……!
古代アカネイアにおいて悪の司祭ガーネフが使っていたという暗黒魔法、マフーの書である!

「ふふ、これならまちがいないわね。逃がさないわぁ、ユニ男!」
インバースに手渡されたマフーの書から、おびただしい怨霊が立ちのぼる!
実体を持たない白い影は標的の体中にビグルめいて絡みつき、ユニ男は身体の自由を失った。
0312名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 19:06:04.79ID:hdmEAAV2
抵抗ひとつ出来ないまま、ユニ男は丸太のように寝台の上へと放り投げられた。
スターライト・エクスプロージョンじみた柔らかな寝台に受け止められながら、ユニ男は
円陣を組むように己を取り囲む、女たちを見上げた。
地に落ちたガイアの高級菓子に群がる蟻めいてユニ男に迫る女たち。
儀式めいた忍び笑いが10の唇の端から漏れ、20本の手がユニ男へと伸びた。
これはなんだ? 果たして女たちは一体何をする気なのか……?

……賢明なエロパロ板の住人の皆様は、既にお気づきであろう。
そう、女たちの目的は生命吸収である。もちろんエロパロ的な意味での。
ユニ男を必殺の一撃し、白いHPを吸収する。そのためだけにこの10人は集まったのだ!
何という背徳であろう!ナーガ!

女たちの手によって、見る間にユニ男の服は脱がされた。
下着からまろび出たペニスを見た女たちの歓喜の声が部屋の中に響き渡る。
「男の人のおちんちんを見るなんて、何千年ぶりかしら」チキが微笑んだ。
「私は初めてよ。変な形をした器官よね」
とデジェルがだらりと垂れたモノを手に取る。そして、はたと動きを止めた。

「……で、どうすればいいの?コレは」
「私の研究によると、『こう』すると良いそうです」
デジェルの問いかけに、卑猥に手を上下させてミリエルがお手本を示す。
「そうなの。じゃあやってみるわ」
槍を持つかのように力強くと肉槍を握りしめる!

「イヤーッ!」デジェルの手が天空のように激しく前後!「グワーッ!」
竿を握りつぶさんばかりに込められた力は快楽どころではない。激痛!

(ここが書けませんでした)

しゅっ!しゅっ!しゅっ!しゅっ! 激しい手淫は止まらない。
物理的な刺激に、ユニ男のペニスは徐々に勃ち上がった。

そして固くなり始めた肉槍にデュアルアタックをかけるのは天才ティアモである。
赤黒い亀頭をぱくりと頬張る。
「んちゅ……ひどいじゃないユニ男! じゅるる……何も、ぷはぁ、逃げなくたって……!」
ティアモの疾風迅雷! 天才は舌技や口技もまた天才であった。
全く身動きが出来ないというのに、ユニ男の股間のモノは見事なヴェルニの塔めいて勃起した。
まさに古の暗黒魔法の神秘である。

「えーっ! これ、入るかなぁ?」
「入るかな、じゃないわ……入れるのよ……」
「じゃあ誰から行くかそろそろ決めましょうか」

女たちは即席のくじで順番を決めた。一番手はマリアベルだった。
にじり寄る金の縦ロールがゆらゆらと揺れる。
「ンーッ! ンーッ!」
マフーの影響下ではあるが、かろうじて、ユニ男は首を小さく左右に振ることが出来た。
マリアベルと目が合い、ユニ男は視線で語りかける。
苦し紛れの意思表明。ノー逆レイプ・ノー生命吸収。これで拒否の意が伝われば良いのだが。
しかし、マリアベルは無情にもこう言い放った。
「今更往生際が悪いですわ、ユニ男。さあ、そろそろ覚悟を決めてくださいまし!」
0313名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 19:06:38.34ID:hdmEAAV2
マリアベルは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
マリアベルはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

ミリエルは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
ミリエルはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

チキは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
チキはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

アンナは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
アンナはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

インバースは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
インバースはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

サーリャは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
サーリャはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

ティアモは服を脱いだ。そのバストは豊満ではなかった。
ティアモはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

ノノは服を脱ぐ。そのバストは豊満ではなかったが、ティアモよりは若干あった。
ノノはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

デジェルは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
デジェルはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。

シンシアは服を脱いだ。そのバストは豊満であった。
シンシアはユニ男のそそり立ったペニスの上に跨がると、生命吸収を発動させた。
「イヤーッ!」「ンアーッ!」
必殺の一撃!なんという締め付けだろう。ユニ男はたちまち射精した。
0314名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 19:08:06.84ID:hdmEAAV2
絶頂に次ぐ絶頂に、ユニ男は肩で息をついた。もう身体が限界だった。
10人に搾り取られた輸精管はひりつく痛みに悲鳴をあげ、金玉からは赤玉が出る寸前である。
しかし、女たちはそんなユニ男の様子など目を留めもしない。
生命吸収を終えて先ほどより幾分かつやつやとした女たちは、
まるで『輸送隊のこわれたやり』のようにユニ男のことをうち捨てて、思い思いのことを口にするばかりである。

「こ、これが生命吸収ですの?」
「ふふ、ごちそうさま♪」
「若い男の精液……いいわぁ」
「これで、ユニ男の子供……孕むわ……」
「なるほど、これが生命吸収なのですね。実に興味深いスキルです」
「思ったより良い運動になるわね。何かの訓練になりそうだわ」
「実際やってみると、たいしたことなかったねー」
「ま、まさか、ノノにまで負けるだなんて……っ!」
「ノノこうみえてもオトナだもん!」

ユニ男は天井をぼんやりと見上げながら、ぐったりと10人の女たちの会話を聞いていた。
なぜ任天堂は、自分を誰とでも結婚できるようにしたのだろうか。
もしかして、このゲームに結婚システムが無ければこんな目には遭わなかったのだろうか?
視界がぼやけ、意識が段々と遠ざかっていく――。

薄れゆく意識の中で、チキの死刑宣告めいた声がぼんやりと聞こえて来る。
「ねえ、もう少し生命吸収したいと思わない?」
「そうですわね。まだ吸い足りない気がしてましたの」
「ユニ男、今夜は寝かせないわよ……」
無邪気な声とともに再びくじを引き始める女たちのシルエットに、
快楽地獄がまだまだ終わりそうにないのを、ユニ男はひしひしと感じ取っていた。

<終>

以上です。なむなむ。
0319名無しさん@ピンキー2014/04/03(木) 22:42:54.79ID:3g5clLE/
保守
0322名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 19:44:45.96ID:qSF9gNM+
ハーレム───

その言葉に憧れ、夢想する男は決して少なくないだろう。
美女や美少女に囲まれ愛し愛される夢のようなシチュエーション、それは男の永遠のロマンと言ってもいい。

だがしかし。それがもし現実になったとしたら?
あなたならどう受け止めるだろうか。楽しむか?困惑するか?疑うか?拒絶するか?それとも───


「すみません、ここで降ります!」

 車内に青年の声が上がって間もなく、バスは緩やかに停止した。

道際に簡素な看板を掲げたバス停の前で青年を降ろすと、エンジン音を鳴らしながらバスは立ち去っていった。
青年がリュックの肩ベルトを直し、歩き始めたその時、何者かが話しかけてきた。

「ねぇ、あんた山の別荘に行くの?」
それは癖のある赤いショートカットの少女だった。
歳は15、6くらいか。可愛らしいが気の強そうな顔立ちで、ラフな軽装にエプロンを纏っている。
バス停の真ん前には売店が立っていて、どうやら彼女はそこの売り子のようだった。

「ああ、そうだよ。しばらくの間、家族とそこで過ごすんだ」
「ここは初めて?」
「初めてだけど大丈夫さ。こういうところで過ごすのは初めてじゃないからね」
「ふーん」
少女は腕を組みながら青年の話を聞いていた。

「ところで君はその店の店員かい?」
「うん、そうだけど」
「僕はアルフレド。客になるかもしれないから、その時はどうかよろしく」
「アタシはサリア、入り用があったら当店をどうぞ御贔屓に♪」
サリアはエプロンの両端をつまみ上げながら、冗談っぽくお辞儀をした。

「そうだね、じゃあまたいつか」
アルフレドは笑みを返すと、別荘に向かって歩き出した。
徐々に小さくなっていくアルフレドの背中を眺めながら、サリアがつぶやいた。

「またいつか、ね……気楽なもんね…」
そして彼女は踵を返して店内に戻っていった。


車道から外れた山中の路を進むこと約15分、アルフレドは目的地にたどり着いた。

「ここか、今度の別荘は…」
目の前の建物を眺めながらアルフレドはしばし見入っていた。
ある貴族によって建てられたというその別荘は木造の平屋であったが、頑健な石垣の土台の上に建てられたそれは
しっかりとした造りで風格を感じさせる代物で、その佇まいは厳かな雰囲気を漂わせていた。
0323名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 19:46:43.19ID:qSF9gNM+
(これから夏休みの間はここに住むのか、いい思い出ができるといいな、)
アルフレドはそんなことを考えながら、別荘の玄関に向かった。

「あれ…?」
玄関に着いたアルフレドが扉の鍵を開けようとしたとき、なんとは鍵はすでに開いていた。

「先に着いたのかな…?」
意外な状況にアルフレドは訝しむ。
いつもなら鍵を渡されるアルフレドが先に着いているのだ。
まあたまにはこんなこともあるかもしれない、そう考えながらアルフレドは別荘に入った。

果たして、外から感じた雰囲気は別荘の中でも同じだった。
様式美と風格を兼ね備えた見事な内観を目の当たりにし、これは人に貸していいものなのだろうかと
アルフレドはふと思ってしまう。
しかし貸りてしまったものは仕方がない。アルフレドはとりあえず自分の部屋を決めることにした。

(やはり朝日の見える部屋だな)
別荘の外と中との位置を脳裏で照らし合わせながら、お目当ての部屋を探す。
そして目的の部屋の前に向かうと、アルフレドはノック無しでドアを開けた。


「え……?」
「え?」

勢いよく開けたドアの向こう、アルフレドの視界に飛び込んだのは一人の少女だった。
そこに少女がいたのも驚きだが、彼女の姿にアルフレドは絶句した。

何と少女は全裸だったのだ。

手に下着とおぼしき物を持っていたが、少女自身は全く何も着けておらず、その柔肌も、それなりに育った乳房も、
それなりに育った肢体も、それなりに生えている大事なところも、すべてをアルフレドの前にさらけ出していたのだ。

「………」

気まずい空気に支配され、沈黙する二人。

全く予想だにしなかった事態に、アルフレドの思考は完全にフリーズしていた。
少女の方も突然の事態に自らの恥部を隠そうともせず、そのままのポーズで固まってしまっていた。

永遠の如き重い沈黙の時。それを破ったのは少女の悲鳴だった。

「いぃいいやあああああ━━━!!!!」

少女はそばにあったボストンバッグをつかむと、物凄い勢いで振り回してきた。
「ま、待って!これは何かの間違いで…」
「うるさ━━い!!」
羞恥と怒りで顔を真っ赤にした全裸の少女が、アルフレド目掛けてボストンバッグを振り下ろす。
かわす間もなく頭部を強打され、アルフレドの意識は闇の中へと落ちていったのだった───
0324名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 19:48:55.24ID:qSF9gNM+
(ま、待って、これは何かの間違いで…)
(うるさーい!!この痴漢!!変態!!泥棒!!変質者!!)
(違う、違うんだ、僕はこの別荘の…)

(これでもくらえ━━━!!)
(うわああああ━━━!!)

「──はっ!?」
夢の中でボストンバッグが頭上に打ち下ろされた瞬間、アルフレドは意識を取り戻した。

「お目覚めになりましたか、アルフレド様?」
頭上から女性の声がアルフレドを呼んだ。
「あ…えーと……」
「怪我はありませんけど、しばらく安静にしてくださいね」
「そ、そうですか」
「あと、この手を離してくれると大変有り難いのですけど…」
「手…?」
女性に言われてアルフレドは自分の手を見た。

アルフレドの両腕は上に掲げられていた。
夢の最後、アルフレドはボストンバッグを両手で受け止めようとしていた。
そして受け止めた瞬間に目を覚ましたのだ。

しかし、今アルフレドが手にしているのは固いボストンバッグの感触ではなく、柔らかく豊かで、指を押し返す肉の感触だった。

「ああああ」
アルフレドは現在の自分の状況を知り、愕然とする。
仰向けに横たわったアルフレドの頭は、女性の膝枕の上にあった。
そして夢の中でボストンバッグを受け止めた彼の両手は、膝枕をしている女性の乳房をつかんでいたのだ。

「す、すすすすみません!!」
手を離し飛び起きたアルフレドは、ベッドの上の女性に頭を下げた。
「寝ぼけていたとはいえ、こんな破廉恥なことをして、本当にすみません、せっかく看病までしてくれたのに…」
「いいんですよ。元はといえば娘のせいですし、わざとじゃないのはわかってますから」
「娘?」
「ええ、アルフレド様を不審者と勘違いしたのは私の娘です。私もいささか不注意でしたけれど」
そこでアルフレドは肝心の疑問に気づいた。この母娘は一体何者なのか。

「あの、さっきの今で申し訳ないんですが、」
「はい?」
乱れた胸元を直す女性にアルフレドが尋ねる。
「あなた方は誰なんですか?ここには僕と両親が使うはずなのに、なぜあなた方がいるんですか?」
他にも聞きたいことはあるが、とりあえず相手の素性とここにいる理由から知りたかったのだ。

「やはり気になりますよね、では……」
女性はベッドから降りると、身なりを整え、姿勢を正し、アルフレドに向き合って答えた。
0325名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 19:51:21.01ID:qSF9gNM+
「お久しぶりです、アルフレド様。私はマイア=エッセンと申します。
昔、アルフレド様の父上様に主人ともどもお世話になって、今回はその縁でアルフレド様のお世話を任されました」
「世話を任された…?」
「はい。父上様と母上様は急用にて来られないということで、急遽アルフレド様のお世話を頼まれたのです」
女性ことマイア=エッセンは簡潔に素性と別荘に来た経緯を述べた。

「急用って……一体何があったんだ」
「よくは存じ上げませんが、今日あたりここへ連絡をよこすとのことで…」
「そうか……で、マイア、さん?さっき久しぶりって言ってたけど、僕と会ったことがあるの?」
「はい、アルフレド様の父上様がコンフュールにいた際、近所同士だったんですよ。
アルフレド様はよく私のところに来ては娘と遊んでくれたんですよ」
「娘…まさかさっきの子は……」
「はい、私の娘でミア=エッセンといいます。今年15で、ミドルの最後の夏休みなので一緒に連れてきました」
「そうか…ミア……なんか思い出してきたぞ……」

アルフレドの脳裏に10年前の記憶が浮かび上がる。
そう、両親が留守がちだったあの頃、アルフレドは近所のある家によくお世話になっていた

気さくな主人に美人で優しい母親、そしてお転婆な娘。
特に娘にはやたら振り回されたような気がする。

(ああ、今日はボストンバッグを振り回していたな…)
彼女のお転婆は変わってないのだと、アルフレドはつくづく思った。
最後に別れてから6年、まさかこんな形で母娘と再会するとは考えてもみなかった。

「先程は娘が手荒な真似をして申し訳ありません、私の方からもしかと注意しておきます」
「あ、いえ、僕も気をつけるべきでした。まさかミア、いや娘さんがいるなんて思ってなかったですから」
実のところアルフレドに非は無いのだが、裸を見ておきながら自分は悪くないというのは気分のいいものではない。
だからお互い痛み分けということにしておきたかったのだ。もっとも、ミアの裸がどうだったのか
アルフレドは全く覚えていないのだが。

「お気遣い感謝します。これからはこのような失礼のないよう気をつけますので、どうか宜しくお願いします」
「いえいえ、僕こそこっちの都合で呼び出して申し訳ない、どうか昔のように気楽に付き合って下さい、」

こうしてアルフレドは、マイア、ミア母娘との思いがけない再会を果たしたのだった。
0326名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 19:58:37.02ID:qSF9gNM+
「ところでマイアさん、ミアはどうしてます?」
「あの子なら下の売店に買い出しに行きました。そろそろ帰ってくる頃かと…」
「そうですか」
「それより横になって、あとしばらくお休みになってください」
「でも掃除や夕飯の支度が…」
「それは私とミアでやっておきますから、どうか安静に」
「……わかりました」
「よろしい♪」
マイアの有無を言わせぬ物言いにアルフレドはやむなく従った。
容貌はそれなりに年を重ねたが、まだ美しいと思えるし、しっかり者でさっぱりしたところは相変わらずだ。
アルフレドがベッドに横になって毛布を被ったのを見届けて、マイアは仕事に戻っていった。

ミアに強打された部分を触ると、ズキンと痛みが走る。
内出血が無ければいいが、と思いながらアルフレドは昔の記憶に想いをはせる。
マイアは幼いアルフレドを邪険にはしなかったが、ミアとよく家事の手伝いをさせていた。


ここまで、以上ハーレムスレ投稿予定だった出来損ないでした
0328名無しさん@ピンキー2016/07/08(金) 10:46:34.47ID:HPnBP5ky
なんか、TSFの予定だったが、男子が男子性描かれてねーな、となったのと、母ちゃん気持ち悪くなったのでお焚上げする。

1
──なぜ。どうして。
有里は自分に起こっている出来事をただ自問していた。
拘束された両腕、下腹に与えられる感じたことのない刺激。控えめな胸元の膨らみは節くれだった男の指先に弄ばれている。
少し離れた場所に立った女の顔が目に入るたび、なぜ、という有里の思いは深まった。
けれど、問いの答えを聞きたくはない。見下ろす優しげな女の笑みに、有里は怯えた。
女は、有里の母親であるはずの存在だった。



少年は絵筆を握り、校庭を見下ろす。色素の薄い髪が陽に透けて、少年の中性的で華奢な印象を強めていた。
視線の先には、陸上のスタート練習をする少女の姿がある。
少女は、視線に気づくと、少年の方へと顔を上げた。
「有里ー! あとでそっちいくー」
ポニーテールを揺らしながら、少年に腕を振る少女に、少年も手を振り返す。
「真希! 練習集中しろよ!」
その声に、少女はイタズラっぽい笑みで応じると、練習の列へと駆け戻る。
少年は、眩しげに目を細めて、少女を見送った。



「大会終わったらさ、引退なんだよねー」
唇を尖らせる真希に、有里は苦笑する。
「まだ走ってたいんだな、真希は」
「ったりまえじゃん、あーその上、もうちょっとすると受験とか信じられーん」
「でも、真希は高校は推薦でしょ?」
「まーそーなんだけどさー。有里と同じ学校がいいんだけどな、ホントは」
幼なじみ同士の他愛のない会話は、最近少しずつ進路だとかの少し先へのどことない不安がにじみはじめている。
けれど、この時、有里の頭のなかを占めているのは真希のその不安とは少し違ったものだった。
「……なんか、有里元気なくない?」
少し前を歩いていたはずの真希が、いつの間にか有里の顔をのぞきこんでいた。
有里は真希から軽く目をそらす。
「……あ、ああ。今日、母さんと会わなきゃいけなくてさ」
真希は不興げな表情を浮かべ、吐き捨てるように言う。
「えええええ、何ソレ。そんなん会ってやる必要なくね?」
真希は、有里が半ば育児放棄に近い状態に置かれているのを知っている。
母子家庭にも関わらず、家に帰ることの方が稀で、有里は母親の姿を年に数度見かけられればいい方だった。
「いや、高校行くのに書類とかさ」
「あー、そっか。面倒くさいな」
真希は、気の毒とでも言いたげにため息をつく。こちらを向いて後ろ歩きをしていた真希は、くるりと踵を返す。
そんな真希を見つめながら、有里もふっとため息をつく。
実際、有里自身もあまり母には会いたくはなかった。母への違和感めいたものが有里のなかに横たわっていたからだ。

夕暮れ時に迫る闇が有里の気分までも暗く覆うような気がした。
0329名無しさん@ピンキー2016/07/08(金) 10:46:50.20ID:HPnBP5ky
2
母に呼びつけられて、有里は巨大な白っぽい箱としか呼べないような建物の入口をくぐる。
無機質なその人工物に、有里はいつも怯みそうになる。中学に上がってから、何度か訪れているはずだが、いつまで経っても慣れない。
ここに来るたび貧血を起こしたりして、点滴を受けたりする羽目になっているせいかもしれない。
ぼんやりとそんなことを考えながら、有里は母のいるはずの部屋の扉を開いた。
室内に入ったとたんに煌々と影すら打ち消すような蛍光灯の光に照らされ、有里は目眩を起こした。
と、見知らぬ男の腕が延びて、抱え上げられる浮遊感とともに、奇妙に優しげな母の顔が迫る。
整った顔立ちと赤い唇。よく整えられた指先の爪。注射器の針の光。
チクリとした腕の痛みとともに、有里の意識は途絶えた。



寒さに身体を丸めながら、有里は目を覚ます。頭が重い。自身の格好が目に入り、有里は顔をしかめた。
着ていたはずの制服ではない、手術着のようなもの。
震えながら、台のようなものの上で一層身を縮める。
ふと、二の腕に得体の知れない感触がある。自分の胸元の奇妙な柔らかみ。
──何?
襟を少し浮かせると、視線の先にあるものに有里は絶句した。
二つの膨らみ。それは小さいながらも、存在感を主張していた。そして、自分が慣れ親しんだはずの股間のそれは、跡形もなかった。
「あ、あああああ、あ」
叫ぼうとして、声がかすれた。間抜けな響きの自分の声は、かすれていても、本来の自分の声よりもずっと高い。
──きっと夢なんだ。
目に映る景色がにじむ。涙が溢れて、その感触が鼻筋を伝い、これは夢ではないのだと把握させる。
目を見開き、胎児のように丸めて震えながら、有里は呻くような泣き声を上げた。



どの位の時間が経ったのか、泣き疲れた有里が鼻をすすった時だった。
唐突に素足に体温を感じた。驚いて起きあがろうとする有里の身体をいくつもの腕が抑えつける。
無理やり仰向けにされると、頭上で腕を拘束される。
やめろと幾度となく叫んでも、無駄だった。声が完全に嗄れただけだった。
「有里、目を覚ましてくれたんだ」
音だけは優しい、母の声。
手袋を装着しながら、笑みを向ける母に、有里の身体は強張る。
「あら、だめ。力を抜かないと。痛いでしょう」
そう言いながらもお構いなしに、有里は陰部の外側を広げられる。外気に晒される感触が気持ち悪い。
じっくりと母の視線がそこを観察する。
0332名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 13:45:24.08ID:7wWdfNRB
ある同人ゲーの二次ですが、何処へ投げればいいのか分からず、またあまり自信も無いのでここで供養させていただきます。
0333名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 13:52:24.93ID:7wWdfNRB
「やああぁ!」
 渾身の蹴りが男の頭に直撃する。苦しそうな呻き声を上げ、男は床に叩きつけられた。
「これで……終わりかな?」
 辺りを見回し、敵がいないことを確認すると、少女は、大きく息をついた。ツインテールに結んだ桃色の髪が揺れる。
 少女の名前はさくら。元気で活発な高校生である。数年前に両親が他界し、今は中学生の妹と2人暮らしをしている。親を失った悲しみは深かったが、妹と一緒にそれを乗り越え、仲睦まじく毎日を過ごしていた。
 そんな彼女がなぜ、夕暮れの廃校に1人でいるのか、それは今朝、J≠ニいう謎の人物から届いた1通の手紙が始まりだった。

―――私はお前の両親の死に関わっている。

 ある日、彼女の両親は突如として行方不明になった。そして、やっとその行方が判明した時には、2人ともこの世にいなかった。それどころか、見るのも憚られるような無残な姿で発見されたのだ。
警察が捜査するも、犯人の手がかりは何1つ得られなかった。こんな事をした犯人を憎々しく思いながらも、結局さくらは諦めるしかなかった。
 そして、突然この手紙が舞い込んできた。どうして今さら?いったい何者なのか?さらに、警察に連絡をすれば、もう2度と真相を知ることができないだろうという旨の追伸まである。数々の疑問と警戒心が彼女の頭に浮かぶ。
 1度は犯人探しを諦めた彼女はしかし、両親を殺した犯人を許した訳ではない。彼女が選ぶ答えは決まっていた。そして、次の日、彼女は指定された廃校へ1人で潜入したのである。
 そこで待ち受けていたのは、人間に似ても似つかない生き物や、普通よりひと回りもふた回りも大きな虫など異常な生き物であった。幼いころから格闘術を学んできたさくらは、今さっきどうにか彼らを撃退したのである。
0334名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 13:54:54.23ID:7wWdfNRB
 廊下に伏した男を見る。皮膚は灰色に変色し、身体は所々ゴツゴツしており、およそ人間とは呼べなかった。顔の形から、辛うじて人間らしさと性別が分かるだけであった。
 さらに、横には子犬ほどもある蜘蛛が伸びている。これも彼女が倒したものである。彼女はそこまで苦手では無かったが、嫌いな人が見れば卒倒する代物であるのは間違いなく、ここまで大きな蜘蛛は自然界にも存在していないだろう。
(この生き物は一体……?手紙の送り主、J≠ニ関係が……?)
 疑問ばかりが増えていく。顎に手を当てて、彼女が足を踏み出した、その瞬間、
「――っ、きゃあ!?」
 バン、という音と共に横のロッカーが開き、先程と同じ蜘蛛が飛び出してきた。不意を突かれ、さくらはそのまま押し倒される。
「こ……っの!」
 さくらは足をじたばたさせて振り払おうとする。しかし大蜘蛛は、その足で彼女の腰をがっちり挟んで離さない。そして、牙をキチキチと打ち鳴らしたかと思うと、彼女に噛み付いた。
「うあっ、くうっ!」
 彼女は突然の刺すような痛みに、顔を歪める。びりびりと痺れるような痛みが下半身に走る。咄嗟に傷口を見る。焼けるように熱いはずなのに血は出ていなかった。
「あ、あれ……。ふっ、んっ!……どうして……?」
 ところが、改めて振り解こうとしたが、彼女の足はピクリとも動かなかった。まるで下半身だけ眠ってしまったかのようである。
(まさか、この蜘蛛が毒を……)
 彼女の想像通り、この大蜘蛛の牙には神経毒があり、噛み付いた獲物を逃さないように痺れさせるのである。彼女の背中に、ひやりとした汗が流れる。
 手を使って必至に取り払おうとするが、上手く力が入らない。それどころか大蜘蛛に押し負け、逆にうつ伏せに抑え込まれてしまった。
0335名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 13:56:33.44ID:7wWdfNRB
(私……食べられるの……?)
 あの牙に噛みちぎられる。苦痛と死のイメージが頭に浮かび、さくらは顔をこわばらせる。しかし、幸か不幸かそのイメージは裏切られることになる。大蜘蛛が制服のスカートを捲り上げたのだ。
「あ、え……?ちょ、ちょっと……!?」
 驚き、そして一拍後に羞恥の声をあげる。まさかこんな状況でセクハラのような仕打ちを受けるとは思ってもいなかった。大蜘蛛は2本の足を巧みに使い、下着越しに彼女の秘部を擦り始める。そして、口はお尻を舐めるように這っていく。
「くぅっ……んっ!」
 予想外の攻めに困惑を隠せず、彼女は反応してしまう。硬質な足は、割れ目に沿って繊細になぞっていく。ブラシのような口は、お尻の形を確かめるように。焦れるほどゆっくりと、それでいて滑らかに愛撫していく。
「ん、はあぁっ……」
 知らず、艶めいた声が漏れる。胸の奥が、下腹部がじんじんと熱っぽくなっていくのをさくらは感じていた。豊満な双胸の先が硬くなっていき、穢れを知らない花弁が綻んでいく。いつしか、愛撫に合わせて湿った音が交じるようになっていた。
(こんなのに、感じてるの……)
 虫相手であるにも関わらず、彼女は女性として悦んでしまっていた。悔しさに歯を食いしばり、キッと大蜘蛛を睨みつけることで、どうにか堪えようとした。
 その意思を嘲笑うように、冷たい爪が膨れた芽を引っ掻いた。
「ひゃああぁぁ!?」
 ビリビリッ!と電流が彼女の身体を駆け巡った。大蜘蛛はそこをさらに弄ぶ。充血したそこに触れられる度に、思考が快楽に呑まれていく。無垢な少女にとって、刺激の強すぎる攻めであった。悔しさを込めた視界も涙で滲んでいき、桃色の奔流に流されていく。
0336名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 13:58:40.33ID:7wWdfNRB
(だめ……のまれちゃ……う)
 もはや少女は大蜘蛛の玩具ようであった。擦れば呻き、舐めれば艶めき、突けば嬌声を上げる。抵抗の意思は形ばかりで、その愛撫に悦び、震えていた。
「あ…………」
 そして、大蜘蛛の足が器用に動き、下着を取り払っていく。外気に晒されたお尻が、ぷるぷると震えた。正面は愛液でしとどに濡れ、スカートは汚れていた。
 大蜘蛛は動きを止め、自らの腹の先を彼女の下腹部に向けた。ギチギチと硬い音を鳴らしながら、そこから出てくるのは、白い管。所々節くれだったそれは、大蜘蛛の生殖器官であった。
「まさか……だめぇ!離して!」
 惚けていたさくらは、顔を青くする。しかし、身体はまだ動かず、力が入らない。そして、大蜘蛛の管が彼女の膣内へ突き刺さった。
「い゛っ……あああぁ!」
 大蜘蛛の剛直が少女の純潔を引き裂いた。彼女は悲痛な叫びを上げる。そんなことは御構い無しに管は凄まじい勢いで膣内を抉っていく。いくら濡れていようとも、経験の無いさくらにとって、身体全体を貫かれるほど痛かった。
「いやあっ!痛いっ……!抜いてぇ……!」
 熱い衝撃、冷たい異物感、ごりごりと膣内で蠢く感触。初めては好きな人に、という乙女の想いを砕かれ、幾重もの涙が彼女の頬を濡らした。
 しかし悪夢はそれだけでは終わらない。大蜘蛛は管を前後に動かし始めた。
「ぐっ……うっ、うっ……」
 労わりなど感じない一方的な突き。下腹部が焼けるように痺れる。さくらは眉をしかめて痛みを堪えた。ぐちゅぐちゅと生殖器の擦れる音が彼女をより一層悲痛な思いにさせた。
「うっ、あっ、はあっ……」
 そんな折、さくらは自分の声が次第に艶めいていくのに気づいた。痛みを訴えていたはずの下腹部も、じんじんと別の痺れに支配されていた。
0337名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 14:00:23.73ID:7wWdfNRB
(なんで……気持ち良いなんて思っちゃ、いけないのに……!)
 大蜘蛛の剛直が蠢く度に、節くれが膣壁を擦れる度に、快感が走り、少女は嬌声を上げるのを抑えられない。さらに快楽を得ようと膣がペニスをぎゅうぎゅうと締めつけていくのを止められなかった。嫌なはずなのに、陵辱に身をまかせてしまいそうだった。
「やっ、んんっ……ああっ!」
 ぐちゅぐちゅと生殖器の擦れる音が淫らに聴こえて、ぞくぞくっと身体が震える。涙で滲む瞳はとろんと悦びに惚けていた。
 突如として大蜘蛛の剛直が抜かれる。ぬちゃりと抜ける感触に、さくらは無意識に切ない声を漏らした。白い管は少女の愛液でてらてらと濡れて、何かを我慢するように震えている。少女の膣口は抜かれたものを求めて、ひくひくと動いていた。
「はあーっ、はあーっ……。お、終わった、の―――」
 無論、これで終わりではなかった。少女の言葉を遮るように、大蜘蛛が彼女の膣内を勢いよく貫いた。
「ひっ、ぐうぅ!」
 処女を奪われた最初と違って、それはすんなりと奥まで突き入れられ、コツっと壁に当たる。さくらの身体が弓なりに反れる。
 さらに、大蜘蛛は再びその管を抜き、勢いよく突き入れる行為を繰り返し始めた。それまでとは違う力強い攻め。ごりごりごりっ!と一気に膣壁が擦られることにより、快感が彼女の頭でスパークする。
「いやっ、それっ、だめぇっ……!んああっ!すごいっ……!」
 コツコツッと連続でペニスが奥にぶつけられる。完全に思考が快楽に呑み込まれ、さくらはもはや喘ぎも抑えられない。ただ享楽を受け入れて、快感を貪ることしか考えられなかった。
「ああっ、きちゃう!イっちゃう!」
 視界が白く塗り潰され、気持ちが昂まっていく。それにつられて、大蜘蛛の剛直も次第に膨れ上がった。そして、トドメとばかりに力強く、彼女の膣を貫いた。
0338名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 14:00:53.65ID:7wWdfNRB
「んっ―――はああああああぁぁっ!!」
 さくらは絶頂に達した。がくりと力が抜け、オーガズムに身を委ねる。それと同時に大蜘蛛は子種を膣内で解き放つ。どくどくと白濁液が溢れ、彼女の瑞々しい太ももを汚していく。
(嘘……射精されちゃった……。もう……やだ……)
 充足感と絶望が混濁する思考の中、少女は涙を床に落とし、意識を暗闇に手放した。
0339名無しさん@ピンキー2017/03/25(土) 14:02:08.76ID:7wWdfNRB
以上です。頭の中ではすらすら作れるのに、いざ文章起こすとなると難しいですね
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