魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その9
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突然だが、私、春原萌葱は生まれつき超能力が使える。
……なんて言い方をすると過剰な期待をされてしまいそうだが、実際はそんな大層なものではない。
なんせ、私が使える能力と言ったら「数メートル以内にあるものを手を触れずに動かせる」だけ。それも出力はたかだか自分の腕力ほどもない。
なので、せっかくの超能力だが、使う場面などせいぜい寝転びながらテレビを消したいときとか、狭い隙間に落としたものを拾う時くらい。
とはいえ、ちょっとした場面で便利な能力であることには変わらない。別に、持っていて損をする能力ではないのだから、「他の人にはできないことができてラッキー」くらいに考えていた。
――少なくとも、今日までは。
時は四月半ば、ようやく厳しい寒さも越え、少しずつ春めいてきたある日。
「ハックション!」
「ふぇっくしょん!」
「へーちょ」
「まもの」
朝の通学路で、あちこちから男女問わず、くしゃみの音が聞こえてくる。
今朝のニュースによればどうやら本日は記録的な量の花粉が飛んでおり、花粉症の人は必ずマスクの着用など対策を怠らないように、とのことだ。
「くしゅんっ! うぅ〜もうこの季節やだー! 花粉なんて世の中からなくなればいいのに……」
目を真っ赤に腫らして私の隣でぼやいているのは、クラスメイトの香奈だ。
「香奈……花粉が世の中からなくなったら、世界中の植物が絶滅して人類が滅びると思うよ」
「そんなこと分かってるわよ! 全く、いいよね萌葱は気楽で……花粉症とか全然持ってないんでしょ? ……くしゅんっ」
自慢という訳ではないが、私は花粉症というものを発症したことがない。
つまり申し訳ないが、香奈が人類の存亡を犠牲にするほど花粉を憎む気持ちも、私にはこれっぽっちも共感できないのだ。
「あうぅ〜……言っておくけど、萌葱だって他人事だと思ってたら大間違いなんだからね! 花粉症ってある日突然発症するものなんだから。
つまり……くしゅんっ! 萌葱だっていつか、花粉を滅ぼしだいほどぎらいになる可能性だっでぐじゅんっ!」
「……とりあえず鼻をかんだ方がいいと思うよ。香奈の親切なアドバイスについては、ありがたく心の片隅にとどめ、て……は……は……」
「……『は』?」
怪訝な表情を浮かべて香奈が聞き返してくるが、その質問に答えられる状況ではなかった。
何せ突然、何ともなかったはずの鼻の奥がむず痒くなり……
「はっくしゅん!」
鼻の奥からこみ上げてきたその衝動が解放された、瞬間。
私のスカートの裾が、全方位から盛大にめくれ上がった。 「いやー、今朝はびっくりしたよねー。まさか、あんなピンポイントで突風が吹くなんて」
「早紀、ただでさえ恥ずかしくて死にそうなんだから思い出させないで……」
始まりのホームルームが終わった後、隣の席の早紀がからかってきた。
「えー別にいいじゃん、普段ガードが堅い萌葱の、貴重なラッキーショットなんだからさー。
きっと居合わせた男子のみんなも、当分は萌葱のピンク色のパンツが頭から離れないと思うよ?」
「お願い、もうそれ以上言わないでー!」
あっけらかんとした早紀の言葉が耳に届いた男子数名の体がびくりと震えた。
どうやら、こちらの話など興味ないかのように振舞いながらもしっかりと耳をそばだてていたらしい。
……そう。
あの瞬間、何の前触れもなく私のスカートが大きくめくれ上がり、私のピンク色のパンツは道行く男子生徒たちや通りすがりの人たちの衆目の元に晒されてしまったのだ。
慌ててスカートを押さえて辺りを見回すと、目があった男子はみな一様に私から眼をそらした。その反応から、ばっちり見られてしまったことは明らかだ。
ただし、早紀が言っていたように局地的な突風が発生した訳では決してない。
自分でも初めての経験であったためにわかに信じがたいことなのだが……どうやらあの瞬間、意図せずに超能力が「暴発」してしまったようなのだ。
くしゃみのショックで変なところに力が入ってしまったのか、あるいは、花粉症特有の理由が何かあるのか。
仕組みは全く分からないが、よりにもよって何故スカートを持ち上げる方向に力が発動してしまったのか。不運という他ない。
いや、不特定多数に見られてしまったとはいえ、居合わせた知り合いの男子が数名で済んだのは不幸中の幸いと考えるべきなのだろうか。
あれこれ思い悩む私をよそに、早紀のセクハラトークはとどまる気配を見せない。
「んー? 言わないでって何のこと?
萌葱のスカートが登校中にぶわーってめくれ上がっちゃったこと?
それとも、かわいいフリルのついたピンク色のパン……」
「早紀、いい加減にっ……!? ふぁ……」
エスカレートする早紀の発言を止めようと私が席から立ちあがった瞬間、再び鼻の奥がくすぐられるような感覚に襲われた。
「ふぁっくしょん!」
突然声を荒げて立ち上がったことで周囲のクラスメートたちの視線が私に集まった、その状態で。
私のスカートが、すとんと脱げ落ちた。 「うぁー、うー……」
3時間目の体育のために着替えている最中も、私は先程の事故のことを思い出して一人で謎のうめき声を上げていた。
通学路での一件ではまだ私に注目している人は少なかったし、一瞬の出来事だったのでまだ救いがあった。
しかし、ホームルームの時は違う。周りの男子たちが私に注目している目の前で、パンツが丸見えになってしまった。
それも、足元まで落ちたスカートを引き上げるまでの数秒もの間たっぷりと。
間違いなく私のパンツは、クラスの半分以上の男子に見られてしまったことだろう。改めてそう考えると、顔から火が出てきそうだ。
「ええと……萌葱も、災難だったよね。でもまあほら、そういう日ってあるじゃん?
寝坊して遅刻ギリギリの朝に限ってパパがトイレを占拠してたり、踏切がいつまでたっても開かなかったりとか……」
流石に一抹の申し訳なさを感じているのか、セクハラ魔の早紀が珍しくフォローを入れてくれる。
「そ、それにさ! よく考えてみたら、別にちょっと下着が見えちゃったくらい大したことじゃないよ!
今だって、私も萌葱も下着姿だけど、全然平気でしょ? ほら!」
早紀がブルーのブラとお揃いのショーツを見せつけるように腰に手を当てる。
カーテンを閉め切った更衣室で着替えのために下着姿になるのと、男子の視線がある教室の真ん中でスカートが脱げてしまうのとでは大違いの気もするが、
自分も下着を見せることで少しでも私の恥ずかしさを和らげてくれるつもりなのだろう。
程よくくびれたウエストに、同世代と比べてやや大きめだが、張りがあって柔らかそうな胸。
まったく、同性の私ですら少し見入ってしまう見事なプロポーションだ。羨ましい。
「そりゃ、今は女子しかいないから平気かもしれないけどさ……」
「いやいやー、ちゃんと男子だって、あのカーテンの向こうで悶々としながら色々妄想を膨らませてると思うよ? 『いきなり更衣室のカーテンが全開になったりしないかな〜』みたいなバカなことをさ!」
「ぷっ……あはは、言えてるかも! 男子ってバカだからねー。そんなこと絶対起きるわけないのに」
そんなバカな集団がカーテンの向こうにいるのかと思うと、その滑稽さに笑えてきた。そして同時に、なんだか先ほどまで沈んでいたことがバカバカしく思えてくる。
あれこれ悩むのは、とりあえずやめよう。少なくとも今この空間では、私や早紀を含めて多くの女子が、平気で下着姿を見せつけているのだ。
たとえ先ほどのように超能力が暴発しても男子の視線に悩まされることはないのだ。そう、更衣室のカーテンがぴったりと閉まっている限りは。
気が楽になり、早紀の真似をして下着姿で堂々と腰に手を当てて笑っていると、久しく忘れていた「あの感覚」が鼻の奥で蘇ってきた。
「ふぇ……ふぇ……ふぇっくしょん!」
女子更衣室のカーテンが全開になった。
(つづく) 3時間目の体育の授業は男女別のチームに分かれてのバレーボールだ。
別チームとはいえ、男女合同で行われるこの球技は、異性の前でかっこいいところを見せたいがためか、あるいは単に対抗意識を燃やしてかは知らないが、ここ数日白熱した好勝負が続いていた。
……なのだが、普段に比べて男女両チームの動きが明らかにぎこちない。
原因が先程の「女子更衣室カーテン全開騒動」にあるのは明白だ。
着替え中の女子たちはもちろん、用もないのに更衣室の前でたむろしていた男子たちにとっても、まさか本当に目の前のカーテンが開くとは思っていなかったのだろう。
目の前に色とりどりの下着姿の女子たちの光景が広がるという幸運な――女子たちにとっては不運な――ハプニングに、辺りは大パニックになった。
慌てて目を逸らす素振りを見せつつも、さりげなくちらちらと覗いてくる男子たち。
これ幸いとばかりに、身を乗り出して目に焼き付けようとする男子たち。(ちなみに後者の男子は、女子内での評価が一気に底辺まで落ちたことは言うまでもない。後が怖いぞ?)
普段は飄々と男子の前でもセクハラトークを繰り広げたり、短いスカートにちらちらと視線を向けてくる男子に対して「何? スカートの中が気になるなら見せてあげようか?」
なんて軽口を叩いているさしもの早紀も、しばらく下着丸見えのまま呆然と固まっていた後、「きゃぁぁ!」と可愛い悲鳴を上げてしゃがみこんでしまった。
ごめんね早紀、でもこれできっと早紀も私の恥ずかしさ、分かってくれたよね?
下着姿のため立ち上がってカーテンを閉めに行くこともできず、結局私たちのあられもない姿は男子たちの好色な視線の前に数分間も晒される羽目になってしまった。
――というわけで、前置きが長くなったが、男女双方ともあの時の記憶が忘れられず、ぎくしゃくと気まずそうな動きで凡ミスを連発している、というわけだ。
そして、その筆頭が、何を隠そうこの私。いつ例の暴走が発生してしまうかと思うと、サーブにもブロックにも集中できるはずもない。
3度目のミスで男子チームに得点を許してしまうと、事の顛末を知らない体育の担当教師から怒号が飛んできた。
「お前ら、今日はたるんでるぞ! 特に春原、さっきからちっとも試合に集中できてないじゃないか! もっとハキハキ動け!」
流石に、教師に怒鳴られてはいつまでも恥ずかしがっている場合ではないと思ったのだろう。男子も女子も、少しずつ普段通り試合に集中し始める。
みんなが普段通りに試合を続ける中、名指しで怒られた私一人が無気力試合を続けるわけにはいかない。能力の暴走も怖いが、授業の参加態度が不真面目だなどと内申に書かれてしまっては元も子もない。
マッチポイントとなったタイミングで、ローテーションで私が前衛に回ってきた。男子のサーブを香奈が必死にレシーブし、落下地点に早紀が駆けつけてネット際にトスを上げる。
「萌葱、お願い!」
明らかなチャンスボールを不意にするわけにはいかない。私はネット際に駆け寄って、スパイクを放つために高くジャンプし右手を掲げる。
スパイクを警戒した男子たちの視線が私に集まった瞬間、よりによって再び「あの感覚」に襲われてしまう。
「はっくしょん!」
すぽんと私の体操服とブラジャーが上に脱げた。 4時間目の数学の授業中。
真っ赤になったまま俯いている私には、授業も耳に入ってこないし、教科書の内容も目に入らない。
見られた。
家族や医者以外の男性に見せたことがない、私のおっぱいをクラスの男子たちに見られてしまった。
高くジャンプしていたタイミングだったため咄嗟に隠すこともできず、おまけに着地にも失敗し暫く起き上がれなかったため、体勢を立て直して胸を隠すまでの間に、
相手チームの男子全員に空中で揺れる私の小さ目の胸の膨らみと、その先端にあるピンク色の突起をばっちり見られてしまった。
おまけに体操服とブラが隣のコートまで飛んで行ってしまったため、手ブラのまま体操服とブラを取りに走る姿を多くのクラスメイトに見られてしまった。
ちなみに試合は女子チームの勝利。相手チームの男子全員が一斉に、体調不良のため試合続行不能を申し出たのだ。急な腹痛にでも見舞われたのだろうか、彼らは揃って前屈みになりながら下腹部を押さえて男子トイレに駆け込んでいった。
通学路での香奈の発言を思い出す。
ごめんね、香奈の言う通りだったよ。今の私は、花粉をこの世から消滅させられるなら全人類が滅びたっていい。むしろ花粉ごと人類も今すぐ滅びてほしい。
「よし、じゃあ次の問題を……春原、前に出て解いてみろ」
数学教師のその声を聞いた瞬間から、もう嫌な予感はしていた。
今日の私はそういう運命にでもあるのだろうか。朝の占い番組をチェックしていなかったことを今更になって後悔する。
ちくしょう、来るなら来てみろ。絶対に今回は耐えて見せる。
今までの私は衝動に襲われるたび、我慢できずにくしゃみをしてしまったせいで、能力が暴発していた。逆に言えば、くしゃみを堪える事さえ可能ならば。能力の暴発を防げるかもしれない。あるいは、最低でも威力は軽減できるはずだ。
覚悟を決め、私は教壇に立って黒板に向かう。
予想通り、後ろから他の生徒たちの――とりわけ男子の視線が刺さってくるのが、振り向かなくても分かる。
幸いにも、板書の問題自体は難しくない。丁寧に解けば間違える事はなさそうだ。
せめて、衝動に襲われる前に問題を解き終われば、などと淡い期待を抱いていたが、案の定それは叶わなかった。問題も終盤に差し掛かったところで、今日何度も恥辱を味わわされてきた感覚が鼻の奥からやってきた。
「は……は……」
ダメだ、耐えるんだ。ここでまたくしゃみをしたら、今度はクラスメイト全員が見ている前でどんな目に遭うかわかったものじゃない。
私は口をしっかりと閉じ、全身全霊で歯を食いしばる。呼吸をゆっくりと落ち着かせ、右手を口の前に当てる。
「はっ……ふ、くぅ!」
……やった、か……?
どうにか、大きなくしゃみをせずに、最小限にとどめることができた。
わずかに能力が発動した感触があったため慌てて自分の姿をちらりと見下ろすが、スカートもブラウスも全く乱れていない。
よし、耐えた……!
衝動が再び襲ってくる前に問題を最後まで解き切ろうと黒板に向き直り、急いで回答を終了する。
これで、あとは自分の席まで戻るだけ……そう思ってクラスメイト達の方に向き直ると、男子たちが目を丸くしながら私を……というか、私の足元を見ているのに気付いた。
同時に、問題を解くのに集中していたために気付かなかったが、下半身に妙な違和感を覚える。スカートの中が妙に涼しく、足首に何かが絡まっているような、そんな感覚。
途轍もなく嫌な予感に襲われる。正直、何が起きたのか確認したくもないが、私は男子たちの目線の先……私の足元に目を遣る。
穿いていたはずのピンク色のパンツが、足首までずり落ちていた。
「あ、あ、あ……!」
声にならない声を上げて、私はパニックに陥る。落ち着け私。まずは急いで席に戻って……いや、その前にパンツを穿きなおさないと……!
思考がまとまらないまま、両方を同時に実行しようとしたことが致命的になった。
足を前に踏み出しつつ、パンツを上げようとしたらどうなるか。
答えは明白。自分のパンツに足を取られ、私はつんのめるようにバランスを崩し、教室の床に顔面から倒れ込んでいく。
さらにタイミングの悪いことに、例の衝動が不意打ちで襲ってきた。
「ふぁくしょ、ぶ!」
教室の床にうつぶせになった私のスカートがめくれ、お尻が丸見えになった。 その後。
スカートが脱げること、3回。
パンツがずり落ちること、5回。
ブラウスのボタンが外れて前が全開になること、6回。
ブラウスとブラがめくれてポロリすること、2回。
スカートが男子の前でめくれること、数えたくもない。
ギネスの記録で「一日でえっちなハプニングに見舞われた回数」という項目が認められるなら、私は間違いなく1位が取れるだろう。
もう私の噂は他のクラスにまでもちきりで、私が歩くたびに見物人が押しかけてくるほどだ。
おまけに、威嚇して追い払おうとギャラリーたちに向かって両腕を振り上げた瞬間にくしゃみをして、ブラウスとブラとスカートが全部脱げてパンツ一丁を大勢に見せつけてしまう始末。
終わりのホームルームの間、もう私は、これ以上恥ずかしい目に遭う前に家に帰ることしか考えていなかった。
早く終わってほしいという私の願いをよそに長引いてしまったホームルームが終わった瞬間、矢のようなスピードでダッシュ。
友達への挨拶もよそに、既に下校を始めている他のクラスの生徒たちで賑わう廊下を駆け抜け、中央階段を1段飛ばしで駆け下りる。
1階から2階に繋がる踊り場に辿りつくと、下校中の生徒たちで賑わう玄関が目に入る。
あとはあそこまでたどり着けば……!
だが、急いては事をし損ずる、という諺をちゃんと頭に入れておくべきだった。
2段飛ばしで降りようとした私は勢い余って足を踏み外し、バランスを大きく崩してしまったのだ。
「あっ……!」
大きく体が前に傾き、視界がぐるりと揺れる。
踊り場から1階まで、恐らくは2メートル程度。全速力で走る人間が、顔面からその高さを落下したらどうなるか。
本能的に命の危険を感じた私は、咄嗟に超能力を発動する。私を持ち上げるほどの力は到底ないことは分かっているが、せめて足から着地して、落下の衝撃だけでも和らげる……!
私の体が半回転し、落下速度が弱まっていくのを実感したのと、もうすっかりお馴染みになってしまった「あの衝動」に襲われたのはちょうど同時だった。
「はくしゅん!」
まずい。
服が脱げてしまう、とかそういうことではない。暴発のせいで能力の制御が効かなくなる。
なんとか、集中して私の命だけは守らないと……!
あらぬベクトルに能力が暴走する中、私は必死で落下を和らげることだけを考え続けた結果……
どさり。
「きゃぁっ! いたた……」
大勢の生徒たちが心配そうに見守る中、私は生徒玄関の床に尻餅をついた。 落下の衝撃で下半身が痺れて動かないが、どうやら助かったらしい。
おまけに幸いなことに、制服も脱げていないようだ。
「良かった、無事に成功したみたい……ん……?」
ほっとすると同時に、周りの生徒たちの反応に違和感を覚える。
そりゃ、2階の階段から転げ落ちてきた生徒がいたら注目するのは当然だが、問題はその視線の先。
男子も女子も、凍り付いたような表情で私の腰のあたりを見ている。
「ふぇ……きゃあ!?」
慌てて下半身を見遣ると、尻餅をついたときに私の両足が大きく開いていたせいで、周囲からスカートの中が見えてしまっていた。
閉じて隠さないと、と思うが、落下のショックでまだ脚が動かない。
うぅ……恥ずかしいけど、命が助かったんだもん、パンツくらい見せてやるわよ……。
だが、それでも周囲の反応は少し不自然だ。私が今日一日でパンツを見られることに慣れてしまっただけなのかもしれないが、彼らの反応は、もっと信じられないものを見たような……。
頭を捻っていると、ひらひらと、一枚の布が私の頭に降ってきた。
「……ハンカチ?」
ひょい、と右手でつまんでみる。かわいいフリルのついた、ピンク色の布だった。
私のハンカチじゃないけど……でも、なんだかこの柄、どこかで見た、ような……。
その事実に思い至った瞬間、玄関から一陣の風が吹き抜け、足を大きく開いた私のスカートを大きくめくり上げた。
スカートの下、大勢の生徒たちの目線の先を追って、私の目に映ったものは……。
何も身に着けていない自分の股間。腰の下にはうっすらと黒い毛が生い茂り、そしてその下には、まるでみんなに見てもらいたがっているかのようにぱっくりと開いたピンク色の割れ目。
「あ……あ……ぁ……」
言葉にならない声を発しながら、私の目元にはうっすらと涙が浮かんでいき……
「いやあああああ!」
それからと言うもの、私が花粉症の季節を大嫌いになったことは言うまでもない。
(おわり) 2015/10/03以来のSS乙!
青年誌のエロコメみたいで面白かったw
そんな目に合っても途中で早引きしない強い子だなw このスレは「現実離れした催眠」嗜好者を概ね除外するから難しいんだよな
催眠は別スレがあるから 「現実離れした催眠」ならスレ違いでもないし好きな人多いんじゃね
「現実的な催眠」なら微妙かも知れんけど その「現実離れした催眠」ネタは催眠スレに行っちゃうのでここには投下されないって話
その催眠スレですら既に過疎いが >>1に催眠術入ってるだろ
と思って見返したら入ってなかった
どうやら催眠術にかかっていたのは俺のようだ わかる
凄く仰々しい能力使ってラッキースケベ程度のことしかしないの好き >>650
ふしぎ工房の人の新作来てたのか、相変わらずGJ!
あの人のだとHPにあったダンジョン商店街のエロパロで
たぬきに化かされて装備付けたら全裸に葉っぱ一枚で片想い相手に見られるのが好きだった >>666〜>>668
そういや催眠・MC系って2chエロパロまとめに載ってないんだな
規模が大きすぎて別のコミュニティなのかとも思ったが、過疎なのか? 2chMCスレッド
http://saim.in/2ch/
MC関連スレ保管庫
http://marie.saiin.net/~mcharem/MClog.htm
こっちはもう息してないな 超能力と魔法か…厳密に区分けをするってなると色々厄介そう
妄想の種にすりゃいいだけとはいえ、考え始めるとキリがない様な 超能力と魔法の違いか……
魔法は「体系化された超自然的な存在への請願とその作法」で
超能力は「脳科学と似非科学を核にした化学反応」とか言う話を何処かで聞いた
火を熾すという結果に対し
魔法なら、火を扱える「何か」にお願いするんだろうし
超能力なら、可燃性物質中の原子を何らかの手段で振動させ加熱とかかな?
全然このスレ向きな話じゃなかった、失礼。 あちこち見て回っても結局超能力少年とかエロトラップにかかったーとかヒロインクライシスに戻ってきてしまう >・超能力(魔法)で下着を盗られた女の子が……
などなど現代物からファンタジー物まで幅広くお願いします。
過疎で落ちたけど某エロパロ板にあったこういう>>1が好きだった マルチに言うのもなんだが
ここがその某エロパロ板だけどな 誤爆ついでに後学の為に聞きたいんだが
マルチ特定ニキってどんな過疎でも居る気がするんだよな
なんか監視ツールみたいなのがあるのか? 異世界に召還された際に与えられたスキル──「育成」と「排出」。
必要以上に育てることで、元々持ち得る寿命までに育てきり、命を奪うという手間のかかるスキル。
排出は身体に宿る毒などを排泄する、比較的優秀なスキルだった。
だが、このスキルの悪用を思いついたとき、一気にその有用度合いは増したのだ。
性欲を、乳房を、母性を無理矢理に育成して淫乱にしてしまい、母乳を排泄させる。
排泄した母乳は俺の魔力を籠もったものなので、飲めば魔力を回復出来る。
また俺の息子を育成し、無限に子種を排泄することも出来るのだ。
──ギルド受付の美女。
──宿屋を営む子持ち未亡人。
──王城にて働く、怜悧な侍女。
──ダンジョンで出会った翼人の美少女。
そして──美しく、妖艶で、肉感的で、マゾヒストの美人魔王。
爆乳にされた女達とのハーレムライフは終わらない。 魔法少女vs怪人みたいなのってこのスレに該当するかな? セクハラ能力に特化した怪人と戦う魔法少女とか大好き 特殊能力でエロいことされるならココ
変身ヒロインのエロが主題ならスーパーヒロイン系総合スレだと思う ダンジョン暮らしの元勇者は
序盤のゲスト冒険者をスライム姦したり晒し台エッチしてる時が好きだったんだが
シリアス要素アリのバトル物は話が進むと
どうしても箸休めで普通のエッチを間に挟む感じになっていっちゃうよね 昔々あるところに…ではなくて今、僕の目の前にオニっ娘がいる! とかであったけど
破天荒な人外や異能ヒロインが能力使って
ライバルの幼馴染ヒロインとかをイタズラ感覚で服ビリしたり
遠隔でノーパンにしたりするのいいよね くしゃみすると周囲女子の服が消えるとかか
……パンツブレイカーとかもあったな 魔法を使い
AV女優の浅田ちちちゃんをひっ捕らえて
両手を縛って抵抗できないようにしたうえで全身を舐め舐めする
お尻の匂いを嗅ぐ
ちちちゃんの膣に男根を挿入して何度も射精する 時間停止の催眠かけてもらえば待ってる時間を短く感じられるな 一週間前になにか書きたいって言ってたものだけど
書けたから晒す
期待はしないでくれ 「「そろそろどっちか決めてくれないか?」」
夕暮れ時、放課後の教室で僕は二人に詰め寄られていた。
こんなシチュエーション、相手が女の子ならば羨ましいかぎりであるだろうが、残念ながらそうではない。
僕の目の前にいる二人はどちらも男、僕の親友、斉藤と保塚である。
ことの顛末は一週間前に遡る。
その日も今と同じく放課後の教室に僕は呼び出されたのだ。
なかなかの腐れ縁である二人に呼び止められては嫌とは言えず、人気がなくなるまで僕は教室にのこることになった。
「で、一体どうしたんだよ?」
僕、斉藤、保塚の三人だけになった静な教室で僕は口を開いた。
ぶっちゃけ僕は早く用事を済ましたかった。
斉藤はスポーツ万能の日焼けが似合う体育会系イケメン、保塚は頭脳明晰のイケメンメガネ男子である。
対する僕は何の取り柄もないノーマルボーイだ。
ただでさえ金魚のフン扱いされている僕である、三人で残っているところを見られれば、また一部の女子になにか言われてしまうだろう。
「「驚かないできいてほしいんだ」」
その無駄に真剣な声色に僕は眉をひそめる。
過去こんなにも真剣な二人を見たことがあっただろうか?
いや、あった。
「実はおれ…」
「実はオレ…」
ごくりっ…
生唾を飲み込み次の台詞を待つ。
伏せていた目をあげ、斉藤と保塚の二人は言葉を続けた。
「おれは超能力者なんだ」
「オレは魔法使いなんだ」
…
「はい?」
=========== わけの分からないカミングアウトを受けて、二人の説明をなんとか整理する。
分かっていない頭で、無理矢理意味を理解すると、どうやら斉藤は超能力者、保塚は魔法使いという存在らしい。
「それでだ、お前にはオレたちのどっちがすごいかを見極めて欲しいんだ」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ、意味が分からない」
戸惑う僕を放って二人は言葉を進める。
そもそも、元を辿れば超能力者も魔法使いも同じものなんだそうだ。
大昔から人間とは別に独自の進化を続けてきた第二人類的な存在があって、その子孫が斉藤と保塚の曾祖父母世代らしい。
二人の曾祖父母世代のものたちは結構どうでもいいことで仲違いして派閥分断してしまったそうだ。
その分断した派閥のものたちが片方が超能力者、片方が魔法使いと名乗りだしたのだ。
さてはて、斉藤は超能力者、保塚は魔法使いとして生を受け、この学校で出会いそして互いが力持ちし者であると認め合ったが、底なしの負けず嫌いであったこの二人はやがて、どちらがすごいか、と競い始めたらしい。
そして、その審判員として白羽の矢がたったのが僕というわけだ。
「はあ…」
「お前、信じてないな?」
「そりゃあ、まあ…」
今どき小学生でも言わないであろう、超能力者と魔法使いである。
こんな話、唐突にされて信じろというほうが無茶なのである。
「そうか、」
「なら仕方ないな」
斉藤がパチンと指を鳴らし、保塚がすぅーっと息を吸う。
その後、しばらくして僕は二人の話を信じざる得なくなった。
=========== 話を戻そう。
仕方なく、超能力者と魔法使いのどちからがすごいかを決めることとなった僕に、二人はスキを見ては力を披露してくれた。
どちらも凄かったが、結局、僕はどちらが凄いかを判定するのに困っていた。
二人のカミングアウトには驚いたし、多少恐れもしたが二人は紛れもない僕の親友なのである。
どちらかに優劣をつけることがどうにもできなかった。
そう、このしょうも無い2択には、僕には損しかないのだ。
「色々考えたんだけどね、この審判には僕に得がないんだ、だからもうやめにしないか?」
僕は二人に諭すように言う。
二人は何かを考えるようにうなり、そして頷いた。
「「つまり、お前に得があればいいんだな?」」
きっと僕にも第六感的な不思議な能力が発現したのだろう。
とても嫌な予感がした
翌日、ホームルーム前の教室で僕は既に席に座っていた。
昨日の二人の台詞に嫌な予感がしつつ、周囲を気にする。
教室に人は疎らで、数人の男子グループと女グループが輪になってお喋りをしていた。
「おはよー」
飽きっぱなしの扉から、一人の女子が入ってくる。
染めているのか艶のある茶髪のショートボブ、ふっくらとした大きめの胸、その下にあるくびれと、控えめなお尻、そして完全無欠の美少女。
クラスに一人はいる(と思いたい)マドンナ的存在の愛ちゃんであった。
教室に入ってきた愛ちゃんはみんなにおはよーと繰り返しながら(とうぜん僕にも微笑んでくれる)席に向かい、机の上に鞄を置くと、そのまま近づいてきた友人と立ったまま談笑し始めた。
ーーはぁ、今日も愛ちゃんはかわいい。
なにを隠そう、愛ちゃんは僕の思い人である。
その時ぱちんと指鳴らしの音がした。 =Psychokinesis=
僕は音のした方に目線を向けることができなかった。
なぜならゆっくりと、ホントにゆっくりとであるが愛しの愛ちゃんのスカートが持ち上がっていたからである。
だんだんとあらわになっていく愛ちゃんのおみ足。
きっと彼女自信は気づいていないのであろう、まだ友人たちと笑い合っている。
僕はそんな愛ちゃんのおみ足とするすると持ち上がるスカートの裾に釘付けである。
「お、おおっ…」
彼女のその可愛い膕が見えた時、僕はつい声を出してしまった。
無理もない、愛ちゃんはいつも膝下スカート。
その鉄壁は太ももはおろか、膝小僧すら見せてはくれないのだ。
そして、そんなシークレットゾーンを通り過ぎ、さらにスカートは持ち上がる。
どこまで行ってしまうのか。
膝上を通り過ぎ、その健康的な太ももが晒される。
ああ、もうちょっとだ、もうちょっとで…
「ーーはどう思う?」
いきなり声をかけられはっとする。
近くの男子グループの会話がヒートアップしたらしく、どうやら僕に飛び火したようだ。
「え、あ、いや、ごめん聞いてなかった」
はあー?とため息をつきながら声をかけてきたクラスメイトは討論に戻る。
すぐに目線を戻したが、秘密の花園は黒いカーテンで隠されてしまっていた。
はっとして斉藤の方に目をむけると、彼はサムズアップして笑っていた。 時は変わって授業中。
ハゲの数学教師が黒板に謎の数式を書きながら教鞭を振るっている。
僕には全く理解できないが、斜め前の席にいる愛ちゃんは時々頷きながら軽快にペンを走らせている。
僕は今朝の光景が頭を巡り全く集中できていない。
目線も黒板ではなく、愛ちゃんの背中に向いていた。
ーー斉藤や保塚の言う、僕に対する「得」というものが、「あれ」だというのならば…
ごくりと生唾を飲み込んだ。
その時ぱちんと指鳴らしの音がした。
=Clairvoyance=
ハゲはそのはじけた音に一瞬身を止めたが、すぐに気にするまでもなく、また黒板にチョークを叩きつけていく。
ここ、次のテストにでるぞ、などといいながら数式をを指さすが、僕の目線はそちらには向かなかった。
ーあ、愛ちゃんが、浮いている?
僕の目前にいる愛ちゃんは浮いていた。
厳密に言うと、愛ちゃんは空気椅子をしていた。
90度に曲がった膝をつき合わせ、お尻を浮かせながら机に向かう愛ちゃん。
その少々滑稽な姿に僕は困惑する。
これになんの意味があるのか、僕が疑問に思いながらその姿に目を離せないでいると…
「!、すっ…」
慌てて口を塞いだ。
声を上げれば目立ってしまうし、ハゲに叱られてしまうだろう。
チラリと教卓に目をやると、ハゲは教科書を手にまた黒板に数式を書き始めたところだった。
安心して愛ちゃんの方へ目線を戻す。
ーっ、つおおお!
僕の目に映った愛ちゃんはスカートを穿いていなかった。
スカートを穿かず空気椅子で机に向かう愛ちゃん。
何とも滑稽な姿であるが、そのなまめかしい太ももから目が離せない。
朝方に見たスカートの中であるが、今回はその黒いバリアーは消え去り、取り払われていた。
黒のハイソックスに包まれた足先、白く程よい美しい太もも。
そして、その先に見えるのは彼女の丸い臀部を覆う桃色の布、パンツである。
先ほどは見ることが出来なかった桃源郷。
シャツによって半分隠れているのだが、そのチラリズムが僕の劣情を掻き立てる。
ーああっ、ああ!
愛ちゃんが身じろきする度にシャツは捲れ、そのお尻を覆う布は皺を作り歪む。
居住まいを正す度、愛ちゃんのその愛らしい桃は、見えない椅子に潰れぐにぐにと形を返る。
瞬きする暇も惜しい。
ああ、そしてそのピンク色のパンティーさえも透けだして…
「ーー…っ聞いとるのか!!」
大きな声にハッとする。
吃驚してキョロキョロ見渡すと、クラスメイトが僕を訝しげに見ていた。
もちろん椅子に座り、服を確りと着た愛ちゃんも。
顔を上げると正面にはハゲの数学教師。
その額には分かりやすく怒りマークがついている。
「あ、えっと…、お、おはようございます?」
ハゲの怒号が飛び、教室は笑いに包まれた。 「まったく、斉藤のせいで散々だ…」
昼休み、教室で一緒に弁当を食べようと集まってきた斉藤と保塚に愚痴る。
あのあと僕はハゲに叱られ、放課後、数学準備室で手伝いを言いつけられた。
恨めしい目で斉藤を見るが、彼はどこ吹く風、近くから椅子を奪ってきて、僕の机を囲う。
「でもどうだ?やっぱりおれの方がすごいだろ?」
自慢気言いながら持ってきたパンを齧る斉藤。
僕は弁当の入ったカバンを机の上に出しながら言う。
「いや、まぁ、正直ちょっとは…」
嘘だ、ちょっとなんてもんじゃない。ものすごかった。
正直、ハゲに叱られたのなんて目じゃないほどすごかった。
「おいまてよ、午後からはオレの番だろ?」
慌てて保塚が制止に入る。
どうやら午前は斉藤が、午後は保塚がこういう風に僕に「得」を与えることで審判させることにしたようだった。
と、いうことは斉藤のターンはこれで終わりなのだろう。
「わーってるって、でも最後にプレゼント位いいだろう?」
カバンから弁当箱を取り出そうと手を突っ込んだ僕に笑いかけながら斉藤を言う。
その時ぱちんと指鳴らしの音がした。 =Apport=
カバンの中で僕の手に生暖かい感触があった。
「でね、その時ーー…っ!!」
同じく教室で友達とお昼ご飯を食べようと準備しながら談笑していた愛ちゃんは、途端なにか違和感を感じたのか言葉を止め首をひねる。
途端はっとした顔で驚き目を見開くと、その頬が赤に染まった。
どうしたの?と友達が聞くと、愛ちゃんは「ちょっと…」と歯切れ悪く返しながら、出しかけた弁当箱を片づける。
「ちょっと用事思い出しちゃった、ごめんね」
えーっ、と残念そうに返す友達たちをしり目に、愛ちゃんはカバンをもって教室を出て行く。
慌てず騒がす、スカートを気にしながら…
「?愛ちゃんどうしたんだ?」
「さあてね?」
僕の質問にニヤニヤしながら斉藤が返す。
「そんな事より飯食わないのか?」
「ああ、すぐに…」
そういいながらカバンを探る。
そういえばさっき感じた感触はなんだ?
カバンの中で掴んだそれは生暖かく、肌触りのいい質感をしている。
ハンカチにしては形が変だし、なんだが触る場所によっては質感が違うし、ちょっと湿っているような。
なんだろうと思いながら引き出すと…
「っ!!お、おい!!」
慌ててカバンにソレを戻した。
斉藤を睨みつけ「なんだこれは!」と問いただす。
「なんだも何も、見たとおりだよ」
食べ終わったパンの袋をぐしゃぐしゃに丸めゴミ箱に投げ入れる斉藤。 見た通りって言ったって、
僕はカバンの中のソレを覗き込む。
弁当箱の上に乗っていたのは、ピンク色のパンツだった。
派手でなく、かといって地味でもない。
主張しすぎず、しかし女性らしくフリルのかわいいそのデザインのそれは、僕の手に握られていた。
手のひらから伝わるその暖かさはひと肌で、もしやついさきほどまで身につけられていたものではないか!
よくよく見ると、そのデザインは先ほどこの目で見たものだった。
「さっき言った通りプレゼントだよ、ぷ・れ・ぜ・ん・と」
斉藤が言う。
そう、これは先ほど愛ちゃんが履いていたパンツだった。
ドキドキしながらそのパンツを弄る。
僕が、あの愛しの彼女の…、さっきまで履いていたであろうパンツを触っている!
この上ない興奮と共に、先ほどの愛ちゃんの行動に合点が行った。
と、いうことは・・・
――愛ちゃんは今、ノーパンなのか!
そう思ったら、僕の心は更に滾ってしまった。
悪いと思いながらも、心の中で謝罪しながらも、僕はこの指を動かすのを止めることが出来なかった。
腰回りのゴムの部分、フロント部分についた小さなリボン、お尻を覆う大きな布の面積。
そして、禁断の…クロッチ。
ゆっくりと指先を触れさせると、心なしか湿っているような気がした。
両手で広げ、その部分を目前の晒す。
「お、おおぅ…」
新品ではない、何度も穿いているのだろう。
白かったはずのその部分は少し黄ばんでいた。
――か、嗅ぎたい…
感触を楽しんだら、臭いが気になるのが普通だろう?
しかも先ほど身に着けていたものである。
きっと今なら彼女のあそこの臭いが、直にするだろう。
僕は変態ではない。繰り返す僕は変態ではない。
だが、この甘美な誘惑に誰が耐えられるというのだろうか?
ゆっくりと顔をカバンの中に近づけていき…
――キーンコーン、カーンコーン
昼休み終了のチャイムが鳴った。
我に返った僕は気がついてしまった、昼飯を食いそびれたのだと。 さて、お腹を減らしながら午後の授業を乗り切った僕は、保塚に連れられていた。
次の授業は体育でマラソンだったはずだ。
「保塚、どこにむかってるんだよ?」
体操着に着替えた僕たちはグラウンドに向っていたはずなのだが、保塚はまっすぐにどこかに向っている。
僕の手を引く保塚はぐんぐん進み、しばらくして立ち止った。
「お、おい、ちょっと、こんなところで何するんだよ?」
「来れば分かるって…」
がちゃりと目の前の部屋を開ける保塚。
まずいって、と言う僕の静止も聞かず、保塚は僕を連れてその部屋の中に入っていった。
「おい、なんで女子更衣室なんだよ!!」
「いいから、いいから」
なにがいいのか。
保塚が僕を連れ込んだのは女子更衣室だった。
まだ誰も来ていなかったが、なんとなく男子にはない香りがする。
保塚は一つのロッカーを開けると何も言わずにその中へ僕を押し込んだ。 「おい!!おいい!!」
「黙ってろって」
僕の口をふさぎ保塚はロッカーの扉を閉める。
どういうことだ?なにがしたい?保塚の目的はなんなんだ?
その時、すぅーっと息を吸うのが聞こえた。
=Invisible=
―――…
ロッカーに詰められてからすぐ、ワイワイと女子たちが更衣室に入ってきた。
僕は息をひそめ、身を固くする。
ロッカー扉の隙間から入ってきた女の子たちを見ると、
僕の入っているロッカーの前に愛ちゃんがやってきた。
―おいおいおいおいおいおい…、待ってくれ、待ってくれ!
このままでは僕は見つかってしまう。
そんなことは知らない愛ちゃんは、傍にいる友達の話を聞きながら無造作にロッカーの扉を開けた。
ああ、僕の人生は終わってしまった。
こちらを向き、悲鳴を上げるであろう愛ちゃんを見つめ僕は絶望した。
「へぇ、それで?」
しかし、愛ちゃんは何も言わない。
自らが開いたロッカーの中に僕がいたというのに悲鳴を上げるどころか、気にも留めていない。
それどころか、そんな僕の目の前で服を脱ぎ始めたのである。
――ど、どういうことだ?
ぽかんとしながら僕は自身の身体を見る。
なにも変わりはないようだが…、どうやら愛ちゃんやその他女子たちには僕の姿は見えていないようだ。
テンパる僕をしり目に、愛ちゃんは服をどんどん脱いでいく。
上着をすべて脱ぎ去るとその下からふくよかな胸と、それを包み込むピンク色のブラジャーがお目見えした。
脱いだ上着をきちんとたたみ片づける愛ちゃん。
そんな愛ちゃんの後ろから、友達の女子が襲い掛かった。 「あ〜いっ!どう?ちょっとは大きくなった?」
「あっ、ちょっとっ!」
愛ちゃんは困った声を出しながら、身じろきする。
友達は尚も悪ふざけを続け、その胸を揉み始めた。
「ほうほう?以前から変わりはないようですな?」
「ちょっと、や、やめてよ」
友達の手の中でむにゅむにゅと形を変えるお胸様。
愛ちゃんもその手から逃れようとするのだが、慣れているのか友達はその身を逃さない。
「ほれほれ、急がないと時間がないぞ?下も脱いじゃえ」
友達はすっと手を伸ばすと、フックを外し愛ちゃんのスカートを取っ払う。
ストンと落ちた彼女の腰回りには、朝見たピンクの下着ではなく、水色のパンツが穿かれていた。
「あれ?下着にも気を使う性質のあんたが珍しいわね?」
「ちょ、ちょっとね…」
朝穿いていた筈の桃色パンツは僕のカバンの中にある。
きっと愛ちゃんは替えの下着を持ってきていてお昼に履き替えたんだろう。
歯切れの悪い愛ちゃんに「ふ〜ん」と言いながら友達は愛ちゃんから離れる。
そろそろ、悪ふざけが過ぎると本当に遅れてしまうからだ。
解放された愛ちゃんは一息吐き、床に落ちたスカートを拾う。
―お、おおう…
前かがみになる時、友達にもみくちゃにされてた為、その胸を覆うブラの肩紐がズレてしまっていた。
ブラのカップと胸の間に隙間ができ、その先が目前に晒されそうになる。
「あい?早くしないと本当に遅れちゃうよ?」
「ちょっともう!悪ふざけしたからでしょ!!」
愛ちゃんは友達に怒りながら、半袖半ズボンの体操着に手早く着替える。
そして、出て行った女子や友達を追いかけながら更衣室を出て行った。
…、僕はそのあとに周囲を気にしながら女子更衣室から出る。
「どうだった?」
「う、うん…」
保塚が僕に話しかけてくる。
上下別の下着を嫌う人もいるらしいけれど、僕は意外とありだと思った。 体育の時間。皆があまり乗り気にならないマラソンである。
あのあとギリギリ間に合った僕と保塚は、ゆっくりとしたペースでトラックを走っていた。
男女混合で、特別指導も必要ない為かゴリと呼ばれている体育教師も暇そうに欠伸している。
張り切っているのはスポーツ男子たる斉藤ぐらいなものだ。
「はぁ、はぁ…」
「すこし休憩にしようか」
疲れてきた僕を気遣ってか保塚が声をかける。
インテリメガネ男子の保塚であるが、実のところ運動神経は斉藤に負けづ劣らずである。
また斉藤も実はトップクラスの学力成績をもつハイスペックマンである。
…、うん、なんで僕と友達なんだろうか?
「ほら、水のみなよ」
「う、うん、ごめん…」
グラウンドに張られたテントの下に入り、僕は受け取った水を飲む。
同じく疲れが出て来たのか、クラスメイトの男子、女子も休憩をしにやってきた。
「がんばるねぇ」
「斉藤のことか?」
保塚の呟きに僕が返す。
いいや、と首を振り保塚は目を見やる。
「愛ちゃんだよ」
視線を向けるとほっほっと息を吐きながら愛ちゃんがグラウンドを走っていた。
よくよく見れば、愛ちゃん以外の女子は疲れたのか、サボっているのかもう走っていない。
真剣な顔で走っている愛ちゃん。
体温が上がってきたのか袖から見える腕と脚は少しピンクに染まっている。
「暑そうだ、ちょっと涼しくしてあげようかな」
保塚が呟いた。
その時、すぅーっと息を吸うのが聞こえた。 =Rainmaking=
晴天だったはずの空が途端に曇り出した。
その直後、灰色の雲が空を覆うとバケツをひっくり返したような雨が降り始めた。
ザァー、ザァー…
大ぶりの雨で前が見えない。
休憩に入っていた僕やクラスメイト達はテントの下に居たために被害はなかった。
しかし、一人まじめに走っていた愛ちゃんはそうではない。
ずぶ濡れになりながら愛ちゃんはテントに向って走ってきた。
「はぁー、はぁ、い、いきなり降ってきたねぇ…」
びしゃびしゃになった顔を手で拭いながら愛ちゃんは息を吐く。
更衣室でじゃれていた友達がハンドタオルを渡し、それを受け取っていた。
タオルを頭に乗せ髪をガシガシと拭く愛ちゃん。
髪を拭くためにぶんぶんと頭と上半身を振る愛ちゃん。
雨に濡れた彼女の身体にはシャツもズボンもぴっちりと張り付いて、そのシルエットを浮かび上がらせる。
白いシャツは濡れ、その下にあるピンクのブラシャーを透かしていた。
ぶんぶんと揺れる濡れ透けた胸とブラジャーはフェチシズム刺激し、目を離すことが出来なかった。
「あい、下着大丈夫?替えある?」
「うぅん、一応替えはあるけど…」
じっと愛ちゃんを見つめていると、彼女を心配していた友達と目があった。
―あ、やばい…
その友達はにっこりと笑うと、近くにあった水入りのペットボトルを掴むと、
「こっち見てんじゃねーぞ!!」
すごい勢いで投げられたペットボトルに頭を打ち抜かれ、僕はぬかるんだグラウンドにぶっ倒れた。
通り雨だったのか、雨はいつの間にか止んでいた。 放課後。
朝の数学教師に呼び出され僕は別館にある準備室にいた。
あれこれとお叱りを受けたあと、プリントを教室に運んどくようにと言いつけられた。
不満だが仕方ない。
僕は仕方なく紙の束を持ち上げ本館にある教室へと歩き出す。
別館から本館に繋がる渡り廊下に差し掛かった時、向こう側から誰と鉢合わせした。
愛ちゃんだ。
渡り廊下の真ん中で鉢合った僕たちは足を止め顔を見合った。
心なしか恥ずかしそうに顔が赤くなっているように見えるは気のせいではないだろう。
気まずい雰囲気が流れる。
雨に濡れた愛ちゃんをじっと見ていたのがばれた為だ。
愛ちゃんは腕に抱えた本を抱きながら目線をキョロキョロとしながら決して目を合わせようとしてくれない。
「や、やあ…、奇遇、だね」
「そうだね」
き、気まずい…
「えっと、別館に用でもあるの?」
「え、…あ、うん、図書室に…」
「そ、そうなんだ」
ははははは、と笑って会話が止まる。
えっと、と呟いて愛ちゃんは、
「じゃあ、その私いくね…」
「あ、うん」
この空気に耐え切れなくなったのか愛ちゃんは僕に別れを告げて足を踏み出した。
その時、すぅーっと息を吸うのが聞こえた。
=Wind=
どこからか一巻きの風がふいた。
くるくると回るそのつむじ風は雨に濡れた落葉と、僕の持っていたプリントをばら撒く。
宙に舞う落葉とプリント、そして舞い上がる愛ちゃんのスカート。
「あっ…」
僕の目にはその光景がスローモーションに見えた。
ゆっくり浮き上がったスカートのその下には、
朝見たピンクのパンツでも、昼見た水色のパンツでもなく…
「きゃ、きゃあああああああああ!!!!!」
大きな叫び声と共に顔を真っ赤に染めた愛ちゃんが、僕の脇を走り抜けていく。
思わぬ光景に僕は膝から崩れ落ちた。
超能力者と魔法使いどちらがすごいか?
そんなこと今の僕にはわからないし、どうでもいい。
ただ今わかることは一つ、
愛ちゃんの茶髪は地毛である、ということだ。 終わりです
タイトルは「超能力者VS魔法使い&巻き込まれた愛ちゃんwith役得(?)な僕」 >>707-721
超乙
下着アポーツ、クロッチチェック、ノーパンと好みど真ん中ストライクで即シコだった
これに懲りず是非また書いて欲しい
というかこのスレとか過去にどこかで投下してた人だったりする?
初めてだとしたらレベル高いな 一応、続きも書けるようにしているけれどネタがないわ
変わりに別の考えるからそれでガマンしてくれない?
いつになるかわからんけど 完全素人の動画を探し続けて、ある結果に辿りつきました!!
やっぱり良質なエロ動画をGETするには、やっぱり情報が命だと思います!!
そんな情報をブログにまとめてみたので是非ご覧ください!!
http://ur0.biz/Pjcl パンツ脱がす系のシチュは手を変え品を変えキャラを変えてでも色々やって欲しいな
カオシックルーンのグリスカントは今でも心の師匠だよ 全裸待機、いやまだ寒いから靴下とネクタイは許してくれ 紐パン解けるシチュ好きだから気が向いたら入れて欲しいな もちっとかかりますー
あと、すっげぇ短いのでいいなら、紐パンシュチ思いついたからついでに書いてもいいよ? >>706の続編というか新作はマジで楽しみにしてる そこは女人禁制の御食事屋。
一度食べれば精力滾り。
二度食べれば硬さ滾り。
三度食べれば皮も剥け。
忽ち女人を虜にせしめる剛槍の主の誕生。
だが、女人がそれを食べてしまったら?
一度食べれば淫性開花。
二度食べれば乳房膨張。
三度食べれば母性覚醒。
今までの乳房と比べるべくもない豊かな乳房から、白濁した乳汁を垂れ流す娼婦の誕生。
汎ゆる男を歩きながらにして誘い、強姦さえ悦ぶ性の奴隷に堕ちてしまうだろう。
そこは女人禁制の御食事屋。
漢になりたい男の為の御食事屋。
女が食べれば牝に堕ちる御食事屋。
ほら見よ、彼処に哀れなる女が一人。
みたいな、魔法の食事屋とかはありなんかね
食べたらダメと知りながら、自分の胸やモテなさを解決してくれたからと食べてしまうような魔法の食事屋 オムニバス形式やりやすそうではある
書き手のアイデア量次第だけど 感度が悪く、夫との性行為でも喜んだことのない人妻・美由紀
そんな美由紀が、とある店で魔法を受けることにより、女としての悦びを手に入れられると聞いて半信半疑で店を訪れる
魔法を掛けられた美由紀だが、本当に性感を手に入れられたか分からない為、一度限りと決意して魔法使いに抱かれる。
美由紀はその時に人妻から雌に堕ち、魔法使いに媚びるようにアヘ顔を晒しながらセックスを懇願する。
これなら、と思い、一応と魔法を再度掛けてもらって帰宅し、夫との性行為に到るも、魔法使いに抱かれた時のように喜ぶ事は出来ず。
魔法使いの店に再度訪れた際に、魔法を掛けて抱いてほしいと願ってしまう。
魔法使いより、これ以上魔法を掛けて自分に抱かれては、最後の一線も超えてしまうことになると忠告するも、美由紀は魔法に堕ち、魔法使いに堕ちることを望んでしまう。 文字の羅列が部屋に響く。
真冬に暖房もない部屋にいるのに、この店に来るまでは寒さに凍えていたのに、美由紀よ身体は徐々に熱を帯びていく。
股間がじんわりと疼き、腹の奥の孕む為の器官が蠕動する。
自慰でも夫との性行為でも味わったことのないコレが、本来の自身の奥底に眠るもの?
「……ぁ……ぁぁ……」
「ははは、初めてですか?仕方ありません。奥さんの身体は性の悦びを知らずに閉ざされてしまっていた。眠っていた淫性を無理矢理目覚めさせたのです」
「そ…なぁ……」
何かの木で出来た杖の先が美由紀の乳房の先端に触れるだけで、美由紀は小水を垂れ流して善がる。
部屋にアンモニアの臭いが満たされていく中、美由紀は艷やかに微笑んだ。
「魔法使いさん……♪」
「一度でいいです♪私を抱いてください♪」
「私がどれだけ淫乱なのか、浅ましいのか」
「自分で知っておきたいの…♪」
仰向けだった女体がうつ伏せになるようによろよろと動き、肉鞠の如き乳房がマットレスに押し付けられて形を潰し、その刺激に甘い悲鳴が響く。
「やれやれ、私に不倫しろと?」
「駄目ですか、魔法使いさん…?」
「不安がらない。……まぁ、私がしなかったからと外に出したら、五分でそこらへんの男の毒牙に掛ってしまいそうですしね。一度限り、愛撫はありませんよ?」
「はい♪」
美由紀は知らない。
魔法に携わるしか見えぬ刻印が、彼女の全身に奔っていることを。
魔法使いが愛おしげに魔力の残滓を撫でると、それだけで美由紀は背筋を震わせて悶える。
徐ろに出された男性器が夫のソレを凌ぐサイズに隆起しているなど知らずに、アンモニア臭のする染み付パンツを剥ぎ取られる感覚に悦び、そして───
不感症の人妻の甘い咆哮が部屋に響き、貞淑の仮面を剥ぎ取られた美由紀は牝に堕ちた。 女の子を擬似妊娠させる魔法の使い手が、つるぺたクラスメイトやエロい保険医、厳しい教師相手に妊婦体験させていくとかバカバカしくて考えたわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています